武田一夫
たけだかずお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月02日 | 第98回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号 議事録を見る | ○武田委員 まず、大臣に二、三点お尋ねいたします。 農産物の自由化、枠拡大の問題について、大臣は、今後絶対にそうした要求には応じないというかたい決意をお持ちかどうか、この点、まずひとつ確認しておきたいのでございます。 |
○武田委員 自由化の問題につきましては、人によっては、当面は強い抵抗を示すようであっても、時間の問題で、市場開放は必至であろうという見方をしている方もいるわけであります。できるだけ先に延ばすようにしているようではあるけれども、国際化に耐える農業をつくっていくことも非常に困難なだけ...全文を見る | ||
○武田委員 これまでの自由化あるいは枠拡大の問題等におけるわが国の対応は、農林水産省とか外務省、通産省、いろいろと思惑があって意見の統一ができないで、どちらかというと外務省や通産省が先にいろいろな発言をいたしまして、農林水産省が非常に迷惑をこうむったというようなこともあります。大...全文を見る | ||
○武田委員 大臣としても、農林水産省としてわが国の農業を守るという観点から、しかとした確信のある対応をとってほしいと思うのですが、どうでしょうか、大臣。 | ||
○武田委員 次に、農林水産予算についてお尋ねしたいのでありますけれども、今回の農林水産予算の全体を見ますと、非常に厳しい。財政事情もこれあり、農家の方々、生産団体もそのことを一様に厳しく受けとめているわけでありますが、いま日本の経済を見てみますと、やはり内需拡大型の経済運営へと転...全文を見る | ||
○武田委員 大臣に聞きますけれども、いま官房長が、地域経済を担う農林水産業の役割りが非常に重要である、こういう答弁をされました。とすれば、それにはやはりそれなりの裏づけをしてあげなくてはいけないと思うのですね。重要なだけに、それに対する対応。それじゃ、日本の農林水産業の国家経済の...全文を見る | ||
○武田委員 大臣に答えてもらいたかったのですが、いま答えの中に、農林水産業の国家経済の中における位置づけの指標の一つに、総予算に占める農林水産予算のシェアがどの程度のものかというのも大きな一つのめどになるということですが、私も、それは大事な一つの指標としてしっかりとしていかなけれ...全文を見る | ||
○武田委員 生産性の向上という問題で、EC諸国と同水準程度の農産物の価格の実現ということを一つの大きな今後の課題として取り上げているようでありますけれども、このためにいろいろな条件整備が必要だ。そこで、土地改良の問題で、果たしてこういうことが着実に、そしてしかも確実に実現できるも...全文を見る | ||
○武田委員 そこで、いままで第一次、第二次と計画がありました。それで、第二次土地改良長期計画、四十八年から五十七年ですか、これを見ますと、実績を見ると、進捗率が九五・三%。計画が十三兆円ですか、実績見込みが十二兆三千九百十億円。ところが、実質ベースでは、いわゆる四十七年度価格で進...全文を見る | ||
○武田委員 当初、三十二兆八千億というのは三十七兆円という要求であったと伺っておるわけでありますが、それが三十二兆八千億に圧縮されたということでありますから、このことによって、特に土地改良の立ちおくれの目立つ山間地などのいわゆる条件の悪いところの農地の確保に問題が出てくるのではな...全文を見る | ||
○武田委員 要するに、こういう計画が非常に立ちおくれることによって、いわゆるわれわれが一番問題にしている自給率の向上とかあるいはまた優良農地の確保とかと、いろいろ問題がありますね。いわゆる一番大事な部門が見通しが非常に暗くなってくるということがあるわけです。これは、漁港整備なんか...全文を見る | ||
○武田委員 時間がないので、それでは次に進みますが、優良農地確保の問題、これは非常に大切な問題でありまして、農林水産省が食糧の安全保障を大前提として、先ほども話がありましたように、国内で農地五百五十万ヘクタールを確保する、しかも、それは整備された生産力の高い優良農地である、こうい...全文を見る | ||
○武田委員 いずれにしても、造成と壊廃を見ていると、一万ヘクタールですか、減っていることは減っているわけですね。しかも、この減っていく部分というのは、一般的に優良な農地なんですね、大体平たんな。つくる方は山とか、そういうところが多いようですね。 それから、生産性の問題からいっ...全文を見る | ||
○武田委員 わかりました。それは今後の大きな課題だと思うのですね。これは、技術的な問題等含めまして、しっかり対応してほしい。先ほど土地の転用の抑制ということを強調されましたが、これもやはりしっかりとしてほしいな、こういうふうに思います。 それで、もう一つ、農地の管理が悪くて事...全文を見る | ||
○武田委員 それから農地の利用率の問題ですが、大体いま全国平均で一〇三%ですか。これは、一一二%くらいの見込みをしているわけですね。だから、それでは一一二%まで持っていくにはどうするのだという、一一二%という数字が出たその根拠はどうなんだというと、十分な説明がされていないように見...全文を見る | ||
○武田委員 この問題はこの辺にしておきますが、いずれにしましても、農地の保全ということは相当力を入れていきませんと、日本の将来にとって非常にゆゆしき問題が起こってくる。健康で豊かな食生活を保障して生産性の高い農業の実現、そしてさらに食糧の安全保障の確立というような問題にも蹉跌を来...全文を見る | ||
○武田委員 農家の人たちにとっては、早目にその方向性というのを教えていただかないと、いろいろな準備の都合もこれあり、特に、いままでは大変苦しい中で、大体全国的に転作目標を出された場合にはそれを上回る減反をしまして御苦労をなさってきたわけでありまして、その間に三年続きの冷害があった...全文を見る | ||
○武田委員 大事な点は、私は今後考えていただきたいことは、やはり消費者に好まれる米をつくることですね。大体おいしい米をつくっているところは、おいしい米は必ずみんなたくさん食べて、ちょっとくらい高くてもおいしい米を食べたいという人たちの方がいま多いのだそうです。ですから、そういうよ...全文を見る | ||
○武田委員 時間が来ましたので終わらせていただきますが、最後に、八〇年代の農政というのは価格政策から構造政策への転換である、こう言われているわけです。私は、やはり現在の転作奨励金、こういうものに対していろいろと臨調等でも厳しい指摘などがありまして、農家の皆さん方はこれはどうなるん...全文を見る | ||
○武田委員 食糧庁長官に対する質問はできなかったので、この次に回しますので御了解いただきたいと思います。終わらしていただきます。 | ||
03月03日 | 第98回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号 議事録を見る | ○武田委員 原材料の供給事情の変化に即応して行われる水産加工業の施設の改良等に必要な資金の貸付けに関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案及び水産業協同組合法の一部を改正する法律案、この二法律案につきまして、数点、御質問いたします。 まず最初に、前者の法案につきまして...全文を見る |
○武田委員 それで、水産加工業というのは第二次産業の一つとしまして、私の選挙区の塩釜などはその一つの代表的な地域でございますが、企業というのは大体中小零細が多いというのがその特色でございます。そういう意味で、こういう方々には特に国が心してきめ細かな対応をしてあげなければならぬとい...全文を見る | ||
