竹内勝彦

たけうちかつひこ



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開催日 会議名 発言
03月04日第91回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○竹内(勝)分科員 私は特に給食に関して、その中でも中学校の給食の状況、その実態等をいろいろと御質問させていただき、同時に、その内容に関しても若干質問をさせていただきたい、こう思います。  そこで、中学の現在の給食は、完全じゃございませんけれども、その実施状況というものはどうな...全文を見る
○竹内(勝)分科員 ついでに兵庫、奈良、和歌山、これの実態を言うてください。
○竹内(勝)分科員 いまこの実態を述べていただきましたけれども、これでもわかるとおり、大変な格差がございます。  そこで、私は京都に住んでおりますけれども、特にこの京都あるいは大阪は、生徒数ということで見ても、京都が九・三、大阪が七・五ということで、奈良等は一応全国平均と見ても...全文を見る
○竹内(勝)分科員 大都市の状況というものは、いま述べていただきましたように非常に厳しい実態ですね。それでこの中でも、特にもう市内などになってくると、たとえば京都市ですね、京都府として九・三%、これは京都市内では聞いたことがないような実態なんです。京都市内では中学の給食の実態はど...全文を見る
○竹内(勝)分科員 全くそのとおりで、周辺のところが一部、こういうことで、市内は完全にこれに乗りおくれた形で、そして地方自治体としても、いまこうしてこの給食に踏み切っていくということになりますと、助成金その他の問題でいろいろと困難がある、そういう中で今後、これは相当やっぱり考えて...全文を見る
○竹内(勝)分科員 そこで、この問題に関して大臣の見解を伺っておきますが、大臣も京都出身でございますし、この前、私は京都の状況を——これは京都だけではございません、大都市の状況というものは、父母の要望等も八〇%以上が中学の給食を早く実施してもらいたいというアンケート等も出ておるの...全文を見る
○竹内(勝)分科員 そこで、今度内容に関して若干お伺いしておきたいと思います。  児童の給食は成長期にとって非常に大事な問題であり、命の問題になってきます。食べ物あるいは飲み水であるとか吸っておる空気であるとか、どうしても非常に重要な問題で、しかもその中にあって成長期におる人た...全文を見る
○竹内(勝)分科員 かなり甘い考えでございまして、過酸化水素というのは、いま御説明いただいた漂白用のものとしてと同時に、殺菌用としても使われているのです。したがって食肉、ハム、ソーセージ、かまぼこ、ちくわ、はんぺん、かずのこ、シラスだとかあらゆるものに入ってきていろのです。したが...全文を見る
○竹内(勝)分科員 そこでちょっと大臣に見てもらいたいものがあります。——いまお渡ししたものは、京都の同志社大学の先生で、毒性の研究、遺伝毒物、こういった専門的な研究をされている方で、私も何回もこの先生には会っておりますけれども、この人が出した「食品添加物毒性テーブル」というもの...全文を見る
○竹内(勝)分科員 この問題は、厚生省の方を指導型に考えていくというようなそんな甘い考えではいけない。というのは、子供たちは一応、与えられたものをそこで食べていかなければならないという重大な拘束があるわけなんですよ。そういう意味から考えても、これはやはりその点をはっきりとここで決...全文を見る
○竹内(勝)分科員 どうもありがとうございました。
03月05日第91回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○竹内(勝)委員 私は、ちょっと社長の都合もあって、若干時間をいただきまして参考人に質問をさせていただきます。  社長はこれだけ混乱あるいはいろいろと疑惑、大変な中において、新任の社長として新しい出発をしていく、その決意のほどというものは評価しなければならないと思いますが、それ...全文を見る
○竹内(勝)委員 古池会長から継承し、経営刷新委員会として今回のこの一連の疑惑事件に取り組んでおる。社長が就任してからのその経過を、簡単でいいですから、どこまで進んでおりますか。
○竹内(勝)委員 それじゃこちらから具体的な問題を聞いていきましょう。  わかっていることで、たとえば経営刷新委員会が去る二月二十六日に明らかにしたところによりますと、商品券の問題一つをとっても、総額約五千万円からのものが購入されており、そしてそれがどういうように渡っていったの...全文を見る
○竹内(勝)委員 社長は二週間でと言いますが、この大事な段階においてそういったものを社長自身がわからぬで、決意を持ってやっていこう、こういった形で受けたからには、それだけのものをやはり社長としてつかんで、そして本日におきましてもそういった形で答弁に立たれる、これは当然だと思うので...全文を見る
○竹内(勝)委員 あなたは、このように混乱したKDDに新たな社長としてなっていったからには、具体的に、たとえばどういう問題に私は今後取り組むんだ——これはこちらから申し上げますが、たとえば陣中見舞いあるいは密輸の問題等に関連して、政治家やあるいは官僚への献金、贈答品の問題等々、あ...全文を見る
○竹内(勝)委員 あなた自身の努力はどうするのですか。
○竹内(勝)委員 二度とこういう政官界との癒着をしてはならない、あなたの社長時代にこういったものはもう絶対に断ち切らなければならないと思いますが、どうですか。
○竹内(勝)委員 そこで、多くの利益が出てきておるわけでございますので、それを利益隠し、あるいはまた政官界工作に使うのではなくして、料金を安くするとか、国民にもっとサービスをよくしていくとか、こういった何らかの国民への還元を考えていますか。
○竹内(勝)委員 終わります。
○竹内(勝)委員 KDD問題に関して、私は最初に大臣に若干伺っておきたい点がございます。  あなたの先輩の大臣の何人かの人たちがいろいろな形で、陣中見舞いだとかあるいは商品券だとか、あるいはまた高価な贈答品をもらったとか、あるいはまた関係会社から高級な家具その他を購入してもらっ...全文を見る
○竹内(勝)委員 警察庁に来ていただいておりますが、東京税関が告発した昨年十月の密輸についての現行犯、KDD関係のこの二人に関して、あるいはまた法人としてのKDDについても、書類送検という形で取り行われたわけでございますけれども、この事情を最初に説明してください。
○竹内(勝)委員 KDDに関しては関税法百十七条、これを適用し書類送検をした、こうなっておりますが、この中で、私は憂える点でありますが、さきに亡くなられた保田参与に関して、どういう理由で保田氏が自殺までしなければならなかったのか、その原因をどのようにとらえているか、まずお伺いした...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、佐藤前社長室長がいま逮捕されておる、そしてまたこの二人に対しての書類送検、いろいろな件の中で、保田氏に対するものと現在行われているものと、どういうような配慮を払ったのですか。もちろん大きな支障になってしまってはなりません。そういう面で、もうちょっと具体...全文を見る
○竹内(勝)委員 保田氏の遺書が幾つもあったようです。どんな内容でどのような参考になったか、同時に、ある遺書には政治家や官僚の名前が多く書かれておったということも伺っておりますが、実際はどうなんですか。
○竹内(勝)委員 その遺書に関しては、どんな参考になったのですか。
○竹内(勝)委員 贈り物なりあるいは献金なり、あるいはパーティー券の問題、いろいろなものがございました。そういうものへの参考はどうですか。
○竹内(勝)委員 佐藤元社長室長を逮捕した理由を述べてください。
○竹内(勝)委員 逮捕した結果、その後の捜査の状況はどのような経過になったのか、そしてどのように今後進んでいくのか、どうとらえておるか、それを説明してください。
○竹内(勝)委員 贈答先に関して何らかの明らかになったものがございますか。
○竹内(勝)委員 警視庁の防犯部において、KDDの経理部から海外事務所への資金の流れの裏づけ、こういう関係帳簿類を押収した、そしてその資金の流れにかなりの不透明な個所が出てきている、経理部と元社長室との関係に問題点がある、たとえば多くのお金がいろいろと接待あるいはまた物品の購入、...全文を見る
○竹内(勝)委員 この海外渉外費という形で——板野さんが社長になって、そしてちょうどこの問題が出てきた、あの交際費等が膨大に使われていった、そういう流れと一致して、この渉外費というものが、いままで普通に使われておったものが、一回に十万ドルというのですが、そういうものが幾つも出てき...全文を見る
○竹内(勝)委員 そんな答弁じゃしようがないですよね。やはりこういった形で進めてきており、なおかつここにおいて重要な人たちを逮捕している、また今後これがどう発展していくか、いろいろと重要な問題でございます。  そこで、たとえばにせの領収書、こういったもので操作して、帳簿に残らな...全文を見る
○竹内(勝)委員 じゃ、次へ移りましょう。  あと私どもが考えられるのは、板野前社長の問題でございます。今後の動向、これが注目されます。そこで、保田参与のこと、それから佐藤前室長が逮捕されたことにかんがみ、板野前社長の今後の容疑がどういうふうになっていくのか、それはわかりません...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、捜査の最大のポイントでございますが、これは板野前社長を含めて、料金値下げの問題や保身の問題、あるいは政官界工作、そういったものでの、その動機ですね、それがポイントにあります。したがってこれは、大臣あるいは官僚、こういったものが、その職務権限という面から考...全文を見る
○竹内(勝)委員 その職務権限という問題に関して、これは参考になりますか、いままでの捜査において。
○竹内(勝)委員 だから、大変な交際費等がふえてきた、あるいは関係会社から何か物を買ってやった、あるいは物を贈った、こういったものが明るみに出てきたものと料金値下げとの関連、これを最初はかなり積極的に当時の大臣は発言しておりました。ところがその後、ある一時期において、この料金値下...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは大臣にお伺いしますが、ひとつこの問題、二度とこういうKDD事件を起こさないためにも、会計検査院の検査の対象となるとか、あるいは予算決算の国会での審議に頼るだけ、そういうものではなくして、今後どういう形で——先ほどKDD法という形でいろいろ位置づけていく、...全文を見る
○竹内(勝)委員 この前予算委員会におきましても問題になりましたが、郵政省として、たとえばパーティー券の問題であるとか商品券その他、どういうふうになっておるのか、その中で何らかの関与があったのではないか、さきの委員会におきましてもそういう質問がございました。その問題に関してどう郵...全文を見る
○竹内(勝)委員 資料要求をしておきたいと思いますが、郵政省から毎年いろいろ海外出張をしていると思いますが、いつ、だれだれが、何の目的で、どこへ出張したか、ここ三年間の分をお出しいただきたいと思います。いかがでしょうか。これは官房長でいいですか。
