武正公一

たけまさこういち



当選回数回

武正公一の2008年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月29日第169回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○武正委員 民主党の武正公一でございます。  私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました平成十九年度補正予算三案に対し、反対の立場から討論をいたします。  補正予算三案の討論を行う前に、一言申し上げさせていただきます。  昨日午後、国会内で与野党幹事長会...全文を見る
02月08日第169回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○武正委員 民主党の武正公一でございます。  予算委員会で質疑の機会をいただき、感謝を申し上げます。  まず、冒頭、午前中も中国製のギョーザについての指摘が、それぞれの民主党委員からありました。その初動にやはり問題があったという政府の認識も示されたわけでございますが、これにつ...全文を見る
○武正委員 センサスの最新のものは平成十七年でございますよね。十七年のセンサスはもう既にホームページでも公開されております。全車の合計、車すべての交通量の合計は、増加傾向にありました前回、平成十一年と今回、平成十七年の比較で、ほぼ横ばいになっています。十一年までは全車両の交通量は...全文を見る
○武正委員 御理解いただけません。  平成十四年、例えば人口推計でいきますと、二〇五〇年、一億五十九万人と平成十四年時点で推計しておりましたが、平成十八年で推計を見直しまして九千五百十五万人、二〇五〇年の人口予測を、平成十四年と十八年で五百万人下げているわけです。  今もう平...全文を見る
○武正委員 納得できません。  なおかつ、なぜ十年なのか教えてください。これまで五年間でやっていたのに、なぜ十年ですか。これだけデータも古いデータを使って、十年でやるという理由を教えていただきたいと思います。
○武正委員 五年での見直し規定も入れているわけですし、これまでずっと五年間でやっているんですから、五年でやっておかしいことはないというふうに思います。また、そもそもこのセンサス、これはどういうような統計でとっているのか。  昨年、統計法の改正も国会で審議をし、可決をいたしました...全文を見る
○武正委員 この統計委員会では、例えば期間を、五年とか四年とか六年とか恣意的に早めたり遅めたりしてはいけないというようなこともはっきりと統計委員会として決めていくべきだというふうに思います。そうでないと、今のように、国土交通大臣の言うように、この五十九兆円、国民一人に五十万円の負...全文を見る
○武正委員 道路はつくり出したらとまらない、また、つくり出すとさらにその先その先、延長延長ということをしてこられております。ですから、途中で見直しというふうに言われましたが、この十年間の計画がここで承認される、認められるということになりますと、一挙に全国で同時並行に走り出す。先行...全文を見る
○武正委員 まず第一点、ユーザーなんだ、ユーザーなんだといいますが、今これだけ多くの方が免許を持たれて、一家で二台、三台と車を持たれる、そしてまた、すべからく国民の皆さんは、車交通を利用したさまざまなサービス、それから流通の便益を受けておられます。当然、そのコストが上がれば、それ...全文を見る
○武正委員 膨大な量といいますけれども、これは今、五十九兆円の、十年間、しかも、財務大臣、財務大臣にも後でいろいろ伺いますが、きょう、これは年間の予算を審議しているんですよね、本予算ですよね。この後、後年度負担の話にも移りますが、でも、これは十年後の歳出を縛る計画なんですよ。後年...全文を見る
○武正委員 一週間とか言わずに、もう来週火曜日も大事な予算委員会の審議があるわけですから、やはり、当然、五十九兆円の話というのが本予算なり通常国会の最大のテーマであることは、国土交通省はよくおわかりだと思うんですよ。しかも、先ほど言ったように、交通センサスは十年前ですよ、十年前。...全文を見る
○武正委員 改めて理事会で御協議をお願いしたいと思いますが、火曜日の審議、これについても、この資料がやはり大事な前提となってくるわけでありますので、国土交通省として速やかなる提出、まず火曜日に向けてお願いをしたいというふうに思います。  そこで、時間も経過をしておりますので、随...全文を見る
○武正委員 財務大臣、やはり財政を預かり、予算、特に会計法を所管する大臣でもあるわけでありますが、この随意契約の見直し、財務省が、わかりやすく言うと金庫番みたいなことで、もっと厳しく各省庁に督励をして随契の見直しの旗を振っているんだと私はてっきり思っていたんですよ。でも、財務省、...全文を見る
○武正委員 一年半前、行革特で、全省庁の中央省庁発注分、五百万円以上の全契約を出していただきまして随意契約の率を調べたら、平均七割以上が随意契約だった。そのとき、当時の財務大臣にも聞きましたら、相見積もりは一切とっていないと言うんですね。今のを一般社会の皆さんがお聞きになると、そ...全文を見る
○武正委員 十七年、十八年度の財務省の五百万円以上の契約も出していただきましたので、何件相みつをとっているのか、その資料もまず財務省としてぜひお出しをいただきたいと思いますが、いかがですか。
○武正委員 そこで、官房長官は先ほど、結局、財務省でもこの随意契約の見直しはできないんだ、力不足なんだ、そういうことですよね。それで総務省に命じたわけですが、その総務省、これはどこが担当しているか。私の方から言いますと、行政評価局なんですね。行政評価局の各地方の支分部局です。 ...全文を見る
○武正委員 総務大臣、今、いわゆる消えた年金対応で第三者委員会ということで評価局はもう大わらわで、この一月から二百人だったのを二百八十五人に増員をしているのに、その上全省庁の、相変わらず、見直ししてもなかなか一社単独の随意契約の状況、本当に各省の壁は厚いですよ。  要は、なぜな...全文を見る
○武正委員 総理、随意契約、午前中も、しっかりと私は指示したんだと言っておりますけれども、第三者委員会、消えた年金記録でも大変な総務省にそのことを命じて、いや、総務省が一番にらみをきかせられるんですよ、閣議決定もしているんですよと言いますが、見直しをした結果、七七%が、またもう一...全文を見る
○武正委員 ぜひ、いま一たび、いま一段と督励をしていく。  それから、これは私、法律的な、制度的な問題があるんではないかなというふうに思っています。平成十三年の一月六日に中央省庁の改革が行われて、より強い権限を内閣府あるいは内閣官房ということで置きましたけれども、やはり、法律的...全文を見る
○武正委員 四人中三人が出身官庁は国交省、非常勤理事を含めると、二十一人のうち十一人ということであります。  これは、公益法人の指導監督基準があって、三分の一以下にということなんですね。ですから、これは三分の一以上になっているんですけれども、何か国交大臣として指導はされています...全文を見る
○武正委員 担当はどちらになるんでしょうか、公益法人は。これは総務省ですか、官房長官ですか。この三分の一以下というのが守られていない公益法人がどのぐらいあるのか。これは、指導監督基準があるのに守らなくてもいいのかということなんですね。これはちょっと総務大臣にお聞きをしたいと思いま...全文を見る
○武正委員 ぜひ、今の公益法人で所管省庁の出身者が役員の三分の一以上である団体、この団体名を資料としてお出しいただきたいというふうに思いますが、いかがですか。お願いできますか。
○武正委員 速やかにお出しをいただきたいというふうに思います。  もう時間が限られてまいりました。  次をごらんいただきたいと思います。先ほど触れましたが、国庫債務負担行為ということがございます。これは財政法にその根拠がございますが、財務大臣、いわゆる単年度予算と言われるこの...全文を見る
○武正委員 例外的な措置でありますが、お手元をごらんいただくと、防衛省それから国土交通省、これは地方支分部局の平成十八年度の国庫債務負担行為、工事費を調べました。二年度にまたがるものですね。  そうしますと、件数でいきますと、防衛省の場合が、十カ月未満の契約のものが四分の一以上...全文を見る
○武正委員 最後、独立行政法人、十ページ目をごらんいただきたいと思います。  財務省から平成二十年度の予算案の説明を受けたときは、この真ん中の数字でございました。昨年までの独立行政法人への補助金は一番上でございます。つまり、平成十九年度は、昨年の予算の説明では三兆五千二百三十四...全文を見る
○武正委員 このような数字を予算の審議で出してこられるというのは、大変私は問題があるというふうに思います。  昨年の説明の数字とことしの説明の数字が異なる。しかも、発生主義ですから、組織がまだ統合もしていないのにその数字を平成十九年度に加えて、平成二十年度の支出は減りました、こ...全文を見る
02月14日第169回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○武正委員 民主党の武正公一でございます。質問を行わせていただきます。  まず国交大臣に、先週の金曜日、資料の御提出をお願いいたしまして、二月八日でしたね、連休明けの十二日にはお出しをいただくということでございました。  中期計画五十九兆円の根拠となる平成十五年から十八年、お...全文を見る
○武正委員 先週、来週中に、今週中にということも最初言われたわけでありますが、そこを何としてもということで、火曜日にというお願いをした経緯で、きのうようやく五項目出てきたということもありますので、速やかに、この十一項目、今週中ということでお出しをいただきたいというふうに思います。...全文を見る
○武正委員 これから十年間で五十九兆円の事業、一人当たり五十万円国民負担、そしてそれは法律にも明記をされている、また租特も十年間暫定税率維持、こういうようなことをこの通常国会で決めていくということで政府は法案をお出しになっておりますので、やはりその十年間の事業計画を規定する。総理...全文を見る
○武正委員 後回しになるところが出てきて、そこからつくってくださいよというふうに言われる、しかも県は負担金も出す。将来転用できるんだということでありまして、今御説明いただいたのは、この表の一番の下の、一般国道自動車専用道路二千四百八十キロで、一般国道のバイパス等を活用する区間が含...全文を見る
○武正委員 注一の方が中心であるということでありますが、注二もあって、要は、一万四千キロについて、今大臣がいみじくもおっしゃられたように将来転用できるというようなことで、着々と整備を進めておられるということでございます。  そこで、高規格幹線道路に関する点検というのを平成十九年...全文を見る
○武正委員 聞いたことに答えていただきたいんですが、「高規格幹線道路に関する点検について」という平成十九年の十一月のこれを見ると、道路ネットワークは、「高規格幹線道路については、延長約一万四千キロメートルのうち、評価区間以外が全て供用したネットワークを設定する。」と、一万四千キロ...全文を見る
○武正委員 いや、無理はないといって、つまり、一万四千キロをやるということで点検もし、それから評価の分析もしているんですよ。  これについて、大臣はどうですか。大臣ですよ、大臣。一万四千キロが前提になっているということですよ、点検も、評価も。
○武正委員 つまり、福田内閣も、あるいは安倍内閣も小泉内閣も、一万四千キロをつくるという前提で、これは四全総あるいは平成十年のグランドデザインですか、そういうような決定で、もうすべてそれが前提で来ているんだということが今改めて確認をされたということだと思います。  そこで、お手...全文を見る
○武正委員 ということは、先ほどの資料の三ページ目の注の一、高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路は含まれるということでよろしいですか。
○武正委員 あるいは、先ほど、ちょっと戻りますが、道路開発資金、特定大規模道路用地等取得事業貸付金の対象道路にも、この並行する一般国道自動車専用道路は含まれるということでよろしいですね。これは大臣、どうですか。
○武正委員 ということで、一万四千キロの整備は着々と、さまざまな事業費をもって、あるいは財団法人の貸付金をもって先行用地取得が進んでいるということでございます。  そこで、先ほどの一ページ目をごらんいただきたいんですけれども、一ページ目、今回まだお出しをいただけていないこの四年...全文を見る
○武正委員 ということは、一般国道自動車専用道路も含めて、一万四千キロ、この二十三兆円の中には、あるいは五十九兆円の中には、その予算も見積もっているということでございます。  ということで、一万四千キロは何が何でもつくるんだ、しかも、それについては、事業を精査するというお話が総...全文を見る
○武正委員 政令市はよくわかりますね、静岡市が入ったからふえたんだというのは。でも、あとの伸びと比べて、何で高速道路だけ伸びが大きいのでしょうか。一般国道とか一般国道(直轄以外)とか、主要地方道とか一般都道府県道とか、みんな路線延長しているでしょう。高速道路だけ伸びているからセン...全文を見る
○武正委員 だから、高速自動車国道は一四%伸びたからふやしたと言うんだったら、そのほかの伸びはどうなのかと聞いているんですよ。ほかも一四%あるいはそれ以上伸びていたら、それも区間数をふやすのが当然でしょう。当然、この六年間の間に、だれが考えたって一般国道や一般国道(直轄以外)、主...全文を見る
○武正委員 だったらおかしいじゃないですか。全部ふえているんだったら、全部同じようにふやすのが当然なのに、なぜ高速自動車国道だけ一二四%、二四%も区間数をふやすんですか。ちゃんと説明をしてください。  このような作為的な、恣意的な区間数の選択があったとすれば、当然、その結果はゆ...全文を見る
○武正委員 やはり、今の説明だと納得できないんですね。  この三万六千カ所、三万五千カ所、そもそもこれはだれが決めているか、お答えいただけますか。だれがこの区間数、区間を決めているのか、御説明いただけますか。
○武正委員 本当に有識者が決めたということでいいですか。私、事前の説明では、それぞれの地方整備局がその区間を決めるんだ、あるいは都道府県とかそれぞれが決めるんだということで、国交省はどこをどう決めろということは言っていないと。有識者の話も聞いていませんが、いかがですか。
○武正委員 国土交通省本省が決めるということですか、地方整備局と一緒に本省が決めるということですか、それとも地方整備局が決めるということですか。お答えいただきたいと思います。