○武田委員 そうすると、非常にきめ細かな対応をするための予算としては納得のできるものである、こういうふうに御理解をしていいわけですね。——そうですか。それは信じておきたいと思います。 ところで、そういう水産加工業者の経営の体質強化というものはなかなか思うように進まない。大変苦...全文を見る | ||
○武田委員 非常に脆弱な体質ですから、先ほど言ったように強固な基盤つくりをするということは非常に重要なことで、これはもうどんなにてこ入れしてもそれで十分だということがないような業種の一つだと私は見ているわけであります。 そこで、こういう制度資金云々ということも大事な問題ですけ...全文を見る | ||
○武田委員 そこで、水産加工業の経営の状況を統計的にいろいろと知ろうとするときに、聞きましたら七年置きに調査するのだということですが、水産加工施設資金の融資は昭和五十三年から始まっているわけですね。すでにもう五年もたつわけです。そうすると、七年云々なんというようなことはさておいて...全文を見る | ||
○武田委員 地域の皆さん方の声をよく聞きながら、十分な調査をして、これ以外の地域にも弾力的に対応できるような方法で検討してほしい、こういうふうに思います。 同時に、五十八年度から新たに水産加工経営改善強化資金制度ですか、融資枠が百四十億ということでありますが、これが発足するわ...全文を見る | ||
○武田委員 いずれにしましても、この設備資金と運転資金というのは両輪のごとく動かなくてはならないわけでありますから、それは十分に運用ができるように、そういう対応は地域の実情をよく確認しながらひとつやってほしい。私はいろいろ歩いてみますと、ある一部の方に偏る傾向がときどきあります。...全文を見る | ||
○武田委員 ひとつ十分なる対応をしていただきたいということで、この問題を終わります。 最後に、特定不振漁協等再建整備事業の指定ですか、これは漁協等の認定状況をずっと見てみますと、昭和五十五年度から五十八年度までの四年間で、計画百三十組合、しかし実績は十一組合と、きわめて少ない...全文を見る | ||
○武田委員 漁業経営負債整理資金融資助成事業ですか、昭和五十七年の融資枠三百五十億、そして五十八年度予算六百五十億とありますね。業界の方々なんかにちょっと会いますと、これはもっと使いやすい制度にできないものか、要するに融資条件の緩和にもう少し十分の配慮ができないものかということを...全文を見る | ||
○武田委員 時間が来ましたが、最後に大臣にお伺いしたいのですが、小さい方々はいつもいろいろと御苦労も多いから、ついわれわれにいろんな日ごろ思っていることを言うのですが、漁業でも大きなところはずいぶん恩恵を受けているけれども、中以下というのはさびしい思いをしているんだということを聞...全文を見る | ||
○武田委員 それじゃ、終わります。 | ||
03月04日 | 第98回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号 議事録を見る | ○武田分科員 まず大臣にお尋ねをいたします。 私は専修学校につきましてちょっとお尋ねをしたいと思うのですが、昭和五十一年ですか、専修学校という制度が発足いたしましてもう七年目に入るわけであります。専修学校というものの地位といいますか、その評価、どのようにお考えでございますか。...全文を見る |
○武田分科員 大臣、そういうのが専修学校学校なわけです。私はこの専修学校というのは非常に貴重な存在だと思うのです。というのは、大体大学進学は頭打ちで、特に短大などよりは専修学校へ行く子弟が非常に多いわけです。しかも、会社の方もここを出てくる生徒というのは非常に貴重な存在として、就...全文を見る | ||
○武田分科員 徐々になさっているその努力を、私もお話を聞いてわかりました。 しかし、現場の経営者やあるいは教員として長年携わってきている方々にお会いしますと、たとえば専修学校は学校教育法第一条の大学や高校とは違うものだということで、それで目的、修業年限とか教育内容、教員の資格...全文を見る | ||
○武田分科員 そういう関係者は非常な自信と誇りと希望を持っているんですな。ほかの学校なんかと比べるとけた違いにすさまじい。私は教育の原点がそこにあるように見ております。大学や短大と校舎なんかの規模とか運動場とか、いろいろとありますね。そういうものはさておいて、専修学校の存在という...全文を見る | ||
○武田分科員 もしそういう入ってないようなところがあるとすれば、これはやはり問題だということになるわけですね。そうですか。わかりました。 それでもう一つ。専修学校で、ことし五十八年から大型教育装置導入による経費の補助として、一億五千万ですか、取りましたね。これはちょっとみみっ...全文を見る | ||
○武田分科員 大臣、確かに財政事情厳しい、これはみんなだれでも知っている。だけれども、教育というものはそういうときにしっかりと、たとえどういうほかの雑音があろうとも厳然と守っていくのだという姿勢がないと——非行云々とかいろいろなことはありますが、国の政治をとるわれわれの考えの中に...全文を見る | ||
○武田分科員 私学助成のたとえば私立大学等の経常費補助、その次の私立高等学校等経常費助成費補助なども、御承知でしょうけれども、毎年これは二分の一に持っていく努力をしろというので一生懸命みんなが努力しまして、少しであるけれども希望のある運動をしてきた人たちがこれを見て、何だ、これが...全文を見る | ||
○武田分科員 時間が来ましたので、大臣、ひとつ私学の振興のために十分なる御配慮をいただきたいということを重ねてお願い申し上げまして、質問を終わります。どうもありがとうございました。 | ||
03月04日 | 第98回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第1号 議事録を見る | ○武田分科員 私は、腎疾患対策、この問題について質問をいたします。 これは昨年もこの分科会で一応問題にしたわけでありますが、ここ十年の間に腎疾患対策というのはいろいろな面で前進をしていることを私も認めます。特に近年の人工透析療法の普及と進歩、これによりまして、かつては死を待つ...全文を見る |
○武田分科員 このデータによりますと、やはり主婦、家事手伝いあるいは自営業という方々、これは健康診断を受ける機会が非常に少ないというか、非常に極端ですね。こういうところがかなり後で影響しているということも事実のようです。ですから、これは一つには保健所の役割りというものをもっと強化...全文を見る | ||
○武田分科員 いまテレビもあるわけですし、もっと多角的な対応さえすれば、もっと多くの方々に注目されるんじゃないかというわけで、アイバンクの例なんかもありますし、もっと幅広い対応をしながら、そういう提供者がふえてくるような環境づくりを一層進めてほしい、こういうふうに思います。 ...全文を見る | ||
○武田分科員 実はことしのお正月ですか、患者さん方とお会いしたときに、大蔵省がどうも透析ごとに現金を払うようなそういう方向を考えている。要するに、そうしますと毎回透析ごとに三、四万かかるわけです。支払うとなると、現金を持っていないと、しかもこれは月に百万やそのくらいないととてもで...全文を見る | ||
○武田分科員 そういう心配をかけるようなことが出てくるというのはかなり問題ですな。それでなくてもこういう方々は非常に神経質ですから、非常に申しわけないですが。そういうときに出てくると、現場の方では大変だということになりますので、そういうことをしかと注意を払いながら、話が出てくるよ...全文を見る | ||
