武村正義

たけむらまさよし



当選回数回

武村正義の1993年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月24日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第4号
議事録を見る
○武村委員 田原参考人から、テレビと同じように大変厳しい御指摘をたくさんちょうだいをいたしたわけでありますが、おおむね国民の皆さんの御意見を代弁していただいていると思いながら、こちらも率直に聞かしていただきました。  ただ、自民党も、宮澤総理をもちろん初めとして、この事態という...全文を見る
04月14日第126回国会 衆議院 本会議 第20号
議事録を見る
○武村正義君 残りました四つの質問につきまして、お答えを申し上げます。  一つは、単純小選挙区制度になれば本当に選挙に金がかからなくなるのかというお尋ねでございますが、私どもは、制度が変わって金がかからなくなるとは申し上げておりません。当然一定の金はかかります。たとえかかりまし...全文を見る
○武村正義君 小選挙区制によって安定した政権が生まれますと、国民の痛みを伴う政策を次々と強行することになるという御指摘でありますが、そんなことは起こるはずはありません。およそ、国民に支持されない政策を強行すれば、次の選挙は必ず負けます。負ければ政権は交代をいたします。直ちに、強行...全文を見る
04月15日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第6号
議事録を見る
○武村議員 私は、必ずしも欧米の小選挙区の国がそういう実態で一色だとは思いません。お互いまた各国の状況を勉強していきたいと思いますが、少なくとも日本のこの中選挙区制における我々の選挙区に対する関心の深さ、かかわりの深さに比べれば、まだアメリカも軽くてうらやましいなという認識を持っ...全文を見る
○武村議員 恐れ入ります。  日野さん、こういうことで余り言い合いはしたくありませんが、私どもは、月七十五万円、文書通信交通費、締めて一年間九百二十万円、秘書二人の人件費の補助、これは約千数百万円、立法調査費は、個人を対象に出ているものでございますから、党で管理している場合も多...全文を見る
○武村議員 あれはもう四年前でございましたが、私ども、リクルート事件が出来をしまして、数多くの尊敬してまいりました自民党の有力者がこの未公開株の関係者になられ、厳しい批判を受けることになりました。しかし、我々には幸い話がなかったんでありますが、もし未公開株の話があったらどうしただ...全文を見る
○武村議員 お答えを申し上げます。  実は、寄附の額が確かに人件費に次いでかなり大きい額でございました。私ども、ですから、この寄附を退治しよう、減らすことができないだろうかという議論を自民党の中で真剣にいたしまして一それが三年前のその後の寄附行為の禁止、というよりも、罰則をつけ...全文を見る
○武村議員 それは、それぞれ収支報告書には出しているはずでございます。(土井委員「全部、明らかに」と呼ぶ)はい。
○武村議員 これは法律に違反するかしないかの論点でございますからもう一度言い直しますが、発表をいたしましたのはもう四年余り前でございます。ですから、法律が通って施行されたのは三年前の二月一日でございますから、それ以前の数字でございまして、むしろ、この数字を私どもは深刻に見詰めなが...全文を見る
○武村議員 一昨年の案は政府提案でございまして、もちろん自民党も議論をして合意をしたものでございますが、政府が審議会を設置して、各方面の専門家にお集まりをいただき、何回も議論をいただいて、国民的な立場からの答申として並立制をお出しをいただいた。自民党、いろいろ意見がございましたし...全文を見る
○武村議員 野党の皆さんいろいろおっしゃいますが、もうお互い共通の認識として、選挙制度には完全無欠なものはまだこの人類の歴史の中にはありません。したがって、私ども、今回の案もこれが完全無欠で百点満点とは思っておりません。そしてまた、皆さんの併用案にも、既にいろいろ答弁ございました...全文を見る
○武村議員 鍛冶議員も御承知だと思いますが、昨年、緊急改革をまとめるときにこの問題がテーマになりまして、協議会、実務者会議で何回か論議をいたしました。そこでは、最終的には立法に野党は反対をされましたが、少なくとも、協議会の文書が残っておりますが、選挙に関する報道の実態には、公正の...全文を見る
○武村議員 企業献金の是非論でありますが、そうしますと、共産党は、最末端で、会社の経費を、カンパとか、あるいはパンフレットの購入だとか、あるいは赤旗の購入等で受けているということが全くないでしょうか。  私は、最近矛盾を感じていますのはポスターでありますが、ぜひ野党の皆さんも賛...全文を見る
