滝実

たきまこと



当選回数回

滝実の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月29日第180回国会 参議院 議院運営委員会 第6号
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○副大臣(滝実君) 平成二十三年十二月二十四日をもって中央更生保護審査会委員を任期満了となりました北村節子君の後任として同君を改めて任命いたしたく、また、同じく平成二十三年十二月二十四日をもって同審査会委員を任期満了となりました戸田信久君の後任として元仙台高等検察庁検事長である増...全文を見る
03月02日第180回国会 衆議院 法務委員会 第2号
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○滝副大臣 平成二十四年度法務省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、法務省所管の一般会計予算額は七千三百二十五億八百万円となっており、前年度当初予算額七千五百七億九千五百万円と比較しますと、百八十二億八千七百万円の減額となっております。  また、法務...全文を見る
03月07日第180回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○滝副大臣 ただいま刑事局長からこの中身については概略を申し上げましたけれども、確かに、警察庁の交通局長からもお話ございましたように、大変悪質度の高い事案だというふうに私どもも認識をいたしております。  ただ、具体的に刑法の規定を当てはめるには余りにも制約が多いということも、平...全文を見る
○滝副大臣 確かに平沢議員がおっしゃるように、福岡地裁あるいは福岡高裁、そして最高裁の一連の流れを見ますと、最初、福岡地裁での判決は過失致死傷罪ということでございましたのが、高裁、最高裁、いずれも危険運転致死罪というふうに変わってきておりますから、そういう意味では、判例も少しずつ...全文を見る
○滝副大臣 確かに、公訴の文書の中に、量刑を求めるところでそういう文章がございます。要するに、危険運転致死罪に比するべき悪質な事案だ、こういうことで、そういう意味では、量刑を、十年ですか、それを求める際の理由というか事情説明に使っているわけでございます。  したがって、当時の検...全文を見る
03月15日第180回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○副大臣(滝実君) 平成二十四年度法務省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、法務省所管の一般会計予算額は七千三百二十五億八百万円となっており、前年度当初予算額七千五百七億九千五百万円と比較しますと、百八十二億八千七百万円の減額となっております。  ま...全文を見る
03月28日第180回国会 参議院 法務委員会 第5号
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○副大臣(滝実君) 法務省の中における、言わば職員の新規採用が抑制されている中でのやりくりの問題かと思いますけれども、この新人、新規採用職員の実は抑制というのは今年に始まったわけではありませんで、過去の例から申しますと、後の穴埋めをするためには、当然、定年退職するような方々にその...全文を見る
○副大臣(滝実君) 実際に、定年まで勤務をせずに中途で退職するというのが特に刑務官では多いわけでございます。  その中で、現在のところ、これは平成二十二年度の実績で申しますと、途中で退職した人が大体二百八十人程度、こういうのが実態でございまして、その中で二十代でお辞めになる人が...全文を見る
○副大臣(滝実君) 国家公務員全体の有給休暇というのは大体十二日か十三日というのが年間の平均数値でございますけれども、刑務官の場合には平均すると大体四・八日ということでございますから、なかなか年次休暇が思うようにいかないということでございます。  要するに、勤務の実態が八時間勤...全文を見る
○副大臣(滝実君) 御指摘のとおり、最近の犯罪白書には連座制の記述がございません。これは、今委員がおっしゃいましたように、平成十七年度版までは載っているんですけれども、十八年度からはこの細かいというか、連座制だけを特に取り上げた数字の記述がないということでございます。  それは...全文を見る
06月08日第180回国会 衆議院 法務委員会 第6号
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○滝国務大臣 ただいま河井議員からお褒めの言葉をいただきましたけれども、倍返しで責任をとらなければいけないということも承りました。心して職責を果たしてまいりたいと思います。  死刑の問題については、私は、基本的に、日本の刑事法の中で最も中核的な存在であるだけに、法律に従って物事...全文を見る
○滝国務大臣 かなりページがありますけれども、ざっとは目を通してまいりました。
○滝国務大臣 記述の変化というところまで申し上げる能力がありませんけれども、大変基本的なことの指摘が羅列されている、こういう印象でございます。  したがって、これは何のためにやるかといえば、この試験の結果というか感想を集めて記したというふうに思っておりますけれども、法科大学院に...全文を見る
○滝国務大臣 これは、平成二十一年の十一月十一日に作成した司法試験委員会の実施方針でございます。最初の五行を申し上げますと、「予備試験は、司法試験法第五条第一項において、法科大学院課程の修了者と同等の学識及びその応用能力並びに法律に関する実務の基礎的素養を有するかどうかを判定する...全文を見る
○滝国務大臣 制度の考え方は、恐らくそういうところにあるだろうと思います。
○滝国務大臣 合格率は五・七%というふうに承知をいたしております。
○滝国務大臣 基本的に、予備試験の中身の問題ということに全てはなってくるんだろうというのが、問題点としてはなってくると思います。  試みに短答式をやってみると歯が立たなかったという実務家もかなりおいでになるようでございますから、かなり、基礎的なことではあるんでしょうけれども、レ...全文を見る
○滝国務大臣 試験的にといっても、どういう試験をするのか、なかなか難しいだろうと思いますけれども、一遍、その辺のところはよく検討してみます。
○滝国務大臣 基本的に、新試験と旧試験の並行して行われている時期は、その割り振りの必要がございますので、目安を設定したという経緯があると思います。ただし、実際にはそれを下回ってきたということは御指摘のとおりでございます。  ただ、その辺のところになりますと、これは試験委員会の判...全文を見る
○滝国務大臣 結果的にはそういうような判断をせざるを得ないだろうと思います。恐らく、試験問題を提出する司法試験の委員会としてはそれぞれ合格点というものを考えながら採点をしているはずでございますから、したがって、その結果が下回ってきたという面も多分にあるだろうとは推測をいたしており...全文を見る
○滝国務大臣 実際の合格者の数を見れば、その辺のところは推測をせざるを得ないと思います。
○滝国務大臣 基本的な問題は微妙なところがありますから、発言は差し控えさせていただきたいと思いますけれども、基本的には、日中は戦略的な互恵関係という前提で、なおかつ日本の国益をどうやって確保していくかということも大事な問題ですから、軽々にこれに対して発言はすべきではないというふう...全文を見る
○滝国務大臣 基本的に、私は法曹ではありませんから、ある意味では中立かもしれません。  そういう中で、今委員からお話しのようなことは、まだ合議制の中で、これから新しくし直す合議体の中でどういうふうな結論になるかということはございますので、あらかじめそれに先立って私の方から意見を...全文を見る
○滝国務大臣 重ねてのお尋ねでございます。  確かに、日本の制度は、どちらかというとドイツの法曹養成制度に近いかもしれません。恐らく、それが模範になって今日まで続いているんだろうと思います。そういう意味では、そういうドイツの例というものも検討に値するというか、当然、踏まえた議論...全文を見る
○滝国務大臣 委員御指摘のとおり、平成十七年当時というか、もっと前からずっと、自民党を中心として、いわば超党派でこの問題は検討をしてきた。そういう成果を踏まえて、一旦は法案として出したものが廃案になってしまった。選挙があって廃案になってしまって、もう一遍十七年のときに法務省として...全文を見る
○滝国務大臣 総理から、法務大臣就任に当たっての指示事項としては、人権救済機関の設置に向けた具体的な作業を進めるように、こういうような指示はいただいております。  それから、民主党の政調会長が総理に申し入れをしたという経緯については、私は個人的には承知をいたしておりません。 ...全文を見る
○滝国務大臣 副大臣時代から事務当局と一緒になって検討はしてまいりましたから、大臣就任後、改めて具体的な話をしたことはございません。今までの線上で、いつどういうような状況の中で具体的な進め方をするかというのは、まだまだ少し条件が満たさない、こういう状況でございますから、そういう事...全文を見る
○滝国務大臣 この問題も、私はずっと自民党時代からこの問題に、いわば党内での作業に少しばかり携わってまいりましたけれども、私自身は、賛成とか反対とかという、まだ結論を出すに至っておりません。なかなか賛成、反対というような結論を出しにくい問題だろうと思います。いろいろな問題点を列挙...全文を見る
06月12日第180回国会 衆議院 法務委員会 第7号
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○滝国務大臣 このたび法務大臣に就任いたしました滝実でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  昨年九月から法務副大臣として法務行政に携わってまいりましたが、今度は法務大臣としての重責を担うことになり、身の引き締まる思いでございます。  法務行政は、社会の法的基盤を...全文を見る
06月12日第180回国会 衆議院 予算委員会 第25号
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○滝国務大臣 ハーグ条約の趣旨につきましては、ただいま外務大臣から簡潔に、しかも十分な御説明があったと思います。  担保法としては、やはり、取り戻しというか、それについての裁判手続を法務省としては用意しなければいけない、こういうことで法案に盛り込んでいるところでございます。 ...全文を見る
○滝国務大臣 今、稲見先生から二点にわたってお述べになりました。  第一点につきましては、御案内のとおり、新しい入管法が七月九日からスタートする、こういうことでございまして、法務大臣としては、例えば不法滞在者についてはできるだけ縮減していく、これが基本方針でございますから、既に...全文を見る
06月13日第180回国会 参議院 予算委員会 第21号
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○国務大臣(滝実君) 今のところ分かっている範囲内で申し上げますと、この方は教授という資格で外国人登録を受けておりました。そして、中国へお帰りになるときに再入国許可を取ってお帰りになった。ですから、それまでは一般旅券のはずでございます。旅券としては一般旅券で渡航して、それから一般...全文を見る
○国務大臣(滝実君) ただいまも少し御紹介しましたように、入国管理法の改正を既にいたしておりまして、その実施は今年の七月九日からということになっております。したがって、これからは外国人の登録も入管局を通じて行うと。  したがって、旅券の管理と入国管理の外国人登録の管理、同じ入管...全文を見る
○国務大臣(滝実君) この外国人登録は、基本的には昔から都道府県がやっておりましたけれども、現在市町村が所管をしております。そういう歴史の変遷を経て、今度は外国人登録そのものは言わば入管局所管の要するにデータを突き合わせてやると、こういうことでございますから、今後はそういうことは...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 一般的に、検事総長を指揮することができるという法律の条文でございますから、そういう条文があるということは意識してお互いに仕事を、責務を果たしていく、これが私の基本的な考え方でございます。  具体的に指揮権を簡単に発動するとか、そんな話ではございませんで、少...全文を見る
06月14日第180回国会 参議院 法務委員会 第7号
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○国務大臣(滝実君) この度、法務大臣に就任いたしました滝実でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  昨年九月から法務副大臣として法務行政に携わっておりましたが、今度は法務大臣としてその重責を担うこととなり、身の引き締まる思いでございます。  法務行政は、社会の法...全文を見る
06月15日第180回国会 衆議院 法務委員会 第8号
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○滝国務大臣 総括的な用語のようでございますけれども、個別のことはもちろん存じておりますけれども、総括的にそういうような話を記憶しておりません。
○滝国務大臣 今の御指摘の試験については、不用意にそういうことを導入することがどれだけ人を傷つけるか、こういうことについて、やはり認識が薄かったんだろうと思います。  そういうことは起こりがちでございますから、法務省としても、その都度、こういう問題がありましたよということはキャ...全文を見る
○滝国務大臣 婚外子の相続上の問題、これは大きな関心を呼んできたと思います。  今、先生の御指摘のように、課題として残っている問題について、どうやってこれを国民が全般として認識をし、かつ受け入れることができるかどうか、そんなことが背景にあるものですから、民法改正といってもなかな...全文を見る
○滝国務大臣 基本的に、これは平成十五年当時、当時の与党の中でも議論をしてきた。ところが、なかなか賛否両論まとまらずに今日まで来ているわけでございます。  したがって、そんな判決も参考にしながら、再度、各党の中で議論をまとめていくというのが一番大事なことだろうというふうに思って...全文を見る
○滝国務大臣 ただいま大口委員が御指摘のとおり、政府としては、これはもう一貫してこの問題について取り組んでまいりました。そして、その中で、やはり大方の皆さん方の御賛同が得られるような、そんな配慮をその都度その都度、案を見直す中でやってまいっただけに、とにかく、この国会に間に合えば...全文を見る
○滝国務大臣 今、大口委員の方から会期延長という言葉も出ましたけれども、事情が、出すことに応じられるような状況であれば、とにかく出したいということについては変わりはございません。
○滝国務大臣 今御指摘のとおり、被害者に対してできるだけ支給しやすい、受け取りやすい、そういう制度をやるならば、そうすべきだというふうに思っております。  今御指摘のように、例えば法テラスを通じてというような回りくどいことでは、これはなかなか手数がかかる。旅費といっても、わずか...全文を見る
○滝国務大臣 これまで法務省の検討会では、前後十回ほどの会合を開いて、検討をしてまいりました。今その論点整理の段階に入っている、こういう状況でございます。
○滝国務大臣 もともと裁判員裁判というのは重大事件が対象という原則を持っておりますから、そういう意味では、長期間にわたる裁判というのがこれまでの実績でございます。百日間に及ぶ審理をしたということは大変なことだったろうと思って、改めて、裁判員の皆さん方に敬意を表したいと思います。 ...全文を見る
○滝国務大臣 御指摘のように、確かに、性犯罪であるとか薬物事件というのは、裁判員の個人的な人生観みたいなものが当然入ってくるわけでございますから、そういった問題、それからプライバシーの問題がかなり濃厚に出てくる結果を持つわけでございますので、そういう意味ではどうなのかという議論が...全文を見る
○滝国務大臣 今御指摘のとおり、重大事件じゃなくても、公訴事実に争いがあるとか、少し広げた方がいいんじゃないかという御意見というのは、日弁連からもいただいているところでもございます。そういう専門家の御意見というのも大変貴重な御提言でございますから、そういったことも含めて、どれだけ...全文を見る
○滝国務大臣 守秘義務については、御案内のとおり、三つぐらいの背景があると思うんですね。一つはプライバシーの保護という問題もありますし、それから、裁判の公正さを疑わせるような言動があっては、せっかくの熱心な審理がふいになるという問題もございます。それからもう一つは、やはり裁判員の...全文を見る
○滝国務大臣 前二代の大臣がそれぞれニュアンスの少しずつ違った答弁をしておりますから、その大臣の意見も踏まえた上で検討してまいりたいと思います。  ただし、この問題は、既に日弁連として支援をしている事件でもございますので、その辺のところも、実態を直接聞きながら検討をさせていただ...全文を見る
○滝国務大臣 少年事件については、調査官が少年に寄り添っていろいろな聞き取りをやっているからいいじゃないか、こういうようなこともあったと思います。  ただ、今先生の御指摘のように、やはり、少年は少年としての、事件を起こした背景には、寄り添う人がいなかったとか、そんな問題が大きな...全文を見る
○滝国務大臣 今委員が御指摘のとおり、六月中にも何らかのまとまりができる、こういうことでございます。  ただ、やはりこれは大事な問題ですから、仰せのとおり、一つ一つきちんと検証をしながら、この問題に取り組む道筋を考えていかなければいけない、そう思っております。
○滝国務大臣 おっしゃるとおり、検証するためには、相当、捜査調書とか外部に出ていないものも、当然プライバシーを含みながらの記録が出てくるわけでございますから、そこのところをどういう格好で検証していくのかということも、大変重大な問題だと思います。  ただ、言えることは、ある意味で...全文を見る
○滝国務大臣 法制審にもかけている話でございますから、余り間を置かずに、できれば何とか実際の実務に反映できるような格好でやっていきたいというのが、これは基本的なスタンスでございます。  したがって、時期的なことも考えながら、これからの法制審の審議というものも早めるようにできれば...全文を見る
○滝国務大臣 基本的には、取り調べの可視化と新たな捜査方法の導入、必ずしもセットでというふうには考える必要がないんじゃないかというのが、基本的に法務省としての受け取り方でございます。  ただ、おっしゃるように、国家公安委員会、警察の方は、やはり、現場の経験からいって、新たな捜査...全文を見る