○武田分科員 いろいろと配慮しているようですね。ただ、現場に行きますと、たとえば職業安定所に行きますと、治ったと思って行くと大体みんな簡単に断るというのですな。これはまずいと思うのです。やはりいろいろといまあるわけですから、もっとこういう方々が、自分は健康になった、透析をしながら...全文を見る | ||
○武田分科員 時間がちょっとあるので一言だけ。 病院が嫌うのはいろいろ理由があるわけです、ここでは言いませんが。そういうのを一つ一つ解決してやらぬと、お医者さんよりもお医者さん以外の問題の方がどうも多いようですので、ですからそういう条件づくりがあればもっと透析の効果が上がり、...全文を見る | ||
03月04日 | 第98回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号 議事録を見る | ○武田分科員 まず最初に、建設大臣にお尋ねをいたします。 私は、東北開発の問題でお尋ねをしたいのでありますが、三全総、四全総、こういくわけでありますが、見ておりますと、どうも余りさえないのですね。なぜかといろいろ考えてみますと、どうも予算的な措置がばらまき的なものが多いもので...全文を見る |
○武田分科員 これは国土庁なんかにも、私は東北開発審議会のメンバーの一人でありますので、毎回のように主張してきたわけでございますが、非常にたるいですよね。東北もテンポがおそいからそれに合わせているのだと言われるくらいおそいのです。それじゃいかぬと思うのですよ。ですから、大臣の期間...全文を見る | ||
○武田分科員 ここの状況はどうなっておるかというのをよく聞いてほしいのですが、一つは、国道四号線の町内車両交通量が物すごくふえておるということは非常な問題なんです。なぜふえてきたか。東北高速道路のいわゆる村田インターチェンジからの交通量が著しく増加したわけですね。それから笹谷トン...全文を見る | ||
○武田分科員 これは地図を持っているでしょう。(地図を示す)こういう状況ですから、ここにいただくわけですから、それでずっとこういって、ここまでいくわけでしょう。それからこちらの方に。これは高速ですから。これができる前にちゃんと、しかも早目にやっておかぬと、これから工事が始まると、...全文を見る | ||
○武田分科員 これは基本計画図が出ていますが、大体このとおりいく方向なんですか。 | ||
○武田分科員 大臣、基本計画図を見ると、これは理想的というか非常にすばらしいものなんです。そこに地元の方々がメリットを受けるようなものがずいぶん見受けられますよね。ですから、いま答弁あったような方向でやってもらえれば地元の人も心配ないと思いますが、なお今後これは相当活用の度合いも...全文を見る | ||
○武田分科員 それではまだ時間が残っておりますが、大変いい答えがいただけましたので、早目に終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 | ||
03月05日 | 第98回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号 議事録を見る | ○武田分科員 私は、いま新しい公害として全国的に注目をされております、いわゆる雪の多い地方、北海道や東北あるいは北陸を中心としてスパイクタイヤによるアスファルトの粉じん公害、この件につきましていろいろと質問してみたいと思うのです。 最初に、環境庁がおいでになると思いますので、...全文を見る |
○武田分科員 昨年、仙台弁護士会から、規制法令を定めて使用を制限せよというような意見書が出ていると思うのですが、御存じでしょうか。また、これに対してどういう対応をしているか、その状況をちょっと聞かしてもらえれば……。 | ||
○武田分科員 環境庁は、スパイクタイヤによる粉じん等調査検討委員会というものを設けているわけですか。 | ||
○武田分科員 この公害、これは予想以上に大変なのです。私はその典型的な仙台市に住んでおりまして、町を歩くときに一番ひどいのは大体二月、三月ですね。そのころは風の多いときなのです。そのときは、昨年の二月も一カ月間の粉じんの且壁というのは一平方キロ五十四トンなんですよ。これはもう大変...全文を見る | ||
○武田分科員 この問題はやはり地域の対策ではとても対応し切れないという認識はしていただいていると思うのです。日本列島は御承知のように細長いわけでありまして、やはりこういう起伏に富んで、気温とか積雪量などの気象条件も違ってくる。仙台は雪は余り降らぬのですが、仙北あるいは仙南の一部と...全文を見る | ||
○武田分科員 ひとつぜひよろしくお願いしたい。というのは、私はきょうは厚生省を呼んでおりませんが、人体に与える影響というものは相当心配なんですよ。 いま東北大学の医学部の先生方が中心になりましていろいろと追跡調査をやっているのですが、舗装にはタール分が含まれていますね。あれが...全文を見る | ||
○武田分科員 外国でもこういう問題があるのですね。聞くところによりますと、ドイツ、オランダはスパイクタイヤを禁止している。それからアメリカのミネソタ州では五年前から全面禁止だということなんで、日本もこの問題が出てきて余り時間がたっていないわけですから、こういう先進国の状況などよく...全文を見る | ||
○武田分科員 通産と運輸の方はおいでになっていますか。——低公害のスパイクタイヤの開発あるいはピンを使用せずにできないものかとか、いろいろと研究はしているのだと思うのです。この間、ある大きなゴム会社に行ってタイヤをつくっている技術関係者に聞いたら、やっているんだけれどもむずかしい...全文を見る | ||
○武田分科員 これはかなりむずかしいようですね。ただ、日本の技術力というか英知を集めてやれば、私は可能な問題でもないかとも思うのです。 スパイクタイヤとは別なんですが、何か自動的にチェーンを取りつけたり外せるというようなものもあるやにも聞いているし、あるいは取り扱いがめんどう...全文を見る | ||
03月22日 | 第98回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号 議事録を見る | ○武田委員 私からは、三点ほどお尋ねをいたします。せんだって一応要点の部分は質問いたしましたが、その後、多少いろいろと考えた中でもう一つ聞いておきたいという問題点でございます。 一つは、日本の水産漁業にとりまして非常に大きな問題となっている水産物の輸入の問題、これをまず最初に...全文を見る |
○武田委員 大臣、この問題は毎年のように非常に問題として取り上げられるわけですから、これはやはり日本の今後の大きな課題として、私はますます重要な問題を提起してくると思うわけです。ですから、こうした市場開放の要求あるいはまた入漁料の問題あるいはまた漁獲数量の削減あるいは割り当ての問...全文を見る | ||
○武田委員 いずれにしましても、日本の漁業、水産業界を取り巻く環境は非常に厳しい。しかも、国民のたん白源としての重要な魚というものを確保しなければならないという責任もございます。そのように見ますと、食糧自給の向上を図るという観点から、国民の嗜好に合った商品の開発、そしてその定着化...全文を見る | ||
○武田委員 これからの新しい世代の嗜好に合った魚の一つの食べ方として、重要な製品ではあろうと思うわけです。ですから、いま言ったコストダウンの問題、それから魚の欠点、いろいろな欠点がありますね、臭いとかそういうような欠点の除去のための加工技術の一層の向上という問題については、国もや...全文を見る | ||
