竹内勝彦

たけうちかつひこ



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竹内勝彦の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月01日第112回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○竹内(勝)委員 私は、経済摩擦のうちの特に日米技術摩擦の面における問題について、この際、政府の確固たる方針をただしておきたいと思います。  御承知のように、戦後、技術輸出国のリーダーとしてアメリカが技術の面でリードしてまいりました。我が国は名実ともに技術立国を目指し、その技術...全文を見る
○竹内(勝)委員 外務省に対しても、新たな秘密特許制度をつくるものではない、このように外務省も述べておりますが、同時に、現行法改正や新たな協定取り決めは、そうなりますと当分ない、もちろん近々そういうものは当然ない、こう理解してよろしいでしょうか。
○竹内(勝)委員 そこで、この防衛目的の特許権及び技術上の知識の交流を容易にするための日米政府間協定及び議定書、この細目を決める方法ですね。そういう中で、アメリカ政府が機密と指定した特許、それが出てきた場合、指定されてきた場合、この中で例えば第三条にございますですね、それは「類似...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうすると、出願をしてくる、そして公にできない。日本は公開の原則を持っていますが、ここで競合する部分の特許に関してはどのようになりますか。
○竹内(勝)委員 もう一度、くどいようですがお伺いしておきますが、では今のことでいいのですか。アメリカは、日米との間で合意を得ていますか。外務省、それでいいのですか。
○竹内(勝)委員 そうすると、アメリカがこれは秘密特許ですよと指定してきたものでも、日本で特許出願がなされておって決定されておるものは、これがたまたま競合した、例えばレーザー光線なりあるいはセラミックなりあるいは超電導なり新素材なり、いろんなものが今後考えられると思うのですよ。そ...全文を見る
○竹内(勝)委員 常識的に、この軍事秘密を守るには普通は公的な担保が必要というのが、これがアメリカの要請の根っこにあると思うのですよ。そういう意味では、そういう要望、この昭和三十一年のものとは別のそういった公的な担保という形での要望はなかったのですか。
○竹内(勝)委員 もう一度ちょっと整理しておきたいのですが、類似の形でやってくれということは、秘密特許にしてくれ、こういうことじゃないんですか。したがって公開はできないんだ、競合したものは。こういうことじゃないんですか。その要望をしてきているんじゃないですか。
○竹内(勝)委員 そういったものは今までにございましたか。それから今後考えられるものはどんなものを想定しておりますか。
○竹内(勝)委員 だから、ここで外務省さん、はっきりしておいていただきたいのですが、今の特許庁の御答弁によりますと、今後そういうことが、今まではスムーズにいっていた特許出願、日本においてのものが、どんどんアメリカの網をかぶせて、これは防衛特許、防衛秘密特許ですよという形でどんどん...全文を見る
○竹内(勝)委員 それも日米合意しておりますね、もう一度確認しておきます。
○竹内(勝)委員 委員長にお断り申し上げまして、資料をちょっとお渡ししたいと思います。
○竹内(勝)委員 この横ぺらの長いの、それと縦の小さいの、この二種類でございますが、まず横に長いのを見ていただきたいのです。  これは一月十八日付「ディフェンスニュース」紙、ダニエル・スナイダー記者がこの問題の状況を報告しておりますね。その中でまず、わかりやすいように線を引っ張...全文を見る
○竹内(勝)委員 GSOMIAというのは日本語に訳すとどうなるのですか。
○竹内(勝)委員 外務大臣、これだけはっきりしておるものを、これは本当に今後のこの技術摩擦の中で、日本の経済それから技術の発展、そういったもので、もういよいよアメリカが秘密特許という形で網をかぶせてくる。そうすると、先ほど私が申し上げましたような競合する場面が全部出てきますよ。そ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、ぜひこれを研究してもらうのと、そして、この問題に関して今後恐らくアメリカとしては、公的な担保と私先ほど申し上げましたが、もう既に三十数カ国と交渉をし十カ国以上締結をしておる、こういうものの中で新たな法的措置というものを要望してくる、こういうように私は考...全文を見る
○竹内(勝)委員 では通産大臣 、おいでいただきまして恐縮でございます。通産大臣、通産省としては本当に軍事よりも民生技術、経済重視を貫いて、技術革新を国策としてきた我が国の将来を考えると、今三十カ国以上がこういった交渉のテーブルにのっており、既に締結しておるところもある、そういう...全文を見る
○竹内(勝)委員 大臣、コメントを。
○竹内(勝)委員 防衛庁長官、お伺いしておきますが、本委員会での今までの論議を見てみましても、防衛問題が焦点でございます。その中でもこの経済、技術、そういったものが非常に重要なものになり、そして防衛技術の秘密特許制度への対応など、この展開というものが非常に微妙なものがあるのじゃな...全文を見る
○竹内(勝)委員 大蔵大臣、副総理、最後にあなたにお伺いしておきます。  今のこの答弁の状況を聞いていただいてわかるとおり、また私の心配な点、そういった点もおわかりいただけたと思いますが、私は、この六十三年度予算通過後に日米双方の新たな展開がなされるのではないか、そういった面を...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは次の問題に移らせていただきます。国土庁長官おいででしょうか。  竹下総理が今国会の施政方針演説で、地価上昇の原因の一つとして東京への人口や諸機能の一極集中があるとして、四全総の推進によりまして政府機関の地方移転、こういったものを進めていくということで取...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、もう一問国土庁長官にお伺いしておきます。  長官は二月十九日の閣議で、政府機関の地方移転は七月末までに進めていきたい旨の発言がございました。それが具体的には今三月ということで、決定するのはそういうことでございました。しかし、今後のスケジュール、それが...全文を見る
○竹内(勝)委員 じゃ国土庁長官、結構でございます。ありがとうございました。  それでは労働省並びに厚生省にお伺いしておきます。  まず体の不自由な人に対しての雇用問題、身体障害者雇用率、こういった問題で若干お伺いしておきますが、身障法第十一条及び第十四条等にも、官公庁、こう...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、私資料をいただきましたので、その問題に関して若干申し上げさせていただきますが、一・九%ちゃんと雇用率を達成しているところも、あるいは達成していないところもございます。それから特殊法人では一・八%、これも達成しているところ達成していないところいろいろござ...全文を見る
○竹内(勝)委員 どうもありがとうございました。以上で終わります。
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○竹内(勝)分科員 まず最初に、近畿一千五百万人の水がめと言われておる琵琶湖の状況、これの最近のBODとかCODとか汚染の状況はどうなっておるのか。特にまた滋賀県に関しましては、五十四年十月に滋賀県の琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例、いわゆる富栄養化防止条例を滋賀県で制定しまし...全文を見る
○竹内(勝)分科員 専門家がそんな数字の挙げ方では、もうちょっと詳しく言わなければ、BODとかCODとか。それから汚濁の状況の中身をもうちょっと、ただそんなppmで、一つの数字だけではなくて、私が今言っておるわけでございますから、その点の中身をもう少し詳しく答えてください。  ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 もう一度、私が何回も言っているように、富栄養化防止条例は昭和五十四年十月にこれが施行されていったわけですね。その推移を、その前と後とでどういうふうになっているのか、それから最近どうなっているのかという状況を説明してくれと言っているのですから、ちょっと頭の中に入...全文を見る
○竹内(勝)分科員 わかりました。  そこで私どもが望んでおるのは、とにかくこの環境基準に、例えば南湖の状況などはなかなか遠い状況ですよ。そこでそれを達成してもらわなければならない。そのために今後どう努力していくのか。特に南湖の水は疎水を通って最終的には鴨川に流れ、淀川に流れて...全文を見る
○竹内(勝)分科員 今のをもう一度説明してもらいたいのは、COD環境基準は一ppmですね。
○竹内(勝)分科員 それを北湖で二・四から二・二、それから南湖で三・七から三・四、これはどういう根拠のもとにその数字を出したのですか。その数字では意味がわからぬ。もうちょっと詳しく説明してください。
○竹内(勝)分科員 それでは建設省にお伺いしておきます。  滋賀県の、いわゆる琵琶湖の周辺を抱えておりますので、その下水道の普及状況はどうなっておりますか。それからまた、国の補助対象外の下水道については、この水質保全の立場からどう考えておるのか、その点を御答弁いただきたいと思い...全文を見る
○竹内(勝)分科員 六十一年度末一五%、これが、先ほど御答弁いただきました五十三年、五十四年、この辺が一番汚染度がひどかったときですね、このときの実態はどうだったのか、それが六十一年度末に一五%になり、それから今度は、先ほども五カ年計画を言われましたですね、そうしますと、昭和六十...全文を見る
○竹内(勝)分科員 先ほども若干御説明がございました昭和六十年十二月十三日、その前にこの湖沼水質保全特別措置法、これは昭和五十九年にこの法律が制定されております。そして、湖沼の汚染に歯どめをかける、こういうことから指定湖沼ということで最初に閣議で決定したのは、五つの湖沼を指定湖沼...全文を見る
○竹内(勝)分科員 じゃ、もう一つはどんなところを考えておるのですか。それで九つですね。もう一つは。
○竹内(勝)分科員 それでは、次の問題に移らしていただきます。  まず、フロンガスの問題を取り上げさせていただきます。時間の関係で、できるだけ簡潔に御答弁いただきたいと思います。  この地球を取り巻くオゾン層を破壊し、健康や環境に悪影響を及ぼすとされるフロンガスについて具体的...全文を見る
○竹内(勝)分科員 この排出規制の面では、IC産業やあるいはクリーニング産業あるいは発泡スチロールメーカーなど、このフロンガスを使用する業者に対して排出抑制とその使用の合理化に努めるよう規定しております。そしてまた、そのための具体案を国が作成、こうあるわけですね。  もう一つ、...全文を見る
○竹内(勝)分科員 ぜひそういうことでお願いしたいと思います。  もう一度、このフロンに関連していわゆるフロン規制法案ですね、この正式な法案の名前。それから、このフロンを規制していく、行政指導等でいろいろやっていかなければならない、そしてまた今後の立法に当たっての留意すべき点、...全文を見る
○竹内(勝)分科員 それでは時間ですので、大臣、一点決意をお伺いしておきますが、まず最初の私が申し上げた湖沼、努力はしておりますが芳しい成果というものはなかなか上がっておりませんね。先ほどの琵琶湖の実態を見てもわかるとおりです。この湖沼法が制定されて、そしてそれがいよいよ実施の段...全文を見る
○竹内(勝)分科員 いや、ちょっと待ってください。
○竹内(勝)分科員 大臣がいい答弁をしてくれたんですから、間違えぬようちょっとだけ……。
○竹内(勝)分科員 数は、数字はあれでいいんですか。それと、京都と大阪などがもっと協力すべきだ、協力はしているんですよ。その辺をもうちょっと答弁を補足しておいた方がいいのじゃないかと思いますので、それだけ。さっきの数字は合っているんですね。