○滝国務大臣 基本的に、私は、法務省のスタンスというものを大事にしながら、具体的に、ただ、現場の捜査は圧倒的に警察が行っているわけですから、その意見も突き放すというわけにはまいりませんので、そこのところは、何か妥協点というか、新しい捜査方法を導入しなくてもどこまでいけるかというこ...全文を見る
○滝国務大臣 司法取引なんということが出てきますと、何か密室でもって足したり引いたりしているというような印象を与えるというのは、これは刑事事件としての扱いとしては大変好ましきことではありませんから、そういうことが疑われないようなことは十分配慮していかなければいけないと思います。
○滝国務大臣 おっしゃるように、昨年四月からことしの二月までの数字は、今委員がおっしゃったとおりでございます。  ただ、実際にどの程度の専門家がこれに関与したかというのは、必ずしも数字的に把握しているわけではございませんので、何ともお答えのしようがないのでございますけれども、そ...全文を見る
○滝国務大臣 確かに、今までの実績からすれば、極めてわずかな数字だろうというふうに思います。十件あるかないかというような段階だろうと思いますけれども、せっかく専門家の助けをかりるということでございますから、そこのところは、今までの実績を踏まえた上で、当然ふやすものはふやしていかな...全文を見る
○滝国務大臣 政務三役の中で必ず週一回は三人だけ、それから、さらにその後、法務省の幹部数人も交えて、いろいろな重要事項、あるいは当面のいろいろな流れ、これについての意見交換をするのが恒例でございます。  ただ、その中で、少なくとも、指揮権発動というような思い詰めたような意見交換...全文を見る
○滝国務大臣 指揮権の問題は、条文にありますから、当然それは意識しなければいけないと思うんです。  ただ、意識の仕方が二つあると思うんですね。日常の意識の仕方としては、個々具体的な問題についても軽々にいろいろな意見を言ってはいけない。それが回り回って、何か、法務省当局はこういう...全文を見る
○滝国務大臣 既に昨年、検察庁が、検察の理念というか検察基本規程という格好でまとめました。いろいろな事件を踏まえた上で、検察庁は検察庁として指針を示したわけでございますから、この指針をしっかりと徹底していくということが、検察改革のまずは前提だろうと思っております。  そのために...全文を見る
○滝国務大臣 今報告がありましたように、基本的には保護司さんは、二・五人ぐらい、こういうような方々を自分の担当としておやりいただいているわけでございます。しかし、それだけでは、昨今のような再犯防止という観点からは、もっともっと保護司さんの仕事もふえてくる、そんな社会情勢ではないだ...全文を見る
○滝国務大臣 まず、人権擁護委員でございますけれども、いろいろな相談事を地域から言われて仕事をしてもらうわけですね。したがって、いろいろな人権問題の第一線の相談窓口という意味では、大変御苦労をいただいていると思います。だから、人権擁護委員は、地域の中でいろいろな人権問題についての...全文を見る
○滝国務大臣 それはもう、人権擁護委員にいたしましても、保護司さんについても、大臣委嘱ということは、そのまま考えているところでございます。  ただ、今の人権委員会設置法ということになりますと、その辺のところは、どういう格好で大臣の名前を出せるのかということは、技術的な問題という...全文を見る
○滝国務大臣 弁護士の数が異常にふえるというか、想定外なとは言えませんけれども、ふえた結果、どこで仕事が拡大できるのかということが追いつかない、そこに基本的な問題があるわけですね。  もともとは、法曹人口をふやさないと基本的に事後チェックができない、それが本来の出発点だったわけ...全文を見る
○滝国務大臣 当初、法曹人口をふやすときの理由を見ますと、例えば特許とか、要するに海外関係で法曹人口がまだまだ足りないということが一つございました。それから、社会の隅々まで法曹が行き渡るためには、例えば、企業も法曹を採用する、それから、もちろん公的な機関、公務員も法曹を採用できれ...全文を見る
○滝国務大臣 委員お示しのグラフによれば、本来の司法試験改革が結局もとのもくあみになってしまう、こういう御指摘だろうと思います。  もともと、司法試験浪人というふうに言われた人たちが、大事な青春時代を棒に振って、勉強一筋に取り組んでいる、そういう姿を何とか解消したいというのがこ...全文を見る
○滝国務大臣 フォーラムの中では、例えば司法書士会からもおいでいただいて、司法書士会の仕事ぶりというような観点から意見を聞かせてもらう。それからもう一つは、例えば市町村に職を得ている弁護士さんというか法曹の実際の仕事ぶりはどうなんだろうかとか、そういうようなことでのヒアリングとか...全文を見る
○滝国務大臣 司法書士さんというのは、簡易な事件については弁護士に準じた仕事ができるということでもございますので、そういう意味で、司法書士会の方々を呼んで実際の仕事の中身というものをお聞きしたわけでございます。  そういう意味では、例えば税理士さんとか、そこまではいっておりませ...全文を見る
○滝国務大臣 少なくとも法曹養成のための基本的な主管省である文部科学省も入って、この問題は政府一丸となってとにかく解決策を探る、こういうことでございます。  そして、今度の裁判所法改正法の考え方にもございますように、少しウイングを広げて、合議機関として改めて方向を探っていく、こ...全文を見る
○滝国務大臣 裁判所法の改正法案のときにもこの委員会における皆さん方の御意見を伺いましたけれども、結局、この問題は、毎年十一月から新しいいわば合格者が司法修習に入る、そういう期間の問題もありますから、十一月が一つのポイント、それから年度末の三月、四月が一つのポイント、そんな時期を...全文を見る
○滝国務大臣 公務員の定数を減らしていくという基本方針がございますし、当然それに基づいて各省努力をする、これが基本であるはずでございます。  今回、法務省としては、平成二十五年度の定数について、いわば九百四十二人の採用上限、こういう設定をされているわけでございます。したがって、...全文を見る
○滝国務大臣 法務省の守備範囲を超える問題でございますけれども、基本は、今委員のおっしゃったように、人事というのは長い目で見て、毎年の新規採用が、ある年は極端に少ない、その十年後にはどんとふやす、そういうようなことはできるだけ避けるというのが人事配置の基本でございますから、そうい...全文を見る
○滝国務大臣 今、入国管理局長からもお話しさせていただきましたけれども、一遍に二千人からの人たちを入国管理するというのは、これはなかなか時間がかかる。一人について恐らく数分かかる、手際よくやっても数分かかりますから、それをわずか十秒ぐらいでやるためには、それだけの機械化したものを...全文を見る
○滝国務大臣 今回の判検交流の修正というのは、全面的に廃止するわけではないんですね。要するに、裁判官になって裁判をする立場の人が、法務省の中で別の、それと対立するような仕事をしている。そういう人たちが判検交流という形でもって判事、検事の間を移行するというのは、裁判の公正性とか、そ...全文を見る
○滝国務大臣 基本的には、判検交流という制度を見直していかなければいけないという御意見も前々からあるわけでございますから、そういう意味では、縮小の方向は一つの方向として持っていなければいけない、こういうふうに思います。
○滝国務大臣 問題の記録は、何か百年保管ということになっているようでございます。百年保管だから公開できないかどうか、その辺の問題も含めて、やはり歴史的な資料ですから、それにふさわしい取り扱いというものはあるだろうというのは御指摘のとおりだと思います。少し検討させてもらいたいと思い...全文を見る
○滝国務大臣 基本的には、今回の逮捕でどういうようなことが解明されるかということにかかわってくるわけでございます。基本的には、確定した判決について影響をするようなことはまずないわけでございますけれども、実際の執行面においては、当然のことながら、基本的に、点検した上でどうするかとい...全文を見る
○滝国務大臣 オウム真理教の問題は、まだ根本的に終結しているわけではありませんから、当然、公安庁としては監視を続ける。  こういう中で、当然、国家公安委員長とも連携をとりながら、これからのいろいろな事態が起きないように、そんなことも念頭に置きながら対処してまいらなければいけない...全文を見る
○滝国務大臣 世の中に不正という問題があれば、それを未然に防ぐ、そして、それについては、仮に発生すれば厳正に対処する、これが検察の本来的な目的だろうと思っております。
○滝国務大臣 基本的には、無罪であるものを押し隠して以後の手続を進めるということは、それはあってはならない、そんな判断をしていかなければいけないと思っております。
○滝国務大臣 基本的には、検察は異議申し立てをいたしたわけでございますけれども、異議申し立てが却下をされる、こういうことでございましたから、その点については、何か足りないものがあったのではないだろうか、こういうような趣旨で感想を申し上げたところでございます。
○滝国務大臣 少なくとも、そういう実体的な前提じゃなくて、形式的に私は感想を申し上げました。要するに、検察が異議申し立てをするならそれなりの理由があるはずだ、それが決定でもって却下されたということは、検察の申し立てが十分な説得力を持っていなかった、こういうふうに判断をせざるを得な...全文を見る
○滝国務大臣 この問題は、もう一つ、執行の停止の問題もあるわけでございます。そういう執行の停止の方も結局は認められなかったということは、再審決定でございますから、今後の公判ということを考えますと、本人がいないことにはなかなか、再審決定をされてもその後の推移が不透明になる、こんなこ...全文を見る
○滝国務大臣 具体的な問題ですから、私の方からそのようなことについてコメントするというものではないように思います。
○滝国務大臣 検察改革については、今ようやく見直しというか、昨年来新しい角度から取り組もうとしているわけでございますから、その中でどうこれを実質的に改革につなげていくかというのは、日々の仕事の中で当然考えていかなければいけない問題だろうと思っております。  そういう意味では、第...全文を見る
○滝国務大臣 基本的に、今、可視化に向けての試行をやっているわけでございますし、その中身をできるだけ早く詰めていく、こういう基本的なスケジュールのもとにやっているわけでございます。  したがって、いつと言うわけにはまいりませんけれども、とにかく昨年から始まった試行でございますか...全文を見る
○滝国務大臣 とりあえずは、六月下旬にある程度の取りまとめをするということでございますから、その報告を待って、今委員が御指摘のようなことがその中でどれだけ検証できるかということもあわせて検討をしていかなければいけないと思います。
○滝国務大臣 今度の場合も、出所した後、紹介を得て、自分の生まれ故郷の栃木県へ参りまして、民間の協力団体のもとで、住むところ、そして食事、そういうような世話をしてもらっていたわけです。ところが、そういう拘束に耐えられないのか、出るということだったものですから、保護観察所長がもうし...全文を見る
○滝国務大臣 人材もなかなかそろわない、あるいは予算的にもなかなか思うようにいかない、こういう中でございますけれども、政府としては、昨年の七月に、再犯防止のための取り組みというテーマで閣議報告ももらっているわけでございます。  そういうところから、とにかく今回の事件の発生に鑑み...全文を見る
○滝国務大臣 地図混乱地域の問題は、都市部においては特に、何も手がつかない、権利関係の調整ができないという最大の足を引っ張る材料でございますから、当然、優先順位をつけながらも頑張っていかないといけないと思っております。
○滝国務大臣 政府としては、とにかく政府の案を固めなきゃいけませんから、そういう意味で各省折衝も行ってきたことは事実でございます。  ただ、今それを閣議決定まで持っていくような段階ではございません。なるべく早く閣議決定も経たいとは思っておりますけれども、まだまだ意見を聞かなけれ...全文を見る
○滝国務大臣 基本的には目指すということで考えているわけでございますけれども、その目指し方の問題をめぐっていろいろな意見がおありでありますから、そういうことも考慮しながら、最終的な判断にはまだ至っていない、こういうことでございます。
○滝国務大臣 先ほどの大阪の事件に関連いたしまして、私の発言がちょっと正確を欠きましたので、正確に申し上げておきたいと思います。  栃木へ行きまして、民間団体が、住むところ、食事を用意した。それに対して、もちろんそこの所長も引きとめた、それに加えて保護観察所長も引きとめたと言い...全文を見る
○滝国務大臣 大臣所信でも申し上げたとおりでございまして、まだまだ時間のある限りは何とか目指したいというのが私の基本的な考え方でありますことを再度申し上げたいと思います。
○滝国務大臣 世の中には、人権が侵害されてどこへ持っていったらいいかわからない人もそれなりにいるわけでございます。それは、現実に人権擁護委員を通じていろいろな相談を受けている中で、そういうケースというのはそれなりの件数が上がっているということでございますから、人権侵害、あるいはそ...全文を見る
○滝国務大臣 現実に人権相談にあずかっているのは、全国においでになる人権擁護委員を通じていろいろな相談を受けとめているわけですね。決して、法務省の人権擁護局が直接受けとめる件数というのはごくわずかだろうと思います。そういう意味では、草の根の活動を人権擁護委員という形でやっておりま...全文を見る
○滝国務大臣 一般的に、皇族までいろいろな法の対象にするという例はほとんどないわけでございますから、今までのいろいろな意見があったかもしれませんけれども、改めて皇族はどうなのかと言われれば、それは皇族まで対象にするようなことは考えていないというのが、この法律の適用対象としての考え...全文を見る
○滝国務大臣 何が人権侵害かといえば、それは、人権侵害という、いわば実際の事象、実際の事件を通じてそういうふうに受け取っているわけでございますから、いろいろな解釈はあり得るかもしれませんけれども、例えば、拉致問題のブルーリボンをつけて、けしからぬと言われたものが、それが要するにこ...全文を見る
○滝国務大臣 基本的には、人権問題というのは領域というか範囲を確定することが、ある意味では難しい。だから先生がおっしゃっていると思うんですね。  例えば、子供のいじめの問題一つとってみても、日本では街頭で自分の子供をたたいてみたり怒ってみたりしても、別に人権侵害になりませんよね...全文を見る
○滝国務大臣 だから、社会の常識というものは、例えば日本の場合にはこうですよという、ある意味では、人権委員会というものがそういうものを意見集約して、要するにお示しをするということが必要じゃないんでしょうか。  私は、人権の考え方は、流動的だからといって、日本の社会もいつまでも全...全文を見る
○滝国務大臣 私はドイツにいたことがありませんからよくわかりませんけれども、ドイツの感覚は、過去の反省というのが特に強くにじみ出るということだろうと思います。  ただ、先ほども申しましたけれども、人権そのものはボーダーラインというのがはっきりしないだけに、やはり人権委員会という...全文を見る
○滝国務大臣 人権問題については、小さく産んで大きく育てるなんというのは、大衆監視のもとにあるわけですから、そう戦略的にスムーズにいくような見通しを持ってやっているわけではございません。  やはり三条委員会というのは、ある程度政府から独立性を持っていないと、公権力を行使する立場...全文を見る
○滝国務大臣 私もはっきり見ていませんけれども、霞が関の一丁目一番地という理解をしているのでございますけれども。
○滝国務大臣 まあ、あの近辺にはいろいろな建物がありますから、それなりにあると思うんですけれども、公安調査庁ももちろんありますしね。
○滝国務大臣 そういう住所までは念頭にありませんので、それは一つの、国民から見た場合のいわば注意事項ということにはなるかもしれません。
○滝国務大臣 人権委員会の事務局がどこになるかというのは、それは今までのところ、念頭にありません。やはり政府からある程度独立したというものが国民のイメージに合うようなところができれば望ましいということは、御指摘のとおりだと思います。
○滝国務大臣 しかし、あのかいわいには弁護士会もありますし、人権を守る方の機関も入っているわけですから。まあ、いずれにしても、余り霞が関の一丁目一番地じゃないということは、それは一つの考え方としてあると思います。
○滝国務大臣 そこまで具体的なところまで行けたら大変ありがたいと思うんですけれども、まだそこまで計算をするような余裕がないものですから、その辺のところはこれからの問題だろうと思います。
○滝国務大臣 それはやはりこれからの問題だと思うんですね。実際の住所地をどうするかというのは、それは大体の枠組みが決まってからの話、そういうような理解をさせてもらいたいと思います。
○滝国務大臣 少なくとも、御指摘のとおり、その問題が人権侵害に当たるというのは、それは今の社会の常識には当たらないというふうな理解をしなければいけないと思っています。
○滝国務大臣 それは、人権の名のもとにいろいろな意見はあると思うんですね。それはもう現実に起こっている話でしょうから、否定しませんけれども。  しかし、そういうことだからこそ、例えば、その今の中学校の校長さんは人権擁護委員会に相談をするとかというような道は、基本的にはつくってお...全文を見る
○滝国務大臣 個人的に、その類いの話、相談を受けることがございます。そのたびに、法務省の人権擁護局の意見を聞いて、どうしたらいいかというようなアドバイスをすることも今まであるわけです。まさにそういうときに、人権擁護委員が親身になって相談に乗る、解決策はなかなか、打てば響くようなも...全文を見る
○滝国務大臣 日本人というのはどちらかというと中庸を旨とする文化でございますから、韓国がどういう経緯でもって従来の戸籍制度を廃止されたのかよくわかりませんし、人権委員会がどういう機能を持っていた、そういうことはやはり韓国は韓国の事情があると思いますけれども、日本は、やはりそれほど...全文を見る
○滝国務大臣 せっかく御注意、御忠告をいただきましたから。  私が言ったのは、韓国というのは戸籍制度を日本の戸籍と違った意味で大変重要視しているから、それを人権委員会がやめてしまうというのはそういう激しさを持っているということで申し上げたので、日本の戸籍と韓国の戸籍は意味合いが...全文を見る
○滝国務大臣 日本の場合には、国際的な人権活動といっても、そう国を挙げてということは見えませんので、そういう意味では、その点についても日本のあり方として一つの選択だと私は思いますけれども。
○滝国務大臣 数えたことはありませんけれども、七人目と言われておりますので、七人目で間違いないと思います。
○滝国務大臣 メモを見ずに言うのはなかなか難しいと思うんですね、ほんの短期間だけやった大臣もおいでになりますから。少なくても、最初の千葉景子法務大臣だけは覚えていますけれども、あとは、どういう順序でというのはなかなか難しいところがあると思います。
