滝実

たきまこと



当選回数回

滝実の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月21日第125回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○説明員(滝実君) 大臣の御答弁の前に、私から若干の事務的な御説明をさせていただきたいと思います。  大臣からも申し上げましたように、取得税につきましては、消費税と若干異なりますのは、流通税の性格に加えまして、やはり原因者負担と申しますか、応益負担と申しますか、そういう要素が若...全文を見る
03月05日第126回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
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○滝政府委員 地方財政計画に見込まれた地方の税収見積もりでございますけれども、最近の景気動向を反映いたしまして、法人関係税あるいは利子割等において大幅な減収となる、こういうふうに見込まれるところでございます。  一方では、前年度課税でございますところの個人住民税、あるいは安定的...全文を見る
○滝政府委員 景気に最も敏感にリンクしますところの法人関係税、こういうところでは確かに思うような状況ではない、こういうことでこの地方財政計画上もそういった法人関係税が中心のところは相当な減収を見込んでおるわけでございますけれども、それ以外の安定的な税目、こういうところではそれなり...全文を見る
○滝政府委員 道府県税につきましては、ただいまも若干申し上げましたけれども、前年度に比較いたしまして、道府県税全体としましては十四兆八千億ということでございますので、道府県税全体としては四・二%の減、こういうことになるわけです。全体の道府県税でございますね。  そういうことにな...全文を見る
○滝政府委員 確かに法人二税は、この平成五年度の税収見積もりでもそうでございますし、また、平成四年度の現在までの全国的な収入状況と申しますか調定状況を見ましても、当然のことながら現在の状況を反映した格好になっておりまして、非常に厳しい、こういうふうに私どもも見ているところでござい...全文を見る
03月25日第126回国会 衆議院 地方行政委員会 第6号
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○滝政府委員 平成五年度の税収の見込みの状況でございます。  これにつきましては、最近の課税実績あるいは政府の経済見通し、それから何といっても国税との連関の部分がかなりあるものでございますから、国の税収見積もり、そういうものを基礎に個々の税目ごとに見込んでいるわけでございます。...全文を見る
○滝政府委員 ただいま御指摘がございましたように、今回の評価がえにつきましては、大都市部分とその他の地域との間で格差が生じるだろうということも当然想定されるわけでございます。したがって、そういうような全国的な市町村の状況というものも片や勘案しながら調整措置を講じてまいらなければな...全文を見る
○滝政府委員 おっしゃるとおりこの今回の評価がえは、昭和三十九年に大規模な評価がえをして以来のものだというふうに私どもも認識をいたしております。そういう意味で、その三十九年あるいは四十八年、こういうような過去の大規模な評価がえ作業、こういうものを今回は十分に検討して進める必要があ...全文を見る
○滝政府委員 ただいまも御指摘がございましたように、固定資産税というのは、評価がえという大きな作業が過去の歴史からいっても避けられない問題を持っております。したがって、その評価に当たりましては、当然過去の実績を踏まえた検討をしなければなりませんし、また、その際には固定資産税のあり...全文を見る
○滝政府委員 まず、道路財源の問題でございます。  御指摘のように、今回の第十一次の五カ年計画におきましては、地方の事業、特に地方単独事業の伸びが大変著しい、そういうところに特に力を入れている、こういう計画でございます。したがいまして、私どもも、道路関係税でございますところの例...全文を見る
○滝政府委員 二点ほどあったかと思います。  一つは、公示価格の七〇%をめどに固定資産の評価を目指す、こういうことの根拠は何かということでございます。  これにつきましては、私どもは従来からいろいろ検討を進めてまいりましたし、過去においても当地方行政委員会におきましてこの点に...全文を見る