03月23日 | 第98回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号 議事録を見る | ○武田委員 私は、まず最初に農林水産省にお尋ねいたします。 中曽根総理が訪米して以来、農産物の自由化あるいは輸入の枠拡大という話がしばらく小康状態というか、余り騒がしくなくなって静かでございます。これはどういう事情によるのかわかりませんが、今後どういう動きが予想されるものか、...全文を見る |
○武田委員 政務次官にお尋ねします。 大蔵省としまして、関税率の引き下げということになると、正直言って入るべき収入が入ってこないということでございまして、非常に財政難の折にいろいろと御苦労はあると思うのですが、国際的な協調と経済摩擦を解消するといういろんな努力の一つの結果とし...全文を見る | ||
○武田委員 次に、関税引き下げの影響ですね。特に農林水産業あるいはまた中小企業等々の影響もございますが、どういうふうにその影響を見ているか。それから、日本の関税率というのは、国際的に見ましてどういう水準にあるのか、高いものか、低いものか、妥当なものか、そういう点についての御見解を...全文を見る | ||
○武田委員 この関税率の引き下げによる影響は余りない、こう関税局長は話されています。 農林水産省にちょっとお尋ねしますが、そういう発言があったとしても、今後、今回対象にならなかった農産物に対して、諸外国からのいろいろな圧力等に屈した形で、あるいはまた話し合い等いろいろあるでし...全文を見る | ||
○武田委員 日本以外の国で関税率の引き下げ、いわゆる前倒しなどというのは行われているものでしょうかね。どうでしょうか。 | ||
○武田委員 とすれば、やはり日本としてはかなり前向きな姿勢で対応しているということで、これは市場開放に非常に積極的に取り組んでいるのだということを高く評価されてもいいはずであって、それをまたいろいろと無理難題を言ってくるということは、そういうものに対してやはり断固として対応してい...全文を見る | ||
○武田委員 桃とかナシとかというのはどこでもつくっているというわけではないのですね。大体指定された地域があるわけですから、そういう地域というのはドル箱的な、大変地域農業の支えになっているところが多いようですから、そういう影響があるというようなことがあれば大変だということでお尋ねし...全文を見る | ||
○武田委員 いまも課長が言われた近代化あるいは合理化、とれは当然推進しなければならない。安いコスト、質のいい品物、これは当然のことだと思います。それに対していろいろ対応していると思うのですが、その効果というのは、いま少しでもあるいはかなり出ていますか、どうでしょうか。 | ||
○武田委員 ひとつ耕作者の心配を取り除いてやるような努力も、総合的な対応を十分やっていただきたいとお願い申し上げます。 最後に、時間が来ましたので、ビスケット、チョコレート、これの問題で業界もかなり苦しいようです。いろいろ対応しているようです、消費者にとっては非常にいいことで...全文を見る | ||
○武田委員 時間でございますので、今後、この関税率の引き下げに当たりましては、国内産業特に農林水産というのは一番の風当たりが強いところでございますから、そういう産業への影響というものを十分に留意した対応をしなければならぬ、こういうことで国が総力を挙げてこの問題に取り組んでいかなけ...全文を見る | ||
03月23日 | 第98回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号 議事録を見る | ○武田委員 前回質問したのでありますが、多少確認をしながら質問したい点がございますので、漁船損害等補償法の一部を改正する法律案でまずお尋ねをいたします。 これは二点お尋ねをいたしますが、試験実施期間中における本制度の収支状況はどういうふうになっているのか。それからもう一つは、...全文を見る |
○武田委員 いよいよ十月以降、いま長官話されたように本格実施になりますといろいろと予期しないことも出てくるわけでございまして、加入している方々がふえてくるということは一つの支えでありますから、そういうよき条件をつくる対応にひとつ全力を尽くしてほしい、こういうふうに思います。 ...全文を見る | ||
○武田委員 また、組合に新規加入をしたいという場合、どうも加入を認めないという場合もあるんだそうでして、コネがないとだめだ、そういう話を聞くわけですが、こういうことがあるとすれば、これまたゆゆしき問題ですね。いままでそういうことはなかったかどうか。私は塩釜という地域で、かまぼこや...全文を見る | ||
○武田委員 それから、漁業者の老後の生活の保障ということですね。これから老齢化社会を迎えるときでありまして、老後の生活の安定と福祉の向上というのは大きな課題でありますが、特に漁業の担い手、後継者対策は、いわゆる農業、漁業、林業というものの中で林業と並んで漁業もかなり厳しい、後継者...全文を見る | ||
○武田委員 最後に、時間は十分あるのですが、余り遅くならないように気を使ってこれ一問でやめますので……。 いま新盛委員が非常にきめ細かい鋭い御質問をいたしました漁業経営の負債整理資金の問題ですね。これは先ほどのやりとりを私も聞いておりましたが、やはり効果的な有効活用ができる方...全文を見る | ||
○武田委員 それじゃ、時間は十分ほどありますが、終わらしていただきます。 | ||
03月24日 | 第98回国会 衆議院 農林水産委員会 第7号 議事録を見る | ○武田委員 森林法及び分収造林特別措置法の一部を改正する法律案につきまして御質問いたします。 農林業、これはわれわれの生活にとりましては非常に大事な分野でございまして、食糧生産という部門に携わる農業と、そしてもう一つ、最近とみに緑ということの関心度合いが高まってきておりますが...全文を見る |
○武田委員 昔から海の幸、山の幸という言葉もございますし、われわれの生活の中における幸せといいますか、その一つの大きな要素を備えているものではなかろうかと思うだけに、この際、やはり農業以上の重要な問題として林野庁も積極的に取り組んでいってほしい、こういうふうにお願いをする次第であ...全文を見る | ||
○武田委員 いまいろいろと理由を述べられましたが、それじゃ、この改正によってこうした問題が解決していって、将来、この目的とするような方向へ行くものかどうか、その見通しはどういうふうにお考えですか。 | ||
○武田委員 いまいろいろと話があったのですが、間伐の問題は後でいろいろと議論したいと思うので、次に、今回の改正で、保育、間伐を適正に推進するために市町村長の権限、役割りを明確にしまして、市町村の自主的森林整備計画作成によって森林整備の一体的かつ計画的推進を行う、こういうことだとい...全文を見る | ||
○武田委員 それはいろいろとまた後でちょっと質問しますが、それじゃ、たとえば計画の実行に当たっていく指定された市町村ですが、仕事は当然その職員にある程度の負担がかかってくるんじゃないかと思うわけです。ところが、いろいろと聞いてみますと、どうも町村によっては専門的に山だったら山の仕...全文を見る | ||
○武田委員 やはり計画は非常に大事であるわけですから、その計画がきちっと実行に移され、また、それがうまく進行していくような心配りをしてやらなければいかぬ、こういうふうに思うわけです。そこで、この計画作成そして実施に移るそのスケジュールというのはどういうふうに考えているわけですか。 | ||
○武田委員 そこで、いまいろいろ話が出てきたと思うのですが、地域林業整備育成対策事業ですか、現行ありますね、これを推進する市町村の計画策定と今回の森林整備計画とがどういうつながりを持っていくのか。要するに、何も特に今回つくらなくても、この中で間伐、保育の点に分収育林等の対応をしな...全文を見る | ||