03月09日第112回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○竹内(勝)分科員 文部大臣並びに関係の皆様方に若干の質問をさせていただきます。  最初に、学校や集合住宅の室内に使われておるアスベスト、石綿ですね、これの汚染が大きな問題となっておりますが、いずれも断熱あるいは防音材として昭和三十年ごろから四十年ぐらいの間に吹きつけられたもの...全文を見る
○竹内(勝)分科員 その中で京都の状況、これをもうちょっと詳しく御説明いただければありがたいと思います。
○竹内(勝)分科員 文部省としまして今全国の千三百三十七校、三・三%に当たるとお伺いいたしましたが、これらの実態を踏まえて、今後このアスベストの撤去をどういうように、具体的にはどんなやり方でやっていくのか。もう既に行われたものも幾つかございますし、そういった面の状況というものを御...全文を見る
○竹内(勝)分科員 この千三百三十七のうち要望が出ているのはどれくらいなんでしょうか。そして昭和六十二年度が三十六校、それから六十三年度、今御説明がございましたけれども、それをどういうように今後実施していくのか、そういった面をもう一度御説明してください。
○竹内(勝)分科員 最終的にはどうなんですか。これはいずれは全部これを撤去していくというような形になるのでしょうか。というのは、後でも申し上げようと思っていましたが、このアスベストは御承知のとおり体内に入っていく、肺の中に入ってくると、それが突き刺さる形になりまして、これが発がん...全文を見る
○竹内(勝)分科員 そうすると、最終的にこれを除去していくめどというのは、どういうように考えているのですか。どの辺できちっと、この千三百三十七校がちゃんとクリアできたというようなものにするにはどういうように考えておるのですか。
○竹内(勝)分科員 大臣ちょっと御答弁いただきたいのですが、これはほっておくとますます大変なことになる、私はこう思います。ですから、今の御答弁でちょっと不満なんですが、文部省としてやはり大事な子供たちを育成していく、そのところにこのような発がん物質というような大変なものがあるとい...全文を見る
○竹内(勝)分科員 速やかにと言うても、もうちょっとはっきりしなければ……。  もう一度お伺いしておきますが、六十三年度の予算が成立して、そして撤去作業が行われると、これは何%でき上がって、そしてまた六十四年度以降こういうような段取りでやる、そしてめどはこの辺だということをちょ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 そうすると、六十三年度でも、もしも全部要望があれば六十三年度で千三百三十七校は一切終わる、そう理解していいのですか。
○竹内(勝)分科員 ぜひその点早急に、もちろんすべてが絡んでくるというのはよくわかっておりますので、そうでございますが、私が訴えておるのは、とにかく健康に影響のある大事な問題でございますので、もう最優先で、文部省としても方針をきちっと持って、むしろそういった面をリードしていくとい...全文を見る
○竹内(勝)分科員 それからくどいようですが、六十三年度予算は全国的にこのアスベスト撤去工事費補助の条件を緩和し予算をふやしていくということで今お伺いしましたわけでございますが、全国の公立学校、これの計算でいきますと、およそ三十校に一校ぐらいの割合でこの吹きつけ石綿、いわゆるアス...全文を見る
○竹内(勝)分科員 私の考え方で、文部省もここでは六十三年度にそういう数百校という考えで、もちろん地方自治体等の要望がどう出てくるか、そういった面が今後の問題でございますけれども、少なくともここ二、三年で解決していく。もちろんいろんな計画がございますので、そういった要望が出てこな...全文を見る
○竹内(勝)分科員 そこで、あるところで、ちょっと報道で見たのですが、作業しておる人がマスクをして一生懸命撤去作業をやっておる、その近くで子供がにっこりと見ておる、こういう写真が載っておった。これは知っていますか。
○竹内(勝)分科員 そういうことを耳にしたようなことはございますか。
○竹内(勝)分科員 大臣、どうですか。
○竹内(勝)分科員 では、これはある新聞の記事ですが、「最近、新聞に載った一枚の写真が、アスベスト(石綿)汚染の怖さを説く人びとを仰天させた。夏休みにいくつかの学校で、教室の天井などに吹きつけてある石綿をはぎとった。宇宙服のような作業衣に身を固めた作業員と、「それを見上げる子ども...全文を見る
○竹内(勝)分科員 写真のことはもうさっき聞いたのです。あなた、見てないと言う。そうじゃない。今私が読み上げたある新聞の社説ですよ。大臣は、私が今読み上げたこの社説を聞いてどう思いますか。
○竹内(勝)分科員 そういう指導を今後どういうようにやっていこうとしますか。これは文部省として今年度数百校、今後やっていこうとしておりますし、早い時点で早急に解決していこうというときに、そんな無神経なやり方であったのでは、かえって大変なことになってしまいますよ。そういう意味でぜひ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 次の問題に移らせていただきます。  臨時教育審議会が昨年八月に解散しました。後、再び首相直属でつくられる教育改革のための審議機関、ポスト臨教審の設置法案、いわゆる臨時教育改革推進会議設置法案を今国会に提出する予定と伺っておりますが、どのようになっておりますか...全文を見る
○竹内(勝)分科員 どんな名前になるのでしょうか。
○竹内(勝)分科員 このいわゆるポスト臨教審は、前身の臨教審が教育関連分野の諸施策に関し広く総合的に検討を加え、基本的事項について調査審議する、こういうように伺っておりますけれども、今度はこの法案を成立させていって、このポスト臨教審というものは一体何をやろうとしておるのですか、も...全文を見る
○竹内(勝)分科員 もう一度ただしておきますが、間もなく提出したいという考えですが、今通常国会と見ていいのでしょうか。
○竹内(勝)分科員 委員の中身だと、どんなふうになっていますか。
○竹内(勝)分科員 この設置期間はどれくらいに考えておるのですか。
○竹内(勝)分科員 時間の関係でもう一点質問させていただきます。  かつて同僚議員が、そろばんのカリキュラム化について文教委員会で論議をしてまいりました。教育全体の問題の中で、伝統的な計算手段でもあるそろばんのことに関して、努力の結果それなりの成果が上がるという非常に素朴な教育...全文を見る
○竹内(勝)分科員 昭和五十九年にそういうような答弁をしておって、今もう六十三年ですよね。また今後検討というようなそんな答弁じゃおかしいですね。基本の重視というか、臨教審の答申にも出ておりますけれども、一番大事なのが基本だ。その基本の計算力であるそろばん、今日子供たちの教育の場で...全文を見る
○竹内(勝)分科員 もう一度聞いておきます。じゃ、カリキュラムに入れていこう、こういうようなお考えでよろしいのでしょうか。
○竹内(勝)分科員 そうすると、ちゃんとやるというのは、もうちゃんと、何というんですか時間帯がございますね、そういう中に入れていくんだ、こういうことなんですか。カリキュラムにはあるが今までほとんどやってないところもありますよね。その点がちゃんと実施できるようにという、今局長も答弁...全文を見る
○竹内(勝)分科員 時間ですからこれで終わります。もう一度整理しておきますが、三年のところではもう実施しておる、カリキュラムにはある、四年以降のをもっときちっとしたものにしていくということで伺いました。だから、三年のものはこれでいいんだ、四年以降のをそのようにきちっとしていく、こ...全文を見る
○竹内(勝)分科員 ありがとうございました。終わります。
03月22日第112回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
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○竹内(勝)委員 まず、恩給法の審議に当たりまして原則的な考えを確認しておきます。  恩給というものの性格、意義、恩給法そのものにはどうやら規定がないようでございますけれども、恩給の本質的な意義、すなわち恩給というものは、恩給制度というものは一体どういうものなのか、まず最初に御...全文を見る
○竹内(勝)委員 いわゆる恩給制度そのものは、ここにも書かれておりますけれども、「「我が国の恩給制度は、明治八年の旧軍人恩給制度に始まる。」とは、しばしば解説書等にみられるところであるが、」こういうように言われております。戦前、戦中、戦後、いろいろな変遷をたどってきておるところで...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、恩給法適用の場合、その大部分が旧軍人あるいはその遺族の方々でございます。また、高齢化しておることも事実でございますが、現在の恩給法適用者の内訳はどういうようになっておりますか。
○竹内(勝)委員 平均年齢は大体どの辺になっておりますか。どのようにつかんでおりますか、わかっている分を御答弁ください。
○竹内(勝)委員 そこで、臨時行政改革推進審議会あるいは行革審等々で見直しがいろいろと言われてまいりました。公的年金制度と同様に検討を要請されておるわけでございます。そのねらいは、制度の基本的な枠組みを変更せずに行うということでございますが、どのような観点からいろいろと見直し、そ...全文を見る
○竹内(勝)委員 今、恩給制度が国家補償制度であるから基本的な枠組みの変更は適当ではない、したがってスライド方式から総合勘案方式により今回の増額改定をした、こういうことでございますが、もう一度その事情を詳しく、なぜこのようになって一・二五になったのか、そういった面ももうちょっとわ...全文を見る
○竹内(勝)委員 もうちょっと詳しく、なぜ本年、六十三年度といたしまして一律一・二五%の増額改定を行おうとしているのか、その点が私はわからないわけです。もう一度答弁してください。何しろこの状況というものは、みんなもう年齢も、先ほど平均年齢をお聞きしました、七十一・六歳、こういうよ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは逆の方から申し上げますが、昭和六十二年からは総合勘案方式、五十一年から六十一年は給与回帰分析方式、四十八年から五十年は給与スライド方式、四十四年から四十七年は恩給審議会方式、いろいろあります。その上もありますが、どういう事情からこういうような経緯になった...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうすると、五十一年から六十一年は給与回帰分析方式、六十二年から現在は総合勘案方式になった、その前は給与スライド方式から給与回帰分析方式になった、これはただ言葉がちょっと変わっただけで基本的には全然違わないんだということで、これは何ら意味のないことなんですか、今...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこでお伺いいたしますが、この論議は毎年本委員会におきまして行っております。そして昨年は私もただいま申し上げましたように二%アップ、あるいは一昨年は五%アップ、そういう中でこの衆議院内閣委員会におきまして採決が行われ施行されていったわけでございますけれども、その...全文を見る
○竹内(勝)委員 今のは昨年のものですね。全部でなくて結構でございますが、一昨年の分に関しても。
○竹内(勝)委員 今のは昨年の五月十四日、私の手元に附帯決議の内容がございます。  そこで、私の聞き漏らしか、説明に漏れておったと思うのですが、「恩給欠格者等の処遇について検討すること。」これに関してもう一度御説明いただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 ここが大事なところでございまして、先ほど恩給の対象者の人数をお聞きしました。文官と武官とに分けてお聞きいたしましたが、二百八万四千人。そこで、いわゆる軍恩未受給者、恩給を受けていない人、このメンバーはどれぐらいおりますか。そしてまたその内訳がわかりましたら説明し...全文を見る
○竹内(勝)委員 内訳を説明してください。
○竹内(勝)委員 それでは、今御説明のございました平和祈念事業特別基金、これはまた今後本委員会で相当論議していかなければならぬ問題でございますけれども、そのうちシベリア関連の人たちというものはどのように掌握しておりますか。
