竹内勝彦

たけうちかつひこ



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開催日 会議名 発言
02月16日第84回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○竹内(勝)委員 私は、電電公社の予算が出ましたし、この面に関しましての建築業務にかかわる問題、五十三年度予算、この面からまず入りたいと思いますが、建築業務にかかってどのようになっておるか、まず最初にお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 そうです。建設関係です。
○竹内(勝)委員 この建設工事関係で、特にその中で一般的に単契約と言われております単価契約工事の問題は一体どういうものか、まずその実態を話してもらうと同時に、この単価契約工事の予算がどうなっておるか、この面に関してお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 それでは、この工事の内容に関してはそういった面でわかりましたが、電電公社の工事発注に関しての問題で、いまの単契工事に対して入札状況というのはどのようになっておるか、この点を御説明願いたいと思います。
○竹内(勝)委員 この入札状況に関して、去る予算委員会におきましてわが党の同僚委員から質問をしました。そのことはここにおられる総裁はよく御存じのとおりでございますが、いま御説明いただきましたように、競争入札しておるにもかかわらず二年ないし三年間同一の会社が同一の地域において落札し...全文を見る
○竹内(勝)委員 総裁が言われるような、地域的に東京のところを九州の人はできないのだという、そんなことはわかっているのです。下請の関係も言いました。それもそのとおりでございますけれども、私のいま言っておるのは、元請業者が六十八社ある中で、四十五年下期から四十七年下期まで、全く同じ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、その技術あるいは人員、いろいろな内容、こういった面で一級、二級というように決めていくという御説明をいただきましたけれども、その仕事をやる中におきまして、線路、土木、シールド等々幾つもございますが、そういった工事がいろいろと分けられている中で、同じ一級の...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうなってくると、一級と決めながらその中で自由に競争をさせていこうといったものとまたそこにおのずとこちらから差をつけていくというような形になったのでは、これはもう競争入札の形にはなってまいりません。  したがいまして、私は総裁に申し上げますけれども、技術上から...全文を見る
○竹内(勝)委員 総裁が言われるように、六十八社全部で競争すればこれは大変なことだと、そんなことはわかっているんです。そうではないんです。一級、二級、三級、四級と決めておりながら、そこにまた差をつけて、何らかの理由をつけて、同じ地域において同一会社が結局二年ないし三年というふうに...全文を見る
○竹内(勝)委員 予算委員会からまだ十日でございますから大臣のもとまでそういった報告等が来ておらない。まあ、その面は期間的にもそういった状況ではないかと思いますが、それならば総裁、大臣はまだ報告を受けていないこの件に関して、進捗状況はどうなっていますか。中間報告でもいいです。
○竹内(勝)委員 大臣がお忙しいのはわかります。だけれども、係官から何らかの形でもう一歩積極的にこの問題に関して進めていただいて、結論が出たならば、客観情勢から見ても疑惑を持たれるようなそういった面はぜひ改めていただきたいと思います。その点をよろしくお願いしたいと思いますが、それ...全文を見る
○竹内(勝)委員 割合を説明してください。
○竹内(勝)委員 私は役員並びに支部長といった人たちが大半だと言いましたけれども、私の手元にある資料においても、ざっとこの支部長の状況を見たって、関東支部、信越支部、東海支部、近畿支部、中国支部、東北支部と、あと残った支部は少しですよ。この支部長の状況を見ても同じことが言えます。...全文を見る
○竹内(勝)委員 いきなりでございますし、人事の件に関しては、これは職業選択の自由がございます。これを本委員会で締めつけてどうとかというような考えは私は一切持っておりません。慎重に論議をせねばなりません。しかし、そういった面で、今度は仕事量であるとか、あるいは今度は先ほどの話のよ...全文を見る
○竹内(勝)委員 ですから、この株式保有の関係と私が言っておるのは、大手十社、役員の大半が電電の元幹部でございます。いわば電電公社と一体不離の関係にある会社と思われるものですね。  調査によれば、経営の合理化ということで、ある元請業者が大手十社の中のある会社に株式の何割かを譲れ...全文を見る
○竹内(勝)委員 会社同士はそれは当然でございます。だが、総裁、その面は私はここで具体的にどうということは申し上げませんけれども、よく調査をしていただきたい。同時に、人事の介入に関して私は——それはもちろんある工事協会支部長名で出ています。しかもそれは公社と了解済みということまで...全文を見る
○竹内(勝)委員 この株式の面並びに人事の面に関していろいろ申し上げたこの資料のもとでまだ論議を進めたいのでございますが、ほかの問題もございますのでこの点だけにしぼっておきます。  ちょっとこっちから説明しておきますが、たとえば株式支配を通じて会社の合併あるいは電電の幹部と経営...全文を見る
○竹内(勝)委員 電電公社、どうですか。了解済みとなっておるのです。どういうことですか。
○竹内(勝)委員 そうすると総裁、それでいいんですね。そういうことはよくないという立場ですね。総裁、ちょっと委員長にお断わりいただいて、この書類だけ見てください。  それでは、総裁はそういった面はよくないことであるということをこの場におきまして御説明いただきましたので、私は次の...全文を見る
○竹内(勝)委員 それで資材の関係の組合はあることがわかりましたが、これはいろいろな性格があると思いますが、根本的には一体何を目的としておるのか。それから人的構成やその内容もまた、先ほどの私の論議のように、やはりこの組合へも電電の幹部の方が、大半の人たちが行っておられるのかどうか...全文を見る
○竹内(勝)委員 この組合の関係もやはりこの工事協会あるいは業者といった人たちによって構成されていますし、私の論議からいけば、この人たちは大半の人たちが実は電電幹部の人たちが行っておる。先ほどの答弁によってもわかるとおりでございますし、やはりその中で成り立っておるのですよ。この組...全文を見る
○竹内(勝)委員 それで、元請業者がメーカーから購入する場合、確かにここを通しています。ところが、やはりここを通すと口銭が必要になってきますね。そういうような意味からも直接購入する人たちが出てきたわけです。これは自由競争です。当然のことですよね。  ところが、口銭がどれくらいか...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうすると、この関東支部において通達が出ておりまして、いろいろ出ています。「新たに組合で一括受注する理由」ということで幾つも出ています。その中に、一の項のハに「五十二年になってから資材局から至急組合を通じて受注するようとの強い要望があった。」という説明がされてお...全文を見る
○竹内(勝)委員 まあ、いいでしょう。またこの点は後ほどはっきりしてくる問題でございます。私は何もただいいかげんな資料のもとでこの質問をしておるわけじゃございません。ちゃんとしたもので調査をした結果において申し述べておるわけでございますので、この点をよく調査していただければありが...全文を見る
○竹内(勝)委員 それではこの件に関してぜひよく御調査いただくのと同時に、私はいままで電電公社総裁並びに大臣、関係の方に御質問させていただきましたけれども、こういった工事発注に関連して、その入札の状況一つを取り上げてみても、あるいは人的な構成の面に関しましても、さらにまた株の保有...全文を見る
○竹内(勝)委員 どうもありがとうございました。
02月28日第84回国会 衆議院 本会議 第9号
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○竹内勝彦君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま説明のあった昭和五十三年度地方財政計画及び地方交付税法等の一部を改正する法律案並びに地方税法の一部を改正する法律案に対し、地方行財政の基本的問題及び当面の施策を含めて、総理並びに関係各大臣に質問をいたします。(拍手)  先...全文を見る
02月28日第84回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○竹内(勝)分科員 まず私は、昨年の六月でございますけれども、この衆議院建設委員長提案の議員立法、これは十年間の時限立法として国際観光文化都市の整備のための財政上の措置等に関する法律施行令ということでございますけれども、この法律ができたこの内容というものを最初にお伺いしたいと思い...全文を見る
