高橋克法

たかはしかつのり

選挙区(栃木県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

高橋克法の2014年の発言一覧

開催日 会議名 発言
05月19日第186回国会 参議院 行政監視委員会 第2号
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○高橋克法君 自由民主党の高橋克法です。当委員会では初めての質問になりますので、よろしくお願いいたします。  私は、平成十年から昨年の三月まで栃木県の高根沢の町長をしておりまして、実は平成十四年に栃木県内では初めてとなる行政評価システムの条例化を実現いたしました。どれだけのコス...全文を見る
○高橋克法君 政策評価法が平成十四年に施行されましてから十二年たちました。ちょうどえとが一回りしたわけでありますが、この辺で政策評価、行政評価についてきちんと見直しを行う時期に来ているのではないかと私は考えています。  実は、私が町長をしていた高根沢町では、評価システム導入十年...全文を見る
○高橋克法君 これまで答弁をしていただきましたけれども、総務省の行政評価局においては行政評価について大変熱心に取り組んでおられると私は考えています。しかし、各省庁においてはどうなのか。実は、高根沢町でこの制度を導入したときにもやはり同じようなジレンマを抱えた経験があります。評価の...全文を見る
○高橋克法君 本日は新藤大臣は御出席をされておりませんけれども、是非とも新藤大臣から閣議等の場において、各省における政策評価、行政評価に対する意識改革というものを促していただければ有り難いと思います。  先ほど申し上げましたように、高根沢町では予算編成過程自体に行政評価の仕組み...全文を見る
○高橋克法君 このようなシステムというのは、常に厳しい目線で見直しを掛けていかないと、多分正常に機能しなくなる。不断のチェックというのが非常に大事なものでありますし、人間というのはどうしてもやすきに流れてしまうという嫌いもありますので、その辺のところはしっかりとチェックの方、また...全文を見る
○高橋克法君 今環境省そして農水省から答弁をいただきました。  この有害鳥獣等の問題というのは、現在環境委員会で審議されている鳥獣保護法の改正、これ当然農水も又は厚生労働、それから警察庁も関わってくる非常に裾野の広い問題ですけれども、その鳥獣保護法改正に向けた作業の中で、いろん...全文を見る
○高橋克法君 もちろん観光産業も商活動ですから、それを行う皆さんの御努力というのは一番前提として大事なことだと思いますが、この風評被害に関しては努力をしても自らの力では乗り越えられない部分というのがありますので、そういった状況の中で、大変、栃木県のみならずですけれども、私は地元栃...全文を見る
○高橋克法君 終わります。
05月22日第186回国会 参議院 環境委員会 第8号
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○高橋克法君 自由民主党の高橋克法です。よろしくお願いします。  私の地元であります栃木県の日光市、世界遺産であります二社一寺の敷地内にありましたカタクリの群落は、鹿の食害でなくなりました。日光を代表するシラネアオイ、きれいな花が咲きますが、このシラネアオイも同じ状況です。 ...全文を見る
○高橋克法君 よろしくお願いします。  猟銃の所持許可の更新又は追加の所持許可を受けようとする人は各都道府県の公安委員会が行う技能に関する講習を受け、その課程を修了しなければならないということになっています。しかし、現在、鳥獣による農林水産業に係る被害の防止のための特別措置に関...全文を見る
○高橋克法君 現場の猟友会からそういう御意見、危惧が出ているということは御承知をいただきたいと思いますし、その代わりに実施隊に積極的に公益を担うという形で入っていただければという、そういうことなんだと思いますけれども、その辺のところは地元猟友会に対する働きかけを今以上に強めていた...全文を見る
○高橋克法君 次に、先ほど中西委員の方からも質問がありましたけれども、認定鳥獣捕獲等事業者とこれまで活動を担ってきた地元の猟友会との間の調整、連携という問題の質問をいたします。  中西委員の御指摘のように、これまで猟友会は有害鳥獣駆除を担ってこられましたけれども、むやみやたらに...全文を見る
○高橋克法君 この部分に関しては、先ほどやはり中西委員が御指摘をされたように、それぞれの都道府県に人間的にも知識的にも優れた専門家というんですか、そういう方々の配置というのが非常に重要になってくると思いますし、そういったことも含めてしっかりとやっていただきたいと思います。  さ...全文を見る
○高橋克法君 多分、この鳥獣保護法が改正されてこの認定事業者制度がスタートをすると、これは想像、予想ですけれども、実際に農産物に被害を及ぼす鳥獣、人里の周囲にいるもの、これは多分地元の猟友会等の皆さんがやってくださる形になるのかなと思います。  ただ、もっと奥に入った、地形的に...全文を見る
○高橋克法君 今、限界集落であるとか、それから、コンビニもない、何もないということで、働く場所もないということで若い方々が出ていってしまって、中山間地は非常に厳しい状況にある。言ってみればマイナスのイメージで捉えられているんですが。  実は、「里山資本主義」という本がありまして...全文を見る
