武田一夫

たけだかずお



当選回数回

武田一夫の1988年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月22日第112回国会 衆議院 農林水産委員会 第3号
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○武田委員 私は佐藤農林水産大臣の所信表明につきまして、何点か御質問申し上げます。  現在の我が国の農林水産業は内外ともに非常に厳しい状況の中にございまして、このときに農林水産行政の最高責任者として日々を送られ、御健闘の大臣に、その御苦労は想像以上のものがあると思いまして、その...全文を見る
○武田委員 そこで、今くしくも大臣から、いろいろな暗いニュースばかりが多い。しかしながら、この暗い中にもしっかりと頑張っている青年後継者も多い。しかしながら、やはりこの暗いということは、東北など歩いてみますと全くこの暗さがひとしお深いものがありまして、その中で嫁の問題などは、特に...全文を見る
○武田委員 私たちが後継者の皆さんにお会いしたとき、若いお嫁さん方に聞きますと、農家が嫌いで来ないんじゃないという方々がやはり多かったのです。ただ、現実にはやはり農業経営の将来に希望がない、そういうところに不安と心配があるのだ。もし所得的に一般のサラリーマンと農家の所得が同じくら...全文を見る
○武田委員 私は、これから世界の食糧状況というのは非常に大変ではないかというふうに思うのです。食糧の供給というのがいつまでも現在のように安く大量に入るというような保証は全くない。これは今お話ありましたように、例えば中近東などでは生活様式が向上するに従って食生活が変わってくる。肉な...全文を見る
○武田委員 食糧というのは国民の命を支える重要なものでございますだけに、各国ともその食糧生産に特に力を入れている。しかも農業は自然が相手でございます。そういう産業であるために、天候の影響も受けやすいというハンディを背負っている。それだけにしかと守りながら育てていく、これがやはり国...全文を見る
○武田委員 現実の農業を取り巻く環境は、米をとれば減反また米価の引き下げ、牛肉も乳製品もサトウキビも値下げ、さらにパイナップル缶詰等は自由化、拾い上げると全く悲観的な空気ばかりが農業の周辺に漂っている。その中から力強く頑張れと言うならば、それだけの対応をやはり我々としては十分にな...全文を見る
○武田委員 農林省としては、例えば市場開放問題で米国の動きが非常に声高でございますが、果たして米国農家の声が反映しているかという面について、そういう情勢をどういうふうにキャッチしているかという問題であります。  山形県の農協中央会の会長が話しておりましたが、ガットの総会と同じこ...全文を見る
○武田委員 ひとつ懸命にそうした方向への取り組みをお願い申し上げたいと思います。  さて、二月のガット理事会で、日本政府はパイナップル缶詰を含む農産物の八品目の自由化勧告を受諾したのでございます。このことで我が国の農業は一段と厳しい市場開放体制のもとにさらされたということであり...全文を見る
○武田委員 なかなか厳しいやりとりがあったようでございまして、今後相当また御苦労なさるんじゃないかと思います。  牛肉は、御承知のとおり全国の農家で生産されておりまして、米とともに今後の日本農業の基幹作物と位置づけられているものだと私は思うのであります。その牛肉の扱われ方によっ...全文を見る
○武田委員 農家の皆さん方の不安を解消するためには、自民党の皆さんの中にも、自由化拒否を貫き、米国がガットに提訴するなら受けて立つくらいの気概でやらなくちゃいけないんじゃないかという議論もあるそうでありますが、これは国民、農村の皆さん方の心の代弁者でなかろうか、私もそういうふうに...全文を見る
○武田委員 農家の皆さん方は、こういう厳しい中でもそういういろいろな条件整備で対応していただくことによって外国との競合に打ちかとう、特に生食につきましてはこれから本格的にてこ入れをして、おいしい、新鮮で甘味の高いものをつくるという意欲に燃えておりました。この問題については、特に今...全文を見る
○武田委員 生産性向上を図れということで一生懸命増産すると、今度は余ったからその分減反せよでは、これは悪循環の繰り返しではないか、まことにそのとおりだと思うわけです。私たちは生産性向上なんて言わないで、十とれるところを八ぐらいとれ、田んぼをつぶすよりはその方がいいのではないか。そ...全文を見る