○竹内(勝)委員 そこで、年齢の件で掌握してないという御答弁でございますが、恩給を受けている人たちのところから推定しても、先ほどの御答弁で文官の人たちが七十八・九歳、全体平均が七十一・六歳、旧軍人が七十一・一歳、こういうふうに平均年齢をはじいておられますね、間違いないと思いますが...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、総務庁長官に御答弁いただきたいのですが、二百七十五万人の人たちは、とにかくこの日本の国のために頑張ってお帰りになって、そうして御苦労をいただいた。ところがこの受給者は文官も入れて二百八万四千人ですからね、今までの経緯からだんだん減ってきていることは確かで...全文を見る
○竹内(勝)委員 官房長官もお見えのようでございますので、若干この問題を官房長官にお聞きしておきたいと思います。  まず、この戦後処理問題懇談会報告の趣旨に沿って、本年、平和祈念事業特別基金を設立しようとしておる、そして所要の事業を行おうとしておりますが、この基金の設立で軍人恩...全文を見る
○竹内(勝)委員 三問題にかかわる方々というのは、先ほど私くどいように答弁を求めましたが、この二百七十五万人のうちどういう人たちですか。要するに、この未受給者は二百七十五万人いますね、そのうちのどういう人たちが、何人がこの三問題にかかわる人たちになるのですか。
○竹内(勝)委員 私の聞いているのはそんなことじゃない。あなたの説明で、記録の整備だとか調査だとかそういうことをやるのだ、それは大事なことですよ。しかし、そんなことを今未受給の人たちが望んでいるのじゃないのです。受給をしておる人たち、現在受けておられる人たち、文官を入れて二百八万...全文を見る
○竹内(勝)委員 官房長官、お忙しいのに恐縮でございます。  先ほど私は総務庁長官にお伺いいたしました。二百七十五万人も未受給の人たちがおられる。この人たちは同じように日本の国のために頑張ってこられた、その年限が足りない、どこかで線を引かれた。私はこの線を引くことには問題がある...全文を見る
○竹内(勝)委員 官房長官、もうちょっと補足していただきたいのですが、それは個別給付も含めて検討したい、こういうことでよろしいのですか。
○竹内(勝)委員 もう一度。広い意味――私、頭が悪いからよくわからない。最初の御答弁では記録の整備だとか調査だとかいろいろやるのだということでございますが、この二百七十五万人、それは確かにどういう形になっていくか、段階的になっていくのかどうなのかわかりません。しかし、その人たちの...全文を見る
○竹内(勝)委員 よくわかりました。ぜひ私の趣旨を踏まえて広く、よろしくお願いしたいと思います。  そこでもう一点、この問題に関して質問させていただきます。軍人恩給の不公平というかそういう問題に関して若干申し述べさせていただきますが、戦争中元軍人の貢献度の評価格差、そういった形...全文を見る
○竹内(勝)委員 勘違いしてはいかぬですよ。私は今例を言っただけであって、私があくまでも今議題にしておるのは、二百七十五万人の未受給者に対して何らかの措置を考えろ、それにはこの平和祈念事業特別基金の問題だけではなくて、それ以外に、これだけ年齢を召してきておるのだから何らかの給付と...全文を見る
○竹内(勝)委員 私は重ねて要望しておきますが、これでは本当にオール・オア・ナッシングですからね。片や恩給をずっといただいておる、それがこちらは、二百七十五万の人たちはゼロだという実態というものを重ねて申し上げて、ぜひひとつ何らかのこの皆様方が納得できるような対処をすることを重ね...全文を見る
○竹内(勝)委員 認識が不足ですよ、厚生省。私が言っているのは、各種公務員や公共企業体の職員で退職した旧軍人、こういった人たちは評価をされるわけだ。軍歴六カ月でも年間五万円、軍歴二・五年で年間三十万から五十万円が共済年金に加給される。しかし、同じように国のために頑張ってきた人で民...全文を見る
○竹内(勝)委員 役人の答弁というのはそういう答弁なんだよ。私は、前の制度をどうせいとか言っているんじゃないんだ。  官房長官、せっかくおいでで本当に申しわけございません。もうしばらくお願いします。  官房長官、今の論議わかりますね。私が言っているのは、旧軍人で日本のために一...全文を見る
○竹内(勝)委員 私は、この問題に関しては今の答弁ではなお不服でございます。官房長官、先ほどの二百七十五万人もおる未受給者、それからそれ以外に今の官民格差の問題、そういった面を踏まえて、とにかく戦前、戦中、戦後と苦労して頑張ってこられた人たちに対する措置として、ぜひ心温まる政府の...全文を見る
○竹内(勝)委員 そういう国民各界のものならなおさらこれは大問題だな。その問題は後でまた言いましょう。  まず官房長官にお伺いしておきますが、この設問の仕方は、公平に考えて、まず現行税制の問題点、これでは、不公平である、負担が重過ぎる、複雑でわかりにくいなどの七項目の中から不公...全文を見る
○竹内(勝)委員 設問内容でも、不公平を解消するためには、直接税だけでは限界があり、間接税で補完した方が公平になるという、御丁寧にもそういう意見まで設問の中に紹介してあるのです。官房長官、あなたはよくそれを知った上で今答弁しているのですか。官房長官、もう一度、先ほどの答弁にあった...全文を見る
○竹内(勝)委員 官房長官、こういう設問は、何か説明文を加えて、そして私が今申し上げましたように、解消するためには、直接税だけでは限界があり、間接税で補完した方が公平になる、そういう意見を述べた上で、しかもまたその中から二者択一のような形で選ばなければならぬというような、そういう...全文を見る
○竹内(勝)委員 今後どうしますか、これは。広く各界の意見をと先ほど御答弁ですが、今後どのように考えておりますか。
○竹内(勝)委員 今後、そうすると前回行ったような二十歳以上の男女を対象にした通常の無作為の世論調査、こういうようなことを考えておりますか。
○竹内(勝)委員 官房長官、先ほど広く各界の意見を知っていく上で、まず今回このような学者それから評論家、新聞、テレビ各社の論説委員、報道関係、一部上場企業の役員、労組や農業団体役員云々ですよね。これでは私は、非常に上層階級と言ったら語弊があるか知りませんが、一部だと思いますよ。広...全文を見る
○竹内(勝)委員 大蔵省来ておりますので、大蔵省どんな考えを持っていますか。
○竹内(勝)委員 そうすると、今官房長官は総理府としては考えていないということでございますが、今の大蔵省の答弁では、まだこれは未定でございます、どういうふうになっていくのか、今後の、六十一年のものもございますし、いろいろ検討、こう言っておりますが、それによってはあるいは広く一般の...全文を見る
○竹内(勝)委員 以上をもって終わります。ありがとうございました。
04月19日第112回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
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○竹内(勝)委員 最初に、外務大臣、一昨日ですか十七日に大臣は北方領土の歯舞群島などを視察され、そのほかのことも含めて記者会見におきましてもいろいろ発言されております。  まずお伺いしておきたいのですが、歯舞群島などこの北方領土は本来我が国の領土であり、そこがふるさとの人々の気...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう一点、外務省にお伺いしておきますけれども、この五月十五日から第九回アジア卓球選手権大会が新潟市で行われることになっております。これに関しまして朝鮮民主主義人民共和国、今後の問題でございますけれども、この委員会におきましても、法務省の見解として、法務省としては...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、日米科学技術研究開発協力協定に関してお伺いしておきたいと思います。  この協定は、一九八〇年に大平・カーターさんの間で調印されて、そうしてその後一九八五年四月に二年延長、こういう形になりまして、昨年四月末にはいろいろ改定交渉が続けられましたけれども、...全文を見る
○竹内(勝)委員 科学技術庁に伺っておきますけれども、この安保条項が入ると、研究の公開原則、そういったものを崩すおそれはないでしょうか。
○竹内(勝)委員 もう一点確認しておきたいのでございますけれども、例えば、日本と西ドイツが共同で計画している沖縄近海での大がかりな海底構造探査実験がありますけれども、これは海中で爆発を起こして人工地震を発生させ、フィリピン海プレートを透視するねらいで、北海道大学と西ドイツのハンブ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは防衛庁に聞いておきましょう。防衛庁としては、何がどう心配になってどのように申し入れたというか、どのようなアクションを起こしたのですか。
○竹内(勝)委員 防衛庁、お願いしておいたのですが、ちょっと行き違いで装備局長しか見えていないようでございますので、防衛庁、ちょっとまだ時間があるから、今のでよいのか、防衛庁のお考えもはっきりしておいた方がいいと思いますので、後で、この時間内に間に合えば防衛庁の答弁を求めたいと思...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、外務大臣、一言見解を求めておきますけれども、私はこういった面が出てきておること自身がやはり心配でございます。安保条項が科学技術協定の中に盛り込まれてくると、今後は軍事優先の考えが先行し、学問の自由というものが軍事優先によって侵されてくるというような、そう...全文を見る
○竹内(勝)委員 四月十二日に政府は閣議で、日米相互防衛援助協定、MDAに基づく交換公文、秘密特許資料移転取り決めを決定し、宇野外務大臣とマンスフィールド駐日米大使間で書簡を交換しました。同時に、実施のための細目取り決め、MOUが防衛庁と米国防総省の担当者間で取り交わされた上、米...全文を見る
○竹内(勝)委員 まあ建前上はそういうことになるでしょうが、こちらの民生用でどんどん発展してきた日本の国の技術、そういった面で考えていきますと、今後ちょっと論議を深めていきますけれども、いろいろと問題点が出てくるのではないか、こういうように私は考えます。  そこで、もう一度外務...全文を見る
○竹内(勝)委員 この安保条項は、情報公開の原則を確認した上、両国が現行の法体系を変更する必要がないとの条件つきで協定に安全保障という表現を盛り込むことになったと伺っております。それから属地主義については、両国の貢献度を反映させる形でケース・バイ・ケースに協議することになった。そ...全文を見る
○竹内(勝)委員 官房長官、おいでいただきましてありがとうございます。  竹下総理は四月八日、ビル・ブラッドレー米上院議員らと懇談し、この中で、日米科学技術協力協定に安全保障条項が盛り込まれる形で大筋合意に達したことに関連して、「私自身、科学技術が有する安全保障の意味合いについ...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうすると、高度先端技術の第三国への流出防止に関しては、新規立法などの国内措置を含めて将来の検討というようなことは一切言ってない、こういうことですか。
○竹内(勝)委員 防衛庁にお伺いしておきますが、米国から、SDI研究参加、こういったものにも関連して、CDI、非核防衛構想の通常兵器のハイテク化への協力に関しては、何らかの働きかけが日本に対してはあるのでしょうか。
○竹内(勝)委員 防衛庁としては、そういうことが今後予想されるというようなお考えはございませんか。
○竹内(勝)委員 竹下総理が本年二月米国の要請に応じたものの中に、この米国の軍事関連技術の特許権保護問題、米側が秘密と指定した技術情報のときは日本国内でも非公開とする、それから第三国への流出防止などのチェック機構として技術財産委員会を日米双方で発足させる、こういうことがございます...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこでお伺いしておきますが、去る四月十二日、日米両政府は、米国で軍事上の必要から秘密指定された特許を日本でも秘密扱いするための手続に合意したわけでございます。この日米特許技術交流を容易にするための日米政府間協定は、その第三条と議定書第三項(a)で、米国の秘密特許...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、特許庁にお伺いしておきますけれども、米国から秘密指定にされた特許出願が今後実際に出てきた際の審査手続というものは、これはどうなりますか、御説明をいただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 議定書第三項の(a)の協定出願というのはどういうものですか。