04月16日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第7号
議事録を見る
○武村議員 小選挙区制は二大政党を志向しているという言い方があるわけです。必ずしも二つの政党にすっきり集約されるものと私は思いませんが、選ばれた国会では、内閣も決めていくわけでございますが、すべての法案、予算は多数決原理で決めていかなければなりません。そのことも含めますと、いずれ...全文を見る
○武村議員 直接的には、相次ぐ不祥事件に対する反省が今回の自由民主党の四法案でございます。そういう意味では、四つの法律全部が腐敗防止を目的としている。そういう意味では、例えば公職選挙法の改正も腐敗防止のための公職選挙法の一部改正案である、私どもはそういうふうに認識をいたしておりま...全文を見る
○武村議員 昨日も申し上げましたように、世界の選挙制度をお互い勉強しましても、完全無欠で百点満点のものはどうもなさそうでございますね。そういう中で、席が左右に分かれているのは残念でありますが、二つの案がこうして国会に運ばれたわけであります。私どもは、社公さんの案についてもすぐれた...全文を見る
○武村議員 比例代表であえてやろうとされるのは一体どういう理由が。この二つを、小林さん、お答えをいただければありがたいです。
○武村議員 人間の病気に例えられましたが、私は、最近のスキャンダルを人間の体の表面にあらわれた発疹とか皮膚のただれというふうにとりますと、大変な発疹が出てきてびっくりして大騒ぎをする。それで、こう薬を張ったり薬を塗ったり、そういう対症療法でいいんだろうか。診断してもらったら、原因...全文を見る
○武村議員 私も族議員にならないことを目指しているつもりでございますが、族というのはいろいろなとらえ方があると思います。小林先生おっしゃったように、地方分権を大胆に進めれば族議員はなくなるだろうというのも一つの見解だと思いますね。今、何だかんだいいましても、日本の国は中央集権的だ...全文を見る
○武村議員 自民党の連座制の内容は、御理解いただいておりますとおりでございます。昨年の三法案と同じ内容になっているはずでございます。(菅委員「参議院で抜けちゃうというんです、二回目で当選した直後に確定したら」と呼ぶ)五年では六年の参議院任期と合わないという御指摘だと思いますが、当...全文を見る
○武村議員 大変フレッシュな感覚で真摯に山口さんからお尋ねをいただいているわけでありますが、私ども大学で、もう大分昔の話でありますが、政治は最高の道徳であるというふうに習いました。同時に、ある本には、政治家になるということは悪魔と握手するようなものだという文章も記憶をいたしており...全文を見る
○武村議員 その前に、政党交付金の配分は、もう額賀議員が繰り返しましたように、半分は得票率を見る、民意をですね。しかし、上がってきた代議士は、現職の代議士がここで政党活動をやるわけですね、その面がありますから、これを半分見るという意味では、自民党の考え方の方がはるかに妥当だと思い...全文を見る
○武村議員 今私が二、三反論とお尋ねをいたしましたが、皆さんの御提案も完璧ではない、民意の反映万能の案ではないということをあえて御指摘を申し上げているわけで、選挙には二つの大事な側面があるということをお互い認識し合って、どういう形が一番いいのかということを最終詰めていく必要がある...全文を見る
○武村議員 国会決議があるのを御存じだと思いますが、過密・過疎にも配慮をするという考え方がございまして、我が党はそういう意味では伝統的な都道府県という地方自治体に対する住民感情をたっとびながら、一名都道府県に優先配分をして、残余の定数を人口に比例配分をしたものであります。世界の常...全文を見る
○武村議員 連座に関する現行の規定は、御承知のように総括責任者と出納責任者とそれから地域主宰者、この三者が、意思を通じなくても、即連座の対象になるということでございます。  親族、秘書になりますと、親族ということだけで即選挙運動の中心に立つとは限りません。もちろん秘書の場合もそ...全文を見る
○武村議員 先ほど申し上げた三者につきましては、現行も罰金以上連座制でありますが、連座制は御承知のように選ばれた本人がその職を停止するということであります。本人でない他の者の犯した場合は、これはかなり厳格に運用をすべきであるという考えに立つものでありまして、現行も執行猶予は入って...全文を見る