○竹内(勝)分科員 この時限立法に関連しまして、昭和二十五年ごろあるいは二十六年ごろと幾つもございますけれども、京都であるとか奈良であるとか、いま話がありました文化観光都市、こういったものに関しての建設法ができておりますね。これと今回のこの特別措置法との関連でございますけれども、...全文を見る
○竹内(勝)分科員 そこで、旧法ということでいま言われましたので、そういうことで申し上げますが、この旧法の方は、昭和二十五年あるいは二十六年にいろいろなところでできておるわけですけれども、特別なものとして何か実行して効果が上がったとかそういったものがないように私どもちょっと伺って...全文を見る
○竹内(勝)分科員 そこで、今回の財政上の措置等に関するこの法律の中で、特に第三条は、事業計画ということで、都市公園、下水道、道路、ごみ処理施設についての事業計画を提出する、あるいは財政需要の算定に当たり流動人口を織り込むということであります。さらにまた第四条には、補助金に関して...全文を見る
○竹内(勝)分科員 具体的なものがいま伺えないわけですが、それならば今後で結構でございます。そうすると五十四年度の予算に入っていくのか。今後の計画はどうやるのか。建設省関係でいいですから、今後の計画として具体的にこうスケジュールとしてやっていくのだという面をここで述べていただきた...全文を見る
○竹内(勝)分科員 それは長が出していくというのはわかるのですが、たとえばこの第三条にある都市公園あるいは下水道、道路、ごみ処理施設、こういったものについての事業計画を提出することになっておるわけでございますから、建設省の例でいいわけですが、具体的にいつ出させて、どういうようにや...全文を見る
○竹内(勝)分科員 これは特に「国際観光文化都市の整備のため」、こういうことをうたって時限立法としてあるわけでございますから、やはり積極的に各地方の長と連携をとりながらこれを進めていかないと、昭和二十五年あるいは二十六年のこういったものが現在まであるわけでございますけれども、はっ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 二月中と言っても、きょうで終わりでございます。一体どれくらい集まっていますか、その辺調査していますか。
○竹内(勝)分科員 そういったところが前の関連からも——こうして国としての措置をとったからには、委員長提出としてやったからには、これはやはり前向きに取り組んでいかなければならない、それを私はここで強く要望しておきます。したがって、いつまでという期限はございませんが、しかし地方とし...全文を見る
○竹内(勝)分科員 最初は二月中というようなことでございますが、しかし現在としては取り組み方がどういうようになったのか、その詳しいことはよくわかりませんが、しかし現状としては余りいい連携がとれていない、こういうように感じます。そこでぜひ、六月なりあるいは七月、そのタイムリミットを...全文を見る
○竹内(勝)分科員 いま自治省の方からそういうようにお答えをいただきましたが、ぜひこの面を——先ほど建設省の方にお聞きした状態では、二月中ではまだはっきりしてものが出ておりませんし、自治省としてもこの計画がきちっと出てきてそうして検討、こういうふうになっていくわけですが、やはりこ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 だから、それをいつまでにやったならば、こういったものが——まあいまの建設省のでいいですと言うのでしたらそれでいいですが、その辺いつごろに考えておるか、それをまずお伺いします。自治省に。
○竹内(勝)分科員 では、ぜひそのように連携をとってこの面をお願いしたいと思います。  そこで、私の住んでおる京都でもそうですか、あるいは奈良、鎌倉にも社寺、古文化財等が数多くあります。ですから、学校等の公共施設を建設したり、あるいは地下鉄工事をしていると、史跡や文化遺産が多く...全文を見る
○竹内(勝)分科員 地方債についても、やはりそれでいいのですか、その面のお考えをお願いします。
○竹内(勝)分科員 そこで、この三条の中に四つあるわけですが、その中の下水道に関して私は論議を進めてみたいと思います。余り時間がないので、ぜひ簡単明瞭にお答えいただきたいと思います。  下水道に関しても、前向きな助成がぜひ必要でございます。そこで、現在の下水道に対する補助率ある...全文を見る
○竹内(勝)分科員 全国の状況はそれでわかりますが、下水道に関してわざわざ第三条にうたわれておりますが、国際文化観光都市としての配慮、補助率等のアップがあるのかどうか、その辺を明快に答えてください。
○竹内(勝)分科員 確かに事業量等のアップ、これは大事な面でございます。しかし地方自治体としては、それをこなしていくだけの財政事情ではいまないのです。したがって、たとえば下水道をやろうとしても、こういう国際文化観光都市はいろいろなものの費用がかさんでいく、したがって、補助率等にも...全文を見る
○竹内(勝)分科員 だから私の言っているのは、いろいろとこういった費用がかさんでいく地方自治体の状況、ましてやこういった国際文化観光都市として出さなくてもいいものが余分に出ていく、史跡であるとかあるいは文化遺産、こういったものを発掘調査しなければならない、いろいろなもので出ていく...全文を見る
○竹内(勝)分科員 全体はわかりましたが、大阪、名古屋、近くですからこれを言ってください。
○竹内(勝)分科員 私がこの前検討したときには、大阪、名古屋はもうほとんど九〇%、九五%。これはまたあとで調べてほしいのですが、こういうように同じ指定都市でありながら、全体でも六〇%、こういうふうになっておるのに、国際文化観光都市として特別にやっていかなければならない、しかも第三...全文を見る
○竹内(勝)分科員 時間ですのでこれで終わりますが、最後にこれを申し述べておきます。  というのは、御存じのように、琵琶湖の水を京阪神の一千三百万人の人たちが飲んでおる、これは御存じだと思います。これはもう日本には例のないことです。これだけ多くの人たちが一つの湖の水をずっと、あ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 どうもありがとうございました。
03月01日第84回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○竹内(勝)委員 NHKの予算に関連しましていままでいろいろな論議がございましたけれども、できるだけダブらないようにして論議を進めてみたいと思います。  特に、最初にそれに入っていく前に、財政計画ということで午前中からのいろいろな論議があったわけでございますけれども、再確認の意...全文を見る
○竹内(勝)委員 事業収入に関しての若干の伸びで、これは受信料も値上げしたわけでもございませんから、その意味におきましてはこれが際立って上がるわけはございません。ただ、この支出の面でございますが、一一・二%増と見込んでおるわけでございますし、いままでの物価上昇あるいは賃上げ、昨年...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、最近の繰越金の状況を説明してください。簡単でいいです。
○竹内(勝)委員 この流れからいくと繰越金を使い切っていく。必ずそういうときが来ます。そして赤字になっていきますけれども、その場合にどう対処する決意ですか。本当の腹の中を言ってください。
○竹内(勝)委員 経営問題委員会というものが、昨年の本委員会におきまして附帯決議にもございましたように、それを受けて、今後の財政の安定という意味から設置されたが、これに関しての状況はどうなっているか、それに対する討議等はどのように行われたのか、おおよそのものでいいですが、その面を...全文を見る
○竹内(勝)委員 先ごろ、あえて名前は挙げませんが、あるテレビ局が「拝啓NHK様」云々として、NHKを相手に質問を投げかけたというような形で放映がなされました。その中で、受信料制度について、放送法第三十二条で契約せねばならないとあるが、これは本来自由であるべきものなんだ、「契約を...全文を見る
○竹内(勝)委員 NHK受信料の不払い等を云々されておるときでございますし、やはり、国民が聞いておって納得できるような返事を大臣からもらいたかったのですけれども、ちょっとはっきりしませんので、大臣、もし何か補足があったら言ってください。
○竹内(勝)委員 もう一度やりますから、大臣、よく聞いてください。  私はあえてテレビ局の名前は言わなかったが、そのあるテレビ局がNHKを相手に質問を投げかけたというような番組があったわけなんです。まあ、大臣は見てないと思いますがね。その中で、受信料制度に関しては放送法第三十二...全文を見る
○竹内(勝)委員 まあ、いいでしょう。この問題に関してまたよく検討をさせていただきたいと考えております。  次に移りますが、最近伊豆大島等におきまして、地震などいろいろと災害が多くございましたが、そういう中でテレビ、ラジオの占める役割りというものは実に重要なものがあると私は考え...全文を見る
○竹内(勝)委員 こういった非常災害時において、最も大事なのは正確な情報です。これがもしも違ったものが情報として流されていったならば、大衆は場合によってはそれによって大変なパニック状態に入っていくというようなことが考えられます。だから、こういうときに最も注意しなければならないのは...全文を見る
