武田一夫
たけだかずお
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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05月25日 | 第114回国会 衆議院 農林水産委員会 第6号 議事録を見る | ○武田委員 羽田農林水産大臣の所信表明に対しまして質問いたします。 大臣は所信表明の中で、「農林水産業は、国民生活にとって最も基礎的な物資である食料等を安定的に供給するという重大な使命を担っているほ か、活力ある地域社会の維持、生きがいの充足、国土・自然環境の保全など、我が...全文を見る |
○武田委員 るる御所見をちょうだいいたしました。 食糧政策の中で非常に重要でしかと守らなければならない方向というのは、今大臣もおっしゃいましたように、基本的な国民食糧はきちっと自国で自給するというのが原則。外国の農産物の無原則な輸入というのはとめなければならないというのが一番...全文を見る | ||
○武田委員 それでは次に大臣にお尋ねしますが、ここで私は改めて日本農業には豊かな未来があるのかというテーマを投げかけて、大臣に御所見やらお考えをお聞かせいただきたい。もしそういうものがあるとすれば、それを政策の中で大きく推進、実行していけばいいわけでございますから、これは国の内外...全文を見る | ||
○武田委員 私も大臣のお考えに似たように思っているのです。日本農業あるいは日本の農家の皆さん方は、日本の国民が一番期待している新鮮な安全な、それと安定、こういう国民の食料の基本的部分に対する対応というのには大体一致した考えがあるわけです。それにもう一つは安くこういうものがつくれれ...全文を見る | ||
○武田委員 ある人は、二十一世紀は農業の時代だと言う人もおります。それだけに大臣に課せられた期待は大きいのだと私は思います。ひとつそういう方向への取り組みをお願い申し上げたいと思います。 時間も限られていますので、最後に米の問題について、間もなく熱い米価の季節がやってくるわけ...全文を見る | ||
○武田委員 農協も「二十一世紀を展望する農協の基本戦略」の中で、例えば米は三割、麦、大豆は四割ないし五割程度のコスト低減を実現させる、これを二十一世紀の大きな課題として挙げている。基本的には国の考えに合うようになってきているわけでありますから、そういう中で、恐らく今後はお互いに意...全文を見る | ||
06月14日 | 第114回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号 議事録を見る | ○武田委員 最初に、堀之内農林水産大臣の御就任を心から喜び、御期待を申し上げておるわけでございます。私は、一度一緒に国内視察をされたとき、いろいろと見識あるお話をちょうだいしまして、大臣はいろいろな大臣の中でも今後の日本の農政を背負うには、ハイジャックに遭ったときの胆力といい、見...全文を見る |
○武田委員 私はいつも思うのですが、やはり将来展望というものの明確性、しかもそれは確実にそれを期待できるような、そういうものの提示を急がなければならないのではないか、こういうふうに思うわけでありまして、今回のこの農用地利用増進法の一部改正、それから特定農地貸付けに関する農地法等の...全文を見る | ||
○武田委員 いろいろとこれから各般の施策をしていかなければなりません。そこで、私は大臣に一つお願いしたいことは、例えば農用地の面積の国際比較を見ましても、日本と西ドイツなど見ても十四倍の開き、ECの場合でも十五倍ですか、フランスに至っては二十四倍、それからアメリカは百五十四倍、イ...全文を見る | ||
○武田委員 今局長から話がありましたが、構造政策の一層の促進というのが要請される背景の一つとして、いろいろあるわけですが、私はその一つが生産コストの一層の引き下げというこういう大きな命題を背負っての対応だというふうに思うのであります。 六十三年九月に若手農業者の意識調査という...全文を見る | ||
○武田委員 さらに、昭和六十三年一月の調査ですが、「圃場整備完了地区における農家の土地改良負担と農地流動化に関する調査」というのを見ますと、農家が経営規模を拡大する場合の農地の条件として、圃場整備済みが必要とするものが八〇%あります。また、圃場の区画は、三十アール以上とするものが...全文を見る | ||
○武田委員 こうした長期にわたる事業計画の場合に、予算の関係あるいはいろいろな条件がございまして、かなり工期がおくれるという場合が多うございます。その分が結局後に負担が来るという、ここのところは今後の一つの課題として、その分にかかわる負担の増については国が、あるいはいわゆる受益者...全文を見る | ||
○武田委員 この農用地の整備、六十三年度は農用地面積五百三十二万ヘクタールのうち田んぼが二百八十九万ヘクタール、そのうち整備済み面積が百二十五万ヘクタールで四三%、それから畑につきましては二百四十三万ヘクタール、そのうち整備済みが百十二万ヘクタール、四六%。これはまだ五〇%以下と...全文を見る | ||
○武田委員 それから規模拡大も大事ですが、耕地の利用率の低下という問題が一つありますね。それから耕地の荒廃、遊休化した農地の有効利用というものも考えなければならない一つの問題ではないか。この問題につきましては、やはりいろんな調査によりましても指摘しているものがございますので、規模...全文を見る | ||
○武田委員 農用地利用増進法の一部改正法案でありますが、生産性向上のための構造政策の推進、これは緊急かつ必要欠くべからざる課題でありますから、したがってこの政策を促進するためには改正が必要であると我々は思っております。 ただ、ここで一つこの法案について確認をしておきたいことは...全文を見る | ||