○武田委員 私は山形へ行ったら、酒二本とオランダセンベイ何箱かをお米と取りかえて消費拡大するとか、あるいは玄米ジュースをつくるとかおかゆをつくって販売するとか、いろいろ御苦労しているようでありますが、米消費拡大対策の具体的な九つのタイプというのを示しましたね。学校給食、純米酒、米...全文を見る
○武田委員 それから、おいしい米を食べさせることによって消費を伸ばそう、こういう努力が県内各地あるいは他県でも進んで、いわゆるササニシキを学校給食にという地域がふえています。ところが、これは負担がばかにならないわけです。農協と町、市で負担すると言ってもかなりの財政負担で戸惑ってい...全文を見る
○武田委員 そのときの財政的な負担が相当深刻に農協とそれから町に、市にかかってくるわけです。それでやろう、いいなと考えたけれども、計算してみたらこれはべらぼうになっちゃう。そこで今苦労しているわけなんです。ここのところを何とか研究していただきたい。それは丸々政府米と同じにするとい...全文を見る
○武田委員 余りこの問題は深追いしませんので、ひとつ懸命に取り組んでください。御飯食って糖尿病になったなんて言われると困りますから。  そこで、やはり食べ物というのは、子供のときから舌でつかんだものはずっと大人にいっても続くものだ、いわゆる舌で覚えた食歴というのは一生を支配する...全文を見る
○武田委員 問題なのは、日本型食生活を定着させれば米の消費拡大というものが間違いなくそれによって進むのか。パンがそれの中に入ってきて、パンの方が進んだとか、そばがいいとかなんというのでは、日本型食生活が定着したら消費減退なんというふうになれば、これは何のためにこのときに日本型食生...全文を見る
○武田委員 その問題はそれでいいでしょう。  ところで、子供のときから御飯をおいしく食べる、御飯はおいしいものだという習性を身につけさせる必要があるとなりますと、今小学校等から給食ですが、保育所や幼稚園の段階から、御飯というもののありがたさとおいしさというものをやはり体験させて...全文を見る
○武田委員 やはり今一貫教育ですから、場所によっては幼稚園と小学校が一緒になっている地域も出てきています。学校給食の量をふやすことはそう問題はない、それをやれるような方向を考えさせれば幼稚園から保育所からきちっとやれる、間違いなくそういう体制はございます。制度的にどうしてそれがで...全文を見る
○武田委員 それじゃ農林省と同じくらいうまい米をいろいろな角度からやらなくてはいけないということで、何かみんなと相談して対応したい、こう思っております。  最後に水産庁にお尋ねします。ソ連漁船の寄港問題についてお尋ねをしたいのですが、私の宮城県の塩釜市は二度目の寄港指定を受けま...全文を見る
○武田委員 その協議の結果というのはいつごろまでに出すつもりですか。
○武田委員 いずれにしましても、これは受け入れる立場の皆さん方の現状を考えると大変なのでございまして、そういうことを考えれば早急に安心した方向を明示してやってほしい、このことを私は強く要望いたしまして質問を終わらしていただきたい。何か五分食い込んだものですから、五分早目に終わらし...全文を見る
04月13日第112回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号
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○武田委員 森林開発公団法の一部を改正する法律案につきまして、七点ほど質問をいたします。  大臣には、牛肉、オレンジについては大変御苦労さまでございます。先ほども話がありましたように、これからが大事だと思います。これまでの数々の御苦労の上に、さらにひとつ一致団結してこの国難とも...全文を見る
○武田委員 国有林が林業に占めるウエートは非常に大きいわけでございます。この林業の公益性の確保、これはいつも問題になるところでございますが、それに対する財政的方針というのは非常に明確ではない。そうしたいのだけれどもなかなか金がそれにはつかない。これは価値を生むというよりも――本当...全文を見る
○武田委員 次に、今回の法改正によりましてもたらされる効用というものについてはどういうふうに見られているか、その件につきましてお尋ねをいたします。
○武田委員 第三セクターが主体となって森林の総合的利用にも資する事業が実施されるということに大きな期待を抱いているようでございますが、その具体的なものについてはどういうものを想定しているのか、そしてこの第三セクターが新たに実施することになる事業というのは大体どういうものを指してい...全文を見る