○武村議員 長期政権にも功罪があると思うのであります。少なくとも世界が厳しい東西に分かれて対峙をしていた時代は、自由民主党が一貫して、吉田さんの時代からいえば四十数年になりますが、国民の支持をいただいて、自由主義の陣営に属しながらこの国の責任を果たしてきた。まさに長期政権であった...全文を見る
04月20日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第8号
議事録を見る
○武村議員 大変親しい穂積さんの御所見でありますから余り申し上げたくありませんが、ちょっと比例代表制について意見を異にしますので、御答弁をさしていただきます。  御承知のように、小選挙区制という概念、言葉は世界にはないようであります。比例代表か多数代表かということでありますが、...全文を見る
○武村議員 お読みいただいたとおりでございまして、自由民主党は四年前の大綱の党議決定におきましても、小選挙区を基本とした新しい選挙制度を導入するときちっと書いているわけです。この際、比例云々は検討する、結びの言葉で御認識いただけるように、そのことも検討はじょう、しかし基本はあくま...全文を見る
○武村議員 御承知のように、昨年は政府の提案として並立制をお出しをいたしました。あのとき皆さんの野党がどういう反応を示されたか思い起こしていただきたいのですが、現行中選挙区制でいい、変える必要ないという論陣でありました。あれは選挙制度調査会の答申でございましたから、野党の立場、少...全文を見る
○武村議員 イギリスの例は、お互い学べば学ぶほど、やはり与野党関係も健全でありますし、与党から見れば野党は絶えず大変健全な、いつでも政権を渡し得る存在であるというところが違いますね。何年か前に保守党が選挙で大敗したときに、保守党の党首が言った言葉を本で読んだことがありますが、これ...全文を見る
○武村議員 私どもの勉強した限りでございますが、半世紀も近い間、単純小選挙区で、一つの政党が政権を担っている例はないんではないか。少なくとも小選挙区制は、イギリス等を初めとして、一定の期間の中で政権がきちっきちっと交代をしているというふうに認識をいたしております。
○武村議員 午前中もお答えを申し上げたわけでありますが、この憲法四十三条は、我が国が参議院で比例制を導入するときにも大いに論議があったところでございます。果たして、比例による名簿提示をして政党を選ぶ選挙が、この四十三条で言う選ばれた代表と言えるかどうかというところでございます。 ...全文を見る
○武村議員 この問題につきましては、自民党としましても、まだ論議のさなかでございます。ただ、基本的に言えることは、国の選挙制度を変えれば、当然その改革の論議は地方選挙制度にも及ばざるを得ないという認識でございます。  特に、地方を都道府県、政令都市レベルと市町村レベルで分けて考...全文を見る
○武村議員 我が党の中にも賛否両論ございまして、おっしゃるような経緯もあったわけでございますが、率直に申し上げて、やはり今回の選挙制度改正は本当に政策本位の選挙に変えていきたいというのが基本でございます。  今もし戸別訪問を全面解禁にしたとして、日本の選挙の実態から考えますと、...全文を見る
04月21日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第9号
議事録を見る
○武村議員 それじゃ、委員長さん御指名でございますから、お答えを申し上げます。  先ほど来社会党の皆さんの御意見を伺っておりますと、まず基本的に重大な誤認があるのじゃないか、論議の基本に間違いがあるのじゃないかと私は思います。  率直に申し上げますが、この企業献金、まず党に対...全文を見る
04月22日第126回国会 衆議院 国会等の移転に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○武村委員 昔から都を変えるということは、政治が行き詰まって刷新する、あるいは人心を一新する、そういう動機だと言われているのですが、今政治改革の季節ですからあえて言うわけじゃありませんが、今の私どもが言っている政治改革は野党の皆さんに協力いただいて今国会で間違いなく成就すると思っ...全文を見る
04月26日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第11号
議事録を見る
○武村議員 鈴木先生、それは私どもの答弁を少し誤解なさっているのじゃないか。私どもも民主主義の基本は民意だということを十分に認識をしているつもりでございます。そしてまた、今回の選挙制度の議論におきましても、どう民意を反映をしていくか、そこに終始をしているわけでありまして、皆さんの...全文を見る
