竹内勝彦

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開催日 会議名 発言
03月02日第80回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○竹内(勝)委員 私は、さきの大臣の所信表明演説並びに電電公社総裁の事業概況説明について若干の質問をし、さらにまた一部関連した質問をさせていただきたいと思います。  まず第一に、大臣は郵政省の「各事業及び行政事務は、それぞれ国民の日常生活にきわめて密着した重要な機能を担っている...全文を見る
○竹内(勝)委員 次に総裁にお伺いします。  この事業概況説明の中で、いまも社会党の委員から話がありましたとおり、「非常災害時における通信の確保を図るため、引き続き防災計画を推進する」このように述べておりますし、さらにまたさきの国会におきましても、附帯決議においては、「電信電話...全文を見る
○竹内(勝)委員 非常に重要なことですので、ぜひそのようにお願いしたいわけですが、特に地震あるいは豪雪、風水害等の面でいま言われたことはわかりました。  五十二年度予算にその災害対策としてどのように積極的に取り入れていったのか、それをお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 特に昨年料金の値上げが行われたわけでございますけれども、大臣も国民の信頼にこたえ、よりよい電信電話サービスの提供に努めていく、このように言われておるわけでございますが、サービス面においてこの料金値上げというものに絡んで何らかのトラブルはなかったのか、あるいはトラ...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの総裁の説明では、ちょっと具体的な面がよくわかりませんが、特に私が質問しておるのは、料金がこれだけ高くなったのですから、利用者としては当然それだけのサービスに徹したものを要求するしまた考えてくる、このように思うわけでございます。したがって、昨年急にこれだけの...全文を見る
○竹内(勝)委員 この問題についてはもう少しよくまた調べて、サービス面という面に関し、またさらに国民の信頼にこたえるという面からも、この際前向きの姿勢で取り組んでいただきたいことを念願いたします。  そこで先ほどの災害時の説明が幾つもありましたけれども、私は特に平時の状態につい...全文を見る
○竹内(勝)委員 一定時間というように、管理面に関していま御説明がございましたけれども、そのチェックの体制なりもうちょっと詳しく、どういうような時間帯でなっておるのか、一つの例を挙げてもらっても結構でございますが、御説明いただければありがたいと思います。
○竹内(勝)委員 それではこの際、一一九番の件でお伺いしたいと思いますが、東京消防庁の例をとってお聞きします。一一九番への通報は一日平均何件ぐらいあるでしょうか。
○竹内(勝)委員 わかりました。しかし、この一一〇番なり一一九番というものは、利用者というものは私どもが考えても非常に大きいものがあると思われます。したがって、どれぐらい利用しておるのかということも考えないで、それで保全管理あるいはその装置等を電電公社でいままで考えておったのか、...全文を見る
○竹内(勝)委員 わかりました。その一一九番に関して私は質問しておるわけでございますが、その一一九番がたとえば地域によってはあるいは話し中になる可能性もあるほどその時間内で使われるようなことがないかどうか、そういった面をつかんでおりますか。
○竹内(勝)委員 非常にこの面は私は重要な面があると思います。特に私が述べたい点は、この二月十七日夜から、時間ははっきりわかりませんが、十八日未明にかけて東京町田南ブロックです、これは東京消防庁の第八方面本部ですね、ここに所属する一一九番にダイヤルをしましたけれども通じなかったと...全文を見る
○竹内(勝)委員 それは何時から何時まで通じなかったか、お答えください。
○竹内(勝)委員 いつ回復しましたか。
○竹内(勝)委員 その事故の原因は何ですか。
○竹内(勝)委員 その場合、一般の人が一一九番にダイヤルしたときにはどういう状態になりますか。
○竹内(勝)委員 この種の事故は、東京消防庁の第八センター、あるいは全国でも結構です、過去ありましたか。
○竹内(勝)委員 それでは、私がいま説明を聞いたところによりますとアース障害ということを答えられましたが、アース障害などというものは、普通素人目に考えてもアースにつながっていけばアース障害になる、こういうように解釈するわけでございますが、そういうようなことは当然あり得る事故じゃな...全文を見る
○竹内(勝)委員 この問題は非常に重要な問題がございます。と申し上げますのは、私の調査によりますと、二月十七日の夜、十八日の未明です、ですから正確に言いますと十八日です、十八日の午前四時五十分に一一九番にかけ続けた人がおります。ところがかかりませんでした。いまのように話中だと言っ...全文を見る
○竹内(勝)委員 これは非常に重要な問題でございます。総裁、この面を報告を受けていますか。
○竹内(勝)委員 大臣、報告を受けていますか。
○竹内(勝)委員 大臣は時間的なものもございましてお聞きになっていないと判断いたしますが、しかし、国民が最も信頼しておる一一〇番あるいは一一九番、これがつながらなくて命を落とした人がいる。また、先ほどの事故内容にいたしましても、非常に起こり得るような事故内容に私どもは判断しますし...全文を見る
○竹内(勝)委員 非常にその面に関しては抽象的のように私どもにはとれます。総裁は、一人の人が亡くなっておるのに、じゃどういう対処をしたのですか。
○竹内(勝)委員 これは二月十八日の事件でございます。もう十数日の日にちがたっております。まだどういう処置をとったのかも聞いていない。じゃ総裁でなくて結構ですが、担当の方でこれはどういう処置をとりましたか。
○竹内(勝)委員 これは人命尊重、人間性というものを大事にしていく、そういう立場に立って国民の信頼にこたえると言って大臣もあるいは総裁も演説をなさった。そのものと事実とは大きく反していると思いますが、大臣、いかがでしょうか。
○竹内(勝)委員 この件をお伺いしますが、法的には問題はございませんか。
○竹内(勝)委員 私の調査によりますと、ちょっと大臣よく聞いておいていただきたいと思いますが、憲法第十七条には「何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、國又は公共團體に、その賠償を求めることができる。」とあります。この辺の御見解はいかがですか...全文を見る
○竹内(勝)委員 総裁の非常に心温まる御回答をいただき感謝しております。ぜひそういうようにお願いしたいと思いますし、なおかつ十数日も過ぎておりながら果たしてお葬式には顔を出したのかあるいはお見舞いにも行ったのか、その辺もはっきりとしていない。こういった面に関しては十分反省の余地が...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひこの面は、私ども考えてみましてもたとえば大事故が発生したときに、いま私の調査によるとこの東京第八センターへつながっていく町田南ブロックからの回線は一一九番では四つしかございません。そうすると一遍に五人以上の人が同時にダイヤルをしたときには当然これは話中になり...全文を見る
○竹内(勝)委員 よくわかりました。ぜひそういう方向で二度とこういう事件が起きないようにお願いしたいと思います。したがって、ここで若干これに関連して参考のために一一〇番と一一九番の回線のこの事故発見数についてデータがありましたら教えてください。
○竹内(勝)委員 この事故発見の例から考えてみましても、決して事故の数というものは少ないものではございません。ましてやそのようないまだかってないような事故が、しかも原因を考えると非常に簡単に起こり得るようなそういった立場にあるわけでございます。したがいまして、この電電事業としての...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひそのようにお願いしたいと思います。これは電電公社の一部の地域での一例でございましたけれども、どうか各郵政事業、これはもうすべて国民の日常につながったものでございます。そういう意味から、本当にいまの総裁並びに大臣の姿勢をぜひ強力に堅持し、そしてりっぱに遂行でき...全文を見る
03月03日第80回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○竹内(勝)委員 私はNHKの予算並びに事業計画等につきましての若干の質問をいたしますが、すでに他党の同僚委員が質問をいたしまして、若干重複する点もあるかもわかりませんが、今後の大事な点でございますので、御了承を願い、その辺の御配慮をよろしくお願いしたいと思います。  まず初め...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま大臣は長期的展望に立って、このように言われましたが、それでは現在の経営状態は妥当と考えておるのか、それともこれは改善すべき点が多々あると考えておるのか。長期的とすれば、じゃどういうふうにやるのか、その辺をお答え願いたいと思います。
○竹内(勝)委員 わかりました。  NHK会長に基本的な姿勢をお伺いしたいと思います。  第一点は、小野前会長はNHKの厳正中立、不偏不党というその原則から逸脱したのではないかという問題で辞任されたと解釈しておりますが、坂本会長はこの面を一体どういう決意で、この独立性あるいは...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひそういう面で、私どもの要望のような体制でお願いしたいと思いますが、この面に関して、いままでの推移というものもございますので、大臣はこういう基本理念をどのように考えておるか、お伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 予算の面でお伺いしますが、昨年NHKは受信料の大幅な改定を行いましたが、契約及び収納の面における影響はどういったものがあるでしょうか。
○竹内(勝)委員 五十万に契約増を変更し、なおかつ一月末現在で三十二万、果たしてこの目標は達成できますか、その確信のほどをお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 鋭意努力をされている点、非常に敬意を表するわけでございますが、皮肉なことに、この受信料欠損率が年々増加の一途をたどっているように拝見します。この欠損率の推移はどうなっておりますか。
○竹内(勝)委員 いま四十七年度から言われましたが、私の調査で、四十三年度の資料がございますが、四十三年度のときに欠損率は〇・七六%です。これが四十九年度で二・三〇%。いまおっしゃったように、このようにわずか六年後には約三倍もの増加率、こういう面から認識して、この欠損率の増加とい...全文を見る
○竹内(勝)委員 努力はしてきたにもかかわらず、このように欠損率がどんどん上昇しておる。しかも受信契約も、いま話がありましたとおり、当初の目標を七十万から五十万に減らさなければならない。しかも、それが果たして目標が達成できるかどうかということも決して確実なものではない。こういうよ...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひ大臣のような、そういう前向きの姿勢でなければならないと思います。特に、大臣が今回のこの予算への意見でも、受信料の確実かつ円滑な収納を確保するために効果的な方策を講じるよう、こういう意見を述べておるわけでございます。それに対して、大臣のこういう考え方から、会長...全文を見る