○竹内(勝)委員 それじゃ、次の問題に移ります。  今後の問題として、放送法の改正を国会提出云云と言われている中で、どういうように考えておるか、これを最初にお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 そこで、本日の報道にもあるのでございますが、千葉地裁が成田空港管制塔侵入事件公判の証拠としてNHKのニュースのビデオテープを採用したのにNHKが抗議したこと、これはけしからぬとかどうとかと与党の中でいろいろ論議をしたのではないか、こう考えられますが、こういうこと...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、公共放送というものは一体どういうものなのか、これをもう一度ここではっきりしておいていただきたい。今後NHKの値上げ問題、いろいろの問題で十分な審議をしていかなければならない問題です。それが何らかの形で影響されていく。たとえばこういう問題でビデオテープ、...全文を見る
○竹内(勝)委員 それじゃ、この千葉地裁の今回の件ですね、NHKニュースあるいは民放のものも証拠として持っておる、こういう形でこういうものを採用していったという問題に郵政省としてどう見解を持ってますか。
○竹内(勝)委員 これは報道の自由あるいは取材権の自由あるいは公正安全な取材、そういった面から考えて、大臣、あなた自身こういった問題をどう考えていますか。
○竹内(勝)委員 それではこの問題はまた論議をしていきたいと思いますが、余り時間がありませんので、次の問題に移ります。  今回、一連の郵便料金の値上げ、こういう問題で先ほど大臣の表明もございましたけれども、封書及びはがき、それから第三種郵便物、この問題で結構でございますので、値...全文を見る
○竹内(勝)委員 いま合理化努力ということで御説明がございましたが、大臣これは御存じですか。  機械化とか人員節減効果、こういったものでどういうふうに出てきているかといいますと、むしろ定員はふえてますね。そして定員一人当たりの郵便物数は、四十九年度以降はほぼ横ばいで減った年さえ...全文を見る
○竹内(勝)委員 第三種郵便料金を現行からどの程度まで値上げしよう、こう考えておりますか。
○竹内(勝)委員 いまの御説明の中で、一挙に十五円から三十五円、これはきわめて大幅ですね。二三〇%強。第三種郵便物の中には非常に公共性を有する専門新聞等が含まれておる。これが企業PRを主体にしたものであるとかダイレクトメール、こういったもの等と混同視しては、これはちょっと……。政...全文を見る
○竹内(勝)委員 ちょっとこれは了承できないものでございますけれども、時間でございますので、もう一点だけ御質問させていただいて終わりたいと思います。  年賀状に関して、これは需要は年々ふえておる、そして郵政省としては大きな収入源ですよね。しかし、これは本来の通信というものとちょ...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの意見を参考にするのかどうか、ただお願いしたいじゃなくて。ちょっとそれだけ答えてください。それでなければ終われない。
○竹内(勝)委員 終わります。
03月07日第91回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第4号
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○竹内(勝)分科員 京都の刑務所に関してお伺いしたいと思います。  現在京都の刑務所、山科区にございまして、山科区と言えば近年とみに人口が急増しておるところでございます。いま人口だけでも約十四万人、こういったふくれ上がってきておるところでございますが、この経緯といたしまして、昭...全文を見る
○竹内(勝)分科員 このような非常に人口の急増した中で、いろいろ地域住民との間には微妙な関係というものが生まれてきておるのではないか、こう考えます。また、非常に広大な刑務所の敷地面積等々を考えれば、何か住民に役立つような、喜んでもらえるような、そういう還元できるようなものはないの...全文を見る
○竹内(勝)分科員 要望としては、京都市長より、五十三年四月に所長に、並びにまた五十四年四月に近畿財務局長あてに、そのような耕作地あるいは宿舎跡地をこのように今後利用計画していきたいというものが出ているわけですが、その内容は、どんなものに使われるのか、どんな計画でおるのか、その要...全文を見る
○竹内(勝)分科員 大蔵省の方に、財務局長あての内容を簡単で結構でございますので、どんな計画になっておるのか、御説明いただきたいと思います。
○竹内(勝)分科員 この法務省所管の農耕地と宿舎跡地に関しては、特定国有財産整備計画による処分財産として大蔵省の所管財産になった、こういうのは、なったのはいつなのか、それからまた新たに建設中の宿舎はいつごろ完成予定で、宿舎跡地と耕作地が払い下げ処分可能となる時期はいつごろでござい...全文を見る
○竹内(勝)分科員 いままで京都市以外からこの耕作地並びに宿舎跡地に関して何らかの要望がございましたでしょうか。
○竹内(勝)分科員 それならばこの土地に関しては、いろいろなプロセスの問題は今後の問題といたしまして、京都市に処分されるということはほぼ間違いない、こう考えます。  そこで、耕作地と宿舎跡地の払い下げは、京都市から正式な払い下げ要望手続が出された場合には、どんなプロセスで京都市...全文を見る
○竹内(勝)分科員 五十六年一月ごろに宿舎が完成とすると、いずれにせよそれまでは職員の方が旧宿舎におられるわけです。処分は当然その時期、こういった形になってくるわけですが、今後の払い下げ価格を決定したり、土地の評価期限や、あるいは京都市に払い下げるための審議会の開催などの事務的な...全文を見る
○竹内(勝)分科員 この場所は非常に新興地でございまして、地価も大変な値上がりの状態でございます。現在、その周辺で幾つもの住宅が密集しておるというような状態でございますが、私の知っておる人が最近土地を購入しましたならば、坪当たり六十万から七十万、こういうようなものもありまして、こ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 ぜひ要望をかなえられるような体制にお願いをしたいと思います。  最後に、この問題に関して大臣にお伺いしておきますが、こういうような経緯から考えて、いままでは全くたんぼの中という刑務所でございました。それが御承知のとおり人口の急増で、もうちょうど密集の中の真ん...全文を見る
○竹内(勝)分科員 では、次の問題に移らせてもらいますが、受刑者の中で刑務作業に従事している人を対象にして、特に特別健康診断を要する業務に従事している者が全国にどのくらいいるのか、その実態、内訳について説明してください。
○竹内(勝)分科員 ちょっといまの説明、私どもの手元に持った資料では、印刷就業者関係が二千八百六十人、それからいまの有機溶剤接着作業、これが千七百十六人、紡績等のこういった関係の九百八人、合計五千四百八十四人、こう解釈していますが、間違いないでしょうか。
○竹内(勝)分科員 そこで、私も実は先ほどの京都刑務所の件で、山科の刑務所に行ってまいりました。そしていろいろと要望等も聞きました。それから状況も見ました。あとまた、農場の問題、耕作地、宿舎の跡地等の視察もさしていただきました。その中で特に感じた点でございますが、いま言った有機溶...全文を見る
○竹内(勝)分科員 こういった業務についておる人たちに対して、いまの健康診断を考えてみても、問診等が主体ですよね。いまの尿検査とか、それは一部ございますけれども、特別にこういった有害業務についておる人たちに関しては、今後労働安全衛生関係法令に準拠した健康診断を特別にしていき、ある...全文を見る
○竹内(勝)分科員 もう一点お伺いします。  受刑者の社会復帰ということを考えて現在職業訓練を行っていますが、その対象と内容について簡単で結構でございます、説明してください。
○竹内(勝)分科員 年齢的には何歳ぐらいまでの人を対象にしておるのですか。
○竹内(勝)分科員 年齢の面で要望しておきたいわけですが、近年雇用情勢の変化と、それから高齢化社会への移行、それからまた、こういった受刑者に対しての再就職、社会において本当にりっぱに今後全うしていけるような、そういった態勢から考えても、いわゆる中高年齢者、それが何歳からなるのかわ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 どうもありがとうございました。
03月25日第91回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号
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○竹内(勝)委員 まず、環境アセスメント法案の早期提出問題で、今月の十一日、わが党及び社会、民社三党代表によって長官のところへ要請に行きました。長官は、十八省庁にもまたがる法案であるため調整に時間がかかっておる、なかなか困難だと説明しているようですけれども、これはもう長官もこうい...全文を見る
○竹内(勝)委員 報道によれば、本日二回目の会議、こういうことでございましたが、その中で、前回からも六つの懸案、こう言っていますね。そのうち、対象事業の範囲であるとか基本的事項と指針、免許などの行政処分との関係、地方公共団体の関与のあり方、こういった面で事務的にどうなのか、こうい...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、その最後の後藤田自治相の発言に関して、さきの発言でも、条例による上乗せ権限を認めるべきである、こういうように発言しています。また必要に応じて、今回、公聴会の開催の規定を盛り込むべきだ、こういうように見解を述べていますけれども、私は、地方自治権上当然の規...全文を見る
○竹内(勝)委員 この問題で、特に環境庁が他の省庁のいろいろなプレッシャーに屈するというような形で、アセスメントのアセスメントというような形で非常に後退をしていくような内容になってはいけませんので、ぜひこの要望にあるような本当に強い熱意で当たっていかなければならない、こう思う次第...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間の都合で、次の問題に移ります。  特にエネルギー危機が叫ばれている中で、琵琶湖の周辺にかなり大量の天然ガスが埋蔵されているといった面が明らかになってきております。これはどんな種類のもので、どのぐらいの量があるのか、まず通産省にお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 通産省の資源エネルギー庁がすでに助言、指導を行って、試掘井の深さを推定する重力探査、こういったものが行われた、こういうふうに聞いていますが、その辺の内容を御説明ください。
○竹内(勝)委員 これだけエネルギー危機が言われておるときでありますので、これはもう当然各方面で期待をかけておると解釈していますが、通産省としてどれくらいの期待を持っておるのか、その辺の状況を、見通しなりそういった面を含めて、今後どういうふうにやっていくのか。千葉県や新潟県のいま...全文を見る
○竹内(勝)委員 これは蒲生郡安土町の一部民家では、すでに自家用に暖房、炊飯等にこの天然ガスを利用していると聞いておりますが、その実態を説明してください。
○竹内(勝)委員 これをどう開発利用していくか、これは今後の問題だと思います。そこで、それだけの力を入れてやっていくからには、千葉県やあるいは新潟県の例等も考えて、国として補助金などの体制はどういうように考えておるのか、またいままではどんなふうに他の県においてやってきたのか、今後...全文を見る