○武正委員 私は国道のことを聞いているんで、国交省について聞いているんです。国交省本省、地方整備局、どちらが決めるのか、一緒に決めるのか、お答えをいただきたいと思います。
○武正委員 つまり、先ほど大臣が言われたように、客観性というものがないんですよ、この承認統計については。指定統計と違って承認統計というのは、ある面、国の統計としては非常に緩い、五十五の国の基幹統計に今度なる国勢調査などの指定統計よりも緩い、そうした総務大臣の承認の統計になっている...全文を見る
○武正委員 聞いておりますって、担当大臣じゃないですか、会計法あるいは予決令。予決令九十九条の六、見積書の徴取、「契約担当官等は、随意契約によろうとするときは、なるべく二人以上の者から見積書を徴さなければならない。」こう書いてあるじゃないですか。五百万円以上は要らないとこの予決令...全文を見る
○武正委員 五百万円以上というか、さっきの少額随契は別として、少額随契でなくても随意契約によるものがあるんだと。ただ、その随意契約の比率を下げなきゃいけないということを政府を挙げてやっておられるんですよ。  それで、その五百万円以上で、資料は出してもらっていますが、これだけ随意...全文を見る
○武正委員 法令担当の大臣として本当に情けないですよ。全省庁で随意契約を見直そうと旗を振って、法令は財務大臣の担当ですよ。この九十九条の六に相みつをとることと書いてあるのに、それはとらなくてもいいなんて担当大臣が言っていたら、随意契約の見直しは進みませんよ。  国交大臣、お手元...全文を見る
○武正委員 御理解得られません。  六ページを見ていただいても、六割強ですよ。全省庁発注の随意契約、十八年度、五百万円以上、六割強随契ですよ。それから、特命随契、昨年の四月から七月末までの四カ月間、見直してもやはり八割弱また一社受注ですよ。法令担当大臣が、財務省がやはりみずから...全文を見る
○武正委員 私は今道路のことを聞いているんです。道路の三兆六千億のうち九千億強が国庫債務負担行為であるということを言ったんです。  済みません、時間がないので、大臣とのやりとりにさせてください。  そこで、私、ちょっと、国交省とやりとりしたら、こんなことを聞きました。官房長官...全文を見る
○武正委員 私は、総務省に出していただいたデータでつくっておりますので、ぜひ最新のデータをお出しいただきたいとお願いをしたいと思います。  そこで、国交大臣、道路開発振興センター、四人に三人が国交省出身なので、その日にもう見直しをします、このように言明されました。ちなみに、この...全文を見る
○武正委員 辞職されてその後にまた国交省から来られたら何のことはないわけでありまして、そういったことはもうないということでありますし、また、先ほど読み上げた財団、ほとんどがやはり三分の一以上なんです。ぜひ、今の道路開発振興センターを速やかに直されたように、今総務省からいただいた資...全文を見る
02月21日第169回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○武正委員 民主党の武正公一でございます。  今、馬淵委員の質疑の中で、最後、総理は、需要推計あるいは交通センサス、こうした科学的な統計に基づいて、高速道路を含めた十年計画、五十九兆円、国民一人当たり五十万円、これに関連する法案が、きょう衆議院本会議で出される。その議論が、この...全文を見る
○武正委員 先ほど需要推計のところでも、総理は、政策判断だというふうにお認めになっておられます。ということは、国交省が言っている交通センサス、そして交通センサスをもとに需要推計、需要推計をもとにBバイC、こうした科学的な見地、あるいは第三者のさまざまな委員会の公平公正な見地からの...全文を見る
○武正委員 改めて確認をいたしますが、将来、BバイCが一・〇以下であってもつくる場合があるということですか。
○武正委員 私が聞いているのは、これで中期計画、十年間で五十九兆円の道路整備の大枠を決めるわけです。その中でこれから具体的に整備路線を決めていくときに、必ず最新のデータでBバイCをはかるんだということも再三国交省は言っておられます。その中で一・二以上のものを優先的にやっていくんだ...全文を見る
○武正委員 先ほどのお答えと違うじゃないですか。  先ほどのお答えは、こういうふうに言いましたよ。これから、需要推計が合っているかどうかわからない、需要推計も変わってくるかもしれない。そしてまた、BバイCの値も、今は一・二以上が着工という基準だけれども、一・〇を切るかもしれない...全文を見る
○武正委員 平成十一年のセンサスで今回の中期計画をつくっておられます。もう平成十七年のセンサスの数値が出始めている、ことしの秋には出る。だから、我々は、最新の数値で中期計画をつくり直すべきだというふうに言っているわけなんです。  先ほどから我々の委員が言っているのは、もう車が減...全文を見る
○武正委員 中期計画をつくるのはこれから十年間であります。しかし、その十年間の中期計画の先には二〇三〇年があり、二〇五〇年があるんです。そうした将来の全国的な高規格幹線のネットワークの中で、ここで十年間が位置づけられているんですよ。ですから、二〇三〇年、二〇五〇年の将来の需要推計...全文を見る
○武正委員 便益計算は四十年先を見ておりまして、十年後はさらに便益は小さくなるわけですね、需要推計が減っていくわけでありますから。ですから、十年後のものがまず下がっていく。そして、当然、その先の二〇三〇年、二〇五〇年の需要推計がどんどん落ちていく。  ところが、今のこの十年計画...全文を見る
○武正委員 いきり立つというか、これはやはり、十年間で五十九兆円の予算をここで確定していくわけなんですね。  総理、総理は前も言っておられますけれども、毎年毎年予算を精査すればいいじゃないか、このように総理もきのうの財務金融委員会で言っておられますね。十年計画ということで五十九...全文を見る
○武正委員 お手元の資料二ページ、三ページ目をごらんいただきたいと思います。パネルはこちらになります。  十年間で五十九兆円、この道路特別会計、特定財源を使った予算でございます。この五十九兆円の予算が十年間、私はここで決まっていくというふうに思っております。これからそのことにつ...全文を見る
○武正委員 道路整備は時間がかかるんだ、まさに総理が言われたとおりでありまして、このように国交省の道路特別会計は五年先、五年後の予算を確定していくような複数年度の契約、こういったものを使うという特徴があるということなので、十年五十九兆円、毎年チェックすればいいじゃないかというのは...全文を見る
○武正委員 つまり、国交大臣が決めているんですね、国幹審に諮らずに。国幹審に諮らずにこの七百十二キロを整備しているわけであります。その総額は三兆八千八百五十六億円。この七百十二キロの整備に約四兆円近いお金がもう既に投じられております。十九年度も、事業中区間が三十八路線、三百三十一...全文を見る
○武正委員 そうしましたら、この下の地域高規格道路、これも事業をやっているんですけれども、これも、平成十九年度の二兆三千三百億円という実績値、それをもとに十年間で二十三兆円使うんだという基幹ネットワークのもととなる実績値に含まれておりますか。
○武正委員 そうしましたら、この地域高規格道路は、だれがこの調査区間を指定するのか。そして、計画路線の約七千キロのほかに候補路線もあるんですね、候補路線はだれが指定するのか。  計画路線はだれが決定するのか、そして、だれが調査区間、整備区間を指定するのか、そして候補路線はだれが...全文を見る
○武正委員 私は事実を確認しているので、この地域高規格道路は、だれが調査区間、整備区間を指定するんですかということにお答えをいただきたいと思います。候補路線はだれが指定をするのか。事実をお答えいただきたいと思います。
○武正委員 この計画路線は大臣が決定して、調査区間、整備区間は道路局長が指定をする、候補路線も道路局長が指定をするということで、それこそ、宮崎の知事が、政治力がない地域にはなかなか道路ができないんじゃないか、国交省のさじかげんでというような趣旨のことを述べたとされておりますところ...全文を見る
○武正委員 これは国交省にお任せするということではなくて、総理みずから、十年間で五十九兆円の計画でありますから、やはり督励をして、国交省の局長が道路を指定していくというやり方を変えないと、先ほどの、一・二以上でつくるんだということがこの十年間でも崩れていってしまうということであり...全文を見る
○武正委員 以上で……(冬柴国務大臣「ちょっと一言だけ。ここのところだけ」と呼ぶ)いやいや、もう総理の答弁で終わりにします。  以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。
02月22日第169回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○武正委員 民主党の武正公一です。  公述人の皆様、きょうはどうもありがとうございます。  私は、平成七年に県議会議員に初当選をして、埼玉でございますが、二期目、五年経過をした平成十二年に衆議院に初当選をいたしまして、今三期目でございます。  立谷公述人も同じく平成七年の四...全文を見る
○武正委員 民主党は、一般財源化をしてそれをそれぞれの自治体に使っていただく、それぞれの中で選択と集中ということで御判断をいただくということであります。  今、公述人からは、基本的に分権、これはやるべしということも確認もできましたし、特に市道については自由に使える、そういった仕...全文を見る
○武正委員 先ほど、三位一体改革の中の義務教育費の国庫負担金の増額、これをあわせてお聞きしたんですが、それはどのように振り返っておられますか。
○武正委員 あわせて、公述人は法人二税の配分の見直しということも言っておられまして、昨年の衆議院の総務委員会などでも、ふるさと納税ですね、前総務大臣がこのふるさと納税を持ち出されまして、確かに、地方にそれぞれ寄附をできる、寄附税制の見直しということは私ども民主党も言っていたんです...全文を見る
○武正委員 水谷、菊池両公述人に、限られた時間、五分間でありますが、きょう、大田大臣が関係閣僚会議で、いわゆる景気判断の下方修正、一年三カ月ぶり、これを提出するということであります。  サブプライムローンの影響は、日本の邦銀八行で七千億弱ということで、欧米に比べれば低い量であり...全文を見る
○武正委員 最後には、公共投資も選択と集中だ、民間投資を誘引するようにというようなことでございました。  ありがとうございました。
02月29日第169回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○武正委員 民主党の武正公一でございます。  まず冒頭、きょうのこの委員会、イージス艦・沖縄問題等集中審議でございますが、この後、締めくくり総括質疑そして採決ということが委員長職権で立てられたことは、極めて遺憾でございます。  その理由として、まず、昨日、道路問題の集中審議を...全文を見る
○武正委員 私どもは、一・二を切ればこの期間はやりませんと、この間、二十一日に国土交通大臣は言ったわけでございます。それが今のように、これまでは一・二を上回ることが確認されない限り整備は行わないということを申し上げてきた、それが二番目までであります。しかし三番目、しかしこの限りで...全文を見る
○武正委員 総理が、十分な時間もうやったじゃないか、だから審議打ち切り、採決、構わないじゃないかという趣旨できのう述べておられるから、私は聞いたのでございます。  改めて、徹底した審議が必要であることを、もう委員長職権で立てておりますが、私ども民主党は求めてまいります。  そ...全文を見る
○武正委員 総理は何時にお聞きになられましたか。総理にお伺いしているんです。
○武正委員 この表を見ていただくとおわかりいただけるように、またお手元の資料をごらんいただくとおわかりいただけるように、四時七分発生から、今のお話ですと約二時間経過をして総理そして官房長官に連絡が入ったわけでございます。  それで、このお手元の一枚目に書いてありますように、初動...全文を見る
○武正委員 先ほど、防衛大臣も、今防衛省の検討として、内閣の情報集約センターに連絡が、防衛省の場合、六時二十七分に入ってしまった、事故発生から二時間二十分後にということもあって、いち早く内閣官房の情報集約センターに連絡を出すように、そういう指示を今検討しているということを先ほど言...全文を見る
○武正委員 御案内のように、あのときには、森総理が、戸塚カントリー倶楽部でしたか、十五番ホールにいた。そして、福田官房長官は群馬県にいた。そして、伊吹危機管理担当大臣。あのときは危機管理担当大臣というのがあったんですね。小泉内閣になってなくなってしまったんですよ、危機管理担当大臣...全文を見る
○武正委員 えひめ丸の事故を教訓にこの閣議決定がされていて、いち早く官邸に連絡が入るように、しかも情報集約センターに入るようにといいながら、今回そこに二時間あるいは二時間二十分もおくれて入っている、ここがやはり問題だということであります。  官房長官からそれを見直すということで...全文を見る
○武正委員 この図を、一枚目を見ていただくように、官邸連絡室そして官邸対策室、二省庁だからということではいかがかなというふうに思います。  先ほど触れた閣議決定、そしてそれに基づく細目でも、重大事件、やはり自衛隊に関する事故、これはもう重大事件とこの内閣は平成十五年に決めており...全文を見る
○武正委員 海上保安庁からいただいた資料では、午前十時二十七分に潜水捜索は終了されているという資料もいただいておりまして、なぜそれを聞くかというと、午前中に海上保安庁に連絡がないまま、航海長が市ケ谷に行っている。あるいは、午後には、今度は海上幕僚長が「あたご」に行っている。あるい...全文を見る
○武正委員 私が事前にお伺いするところ、海上保安庁では、これが重大事件、これがそうでないと、そういう決める基準はない、そして海難審判庁は、きょうに至るまで重大事件の認定はしていない。海難審判庁から重大事件の基準を出していただいたら、死者十名以上であることというのが一番最初にあるん...全文を見る
○武正委員 ということで、今日まで重大事件の特定はしていないということがわかるわけです。  官房長官、なぜ官邸を挙げてこのことに取り組まなきゃいけないのか、官邸連絡室じゃなくて官邸対策室あるいは官邸危機管理センターに格上げする必要があるのかというと、こうした関係省庁のまだまだ認...全文を見る