○武田委員 山というのは造林、伐採、あるいは林道開設、それからいま言った保育、間伐、いろいろと総合的に推進していく中での作業がたくさんあるわけですから、私はその中で、それじゃいま間伐、保育が非常におくれているから、その地域についてはそういう中での対応も、十分に予算措置やらこういう...全文を見る | ||
○武田委員 それはその辺で。 ところで、森林整備市町村を指定する基準、これはどういうことになるのか。それからまた、指定されない市町村に対する森林整備というのはどのようにしていくかという問題があるわけですが、この点、あわせてお答えいただきたいと思います。 | ||
○武田委員 いまの二千ヘクタールの面積以下でも、そういう意欲的なところの地域については人工林率の問題で考える。大体いまどの程度を想定しているわけですか、人工林率の一定以上というのは。 | ||
○武田委員 それから次に、普及指導事業について。 私は、今後こういう事業を行っていく上において、普及指導の仕事というのは非常に大きなウエートを占めてくるのではなかろうか、こういうふうに思っております。私は、現状ベースは最低確保する、あるいはそれ以上の水準の普及事業を維持しなけ...全文を見る | ||
○武田委員 なぜそういうことを質問するかというと、たとえば林道の整備について、国、県、市町村で分担してやりますね。そうすると、たとえば県などが市町村に余り負担をかけないように自分たちの方でかさ上げといいますか、金を出しているわけですが、聞いてみると、大体二〇%から二五%ぐらいのか...全文を見る | ||
○武田委員 どうぞ十分な対応をしていただきたいと思います。 次の問題に移ります。 森林は、先ほども申し上げましたように、国土を守るという大きな役割り、われわれ人間に欠かせない大事な部門でございます。われわれ人間というか、国民にとっては重要な財産でもある、こういうふうに私は...全文を見る | ||
○武田委員 そうすると、そういうようなものはこれから中身をじっくり検討しながら、それができて提示をしながらこの計画が進んでいく、こういうことになるわけですね。 | ||
○武田委員 そこで、契約金あるいは収益についての配分、その割合ですが、一応どういうような内容で配分割合をいま考えているか。案があれば、また、考えていることがあれば聞かせてもらいたいと思うのです。 | ||
○武田委員 時間がなくなりましたので残った分はまたこの次にやりますが、最後に。 「分収造林契約形態別分収割合」という表を見ますと、森林開発公団の三者契約、二者契約の中で土地所有者が五とか六とか割合がいろいろありますね。それで、この森林開発公団の二者契約の場合、土地所有者、造林...全文を見る | ||
○武田委員 これはなぜ聞くかというと、この六、四というのは、造林者の方は六ではかなりきついのだそうです。これでは造林する意欲がなくなるという言葉を聞くのです。それが今後の割合の中で四、一、五になるのかどうなるのかわかりませんが、要するに、山を持っているいわゆる土地所有者が造林等々...全文を見る | ||
03月30日 | 第98回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号 議事録を見る | ○武田委員 三点お尋ねをいたします。 私たちは、去る三月の二十五日、大臣に畜産、酪農経営の安定的な今後の推進を目指しまして、価格の問題等を含めて八項目の申し入れを行いまして、厳しい情勢の中で十分救済措置を講ずるようにお願いをしてきたわけでありますが、いまるる質疑の過程の中で非...全文を見る |
○武田委員 それから、二番目にちょっとお尋ねします。 経営診断システムの普及の問題です。 最近聞くところによりますと、酪農経営にかかわる技術革新の一つとしまして、牛群検定とかあるいはフォーレージテストといった形で、コンピューターを使った経営診断システムが徐々に普及してきて...全文を見る | ||
○武田委員 ずっと回ってみますと、やはりこの経営というものの診断、これは非常に問題なところも見受けます。また、金を、これは貸す方も悪いのですが、そういう収支を度外視したようなものもときどき見受けます。一昨年か二年前ですか、北海道に行ったときなんか非常にそういう傾向がありまして、指...全文を見る | ||
○武田委員 最後に、二、三分時間があるので、大臣にちょっとお尋ねします。 今回の価格の問題で、新聞を見ますと、政治加算で救うしかないのじゃないか、こう言っているのですが、こういうことはありますか、大臣。 | ||
○武田委員 時間が来ましたので、終わります。 | ||
○武田委員 前回に引き続きまして、二、三質問いたしたいと思います。 現在、わが国の林業というのは、木材価格が大変低迷している、こういうところで沈滞ムードが漂っているわけでございます。これについての対応としては、大きくは景気回復を図るというような問題も含めましていろいろと考えら...全文を見る | ||
○武田委員 ここにいろいろと細かい値段の内容がありますが、これは申し上げませんが、ちょっと信じられないような現象が起きている。なぜ起きたか。私は、林業生産者あるいはまた木材提供者が消費者サイドのニーズを知らな過ぎたのではないかということの問題があると思います。これは、一つは、生産...全文を見る | ||
○武田委員 いま私が申し上げましたことはこの間伐材についても例外でない、長官もそのことは十分認識しているわけでありますが、市場調査を行えば、私は、今後相当の需要があるものと確信をしております。 そこで、このことは山村についてはなかなかわからない問題でありまして、やはり都市側あ...全文を見る | ||
○武田委員 私は、いまいろいろと申し上げてきたのでありますが、理解をしてもらえることだというふうに自信を持っておるのですが、林野行政にあっては技術対策はきわめて重要な位置にあると思います。そういう意味で、ある意味からいいますと、下手に補助金をたくさん使うこと以上に技術対策の強化の...全文を見る | ||
○武田委員 最後に、木材の需要を阻んでいる要因がいろいろとあると私は思います。たとえば建築基準法とか消防法あるいは労働安全法とか、そういういろいろなものがあるのでしょう。そういう基準法の存在が木材需要を阻んでいる要因になっているのじゃないかな。そうした中身を十分検討しながら、木材...全文を見る | ||
○武田委員 時間が来ましたので終わりますが、いずれにしても十分に山が活用できるという、これがやはり欠けている観点だろうということで、いろいろ申し上げました問題については今後ひとつ大きな課題として取り組んでほしいし、われわれもそのためにはあらゆる協力を惜しまず、日本が森林の、そして...全文を見る | ||
04月12日 | 第98回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号 議事録を見る | ○武田委員 四人の参考人の皆さん方には大変御苦労さまでございます。 まず最初に、川俣参考人にお尋ねを申し上げます。 先ほど、普及員が情熱と誇りを持ってその仕事に取り組めるようにすべきであるということをお話しされましたが、私もそのとおりだと思います。具体的にどういうような体...全文を見る |
○武田委員 吉田参考人にお尋ねいたします。 農政部長という立場で、大変御苦労が多いと思います。私は宮城県でございますが、こういう事例があるわけです。 一つは、現実には非常に忙しいわけです。特に生活改良普及員などというのは女性の方が担当しておる場合が大変多いんですが、非常に...全文を見る | ||