○竹内(勝)委員 環境庁にお伺いしますが、こういうような場合、天然ガス等を利用していく場合、琵琶湖周辺等は非常に環境の大事なところでございますね。そういう中で今後開発利用していく上において、過去の例等も見て環境破壊という面でどんなふうにとらえておりますか。
○竹内(勝)委員 通産省の方にその件に関してお伺いします。  千葉県、新潟県の両県はこの天然ガス開発に関しては先進県ですね。もう十数年前から地盤沈下防止実験等が行われて、これが各方面から注目されております。これと同様に、琵琶湖の周辺が天然ガスの開発によって地盤沈下していくような...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは燐の問題で若干質問をさせていただきます。  燐を含む合成洗剤の使用制限運動、これはさきの琵琶湖の富栄養化防止条例の制定に関連して各都道府県で広がりつつあるわけですけれども、まず、いまかなり各地方自治体におきましてそれの制限なり、あるいはまたいろいろ協力...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、環境庁が昨日燐を含む合成洗剤の使用自粛、追放ですね、これを打ち出したことは環境庁にとって近来にない英断であると深く敬意を表しますが、しかし、これもかなりおくればせの措置のように感じます。環境庁の本庁、出先機関で使用中止を決定したこと、それはそれとして評価...全文を見る
○竹内(勝)委員 また通産省にお伺いしますが、消費者団体等が今回の措置を一様に歓迎しながらも、合成洗剤そのものを禁止していかなければならないんだ、こういう意見もかなり多いんですね。そして石けんの方に転換を進めるべきだ、したがって、その意味では片手落ちだ、むしろ無燐合成洗剤自体が果...全文を見る
○竹内(勝)委員 その内容に関しては、これは厚生省ともいろいろやらなければなりませんので、また次の機会に譲ります。  そこで、国民に対して無燐、低燐の洗剤や石けんの使用について指導、啓蒙していくのだ、こういうように環境庁として考えておりますね。具体的にはどういうように指導、啓蒙...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、一部の消費者団体は、先ほど私が述べたとおり、合成洗剤の追放を主張していますね。そして燐の問題は富栄養化の問題ですが、この合成洗剤そのものがいろいろと人体にも影響があり、また水質も悪くしていき、あるいは魚介類その他にもいろいろと影響を与えていくのだ、こうい...全文を見る
○竹内(勝)委員 長官、そういうふうになってくると、この有燐洗剤を国も追放ということは、どうも石けんの方に持っていこうという考えではなくて、いままでどおり洗剤を低燐なり無燐といったもので、いま相当反対が消費者団体等にあるわけですが、それにほおかむりしたという形になると思いますけれ...全文を見る
○竹内(勝)委員 では琵琶湖の問題に移りますが、この滋賀県の富栄養化防止条例はいよいよ本年七月から実施されますね。国としてこの問題を、これだけ全国的に波動を起こしていった、やはりそれだけの大きな評価をしなければならない重要な立場であると私は考えております。いよいよそれが実施される...全文を見る
○竹内(勝)委員 昨年度初めて淡水赤潮の調査費として予算がついたわけですね。そういった形で五十五年度またついていく。じゃ、淡水赤潮の調査費としての予算でどのように調査が行われ、実績としてどのような結果が掌握できたのか、その経過を説明してください。
○竹内(勝)委員 前長官の上村さんが琵琶湖における総量規制を五十六年度にも実施したい意向の旨を発言しましたですね。これはこういう考え方で今後とも進めてまいりますか。
○竹内(勝)委員 実質的な琵琶湖等の総量規制のための調査研究、これがいよいよこの五十五年度から行われてくるわけですね。いま長官に予算まで説明していただきましたが、これはやはり五十六年度はもう一年ですから、これ果たして本当にできるのかな、こう考えるのですけれども、どういうプロセスで...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、この総量規制、まあ一応はCOD、これを行っていくという考えでございますが、この琵琶湖等を飲料水源として利用しておる近畿一千三百万の大事な水がめですよね、これが年々汚れてきています。赤潮はことし出れば四年連続ですか。本年七月から富栄養化防止条例がいよいよ施...全文を見る
○竹内(勝)委員 先ほどの総量規制の実施ですけれども、長官の言われたように、五十六年度をめどというのは、これは変わっていませんね。要するに五十六年度じゅうということになれば、五十六年度末にも実施ということになるわけですけれども、先ほどのようなプロセスの問題から考えて、それをめどに...全文を見る
○竹内(勝)委員 建設省に関してはぜひいまのことを――私はこの後で質問をしたいと考えていますが、その意気でそのように長官にお願いしたいと思います。  それで、もう一点だけここではっきりさせておきたいのは、この総量規制、燐、窒素、この面に関しては、飲料水源ですから、こういう面に関...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは建設省、お待たせしました。  いまの長官のお言葉を踏まえて、特にこの琵琶湖の浄化のために、これはみんな飲んでいるのですから、下水道整備を急ぐこと。燐、窒素の除去などといったものになりますと第三次処理を行うことが不可欠となってきます。これは莫大なお金がか...全文を見る
○竹内(勝)委員 ランニングコストの助成はどういうふうに考えますか。それをちょっと答えてください。
○竹内(勝)委員 もうこれで終わりますが、長官、こういう実態なんですよ。長官の熱意はわかるのですが、さあ今度は、先ほどのアセスメントと似たようなものになってくるのです。他の省庁といろいろと連携をとっていくと、そこで腰砕けなんということで後退をしていくようであってはなりませんので、...全文を見る
○竹内(勝)委員 ありがとうございました。
03月27日第91回国会 衆議院 逓信委員会 第4号
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○竹内(勝)委員 まず最初に、このNHKの出してまいりました値上げに関して、今回二四%平均、カラーが七百十円から八百八十円に値上げされる。この根拠、理由をもうちょっとわかりやすく、かと言って、そう時間がございませんので、明快に最初に述べていただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 この値上げ問題に関しても、あるいはまたNHKの状況を考えて国民のコンセンサスをどう得ていくか、こういった面が非常に大事になるわけですね。そこで、不払いが漸増しておる、こういう実態を見ても、私はまだ国民がそこまでNHKに対して理解をしておるというようには考えており...全文を見る
○竹内(勝)委員 国民に支えられたNHKですよね。それが国民の方からこの値上げ問題に対してもかなり反発が出てきておる、こういった面から考えて、NHKとして今後この国民との合意を得るという面でどう努力していくのか、これを述べてください。
○竹内(勝)委員 五十一年に値上げをしてすでに四年、こういう形で赤字が見込まれ、どうしても値上げをせざるを得ない、これは果たして支出あるいは収入の面でどう経営努力してきたのか、また今後していこうとしているのか、こういった面が問われる問題だと思いますが、私、この予算の中で特に指摘し...全文を見る
○竹内(勝)委員 同じく資本支出の中の建設費に関してもまた同じことが言えるわけですね。これはちょっと予算額が大きいです。五十一年度は二百二十億、五十二年度、五十三年度はずっと減ってきています。それから五十三年度から五十四年度にかけては十二億ふえて二百十九億、さらに五十四年度から五...全文を見る
○竹内(勝)委員 これだけ値上げ云々を言うときでございますから、やはりもう一歩そういった面が――支出をできるだけ少なくして収入をよけい上げていく、これが経営努力でございますから、こういうように努力していますというようなものを国民にわかるようなもので説明をいただかないとちょっと納得...全文を見る
○竹内(勝)委員 後援ということで、すべては財団の方がやるのだとおっしゃいますが、やはり施設なり放送設備なり、またそれによって人も使いますし、運営の面では協力をしていくわけでございますから、私はこれがいいとか悪いとかという問題を言うわけではございませんが、やはりNHKは、たとえば...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、収入の面でちょっと論議をしてみたいわけですが、たとえばNHKが放送しておる料理の番組とかあるいは受験講座とか、いろいろなものがございますね。たとえば料理のテキストなどは聞くところによると月間百万部、大変なベストセラーになっておる。こういうことになってきま...全文を見る
○竹内(勝)委員 それと、BBCなどの外国の放送機関が海外の放送機関へ呼びかけて、大型番組を編成するためにプロジェクトなどを組んでいる、そして番組をつくっておる、こう聞いておりますが、これはどういう性格のもので、どんなメリットがあるのでしょうか。
○竹内(勝)委員 経営の効率化という面でいけば、やはり海外でそういう大型のものをつくって、NHKとしてそこに参加してやっていく、こうなってくると、いろいろな面で効率というものが出てくると思うのですね。NHKはいままでにこういうプロジェクトに参加したことありますか、あるいはまた今後...全文を見る
○竹内(勝)委員 同じくそういう意欲的な面でこういうものはどうでしょう。日本でNHKがつくったもので海外で関心があるもの、こういったものは外国に売った方が外国の人たちにも喜んでもらえる、同時にNHKの収入にもなってくる、こう思います。それとまた、先ほどの副次収入という面から考えて...全文を見る
○竹内(勝)委員 それともう一点聞いておきたい点でございますが、政府は、今回本委員会でもいろいろと問題になっておりますKDD等の特殊法人が交際費乱用等で体質がいろいろと問題になっているこういう中で、いままで四十八法人に限られていた行政監察の対象を百十一の全特殊法人に広げていくこと...全文を見る
○竹内(勝)委員 こういう行政監察の対象になっていくとなれば、いままでと全く変わりない、大して関係ないんだというようなことにはならないと思うんですよ。そういう面で、いま郵政省の方としては相当安易な考え方で持っていっているように受け取りますが、NHKとしてはこの問題どう考えています...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまのNHKの考え方を踏まえて行管庁にお伺いしますが、報道の自由なり報道への干渉、あるいは番組の内容に関してこういったものになってきたなら大変なことでございますし、その意味から考えて、行管庁としてはどういう基本的なお考えをお持ちでございますか。
○竹内(勝)委員 郵政省は、NHKの受信料支払い制度を現行行われておる受信契約義務制から受信料の支払い義務制に改めていきたいという考え方、これが閣議でももうすでに決定しておるというようにも伺っておりますが、その内容を明らかにしてください。
○竹内(勝)委員 NHKの従来の公共放送という立場を堅持していく点で、これはもう重要な点として公共放送として中立に、そして他の民放とはまた違った面で国民の間に定着してきたこのNHKとしてのいままでの体制、こういったものが公共性という面から、何らかのこういうような罰則、たとえば二倍...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、NHKの経営のあり方、将来というものに関して述べておきたいのですが、たとえ今回NHKの受信料値上げが行われたとしても、これは私が先ほど言ったとおり三年ですから、三年たてばまたこういうような論議をしていかなければならないというようなことになってはこれはまた...全文を見る