○竹内(勝)委員 了解しました。  次に、五十一年度から五十三年度の収支の見通しについてお伺いします。これはどうなっておりますか。
○竹内(勝)委員 その五十一年から五十三年を通しての収支に関してはわかりました。だが、五十三年度のみを単年度の会計で見ますと、再び赤字になっておるわけであります。したがいまして、これによって今後の問題点が出てくるのではないか。そういう意味から、サービスの低下やあるいはその他への影...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひそういうふうにお願いしたいわけです。  ただ、危惧を抱くのは、このように五十三年以降にまた大きな収支の行き詰まりから安易な受信料値上げをもって切り抜けようというよな考え方があるのではないかということを心ある人たちは危惧を持っておると思います。どうかいままで...全文を見る
○竹内(勝)委員 了解しました。次の面に移ります。  難視聴の解消という面はどうしても取り組んでいかなければならない問題点でございます。そこで、五十二年度の計画では七十万件の受信契約増を見込んでおりますけれども、難視聴解消によるこの契約増はその中で大きな意味を持ってくると思いま...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは伺いますが、受信契約の対象となる受信契約対象の定義はどういうものですか。
○竹内(勝)委員 それでは、難視聴には電波障害等による都市難視と、あるいはまたいわゆる山間部などの一般的な難視聴とがありますけれども、都市難視はさておきまして、一般的に難視聴地域に指定する基準というものはどういうものですか。
○竹内(勝)委員 現在難視聴解消を必要とする世帯は全国でどれくらいありますか。
○竹内(勝)委員 八十三万世帯のうち、全く見えない世帯がどれくらいありますか。
○竹内(勝)委員 それでは、この難視聴解消によって契約増の見込み、いま八十三万、これがまたあるいは七十三万に減っていく、こういうふうに言われていますが、今後、この難視聴解消によって契約増の見込み数、これはどういうように見ておりますか。
○竹内(勝)委員 わかりました。  現在の契約者の中で、住居移転やあるいはいままで白黒のものからカラーテレビヘの買いかえ等があって、相当数の契約減があるのではないか、あるはずだと思います。それを補ってさらに七十万件の契約増を持っていくということは容易でないと思いますけれども、こ...全文を見る
○竹内(勝)委員 この目標達成のためには、非常に大変な努力をしていかなければならないという点が、よくわかりました。  だが、先ほど私が申し上げましたような、一方ではビルの高層化、あるいは私は京都に住んでおりますが、京都でもビルの高層化に伴ってテレビが映らない、あるいは山の影響ま...全文を見る
○竹内(勝)委員 それだけ多くのものがあるわけでございますが、この難視聴解消という問題は、NHK単独で解決できる問題ですか。
○竹内(勝)委員 確かにNHK単独で解決できる問題でなく、それに関連した幾つものものがあるわけでございます。  そこで、大臣にお伺いしたいと思います。この都市難視の問題、あるいは一般の難視聴解消という面に関して郵政省もあるいは建設省とかあるいは他の省庁と折衝して、具体的な対策を...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう少し詳しく、どんな方向にやっておりますか。ほかの方でも結構です。
○竹内(勝)委員 ぜひそういうようにお願いしたいと思います。  ここで大臣に、さきの逓信委員会でわが党の鳥居議員による一般質問の中で、大臣はこのように発言をしておりました。難視聴対策にはもう一工夫必要だ、私自身にも考えがある、速やかに手を打ちたいとの趣旨を述べておりましたけれど...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひ大臣のその姿勢を堅持して、この難視聴の解消という問題は国民の側に立って、これは予算がどうのこうのという問題ではございません。国民の側に立って国民への奉仕という立場からぜひ解消をしていただきたい。これは大臣並びに関係者に強く要望します。  続きまして、沖繩の...全文を見る
○竹内(勝)委員 現在沖繩の受信料の収納率はどのようになっておりますか。他府県と比べてどうですか。
○竹内(勝)委員 大臣、ちょっと聞いていただきたいわけですが、いま私はあえて収納率はどうなっているかということを聞きましたが、このように本土と比べると、本土は九八%、これはいろんな面があったとしても、NHKに対し、こういった放送設備等に対して理解を示している姿ではないか、このよう...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま大臣が言われたように復帰前、OHKの時代、無料でございます。それが復帰後こうして有料になってきた、もちろん本土とは格差をつけておりますが有料になってきた。そうして、なおかつここでまた本土と同じパーセントで、ほぼ同じ考え方で値上げをやっていこうというところに少...全文を見る
○竹内(勝)委員 わかりました。それならば、この収納率の面はもう一歩NHKを理解してもらえるよう努力する必要があるのではないか、こう思いますが、いかがでしょうか。
○竹内(勝)委員 ぜひそういうようにお願いしますが、しかし、ここで受信料値上げに伴ってさらに収納率が減る可能性はないか、また、今後の推移をどう見ておるか、どの辺で本土並みに収納率を持っていこうとするのか、その辺をお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 この収納率の面で三年間で解消、非常に決意のあふれたお答えですが、相当の努力が要るのではないか、こういうように思います。そこで、受信料をここで沖繩の面を値上げしたとしても、今回の予算面に大きく影響する、そういった面はどの辺まで考えておるか。また、もしも三年間でそこ...全文を見る
○竹内(勝)委員 会長の考え方はわかりました。大臣、沖繩の特別措置、いま会長が言われましたが、こういう面と、今回の改定について沖繩をどう認識してこの面を考えていくか、もう一度お願いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 次に放送番組について一、二点お伺いします。  今年度のこの事業計画の中に、教育テレビジョンの放送番組のカラー化、これが含まれておりますが、どういう時間でどういうめどでやっていくのかお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 完了するのはいつですか。
○竹内(勝)委員 その内容がもう少しわかりましたならば、時間帯やあるいはいつごろから、そういった内容面に関してわかりましたら教えてください。
○竹内(勝)委員 お聞きするところによると十五分間、いままでのことから考えると大きな前進ではございますが、もっとこの面に関して福祉という面を考え、国民への奉仕という面を考え努力すべきではないかと思いますし、そういった計画があればそういった面もお聞かせ願いたいと思いますし、こういう...全文を見る
○竹内(勝)委員 手話の内容をいま説明いただきましてわかりました。それ以外に具体的なものがありましたらお聞かせ願いたいと思います。
○竹内(勝)委員 いまの答弁で、今後の具体的な計画に対しては、現在のところ昭和五十二年度の四月から手話をしていただける、これは非常にありがたいことでございます。あと具体的なものに関してはまだ正式にはないようでございますので、そのように判断しておきます。ぜひこの面に関して意欲的に取...全文を見る
03月14日第80回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第3号
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○竹内(勝)分科員 最近、雑居ビル火災あるいは病防等の火災事故、こういうものが非常に頻繁に起き、社会問題化しております。さらに昭和四十九年に消防法の改正が行われました。その後消防設備の改善は進行していると思いますけれども、その辺の実態はどうなっておるか。概略でよろしいですから、そ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 わかりました。  京都で特に昨年平安神宮が延焼したという事件は御存知だと思いますが、京都等におきまして、国宝、重要文化財等、重要なものがございます。そういう意味から、この京都の重要文化財に対する消防設備の設置状況はどうなっておりますか。概略で結構でございます...全文を見る
○竹内(勝)分科員 まず、ぜひ重要なものに対しては早急に対処されるよう、こういった面を私は要望しておきます。  その中で次にお伺いしたいのですが、京都の病院それから福祉施設等のこの消防設備がどのように進んでいるか。いま重要文化財等に関して御報告いただきましたけれども、その面に関...全文を見る
○竹内(勝)分科員 この病院及び福祉施設の中で設置が必要なもの、この消火体制の設置が必要なものの数あるいは改修が必要なものの数、この数でわかりましたらお願いしたいと思います。
○竹内(勝)分科員 いま説明いただいたところによりますと、きわめて早急にこの問題に対処していかなければ、いま法律の問題であと二年間まだ猶予期間がありますけれども、人命尊重という立場から考えていけば、いま一京都の地方を取り上げさしていただいて御説明いただきましたけれども、これは全国...全文を見る
○竹内(勝)分科員 いま大臣から前向きに御回答をいただきましたので申し上げますが、去る二月六日の北海道札幌市白石中央病院での火災は、死者四名、負傷者五名という大惨事でございました。特に生まれたばかりの赤ちゃんが死亡していく、そういった非常に痛ましい火災事故でございました。そこで、...全文を見る
○竹内(勝)分科員 そのとおりだと思いますし、私の住んでいる京都市におきましてのある百貨店では、四十八年十二月三十一日に出火いたしました。そして天井部分に設置してあったスプリンクラーが過熱によって即時に作動しました。これが有効に散水消火して事故を防いだ、こういったものは御存じのと...全文を見る
○竹内(勝)分科員 それでは、病院、福祉施設、いま人命尊重という立場から申し上げましたが、これにしぼりまして病院、福祉施設等に対するスプリンクラーの設置基準、これをちょっと詳しく、その基準だけで結構でございますから、御説明いただきたいと思います。
○竹内(勝)分科員 いまの回答を伺いますと、基準の主体が面積あるいは収容人員、こういったものに主体が置かれているように考えられますが、たとえば重度心身障害者とか精身薄弱者、こういう者の施設、あるいは養護老人ホーム、こういったものに対しては、一たん火災が起きた場合には、今度避難する...全文を見る
○竹内(勝)分科員 非常に前向きの回答で結構でございますが、それならば、まず、いろいろな防火設備というものがございますが、私は、これをこのスプリンクラーにしぼって、スプリンクラーを、いま言ったような重度心身障害者とか精薄者とか、非常に動けない老人、こういうものに対して、もちろん大...全文を見る