○滝政府委員 先ほども若干申し上げたかと存じますけれども、問題はやはり不動産鑑定の基準になります不動産鑑定評価基準の運営の問題も中には含まれているというふうに思うわけでございます。その中でこの評価基準が打ち出しておりますのが、できるだけ収益還元法を積極的に活用すべきだ、こういうこ...全文を見る
○滝政府委員 問題が二つあるかと思います。  一つは、端的にこの新聞の広告の取り上げ方のトーンになっております、固定資産税が二倍にも三倍にもなるよ、したがって今のうちに資産運用を考えた方がいいんじゃないでしょうか。こういうふうな内容の部分でございます。これについては私は、少なく...全文を見る
○滝政府委員 ただいま御指摘の、固定資産税というのは市町村の基幹的な税目でございますから、それに対応して少なくとも市町村の財政需要の伸び程度は確保する必要があるという、今回の税制改正に先立ちましての政府税制調査会の答申の中にそういう指摘があるわけでございます。  私どもは、この...全文を見る
○滝政府委員 先生の御指摘は、理屈としてそういうようなことを考えていく必要がある点もあろうと思います。  私どもが十二年を今回評価がえの調整措置の基本に置いておりますのは、いわば財政需要のある程度の伸びを想定してそこから逆算してきたというわけではないわけでございます。もう少し具...全文を見る
○滝政府委員 先生は、財政の規模の伸びが過去十年間平均すると年率五・五%ですから、それでいくと十五年で倍になる、それからこちらの方はいわば単純にモデル設定をすれば十二年で三倍になるじゃないか、そうすると、政府税調が指摘した財政需要の伸び程度ということを言っているけれども、それ以上...全文を見る
○滝政府委員 十二年の問題を十五年に延長した場合の考え方いかん、こういう御指摘でございますけれども、私どももそういうようなことも作業過程においては計算したこともあるようでございます。ただ、これも長ければ長いほどいいというものでも必ずしもないわけでございまして、仮に十五年を前提にし...全文を見る
○滝政府委員 先生の御指摘のとおり、農地についてはやはり一般の宅地とは違った観点からの配慮があってしかるべき、こういう御意見でございますけれども、実際にはそういうような考え方をベースにした課税方式というものを農地については導入させていただいているというのが実態だろうと思います。た...全文を見る
○滝政府委員 これは、先生は専ら農地とか山林については特に御専門でいらっしゃいますので、私もあるいは的外れなことを申し上げるかと存じますけれども、この収益還元というものを徹底させれば当然そういうような考え方が出てこようかと思います。ただ、農地の場合でも実際の取引というものが何がし...全文を見る
○滝政府委員 おっしゃるとおり、基本的には大都市地域と申しますか地価の高い地域というものを想定して、その中で標準的な面積からいうと二百平米ぐらいが小規模と言えるものかなということにあったと思います。おっしゃるように、地方へ行けば二百三十平米とか二百六十平米とか、いわば公的に供給す...全文を見る
○滝政府委員 平成四年度の実績を見通しますと、途中経過でございますけれども、ことしの一月末現在での都道府県の税収状況から判断いたしますと、平成四年度の税収トータルは恐らく平成三年度の決算を下回る、こういうような見通しだろうというふうに思っております。そういう意味では、おっしゃるよ...全文を見る
○滝政府委員 特に景気が落ち込むような時期になってまいりますと、法人事業税の課税標準に何らかの外形基準を導入すべきだというような気持ちが強くなるわけでございますし、また事業税については、そういうような方向での検討をすべき、こういう観点から長年の間いろいろな提案もなされてきたわけで...全文を見る
○滝政府委員 大変厳しいお尋ねでございまして、基本的に言えば、御指摘にもございましたように、一時は法文の格好でこの外形標準というものの一つが地方税法で規定されていた時代もあるわけでございますが、それはその時代の経済情勢に合わないということで見送られてきたわけでございます。  こ...全文を見る
○滝政府委員 これは先生が一番お詳しいかと存じますけれども、確かに現在の基準から申しますと人口三十万以上となっておりますので、人口三十万にちょっと足らないという都市が全国にはかなりございます。そういう意味では、わずかに足りないところについては、やはり都市環境の整備、こういうような...全文を見る