○滝国務大臣 千葉景子大臣の後は、順序は不同でございますけれども、江田大臣もいますし、それから柳田大臣もおいでになりますし、もちろん、直前は小川大臣ですし、平岡大臣もいますし、あと、短期間だけおいでになった大臣もいますので。(発言する者あり)仙谷大臣がほんのリリーフという格好でお...全文を見る
○滝国務大臣 千葉景子大臣は選挙の関係でじゃなかったかなと思うんですけれども、どういう理由かというのは、今ちょっと思い出せません。
○滝国務大臣 具体的な理由はわかりませんけれども、この法務委員会でも問題になったことも関係しているかなと思っております。
○滝国務大臣 広島県の地元における御発言をめぐってということに記憶をいたしております。
○滝国務大臣 法務大臣は個別の問題には答えられないと言っていれば気楽なものだというような感じの発言を地元でおやりになったということが尾を引いたんだろうというふうには推測をいたしております。
○滝国務大臣 仙谷大臣の場合にも背景があったと思いますけれども、もともとショートリリーフというように私は受けとめておりました。
○滝国務大臣 江田大臣は、やはり内閣改造ということでおやめになったと思いますね。もともと菅内閣のいわば参謀格だというふうに位置づけられていたというふうには記憶しておりますけれども。
○滝国務大臣 政策秘書の任命の問題が当初の問題点として挙がったという記憶はございます。
○滝国務大臣 小川大臣は前任の大臣でございますから、我々の補佐が少し足りなかったかなという反省はいたしております。
○滝国務大臣 基本的には、検察のあり方ということになるわけでございますけれども、その中でも、やはり可視化の問題というのはぜひ徹底をしなければいけない。これが具体的で、最も本来はやりやすい分野ではなかろうかな。なかなか、可視化といっても、実際の取り調べの段階では非常に難しいというこ...全文を見る
○滝国務大臣 当然、新しい捜査方法の導入ということで、まず挙がってくるのは司法取引だと思いますけれども、司法取引というのは、やはり国民の目から見て、そんなことが許されるのかというふうな評価を受けるのは目に見えるわけでございますから、簡単に、そういうものを導入してまでということはあ...全文を見る
○滝国務大臣 我々も、学校ではおとり捜査というものを習いました。習いましたけれども、実際問題として、倫理的に見れば悪質かもしれませんけれども、ある意味ではしようがないのかな、そういう目で当時は勉強させてもらいました、刑事訴訟法の中で。  ただ、それも、日本では余りやっていません...全文を見る
○滝国務大臣 基本的に、この捜査報告書の問題について検察はどういうような捜査をしているんだろうかと。それは直接、ダイレクトに我々に報告がないものですから。ただ、当然捜査はしているんだろうと。したがって、その結果がどういう格好で出るんだろうかなというような議論というか話をしています...全文を見る
○滝国務大臣 いやいや、そういうような事態に仮に追い込まれるというか、大臣が、そうしろ、そうしろというような仮に声が届くようなことになったら大変だなというぐらいの、そういうことで恐らく大臣は指揮権発動の、過去にはこんなことがあったよというぐらいの話でございます。  問題は、それ...全文を見る
○滝国務大臣 ちょっと今の質問の趣旨をよくとっていないかもしれませんけれども、少なくとも、そんな十四条の問題とか、具体的な条文に即して議論をしていたわけではないということだけは、まず申し上げておきたい。  それから、その上で今のお尋ねですけれども、私は、当然、法務大臣としては、...全文を見る
○滝国務大臣 とにかく、甘いからこれは指揮権を発動しなければならない場合だというふうには私は理解をいたしておりません。この指揮権発動の条文というのは、個々の事件についても、とかく、質問されれば答えるとか、そういうようなことを避けてきたように、やはり大臣としては、具体的な捜査活動に...全文を見る
○滝国務大臣 少なくとも、三役の意見交換のときにそういう報告はございません。
○滝国務大臣 少なくとも、そのときに副大臣あるいは大臣政務官は具体的な情報の報告を受けたことはございません。
○滝国務大臣 基本的に指揮権というのは、そういう積極的に打って出るような指揮権というのは、それは本来考えるべきではなくて、抑制的に、むしろ、先ほど申しましたように、個々の事件に対してでも軽率に感想めいたことは言ってはいけない、そういう意味での、要するに、抑制的に考えるべき条文だと...全文を見る
○滝国務大臣 行政権の部分が濃厚でございますけれども、司法の一角を占めているわけですから、そういう意味でも、簡単に、行政権の立場にある法務省、法務大臣としては、司法の一角にある検察について意見を言うということは、三権分立の立場からいっても当然控えなきゃならぬ問題だろうと思っていま...全文を見る
○滝国務大臣 この会合は、一回だけ出まして、後、全然開いていませんので、何をする会合だったかというのはよくわからないんですけれども、基本的には、第一回をやりました。私が会長ということになりました。それは検察審査会について勉強していこうという趣旨だったと思います。ただ、一回だけで、...全文を見る
○滝国務大臣 私は初日に一回だけしか出ていませんので、後どういうことになったかは、残念ながら全く承知しておりません。
○滝国務大臣 どういう議論をしていたかというのはよくわかりません。とにかく、そこへ会長になってくれということで出席はいたしました。しかし、その後の議論は全然参加していませんので、恐らく自然消滅したかなと思っているのが私の気持ちでございます。その後、出ていないと思います。
○滝国務大臣 どういうつもりで言ったかも、ちょっと今記憶にありませんけれども、とにかく、検察審査会というのは、今までみんながよく知らないいわばシステムですから、そういう意味でその種のことを言ったかもしれませんけれども、後のその取りまとめの方向とかなんかというよりも、とにかく、検察...全文を見る
○滝国務大臣 検察審査会の問題は、裁判員制度と一対のものとして出発をいたしました。こっちの方の条文には見直し規定はないんですけれども、とにかく、裁判員制度と一体の形で、法案は別ですけれども、一緒に国会へ出た法案でございます。  そういう意味で、裁判員制度の方が見直しというような...全文を見る
○滝国務大臣 当時の司法制度改革審議会の議事録を読みますと、この強制起訴については、ほとんど議論らしい細かい詰めの議論はしていないんですよね。要するに、付審判の制度が既にあったものですから、まあ、あれだなというぐらいの、恐らくそれでみんなが納得したような、そういう雰囲気の議事録が...全文を見る
○滝国務大臣 起訴猶予にした理由は、当時の沖縄の地検がそういう決定をしたというふうに理解をしているわけでございますけれども、その詳しい内容については私もまだ勉強をいたしておりません。
○滝国務大臣 拒否した理由は、向こうからの回答にはございませんものですから、どういう理由で拒否をされたかというのは、日本側としては不明でございます。(稲田委員「ちょっと、そんないいかげんな御答弁はやめてくださいよ。わからないならわからないで。理由があるんです、理由が」と呼ぶ)
○滝国務大臣 いやいや、具体的な理由が示されていないわけです。今局長が読み上げましたように、中国独自の見解に基づいて受け取りを拒否した、こういうことだけでございまして、質問はどういう理由でというふうな御質問だったものですから、その理由がそれだけのことで、何も具体的に、例えば条約の...全文を見る
○滝国務大臣 これは法務大臣というよりも外務省を通じてやりとりする話でございますから、私の方としては、それ以上のことを法務省として抗議するとかいうようなことは今まで考えてはおりませんでした。
○滝国務大臣 当然、中国側には日本の趣旨を伝えて送達をしているわけでございますから、私どもとしては、それ以上の手段ということは特にとることは考えていないわけです。
○滝国務大臣 基本的には、これから政府としてもどうするかという検討を継続しているわけでございますから、どうするかというのは、これからの最終判断まで、まだ政府としてもそれなりの対応をしていく必要があるだろうと思います。  ただ、やはり司法共助条約の限界というものはそれなりにあるん...全文を見る
○滝国務大臣 ですから、これは法務省の問題というよりも、事はもう外交上の問題になっていますから、外務省とよく協議をしながら、今後どうするかということを政府として煮詰めていくということでございます。
○滝国務大臣 外務省を通じて、外交ルートを通じてこの種の問題は解決を図っていくという問題でございます。司法共助条約そのものの問題としては、おのずから限界がある。しかし、やはり条約に従ってやってくれということは、外交ルートを通じて繰り返し申し伝えていかなければいけない、そう思ってお...全文を見る
○滝国務大臣 刑事局長が御答弁申し上げましたように、基本的には裁判所の判断がどうなるかということだろうと思います。最初の議決が、どういうふうに裁判所として扱うかというのは、裁判所が御判断をされる、こういうふうに思っております。
○滝国務大臣 この問題については、我が国では既に戦後補償についての請求権を受ける理由がない、こういうようなことを申しているわけでございます。したがって、この要求について誰が決めるかというようなお尋ねでございますけれども、我が国としてどうこうという問題は生じないと思っているわけです...全文を見る
○滝国務大臣 いずれにいたしましても、それは法務大臣の権限でございますから、この問題については訟務検事単独の話じゃありませんので、法務省としてこの問題はフォローしていくということでございます。
○滝国務大臣 個々の理由というよりも、包括的にこの問題は戦後補償として終わっているというのが日本政府の立場でございますから、個々のいろいろな事例がどうのこうのという反論はしていないわけです。  一般論として、概括的にこれは日本として補償の請求を受ける筋合いのものではない、こうい...全文を見る
○滝国務大臣 少なくても、日本側としては、そういう個々の、あれがあった、これがあったと事実認定よりも、概括的にこの補償は終わっているということで押してきて、それなりの成果を上げてきたわけですね、今まで。  したがって、それを今の段階でどうするかというのは、それは改めて検討はせよ...全文を見る
○滝国務大臣 今御指摘のように、韓国の大法院がそういう個別の中身に入った判決をしたというような報道は私どもも受けております。ただ……(稲田委員「報道」と呼ぶ)報道でそういうことは私は知っております。しかし、具体的に、大法院がやったことについて、今の段階で法務省としてコメントするよ...全文を見る
○滝国務大臣 それは、韓国側と従来そういういわば取り決めをしてきたことに反する判決でございますから、当然、日本政府としては、それに対する反論の行動を起こすということになると思います。  ただ、問題は、今までのことを申し上げましたけれども、少なくても、個人の補償については決着済み...全文を見る
○滝国務大臣 繰り返しになりますけれども、法務省としては、とにかく、決着済みの問題を蒸し返されるというのは、それはいかがなものだろうか、こういうことだと思います。それはやはり、これはもう既に決着済みという外交上の決着事項でございますから、法務省が決めたわけじゃなくて、外交的にも決...全文を見る
○滝国務大臣 基本的な考え方は、今まで述べたとおりでございます。要するに、韓国の大法院が出した判決を、日本側が直ちにそれについて行動をとるというようなものではなく、それはやはり日本側として、これまでの請求権について決着済みという主張を外交ルートを通じて韓国側に働きかけていく、これ...全文を見る
○滝国務大臣 ですから、重ねて申し上げますと、既に決着済みのものですから、個人が請求権を行使して大法院に働きかけてきた、そういうようなことは日本側としては到底のめない話、こういうふうに思っているわけです。
○滝国務大臣 もう既に外交ルートでもって、外交上は決着済みの話ですから。だから、そういう意味で、個人の請求権を復活させるような今回の判決ですから、日本側としては、当然それは承服できないということだと。
○滝国務大臣 当然、政府内で対処する話だと思っております。
○滝国務大臣 日本側の主張については、先ほどから申し上げているとおりです。  具体的な今の御提案については、そういうようなことについては当然、日本側もそれなりの準備はしていかなければいけないと思いますけれども、少なくても、これは外交上の問題として決着済みだということを日本側とし...全文を見る
○滝国務大臣 せっかく日本側としては、決着済みということで概括的な判断を外交上も決めているわけでございますから、その主張を外交上に当然、日本側としても強く主張しながら、後、裁判の具体的な事例の中でどう争うかは、今御提案のことも頭に入れてやっていくというのも一つの戦術としては考えら...全文を見る
○滝国務大臣 今の議論の中に二つあると思うんですね。要するに、今の貸与制をもう一遍給費制に戻すかどうかというこれからの議論の問題が第一点です。二点目は、その上で、既に貸与制に切りかえた六十五期生についてどうするか。  それは、そのときの一連の議論の中であわせて決着をする問題だろ...全文を見る
○滝国務大臣 制度論として、指揮権という重大な権利の行使をする場合にはその透明性を図る、こういうような御提案でございますから、それは一つの考え方だろうと思います。ただ、今の段階でそんな議論をすると、いかにもすぐにでも指揮権が発動されるような、そんな誤解を招くようなことはやはり慎ま...全文を見る
○滝国務大臣 足元から鳥がにわかに飛び立つような、そんな行動を法務大臣にしろ、こういう御意見のようでございますけれども、基本的に、やはり日本の死刑制度の一つの典型は、死刑判決が確定するのにかなり時間を要して慎重にやっている。その間には、再審という制度もありますし、恩赦という制度も...全文を見る
○滝国務大臣 法教育というものが盛んに言われてきましたのは、司法制度改革の一環として特に意識されてきたように思うんですね。やはり、もともと司法制度改革の原点は、プロの法曹と国民の意識の間に差がある、そういうような差を埋めるための努力を制度の面からやっていこうというのが司法制度改革...全文を見る
○滝国務大臣 横粂委員も御自分の体験から、地方裁判所の方が速いかなと、こういうような観点からの御意見だと思います。しかし、最近は家庭裁判所の裁判もかなりスピードを上げておりますので、一時そういうような批判があったかもしれませんけれども、やはり専門は専門ということで、家庭裁判所の方...全文を見る
06月19日第180回国会 参議院 法務委員会 第8号
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○国務大臣(滝実君) ただいまの小川委員の詳細にわたる御質問をお聞きしておりまして、大臣としてどういう問題意識を持ってこの問題にかかわってきたか、そんなことが大変よく分かったように思います。  今、小川委員が御指摘のように、やはり捜査報告書をめぐる不祥事件ともいうべき話でござい...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 今、森委員から大臣としての責任と、こういうような御意見を承りました。基本的には法務大臣というのは日本の言わば法治国家として法の支配がくまなく確立していくと、その責任を負う立場にある、こういうふうに理解をいたしているところでございます。
○国務大臣(滝実君) 特に比較対照をしながら読み比べたことはございませんけれども、基本的には、小川大臣の下の副大臣を務めさせていただきましたので、その小川大臣の考え方を私もそれなりに受け継ぐと、こんな気持ちもございまして、それほど表現的には大きな表現は変わっていないと思います。 ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 何人替わったかと申し上げるとなかなかすぐには出てきませんけれども、少なくとも六人、私は震災後から六人目の大臣かというふうには理解をいたしております。
○国務大臣(滝実君) 少なくとも事前に一つ一つ点検はさせていただきました。  しかし、先ほども申しましたように、小川大臣の考え方を引き継ぐ、こういうこともございまして、その辺のところは表現としては特に新しいものを入れていないと、こういうことでございます。
○国務大臣(滝実君) 特に指示をしてはおりません。基本的には、森委員が御指摘のこの委員会におけるいろんな質疑、それを私は大臣のそばで確かにお聞きをいたしておりました。その一つ一つは大変大きな課題として、その所信表明の中でももちろん、表現はしておりませんけれども、委員会における議論...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 法テラスの出張所については、現在、福島県内でどこに新たにつくっていくか、こんなことを今検討している、詰めているというふうには理解をいたしております。
○国務大臣(滝実君) この災害に関連いたしまして実は七つの法テラスの出張所をつくると、こういうことでございまして、現在四つほど決まっているわけでございますけれども、なお三つについてどこに設置するということについてはまだ決着いたしておりません。当然その中には福島県も入っているわけで...全文を見る
○国務大臣(滝実君) それが幾つになるかということも含めてまだ具体的には決まっていないというふうには私は理解をいたしております。
○国務大臣(滝実君) 今申しましたように、あと残り三か所の問題があるわけでございますけれども、福島県の中の弁護士会とかあるいは法テラスとか、そういうところとの協議が、地元との間でどこに設置するかということが合意に達していないというのが現状でございまして、それは一日も早く何とかした...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 森委員の御指摘のとおり、生活、命にとって重大な情報でございますから、当然もっと早く周知すべきだ、これが政府の見解であるはずでございます。  したがって、これについては、やはり初動の遅れというか、十分でなかったということは政府としても十分に反省をしなければい...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 野田首相が申しておりますように、福島の再生なしに日本の再生はない、まさに原発事故という大きな問題を抱えているだけに、私もそういうふうに認識をいたしております。  国の責任云々の話がございました。しかし、責任問題といってもいろんな幅がありますから、全てが国の...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 千葉大臣、柳田大臣、仙谷大臣、江田大臣、平岡大臣、小川大臣、それから私でございます。