○竹内(勝)委員 大臣、ちょっと聞いておいてください。特にこういった問題で非常に大きな問題が予想されるとか、あるいはそういった情報が入ってきたときに、これを出していくことは相当検討しないと大衆が大変動揺を来すのです。たとえば、つい先ごろのソ連の原子炉を積んだ衛星問題にしても、これ...全文を見る
○竹内(勝)委員 こういう非常事態におきましては、この間の伊豆大島のときもそうでございますけれども、大体においてまず電気がだめになり、テレビ等は見られない。新聞などは当然だめでございますが、そうなってくると真っ暗な中でトランジスターラジオが唯一の頼りでしたというように数多くの人た...全文を見る
○竹内(勝)委員 次の問題に移ります。  番組の問題で、この前の私の質問のことも含めまして若干お伺いしたいと思いますが、耳の不自由な人に対して手話放送という、こういった福祉面に力を入れてやっていこうという意欲が大きくうかがえるわけでございますが、その後そういった福祉対策について...全文を見る
○竹内(勝)委員 もうちょっと詳しく言ってくれませんか。いまのものがどうなっていて、そしていいというのはどういうようにいいようにやるのか、もしここで発表できたらお願いしたいのです。
○竹内(勝)委員 それでは、ほかの番組の問題で私は本委員会において要望を申し上げておいたのですが、特に乱塾時代と言われるように、いまの教育の中にあって塾が非常なブームであるというか、塾へ行っておる人たちが非常に多くなった。そういう中で、教育テレビにおいて三時から六時というと、ちょ...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう一点お伺いします。  これは受信料免除の一部廃止ということで考えられておるわけでございますが、免除に関しては一体どういった状況になっておるのか、それから全体に対してどの程度なのか、どういう理由からなのか、これを概略御説明ください。
○竹内(勝)委員 いまの免除の一部廃止ということで、こういった六カ所を掲げましたけれども、たとえば青少年矯正教育施設あるいは職業訓練所、図書館等というようなところにおられる人たちに、この免除の廃止によって負担がかかっていくようであってはならないと思いますから、当然その辺の各省庁と...全文を見る
○竹内(勝)委員 どうもありがとうございました。
03月02日第84回国会 衆議院 社会労働委員会 第4号
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○竹内(勝)委員 私は、まず最初にスモン訴訟の問題についてお伺いいたします。  一万人以上の患者を出したスモン問題に関して、金沢地裁において法の裁きが下った。そこで、国、製薬会社に、その責任として最高度の注意義務を要求し、さらに原告の要求を全面的に認めた、こういった面に関して厚...全文を見る
○竹内(勝)委員 この問題は全国の人たちが注目しておる重要な問題でございます。特に大臣は、このスモンの民事上の責任について、いままで法的義務はないという態度に終始されてきた。今回の判決では、医薬品の安全性確保といった面に対する国の法的義務について、厚生大臣は、製薬会社から新薬の製...全文を見る
○竹内(勝)委員 このキノホルムの危険性の予見は、すでに昭和二十八年の段階で可能であった、こういった判断を示しております。ところが厚生省として、それから十数年、四十五年にキノホルムの販売中止に踏み切るまで、こういった問題を放置しておった。こういうような事実から考えて一体このことを...全文を見る
○竹内(勝)委員 こういった患者の人たちには次次に亡くなっていっておる人が数多くあるわけなんです。そして、すでに長い間このような形で争われておる。大臣はぜひひとつ、こういった判決が出たこの時点におきまして、速やかに、その点の御判断を願わなければならない、この点を要望しておきます。...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、薬事法の見直しというものが指摘されておりますが、この薬事法改正という面に関して、どう考えますか。
○竹内(勝)委員 今回の判決が国と企業の責任を明確にした点は評価できます。  そこで残念なことは、賠償金額があの東京地裁の和解よりも下回った、非常に残念なことです。私はここであえて申し上げておきたいのですが、このスモン患者が毎日苦痛、苦悩のうちにおるということをよく理解していた...全文を見る
○竹内(勝)委員 次国会ということですと、ことしの九月ごろ、あるいは、それより早くなるか、その点はわかりませんが、そのように解釈しますが、それでいいですね。
○竹内(勝)委員 本来ならば人の病というものを治すはずの薬が実は人をむしばんでしまった。こういったものを認めた国にも大きな問題を投げかけた。こういった形でございますが、私はここで論議を進めまして、実は化粧品という問題で、最近いろいろ黒皮病であるとか、しみができたとか、はだがおかし...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは私ここで提起したいのは、この化粧品の中に発がん物質であるとか、あるいは重金属とかいうものは当然含んではならない、こう考えますが、それでよろしいですか。
○竹内(勝)委員 それでは、ニトロソアミンという物質が最近、食品等に含まれて話題になりました。これは御存じのとおりです。このニトロソアミンというのは一体どういうものと承知していますか。
○竹内(勝)委員 概略はそういうことでございますが、このニトロソアミンというものは、私がちょっと調べたのでも亜硝酸塩とアミンとの化学反応により生成される。これはごく微量なものでも発がん性があり、強力なものです。体内に吸収されると内臓のがんになる可能性が非常に高い。世界的においても...全文を見る
○竹内(勝)委員 私は先ほど発がん物質とか重金属は、こういったものには含まれてはならないということを確認しました。いま局長はそのとおりだと答えました。これはごく微量であろうとも、ごく微量のものが実は発がん物質なんですよ。微量のものでも強力な発がんの可能性がある、こういうように言わ...全文を見る
○竹内(勝)委員 これはアメリカン・ケミカル・ソサエティーの総会で発表されたものです。ですから承知しておるのは当然でしょう。いまヘアシャンプーだとか、あるいはハンドローション、フェースクリーム、こういったものの化粧品二十九品目をテストしたところ、何とぞの中の十六品目にニトロソアミ...全文を見る
○竹内(勝)委員 もうちょっと早く、収集中なんということじゃなくて、これをどういう措置をとらなければならないか。これはアメリカでそういう問題になったということから、私は指摘しているわけですが、では日本の化粧品に関して、こういう危険性がまずないと思いますが、もしも、これはあったら大...全文を見る
○竹内(勝)委員 先ほどのスモンの論議と一緒で、これは後になって取り返しがつかないといったんでは、どうしようもないのです。ましてやアメリカで、もうすでに問題になって長い月日がたっておるにもかかわらず、そういったことでは、これは怠慢じゃないですか、どうですか。
○竹内(勝)委員 化粧品に関しては危険があるということで、アメリカでいま大騒ぎしてやっておる。それをどうだかまだわからぬと言っているが、だからこそ調査しなければいかぬのです。だから検討しなければいかぬのですよ。それがわかってからでは、また後になって二の舞、こういうことになってはな...全文を見る
○竹内(勝)委員 ここで私、ちょっと資料を見ていただきたいと思いますが、当然あってはならないことです。残念なことではございますが、実は日本の化粧品の中からニトロソアミンが検出されたんです。委員長、ちょっとお許しいただいて、この資料、お渡しします。  そこで、この調査をしたのは、...全文を見る
○竹内(勝)委員 だから私は、これで一つ問題を提起しておるのです。この一種類が三二〇〇ppbです。他の二種類にも相当なものが含まれておる。先ほどの答弁で、そういった発がん物質であるとか重金属、こういうものは含まれていない、あたりまえだ、含まれているのはおかしいのだ、こういう回答を...全文を見る
○竹内(勝)委員 厚生省では、こういうものを検査をする機能はあるのですか。
○竹内(勝)委員 あったら、なぜいままでやらないのですか。この西岡教授が、たまたまそういったアメリカ等において問題になっているから、日本において、そういうような黒皮病だとか、しみがどうだとか、顔が台なしになったとかといって大騒ぎになっているから、もしもということから調べたのです。...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひそうしてもらいたい。それで、この化粧品というのは毎日同じところに定期的に、かなり長時間塗り込むわけです。そういうものが、もしも変なものが入っておって、そして後になって大変でしたというようなことであったなら、これはもういわばモルモットです。動物実験されていると...全文を見る
○竹内(勝)委員 ですから、これは皮膚に塗られた化粧品が、塗られたその場所がどういう状態ならば危険だとか、こういう問題とまた別に、実はその化粧品が皮膚から体内に浸透していって、どういう経路をたどって内臓に達していく、こういったものによってニトロソアミンというものが生成されていく、...全文を見る