○竹内(勝)分科員 それでは、そのように改正の余地があれば考えられる、あるいは省令でもそういった措置を考えられるとなれば、ぜひ——いま、病院等でスプリンクラーで水をかぶっちゃうとかえってという問題も確かにあります。しかし、先ほどの白石病院の例はまるっきり焼け死んでしまうのですから...全文を見る
○竹内(勝)分科員 そうしますといまの回答では、そういった関係省庁と合意がつけば省令なり法改正なりという面を考えてもよい、こういうように伺ってよろしいでしょうか。
○竹内(勝)分科員 ぜひそういうようにお願いしたいと思います。この面に関しては、いまほかの面もまだ残っておる段階だということは確かにそのとおりでございますが、私がいま取り上げたのは、特にその中で病院であるとか福祉施設、これは逃げようと思っても逃げられない立場の人たちを守る意味から...全文を見る
○竹内(勝)分科員 どうもありがとうございましたした。
03月14日第80回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第3号
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○竹内(勝)分科員 私は、まず地下鉄建設の問題についてお伺いしたいと思います。  全国の地下鉄の建設状況はどうなっておりますか。今後の予定も含めて、概略で結構でございます。お答えいただきたいと思います。
○竹内(勝)分科員 その中の京都市の地下鉄の建設状況、計画と進行状況を含めてですが、これは詳しく説明をいただきたいと思います。
○竹内(勝)分科員 いま北大路−京都駅間五・七キロと申しましたが、私の手元にある資料では六・九キロになっておりますが、その辺間違いじゃございませんか。
○竹内(勝)分科員 了解しました。  それでは、京都市の地下鉄の補助金交付の実態を建設開始の時点から説明をいただきたいと思います。
○竹内(勝)分科員 そうしますと、総建設費はどれぐらいで、それに対する補助金額、この率はどういうような割合になっておりますか。
○竹内(勝)分科員 いまの回答をいただきましたのでいきますと五百四十四億、総建設費が千二百四十二億、これに対する割合でいきますと四三・八%という状態になります。  こういう状態では、地方公共団体の財政を大変圧迫しておると考えられるし、地方財政の危機と言われている折でもあり、この...全文を見る
○竹内(勝)分科員 いま大臣は、地方公共団体に対するものに、それほどの圧迫、そう大変なものであるというように感じていないような面が受け取られますが、この京都の時点を考えてみても、当初の計画から非常に大幅におくれております。また、そういった面も、これはもう各地方公共団体が、この経済...全文を見る
○竹内(勝)分科員 この交付という面で、私の調査では、昭和四十二年から四十四年、この三年間で交付率はアップしておりますし、その以後、四十五年から四十六年、この時点で、ここでは二年間で、さらにアップしている。四十七年以降は、いま大臣も言われたように、こういうようにアップというものは...全文を見る
○竹内(勝)分科員 その面で、財源の面で前向きな点はよくわかるわけでありますが、具体的に補助率を今後どうするつもりか、アップする考え方はないか、あるいはどのような調査研究によってその財源を確保していくか、こういった面をもうちょっと具体的にお話し願いたいと思います。
○竹内(勝)分科員 いま大半の地下鉄が健全経営になっている、こういうように見ておりますけれども、私は、京都でこの地下鉄問題等に関していろいろと話し合っておる中から、いまお話し申し上げましたように、四〇%強というような補助率で地方公共団体に対する圧迫というものは非常に大きいものがご...全文を見る
○竹内(勝)分科員 その考えでいきますと、モノレールは道路の上を走るという意味から補助金を出しておる。私がここで考えますのは、地下鉄の果たす役割りも、道路の混雑を解消させるという意味でいきますと、モノレールと同じ考え方で、モノレールは上を走り地下鉄はその道路の下にもぐる、こういっ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 この道路特会の年度繰越額、これはどのくらいありますか。四十八年度からで結構でございますから説明してください。
○竹内(勝)分科員 その面で年度繰越額がかなりのものがあるように伺っておりますし、またいま話がありましたように、道路の混雑を解消していくという面でいくと、これは道路の上を行くか下を行くかどちらかの問題であって、利用者の側からいきますとこれはどちらでもいいわけです。したがって、ぜひ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 大臣の言われていることわかるのですが、この問題はいままでの地下鉄に対する運輸省としてとってきた措置としての補助率になお上乗せをして道路特会から、こういう一つの提案であってこれが決してベストであるというような考え方で言っておるのではございません。いま関係者の答弁...全文を見る
○竹内(勝)分科員 その調査を進めている段階で、五十二年度の調査計画はどうなっていますか。わかる範囲で……。
○竹内(勝)分科員 いまの京都−園部間の住民は当初より非常にふえておりますし、特に亀岡方面の新興住宅というものは大変なものがございます。行ってみればわかると思いますけれども、いまあそこの道路が満杯で、マイカーで通勤しておる人たちはもうどうしようもないというような事態になり、また路...全文を見る
○竹内(勝)分科員 いま四十年度以降の面で一時減った、このように言われましたが、実はこの山陰本線が非常に遅いんですね。通勤に間に合わないというような事態で、もう待ち時間が多くて、したがって、かえってマイカーで行った方が、あるいは路線バスで行った方が速いという時点があったのです。と...全文を見る
04月06日第80回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○竹内(勝)委員 私は、まず郵貯の利用状況について最初にお伺いします。  去る三月、郵貯残高が三十兆円を超えました。この額というものは非常に莫大なものであり、民間金融機関全体の総預金残高のどのくらいの位置を占めておるのか、まずこの件からお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 過去二、三年間の郵貯の伸び率、それから今後どういうような伸び方を予測しておるのか、わかる範囲で結構でございます。これを答えてください。
○竹内(勝)委員 大臣にお伺いします。この郵貯の存在というものは、金融機関の中にあってその独自性という立場からどういう位置づけをもって考えておるか、それを答えてください。
○竹内(勝)委員 先ほど局長が今後の推移について若干述べられましたけれども、いままでの例から考えてみましても、このまま順調にいきますと今後莫大な郵貯残高というものが考えられるのではないかと私どもは思うわけでございますし、また郵貯が発展することに決して反対するものではございません。...全文を見る
○竹内(勝)委員 多くの庶民から預かった、庶民の汗の結晶でもある郵便貯金でございます。いま局長並びに大臣が申されたとおりだと思いますが、他の金融機関に影響することなくますます発展をさしていきたい、こういう面はよくわかりますが、それならば現在この庶民から預かった貯金を、その庶民に利...全文を見る
○竹内(勝)委員 郵貯は、いま私が申し上げましたように、庶民によって支えられ現在のような莫大な規模に発展してきたわけでございまして、いま財政投融資の中で約五割が郵貯から入っていく、あるいは使われておる内容、いろいろと聞きましたけれども、直接庶民に還元できるような方法で具体的なもの...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま局長が言われたとおりであると思います。私も調べてみましたが、直接庶民に何か融資の形でこういったものでお返しするというようなものは現在のところ特別なものはございません。間接的にはいま申されましたようなそういった公共事業等を通して返ってくるという形でございます。...全文を見る
○竹内(勝)委員 金額あるいは貸出状況がわかりましたら……。ほかの方で結構です。
○竹内(勝)委員 いまの説明ですと、住宅金融公庫を通して住宅積立貯金の利用状況ということで、まず利用している人は二月末で二十八万件であると局長は答えました。貸し出しておる件数は五十一年度で三千四百七十四戸、五十年度で千六百九十五戸、非常に少ないわけでございますが、いままでの全部の...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま局長その前の件を答えていただきましたけれども、累計が二十八万件というのは私はわかっているのです。そうでなくして二十八万件累計がある中で貸出件数は累計でどれぐらいなのか、こう聞いているわけです。
○竹内(勝)委員 局長、ちょっと理解していないのじゃないかと思うのですがね。  この住宅積立貯金というのは、三年あるいは四年、五年、この三種類がいまのところございます。これで今度は住宅金融公庫を通してお金を借りられるようになっているのです。私の聞き間違いかもわかりませんけれども...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの説明でわかりましたが、もうちょっと確認しておきたいのです。私が調査したのではちょっとその辺がよくわからないのですが、きょうは住宅金融公庫の方に来ていただいておりますので、そちらの方からちょっと、いまの件もう一度説明していただきたいと思います。よろしくお願い...全文を見る
○竹内(勝)委員 ちょっと話がややこしくなっておるようですが、私の手元にあるこの「住宅積立郵便貯金のしおり」、これは郵便局で発行したものですね。ここには二年で融資が受けられるというのはどこにも書いてないのですよ。これは一体どういうことなんですか。もう一度説明してください。
○竹内(勝)委員 この融資という面で私は聞いているのですが、ここには「「住宅積立郵便貯金預金者貸付あっせん書」を発行いたします。」とある。こんなことでいろいろ議論してもしようがないのですが、ここだけはっきりしておかないと次に進めないから私は言っているのですが、本当に二年で貸し付け...全文を見る
○竹内(勝)委員 大体わかってきたような感じがあるのですが、ただもうちょっとだけ、これは大事なことですから確認しておきます。それならば三年の期間の物に入っても、三年が終わらなくても二年三カ月なり二年四カ月で自分の手元に融資が入ってくるのですか。これははっきりしておいてくださいよ。...全文を見る
○竹内(勝)委員 わかりました。それならば二年を経過すれば、そういう条件が満たされれば借りられる、これは了解しました。それならば、今度パンフレットはもう少しわかりやすくやった方がいいんじゃないでしょうか。局長、どうですか。
○竹内(勝)委員 ありがとうございます。  そこで、次に移ります。ここでちょっと時間をとってしまってまことに申しわけないのですが、いま局長は、二月末までで二十八万件一応そこへ加入しておる、貸し付けの額、これはわかりましたが、貸し付けの件数の二月末までの累計、ちょっとわかりました...全文を見る
○竹内(勝)委員 通常貯金及び定額貯金の口座数及び貯金残高、五十一年度のもので結構ですが、わかりましたら教えてください。