○滝政府委員 この問題につきましては、先ほど大臣から御答弁を申し上げたところでございまして、大臣も特に力を入れて一年に限りというところを強調されておりますので、その点で御了解をいただきたいというふうに思っております。
○滝政府委員 この点につきましてもたびたび御指摘をいただいておりまして、大変心苦しい点でございます。もともと事業税におきましては、社会保険制度の普及あるいは充実を図る、こういうような観点から、昭和二十七年度にこの社会保険診療報酬については課税をしない、こういうことで現在に至ってい...全文を見る
○滝政府委員 ただいま先生からの御質問に対しまして審議官からも御答弁申し上げたわけでございますけれども、やはり何と申しましても、私どもが税制改正の作業に取り組む際には、こういったものが作業の中ではいわば一つの大きなウエートを占めているということでございます。その中で、一遍できたも...全文を見る
○滝政府委員 形式的なことから申し上げますと、国民健康保険料の限度額におきましては既に五十万円になっている、こういうような実態を踏まえて今回の限度額の引き上げを提案させていただいているわけでございます。  その中身といたしましては、この問題は国保事業の支出あるいは収入、そういっ...全文を見る
○滝政府委員 先生は具体的な実際の保険事業をごらんになっておいでになりますから、余り私の方から多くを申し上げる必要はないわけでございますけれども、基本的には国民健康保険制度全般の中でどう持っていくかということに尽きるわけでございます。  この点につきましては、現在も医療保険審議...全文を見る
○滝政府委員 国保税の御負担をしていただく場合の基準、課税標準につきましては、大きく分けて三つくらいの方式があるわけでございますけれども、そのうちの一つの方式の中には、おっしゃるように、資産割額と申しまして固定資産税に関連した固定資産税額を御負担をいただく場合の一つの基準にしてい...全文を見る
○滝政府委員 御指摘のように、今回の固定資産税の評価がえは近来にない大きな作業を予定をさせていただいているわけでございます。したがいまして、御指摘のように今回の評価がえによってそれは直ちに税収の増というか固定資産税の増加に結びつくものではない、そういう趣旨ではございませんので、要...全文を見る
○滝政府委員 第一点にございました財政需要の伸びと、この評価がえに伴う収入の見通しのお尋ねでございます。  御指摘にもございましたように、政府税制調査会の答申におきましては、固定資産税につきましては少なくとも市町村の財政需要に見合った伸びは確保すべきである、こういうようなコメン...全文を見る
○滝政府委員 社会保険診療報酬の今回見送らさせていただきました背景でございます。  これにつきましては、御指摘いただきましたように、国における所得税あるいは法人税においては、既に概算経費率による課税に制度改正がなされているわけでございます。したがって、私どももこの事業税につきま...全文を見る
○滝政府委員 この問題につきましては、御指摘のとおり昭和六十年にこの見直しがございまして、それ以来いわば激変緩和と申しますか、経過措置が更新されて今日に至っているわけでございます。  今回も従来の方針に従いましていろいろ検討もされ、また意見も交換をしてまいりましたけれども、結論...全文を見る
○滝政府委員 これは先生もおっしゃっておられますけれども、大体想定されますように、新聞業あるいは出版業、そういったところがこの紙関係になる事業ではないかと思います。
○滝政府委員 四年度の地方税収入の動向でございますけれども、私どもが把握しております数字は、一月末の都道府県の収入状況、これからいたしますと、大体予想されるところでございますけれども、法人関係税あるいは住民税の利子割が落ちる、こういうようなことでございまして、現在の段階では前年度...全文を見る
○滝政府委員 平成五年度の地方税収入の見込みでございますけれども、都道府県あるいは市町村合わせまして、トータルとしては一・六%の増にとどまっておりまして、三十四兆五千億余り、こういうことになるわけでございます。  中身は、都道府県はやはり非常に厳しい状況でございますので、都道府...全文を見る
○滝政府委員 まず、現在見積もっております都道府県税の問題でございますけれども、これは数字で申しますと四.二%の落ち込み、こういうような前提に立った見込みを既にとっております。したがって、私どもとしては、現在の収入見込み程度は何とか確保できるのではないだろうか、こういうような期待...全文を見る