○武田委員 そういう場合、時間外勤務はきちっと一時間当たり幾らというのは出すんだと思いますが、宮城県の場合は、六時間までは出すけれどもそれ以上は出さないんだというようなことでして、これはちょっと不都合でないかと私思っているのですが、部長さんのところはどういうふうになっておりますか...全文を見る | ||
○武田委員 それから、星参考人にお尋ねいたします。 普及員の数ですが、先ほど話があったんですが、以前の状況で非常にアンバランスがあった。それが今日までずっと続いている。ですから、農業の密度とか農家の戸数とか、いろいろな状況を踏まえて、これはもう少し見直すべきでないかという声が...全文を見る | ||
○武田委員 堀井参考人に尋ねます。 私、これを見てみますと、普及員がどんどん高齢化になっていますね。ところが、採用が余りないのですよね。若手を育てていくということに非常に問題が出てくると思うのです。たとえば生活改良普及員の方に聞きますと、一人前になるにはどうしても五、六年はか...全文を見る | ||
○武田委員 最後に、普及員の資質の向上という問題ですが、正直言って、農家の方が非常に先取りをしていろいろな面で勉強していて追いつかない、そういう悩みを訴える普及員の方もいるようでございます。そういう意味で、先ほどあったように、どこへ行っても情報も早く提供してやる、あるいは技術の面...全文を見る | ||
○武田委員 終わります。 どうもありがとうございました。 | ||
04月13日 | 第98回国会 衆議院 農林水産委員会 第10号 議事録を見る | ○武田委員 農業改良助長法の一部を改正する法律案につきまして、いろいろとお尋ねをしたいと思います。 これは、五十二年の四月にも法の一部改正が行われまして、その際も、私は、いろいろ現地の状況を聞きましてお尋ねをしたわけであります。私は、普及事業につきましては非常に関心を持ってお...全文を見る |
○武田委員 ひとつその決意をいろいろな面に具体的に実行してほしいと思います。 ところで、国と県の農業担当者の間に、大臣の考えるような普及事業の重要性とか日本農政に果たす役割り等の考えに違いがあるとは私は思わないのですが、こういうようなところは、一つ一つ中央としてもその仕事の実...全文を見る | ||
○武田委員 現地を回ってみますと、普及事業が、行政の手先と言うとちょっときつい表現かもわかりませんが、往々にしてそういう方に流れがちである。言うなれば、行政の奨励事業のみがウエートが強くなりまして、本来の事業が十分に行えないような傾向もある、こういうことも聞くわけでありますから、...全文を見る | ||
○武田委員 自治省おいでになっていると思いますが、この点についての自治省のお考えを……。 | ||
○武田委員 これからは都道府県の自主性という問題が非常に拡大していくわけでありますから、そうなると、反面からいうと、これは補助金の使用の弾力化が広がるというふうにも考えられるわけでございます。その結果、都道府県によって事業水準あるいは事業内容に不均衡が生ずるようなことがあれば非常...全文を見る | ||
○武田委員 定額による予算については、前にも質問の中であったわけでありますが、たとえば物価上昇とか人件費の増高による場合の予算額の増額要求等ができるようなシステムというか、方向を検討しているものかどうか。自治省としてもこれについてはどういうふうに考えているか。 それから、今後...全文を見る | ||
○武田委員 次に、普及員の資質の向上についての問題を質問いたします。 事業は人なり、こういうことを言われますが、農業、特に人の問題というのは非常に重要な問題でございまして、普及員の資質の向上というのは非常に重要な課題でございます。そこで、普及員の資質を高めるための研修制度の強...全文を見る | ||
○武田委員 いろいろと各都道府県、国も最近特に力を入れているようなことは存じておりますが、なお、いわゆるコンピューターの普及する時代でもこれあり、それから今後バイオテクノロジーとか、そういういろんな問題が農村の中に出てくることは必至でございますから、やはりしっかりした技術と知識と...全文を見る | ||
○武田委員 農業改良普及員は五十六年の三月三十一日現在で九千四百八十五人、それから生活改良普及員が一千九百五十二人、大体合わせると一万名以上の方がいるわけですが、こういう方々はいままで、たとえば五十二年の法改正がございましたね、それ以来こういう方々はどのくらい研修に時間をとって、...全文を見る | ||
○武田委員 いまの年間勤務時間の六%という数字ですね、これは毎年の傾向としてはふえているわけですか、それともこの程度のレベルで来ているわけでしょうか。 | ||
○武田委員 やはりこれはちょっとまずいと思うのですね。私はもっとふえていてもいいはずだと思うのですよ。それは、やはり高度な技術を要求する、あるいはまた、後で質問をいたしますが、最近いろんな冷害等々における土づくりとか、やませの研究とかやっていますね。特に土づくりというようなことの...全文を見る | ||
○武田委員 その中で、女性が多く占めているこの生活改良普及員ですが、最近、夜にいろいろと会を持ったり、訪ねていくケースが多いのだそうです。ときにはもう十一時ごろに帰るときもございますということでございまして、今後生活改良普及員をこれ以上減らすということは私はないだろうとは思うので...全文を見る | ||
○武田委員 次に、農業改良普及員あるいは生活改良普及員、九千四百八十五人、千九百五十二人、これは五十六年三月三十一日現在の数字を申し上げました。東北を見ますと、農業改良普及員が、青森が二百二人、岩手が二百七十人、宮城が二百十人、山形二百人、秋田二百十六人、福島二百五十五人。それか...全文を見る | ||
○武田委員 この問題はこの程度にしておきますが、いずれにしても適正な普及員の数を確保できながら、その数によって地域の農政というものの発展やあるいは地域農業に対する取り組みが十分に効果があるような対策をこれからもう少し検討してほしいな、私はこういうふうに思います。 それから、今...全文を見る | ||
○武田委員 もう一つ聞きますが、非常に大事な情報提供があるわけです。最新の情報を早く的確にとなりますと、私も教育関係の仕事にも携わったのですが、文部省等々の仕事一つ見ていましても、中央志向型でございまして、なかなか地方によこさないという悪い癖があるのです。 それで、オンライン...全文を見る | ||
○武田委員 最後に、農業後継者の育成、確保の問題について、文部省にも来ていただいておりますが、学校教育との連携による青少年の農業の啓蒙、これはもっと中身のある、しかも実際的なものを教育の現場でもしていかなければならぬじゃないか。農業高校にしたってしかり。大学の農学部においてもしか...全文を見る | ||
○武田委員 じゃ、終わります。 | ||
04月19日 | 第98回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号 議事録を見る | ○武田委員 肥料取締法の一部を改正する法律案につきましてお尋ねをいたします。 まず最初に、今回の改正では肥料の登録制度の簡素合理化ということを一つの課題にしているわけでございますが、反面、肥料の品質保全、いわゆる安全性という問題で心配がないかどうかという点がございますが、この...全文を見る |
○武田委員 飼料、えさの場合、約二千二百万トンくらいあるんだそうですが、検査の網にかかるのは〇・五%くらいだ、こう聞いているのですが、肥料の場合はこれはどのくらいになっておりますかね。というのは、悉皆調査するわけでないですから、できればこれは全部やれればそれにこしたことはないので...全文を見る | ||