○竹内(勝)委員 いまの説明で通常貯金の口座数は六千三百万口座、莫大なものでございます。これは郵貯の庶民性というか、あるいは国民にいかに愛されておるか、こういった面がよくわかるわけです。いまの局長の説明のとおりで非常に結構なことでございますが、私はこの住宅積立貯金についてもっと論...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは住宅金融公庫の理事にお伺いしますけれども、この住宅積立貯金に加入しておれば、住宅を建設する際、加入していない人と比べてどのような利点があるのですか。
○竹内(勝)委員 重ねて住宅金融公庫にお伺いします。  この貸し付けの額は、いまの説明では、老人あるいは身障者、こういう人たちを含めたもので、もっと大きくなった場合、これが郵貯に入っている人は、一般の人が五百五十万円しか借りられないところを、この積み立て貯金に入っている人はそこ...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、これは新規の住宅でございます。新築の場合のものをいま聞きましたが、マンションではなくして、一般の既存住宅を買いかえたいとかという人に対しての融資はございますか。
○竹内(勝)委員 いまの理事の説明よくわかるのですが、既存住宅には現在のところ貸していない、こういう制度はない、こう見ていいのですね。
○竹内(勝)委員 わかりました。私は、積立貯金に入っている人の状況で比較して聞いているわけですから、したがって、この積立貯金に入っている人は一般の既存住宅を購入したいと考えても、いまの説明では、利用することはできないということになるわけです。ですから、既存住宅がこの貸し付け対象に...全文を見る
○竹内(勝)委員 聞いている人がわからなくなってしまうと思いますのでちょっと整理しておきますが、新規住宅、完全な一戸建ての新しい家を建てる、これはもう十分いまの論議から借りられるのです。もう一つは、マンションも借りられる。それからマンションの古いのも借りられる。ここまではわかるの...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうです。
○竹内(勝)委員 郵政省、いかがですか。
○竹内(勝)委員 では、公庫の方が既存住宅にも希望者がふえてきて貸してやった方がいいのではないか、こういうふうになったならば、郵政省としてはその考え方がございますか。
○竹内(勝)委員 住宅金融公庫の考え方を聞かせてください。     〔委員長退席、阿部(未)委員長代理着席〕
○竹内(勝)委員 ぜひそういうようにお願いしたいと思います。  それでは、ちょっと観点を変えますが、住宅金融公庫に重ねてお伺いします。資金運用部資金からの借入金の状況はどうなっていますか。五十一年度、五十二年度の予定がわかったら知らせてください。
○竹内(勝)委員 大臣にお伺いします。  いま私が論議をしておるのを聞いていただいておればわかるとおり、住宅に関して、たとえば住宅積立貯金を利用して住宅を建てよう、こういう人たちに対して門戸を開いてこういう制度をつくったわけでございますけれども、いまの状況では新規住宅のみに限り...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま局長が説明したとおりです。そういうように国民に利用していただこう、こういう立場から創設したならば、よく聞いておいていただきたいのですが、一戸建ての新築をする場合、いま私は東京の場合で言いましたが、五百六十万円しか借りられないでどうして一戸建ての新築の家をつく...全文を見る
○竹内(勝)委員 前向きの答弁をいただいてありがとうございます。ぜひこういう声は——いまじっと国民の立場に立って考えれば、もうもっと早くやらなければならないことでございます。御存じのとおり、現在一般銀行等におきましては住宅ローンというものがございます。そうしてその人に信用があり、...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひよく研究をしていただいて、一日も早くそういう面で国民の要望にこたえられるような形にしていただきたい。  同時に、いま私が論議してわかっていただいておると思いますけれども、住宅積立貯金を利用してお金を借りていくということは、金額も非常に少ないし、一般の方より...全文を見る
○竹内(勝)委員 大臣、聞いてください。  いまのように、普通でいって大体五割あるいは六割、百人申し込めば大体六十人が当たるような形になっています。それで、たとえば積立貯金の人は三年間待たされるわけです。ところが、三年間あれば、その間に何回も申し込めば、たとえば住宅積立貯金に入...全文を見る
○竹内(勝)委員 大臣どうですか。
○竹内(勝)委員 郵貯の伸びは何といっても低所得者層の生活防衛手段にあることを忘れてはならないと思います。そして福祉が乏しく、今後の経済というものがきわめて不安なために、生活費を削って貯蓄をしておる現状でございます。したがって、郵貯の伸びというものが資金の利用のあり方に反映されな...全文を見る
○竹内(勝)委員 現行の二百万円というのは、いま局長説明のとおり、民間金融機関の五百万円に比較してこれははなはだ低いものでございます。いままでどうして低いままで据え置かれていたのですか。
○竹内(勝)委員 公定歩合の絡みからお伺いします。  公定歩合の引き下げが去る三月十一日、〇・五%行われました。それに伴って小宮山郵政大臣は、郵便貯金の金利については一切手をつけない、このように約束をし、そしてまた通常貯金の金利、現行三・八四%を引き下げる考え方はないということ...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま国民は郵貯に関してはすごい関心を持っております。そして最も頼りとしているものでございますので、どうかこの金利に関しては、大臣の考えのように国民の期待を決して裏切らない、金利を下げないでいただきたい、このように切望しておきます。  そして、もう一点、最後でご...全文を見る
○竹内(勝)委員 その超過額についてはどう処理しているのですか。
○竹内(勝)委員 郵便局に募集員というものがございますけれども、募集員に対してこのような脱税を目的として郵貯を利用する人への防止策としての教育をしておりますか。
○竹内(勝)委員 今後、この庶民のための郵貯がこのように実にごく一部の不心得な人によって悪用されていくというのは残念なことでございます。ぜひ庶民を守るという立場からも、このようなことが起きないよう、防止策を一層強化して、いま注目されておるこの郵貯がますます国民の側に立って発展でき...全文を見る
04月20日第80回国会 衆議院 逓信委員会 第12号
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○竹内(勝)委員 私はまず最初に、日銀が四月十九日より公定歩合を六・〇%から一%下げて五・〇%に踏み切りました。この引き下げ実施に伴い郵貯の金利についても、小宮山郵政相は郵政審議会に金利引き下げ、こういったものを諮問する考えを明らかにしておる、このように新聞等に報道されております...全文を見る
○竹内(勝)委員 この前、四月六日に私が、公定歩合が今後また下がっていくのではないか、こういうことを予想して、この席で大臣にお伺いしました。そのときにも大臣は、現在引き下げる、そういったことは一切考えていない。またいまの答弁もそういうような慎重な答弁でございますし、私は、当然そう...全文を見る
○竹内(勝)委員 日本経済新聞を私ちょっとここに持ってきました。四月十九日付でございます。そのところに四段見出しで、「郵貯金利連動下げ  小宮山郵政相一両日中にも手続き」「小宮山郵政相は十八日夜、郵便貯金金利の引き下げ問題について「郵便貯金は庶民の零細な預金であるので、その金利...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、大臣の考え方というものはいま白紙であり今後の問題になっていく、こういうことでございますけれども、このまま進んでいきますと、もうすでに近々この再引き下げというものがいよいよ行われるのではないかと予測する人々は多いわけでございますし、それを懸念するがゆえに、...全文を見る
○竹内(勝)委員 それは現在の時点でもそういうことでいいのですか。この前の私が四月六日に聞いたときにはまだ公定歩合は下がっておりませんでした。ですが、この四月十九日よりいよいよ一%下げて実施したわけでございますが、現在もその考え方でよいのですか。
○竹内(勝)委員 この郵貯というものは、庶民の汗の結晶によってなされ、百円、二百円と切り詰めて生活防衛という意味からこの郵便貯金というものを成り立たせ、そうして現在のように郵貯が三十兆円を超えてばく大なものに発展していったわけでございますけれども、ぜひ庶民を守る立場から、市中銀行...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまどうこうすることはないということはよくわかります。それではいつの時点で今後どのように考えていくのか、それをこの際はっきりしてください。
○竹内(勝)委員 大臣とそれから局長にお伺いしたわけですが、私は、これは一つの新聞だけを取り上げてこういうことを言っているのではないのです。全紙にこういうような意味の大臣の発言が載っておるわけでございます。これはいま国民の最も関心事です。それを大臣も局長もそういうように今後のこと...全文を見る
○竹内(勝)委員 大臣、この内容自体については確かに日本経済新聞に詳しく載っておりますが、しかし、意味としてはそういった表現を使ったものが幾つも私の手元に調べたところではあったわけでございますから、いまそう言ったわけですが、では、これは完全なミスで、今後少なくとも半年やあるいは一...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま私は期限を切ったわけですが、それに関して答えていただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 確かにおっしゃるとおりでございまして、もう近々に郵貯の金利連動下げということを大臣は考えているだろうなんということは、私どもは一切考えたくもございませんし、決してそうなってはならない、こう思っておりますから、大臣のお考えのとおりに持っていきたい、私どもはそう思っ...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひひとつ、この前からずっと大臣が言われておるように、慎重かつ厳正な態度でお願いしたいことを、この郵貯の連動の問題に関してはここでお願いしておきたいと思います。  そこで、次に移ります。  まず、簡保の問題に移りますけれども、国民に果たす役割りについて、この...全文を見る
○竹内(勝)委員 今回、この保険金最高限度額を一千万円に引き上げるわけですが、この理由は何でしょうか。
○竹内(勝)委員 ここで具体的にちょっとお伺いしますが、たとえば十五年満期で一千万円の養老保険に入る場合、四十歳の人が入るとして月々の負担はどのようになりますか。そういう例で結構です。私のいま申し上げたものでなくてもそれに関連したもの、何か概略ございましたならば、その負担の面でち...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま十年満期あるいは十五年、二十年を聞きました。これは、たとえば十年でも七万七千円というように、この負担というものが非常に高いものになってきておるように考えられますけれども、最高限度額を一千万円に引き上げても、今度はその保険料負担がこのように高額になってくると、...全文を見る