○竹内(勝)委員 このニトロソアミンが検出された原因というものは、西岡教授は、まあ厚生省の方は御存じだと思いますが、遺伝毒物あるいはいろいろな薬品であるとか食料品であるとか、そういったものへの公害問題について長い間研究を重ねてきた教授でございます。今度海外へも行って、さらに研究を...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、いまのこの二枚目、西岡教授の実験によると、今度は現在日本で市販されておるローション、クリーム、シャンプー等十七品目、ナンバーが一から十七まで打ってございますね。この十七品目についてごく微量の——私は、いまその経路に関して説明しましたけれども、つまり亜硝酸...全文を見る
○竹内(勝)委員 だが、いまの最初の答弁のように、そういったものは含まれていないのですというような非常に安易な考えでおって果たして——アメリカでもそういうふうに大問題になっておるのを、即座に調査していこう、こういうような立場にまだなっていない、こういう中で、これは大きな問題提起で...全文を見る
○竹内(勝)委員 それはわかっておるのです。ですから、こういうような大きな問題が提起されたわけでございますから、ひとつ前向きな調査をしていただいて、その調査の結果、ニトロソアミン等の有害物質が含まれているのが判明した場合は、そのものがなぜ含有されているのか、その原因究明、こういっ...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、この化粧品の許可に関してお伺いしたいのですけれども、聞くところによると、年間三万品目もの化粧品を許可していると伺っています。これだけ大量の許可をするのに一つ一つ分析していたのでは、これはもう物理的にも無理です。それは書類審査だけで許可しておるのですか、ど...全文を見る
○竹内(勝)委員 そんな甘い考えをもっていたのでは、またスモンの二の舞ですよ。この市販されている商品について、どのような安全チェックをしておるか、まず、これを説明してください。同時に昨年度どれだけの検査をし何件薬事法違反があったか報告してください。
○竹内(勝)委員 五十二年一月から九月のを先ほど最初に言いましたが、どれだけの検査をして、検査をしたうちどれだけの違反があったか、そのパーセンテージでもわかったら、あるいは数でもいいです。それを教えてもらいたいのです。
○竹内(勝)委員 ぜひ早急にその資料を提出していただきたいと思います。では、この問題は私、留保しておきます。  いろいろと化粧品の問題が言われておる中で、メーカーが厚生省の許可があるのだと、先ほどの薬品も一緒です。厚生省の許可があるからこれは大丈夫なんだという言い方をしている。...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、化粧品というものにごく微量の何らかの不純物が入ってきたならば、いま言ったような発がん物質に変わっていく、ニトロソアミンというようなものが生成されていく。すでに許可になったものでも製造過程の中において何らかの不純物が入っていく。そうすると、そのニトロソア...全文を見る
○竹内(勝)委員 それから同じく被害というものを的確につかむために、黒皮病の問題でもそうです。しみができたとか皮膚がおかしくなってきたということで訴訟を起こす、あるいは示談で解決したとか、いろいろなことがあるわけでございますけれども、この被害を的確につかむためにもモニター制度とい...全文を見る
○竹内(勝)委員 化粧品の被害の際に問題になるのは、先ほど私が言った因果関係、経路、つまり非常に立ちおくれておると言われる疫学調査、実は塗っただけで、その皮膚に問題があるのではなく、それに体内のいろいろなものが化合することによって新たにほかの物質が生成されていく、こういうようなも...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま私はニトロソの問題に関して論議を進めましたけれども、これはいろいろな調査の中から実はこれだけじゃないのです。あなたは、そういうものは含まれちゃいけない、こう言っていますが、カドミだとか鉛だとかいろいろなものが含まれている事実があるのです。被害者の人たちの訴え...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは時間でございますので、先ほど私が申し上げました入ってはならないものが入って、そうして本来ならば病気を治すための薬が反対に、スモン訴訟に見られるような、そのほかいろいろなものがございますが、それらに見られるような、目が悪くなっていったり、足が悪くなっていっ...全文を見る
○竹内(勝)委員 どうもありがとうございました。
03月03日第84回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第5号
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○竹内(勝)分科員 私は、まず福祉の充実という意味から、社会的に弱い立場にある人たちに果たす厚生省の役割りというものは非常に重要なものがあると思うのでございます。     〔主査退席、住主査代理着席〕 そういう中で、特に体の不自由な人あるいは精神的な障害を持っておられる人たち...全文を見る
○竹内(勝)分科員 それでは、その中で特にこういった施設に入りたくてもいろいろな事情があると思います。自分から、場所が遠いから無理だとか、あるいは家族といた方がいいからとか、いろいろな状況からも入りたくないとか、もっといい設備ならば入りたいけれどもというようなものもあるかもわかり...全文を見る
○竹内(勝)分科員 詳細に報告いただいたのですが、五十一年のときの実態というものが私の手元にいまあるわけです。重症心身障害児・者というのが京都市の場合、五十一年度現在で全部で三百四人、これは「昭和五十三年度国家予算に関する要望」ということで昨年の八月京都市から出ておるものでござい...全文を見る
○竹内(勝)分科員 それでは、その内容をよくするのと同時に、現在、確かにこうして待機しておる人たちが、かなりの人がおるわけでございますので、今後の設置状況、今後の計画等を含めて、決まっているのもあるし、もうできるというのもあると思いますが、その面をわかっている範囲でお知らせくださ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 いまの京都市の問題で、今後、設置がどうなっておるか、もう決まっておるものとか、ことしにはこれができるんだというようなものがあれば、ちょっと説明してもらいたいのですけれども……。
○竹内(勝)分科員 それでは、これだけの「五十三年度国家予算に関する要望」ということで、京都市からもこうして実態まで出して出ておることでございますから、当然こういつた面においての要望等が出てくると思いますしっ十分な御検討をいただいて、ぜひ前向きな措置をとっていただきたい、この点を...全文を見る
○竹内(勝)分科員 日本として高齢化社会、これがどんどん比率が進んでおります。そういった意味では、この需要も年々増加してくるのではないか、こう考えますが、それにこたえられるだけの設備の状況、それからいま言った内容面での質をよくしていかなければならない、こう考えますし、それにこたえ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 それでは、私は今度は内容面においてのことをお伺いしたいと思います。  特に、いまお話がありました調理員であるとか、寮母さんであるとか、看護婦さんであるとか、栄養士さんであるとか、どうしても必要になってくる重要な立場でございます。こういった人たちの待遇面はどう...全文を見る
○竹内(勝)分科員 私がちょっと調べてみたのですけれども、京都にある一つの養護老人ホームの例でございます。京都には養護老人ホームとして八カ所、特別養護老人ホームとして五カ所市内にございますけれども、その中で、たとえば収容人員が百二十人未満のところは、調理員さんの場合を例にとります...全文を見る
○竹内(勝)分科員 私が言っているのは、こういった、たとえば老人ホームにおいて寝たきりの人を扱っていかなければならない重要な立場でございます。一人の寝たきり老人をふろに入れるには四人がかりですよ。これは大変です。勤務時間も長時間になる、そういう中でやっていく人たちに対して、何しろ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 このスプリンクラーの問題でございますけれども、確かに消防設備の中でこれは非常にお金がかかります。大変な負担になるわけです。収容人員であるとか建物の規模、こういったものでいまこの設置基準というものが設けられていますが、このスプリンクラーに関しては、それも私は大事...全文を見る
○竹内(勝)分科員 私は、本分科会で昨年同じようにスプリンクラーの設置に関して要望しました、御承知のとおりでございますが、そのときに同じ問題を、私はこの内容面において検討しなさいということで要望いたしました。そのときに、林政府委員は、私ここに持ってまいりましたけれども、こういうふ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 ぜひよく御検討をいただきたいと思います。  時間でございますので、いまの回答、それから基準面、それから私の手元にあるのでも、スプリンクラーの設置は、福祉施設に関しては、現在のところ基準面がいろいろと規制がありますので、わずか二カ所ですね。こういうような状況で...全文を見る
