武田一夫

たけだかずお



当選回数回

武田一夫の1982年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月23日第96回国会 衆議院 本会議 第8号
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○武田一夫君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま趣旨説明のありました昭和五十七年度地方財政計画並びに地方税法及び国有資産等所在市町村交付金及び納付金に関する法律の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案について、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  ...全文を見る
02月24日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
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○武田委員 田澤農林水産大臣に所信表明をいただきました。農政の基本的な問題、当面抱えている多くの問題につきまして、若干お尋ねをいたします。  ここ五年間の様子を見ていますと、東北から大臣が出たケースがもう三度目でございます。それだけに東北というものの置かれている農業の地位という...全文を見る
○武田委員 なかなか結構なりっぱな御発言、農家の皆さん方は大変希望を持ってその大臣の今後を見守るであろうと私は思うわけです。  そういう中で、大臣があちこちで御発言なさった中で、しかしながら農民にはいま非常に農業に対する意欲が欠けているという面もあるんだ、あるいはまた、そういう...全文を見る
○武田委員 いま一つ二つのお考えをお聞きしました。大胆な将来展望が必要であるというのは非常に貴重な言葉だと私は受けとめております。その意味では、いままでできなかった、しかしながらやらなければならない重要な農業の新しい方向への要因ともなるべき幾つかの問題、たとえば、適地適産という一...全文を見る
○武田委員 私は、今後の将来を考えるときに、農林水産行政というのはいまが非常に大事な時期じゃないか、こういうふうに考えているわけであります。俗な言葉で言えば曲り角農政というか、そのかじ取りをするのが大臣であり、かじの取り方によって日本の農業の盛衰も決まるのではないか、そのくらい重...全文を見る
○武田委員 いまその理由等もお話がありましたが、毎年毎年面積がふえてくる、当然いま言ったように転作割合の高い地域等が非常に苦慮している、これはわかります。ですから、これから進めていく上においてますますこうした問題が出てくると思うのですが、こういうような地域、聞くところによると、地...全文を見る
○武田委員 そういうことは期待していたのですが、現場に行ってみますと、そういう暗渠排水等に対する金のすさまじい少なさに唖然としているわけですね。この間も私が秋田県の方に行ったときに、農家の皆さん方が集まって、そういう暗渠排水等の基盤整備のために金が非常に必要なんだけれども、秋田県...全文を見る
○武田委員 そういうようなケースが日本のあちこちに——特にいま出されたものの中には北海道、東北というものが一つも見られていないわけでありますが、農村の中でも農業県と言われるような農業の多いような地域での対応のほどが出てくれば、われわれもまあうまくいっているんじゃなかろうかという一...全文を見る
○武田委員 いま局長が話されたとおり、大体五十二年から五十四年度、米とあるいは小麦、大豆との差を見てみますと、十アール当たり六万一千円程度です。そのために転作奨励金等を含めた、あるいは計画加算、団地加算等すべて整った場合に七万円ということで、これくらい間違いなく今後も続いていけば...全文を見る
○武田委員 兼業農家が非常に多くて集団化というものが非常にむずかしい地域も多々あるわけでありますが、そういうところに対しては特別何かてこ入れをしなければならぬという対応というものをお持ちであるかどうか、その点いかがでしょうか。
○武田委員 そこで第三期の問題についてちょっとお尋ねしますが、大臣は、第三期対策につきまして目標面積は現在以上はふやさないというような発言とか、今後農家が意欲を持って取り組めるような再編成事業に脱皮したいというような発言をされておるわけでありますが、大臣は、第三期の対策についてど...全文を見る
○武田委員 調整期間にしたい、いわゆる転作の定着化あるいはまた集団化を図るための調整期間であろう、こういうふうに大臣は考えていると私は思うのであります。いままでの対策を見ていますと、またそれに対する農家の対応を見ていると、確かに、いまだ緊急避難的な性格が多分にある。農業中心の県ほ...全文を見る
○武田委員 時間の都合でその程度にして、畜産行政について最後にお尋ねいたします。  まず現在の日本の畜産を取り巻く情勢が非常に厳しいということは、御案内のとおり、飼料高、あるいはまた輸入の拡大、そのほかいろいろな要素がございまして、非常に厳しい事態、試練のときを迎えているわけで...全文を見る
○武田委員 そこで、時間が来ましたので、ひとつお聞かせ願いたいのでありますが、これは局長にお尋ねいたします。  畜産対策についてでありますけれども、これからの日本はやはり転作と同時に大事なのは畜産行政ではないかと私は思っているわけでございます。畜産立国にすべきであると主張する方...全文を見る
○武田委員 草地造成改良面積、地域別造成実績、五十五年、五十四年、これは推定ですが、五十三年まで見ますと、土地改良長期計画が四十八年から五十七年までの十カ年間、四十万ヘクタールの草地を造成するという計画になっておりましたが、これがどうも、たとえば昭和四十八年が二万ですか、四十九年...全文を見る
03月08日第96回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第4号
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○武田分科員 私は、国土庁に対しまして、三全総の問題それから観光産業の問題についてお尋ねをいたします。  まず最初に、長官新しく就任されまして非常に張り切っていると思いますので、いま行われつつある三全総に対しまして、特に東北の開発という問題につきまして今後どのように取り組まれて...全文を見る