○武正委員 三条委員会ということでありますが、もともと私ども民主党は、海難審判庁も含めてそれを一つにということを申し上げてきたところでございます。  そこで、今回の沖縄少女暴行事件について、米軍によるこの事件について話を移してまいりますが、民主党は、この事件が起きましたときに、...全文を見る
○武正委員 日本における米軍の駐留の数の多さ、日米関係のさらにまた今深化をしようとしているこの状況、また、先ほどから話が出ておりますように、沖縄に米軍の専用施設・区域の七五%が集中をしている、こういったことから、やはり地位協定の改定ということに踏み込むべきだということを申し上げた...全文を見る
○武正委員 韓国もドイツも地位協定の改定をされていますよね。いかがですか。
○武正委員 つまり、改定をしている国はあるというわけです。ですから、私は、日本も改定ができないということはないし、そしてそれを、まして申し入れていないということは極めて不可解であるということでございます。
○武正委員 ボンの地位協定では、たしか低空飛行の禁止という項目があったと思うんですね。ですから、私は、やはり各国それぞれ、日本にとっても参考にすべき点はあるし、地位協定の改定というものは行わないんだということで臨む政府の姿勢がいかがなものかと。私どもは、やはり地位協定の改定という...全文を見る
○武正委員 この二月十五日、私ども民主党が、私も行きましたが、ジルマー四軍調整官に抗議ということで申し入れを行ったときに仲井眞知事とも面会をいたしましたが、同日、仲井眞知事は、たしか、前々から三年で普天間基地の返還ということを主張されておりますし、もともとSACO合意のときにはこ...全文を見る
03月26日第169回国会 衆議院 外務委員会 第3号
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○武正委員 民主党の武正公一でございます。  特別協定についての質疑を行わせていただきたいと思います。  まず外務大臣に伺いたいんですが、この特別協定、ちょうどこれから審議が、きょうから質疑が始まったんですけれども、前協定の期限が今月末で切れるということで、政府は、新たな特別...全文を見る
○武正委員 いや、私が伺ったのは、そうすると、国会承認が三月三十一日を超えた場合の不都合ということについてはどのように理解をされているのか。  では、具体的にお伺いをいたしますが、資料の二ページをごらんいただきたいんです。  過去五年間の特別協定に係る在日米軍駐留経費負担の支...全文を見る
○武正委員 日米安保条約そのものが、やはり極東条項の範囲をめぐってもその拡大ということが指摘をされておりますし、在日米軍の果たす役割が、今言った日米同盟下での日本の防衛というものをさらにはるかに超える役割を担っている、こういう指摘が当然あるわけでございます。  そういった中で、...全文を見る
○武正委員 では、外務省はお答えいただけますか。外務委員会の理事懇談会で、外務省出席のもとでこれは何度か伺っていまして、そのときの説明では平成十五年度と十八年度は立てかえたと。十五年度以前はどうですかということで、いかがでしょうか。
○武正委員 これは外務委員会の理事懇談会で求めて、この表を出していただいたのは防衛省だと思うんですね。その説明を受けたときに、十五年以前はどうですかと聞いて、そのとき、わかりません、調べますということだったので、きょうまたこうして質疑が始まって、このことを聞いても今もってわからな...全文を見る
○武正委員 そうすると、いつ出てくるんでしょうか。このときは防衛省がこの資料を持ってきて説明したと、外務委員会の理事懇談会、記憶をしておりますけれども。そのときに聞いたんですね。いかがですか。  もしかして、十五年以前に立てかえをやったかどうかもわからないんじゃないんですか。こ...全文を見る
○武正委員 もう既に、守屋前事務次官の案件以来、防衛省には、民主党の外務防衛部門会議で何度となく資料要求をしていますと、もう五年の期限が切れたから資料がありません、わかりません、こういう答えが続いております。  五年前、これはもう本当に、日米関係ですから調べればわかるだろうとい...全文を見る
○武正委員 もうこれは質疑が始まっているわけなんですよ。この間もそういう答えだったんですね。五年前のものは書類の保存義務がありませんから答えられませんと。また今それをいみじくも言って、今訂正はされましたけれども、きょうから質疑に入ることは、準備の中で政府の方も当然想定しているわけ...全文を見る
○武正委員 これはこの後もちょっと質問の中で取り上げるんですが、やはり説明責任が政府として十分果たせていないのではないかというふうに言わざるを得ないんですね。ですから、国会の質疑はもとより、やはり十分な情報を開示していただかないと、この審議が実り多いものになっていかない。それはひ...全文を見る
○武正委員 では、速やかに、特にきょうのこの委員会の間には御報告をいただけるということでいいですか。
○武正委員 ぜひ委員会の間に御報告をいただきたいというふうに思います。  そこで、光熱水料の節約努力ということで、外務大臣も、今回は一層の節約努力ということで、「前三条」ということですから、一条、二条、三条の節約努力をうたっているわけなんですが、やはりそれは、この二年間なり、し...全文を見る
○武正委員 外務省としてそうした、特に例えば光熱水料の節約努力についてしっかりと検証したと。今、私がお答えするのが適当かどうかと言いましたが、その分野については防衛省に任せっきりなのではないのでしょうか。外務省としてしっかりと節約努力ということを交渉担当者として交渉した、このよう...全文を見る
○武正委員 部門会議なんかでやりとりしていると、外務省の方から、この交渉は春から始まって、十二月十一日ですか、合意したのが。前よりも非常に時間もかかった。それから、特に米側からは、米側のいろいろな財政事情からいって、実はもっと特別協定の負担分をふやしてほしいと。そういう圧力が大変...全文を見る
○武正委員 防衛省はどうですか。個々の住宅にメーターはついていませんよね。我々はそれを聞いて、やはりこれじゃ、節約努力といったって、なかなか節約できないなというふうに思ったんです。  今の外務大臣のお話のように、提供施設に、例えば、普通ですと、関東地域でしたら東京電力、そういっ...全文を見る
○武正委員 随時申し入れているというのは、どこでどのように申し入れているんですか。分科会でやっているのか、あるいは日常の担当者同士でこういったことに触れているのか、いかがでしょうか。
○武正委員 分科会では具体的にどの分科会でこういった申し入れをしているのか、あるいは、そうした分科会では申し入れはしていないのか、いかがでしょうか。
○武正委員 こういうのはもう何度も部門会議でもやっているので、日米合同委員会のもとに各分科会がつくられて、そこで外務省、防衛省の担当者が出て、この駐留米軍のさまざまな案件について協議をしている、こういうふうに理解をしているわけでありまして、当然、特別協定にまつわる執行状況、それか...全文を見る
○武正委員 その申し入れのときにどんなことを言ったんですか。あるいは、そういう文書があるんだったら出していただきたいと思います。
○武正委員 だったら、その申し入れの内容はどういうことを言ったのか、十九年の四月二日とその翌月の五月。お答えをいただけますか。
○武正委員 例えばそういうときに、これは我々が当然考えるわけですが、米軍住宅一戸一戸にメーターをつけるなりして、やはり節約努力してくださいよ、こういうことを申し入れるということは可能なんでしょうか。あるいは、そういったことはもうやっちゃいけない、こういうことなんでしょうか。今みた...全文を見る
○武正委員 外務省に伺いますけれども、この合同委員会の分科会でこういったことの協議を行う場というのはないんでしょうか。先ほど、どの分科会かわからないということなんですが、これはもう外務省に伺った方がいいと思うんです。  日米合同委員会の分科会の中で、こうした在日駐留米軍のあり方...全文を見る
○武正委員 一ページをごらんいただければ、光熱水料というのは、これは負担が始まったのはいつからですかね、平成三年ですか。その前は日本側は負担していないわけですね。ですから、今は米側の使っている全部は払っていないというお話でしたけれども、平成三年前は日本側は負担していないわけですよ...全文を見る
○武正委員 資料四ページをごらんいただきたいんですが、光熱水料の概算交付、支払いなどの図を防衛省に出していただきました。この三番で、支払い関係書類というのが在日米軍司令部から毎月出される。電力会社からの請求書が翌月中旬、そしてそれにちゃんと支払ったという領収書が翌月下旬、日本政府...全文を見る
○武正委員 外務大臣、どうですか。こういったものも、やはりちゃんと、幾ら払っているのか、国会に対しても毎月の支払いの額というのが教えてもらえないわけですね。今みたいに、では、基地ごとでどういう努力をしているのか、本当にメーターは必要じゃないのか、そういったこともチェックできないわ...全文を見る
○武正委員 この四ページ目を見ていただくとわかるように、在日米軍から毎月、その分の光熱水料は翌月の中旬に電力会社などから請求書が来て、払った分の領収書を送っている、毎月防衛省に出しているそうです。それをこういう図で、私もそういう説明を受けました。政府はわかっているんです。ですから...全文を見る
○武正委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月02日第169回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○武正委員 民主党の武正公一でございます。  午前中最後のバッターになりますが、順次質疑を行わせていただきますので、よろしくお願いいたします。  特別協定についてということで、三月二十六日も質問をいたしまして、この間も理事懇談会でお願いをして、外務省、防衛省、本協定にかかわる...全文を見る
○武正委員 外務大臣、この協定の担当大臣として、国会に承認を求めるこの審議の過程において、米側による立てかえ払いが五年を超えるものについて、ようやく平成十四年度のみがわかった。こういう政府の米側とのやりとり、交渉、これについてはどのようにお考えですか。  私は、国会に承認を求め...全文を見る
○武正委員 担当大臣として国会に対する説明責任を果たそうという気概を感じられないのは、やはり私は大変残念でございます。  そこで、続いて節約交渉について伺いたいんですが、三月二十六日、本委員会で外務大臣から、特に光熱水料、これについての合同委員会での分科会はどこですかということ...全文を見る
○武正委員 本協定の六条でも「この協定の実施に関するすべての事項につき、合同委員会を通じて協議することができる。」という条文があるから、こうしたことを聞いております。  ちなみに、日米合同委員会の組織図がお手元の資料の一番最後のページに載っておりますので、ごらんをいただきたいと...全文を見る
○武正委員 外務大臣、これは外務省も所管になって、代表は両省庁になっております。基地負担の軽減と抑止力の維持、これがロードマップのうたい文句でありますが、その基地負担の軽減の検証をこの統括部会で行わないと、やはり抑止力の維持のみが強くなっていってしまうということになると、結局はロ...全文を見る
○武正委員 しっかりと担当省として取り上げていただきたいというふうに思います。  繰り返しますが、本協定の第六条で「日本国及びアメリカ合衆国は、この協定の実施に関するすべての事項につき、合同委員会を通じて協議することができる。」このように条文に位置づけられているからこそ、この条...全文を見る
○武正委員 先ほどいみじくも、米側が必要だと言えば仕方がないかもしれないと。強く求めてきたぎりぎりの交渉であると言いましたが、非常に、労務協約がこういった形で結ばれていると、やはりこれを変える必要があると思うんですが、外務省として、これを変える、そうした御意思は、あるいは必要性を...全文を見る
○武正委員 外交交渉は、やはり国際協約、国際協定あるいは条約、あるいはこうしたいろいろな書簡とか、そうしたことで交渉が積み上げられているものだというふうに理解いたしますので、こうした協定あるいは書簡、そしてまた協約、これでただすべきところをただしていくということで日本側の考え方、...全文を見る
○武正委員 特別協定の二条にあるんですね、今のことが。  外務大臣、この特別協定の二条も問題なんじゃないですか。公認調達機関が適当な証明書を付して代金の支払いに要する負担をするということで、その証明書、これでいいというふうにして本当にいいんでしょうか。  この特別協定が根拠だ...全文を見る
○武正委員 やはりこうした外交当局者の対応では、国民の税金を無駄なく有効に使い、そしてそれがひいては日米の安全保障条約あるいは日米同盟の確固たる基盤の確立につながる信頼感の醸成につながるとはとても思えないということを申し上げて、質問にかえさせていただきます。  ありがとうござい...全文を見る
○武正委員 民主党の武正公一でございます。引き続き質疑をさせていただきます。  民主党では、早朝、外務防衛部門会議という会議を行いながら、外交、防衛全般にわたるさまざまな質疑を行っております。そうした中でも、特に日本外交について、特に外務省を中心とする日本外交が、諸外国とのかか...全文を見る
○武正委員 それでは個別具体的ですが、今回のチベットにおける中国での騒乱というか暴動というか、これについて、特に人権という観点から。  これは日米も、二〇〇六年のブッシュ・小泉会談、やはりあのときの共同文書で初めて人権というものが普遍的価値ということで盛り込まれたというふうに記...全文を見る
○武正委員 そうすると、具体的に総理みずから首脳に対してその点を指摘する、取り上げる、特にこれから首脳の訪日があるわけですので、そうした機会も、先ほど言われた電話あるいは直接お会いするときにそうしたことを取り上げるということでよろしいでしょうか。
○武正委員 隣国中国は日本にとっても最重要な国の一つであるというふうに私は認識をして、これまでもそうした中国の方々とのいろいろな交流をしてきた一人でございますので、今の総理の御指摘は大変遺憾であります。  また、私が申し上げているのは、やはり先ほどの、日中ハイレベル経済対話の共...全文を見る
○武正委員 私は、やはり総理の言葉で直接伝えるということが必要であるということを申し上げたわけでございます。  そこで、在日米軍関係日本側負担に移らせていただきます。  まず、資料をお手元に、これも先ほどもう配っておりますが、一ページ目をごらんいただきますと、A3の資料をA4...全文を見る