○国務大臣(滝実君) 辞めた理由を私の口から申し上げるのはいかがかということもございまして、それなりに私の思っていることだけを申し上げたわけでございますけれども、千葉大臣は参議院選挙で当選できなかった、これがそもそもお辞めになった理由だろうと、私はそういうふうに思っております。
○国務大臣(滝実君) 私の口から申し上げるのは差し控えたいと思いますけれども、不適切な発言があったというようには理解をいたしております。
○国務大臣(滝実君) 法務大臣の国会における答弁の在り方というかパターンを自分の選挙区で発言をしたと、こういうようなことがあったというふうには理解をいたしております。
○国務大臣(滝実君) 私は、仙谷大臣は言わばショートリリーフとして大臣に就任したというような理解をいたしておるところでございます。
○国務大臣(滝実君) 江田大臣がお辞めになった理由は私も思い当たるところがございません。
○国務大臣(滝実君) 私はそういうふうには思いません。やはり江田大臣は、江田大臣としての大変貴重な経験を生かした法務大臣であったというふうに思っておりますから、特別お辞めになる理由はなかった。したがって、今仰せのように、できるだけたくさんの議員に大臣職を譲るというつもりは私には感...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 私も平岡大臣の副大臣を務めまして大変残念に思ったわけでございますけれども、最初のときの言わば秘書官の任用とか、そんな問題があったように記憶をいたしております。
○国務大臣(滝実君) 小川大臣におかれましても、私が副大臣としてお仕えを、支えさせていただきました。そういう立場から考えると、小川大臣がなぜお辞めになったかというのも私は心当たりがございません。
○国務大臣(滝実君) ただいまの法テラスの出張所につきましては、六月四日にも地元で関係者が集まって協議をいたしたというふうに聞いております。  大変長く時間が掛かりましたけれども、とにかく今先生の御提案のように、まとまらなくても法務省のリーダーシップでどうだと、こういうようなこ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 森先生の今御指摘になった過去のことに鑑みまして、そういうことにならないように精いっぱい頑張ってまいりたいと思います。
○国務大臣(滝実君) そのとおりでございます。
○国務大臣(滝実君) そういうような表明をいたしております。
○国務大臣(滝実君) 基本的にはおよそ二つあると思いますね。  一つは、やはり昔と比べて道路交通事情が変わってきたと、それだけ少し遠方になってもそれだけの言わばアプローチができると、これが一つでございますし、それからもう一つは、事務をスピーディーに運ぶためにオンライン化を進めて...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 大震災を経ても、今申しました統廃合の言わば推進原因になった理由というのはそれほど変わっているわけではないというのがあると思います。  ただし、聞きますと、二本松にいたしましても須賀川にいたしましても、オンラインの切替えがそれほど一〇〇%というようなところま...全文を見る
○国務大臣(滝実君) そういうことは、要するに悉皆調査ではやっていないと思いますけれども、そんなことも耳にしながら進めているはずでございます。
○国務大臣(滝実君) 私は指揮権発動については前大臣とは意見を交換したことがありませんので、今の段階だけで判断をさせていただきたいと思うのでございますけれども、基本的には指揮権発動というのは、当然のことながら、発動する、発動すると言って発動するものではないと、これがもう当然の話だ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的には、条文上、法務大臣に与えられた権限でございますから、そういう意味では、総理の指示を仰ぐと、こういうようなことは必要ないだろうと。ただ、内閣の一員として、やはりその事件に恐らくよるんだろうと思いますけれども、単独で決めてしまってというか、その後の問題...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的に指揮権発動というからには、それは法律の手続にのっとって堂々としてやらないと、これはこれでまた誤解を招くと、こういうふうに自戒をしなければいけないと思います。
○国務大臣(滝実君) 二つの仰せになった点については、いずれも法制審で既に報告が出ている問題でございます。夫婦別氏の問題にいたしましても、婚外子の相続権の問題にいたしましても、いずれももう法制審の議論は終わっている、そんな問題でございますから、法務省としては何とかこれを法案化した...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 元々、世界各国、終身刑を採用している国はそれなりにあるわけでございますね。今、委員おっしゃったように、そういう世界観からの終身刑の話は今初めてお聞きしましたけれども、刑事制度としての終身刑の在り方というのはそれなりに既に実行に入っている刑の一つでございますか...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 今委員から、人間の尊厳の問題として、あらかじめ事前に期間を少し前から予告すべきだと、こういうようなお話でございました。  確かに、現在、死刑執行を実行している国においても、あらかじめ時間を取って予告するという例もあるように聞いています。ただ、日本の場合にも...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 人権法に関しましては、既に自民党政権時代にも一度国会に法案が提出されたこともございます。それから、私が自民党の副大臣として法務副大臣やっている際にも、もう一遍人権法案を出直しをしようと、こういうことで案を作ったこともございます。  今、法務省としては、そう...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的には、検察権は法務省に機構的には所属するわけでございますけれども、やはり司法の大事な一翼を担う機能を持っている。したがって、司法の分野としても位置付けをされている以上、これについては司法の独立性という意味からも、検察行政については余り行政的、政治的な立...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 司法制度改革の目的とするところの一つには、プロの法律の専門家と一般の国民との間に意識のずれが出ているんじゃないだろうか。その意識のずれというものをやはり修正していく、それが司法制度改革の一つの目標であったと思います。その一つが裁判員制度であったというわけでご...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 裁判員制度については、言わば実績というか件数もかなり上っております。そういう中で、既に平成二十一年から見直しの議論を開始しているわけでございますけれども、この強制起訴の方については件数も少ない、そういう意味ではまだまだ実際の議論をするには早いかもしれませんけ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 元々、強制起訴の問題は起訴便宜主義とは相入れない部分があるわけですね。起訴便宜主義というのはやっぱり検察官から見てこれは起訴を猶予すべきだという問題が制度的にあるわけでございますけれども、この強制起訴の問題はそういうような次元の問題じゃないものですから、猶予...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 現在の裁判員制度に踏み切るまでには相当何回も回数を重ねた言わば模擬裁判をやってきたと思います。そういう中で、できるだけ分かりやすい裁判を目指すんだということで、いろいろ工夫をしてきた結果がそのスタートで取り入れられてきた。  しかし、その後の状況を見ると、...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的にはこの見直しの検討会においていろんな議論をしていく課題だと思いますけれども、控訴審のようなことになってくるとかなり第一審とは違った経験というか判断が求められると、こういうことでもございますし、それから、書面主義の部分が相当多いものですから裁判員にそれ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 例えば、今御指摘のように、性犯罪なんかの場合には被害者側が拒否するというような気持ちというのはあると思うんですね。プロには率直に話せるけれども、やっぱり普通の、一般、隣組のような感じで接触する裁判員にはなかなか微妙なところまで知られるのは嫌だとか、そういうよ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) おっしゃるとおり、薬物の中でも密輸事件なんというのは、それこそ一般の国民からするとその実態なんというのは見たことも聞いたこともないと、こういうことでございますから、裁判員裁判でその全体像を理解すること自体が難しい、こういうことはあると思いますね。したがって、...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 立証方法についても、それはどういうふうに立証するかということ自体が難しい事件だろうと思いますけれども、余り国民になじみのないものは、裁判員の言わば国民的な意識、要するにプロと一般国民との意識の乖離ということを言っても、その一般国民そのものが元々感覚のない事件...全文を見る
○国務大臣(滝実君) これは、当初議論をしているときから、守秘義務は本当にきちんと守れるか、あるいはそれに対してペナルティーを科すのがいいかどうかという議論は最初からあった議論でございますね。ですから、そういう意味では、いろんな議論の中で、まあ感想ぐらいはいいんだろうとか、一部そ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 裁判員制度が始まるまでは、恐らく裁判員は死刑の判決にはよう踏み切らないんじゃないだろうか、こんなことも言われました。死刑を避けて通るというか、そういうようなことも言われていたのでございますけれども、スタートしてみたら、やはり裁判員は裁判員なりに、今御指摘のよ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 将来というか、政務三役の中で議論してきたことは存廃そのものにずっと掛かり切りになってきたわけでございます。  したがって、終身刑のところまで踏み込んだ議論というか、そういう領域にまで検討の幅を広げてきたわけではありませんので、やはり今仰せのとおり、終身刑に...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 裁判員制度の発足のときからできるだけ裁判員に負担の掛からないように、その第一が長期化することを避けると、こういうことでございました。現実には百日を超えるような裁判も現実に経験しているわけでございますけれども、そういう観点からいえば、争点を単純化するということ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的には、三千人の目標を設定したときは、御案内のとおり、弁護士、裁判官、あるいは検察官といういわゆる法曹三者だけでなく、社会の隅々まで法律専門家がいることが大切だという発想方法で出発いたしたわけでございますけれども、残念ながら社会の隅々まで法曹が進出するよ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 最近の法曹は質が落ちると、こういうような言葉も新聞なんかでは躍っております。しかし、現実にはそんなことはあり得ないというふうに私は信じております。やはり後生恐るべし、若い人たちは若い人たちの我々が想定できないような能力が発揮できると、こういうものが法曹の現場...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 元々、被害者基本法からスタートした問題でございますけれども、法務省としては二年以内に結論を出すと、こういうようなことでとらえておりますので、そろそろこの問題については結論を出さなければいけない時期かなと、こういうふうに思っております。  ただ、その出し方に...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的には、旅費と申しても、極めて少額からそこそこまとまった金額まであり得ると思うんですね。したがって、一つ一つの旅費の支給そのものは大変細かい事務を要すると、こういうことでございますから、そこのところが、せっかく被害者に旅費を出すにしても、その辺のところの...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 今委員が総合的に勘案して被害者の負担が軽くなるようにと、こういうことでこの制度の仕組みをつくり上げなければいけない、仰せのとおりだと思います。
○国務大臣(滝実君) 大変難しい問題を承りました。基本的には、先般、非訟事件法の改正であるとか、そんなことで議論をしたわけでございますけれども、今の問題はそのときの議論ではないテーマであったかと思います。  いずれにいたしましても、御意見は承りましたので、その辺のところをよくよ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的に少年の保護手続というのは、少年の健全な育成を目指すと、これには異論がないわけでございます。そのために、少年の言わば意思を尊重して適正な審判を行えるような付添人を付けると、これが少年法の基本的な物の考え方だろうと思っております。
○国務大臣(滝実君) 委員のお話を私も弁護士会を通じて承っているところでございます。  この問題についてはいろんな角度から意見を聞く会を法務省としても経験しているわけでございますけれども、結局、加害少年の立場からすると、今委員の仰せのような格好で国選弁護士、弁護人を付けるという...全文を見る
○国務大臣(滝実君) この問題については、これまでもやっぱりスピード感を持って対応しなきゃならぬということは本委員会でも答弁を何度かお聞き取りいただいたと思います。  したがって、今委員のおっしゃるように、家庭裁判所が弁護士会に依頼するというのもこれまた筋がやや不透明な感じもし...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 今、委員と最高裁の意見の交換あるいは法務省の刑事局長との意見の交換を拝聴いたしておりますと、やはりこれは意見交換会においてもう少し実態をきちんと整理した上で判断をすべき問題かなと、こういう感じがいたします。現実に、家庭裁判所が日弁連に依頼をしている実態、どう...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 裁判所法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、司法修習生がその修習に専念することを確保するための修習資金を国が貸与する制度について、修習資金を返還することが経済的に困難である場合における措置を講ずるものでありまして、...全文を見る
07月24日第180回国会 参議院 予算委員会 第23号
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○国務大臣(滝実君) ただいま、今委員から、生死にかかわるようなことを民間の人間に対して強制するようなことは人権侵犯にかかわる話じゃないかと、こういうような御指摘でございました。  この発言については、委員から、今年の二月でございましたかね、この予算委員会でも御指摘がございまし...全文を見る
○国務大臣(滝実君) ただいま大阪の事件についての問題と今回の問題との比較についてのお尋ねがございました。  大阪の事件の後、検察の在り方検討会というものを立ち上げまして、検察の在り方についての議論をし、そして個々の問題に関連する体制づくりをいたしたところでございます。その結果...全文を見る
07月26日第180回国会 参議院 法務委員会 第9号
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○国務大臣(滝実君) 現在行われております法曹養成フォーラムの五月十日の論点整理について御紹介がございました。  これは今まで法曹フォーラムとして議論をしてきたことを論点として網羅的に取りまとめたと、こういうことでございまして、今後の問題としては、衆議院の法務委員会の附帯決議に...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 示されているのはおおむね一年以内と、こういうことでございますけれども、基本的にはできるだけ早く、既に第一ラウンドの論点整理がまとまったところでございますので、それを踏まえて新しい合議体制で更に煮詰めていくと、こういうことでございますから、できるだけ早くという...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的にはそういう方向で認識をさせていただいております。
○国務大臣(滝実君) 今の貸与制、給費制の問題が急を要すると、こういうことで昨年の八月末に法曹養成フォーラムで貸与制でいくと、こういうような結論が出たことは委員御指摘のとおりでございます。したがって、今の段階では、更にこの裁判所法の改正に関連いたしましてもう一度この問題を国会の中...全文を見る
○国務大臣(滝実君) そういうことも含めて、昨年の八月三十日に、当面の問題として貸与制どうするかと、こういうことでもあったものですから、法曹養成フォーラムとしてはそういう観点からの結論を出した。したがって、政府としてはその結論に従って現在の法案をお出ししていると、こういうことでも...全文を見る
○国務大臣(滝実君) そこのフォーラムでも指摘しているわけでございますけれども、この貸与制の問題は全体の問題とは一応別問題として切り離して議論をすると、こういう前提を取っているものですから、政府としてはその結論に従って法案の用意をしてきたということでございます。
○国務大臣(滝実君) 基本的には、繰り返しになりますけれども、衆議院の法務委員会の決議によりまして、昨年の十月のことでございますけれども、必要な措置を講じると、こういうようなこともございますし、そんな中で速やかに検討を行うんだと、こういうようなことが求められてきたものですから現在...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 委員の御指摘は、別問題ではないと、こういうことでございますけれども、基本的には、貸与制の問題が緊急の課題として取り上げられてきた、こんな経緯がございまして、政府としてもその要請に従って法案の提出をしてきたと、こういうことでございます。