○武田分科員 いまいろいろとお答えをいただきました。国土の均衡ある開発あるいはまた定住構想の促進、まことに結構だと思います。この問は国土審議会の東北開発特別委員会がございまして、私もその委員の一人でございまして参加いたしました。過去何回かこの会合に出ながら、いろいろと東北の今後と...全文を見る
○武田分科員 データをちょっとお尋ねしたいのですが、昨年、あるいは一昨年でも結構ですが、東北地方にどのくらいの観光客がやってきたか。外人も含めまして、どのくらいの金が東北に落ちたのかというような、そういう数字的なものがございましたら、ひとつお示しをいただきたい、こういうふうに思う...全文を見る
○武田分科員 外国の観光客の呼び込みというのは非常に少ないし手薄でないか、私こう思うのですが、その点はどうですか。
○武田分科員 いま話を聞きますと、外国の観光客に対する呼び込みは非常に不足していると私思います。現実に世界各国の様子を見てみますと、非常に力を入れて、たとえば観光省みたいなものを設けつつ非常に力を入れている国もあるわけであります。私いろいろ話を聞いてみますと、多岐にわたっているが...全文を見る
○武田分科員 皆さん方は、観光開発のいろいろな効果はよく御存じだと思いますが、私も少し勉強してみますと、大変な直接的な効果があるということを改めて再認識いたしました。まず、大体七つか八つぐらい一応出てきたわけでありますが、一つは観光客の消費の支出による所得の向上というのが考えられ...全文を見る
○武田分科員 時間が来ましたので、最後に長官にちょっとお願いしたいのですが、いま振興局長さんが東北開発公庫の重要性というものを強調されましたが、どうもこれを何とか整理しようなんというとんでもない話が出ているわけです。いま開発している途上の重要なそういうものを、行管庁が何かいろいろ...全文を見る
○武田分科員 どうもありがとうございました。終わります。
03月08日第96回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第4号
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○武田分科員 私は、二つの問題についてお尋ねをいたしますが、一つは精神障害者の問題、それから腎疾患者に対する問題です。  まず最初に、腎臓病の予防ですが、この問題について予防を含めましていろいろと透析など大変な御苦労をしている患者が非常にふえているようでございますが、総合対策と...全文を見る
○武田分科員 それで、いま大体四万人を超える透析患者がいる、それが年々ふえているようでございますね。私は宮城県ですが、宮城県でも非常にふえているということでその対応に非常に苦慮しているわけでありますけれども、どうも設備のしっかりしたものを持っている病院というのは不足ぎみだというこ...全文を見る
○武田分科員 それはしっかりお願いしたい。  ところで、そういう透析を担当する方はやはり専門的な知識、技術を持たなくてはいけないわけですから、各病院でそういう方々を研修といいますか勉強させているわけですが、専門のスタッフが非常に不足しているということもあります。これは急がなくて...全文を見る
○武田分科員 大臣、これは本当に深刻な問題ですから、要するに透析患者がふえているのです。ふえているときに、たとえ一つのことであろうと、そういう数字的に出てきた、実質的にはそういう内容にすると言っても、患者さん方というのは、昔から病は気からです、そういうことを見ただけで心配するわけ...全文を見る
○武田分科員 ひとつよろしくお願いいたします。  それでは次に、精神障害者の問題についてお尋ねします。  百万人を超すと言われておるわけでありますが、これらの人々の社会復帰の問題を特に取り上げてお尋ねをしたいと思うのです。  大体いままで隔離対策が中心であった。ところが、最...全文を見る
○武田分科員 その事実、知っておりますが、熊本県のあかね荘ですか、かなり評判がいいのですね、聞きましたら。私はこういうものをもっと積極的に各ブロックに一つくらいをつくるくらいの気持ちになってほしいと思うのです。これは始まったのが新しいといいますから、そう急にできなかったということ...全文を見る
○武田分科員 こういう病気は不幸なことにふえているわけでございまして、それがたまたま一つの事件を起こすと、大変だということで、また治療処分とか保安処分というような変な話まで出てきまして、そういう方々はそれでなくても精神的に大変動揺の大きい、何といいますか、非常に振動の大きい性格の...全文を見る
○武田分科員 これは大臣にお願いしたいのですが、やはりそうしたものが考えられているということによって精神障害者を危険視するというような風潮や傾向が出てきたらこれは大変だと思うし、いま出てないとは言えないと思うわけですね。それだけに、そうした風潮を社会の中から払拭するためにも、やは...全文を見る
○武田分科員 わかりました。
03月08日第96回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第4号
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○武田分科員 私はまず最初に通産大臣にお尋ねをいたします。  いま、三全総が動き出してずっと来ておるわけでありますが、これは国土の均衡ある発展あるいは定住圏構想ということで、その中に占める通産行政というものの位置は非常に高いわけでありまして、特に東北開発という点一点にしぼってお...全文を見る
○武田分科員 国土庁来ていますか。  ちょっと国土庁にお尋ねしますが、いま通産省当局は非常に前向きにお考えでございますが、三全総の計画変更ということは今後ないというふうに考えていいか、その点どうでしょう。
○武田分科員 それでちょっと。この間、東北開発の国土審議会、いわゆる東北地方開発特別委員会、これがございました。そのときに具体的な方策一覧を出しましたね。それでその中に一、二、三と三つ分けてありますが、「現在計画又は実施中の事業のうち、東北開発促進計画期間中に」これは昭和六十年ご...全文を見る
○武田分科員 非常にありがたいわけですが、これをきちっとおくれずに定められた期間の中に行ってもらうことになれば、東北もいよいよ地方の時代にふさわしい好ましい環境を迎えた、希望、夢多きここ二、三年になるわけですよ。いま国土庁も、計画変更しないということ、局長のそういう答弁ですね。こ...全文を見る