○武正委員 私どもは防衛大臣に本委員会への御出席を何度もお願いしてまいりましたが、それが与党の側で受け入れられませんでした。そのときに与党の理事からも、いや、総理は自衛隊の最高指揮権者だ、こういうような話もありまして、きょう、総理にお伺いをしているわけで、今、感想でいいんですよ、...全文を見る
○武正委員 これはやはり、今言った、国会に対する説明責任というものを政府が十分果たせていない一つの証拠だというふうに思うんですね。我々だって、三千五百戸で二十五・五億ドルということでやってきているわけですから、今のようなことを言って、じゃ、公的なものを除いたら一戸当たり幾らなのか...全文を見る
○武正委員 やはり、この特別協定の交渉というものは外務省、防衛省で行っておられます。そしてまた、資料をごらんいただくとおわかりのように、一番最後に、日米合同委員会がございます。この日米合同委員会のそれぞれの分科会で、日米間の、駐留にかかわる、あるいは日米同盟にかかわるいろいろな交...全文を見る
○武正委員 それでは、最後の質問に移らせていただきます。地位協定の改定についてでございます。  総理、日米地位協定の改定について、民主党はこれまで、その改定案というのをまとめてまいりました。過日、在日米軍の少女暴行事件もあり、また、きょうも質問が出ておりますが、品川駅から横須賀...全文を見る
○武正委員 やはり、特別協定の審議と同様、地位協定の改定というものが、今まさにそれをやらなければならないタイミングであるということを強く申し上げて、私の質問にかえさせていただきます。  どうもありがとうございました。
○武正委員 民主党の武正公一でございます。  日米地位協定第二十四条についての新たな特別措置協定に関し、民主党・無所属クラブを代表し、反対の立場から討論を行います。  民主党の安全保障政策の基軸は日米同盟、日米安全保障条約にあります。二年前の改定では、防衛施設庁の官製談合が在...全文を見る
04月09日第169回国会 衆議院 外務委員会 第6号
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○武正委員 民主党の武正公一でございます。  在外公館等法改正ということで質疑をさせていただきます。  お手元の方に資料を配らせていただきました。  まず、この法改正の中で在勤基本手当の改正、現地の物価あるいは為替変動に基づいてということでございますが、特に、一ドル百十三円...全文を見る
○武正委員 財務省も政務官がお見えでございます。  これは財務省が告示をしている官報に載った価格というのですか、毎年十二月に発表しているようでありまして、五ページに過去十年間の財務省告示の公布日、並びに、その積算レートの算出対象期間も、十年間のものを六ページに載せてございます。...全文を見る
○武正委員 同じ時期、十月ですかね、金融機関も、ことしの四—六月、あるいは二十年度の一ドル幾らかというのを予想しているわけですが、みずほが百四円、UFJが百七円、大和百十円などなどばらばらでありますが、百円台前半も予想しているところもございました。  その中で、百十三円というこ...全文を見る
○武正委員 予測をしてはいけないといっても、海外との契約とか、こうした海外での支払いとかが、御説明では三千億円ぐらいあるということで、どうしても現地での為替の変動のリスクを当然日本国政府としても受けるという中で、財務省が七ページのようなこうした告示をしているわけですから、これは当...全文を見る
○武正委員 であるならば、例えば直近のデータを何か生かすような形ができないのか。  というのは、特にこの一月から三月までの急激な円高が起こっていますので、今のように、そういう実績主義、それも一カ月から六カ月の幅で見ているということであれば、当然予算の策定という条件はあります、た...全文を見る
○武正委員 過去の為替時系列データを見ておりますと、ちょうど二〇〇四年から二〇〇五年ですか、このときには百三円というような形で円高が急激に進行もしております。ただ、二〇〇五年の末から百二十円前後でずっと推移をしてきた。特に、近年の円安ということを言っておられるのだろうというふうに...全文を見る
○武正委員 最近は、メールでのやりとりというもの、旅行者も当然されるようでありますが、例えば、長期、短期滞在者のアドレスの登録というのですか、何かあったらメールで急に連絡できるように、こういったこともあっていいだろう、こういうような指摘もあるし、また、それを実際にやっているところ...全文を見る
○武正委員 やはり、こうした在外公館で働く外務省の職員の皆さんの手当増の法案、法改正でありますから、それが在外邦人へのサービスなりあるいは在外公館の機能強化に結びつくということが大前提の手当増、見直しだというふうに理解をいたしますので、もちろん、職員の皆さんの居住環境あるいは勤労...全文を見る
○武正委員 私が伺ったのは、二月十五日に検査をしたとき、それからまた十一月二十七日、国会への報告で、今のように、処理実績が処理能力を下回っていて、十分に稼働しておらず、援助の効果が十分発現していない状況になっているということだったんですが、一月一日にプラントが火災になっていたとい...全文を見る
○武正委員 十一月二十七日までの間にも、二〇〇二年の八月三十日あるいは二〇〇二年の九月二十七日に口頭でJBICに対してその説明を求めて文書の回答を得ているようでありますが、そのときにも、そうした一月一日に火災があったという報告はJBICからなかったということでしょうか。
○武正委員 JBIC、おいででございますが、JBICもこの一月一日の火災ということは把握をしていなかった、あるいは、していたとすると、いつだったのか、どういう経緯で把握をしたのか、お答えいただけますか。
○武正委員 そのことを、会計検査院の検査あるいは会計検査院からの照会、十一月二十七日の国会への報告を作成するについて、報告をしていなかったと会計検査院は言っておりますが、なぜでしょうか。
○武正委員 二〇〇二年の八月三十日と二〇〇二年九月二十七日に会計検査院に文書の回答をされておりますが、その写しを委員会の方に御提出いただけますでしょうか。JBICさん、いかがでしょうか。
○武正委員 事前にJBICさんに聞いたら、会計検査院さんがオーケーならば出せるというふうに言っていたんですが、会計検査院さん、いかがでしょうか。このやりとりというのが大変大事なものですから、国会としても注目をしているもので、今言われたように、火災の報告がなかったということを証明す...全文を見る
○武正委員 できないという答えでありますので、JBICさんは出したいと言っても、できないということになってしまうんでしょうか。  ところで、会計検査院が二月十五日に現地視察したときに、通訳はどの方がやられたのか、それから大使館の職員は立ち会ったのか、お答えをいただきたいと思いま...全文を見る
○武正委員 通訳は相手方というお話でしたけれども、JBICさんもたしかこのとき立ち会っていると思うんですが、通訳はだれがやったのか、JBICさん、お答えをいただけますか。
○武正委員 会計検査院は、今、相手方ということでしたけれども、相手方というのはPEMEXということでしょうか。
○武正委員 通訳がだれかわからないというようなことで、本当に不可解でありますが、JBICは、実地検査前の一月末から、火災跡は外観からはわからない、稼働していないことを実査、実地検査で指摘された場合には、メンテナンスによる休止と回答するよう指示とする文書を行内で回覧したという報道が...全文を見る
○武正委員 また、先ほど触れた、八月三十日、二〇〇二年の脱硫処理量の見込みについてJBICは同日、検査院に、PEMEXからの回答によれば日量三万八千バレルと、二〇〇一年実績の処理量、日量二万一千バレルを大幅に上回る数量を示し、施設は問題なく稼働しているとする見解を伝えていたという...全文を見る
○武正委員 要は、この年は九月まで処理量はゼロであったわけであります、火災によって。それで、特殊なケーブルが調達できないということで、処理がゼロであった。年間平均の処理量は、会計検査院にJBICが報告した十分の一以下の三千四百七十バレルにとどまっているということでありまして、JB...全文を見る
○武正委員 最後、外務大臣にちょっとこれまでのやりとりについての御感想、御所見を伺いたいんです。  これはODAの一事例、その適正な執行をチェックする立場で会計検査院もいろいろ現地の実査をやったわけでありますが、それに対してやはり外務省として、火災のことも現地の大使館も把握をし...全文を見る
○武正委員 ぜひ在外公館としても、この点を踏まえてお取り組み、改めて見直しをしていただきたいということを申し述べて、質問を終わります。ありがとうございました。
○武正委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表しまして、案文を朗読し、趣旨の説明といたします。     在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   一日も早い解決を迫られ...全文を見る
04月11日第169回国会 衆議院 外務委員会 第7号
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○武正委員 民主党の武正公一でございます。質疑を行わせていただきます。  今、質問の中でも御指摘があった齋木さんにも御出席いただきまして、後ほどお話を伺いたいと思います。  先ほど閣議も行われたようでありますが、十三日に期限切れを迎える対北朝鮮経済制裁、これは閣議決定がされた...全文を見る
○武正委員 民主党でも、外務防衛部門会議が開かれておりまして、過日は、拉致対策本部あるいは国土交通、経済産業等と合同部門会議を開きまして、政府の経済制裁延長への対応も協議をいたしました。  そのときには、中井本部長に対応一任ということになりましたが、そうした中で、複数の議員から...全文を見る
○武正委員 報道では、ヒル国務次官補については、プルトニウムの抽出量についてやはりアメリカの認識との開きがあったというような報道もありますが、そういったことに言及があったのかどうか。それから、齋木局長のコメントとして、拉致問題の早期解決についても北朝鮮に伝えてくれたというふうに述...全文を見る
○武正委員 テロ指定国家の解除について、アメリカの基準というのは、過去六カ月間にテロを支援していない、将来も支援しないと誓約するということでありますが、衆議院の拉致特の委員会でも決議しているように、我々国会とすれば、やはり北朝鮮は拉致ということを継続的に支援している、こういう認識...全文を見る
○武正委員 テロ指定国家についての基準、これについて国会の方は、引き続き北朝鮮が継続してテロを実行しているということで、指定解除の基準には合わないだろうということで、拉致特ではその決議もしているわけです。  それについては、ヒル国務次官補の認識として、この拉致問題というものがや...全文を見る
○武正委員 お手元の資料の一ページにありますけれども、具体的に、日中間の協議でずっと続いているのは共同開発の場所でありまして、第四回でしたでしょうか第三回に中国側から提案があったのは、この中間線の、何というんですか、南北というか、報道では特に尖閣諸島の北部での共同開発ということで...全文を見る
○武正委員 外務大臣、今、北京でのやりとりを国会で報告いただこうということで、局長から御報告をお願いしたのですが、やはり米朝協議の報告が一つメーンだったと思います。  やはり国会とすれば、拉致問題の解決ということから、それが置き去りにされてはいけない。これは六者会合の第二段階で...全文を見る
○武正委員 前段について、特に日中のガス田協議については、棚上げみたいなことがあってはいけないわけで、中間線、あるいは国連海洋法条約にのっとった解決、具体的には国際司法裁判所でしょうか、こうしたところも含めて、やはり中間線というものはしっかりと守っていくということで交渉をお願いし...全文を見る
○武正委員 外務副大臣もいかがですか。
○武正委員 以上で終わります。ありがとうございました。
04月16日第169回国会 衆議院 外務委員会 第8号
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○武正委員 民主党の武正公一です。  条約についての質疑、主に日中刑事共助条約について行わせていただきます。  条約が日中間にかかわる案件でもございますし、今、近藤委員が指摘をしましたように、当外務委員会の理事懇談会で、本条約の質疑を早くすべきだ、こういうことがあったというこ...全文を見る
○武正委員 報道では、これまでの日本側の主張である四島の帰属を確認して平和条約の締結をという日本側の主張を述べたという報道もあるんですが、外務省からいただいたペーパーにはちょっとそういう記述がないものですから、改めてそういったことを言われたのか。そして、それについて日本側の主張を...全文を見る
○武正委員 総理が訪ロされるわけなんですけれども、この後ちょっと日中の局長級協議でも聞きますが、やはり合意文書というものが、以前も、あれは小泉総理が訪ロしたときでしょうか、たしか十本ぐらい合意文書があったと記憶をしておりますけれども、今回もやはりそういう合意文書というものは予定を...全文を見る
○武正委員 重ねてお伺いしますが、日朝間の懸案について、拉致問題について、今回訪ロのときの外相とのやりとりでは取り上げて、日本側の立場は当然、解決に向けてロシア側の協力を、そういうことになろうかと思うんですが、そういうような趣旨で取り上げられたということで確認をさせていただきたい...全文を見る
○武正委員 それでは次に、日中局長級協議について伺わせていただきます。  直接北京で交渉されたので、本来であれば総合外交政策局長の河相さんに伺いたかったのですけれども、まだ帰国されていないということで副大臣になるんでしょうか。  これについて、特に、これもやはりペーパーをいた...全文を見る
○武正委員 人権理事会についてのやりとりがあるんですけれども、これについては。
○武正委員 お手元のペーパーでは、日中外相協議、それから五月の国家主席の訪日を控えて行われたということでありますが、報道では、主席来日については、これまで三つの文書があるということで、ある面、第四の文書というようなことも言われる。首脳間の合意、これを文書にするというようなことが報...全文を見る
○武正委員 ちょうど今、与党の幹事長が訪中をされているというふうに伺っております。総理の親書をお渡しされたということもきのう報じられておりますが、この外務委員会でも総理にもおいでいただいて、特にあのときには、チベット問題等も踏まえて、日本としての考え方、それをやはり中国首脳に伝え...全文を見る