○武村議員 既に一度お答えを申し上げたことでありますが、我々一人一人は、やはり一人一人が既にもう全国民を代表する存在だということであります。憲法は明確にそう規定しております。国民の中の、選挙区の中の特定の意見だけを代表する存在ではありません。  そのことを代表と代理という表現で...全文を見る
○武村議員 いずれにしましても、民主主義を貫く一つの大きな原理が、多数決の、あるいは多数代表という原理でございますね。それはもう一〇〇%満場一致で何もかも決まっていくならそれが一番いいわけですが、最終的にはそういうルールが、これはもう常識として、またこれにかわる知恵がなかなかない...全文を見る
○武村議員 選挙の段階における民意の集約に絞りましても、どうなりますかね、皆さんのそういう純粋な論理をそのまま当てはめていきますと、スイスには市町村で住民総会という制度が今なお一部で残っているようであります。それは小さな団体ですからそれが可能なんですが、年に何回か全住民が集まって...全文を見る
○武村議員 それは倉田さん、言葉の意味では同じだと思うのでありますが、衆議院の五百名が選ばれて、論議をするのはいいんですが、物事を決めるときにはどうしてもやはり多数決原理が原則になりますね。内閣総理大臣を決めるときにこれが一番象徴的に出るわけです。ですから、内閣総理大臣を選ぶ側と...全文を見る
○武村議員 倉田議員さんがもうおっしゃっておられますように、小選挙区制は二大政党を志向する選挙制度だという認識に立ちますと、そのことでおわかりがいただけると思いますし、もう一つは、民意の反映論で繰り返して議論がございましたように、やはり多数党にやや有利な結果が出る選挙システムであ...全文を見る
○武村議員 このお尋ねは仮定の話でございますから、確かにやってみないとわかりません。ただ、世界の主な国の、イギリスを例にとっても、選挙のたびに政権が交代するのでは、これは大変不安定としか言いようがありませんが、十年に一回ぐらいというタームで見れば、イギリスは何回か戦後政権交代を繰...全文を見る
○武村議員 これも推測の話でございますが、たびたび首長選挙を持ち出して恐縮でありますが、知事にしろ市町村長にしろ、たまには七選、八選という例外がありますが、どうでしょうか、平均すると三回前後が平均でしょうかね。そうしますと、なぜそうなのかというのは、やはり小選挙区になりますと、今...全文を見る
○武村議員 たびたび交わされましたように、お互いに中選挙区制を否定して、新しい選挙制度を論議をしているわけですね。私は、もうこれだけで選挙制度改革は五〇%目的を達したと申し上げているわけであります。  さて、単純小選挙区と小選挙区併用型比例代表、違うといえば大きく違います。しか...全文を見る
04月27日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第12号
議事録を見る
○武村議員 大変好意的な御指摘をいただきまして、ありがとうございます。  確かにおっしゃるとおりでございまして、両案とも、現行の衆議院の中選挙区制という選挙制度をもうやめよう、まずこの点で完全に一致をいたしております。きのうも申し上げましたが、これでもう五〇%近寄っている。そし...全文を見る
○武村議員 マスコミ初め幾つかシミュレーションなるものが発表されておりますが、どうでしょうか、宇都宮さんもよく考えていただいたら、これは過去の選挙の実績なんですが、どうインプットするかによって結果は随分違うわけですね。  実は自民党もこの単純小選挙区制、自民党の党利党略である、...全文を見る
○武村議員 我が国は自由経済を建前にした社会でありますし、市場原理が働く国でございます。私人であれ私的法人であれ、それぞれ自由に経済活動を行いながら日本の国を栄えさせている、そういう建前の国であります。そういう中の企業、活力ある企業の経済活動の中で出た何千分の一か一万分の一が、例...全文を見る
○武村議員 率直に私の実感を申し上げますと、私も、月一万円、年十二万円の献金をあちこちにお願いをしてまいりました。大方は法人、企業であります。個人も、お医者さんとかお坊さんとか、一部農家も二、三人いますが、まあ何十人かあるんですが、やはり個人の方が非常にいただく側から見てもさばさ...全文を見る
○武村議員 決意をますます固めております。
○武村議員 ある時期が来れば、お互いに歩み寄らなければ実らないというふうに思っております。
05月13日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第16号
議事録を見る