○武田委員 「森林環境の利用方法に関する今後の意向」という昭和六十一年三月の余暇開発センターの資料があるのですが、その中で一番多いのは三九・五%でふるさとの森、森林公園等に利用する、それから次に多いのがキャンプ場、それから観光農林園、シイタケ園とか山菜園とか、それから林間学校、サ...全文を見る
○武田委員 大蔵省さんにも来てもらっているんですが、いろいろと林野庁さんが要望した十分な手当てをしていただいたと聞いて、私も感謝しておるのでありますが、そういう中で、今私が申し上げましたように、今後事業の面で金がもっと必要になってくるというときは、それなりの御配慮をしてほしいと思...全文を見る
○武田委員 随分先のことまで答弁していただきましたが、今大蔵省の斎藤さんからいろいろ説明をいただいた。それによって林野庁さんも安心はしていいと思うのですが、これはさっきも話があったように、継続性の問題をひとつあわせて十分に御検討しながら、ここでは、「当分の間」と法律ではなっている...全文を見る
○武田委員 次に、第三セクターが新たに実施する事業として保安施設事業というものを挙げております。全保安林の面積の九六%が水源涵養林と土砂扞止林ですか、というもので占められている。第三セクターが新たに実施する事業というのは、こういうものとのかかわり、それから治山事業五カ年計画という...全文を見る
○武田委員 今森林公団が全国七カ所で仕事をやっておりますね。北海道、東北、東北では岩手県ですか林道事業をやっていますね。ああいう七カ所で行っているそういうものと第三セクターのつながりというものは考えられるわけですか、またあるわけですか。
○武田委員 次に、森林公団の事業として造林事業と林道事業の二つがあるということで、この間現地に行っていろいろと話を聞きました。その際、現地の皆さん方が非常に遠慮深くしかも力強く話されたことは――これは最低規模の人数でやっているようです。ですから担当面積もかなりふえているということ...全文を見る
○武田委員 昔余り必要でなかったものが最近価値が生まれてきた、評価されている。いろいろ時代の変化によって木も対応できるような、そういう見通しのできるような林業をすべきでないかという人もいるわけでありまして、これからの研究課題ではないか。そういう意味では、山に木を植えるだけが能でな...全文を見る
○武田委員 今の点について、林野庁でも一言何かしゃべってください。
○武田委員 いろいろと大変な状況はわかります。その中で、市場を開発する、加工技術の向上とか、もう一つはもっと安くできないか、新建材と比べると木造の方は割高であるというふうなところのいわゆる問題の一つとして流通経路にもネックがあるのじゃないか。問屋から流れてくる材料のマージンがかな...全文を見る
04月26日第112回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号
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○武田委員 漁業災害補償法の改正につきまして御質問いたします。  まず最初に、日本の漁業の将来展望について、きょうは大臣おいでになりませんから、次官の方にいろいろお聞きしたいのであります。  最近特に、海外漁場からの締め出し、二百海里問題に関係しましてそういう問題が非常に話題...全文を見る
○武田委員 問題はいろいろ多岐にわたっているのですが、そういう厳しい中で、特にあちこち歩きまして漁業関係者から出された問題。この間、私、高知県に行ってまいりまして、そのとき皆さん方が一番心配していたのは、日本は世界でも有数の水産物の輸入国でございまして、大体三〇%の輸入額が日本に...全文を見る
○武田委員 そこで、そういう状況の中でいろいろ苦労しながら漁災制度もずっと続いてきたわけでございますけれども、この制度の上に立って、まず最初に政府の基本的な考えを聞かしてほしいと思います。と同時に、漁業経営の健全化のためにこの制度にどのような役割を期待しているか、その点につきまし...全文を見る
○武田委員 漁業共済の加入が低調である、また余り魅力がない、そういう声は正直に言って聞かれます。昭和五十七年度の制度改正においても加入の拡大が一つの大きな柱だった。しかしながら、それが必ずしも十分に目的を達成されていない。いろいろな地域別のばらつきがあったり、漁業種類別のばらつき...全文を見る
○武田委員 その期待どおりいけばいいのですが、地元に行っていろいろ聞きますと、やはり掛金率の問題、割引あるいは割り増し制度の強化、それから掛金率の細分化という問題、それからまた制度上十年ぐらいの長期補償水準を固定化する制度等々というような問題についてもう少しやはりきめ細かに対応し...全文を見る