○国務大臣(滝実君) もちろん、どれが緊急でどれが緊急でないとも言えない問題でございますけれども、とにかく、出発点として十一月から始まる新たな司法修習生に向かっての時期的な議論がございまして、そういうところで貸与制の問題ということで出発をしたということでございます。したがって、全...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的には、昨年の十一月以降は従来の給費制というような問題が切れてしまう、こういうようなことがあってこの貸費制の問題がそこで緊急の課題として浮上してきたと、こういうことでございます。
○国務大臣(滝実君) これは委員御指摘のとおり、新しい法曹養成の制度設計をする際に、従来の司法修習ということではなしに、基本的には法科大学院によって基本的なことを更に研さんをしてもらう、そういう中で司法修習制度も併用させていく、これが出発点であったかと存じます。その段階で、司法修...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 当然、この法曹制度を変えるときに財政的な問題からこういうような制度が仕組まれたということでもございます。今委員御指摘のとおり、当然新しい合議制の中でこの問題は改めて議論をしていく、こういうことでございます。その考え方は十分に考慮してやってまいりたいと思ってお...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 特にほかの例としては、私の方は承知をいたしておりません。
○国務大臣(滝実君) 制度設計としては、アルバイトも禁止をされているというのは従来の給費制の制度をそのまま踏襲しているわけでございます。その代わり、貸与制度で優遇措置を講じると、こういうことでその辺のところを解決しようとしたのが当初の制度設計でございました。
○国務大臣(滝実君) そこまで制度設計をしたときに議論はいたしておりませんので、その辺の理由を合理的に説明するのは、当時から議論をされたというのは私は承知をいたしませんので存じませんけれども、アルバイトをするだけの時間的余裕がなかったということも恐らく判断の理由ではなかったかとい...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 修習生が土日、何をやっているかということは、私も存じておりません。
○国務大臣(滝実君) 委員のそういう御指摘はごもっともだと思いますけれども、基本的にそういうことも含めて兼業禁止というのを従来から踏襲していると、こういうことになっているわけでございまして、そこのところの説明というのはなかなか難しさが残っていると思います。
○国務大臣(滝実君) 制度設計するときの議論が特に設定をされていないということもこれあり、その辺のところはその後も検討をしておりません。
○国務大臣(滝実君) 委員の御指摘でございますから、当然そういうここの委員会で出された議論というものを踏まえた議論はこの中でやっていくということになろうかと思います。
○国務大臣(滝実君) 今、最高裁の方から資料とともに御説明がございましたけれども、この辺のところは当初そういうような具体的な例をもって議論した形跡がないものですから、実際の運用の中で少し開いているのかなと、こういうような感じとして受け取らせていただきました。  いずれにいたしま...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 私どもは具体的に試験を担当をいたしておりますけれども、今御指摘のように、いわゆる司法修習をして最後の仕上げをする際の第二回の試験、いわゆる二回試験の不合格者がこの新制度になってから数が増えていると、こういうことは大変懸念をしている材料だと思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 今、実際の実態の御指摘がございました。少なくとも司法修習のコースの中で、それぞれ裁判所で修習を受ける、あるいは検察庁で修習を受ける、弁護士事務所で修習を受ける、こういうことを経てきた人たちですからそれなりの最低の条件はクリアしていると、こういうことだろうと思...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的には、この制度設計するときに法曹人口を増やす一つの条件として、単なる従来の法曹界にとどまらず、社会一般に法曹の資格を持つ人がそれぞれ仕事を拡大していってもらう、これが前提条件であったわけでございますから、そこのところが必ずしも予定どおり迅速に社会全体が...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 数としてそんなに多くありませんけれども、例えば国家公務員においても、あるいは地方公務員においても、期限限定付きの任用ではございますけれども、少しずつ法曹資格者を受け入れるという方向には出ております。それから、従来、企業におけるスタッフとしても、今まではどちら...全文を見る
○国務大臣(滝実君) とにかく、新しい法曹が誕生してから、その今までの経緯を踏まえて、その上で今委員も御指摘されたような数々の問題にこたえていく、これが現在の課題ではないかというふうに受け止めさせていただいております。
○国務大臣(滝実君) 基本的には、実際に、平成十六年からですか、やってみて、法曹を志す若い人たちに対して、やっぱり法曹というのはそれなりのリスクが多い、こういうようなことを自分の問題として感じ取ってきたこの十六年以来のことだったろうと思います。当初は大変バラ色の世界を夢見て志願し...全文を見る
○国務大臣(滝実君) それも今委員の御指摘のように、そういうこともないわけではないかとは思うんでございますけれども、せっかく司法試験、難関を突破して合格した人たちが法曹資格まではやっぱり持ってもらいたいというのが、この制度を考えた以上は当然の話、それがどこかで途切れてしまっている...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 委員が御指摘されておりますように、日本の場合には、外国のことはいざ知らず、明治以来、大変苦労をした中で司法試験に合格をして法曹として活躍をする、そういう人たちがかなり日本を支えてきたという歴史がございます。  そういう中で、今回の司法制度改革の中ではこうい...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 今委員がおっしゃるように、もう一遍給費制に戻したらどうかと、こういうことでもございます。  人材養成というのはお金の問題ではないことは分かっておりますけれども、司法制度改革全体を見ると、かなりの大金をこの司法制度改革につぎ込んできたというようなことも事実で...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 法務省としてはそういう理念的な排除はしないということでございますけれども、実際にどういう手続をするかというと、それなりの難しさは必ず伴うだろうと思います。  貸与制を全員が受けていて金額も一緒、同じ金額であれば一律に遡及適用ができるかもしれませんけれども、...全文を見る
○国務大臣(滝実君) これは文科副大臣をやっておられた委員の恐らく法科大学院教育に対する理念と一緒のものがあると思うんですけれども、基本的に法科大学院教育で求められる教育理念というのは三つぐらい掲げられていると思います。  一つは、もちろん専門的な資質あるいは豊かな人間性の涵養...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 私は法曹でありませんから自分の経験から申し上げるわけにはまいりませんけれども、法曹を志した人たちはいずれも、言わば強い正義感、社会にどう法律の専門家として貢献していくかという理念はみんなそれぞれ持ちながら法曹を志したと思います。  したがって、そういう面で...全文を見る
○国務大臣(滝実君) もちろん、今御指摘のような大変問題のある事件はございました。ただ、法曹全般について欠けている、何が欠けているかといえば、私は、当然初志が、そういう正義を社会に求めていくと、こういう観点から志した人たちだけですから、その点については特段のことを申し上げるもので...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 少し順を追って申し上げさせていただきますと、こういうことだろうと思うんですね。  田代検事が石川さんと、二回目にですかね、五月に最終的に確認の取調べをしました。そのときは、お互いに今までの要するに取調べの経緯を念頭に置いているものですから、五月段階での取調...全文を見る
○国務大臣(滝実君) なかなか一言では申しにくい大きな問題だろうと思います。  ただ、言えることは、司法試験の在り方についてもいろんな声があることは承知をいたしております。例えば、予備試験は難し過ぎるんじゃないかとか、そういうような一つ一つの意見はそれなりに現実の実態を踏まえた...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 今委員の御指摘のとおり、法科大学院という問題と司法修習との関係について当時の議論を思い出しますと、それほど密接な関連性を持った詰めた議論というものがあったかどうかというのは、なかなか把握しにくいところがございます。恐らく、文科省は文科省でどうあるべきかという...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的に、今委員が御指摘のように、それぞれの団体がいろんなことを検討していただけるのは大変有り難いことだろうと思います。  ただ、法務省の立場から日弁連さんにお願いしますよとか、そういうようなことはなかなか制度として仕組めない話ではないだろうかなという感じ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 今までの新司法試験の合格者数、現在は二千人台でございますけれども、この二千人台が続いておりますのは平成二十年、二十一年、二十二年、これが三年続けて大体同じような数字が合格者として挙がっております。そして、合格率は、しかし一方では年々下がっていると。例えば、平...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的に、弁護士会の存在理由というのは、弁護士法に基づいて設立する団体でございますし、弁護士の業務を行うためにはどこかの地域の弁護士会に加入すると、こういう建前でございますから、そういう意味では、大変、弁護士会の仕事というのはそれなりの公的な側面を持っている...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的に、法曹制度を新しくするときの議論がやっぱり先行したものですから、今のような格好で、数がどうかという議論がやはり前提条件になって付いて回ってきたというのが実態だろうと思いますね。  従前の司法試験であれば、合格率などということは始めから問題にしていな...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的に、委員が度々御指摘をされてきたことは、当然この委員会で私も拝聴してまいりました。しかし、そのたびに、言わば社会保険料の未払の問題については担当の部局の方からも督促をするとか、そういうことをずっとやってきたわけでございます。  今委員の仰せでは、もっ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的には、この会社を業務委託したのは法律に基づいて公募という格好でやっているわけでございますから、それに対して法務省がその条件に超えていろんな面からあれこれ言うというわけにはまいらない。これが公共サービスによって委託している一連の手続であることは、委員が元...全文を見る
○国務大臣(滝実君) その辺のところは、要するにこれからの、仮に給費制に戻るとした場合の議論の一つのポイント、そんなに大きなポイントというわけにはまいりませんけれども、一つのポイントであることは先ほども御指摘を申し上げたところでございます。
○国務大臣(滝実君) その点は、私は実際の経験者じゃありませんから何とも言いようがありませんけれども、そういうような指摘があるとすれば、それはそれなりの役目を果たしてきた、一つの公務員の一形態として自覚をそれによってされた人は、一生涯そういうつもりで法曹として取り組んでくれている...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 貸与制と申しましても、国が全く負担をしないわけではございませんで、貸与制としても返還年限は十年という大変長い時間を設定しているということもあるわけでございますから、貸与制は国が全然何もやっていないんだというわけにはいかないと思います。  私も学生時代、奨学...全文を見る
07月27日第180回国会 衆議院 法務委員会 第9号
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○滝国務大臣 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図るため、判事の員数を増加するとともに、裁判所の事務を合理化し、効率化することに伴い、裁判官以外の裁判所の職員の員数を減少しよ...全文を見る
○滝国務大臣 今御指摘のございました問題については、そもそも、第三次の参画計画の中で法務省に対して宿題が出されておりまして、平成二十七年度中にこの問題についての結論を出す、こういうような宿題が出されております。  そういう観点から見ますと、今度の報告書、これから取りまとめという...全文を見る
○滝国務大臣 なかなか結論が出にくい問題だろうと思いますけれども、今議論になっておりますように、AIDの出生の人たちが三千人を超えるということになってきますと、その中で近親婚を避けたいという思いの人もおいでになるということは、委員が御心配されているとおりだと思います。したがって、...全文を見る
07月30日第180回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○国務大臣(滝実君) 今、委員が平成十七年以降の問題について御指摘がございました。  基本的には、当時の広域市町村圏という地域割りがございましたので、広域市町村ごとに一つという格好で法務局を統合しようというのがそもそもの出発点でございまして、それが、今委員がおっしゃるように、一...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的には、今委員がおっしゃいました基準は二つありまして、一つは広域市町村ごとに一か所に統合すると、こういうことでございます。それからもう一つは、登記の件数で一万五千件ぐらいのところまでに統合していこうと、こういう二つの基準を当時持ってきたと思います。
○国務大臣(滝実君) 今委員が一万五千件、あるいは三十分の基準をおっしゃいました。それはあくまでも基準でございますから、多少の幅はあると思います。現に私の選挙区は三か所にあった法務局が今一つもございません。それは交通、時間、距離にして三十分離れたところに全て統合される、こういうこ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的には、それは誰にという請求相手は、現在の法律の中では存在しないというふうに認識をいたしております。
○国務大臣(滝実君) 基本的には、犯人を逮捕したときにはその犯人に請求すると、これが原則でございますけれども、それ以外の法制がないということでございます。
○国務大臣(滝実君) ただいまの問題は、阪神大震災のときにもそういうことが随所で行われました。あのときも、津波のようなことはありませんでしたけれども、やはり大きな被害を受けた地域では、そこに立入禁止という地域を地区で設定をいたしたものですから、被災者が自分の家に帰れない、そんな中...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 法務大臣として答弁するには大変大きな問題、即答はしかねる課題だというふうに思います。
07月31日第180回国会 衆議院 法務委員会 第10号
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○滝国務大臣 今委員の方から、成人後見人の制度のいわばすき間が大変これからも問題になる、こういう御指摘でございました。  法務省としてどうするかということをまだ方向づけるわけにはまいりませんけれども、基本的には、医療の問題ということで、厚生労働省の方でまずは先行してどうするかと...全文を見る
○滝国務大臣 厚生労働省の方とも協議をしながら進めるべき課題だと思っています。
○滝国務大臣 今御指摘の問題も、同じように法のすき間の問題かと存じます。  現実には、相続人がきちんとしていれば相続人が取り組む話でございますけれども、その相続人も見つからないという場合には、成人後見人が後始末をするということが前提でしょうし、また、それができなければ市町村が御...全文を見る
○滝国務大臣 判検交流について、原則禁止というか廃止とはちょっとニュアンスが違うところがあるわけですね。  まず、今御指摘の訟務部門、これにつきましては、御指摘のとおり、その規模を縮小していきたい、こういうことは第一点としてございます。  それからあと、裁判官を検察官に振りか...全文を見る
○滝国務大臣 いわゆる訟務分野については、これはもう減らしていこう、こういう基本原則には変わりありません。
○滝国務大臣 基本的な問題についてはいろいろな議論があるわけでございますから、当然、当委員会での議論もこれからの合議体の中で十分に議論してもらうということがまず先決問題だろうというふうに思っております。  既に法曹フォーラムの結論は出ていたわけでございますけれども、国会での議論...全文を見る
○滝国務大臣 委員の方から、例えばアメリカでは州法でいじめ法ができている、こういうような御指摘もございました。その国の法制の立て方として、そういうことをやっているアメリカがあるんだなというふうに受け取らせていただきますけれども、私どもとしては、今の委員の指摘とは反対に、やはり包括...全文を見る
○滝国務大臣 現実に、いじめの問題は期間を置いて繰り返すというようなのが最近の実態だろうと思います。  その中で、人権擁護委員がこれまで取り組んできたのは、子供に対するいじめ一一〇番のミニレターというものを学校を通じて配って、そして、生徒が直接その地域の法務局にそのまま投函して...全文を見る