○武正委員 先ほど触れたように、総理の親書ですね。ですから、この間も外務委員会で総理は、タイミングを見てしかるべきときにみずから中国首脳に対してしっかりと伝えていくんだ、タイミングを見ているんだ、こういうような発言があったものですから、今回ちょうど与党の幹事長が総理の親書を手交さ...全文を見る
○武正委員 御存じではあるということがわかったわけでございます。  では、局長級協議にまた戻らせていただきますけれども、この後また触れてまいりますが、ギョーザ事件については、このときは、特に局長級協議では触れられていないということでしょうか。
○武正委員 それでは、中国製ギョーザ事件について質問を移らせていただきます。  まず、警察庁もお見えでございますので、つい先日、第四回の日中間の協議が行われたというふうに聞いております。その協議でどのように両国の捜査あるいは調査、あるいは科学的な知見、これの突き合わせをして、何...全文を見る
○武正委員 大体どのぐらいでその成果が結実するというか、発表になっていくのか。やはりみんなが望んでおりますのは、原因が那辺にあるのかといったことが知りたい、こういうことだと思うんですね。それが当然再発防止につながるわけでありますが、この協議の行方あるいはめど、ここら辺についてお答...全文を見る
○武正委員 この共助条約が本事件の解決につながるかといえば、当然、これから承認していくわけですから、同時並行でもう進んでいるわけですが、ただ、やはりこの条約の承認が追い風になっていけばというふうなことで、国会もきょうこうして審議をしているわけでございます。  ただ、今のめどが立...全文を見る
○武正委員 もう一つ記事を御紹介いたしますと、実はタイで、タイ米がおいしいということで、日本と同じように中国に随分売られて、買われているそうなんですが、そのタイ米に、純粋なジャスミン米というんですか、そういうものじゃないものがまぜられて中国で売られた。これがやはり大きな問題になっ...全文を見る
○武正委員 ぜひ、そういった対応を関係各省、それから、この提言も一つそこの点はアイデアなのかなと思うんですね。今回のこうした食品の輸出入に関して、もし他国も同じような問題を抱えているとすれば、その相互のやはり情報共有とか連携があっていいんじゃないかという提案だというふうに御理解を...全文を見る
○武正委員 ぜひ、二度とこうしたギョーザ事件が起きないためにも、御案内のように、あの事件が起きたのは十二月末、ただ、警察がそのことによって動き出したのは一月二十五日、なおかつ対策本部がつくられたのが一月三十日ということで、結局、丸一カ月遅くなってしまったわけでありますので、二度と...全文を見る
○武正委員 時間も限られておりますが、外務大臣、先ほどお答えも遮ってしまいましたので、先ほど私がちょっとチベットと今回のギョーザと両方を引き合いに出して、そごがあるのではないのかと言ったときに手を挙げられましたので、その点も含めて。  また、今のこのやりとり、法務大臣も御経験さ...全文を見る
○武正委員 先ほどの、両国の国民が脆弱と言ったんでしょうか、ある面いろいろナイーブな両国関係に国民のそれぞれの国に対する思いがあるというようなことを外務大臣よくおっしゃるんですけれども、私は決してそうじゃないんじゃないかなというふうに思っております。  その意味でも、やはり情報...全文を見る
04月23日第169回国会 衆議院 外務委員会 第10号
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○武正委員 民主党の武正でございます。  それでは、三条約についての質疑に移らせていただきたいと思います。  お手元の方に資料を配らせていただいております。きょうは、国土交通副大臣にもおいでいただきまして、ありがとうございます。  アデン湾における日本籍船への襲撃情報という...全文を見る
○武正委員 国際海事機関でしょうかね、海賊、海上武装強盗事件の件数は、二〇〇六年、二百三十九件が二〇〇七年、二百六十三件とふえている。ただ、東南アジアでは八十八件が八十件に減っているんですけれども、ナイジェリアでの十二件が四十二件、ソマリアが十件が三十一件とふえているということで...全文を見る
○武正委員 外務大臣、いかがですか。この事件が昨年に続いてまたことしも同じような場所で、日本船籍、昨年は違いますけれども、日本関係の船舶が被害を受けたわけです。ちょうど今度TICADも五月末に開きますし、そこでは平和の定着と民主化というのが大きなテーマになってくるわけでありまして...全文を見る
○武正委員 TICADではぜひ、また、ちょうど今スーダンのダルフール問題なども懸案になっておりますし、平和の構築ということで、個別の具体的な国を、多国間の会議ではなかなか難しい面もあろうかと思いますが、やはりアフリカの平和の構築という点で取り上げていっていただきたいというふうに思...全文を見る
○武正委員 ガス田協議について、この間も同じようなお答えだったんですが、近づいてきた、もう一山越えなきゃいけないというんですが、もう一山というのは一体何なのか。ぜひもうちょっと具体的にお答えをいただけると、もう二回目のお答えになりますので、ありがたいなと思います。  具体的には...全文を見る
○武正委員 先週、日中刑事共助条約が外務委員会では可決、承認ということで参議院に送られたわけでありますが、あの条約が発効する前には、外交当局を通じた国際礼譲でしたか、あれに基づいた、そうした捜査協力依頼を行うんだ、こういう枠組みでありますので、やはり外務省、外交当局として、もう捜...全文を見る
○武正委員 民間からは積極的にというお話でしたが、政府からの派遣というのは難しいのでしょうかね。総務省の方なんかの中にやはり意欲的な方もいらっしゃいますし、あるいは他省庁からも、こうしたITUということで、これは特にこれからの国際的なICTの開発、こういった分野も日本にとっても大...全文を見る
○武正委員 外務大臣、いかがですか、今やりとりを聞いておられて。それで、今の資料を見ていただきますと、このITUは、ICTということで政府がかなり力を入れている分野だと思うんですね。また、日本の主導的な産業に今なっているこのIT分野でありますので、その国際ルールを決めるこうした国...全文を見る
○武正委員 やはりこれは、日本の国益にも当然つながりますし、日本のリーディング産業の一つの分野にかかわる国際機関での影響力の行使ということで、ぜひお取り組みをいただきたいと思いますし、今、政府からのそうした派遣のもし障害が何らかあるとすれば、先ほど定員というお話がありましたが、何...全文を見る
○武正委員 全体の拠出額六割で、二十五名中二名というのがどうかなということもあわせて、ぜひ、APTに対するそうした人員の派遣もあわせて御検討いただきたいと思います。  それでは、政務官、どうぞお引き取りください。  それでは、カンボジアとラオスの投資協定、続けてお伺いをいたし...全文を見る
○武正委員 私の知人で堀本崇さんという方がいまして、カンボジアで七五三基金とかそしてまたアジア子供教育基金代表を務められた。一九六七年生まれでありましたが、二〇〇六年十一月十日にカンボジアにて交通事故のために逝去されたわけであります。  彼が書いている中にも、いろいろ読んでまい...全文を見る
○武正委員 在外公館の法改正でも、在外公館における邦人の活動の把握なり連絡体制あるいは緊急連絡体制ということが総務省からの指摘でもあったわけでありますので、ぜひそれも含めて、緊密な連絡をとって、そうした海外で活躍する日本人のサポート体制をこうしたNGO、NPOとして活躍する皆さん...全文を見る
○武正委員 協定で留保が、具体的な項目ということではなくて、すべての事項というような書きぶりになっているんですが、その具体化をなぜできなかったのか。そしてまた、できなかったとすれば、これからそれを、発効後、協議の中で詰めていくのか。留保事項が明らかになっていないと、やはり投資をし...全文を見る
○武正委員 ちょうどASEANとの自由貿易協定、EPAについて署名が終わったばかりと思いますが、その条件としてこの投資協定を急いだということはなかったんでしょうか。ちょっと、ある面十分な詰めがないまま投資協定の署名に行ってしまったのかなというふうに思うんですが、いかがですか。
○武正委員 より実効性を上げていただくために、具体的な留保事項の詰めを急いでいただくようお願いいたします。  それでは、資料に基づきまして、洞爺湖サミットの議題に食料価格高騰について取り上げたいという書簡を総理が関係組織、関係者に発出しているということが報じられ、外務省でもそれ...全文を見る
○武正委員 時間が参りましたので終わらせていただきますが、一言、ラオスについては、ラオスにはクラスター爆弾の残留が二千五百万個とも言われておりまして、こういったことも含めて、ASEAN十カ国の中でカンボジア、ラオスというのはこれまで日本とのかかわり、もっともっと強めなければならな...全文を見る
05月09日第169回国会 衆議院 外務委員会 第12号
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○武正委員 民主党の武正でございます。  三条約の質疑ということでありまして、特にまた同僚委員の方が社会保障協定もやっていただけるということもありますので、私は譲許表改正を中心に質疑をさせていただきたいと思います。  政務官もおいでいただきまして、ありがとうございます。  ...全文を見る
○武正委員 日中の中間線についてなんですけれども、いろいろ報道を見ておりますと、これについてはお互いの認識が一致しなかったというような報道、あるいは、それにどこまで言及をされたのかということがあろうかと思うんですね。  一部報道では、白樺の共同開発などが出ておりまして、先ほど副...全文を見る
○武正委員 ぜひ、棚上げすることなく、国際司法裁判所で認められている判例に基づいて堂々と主張をして、詰めをしていただくように求めたいと思います。  それから、前回もお聞きしたギョーザでありますが、報道を見ますと、お互いに捜査頑張りましょうというようなことが書かれているわけでござ...全文を見る
○武正委員 なかなか機微に触れる発言はできないと。ただ、機微にも触れないところなんじゃないかなと思うほど、非常にガードがかたい外務大臣の委員会での答弁というふうにお見受けするわけでありますが、それだけ、やはり今山を越えるちょうどそのぎりぎりのところにいるというふうに理解をして、ぜ...全文を見る
○武正委員 はい。どうぞ。
○武正委員 はい、ありがとうございます。  それでは、条約の方に移らせていただきますが、お手元の方に、理事会のお許しを得て、資料を配らせていただいております。きょうは、厚生労働政務官もおいでいただきまして、ありがとうございます。  このWTO譲許表改正は、マラケシュ協定にのっ...全文を見る
○武正委員 一般競争入札をして、予定価格というものを発注者は持っているわけですけれども、それは公開するわけじゃないわけですね。それが一〇〇%一致をする率が二割を占めるというのは他省庁でもないんですよ。  独立行政法人は、私も予備的調査を見ておりまして、確かに、参議院でも、あれは...全文を見る
○武正委員 政府を挙げて今取り組んでいる入札の適正化の中に、関係省庁連絡会議の中では、第三者機関をそれぞれ全省庁設けてより厳正な見直しを行おうというのが、去年十一月二日、総理の指示のもと行われております。ですから、今のような、医療は特殊だというふうに言われてしまうと、これは、全省...全文を見る
○武正委員 会計検査院さんもお見えですけれども、この一〇〇%落札率ということについてどのように認識をされているか。
○武正委員 そこで、資料の五ページ以下をごらんいただきたいと思うんですが、これは、やはり国立病院機構の提出資料の中で、大阪南医療センターの発注あるいは入札調書、その写しを持ってまいりました。支出の相手先は株式会社バンドーということで、十八年の契約でございます。支出目的は五、六月分...全文を見る
○武正委員 きょうは譲許表は医薬品についての点でありますが、今医療機器というお話もありまして、今ここに出ているようなペースメーカーとかカテーテルとか、こういったものは医療機器に当たるわけなんですね。ですから、私は後で、WTO譲許表にこうした医療材料とか医療機器なんかも加えていった...全文を見る
○武正委員 厚労省さんはどのように見ておられますか。過去二回の条約の改正が、今言ったように、価格が下がってきているのかどうか、いろいろ細かく見ないとわからないでしょうけれども、条約の改正の影響、効果をどのように見ておられますか。
○武正委員 各国のそうした価格が下がって、それが国内の流通価格に反映されないと、せっかく条約を改正しても我々国民あるいは国益につながらないとすれば、国内の流通にもし問題点がある、あるいは入札、応札、あるいは公募のそうしたやり方にもし問題があるとすればやはり改善しないと、せっかく条...全文を見る
○武正委員 資料二ページをごらんいただきますと、ペースメーカーは、有名なように、やはり四倍ぐらい差もあるわけですね、その内外価格差が。これは過去の数字ですから、それは若干縮まっているのかもしれません。今公取さんの言うように、一・六倍なのかもしれません。  ただ、こうした内外価格...全文を見る
○武正委員 お医者さんにお聞きしますと、循環器のお医者さんでありますけれども、やはり医療機器の進歩も非常に激しいんですね。当然、お医者さんはやはりいい機械を使いたい、これはお医者さんの気持ちですよね。なれ親しんだメーカーとかなれ親しんだ卸売の業者さんとはそういう人間関係ができてい...全文を見る
○武正委員 私が言ったのは、輸出産業も、日本はこれから政府として五カ年計画で考えていますので、こういう協定を結んで世界の関税を撤廃させることはやはり日本にとっても利益になるのではないか、そういう視点もありますので、その点も踏まえていかがでしょうか。
○武正委員 厚労省さん、いかがでしょうか。
○武正委員 独法の通則法の改正も出されて、我が党が主張してきたトップの公募というものも政府もようやく取り入れようということは評価をするところでありますが、ただ、我々は、やはり廃止、民営化というようなのが一つの軸になっております。もちろん、国に戻すべきものは戻すというのがその姿勢で...全文を見る
○武正委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月14日第169回国会 衆議院 外務委員会 第13号