○武田分科員 いま、テクノポリスの問題等含めまして、今後の対応というのを聞きました。このテクノポリス構想は非常に評判がいいようで、引っ張りだこだということで、東北でも三つか二つ希望した。エレクトロニクスあるいはまた通信技術などの技術先端産業と相まって、こうした分野は相当重要な品目...全文を見る
○武田分科員 東北が大きく伸びていくときのその大きな要因というのは、やはり国の力があずかって大きいということです。これは、今後もそういう部門が大変多いわけです。ですから私は、そういう方向で行ってほしい。それで、そういう民間の資本が大きく力がついたときにまた国のそういうものが少しず...全文を見る
○武田分科員 その決意をひとつ実行の面に移してもらいたい、こういうふうに思います。  時間が来ましたので最後に、いま申し上げましたような国に対する非常なウエートを東北は期待をしておるわけでありますけれども、並行してやはり地域開発のために民間の活力の導入は当然の責務でありまして、...全文を見る
○武田分科員 時間が来ましたので、以上で終わります。どうもありがとうございました。
03月08日第96回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第4号
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○武田分科員 私は、二点につきましてお尋ねをいたします。  まず最初に、最近とみに心配されております学校内外における児童生徒の暴力、非行の問題でございますが、その原因をどのように分析をされているか、それから、それに対してどういうふうな対応措置をこれまでなさってきているか、その結...全文を見る
○武田分科員 いろいろとお話ございましたが、たとえば校内暴力が起こるその要因、大体子供自身の問題もございましょう、家庭環境もあるでしょう、地域の問題もあります。さらにまた、いま大臣のお話の中にもありましたように学校自体の問題もある。そういうものが絡み合って、いろんな問題を起こして...全文を見る
○武田分科員 警察庁がいろいろと述べている、あるいはまたモニター調査などを見ますと、こういうようなことが言われているわけです。一つは、教師に対する暴力は計画的に行われているものが多い。これは六割以上である。それは教師に対して敵対感情を持つ、恨みを持っている、これは問題だと思います...全文を見る
○武田分科員 先ほど大臣から、豊かな心を育てる施策推進会議なるものを設けて総合的にそういうものをなくそう、こういう話もされましたが、その点にも触れたいと思うのです。  私立と公立と比べた場合、不幸にして、公立の方がそういう暴力行為、非行が多いというように私は思っています。たとえ...全文を見る
○武田分科員 その御配慮、ひとつしかとお願いしたい、こういうふうに思うわけであります。  豊かな心を育てる施策推進会議、これは、いままでいろいろと事業を行ってきたのを総合的にやるということで対応しようということのようでありますけれども、やはり私は一言言いたいのですが、こういうも...全文を見る
○武田分科員 私は、この経営の非常な厳しさというものを知ってもらいたいと思いますよ。特に過疎地域の私学というのは、これはもう大変ですわ。  一応、先生が給料をどのくらいもらっておるか、言ってみますか。これは宮城県の例ですが、三十七歳で十五万六千円というのです。五十歳で二十一万円...全文を見る
○武田分科員 終わります。
03月16日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○武田委員 五人の参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。いろいろと貴重な御意見をちょうだいいたしましたが、私も二十分の限られた時間でございますので、二、三質問いたしますが、ひとつ簡単にで結構でございます、要点だけお願いできれば、こう思います。  まず一番最初に、五人の皆...全文を見る
○武田委員 もう一つお尋ねします。  今回の法案の中での予算措置を見ますと、皆さんもごらんになっていただいたと思いますが、特別伐倒駆除ですね、これは聞きますと、枯れる松は年間で大体一千万本ぐらいは出るのじゃないか。果たしてこれに十分に対応できるのかという問題があるわけですが、こ...全文を見る
○武田委員 終わります。
03月17日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○武田委員 私は、松くい虫防除特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、大臣並びに林野庁当局に四点ほど質問をいたします。  大臣は、食事だそうです。大臣が来るまで十分間ということですが、おくれると困りますので、その点だけひとつよろしく御配慮いただきたいと思います。  最初...全文を見る
○武田委員 それを余り深く追うと時間がかかりますから、その辺にして聞いておきます。  ところで薬剤の問題です。空中散布に使われるスミチオンやセビモール、これは低毒性であるというふうに言われております。しかしながら、これはきのう参考人がおいでになったときにも私は話をしたわけであり...全文を見る
○武田委員 そうすると、今後これをさらに継続的に使っていったときも、間違いなくそうした危険というものは心配ないという確固たる保証というものはあるものかどうか、その点はいかがですか。
○武田委員 次に、私たちは前回法案審議の際に、空散に伴ういろいろな問題が必ず起きてくるであろう、被害の問題あるいはまたその実施の方法とかあるいは地域の問題とかいろいろな問題が起こるであろうということを想定しまして、二つばかり重点的な修正を提示したわけでありますが、それは拒否された...全文を見る
○武田委員 要するに、やるかやらないかということが問題なのです。というのは、昨年の六月二十日、林野庁主催で松くい虫防除のための農薬の空中散布についての意見交換がございましたね。それは御存じですね。
○武田委員 そのとき出されたいろいろの事例は記憶にありますか。どういうものが出てきたか聞いていますか。