○武田委員 これは抜き取り調査をしているけれども、たとえば何年かに一回は総点検はしているわけですか。 | ||
○武田委員 さっき私は流通段階での事後検査を強化すべきだというふうに申し上げました。仙台肥飼料検査所の統計によりますと、流通段階での違反業者等々というのが、そんなにいっぱいでないのですが、昭和五十六年には五件。これは他の検査機関から依頼されて調べたところが違反のものがあった。それ...全文を見る | ||
○武田委員 次に、今回の植害。試験の成績を記載させる肥料の範囲ですね、これは具体的にどういうものを考えているかということが一つ。それから、この植害。試験の調査業務というものにつきまして、登録審査の迅速ないわゆる処理を図る上での検査官あるいはまた検査設備の一層の強化というものが必要...全文を見る | ||
○武田委員 そこで、検査体制の問題ですが、私はやはり検査体制で大事なのは人の問題、それから設備等の問題、それからまたそのための予算が十分とれるものかという点の対応というのが重要な問題だと思います。 そこで、実は私、この間ちょっといろいろと関係者に聞きましたら、仙台と札幌にあり...全文を見る | ||
○武田委員 この人たちは、分析等々の器械にかける以前の仕事もまた大変なようですよ。いろいろな試料を集めまして、それを整理しながらまた器械にかけて分析する。どっちかというと、器械にかけるときは楽なんですが、その前の作業がまた大変だというので、助手の一人も置いたらいいんじゃないかと私...全文を見る | ||
○武田委員 そこで、最近都市ごみのコンポスト化の問題があちこちで話題になっているようですが、家畜の公害のためにこのコンポストをやっている地域などはかなりうまくいっているわけです。岩手県などでは、住田町とか二戸なんかは、ふん尿処理のためのコンポスト化をやりまして、特に住田町なんかは...全文を見る | ||
○武田委員 時間が来ましたので、終わります。 | ||
05月11日 | 第98回国会 衆議院 農林水産委員会 第14号 議事録を見る | ○武田委員 私は、沿岸漁業整備開発法の問題につきまして三問ばかりお尋ねを申し上げます。 栽培漁業の問題につきましては、昭和五十六年の第九十四国会で、民社党さんの協力を得まして、わが党としましても栽培漁業振興法案というものを本委員会に提案いたしたといういきさつがございまして、非...全文を見る |
○武田委員 そこで、そういう場合、この法案を見ますと、国は技術開発の経費は負担するけれども、それ以外は県とか漁協等という感じがするわけですが、そういう広域的なものについては技術開発以外の問題も国が負担をすべきではないかというのがわれわれの主張でもあります。これは今後の一つの大きな...全文を見る | ||
○武田委員 そこで、技術開発、これは非常に重要な問題で、相当力を入れなくてはならないと私は思います。 マリーンランチング計画というのがありますね。これは、何か聞くところによりますと当初は一年間に十億くらいの予算は取りつけたいということだったけれども、結局は財政事情もこれあり、...全文を見る | ||
○武田委員 そこで、一番問題になってくるのは下水処理です。われわれの調べによりますと、これは二次処理あたりではとてもとてもだめで、三次処理でも一〇〇%いかないという現実がありまして、栽培、養殖漁業、いずれにしましても水の問題、これは気温の問題等もいろいろあるようですが、いずれにし...全文を見る | ||
○武田委員 各市町村でもこれはまだ七割ないし七割以上の不備なところもあるわけだから、早くしてもらいたいというのはわかるのですが、特に海を抱えている地域に対しては、ほかと違った重要性というものを考えた上での対応はひとつ検討してほしいということだけお願いしておきます。時間がありません...全文を見る | ||
○武田委員 そこで、各県の遊漁者対策の機関というのは専門的な内容ですよね。こういう問題、これからいろいろトラブルが起こったときの現場での処置ということを考えれば、各県にそういう指導機関がやはり必要じゃないかというふうに思うわけですが、どうでしょう。今後、現場主義ということを考えま...全文を見る | ||
○武田委員 それでは、終わります。 | ||
05月18日 | 第98回国会 衆議院 農林水産委員会 第15号 議事録を見る | ○武田委員 時間がございませんから、二点お尋ねをいたします。 精米流通研究会の報告の問題、いわゆる銘柄表示を禁止する、三点セット禁止あるいはブレンド構想というものが出まして、良質米の生産県を初め消費者などでも大変な反発といいますか、反応がございまして、いろいろと私の地元などで...全文を見る |
○武田委員 政府は四十四年以降自主流通米路線を進めてきたわけですが、今後はいわゆるこの路線も変更することなく進んでいくというふうに理解してよろしゅうございますか。 | ||
○武田委員 大臣にちょっとお尋ねします。 新聞でも連日この問題を取り上げて大変な反響があったときに、大臣が閣議でそのことは寝耳に水だとぼやいたそうでありますが、それは事実でございますか。――大臣に聞きたい。 | ||
○武田委員 遺憾なことだと言うけれども、大臣にとっても遺憾なことだ。これは重大な問題として連日新聞でも取り上げられまして大変な反響があったわけですが、それを全然知らぬというようなことが新聞に出てくると、大臣というのは一体何の存在だ、米に関しては関係ないのか、こういうように農家の方...全文を見る | ||
○武田委員 いま米の消費拡大がなかなか進まない、どちらかというとまた一層後退しているような状況の中で、私はこの銘柄米、良質米の果たす消費拡大の貢献度というものは大変なものだと思うわけです。だから、われわれに言わせれば、そういう地域の減反などはやめて、もうどんどんつくらせると言いた...全文を見る | ||
○武田委員 では、終わります。 | ||
05月19日 | 第98回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号 議事録を見る | ○武田委員 去る四月二十七日に東北、北陸地方を中心に同時多発しました山火事は、非常な被害を出したわけでございます。岩手県の久慈市、私も現地に飛びましてその惨状を見てまいりましたが、五つの集落が灰と瓦れきに化しておりました。山も、木々はすっかり焦げるように焼けておりましたし、宮城県...全文を見る |
○武田委員 私がいま長官にお尋ねした意味は、その教訓を今後の火災の対策に十分に生かしていただきたいという意味でお尋ねしたわけであります。というのは、昭和三十六年の三陸大火、それから昭和四十六年でしたか、呉市の山林火災という大きなものがございまして、そのときも恐らく担当者等はいろい...全文を見る | ||
○武田委員 なかなかわからぬようですが、調査中、不明ということで、不明にしてはならぬと思うような問題を含んでいると私は思うのですよ。ですから、これはしっかりと、しかも早急にやらぬといかぬと私は思うのです。この点ははっきりさせて、いずれはっきりした時点で御報告をいただきたい、こうい...全文を見る | ||
○武田委員 この報告書を見ますと、これは大体全部人為的ですよね、人が入ってやっているわけだね。これはそうでしょう。この調査では不明以外はたき火、たばこでしょう。森林火災というのは五千件以上ありますわね。その多くはこういう人為的なものであって、自然発火というのはほとんどないと言われ...全文を見る | ||
○武田委員 ひとつ十分に検討して万全を期してほしいと思います。 それから山林火災というのは、特に大きくなりますと、その鎮火に必要な人それから資材というのは早く大量に投入しなくてはいけないということになります。このための、何といいますか山林大火用の応急消防機械といいますか、それ...全文を見る | ||