○竹内(勝)委員 庶民の側からお願いしたい点は、もうできるだけ低い掛金で、そして何か事があった際には高い保障が得られる、これが保険の趣旨でございます。ですから、この信頼できる体制にふさわしい簡保の原点に戻っていただきたい、このように思いますし、ここで一千万円に変わるわけですが、確...全文を見る
○竹内(勝)委員 民間においてはそういうような制度がありますか。
○竹内(勝)委員 民間でできるのに簡保としてはなぜできないのでしょうか、その辺の理由をちょっとお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 いま局長が言われたように、いままで入っておる人が、物価も上がってきたことだし、いまの時点では保障というものがこれでは非常に低いから一千万円に上げよう、こういった趣旨なんですから、それならばそれに合ったように、いままで入っておった人たちに対してそれを全部解約してと...全文を見る
○竹内(勝)委員 ここで、いままでありました郵便年金の状況は現在どういうふうになっておりますか、これをお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 ここでちょっと、一つの具体例からぜひこの問題を考えていただきたいということから申し上げたいわけですが、実は大変なインフレ、極度の物価高、戦中戦後の混乱期、これは大変なものがあったのは御存じのとおりでございますが、昭和十四、五年ごろこの郵便年金に入っておった、現在...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま私は北九州の御老人の例を取り上げましたが、こういうような例はほかにもございますか。何かこういうケースがありましたらお聞かせください。
○竹内(勝)委員 それならば、こういう例というものはごくまれなものではないか。ましてやこれを、このような特別措置というものがあったが、しかし、この御老人が受け取らなかった。これはだれが見ても余りにもひどい仕打ちであるからこそ、それを受け取る気にもなれなかったということは私どもも理...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、ここで戦後の混乱期を抜けた後、どのように物価上昇の経緯というものがあったか、これを考えてみたいと思いますが、昭和三十年を例として、昭和三十年というと戦後十年を過ぎたわけでございます。このときにたとえば年金に入るとして、このときの最高限度額はその当時どう...全文を見る
○竹内(勝)委員 保険で結構です。昭和三十年の保険の最高限度額です。
○竹内(勝)委員 昭和三十年のときにたとえば四十歳の人が、最高限度額十五万円の終身保険に入ったとします。現在六十二歳です。万一死亡したときには、この十五万円がおりてくるわけでございますね。そうしますと、一体これぐらいの低い金額で何ができるか、これはもう葬式も出せません。そういう状...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひその検討をよろしくお願いしたいと思います。  もう時間がございませんので、この辺でこの論議を終わりますけれども、大臣、いまの件聞いておいていただいたと思いますが、この北九州の御老人は、当時のお金で月々、現在に直せば十三万九千円も納めて、そうして年金として毎...全文を見る
04月27日第80回国会 衆議院 逓信委員会 第13号
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○竹内(勝)委員 私はまず、先ほど同僚委員の方から論議になっておりました、関東郵政監察局がとった今回の試験通信に対しての面に関して若干、もうちょっと違った面から聞いておきたいと思いますし、ちょっと時間をいただいて、今後非常に重要な問題になりますので、その面からお願いしたいと思いま...全文を見る
○竹内(勝)委員 そういう理由からですと、今回、新聞報道にもあるような問題になって人権侵害にまで及んだということに関して、いま局長はどのようなお考えで、こういったものに結果的にはなってしまったわけですが、そういうものに対してどういう所感をお持ちですか。
○竹内(勝)委員 この会社を選んだ理由、どういうようなものからそういうものになったのか。その基準等わかりましたら、どういうわけでこの会社がこういうような面になったのかということを、ちょっとその経過を話してください。
○竹内(勝)委員 報道によりますと、このような試験通信というものをしたいが、それに協力をしてもらえないかというようなことで、試験通信をしたいので力を貸してほしいというようなことで、この郵政監察局の方が持ちかけたように私どもはとるわけですが、その点はこの報道は間違いですか。
○竹内(勝)委員 そこで、この郵便物に現金を入れるということを、これはあらかじめ知らしておきましたか。
○竹内(勝)委員 今回、この事件に絡んで一人の庶民がこういうような、いわばこの報道によれば「おとり捜査」というような形でこういった事態になったことに関して、これは結果的には不起訴でございますし、しかしその人の一生というものは二度に返ってこないものでございます。繰り返すことのできな...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひこれはよく考えていただきたいと思います。非常に重要な問題でございますので。  そこで、この普通郵便物に現金を入れた事実について、これはどのようにお考えですか。
○竹内(勝)委員 いま監察官が言われたとおり、この郵便法の第十九条に、「現金又は郵政大臣の指定する貴金属、宝石その他の貴重品を郵便物として差出すときは、書留の郵便物としなければならない。」こうありますけれども、今回試験通信という名のもとに、もちろん相手方は何にも知らされていないわ...全文を見る
○竹内(勝)委員 決してこの試験通信自体が私どもはよくないとかというようなことでこの論議をしておるのではございません。ただ、それがこういうような、何も関係ない一庶民が場合によってはこういうようなところに巻き込まれて、そうして結果的に不運な結果にならないとも限らないまれなケースであ...全文を見る
○竹内(勝)委員 その経路においてどういうところで紛失するとかあるいはどんな状況でその郵便に支障を来すというものは、これはいま監察官が言われた趣旨でよくわかるのです。ただ、結果的にこういうように入れてはならない、書留でない、その郵便物に、わかるようにと言ったら語弊があるかもわかり...全文を見る
○竹内(勝)委員 私の言っておるのは、この試験通信にはいろいろあるわけでございます。もともとの趣旨は、いま私が言ったように一体封書というものがどういう経路で紛失したかを調べる意味からのものでございまして、それが現金がなくなるのを調べるのではなくしてあくまでも郵便をその対象にしてい...全文を見る
○竹内(勝)委員 では、まずそれからお願いします。
○竹内(勝)委員 この面は、先ほど同僚委員の方からありましたからこの辺でとどめておきますが、最後に大臣に、特にこういった面は、いま監察官も言ったように、今後の問題は慎重に考えなければならない、ただしこれは業務上決して法律の面から考えて違反でこういうことをやっておるのではないのだ、...全文を見る
○竹内(勝)委員 次の問題に移ります。  郵政大臣は、先ごろこの郵貯資金の一部を教育費として貸し付け国民に還元する構想を固めた、こう伺っておりますが、午前中の質疑にもありましたけれども、特に教育費に貸し付けるように選んだ理由というのは何でしょうか。
○竹内(勝)委員 国民の側から考えてみますと、ここまで郵貯というものがどんどん発展し、その状況は御存じのように三十兆円を超えていくというような莫大なものになってきて、それが直接国民に還元されていくということは非常にありがたいことであり、この大臣の英断に対して深く敬意を表します。こ...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこでお伺いします。  資金運用部資金に繰り入れる郵貯資金の状況、これは最近のもので結構です。これを教えていただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 御存じのように、この郵貯の占める割合というものは非常に大きなものがございます。ですから、これは生活防衛の意味から国民の汗の結晶として、国民によって、庶民によって支えられた郵貯でございます。したがって、これはいつも考え方として言っておるわけでございますが、それが実...全文を見る
○竹内(勝)委員 この構想から、将来やはり庶民に還元できる体制という面から、大臣の前向きのそういった姿勢で進んでいくとき、あるいは今回のこういう構想を発表して、当然この資金運用部資金の方への圧迫、あるいはいろいろな状況というものは出てまいりますが、この面から大蔵省その他からの反発...全文を見る
○竹内(勝)委員 ここでちょっとこの論議に関連して大臣にお伺いしておきます。庶民が喜ぶ教育費あるいはその他への還元をこういった構想で発表された。しかし、現在までの経緯は大臣も御存じのとおり公定歩合の問題が絡み、そして一般市中銀行の金利が下がっていく、そしてまたあるいは郵貯にまでそ...全文を見る
○竹内(勝)委員 経済は生き物である、大臣はこの前も私が質問したときに言いました。しかし、私が質問したのはちょうど一週間前、二十日でございますが、そのときには郵貯の金利の引き下げに関しては全く白紙である、こういう答弁でございました。だが、きょうの午前中の同僚委員からの質問のときに...全文を見る
○竹内(勝)委員 大臣のお考えがそういうようになってきておる、これは国民がいま非常に注目をしておるものでございます。庶民が支えてきたこの郵貯が、もしも仮に一%の金利引き下げをやれば、郵貯全体で三十兆円ございますので三千億円国民は損失することになるわけでございます。その意味から、大...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、次の面に質問を移します。  電報についてお伺いします。以前親展電報という形でプライベートな電報を親展で届ける制度がありましたが、それはいつどんないきさつで廃止になったのか、理由あるいはその経緯、こういつたものを話していただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 当時の親展電報の利用状況というもの、経緯を、いままでのものからこういうもので非常に少なくなったとか、そういうもので数字を挙げてちょっとお願いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 データ通信等でそういうものが利用されていくことによって極端に減ってきた点はわかります。  そこで、この親展電報を利用しておる内容を、その当時ので結構です。やめるちょっと前のもので結構です。     〔委員長退席、久保(等)委員長代理着席〕 私信、全くプライ...全文を見る
○竹内(勝)委員 銀行その他業務用のものが、こういったデータ通信簿の発達によって、それにかわるものとしてこれは必要が非常に少なくなった、こういった面はよくわかりました。ただし、全く私信として、個人のプライベートにかかわるもので、今後これにかわるものとしてはどういうものを考えておっ...全文を見る
○竹内(勝)委員 私は、このことを論議しておるのは、やはりそういうものを利用してきた人が非常に不便を感じておる、そういうものから国民の方が、これはどういうわけで廃止になったんだろうということで疑問に思っておる人たちがおります。したがって、これに対して、これを国民にわかるような何か...全文を見る