○武田委員 ですから、私はそこが問題だと思うのですね。これは長官がかわるからわからぬとか、大臣がかわるからわからぬというような問題ではないのです。重要な問題なのです。何のためにこれは主催して、しかも偉い人がたくさん、学者さんたちも出ています。地域の方々も二十名か二十数名来てやって...全文を見る
○武田委員 それでは、中止の実態というのをとらえていますか。
○武田委員 それは市町村あるいは地域別に言うと何カ所ですか、いま面積で言ったのですが。
○武田委員 いずれにしましても、万全な対応をするというならばやはりはっきりとそうしたものを法律事項の中に明示しながらやることが必要最小限の条件ではないかと私は思うのです。  時間の都合でそれだけにとどめておきますが、あと同僚の吉浦議員も質問すると思いますので、次に特別伐倒駆除の...全文を見る
○武田委員 大臣がおいでになったので、大臣に最後にもう一度。  先ほど長官からも話があったわけでありますが、われわれが提示しております修正の中身の問題で、大臣としてどのようにこの問題に対応していただくかということは、われわれのこの法案に対する今後の態度にもなるわけでありますので...全文を見る
○武田委員 あと一分時間があるのですが、この辺でやめますが、いずれにしましても非常な被害が出ておるということを、そして各地から、特に、西の方からいろんなそういう被害状況なりいろんな苦情あるいはまた申し立てなどがあるわけですから、長官がさっき、内容がわからぬというようなことがないよ...全文を見る
03月18日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号
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○武田委員 私は、自由民主党、公明党・国民会議、民社党、国民連合及び新自由クラブ・民主連合を代表して、松くい虫防除特別措置法の一部を改正する法律案に対する修正案の内容を御説明申し上げます。  修正案はお手元に配付いたしましたとおりであります。朗読を省略して、以下修正の内容を簡単...全文を見る
03月19日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
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○武田委員 いま、日本の国は、水産業界は非常に厳しい環境に置かれております。燃料の高騰あるいは魚価の低迷あるいはまた後継者が非常に足らないとかいうような問題、それにまたこうした中にあって漁港が不備なところがかなり多いというようなこと、大変問題がありまして、どちらかというと、こうし...全文を見る
○武田委員 これまでのこの計画をずっと見てまいりますと、計画の期間、たとえば第三次が八年間、第四次が五年間、第五次五年、第六次六年、こういうようになっています。しかしながらその途中で、たとえば第三次のときは六年目、四次は四年目、五次も四年目、今回も五年目ということで早目早目とまた...全文を見る
○武田委員 だけれども、そういうものもあるのでしょうが、実際問題全部つくらないと入ってこれないというのも私のところにも従来あるのですからね。そういう砂の問題等は私たちも知っておりますけれども、技術的にむずかしいならむずかしいなりの対応を、ほかと違った条件があるわけですから、そうい...全文を見る
○武田委員 そういう過去の実績は承っておきますが、それにふさわしいような対応、努力を、水産庁としても全力を挙げてやって、この計画の達成に遺憾なきょうお願いしたい、こういうふうに思います。  そこで、先ほども地方負担の問題が出たのですが、確かに、町長さんあるいは市長さんなんかは、...全文を見る
○武田委員 最後に、大臣に決意を聞きたいのですが、今回の場合は特に必要な漁港について、緊急に整備する必要のあるものを選択した、四百八十だということでありますから、私が最初お願いしたようなことに対するいまと地方の実情を踏まえた対応、特に、この第七次計画では、いままではいろいろ期間的...全文を見る
○武田委員 終わります。
○武田委員 最近、日本の農業をめぐる情勢、ことに厳しいわけでありますが、畜産酪農に対する厳しさというのはひとしお、これはもうひしひしと感ずるわけでございます。畜産物が生産調整を余儀なくされている中での輸入の増大あるいはまた最近のいわゆる自由化の問題、しかも畜産酪農農家の経営が非常...全文を見る
○武田委員 次に、ことしの昭和五十七年度の畜産物価格の問題につきまして、これは生産農家の所得補償と畜産物の再生産を確保できる水準で決定することということが主張の中でいつもあるわけであります。いつも思うのですが、家族労働賃金ですか、この評価が非常にないがしろにされているようである、...全文を見る
○武田委員 時間の都合でそのくらいにして、最後に、畜産、酪農の経営安定のための金融対策ですが、この充実を期さなければならないということで、昨年来特にいろいろと御苦労なさっているようであります。  そこで、われわれももう昨年冬に現地を見たときに、特に、北海道中標津、別海等ああいう...全文を見る
○武田委員 酪農経営負債整理資金、これは酪農経営安定資金というのが二百億の枠で、百十四億を使っている。これは長期のものに走ったために百十四億くらいでとまっているのだということを伺っておりますから、いま、局長が話したように今後こういう状況をよく適切につかまえながら対応してほしい、こ...全文を見る
03月23日第96回国会 衆議院 大蔵委員会 第12号
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○武田委員 関税暫定措置法の一部を改正する法律案、政府が提出されたわけでございますが、その中身につきまして二、三お尋ねをした上で、最近非常に問題となっております貿易摩擦、農業問題について、私はお尋ねをしたいと思います。  この法案の提出の背景をよく眺めますと、まずこの貿易摩擦を...全文を見る
○武田委員 こういう措置によって、どの程度貿易摩擦の解消というものに寄与するかということを、この際深く考えなければならぬのじゃないかと私は思います。  政府としましても、各省庁にわたりましていろいろな不協和音が目立つとか思惑が動いているとか、政府・自民党の中における意見の統一が...全文を見る
○武田委員 聞くところによりますと、市場開放という問題について省庁間の主導権争いであるとか、そんなことまで言われておるのでは、せっかくの努力も水の泡になるのじゃないか。  これは、日本にとっては大変重大な問題でもありますし、いままでと比べ物にならない向こうの強い圧力というのは目...全文を見る
