武部勤

たけべつとむ



当選回数回

武部勤の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第174回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
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○武部委員 こういう場で質問するのは十五年ぶりぐらいで、帰り新参というのが心境で、私はそんな難しく質問いたしませんので、大臣も肩の力を抜いて、率直にお答えいただければありがたいと思います。  ただいまも同僚議員の議論を聞いておりまして、この子ども手当支給法案というのは理念なき迷...全文を見る
○武部委員 今大臣がお示しになりました、メッセージを発するということは私も多としたいと思いますが、きょうの新聞を見ましても、奈良県と埼玉県で、幼い子供が親の虐待の後、亡くなっている、そういう痛ましい事件が起こっております。  私は、そのメッセージ性のことで言うならば、子供を育て...全文を見る
○武部委員 以前の長妻さんなら、そういう答弁はなさらないでしょうね。  それから、これは子供に支給するということが前提なんでしょう。私は、そういう考え方というのはあってしかるべきだとは思います。しかし、その子ども手当が子育てのため、教育や保育のため、育児にかかわる分野に支出され...全文を見る
○武部委員 まあ、党派を超えて。私は、政治主導、脱官僚というのは内閣主導じゃないと思っているんですよ。ちょっと今の考え方は民主党さんも間違っているなと思うんです。本来、国会主導ですよ。社会保障制度が政権がかわるたびにころころ変わったら、迷惑するのは国民なんです。だから我々は、この...全文を見る
○武部委員 国民から大事なお金を預かり、社会全体で子育てをしようというのであれば、無駄遣いをしないという原則にのっとって、必要な人に必要な手当てをする、手当てが行き届くような仕組みにしなければならないと私は思いますよ。  子ども手当は、完全実施すると約五兆三千億円を要する政策じ...全文を見る
○武部委員 政権交代を機に、せっかく国民の期待を得て皆さん方が新しい政権を担っているわけですからね、国民の期待を裏切っちゃいけませんよ。  私は、政権交代は小選挙区制の制度を導入する以上は必ずあり得る、こう思っているんです。ですから、これを民主主義の、議会主義の一つの転機にした...全文を見る
○武部委員 時間ですから申し上げませんが、そういう認識ではだめですね。やはり実情、実態をしっかり把握した上で、子ども手当もそうですよ。いろいろな手だてというものがあるんですよ。だから、やはりこの狭い国とはいいながら、南北に長い日本列島なんですから、長妻さんは冬の北海道に行ったこと...全文を見る
04月06日第174回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○武部委員 この部屋に入るのは農林大臣をやめて以来でございまして、山田先生の顔を見ると心臓がどきどきしてまいりました。  攻守ところを変えてという言葉がありますけれども、先般閣議決定いたしました新たな食料・農業・農村基本計画というものを見てみまして、基本的には我々の政権時代とそ...全文を見る
○武部委員 農家の所得の向上、これは言うまでもないことですね。  北海道でもどこでもそうだろうと思いますけれども、今、現場での一番大きい問題は農家間の格差だと思いますね。同じ面積で、同じ土地柄で、そして年齢的にも同じような担い手であっても、中には五千万借金がある人もいれば、五千...全文を見る
○武部委員 はい。では、委員長の御指導に従います。
○武部委員 自給率の問題などたくさん答弁漏れはありますけれども、まあ、いいでしょう。私も大臣のときには、もうちょっとお手やわらかにやってくれればいいのになと思って憎んだこともありますから。自分の経験から、この辺で我慢しておきましょう。問題提起だけは議事録にきちっと載りますからね、...全文を見る