○竹内(勝)委員 議定書第三項(b)の「特許出願又は実用新案登録出願」というものは、これはどういうものでしょうか。
○竹内(勝)委員 この準協定出願の対象者は限定されると思いますが、対象者の所属する企業、団体はどうなりますか。
○竹内(勝)委員 その面でちょっともう一度確認します。  この準協定出願の対象者以外の者、独自の、独立のというんですか、その者あるいは企業等から、米国の秘密特許と全く類似した独自の発明というか特許出願がされたら、今ありましたけれども、これはどういう扱いになるのですか。
○竹内(勝)委員 ちょっとこんがらがって、頭がよくないもので、その点ちょっと委員長にお断りして、私ここに整理をしてきた図面があるのですが、ちょっとこれを大臣初め、特許庁その他関係者の皆さんに見ていただいて質問を進めたいと思いますが、委員長、よろしいでしょうか。
○竹内(勝)委員 まず見ていただいて、私こういうように整理してみました。一番上に、米国政府からMDAに基づく技術の供与が日本政府(防衛庁)にございます。これは大前提ですよね。そして、日本におきまして特許庁に特許出願し受理されるというものは、今の御説明でいきますと、(A)(B)(C...全文を見る
○竹内(勝)委員 重ねてお伺いしますが、準協定出願の対象者の所属する企業または子会社等から同様の出願がされた場合は、どのようになりますか。
○竹内(勝)委員 この(A)もしくは(B)、この場合(B)の準協定出願のことに関してお伺いしますが、準協定出願の特許なり実用新案登録が非公開となっておるわけでございますけれども、これが公開される場合ほどのような場合でございますか、また、どのような手順になりますか、御説明ください。
○竹内(勝)委員 速やかというところがちょっとまだひっかかりますが、また御答弁いただくことにして、いわゆるこの秘密指定の解除された後、準協定出願人に特許なり実用新案登録の権利は確保できるのか。確保できるのはどういう場合でございましょうか。
○竹内(勝)委員 そこで、大事なことをちょっとお伺いしておきますが、(A)(B)でなくて(C)ですね、独立の、独自の発明・開発者ですね。この独自の発明・開発者が、もちろんここで今論じておるのは軍事秘密特許に類似したものでございますから、それが出願した、一年半後に公開される。その特...全文を見る
○竹内(勝)委員 ここが大事なところでございまして、今までこれは考えられないことなんですね。(C)の人たちは、これは一年半後には公開されて、そして特許である、こういうことでいろいろとそこで商売も成り立っていくだろうし、いろんなものが進展していきますが、さて、ここで(A)(B)の人...全文を見る
○竹内(勝)委員 いや、それは甘い。今回これは三十二年ぶりに初めてそれを活性化させていこうという、こういうものでございまして、これが、(C)の人はこの秘密特許がわかっていればいいですよ。だけれども、非公開なんだから何にも知らされていない、何にも知らない。ところが、これが秘密が解除...全文を見る
○竹内(勝)委員 ちょっとこれ、質問のとおりに答弁してもらわなきゃだめだよ。そういうおそれがあると答弁しているんだから。全然ないなら別ですよ。ほとんどまれだ、しかし、まれでもこちらは何にも知らされてないんだから。知らされてないものが、今までならば普通に特許出願ができて、そしていろ...全文を見る
○竹内(勝)委員 これは大問題になりますよ、皆さん。そんな答弁でいいのですか。  私はなぜこの問題を取り上げるかというと、これは交渉の経過においては私ども知らされておりません。しかし、いろいろなところから情報なりそういった形でいろいろなものが入ってきておる中で、産業界はぴりぴり...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間でございますのでもう一問で終わりますが、私は、特許庁として事務量が相当ふえてくるのではないか、煩雑になるのではないか、こういったことが考えられると思います。そういった面での特許庁としての考え方ですね、対応できるのかどうなのか。  それから、防衛庁にお伺いし...全文を見る
○竹内(勝)委員 終わります。関連で同僚委員によろしくお願いしたいと思います。
○竹内(勝)委員 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・民主連合の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     在外公館の名称及び位置並びに在...全文を見る
04月28日第112回国会 衆議院 内閣委員会 第9号
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○竹内(勝)委員 今回の政府提出の平和祈念事業特別基金等に関する法律案、この問題に関しまして質問をさせていただきます。  まず、官房長官にお尋ねしておきますが、今回、この戦後処理問題、いろいろなものがございますが、そういうものを含めましてこの処理をしていこう、特にシベリア抑留者...全文を見る
○竹内(勝)委員 昭和五十九年十二月二十一日、戦後処理問題懇談会の報告が出されておりますけれども、その中身、要旨を伺っておきたいと思いますので、御説明ください。
○竹内(勝)委員 重ねて確認しておきますが、いわゆる今回の平和祈念事業特別基金等に関する法律案、これは、今御説明いただきました戦後処理問題懇談会の報告を受けて、それを趣旨としてこの法律案というものができた、その点を再確認しておきたいと思います。
○竹内(勝)委員 シベリア抑留者の補償を認める一方、軍人恩給未受給者、それから在外財産未処遇問題、こういったものを政府の手から離して平和祈念事業特別基金に預けることになる、そういう取り扱い、そういうことでこの祈念事業に預けることになってしまって、なおかつ、そういうことになったため...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは進めてまいりますが、まず、この戦後処理問題懇談会の報告は完全に形骸化するとともに、この軍人恩給未受給者と在外財産未処遇問題の対象者等への補償というものが焦点となってくることは承知の上でこの平和祈念事業特別基金等に関する法律案を提出した、こういうふうに考え...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、今回のこの平和祈念事業特別基金等に関する法律案の中で、「戦後強制抑留者に対する慰労品の贈呈等」として第三章を別に設けたわけですね。これは「戦後強制抑留者に対する慰労品の贈呈等」、こういたしまして、そして「慰労品の贈呈」「内閣総理大臣は、戦後強制抑留者又は...全文を見る
○竹内(勝)委員 そして、この対象者は一応四十七方三千人ぐらいと伺っております。そうすると、私先ほども申し上げましたが、後に残った、この前の私の本委員会においての質問の御答弁の中にもございましたが、いわゆる軍人恩給未受給者と言われる人たちは二百七十五万人もおる、それから在外財産未...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう一度確認しておきます。なぜこだわるかといいますと、これは軍人恩給未受給者あるいは在外財産未処遇者の問題のことをさらに審議していく、今後のものでございますからそういうものにも当然発展していく、こういうふうに考えてよろしいでしょうか。
○竹内(勝)委員 そこで、私、先般当委員会で質問したときに、今と同じような答弁がございました。政府の審議機関じゃございませんのでその審議内容について何も言えない、こういう意味の答弁をされました。  まず、それは法律の中でこの基金の「運営に関する重要事項を審議する」、こう規定され...全文を見る
○竹内(勝)委員 業務は今後また明らかになってくると思います。  そこで、これも同僚委員からございましたが、もう一度確認しておきます。  今度設置されるこの基金の運営委員会の委員の任命について、「学識経験を有する者のうちから、内閣総理大臣の認可を受けて、理事長が任命する。」こ...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひそういうようにお願いしておきたいと思います。  そこで、この基金は、目的を達成するために今の業務を設定しておる、ここが一番大事なところだと思います。目的を達成する業務という、この業務の内容をもう少し、いろいろ今まで答弁してきておりますけれども、何か政府とし...全文を見る
○竹内(勝)委員 それではちょっと、私、この前の三月二十二日の本委員会におきまして同様に御質問させていただいておりますが、そのときに平野政府委員はいろいろと答弁されて、その中で私、個別給付ということにこだわりました。平野政府委員は「広い意味で個別給付も含めてというふうに考えており...全文を見る
○竹内(勝)委員 よくわかりました。  それでは参考人に質問させていただきます。  本日は、全国元軍人恩給未受給者連盟常任理事の斎藤時和様、それから随行として同じく全国元軍人恩給未受給者連盟常任理事の池田輝夫様、同じく全国元軍人恩給未受給者連盟京都府連合会副会長の土屋清六様そ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それじゃ斎藤さん、そのときに軍恩未受給者に対しての金額まであった、こう言っておりましたが、そうすると、その軍恩未受給者に対して個人給付、どんなような考えがあったのか、その中身をどうぞ遠慮なく述べてください。
○竹内(勝)委員 斎藤さん、えらい遠慮されているようですが、私も今の「年金恩給等受給資格欠格者に対する特別給付金の支給に関する法律案要綱」という資料をいただいております。今第一の「目的」のことを言われましたけれども、第三の「特別給付金の支給」というのはどうなっておりますか。
○竹内(勝)委員 斎藤さん、この要綱ございますね。この要綱の第三のところ。第一が「目的」、第二が「年金恩給等受給資格欠格者」、第三が「特別給付金の支給」こうなっておりますが、その1の項目をちょっと読んでみていただければはっきりするのじゃないでしょうか。ちょっと読んでいただければあ...全文を見る
○竹内(勝)委員 ここは大事なところですね。選挙前に、それから選挙後にこのようにはっきりと言っている。括弧括弧で非常にややこしく今説明されましたけれども、簡単に言うと、「年金恩給受給資格の欠格者であって、国外又は政令で定める国内の地域において旧軍人等として在職し、又は勤務した期間...全文を見る
○竹内(勝)委員 斎藤参考人、では続きまして次のことを質問させていただきますが、どうぞ遠慮なく読むところは読んでいただいて、遠慮なくやっていただいて結構です。  昭和六十一年十二月二十九日の戦後処理問題に関する政府・自民党の合意の内容がございますね。これについて述べてください。
○竹内(勝)委員 内容は、簡単でいいです、言ってください。――それじゃ、私の方から確認しておきましょう。  戦後処理問題に関する政府・党合意、六十一年十二月二十九日付、こういうものがございますが、ここには自由民主党幹事長竹下登さん、総務会長安倍晋太郎さん等々ずっとありまして、当...全文を見る
○竹内(勝)委員 今、斎藤さんに聞いているのは、この「財政の状況等を勘案しつつ、別に決定する。」金額も一人十万円、支給は六十三年度から開始する、こういう言い方で、そして「財政の状況等を勘案しつつ、別に決定する。」もう一度、斎藤さん、この項目は当時どのように解釈しておりましたか。
○竹内(勝)委員 官房長官にお伺いしておきたいと思います。  昭和六十一年十二月二十九日の段階で、今斎藤参考人からもございました、私も細かい点を報告させていただきましたが、その六十一年十二月二十九日の段階で、今回提出法案の合意事項が当時の竹下幹事長のもとで行われていた、こういう...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこでお伺いしておきたいと思います。  次は、斎藤参考人よろしいですか、昭和六十二年十二月二十七日付、さっきのは昭和六十一年十二月二十九日ですね、昭和六十二年十二月二十七日付了解事項、こういうものがございますね。「六十三年度内に、認可法人による基金を設置する。...全文を見る