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○武正委員 民主党の武正でございます。  午前中二十分ということでありますので、全米熱帯まぐろ類委員会について質疑をさせていただきます。  ただ、冒頭、今、渡辺委員からも質疑があったこの中国への日本の取り組みの点についてちょっと確認をしておきたいんですが、一九八八年から二〇〇...全文を見る
○武正委員 では、私の方でお伝えをさせていただきますが、きのう外務省さんから資料をいただきまして、洪水災害では一九八九年の八月七日、人的援助、医療チーム二人、それからSARSのときに、二〇〇三年五月九日、同じく人的援助、専門家チーム、五月十一日から十六日までということで四名、六日...全文を見る
○武正委員 報道を見ておりますと、地震の専門家とか、あるいは四川の盆地のそうした構造に詳しい大学の先生などが行ってみるというような形も報じられていますので、政府として中国が受け入れなくても、日本人がいろいろな形で今渡航をして、それぞれの立場で応援をしようというようなことをやってお...全文を見る
○武正委員 では、まず外務副大臣に。  この間もそういうような趣旨で伺ったんですけれども、要は、IWCでもそうした科学的知見というものが求められますよね。鯨のときにも、いろいろ科学的な知見で、数量がふえているとか減っているとか、そうしたことをもとに調査捕鯨の頭数を決めていくとい...全文を見る
○武正委員 農水政務官、よろしいでしょうか。
○武正委員 それで、前回も環境省さんにおいでいただこうと思ったんですが、ちょっと時間の関係もあってお呼びできなかったので、きょうは並木政務官がお見えでありますが、環境省も、省になってまだまだ日も浅いというか、いろいろと仕事はどんどんふえるばかりというのが実態だと思うんですね。 ...全文を見る
○武正委員 所掌で魚類については農水省さんだというお話でしたけれども、見方を変えれば、地球の気候変動、そうしたものがあって、それが魚類に与える影響という大きなところからスポットを当てていくということであれば、決して所掌に外れるということはないでしょうし、また、沿岸部で、たしかそう...全文を見る
○武正委員 農水政務官、いかがですか。最後、一言。特に、このマグロ類も近々また会議があるんですかね、六月、七月ですか。そうしたものも控えておりまして、マグロについても、水産庁としても、農水省としても、やはり日本人は好きですから、このマグロの保存、それから水産庁としても漁業の振興と...全文を見る
○武正委員 以上で終わります。ありがとうございました。
○武正委員 それでは、続いてウィーン売買条約について話を聞かせていただきます。  もう既に、国会承認を求める政府から、八八年の発効から二十年経過ということで、それについての、先ほどなぜかということはお話があった。この後、同僚委員も同様の質問が出てくると思うんですが、なぜもっと早...全文を見る
○武正委員 これは条文で、例えば第十八条の一項ですけれども、「申込みに対する同意を示す相手方の言明その他の行為は、承諾とする。沈黙又はいかなる行為も行わないことは、それ自体では、承諾とならない。」というのもあるんですね。これがわかりやすい表現なんだということを法務省さんは言ってお...全文を見る
○武正委員 民主党の部門会議でも、同様の質問がいろいろと出された折に、当初、この条約を締結、採択するときには日本は主体的にかかわっていたけれども、発効してその承認に至るまでは、先ほどの幾つか述べた理由で、なかなか承認には至っていないということであります。条約を結ぶ時点ではそんなに...全文を見る
○武正委員 そうしましたら、河井副大臣、これで結構でございますので、どうぞお引き取りください。ありがとうございました。  では、小野寺外務副大臣、今、日本人職員もいるというお話でしたが、全体で職員数がこの国連国際商取引法委員会には何人いて、そして日本人は何人いるのか、お答えいた...全文を見る
○武正委員 概数で三十名ぐらいの職員数で、ただ、日本人は一人だというのはちょっと聞いているので、もし正確な人数がわかったらお答えをいただきたいと思います。  そこで、お手元に資料を配らせていただきました。以前、当委員会で、ITUという国際機関、七百五十名の職員のうち日本人が五名...全文を見る
○武正委員 外務省に聞きますと、最初は二年、それからその後、いろいろ段階に応じて試験があるときに、その御本人から連絡が来ればそれを応援するという枠組みではあるけれども、それはあくまでそれぞれの皆さんの自由意思なので、実は、その後、二年たって就職した後、なかなか情報が集まってきてい...全文を見る
○武正委員 お話を伺うと、閣議決定とか、例えば骨太の方針とか、そういったものでも位置づけられていないという話でありますので、私は、ITUの人数だけではありません、いろいろなルール、また今回の条約の言葉遣いを含めて、そしてまた海外で活躍する日本人が多いだけに、あるいは日本の生命線で...全文を見る
05月16日第169回国会 衆議院 外務委員会 第14号
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○武正委員 民主党の武正でございます。  きょうは一般質疑の機会をいただきました。  質問通告に入る前に、水曜日もお聞きをした人的な派遣、今、近藤委員からも触れてありますが、中国が人的派遣を受け入れたということで、私も高くそれを評価するわけで、現地で御努力を、救出に最大限当た...全文を見る
○武正委員 たしかミャンマーの方も、木村副大臣でしょうか、現地にという報道も聞いておりまして、ぜひ両国の災害支援への積極的な御対応をお願いしたいというふうに思います。既にこの委員会でも、阪神大震災を初め、日本の知見をもっともっとこれから復旧復興に当たって当然生かしていけるし、生か...全文を見る
○武正委員 ぜひ、そうした御検討もあわせてお取り組みをいただきたいというふうに思っております。  また、民主党も既にミャンマー・サイクロンおよび中国・四川大地震災害対策本部を岡田克也本部長のもと立ち上げておりまして、議員ももちろんそれぞれ拠出をして寄附をということも決めておりま...全文を見る
○武正委員 当時、麻生外務大臣は政府内で検討をということですが、総務省さんはその検討にあずかったということでよろしいですか、この二年間。いかがですか。
○武正委員 他省庁とはいかがですか、政府内で検討をということだったんですが。
○武正委員 外務省に伺いますが、麻生外務大臣は「固定資産税の査察に、指定に入る、ちょっと待てという話になろうと思いますので、これはよく政府の中同士の調整というか検討が必要というようになろうと存じます。」ということでありますが、外務省さんとしては、この二年間、そうした政府部内の調整...全文を見る
○武正委員 内閣官房さん、官房副長官、お見えでございますが、この件については内閣官房が中心となって対応されているというふうに伺いまして、また、今要望書が出ていないというお話でしたが、市議会からは、江口内閣事務官あてに、平成十八年六月二日に「尖閣諸島上陸許可の再要請について」という...全文を見る
○武正委員 特に、地方税法にのっとってはこのような法律の規定もあり、また三年に一回のちょうど評価がえの年でもあります。まだ総務省が検討にあずかっていないという先ほどのお答えでしたので、私は、やはりぜひ政府部内の、関係省庁の検討を進めていただくようお願いをしたいと思いますが、官房副...全文を見る
○武正委員 内閣の方に出されている、尖閣諸島への日本政府職員の上陸に関する質問主意書の中では、平成十八年十月二十七日と十一月八日に日本政府職員が上陸したことがあると。これは平成十九年の三月の答弁でありますが、これは事実でしょうか。また、それから一年たっておるんですが、最近は、この...全文を見る
○武正委員 この一年はそうした事実はございますか。
○武正委員 その日時を教えていただけますか。
○武正委員 後ろの方からちょっと聞こえたので、いつかぐらい、日までわからなくても何月ぐらいでも。
○武正委員 政府も、日本固有の領土と外務省もちゃんとホームページでうたっている領土でありますし、私も、民主党の沖縄ビジョンというものを二〇〇二年、二〇〇五年、そしてまたことしも夏に再改定をしようということで、この日、月も沖縄あるいは宮古島に行ってまいりました。  特に石垣市長の...全文を見る
○武正委員 ぜひ総務省を交えて御検討いただくようお願いを申し上げて、一問目の質問を終わらせていただきますので、官房副長官と総務大臣政務官、お引き取りをいただければと思います。ありがとうございました。  それでは、続いて、遺棄化学兵器処理事業に係る委託費執行状況と同事業対中要請事...全文を見る
○武正委員 今、私が質問したいことを全部先にお答えいただいて、ありがとうございます。  今副大臣からお答えいただいたのは、この五ページ、新旧体制の比較ということで、従来の体制ということで、平成十六年度から遺棄化学兵器処理担当室から株式会社遺棄化学兵器処理機構を通じてPMCへの再...全文を見る
○武正委員 外務省、外務大臣、ちょっとお聞きになっていてどのようにお考えになられるか。  この対中の遺棄化学兵器の処理事業、そのノウハウがない内閣府がやられていることが、やはりいろいろと今回の事案を生んだ背景にあるという指摘もあります。なぜ外務省なり、あるいはそれこそODA事業...全文を見る
○武正委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月21日第169回国会 衆議院 外務委員会 第15号
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○武正委員 民主党の武正公一でございます。  二之湯総務政務官もおいでいただきまして、ありがとうございます。  まず、きょうも同僚委員から既に質疑がございましたが、ミャンマー、中国災害支援について伺わせていただきたいと思います。  国際緊急援助隊の最初の第一陣は、二回に分か...全文を見る
○武正委員 あと、団長のテレビでのコメントなども見ておりますと、きょうも既に外務省からもお話があったように、もうちょっと早く現地に入りたかったというようなこととか、行ってみて、移動時間とかあるいは捜索の場所の選定とか、いろいろとやはり課題があったということを述べておられますが、そ...全文を見る
○武正委員 また、二十日から六月二日までの第二陣ということで、これは医療メンバーが中心ということで派遣をされておりますので、またこの医療、看護を中心としたメンバーの皆さんが本当に現地で活躍していただいて、貢献していただくことを御祈念申し上げたいと思います。  外務省あるいは外務...全文を見る
○武正委員 そこで、政務官、もうちょっといていただけるとありがたいのですが、ミャンマーについても伺いたいと思います。  先ほども御紹介があったように、先週の金曜日、五月十六日、外務委員会は、ASEANセンターでASEANの大使と意見交換を行いました。私からも、議長役のタイの大使...全文を見る
○武正委員 私も警視庁の皆さんの御尽力に心から敬意を表するわけですが、ただ、中国側のカウンターパートが中国人民解放軍ということで、一部の報道では、やはり日本が来てというようなところの、そうしたアレルギーのようなことも報じられていたところも確かにございます。また、既にアチェの津波、...全文を見る
○武正委員 もう時間になりますので、最後に一言。  TICADが始まりますが、やはり食料高騰ということで、サミットでも取り上げよう、TICADでも取り上げていくということでございますので、私は、バイオエタノールでやはりトウモロコシはおかしいよということをぜひ日本はアメリカにもサ...全文を見る
○武正委員 以上で午前中の質疑を終わります。ありがとうございました。
○武正委員 午前中に引き続き、質疑を続けさせていただきます。  宮下財務大臣政務官もお運びいただきまして、ありがとうございます。  この後、ASEAN・EPA、経済連携協定、それからASEANセンターの条約についての質疑に入らせていただきますが、外務省の方も、ASEANプラス...全文を見る
○武正委員 このASEANプラス3の財務相会談には外務省さんも行っておられたんでしょうか、もしわかれば。財務省さんだけなのか、外務省も一緒なのか。
○武正委員 先般、このことを当委員会で外務大臣に申し上げましたら、これについてはいろいろと研究する、勉強する、そういうような趣旨でたしかお答えになられたと思うんです。  なぜこのことを申し上げるかというと、ASEAN憲章が去年十一月二十日に署名をされているわけでありまして、民主...全文を見る
○武正委員 わかりませんけれども、あちこちで経済大臣のそうした会議とかいろいろありますけれども、そういったところに外務省さんは行っておられないのか、あるいはそういうときでも行く可能性は十分あるということで、行っても構わないのか、行っているのか。そこら辺、ちょっと初歩的な質問ですが...全文を見る
○武正委員 財務省さんからしてみたら、例えばASEANプラス3の財務相会談に外務省さんが来ると邪魔だというようなことはないということでよろしいですか。
○武正委員 それでは、政務官、ここでお時間、どうもありがとうございました。  これは、おわかりになればお答えいただきたいんですが、ASEAN憲章を見ていたら、ASEAN各国代表部をジャカルタに設置、ASEAN内部の意思決定は右代表部間の協議メカニズムを通じて行う、またASEAN...全文を見る
○武正委員 この間、ASEANセンターに外務委員会が行きまして、十名のASEAN大使、お二人は代理だったでしょうか、意見交換をしまして、この後触れるASEANセンターのあり方についてもいろいろと意見交換もしましたし、先ほど御質問したように、ミャンマーの大使あるいはミャンマーの受け...全文を見る
○武正委員 これはASEANが任命することができると言っているんですね、この日本語からちょっとどういうことかなというふうに思いましたが。ぜひ、そうした積極的な取り組みを日本としていち早く示していただきたいというふうに思います。  そこで、ASEANセンターの条約改正の、人物交流...全文を見る
○武正委員 第三条の五、六、七の人物交流にはすべて、「適当な場合には、人物交流に関する調査及び研究を行う」「適当な場合には、人物交流に関する情報並びにセンターによる調査及び研究の成果を提供すること。」そして「適当な場合には、人物交流に関する技術協力を促進すること。」、英文ではアズ...全文を見る