○竹内(勝)分科員 どうもありがとうございました。
05月08日第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第15号
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○竹内(勝)委員 参考人の皆さんには大変ありがとうございます。公明党の竹内勝彦でございます。若干参考人の皆さんの御意見を伺わしていただきたいと思います。  まず最初に、臨時措置法から特別措置法というところで発展的に拡大をしていく、この前進というものは一つの面で評価があるわけでご...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう一点、同じく長浜参考人にお伺いしておきたいのですけれども、今回の目玉の一つとして言われておる自然海浜の保全、こういった面も原案から後退し、骨抜きの感があるように私は考えております。そういう中で、たとえば自然海浜保全地区の指定に伴う地区内の開発、こういったもの...全文を見る
○竹内(勝)委員 続きまして西村参考人にお伺いしたいと思いますが、特に西村さん言われた中で、大型タンカー等の海難事故等によって油が流れ出したり、大型船舶の排出油の汚染、こういった面に対してのウエートというものはかなり大きいと私ども考えております。先ほど若干の意見もございましたけれ...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう一点、西村さんにお伺いしたいと思います。  こういった瀬戸内海等を含めて閉鎖性水域、その他湖沼等も関連してくると私は考えておりますけれども、この下水道の整備というもので、特に公共事業の予算が五十三年度の予算では大幅に増加されました。しかし、地方公共団体が実...全文を見る
○竹内(勝)委員 それから総量規制の問題で同じく西村さんにお伺いしておきます。  この委員会においても、総量規制の対象地域として第一段階は湾等の閉鎖性水域、第二段階として湖沼等、こういった面で言われておりますけれども、特に湖沼等の面で考えても、御存じのように瀬戸内海とかあるいは...全文を見る
○竹内(勝)委員 それから、余り時間がないのですけれども、宮原参考人にお伺いしておきます。  先ほども話がございましたが、赤潮、富栄養化対策という面に関して特に燐を行政指導によって削減していく、こういった問題は前々から論議になっておるものでございますけれども、この赤潮、富栄養化...全文を見る
○竹内(勝)委員 続いて宮原参考人に、いまの件で関連してお伺いしておきたいと思います。  いま洗剤の話が出ましたけれども、私も、洗剤に関して琵琶湖の問題を取り上げたときに、本委員会で相当論議したわけでございますが、洗剤が果たしてよいのか悪いのか、粉末石けん等に切りかえていった方...全文を見る
○竹内(勝)委員 ありがとうございました。
05月11日第84回国会 衆議院 逓信委員会 第18号
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○竹内(勝)委員 今回の五十年度の決算に当たりまして、私はそれに関連した問題等を含めて若干質問をさせていただきたいと思います。  まず、今回の五十年当期事業収支差金が百八十九億となっておりますが、これが一応赤字の形で出ております。予算においてはそれが二百十六億円になっておるわけ...全文を見る
○竹内(勝)委員 本年度の予算も終わったわけでございますが、いろいろと収支試算等が出ておりますが、今後五十三年、五十四年、五十五年と続いていくに従って収支の不足額が年々増加していく傾向にありますが、この状態をどうとらえておるか、また、これに対して何をもって補てんしていく考えなのか...全文を見る
○竹内(勝)委員 大臣、聞いておいてください。  NHKさんの場合は別にコマーシャル料を取るわけではなし、経営努力といってもいろいろと限度というものがございます。そういう意味から考えていけば、五十一年度に受信料を引き上げたばかりでもう次の受信料の引き上げを考えるようになってしま...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、これだけ今後の見通しというものが非常に大変な中でございますが、そういうときに当たって、本委員会でも大きく論議を呼んだところでありますが、いよいよ迫ってまいりますモスクワのオリンピック放送に関して私は若干質問をさせていただきたいと思います。  つい先日、...全文を見る
○竹内(勝)委員 この問題に関しては、もともとNHKを中心とした連合側とテレビ朝日との間においての放送権という問題で、モスクワとの交渉が成立してテレビ朝日が放送権を獲得したわけでございます。その後、本委員会におきましても、いろいろと非難めいたこともあれば、あるいはそれに対してどう...全文を見る
○竹内(勝)委員 そのときの話し合いの中で、テレビ朝日側としては二つの条件を主に出してきたように伺っておりますけれども、その内容について教えてください。
○竹内(勝)委員 思い出して教えていただきたいと思います。  それで、いま堀専務が言われた……(堀参考人「思い出しました」と呼ぶ)  では、つけ加えてください。そうでないと進めませんから……。
○竹内(勝)委員 この二つの条件に関してこれから論議したいと思いますけれども、この条件にどういうふうに今後対応していくのか、会長のお考えをお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 会長としてはこの条件に関して何とかまとめていきたいというお考えだというお答えを得たわけでございますが、私がここでちょっと疑問に思う点は、いま堀専務が言われたところの第一の条件に関しては誤解を解けと言われたというように言っておりますが、向こうのテレビ朝日さんの言い...全文を見る
○竹内(勝)委員 堀専務は、きょうの説明を聞いていると、契約書についての疑問は誤解していた面もあり、個人的に了解したというようなお考えをあらわされたように私は伺っておりますが、今回のこの契約に関して、本来ならば、モントリオール方式でいけば、日本の国益という面から考えても二十数億と...全文を見る
○竹内(勝)委員 莫大な金額の権料でございます。これに関していま会長や専務等のお話を聞いておりましても、ラジオを一つの足がかりとして、そしてテレビというような段階へ持っていけたらというニュアンスに私どもも受け取れるわけでございますが、これだけ世界的な行事でございますので、国民とし...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間の都合上ほかの点はちょっとはしょりまして、もう一点だけこの点に関してお伺いをして終わりますが、会長、これはラジオをどうしても放送しなければならないという、そのなぜしなければならぬのかという点と、それからテレビのエリアの面で、テレビ朝日さんだけでは国民が見るこ...全文を見る
○竹内(勝)委員 終わります。  ありがとうございました。
05月12日第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第18号
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○竹内(勝)委員 瀬野委員に関連させて、この鳥獣保護法の一部改正、これに関連させてほかの面も若干質問をさせていただきたいと思います。  まず、最近ちょっと問題になりました沖縄県の西表島の中にあるイリオモテヤマネコ、これに関して、環境庁として、本年二月に自然環境保全審議会の鳥獣部...全文を見る
○竹内(勝)委員 地元の住民の御意見を尊重するというのは、これは当然重要なことでございまして、ぜひその辺のコンセンサスをよく得た上において進めていかなければならない問題だと解釈します。しかし、この問題はそうゆったりしておっていいのか。約三百万年以上の昔からの西表島に生息していると...全文を見る
○竹内(勝)委員 このものにいったいきさつというものは、いま局長からも話がありましたけれども、実はこれが英国のエジンバラ公から皇太子あての書簡があって、とのヤマネコに関していろいろ意見等もあったわけですが、その中に、外国の著名な方と言われましたけれども、そのある科学者がいろいろそ...全文を見る
○竹内(勝)委員 これは、当初環境庁の計画では、西表島の面積は全島で二方八千ヘクタール、このうち国有林部分の三千六百ヘクタールを鳥獣保護区にし、そのうち約四百ヘクタールを特に厳しい条件をつけられる特別保護区にする、こういった考えでやっておった。そしていろいろと公聴会等を開いて、地...全文を見る