○滝国務大臣 基本的に人件費の問題が相当にウエートを占めるだろうということでございますけれども、これを積算するというところまではまだ至っておりません。  実際の、人権擁護局が中央で、あるいは地方で法務局を通じて使っている人権擁護に関連する予算というのは、大体三十数億円が現状だろ...全文を見る
○滝国務大臣 委員の思いのほどは受けとめさせていただきます。  ただし、今申しました人件費の問題は、これは現状の機構、組織を使うということでございますから、今よりもそんなに大きくふえるということは前提をいたしていないわけです。ただ、事業費の三十数億円については、これは多少ふやし...全文を見る
○滝国務大臣 委員がおっしゃるように、現場の人権擁護委員というのは、こういういじめの問題について、やはり何とかしなければいけない、そういう意欲を今湧き立てているところでございます。したがって、もっともっと学校との連携ができれば活動の範囲が広がる、そんな思いでこのいじめ問題を見てい...全文を見る
○滝国務大臣 やはり、現場における人権擁護委員の活動、あるいはそこで得た情報、これをいわば、法務省ではなく中央機関が吸い上げて、そしてそれに対して機敏に適応させていく、これが今考えている人権委員会法でございますから、そういう意味では、現場とそれから国の機関がある意味では情報を共有...全文を見る
○滝国務大臣 世間から見ると、やはり、しょせんは法務省という一つの権力の中枢の中で全部それが、そういう権力統制というか、一つのいわば国の中で吸収されてしまう、こんなような不安というか見方も存在し得るわけです。  したがって、ある程度国から独立した機関を設けて、そして現場における...全文を見る
○滝国務大臣 現実の人権擁護委員が例えば国に上げても、国は政府全体としての権力構造の中でそれをどう扱ってくれるかについては疑心暗鬼があるだろうし、また、権力というのはそんなものだというふうに思われてはいけないから、やはり政府機関とはある程度の距離を置いた独立の機関、こういうような...全文を見る
○滝国務大臣 外国人の参政権問題が最近において日本で出てきましたのは、海部内閣が誕生した後でございます。海部内閣の誕生とともに、海部・盧泰愚会談がソウルで行われました。そのソウルでの議題の一つとして、地方参政権の問題がある意味では表面化をした。しかし、日本側はそれをテーマにするこ...全文を見る
○滝国務大臣 基本的には、参政権の問題と人権委員あるいは人権擁護委員の問題とは切り離して考えるべきだというふうに思っております。
○滝国務大臣 裁判外の紛争解決は、司法制度改革の中で出てきた問題でございますから、比較的なじみがまだないというのが実態だろうと思います。しかし、当時からできるだけ裁判外の紛争解決というものにも力を入れていくということで、法務省が認定しているいわば認証ADRということもかなりふえて...全文を見る
○滝国務大臣 本来であれば、定員法は予算に関連する法案でございますから、できるだけ早くというのが大原則でございます。そういう意味では、今国会というか速やかにというお願いを申し上げたいと思うんです。  ただ、現実問題として、それではいつまでかというのは、期限があってないようなとこ...全文を見る
○滝国務大臣 今委員の方から、国の財政をおもんぱかってこの法案の進行にちゅうちょされたんじゃないだろうか、こういうような温かい御配慮もございましたけれども、基本的には、最高裁は最高裁として、国の財政とは無関係ではございませんので、多少、増員要求も、いわば行政職に準じた要求をせざる...全文を見る
○滝国務大臣 基本的には、司法制度改革の中で裁判官を年次的に増加させていかなければいけない、そんなことでやってまいりました。一応、一段落はついたのでございますけれども、先ほど来最高裁の総務局長からも御答弁がございましたように、裁判所というのは、やはり訴訟事件がふえてくればそれに対...全文を見る
○滝国務大臣 法務省の中で、もちろん裁判官に来てもらっています。ただ、それはあくまでも、裁判所の定員で、定数の中で来ているんじゃなくて、法務省の職員定数の枠の中で裁判官に来てもらう。その後は、もちろん裁判所の方は裁判官の枠があきますから、そこは裁判所の中で埋めるということはあると...全文を見る
○滝国務大臣 司法制度改革の当初では、三千人の数字というものも、時期的なことも言っていたと思います。ただ、その後の実態を見ると、今直ちに三千人要るのかどうかということについては、前提がまだまだ熟していない、こういう状況だろうと思います。  当時は、弁護士、検察官あるいは裁判官、...全文を見る
○滝国務大臣 今お聞きいたしておりまして、八王子支部が立川に統合される、東京は交通の便がやはりすぐれているな。地方であったらそう簡単に、統合なんていうのは大問題になる。やはり、東京は全てに、交通網が整備され、電車もそれなりにある。そういうことを私は、東京から離れた選挙区でございま...全文を見る
○滝国務大臣 この問題は、最高裁がお考えになることでもございます。もちろん検察庁もそれに付随するわけでございますけれども、基本はやはり裁判所がどこに設置されるか。それによって、立川がいわば本庁の一つになるということであれば、それは検察もそれなりに考えていかなければいけないだろうと...全文を見る
07月31日第180回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○国務大臣(滝実君) 今のところ、ただいま委員の御指摘のような告発状につきましては、福島地検でそれを受理したという報告は受け取っておりません。
○国務大臣(滝実君) 具体的な事情については私の方から申すわけにはいかないと思いますけれども、聞いておるところによりますと、内容についていろいろ修正をしたらどうかとかというような中身の問題について、形式的なことでしょうけれども、是正措置をしているんじゃないだろうか、こういうように...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 一般論として申し上げれば、当然、告発でございますから、事件の特定性とかそういうようなことが整っているかどうかと、こういうことを恐らく検討しているんだろうというふうには聞いておりますけれども、中身について私どもが特別なことを報告受けているわけじゃありませんので...全文を見る
○国務大臣(滝実君) その辺のところは私どもも掌握しかねております。
○国務大臣(滝実君) 私も、先ほど来申し上げておりますように、事件の中身について詳細に承知しているわけじゃありませんけれども、事件が、どういうように特定されているかどうか、そんなことを中心にして恐らく是正措置を求めていると、こういう段階のように聞いているわけでございます。
○国務大臣(滝実君) 私の方から具体的な事件についてあれこれ言うのは、それこそ指揮権ということにもなりますから、私の方からは申しかねますけれども、ここでの議論のやり取りは当然伝わっていくと思っておりますので、私の方から特別な指示をしなくても、それはそれなりに伝わっていく話ではない...全文を見る
○国務大臣(滝実君) その辺のことに関しましても、その理由について特に聞いておりませんので、私の方からお尋ねするというようなことではないというふうに思っております。
○国務大臣(滝実君) 一般論として申せば、当然告発状に従って受理すべきものは受理するということであって、事故調だとか何かの様子を見ているとか、そういうようなことではないと信じております。
○国務大臣(滝実君) 当然、告発状を受理すれば、検察当局としては当然それについてきちんと法と証拠に基づいて措置をする、当然のことを恐らくこれから進めるんだろうというふうに思います。
○国務大臣(滝実君) 五百か所の目標はクリアをしていると思います。
○国務大臣(滝実君) この問題は、当時ございました広域市町村圏ごとに法務局を統合していこう、こういう構想であったわけですね。したがって、そのときの条件は、広域圏に大体一か所にまとめる、そして件数も一万五千件以下のところは統合してくるんだと、あるいは、広域市町村圏でございますから、...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的には、言わばオンライン化というような格好で大分技術的な進歩が利用できる、そんな状況になってきたものですから、この法務局を統廃合して、そしてオンライン化に掛けた言わば予算と申しますか、そういうものを導入して何とか合理化をしていこうと、こういうことでござい...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 委員の御指摘では件数と距離と両方というように聞こえるわけでございますけれども、どちらか一方が充足していればそれで統合していこう、こういうところから出発いたしております。そして、時間距離の問題も、全ての市町村、所管内のいかなる場所からということでなくて、現にあ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 書かれているかどうかを私は確認をいたしておりませんけれども、そういうようなことでずっとやってきた、現に私も地元の問題でそういう角度から取り組んでまいりました。
○国務大臣(滝実君) もちろん、この地域は、須賀川にいたしましても、須賀川市内自身が大きな被害を受けておりますし、また二本松市も、例えば浪江町が役場を二本松市に開設していると、こういうようなことで、まさに被災地そのもの、こういうように認識をいたしております。
○国務大臣(滝実君) 全国的に見ると、統廃合についてはやはり濃淡があるようでございます。福島県もそういう意味では大変遅れている地域と、今までの統廃合の流れの中では少し遅れている地域と、それから、あるいは岩手や宮城の場合にも地域によっては進んでいるところもある。こんな状況のように見...全文を見る
○国務大臣(滝実君) この場でも申し上げましたけれども、七人目でございます。
○国務大臣(滝実君) 私は、昨年の四月の五日に須賀川の市役所へ行ってまいりましたから、言わば、一月足らずの中で須賀川市の市役所、あるいはその周辺、あるいはため池の決壊場所、それがどういう状況であったかということは当時見てまいりました。
○国務大臣(滝実君) 今いろいろ御指摘にありましたけれども、須賀川の場合には震災を受けたということもあり、地域的な事情もあって、今回初めて、実は一か所に統合するんじゃなくて、今委員が御指摘になったように、郡山市と白河とにですか、二つに分けて地域を統合する、これは地元の要求に従って...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 私が真っ先に現地へ参りましたのは田村市、須賀川市でございました。したがって、そのときの強烈な印象はそのまま持続しながら、この問題についてもずっと聞いてきたところでございます。  委員は千葉法務大臣のときからこの問題に当委員会でいろんな御指摘をされている、こ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) いろんな場面があり得ると思います。
○国務大臣(滝実君) 基本的には、福島県には二か所つくりたいというのがかねがね法テラスが考えてきたことでございます。  今般、二本松市の方に、地元の皆さん方がここでどうだろうかというような御提案あるいは御示唆もあって、取りあえずは二本松に出張所をつくろう、こういうことで地元との...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的には、出発点で法学部を持っている学校はほとんど法科大学院を目指した、そういう雰囲気だったと言わざるを得ません。ただ、法学部を持っていても、教員が充足できないところは諦めたというのが実態だろうと思うんです。  しかし、今考えれば三千人は多かったというこ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的には今委員のおっしゃるとおりだと思いますね。やはり目標は全面可視化。ただ、全面可視化といっても、今の取調べの実際に当たっている人たちから見ると、なかなかどうしたらいいかもう一歩踏み込めないところがあるんではないだろうかなと。したがって、トレーニングを通...全文を見る
○国務大臣(滝実君) やはり、可視化先進国と言われるところの実際のところをもうちょっとみんなで見に行って、可視化は恐るるに当たらないと、取調べの側から言ってですよ、そういうような中で進めるべきであろうと思います。  第三者の問題も、今回は、やはりそれがプライバシーに影響するとか...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 「検察の理念」をお守りとしていてもしようがないわけでございます。やはり、だけれども時がたつと、あのときに何でそういうことを言ったかという事実関係から出発するんだということを忘れないためにも、これは拳々服膺して事あるごとに、あの前田事件にいたしましても、今回の...全文を見る
○国務大臣(滝実君) やはり検察官というのは、基本的には一人一人が独任制の立場で、いろんな、あちらこちらからのいわゆる圧力、そういうものに左右されずに、独任制ですから、一人一人が独立した判断を行う、これが検察官としての使命というふうには理解をいたしております。
○国務大臣(滝実君) 基本的には、刑事関係法規がきちんと実効性を持っているか、そういうような観点から職務を構成をする、そしてそれに基づいて起訴するものは起訴する、こういうことが検察官としての最大の仕事、こういうふうに思います。
○国務大臣(滝実君) 今委員は尖閣の事件を引き合いに出されましたけれども、あの事件でも、私どもは当時、報道でしか情報がありませんでしたけれども、例えば外務省の担当官を呼んで事情を聴くとか、そんなようなことも報道では伝えられているように、独任制といっても自分だけの判断で物事を処理し...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 確かに、委員の御指摘のとおり、検察官の在り方というのは、我々は刑事訴訟法の中で言わば講学上の問題としてまず教えられるというところから出発しているわけでございまして、実際に検察官業務に携わった者以外はそれで終わりということが、基本的な知識、経験の限界だろうと思...全文を見る
○国務大臣(滝実君) もちろん、今委員が御指摘になったような一つの考え方というのはあるんだろうとは思います。  ただ、今までの独任制ということによって個々の検察官がそれぞれ独立した判断をする、その利点というものはやはりこれまでの経験の中で培われてきたということも大切にしなければ...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的に、検察改革の中で、今まで、起訴便宜主義についてもう一遍根本に立ち返って議論をしようと、こういうような段階ではございません。  しかし、今委員が仰せのように、起訴便宜主義も全くの便宜主義、検察官の考え方一つでもって動くわけではなく、過去のいろんな事件...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 検察の在り方の検討会でも、独自捜査について存続すべきかすべきでないか、こういう議論があったことは記憶を持っているわけでございます。その際にも、やはり抑制的ではございますけれども、独自捜査というものの意味、過去における流れを見れば、あながちそれを全廃するという...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 今委員が三審制の意義ということでお話しになりました。日本の場合には三審制ということにはなっておりますけれども、それぞれの段階で違う立場から審議をすると、そういう意味では単純な三審制でなく、それぞれの段階ごとにポイントが違う、そういう意味での三審制だろうと思い...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 私も、かねがねそういうような感想を持ってはいるんでございますけれども、言わばプライバシーにかかわるような中身がこの報告書に随所に出てくると、こんなことで、本来公表したんですよね、マスコミにも公表しましたし、もちろん国会の議員さん方にもみんな見てもらっている、...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 平成十六年の刑訴法の改正で証拠開示についても新しい方向が出されたわけでございます。そこでは段階的に開示をしていくと、こういうような趣旨だったろうと思います。  したがって、現在と昔の話とは多少ずれるところがあるだろうと思いますけれども、そういう意味では、新...全文を見る
○国務大臣(滝実君) これは白鳥判決でもその基準というか考え方が示されているわけでございますけれども、事実認定の不当を是正する、こういうことでございますから、再審というのは、まさに今回はそういう趣旨で再審が決定された、こういうふうに受け止めております。
○国務大臣(滝実君) 具体的なことに立ち入るわけにいきませんけれども、資料の鑑定技術そのものも恐らく変わってきている。そんな中で、新しいものがどれだけ生かされるかということもこの問題にはあるんだろうと思います。しかし、中身は、不当な事実認定というものをどう是正するかというのが再審...全文を見る
08月03日第180回国会 衆議院 法務委員会 第11号
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○滝国務大臣 このところ続けざまに危険運転による事故が続いている、こういうこともあり、法務省としても、この問題ついては関係方面からいろいろな要請を受けているところでございます。  そういう中で、前大臣のときから、何とかこの問題については省は省として検討を進めていく必要がある、こ...全文を見る
○滝国務大臣 できれば、八月中ぐらいには法制審に諮問をするというようなスケジュールで作業を進めていきたいと思います。したがって、その後の法律改正になると、法制審も、こういう限定された事項ですから、そんなに長時間かかるとは思われませんけれども、法制審の審議の状況を見て、法案作成に取...全文を見る
○滝国務大臣 今委員が御指摘のとおり、現行法をつくるときも、法制審で専門的な立場からいろいろな意見を頂戴いたしました。委員は、その中で、もう一遍たてつけそのものも見直す必要がある、こういう御指摘だろうと思います。  確かに、危険運転致死傷罪とそれから過失致死傷罪、基本的な立て方...全文を見る
○滝国務大臣 今委員が具体的に刑期の問題についても御指摘いただきました。  基本的には、先ほど申しましたように、業務上過失罪が五年ということでございますから、それがやはり根っこにあるということは否定できないところでございますね。  したがって、この辺は、法務省としても、どうい...全文を見る