○武正委員 ということですかね。  それで、お手元の資料の四ページ目は、日本語研修費用についてということで、昨年承認をしたフィリピンとの経済連携協定もありましたので、既に昨年度から経済産業省さんが予算化をした日本語研修の予算額十六億七千万円、五百人分、そして今年度はフィリピンに...全文を見る
○武正委員 それは大体幾らぐらいなのかというのは、割ってみますと、経産省の分で割りますと、一人当たり三百二十九万円、外務省さんですと二百六十六万円。一日当たりにすると、経産省が一万八千円で外務省が一万五千円ということで、上のAOTS、財団法人海外技術者研修協会という経産省の所管す...全文を見る
○武正委員 この財団法人海外技術者研修協会以外でも、半年間、日本語の研修を受け入れることは可能であるということでよろしいですか。あるいは、それは必ずこの財団法人か、あるいは国がかかわるような施設でなければだめなのか。
○武正委員 日本にとって外国人の研修生の受け入れというのは、もう既に五省庁所管のJITCOの方もありますし、いろいろと実績はあるのかもしれませんが、さらに今度は介護士、看護師、EPAということでの本格的な受け入れがフィリピンそして今度インドネシアということで始まるわけでありまして...全文を見る
○武正委員 次に、スタッフのことに移らせていただきますが、資料の五ページをごらんください。三十七名の内訳ということで、外務省さん、さっきから事務局長、事務局長と言いますが、事務総長ということでよろしいでしょうか。
○武正委員 ASEANも事務総長だから、ちょっとかぶるということなんでしょうが、この事務総長さんがタイの大使を経験された方ということでいきますと、このスタッフの事務局体制からいうと、外務省が二名、経産省が二名、国交省が一名。人件費については、総勘定元帳から、平成十八年度二億七千二...全文を見る
○武正委員 以上で終わります。ありがとうございました。
05月21日第169回国会 衆議院 内閣委員会 第17号
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○武正委員 民主党の武正でございます。  内閣委員会で質問の機会をいただきましたこと、感謝を申し上げます。  それでは、通告の順番に従って質問をさせていただきたいと思います。今、お手元の方に資料を配らせていただいておりますので、それに基づいて質問をしたいと思います。  民主...全文を見る
○武正委員 基本的に、落札率が一〇〇%でも会計法なり予決令では問題にできないという限界をいみじくも財務省としては露呈したということだと思うんですね。  官房副長官、本当は御指名していなかったんですけれども、今内閣官房で、前、坂さんでしたでしょうか、それで今、二橋さんの御担当にさ...全文を見る
○武正委員 ありがとうございます。  落札率一〇〇%と次の山田洋行過払い請求については関係があります。私の問題意識は、やはり公務員制度改革は人事のみではなくて、民主党が主張するように、人事が、天下り、そして当然そこにまた契約が絡んでくる、その契約を正していく必要があるんだけれど...全文を見る
○武正委員 この地方調達分の未回答の部分、これはどうやって催促をするのか、お答えをいただけますか。
○武正委員 相手側はメーカーさんとか、あるいはメーカーの前のディストリビューターというんですかね、あるいは商社さんとか、そういったところに適正な価格をちゃんと答えるようにという、ある面その強制力というものを防衛省としては持っているということでよろしいですか。
○武正委員 昨年発出して以来半年、あるいは二月からもう四カ月ということになろうかと思うので、事前に部門会議で民主党が伺うと、防衛省さんからは、なかなか回答を求める強制力がないんだということを盛んに言っておられますが、どうですかね、これ。  財務省さん、契約額が七億三千万、実際に...全文を見る
○武正委員 きょうは会計検査院もお見えなので、こうした海外のメーカーとかディストリビューターとか商社に対して、実際に幾らなんですかというようなことを聞けるのか、例えば任意でも。法的な問題と、それから過去、会計検査院は防衛省に限らずそういうことを聞いたことがあるのか、お答えをいただ...全文を見る
○武正委員 防衛省さんは山田洋行の告発というものを考えておられるのかどうか、あるいはそういうスケジュールに入っておられるのかどうか、お答えいただきたいと思います。
○武正委員 契約額の半分が過払いというのはやはり異常ですし、また、これが実はこれだけではないのではないかということで、今、民主党は資料の再提出を防衛省さんにお願いしております。  具体的には、例えばこの一番から八番までの弾薬とか訓練具とか、こういったものは十二年度、十三年度だけ...全文を見る
○武正委員 お待たせしました、公務員制度担当大臣。  今までのやりとりを聞いていただいたと思うんですが、まずは、この落札率一〇〇%が、そうはいっても法律的にはなかなか問題とは言いづらいというようなお話とか、過払い案件も、防衛省はなかなか回答をしっかり求められないようなところ、ま...全文を見る
○武正委員 もうちょっとわかりやすくお答えをいただけるように、ちょっとわかりやすい質問をさせていただきます。  国立病院機構の九九%以上の落札率という契約が六割を占める、契約金額では七割以上を占めること、それから今回、山田洋行の契約額の半分が過払いであったということ、これについ...全文を見る
○武正委員 基本法の九条でも、「職員の倫理の確立及び信賞必罰の徹底のため、次に掲げる措置を講ずるものとする。」ということで、今言われた「職務上知ることのできた秘密を漏らした場合」ということもあります。ただ、これはある面、いわゆる情報公開と二律背反なところがありますので、情報公開の...全文を見る
○武正委員 運用の徹底ではなくて、求償権について、第九条の三号では「適正かつ厳格な行使の徹底を図るための措置を講ずる」わけでありますから、具体的には、「故意又は重大な過失」ということでハードルを上げないで「故意又は過失」と、こういうことがいろいろな法律にあちらこちらありますので、...全文を見る
○武正委員 財務省政務官、予責法というのは財務省の担当だと思うんですが、我々民主党は、これまでも官製談合防止法で、予責法の「故意又は重大な過失」の「重大な」を取る、そうした改正案を提出してまいりましたが、担当省庁としてどうですか。  私は会計法も改正すべきだというふうに思ってお...全文を見る
○武正委員 財務省に伺いますが、過去、戦後になろうかと思いますが、予責法が施行されて、この弁償責任の検定をしたという件数は何件でしょうか。
○武正委員 予責法という法律がありながら、そしてまたそうした国に損害を与えたということを、これはたしか国家賠償法もなかなか実際の運用ができない、そういうようなことが指摘されておりますので、「故意又は重大な過失」の「重大な」というハードルを下げていくことが、今、公務員制度改革の中で...全文を見る
○武正委員 先ほどの山田洋行事案とか、あるいは日米平和・文化交流協会の事案とか、政と官、お金をめぐる、あるいは契約をめぐるいろいろな事件が起こっております。そうしたときに、国会議員から関係大臣等に必ず働きかけがあるはずだということで私どもは政府にただすんですが、いや、そうした記録...全文を見る
○武正委員 公務員制度担当大臣、いかがですか。  政と官の接触禁止というのは、大臣は、いや、行政が政治家の側に変な、何かそういう言葉を言っておられましたよね、圧力を、ロビーイングとか、あともう一つ言っておられましたが、そういうのはだめだから今回法律に盛り込んだので、国会議員がど...全文を見る
○武正委員 私もそろそろ八年衆議院に在籍いたしますが、残念ながらというか幸いながら、官庁の皆さんからのロビーイングというのは受けた記憶がないんですね。民主党の中でも受けている方はいらっしゃるかもしれませんが、それに近いものはあるのかもしれませんけれども、やはり野党として、また国会...全文を見る
○武正委員 もう時間が五分を切っておりますので、ちょっと五番、六番は飛ばしまして、総務政務官もおいでいただいておりますが、基本法第八条について触れたいと思います。  第八条で、「国際社会の中で国益を全うし得る高い能力を有する人材を確保し、及び育成するため、次に掲げる措置を講ずる...全文を見る
○武正委員 以上で終わります。ありがとうございました。
06月06日第169回国会 衆議院 外務委員会 第17号
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○武正委員 民主党の武正公一です。きょうは一般質疑ということでお願いをしたいと思います。  今、同僚委員からも指摘があったタクシーチケットのキックバック、大変遺憾なことでありまして、これでまたいろいろと事実が明るみに出てまいると思うんですが、これは例の公務員制度改革の関連法案の...全文を見る
○武正委員 先ほどもう一つ聞いた、東京消防庁が人命探査機を持参していった、それが非常に効果を上げたという点についてはいかがですか。
○武正委員 厚生労働政務官もお見えなんですが、医療支援委員会というのがあって、医療チームの派遣については協議をしているようなんですけれども、どのぐらいの間隔で協議をしているのかというのと、今、個人の資格で松阪の消防署員が参加しているようなんですが、私はやはり、消防庁として、例えば...全文を見る
○武正委員 いただいた資料では、年に一回、医療支援委員会が開かれているようであります。  外務省さん、外務大臣、よろしいでしょうか。今お聞きになって、松阪の消防署の職員の方が医療チームには個人の資格で参加をしている、それから医療支援委員会という関係省庁の打ち合わせには消防庁は入...全文を見る
○武正委員 いざというときというよりも、事前から、在外公館で国際緊急援助担当官というのが二名ずつ置かれていますので、やはり関係省庁等との連絡調整とか、日本はこういう得意分野がありますよとか、今回であれば、日本はビルの倒壊に対する対応は非常にいいけれども、百メートルも土砂が堆積した...全文を見る
○武正委員 関係省庁との連絡協議というのはもっともっと密に行うべきであるということであります。  実は、この国際緊急援助隊の予算というのは八億円というようなことでありまして、総合訓練というのが年に一回、例えば警察、消防、海上保安庁などが参加して行っているんですけれども、そういっ...全文を見る
○武正委員 外務大臣、予算について、八億円という予算なんですが、さっき言ったように、五千万円の人命探査機なんか、JICAさんに聞いたら、八億円の中で研修もやり総合訓練もやりということで、とても、なかなか資機材としてそろえられないという話も聞いておるんですが、私はもっと予算の充実が...全文を見る
○武正委員 ぜひそうした取り組みを政府としてお願いしたいと思います。  特に先ほど、なぜ個人の資格かというお話がありましたが、緊急援助隊の医療チームのスキームというものが、外務省、JICAから要請をして、それぞれの出身、派遣元の了解を得て、消防署とかの了解を得て個人の資格で行く...全文を見る
○武正委員 その要請というのは、いつどこから来たか、お答えいただけますか、自衛隊機による輸送もアイデアの一つということについて北京大使館の方に要請があったというのは。いかがでしょうか。
○武正委員 官房副長官、わかりましたか。日時と、どちらからそういう話が、自衛隊機でとは言わなくても、自衛隊機も輸送の手段の一つということも含めてですね。
○武正委員 カウンターパートというのはどちらでしょうか。
○武正委員 報道では、国防部の方から、在北京大使館の自衛官、アタッシェ、特に陸自の方でしょうか、その方にそうしたやりとりが、発災後から当然、それぞれカウンターパート同士、外交部と北京大使館、あるいは民生部と北京大使館以外にも、北京に派遣をされているアタッシェの方々はそれぞれカウン...全文を見る
○武正委員 外務省さんはいかがですか。  報道では、国防部とそれから自衛官、アタッシェとのやりとりの中で、こうした、テントを緊急に送ってくれ、では送りましょう、ただ自衛隊機を活用するというのもやはり素早く送る一つの選択肢ですよと、当然そういうやりとりの中でこういった話が出てきて...全文を見る
○武正委員 先ほど触れた国際緊急援助隊のスキームの中で、自衛隊の部隊の派遣については特に必要があるときという括弧書きがあって、なかなか大臣の協議とかも、そうした特に必要があるときというふうに書かれているものですから、日ごろからのルーチンの、外務省さん、防衛省さんの国際緊急援助隊に...全文を見る
○武正委員 以上で終わります。ありがとうございました。
10月08日第170回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○武正委員 民主党の武正公一でございます。  麻生総理に、今の道路のこともあわせて、引き続いてちょっとお伺いしたいんですが、これはちょっと質問通告にないんですけれどもね。  私も福田総理とこの予算委員会でBバイCのことをいろいろと議論を、十回ぐらいやりとりさせていただきまして...全文を見る
○武正委員 そうした道路についてはそれぞれ規格を落として取り組むとか、いろいろなやり方をやっていくということでありますが、やはり一番最新のデータに基づいた、今回の需要推計、それに基づいて、しかもしっかりとした基準、これを明確にしてやらないと、結局ずるずる前と同じことの繰り返しにな...全文を見る
○武正委員 ぜひ外務大臣にはこのメールを御提出いただきたいと思うんですね。というのは、農水省では省内に文書を回覧したということでありますが、外務省では電話、会議などでということでありますので、どういうような形で通知をしたのか、このメールをぜひこの委員会に御提出いただきたいと思いま...全文を見る
○武正委員 おとといからこの点を同僚委員も質問で取り上げておりますが、私は、三権分立の、やはり立法府の国政調査権を行政府が阻害している、こういう問題、しかも、そこに立法府の第一党、自民党の国対が絡んでいるという、三権分立の国政調査権ということで、憲法六十二条、大変ゆゆしき問題であ...全文を見る
○武正委員 ぜひ理事会で御協議をいただき、外務省の省内に、自民党国対からの資料要求への対応についての依頼についてどのように周知をしたのか、御提出をいただくよう御協議をいただきたいと思います。
○武正委員 それでは、次の質問に移らせていただきます。山田洋行の過払い請求事件についてであります。  資料の二ページをごらんいただきたいと思います。山田洋行に係る過払い案件等については、ことしの九月十二日時点で二十二件、当初契約金額は八億七千万円、過払い額は約五億円ということで...全文を見る