○武田委員 いま外務省と農林省に聞いたのですが、農林省に聞きますが、それじゃ、たとえばオレンジ、牛肉等、こういういわゆる的になっている残存輸入制限品すべてを開放して、お金に換算するとどのくらい向こうの方に入っていくか、それはどうですか。
○武田委員 大体五、六億ドル程度だろう、こういうふうに言われて、まことに少ないわけですね。これは認めるわけです。しかもどうです、日本は市場が閉鎖的であり、非常に制限的なそういう市場であると言われておるが、私はそう思わぬですが、ほかのヨーロッパ、アメリカと比べて、その点どうですか。
○武田委員 外務省は対外的な折衝のときには一番最初に出ていくわけですから、いまの農林水産省からのそういう説明等はよく理解をした上で事に当たっておるのかどうかということですが、そういういま申し上げたような事実、私も、ヨーロッパあるいはアメリカ等々のIQ品目のそういう状況を見てみます...全文を見る
○武田委員 大蔵省に聞きますが、日本の経済というのは輸出依存による成長というのが非常に大きいわけですね。現在もそれは大きいわけでありますが、今後も、もしこのままの情勢でいきますと、大幅に貿易収支というのは黒字を示していくんじゃないか、私はこう思うのです。これはどういうふうに見てい...全文を見る
○武田委員 五十六年度の貿易収支の特徴は、輸出が一七・二%と大きく伸びました。その反面、輸入は国内需要の停滞の中で一・九%の伸びにとどまっている。この輸出額の伸びで高い率のものは加熱、冷却用機器、こういうのとか、あるいはテープレコーダーあるいはまた船舶、科学光学機器という工業製品...全文を見る
○武田委員 要するに、いまアメリカでは、日本のやり方が不公正だということで大合唱が起こっている。  この間行かれた代表団の方々からも聞きますと、日本は複雑な非関税障壁でいままで日本の市場を閉鎖して、それで、かつて輸入制限で保護育成した電子あるいは通信機器、自動車、テレビ、こうい...全文を見る
○武田委員 時間が来ましたのですが、最後に農林省に。  私は、農林省は、もっと固い決意で日本の農業をしかと守るという方向の根回しをきちっとやるべきだと思うのですよ。たとえば、いま非常に心配しているのはアメリカが、特にカリフォルニアだそうですが、牛乳などもこちらに売りつけようとい...全文を見る
○武田委員 終わります。
04月07日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○武田委員 漁業災害補償法の一部を改正する法律案につきましてお尋ねをいたします。  昭和三十九年の創設以来、この制度は、中小漁業者の相互救済の精神を基調とした共済事業でありまして、その事業を通して漁業経営者の経営の安定に非常に重要な役割りを果たしてきたということでありまして、私...全文を見る
○武田委員 そういう決意でひとつきめ細かな対応をしていただきたいと思うのです。農業に比べまして、水産業というのはわりと粗っぽいような感じがします。いってみますとどんぶり勘定、これは漁業者の方にも半面の責任があると私は思うのですが、そういうことは否定できません。ですから、政府がもっ...全文を見る
○武田委員 二十トンないし百トン未満ですか、義務加入の対象とする条件が整ってきた、こういうわけであります。具体的にどういうような条件が整ってきたということか。そうして、そういう方々が今後その条件の整ったことによって着実に加入が伸びていくであろう、こういうふうに言うているわけですが...全文を見る
○武田委員 私はなぜそういうことを聞くかと言いますと、細かいデータは余りないのですが、この漁業共済の推定加入率をずっと見ていきますと、漁獲共済で漁船十トン未満が大体二八%、これは義務加入です。十トンから二十トン未満が四〇%、これも義務加入です。それから二十トンないし百トン、これは...全文を見る
○武田委員 これはそのくらいにしておきましょう。  ところで、補償額の計算の問題です。いろいろと現地へ行きまして聞いてみますと、限度額率の問題ですが、たとえば漁業経営の安定に資するということを考えますと、やはり再生産を賄えぬような補償水準では困るんだ、これはそのとおりだと思いま...全文を見る
○武田委員 これはやはり加入を定着させるためには中身を一つ一つ整備しながら、より経営者が安心できるような対応をこれからの努力でお願いを申し上げます。  そこでもう一つ加入の問題で私が痛感したのは、これは漁業団体とかそういう団体だけの力ではとてもだめだということです。ところが、ど...全文を見る
○武田委員 これは大臣にもお願いしたいんですが、見ていると、金を貸すことにばかり走る傾向があるんですな。たとえば、激甚災害のようなときは施設に対してはただで金をくれてやるでしょう。こういうことは喜んでやるんですよ。ところが、そういう指導をしながら入れるとかという努力が、どうも人手...全文を見る
○武田委員 赤字がどんどんふえているだけに、その赤字要因を連合会等が、あるいはまた掛金を出している漁業者の方が負担するとなると、またこれは大変な問題ですから、そういう事態が出てきたときにこそ、この共済というのは生きないといけないわけですから、そういう点も研究をしながら、中身をもっ...全文を見る
○武田委員 日和見的な対応であれば、これはやはりまずいと思うのですな。何らかの結論なり、一つの中間報告を通して今後の対応なりをわかりやすく、はっきりと示してやる必要があるのではないかと思いますので、今後の対応をひとつ十分にしてほしい、こういうふうに思います。  それから次は、ノ...全文を見る
○武田委員 これはよほど研究していただかないとノリ業者はつぶれてしまいます。これは間違いないわけですからね。市場に出てきているノリが高いわりには全然、サンマやイワシの例じゃないけれどもただみたいなものですから、この点はひとつよく調べて、実態に合った対応をしていただきたいと思います...全文を見る
○武田委員 養殖漁業というのは非常に注目を浴びているだけにそれに対する対応を前向きに検討していかぬと、これだけでなくほかにもいろいろなものが出てくるわけです。沖縄で原虫アマミクドアですか、これによってやられているわけですね。これも大変な問題です。いろいろとこういう問題を投げかける...全文を見る
○武田委員 それじゃ時間が来ましたので終わります。