○竹内(勝)委員 それで、やはりそういったもので簡単に、たとえば諮問を見送るとかというようなものであってはならないということを私は要望しておきます。ぜひひとつ環境庁は、やはり国民の側に立って、いろいろな問題に意欲的に対処していかなければならないという面で、大臣に、これに関連させて...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの言、もう一点だけ大臣答えておいてください。  努力している、これは何回も聞いていることでございまして、私の言っているのは、今後の持っていき方をどうやるのか、リミットをどの辺に置いて、どうやるんだということを、やはり一番関心を持ってこの問題に関してはみんな...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひ速やかに、ひとつ意欲的な対策で臨んでいただきたいということを要望して次に移ります。  先ほどもちょっと輸入野鳥の件で、輸入証明書を悪用しているのじゃないかという論議がございました。私は、これは大体出発がおかしいと思うのですよ。本来ならば、この輸入証明書とい...全文を見る
○竹内(勝)委員 それで、この野鳥の輸入に関して、わかっている範囲でいいですが、年間どれくらいのものが輸入され、そしてまた種類はどんなものがあって、また輸出証明を出している国と出していない国とございますが、こういう面のデータを教えていただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 そこで、この問題に関して、国内で捕獲禁止のものを堂々と、これは輸入のものですというような形で輸入証明書がいろいろなところへばらまかれているというような報道がされておりますね。これはこのままほっておくと大変なことです。ますます密猟を許していくというような事態になっ...全文を見る
○竹内(勝)委員 こういった問題が起こらないような措置をぜひ早急に検討していただきたいと思います。  それで、時間ですので、最後に一点だけお伺いして終わりにしますが、猟区制度の充実ということがうたってあるわけでございますが、特に私ただしておきたいのは、答申の中においていろいろな...全文を見る
○竹内(勝)委員 この辺は重要な問題点でございますので、もう回答しなくていいですけれども、この辺のところを今後の検討の材料にして、やはりみんなが納得できるようなものに持っていかなければならないと考えておりますので、その辺の検討をよろしくお願いしたい。  以上をもって終わります。...全文を見る
05月24日第84回国会 衆議院 逓信委員会 第19号
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○竹内(勝)委員 田中委員の質問に関連しまして、現在問題になっておる点等を含めて二、三質問をさせていただきたいと思います。もうしばらくでございますので、大臣初め会長、局長、諸関係の皆さんもしばらくの間しんぼうしていただいて、ぜひ簡潔に御答弁をお願いしたいと思います。  まず、大...全文を見る
○竹内(勝)委員 私は、ラジオやテレビといったものを大いに利用されて、政策なり主張するところを国民の皆さん方にわかっていただくということは非常に重要なことだと考えておりますし、そういった面でこれに関してどうこうということで言っておるわけじゃござい載せんが、そのことに関連させてNH...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの件に関して論議を進めていくと大変複雑になってくると思いますので、その辺でとどめておきます。  さらに続けて大臣にお伺いしたいのですが、この運営委員会に出席をされて、FM波開放に関しては、混信対策あるいは県域局か広域局かの選択、難聴地域対策の三点について検...全文を見る
○竹内(勝)委員 このFM波開放に伴って、国内の景気刺激といった面の効果を同時に考えておりますか。
○竹内(勝)委員 これは国民の電波という重要な財産でございます。そういった観点からあえてこの点をお伺いしたわけでございますが、こういった認可に当たっても決して一部の利権というようなものになってしまってはならないと考えておりますので、どうか国民の納得のいく形での御検討をいた、だきた...全文を見る
○竹内(勝)委員 過去の障害例から、この難視聴の障害になる悪い方の例を何点かちょっと説明をお願いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 その中で、高圧鉄塔の建設に伴って、テレビの難視、二重映り等といったことを聞いておるわけでございますが、全国的な被害がどうなっているか、代表例で結構でございますが、最近のものを掌握していたら教えていただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 その中で、私もこの前見てきたわけでございますが、私の住んでいる京都市で、山科あるいは伏見区の醍醐方面といったところで最近電力会社が高圧の鉄塔を建て、送電線のためにテレビの画面が完全に二重になってきている。私が見たものでももう四センチぐらいの差になって全然わからな...全文を見る
○竹内(勝)委員 私の調査したものでも、三月の中ごろにこの鉄塔ができて、そのころからおかしくなってきて、そのときに同時に、国鉄の方の高圧線がいままで低いものが民家の近くにあってどうも危なくてしょうがないという意味から、それを高くしますというのが、やはり同じように本来なら二月ごろか...全文を見る
○竹内(勝)委員 私はこの前の日曜日に行ってみたのでございますが、その時点においては二カ月たっていたけれども、一回、その電力会社のビラで、大変御迷惑をおかけしていますが、これに関しては一体どうなっておるのかということの調査を慎重にした上で、これを解決できるように万全の状態に持って...全文を見る
○竹内(勝)委員 確かにこれは原因者負担なんだと言ってしまえばそれまででございます。しかし、先ほどもわが党の議員から話もありましたように、国民のNHKとして国民に支えられてやってきておる。しかも、国民の受信料に支えられて運営をしてきておるわけでございますし、いま現に二カ月以上も映...全文を見る
○竹内(勝)委員 この問題は何も京都だけの問題ではございません。先ほどのNHKの方の御回答でも京都にはUHFがあるということで、私もUHFも見ておりますが、だが、大阪からのVHFで十分映るわけでございますので、Uに回してそしてまたUの方のものに合わせていくということをやっておると...全文を見る
○竹内(勝)委員 映らない間の受信料はどうしますか。
○竹内(勝)委員 ぜひ前向きにこの問題に取り組んでいただきたいと思います。  同時に、今後複合的にこういった問題が出てくるおそれが十分あるという意味から、何らかの法的な措置で検討に入っていかなければならないのじゃないかというようにも私は考えますが、その辺の御検討はぜひよろしくお...全文を見る
○竹内(勝)委員 どうもありがとうございました。
05月25日第84回国会 衆議院 逓信委員会 第20号
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○竹内(勝)委員 まず、今回過激派が東京ACC、東京航空交通管制部の回線を切断したことは、私は、いままでの論議の中から、何らかの形で情報が過激派に漏れたのではないかということが考えられると思う。これだけ専門家がいても一体ルートがどうなっておるのかというようなものをねらわれたという...全文を見る
○竹内(勝)委員 このマンホールの問題にいたしましても、マンホールの見分け方自体が、電電公社内部で使われている線路図に専門的な記号を記して埋設されているケーブルが示されている。さらにまた、線路図は本社の保全局員かあるいは各電気通信局や部の保線担当者が、そのほか同軸ケーブルについて...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの答弁では、電電公社さんの直接あるいは間接関係のものでも同じでございますけれども、管理はしている、そういうものが持ち出された形跡もないということにとってよろしいですか。そうすると、そのものは後になればまた完全にわかりますから、大事な答弁でございますが、電電公...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、現時点ということですから、その事件の当日も入っておるわけでございますので、電電公社のものではないと私は判断をして次に進みます。  今回切断されたことは非常に残念でございます。私は今後のことを危惧するに及んで言いますが、たとえば一つのものがだめになれば...全文を見る
○竹内(勝)委員 その自動あるいは手動といった面でも、それは速やかにできればいいのです。それが手動であるがゆえに時間がかかってしまう、それまでの間に航空機がどこへ行っていいのかわからない、全くレーダーの通信なしに動かなければならない、こういうようなことになってしまっては大変でござ...全文を見る
○竹内(勝)委員 回答が不十分でございます。  総裁、いまの答弁の、速やかに、できるだけ早くということでなくして、これはぜひ最大限の努力を払っていただきたい。これは回答は結構でございます。  そこで、運輸省にもお伺いしておきたいと思いますが、東京ACCの管制管轄範囲というもの...全文を見る
○竹内(勝)委員 東北から中部というように非常に大きな地域を管轄しており、しかも太平洋上まで管轄しているという面を考えても、この東京ACCの役割りというものは実に重要な立場でございます。  そこでお伺いしておきたいのでございますけれども、本委員会でもいろいろと論議があるわけでご...全文を見る