○武村議員 大体今の答弁で済んでいると思いますが、我が党の案は御承知のように、対象を拡大したことと、刑が確定した後五年間の公民権停止を加えたこと、免責規定等でございまして、特に対象がこれでは少し不十分じゃないかという御感触でありますが、議論をすれば、イギリスの腐敗防止法の例などと...全文を見る
○武村議員 間違えました。そのとおりでございます。
○武村議員 参議院につきましては、既に一度お答えをいたしましたが、確かに任期は六年でございますから、その計算からいえば五年は短いという御指摘でありますが、裁判が確定するまでに当然一定の年数がかかるわけでございます。今申し上げたように、我が国の裁判の実態からすれば、それは半年とか一...全文を見る
○武村議員 貴重な御意見として拝聴をさせていただきました。
○武村議員 御指摘のように、既にお答えを申し上げたことでありますが、我が党が大綱をつくりましたときは竹下内閣でございまして、もうかれこれ九四年を過ぎたでしょうか、そのころの文章が基本にございます。その後、選挙制度調査会の答申があり、そして海部政権下の三法案、こういうふうに発展をし...全文を見る
05月14日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第17号
議事録を見る
○武村議員 今回の単純小選挙区制を前提にした党内の候補者選定のルールにつきましては、まだ正式に党議決定をいたしておりません。  二年前の並立制のときの議論でございますが、おっしゃるとおり、アメリカのようなプライマリー方式でいくか、もう一つは、イギリスの保守党、労働党もそうであり...全文を見る
○武村議員 ベテランの堀先生からのお尋ねでございますが、強行採決という言葉は、どうなんでしょうか、野党側からおつけになっている表現だと思うのでありますが、率直に言って、日本の社会では多数決原理というのはなかなかまだ定着をしていない。なかなかというよりも、まあこの村社会というか協調...全文を見る
○武村議員 私は、今の政治に対する不信の背景としては、もう議論に出ておりますように、やはり五五年体制が問われているといいますか、東西冷戦が終わってなお日本の国会では、保守、革新の流れをくみ、自民党、社会党を基軸にした対峙構造がそのまま残っている、このことに対する違和感、不信感が大...全文を見る
○武村議員 河上さん、相打ちという言葉はどう解釈するのか知りませんが、双方が出した法案が両方とも死んでしまう、その程度に認識すればそのとおりなのですが、出した双方の政党も死んでしまう、我々も消えてしまうんだ、そのぐらいに深刻に認識をするならば、許されないのじゃなしに、我々はその道...全文を見る
○武村議員 今塩川委員の方からお答えを申し上げたとおりであります。その枠の中では並立制も検討の対象に十分なり得ると思っております。  ぜひ社会党にお聞きをいただきたいのですが、社会党は、何か並立制は妥協案としてはとらないということが党議で決まっているような話を聞いたことがありま...全文を見る
○武村議員 この点については、井上さんの今の御答弁に私はほぼ同感であります。  お互いに共通の認識が必要でありますが、全く違う二つの選挙制度を並び立てるものを並立と認識をいたしますと、この二つの選挙制度、いささかでも影響し合うようなシステムは全部併用である、こういう考え方でいい...全文を見る
05月18日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会公聴会 第1号
議事録を見る
○武村委員 四人の公述人の先生方には、大変ありがとうございました。御多用の中、国会にお運びをいただいて、大変含蓄のある、それぞれ御専門なり、深い御経験の立場から、貴重なお話を承ることができました。多少感想を述べながら、お尋ねをさせていただきたいと存じます。  宮内公述人と天谷さ...全文を見る
○武村委員 天谷さんにもう一度お聞きいたしますが、政治改革は、自民党の持っている病と、長年政権を持っている与党の中でできてしまった病と野党の病、この二つにメスを入れることだというお話でございました。それはそれでわかるわけでありますが、それ以外にもたくさん問題があるようなお話もちょ...全文を見る
○武村委員 ありがとうございました。  選挙制度については、特に阪上さんと西平さん、御専門の立場から大変詳しいお話を承りました。阪上さんは、もう二十年来、西ドイツの併用制を主張してきたというお話でもございました。おっしゃったような併用制の利点も、それなりに理解ができるわけではあ...全文を見る
○武村委員 西平さんからは、比例代表制とおっしゃいましたが、民社党が提案をされております都道府県単位のいわば非拘束方式、名簿非拘束の比例代表制のお話がございました。これは一つの案だと思いますし、特にイタリアの下院議員選挙のシステムだろうと思うのであります。私ども、これは、顔が見え...全文を見る