○武正委員 先ほど挙げました委員会のやりとりは五月二十一日の内閣委員会でありまして、そのときに江渡副大臣は、「今委員の御質問の告発するかどうかというところでございますけれども、今、この件につきまして鋭意調査中でございますので、そして関係省庁ともしっかりとこの辺のところを検討させて...全文を見る
○武正委員 五月の内閣委員会では「検討してまいりたい。」ということを言っていながら、これもやはり、五カ月たっても会計検査院は調査にも動いていない。防衛省のその調査を見きわめながらという、憲法で独立された予算執行の調査機関、検査機関でありながら大変情けない状態であるというふうに思う...全文を見る
○武正委員 今度の予算編成についてこういった過払いが二度と起きないように、特に、海外調達についてどのようにその予算編成をしていくのか。これはどうですか。
○武正委員 四ページをごらんいただきたいと思うんですけれども、ここに幾つか法律を並べました。昨日も総理は、無駄遣いについて、きちっと対応しなきゃいけない、法制化も必要ある、こういうことを言っておられるんですけれども、この一番上の例えば会計法十条、要は、各省各庁の長が支出に関する事...全文を見る
○武正委員 五ページをごらんいただきますと、いわゆるフォーリン・ミリタリー・セールスということで、この調達に関しても、合計三千二百三十九億円が給付の確認がされていない装備品等の前払い金額ということで、これについては、利子をしっかりともらうというような改革はされていても、例えば、こ...全文を見る
○武正委員 ただ、六ページをごらんいただきますと、三百六十八の法人で、所管省庁出身常勤理事、常勤、非常勤を合わせては三分の一以下にすべてしたんだという今の官房長官のお話なんですが、常勤理事だけ見ると、三分の一を超えている国所管法人の数は二百七十七ということでありまして、九十一減っ...全文を見る
○武正委員 非常勤理事と理事が同じ権限ということを言われたんですか。とても同じとは私は思えないので、御案内のように、常勤理事がいかに強い権限というか、常勤ですからね、あとの方は非常勤ですから、意思決定はすべて常勤の理事が担っているわけです。  ですから、当然、常勤理事が三分の一...全文を見る
○武正委員 御理解はできないので、これをやはりやるべきだというふうに思うんですね。常勤理事の規制をしなければならないと思うんです。  官房長官は今のような答弁なんですが、総理、やはり常勤理事ですよ。常勤と非常勤は同じ権限だなんというのはだれも思わないですよ。給料も違うし、常勤で...全文を見る
○武正委員 ぜひ、常勤理事について、三分の一以下にするということで、改めてそれをそれぞれの各省各庁の長に命ずるということでよろしいですか、総理。
○武正委員 ぜひやっていただきたいと思います。  というのは、七ページをごらんいただきますと、国所管法人のうち所管官庁出身常勤理事が常勤理事の三分の一を超える法人は千七百六十三ですよ。今、約六千のうちの千七百六十三法人が三分の一を超えているんですよ、常勤理事が。特に、ここの中で...全文を見る
○武正委員 これは、公益法人に九千億のお金が流れているので、その三分の一を、福田総理が言ったように削減するんだということを、この間も総理は引き継ぐと言われたわけですから、やはりこれは同時に、この公益法人改革、今の所管省庁からの常勤理事への天下りを速やかに見直す、それを全省庁の長に...全文を見る
○武正委員 以上で終わります。どうもありがとうございました。
11月12日第170回国会 衆議院 外務委員会 第2号
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○武正委員 民主党の武正公一でございます。  中曽根外務大臣、御就任おめでとうございます。外務委員会での質疑を行わせていただきたいと思います。  外務大臣も文部大臣御就任の経験もおありでございますし、まず、国連の人権規約の中での高等教育無償化条項、唯一、世界で三カ国だけ留保を...全文を見る
○武正委員 文部大臣も経験されているので、文部大臣当時もやはりこれについては何とかしたいというふうに思っていたということでよろしいでしょうか。
○武正委員 文部科学副大臣がお見えですが、今、外務大臣からは、これは文科省であるということだったんですけれども、外交関係の条約締結、これはやはり窓口というか、外務省が担っているわけですので、これは外務省、文科省が協力して、また、他のお話では財務省も出てくるんだと思うんです。  ...全文を見る
○武正委員 二〇〇五年三月の参議院予算委員会での報告ということで政府からありましたのは、国公私立大学の学生の年間の学費が百十六万一千二百円、生活費が八十五万六千五百円、合計二百一万七千七百円で、勤労者の年収平均六百二十九万円の三二%を占めると。これが、二〇〇五年度の数字では、さら...全文を見る
○武正委員 五割を超えているわけでありまして、あわせて、高等教育を受けるということが、ひとり個人に帰するというよりも、日本の学術振興とかあるいは科学技術の発展とか、さまざまな効果があることはもう申すまでもないわけでありますので、やはり公平性の原則ということを言うのはいかがなものか...全文を見る
○武正委員 午前に引き続き質問をさせていただきます。  この委員会でも何度となく、前国会でも取り上げました、いわゆるギョーザ事件でございます。  閉会中、たしかこれは読売新聞でしたでしょうか、社説で、「先月の北海道洞爺湖サミットの直前、」ですから八月七日付の読売新聞の社説であ...全文を見る
○武正委員 警察庁さんもお見えでありますが、中国側からは、生産工程などで混入された状況ではなく作業員の調査でも容疑者は見つからなかったとされて、捜査状況の説明を求めて日本の事件との関連性を確認する方針とされていた日中のそういう警察当局の協議も、四月九日以降中断をしていたわけですね...全文を見る
○武正委員 七月七日、どちらからどちらに連絡があったんでしょうか。
○武正委員 外務大臣、そのことは事実としてよろしいでしょうか。
○武正委員 当委員会でもやはりこうした事実について、日本の警察も、日本の捜査の中では、原因とするそうした農薬などが日本の流通過程で混入した形跡はないということをはっきり言ってきたわけですが、中国側は先ほどのように、生産工程などで混入された状況ではなくということを言い張っていたわけ...全文を見る
○武正委員 警察庁は、捜査状況の説明を求め、日本の事件との関連性を確認する方針というふうに報じられておりますが、引き続きそうしたことを求めているのか、あるいは日中の捜査当局のそうした情報共有はどういうふうになっているのか、あるいは報道では、絞り込み、大詰めとかいろいろありますが、...全文を見る
○武正委員 今、日中刑事共助条約は国会でも批准をされましたが、まだこれが施行されるには至っていないわけでありまして、当然、過去の事案でありますから、これには日中刑事共助条約は適用されないということでよろしいですか、外務大臣。
○武正委員 そうしますと、やはり外交当局が交渉の窓口の主体ということで変わりないと思うんですが、既に報道では、八月三十一日付で臨時工を事情聴取とか、九月十七日付で九人が関与濃厚、そして絞り込み、大詰め、そのこともまた日本政府に伝えていたことがわかったということでいろいろ、そうした...全文を見る
○武正委員 それもまた非公表で、言ってくれるなということでしょうか。本当に何も報告がないんですか。  八月六日に中国外務省報道官談話を発表、製造元の天洋食品が事件後に回収したギョーザが中国国内で流通し、六月中旬、有機燐系殺虫剤メタミドホスによる被害が出ていたことを初めて公式に認...全文を見る
○武正委員 日本で被害を受けた被害者が出て、しかもその原因が中国側にある。刑事共助条約はないけれども、外交当局でさまざまな形で要請履行ができるわけですよね。もっと強く具体的に、外交当局として求めていくべきではないでしょうか。  あるいは警察庁だって、もう一度どうですか、向こうの...全文を見る
○武正委員 警察庁は、中国の公安当局との会議というのは何月以来やっていないんでしょうか。
○武正委員 そうした責任者同士の会議というものが四月九日以来中断をしているわけですので、八月六日の中国外務省報道官談話が出て、ある面、局面が変わったわけですから、私は、国民に対する説明をしっかりする意味でも、また政府としての毅然たる姿勢を示す意味でも、捜査当局、責任者が日中間で協...全文を見る
○武正委員 ありがとうございます。  それでは続いて質問を移らせていただきますが、資料をお配りしておりますので、ごらんをいただきたいと思います。  これは国際海事機関が発表した資料でありまして、最近の海賊及び船舶に対する武装強盗事件等の発生状況ということであります。日本船の被...全文を見る
○武正委員 認識として、東アジアの件数が減ってきたのはそうした日本側の取り組みも功を奏しているという認識でよろしいでしょうか。
○武正委員 国交省もお見えでございます。岡田政務官もお見えでありますが、たしか海上保安庁も、シンガポールに置かれましたこの情報共有センターに事務局長補ということで人を出しているというふうに聞いております。  海上警察並びにそうした海上関係の局というんでしょうか、部局の育成という...全文を見る
○武正委員 きょうはそれぞれ、官房副長官もお残りをいただいていますが、今、内閣官房に総合海洋政策本部ができて、関係閣僚から成る法制チーム設置ということも聞いておるんですが、海賊対策のための法整備ということも行っているやに聞いておるんですけれども、私は、このReCAAPのような枠組...全文を見る
○武正委員 外務省に伺いますが、本年十月二十一日、国際海事機関の事務局長が来日された折、御法川政務官がReCAAPの知見を有する協力をしたいというふうに事務局長に申し入れたというふうにホームページで報じられておりますが、これは事実でしょうか。
○武正委員 これは、ソマリア沖で海賊事案が頻発している、これについて何かしなければならないといった、事務局長とのそうしたやりとりの中で出てきたということでよろしいですか。
○武正委員 再び官房副長官にお伺いしますが、先ほど、自衛隊を含めた法整備ということでしたが、特にこうした海上警察について、海上保安庁については、インドとの協力ということで、既にムンバイ沖でのそうした共同での協力の実績もあります。  また、中東各国について外務省から資料をいただき...全文を見る
○武正委員 あのアチェの大地震のときに、インドネシア、マレーシア、やはり各国の軍隊の艦船が来ることに非常に拒否感を持っていた。そういうこともあって、この東南アジアでReCAAPがうまく成功しているんだというふうに思っておりますので、自衛隊ももちろん大事でありますが、やはりこの日本...全文を見る
12月10日第170回国会 衆議院 外務委員会 第4号
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○武正委員 民主党の武正でございます。一般質疑を行わせていただきます。  まずは、質問にはありませんが、尖閣諸島の日本の領海に中国船が領海侵犯をしたということでけさも報じられておりまして、極めて遺憾であると私も考えます。これについては、この外務委員会で何度となく、日中局長会議、...全文を見る
○武正委員 会計検査院もおいでいただいていますが、当委員会でかつて私、メキシコのプラントについて取り上げたことがございます。本年、高村外務大臣とやりました件でありますが、振り返りますと、円借款、メキシコでの大気汚染対策関連事業、JBICが担当しておりましたが、〇二年一月一日にプラ...全文を見る
○武正委員 それでは会計検査院に伺いますが、JICAがこういった規定を持ってやっておられる、そして、それについて会計検査院は、相手方に対しての調査、検査は相手方の了解とか好意をもって受け入れられなければ検査できないと言っておりますけれども、こういったことをJICAがしているという...全文を見る
○武正委員 外務省、わかりましたでしょうか、先ほどの件は。外務大臣、わからないということですかね。  会計検査院、今私が聞いたのは、JICAがこういう形で相手と円借款を結ぶときにしっかりと約束をしているんだ、情報提供あるいは提供するための措置をとるものとするということで、しっか...全文を見る
○武正委員 それができていないというのが、当委員会で高村外務大臣と四月に、委員会でのやりとりであったわけであります。  外務省が二〇〇二年の一月一日にメキシコで火災が起きたことを知ったのは、本年の二月であったわけであります。JICAも現地で、これはJBICですけれども、虚偽の報...全文を見る
○武正委員 そこで、財務省もおいでいただいていますのでお伺いをします。  今回、新JICAの発足に伴って、円借款部門はJICAに、バンクローンの融資の部分はJBICが含まれました日本政策金融公庫にという形になりましたが、やはりODAの機能的な活用ということを考えたときに、バンク...全文を見る
○武正委員 あわせて財務省に伺いますが、金融危機対応のアジアの枠組みということで、これから日中韓の首脳会談でも、既に開催されました金融サミットあるいはAPEC等、そうした国際会議でも、アジアでのそうした金融危機対応の枠組みということが論じられていると思います。政府からは、チェンマ...全文を見る
○武正委員 外務大臣、いかがでしょうか。チェンマイ・イニシアチブということで、四ページにあるように、各国の外貨準備、これはお互いに、スワップということで、困ったときには援助しましょうということをバイでこれだけやってきて、それがマルチのような形に、面的になってくるということを今回日...全文を見る
○武正委員 ぜひ、日中韓首脳会談でも、このアジアにおける現地通貨建ての債券市場の育成ということも御提案をいただきたいというふうに思います。  では、財務省副大臣、結構でございます。ありがとうございました。  そこで、次に、日米外相会談におけるアジア各国の信頼醸成についてという...全文を見る
○武正委員 新政権、御主人、前クリントン政権のとき、いわゆる米中接近、ジャパン・パッシング、ナッシングとも言われたわけで、それを心配する向きが今あるわけなんです。できれば日米外相会談をやりたいという外務大臣に伺いたいんですが、私は、そうした中、やはり日本の存在感を日米の中で発揮す...全文を見る
○武正委員 そこで、前空幕長のアパグループ懸賞論文問題について外務大臣に伺いたいんですが、今、前空幕長は民間人になって、さまざま発言をされておる、あるいはいろいろ文章を書いておられますが、私は、特にこの間の外国人記者クラブでのああいうやりとりなんかを見ていると、果たしてアジア各国...全文を見る
○武正委員 以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。