高橋克法

たかはしかつのり

選挙区(栃木県)選出
自由民主党・国民の声
当選回数2回

高橋克法の2016年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第190回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○高橋克法君 自由民主党の高橋克法です。  平成二十七年度補正予算二案について締めくくりの質疑を行います。  一刻も早くこの補正予算を成立させたいと願っていた一人として、今日締めくくり質疑まで来たこと、委員長を始め与野党の理事の先生方、委員の先生方、大変感謝を申し上げたいと思...全文を見る
○高橋克法君 今回のこの補正予算二案は、野党の皆様からはばらまきだろうというような批判も寄せられていることも承知していますが、何をもってばらまきと言うのか私にはちょっと明確な定義がないので分かりませんけれども、今回のばらまきと言われている部分というのは、賃上げの恩恵が及びにくい年...全文を見る
○高橋克法君 終わります。ありがとうございました。
02月17日第190回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第2号
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○高橋克法君 ODA調査派遣第一班について御報告いたします。  当班は、昨年十一月二十九日から十二月八日までの十日間、インド、マレーシア及びベトナム社会主義共和国に派遣されました。派遣議員は、井原巧議員、安井美沙子議員、矢倉克夫議員、そして、団長を務めました私、高橋克法の四名で...全文を見る
○高橋克法君 又市委員にお答えを申し上げます。  派遣団としての率直な感想、感覚ということでよろしいということでありました。  私どもがやっぱり一番よく感じましたのは、当然ODA等で支援をし、ハード、例えばベトナムでいえば高速鉄道であり高速道路であるわけなんですけれども、ハー...全文を見る
○高橋克法君 辰巳委員にお答えを申し上げます。  私どもが調査をしたというその範囲内でのお答えにしかならないかもしれませんけれども、辰巳委員おっしゃるように、確かにインドは、様々な社会制度の中で貧困、格差の問題はおっしゃるとおりあるわけです。  今回、特に私どもが調査をした中...全文を見る
○高橋克法君 大沼委員にお答え申し上げます。  我々が見た公共交通機関は、インドのデリーメトロでありました。デリーメトロの乗客のうち二九%が女性の方々です。その女性の方々の安全というものをどういうふうに確保するかということで、これ日本の地下鉄にもありますけれども、女性専用車両、...全文を見る
03月10日第190回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
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○高橋克法君 本日は、高橋靖公述人並びに逢見直人公述人のお二人から貴重な御意見を賜りました。心から感謝申し上げます。また、お忙しいところ本当にありがとうございます。  高橋公述人は、水戸の市長として地方行政の最前線に立って、先ほどお話がありましたように、少子高齢化、人口減少、地...全文を見る
○高橋克法君 高橋公述人のお話の中で、茨城県は人口当たりの医師数が全国都道府県で四十六位、とりわけ小児科医が最下位ということをお伺いいたしました。先ほどのお話の中で、医師が待遇の良い大都市に移ってしまう、それから、多分時間の都合でお話しにならなかったと思うんですが、実際の現実とし...全文を見る
○高橋克法君 高橋公述人、医師不足は、医師の数はあっても偏在していれば、これは偏在しているところは不足なんですね。  これ、もう端的に、この問題はどの切り口で切り込んだらよろしいとお感じになっているか、端的にお願いします。
○高橋克法君 時間がなくなってしまって、逢見公述人には大変申し訳ございません。  ただ、平成二十五年、二十六年で四十九兆円の内部留保、企業に積み上がっています。しかし、それが賃金に反映したのは五千億です。これ財務大臣もよく認識していますので、これをどういうふうに賃金にこれからよ...全文を見る
04月05日第190回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
