武部勤

たけべつとむ



当選回数回

武部勤の2011年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月21日第177回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○武部委員 私の大事にしている言葉の中に、天下のこと万変すといえども、我がこれに応ずるゆえんは、喜怒哀楽の四者に出ずという言葉があるんです。これは、一言で言いますと、政治というのは、国民の喜怒哀楽にどうこたえるか、その一語に尽きるんです。  菅総理とのやりとり、きょう一日聞いて...全文を見る
○武部委員 内閣支持率が二〇%を割ってしまうというのは、私は異常な事態だと思います。私も本院に籍を置く者の一人として、これはもう菅政権、民主党政権の問題だと思っていないんですよ。今総理がおっしゃったように、国民は、民主党の自浄能力がゼロであるということはもう知り尽くしているんです...全文を見る
○武部委員 声だけ力んでもだめなんです。国民は、菅総理は不退転の決意で政治と金の問題に決着をつけるとずっと前から言ってきた、しかし、口だけだと。そして、このたび、民主党における処分について、極めて中途半端な党員資格停止と。私は唖然としているんですよ。国民は唖然としていると思います...全文を見る
○武部委員 全く国民の皆さん方はそう思っていないと思いますね。  また、我々の国会における対応、今国会冒頭から予算委員会のスタートがおくれましたね。それは、野党六党が共同で小沢さんの証人喚問要求をいたしております。このことに対して、毎日のように予算委員会の理事会で、私ども野党は...全文を見る
○武部委員 六野党の証人喚問要求に対して、真摯かつ重大に受けとめ、衆議院での予算案通過までに責任を果たす、このように答えているんです。(発言する者あり)そんなこと、よう最大限努力するなんて、横から水を差すような恥ずかしいことは言わない方がいい。  政倫審は、小沢さん、出るんです...全文を見る
○武部委員 もう予算委員会、衆議院の審議はかなり大詰めになってきているんですよ。予算案衆議院通過までにと言っているんですよ。そんな逃げ口上を言うから、国民は、中途半端だな、度胸が据わっていないな、やる気がないな、けじめをつけようとしていないなと。(発言する者あり)小泉時代とは全然...全文を見る
○武部委員 菅さん、あなたのすぐいらいらするその姿が、国民から見れば、情けない我々の総理大臣だと思っているんですよ。生徒にとって学校の先生は師ですね。国民にとって総理大臣も師なんですよ。あなたの言葉の軽さ、言葉がぶれる、後退する。(発言する者あり)政倫審に対する要求じゃないですよ...全文を見る
○武部委員 格好をつけているのは総理じゃないですか。もう少し冷静に議論をできる、そういう予算委員会でなきゃならぬですよ。あなた、私も少し冷静になって申し上げますけれども、党内でのまとめもできないで、十六人の若き反乱軍が横行ばっこをしている中で偉そうなことを言いなさんなというのが国...全文を見る
○武部委員 いや、答弁は要らない。大体どの程度の答弁かわかりますよ。話し合おうなんて、これはもっとまじめに考えなきゃいけないよ。今、国民がこの年度末を迎えようとしているときに、きのう北海道・稚内、枝幸に行ってきましたよ。どういう状況か。みんなTPP反対の署名運動もやっていた、高橋...全文を見る
○武部委員 これは、簡単に言うと、国家にとって大事なのは三つある、一つは経済の安定。一つは国の守り、国防の堅持。一つは国民の信義、道義。そして、孔子は、弟子に問われて、この中で一番大事なものは何かと。信なくば立たず。信義、道義ということですよ。  我々、子供のころから、恥を知れ...全文を見る
○武部委員 全くかみ合わない不毛の答弁をいただいても国民は興ざめすると思います。  国民は、予算案や予算関連法案はもはや風前のともしびではないかと思っているんじゃないか、残念ながら。党内に造反の火種があり、どうして成立させるんですか。そもそも借金まみれ、ばらまき三昧の予算ですか...全文を見る
07月19日第177回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○武部委員 自民党の武部勤です。  まず最初に、今、被災地の皆さん方がどういう思いで国会の動きを見ているかということを我々は真剣に受けとめなきゃならないと思うんですよ。  けさからの質疑の中で、まあ、やじは国会の花という一面もありましょう。しかし、民主党の皆さん方の半分、笑い...全文を見る