○竹内(勝)委員 これは特殊な例だと思いますけれども、この廃止について、こういったものにかわるもので何かほしいというような利用の要望等が出てきた場合、これをまた復活するという考えだけじゃなくして、それにかわるもので何かこういったものがございますというような用意はあるでしょうか。
○竹内(勝)委員 もしこういうもので多くの利用者からそういうような問題点等があった場合には、ぜひそういった面をよく聞いていただきたいと思いますし、ちょっとそういった面を心配し、不便に感じておる人もおるということを御理解いただければ結構でございます。電話その他いろいろなものが普及さ...全文を見る
05月25日第80回国会 衆議院 逓信委員会 第17号
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○竹内(勝)委員 私は、今回のNHKの四十九年度決算に当たりまして、関連して経営基盤という面から考え、この経営というものを強化していく意味でも重要なものは、これはどう考えても受信料の収納率をいかに高めていくかというところに最大の力点を置いていく必要があるのではないか、こう解釈する...全文を見る
○竹内(勝)委員 御存じのように、欠損償却率というのが四十六年で〇・七六%、四十七年で一・三%、四十八年で二・〇%、四十九年で二・三%と着実に増加してきております。いま指摘がありましたとおりですが、これは非常に憂うべき状況でございます。この原因というものを一体どこに置いておるか、...全文を見る
○竹内(勝)委員 ここで全国的に収納率の低迷状況というものをちょっと検討してみたいと思いますけれども、まず府県別に、よくない県、ワーストファイブがわかりましたら、収納率の悪い県から言ってください。
○竹内(勝)委員 この受信料を徴収できない世帯、あるいはその中でも見えないから払わないとか、NHKがきらいだから払わないとか、行っても留守で結局もらえないといういろんなケースが考えられますけれども、その中で、全国的で結構でございます。どういうものがどれぐらいあるのか。たとえばNH...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうすると全国の中にあって、番組が気に入らない、NHK自体の方針あるいはそういったものに非常に反感を持っておるという形の人が十三万世帯もおる。それとまた受信障害、これも当然解決していかなければならない問題で、NHKとして努力をしていかなければならない点が三万五千...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま会長の説明で、集金業務のシステムでございますけれども、これは外務員という形でNHKの職員、この人たちがこれに当たっていく、それから委託集金人という形で外部の人にお願いしていく、こういった二つのケース、このように言われましたけれども、この割合はどうなっています...全文を見る
○竹内(勝)委員 NHKサービスセンターのこの人たちというものは何人の構成になっているのか。それから、そういった人たちの給与面であるとか、労働条件であるとか、こういった面が掌握できておりましたら話していただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 サービスセンターの場合は契約業務というものを委託しておるわけですが、職員の千百人あるいは外部への委託四千人、こういった人たちは、契約と集金という形ではどういうような配分になっておりますか。
○竹内(勝)委員 私ども考えるには、たとえば集金等に回っておって、ここで未契約のものが出てきたという事態になれば、契約あるいは収納、こういった面に関しては全く一体のもので、どっちかに主たるものを置いていくというものでなしに、これは外務の仕事として同時に考えていった方がよいのではな...全文を見る
○竹内(勝)委員 ここでNHKの職員の外務職員と、委託集金人と、それからサービスセンターの受信契約の三つ、大きく分けるとこういう形になると思いますけれども、この人たちに対して待遇の面で、あるいは福利厚生、労働条件等の面で差別はございませんか。
○竹内(勝)委員 NHK職員の場合は別といたしまして、外部の委託集金人、NHKサービスセンターの人たちからの現状に対する何らかの不満が、NHKさんの方に、要望等あるいはどんな形でも結構でございますが、そういったものがいままでありませんか。これは会長にお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 この論議をするに当たっては、一番最先端で最もNHKの経営基盤をなす受信料を収納していく、こういった人たちが何らか不満を持ったり、あるいは意欲をなくして、そしてこういうものに当たっておったならば、先ほど指摘のように収納率がいい方向に来ていない、かねてからのいろいろ...全文を見る
○竹内(勝)委員 ここで、実は名前は控えておきますけれども、こういったところに関係しておる人たちの実態あるいは要望という形で私の手元にあるものをちょっと皆さんに申し上げておきます。  たとえばNHKの職員、非常に大ぜいの人たちがおります。だがここで外部の委託あるいはサービスセン...全文を見る
○竹内(勝)委員 やはりこういうところでがんばっておられる人たちがおればこそNHKの経営基盤というものがあるという認識をどうかしっかりと持っていただいて、その努力を続けていただきたいと思います。決してそういった人たちが現状に満足しておるのではないということ。これは、なぜこういった...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひその辺の御努力をお願いしたいと思いますが、ここで私はある民間の人の意見からちょっと述べさせてもらいます。  このNHKと民放と比べてみまして、スタジオカメラその他どれくらいあればたとえば一日十八時間程度の放映が可能か、そういった面を比較してみて、NHKの職...全文を見る
○竹内(勝)委員 この面でNHKで働いておる人たちの労働条件等が過重になって、かえってその人たちの人権をも害するというような形になっては、これは大変なことでございます。ですから、その辺は会長としても十分御配慮の上で、このままいままでのようなやり方でいくならば、これは近い将来また受...全文を見る
○竹内(勝)委員 いろいろと教育番組がございます。また、授業の補助的な役割りをも兼ねたいろいろなものが、番組を見ておれば私どもわかりますけれども、それが実際どれだけ利用され、視聴率の面からもどうなっているか、そういった面で、こういうものをやったがゆえにNHKとしては確信を持ってこ...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま皆さんも御存じのように、学習塾というものが非常に社会問題化され、授業から落ちこぼれた生徒や、あるいはそうではなくして受験のために、あるいはいまのものが物足りない、その補習の面、あるいはそれをますます伸ばしていく面等々、学習塾に対してはいろいろな論議があると思...全文を見る
○竹内(勝)委員 これは、日本の教育の中における非常に重要な問題点ではないかと思います。きょうも私、新聞で三時から六時までの番組を見てみました。じゃ、これをうちの小中学生の子供たちに見せてやろうというような意欲を持つ、そういった番組には私は決してなっていないように思います。したが...全文を見る
○竹内(勝)委員 ありがとうございました。
10月25日第82回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号
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○竹内(勝)委員 私は、最近の瀬戸内海の赤潮等の問題、それに関連し環境破壊、水質汚濁、こういった面で大きくクローズアップされておるわけでありますが、特にその中で本日、湖沼の面でこの環境破壊、水質汚濁というものがどのようになっておるか、その論議を若干してみたいと思う次第でございます...全文を見る
○竹内(勝)委員 私はその中で特に琵琶湖の件で、私が京都に住んでおる関係もございまして、最近、琵琶湖にいわゆる赤潮と言われるプランクトンの異常発生等、ことしは特に、いままで南湖の方では何回もこういったものが見られましたけれども、北湖の方にまでこの赤潮現象というものが出てきました。...全文を見る
○竹内(勝)委員 長官にお伺いしますが、長官は九月十四日の全国知事会に出席した折に、武村滋賀県知事の質問に対して、この赤潮については何よりもその発生メカニズムが判明しない、そこで大学の専門学者に集まってもらい、研究と技術をつなぎ発生解明への体制を進めている、こう答えられました。同...全文を見る
○竹内(勝)委員 日本の国土というものは狭く、それに対して平地面積当たりへの合成洗剤消費量は世界最高、こういうように言われるほどのものでございます。では、これを処理する下水道、下水処理施設の普及率は、これまた逆に先進諸国の中においても非常に低い方に属していると言われておりますし、...全文を見る
○竹内(勝)委員 ここで厚生省の方にお伺いしたいのですが、当然その水がめである琵琶湖が汚れてきておる。同時にまた、そういったような取水口において汚れるということは、それを浄化して市民の皆さんに飲んでもらえるように持っていくには相当の処置をしていかなければなりません。したがって、そ...全文を見る
○竹内(勝)委員 こういった湖沼については、飲み水として利用されていっておる。そういった面を考えて、この水質基準というものを、飲み水に利用しておる場合の水質基準はどういったところに置いていくか、どういったものが望ましいという面でお答えいただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 そこで、先ほどの下水処理という面に関して、特にこの滋賀県においては、滋賀県一県の問題ではございません。それに関連している京阪神の人たちが影響するわけでございますので、一体この整備率はどういうような状況になっておるのか、全国平均と滋賀県はどうなっているか、それから...全文を見る
○竹内(勝)委員 こういったところに重大な問題があるわけでございます。先ほど長官が合成洗剤の問題に関しても意欲的に取り組んでいく、それから赤潮の調査に関しても調べていく、こういった形で述べてはおります。  では、問題は三・九%、約四%、あとの九六%が——ほとんど琵琶湖の周辺にあ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは下水道の補助率を当然こういったところは特別に上げていくべきだと思います。現在、他府県とほぼ同一水準になってきておるような状況でございますし、この際、補助率を意欲的に上げていただきたい、こういう要望が滋賀県からも出ておりますけれども、それに対する見解はどう...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま建設省の方に、下水道の補助率を上げていただきたいということで要望をしたわけでございますが、ぜひこういった重要な飲料水に使われておる湖沼等、これは琵琶湖だけではございませんが、それに関連させてひとつ御検討をお願いしたいと思います。  同時に、きょう余り時間が...全文を見る