○滝政府委員 赤字法人への課税問題というのは、これは御指摘のように、前々から問題点が指摘されております。現在、法人の約半数近くが赤字申告を行っている、こういうような状況でございますから、地方税においてもこれでいいのだろうか、こういうようなことで指摘をされておりますし、そういうよう...全文を見る
○滝政府委員 この問題につきましては、実務的な観点も含めていろいろ研究をしてまいったわけでございます。基本的には外形基準を導入するのが望ましいということについては、これはもう異論がないわけでございますけれども、問題はこの外形基準というものを何に求めるのか、こういうことで税制が非常...全文を見る
○滝政府委員 これはやはり基本的には業種間での変動に格差がどうしても出る、こういうことでございまして、したがって、一方の業種がそれで満足すれば、恐らく他の業種は、要するに公平感という観点から異論が出るということが最大の障害かと思っております。
○滝政府委員 外形課税の導入というのは、これは事業税にとっては、いわば創設以来の一つの理念でございます。したがって、これにつきましては、いろいろな障害があってなかなか踏み切れないという問題でございますけれども、やはりそのときの経済状況、社会状況によっては何とか道が開ける、こういう...全文を見る
○滝政府委員 基本的には現在の地方税制の中で、法定外の普通税とかそういうような格好でそういうようなものを編み出すということは可能かと存じます。
○滝政府委員 基本的にはそういうような団体がないように、こういうことで軽油引取税の引き上げということをお願いをいたしておるわけでございますけれども、若干の減収になる団体というのはやはり生じざるを得ないというのが恐らく実態だろうという感じがいたしますけれども、数にすればそれはそんな...全文を見る
○滝政府委員 特別な仕掛けを考えるわけではございませんけれども、そういうような若干でも減収が生じる団体につきましては、当然地方交付税上の算定を通じまして適切な配慮をいたしたいというふうに考えております。
○滝政府委員 今回の評価の中で基本は、地価公示価格の七割程度を目標とする、こういうことでございます。これにつきましては、従来から一物四価と言われておりましたようにいろいろな評価がなされてきたわけでございますけれども、土地税制の合理化を図る、こういう観点から一つのよりどころとして地...全文を見る
○滝政府委員 いろいろな考え方があるだろうと思うのでございますけれども、収益還元価格とか売買価格とかということもさることながら、総合的に見て公示価格と固定資産の評価とでは性格に違いがある、こういうことにならざるを得ないと私どもは基本的に思います。  これも細かい議論をしてまいり...全文を見る
○滝政府委員 地価安定期においてもばらつきがあったということは従来から言われていることでございますし、またそれが地価高騰時期には激しくなったということも言われているわけであります。したがって、土地税制というか土地制度の整理に当たりましては、少なくとも税の中での評価につきましてはそ...全文を見る
○滝政府委員 御指摘のとおり、通達におきましては「当分の間」という表現を使っているわけでございます。これは将来にわたる問題でございますから、そういうことを見通しますとどういうような変化があるやもしれない、こういうことでございますけれども、少なくとも特段の事情がない限り、この七割と...全文を見る
○滝政府委員 今後三年間の税負担の変化、こういうことのお尋ねかと存じますけれども、この辺のところは極めて大まかな推計をしている段階でございます。したがって、もう少し評価の作業が進みませんと数字を申し上げてはいかぬのかもしれませんけれども、いろいろな前提を置いて評価を推計いたします...全文を見る
○滝政府委員 土地に対する税というのは、今御指摘になられましたような制約というのはどうしても免れない問題だと思います。したがいまして、過去においても昭和三十九年の評価がえもそうでございましたし、それからその後十年の昭和四十八年から四十九年にかけての地価の高騰のときもそうでございま...全文を見る
○滝政府委員 これはまさしく大難問だというふうに考えられるわけでございます。結局、評価額そのものを使ってまいるようなことをやりますと、要するに、現状の全国の市町村の中で税収に大変ばらつきが出るというか大変動が出る、こういうようなことがあるわけでございます。  それでは、先生のお...全文を見る