○竹内(勝)委員 これが大事なんです。  いまの論議でもわかるように、管制部あるいはそういった切断された事態に関しての、それにかわれる緊急の措置を——それを復旧させてからというような、そういった事態であってはなりませんし、そういった面での御決意を大臣と総裁からぜひお伺いしたい。
○竹内(勝)委員 時間がないのでもう一点お伺いして終わりますが、この前、四月の三日でございますが、私は京都でございますが、隣の県の福井県において震度四の直下型地震が発生したのですが、このときに福井南、春江の両電話局にいろいろと家族等の安否を気遣う電話が殺到した。そういう中で二万回...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう一点だけ伺います。  福井のことの原因については、大ぜいの人がかけたから、それだけで不通になったというものであったならば、これは今後どうするのですか。これは地震などということになったならば当然みんな心配してかけますよ。たとえばこの前のデータでも、まず最初に...全文を見る
○竹内(勝)委員 これで終わります。  それでは最後に総裁にお伺いして終わりますけれども、いまの緊急事態の災害時あるいはこういった事態のときに対する今後の万全な体制の決意をお伺いしたいと思いますし、そのほかの経済の状況が混乱になってしまっても困りますので、そういった面のことをお...全文を見る
○竹内(勝)委員 ありがとうございました。
06月02日第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第21号
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○竹内(勝)委員 本日、私は、大臣に昨日要望を出しておきました琵琶湖の水質保全、こういった面に関して若干質問をしたいと思いますが、その前に、基本的な問題でちょっとお伺いしておきたい点がございます。  環境庁として、環境保全という立場に立って大衆のコンセンサスをどうしても得ていか...全文を見る
○竹内(勝)委員 そのとおりではないかと思います。これは昨日、琵琶湖に関して申し入れをさせていただきましたけれども、これだけ大きく報道されておりますマスコミにおいても、新聞の状況を見てもらったとおりでありますけれども、昨年の何倍かわからない、幅にして五百メーター、大きいのは十キロ...全文を見る
○竹内(勝)委員 私どもの方としては申し入れということで、なおかつ内容に関しても、若干のものはこういう形で琵琶湖の問題でぜひ知ってもらわなければならないということから申し込んでおるわけでございますし、ましてやそういうものは秘密にしなければならぬようなものでは全然ないわけでございま...全文を見る
○竹内(勝)委員 これでえらい長く時間をとろうという気持ちはございませんが、いままでの前長官のときの状況もございますし、さらにまたいろいろと報道されておる中にも、やはり国民のコンセンサスを得ていくという重要な立場にある環境庁として、ぜひその辺の調和を持って、そして広く理解が得られ...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの御説明のように、また私が先ほど申し上げたような形で本委員会においても何回か論議をしておるのにかかわらず、また前長官も善処したいと回答していたにもかかわらず、現状は年々悪化の一途をたどっておるというような事態になっておる。こういった面を踏まえて、長官、これは...全文を見る
○竹内(勝)委員 現地の状況のことを私は言っているのじゃないのです。長官の考えはどうかということで言っているのであって、よそのことのような回答でありまますけれども、それに関して、行くのですか、行かないのですか、それを言ってください。
○竹内(勝)委員 何か変な回答ですね、長官。これだけ関係者が気をもんで大変な立場であるというものが——長官、環境庁長官はあなたしかないのです。人のことを言っているのじゃないですよ。あなたがどうするかということを私は言っているのですが、どうするか何もかもわからぬような回答じゃしょう...全文を見る
○竹内(勝)委員 すべてこういったものは長の一念というのが非常に大事でございますので、長官が本当にこの面に関して真剣に取り組んでいく、言葉先のものでなくして本当にやっていくかどうかということが重要になりますので、ぜひしっかりと御検討をいただき、善処をお願いしたいと思います。  ...全文を見る
○竹内(勝)委員 滋賀県の方の要請としましても、京大の門田教授を中心として解明のために現在全力を尽くしておる、こういった報告を聞いておりますし、私もまた、この前この教授にお会いしました。五月二十二日に党としても緊急調査に行ったときに他の学者の意見等も聞きましたが、昨年の十月二十五...全文を見る
○竹内(勝)委員 これは現場の人の意見等もぜひ環境庁としても聞いていただきたいと思いますが、滋賀県としては、いまこういった形で専門家に何とかこれをということでお願いしていますよ。しかし、人的な面もあるいは水産関係あるいはこういうプランクトンの関係、まず滋賀県としてもこの専門家とい...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひひとつ前向きにその点をお願いしたいと思います。  先ほども私が申し上げましたように、あくまでも学術的な研究というもの、これはこれで重要でございます。ぜひこういった面のしっかりとした解明に取り組んでいただかなければなりません。しかし、これは、どんどんこのまま...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの件で、そういうように活性炭あるいはろ過のためのいろいろな装置という形で用いていくとなると、かなりの費用もかかってくるんじゃないかと思いますけれども、その辺の状況というものは大丈夫なのか。確かにいまの地方自治体としては非常に厳しいものがございますけれども、そ...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、琵琶湖に関しては、これはいろいろなものが関連してくるわけでございまして、富栄養化に関しての原因というものは、いままで言われております燐だとか窒素に関しては、合成洗剤のあるいはABSであるとかLASなどの問題というものが出てまいります。そこで琵琶湖に関して...全文を見る
○竹内(勝)委員 琵琶湖の総量規制に関してはどうなっておりますか。
○竹内(勝)委員 それでは、琵琶湖に関してのいままでの推移として、簡単でいいですから、全窒素あるいは全燐の状況というものは北湖と南湖に分けてどんな流れになっておるか、どんなふうにつかんでおりますか、ちょっと教えてください。最近のものでいいです。ここ数年のデータでいいです。
○竹内(勝)委員 いまの御説明は、たとえば窒素の場合ですと私の手元にある資料と一緒でございます。燐の方はちょっと違っておりますが。しかし、窒素に関しても、北湖の方は五十年、五十一年とピークになってきていますし、南湖の方は五十年あたり、あるいは四十九年、四十七年もそうでございますが...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、建設省の方にお伺いします。  これは、データがそういうようになっておること自体が私どもには理解しにくい。なぜかといいますと、たとえば下水処理の状況を見てみましても、昨年も本委員会で論議しましたけれども、滋賀県は御存じのように三・九%。その後どうなったか...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう時間がございませんので、国土庁の方に来ていただいておりますが、この総合開発の件に関しましては次回にまた審議をさせていただきます。まことに申しわけございません。  そこで、最後に大臣にお伺いしておきます。  いまの論議でもおわかりのように琵琶湖の実態は非常...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひ御検討をお願いします。
06月13日第84回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第23号
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○竹内(勝)委員 私は、この委員会におきまして去る二日に取り上げさせていただきましたが、琵琶湖に赤潮が大量に発生し、現在、いろいろと問題点が出てきております。近畿一千三百万の飲料水というものを守っていく上からも、ぜひこの問題に関して大臣に前向きに調査をしていただきたいし、同時にこ...全文を見る
○竹内(勝)委員 この問題に関して県の方からも発表しております。その中で、この前も私ここで、京都大学の門田教授がこの問題を徹底的に研究しておる、こういった面から、その人たちの意見等も述べさせてもらいました。その中で、今回ウログレナというものに関して、どうやらこのウログレナ自体が、...全文を見る