○竹内(勝)委員 斎藤さんに今了解事項を詳しく答弁していただきました。  もう一度整理しておきたいと思いますが、「軍恩未受給者救済に関する質問事項」ということで全国軍恩未受給者連盟として質問を出したわけですね。それで、それの回答として、今斎藤さんが述べられたように、自由民主党政...全文を見る
○竹内(勝)委員 斎藤参考人は今その回答に関して若干述べられましたが、もう一度その中身を、これは簡単でいいですから、その趣旨を、どのような質問をされて、そしてこのような回答があった、こういうように整理してここで答弁しておいてもらった方がいいと思いますので、もう一度お願いします。
○竹内(勝)委員 それでは、質問の項目はどういうものであったか、項目だけでいいです、どういう質問をしたのですか。
○竹内(勝)委員 それではちょっと整理させてもらいますが、まず、全国軍恩未受給者連盟といたしまして質問をされたのは、例えば、個人給付の方法論についてとか、戦後の問題と戦争中の問題の処理方法の比較、あるいは戦争中元軍人の貢献度の評価格差についての質問、あるいはいわゆる官民格差の不公...全文を見る
○竹内(勝)委員 それで結構です。  それで、それに対する回答ですね。今も回答の方を述べられましたが、その回答に対して斎藤さんのお考えもいろいろあるでしょうから、そういうものも踏まえて結構でございますので、日付と自由民主党政務調査会が出したのはわかりましたので、その中身をもう一...全文を見る
○竹内(勝)委員 それじゃ、時間がかかりますので、そして了解事項は、先ほど私も述べましたし、斎藤さんも述べましたので、それは略させてもらいますが、もう一度、重複いたしますが最後のところをここで私が代読いたします。  自由民主党政務調査会の回答といたしまして、最後のところでござい...全文を見る
○竹内(勝)委員 官房長官、それは責任逃れだ。あなたの名前がちゃんと入っているんだ。ましてや政府・党合意事項だ。合意事項としてあなたの名前が入っている。それは党のことです、私に関係ございません。私はあなたに聞いている、あなたの考えを。答弁してください。
○竹内(勝)委員 じゃ、了解事項に関してもう一度確認しておきたいと思います。  まず、基金の問題、そして基金の運営。そして「国は必要に応じ、補助することが出来る。」それから「基金内に、関係者の内から、推せんされた者を含む運営委員会を設け、慰藉事業などを含めた特別事業等のあり方を...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうすると、この「慰藉事業などを含めた特別事業等のあり方」を官房長官としてどういうように考えておりますか。
○竹内(勝)委員 そうすると、今までいろいろと論議がございましたけれども、「基金内に、関係者の内から、推せんされた者を含む運営委員会を設け」、こういうことでその運営委員会がスタートして、そしてその中で協議をしていく、そういう中で決められたことを政府として、それを預かる官房長官とし...全文を見る
○竹内(勝)委員 斎藤参考人、官房長官もそういうように言っておりますし、参考人への御質問はこの辺で終わりたいと思いますので、最後に、参考人として要望なり何でも結構でございます、先ほど述べた中にもうちょっとこういったものをつけ足しておきたい、いろいろあると思いますので、自由に、どん...全文を見る
○竹内(勝)委員 官房長官、この問題に関して最後に御答弁をお願いしたいと思います。 今も参考人から、本当にこの日本の国のために、私自身も今聞いておりまして、本当に胸を熱くしました。本当に痛みというものを感じました。官房長官もお若い官房長官ですし、当時のそういったものももちろん子供...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、若干時間がございますので、次の問題に移らしていただきます。  官房長官、若干今の問題に絡んでおりますが、我が党といたしても昨日官房長官に、「戦後処理対策に関する申し入れ」ということで、戦争による多くの犠牲者に対しぜひ心温まる措置をお願いしたいというこ...全文を見る
○竹内(勝)委員 官房長官、非常に熱心に御答弁いただきましてありがとうございました。  今るる述べていただきましたが、事務上のことなりで外務省としてこの問題に関して何かお考えがありましたら、答弁することがありましたら、おっしゃってください。
○竹内(勝)委員 外務省、もう結構です。ありがとうございました。  それから、官房長官、どうもありがとうございました。結構でございます。  それで、時間が若干ございますので、もう一点お伺いさせていただきます。  総務庁にちょっと質問させていただきますが、まず、行政機関の保有...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間でございますので、ではもう一点だけ確認して終わらせてもらいます。  先ほどの御説明で、サミット参加先進国の七カ国のうちイタリアと日本だけだ、こういう状態ですが、では他の五カ国はどんなような状況であるのか。  開示するものが余り制限されたのでは、開示請求が...全文を見る
○竹内(勝)委員 それではわからない。どれくらいなのか、私が今言ったように、半分以上なのか、半分以下なのか、三分の一ぐらいなのか、それを答えてください。
○竹内(勝)委員 大半というのはどういうことなんですか。それだけはっきりしてください。
○竹内(勝)委員 以上で終わります。
05月12日第112回国会 衆議院 内閣委員会 第11号
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○竹内(勝)委員 私、最初に、奥野さんが中国のことに関して侵略であるとかないとかいろいろな論議の中で今いろいろと問題になっておる、本委員会におきましても先ほど議論がございましたが、認識としてお伺いしておきたいのです。  防衛庁長官、私はこの日中戦争に関しては、これは侵略でありま...全文を見る
○竹内(勝)委員 長官、最初からそんな答弁では、これは今みんな国民が、ちょうど十年前日中平和友好条約ができて、そして十周年、記念すべきときですよね。そういうときに当たって、私何も今の政府の見解、総理のことをもう一度ここで述べてくれって言ってないのです。私は、侵略行為があった、日中...全文を見る
○竹内(勝)委員 この問題に関しては閣内ではどうも不統一のような感じも受けますし、それから、外務省としてこの問題に関してどういうように対処していこうとしておるのか、その見解を、外務省としての見解を伺っておきましょう。
○竹内(勝)委員 去る四月十二日、MDAに基づく日米政府間の交換公文、秘密特許資料移転取り決めを決定いたしました。そしてまた、その実施のための細目取り決め、こういったものが行われました。第三条で、米国が日本に供与する防衛技術のうち、米国内で秘密特許の扱いを受けるものは日本国内で類...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう一度確認しておきますが、特許庁、今回のこの取り決めによって細目改定、それによって今までの日本の特許制度に関しての法改正その他はないということは、本委員会でもまた私が予算委員会におきまして御質問させていただいたときも特許庁長官も御答弁いただきました。  その...全文を見る
○竹内(勝)委員 この問題は、五六年協定の実施細目交渉、この再開が一九八六年に始まり、FSX共同開発あるいはSDI共同研究、日米欧宇宙基地共同計画、日米科学技術協力協定などのこの日米の技術移転問題というのが根底にあったわけでございますね。そして、今私が申し上げました、ことし四月の...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう一点お伺いしておきますが、防衛庁と日本の企業との間にいろいろと交渉がございますが、その間で、いろいろ今までのいわゆるブラックボックスなりあるいは機密なり極秘なり、マル秘というのですかどうなのか、秘なり、そういったいろいろなものがございましたね、防衛庁と企業と...全文を見る
○竹内(勝)委員 外務省にお伺いしておきます。  現在交渉中の日米科学技術協力協定の改定交渉ですね。大筋合意であるやに伺っております。そして安保条項が入る、こう伺いましたが、これと今回のこの五六年協定の実施細目取り決めによる米国の軍事秘密保護とは関係があるのかないのか、その点を...全文を見る
○竹内(勝)委員 日米科学技術協力協定の安保条項も、四月に日米間で書簡を交換した軍事技術の秘密特許移転の取り決めも、米国の技術情報の安全保障という面では米国としてはそういった担保をとりたい、技術安保、米国の技術情報の安全保障だ、こういう考えで、米国におきましてはいろいろな法的根拠...全文を見る
○竹内(勝)委員 それではちょっと細かい点でお伺いさせていただきたいと思います。  米国の国家公務員、国の関連研究機関の職員、国から委託されている研究者、こういった者を対象として、国家安全保障に係る情報の取り扱いについて米国にはいろいろな制度がございますが、どのようになっており...全文を見る
○竹内(勝)委員 おおむねそういうことでございますが、もうちょっと確認しておきます。というのは、まことに恐縮ですが、これからの論議を進める上でどうしても必要でございますので確認しておきます。  先ほど御説明いただきました八五年の産業安全保障保持規則は、産業界、政府契約者に対する...全文を見る
○竹内(勝)委員 今後の問題でまた調べていただきたい。私ら専門家でないのに、大体そういうようなことだというように、そういう資料も手に入っておりますが、専門家がそんなことをわからないなんて本当ですか。よく調べていただいて、この問題はまたこの後論議を進めていった中で明らかにしていきた...全文を見る
○竹内(勝)委員 では、もう一度確認しておきましょう。  この日米の技術協力、研究等については、これは今申し上げました日米科学技術協力協定、それからまた米戦略防衛構想、SDI研究参加協定、それから五六年協定の実施細目取り決め、宇宙基地協定、原子力協定、さらにはそのずっと前の、五...全文を見る
○竹内(勝)委員 科学技術庁、文部省、来ていただいておりますので御答弁いただきたいと思います。あわせて外務省ももう一度コメントがあれば御答弁ください。  日米科学技術協力協定は、もともと宇宙、環境、バイオテクノロジー、そういったものが主体となった五十近くの基礎研究を日米共同で行...全文を見る
○竹内(勝)委員 外務省、ここで整理しておきましょう。  私は、今個々に米国の国内法も挙げて、米国の考え方としては、軍事計画や兵器、国家秘密システムなど直接国家安全保障に影響するものだけでなく、安全保障に関係のある科学案件、技術案件、経済案件まで含まれていろいろと規制を行ってお...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうすると、改定じゃないと見ていいのですか。
○竹内(勝)委員 現在はデュアルユース時代であり、民生用技術とハイテク軍事兵器等兵器化に見られるように、両面に用いられる。そういう中で、現在非核通常戦力重視の流れの中で、ますますこのデュアルユース、いわゆる軍事、民生両面に使えるような、そういう面で科学技術協力はどんどん進んでいく...全文を見る
○竹内(勝)委員 先般、私は三月一日の予算委員会におきまして御質問させていただきまして、有馬政府委員から御答弁いただいた中にございますが、一九五四年に結ばれたMDA、日米相互防衛援助協定、この事務局に数年前まで勤めておった、それから在日米大使館に勤めていた軍事アナリストでございま...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、内容はともかくとして、米国との間に軍事情報保全に関する一般協定、または交換公文を締結あるいは取り交わしている国の名前と締結年月日を挙げていただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 そこまで述べたのですから、西ドイツ、イタリア、ノルウェーも述べてください。
○竹内(勝)委員 その中のルクセンブルグ、フランスそれからイスラエル、今きちっと年月まで申していただきましたので、その三つに関して、この一般協定もしくは交換公文、その内容はどうなっているのか報告してください。