○滝政府委員 今の御指摘の日本経済新聞は私も読ませていただきました。タイトルが大変ショッキングというか、非常に強硬措置をとるかのごときタイトルでございますので、私ども、日経新聞の書いたと思われる記者さんに抗議を申し入れたことがあるのでございますけれども、要するに、御承知のとおり基...全文を見る
○滝政府委員 この七割基準の問題につきましては、政府税調の問題もございますし、それから今の中央固定資産評価審議会の問題もございます。いろいろな意見を聞いてそういうふうに決定させていただいたわけでございまして、仰せの固定資産税評価審議会の問題はそうでございます。
○滝政府委員 それは先生もたびたびこの場所で御指摘になっておりますけれども、私どももそういうような主張をしてまいりました。今回この公示価格をよりどころにしようという中には、公示価格そのものの評価方法において相当な努力がなされてきている、こういうことを私どもは期待をいたしているわけ...全文を見る
○滝政府委員 端的に申しますと、そういうことでございます。  ただ、先ほど来申し上げておりますように、公示価格の方の評価も大分変わってきた、こういうふうに私どもは認識をいたしております。先ほども申し上げましたように、不動産の鑑定評価基準に二つの点を指摘されているわけですね。 ...全文を見る
○滝政府委員 御趣旨がよくわからないところがあるのでございますけれども、七割の問題は、昨年のちょうど今ごろの地方税法案について御審議いただいたときも、七割というのは一つの検討している数字だということも申し上げてまいりましたから、七割そのものについては当然前々からそういうものを中心...全文を見る
○滝政府委員 そういうような点はこれはあり得ることだと思います。と申しますのは、平成三年のちょうどこの固定資産の評価がえに伴う地方税法の法案の審議の際にも、この公示価格の一定比率で、こういうようなことは申し上げてきたわけでございますけれども、既にその段階から私どもは内部的には七割...全文を見る
○滝政府委員 御指摘のように、固定資産税は持続的な維持、使用、これを目的として、それに対して資産価値に着目して課税するものでございますから、当然固定資産税が負担にたえかねる、こういうようなことは避けなければならない、こういうことでございます。したがって、このような観点から今回の調...全文を見る
○滝政府委員 御指摘のように、国民健康保険税の課税標準の三つある方式の中の一つには、資産割というものをとっている方法がございまして、大多数の市町村が国民健康保険税を課税する場合にはこういうような方式をとる例が多いのでございますけれども、その中で、確かに今回の評価額のアップに伴って...全文を見る
○滝政府委員 自治省もということでございますけれども、私どももやはり国際比較する場合には、比較そのものがなかなか難しいのでございますけれども、付加価値税というものを抜きにして比較するのはいかがだろうかな、こういう感じがします。  おっしゃるとおり、欧米における付加価値税は日本と...全文を見る
○滝政府委員 自動車取得税でございますけれども、これはもともと自動車の所有権の移転という事実に着目いたしましてその担税力がある、こういう判断のもとに地方道路目的財源として課税をする、こういうことで自動車取得税が創設されてきたわけでございます。  そういう意味では、自動車取得税は...全文を見る
○滝政府委員 先生の御指摘は、この自動車取得税の暫定税率が長い間暫定税率で来ているわけでございますので、これは昭和四十九年から暫定税率ですから、課税するなら本則に戻すべきだ、こういう御指摘かと思います。  しかし、この辺につきましては、政府の税制調査会の指摘におきましても、当面...全文を見る
○滝政府委員 現在の免税点は、平成二年度の税制改正の際にそれまでの三十万円の免税点から五十万円に引き上げさせていただいたわけでございます。  その際の基本的な考え方は、中古車のほとんどはこれによって課税点以下になるだろう、こういうような見込みのもとに事実上行ったというのがその実...全文を見る
03月26日第126回国会 参議院 地方行政委員会 第3号
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○政府委員(滝実君) 先生が今おっしゃいましたように、私どもも先生と気持ちは同じでございまして、できることなら当然これは課税をさせていただきたい、こういう気持ちでございますけれども、ただいま審議官から申し上げましたように主として技術的な問題、それが結局地方税という個々の地域団体の...全文を見る