04月13日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
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○武田委員 きょうは六人の参考人の皆さん方には大変御苦労さまでございます。  まず最初に、宮原参考人と、それから柴山参考人にお尋ねいたします。  私は、これからの日本の漁業というのは外交というものを重視しないと大変厳しい情勢にますます追い詰められるんじゃないかというそういう気...全文を見る
○武田委員 それじゃもう一度宮原参考人にお尋ねします。  私は宮城県ですが、漁業関係者とお会いしますと、どうも日本の漁業政策というのは、大きなものには非常に温かいのだが、小さい沿岸の零細、そういう方には非常に手薄だ、不公平だという声を聞くのですが、この点について何かお気づきの点...全文を見る
○武田委員 増田参考人、それから長谷川参考人、それから徳島参考人、三人の方にお尋ねします。  この燃油対策ですが、省エネ船を建造あるいはまた部分的に改造するという余裕、おのおのの業界にそういう余裕はどのくらいあるか、これから進めるに当たって果たしてこれが喜んで取り入れられるかと...全文を見る
○武田委員 それじゃ時間も来ましたのでこれで終わります。どうもありがとうございました。
○武田委員 私は、まず法案の質問に入る前に、最近、宮城県気仙沼市の市場、いわゆる魚市場の岸壁で韓国籍の冷凍運搬船第十一豊洋丸ですか、向こうの名前ではプンヤン号だそうですが、八百二十八トン、これが事故を起こしまして、不幸にして七人の死亡と六人の重軽症者を出したという事件がございます...全文を見る
○武田委員 まだ十分な調査ができてないようでありますが、関係者から言わせると、大変いろいろなミスの重なったものが結局一つの事件を大きくしたということでございます。しかも、こういうようなことは前々から予想されていたというようなことも——たとえば、このアンモニアガスによるそういうもの...全文を見る
○武田委員 そこで、省エネ船の問題でお尋ねしたいのですが、私はあちこち歩いてみますと、とても新しい船をつくれるような状況ではないわけですわ。きょうもお話を聞きましたら、確かに、そういう状況を裏づけるような発言がたくさんございました。いかつり漁協の会長さんは、希望はいまのところわず...全文を見る
○武田委員 最後に一つだけ。三百五十億の漁業経営負債整理資金、この貸付対象者というのは、減船関係漁業者または減船に匹敵する程度の合理化を実施する漁業者ということですね。そういう条件があるわけです。これから漏れた方々をどうするかという問題があるのですが、どちらかというとこういう人と...全文を見る
○武田委員 時間が来ましたので終わります。
04月20日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号
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○武田委員 私は、農用地開発公団法の一部を改正する法律案につきまして、まず最初に、外務省、通産省、そして大蔵省、経済企画庁、おいでになっていると思いますのでお尋ねをいたします。簡潔にお答えいただきたいと思います。  これから非常に重要な海外経済協力、この事業に当たりまして各省庁...全文を見る
○武田委員 その問題について、経済企画庁、通産省にもひとつ答えていただきたい。
○武田委員 そこで農林水産大臣、農業開発援助、これからの一つの大きな目玉として各地、特に東南アジアを中心とした、アフリカの開発途上国にとっては非常に期待されているわけでありますが、その海外援助計画の中の農業開発援助に当たって、大臣としては今後どういう方向でこれに当たっていくかとい...全文を見る
○武田委員 各省庁からいろいろと基本的なお考えをお尋ねしましたが、いずれにしましても、開発途上国の立場に立った相手のニーズを十分に把握した上での経済協力、これは一番大事でありまして、最近地域で、現地人の要望を聞かなかったかどうかわかりませんが、いろいろトラブルがあったというケース...全文を見る
○武田委員 協調体制でやるということは当然のことでありますが、農林水産業の技術協力ということは毎年人の面につきましても大変な増加ぶりです。非常にウエートが高まっている。それだけ要望がふえているということです。しかも、私は、技術協力と資金協力とは一体になっていかないといかぬというふ...全文を見る
○武田委員 種苗法の一部を改正する法律案につきまして若干お尋ねをいたします。  この制度は、国内における育種の振興並びに農業生産の向上等に果たす役割りは非常に重いわけでありまして、そういう重要性にかんがみましていろいろとお尋ねをするわけでございます。  まず最初に、大臣にお尋...全文を見る
○武田委員 そこで一つお尋ねしますけれども、五十三年の法改正のとき以来満三年、四年目に入るわけでありますけれども、その間の成果、どういうふうな成果が出ているかということも聞いておきたいな、こういうふうに思うわけでありますが、その前にそういう技術面あるいはまた、そうした対応というも...全文を見る
○武田委員 そういう実情をよくつかまえてしかと手を打っていってほしいなというふうに思います。というのは、これは国と県との関係も出てきますね。国がそういうことであると県の方もそうなんですよ、実際県に行ってみますと、先ほど島田先生も言ったように、わりと技術者というのは冷や飯食っている...全文を見る
○武田委員 ことしからでしょうか、新品種適正普及促進事業というのをやる。この中身はどういうことですか。
○武田委員 それでは次の問題としまして、品種の登録制度に対する認識の高まりがありまして、育種振興、農業生産の向上を図ろうという観点からこれは非常に評価されてきているわけでありますけれども、最近の出願品種の審査の問題です。要するに、非常に出願登録品種がふえてくる。調べたら五十三年以...全文を見る
○武田委員 十一名。当初は四人だったわけですね。ですから毎年少しずつふやしもしてきているわけでありますが、その当時九件だったのがいま六百八十九件ですか、ずいぶんふえているということで、この十一名で十分にそれに対応してきているものかという心配があったわけであります。局長から大丈夫だ...全文を見る