○武村委員 十分納得ができませんけれども、まあ承りました。  最後に、企業献金の話は、西平さんはお話がなかったでしょうか。宮内さんと天谷さんからは、廃止をする必要がない、節度をきちっとわきまえて残していいという感じのお話でございましたし、阪上さんは、きっぱり廃止をすべきだという...全文を見る
○武村委員 ありがとうございました。
05月25日第126回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第18号
議事録を見る
○武村委員 六人の皆さんから、政治改革について大変真摯な、どんなことがあっても実現せよというお話を承りました。ありがとうございました。  最初に、これもイエスかノーかでいいのでありますけれども、皆さんそれぞれ新潟を中心にして活躍をされ、人生を生きてこられた方々でありますが、随分...全文を見る
○武村委員 三富さんから一言ずつ答えてください。今の国会議員よりもっと立派な人がたくさんいるけれども、そういう人が選ばれていないとか、一言でいいです。
○武村委員 今聞いているのは、全国ベースで聞いていますからね。
○武村委員 ありがとうございました。どちらかというと私どもには耳ざわりのいいお答えばかりいただいたのですが、これはこれで結構でございます。  石井委員も申し上げたように、自由民主党も、信じて、数百回の論議を重ねて、小選挙区制を提案いたしているわけであります。一部の人から見れば、...全文を見る
○武村委員 最後に、連合の滝沢さんにお伺いいたします。  先ほどのお話で、これは宮下さんのお話にも共通する話でありますが、自民党の一党支配は自民党の責任であるかのごときニュアンスに聞こえるわけですね。こういう支配を許してきたのは野党にも責任の一端があるというお話なんですが、我が...全文を見る
08月26日第127回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
議事録を見る
○武村国務大臣 このたび内閣官房長官及び女性担当大臣を預かることに相なりました。  大変未熟でございます。誠心誠意努力をさせていただきたいと思っておりますので、委員長さん初め委員各位の御理解と御協力を心からお願いを申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
08月27日第127回国会 参議院 本会議 第6号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 今、労働大臣から女性問題につきましても大変詳しく熱意のこもった答弁がございました。  女性問題は、ひとり雇用問題だけではありません。育児の問題もございますし、教育の問題等々ございます。大変幅の広い問題でございますだけに、全体として総合的にとらえていくこ...全文を見る
09月09日第127回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○武村国務大臣 社会党委員長の山花さんが委員長として初めて韓国へ行かれました。この点につきましては、ソウルの空港で声明を発表されたときから、私は社会党の委員長として参りましたというごあいさつをなさっているようでございます。そういう意味では、閣僚と社会党委員長の立場をきちっと分けな...全文を見る
○武村国務大臣 答弁を避けるつもりはありませんが、しかしこれは社会党委員長としての訪韓であることは間違いないわけであります。政権ができる前からそういう努力をなさっていて、政権誕生直後に実現をしたというふうに伺っております。  それで、これは山花大臣だけの問題ではありませんが、自...全文を見る
○武村国務大臣 たびたびの御意見でございますが、山花委員長も、先ほど申し上げたように金浦空港をおりて劈頭の声明で、私は今回は社会党の委員長として参りましたと明快にあいさつをなさっているわけでもありますから、ぜひそのように御理解をいただきたいと思うのでありますが、それにしましても、...全文を見る
○武村国務大臣 人事院勧告制度は御指摘のとおりでございます。労働基本権の制約の代償措置としてずっと実施されてきているシステムでございますから、私どもとしましても、今お話しのように行政改革も並行してその努力をしながら、勧告を尊重する方針で対処をさせていただきたいと思っております。
○武村国務大臣 連立政権についてのお尋ねがございましたが、確かに自民党政権、三十八年続いたわけであります。三十八年続いたことには大いに敬意を表したいと思いますが、何となく一党単独政権は安定している、連立政権は不安定だという見方が世の中にあるのも事実でございますが、しかし、世界はも...全文を見る