○竹内(勝)委員 どうもその辺が、この科学技術協定の安保条項なりあるいは秘密特許制度なりということで、米国としての考え方というものは今の私の論議の中ではっきりしているのですよ。何もそんな、第三国のものですから手に入らないと。この国会図書館にあるのですよ。調べさせてもらいました。こ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、ABCにわかりやすく分けておきました。Aがルクセンブルグとの取り決め、先ほど御答弁いただいた一九八一年九月十七日、GSOMIAで取り決めをされたものですね。それからBがフランス、一九七七年九月七日、交換公文としての取り交わしです。そしてCがイスラエル、...全文を見る
○竹内(勝)委員 よろしいですか。(岡本説明員「はい」と呼ぶ)  それでは課長、もう日本の官僚は最もエリートでございますし、よくおわかりだと思いますので、このA、ルクセンブルグの私が線を引っ張った部分だけ、大体で結構でございますが、ここで翻訳しながら御説明いただけませんでしょう...全文を見る
○竹内(勝)委員 そういう御答弁が返るだろうと思いまして、ここに、私も翻訳技術は余りよくわかりませんけれども、いろいろ苦心して、昨日それを翻訳させてもらいました。それをではお手元にお渡しいたしたいと思います。よろしいでしょうか。
○竹内(勝)委員 何も機密でも極秘でも秘でもございません、国会図書館にあるのですから。調べてください。  そこで、線を引っ張ったところをこういうように訳してみました。もし、これはおかしいのじゃないかというようなことがございましたら、課長あるいは関係者からいただければありがたいと...全文を見る
○竹内(勝)委員 まことに急なことで申しわけございませんでした。とにかく私どもの方も昨夜、そんなに時間はかかりませんでした、これを翻訳してみるのに。ですから、賢明なる外務省の皆さんですから、そんなに時間はかからないと思いますので、それでは次回の本委員会の冒頭でやらせていただくとい...全文を見る
○竹内(勝)委員 委員長の御配慮、まことにありがとうございます。  もう一度念のために、これが機密なり極秘の二国間のものを何か暴露したというようなことにとられたら関係者の皆さんもいろいろと影響があるだろうと思いますので、もう一度、この面でそういうことはないということをここで述べ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、次にこれをやらせてもらうということでいいのですが、英語の原文はこのとおりでございますので、ここに何か今見て間違いがあるというような、これは何か故意にどこか第三者が入れたようなものじゃないかというような心配がないかどうか、そういった面ももう一度、くどいよ...全文を見る
○竹内(勝)委員 私はそんなことを聞いているんじゃなくて、おおむねこのものに、これは原文でございますから、それを翻訳したのが私どもの方でございますから、これは何かそういった面におきましても、こちらとしても間違いはないと思いますが、これを今ここで論議するということは、これは私どもが...全文を見る
○竹内(勝)委員 それはちょっと話が違うな。今の委員長の提案は、いきなりこれを出されたので、これを翻訳するのはちょっと今差し控えなければいけない、ましてや第三国のことであるということで――このペーパーに関して私は言っているんです。あなたが向こうから、第三国から、ルクセンブルグなり...全文を見る
○竹内(勝)委員 ちょっと納得できない、そんな非常にいいかげんな答弁では。もしも、第三国のことで、原文を国に問い合わしたが、ルクセンブルグなり米国に問い合わしたが、そのものが手に入りませんでした、したがってこの論議はできませんという、そういったことになりかねない。これは承服できま...全文を見る
○竹内(勝)委員 私は委員長に質問しているんじゃないので、委員長、それ間違えないで。何も委員長のことを追及しているんじゃないんだから。委員長、本当にありがとうございます、御苦労で。  外務省、これはこういう公な場での大事な論議でございますから、そういうようにすりかえちゃいかぬ。...全文を見る
○竹内(勝)委員 ですから、このペーパーに関して私は番号まで、しかも、これは国会図書館の番号で、一枚目のみに打ってあるものではないのです。二枚目も三枚目も全部このように打ってあるわけです。その点は国会図書館で調べていただければすぐわかることだから、このように言っておるわけです。そ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、私、要望しておることはそういうことで、外務省の言われるように、これは留保いたします。したがいまして、先ほど委員長が言われたように、ぜひ次回の本委員会の冒頭で答弁していただきたいと思いますが、もう一度それを確認しておきます。  まず、ルクセンブルグの方...全文を見る
○竹内(勝)委員 御配慮、大変ありがとうございます。  私も昨夜これを徹夜でやってきた関係もございまして、ぜひ――そんな難しい文章ではございませんから、これはエリート中のエリートが私は同時通訳をやってくれるのだろうと思って期待していたのですけれども、本当に次回にそれじゃ、お忙し...全文を見る
○竹内(勝)委員 よろしくお願いします。  それでは次に移ります。  そこで、日米軍事技術協力あるいは共同研究、こういったときの情報や研究の取り扱いに、米国の軍事情報保全に関して何かほかに明文化したもの、あるいは口頭の約束なり、そういうものがあるんでしょうか。これは大事なこと...全文を見る
○竹内(勝)委員 防衛庁が民間会社に秘密の問題で取り扱わせるときには何か取り決めがあるのでしょうか。
○竹内(勝)委員 それでは次の問題に移らしていただきます。  第十八回の日米安保事務レベル協議が五月三日からハワイのホノルルで三日間にわたって開かれたやに伺っております。ここでいろいろと出てきた中で、本委員会で先ほども国際情勢やらいろいろなものの答弁がございました。したがいまし...全文を見る
○竹内(勝)委員 米国はNATO諸国との間でNATO相互支援法に基づいてこの物品や役務の相互支援を行ってきたわけですが、昭和六十一年に同法を改正して、NATO以外の同盟国にも適用できることにし、日本、韓国、エジプト、イスラエルを対象にこの協定の締結を目指しておると聞いております。...全文を見る
○竹内(勝)委員 NATOにおいてはこの種の協定は有事も平時も行われておるのですか。
○竹内(勝)委員 日本では、日本の武器輸出三原則からしますと、米国が求めておる相互物品・役務融通協定はできるのですか。その点の心配がございます。  この協定の締結は、有事来援、有事法制に関連する、あるいは受け入れ国支援、HNS協定の締結への第一歩ともなりかねないと私は思います。...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、防衛庁長官、大分長い時間聞いてばかりいただいて恐縮でございます。長官のお考えを御答弁いただければありがたいと思います。  まず、日本の武器輸出三原則といったものにかんがみ、この協定の締結というのは有事来援あるいは有事法制に関連するものであり、HNS協...全文を見る
○竹内(勝)委員 長官、所見を……。
○竹内(勝)委員 それでは、総理府に若干のことをお伺いしておきたいと思います。  先般来より問題になっております大臣官房の管理室長に関しての収賄容疑でございますけれども、こういうような問題が起きるというその体質、その中に根本的ないろいろな問題があるのではないか。そういう中で、官...全文を見る
○竹内(勝)委員 じゃもう一問、これで終わらせていただきます。  とにかく同じ部署で長い間取り扱っておる、そういう中で腐敗が生まれる。だから、今の人事管理といいますか、そういう中で――今回のこの担当というものはどれくらいやってきたのですか。担当として五年も十年もやってきているの...全文を見る
○竹内(勝)委員 終わります。
05月17日第112回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○竹内(勝)委員 先週の本委員会におきまして、外務省よりいわゆるGSOMIA、この問題に関して留保いただきまして、本日冒頭におきまして、その全翻訳、それから外務省としてのこのGSOMIAに対する御見解、そういったものを御答弁いただく約束になっておりましたので、何とぞわかりやすく、...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう一つ抜けていますね。御見解ということを私申し上げましたけれども、前回の委員会におきましてもお約束いただいておりますね、外務省としての、政府としての御見解。
○竹内(勝)委員 日本としてこのようなものを結ぶ考えを従来から持っていなかった、ここに問題があるのだ。このような協定を従来から結ぶ考えがなかったというならば、従来わかっていたことじゃないか。おかしい、もう一度説明。
○竹内(勝)委員 従来からこういうような協定があったことは知っていました、いつからですか。
○竹内(勝)委員 私の質問にちゃんと答えてくれなきゃならぬ。  一般的なことでNATO諸国と結んでおることを知っておった、いつから知っておったのか。
○竹内(勝)委員 すりかえちゃいかぬのだ。米国とNATOとの間でいつから交渉が始まったとか、いつからこういう締結が始まったとかというようなことを聞いているのじゃない。そういう米国とNATO諸国との間でこのGSOMIAなるものがあることを一般的な情報として外務省が従来から知っておっ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それではMDAの細目取り決め、この問題が俎上に上がってきたのは大体いつころでございますか。
○竹内(勝)委員 私の聞いていることに答えてもらわないといかぬのだ。  四月十二日に政府は閣議で、日米相互防衛援助協定、MDAに基づく交換公文、秘密特許資料移転取り決めを決定して、そして宇野外務大臣とマンスフィールド駐日米大使間で書簡を交換しましたね。そして実施のための細目取り...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、この手続細則に関して一九五六年から、本年は一九八八年、三十年以上この四月十二日宇野外務大臣とマンスフィールド駐日米大使間で書簡を交換するために本当にこの問題を論議してきたのですね。これはいいのですね。大事な問題だよ。
○竹内(勝)委員 協定を聞いていないのだよ。要望があったんでしょう。それで俎上に上ったからこそ論議をして、そして四月十二日に決着がついたんじゃないですか。何を言っているんですか。
○竹内(勝)委員 その最近というのはいつなんですか。大体でいいですよ。最近でもいろいろありますから、大体答えてもらえればいい。
○竹内(勝)委員 そうすると、このGSOMIAに関しての一般的な情報として認識したのもほぼ同じような時期と考えてよろしいでしょうか。
○竹内(勝)委員 それではもう一度確認しておきます。先週の前回の本委員会におきまして、あなたはフランス、デンマーク、ルクセンブルグ、イスラエル、スウェーデンそのほか何ヵ国かを、この交換公文の取り交わしそれからGSOMIAの締結、そういった形で年月を御発表いただきました。大体何ヵ国...全文を見る
○竹内(勝)委員 では、先ほどこのルクセンブルグとの間の翻訳文の概略を御説明いだきました。そして、私どもは昨日外務省から正式にこの全文の翻訳の御回答をいただきました。本当にありがとうございました。私も、この前ここでも申し上げまして、前日は徹夜で翻訳したというような経緯がございまし...全文を見る
○竹内(勝)委員 それではあなたにお伺いいたしますけれども、ではあなたの翻訳どおりに進めましょう。  まず一ページ目の2、「秘密の軍事情報及び資料は、政府間においてのみ移転され、かつ、当該情報及び資料を利用するための適切な秘密保全に関する適格性証明を得ている者に対してのみ移転さ...全文を見る
○竹内(勝)委員 もう一点。その一つ上の1、abcdと四つに分かれておりますが、そのdの中に、「受領国政府は、当該情報に含まれる特許、著作権又は商業上の秘密等の私的権利を尊重しなければならない。」このようになってくると、この「著作権又は商業上の秘密等の私的権利」、先ほど私が、書類...全文を見る