○武田委員 それでは、時間がちょっと余ったのですが、以上で終わりますが、いずれにしましても、この法案の改正によりまして、今後日本の農業の非常に重要な部分である構造改善の仕事が順調に、かつ将来農業の展望に明るい光を差しかける、そういうものにしてほしい、このために一層努力をしていただ...全文を見る | ||
07月01日 | 第114回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号 議事録を見る | ○武田委員 最初に政務次官にお尋ねをいたします。 毎年暑い季節になりますと米価で生産者、政府、いろいろと攻防を繰り広げられるわけでありますが、私はこれまでも米価の決定の際には、十三年ずっとこの場でいろいろとおつき合いをさせていただきました。これまでの米価のあり方といいますか、...全文を見る |
○武田委員 諮問の内容には「将来にわたり我が国稲作の健全な発展を図るとの観点」というのが一つございまして、それからもう一つ、「稲作の担い手層の生産費及び所得を考慮し」こういうふうにあります。これは具体的にどういうことなのか、具体的な事実をもって説明をしてほしいと思うのです。 | ||
○武田委員 それが稲作の健全な発展を図る、そういうものにこたえ得る、そういうことは間違いないと確信として言えるわけですか、次長、どうですか。 | ||
○武田委員 ということは、政府としましてはそういう方向性をきちっと打ち出していくということによって、今日本の稲作いわゆる米を生産する多くの担い手がお互いに努力をすれば間違いなく米でもって生活を支えることができるし、地域経済もきちっと支えることができるという、一つの具体的なそういう...全文を見る | ||
○武田委員 そういうくどくどしたこともわかるのですが、問題は、そういう算定方式を導入することによって、要するに今日本の食糧生産の、米の生産の担い手として頑張っている方々がそれぞれの分野できちっと生活ができるかということです。後継者がそれによって、そこにきちっと張りついていけるかと...全文を見る | ||
○武田委員 よくもくどくどと言ってくれました。 それは突然出てきたとかなんとかいうなら、もう少し時間をかけて、出てきたものには出てきた理由があるわけだから、一年くらいじつくりかけてそれこそこれは本当に妥当なものかどうかやるくらいの度量がなかったら、おかしいじゃないですか。それ...全文を見る | ||
○武田委員 次長、何か言うことがあったら言ってください。 | ||
○武田委員 国は、いずれにしても構造政策のかなめとして中核農家の育成強化ということを言っているんでしょう。正直言ってそれはさっぱり進んでいないわな。数字を見ても、中核農家と言われる方は減っているわな。この際、一—三というのは中核農家としての一番の中核にいる人たちだ。この人たちがよ...全文を見る | ||
11月14日 | 第116回国会 衆議院 農林水産委員会 第1号 議事録を見る | ○武田委員 鹿野大臣に質問します。隣の山形県でありますから、親しみを込めて丁重にやさしくやりたいところでありますが、きょうはちょっとそういかぬ事情がございますので、厳しさを乗り越えていくかもわかりませんので、その点御了解の上、ひとつ簡単明快に答えていただけば結構です。 三問、...全文を見る |
○武田委員 今週中に結論を出して間違いなく凍結をして、これが永久に凍結につながるというところまで頑張ってほしい。というのは、歴代の農林大臣の中で一番若いわけでありますから、これからは若い人がやらぬと私はだめだと思うのですね。そういう意味で、若さでいろいろな抵抗を振り分けながら、本...全文を見る | ||
○武田委員 それで消費減退ですね。このままでいいとは思わないのだけれども、大臣、そういういろいろなことをやってきて消費減退。大臣は、これはどうしたら消費が拡大するか。私が前にもいろいろ質問すると、そういうお金をかけていろいろやってきたから減る量がこのくらいでおさまっているのだ、そ...全文を見る | ||
○武田委員 それは一つのお考え、結構です。 私はこれは国民的な大問題だと思うのです。これは農業がつぶれる一つの原因になりかねない、米がこのままいきますと。御承知のとおり、水田というのは世界最高の土地である、財産だと言われ、我々もそう思っている。その効用というのは、食糧提供だけ...全文を見る | ||
○武田委員 やっても効果がないのはだめですよ。それで私は、そういうことをやるならば提案しておきます。 米祭り、大臣行ったことありますか。見に行ったことありますか。 | ||
○武田委員 行って何か感じることないですか、見られて、米祭りに行って。 | ||
○武田委員 だからだめなんですわ。米祭り、これは担当はどこ。どういう内容でどういうことをやっているか、大臣に説明してやって。 | ||
○武田委員 大臣、テープカットだけでなく中身をよく勉強してほしい。 それで、米祭りというのは大体一日か二日でしょう。私の宮城県の場合は、私はしょっちゅう行くんだけれども、大体デパートだ。しかも余りさえないところでやるんだな。ほかはわからないよ。もう少し祭りらしく派手に一週間ぐ...全文を見る | ||
○武田委員 もう質問をやめようと思ったのだけれども、長官、それはあくまでも国が中心の、国の財産だからそれはそうだけれども、国の考え方なんだよね。個別個別というけれども、最初に出てくるのはやはり、法律でそういう規定をされておると。だけれども、地域の皆さん方が協力をしてその地域をよく...全文を見る |