○滝国務大臣 今委員から御指摘ございましたように、全過程の録音、録画はそのような数字にとどまっているということだろうと思います。ただ、全体としての録音、録画の対象件数というのは、既に九割を超えている。  こういう中で、できるだけ全過程を進めるようにというのが、本来、最高検の基本...全文を見る
○滝国務大臣 委員は、ライブ方式、こういうふうにおっしゃいました。要するに、生々しい実際の取り調べの姿をそのまま録音、録画する、こういうことだろうと思いますけれども、当然、国民の皆さん方の感覚は、そういうことが録音、録画の目的、こういうふうに理解をしていらっしゃると思います。そう...全文を見る
○滝国務大臣 まず、検証結果によって何に効果があるかというのを三点ほど最高検は挙げていると思います。  一つは、取り調べの適正確保に役に立つ。適正である、こういうようなことの一つのあかしになる。それから、供述の任意性、信用性の判断が、そのとおりだ、こういうふうに受け取ってもらえ...全文を見る
○滝国務大臣 最高検が目指しているところと私どもが考えていることとは、それほどの大きな違いはないと思います。  ただ、今申しましたように、問題点が三点ばかり挙がっておりますので、その中で、やはり検察官がどれだけ自由に、今までと同じような意識でもって取り調べができるかどうか。そう...全文を見る
○滝国務大臣 確かに、御指摘のように、録画じゃなくて録音だけでもそれなりの効果はある、こういう御指摘のようでございます。それも一つの方法として配慮すべき事項かなとは思いますけれども、せっかく、録画があった方がやはり何となく信憑性が高まる、こういうことで出発しているところでございま...全文を見る
○滝国務大臣 委員が挙げられました、実質証拠として利用している件が確かにあると思います。それは恐らくは、供述調書を被疑者が拒否する、こういうときに、この問題を実質証拠として使った、こういうことだろうと思います。それはそれなりに意味があったんだろうと思いますけれども、しかし、今おっ...全文を見る
○滝国務大臣 外国の例を見ると、少年事件こそ録音、録画で取り調べるべきだ、こういうような意見もあります。しかし、そうでもない意見もございます。録音、録画することになると、子供がやはりそれだけの緊張感を持たざるを得ない、こんなこともあるんだろうと思いますけれども。  いずれにいた...全文を見る
○滝国務大臣 基本的には、今の段階では内部的な検討にとどまっているということでございますけれども、検察当局も、最高検に外部参与というものも昨年来設置をいたしておりますので、外部の意見も直接聞きながら、この問題を一つの確立されたルールとしてどこまで徹底するかを見きわめていきたいと思...全文を見る
○滝国務大臣 直接的な取り調べの中身に議論をする話でございますから、なかなか外部の第三者というのは少し抵抗があるかもしれませんけれども、その辺のところも一つの課題として受けとめさせていただきます。
○滝国務大臣 まず、いじめについての法務省としてのかかわり合いは、地方における人権擁護委員を通じていじめの情報が入ってくる、そういう段階から法務省としての取り組みが始まるわけでございますけれども、そのためには何をやるかというと、学校を通じて、いじめ子供一一〇番、要するに、用紙を配...全文を見る
○滝国務大臣 二点についての、まず最初の、学校を通じての子どもの人権SOSミニレターあるいは一一〇番、件数からいうと、ミニレターの方は、年間九千件程度のものをいじめという格好で法務局で受け取っております。それから、子供一一〇番の方は、大体三千件から四千件ぐらいの範囲で受け取ってい...全文を見る
○滝国務大臣 危険運転致死傷罪ができ上がってから、相変わらず重大事故が後を絶たない。そんな中で、今回も、名古屋あるいは京都、こういうところで事故が連続してまいりました。  やはりこれは、今までの致死傷罪の条件である、四つの分類というか条件が設定されているわけでございますけれども...全文を見る
○滝国務大臣 死刑執行の問題についてのお尋ねでございましたけれども、いわゆる個別的な問題でございます。個別的な死刑執行の問題でございますから、それが影響あるのかどうかも含めて、お答えするのは差し控えさせていただきたいと思います。
○滝国務大臣 基本的には警察当局がどう判断するかの問題でございますけれども、当然、捜査当局は、今委員が御指摘のような観点からも関心を持って当たっているとは信じております。
○滝国務大臣 今委員は一般論、こういうことでございますので、そういう意味では、どこの場所であっても、刑事事件になるようなものが発生すれば、それは刑事事件として捜査、結論を得るというのが当然の話だと思います。
○滝国務大臣 一般論といっても具体的なイメージになってしまいますけれども、当然そういうような、捜査の結果、そういう事実関係が判明すれば、刑事事件としてそれなりの刑の当てはめをしていく、こういうことは当然のことだと思います。
○滝国務大臣 法律に従って捜査し、刑を当てはめた結果、そういうものに該当すれば、当然それはあり得る話だと思っております。
○滝国務大臣 そこになってきますと、事実関係がはっきりしませんけれども、恐らくそういうことも法的にはあり得るというふうには理解をいたします。
○滝国務大臣 法務大臣としては、今の日本の法制上、そういうことにはなっておりませんから、否定しなければいけませんけれども、個人的にも、前回、この委員会でも申し上げましたように、いいのか悪いのか、そういうことも含めて、大臣として発言は控えさせてもらった方がいいんじゃないだろうかな、...全文を見る
○滝国務大臣 今までのことを申し上げた上で、私は、地方参政権について賛成をいたしておりません。
○滝国務大臣 法務大臣として賛成とか反対の立場になっていないものですから、法務大臣としては申しかねますけれども、個人的には賛成をいたしておりません。
○滝国務大臣 回りくどいようですけれども、結論的にはそういうことと私は認識をいたしております。
○滝国務大臣 基本的に私は賛成をいたしておりませんから、憲法上の疑義についてまで触れる必要はないかもしれませんけれども、少なくとも、そういう憲法上の問題も兼ねて議論をすべき課題ではあるということは認識をいたしております。
○滝国務大臣 基本的には、日本国憲法というのは国民の福祉、厚生のための憲法でございますから、当然、外国人にまでそのような権限、基本的な政治権限を与えるというところまで憲法が予想していないという意味で疑義があると思っています。
○滝国務大臣 基本的に、憲法九十三条二項に「住民」、こういうふうに言うておりますので、そういう意味からも疑義がある、こういうふうに考えております。
○滝国務大臣 もちろん、憲法十五条の公務員の問題ではありますけれども、特に地方参政権ですから、憲法の九十三条ですか、それを今は申し上げたところでございます。
○滝国務大臣 いわば、国家というのは国民が当然構成するものでございますし、公務員を選ぶ権利は国民にのみ存在する、こういうことを宣言した条文だと思っております。
○滝国務大臣 当然、現行憲法を前提にすればそういう結論になるだろう、そういうふうに思います。  ただ、地方参政権の場合には、これからの議論という、そういう幅を持った状況の中で出てきた話でございますから、だから、憲法から直ちに出てくるのは、地方参政権も問題がある、こういうことです...全文を見る
○滝国務大臣 今まで申し上げたことに尽きると思います。
○滝国務大臣 私もそう思っております。
○滝国務大臣 基本的には、外国人に選挙権を与えるということは、それは憲法上認めていないということですから。ただ、議論としてありましたのは、これは遠い将来のことで議論があったと思いますけれども、少なくとも現行憲法のもとでは外国人に参政権はない、こういうことは当然のこととして理解をい...全文を見る
○滝国務大臣 私もそういうような観点から申し上げました。
○滝国務大臣 今までの私のここでの発言について、私はそのとおり逐一申し上げましたから、それ以上のことは申し上げる必要がないと思っています。
○滝国務大臣 いろいろな解釈論としてはあるんですけれども、私はそういうふうに思っています。
○滝国務大臣 家族の根幹を定めた条文だというふうには理解をいたしております。
○滝国務大臣 七百七十二条というのは、要するに家族、夫婦の基本を定めた法律でございますから、当然今もその意義は存続している、ずっと続いているというふうに理解をいたしております。
○滝国務大臣 当然、今御指摘のように、強い推定規定が働く、推定が働くということはおっしゃるとおりだと私も思っております。
○滝国務大臣 いろいろな事情がおありになりますから、それはそれなりにいろいろな意見が出てくると思います。  基本は、夫婦間の結びつきというものを安定的に、そして子供にとってもそれの混乱がないようにという意味での強い推定が働く、こういうような観点からこの七百七十二条は考えるべきだ...全文を見る
○滝国務大臣 委員がおっしゃるように、当然、強い推定を働かせるべきだというのは御指摘のとおりだと思います。  ただ、夫婦間には、それが破綻している場合もあるわけでございますから、そのときにどうするかという第二段階目のいろいろな判例、あるいはそれに対する手続、そういうものも、それ...全文を見る
○滝国務大臣 破綻をしていて、別居を長い間しているというときに、いろいろな法律問題が裁判所にも持ち込まれているわけでございますから、それはそのときの判断で、裁判所がどう判断するかという問題はあり得るのではないかというふうに思っております。
○滝国務大臣 個別の問題は、基本的には訴訟によって決められることが多いと思いますから、その訴訟で決められたことを、いや、そうじゃないというのは少し行き過ぎのように思いますから、裁判所が認定したことは、それは法律の精神、趣旨の中で認めるということではないかと思います。
○滝国務大臣 婚姻は形式主義ですから、婚姻が継続しておっても、裁判所が、事実上別居していて、もう本当の夫婦じゃないということであれば、それは、形は婚姻が継続していてもあり得るというふうな理解をいたしております。
○滝国務大臣 それは、裁判所がそういうふうに認定すればあり得るということだと思います。
○滝国務大臣 私は、具体的な事件の裁判官になったときのことを考えるわけにはいきませんから、今までの判例から考えると、そういうことになるんだろうというふうに考えております。
○滝国務大臣 基本的には、判例は判例としてあるわけですけれども、その判例に従って、例えば戸籍を扱う役所がその判例に従った対応がどこまでできるかどうか、そういう事務的な手続との関係が必ずしも一般には理解されていない、そこに問題があると思います。
○滝国務大臣 現実には、法科大学院において環境法という格好で取り上げているということでもございますし、また、司法試験においても環境法を選択科目の一つにしている、こういうようなことで、着々として環境問題が法的な場面で登場しているというのが最近の実態でございます。
○滝国務大臣 もともと環境問題というのは、何はともあれ日本がいわばリーディング国家としてやってきた分野でございます。それだけに、環境問題というものを法的な立場からサポートしていくというのは、法務省の一つの守備範囲というふうには考えております。
○滝国務大臣 今委員から、刑務所の作業の中でできた製品をCAPICというブランドにして買ってもらっている、こういう御指摘がございました。その中には、当然、全国の刑務所で木工品を製品にする作業をしているところがそれなりにございます。大量に使っている中では、今御指摘のように、網走刑務...全文を見る
○滝国務大臣 今、刑法の一部改正もお願いしているところでございます。やはり、再犯を防止するという観点からは、保護司さんの活動というものに相当頼っていく必要がございます。そういう意味でも、今委員の御指摘のとおりだと思います。  とりあえず、今やっておりますのは、保護司のサポートセ...全文を見る
○滝国務大臣 この問題は、もともと、ESDを提唱したのは二〇〇三年ということでございましたけれども、日本が提唱したものでございます。それが最終年の二〇一四年に日本で開催されるというのは大変意味のあることでございますから、もともと環境省とか文科省がその中心になってきたと思いますけれ...全文を見る
○滝国務大臣 今委員の御指摘のように、公開してもいいかどうかの検討を依頼した、その文書が流出したという、何とも皮肉な話でございます。  しかも、そのときの結論は、公開してもいいというようなことを今委員が御指摘になりました。そういうことであれば、これは当然、公開をすべきという方向...全文を見る
○滝国務大臣 刑法等の一部を改正する法律案及び薬物使用等の罪を犯した者に対する刑の一部の執行猶予に関する法律案について、その趣旨を便宜一括して、改めて御説明いたします。  近年、我が国においては、犯罪をした者のうち再犯者が占める割合が少なくない状況にあることから、再犯防止のため...全文を見る
○滝国務大臣 今委員の御指摘のとおり、本日、二人の死刑確定囚につきまして、死刑の執行をいたしました。  いつ執行命令を出したかについては、これは公開するわけにはまいりませんけれども、この数日間の間で改めて確定をし、そして執行命令をさせていただいた次第でございます。
○滝国務大臣 最初のときにここで申し上げたかと思うのでございますけれども、死刑の執行については慎重に判断をしなければならない、もとより当然のことでございます。  したがって、今後どうするかということについては差し控えさせていただきますけれども、具体的な案件に沿って、やはり死刑の...全文を見る
○滝国務大臣 サポートセンターの年間資金が十万円というのは、前から私も地元でたびたび聞かされている話でございます。要するに、資金面も保護司さんにお願いをする、そんなことでようやく保護司さんの活動ができ上がってきたというのが実態だろう思います。しかし、国の事業としてお願いしているの...全文を見る
○滝国務大臣 今委員から、覚醒剤の件数が横ばいというか、その横ばいの中でも多少上がりぎみだという御指摘がございました。確かに、覚醒剤は、最近では昭和五十年代の終わりがピークで、それからぼちぼち下がってきたということで、今、そういう中では、上がったり下がったりというか、依然として低...全文を見る
08月07日第180回国会 衆議院 法務委員会 第12号
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○滝国務大臣 日弁連の会長からの声明というのは、私も承知をいたしております。  しかし、この問題について私の方から感想を申し上げるわけにはまいりませんので、御容赦いただきたいと思うのでございますけれども、基本的には、今委員が御指摘になったように、司法当局、裁判所当局が大変苦難を...全文を見る
○滝国務大臣 法務省のいわば政務三役の中でいろいろな勉強をずっと続けてまいりました。死刑そのものの廃止問題も、当然いろいろな意見のある中で、法務省の当局としてもそれは勉強しておかなければいけない、こういうことでもございました。  しかし、それ以上に、実は、執行のあり方についても...全文を見る
○滝国務大臣 前大臣のときに、大体一年ぐらい、こういうようなことをことしの当初に申し上げているかと思います。一年以内でいろいろな情報が集まるかどうかというのもまだ見当がつきませんけれども、そんなに時間もかからずに資料としてはまとめて、それをやはり公開して、国民の間で共有の認識を持...全文を見る
○滝国務大臣 確かに、死刑と無期懲役との間をどうやってつなぐかということは大きな刑事政策上の問題だという認識は持っております。  そういう意味で、外国における終身刑というものも情報を収集しているわけでございますけれども、今の段階では、それにも一長一短がある。制度でございますから...全文を見る
○滝国務大臣 現行の危険運転致死傷罪というのは、もとより制定する際に法制審の意見もいただいている問題でございます。法制審は、そういうかかわりを持って今日まで参りました。したがって、法務省としては、できるだけこの八月中に、どういう形で法制審に諮問をするのか、そういうことも含めて取り...全文を見る
○滝国務大臣 法制審の答申がいただければ、当然そういうスケジュールを持って臨んでいきたいと思っております。
○滝国務大臣 今問題になりました通信傍受も年間二十五件程度、これは国会で報告をさせていただいているところでございますけれども、諸外国と比べて格段の差がある、御指摘のとおりだと思います。  こういうことも含めて、法制審議会で具体的な捜査方法の一環として議論をしてもらっているところ...全文を見る
○滝国務大臣 基本的には、今御指摘のように、非拘禁措置のための国際連合最低基準規則、これに沿った形で今回の法律改正をしようといたしているところでございます。  中身的には、特に、社会貢献活動を新しい保護政策の中に入れ込む、こういうことが大きな一つのポイント、こういうように理解を...全文を見る
○滝国務大臣 先般、法務省としても発表したわけでございますけれども、今後十年間で出所後二年以内の再犯を二〇%減らしたい、こういうことを一つのいわば基準設定という格好で発表をさせていただきました。したがって、今回の法案もその目標に沿う形でもともと立案をしている、こういうようなことで...全文を見る
○滝国務大臣 特に積み上げ計算をして予測しているわけではありませんけれども、現状の数値を比較すると、とにかく二〇%というのがいわば数値目標としてはぎりぎりのところかなと。余り高くてもこれは荒唐無稽ということになりますし、低くても目標になりません。そういうことで、現在押さえている数...全文を見る
○滝国務大臣 基本的には、まず住むところ、帰住先を確保してあげる、こういうことでございます。それから二番目には、当然のことながら、就労の場所を確保する。この二点を再犯防止という観点からは大きな目標として取り組んでいく、こういうようなことでございます。
○滝国務大臣 今委員の方から、薬物依存という問題を取り上げての御意見がございました。  法務省としては、平成二十四年度で、保護観察官の定数を三十人増加いたしております。したがって、特に薬物事犯ということでこれから実務につくわけでございますけれども、そういったことをとにかく力を入...全文を見る
○滝国務大臣 まだ来年度の予算要求まで間がありますけれども、とにかくこの法律改正がフォローできるような体制は確保していかなければいけませんので、その辺のところもあわせて対応をしてまいりたいと思っております。
○滝国務大臣 今委員の御指摘のとおり、現在、保護司の数は毎年少しずつ減り続けているというのが現状でございまして、四万八千人をちょっと超えるところまで落ちてまいりました。したがって、今お尋ねのように、ことしの五月に、保護司への就任依頼に関連してのアンケートを実施したところでございま...全文を見る
○滝国務大臣 今委員が、この新法の適用によって重罰化が出てくるんじゃないか、こういう御指摘でございました。  基本的には、裁判員裁判の扱う対象事件からすると、比較的重い犯罪が中心だろうと思いますけれども、しかし、御指摘のように、三年前後の罰則の適用ということも、それは当然あり得...全文を見る