○武田委員 仕事が過重になりまして、肝心のこの正確、迅速というのが適正を欠くようなことにならぬような対応はしていかなくてはいけない、こういうふうに思います。  それでは、次に質問しますが、五十三年の六月の法案改正のときに、附帯決議を出しているわけでありますが、その中で「優秀品種...全文を見る
○武田委員 また、「良質の種苗の生産、流通を確保するため、種苗検査の厳正な実施に当たるとともに、種苗業者等が遵守すべき基準の適切な運用を図ること。」という一項目もございました。ここで、基準というのはどういうものかということなんであります。  それからもう一つは、五十三年以降、流...全文を見る
○武田委員 最後に、種屋さんから生産農家が種を買うということで、ある種を注文した。輸入業者と今度は種屋さんが契約しているわけですね。そうすると、輸入業者の段階で、入れた種が非常に菌があったということで、輸入業者は、これは入れてもしようがないというので、返しちゃった。ところが、その...全文を見る
○武田委員 時間が来ましたので、これで終わります。
04月21日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号
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○武田委員 山口参考人にお尋ねします。  こういう大変な問題をいまわれわれ考えるときに、一般に言われる一つの理論でございますが、当面この摩擦が解消したとしても、何らかの方法でこれは今後ともまた二度、三度同じような貿易摩擦の攻勢があるだろう、こういうふうに言われているわけです。そ...全文を見る
○武田委員 救仁郷参考人にお尋ねをいたします。  先ほど牛肉を安く、しかも安全に消費者に提供するようにいろいろ努力をなさっている、その努力をわれわれも知っているわけでありますが、しかし反面、先ほど妹尾参考人からお話がありましたように、やはり国際競争力をもっとつける努力はしなけれ...全文を見る
04月22日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第18号
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○武田委員 最近の日本に対する貿易摩擦、そしてまた農産物の市場開放、枠の拡大、日増しに強いように思うわけであります。私は、日本の農業、そして日本の食糧の問題に対して大変な心配をしている一人でありますけれども、国は総力を挙げましてこの問題の解決に取り組まなければならない、こういうふ...全文を見る
○武田委員 各省庁のお考えをお尋ねしていろいろお答えいただいたわけでありますが、日本がいま進めている集中豪雨的輸出といいますか、こういう日本経済あるいは経済構造を前提としている限り、やはり日本はこれからも米国など海外から農産物市場の開放を繰り返し突きつけられることは間違いない、第...全文を見る
○武田委員 そこで確認しておきたいのですが、経済企画庁や通産省、外務省ももし答えることができるなら答えていただきたい。  この世界経済の行き詰まりの中で日本経済が伸びていくためには、どうしてもやはり農業などの不効率部門は整理する必要があるのじゃないか、あるいはまた脱資源で高付加...全文を見る
○武田委員 いろいろと御意見を伺ったわけでありますが、それに対してどうこうと言いませんが、この問題は今後、いろいろな問題で取り上げなければならぬ、こう思いますので、後日また深い議論をしたい、こういうふうに思います。  時間の都合で次に移りますが、貿易問題がガット二十二条に基づく...全文を見る
○武田委員 こちら側としましても十分な準備をして対応していくということでありますから、われわれとしましてはその対応の仕方を十分にしていただくのは当然としましても、国際機関の中でわが国の立場を主張して、一つ一つ相手の非は非として、こちらの主張は主張として、しかと反論すべきものは反論...全文を見る
○武田委員 一生懸命やれば、それは周りの方は理解すると思うのです。私はそういうふうに理解をしておりますが、そういう気持ちでがんばってほしい、こういうふうに思うわけであります。  ところで、最近、非公式な申し入れといいますか、探りを入れてくるようなそういう話が出てきた。何か農産物...全文を見る
○武田委員 官房長官が経済企画庁の井川調整局長に対して貿易摩擦解消策第二弾の取りまとめ状況について報告を求める云々と書いてありますが、この第二弾の対応策の中で農産物の取り扱いについてはどういうふうになっているのか、この点についてお伺いします。
○武田委員 きょうの新聞に、鈴木総理が市場開放宣言を発表という大きな見出しで出ているのであります。これは五月七日の経済対策閣僚会議で決定する云々とある。もう間もなくこれを宣言するんでしょう。この中にそういう問題も入ってくるのかどうか。というのは、通産省が最近の新聞なんかで、二十日...全文を見る
○武田委員 農林水産省はどうですか。こういうことを聞いていますか。
○武田委員 関知してないこと、大事な問題がこういうふうに新聞に出てくるのはとんでもないことだと思うのですぞ。時間がなくなっちゃったのですが、これは前にも言ったのです。一つの重大な国家的な問題が新聞に大々的に出てくる。局長さんも御存じない。皆さん方、一番偉い方ですよ。しかも、今回の...全文を見る
○武田委員 終わります。
04月28日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
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○武田委員 参考人の皆さんには大変御苦労さまでございます。  先ほどいろいろと貴重な御意見を伺いましたが、私は宮城県でございまして、東北六県、農業地帯、いままで非常によく歩いてきたつもりでございますが、そのときどきに農家の皆さん方から私が見聞きしたことの中で、いろいろ不満やら要...全文を見る
○武田委員 終わります。
05月12日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第20号
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○武田委員 私は、農業協同組合法の一部を改正する法律案につきまして数点御質問申し上げます。  まず最初に、大臣にお尋ねいたします。  私は、日本の農業というものを考えたときに、国がいろいろと対応なさるのは当然のことながら、農業団体として大きな組織力を持ち、非常に団結のかたい農...全文を見る