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○高橋克法君 自由民主党の高橋克法です。  私のふるさと栃木県に海はありません。ただ、豊かな川の恵みがあります。湖の恵みもあります。もう春を迎えていますけれども、もうすぐ、地方によって言い方は違いますが、我々の方は婚姻色でおなかが真っ赤になったハヤのことをアイソと言います。そし...全文を見る
○高橋克法君 それでは次に、各制度ごとに水産庁に質問をさせていただきます。  まずは、漁船損害等補償制度についてです。  今回、漁船保険団体においては、現行四十五団体を新たな一組合に統合させるということですが、今回の統合一元化は、先ほど大臣のお話にもありましたように、東日本大...全文を見る
○高橋克法君 組織統合一元化についてもう一つお聞きします。  今回の組織統合一元化は、さきの東日本大震災において漁船保険の支払に支障が出たことからというふうにお話を聞きましたけれども、既にもう東日本大震災から五年が経過しています。少し遅いのかなという気がするんですが、なぜもっと...全文を見る
○高橋克法君 組織統合一元化についての経緯、丁寧にきちっと積み上げてきたというのは分かりました。  次は、漁船保険による填補範囲の拡大についてお聞きしたいと思います。  今回の改正におきましては、これまで填補の対象としてこなかった拿捕、抑留等による損害の填補対象を拡大するとい...全文を見る
○高橋克法君 よく理解できました。  次に、漁業災害補償制度についてお聞きします。  今回、養殖共済において全員加入制度を撤廃するということでありますが、その撤廃する理由としては、共済に入りたい人が入れないということが問題とされていると聞いています。確かに、共済への加入を希望...全文を見る
○高橋克法君 次に、特定養殖共済における掛金補助制度の改正について質問いたします。  今回の改正によって、特定養殖共済では掛金補助制度による高率の国庫補助を得やすくなるということでありますが、そのために特定養殖業者から漁業依存度の低い者を除くこととするというふうに聞いています。...全文を見る
○高橋克法君 くれぐれも小規模漁業者切捨てなどというように後になって言われないように、しっかりと制度設計をやっていただきたいと思います。  次に、ウナギ養殖業の共済への追加に関連して質問させていただきます。  今回の法律改正によって、これまで養殖共済の対象としてきませんでした...全文を見る
○高橋克法君 ウナギ以外の魚種についても、それぞれの事業者の方々がどういう意識でどう協力体制を取れるか、もろもろの条件はあると思いますけれども、そういうニーズが高まったときにはできれば積極的に指導をし、そしてこの魚種の追加に入れるように、そんなことを常に念頭に置きながらやっていっ...全文を見る
○高橋克法君 風評被害に苦しんでいる漁業者の方々、息長く、地道に着実にできればサポートしていっていただきたい。これは、漁業者の努力というのは限界がありますから、是非ともよろしくお願いしたいと思うんです。  次に、その内水面漁協の経営状況についてお尋ねしたいと思います。  私の...全文を見る
○高橋克法君 水産庁長官の答弁のとおり、いかに魅力ある川をつくっていって遊漁者を増やしていくか、これに尽きるんですけれども、全国のいろいろな漁協で数々のいろんな創意工夫をされている、そして中には成功している事例もある、そういった情報をほかの漁協も共有をして、それぞれの地域のそれぞ...全文を見る
○高橋克法君 カワウ、外来魚駆除に対する国からの補助金を活用して駆除作業をこれまでもやってきましたけれども、なかなか劇的な効果というのはないという現実があります。これ、どこかでこの連鎖を断ち切らなきゃならない、そういう意味で、今後とも積極的な支援をお願いしたいと思うんです。  ...全文を見る
○高橋克法君 これだけ多数の中国漁船や台湾漁船が我が国排他的経済水域で操業している実態というものを踏まえれば、漁業取締りというものがますます重要になってくると思います。水産庁の取締り体制の整備が不可欠と考えますけれども、水産庁長官の御認識を伺いたいと思います。
○高橋克法君 是非、海上保安庁とも連携を取って、水産庁自体の漁業取締りというものにも力を入れていっていただきたいと思います。  先ほど海上保安庁のお話が出ましたけれども、国境離島や我が国排他的経済水域における漁業の実態について質問した中で、大変な数の中国、台湾漁船が操業している...全文を見る