○滝国務大臣 これも委員が先ほど御指摘されていましたように、私どもからどうこうするということはなかなか言いにくい話でしょうけれども、裁判所は裁判所として、今までのいろいろな量刑の科し方の問題、それから執行猶予のつけ方の問題、こういったものの資料を当然集めておいでになると思いますか...全文を見る
○滝国務大臣 これも法務省としてこういうことを言うのは少し行き過ぎかもしれませんけれども、今までの判例の中を見てまいりますと、今御指摘になりましたように、実刑の部分がどうなるかということが重いか軽いかという、要するに、実際の判決を受ける立場から見て、やはり実刑の期間が短ければそれ...全文を見る
○滝国務大臣 昨年度、薬物処遇研究会を開催いたしまして、新しい法律に対応するための薬物処遇プログラムを開発してまいりました。その中で、ことし十月から一部そのプログラムを実施してみよう、こういうようなテストに入ることになっているわけでございます。したがって、その結果を見ながら新しい...全文を見る
○滝国務大臣 できるだけ各方面からの意見も求めていかなければいけませんので、適当なときにあるいはそれを公表して、さらに改善をしていくということのきっかけになり得ればという感じはいたしております。
○滝国務大臣 これからの問題として、地域における支援、こういうことを意識した勉強もしていかなければいけない、こんなことで、今委員が仰せのとおり、薬物地域支援研究会を立ち上げて、そこで地域支援の立場からのガイドライン、こういうものをつくっていこう、こういうような試みを今やっておりま...全文を見る
○滝国務大臣 社会貢献活動については、昨年来、一部、テストとして保護観察対象者の了解を得て行ってまいりました。したがって、そういう実績を見てということもございます。また、その際にいろいろなボランティアの人たちにも手伝ってもらっているはずでございますから、そういう中で、やはり、実際...全文を見る
○滝国務大臣 まだ省内で具体的に決めているわけじゃありませんけれども、今の御指摘も踏まえて、実績がとにかく出てきているところでございますから、そういうことも含めて、あり方検討会という御提案については受けとめていきたいと思います。
○滝国務大臣 とにかく、刑事施設に収容されている人たちについて、いわば社会福祉的な要素を相当入れていく、あるいは職業の確保もやっていく。これは、いわば、平成十七、八年ぐらいから、ようやく厚生労働省との協力関係が敷かれてきた問題でございます。  したがって、今回のこの新法も、当然...全文を見る
○滝国務大臣 今委員から、法務大臣の姿勢についての御意見を頂戴いたしました。  法務大臣として、やるべきことを当然のこととして、私は、やはり決断をしていく必要はこれからもあるんだろうというふうに思っております。  要するに、司法当局、特に裁判所が大変苦悩して決めた判決を、法務...全文を見る
○滝国務大臣 今回の、刑の一部執行猶予制度というのは、今委員が御指摘になった趣旨を私も同じ思いで受けとめております。要するに、再犯防止あるいは改善更生、その役に立つような刑の選択肢をふやす、これが今回の法改正の目的でございます。したがって、いろいろなとり方があるだろうと思いますけ...全文を見る
○滝国務大臣 どうも失礼いたしました。  執行猶予は、そういうことを目的として執行猶予をつけるということは一つの考え方として当然伴っているわけでございまして、何か執行猶予中に、自由の身になったからといってまた罪を犯すようなことがあったら、執行猶予もろとも、もとの、せっかくの裁判...全文を見る
○滝国務大臣 保護司のなり手がない、これはもう保護局だけじゃなくて、法務省全体としても考えていかなければならない問題だろうと思います。そういう意味では、若い人になってもらうことは本当に願ってもない話なのでございます。  問題は、結局、保護司さんというのは、自分の自宅でいわば対象...全文を見る
○滝国務大臣 最高検の検証で指摘している問題点というのは、大きく分けると三つぐらいになると思います。  要するに、被疑者が緊張して、あるいは自尊心等の問題もあって、かなり心理的な影響を受ける。そういう意味では、自由な供述をしづらくなるような場合があるのではないかというのが一点で...全文を見る
○滝国務大臣 委員が御指摘されるようなことは当然あると思いますね。やはり、この種の取り調べというのはいろいろな種類の人たちを取り調べるわけでございますから、その中には、何回も犯罪を重ねている人もあるし、犯罪集団に属している人もおるでしょうし、それから、余り犯罪には、今回初めてとい...全文を見る
○滝国務大臣 基本的には、まだ録音、録画を始めて間もないわけでございますから、全ての取り調べに当たる検察官がいろいろな事件でいろいろな人に対応するときの経験というのは、いわば場数を踏んでいない。そういう意味では、取り調べる側の方の、研修をして、実際に場面に当たって物おじしないとか...全文を見る
○滝国務大臣 今、城内委員がおっしゃっているような問題は、それなりに現場ではあるんだろうと思います。ただ、いろいろなパターンがありますから、そういう意味で、そういうパターンにどうやって対応していくかというのは、やはり検察官の取り調べの技術というものがあるんだろうというふうに思いま...全文を見る
○滝国務大臣 我が国では、録音、録画の問題も、主としてアメリカにおける制度を導入してきたという経緯がございます。したがって、アメリカにおける録音、録画がいいからといって、そのまま日本でも適用できるというようなものではないというのが委員の今御指摘の趣旨だろうと思います。そういう意味...全文を見る
○滝国務大臣 当然、そういうことを視野に入れて、必要であれば、先ほども申し上げましたけれども、法制審の議論をしてもらうとか、いろいろなことを通じて、やはり可視化に伴う捜査手法の変化というものに対応できるような体制をとっていきたいと思います。
○滝国務大臣 今の委員の指摘とはちょっと違うんですけれども、学校で犯罪行為が行われれば、当然犯罪行為としてそれは捉えるべきだというふうには思います。ただ、いじめの態様というものがどういうものかによって異なってくるというように理解すべき問題だというふうに思っているわけでございます。
○滝国務大臣 今も申しましたように、当然それは否定すべき話ではないと思います。
○滝国務大臣 啓発活動と申しますと、大体三点ぐらいございます。  一つは、全国中学生人権作文コンテストということで、中学生に対して、いじめ問題というか人権問題を中心にして作文を送ってもらう。それからもう一つは、人権教室ということで、これは小学校が対象でございますけれども、いじめ...全文を見る
○滝国務大臣 いじめ防止法をどうするかというのは、当然今の課題だろうと思います。既に児童虐待法があるわけでございますけれども、これがいわばいじめの防止になっていない、こういうことであれば、それにかわるべき法整備というのは当然検討されるべき事項だろうとは思います。
○滝国務大臣 私もそれは報道を通じて知りました。
○滝国務大臣 その問題についての特段の指示はございません。
○滝国務大臣 部落解放同盟ということだけではなく、いろいろなところから、私の方には、法務省の検討している人権委員会設置法案、あれを早く実現するようにしてくれ、こういうような要請はいろいろな団体から来ていることは事実でございます。
○滝国務大臣 法務省に届いているかどうかわかりませんけれども、少なくとも、そういうような声も当然私どもにも来ています。
○滝国務大臣 そういうことを言いますとファクスがとにかくとまってしまいますので、まさに機能停止に陥るわけでございます。議員会館の方も、ファクスが結局は停止しちゃうんです。
○滝国務大臣 それは御指摘のとおりでございます。
○滝国務大臣 ただ、そういうことだけでは済む問題ではない、いろいろなチャネルが必要だ、こういうことだと思います。
○滝国務大臣 今回の事件については差し控えさせていただきますけれども、一般論としては、例えば、インターネットの場合でございますけれども、これについては、電気通信事業者団体で構成されておりますプロバイダーの責任制限法ガイドライン協議会というのがございまして、それに加盟しているインタ...全文を見る
○滝国務大臣 そのとおりでございます。  理由を申しますと、職権でやりますと、またそのプロバイダーがどういう反応をするかというのがつかみ切れないものですから、専らいわばインターネットの被害者からの要請によって、本人と相談した上で対応するというのを原則としているわけでございます。
○滝国務大臣 恐らくそういうふうに思われます。
○滝国務大臣 基本的に、八月中に、法制審議会に対して、どういうふうな改正をしていくのかということを目指した取りまとめをする、それに基づいて九月早々にでも法制審議会に諮問をしたいと考えております。  まだ法制審のスケジュールを押さえているわけじゃありませんけれども、できれば九月中...全文を見る
○滝国務大臣 もともと裁判員裁判というのは、プロと一般国民との意識のずれ、そういうものを何とか埋めていこうというところから出発していると思うのであります。  ただ、具体的な、今の場合には、そのずれを修正することになるのかどうか、そういうような議論は必要だろうとは思います。
○滝国務大臣 今回の法案のカバーできない部分、これについては、引き続き、やはり重大な問題として、関心を持って検討を続けなければいけないと思っております。
○滝国務大臣 比較的短期の自由刑につきまして、刑務所に収容することではなく、社会復帰を促進する、こういう観点から執行猶予制度を設けている目的というふうに理解をいたしているわけでございます。その間、仮に執行猶予を取り消さなければいけないような新たな犯罪事実、そんな状況が出てくれば、...全文を見る
○滝国務大臣 今までの執行猶予は、結局、全部執行猶予ということでやってきたわけですね。執行猶予期間が過ぎれば、刑はそこでもって終わり。  ところが、やはり、再犯防止という観点からいえば、それだけでは不十分な人もいる。そういうことでございまして、刑の一部を実刑にして、そして一部を...全文を見る
○滝国務大臣 杉良太郎さんは、今回も引き続き特別矯正監ということで全国の刑務所を回ってもらう、そういう役目をお願いしているわけでございます。その杉さんがおいでになったときに、網走刑務所では大変すばらしいポテトチップスが刑内作業として行われている、あれなんかはもっと全国に宣伝すれば...全文を見る
○滝国務大臣 薬物使用についてのみ累犯者であっても刑の一部執行猶予を可能とするその理由、こういうお尋ねでございました。  薬物の場合には、その他の刑と少し違いますのは、同じようなパターンで繰り返し行われる、こういうことでもございますので、一部執行猶予を再犯者についても行うことに...全文を見る
○滝国務大臣 基本的には、薬物につきましては、そのプログラムを作成いたしているところでございまして、このプログラムによって、どう更生させていくか、こういうことがこれから行われようといたしているわけでございます。  そういう意味では、薬物について新たな段階に入ってきた、こういうこ...全文を見る
08月20日第180回国会 参議院 行政監視委員会 第6号
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○国務大臣(滝実君) ただいま、検察の在り方に関連して当行政監視委員会の活動がどのように反映されているのかと、こういうお尋ねがございました。  当委員会におかれましては、たしか平成二十二年の十一月から検察問題を取り上げていただき、そして昨年の八月まで合計八回にわたって検察問題を...全文を見る
08月23日第180回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○滝国務大臣 お答えいたします。  六十五条の立法趣旨は、ほかに罪を犯した嫌疑がない場合には、刑事手続を進めるより、退去強制手続の速やかな実現を図ることが適当な場合があり得る、そういうことを考慮して設けられたのがこの立法趣旨でございます。
○滝国務大臣 法律の建前からいえば、司法警察官でございます。
○滝国務大臣 原則といたしましては、当然のことながらということでございますけれども、賃借人の権利というのは大変大きなものがあるわけでございますね。したがって、所有者が勝手にその土地の中に入るというわけにもまいりませんし、第三者が入るわけにもいきません。要するに、賃借人は、立場は賃...全文を見る
○滝国務大臣 判例にはいろいろ問題があるだろうと思いますけれども、具体的な判例を承知しているわけじゃありませんけれども、基本的には、それは土地所有者と賃借人との間の事実関係というのはあると思うんですね。
08月27日第180回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第10号
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○国務大臣(滝実君) 御指摘のとおり、私的整理ガイドライン、これを被災者の皆さん方に周知徹底するのは大変重要な問題だろうと思っております。  法務省の関係で申しますと、司法支援センター、通称法テラスですね、それの現地の出張所を、現在まで岩手県、そして宮城県、合わせて四か所に出張...全文を見る
08月28日第180回国会 参議院 法務委員会 第11号
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○国務大臣(滝実君) 裁判所職員定員法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。  この法律案は、下級裁判所における事件の適正かつ迅速な処理を図るため、判事の員数を増加するとともに、裁判所の事務を合理化し、効率化することに伴い、裁判官以外の裁判所の職員の員数を...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 今委員の方から石川郡のことについての言及がございました。元々、石川郡の中では取扱件数が大変少ないと、こういうようなことがございまして、そこでこの石川郡だけ特に特別な配慮をする、こういうようなことは今の段階では考えられないと、こういうことが結論なんでございます...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 被災地の中でどうして福島県だけと、こういうようなことでございました。  基本的には、前回も申し上げたかと思いますけれども、要するに福島県内の統廃合が非常に遅れているということがたまたま今回のこの災害に遭遇したということでございます。したがって、法務省として...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 当委員会におきましても、最初の委員会の際にも多少申し上げたかと存じますけれども、法務大臣が最終的に執行命令を出すというのはそれはやはり慎重を期すと、こういうことでもございます。したがって、法務大臣が要するに任意に執行を放棄するとかそういうようなことは法制上は...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 具体的な年齢の下で意見を申し上げるのはどうかとも思いますけれども、未成年者についての死刑の判断も裁判所としては恐らくいろんな状況を判断しながら死刑の選択をされたんだろう、こういうふうに認識をいたしているわけでございます。したがって、未成年者に対する裁判所が死...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 従来から、この条文については法務大臣が守るべき言わば命令というよりも訓示規定だと、言わばそういうような専門用語で言われてきたのがこれまでの実態でございます。私は、それはそのとおりだと思います。いろんなことを大臣としては判断をしなければいけない立場でございます...全文を見る
○国務大臣(滝実君) この条文の削除いかんという問題については、これはやはりそれぞれ長い議論の歴史があろうかと思います。しかし、訓示規定といえども、やはり裁判所の判断は、これは厳然として尊重すべきものだという基本原則に立つならば、この条文をあえて排除するようなことはどうだろうかと...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 今まで、最高裁の方から将来の見通しも含めての増員計画なかなか立てにくいと、こういうような御意見もお聞かせいただきました。しかし、最高裁は最高裁としていろんな角度からこれまで司法制度改革に当たって増員については特にいろんな工夫をされてきたと思います。  私ど...全文を見る
○国務大臣(滝実君) 基本的に、刑事施設その他におきましては、最近の傾向として、できるだけ厚労省の社会福祉に結び付ける、そういう努力を出所の直前からやっているということも御紹介をさせていただいております。そんなことをやはり委員が評価をされているんだろうというふうに思っております。
○国務大臣(滝実君) 受皿は、用意されるような努力をしているということであります。
09月03日第180回国会 参議院 決算委員会 第9号
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○国務大臣(滝実君) 不法上陸のおそれがあるという事態があれば、当然入管職員は現認をする必要がございますので、待ち構えているということは当然あり得るわけです。前回の平成十六年のときも、実は入管職員は石垣島で待機をしておりました。しかし、余りにも早く上陸したために間に合わなかったと...全文を見る
11月13日第181回国会 衆議院 法務委員会 第1号
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○滝国務大臣 このたび法務大臣に就任いたしました滝実でございます。  野田第三次改造内閣の発足に当たり法務大臣を交代いたしましたが、新大臣が体調不良により大臣を辞任しましたので、本年十月二十四日に再び法務大臣の重責を担うことになりました。改めて身を引き締めて責務を果たしてまいる...全文を見る
11月13日第181回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○滝国務大臣 委員長の御配慮で一言申し上げる機会をいただきましたので、申し上げたいと思います。  捏造というふうにおっしゃいましたけれども、私どもは、検察が捏造というようには信じておりません。やはりそれはきちんとした段階の中で調書をつくり、そして裁判所に送ったというふうに理解を...全文を見る
○滝国務大臣 ただいま委員から三点について御質問をいただきました。  この委員のおつくりになった資料の中で施設整備の経費でございますけれども、これはいずれも、耐震調査の結果、危ないと言われた施設について、全国防災という格好でそれの建て直しの準備をしよう、こういう事柄の案件でござ...全文を見る