○武田委員 次に、ノリ特定養殖共済の件で、補償水準をもっと引き上げるべきでないかという声が私の地元なんかで聞かれます。うちの方はノリの養殖の方々、結構いるわけでありますのでそういう声があるわけでありますが、この点についてはいかがなものでしょうか。
○武田委員 この点、研究していただきたいです。実は、ある漁協で去年まで入っていた方々が二十二世帯がまるっきりことしは入らない。もうはっきりしているわけです。ですから、こういう方々が抜けていくということは、それなりにそこで生活してきてこの制度の中でいろいろと勉強しながら対応してきた...全文を見る
○武田委員 それからもう一つはギンザケの問題でございますが、このギンザケの地域共済が近く実施されるというふうに聞いておりまして、宮城県などでも十の漁協がこの問題で真剣に取り組んでいるわけでございますが、これを国の制度に持っていけないか、ぜひ持っていってほしいという要望が非常に強い...全文を見る
○武田委員 これはやはり、最初に手がけた方々への対応の仕方によってほかの地域のそういう動きが加速的に出てくるんじゃないか。ですから、宮城県が九十何%でほとんどだ、ほかがないということであれば、なおさらその地域で、こういうふうにやれば安心して取り組めるよという一つのものをつくってお...全文を見る
○武田委員 共済組合の赤字が多いわけでありますが、この主なる原因はどこにあるのか、これは改善の方策があるものか、このままいってしまうのかということなんですが、これはどういうふうに分析をしていますか。
○武田委員 全共済組合のうちの六組合については事業収支が黒字であることはデータで示されているわけでありますが、その組合の黒字の中身というのはどういうものか、ちょっと聞かせてもらえればと思います。
○武田委員 最後に、今回のこの責任分担の改正は、組合の責任部分については、被害の浅い部分についての負担を軽減し、被害の深い部分についての責任を重くするようでございますが、これはどのように各県の共済組合の収支に影響するかという問題についてひとつ御答弁をいただきたい、こういうふうに思...全文を見る
○武田委員 それじゃ、私の質問は以上で終わります。
05月11日第112回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
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○武田委員 農村地域工業導入促進法の一部を改正する法律案につきまして御質問申し上げます。  この制度は、農業地域への工業導入を積極的かつ計画的に促進する、そして農業従事者がその希望及び能力に従って導入される工業に就業することを促進するとともに、それと相まって農業構造の改善を促進...全文を見る
○武田委員 今実態をお聞きしました。通産省、おいでになっていると思うのでありますが、通産省の管轄の工業再配置法という制度があります。これによる企業、工場等のこういう地域への進出というのはどの程度あるか、この実態をひとつ聞かせてください。
○武田委員 両省庁から説明を聞きました。この企業誘致に関して、工場の団地造成をします。農工団地も造成するわけです、これは農林省も関係ありますけれども。通産省の関係の工場団地の売れ残りというのが結横ある、これで困っている、そういう町村、県がたくさんあると思う。  例えばこれは六十...全文を見る
○武田委員 それでは、例えばブロック別の工業導入の状況を見てみますと、全国的に導入済みというのは計画の三〇%しかないわけです。一部導入等を含めまして八三・七%になっているのですが、要するに完全に埋まっているところというのは三〇%しかない。特に全国平均を下回っている地域というのは、...全文を見る
○武田委員 まあ条件はいろいろあります。今話があったこのことは非常に重要な問題でありますから、そういう意味で今後広域的な対応というのが非常に重要なことになってくる。そうするとこれまでの造成した団地の中で、これまであったものをある程度整理整とんする、そういうこともあわせて今後のこの...全文を見る
○武田委員 通産省はどういう見通しといいますか、それを持っておりますか。
○武田委員 次に、外資系企業の導入促進という問題について、これがどういうふうな実態なのか、その今後の見通し、どういうふうに見られているか、このことをまずお尋ねしたい。
○武田委員 これから国内だけでなくて、やはりこういう外資系のものが入ってこれるような条件づくりが重要である、こういうことで期待をするわけですが、一方、日本の国から外へ出ていく日本の企業が結構今あるわけです。その実態をちょっと聞かしてもらいましょうか。どうなっていますか。