○高橋克法君 環境省と水産庁においては、カワウについても、十年後までに、被害を与えるカワウの個体数を半減との目標を掲げていると思うんですが、ただ、カワウというのは五十キロも離れた地域に餌を取りに行くこともある、大体十五キロとかそういう範囲だと思いますが、五十キロも離れたところに餌...全文を見る
○高橋克法君 カワウにつきましては、平成二十五年四月一日現在ですけれども、福島県と滋賀県で特定計画が作成されているほか、栃木県、山梨県、静岡県において特定計画に準じた計画や指針等により保護管理が行われているというふうに承知をしています。  今後、こうした地域においては、法改正に...全文を見る
○高橋克法君 今日の質問は、今回の鳥獣保護法の改正に関しまして、差し迫った現在の被害を食い止める対策と、それから、それと同様に大切なのは生態系のバランスを考えた長期的な保護管理、そういった思いで質問させていただきました。  差し迫った被害を食い止める対策、これについては、もう先...全文を見る
○高橋克法君 終わります。
06月12日第186回国会 参議院 環境委員会 第9号
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○高橋克法君 自民党の高橋克法です。  今週の月曜日に井上環境副大臣が栃木県に来県をされまして、福田富一県知事と会談をされました。既に会談の中身についてはマスコミでも取り上げられておりますけれども、昨年の十一月の環境委員会で自分が質問をいたしました地域の実情を踏まえた除染対策推...全文を見る
○高橋克法君 大変難しい問題であるということは承知をいたしております。ただし、造らなければならないというもう一つの大きな課題もあります。これはもう事実として造らなければならない。何とかしっかりと連携を取り、総力をもって、力を合わせて御理解をいただけるような、そして実現できるような...全文を見る
○高橋克法君 我々大人は、三つ子の魂百までという言葉があるように、なかなか考え方を変えるということはできない、価値観を変えるということは難しい問題ですが、子供たちにまずしっかりとした理解を持っていただくこと、そしてその子供たちが大きくなっていってこの社会を担っていく、それだけじゃ...全文を見る
○高橋克法君 発想を変えて、これからわくわく楽しくなるような、わくわく楽しいということは、決して楽だということじゃないですよ。そうであれば、どんなに厳しく困難な問題であっても乗り越えることができると思うし、人を巻き込んでいくことができる、そういうことで、そういう発想でやっていただ...全文を見る
○高橋克法君 キープ協会という団体も大変立派な団体だと思いますが、まだ那須町という地元に慣れていないのかどうか分かりませんけれども、少し漏れ伝わってくる話では、余り地元自治体との連携、連絡、そして協同の考え方というのがまだ少し努力不足ではないかというようなお話も聞いておりますので...全文を見る
○高橋克法君 木質バイオマス発電というのは、電力の地産地消はもちろんなんですけれども、国の試算でも示されていますように、我が国の森林資源の活用とともに、林業現場における雇用というものの確保、木材の運送、燃料への加工など、いわゆる中山間地域にとっての経済波及効果が非常に大きいものだ...全文を見る
○高橋克法君 もう時間があと二分です。質問通告、一つ飛ばします。  最後の質問ですが、私は、環境省の存在意義というのは他省庁との横並びという併存関係ではないと、これ私が考えています、皆さんは言えないでしょうけれども。  私は、かつて原発に関するアンケートでこう答えたことがあり...全文を見る
○高橋克法君 終わります。
10月16日第187回国会 参議院 環境委員会 第2号
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○高橋克法君 自由民主党の高橋克法です。  大臣の所信に対して質疑をさせていただきます。  大臣は、大臣に御就任以来、福島に五回足を運ばれたとのことであります。まず、福島の現状についての率直な感想と、地元との信頼関係構築を含め、福島の再生に向けた取組、決意をお伺いいたします。
○高橋克法君 大臣は、まだ御就任から時間がそれほどたっていないのに五回も福島に足を運ばれた。そして、所信の中でも、被災地の皆様の思いを直接伺い、信頼関係を築き、共に取り組んでいくことが大切との考えとおっしゃいました。政治家として、いや、それ以前に人間としてのしっかりとした姿勢をお...全文を見る
○高橋克法君 大変ハードルの高い、困難な、かといって余り長い時間も掛けられないけれども、十分な議論を尽くして、研究を尽くして合意を得ていかなきゃならないという問題です。何とぞよろしくお願いしたいと思っております。  指定廃棄物の保管が逼迫をしています栃木、宮城、茨城、群馬、千葉...全文を見る
○高橋克法君 栃木県におけるこの指定廃棄物の最終処分場の問題については、市町村長会議等を開いて、その選定の手順、手法等は市町村長の了解を得た上で進めてきた、これはそのとおりです。しっかりとそれは環境省が会議の結果を踏まえてやってくださったということを認めております。  ただ、候...全文を見る