○竹内(勝)委員 では、NHKはこういった、いま私が提案したような、国民にわかってもらうような公聴会なり、地方でも公開の論議の場を開いたり、参考人にも来てもらって、視聴者にもどんどん集まってもらって、そしてやっていこうという考え方にはどんなお考えをお持ちですか。
○竹内(勝)委員 それはそのとおりでございます。したがって、これをもっと論議を深めて、いまの問題等はそう簡単なもので結論が出てくるというものではございません。いろいろ国民のコンセンサスを得ていくという面から考えても、やはりこれは突っ込んだ論議をしていく、こういう面でひとつ、この仮...全文を見る
○竹内(勝)委員 よろしくひとつお願いしたいと思いますが、そこで、もう余り時間がないので、もう一点だけただしておきたい点は、本案は承認という問題でございますね。この承認、つまりこの特殊法人の承認、すでに大臣は意見を述べて承認した形になっておりますけれども、NHKの存在価値にまでか...全文を見る
○竹内(勝)委員 不承認ということよりも、その中の一部が、値上げとかいろいろな重要な問題があるわけでございますから、そういう意味から考えて、その中の一部、これはどうしても改めた方がよい、予算で言えば修正ですね、そういう形のもので、大枠においては承認できるけれども一部は改めなければ...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうなってくると、これは余り意味のないことになってしまうというようにとられる面もございますね。したがってこれは、今回はもう時間がございませんが、もっとこの面に関しては突っ込んだ論議をしていかなければならないと思います。したがいまして、この問題はまた後にいたします...全文を見る
04月16日第91回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○竹内(勝)委員 郵政省は今回のKDD事件に関して、巨額の交際費に関しては事件が起こってくるまで知らなかった、こういったことでこれまで答えておりましたけれども、毎年五月ごろKDDから、正規の決算書類のほか参考資料として納税引き当て額の計算説明書、こういったものを出しておりますね。...全文を見る
○竹内(勝)委員 企業会計上の交際費を五十一年から五十三年まで幾らと報告を受けておりますか。
○竹内(勝)委員 五十三年度で見ますと、交際費は税務会計上では二十二億円ですね。一方、いま御説明いただきましたように、企業会計上では一億四千万円という数字が出ております。これが郵政省に報告されていたことになるのです。それは企業会計と税務会計との多少の差はあるにしても、二十一億とい...全文を見る
○竹内(勝)委員 それじゃKDDにお伺いしますが、この説明はしなかったのですか。また、そういった書類は行ってなかったのですか。
○竹内(勝)委員 そうじゃないのです。それがわかる書類を出したのかと言っているのです。
○竹内(勝)委員 そういうのではわからない。この二十二億円ということがわかるような書類を出したのか。
○竹内(勝)委員 そのときのことを言うているのですよ。何を言っているんですか。出したのか出さないのか。それは郵政省が知らなかったのはわかっていますが、あなたの方が出したのか。
○竹内(勝)委員 いまごろ確認してない、これは問題だね。これだけ大問題になっているものをいまごろわからないというのはどういうことですか。もう一度、社長なりあるいはもっと関係のある者が答えてください。
○竹内(勝)委員 わかる人が答えるんです。社長じゃなくていい。
○竹内(勝)委員 郵政省、そのときはわからなかったけれども、その数字はあったんですね。
○竹内(勝)委員 そうじゃないんだ。前のがあったんだな。把握をしてなかったのはわかっている。あったのかどうなのか。後でわかったのでしょう。それを答えてください。
○竹内(勝)委員 そうすると、ここには参考になるような、たとえば交際費非課税限度額の超過額、退職引当金超過額、賞与引当金超過額など課税所得の内訳が詳しく記されている、こういったものがあったことは確かなんですね。これを答えてください。
○竹内(勝)委員 そうすると、この問題でどちらがどうということで、いまの論議の中ではちょっと答えそうもないので次に進みますが、これを知っていなかったこと自体、これは郵政省の方にも問題がございます。そしてまた、KDDの方としてはどんな説明をしたのか、その辺がいまだに明らかになってい...全文を見る
○竹内(勝)委員 こういう事件があったから人心の刷新が必要だ――そうすると、人心刷新ということはこの事件に関連あるのですね。この責任をとったのですね。それを言ってください。
○竹内(勝)委員 この問題に関しては、たとえば空出張なりいろいろな問題で、いままで鉄建公団なり、あるいは住宅公団なり、環境庁なり、大蔵省なり、通産省なり、いま大臣が言われたとおりいろいろな形でこれは出ていますね。これは、たとえば大蔵省などは次官を戒告処分にしました。鉄建公団におい...全文を見る
○竹内(勝)委員 二人も逮捕者が出てそんなことを言っていたんじゃしょうがないですよ、これは。  そこで、今回逮捕された松井、日高両名、これはITUの第三十二回の管理理事会に出ましたね。ところが本来の業務を途中で抜け出して、そして観光旅行に行った。KDDからあらゆる接待を受けた。...全文を見る
○竹内(勝)委員 官房長、答えてください、人数と件数だけ。
○竹内(勝)委員 官房長、私はあなたの方の資料をもとにして聞いているのですから、いいですか、何か勘違いしてはいけませんよ。人数と件数を答えてください、五十三年からでいいですから。
○竹内(勝)委員 それではちょっと細かに、全体といっても大変でございますから、五十三年の四半期、五十三年の四月から九月までの課長以上、これはほんの少しでございますから、出張先国とそれから出張目的、これを答えてください。
○竹内(勝)委員 官房長、答えてください。
○竹内(勝)委員 それじゃ困るんだ。あなたのところからいただいたが、私は、本来三年間、それからだれだれが、名前までちゃんと出して、そして何の目的でどこへ行ったかということを提出せよと言ったのに、そういう態度ではこれはどうしようもならぬ。したがって、概略のものしか私はあなたのところ...全文を見る
○竹内(勝)委員 どうぞ答えてください。出張先と出張期間と出張目的だけでいいです。
○竹内(勝)委員 出張先はどこです。
○竹内(勝)委員 この中で特に管理理事会ですが、この間の松井、日高両名が行ったのは三十二回ですね。三十三回に行った五十三年の五月は、いま話がありましたね、英国、スイス、フランス、デンマークですね。この三名に関して、名前と期間とを教えてください。
○竹内(勝)委員 もう一人電監室じゃないところから参加していますね。答えてください。
○竹内(勝)委員 名前は。
○竹内(勝)委員 この三人で英国、スイス、フランス、デンマーク、間違いありませんね。
○竹内(勝)委員 三人が全く同じ行動でしたか。
○竹内(勝)委員 ついでに出張期間を言ってください。いつからいつまでか。
○竹内(勝)委員 第一の人は江上さんですか。
○竹内(勝)委員 江上さんは何週間行かれたのですか。
○竹内(勝)委員 何週間行かれたかと言っているのですよ。二週間か四週間のどちらかじゃないの。簡単なことですよ。
○竹内(勝)委員 江上さんはこの管理理事会の終わりごろに参加しましたね。これは間違いありませんね。
○竹内(勝)委員 こっちから教えましょう。江上さんは、ここに当時の報道があるのですが、この報道には「国会等のスケジュールもあって、会期の最終週から参加する予定」となっているが、その結果を見ましたところ、本委員会がございました。江上さんは出ています。それは五十三年五月二十五日、本委...全文を見る
○竹内(勝)委員 五月二十五日に委員会に出ておるでしょう。そんなことがわからないのですか。五月二十五日に本委員会に出ておるのです。もう六月一日で終わるのですから、ほんのちょっと最終で参加しただけじゃないですか。
○竹内(勝)委員 では確認しておいてください。それは間違いないのです。  そうしますと、この五月二十五日以降ということは、この管理理事会は五月十五日から始まって六月一日に終わったのですから、ほんの少し参加して、あとは二週間行かれていたわけです。これでいくと英国とフランスへ行った...全文を見る
○竹内(勝)委員 管理理事会はスイスで行われたのでしょう。だから、あとどこへ何の目的で行ったのですか。
○竹内(勝)委員 出張発令はしておりますか。
○竹内(勝)委員 この江上さんは、三月十九日本委員会で本人が答えているのです。私はスイスのジュネーブへ行くのが目的でございます、この発令を受けているのです、これ以外受けていませんと言っています。矛盾がありますね。
○竹内(勝)委員 出張発令はしたんでしょう。もう一度言ってください。出張命令出したんでしょう。
○竹内(勝)委員 だから、英国とフランスへも行くように出したんですね。
○竹内(勝)委員 はっきり言いましょう。三月十九日、議事録二十九ページ、江上さんの答えているのは「私の用務地はジュネーブでございまして、ジュネーブだけの出張発令をもらって出張いたしております。」どうなんですか。
○竹内(勝)委員 これが問題でございます。出張発令が出ていると言いながら、本人は、スイスのジュネーブだけの出張発令をもらって出張いたしました。はっきりとパリへも行っておりませんかと聞いてますよね。行ってません、答えておりますよね。なぜ隠す必要があるんですか。いま答えているじゃない...全文を見る
○竹内(勝)委員 経由地の件は知らないと言っております。覚えてませんと言っております。だが、「私の用務地はジュネーブでございまして、ジュネーブだけの出張発令」、これはどっちが正しいんだ。はっきりしておかないとこれは問題になるよ。ジュネーブだけなのか、それとも英国もフランスも出した...全文を見る
○竹内(勝)委員 出張命令簿、出勤簿、旅費等の精算、これは後に私に出してください。そこで、この課長以上三人がなぜスイス以外のところへ何の目的で二週間も――二週間弱です、約十日間です、終わりごろに行ったんですから。何の目的で行ってたのですか、それを答えてください。
○竹内(勝)委員 経由地で言っているんじゃないんだ、目的じゃないですか。この理事会には二十五日以降――十五日はここにいたんですから、まあ二十八日か、その次が日曜日になってきますから、そうすると目的地にはほんのちょっといたんだ。ところが後は目的地でないところへ行っているじゃないの、...全文を見る
○竹内(勝)委員 そのとおり。そこでKDDでは五項目の接待内容を出しておりますね。たとえば一番空港送迎、二番会食、三番観光案内、四番記念品、五番便宜供与、こういった形で分けている。たとえば四番記念品、十万円の物を渡せ、こういったときには「4イエス10」と書いてあります。そういう暗...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうじゃない。暗号を受けたのは現地の人だ。いまもいる人だ。打ったのはその係の人だ。わからぬわけはないじゃないですか。