○竹内(勝)委員 私は関係とかそういうことを言ているんじゃない。この文章上の解釈、あなたが翻訳した字句の解釈、その意味を言っているだけであって、第三国との間の中身と今回のMDAの実施細目とを比較して答弁せよなんということを、またそんなものはできるわけがない。  外務省が翻訳して...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、時間の関係で次の問題に移っていきます。  一般的情報として外務省としてはこのGSOMIAを認識しておった。そうでなくて、私は心配するのは、例えば日米装備・技術定期協議、それから安全保障事務レベル協議、安保運用協議会、そのほか幾つかございますね。そうい...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうです。こんなものを取り決められたら動きがとれません。技術立国として日本が現在進んでおる中で、もう生きていく道はなくなってしまうと言っても過言ではないものでございますので、私は予算委員会におきましても、宮澤副総理にも、それから外務大臣にも防衛庁長官にも、それか...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、現在科学技術協定の改定交渉を行っておりますが、これで同じく包括的な問題として何か出てきていないかというのが第一点。  それと科学技術協定の改定締結、これの見通し、今ここで明らかにできる面だけで結構でございますので、御答弁いただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 もう一点。大体タイムリミットをどの辺に考えて、大体どんなふうになるのか、もう一度御答弁ください。
○竹内(勝)委員 それは米側も合意しておりますか。
○竹内(勝)委員 タイムリミットのことだけ。米側は大体合意しているのですか。
○竹内(勝)委員 それでは、時間でございますので、もう一点だけお伺いして終わりにさせてもらいます。  防衛庁長官、どうもありがとうございます。  難航していた防衛庁の次期支援戦闘機FSXの日米共同開発細目取り決め締結交渉がいよいよまとまる見通しのようでございますし、六月上旬に...全文を見る
○竹内(勝)委員 じゃ長官でなくてもいいですよ。具体的にいろいろと防衛庁として進めておるわけでございますが、その順調にというのはどんなふうに順調に進んでおるのか、それからまた六月上旬の瓦長官とカールーチ国防長官の会談、こういったものはもう本決まりなのか、どういうふうになっていくの...全文を見る
○竹内(勝)委員 あなたが答弁するんだから、もうちょっと誠意持って答弁しなさいよ、局長。この内閣委員会の席でそんな答弁じゃしようがないよ。みんな国民は心配しているんだから、日本の国を守るために。  だから、順調にと言っている点は、例えば大体こういうような面が、例えば日本側の要望...全文を見る
○竹内(勝)委員 だから、どういった点が順調にかわからないのですよ。どういった点が順調なのか、それを、明らかにできる点だけでいいですから、もう一度防衛庁、答弁してください。
○竹内(勝)委員 終わります。     〔近岡委員長代理退席、委員長着席〕
09月06日第113回国会 衆議院 内閣委員会 第3号
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○竹内(勝)委員 まず、官房長官、時間がお急ぎのようでございますから、集中して官房長官に質問をさせていただきたいと思います。  先ほど同僚委員からもございましたが、リクルートコスモス贈賄疑惑、非公開株を事前に譲渡を受けたという問題から、今度は野党議員に対して贈賄疑惑、こういう形...全文を見る
○竹内(勝)委員 ぜひそれは積極的にやっていただかなければならない。そのことで今国会もいろいろと紛糾してぎくしゃくしておる、そういう面からもぜひひとつ官房長官の意欲ある政府としての対応、そういったものを望んでおきます。  それはそうと、昨日、日本テレビでかなり詳細にニュースが流...全文を見る
○竹内(勝)委員 私も見ましたが、これはとにかく、林田法務大臣もきょうの記者会見で述べておりますが、楢崎代議士から告発があれば検察が事情聴取などをして取り調べることになると思う、犯罪の疑義があれば厳正に対処する、こういうような法務大臣の発表もございますけれども、刑法第百九十八条は...全文を見る
○竹内(勝)委員 林田法務大臣は積極的にこのように述べておりますし、各大臣のコメントなどもございます。そういう中で官房長官、余り時間がないのですから、私に何度か質問に立たすのはいろいろ影響があるので簡潔に答弁していただきたいのですけれども、竹下総理といたしましてもこれに関してのコ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それはそれでわかりますが、行政府の代表者の一人としてこの贈賄申し込み事件について、この今の事態に関してどう思うかということなんです。あなたの個人的見解なんですよ。もう一度述べてください。
○竹内(勝)委員 それでは細かい点、法務省に来ていただいておりますから答弁を求めます。
○竹内(勝)委員 官房長官は結構です、何か急ぎのようでございますので。  そこで、法務省来ていますか。――このリクルート問題に関連しまして、楢崎さんが言っておるのは、私が国会でリクルート疑惑を追及した前後に、リクルートコスモスの取締役社長室長が、今の段階では弁護人は一千万円前後...全文を見る
○竹内(勝)委員 今回のこのリクルートコスモスの非公開株を政界関係者等に譲渡していた問題、これは刑事事件というよりも道義的なモラルの問題、こういった形ですりかえよう、こうしておる感があるわけですが、しかし、今回のこのリクルートコスモスの取締役社長室長の行動というものは、これは本質...全文を見る
○竹内(勝)委員 それは法務省としてはそういう答弁しかできないでしょうが、林田法務大臣は、そういう意味では楢崎氏から告発があれば――告発はあるようでございます、今も御答弁の中にもあったとおりでございますので、事情聴取などをして取り調べる、これははっきりしておるわけです。  そこ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、ビデオが撮られてあり全国に放映された。官房長官も見た。皆さんも恐らく見たんじゃないでしょうか。この立証とし て、これは有力な証拠物件になりますか。
○竹内(勝)委員 それでは、刑法第百九十八条におきまして、この規定から、このビデオが真実であれば当局は直ちにこの事件の真相解明に動くべきです。いつ動くのですか。
○竹内(勝)委員 そこでこれだけ、もう一点答弁を求めておきますが、社長室長本人は楢崎氏にはめられたなんて言っているのだ。先ほど私も言いましたが、アメリカのおとり捜査を思わせるようなそういうことまで言っている。はめられた、はめることが仮になされたとすれば、これは今度は刑事罰に該当す...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、本来の防衛二法の問題に関して質問をさせていただきます。法務省、結構でございます。  まず、潜水艦の衝突事故に関連して若干質問させていただきますが、とにかく視界良好の海で今回の痛ましい事故が起きた背景、さまざま改善すべき問題が提起されておるわけでござい...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、ふだん実態として、この航法の問題としては、民間の船舶が自衛隊の艦船等に遠慮しているようなことはなかったですか。
○竹内(勝)委員 そのことで言っているんじゃない。ふだんのことを聞いてるんじゃないですか。ふだんの一般論として、遠慮しているようなことはなかったかと言っているのですよ。
○竹内(勝)委員 そういう遠慮をしているんじゃないか、遠慮をしているような状況はなかったか。だから、本来自衛艦がよけなければならないものを、向こうが交通安全法に従って当然よけていかなければならない、ところが、それを遠慮してこちらがもう前もってストップするなり、あるいはよけていくな...全文を見る
○竹内(勝)委員 そのことを聞いているんだよ。  それでは、今回の事故を受けて、米軍やあるいは自衛隊の艦船が浦賀水道のような海上を航行する場合、海上保安庁として何らかの対策を考えておりますか。
○竹内(勝)委員 それでは防衛庁、お伺いしておきます。  海上自衛隊の潜水艦が民間の船と衝突あるいは接触した事実、五十年以降どんな状況がございましたか。まずそれを説明してください。
○竹内(勝)委員 そういうような事態を考えてみても、これは自衛隊の艦船の運用に基本的な問題があったのではないか、こういうように考えますが、防衛庁、どうでしょうか。
○竹内(勝)委員 この衝突直後の自衛隊から第三管区海上保安本部に対する事故発生の通報が二十一分後と手間取ったやに伺っております。また「なだしお」側の救助活動の対応が不十分であった。いろいろと本院におきましても論議が行われましたけれども、自衛隊の隊員の意識等に不十分な問題があったの...全文を見る
○竹内(勝)委員 重ねて海上保安庁にお伺いしておきます。  横須賀海上保安部が事故後「なだしお」の艦長に事情聴取のための出頭を求めたが応ぜず、横須賀海上保安部の係官を海上の「なだしお」に派遣して、そうして事故から七時間近くたって艦長から事情聴取をした、このように伺っておりますが...全文を見る
○竹内(勝)委員 海難審判庁、来ていただいていますね。――今回の潜水艦「なだしお」と第一富士丸の事故の調査の進捗状況はどんなふうになっておるのか、まず御答弁いただきたいと思います。
○竹内(勝)委員 それでは、「なだしお」の論議をしてまいりましたけれども、ここで、このたび出された防衛白書に関して若干質問をしておきたいと思います。  まず、竹下内閣になって初の白書でもございます。中曽根内閣の昨年まで、この二年間続いた「防衛計画大綱」の見直し論が、こちらには消...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、重ねてお伺いしておきます。  中期防衛力整備計画、六十一年度から六十五年度まで、こう続いていくわけでございますが、次期防衛力整備計画はどのような方向と考えておりますか。
○竹内(勝)委員 六十二年の防衛白書には、「日米安全保障体制」の中で「わが国は、外部から武力攻撃を受けたとき初めて防衛力を行使することとしており、わが国が武力攻撃を受けていないにもかかわらず防衛力を行使することはあり得ない」、これは当然のことでございますが、今度はこの記述はなくな...全文を見る
○竹内(勝)委員 消えた方はわかりました。  では今度は、微妙に変えている方は、これは紙面の都合とかそんなことじゃないと思うから、ちょっとここで述べさせてもらいます。  まず、「自衛隊の現状と課題」の「自衛隊の能力」で、「防空のための作戦」「作戦の意義」、これは六十二年の白書...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、これはちょっとそういう心配がありますので、ぜひ今後の問題として考慮していただく必要があると思います。  そこで、シビリアンコントロールについて、先ほどの論議でございましたとおり、今回の「なだしお」の事件の問題も、現場からの情報が総理やあるいは防衛庁長...全文を見る
○竹内(勝)委員 後で防衛庁長官のこのシビリアンコントロールに関しての御所見もあわせて伺いたいと思いますが、もうちょっとこの白書に関して論議をさせていただきたいと思います。  まず初めに伺っておきたいと思いますが、有事来援研究というのはどういうことですか。まず、その定義というか...全文を見る
○竹内(勝)委員 有事来援研究に関して、ガイドラインに基づいて行われるその前提条件として、研究、協議の結論は日米安保協議委員会に報告され、その取り扱いは日米両国政府のそれぞれの判断にゆだねるものであり、両国政府の立法、予算ないし行政上の措置を義務づけるものではない、このように本院...全文を見る
○竹内(勝)委員 その中で研究が終わったものはあるわけですね、それをもう一度。
○竹内(勝)委員 一応区切りがついたというのは、全部区切りがついたのですか、もう一度。
○竹内(勝)委員 そうすると、その研究は、予算ないし行政上の措置ですが、そういったものはもう講じたのですか、あるいは今後講じていくのですか、どういうふうになっていますか。
○竹内(勝)委員 そうすると、この研究は、今後のプロセスですが、どういうふうになっていくのですか。ちょっとよくわからない。研究だけで終わって、行政上の措置なり予算の措置なりというものはないのですか。はっきりしておいてください。