○高橋克法君 まさにこの素材は、実用化されればという前提が付きますけれども、世界の素材産業の地図を塗り替える可能性のあるものです。夢の素材、夢と言っちゃいけませんね、実現するんだから。そういった素材であるんです。  従来、石油製品の加工については、原料である石油を日本は輸入をし...全文を見る
○高橋克法君 今局長がおっしゃられたような課題があります。しかし、この取組というのは、まさに私自身の考えとしては、国益を担っている、そのような大きな問題だと思っているんです。世界に先駆けて国際標準化に日本が手を打てるかどうか、そのことによって資源のないこの国が外から財貨を稼ぐこと...全文を見る
○高橋克法君 大変美しい声で滑舌すばらしく、思わず納得をしてしまうようなお声です。  今、政務官おっしゃられたように、今回の問題というのは、再生可能エネルギーと打ち出しましたけれども、どうも太陽光、太陽光、太陽光。本来再生可能エネルギーはいろいろな選択肢があるんだけれども、ちょ...全文を見る
○高橋克法君 実は、八月の末に、ODA、政府開発援助の調査に中米に行ってまいりました。ドミニカ、パナマ、ニカラグア、コスタリカ、そういった国々は、もちろん赤道直下の国々ですから、暑い国々です。ただし、電力供給はそれほどの余力はありません。ですから、時々停電が起きますけれども、そう...全文を見る
○高橋克法君 大臣も所信の中で、地域の生活基盤を支える廃棄物処理施設の老朽化への対応は待ったなしです、そして、人口減少社会を踏まえ、広域化、集約化を図りつつ、今後早急に施設の更新、改修を図るための支援を進めますとおっしゃいました。大いに期待をしているところなんですが、ただし、今聞...全文を見る
○高橋克法君 可能な限りの対応というのは、可能な限りなんですよね。  ただ、この処理というのは、市町村長にとっては絶対に果たさなければならないこれは責務なんです。そういう意味で、どういうふうに知恵を出していくのかということでこれからの質問に入りますが、今お伺いしたのは公的なごみ...全文を見る
○高橋克法君 国と地方の大変な財政問題が今あるわけですし、大臣がおっしゃったように、今後の人口減少社会というのもあります。人口が減ればごみの量は当然減っていきますし、地方がどんどんどんどん減少していくとすれば既存の施設が過大投資という存在になるという現実も現れてくると思います。 ...全文を見る
○高橋克法君 将来を見据えて取り組んでいかれるということでよろしいんですね。  大臣は、大規模災害に備えて、廃棄物を広域で処理する体制を確保し、災害時においても廃棄物処理施設の処理能力を確保するなど防災拠点機能を強化しますと所信で述べられました。それについて、これ急務な課題だと...全文を見る
○高橋克法君 さきの東日本大震災のときに私は田舎の自治体の長をしておりましたが、そこで経験したことは、ああ、ここも足りない、あそこも足りない、こういった制度も整備しておく必要があった、そんなことを感じました。そして、私の町でも二万トンほどの災害廃棄物が出ましたけれども、それを適正...全文を見る
○高橋克法君 まさにおっしゃられるように、大規模な公共下水道、これは将来的にメンテナンスの費用も莫大な費用が掛かることが予想されています。これ、地方自治体にとっては大変な負担になってくると思うんですが、そういう意味では、今おっしゃられたように、浄化槽へのシフトというのはこれは非常...全文を見る
○高橋克法君 次に、この委員会でも保守点検の回数につきましては様々な議論がされてきたと私は記憶をしております。浄化槽の維持管理につきましては、浄化槽法の目的が十分に達成をされるように、浄化槽法施行規則等に定める保守点検、清掃及び法定検査に関する現行規定の遵守を周知徹底して、適切な...全文を見る
○高橋克法君 当然、適正な維持管理体制という、言葉ではそれだけなんですが、日本は南北に長い国です。そして、亜熱帯から北海道、寒帯まであるわけですね。浄化槽は微生物等で処理するわけですから、温度がたしか十四度だったか十六度だったかちょっと忘れましたが、それ以下になりますとどうしても...全文を見る
○高橋克法君 公共下水道に代わる一つの有効な手段として浄化槽がある、これは論をまたない。ただ、浄化槽の欠点というふうにあえて言いますが、それは設置後の維持管理の部分であるんです。これがないと、せっかくすばらしい浄化槽というものがすばらしくなくなってしまうわけですね。ですから、受検...全文を見る
○高橋克法君 最高裁の判決というのは絶対的に重いわけであります。衆議院、参議院のいわゆる一票の格差における問題についても最高裁の判断というのがこれは我々を左右するわけでありますので、そのことをしっかりと踏まえて適切な指導をしていただきたい、そのように思っております。  浄化槽の...全文を見る
○高橋克法君 今答弁にもありましたように、今後の浄化槽の在り方に関する懇談会が始まったばかり。当然、その懇談会で議論を有効にしていくためには、現在の状況がどうあるのか、これはデータ的なものも含めてその調査を正確に行ってその懇談会に提供していく。正確な現在の状況を踏まえた上で、将来...全文を見る
○高橋克法君 鳥獣保護法の改正が今年の通常国会で行われましたけれども、これに対する期待は非常に大きいものがあります。そして、その期待が大きい地域とはどこかといえば、一番厳しい状況にある疲弊しているところ、限界集落などという、そういう表現をされてしまうようなところ、そういうところほ...全文を見る