○竹内(勝)委員 同じく国土庁にお伺いしますが、今回のこの三全総の中で定住圏構想というものが出されております。その構想に対して、琵琶湖の位置づけはどういうように考えておりますか。
○竹内(勝)委員 時間でございますので、最後に一点、ちょっと大きな問題で長官に、今後の方向としてお伺いしておきたいと思います。  いま私が質問させていただいたように、京阪神の命の水がめと言われる琵琶湖の周辺の下水の整備が三・九%というような実態、かなりおくれておることはこれはも...全文を見る
○竹内(勝)委員 終わります。
10月26日第82回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○竹内(勝)委員 去る九月二十九日、ことしに入って二度目の郵便貯金の金利引き下げが行われました。これは国民のほとんどの人たちが郵貯の利下げだけはないようにとの願いでございましたが、大臣は大蔵省とあらかじめ折衝した後、郵政審議会に諮問したわけでございますけれども、今回の利下げの理由...全文を見る
○竹内(勝)委員 大臣にお伺いしますが、大臣が郵政審議会の諮問という形で要望した理由というものは何でしょうか。
○竹内(勝)委員 私は、ここで、この利ざやという観点から申し述べてみたいわけでございますが、御存じのとおり、預託金利という形で、五月三十一日現在におきましては七・五%、そのときの定額貯金の三年以上ものは七%でございます。このときには〇・五%の利ざやになっております。六月一日現在で...全文を見る
○竹内(勝)委員 大臣、いまの件で補足する点はないですか。私は大臣にお伺いしたのですから……。
○竹内(勝)委員 そこで、いまの御説明のように赤字が続いています。また、こうして本年度も九百九十七億というような形でその赤字か続いていく。では、利ざやが〇・五になり、〇・七五になり、一・〇になっていき、国民としては、これがどこまて続いていったら――いつまでも赤字であるからと、直接...全文を見る
○竹内(勝)委員 私は、手元に過去における本委員会での審議の状況というものを持ってまいりました。いまちょうどお隣におられる阿部委員が、五十年六月十九日の本逓信委員会において同じ質問をしております。「基本的には定額貯金の三年以上の利率と資金運用部に預託をする預金利率との利ざやは大体...全文を見る
○竹内(勝)委員 長期的と言いますが、船津さんもまた長期的ということを答えておるのです。五十年に言われたことがもうすぐに変えていかなければならないというような長期的な見方であってはちょっと問題があるように考えますし、その点はひとつよく御検討を願いたいと思います。  そこで、次へ...全文を見る
○竹内(勝)委員 こういった問題が非公開で決められておるわけでございますけれども、まず、その中でわかる範囲として、その構成メンバーでございますが、いろいろな代表の方がおります。たとえば経営代表、あるいは官僚あるいはこの預金者の直接利益代表と認められる人、こういうようないろいろな人...全文を見る
○竹内(勝)委員 私はそういうことを聞いているのじゃなくて、この郵政審議会令に、「委員及び専門委員は、左に掲げる者のうちから、郵政大臣が任命する。」となっていて、「関係行政機関の職員」、あるいは「学識経験のある者」、あるいは「郵便貯嘘の預金者の利益を代表すると認められる者」先々と...全文を見る
○竹内(勝)委員 労働界その他ということで言われましたが、いわゆる消費者、労働者側を代表する人は何人おりますか。
○竹内(勝)委員 確かに、これをこのように分けるということはなかなかむずかしいわけですか、しかし、私どもがこの郵政審議会委員の名簿を見てみても、いわゆる労働者側、消費者側として考えられる庶民の代表として、いまの郵政審議会令の中にある「預金者の利益を代表すると認められる者」といった...全文を見る
○竹内(勝)委員 次に、公定歩合引き下げに伴ってこの預貯金の利子は下がったわけでございますけれども、庶民によって支えられたこの郵便貯金の利子が下げられている。それだけに、実は、庶民の犠牲によって、それが景気浮揚への波及効果として大きくその効果というものがあらわれてこなかったならば...全文を見る
○竹内(勝)委員 率直に言いまして、大企業に対してはこの公定歩合の引き下げが有利に動いていくと考えられます。だが、中小零細企業に対しての波及効果というものは疑問です。たとえば公定歩合が今回三回下げられ、そして預貯金の利子が二度下げられた。今回二度までこの預貯金の利子を下げ、公定歩...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの回答では、国民はこの審議の内容が後になればわかるわけでございますけれども、非常に残念に思うのではないかと思う。  大臣、あなたは大蔵省とよく審議を重ねた上においてこの預貯金の利子を二度も下げたのです。大臣が下げたと言っては語弊がございますが、その考え方か...全文を見る
○竹内(勝)委員 それだけの御決意があったならば、今後の問題で結構でございます。中小零細企業の人たち、庶民に直接還元できるような波及効果が直接あらわれてくるようなものにその対策をぜひ早急にお願いしたいと思う次第でございます。  次に移りますが、日本経済の落ち込みから著しい就職難...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの大臣の御説明では、これだけの不況の中で、郵政大臣が積極的に外務員を採用して就職難の緩和のために努力しますよと言われたものに関しては、そのはね返りとして、昨年の何倍という形で応募者が殺到してきておる。近畿の場合は昨年の七・五倍でございます。したがって今回は三...全文を見る
○竹内(勝)委員 まだちょっと答えが足りない。ことしの近畿の百人は多いのか少ないのか。
○竹内(勝)委員 ここで重大な問題があるわけでございます。これは大臣もよく聞いておいていただきたいのですが、いまの説明を聞いても、近畿の場合を例にとりますと、五十年は六百九十四人、五十一年は六百八人と減りました。そして五十二年の推計は五百九十人とさらに減っているんです。大臣の発言...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間の関係で、この問題を大臣にもう一点だけお伺いして終わりますが、大臣、私の言っているのは、広く門戸を開くために年齢制限を緩和して引き上げたというような意味にとられるような言い方でいま説明をしましたが、それでは広く門戸を開いたことにならないのですよ。年齢を上げれ...全文を見る
○竹内(勝)委員 よくわかります。  だが、大臣、私がそれを要望しておるのは、新卒者の人たちにも門戸が狭くならないように、同時に年配の人たちも採用できるように、これだけ発表されたのですから、いままでの新卒のを減らしたんじゃないですよ、この分をよけいふやして就職難解消のために努力...全文を見る
○竹内(勝)委員 わかっていることでございますので、よく御検討を願いたい。  以上をもちまして私の質問を終わります。  ありがとうございました。
11月16日第82回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○竹内(勝)委員 本日は、参考人の皆様方には、長時間にわたりまして本当に御苦労さまでございます。  午前中の審議に続き、できるだけ重複を省いて、この問題に関して、ちょっと他の面の関連も含めて質問をさせていただきたいと思います。  まず、最初に、小林民放連会長にお伺いいたします...全文を見る
○竹内(勝)委員 一般的に考えて、テレビ朝日さんが単独で交渉する、しかも日時が三月一日から十日というように非常に限られた中でMOCの方からの要請があるわけでございますし、いまの民放連の会長のお話のように非常にぎりぎりの段階まではっきりしたものがなく、そしてばたばたした状況で、NH...全文を見る
○竹内(勝)委員 私は、その契約の段階のことを言っておるのではないのです。わが社としてやりたいと考えたのはいつなのかということです。
○竹内(勝)委員 そうすると、いまの民放連会長の話とちょっと食い違う点が私には感じられるのです。  というのは、私の聞いておるのでは、二月十五日に民放連とNHK、五社の会合があった、そのときにTBSさんから、ひょっとしたらこれはテレビ朝日さんか単独でやるのではないかという話が出...全文を見る
○竹内(勝)委員 そのいきさつに関してはそれにとどめておきますが、この契約に関して三浦常務は、金額の面に関しては企業秘密等を考慮されて言えないと言っておる。それは結構でございます。しかし、ちまたに言われておるのは、二十数億あるいは三十億くらいではないかと言われていますし、私はそれ...全文を見る
○竹内(勝)委員 金額の面に関してもう一点お伺いしますが、私は反論があったら言うてくださいと言いました。一応私の言っておるのは、放送権料、技術提供料といったものを含めた金額で申し上げておるのです。社長さんはぜひその点を御理解いただきたい。  そこで、三十億よりはるかに少ないとい...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、私が大体二十数億と申し上げているものに関してはどうか、もしも間違っておったらまた言うていただきたいと思います。  そこで、NHKの会長にお伺いしますが、モントリオールのときの総経費放送権料、技術提供料、それから向こうでの送信に関し、あるいはこの放送に...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの説明の中でもわかるとおり、まあ、いまドルで申されましたが、私の手元にあるこの資料にもあるとおり、モントリオールの場合は、放送権料、技術提供料合計で五億四千万という形で済んでおります。  いま派遣費、いろいろな諸経費というものをお伺いしましたけれども、私は...全文を見る
○竹内(勝)委員 これは比較対象が違うわけでございます。私が言っておるのは、このオリンピック放送に関してということでございまして、ほかのスポーツであるとか、その他のものを考慮に入れたならばそういうような意見が出るのもやぶさかではないわけでございます。しかし、どう見てもこのように多...全文を見る
○竹内(勝)委員 そのことに関しては、いまの放送権料を今後——これは仮定でございますか、いまテレビ朝日さんの場合は、全国に放送するというものに関しては、何らかの形で他の放送局等と連携を結んでいかなければできません。同時に、この放送権料という問題で、これはまだ未知の問題でございます...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは三浦さんにお伺いしますが、一応十億の赤字くらいになるんじゃないかと見ておるというのは、完全に単独でやった場合のことでございますか。
○竹内(勝)委員 私が申し上げておるのは、たとえばこの放送を他の民放あるいはNHKと共同してやる場合に、そこには当然それに関した権料というものがつきまとってくる。そういうものを含めた上で、そういうものを入れた上でペイできると考えておるのかどうか。あるいはそういうものは全然考えなく...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、私は大臣にお伺いしたいのですけれども、大臣は過去の逓信委員会、本委員会におきましても、あるいは参議院の委員会におきましても、知識集団であるから必ずや時か解決するであろうと非常に楽観されております。私は、その後の段階でだが、余りにもこじれていった場合にはこ...全文を見る