○竹内(勝)委員 そうすると、イージス艦の配備はシーレーン防衛研究の結果ではないのですか。これは全く違った角度からイージス艦というものの配備を決めていった、こういうふうに理解するのでしょうか、もう一度御答弁。
○竹内(勝)委員 シーレーン防衛共同研究、ガイドラインに基づいたその研究でございますね、それが微妙にイージス艦の導入というものに関連してくるのではないか。これは全然関係がない、こういうように見ていいのか。私は微妙に関連してくると思うのですが、どうでしょうか。
○竹内(勝)委員 有事来援研究の具体的な内容として伺っておきますが、HNS、WHNSの研究等はどんなふうになっているのでしょうか。
○竹内(勝)委員 じゃ、このHNS、WHNSの研究というのはどこまで進んでいるのですか。
○竹内(勝)委員 具体的に進んでおるNATOと米国との間におきましてはどんなふうになっていますか。
○竹内(勝)委員 もう一度、くどいようで申しわけないのですが、有事来援によって米国とそれからNATOとの間で結ばれているWHNS協定、その前の段階として、同じように有事来援研究というプロセスを踏んで、そしてWHNS協定という形に進んだのじゃないのですか。私はそれがノーマルなものだ...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで、この研究という言葉は、これは日本と米国との間における独特なものですか。ほかにはないですか。
○竹内(勝)委員 日米のいろいろな協議が重なっていきますよね。いわゆる協議の積み重ねが研究ですか、もう一度答弁してください。
○竹内(勝)委員 それでは、この有事来援研究について、今回の白書にあるのは、WHNSについては「有事来援研究を行うか否かにかかわらず、本来、研究する必要がある問題」というふうに記述していますね。そして同じくWHNSについて、日米防衛協力のための指針、いわゆるガイドラインにおいては...全文を見る
○竹内(勝)委員 同じく白書にあるわけでございますけれども、五月上旬の第十八回の日米安保事務レベル協議で、「共同作戦計画の研究に係る後方支援面の問題点の洗い出しを行っていくことで双方の認識が一致」こういうふうに書かれていますね。これはどうなんですか、WHNSの準備作業が開始された...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、防衛庁長官に最後にお伺いしておきます。  私はいろいろと防衛白書を例にとりまして、シビリアンコントロールの行く末というものを、この白書を見る限りにおいては、例えば先ほどもここで申し述べましたが、全般的な防空作戦としての我が国の要撃として、「敵の航空機...全文を見る
○竹内(勝)委員 以上で終わります。
09月09日第113回国会 衆議院 内閣委員会 第5号
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○竹内(勝)委員 できるだけ簡潔に御答弁いただきたいと思います。短時間の中で何項目かぜひ総理にお尋ねしておきたいことがございますので、その点、よろしくお願いしたいと思います。  まず第一点、ここずっとリクルートコスモス問題がいろいろと報道もされ、また、ただいまも本会議におきまし...全文を見る
○竹内(勝)委員 今も本会議場におきまして、特別委員会の設置の趣旨というかそれに関してはわざわざリクルート等に関してということが挙げられておる。そういう中で告発をしたということは、どうも国会の方は静観した方がいいんじゃないかというようなことを言う人も自民党の中におるわけでございま...全文を見る
○竹内(勝)委員 それでは、「なだしお」の衝突事故に関して、先ほども先輩委員から御質問がございましたけれども、まず重要な問題は、特に雫石の四十六年七月のあの事件のときにも同じように補償問題、全日空と自衛隊、防衛庁との間におきましての交渉がいろいろと行われ、そういう中で一応肩がわり...全文を見る
○竹内(勝)委員 例えば遺族の立場から考えますと、法律上でいきましても、どちらか一方に対して一〇〇%の補償金を請求できるわけですね。そういう意味からいきますと、遺族が国を相手に裁判に持っていった場合ならば国が一〇〇%の補償を払わなければならない。こういうことから考えましても、これ...全文を見る
○竹内(勝)委員 それから、同じく事故に関連して申し上げておきたいのですが、去る八月二十八日、西ドイツ南部のラムシュタイン米空軍基地で行われた航空ショーで、イタリア空軍のジェット機三機が空中衝突した。数十人以上の死亡、百人以上負傷、大変な惨事でございました。  それから日本にお...全文を見る
○竹内(勝)委員 それから中期防衛力整備計画は、六十一年度から六十五年度までを対象期間として防衛力整備計画が進められております。この中期防以降をどのようにしていくのか、本委員会でもいろいろと論議は行いましたが、総理としての考えというものはどういうものなのか、この際はっきりしておい...全文を見る
○竹内(勝)委員 ちょっと時間的に制限がございますので、ほかの問題に移ります。  まず、先ほど角屋委員からも中国訪問に関しての御質問がございましたが、それに関連いたしまして、日中首脳会談で李鵬総理から、日中間の最大の懸案である光華寮裁判問題について、中国の基本認識にかかわる問題...全文を見る
○竹内(勝)委員 続けて、今度はサハリンの残留韓国人問題に関してお伺いしておきます。  これまで公明党、特に我が党の同僚議員の草川昭三衆議院議員がこの問題にずっと取り組んできたわけでありますけれども、先般、日本を経由してサハリン残留韓国人の韓元洙氏が四十五年ぶりに祖国韓国の土を...全文を見る
○竹内(勝)委員 聞くところによりますと、来週外務省と日本赤十字社がモスクワを訪問し、サハリン残留韓国人問題の細部について話し合う、このように伺っておりますけれども、概略で結構でございます、その内容をここで明らかにしておいてください。
○竹内(勝)委員 去る八月二十三日、レーガン米大統領は八八年包括通商・競争力強化法、この法案に署名している。新しい包括通商法が発効したわけですね。それで、レーガン大統領は、署名に当たりまして「「包括通商法は米経済の成長に貢献するものだ」と評価しながらも、「米通商代表部に特定の権限...全文を見る
○竹内(勝)委員 それに関連してといってはなんでございますが、米大統領選もこの十一月を目指していよいよ白熱というかそういう状況になってきております。そこで、お伺いしておきますが、竹下総理は、アメリカ大統領が選出されたときには就任式に総理みずから御出席されるお気持ちもあるというよう...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間でございますが最後に一問だけ。簡潔で結構でございます。  総理も御承知かと思いますが、六十二年度の防衛費が決算段階におきまして史上空前の規模で、円高の影響といいますか、そういったものがございまして、一%枠内におさまるのじゃないかというような実情でございます...全文を見る
○竹内(勝)委員 終わります。
11月02日第113回国会 衆議院 税制問題等に関する調査特別委員会 第17号
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○竹内(勝)委員 我が党は、不公平税制の是正、それから行財政改革、そういったものの徹底を図ることと、さらにまた高齢化社会、社会的弱者へのそういった対応など、二十一世紀を見据えた上での今後の長期展望というものが大事であるということをかねがね要望してきております。そこで、問題点を絞り...全文を見る
○竹内(勝)委員 そこで総務庁にお伺いしておきますが、この「行政改革」の中にも、「経済社会情勢の新たな変化に対応し、行政の役割を見直す」、このように言われておりますし、なおかつ、「行政をこれからの時代にふさわしいものに作りかえていく」、こういうように言っておりますけれども、その具...全文を見る
○竹内(勝)委員 この四ページ目にもございますが、「行政組織・定員」というところで、肥大化を徹底して抑えていく、特に第七次定員削減計画、これは削減目標六十二年度から六十六年度五年間で四万四千人、こういった削減計画を実施するんだ、こういうようにございますが、この定員に関しての進捗状...全文を見る
○竹内(勝)委員 この行政組織というもの、これは国民の行政ニーズに対応し、絶えず抜本的な整理合理化、こういったものが必要でございます。この前も報道がございましたが、総理府における広報予算汚職問題であるとかあるいは外務省のいわゆる株式マネーゲーム事件といいますか、そういうようなもの...全文を見る
○竹内(勝)委員 総理にお伺いしておきます。  総理は、去る九月二十七日でございましたか、「ふるさと創生」、多極分散型国土形成のため、そういった中で、特に政府主催の全国知事会議でこういうように述べたという報道がございます。新行革審で国と地方との事務再配分、機関委任事務、役割分担...全文を見る
○竹内(勝)委員 総理、そうすると、この七十九機関というものはめどというものがどうなっておるのか。今後どんどん延びていってしまうというような危惧を私ども抱くわけでございますが、七十九機関に関してはどれぐらいのめどできちっとした移転というものをやっていくのか、そういった面をもう一度...全文を見る
○竹内(勝)委員 専門家にしては、今の総理と似たような言い方で、わからない。どれぐらいのめどで、例えば三年とか五年とかいろいろあるが、その点をきちっと答弁してもらわなければ、何を言っているんだかわからない。どちらでもいいです。総理でもいいし、専門家でもどちらでもいい。どっちが専門...全文を見る
○竹内(勝)委員 総理に答弁させろよ。
○竹内(勝)委員 大蔵大臣にお伺いしておきます。  政府保有の株式の売却についてでございますが、NTTの株式の売却、私は軌道に乗っているとは理解しておりませんけれども、大蔵大臣はどういうふうに考えておるのか。また、ここにもあるとおり、「日本たばこ産業株式会社の株式の売却について...全文を見る
○竹内(勝)委員 そうすると、大蔵大臣、日本たばこ産業の株式売却に関してはNTTでさえこれだけ大騒ぎになって、そしてずっとこの株式の売却をやってきました。ところが、今回の状況というものは、どうも大変な、当初よりもどんどん株価も下がっておる。そういう意味で当初の計画から変えられたわ...全文を見る
○竹内(勝)委員 あわせてJRに関して、同じく、「JR各社の株式等の資産の早期かつ適切な処分に努め、極力国民負担の軽減を図る。」こういうように言っておりますが、運輸大臣、それから大蔵大臣、あわせて御答弁いただきたいのです。これはどうですか。じゃ、JR各社の株式については、今たばこ...全文を見る
○竹内(勝)委員 総理、今こういった例えば株式の問題一つ取り上げても、ここには非常に意欲的な、あたかもそういうふうに見えるような書き方をしていますよね。しかし、実質を各関係大臣にお伺いしますと、見通しは暗いですよ。この行財政改革、非常に厳しいものがあるわけでございますから、総理、...全文を見る
○竹内(勝)委員 時間でございますので終わりますが、あと福祉ビジョンの件に関してはまた次回に譲りたいと思います。関係の大臣、わざわざおいでいただきましたが、次回ということでよろしくお願いしたいと思います。  終わります。
11月22日第113回国会 衆議院 本会議 第19号
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○竹内勝彦君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま提案理由のありました臨時教育改革推進会議設置法案について、並びに文部行政全般にわたって、総理、文部大臣に質問いたしたいと思います。  まず最初に、昨日行われましたリクルート問題に関する調査特別委員会における証人喚問において、...全文を見る
12月20日第113回国会 衆議院 内閣委員会 第12号
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○竹内(勝)委員 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・民主連合の各派共同提案に係る附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     一般職の職員の給与等に関する法...全文を見る