○武田委員 大臣から一つの方向というものをお話しありましたが、私は、それはそのとおり、同感でございます。  ただ、その中身の中で私いつも思うのでありますが、やはりこの間も参考人の皆さんが来たときに、何の事業でも人が大切なんだ、事業は人なりということがあるではないか、こういうこと...全文を見る
○武田委員 結局、自覚の問題と言えばそれまでですけれども、国が大きな影響力を持っている一つの団体でございますし、向こうの団体も国に大きな影響力を持っている団体でございますし、その行動といいますか活動は、国民がよく注目しているわけですね。特に、米価運動とかそういうものに出てまいりま...全文を見る
○武田委員 これは重要な問題でありますから、指導の徹底と、そうしたトラブルを未然に防止するような対応を逐次徹底しながら作業を進めてほしいなと私はお願い申し上げます。  次に、農協における信用事業の拡充ということでありますが、この問題について、一つは他の金融機関との競合関係が強ま...全文を見る
○武田委員 それで、特例措置の適用を受ける具体的などういうところのどういう地域ということは、いまのところで予想されるのは大体どういうところでしょうか。
○武田委員 貸付枠は上限一五%拡大ですね。これはすぐ一気にやるものか、あるいはまたその地域によって段階的に何%か決めてやるものか、その状況はどういうふうにいくのか。それはどうなんですか。
○武田委員 特例措置の適用というのが必要がなくなった場合はこうしたものが解除するものかどうか、その処置はどういうふうに考えていますか。
○武田委員 ところで、私よくわからないのですが、員外、員内ということですね。員内というのはわかるのですが、員外というのは、どういうものを指して員外と言うのか、これをちょっと説明してもらいたいのです。
○武田委員 農林中金でも員外貸し出しをやっていますね。信連でもやる。両方とも員外というものの定義は、農林中金であろうと信連であろうと同じなんですか、それとも別なんですか。員外というもの定義、具体的なものは……。
○武田委員 それで最後に、員外貸し付けの基準といいますか、これはどういうふうになっているのか。なぜかというと、どういう職業にでも貸すものかどうか、その点でちょっと心配な点もあるわけです。ですから、その基準というものをちょっと聞いておきたいと思うのです。
○武田委員 時間が来ましたので……。これからオンライン化、いわゆる一般の金融機関並みの対応が普及していくわけでありますが、そうすると犯罪の中でコンピューターによる諸般の金融関係の事件も発生しているわけでありますが、信連はいままでそうした金銭的な事故はなかったということでありますが...全文を見る
○武田委員 終わります。
08月04日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第24号
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○武田委員 まず最初に、午前中からいろいろ問題になりましたブロック書簡なるものについてちょっとお尋ねしたいのです。  われわれは新聞等でいろいろと伺っておるところを判断の材料にしているのですが、言われるように通産省が農産物の輸入自由化のプッシュのために相当動いたというような事実...全文を見る
○武田委員 この追記文書に関して電話で連絡をとった、こういうことが言われていますが、やはりこの問題については、農林水産省というのが一番この問題を深刻な問題として受けとめていたわけですから、そういうときに、こういうようなことを連絡をとるのだということなどについて、農林水産省の意見な...全文を見る
○武田委員 ここで農林水産省に聞きますけれども、今回は書簡にしてもさっぱり知らないでいた。いろいろな状況も余り知らされなかったように私は思うのですが、これは関係ないと言いながら、国の重要な問題の中で、いわゆる一番の問題を抱えている農林水産省がつんぼ桟敷に置かれているというのは、わ...全文を見る
○武田委員 これは、言われているところ、どうも外務省と通産省との中の対外的な問題に対する縄張り争いみたいなものがあるのじゃないかということを言われていますね。この間、新聞でも、外務省が、通産省が五月七日電話で骨子を伝えたことは事前に知らされずに非常に残念であるということで、何か通...全文を見る
○武田委員 終わります。
08月19日第96回国会 衆議院 農林水産委員会 第25号
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○武田委員 私は、二つの問題を質問します。  一つは、稲作の作柄状況が、私は東北地方を歩いてみまして、非常におくれているということで大変心配しているわけでありますけれども、あとまた台風や長雨による影響もありまして、果たしてどういうような状況を現在まで当局がつかんでいるのか。今後...全文を見る
○武田委員 十日前後に上がったときには、大体十五、六日ごろ、お盆のころからちょっとお天気がよくならないと東北は大変だという状況ですが、電話なんかを入れて聞いてみましても、どうも宮城県なんかも天気がよくない、雨がぱらついているという状況ですし、技術だけの問題でこれは対応できなくなっ...全文を見る
○武田委員 それじゃ、もう一つ、これは水産庁にお尋ねします。井上部長さんおいでですが、大変御苦労さまでございます。  日米両政府間で先ごろ基本的に合意したいわゆる新日米漁業協定の問題ですが、いろいろ聞くところによると、日本側にとっては厳しいものがあるのじゃないかということであり...全文を見る
○武田委員 ブロー法というものによって今回の合意した新協定は手直しされているということは明らかです。日本はアメリカから、正直に言って一番魚をとっているわけです。ですから、これがどんどん漁獲量が多くなってくると、不思議なことに締め出しが強くなるということですね。いいお客様を締め出す...全文を見る
○武田委員 時間が来ましたので、最後に、外務省の方、来ていますか。いまいろいろと対外的な問題を考えるとき、外交というのは非常に私は重要な問題として考えているわけであります。いま教科書の問題でいろいろと御苦労なさっている文部省、外務省の関係ですね、この間は通産、外務、ブロック書簡の...全文を見る
○武田委員 終わります。