○竹内(勝)委員 ないという楽観的な見方でいけばいいわけですが、私が聞いているのは、ならなかった場合はと言っているのです。ならなかった場合、これは見れないところが出てくる。見れないところが出てくる場合にどうするかということです。しかし、現在の段階で私がこれを大臣に、ではどのように...全文を見る
○竹内(勝)委員 あなたの社のものを……。
○竹内(勝)委員 社長が、あなたの社のものがいまわからないのですか。
○竹内(勝)委員 それでは、高野社長にお伺いしますが、あなたの社ではどういう状況になっておりますか。
○竹内(勝)委員 私はこういった面を憂えるのです。なぜかというと、こういうような競争の原理の中で最後に締めつけになってくるのは、そのもとで働いておる労働者でございます。同時に、また、それに関連した企業の人たちというものが非常に苦労をしていかなければならない。  しかも、民放連の...全文を見る
○竹内(勝)委員 そういうように認識をされておるのでございますけれども、私がちょっとここで申し上げておきたい点は、これだけの不景気の中で、民放四局の例をとりますと、実は売り上げでは平均二〇%伸びています。そして、経常利益に関しては、テレビ朝日さんは三十四億、六倍です。そしてフジテ...全文を見る
○竹内(勝)委員 モントリオールのときのオリンピックの状況をお伺いしますが、技術スタッフあるいはアナウンサー、その他その諸関係の人たちの人員はどれくらい必要であったか、どれくらい要したか、これはNHKからお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 そこで、ラジオの件に関してもう一度お伺いしたいのですけれども、先ほどの自民党の委員の質問の中で、最終的には伊藤代議士の面が、質問という形でなく報告というような形になったわけですが、少なくとも伊藤代議士が、国を代表された国会議員が石田労相とともに訪ソしたときに、会...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、このラジオに関してはテレビ朝日さんの方は現在のところ放送機関も持っていないわけですけれども、いまは折衝をして何らかの形で権利を譲っていきたいというように考えておられるようでございますが、もしもどこも受けなかった場合にはどうするんですか。
○竹内(勝)委員 もう一点。これで終わりますが、この契約の中に法律、習慣に従うということがありますけれども、これはニュースを取材する他の放送機関の人が含まれておるのかどうか。もし含まれておった場合には、これはどのように考えておるか。  それから、また、この第四条に関連してですけ...全文を見る
○竹内(勝)委員 終わります。
11月17日第82回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号
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○竹内(勝)委員 私は、さきに琵琶湖に関連して、環境破壊及び水質汚濁について本委員会においてお尋ねをしました。工場排水に関しましては徐々にではございますが規制が強化され、効果が出てきております。しかし、さきにも回答を得たように、日本の湖沼、河川あるいは閉鎖水域におきまして、その水...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの工場排水あるいは生活排水、山林や田畑等々を挙げられましたけれども、これに関して、わかる範囲でよろしいですが、私が先ほど申し上げましたように、工場排水に関していろいろと論議か行われ、そうしてこの規制に関してかなり進んできておるように考えておりますが、生活排水...全文を見る
○竹内(勝)委員 実態というものがそういうような形でわかったわけでございますが、私はさきの委員会で質問をしましたときに、家庭雑排水、こういったものを処理していくための下水処理の普及率が余りにも少ない、建設省からお答えいただきましたけれども、そのときに全国平均は二四%でございます。...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまのような実態でございますし、ことしは特にまた、この琵琶湖の汚染というもので騒がれました。赤潮が、いままで北湖の方には出ていなかったものまでが数回にわたって出てきた。そして御存じだと思いますが、本年五月二十七日、あの今津の養殖池におきまして稚アユが一万匹死にま...全文を見る
○竹内(勝)委員 日本の飲料水というものは、世界に誇る山紫水明のこの国土におきまして最も良質の水である、こういうように言われておる状況でございます。その飲料水を、最近、洗剤の歴史というものはこれは非常に新しいものでございます。こういった面もまた論議していかなければなりませんが、そ...全文を見る
○竹内(勝)委員 何らかの形でこういうようにABSあるいはLASという形で含有量があるわけでございます。それを私どもは飲んでおるわけでございますが、いまその基準値というものを〇・五ppm、こう規制されておるわけでございますが、それをそのように決めた見解というものはどういったところ...全文を見る
○竹内(勝)委員 昭和五十年、三重大学の三上教授がメダカで実験をしておるわけでございますけれども、これに関して、基準よりもはるかに低い〇・〇七ppmのABSでメダカがふ化せず、しかも奇形が起こったという実験結果が出ております。こういった面に関して、そのほかのいろいろな報告もあると...全文を見る
○竹内(勝)委員 まあそういうような結果ではございますが、催奇形性というような面から考えても、これは短期間に決定できるものではございませんし、ぜひこの調査というものは今後厳重に検討をしていただきたいと思う次第でございます。  同時に、京都市における上水道の水質に関しての報告があ...全文を見る
○竹内(勝)委員 私は厚生省の水道整備課から資料を要求して、いただいたものがございます。手元に詳しいものがないという御回答でございますけれども、私の手元にあるものでも、たとえばいま、においという問題で、若干出たというような解釈の仕方でございますが、このカビ臭いにおいというものは、...全文を見る
○竹内(勝)委員 飲料水に含まれる不純物という面で、やはりこれは毎日なくてはならない水でございますから、私はこの面に関してはぜひ徹底的に検討をお願いしたいと思う次第でございます。  そこで、琵琶湖の南湖、ここから京都市は疎水を通してこの水を飲んでおります。南湖は大変な汚れ、先ほ...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま原水の水質基準という面で御説明いただきましたけれども、もしもこれがこのまま他の湖沼の例のように、非常に汚濁が進んでいく、環境破壊がますます激しいものになっていく、世界でもその例は御存じのとおりでございます。もしもこれが取り返しのつかないことになってしまってか...全文を見る
○竹内(勝)委員 過去におきまして、河川あるいは湖沼で結構でございますが、この汚濁が進んだために飲料水に適さなくなった、そういうような例がありましたら、その例を挙げていただいて、その対策としてはどのようにしたか、この面を説明願いたいと思います。
○竹内(勝)委員 そのように余りにも汚濁が進んだ場合には、それを飲料水に利用していくということはもう不可能になってきます。いま説明いただいたように、コストをかければ無限である、もちろんそういうような論議もできるわけですが、しかしそれにはおのずと限界があるわけでございます。そういっ...全文を見る
○竹内(勝)委員 ここで、合成洗剤に関して論議を進めていきたいと思いますが、このように窒素、燐の流入量、こういった面で、琵琶湖に年々非常に入り込んでいくわけです。特に合成洗剤がトリポリ燐酸ソーダから成る燐というものを多量に出し、赤潮の原因になっているのではないか、こういうように考...全文を見る
○竹内(勝)委員 約三千五百トン、いまの下水の普及率がわずか四%、こうしますと、すべて琵琶湖の中にこの洗剤が入り込んでくる。もちろん、下水を普及して処理したものであっても、燐、窒素というものは残っていく。こういった面から考えていくと、今度は一体年間どれくらいの量の窒素あるいは燐と...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、長官にお伺いします。  いまの論議を聞いていただいておればわかるとおり、この琵琶湖というものが年々汚染されてきておる。ことしは御存じのように異常な渇水でございまして、マイナス五十センチというような形で、被害水位という形で非常にその水位が落ちこんでまいり...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの長官の御発言で――先ほども言ったように、私は決して琵琶湖のみに関して論議をしておるのではございません。あくまでも日本の水というものを守らなければいけない。世界を見てみればわかるとおり簡単に水道の水を飲めるような国というものは少ないのです。ですから、いまのこ...全文を見る
○竹内(勝)委員 建設省に関してはまた後ほどやりますので、今回は結構でございます。  そこで、洗剤に関しましていろんな論議がございますが、今回、東京都消費生活モニターアンケートという形で、つい最近でございますが、昭和五十二年七月七日から五十二年七月十七日にわたって調査期間を設け...全文を見る
○竹内(勝)委員 合成洗剤の毒性に関して、ABSあるいはLAS、こういったものが皮膚、内臓に浸透していく場合の人体への影響について、どんな報告がなされていますか。
○竹内(勝)委員 そのように厚生省が安全性という面に関して特別なものはない、こういうように回答をされておるわけでございますが、事実におきまして、使用したことによって皮膚に影響が出てきたり、その他非常に危険を感じておる、こういった面で不安を感じながら使っておる、こういった実態という...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、これはどちらでもいいですが、ABSは湖沼や河川の自律作用というものを低下させる原因にはならないかどうか。この自浄という面から考えて、その面をどう考えておるか、お伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 環境庁の方は何かこれに関してないですか。
○竹内(勝)委員 そこでもう一点、いまの自浄作用に関してお伺いしますが、いま消費者センターの消費生活モニターアンケートの中にもあるとおり、石けん使用の理由ということで、安全性に不安がないと思うから、この人たちが七〇%、大半でございます。環境に対する影響が少ないと思う、こう答えた人...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの回答では、結論的にどちらがよいのか、そういったものが出せない状況なんですか。これだけの人たちが迷っておる、確かに不安があるし、影響があると思うけれども、今度は使いにくいし、こういうような面で迷っておるのをそのままに放置しておくというのは、やはり責任者として...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間でございますのでこの論議を終わりたいと思いますが、最後に長官にお伺いしておきたいと思います。  いま合成洗剤がよいかあるいは粉末石けんがよいか、その地域によってもちろんいろいろなものがございます。閉鎖性水域という面から考えていけば、琵琶湖のようにいま最も問...全文を見る