○竹内(勝)委員 よく調べてほしい。  そうすると、私はここでちょっと整理さしていただきますが、私は前の委員会で、五十二年度から出せと資料要求をしました。ところがそれは出ませんでした。私どもの調査等で、五十三年の三月から五十四年十二月まで三十二件ですね。人数は延べ三十二人になる...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは警察庁にお伺いしますが、これは五十二年のちょうど一年後、見てもらえばわかるとおり五十二年のときは松井、日高です。これは当然疑惑なり関心なりいろんな形で出てこなくてはならない問題です。松井、日高のみを逮捕して――当然他の官僚への疑惑、これはもういろいろと出...全文を見る
○竹内(勝)委員 国内においてもやはり「国内出張もKDD丸抱え 郵政官僚、半ば慣行化」と報道にもございますが、まる抱えですね。KDD側が全部出張をキャッチしている。そしてグリーン券なりあるいは旅館、みやげ代まで一切めんどうを見る、出張旅費のすべてがまるまるポケットに入ってくる、こ...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう一点だけ警察庁にお伺いしておきますが、江上さん、神山さんがやめたことによって捜査方針に影響はないですか。
○竹内(勝)委員 それでは増田社長にお伺いしておきますが、今回いよいよKDD法の一部改正、こういったことで、今後こういったことが絶対ないようにしていかなければなりません。そこであなたは、昨日記者会見におきましても、発表のとおり、交際費も三分の一にしますとかいろいろ言っています。パ...全文を見る
○竹内(勝)委員 やめるということは、いままであったのですね。
○竹内(勝)委員 あなた、いまやめると言った。やめるということは、いままでやっていたことをやめるということなんです。やってないのをやめると言うのはおかしい。何を言っているんだ。私はこれだけを確認しているだけなんだ。
○竹内(勝)委員 あなたのことを言っているのじゃない、いままでのことを言っている。こんなところでとぼけちゃいけない。
○竹内(勝)委員 どういうのがありましたか。社長でなくてもいいから答えてください。答えられるものだけ、代表的なものでいいですよ。
○竹内(勝)委員 こう言っても答えないでしょう。それじゃ、時間も迫ってきましたので、決して今後こういったものがないように決めたのでございますので、この精神を堅持していただいて、今後国民に疑惑を持たれるようなことのないようにしていかなければならないことを再度確認しておきます。  ...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、同じく今回の法改正による権限強化は、むしろ私が最初に指摘しましたが、報告しているのにわかっていなかった、その中身もよくわかりませんというような、電監室とKDDとのそんな間柄ではこれまた大変なことになってしまう。したがって、こういう権限強化は今後はさらにま...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間ですので、こういった一連の疑惑、また逮捕者まで出してこういう事件になった点に関し、今回KDD法の一部を改正するその論議が行われておるわけでございますけれども、この問題に関して郵政大臣に最後に、今後これを通してこういったものがないように、決して国民に迷惑をかけ...全文を見る
○竹内(勝)委員 ありがとうございました。
10月15日第93回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○竹内(勝)委員 最初に、郵政大臣にお伺いしておきます。  この郵政行政、国民の日常生活に最も密着したものであること、さらにまた、一連のいままで続いてまいりましたいわゆるKDD事件や、さらにまた綱紀の粛正等々、今後国民の信頼にこたえていかなければならない立場にございます。そこで...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、電電公社の調達問題に関してお伺いいたします。  その後日米の交渉が何回も行われて、最近大来・アスキュー会談、そういったものを踏まえてその状況を概略御説明ください。
○竹内(勝)委員 そのいわゆる三種に当面仕分けする三段階方式でございますが、これの内容を説明してもらうのと同時に、電電公社としてこの問題を三段階方式というものにどの辺までの受けとめを持っておるのか、どういう方針で進んでいくのか、その辺も含めて説明してください。
○竹内(勝)委員 それで、今後大統領選挙等が近く行われていく、そういう中で今後の会談の見通し、そしてまたこの電電調達問題に関して今後の日本側としてのその対応の仕方、こういう方向に持っていくんだというこちらの決意、そういったものがありましたらそれを……。簡単でいいです。
○竹内(勝)委員 次に、電電公社にお伺いしたい点は、納付金とかあるいは電話税、こういった問題がクローズアップされてきておりますが、それを伺う前に、五十一年に値上げがございました。それは一体どのような根拠でもって値上げ幅を決定し、その時点での将来の見通しをどう判断したのか。また、そ...全文を見る
○竹内(勝)委員 その時点で、三年後にはまた赤字になるのじゃないかとかあるいは値上げをというような意見があったのかどうか、その見通しをどういうふうに立てたのかはちょっとまだはっきりしませんが、最近の収支状況というものが、利益剰余金、相当大きなものが計上されて累積剰余金も一兆三千億...全文を見る
○竹内(勝)委員 去る九月十二日閣議決定した行政改革大綱の中で、特殊法人の経営見直しによる歳入増加、こういう方針が打ち出されておりますが、これは一体どういうことですか。まず大臣にお伺いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 それじゃ、大蔵省来ていますか――、お伺いしておきますが、いま大臣はそういう答弁でございますけれども、大蔵省として、たとえば電電公社に対して納付金であるとかあるいは電話税、そういう考え方があるのかどうなのか、あるならば、どんなふうにそれを考えておるのか、そういった...全文を見る
○竹内(勝)委員 大蔵省としてはそういう希望的な考え方を持っておるようでございますが、その根拠となれば、たとえば電電公社に関して、営業開始時、昭和二十八年度から四十五年度まで、この十八年間というのは連続して黒字でございますね。そして特に三十九年までの十二年間、この累計収入に対する...全文を見る
○竹内(勝)委員 電話税あるいは納付金制度、こういったものがもしも具体的になってきますと、これは、普通のたばこだとかあるいはお酒だとか、こういう嗜好品に課せられる税、そういったものと異なって、国民のほとんどが利用しておるものに税をかけるということになるわけですから、電電公社の負担...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまの説明では、この論議自体がかみ合わなくなって私は理解することができないわけでございますけれども、特にその中で電電公社として、このような話が出てきておることは事実なのでございますので、このような納付金とかあるいは電話税というものが課せられるということに関してど...全文を見る
○竹内(勝)委員 いわゆる建設投資というものが公社としても減少した段階ですよね。そこへ来て、先ほど説明のありました利益剰余金というものがどんどん出てきておる。利益金は利用者に還元するのが筋であると私も思います。  そこで、サービスとして今後夜間料金の割引であるとかあるいは福祉電...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間がありませんので、最後に総裁にお伺いしておきますが、この間も、去る三日でございましたか、神戸市元町において電話回線が故障になりました。これは電子交換機の故障だ、こういうことで約八時間にわたって一切の通信が麻痺してしまった。これは御承知のとおりです。あるいはま...全文を見る
○竹内(勝)委員 終わります。
10月16日第93回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○竹内(勝)委員 最初にお伺いしたいと思います。  まず、第一種郵便物である封書、これを五十円から六十円にこのたび値上げをしていき、さらにまた第二種郵便物であるはがきですね、これを二十円から四十円にする、五十五年度末までは三十円とする、こういうことでございますが、この料金引き上...全文を見る
○竹内(勝)委員 こういう時期でございますから、国民生活というものは一連の物価高、あるいはことしのように冷害であるとか、さらにまた国内の状況あるいは国際間の不安定なこういう状況の中で、国民生活に最も密着しておる通信手段である郵便料金の値上げ、こういうものに関して、私どもはこういう...全文を見る
○竹内(勝)委員 今回の値上げに関連してお伺いしておきたい点は、郵便事業は、御承知のとおりその内容からいきますと人件費的経費、これの支出というものが約九〇%を占める労働集約性の高い事業であるわけです。そういう中で、支出の面でどう努力しなければならないかということが大事ですね。そこ...全文を見る
○竹内(勝)委員 これはちょっとある例をお示ししますが、たとえば私の住んでおる京都府内のことでございます。京都でもいろいろ密集のところと過疎地のところとございます。ある過疎地においては、もう最近は御承知のように電話もほとんど普及されました。郵便物数というのは次第に減少傾向にござい...全文を見る
○竹内(勝)委員 さらにもう一点は、たとえばこういう過疎地になれば、日曜日だとかあるいは祭日、何をするにも、貯金でもそうです、あるいは年金を受ける、郵便切手やはがきを買いにいく、あるいは保険だとか、すべて一切を郵便局に頼っていくという形ですよね。ところがこういう市内の都市部になり...全文を見る
○竹内(勝)委員 そういう一人一人というものに光を当てていくというのが国民への、ましてや国民に支えられているのですから、そういう面をぜひ御検討をいただきたいと思うのです。もちろん労働条件やいろいろなものは重要になってきます。しかしその面を、国民ということをまず第一義に考えなければ...全文を見る
○竹内(勝)委員 この際、郵政大臣にただしておきたいと思います。  現在のわが国の物価情勢は大変でございます。また、公共料金はどんどん上がっていく中、さらに国際情勢は先ほど申し上げたとおりイランやイラクの戦争の影響あるいは資源エネルギーの問題、内外ともに現在は国民に対して非常に...全文を見る
○竹内(勝)委員 重ねてお伺いしますが、国民に影響がないように極力御配慮をする、これは大事なことです。大臣のお考えはそれで結構です。それならば、国民にこれだけ密着した郵便行政ですから、これを国民の代表である国会議員が議論を重ねる、これは国民の状況というものを非常に配慮したものです...全文を見る
○竹内(勝)委員 国民生活に与える影響は大きいですよ。単にお金のことで言うのじゃないのです。料金でいきますと、家計費に占める割合は〇・何%だとかというような論議がございます。しかし、生活に与える影響となりますと、通信費というものが上がれば、それに波及して今度はいろいろなものがどん...全文を見る
○竹内(勝)委員 さらに赤字の理由というものをもっと分析して、なぜ赤字か、ではこの赤字というものはどうやれば解消するのか、その本質の論議をやるのは国会なんですよ。この逓信委員会で、どうやったらいまの郵政行政というものをよくしていくことができるかということを――そういう論議のために...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうすると、たとえば国会が開かれていないとき、そういうときには、赤字の理由であるとかあるいはどうしたら赤字が解消するのか、あるいは値上げをしていくという面に関しての国会の方の論議を優先させてそしてそれをもって審議会の方に持っていくのか、あるいは国会の方は何にもな...全文を見る