○高橋克法君 海上保安庁のお仕事というのは海外からも大変評価をされていて、たしか日本のODA予算の技術支援の中で、マレーシアでも今、日本の海上保安庁を手本にしながら整備がされていると思うんです。そういった高い評価を得ている海上保安庁ですから、しっかりとどうかよろしくお願いしたいし...全文を見る
○高橋克法君 昨年六月にドイツで行われましたG7エルマウ・サミットにおいて首脳宣言がありました。その中で初めて海洋ごみ問題が取り上げられて、漂流・漂着ごみのうち特にプラスチックごみが世界的な課題である、そういう認識の共有が行われたわけなんです。  プラスチックごみのうち、とりわ...全文を見る
○高橋克法君 今のお話の中で、このマイクロプラスチックについては二種類あるということだと思います。一つは、大きなペットボトル等のプラスチックごみが破砕というか分解をしていって小さなマイクロプラスチックになっていってしまうということを考えると、これは、まず、そういった大きなプラスチ...全文を見る
○高橋克法君 精力的にいろんな取組をされていること、よく分かりました。引き続きよろしくお願いしたいと思いますし、例えば、今副大臣のお話の中に学校給食ありましたけれども、経験を積んだベテランの学校栄養士さんですと、旬の魚をしっかりと給食の中に、もちろん給食ですから費用の上限はあるわ...全文を見る
○高橋克法君 時間が参りました。以上で質問を終わります。  ありがとうございました。
05月12日第190回国会 参議院 農林水産委員会 第7号
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○高橋克法君 自由民主党の高橋克法です。  森林資源がフル活用されていた時代、その時代には建材、燃料としてのまき、炭、日用品としての素材、これらは全て国土の七割を占める森林にありました。山合いには子供たちの声がこだまをし、貧しくとも心豊かな地域がありました。昭和三十年代の木材輸...全文を見る
○高橋克法君 森林資源の循環利用にとって近年課題となってきたのが野生鳥獣による森林被害であります。  農林中金総合研究所のアンケート調査によりますと、再造林を行った森林組合の四分の一が獣害のため再造林困難な地区がありますと答えています。また、再造林を行わなかった組合の中にも、獣...全文を見る
○高橋克法君 ありがとうございました。  栃木県は大変地味な県です。私の地元ですが、自分の人柄のように地味な人が多い。ただ、地味なんですが、関東甲信越随一の素材及び製品生産量を誇るのも栃木県なんです。日光材でありますとか、八溝材、高原材、三毳材と呼ばれる杉、ヒノキの非常に良質な...全文を見る
○高橋克法君 次に、CLTと林業の成長産業化についてお伺いしたいと思います。  この問題については、五月十日の農林水産委員会で公明党の平木大作先生が熱心な御質問をされていましたので、なるべく重複を避けて質問したいと思うんですが。  昨年八月に、CLT関連企業の育成や地域づくり...全文を見る
○高橋克法君 大臣が御答弁くださいましたように、国土交通省及び林野庁が発表したCLTの普及に向けたロードマップ、この計画以上のスピードで今進めていただいているんです。大変それについては関係者の御努力に敬意を表したいと思います。  今回、大臣の御答弁にもありましたように、国交省の...全文を見る
○高橋克法君 今、私の手元にある資料がありまして、これは高知県出身の高野光二郎参議院議員、このCLTについて大変一生懸命取り組んでいる議員です、私の同僚議員ですが、「高知県は、ひとつの大家族やき。」と書いてある高知県の資料なんですが、ここに年間五万立米のCLTパネル工場を中心とし...全文を見る
○高橋克法君 是非とも、その省令の部分、しっかりと御検討いただきたいと思うんです。  合法木材をしっかりと流通させよう、扱おうという真面目な事業者が、言葉は悪いですけれども、ばかを見ないように、違法なことをやっている事業者が利益を上げて陰で笑っているというようなそういう事態には...全文を見る
11月15日第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第4号
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○高橋克法君 自由民主党の高橋克法です。  質問の機会をいただきまして、本当にありがとうございました。  トランプ・アメリカ大統領の誕生によって、TPP協定発効の見通しはまだどうなるか分かりませんが、交渉参加を決めた民主党政権においても今の政権においても、貿易に関する取決めで...全文を見る