03月29日第126回国会 参議院 地方行政委員会 第4号
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○政府委員(滝実君) 平成四年度の地方税収の見込みいかん、こういうお尋ねでございます。  現在段階では、まだこの一月末までの計数的なものしか私ども把握しておりませんので、二月、三月以降の確定的なことは申し上げられませんけれども、法人関係税あるいは利子割、こういうところで前年を大...全文を見る
○政府委員(滝実君) 先ほど申しましたように、確定数字で申しにくいのでございますけれども、恐らく平成三年度の決算額を約二千億ぐらい下回るのではないだろうか、トータルでございますが、そういう状況でございます。
○政府委員(滝実君) 平成五年度の税収見積もりでございますけれども、トータルとしましては平成四年度に比べて一・六%増の三十四兆五千億円ばかり、こういう見積もりをさせていただいております。  この前提には、今申しましたように決算見込み等もあらかじめ前提に置いておりまして、平成五年...全文を見る
○政府委員(滝実君) 経過をできるだけポイントを逃さずに説明せよ、こういう仰せでございますので、多少長くなるかも存じませんけれども申し上げたいと存じます。  現在の固定資産税における土地の評価につきましては、長い歴史の中でポイントをさかのぼりますと、昭和三十九年の評価基準の改定...全文を見る
○政府委員(滝実君) この従来の流れから申しますと、例えば昭和五十年代の地価が安定していた時代に地価公示価格との対比で固定資産の評価が平均すると七割近くまであった、こういうことを私どもは申し上げているわけでございますけれども、その際の状況を見ますと、例えば一番公示価格に接近してい...全文を見る
○政府委員(滝実君) これは野呂先生もおっしゃっていましたけれども、学問的な性格づけとしては収益的な課税でありますとか財産課税でありますとかということが言われているわけでございますが、それは先生は収益的財産課税という両方の意味を持っているんだと、こういうことでございますので、私ど...全文を見る
○政府委員(滝実君) 先ほどの野呂先生の考え方についてちょっとコメントさせていただきたいと思うのでございますけれども、要するに、野呂先生のおっしゃる一つの考え方の中には、固定資産税というのは市町村の基幹的な税でかつては三分の一ところか四割五割までいった時代もある、ところが最近はそ...全文を見る
○政府委員(滝実君) 七割の根拠は、これは当委員会におきましても申し上げてまいったわけでございますけれども、やはりこの公示価格と固定資産の評価とが接近していた時期、その平均的なところが六七・四%まで接近したのが昭和五十六年の時点でございますけれども、その時代に平均すると六七・四と...全文を見る
○政府委員(滝実君) お尋ねの中で一つつけ加えて最初に申し上げますと、この七割という結論を出したリポート、これはそのセンターの中に土地研究委員会という組織をつくりまして、そこにただいま申しましたように学界の専門家あるいは不動産関係の実務に精通する人それから税務当局、こういう方々に...全文を見る
○政府委員(滝実君) 後から資料を届けさせていただきます。
○政府委員(滝実君) 今回の負担調整措置につきましては、これは要するに総合的な観点から調整措置を講じるということで、土地、それから土地だけでも不十分な点もございますので家屋についても減価措置を講じる、こういうことで土地と家屋とを一体として調整するというのが一点でございます。  ...全文を見る
○政府委員(滝実君) 先生のおっしゃる趣旨は、私どももそういうことはやはり心配をしなければならない問題だろうと思っております。  ただ、固定資産の性格からいたしますと、やはりそのときそのときの時価を正確に押さえておく必要ある。評価額はやはりきちんとしておく必要ある。こういうこと...全文を見る
○政府委員(滝実君) 税率につきましては、当然、今回の調整措置のみならず毎回の調整措置を講ずる場合でも税率の見直しの点は基本的な問題として当然イの一番に検討しなければならない問題でございますけれども、これで調整措置を講じようと思いますと、ただいま問題になっておりますような土地の価...全文を見る