○武部委員 答弁漏れが結構ありますけれども、先も急がなくちゃいけないから、次の機会にしましょう。  また、大臣の答弁などは、幾らでも我々は根拠を明らかにできますが、これは同僚議員の次の質問にゆだねたいと思います。  それから、佐々木さん、北海道は政府から、食料供給基地として頑...全文を見る
○武部委員 この基本計画は私は反対です。とても賛成できるものではありません。これだけ申し上げて、終わります。ありがとうございました。
11月01日第176回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○武部委員 まず、十月二十日未明、奄美大島で集中豪雨がありまして、三名の方が亡くなりました。道路も電線も、すべてのライフラインがずたずたになって、島民の方々は生きた心地がしなかったであろう、こう思います。亡くなられた方々に改めてお悔やみを申し上げ、そして被災された皆様方にお見舞い...全文を見る
○武部委員 政府の対応についてですけれども、地元の徳田毅代議士は翌日現地入りしていますよ。そういう言いわけがましいことを言うことが国民の信頼を損ねるんですよ。  それから、小沢さんの問題につきましても、これは今の話だとしばらく時間をくれというような話ですけれども、民主党というの...全文を見る
○武部委員 総理、あなた一人で今五分しゃべっているんですよ。言うべきことを全然言っていないじゃないですか。  国連で中国の温家宝首相が、国家主権と領土保全については一切譲歩しないと演説しました。これは、聞きようによっては、何が何でも尖閣を奪ってやるというふうに言っても過言でない...全文を見る
○武部委員 何をあなたはとんちんかんなことを言っているんですか。意図的にそういう発言をしているんですか。許しませんよ、あなた。  国連でどういうスピーチをしたかということを聞いているんだ。それは、何もしなかったら、しなかったと答弁すればそれでいいじゃないか。しかも、国会で演説し...全文を見る
○武部委員 送達できないでしょう。できないことは、はっきりできないと言った方がいい。  処分保留で中国に帰した時点で、検察は、はなから起訴処分することを放棄したんじゃありませんか。起訴するつもりのないのに、刑訴法四十七条を挙げて慎重に取り扱えという要望書自体は、ナンセンスですよ...全文を見る
○武部委員 官房長官は先般、我が党の石破君の質問に対して、事実上そういうことになるだろう、つまり、公判はできないと述べているんですよね。認めたんですよ。国会の発言をしっかり重視して、踏まえて対処してください。  きょう私はビデオを見ましたけれども、これはもう明らかに悪質そのもの...全文を見る
○武部委員 ここに告発状の写しがあります。法律家に見てもらう限りによりますと、要件に欠けるところはないということです。要件が整っている以上、検察官は告発を受理しなければならない義務があるんじゃないですか。この告発がなされてから既に半月以上も受理されず、たなざらしにされている。告発...全文を見る
○武部委員 それはいつですか。あすですか、あさってですか。何日たっているんですか。普通は一週間程度と私は聞いておりますけれども。もう一度答弁してください。いつですか。
○武部委員 これは本当におかしいですね。このまま時間がたてば風化する、そう疑われても仕方ないですよ、これは。私は、まことにその対応について許しがたいものを感じます。しっかり、一日も早く受理するように求めます。  次に、総理に伺いますが、九月二十九日、細野議員が尖閣諸島中国漁船衝...全文を見る
○武部委員 細野議員は、中国側とどんなことを話してきたんですか。
○武部委員 それでは、私の知る限りのことを申し上げましょう。  細野議員は、官房長官の密使として訪中し、同席したコンサルタントや中国外務省幹部らと足かけ七時間、関係改善の前提について会談したんです。官房長官、間違いありませんね。
○武部委員 また新聞を根拠にと言うと、低劣な質問と官房長官はおっしゃるかもしれませんが、細野議員は、大変なことを戴秉国国務委員と約束したんですよ。一つは、衝突ビデオは公開しないということ。二つ目は、沖縄の仲井真知事の尖閣視察の中止要請。そうですね。細野議員が屈辱的条件を日本に持ち...全文を見る