○高橋克法君 総理の決意が分かりました。当今の毀誉は懼るるに足らず、後世の毀誉は懼るべし。これは、多分佐藤一斎の言葉だったと思いますが、今はどのような批判を受けても、この国の将来のためになる、そして将来必ずや評価を受けるのだと思っています。  次に、TPP大筋合意を受けて、アメ...全文を見る
○高橋克法君 TPP協定の光と影、日本経済に対する影響について質問いたします。  どんな事例でもメリットだけという話は存在をいたしません。必ずメリットとデメリットが混在をしています。そこで、日本経済へのメリットとデメリットについてお伺いをいたします。
○高橋克法君 政府の試算でも明らかなように、農林水産物へのデメリットは間違いなくあります。そこで、確認のために質問させていただきますが、TPPの農林水産物の生産に与える影響はどのくらいなのか、重要五品目については具体的な数字を挙げてお答えをいただきたいと思います。
○高橋克法君 日本全体の経済効果はGDPの二・六%ですから、約十四兆円となると思います。  一方で、日本農業は確実に痛むという事実が今説明がありました。だからこそ農業者の皆さんは大きな不安を持っていらっしゃいます。全体の利益のために一部を犠牲にしてそれでよしとする考えは政府には...全文を見る
○高橋克法君 米の価格の肝というのは需給関係にあります。そのことからすると、需給をしっかりと締めるという意味では、現在、政府が行っている、農水省が行っている飼料用米、これは非常に現場でも評価は高いんです。そういう制度でありますので、米の価格の肝である需給関係ということを考えると、...全文を見る
○高橋克法君 今の御答弁で、農業者の皆さんが安心して飼料用米に取り組めるというふうにしていきたいということは、恒久化についても、はっきり申されませんでしたけれども、当然そういうことも含めてこれから組立てをしていかなければならないという基本的なスタンスであるというふうに私は理解をし...全文を見る
○高橋克法君 麦の懸念材料についてよく御存じでよかったです。そして、政府全体で対処していくんだということ、政府全体ですから、農林水産省だけの問題ではないということですね。よろしくお願いします。  次は、牛肉・豚肉、乳製品についてお伺いします。  牛肉については、関税の削減によ...全文を見る
○高橋克法君 るる対策を、パネルにもありますように、概要がありますが、政府としては打っている。ただ、今答弁にもありましたが、状況が刻々と変化する中で新たな問題が出てくる可能性もあるわけで、その辺のところは機動的に対応できるように。  先ほど申し上げましたけれども、TPPは全体と...全文を見る
○高橋克法君 是非引き続きしっかりとした戦略を策定いただいて実行していただきたいし、戦略は大事なんですが、戦略の先にある現場、最先端で動く人間、先ほど佐藤先生のお話にもありました、キッコーマンがなぜ普及していったか。キッコーマンの社員の方々が一軒一軒足を棒にして汗を流して歩いて、...全文を見る
○高橋克法君 大臣、済みません、質問通告ないのに求めまして。ありがとうございました。  次に、今のことにも関係するんですが、御存じのようにユネスコで和食が世界文化遺産に登録をされた、また、健康志向ということもありまして日本食の人気が大変世界中で高まっている。二〇〇六年には四万二...全文を見る
○高橋克法君 引き続きしっかりとよろしくお願いいたします。  次に、TPPは市場経済の原則にのっとるのに対して、食料安全保障の概念は市場経済原則に委ねては危険であるという、考え方としては全く逆のベクトルを持っているんだと思います。しかし、この二つは両立をさせなければなりません。...全文を見る
○高橋克法君 ありがとうございました。  多分最後の質問になると思いますが、全農、指定生乳生産者団体制度等の改革について最後にちょっとお伺いしたいんです。  先週の十一月十一日に、内閣府の会議である規制改革推進会議農業ワーキング・グループにおいて、農協改革に関する意見及び牛乳...全文を見る
○高橋克法君 間違いなく、現場でJAの方々とか全農の方々、もう危機感を持ってやっぱりこれまでのことを変えなければいけないという高い意識で動いていること、事実なんです。  それはまず御認識いただきたいんですが、ただ、このワーキング・グループからの意見を読みますと、農協改革集中推進...全文を見る