○竹内(勝)委員 じゃ次に、法的な立場で伺います。  最初に、大蔵省見えていますでしょうか。――大蔵省にお伺いいたしますが、この財政法の第三条、ここには「事実上国の独占に属する事業における専売価格若しくは事業料金については、すべて法律又は国会の議決に基いて定めなければならない。...全文を見る
○竹内(勝)委員 この財政法が施行された当時の議事録が私の手元にあります。ここで「専売価格若しくは事業料金については、すべて法律又は国会の議決に基いて定めなければならない。」こうあることについて、これはどういうことかという質問に対して当時の大蔵省政府委員が答えておるのは「独占に属...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、その後、諸般の事情によるのでしょうが、ここで財政法第三条の特例に関する法律ができましたね。昭和二十三年四月十四日公布されました。この内容を見ますと、一つはたばこ、二つは郵便それから電信電話、そして三つは国鉄ですね、この三つに関しては、特にその独占の度合い...全文を見る
○竹内(勝)委員 今日まで何回も郵便料金が改正になりましたね。法改正が行われた。そのたびに国会の議決をもって行われてきました。これは財政法第三条及びなかんずく財政法第三条の特例に関する法律、これを受けて郵便料金の値上げの法改正が行われてきたのですね。これはこれでいいのですか。
○竹内(勝)委員 つまり、独占性と国民生活密着、これが法定制の根拠ですね。そうしますと、国鉄とたばこ、なぜこれは緩和していったのですか。ことしはたばこ、五十二年に国鉄ですね。これがここから取っ払われていった形ですね。これはなぜですか。
○竹内(勝)委員 それでは、五十二年二月の運輸委員会での同じく議事録があるわけですが、その中で、財政法第三条の解釈で、大蔵省として「法律又は国会の議決に基いて」定めるということについての「基いて」ということは「あらゆる場合にその法律に直接具体的な金額を規定するということを要求する...全文を見る
○竹内(勝)委員 全く独占であると私は解釈していますが、大蔵省としてその辺の解釈はできませんか。そこをもうちょっと答えてください。全く独占であるのかどうか。
○竹内(勝)委員 じゃ郵政省、どうですか。これは全く独占で他のものにちょっとかえることはできないですよね。どうですか、その辺の御判断。どう思っていますか。
○竹内(勝)委員 自分で持っていくのまでは私、言っているのじゃないから。まあいいでしょう。  そこで、昭和五十二年十二月国鉄運賃法改正の中で、国鉄は当分の間、物価高、経費増の範囲内で法改正の要らない運賃改正ができるようになったわけですね。国鉄というものが、その後の輸送機関の発達...全文を見る
○竹内(勝)委員 ちょっと矛盾してきているのですよ。国民生活に与える影響はそうはないといま言われましたね。昭和四十六年五月、同じく郵便法の一部を改正する法律ということで、このときに料金を上げてきました。ここで提案理由として、当時の井出国務大臣がその提案理由を説明しております。そこ...全文を見る
○竹内(勝)委員 これは、わざわざこの時点において当時の井出郵政大臣が「この法律案におきましては、郵便料金関係の規定の整備を行なっております。」ということでそのことを説明して、そして、わざわざここで封書、はがきなどの第一種及び第二種郵便物は独占だと、しかも国民に密着したものなんだ...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうするとこの「国」は、郵政省は国ですね。この郵便に関しては全くそのものですね。この「国」の問題、公社のことを言っているのではないのだから。国の問題ですね。そうすると、郵政省の今回のこの郵便料金に関しては、この財政法第三条は、そのものである、こう解釈しますが、そ...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうすると郵政省、これは第三条そのものなんですよ。しかも、特例を設けてもそのとおりそれを外せと言っておる郵政省が、この大事なときに――国民も納得できません。また、赤字解消にもっと努力しなければならない点はうんとあるのです。合理化の問題や労働条件のバランスの問題や...全文を見る
○竹内(勝)委員 先ほど第九十二回帝国議会、昭和二十二年の三月、当時の財政法案外一件委員会というのですか、この委員会において行われた議事録をいま大蔵省に説明を求めて、ここでこの第三条の精神、これは何ですか、基づくというのは何ですかということに関して「とにかく国会の議決を経てやれと...全文を見る
○竹内(勝)委員 さらにこの法案の中身を見ますと、もっと理解できないものが幾つもございます。  特に最初に、郵便法の一部を改正する法律案の中で、九十三条「第一種郵便物及び第二種郵便物の料金は、当分の間、」ちょっと省略しますが、そのあと「欠損が生じた場合又は欠損が生ずることが確実...全文を見る
○竹内(勝)委員 ということは、四七・一%以内ならば上げられるということになるのですよね。これは大変なことですよ。五〇%ですよ。半分ばんと上がっちゃうのですから。しかし、これ以内、こう言っているのですから……。しかし、もしも賃金指数とか消費者物価指数が多くなった場合、この物価変動...全文を見る
○竹内(勝)委員 いや、私は今回のことを言っているんじゃないですよ。今後のことを言うのです。今後こういう、今回の例をとってみても四七%まで上げられるのですから、今後これは幾らでも野放しに上げられる形になってしまうということを認識してもらわなければなりません。  そこで、こういう...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうすると大臣、郵政審議会に持っていくまでに、段取りとして国会の議決あるいは国会の審議、こういったものを先にやって、それからそういった内容を審議会に持っていく。これが変わるわけですね。それをはっきりしてください。
○竹内(勝)委員 それから、「当分の間」というのがこれまたわからない。永久でも当分の間ですよ。何千年でも何百年でも何十年でも当分の間ですよ。これはどう解釈しているのですか、はっきりさせてください。
○竹内(勝)委員 累積欠損金があれば、あるいは逆説的に言うと、累積欠損金を残しておけば、その範囲までに値上げをとどめておけば、いつまででも永久にできるということですか。
○竹内(勝)委員 その数字に関しては私も理解しています。もちろんこれは五年間のものでございますから、一つの例を出して説明をしていただいたわけですが、しかしこの変動率が、消費者物価指数なり卸売物価指数なり賃金指数なりがうんと上がるときがありますよ。これはどんな状況でインフレになって...全文を見る
○竹内(勝)委員 大臣にもう一度確認しておきたいわけですが、国営である郵便料金をこのように緩和していくということは、これは非常に危険を感じるのです。これは私どもは認めるわけにいきません。しかし、これでたばこが終わった、国鉄が終わった、それでいま郵便料金でしょう。あと残っているのは...全文を見る
○竹内(勝)委員 郵政審議会に関してお伺いしておきます。  郵政大臣が郵政審議会に諮問した上で省令で定めることができる、こうなっておりますね。この郵政審議会の立場というものがますます重要になってきますよね。そうなってきますと、この中身というものが、もう一度検討しなければならない...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうすると、郵政大臣が郵政審議会に諮問してというものは、また別個に特別委員会等を郵政審議会の中でつくって、そしてやっていこう、こういう考えですか。その内容もちょっと教えてくれませんか。どういうような考え方を持っているか。
○竹内(勝)委員 この審議会は、行政当局の長である郵政大臣が任命するわけですよね。そして今度はその審議会に諮問して料金を決めるのがこれまた大臣ですよね。そうすると、自分で任命するわ、自分で諮問して、それでその答申を受けてやるわでは、全く内々で――国民広くその層の意見を聞くという意...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、審議会のあり方として、私は先ほど大臣にただしておきましたけれども、この審議会の持っていくやり方として、この法案自体には私は賛成できませんが、この審議会に優先させて――あなたはいま両方大事だ、こう言ったけれども、この値上げに関しての諮問をしていく、その答申...全文を見る
○竹内(勝)委員 以上で終わります。
10月24日第93回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○竹内(勝)委員 最初に長官に、長官の所信に関して一言御質問をしておきます。  環境問題は、人類にとっても健康、生命を守っていく、生活と直接関係する非常に重要な問題でございます。長官は多くの課題に意欲的に取り組んでいくことを表明されております。特にその中で、臨時国会なりあるいは...全文を見る
○竹内(勝)委員 そのアセスメントに関して、長官御承知のとおり、東京都におきましても条例がすでに成立している。各地方自治体も東京都に沿ったような条例をつくる動き、こういったものがございますね。もし現在、いまの御説明のとおり閣議において決定されておるアセスメント案、この案がそのまま...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間の都合で、私の本論というか、ちょっと課題を持ってきましたのでお伺いいたします。  これはきょう午前中にも同僚委員からるる御質問がございましたので、その問題点等において同じようなものはできるだけ省いて、長官の御意見等はかなり突っ込んだものを聞いていくことがで...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、この散乱のごみ、その中でも空きかんを中心としたこういった汚染状況で、山にしても河川にしても公園にしても観光地にしても、非常に汚染の状況が広がっていますね。その状況をどのように掌握しておるか環境庁にお伺いするのと、それから、特に何か環境庁では、この前の長官...全文を見る
○竹内(勝)委員 富士山の状況を……。
○竹内(勝)委員 鯨岡長官、何か毎年そういうことをやっておられるようですが、新しい長官として、その富士山の件、どうお考えですか。
○竹内(勝)委員 そこで、町田市だとか神戸市、三鷹市等、いろいろと各地方自治体ですでに空きかん問題に取り組んでいるところが多くなっておりますね。全国的な関心が高まってきておるわけでございます。この町田市と神戸市の状況、実態としてどんなふうになっているか御説明いただくのと、それの実...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、先ほど長官らかも積極的に支持する、そういった考え方があった京都市に関しての空カン条例、中間報告がされておりますね。その中で、私は、関係省庁を含めていろいろこれは問題点もございますし、それから今後も非常に論議をしていかなければならぬ、そういう意味で非常に...全文を見る