○竹内(勝)委員 そのことを言っているのじゃないのですよ。この遊離脂肪酸が初めてこういうところに出てきた。瀬戸内等においてもそういったものが最近になって出てきた、こういった湖沼においてはこれが初めてだということは一体どういうことなのか。  同時に、東大の橋本先生のことを言いまし...全文を見る
○竹内(勝)委員 これは新聞等にも報道されておることでございますし、環境庁がその点を掌握していないということはちょっと意外に思ったわけでございます。私もこの委員会で、昨年以来何回も、琵琶湖が死の湖になってからではいけないじゃないか、こういうことで問題にしておったわけです。  こ...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  そこで私は、本日、特に下水処理に関して論議を進めてみたい、こう思いまして、建設省の方にも来ていただいておりますけれども、その点に関して、まずこの琵琶湖に関して、今回総合開発の面からも、人工島として矢橋人工島がそこにつくら...全文を見る
○竹内(勝)委員 滋賀県の琵琶湖に面したその周辺のところには、わざわざそこに処理場というものを移していかなくても、本来ならばできるところというものは——私は京都でございますが、京都においても、終末処理場として一番南の方に大きなものができております。私、昨日それを見てまいりましたけ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、流域下水道反対運動が全国に一体どれくらいあるのか、それから、主なものはどんなものがあるか、掌握しておりましたら、その辺を教えていただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 そこで、いま話がありました工場排水自体がどうもきらわれておるという面が挙げられるのじゃないか。私は昨日見てきましたが、においという面はかなりこれはもう努力を重ねて、その周辺に対するにおいに関しての苦情というものはほとんどなくなってきているのじゃないか。まあ一部は...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、最近参議院の公害委員会で参考人を呼んでこの下水処理の論議を行っておりますが、特にその中で、土壌を用いての廃棄物処理、方法として幾つか挙げられておりまして、土壌浄化法としての土壌還元法であるとか地表下トレンチ法あるいは地表下トレンチ毛管浸透法等々というよう...全文を見る
○竹内(勝)委員 この土壌浄化に関しても、私、本年でございますが、神奈川県の座間市にある、これは小規模のものでございましたが、それを見てまいりました。座間グリーンハイツと茅ケ崎松ケ岡ハイツ、そのほかもございましたが、主にこの二点を見てまいりました。これは一つの団地でございます。各...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひひとつその面も、これは私の経験から意見を述べさせてもらったわけでございますけれども、よく御検討いただいて、先ほどの論議にもう一度戻ります。  そこで、工場排水というものが非常に住民からいやがられている。ましてや、そういったものは重金属だとか有害物質がそのま...全文を見る
○竹内(勝)委員 それがやはり上の方で考えておることと現場とは違うのですよ。私、きのういろいろと現場で働いている人の意見も聞かしてもらいましたが、二十四時間監視できませんよ。また、中小零細企業がやっておるたとえば染色あるいはメッキ関係、そういったところでいろんな有害物質が出ます。...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの二次処理の段階ではBOD、COD、環境基準達成、こういったことで処理をしておりますね。ところが、先ほどの琵琶湖の論議でございますが、富栄養化の原因となる、赤潮発生の原因となるものは、主に燐だとか窒素だとかいったものがどうしても考えられる、こういうようにも言...全文を見る
○竹内(勝)委員 今後そういった燐、窒素は幾分は二次処理で確かにできていくでございましょうが、これは私は琵琶湖だけのことを言っているのじゃないのです。現実に各湖沼において、あるいは海域において、いろいろと、この赤潮の問題、汚濁の原因となるということで、すでに問題になっている。これ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、将来の問題として三次処理というものが当然出てくると思いますが、二次処理に対して、また三次処理、住民負担というものはまた上がってまいります。  そこで国として、このランニングコストに対して補助する必要が当然出てくると思いますけれども、どういうような見解...全文を見る
○竹内(勝)委員 そういった面は今後の問題になりますので、ぜひ御検討をいただきたいと思いますが、とりあえず現在の二次処理の段階で、特に何点か、問題点としてここで質問をしておきたいわけでございます。  たとえば京都の鳥羽処理場におきましても、先般NHKのスタジオ102でもこの問題...全文を見る
○竹内(勝)委員 そういった疑惑がああいったニュース等においても取り上げられておるときでございますし、ぜひひとつみんなが安心できるようなそういった体制に持っていってもらうためにも、今後も調査、検討、よろしくお願いしたいと思います。  そこで、もう時間がございませんので、長官にお...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間ですので、終わらしていただきます。
10月18日第85回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○竹内(勝)委員 私は、現在いよいよ放送が開始されて話題になっており、またいろいろと今後の問題等も抱えておりますが、今後の方向というものを考える意味からも多重放送に関して若干質問をさせていただきたいと思います。  まず、多重放送には、いま行われておる音声多重放送と、それから今後...全文を見る
○竹内(勝)委員 大臣にお伺いしておきますが、この多重放送に関しまして、いまの形で認可に踏み切って、そして現在放送が行われておるが、私どもとして、中にはその後の利用状況、普及率等を考えていってもちょっとよくわからない点がある。なぜかというと、こういった問題でこの前も昭和四十四年ご...全文を見る
○竹内(勝)委員 多重放送に関する調査研究会議の「提言」というところで、いま大臣が申されましたけれども、同じように五十五ページのところに、「現段階で多重放送のすべての種類を補完的利用であると独立的利用であるとを問わず、全面的に実施に移すのは、時期尚早であると判断した。」という意見...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、ちょっと具体的にお伺いしたいと思います。  この放送が始まってしばらくして混信の問題が出てまいりました。普通テレビに二ヵ国語の英語の方が入ってきたり、混信によって聞き取れないというようないろいろなクレームが出てまいりましたけれども、その状況をどういう...全文を見る
○竹内(勝)委員 それではこの音声多重の中で、特にステレオ放送に関して、先ほど大臣も非常にりっぱなものだと称賛されておりましたが、もうちょっと突っ込んで調べておく必要があるのではないかと私は思います。  いまの話では、二ヵ国語で他の外国語が入ってきて混信するという形になった。今...全文を見る
○竹内(勝)委員 先ほどFMとの対比で御回答がございましたけれども、御存じのように、FMのステレオとこれを比較したならば、音声周波数帯域というものが、副チャンネル信号から持っていくものも主チャンネル信号から持っていくものも結局どうしてもそこに無理があるわけで、限度として、その帯域...全文を見る
○竹内(勝)委員 よくこれは御研究いただきたいと思いますけれども、その問題には非常に無理がございます。そういう意味で、たとえば非常に高いバイオリンの音であるとか、またそれに反して低い太鼓の音だとか男性の声だとか、こういうようなものがひずみが生じてくるというような、そういう懸念を持...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、この音声多重放送に関してのマイクロ関係の対応の仕方はわかりましたが、今後予想される文字情報放送であるとか静止画放送あるいはファクシミリ放送等、多重放送というものは非常に多方面にわたってのものに発展していくことが考えられます。これはわかりませんけれども…...全文を見る
○竹内(勝)委員 次に、この多重放送に関しての今後の普及の見通し等をお伺いしたいと思いますけれども、果たしてこの音声多重というものをまず全国的に持っていくのか、あるいはそうではなくて大都市を中心に音声多重というものを進めていった上で、文字情報であるとか静止画放送という面にさらに発...全文を見る
○竹内(勝)委員 この音声多重に関して私はきわめてクールに考えておるのです。なぜかというと、ステレオに関して本当に聞いていこうという人は、FMなり生放送なり、そういったもので本当の音の質というものを聞いていかなければならないと考えておりますし、現在のところでは二ヵ国語放送、外国語...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間ですので、終わります。