○武部委員 質問にお答えいただければありがたいと思います。  私自身も、継続審議にしてしまったということについて、本当に胸が引き裂かれるようなそういう後悔をしているんです。  大川小であったかと思うんですけれども、この先避難するかどうかと先生方が相談しているその間に、先生も生...全文を見る
○武部委員 問題は、今、福島産やあの周辺の県や地域だけの問題じゃないんですね。これは全国の畜産全体にわたる問題なんです。  けさの新聞も見ましたけれども、「宮城の生産者国へ怒り」「焼き肉店戦々恐々」、私はこの新聞記事を見ると、自分が農水大臣で苦労したときのことを思い出すんですよ...全文を見る
○武部委員 そんな、確認する作業とかなんとかというのは事務的なことでしょう。全頭検査をやるか、そのことによって出荷停止になる、その費用は国が負担するか、そのことを明言するかしないかですよ。四の五の四の五の説明ばかりしていたら、またみんな疑うんですよ。あなたたちに対する信頼は失われ...全文を見る
○武部委員 これは、何でもない牛だって、先ほど言ったように、値段が、牛の枝肉価格が下がっているわけでしょう。生産者はどうなるんですか。国がその肉を買い上げてください。そこまでやらなくちゃいけませんよ。BSEのときは全部やったんだ。何千億という金を使ったんですよ。冷凍牛肉を焼却する...全文を見る
○武部委員 恐らく、農林水産大臣、厚生労働大臣、細野大臣、官房長官、打ち合わせしていないでしょう。この三月十一日以来、そういう会合を持ちましたか。そういう会合をきちっと持っていれば、今度の放射性セシウムに汚染した稲わらが飼料として生産者に渡ったり、それが給餌されたりということはな...全文を見る
○武部委員 総理、この問題については国が責任を持ちますとはっきりここで明言してください。そうすると、あしたから枝肉が上がってきますよ、消費者は安心しますよ。
○武部委員 もう一度申し上げますけれども、これは福島県産の牛肉だけの問題じゃないんです。全国の畜産全体の問題です。それから風評被害、これをきちっと抑え込むには、消費者にしっかり安心してもらえるような、そういう体制をつくらなくちゃいけないんですよ。  それと同時に、私は最後に、今...全文を見る
○武部委員 非常にあいまいで残念です。テレビを見ている人たちが本当にがっかりしていると思いますよ。  それから、もう一つつけ加えておきますと、先ほども言いましたように、三重県産と、それぞれ枝肉価格が違うんですね。低落してしまった。これは、生産者の責任でもだれの責任でもないですよ...全文を見る
○武部委員 言行は君子の枢機なりというのは、言行は指導者にとっての要諦である。綸言汗のごとし、一度言ったことはもとに戻らない。私は、きょうの午前中からの議論を聞いて、残念ながら菅総理は結果責任が欠如している。  総理だけじゃない。小沢さんの問題についても、あいまいに終始している...全文を見る
○武部委員 郵政民営化は、あらゆる改革につながる改革の本丸だ、官から民へ、国から地方へ、簡素で効率的な小さな政府、その一環なんですよ、その突破口なんですよ。このことを論じてもせんないことでありますが、私は、もはや菅さんだけの問題ではない、このように思いますよ。民主党自体に、与党と...全文を見る
12月15日第179回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
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○武部委員 自民党の武部勤です。きょうは、有害鳥獣対策とTPPについて質問させていただきます。  まず先に有害鳥獣対策についてお尋ねしますが、もう御案内のとおり、農山村、中山間地域は人口の減少と高齢化で、イノシシ、シカ、海岸にはアザラシ等の激増、そして農林水産業の被害が拡大する...全文を見る
○武部委員 大事なのは個体数管理ですよ、今出ましたけれども。これは農林大臣の仕事なのか、環境省の仕事なのか、あるいは警察庁の仕事なのか、その辺がはっきりしていないでしょう。  それではちょっと尋ねますけれども、北海道で、国道でエゾシカがぶつかった件数は何件ありますか。もう一つ聞...全文を見る
○武部委員 JRは、去年は二千件以上あるんですよ。JRの例を挙げますと、一番気の毒なのは機関士ですね。仲野先生なんかよくわかるでしょう。汽車の下にシカが巻き込まれるわけですよ。それを除去しなかったら発車できないでしょう。JR貨物などは、それを除去するのにやはり二、三十分かかる。二...全文を見る