○武田委員 製造業が二二%と多い。こういう企業が海外に出ていくということがこの法案のいろいろな中に差しさわりがないということはないんじゃないかという心配がある。そういう意味で、国内で誘導できるような対応は、農水省も通産省も含めまして各省庁の協力の中でしかと対応しておかぬと、その事...全文を見る
○武田委員 それでは、最後に一括して、工業導入促進のためのいろいろな条件整備をこれからしなくてはならないわけですが、地元に行っていろいろな方々とお会いしたところでお聞きしたものを通して、いろいろと御質問申し上げます。  まず一つは、多様化する需要や技術革新の進展等の情勢変化に対...全文を見る
○武田委員 大臣に何もお尋ねしないのも失礼でございます。  最後に、この法案の中で企業の問題だけを取り上げたのですが、これが結局構造政策、いわゆる農地の拡大の方に余り効力を発揮してないということを言う人もいるし、そういうことも聞いている。これはこの間の池田さんでしたか、あの方も...全文を見る
○武田委員 終わります。
10月06日第113回国会 衆議院 本会議 第10号
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○武田一夫君 私は、公明党・国民会議を代表いたしまして、ただいま議題となりました低温等による農作物被害につきまして、竹下総理、佐藤農林水産大臣を初め関係閣僚に対しまして、一日も早く救済の手を差し伸べていただきたいという農家の皆さん方の切なる願いをお伝えしながら、その対応に万全を期...全文を見る
10月27日第113回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第4号
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○武田委員 私は四十分ですが、さきに農水の委員会でも本会議でも質問させていただきましたので、余りくどいことを申し上げませんで、重点的に確認する事項だけ御質問したい、こう思います。  まず、最初に内海長官には基本的な災害対策の問題についてお伺いして、後ごゆっくりお食事などしていた...全文を見る
○武田委員 続いて、長官、農林水産大臣一緒にお尋ねします。大臣二人終わった後で関連質問を文部省にお願いしてありますが、それは後でやりますから、そのつもりでお願いします。  八月九日から三十一日までの豪雨、暴風雨の被害に対する激甚災の指定が決まりまして、関係機関の皆さん大変お喜び...全文を見る
○武田委員 どうか事務方の皆さん方におかれましても、現地の皆さん方にそういう実情をお話しして、これは十一月中というようなことでなくて、なるべく十一月中旬くらいまでに出てくるということにしないと、今までのケースを見てみますと、結局十一月を越して十二月になる。年末になると農家の皆さん...全文を見る
○武田委員 その際、各研究機関、各地にあるわけで、研究の成果が上がっているようですが、この相互間の連携とかまた現場それから関係機関との連携の中で、それが効果的に活用、また発展的にさらに研究が進むというような横の連携、そういうものはうまくいっているものかどうか、そういう点の状況はど...全文を見る
○武田委員 どうもありがとうございました。  次に、気象庁さんおいででしょうか。お尋ねします。  東北を中心としたことしの異常気象というものは、冷害という形でいろいろ被害を与えているわけですが、ことしのこの異常気象というのはどういうふうに見たらいいのかという問題であります。世...全文を見る
○武田委員 私は、ある農業試験場に行きまして――東北というのは、御承知のように、岩手県、宮城県、青森県を中心として、やませで毎年苦労しているわけですね。そのために、いろいろ品種改良をして、耐冷性のものの研究が進んでいまして御苦労をしているのですが、やはりことしのような場合もっと長...全文を見る
○武田委員 これは技術上の問題、対策というのは多岐にわたっております。それだけに、これから相当人的、財政的な対応をしなくてはいかぬなと、私は正直言って痛感してきました。現地の技術者の皆さん方も、そのことをはっきりとお願いをしたい、こういうことでございましたので、今後もっと力を入れ...全文を見る
○武田委員 時間が来ましたので終わりますが、これは農家の皆さんにとっては一番切実な今最大の課題でございますから、十分にその意を酌んでいただいて、農家の皆さん方がこうした大変な中からまた元気に立ち上がって、来年もまた頑張っていただけるような万々の御配慮をいただきたいな、このことをお...全文を見る