○政府委員(滝実君) この問題については特にその点が重要だと私どもも考えておりますし、それから市町村の皆さん方も、昨年自治大臣を囲んでの懇談会を全国五つに分けましたブロックごとに開催しました折にも直接そういうような御意見を承らせていただいております。  要するに、評価がえの問題...全文を見る
○政府委員(滝実君) 家屋の評価の問題は、これは先生も御案内のように、説明をいたしますとなかなか難しいというかややこしいところがございます。  特に家屋だけについて申し上げますと、一般的には、その家屋を新しく建て直したときにどの程度お金がかかるか、こういうことから出発をいたしま...全文を見る
○政府委員(滝実君) 今回の固定資産の評価がえに伴う調整措置につきましては、本来的に税の増収を前提とするわけではございませんので、そういう意味ではできるだけ負担の増加を来さないように、こういうような調整措置を講じさせていただいているわけでございますけれども、それにいたしましても、...全文を見る
○政府委員(滝実君) 軽油引取税の今回の引き上げの背景でございますけれども、やはり何といっても地方道路の整備水準が依然として低い、こういうことに尽きるわけでございまして、そのためにはなお道路目的財源としてそういうものが必要なんだ、こういうような判断に基づくものでございます。  ...全文を見る
○政府委員(滝実君) おっしゃるとおり、平成三年から四年、五年というものをトータルいたしました増収試算は、宅地だけで六千五百億円と当時見積もっておりました。
○政府委員(滝実君) これにつきましてもおっしゃるようなことでございまして、この宅地だけの六千五百億円が三年間にあるものですから、これをいわば一つの見合いにして何にこの増収分を振り向けるか、当時こういうような議論があったわけでございます。  当時、住民税の負担感が非常に強い、こ...全文を見る
○政府委員(滝実君) さようなことを申し上げさせていただきました。
○政府委員(滝実君) ただいま先生から御指摘の、そもそも今回の評価がえが固定資産税そのものに対する信頼性という問題から出発している、こういう御指摘でございましたけれども、私どももそういうつもりでございます。  それから、それにしてはそのお手本となる地価公示のポイントが二万点とい...全文を見る
○政府委員(滝実君) これは先生の御指摘のとおり、今回の評価がえというのは、少なくとも納税者の方々が負担ができないというような、税の増加につながるということではあってはいけないわけでございまして、そういう意味ではおっしゃるように、この評価の問題と税金の実際の金額、こういうものとは...全文を見る
○政府委員(滝実君) これはおっしゃるとおり、私どももできるだけなだらかな負担をいただく、こういう観点からの調整措置を今回考えさせていただいているわけでございます。  これにつきましては、土地については評価額において全国平均三倍ほどの増加をするわけでございますけれども、負担調整...全文を見る
○政府委員(滝実君) 自動車取得税の暫定税率につきまして五年間延長することといたしておるわけでございますけれども、ただいま大臣から今回の道路財源につきまして申し上げさせていただいたような理由に基づくわけでございます。しかし、これにつきましては先生の方から御指摘ございましたように、...全文を見る
○政府委員(滝実君) これはただいま先生から御指摘いただきましたように、やはりこれだけの改正でございますから改正の趣旨あるいはその改正の結果どうなるか、私どももこういうようなことも含めまして納得の得られるような手段を講じていく必要があるというふうに考えております。  これにつき...全文を見る
○政府委員(滝実君) 固定資産税の物税という性格から、当然物税ではあるけれども実際に納税するのは人間だからその辺のところはどうなのかというような観点から再度固定資産税の性格についてどうなんだと、こういうふうなお尋ねかと存じます。  私どもはそういうふうな結びつきで余り考えたこと...全文を見る
○政府委員(滝実君) 私どもも、この軽油の引き上げに伴う御負担については、トラック業界の規模によってそれなりの開きがあるだろうという感じはいたします。したがって、この今回の引き上げによって受ける影響もその企業における規模あるいは従業員数との兼ね合い、こういったところによって多少の...全文を見る