○武部委員 何とか師ということをおっしゃいましたけれども、これは読売新聞の記事に詳しく出ていますよ。それでは、これは間違いだと。これは重要な外交問題ですよ。政府は抗議しましたか。
○武部委員 これはいずれ明らかになってくることです、いずれ明らかになってくることですよ。官房長官、うなずいているが、そのぐらいのことをやる官房長官じゃないですか。しかし、いずれにしても、今問われているのは、我が国の二元外交ですよ。前原外務大臣、しっかりしてください。  それから...全文を見る
○武部委員 総理、領土問題には触れない方がいいですか。総理の考えを聞かせてください。
○武部委員 遺憾。それは遺憾なことでしょう。これは厳重抗議をしなくちゃいけないですけれども、どういう対抗手段をとりますか。
○武部委員 先ほどビデオを見まして、私が率直に感じた疑問を一つ申し上げて答えをいただきたいと思いますが、これは海上保安庁に聞くべきなんでしょうかね。なぜ現行犯逮捕しなかったのか、ああいう悪質な事案であるにもかかわらず。それを答えてください。
○武部委員 また、私はこれは政治判断が働いているんじゃないか、このように懸念されます。(発言する者あり)邪推じゃない。こういう問題は、あなた、邪推なんというようなことで済ませちゃいけないんですよ。事実関係をしっかり検証しなくちゃいけないですよ。  先ほど、新聞はいいかげんな記事...全文を見る
○武部委員 私は、政治主導というのは内閣主導じゃなくて国会主導だと思っておりますから、それは協力すべきは協力しますけれども、何といっても総理大臣のリーダーシップが一番問題なんですよ。  総務大臣、あなたは、ことしの六月二十日付の、富山県で発行されている北日本新聞の「時論」という...全文を見る
○武部委員 あなたのこのコラムを見まして、偉いものだ、いい大臣を選んだものだと、私はそのように感じたんです。  しかし、今、負の面があるとか、両方あるようなことを言っていますけれども、あなたの論調はそんなものじゃないんですよ。手厳しいですよ。日本の未来にとって、郵政見直し法案は...全文を見る
○武部委員 あなたの品格を疑う答弁ですね。これで、国民はあなたがどういう人物かということをよくわかったんじゃないですか。いいかげん過ぎますよ、答弁が。  さて、前原外務大臣、あなたは、十月十九日に開催された、日本経済新聞社、米戦略国際問題研究所共催のシンポジウムで、私はTPPに...全文を見る
○武部委員 農業というのは、経済的な価値だけではないんですよ。命の源である食料の安定供給、環境、国土の保全、地域社会維持などの多面的な機能を果たしております。外務大臣の発言には見識を疑います。  ちょっとパネルを見てください。私は北海道の出身でありますので、「農業が地域の雇用・...全文を見る
○武部委員 総理、外務大臣、農林水産大臣に。
○武部委員 WTOでは、多様な農業の共存と言っているんですよ。(発言する者あり)
○武部委員 こんな、農業予算、大事なところを削っていて両立なんというのは不可能ですよ。そんなことはみんなわかっている。信用していない。そんなきれいごとで済まされないですよ。FTAだってEPAだって時間をかけてやってきているんですよ。TPP、両立なんてどうやってやるんですか。  ...全文を見る
11月16日第176回国会 衆議院 本会議 第9号
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○武部勤君 私は、自由民主党・無所属の会を代表いたしまして、平成二十二年度補正予算案については反対、自由民主党・無所属の会提出の編成替えを求める動議には賛成する立場で討論いたします。(拍手)  ただいま、中川民主党予算委員会筆頭理事から過分なエールを賜りました。このことについて...全文を見る
○武部勤君(続) 編成替えを求める動議を提出いたしました。我々の内容をよく吟味していただき、ぜひ賛成の意思を示していただきたいと存じます。  最後に、菅総理、あなたは所信表明で、御自身の内閣を有言実行内閣と称されました。しかし、尖閣問題でも小沢問題でも、国民の声に対し余りにも鈍...全文を見る
○武部勤君(続) 言葉は心の声、行いは心の跡。総理を初め閣僚の皆様にはぜひこの言葉を拳々服膺されんことを申し上げ、私の討論を終わります。(拍手)