○武田委員 今回、消火剤が足らなくて取りに行ったところもあるのですから、これは管理それから点検、これを怠ってはいけませんよ。いざ行ったらなくて、ほかの地域から持ってきたわけです。そういうどじなこともやっているわけです。ですから、管理体制と準備体制というのはいつもちゃんとしておかぬ...全文を見る | ||
○武田委員 なぜそういうことを聞いたかというと、宮城県の場合、県の幹部が状況はどうなのかと言って空からヘリコプターで見ているとき、自衛隊さんのあれが、消火はできないということでしばらく来なかった、何で県のヘリコプターが行っているのに来ないんだという現地の焼けた方々の素朴な声があっ...全文を見る | ||
○武田委員 長官、もう時間が来ましたが、今後いろいろと、いま申し上げた久慈とか利府町とか、その対応の中において困った問題を持ってくると思うのです。そのときはどうかよく聞いてやって、あらゆる省庁との連携の中で、しっかりとやはり救済に力をかしてやって、そして現地の皆さん方のこの災害に...全文を見る | ||
07月13日 | 第98回国会 衆議院 農林水産委員会 第17号 議事録を見る | ○武田委員 朝からいろいろと米価に関する問題が質疑されております。私も、ダブるところも相当あると思いますが、御勘弁をいただき、確認をしながら質問をさせていただきます。 まず最初に、私は次官に率直にお尋ねをしたいのですが、稲作農家を中心とした農家を取り巻くいまの諸情勢は非常に厳...全文を見る |
○武田委員 ずいぶんあっさりしているわけですね。 いろいろと農業全体を取り巻く環境の厳しさは指摘されていますね。十年間も一生懸命減反に協力をしてきた。農家の苦労は大変なものですが、毎年目標以上にやっておりますね、苦しい中を。特に、水田の中心となる東北の湿田地帯であっても大変な...全文を見る | ||
○武田委員 それは理想としてそう言っているのだけれども、現実はそうじゃないですね。 それでは、質問の通告の順序に関係なく、いまの話の中から……。 生産性向上ということが出てきましたね。これはいまどの程度進んでいますか。(「事務的なことじゃないよ、次官答えろ」と呼ぶ者あり) | ||
○武田委員 それは言っているわけですよ。ずっと言い続けてきたわけだ。だから、それがいま現実にどの程度そのとおりに動いているかということです。 優良農地の確保と言ったって、現実に毎年三万ヘクタールくらいは農地がつぶされているのでしょう、一つの例を挙げたとしても。どうですか。 ...全文を見る | ||
○武田委員 それはわかるのですよ。現実論というのが大事なんですね。そうでしょう。これからまたやるのだと言っても、いつまでたっても現実的な効果の話が出ないでこれからまた一生懸命やりますと言ったって、農家の人はそんなについていけないのです。 ですから、私が言いたいのは、そういう一...全文を見る | ||
○武田委員 それはわかります。確かに収量は上がった。労働時間も機械化の導入で短縮された。これは結構です。それじゃそれが農家経済に農家の手取りとして、収入として潤っているかどうかというのが問題です。 一例を申し上げますと、東北農政局の五十八年農業調査、これは一月現在です。 ...全文を見る | ||
○武田委員 いま米が余っていると言いましたね。米は過剰基調だ、こう言いました。では、どこにどのくらいあるのか、ちょっと具体的に説明してもらいましょうか。どの地域にどういう米がどのくらいあるのか。 | ||
○武田委員 ことしの十月末の端境期には十万トンくらいしか残らぬであろうということは、もう皆さん方に指摘されている。農林水産省もそれは認めている。それでさえも、その需給計画の中には、もう五十八米穀年度では古米が五万ないし十万トン入っての計画でしょう。これが間違いなくまたふえていくの...全文を見る | ||
○武田委員 促進費の問題、これは後でまたやりますけれども、節減合理化はどこを、どの点がやれると見ているんですか。人件費がやれますか。あるいは保管料等がやれますか。どこをやれるのか、ちょっと予想されるところを挙げてみてください。 | ||
○武田委員 何か外の要因を、何かこう他人任せですな。これはことしの暮れに消費者米価の中にはね返らないでしょうね。そうなったら、来年農家は袋だたきに遭いますからね。そのときは皆さん方は覚悟しなければならないと思いますよ。農家の人たちは静かなること林のごとしですが、これは動いたら火の...全文を見る | ||
○武田委員 それでは、もう少し努力をして今年度の農林予算あるいは食糧関係の予算が取れるところはないか。大蔵省との攻防もあるわけでしょう。農業の大事なことと、食糧の安定的な確保と供給という大事な国家の一大事に金を必死になって探そうとする気魄を持って、その努力をしてもらうということに...全文を見る | ||
○武田委員 それはわかっての話でありまして、だからそこにそれを説得し、納得させるだけの懸命の努力と運動というのか、行動というのが私は欲しいと思うのです。それがせめて万が一かなわないとしても、農家の皆さん方にとっては大変な心の支えになるのじゃないかと私は言うのです。それをこの期間中...全文を見る | ||
○武田委員 農家の生活というのはやっぱり考えてやらないといけませんよ。現実というものをもう少しよく見きわめた上で物事というのは考えなくてはいけないですよ。机の上では何ぼでも計算できるのだ。その点が非常に欠けていると私は思うのです。 時間がないから次の問題に入りますが、先ほど、...全文を見る | ||
○武田委員 それでは、先ほどちょっと触れましたが、その生産性向上ということ、このために余剰労働力が出てくる、それが農業の規模拡大という、そしてその結果農業における経営も安定していくという方向への動きというのは、どの程度、どういう状況になっているか。今後、見通しとして、それは間違い...全文を見る | ||
○武田委員 そこで、いつも問題にするのですが、それではこれから土地改良の問題、これは本当に農家の皆さん方が要するに生産性向上のための基盤整備としてしっかと受けとめてそれに乗ってくれるような、そういう予算的な措置を含めた対応ができるのかどうか。いままではずっとおくれているわけです。...全文を見る | ||
○武田委員 そういう諸般の条件整備はしてもらいたいし、努力してほしいのですが、肝心なのは、たとえば中核農家の育成と言っていますけれども、これは見てみましても、稲作を中心とした農家などでは専業と同じくらい、第二兼農家なんかに比べたらずっと収入が悪いのです。ことに私は一つの問題がある...全文を見る | ||
○武田委員 制度的に定着したとか、ひとり歩きができるようになったとか、こう言われておりますね。良質米というものの今日までの成長してきた過程というものを考えますと、大変な苦労と努力と手間暇もあるわけです。大体、いま一生懸命に天候にも強いものにということで努力しています。しかしながら...全文を見る | ||
○武田委員 時間も少なくなりましたが、本当にこれは約束してもらいたいと思うのですよ。いいですね。 米がこの程度で、一・七五%程度でもし万が一いった場合、それじゃ農家の方々は、今度は自分たちの経営や生活というものを考えた場合、出るものを少なくするということに一生懸命にならなくて...全文を見る | ||
○武田委員 結局、あるときにちょっと高く上げまして、そこでまたしばらくたって少し抑えているという傾向があるわけです、見てみますと。あるときはかなり高く、もうけている、グラフを、動きを見ていますとそういう傾向が私は感じられます。やはりそういうところはよく監視しまして、適正な価格とい...全文を見る |