○武部委員 効果は出ていません。対策は、個体調整、個体を減らす以外にないんじゃないですか。減らすためにはどうしたらいいかというのはわかるでしょう。有害鳥獣の狩猟、駆除と個体数調整の担い手、これは狩猟者の果たす役割が大きいと思いますよ。  しかしながら、狩猟人口はどうかという実態...全文を見る
○武部委員 全然答弁になっていないよ。持っているだけじゃどうにもならぬじゃないですか。そんな答弁で、ライフル銃の管理についてああだこうだ言っているんですよ。我々は議員立法を出しているんですよ。  それでは聞きますけれども、現行法ではライフル銃の所持許可要件は散弾銃所持経験十年が...全文を見る
○武部委員 警察は、猟期終了後、警察において銃の検査、使用実績及び実包の購入、発砲等管理を厳格に調査しているんじゃないですか。それをきちっとやっていないんですか。つまり、猟銃関連の実包の管理は行き届いているはずなんですよ。今のような紋切り型の答弁じゃ、だれも納得しませんよ。  ...全文を見る
○武部委員 穴を掘って、落とし穴でやるんですな。網でやるんですね。そんなことでは実態は解決しません。  これは我々は議員立法を出して与野党の協議をお願いしてきたところなんですけれども、先般、余りにもひどいということで、我が党の石原幹事長と民主党の輿石幹事長の会談の際にこの問題を...全文を見る
○武部委員 そもそも論で伺いますけれども、大臣は、TPP交渉に賛成ですか、反対ですか。
○武部委員 それでは伺いますが、TPPに参加すること、しないことについてのメリット・デメリットについて、どういう御見解をお持ちですか。
○武部委員 TPPの交渉が締結された場合に、最終的には関税撤廃ということになると思うんですね。となりますれば、食料・農業・農村基本計画でお示しになっております、食料自給率を十年間で一〇%アップするということとどういう関係になるのか。これは両立できるのでしょうか。
○武部委員 我が国は、多様な農業の共存という考え方に基づきまして、いわゆる重要品目、センシティブ品目、米、麦、砂糖、牛肉、乳製品などについては関税撤廃の対象から除外するという基本方針を掲げているわけであります。WTO交渉のときにもそうでありました。この考え方はしっかり堅持するとい...全文を見る
○武部委員 まだ交渉に入ると決めたわけでもないということなんですけれども、農業などは息の長い事業ですよね。ですから、このTPP交渉について関係国と協議に入るということ自体、現場では、自分の仕事、生活にとっての死活問題ですから、もう来年に向けていろいろ考えているんですよね。  で...全文を見る
○武部委員 政府が、菅総理のときの答弁も、農業者は平均年齢が六十八歳だから、六十六歳と言いましたか、黙っていてもだめになるんだと言ったけれども、北海道は違うんですよ、五十六歳ですから。五十六歳というと、イギリスは五十七歳、アメリカも五十七、八歳ですよ、北海道の農業就業者の年齢はア...全文を見る
○武部委員 さすが農林大臣です。  世界でこれまで八カ国、世界農業遺産というのが登録されていたんですが、それはみんな発展途上国です。そして、先進国で日本が初めて世界農業遺産の登録を受けたんですね。  もう一つ、自然という言葉が使われるようになったのは、いつからだか御存じですか...全文を見る
○武部委員 そうですか。いや、私もこの間までわからなかったんだから、わからなくて当然と思うんですが、京都女子大学名誉教授の徳永道雄さんは次のように指摘しているんです。  自然という言葉は、現在ではシゼンと読みますが、明治以前にはそんな読み方も意味もなかった。自然は必ずジネンと読...全文を見る
○武部委員 私が調べたのは八兆四千億ということですが、世界の自然の価値は三千三百兆円だそうですよ。だから、そういうことを、いわば欧米の皆さん方の考え方と違うと。我々日本は、二千六百年の歴史の中から培われてきた文化があるんですよ、魂があるじゃないですか。私は、日本らしく、日本人らし...全文を見る
○武部委員 要するに、我が国は、かつては当然、狩猟民族と言われたんだろうと思います、太古の時代は。しかし、いろいろな農耕技術が入ってきて農耕文化になり、これを取り入れ、そしてもっと大事なのは共同社会ですよ、集落とか。この集落の連携、結び合いが、一つの町になったり、都市になったりし...全文を見る