○竹内(勝)委員 去る八月四日、京都市空カン条例専門委員会が京都市空カン条例案としての答申を京都市に対しまして行いました。それに対するその後の反響は非常に大きいのです。何が問題となって論議を呼んでおるのか。このデポジット方式にどんな問題があるのか。行政あるいは業者、市民との間にい...全文を見る
○竹内(勝)委員 この空きかんは廃棄物処理上、一般廃棄物でございますね。そしてこれは市町村にその処理責任というものがございます。これを条例案ではもちろん市町村が監督していくわけでございますが、この条例案では、事業者に回収と再資源化を義務づけることにしていますね。こういった面は、法...全文を見る
○竹内(勝)委員 私は、デポジット方式が最良の方法であるという認識から言っているわけではございませんが、要するに、各自治体が非常に苦慮しているこの空きかん問題に対して、関係省庁でまだ認識が非常にはっきりしておりませんね。非常にばらばらになっておる。そういったもので、この一つの自治...全文を見る
○竹内(勝)委員 これが簡単に言うとデポジット方式を取り入れた京都の案ですよ。これをよく見てもらえば、まず最初に問題なのは、ここには行政がないですよ、行政が一体何をやるのかというものが。御承知のとおり事業者から、一応ここに業界の仮称のある団体をつくってここにやらせようということで...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、いろいろな各自治体の空きかんの対策、実情、問題点をそれぞれの立場から論じましたが、地方自治体ではこの空きかん問題に取り組むのはもう非常に困難な面もあるようでございます。いま問題となったこのデポジット方式について、アメリカのオレゴン州での実例等もございます...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは通産省、もう一つだけ。  いまの段階でははっきりしたものは持てないということですが、これは、きょうこの論議をずっとやっているという意味からも、国会でもこれだけの論議をするという意味からも、全国的に大変なんですよ。二十一日にも関東で知事会議がございました...全文を見る
○竹内(勝)委員 この問題は行政あるいは業者、消費者、この辺が協力して当たるべきです。そしてまた、行政、業界から成る先ほどの第三セクターというようなものをこのデポジットの場合はつくって、もちろんこれは業界あるいは消費者に任せるのではなくして、そこに行政がちゃんと入り込んでこの回収...全文を見る
○竹内(勝)委員 ちょっと法的な問題でお伺いさせていただきたいと思います。  こういう散在性の廃棄物――そういった言葉はございませんが、これは産業廃棄物と一般廃棄物と分けますと、一般廃棄物の中に含まれます。  そこで、この散乱しておる廃棄物に対して、収集、処理についての責任は...全文を見る
○竹内(勝)委員 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の中のいまのお話の第三条、「事業者は、その事業活動に伴つて生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない。」こうございますね。その中で、空きかんとなって田畑や山林、空地だとか道路や公園、河川、あらゆるところに散在して...全文を見る
○竹内(勝)委員 この第三条の事業者というのは、製かんメーカーあるいは飲み物等をかんに入れるいわゆるボトラー及びそれを販売する小売業者、こういったものを含んでいる、こう解釈していいんですね。確認しておきます。
○竹内(勝)委員 こういう観光地やいろいろなところへ廃棄されていく。それが国定公園ならば環境庁でやるとか、あるいは河川ならば建設省とか、あるいは道路ならば建設省とかいろいろなところになってきて、ところが、今度は私有地のものになると、私有地の、山林でもそうですし田畑でもそうですし空...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう一点確認しておきたいわけですが、午前中にも同僚委員からありました、たとえば京都市が設けておる指導、勧告、命令に従わない者や事業者に罰則を適用するということですね。これは町田市の条例の教訓にならって、条例の実効性を持たせるためになされた規定であると考えられます...全文を見る
○竹内(勝)委員 長官、あなたは午前中にこのデポジット、かなり積極的にお考えを発表されましたが、厚生省は、これはもうかなり後退した考え方ですよ。これは各省庁の連携といま言われましたけれども、いよいよこれまた問題になってきますね。いまの御発言から、長官どう考えますか。
○竹内(勝)委員 まあいま長官が言われたように、各省庁今後連携をとってということでございますので、ぜひその点をお願いしたいのですが、余り時間がないので各省庁にお伺いしておきますが、現行法においてこの散在の空きかん問題に関して現状に対応し切れない。現行法では、この空きかんに代表され...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、もう時間ですので、もう一点だけお伺いして終わりますが、長官、去る二十一日、山梨県で関東十都県の知事会議がございましたね。ここでもこの空きかんの問題が一番メーンのテーマとして出てきて、この対策はもう広域的な問題であり、いま市町村にやれと言ってもそれが処理...全文を見る
○竹内(勝)委員 法制化は……。
○竹内(勝)委員 これで終わりますが、私の言っているのは、(鯨岡国務大臣「それは賛成しますよ、結論的には」と呼ぶ)これは知事会議にまで出てきた、法制化まで含めて。もちろん現行の状況ではどうしようもならぬわけです、これはいまばらばらの考え方ですからね。  私は京都におる関係から、...全文を見る
○竹内(勝)委員 終わります。
10月30日第93回国会 衆議院 本会議 第10号
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○竹内勝彦君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題になっております郵便法の一部改正案並びにその修正案について、反対の立場から討論を行うものであります。  この法案の最大の問題点は、国鉄運賃やたばこと同様に、郵便料金の決定方法についても、国会の議決を必要とせずに、郵政大...全文を見る
10月31日第93回国会 衆議院 文教委員会逓信委員会連合審査会 第1号
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○竹内(勝)委員 昨年の五月、私も、本連合審査においてこの放送大学学園法案に関しての幾つかの問題点を要望しておきました。一年数カ月後の現在、また同じ状態でこの放送大学に関して連合審査をしておるわけでございますけれども、私もかつて多くの問題点を出しました。同時に、同僚委員から幾つも...全文を見る
○竹内(勝)委員 私どもが要望しておるのは、それを反映するとかいう簡単な問題を言っているのじゃないのです。この法案自体幾つもの問題点がある。評議会の問題にしても、欠格条項の問題にしても、根本的な放送法というものにかかわる大事な問題であるがゆえに、これを附則で片づけてきた、こういっ...全文を見る
○竹内(勝)委員 この放送大学に関して私どもの立場としまして、もちろん生涯教育であるとか、あるいは働いておる人たち、あるいは主婦の方だとかお年寄りの人たち、そういったところまで電波を通して直接家庭の皆さんと結んで、そうして大学の教育をしていこうというその趣旨は理解できます。しかし...全文を見る
○竹内(勝)委員 現在わが国の置かれた立場というのは、財政再建や行政改革、あるいはまた特に赤字国債を減らしていこうとか、いろいろと大事な問題が幾つもございますよね、その要望というものはよくわかりますが、特殊法人等を減らしていこう、そういうときに、ここでまた特殊法人をふやして、そし...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、具体的な問題に入っていきます。  まず、ただしておきたいのですが、放送大学の放送設備に対してお伺いしておきます。大学の先生が講義したものをビデオテープなりあるいはオーディオテープなりにとって、その中身というものを検討し、そしていよいよ電波に乗せて各家...全文を見る
○竹内(勝)委員 こういう送信部門に関しては、これらの費用というものを新たに設けていくということは莫大なお金がかかりますよ。  そこで私、この前も論議をしておきましたが、これらの費用、新たに設けていくものよりも既存のものをどこか利用できるものはないかということになれば、こんな莫...全文を見る
○竹内(勝)委員 郵政省、答えてください。
○竹内(勝)委員 それで、この放送大学学園法案の中の第二十条二項に「学園は、前項各号に掲げる業務を行うほか、」云々ということで「第二条第四号に規定する無線設備をいう。)を除く。」ことなっておって「及び教材を当該大学以外の大学における通信による教育その他の教育又は研究のための利用に...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、NHKにもう一度聞いておきますが、利用できる点は全くありませんか、それともできる点が少しでも、何かの手を加えていけばできるということがありますか。
○竹内(勝)委員 そのとおりですよ。ですからもう一度、郵政省なり文部省でもいいですが、イギリスの公開大学、御存じのとおりBBCと、放送部門と大学の部門とを分けて、タイアップして四十六年一月からずっと行ってきていますよね、チームを組んで、何の支障もなく。もちろん、これはいまの日本の...全文を見る
○竹内(勝)委員 NHKにお伺いします。  電波が国民に与える影響は実に大きいものがあると考えられます。そこで、NHKにも経営委員会とか番組審議会等がありますけれども、公共放送に対する考え方、電波の影響をどのように認識しておるか、また、NHKが受信料制をとって苦労しておるが、ど...全文を見る
○竹内(勝)委員 私は、ここで一つの問題点として文部省にお伺いしておきます。  この放送大学で一つのテーマ、たとえばいま問題になっています憲法の問題を取り上げるとか防衛の問題とか天皇制の問題とか左右両論に複雑なものがあるような問題を取り上げて講義するときに、放送法第四十四条三項...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、電波を使った教育の影響というものは多くのものが出てまいりますよ。たとえば教育の基礎となる教師の選定が、時の権力支配者の考えを支持、そういう学説を持つ者を中心に集められたとなったら、これはもう大学の名にも値しない、そういうものになってきますね。  そこで...全文を見る
○竹内(勝)委員 いまあなたは「評議会の議に基づいて」というところを出しましたね、私、評議会に関しても、この後言おうと思っていたのですけれども、この評議会も同じことなんですよ。評議会はまた、学長の申し出に基づいて理事長が評議員を任命するのですから。文部大臣それから理事長、そういっ...全文を見る
○竹内(勝)委員 この後、同僚議員から関連質問がありますので、もう一問で終わります。二点伺っておきます。  十三条の二項、文部大臣または理事長は、この役員に関して「その他役員たるに適しないと認めるときは、その役員を解任することができる。」、この条文でございますが、この「役員たる...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、これで終わりますが、いまの答弁では、私、不服です。そんな「その他役員たるに適しないと認める」というのは、前の方にかかっておるような言い方をしていますが、この表現からいけば、もう自分は役員たるに適しないと考えたら解任できる、こういうふうにとられます。 ...全文を見る