○武村国務大臣 先ほどもお答えをいたしましたが、国家公務員の皆さんの労働基本権が制約をされておりますために、その代償措置として人事院の勧告制度が生まれて今日に至っているわけでございます。新しい政権としましても、この制度をしっかり尊重をしてやらせていただきたいというふうに思っており...全文を見る
○武村国務大臣 政府としましては、全体としては人事院の勧告、内客を信頼をいたしておりまして、でありますから完全実施という方針で今日までも対応をしてきたところでございまして、細部については私は承知をいたしておりませんが、勧告のシステムも中身も、全体としては十分信頼に値するという評価...全文を見る
○武村国務大臣 私どもはそういう見解は持っておりません。  当然、給与制度については、御指摘のようにさまざまな内容が総今されているわけであります。個々の細部についてはこうして国会でも真剣に御議論をいただき、そのことは人事院も十分参考にされながら今日に至っていると思うのであります...全文を見る
○武村国務大臣 繰り返しお答えをいたしましたとおり、おおむね作業日程それから関係閣僚会議の開催を申し上げたわけでありますが、この手順をきちっと踏みながら、遅滞なく、そして公務員の皆さんのお気持ちにおこたえできるように、最善を尽くして国会に提案をさせていただきたいというふうに思って...全文を見る
○武村国務大臣 第二次補正は、まだ政府としては方針を決めたわけではありません。そして、この人事院の勧告実施については補正予算を要しないでやらせていただくという考え方でございます。
○武村国務大臣 先ほどもお答えを申し上げましたが、戦争が終わって、国と国の関係でどうその責任を償っていくかというのが賠償あるいは財産請求権の問題であろうかと思いますが、今日まで長い歳月の中で、今日までの政権が苦労をされてそれぞれの国と対応をしてこられて、そういった話し合いの中で一...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるように、好き勝手なことを言いながらやっていくという考えは毛頭ありません。先ほども申し上げましたとおり、それぞれ固有の政策を持った党が連立に参加をいたしておりますので、党の方針と政権の方針がすべて一〇〇%一致するものではありません。党の固有の方針がありなが...全文を見る
09月16日第127回国会 参議院 内閣委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 過日、内閣官房長官、あわせて女性問題担当大臣を拝命いたしました。内閣官房及び総理府本府の事務を担当することになりました武村正義でございます。  微力でございますが、一生懸命努力をしてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
○国務大臣(武村正義君) 全くそのとおりでございます。
○国務大臣(武村正義君) お話を承りまして、おっしゃるとおりだと思って拝聴いたしました。  長い間の平和の中で平和が当たり前といいますか、国の安全が損なわれることは実感としては余り予想ができないぐらいの状況に我々はなりがちでありますが、そういう中で万一のことを絶えず考えながら国...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 安全保障理事会につきましては、世界の平和と安全に対し責任を有する機関として一層の機能強化が必要になってきております。そのためには、世界の繁栄と安定のために貢献する能力を持つ加盟国の資源を積極的に活用していくことが必要であると考えます。  我が国としまし...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御承知のように、国連憲章第四十七条の明文の上では、軍事参謀委員会は安保理の常任理事国の参謀総長またはその代表者で構成をされて、同委員会は国際の平和と安全の維持のための安保理の軍事的な要求や、理事会の自由に任された兵力の使用や指揮等につき安保理に助言及び援...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) この委員会は、今まではまだ実質的な活動を行っていないわけであります。今、安全保障理事会のあり方について国連で論議が行われているところでございまして、日本はこの議論には参加をいたしておりますが、改組が行われたとしましても、常任理事国に入るか入らないか、これ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 総理がそうおっしゃっておりますから、総理の考えはそのとおりだと思うのでありますが、過去のその国の行為に対する認識は人によってさまざまでございますし、その人の歴史観、世界観によって表現されるものでもあるわけでございます。