03月31日第126回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○政府委員(滝実君) 地方税につきまして御意見がございましたので、お答えをさせていただきます。  当時、国税におきましても還付がされておりますので、地方税では法人住民税、法人事業税につきましてそのような場合には当然出てくるわけでございまして、確定数字は申し上げられませんけれども...全文を見る
○政府委員(滝実君) 国税の場合も同様でございますけれども、確定的な数字を申し上げますのは、個々の企業の問題でございますので私どもの口からは申し上げるわけにいきませんけれども、かなりの百億あるいは十億というような単位での還付が行われたということは私ども前から申し上げておりますし、...全文を見る
04月16日第126回国会 衆議院 地方行政委員会 第12号
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○滝政府委員 二点お話があったと思います。  一つは、国の法人税の見積もりと地方税における法人関係税の見積もりの差でございます。これにつきましては、ただいま御指摘のように、法人関係税、地財計画におきましては七・五%の落ち込みを見ております。これの主たる理由と申しますか、端的な違...全文を見る
○滝政府委員 先生は今年度の財政計画の中身を実態と比較対照させながら御指摘になっていらっしゃいますので、この辺の間の事情は十分踏まえての御意見というふうに私どもは受けとめさせていただきます。しかし、地方税収の見積もりをする段階におきましては、もちろんのことながら国の経済見通し、そ...全文を見る
04月20日第126回国会 衆議院 地方行政委員会 第13号
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○滝政府委員 不動産取得税のお尋ねでございます。  ただいま御指摘いただきましたように、不動産取得税は固定資産の評価額を課税標準として用いることになっておりますから、評価がえに連動いたしまして平成六年から不動産取得税の課税標準も上昇する、こういう仕組みになっているわけでございま...全文を見る
○滝政府委員 ただいま基地交付金について、特に限定して将来の問題としてどういうふうになるのか、こういうお尋ねでございます。  最初に、先生からも御指摘ございましたように、基地交付金の算定基礎となります固定資産の価格と申しますのは、五年ごとに台帳の価格を改定するということでござい...全文を見る
06月01日第126回国会 参議院 地方行政委員会 第11号
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○政府委員(滝実君) ただいま課税自主権のお話がございました。その中で、新しい税目を選択することに加えて超過課税あるいは減税の点もございましたので、これらについて申し上げたいと存じます。  御指摘のように、現在の地方税におきましては、できるだけ課税の自主性を尊重するという立場か...全文を見る
11月02日第128回国会 参議院 地方行政委員会 第2号
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○政府委員(滝実君) ただいま大臣が申されましたとおりの状況というふうに私も認識をいたしております。  ただ、今の税制調査会におきましては、どうしても主力になりますのが国税の論議、なかんずく直間比率の是正、こういうような基本的な問題について論議をされるにいたしましても、まずそこ...全文を見る
○政府委員(滝実君) 大臣の御答弁の前に、私から事務的なことを若干申し述べさせていただきたいと存じます。  事業所税につきましては、その趣旨あるいは現実の姿はただいま先生がお述べになったとおりということを私どもも承知をいたしているわけでございます。ただ、若干のことを申し上げます...全文を見る
○政府委員(滝実君) ただいま地方消費税について自治省が検討している中で、四項目についてどう考えているか、こういうお尋ねでございます。  この問題は、さかのぼりますと昭和五十三年の政府税調におきまして、実は一般消費税というものが答申された際にあわせて地方税として地方消費税という...全文を見る
○政府委員(滝実君) 多少技術的な点もございますので、私の方から問題点等を中心にしてまずお答えを申し上げさせていただきます。  第一点にございました評価額で課税する不動産取得税あるいは登録免許税、こういった点についてどうするのかということと、わずか一日の違いで年度を境にしてまる...全文を見る