11月12日第93回国会 衆議院 逓信委員会 第6号
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○竹内(勝)委員 まず最初に、NHKの公共放送としてのあり方、こういったものをいまもう一度見直さなければならない、あるいはいろいろ各方面から論議がされておるときではないか、こう考えます。特に、NHKの経営環境というものを展望すると、民間放送事業、こういったものが急速に発展しておる...全文を見る
○竹内(勝)委員 公共放送というものはもともとNHKから出発していきましたね。ところが、その後民放の大きな発展、それから今回のようにこういう放送大学学園法案というものがいよいよ具体的になっていく、こういう形にあって、果たして公共放送というものの性格を守っていくのかどうなのか、その...全文を見る
○竹内(勝)委員 NHKにお伺いしておきますが、放送大学ができたならば、その影響についてはどう考えていますか。
○竹内(勝)委員 同じく電気通信において、いわゆるニューメディアですね。これは多重放送、こういったものから文字多重放送、それからAMステレオ、キャプテンシステム、さらにまたペイテレビ等々、こういったものが出てきた段階でこの影響はどうなりますか。NHKとして受信料をいただいてそして...全文を見る
○竹内(勝)委員 日活が去る九月三十日、郵政省に対してUHF電波を使った有料テレビ、いわゆるペイテレビですね、この開設の免許を申請した、こういうように伺っておりますが、それと同時に、田中電監局長が、法制になじまぬ、現時点では無理じゃないかというような発言もされておりますけれども、...全文を見る
○竹内(勝)委員 このペイテレビに関して申請が出たわけでございますが、これは受理したのかどうか、その点はっきり聞いておきましょう。
○竹内(勝)委員 現行の放送体制というものを考えて、いま公共放送として一応受信料制度で賄っておるNHKというものがございます。そしてその受信料というものを支払う義務づけが一応できていますね。そういう中で、また今後有料の――国民はまた負担していかなければならぬですね。そういうものを...全文を見る
○竹内(勝)委員 公共放送としての大きな柱、これは公共性の高い、公平な放送内容、そして国費を導入しないという、そういう受信料制度のはずでございます。しかし、内容面では、NHKの教育教養番組は今度は放送大学、これは教養学部ということで、教養面において何らかの形でこれが脅かされておる...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう一度、その点ちょっとはっきりしないのですが、私はこう聞いているのです。  もしもペイテレビができていった場合に、これは有料ですから相当影響が出てきますね。その場合でもこれを守っていくという姿勢はいま聞いていますが、それをどう守っていくのか。いまNHKとして...全文を見る
○竹内(勝)委員 音声多重放送についてお伺いします。  現在の状況はどのようになっているのか、さらに今後の見通しを郵政省にお伺いします。
○竹内(勝)委員 NHKにお伺いしておきます。  現在の音声多重放送の補完的利用についての状況あるいは普及はどうなっておるのか、今後の拡充計画等はどうなのか、それを聞かせてください。
○竹内(勝)委員 いま郵政省並びにNHKからの御報告を聞いておりますと、たとえばNHKの場合で週で平均四時間、民放全部で約十一時間、非常に少ないですね。そして普及もそう伸びていない、そう魅力もない、こういった形に受け取れるわけでございますが、どうもこれは現在の状況では、当時服部郵...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、音声多重に関してこれを独立利用という形に持っていくならば、これは新しく放送局をつくることと同じような形になりますね。郵政省の音声多重に対する対応、これに関しては、民放局に対してことしの八月ごろから始めました音声多重放送の改善に関する意見聴取の実施、こうい...全文を見る
○竹内(勝)委員 NHKの財政に関してちょっと伺っておきますが、この前五十四年十一月に第二次のNHK基本問題調査会調査報告書が出ております。その中でもいろいろと言われておりますけれども、過去十五年間ぐらいNHKの状況というものを見てみますと、カラー受信契約数の増加が四十六年度をピ...全文を見る
○竹内(勝)委員 最後に一点お伺いしておきます。  いま私もここで質問をさせてもらいましたけれども、現在の放送体系が非常に曲がり角に来ているという認識においては共通しておるのではないか。そしてまた相互の関連性といったものがばらばらであり、放送体系がいかにあるべきかということに関...全文を見る
○竹内(勝)委員 終わります。
11月26日第93回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○竹内(勝)委員 最初に、電電公社と郵政省との間で実験段階として行われてきました電話回線とテレビ受像機を使う新情報システム、いわゆるキャプテンシステム、これに関していままでの実験段階においてどんな形で行われてきたのか、概略御説明をいただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 今後の問題として、実験はさらにどういうように続けていくのか、どう拡大していくのか、そしていま実用化の話がございましたが、いつごろをめどに、そしてまたエリアをどのように考え、同時にそのサービス方式であるとかあるいは情報内容、また法的制度、こういった面も考えて、ある...全文を見る
○竹内(勝)委員 電電公社総裁にお伺いいたします。  このたび総裁が、電話料金の遠近格差是正、これに関して予定より一年早めて五十七年度から電話料金の改定を行いたいのだという意味の発言をされております。市内料金は二倍に、遠距離に関しては最も遠い七百五十キロ以上のものが市内電話料の...全文を見る
○竹内(勝)委員 郵政大臣にお伺いしておきますけれども、大臣はさきの参議院の逓信委員会におきましても、この値上げ問題に関して何の連絡も受けていない、いま秋草総裁は常々考えておった、こういうように言われておりますし、本当に何も連絡を受けていなかったのか。  それから、値上げは非常...全文を見る
○竹内(勝)委員 それから、もう一度だけただしておきたいのです、大臣。  私、この前もこの委員会で、電話の法定制緩和に関して、もしも郵便料金が法定制緩和という方向になっていってしまったならば、あと残るのは電話だけじゃないですか、もしこの法定制緩和が電話というものになった場合に、...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間の関係で電電公社にお伺いしておきたいと思います。  五十三年及び五十四年度の事業収支というのはどうなっておりますか。これは簡単でいいですが、概略のものを説明してもらうのと、特に報道等によりますと、五十四年の剰余金は四千五百億と空前のものである、こういったも...全文を見る
○竹内(勝)委員 なぜ利益がそれだけ生じたか。これは五十一年の値上げ率、この問題に関して妥当性を欠いておったか、あるいは見通しを誤ったのではないか。結局国民にそれだけ多くの負担をかけたことになるわけですよね。その辺、どう考えておりますか。
○竹内(勝)委員 過去二年間の建設事業の結果はどのようになったか、当初の計画のとおり行われたのか、またはそこには何らかの差があったのかどうか、説明をしていただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 それでは、今後の計画として、五十六年あるいは五十七年度全体の事業計画、並びにその中で特に建設事業計画というのがどういう内容になっておるのか。同時に、電信電話拡充改良第六次五カ年計画といったものがございましたが、これに関してはどこにポイントをしぼって立てたのか、そ...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、この建設事業計画に関してはいまいろいろと話がございました。私は、最近のものは、これは一般加入電話も積滞が解消している現状でございますね。そういう中で、果たしてこれは——そのほか自動車電話であるとかポケットベルであるとかいろいろなものが、いまのデータ通信の...全文を見る
○竹内(勝)委員 上半期に関して大体約一〇%ぐらいの後退じゃないかというような御説明でございますが、私が調査したある段階においては、もう少し建設工事に関して発注量が、全体を上半期と下半期に分けて、おのおの上半期を一〇〇%、下半期を一〇〇%とした場合、上半期が大体七〇%ぐらいしか出...全文を見る
○竹内(勝)委員 場所あるいは業種によってはそこには差があると思いますけれども、その面では、たとえば上半期に計画しておったのができない、結局下半期にそれがしわ寄せとしてくる、ところが人員の確保ができない、そうなると結局仕事の稼働ベースとしてはそれが実際上はできていないで翌年に繰り...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは人事に関しては、いまお話しのとおり、公社の関係でないと仕事がしにくいという意味で、最近二年間では四人というお話がございましたが、私は、部長以上それから関連の者でここ数年の実態というものを調べてみますと、これはもうほとんどが公社の関係あるいは郵政省の関係、...全文を見る
○竹内(勝)委員 その資料、さっきの人事の資料は出してくれるかどうかちょっと答えておいてください。
○竹内(勝)委員 同時に、下位の方はちょっとわからないということですが、私はこの差を調べてみたい、こういう考え方でございますので、後ほど細かい資料はいただきたいわけでございますけれども、ABCでもいいですが、各社別に上位四社の額はわからないでしょうか。
○竹内(勝)委員 私がちょっとこの問題で調べたところでは、九州だとか四国だとかいろいろ地方の傾向等も調べてみました。そしていろいろと問題点として出てきたのは、国家公務員法の規定によりますと、公務員は退職後二年間は自分の関係していた所管の系列企業へは一応天下ってはならない、こういう...全文を見る
○竹内(勝)委員 最近、自動車電話とかポケットベルの拡大とか、そういった面で新しい分野の仕事が技術革新に伴ってふえてきておりますね。その対応策として新会社をつくっております。私は、この新会社を設立するという手段も確かにございますが、むしろ既存の業者の中で技術革新に伴う対応の努力を...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間の関係で次の問題に移らせてもらいますが、一級業者は全国に数十社ございますが、特にこの中で東京を中心として全国の仕事を行っている業者が四社ございますね。一方、地方の元請業者となればおのずとそこに制限が出てくるわけです。全国で行っている業者の仕事量というものが圧...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間でございますので終わりますが、この電電公社に関連して、そこには元請業者、下請、孫請等々と幾つものものがございます。それに関連してこの日本の経済の中にあって非常に重要なシステムになっているわけですね。その面で、アンバランスやあるいはその中でプレッシャーがかかっ...全文を見る