細川総理がこういう表現を用いられたの...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) アイヌ新法問題につきましては、御指摘のとおり、北海道知事から新法制定の要望を受けまして、平成元年以来検討を続けてきているところでございます。もう大分月日がたっております。新政権ができまして、おっしゃるとおり、私どもも早くこの検討委員会を全うして、終えて、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今月もこの検討委員会は、国連の差別防止・少数者保護小委員会というのがあるようでございますが、ここで活躍されているある先生をお招きしてお話を伺う予定でございます。御承知のように、国連も先住民族の定義とかあるいは先住民族の権利等をめぐっていろいろと議論が行わ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘をいただきました勧告の早期実施の件でございますが、私どもとしましては、地方公務員も含めて数多くの公務員の皆さんが一日も早い実施をお待ちだということを認識いたしながら、遅滞なくこの仕事を進めてまいりたいと思っております。  今、俸給表その他の整理を...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 退席をしまして失礼しました。  人事院勧告はもう既に総務庁長官からもお答えをいただいております。そのとおりでございますが、内閣全体としましても、労働基本権の制約に対する代償措置であるという認識を持ちながら、なるべく早く事務的な作業、それから政治的な手続...全文を見る
09月24日第128回国会 参議院 本会議 第3号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) まず、国会改革についてお尋ねをいただきましたが、連立与党各党の間におきましても、御指摘のような押しボタン式投票方法の導入などを含めて、新しい国会運営のあり方について検討を進めていただいているところでございます。その中で、日本新党、新党さきがけも意欲的に提...全文を見る
10月04日第128回国会 衆議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○武村国務大臣 この問題につきましては、目下政府・与党の中で意見調整をしているさなかでございます用意見の調整ができ次第、政府としては提案をしたいという気持ちで今後発力をしていきたいと思っております。
○武村国務大臣 本間さんはまだ二期目で、一年目か二年目ぐらいで……(志賀委員「ですから、今総理がですね、自分は二期……」と呼ぶ)
○武村国務大臣 私は三期弱、十一年半務めましたが、幸い私は一番スタートが土建関係の県政の不祥事件を批判しながら当選するようなことになりましたので、私も平凡な人間でありますから、普通であればそういう誘惑に負けることになったかもしれませんが、幸いそういうスタートであったものですから、...全文を見る
10月05日第128回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○武村国務大臣 今の総理の答弁とほぼ同じ趣旨でございますが、モスクワの各所における三日以降の流血の事態により、双方に犠牲者が出たことを極めて残念に思います。  我が国政府としましては、ルツコイ、ハズブラートフ両氏など、反大統領側の挑発によって開始された武力衝突が四日中に一応の決...全文を見る
○武村国務大臣 お話しのとおり、こういう問題でございますから、いろいろな意見の交換はあったようであります。私は全部を承知をいたしておりませんが、そういう意見交換の結果、総理の国連演説が最終の案として総理みずからの判断で決められたわけであります。  お尋ねの御質問については、当然...全文を見る
○武村国務大臣 今申し上げたのは、既に国連改革という表現もございますが、なかんずく国連改革の中の安全保障理事会の改革、これはその中の一つというより、一番大事なテーマでありますが、その改革の論議が今行われているさなかでございまして、まだかなり時間がかかるという説もございます。二、三...全文を見る
○武村国務大臣 今の、改革以前の安全保障理事 会に日本が常任理事国として入るという議論ではないというのが私の認識でございます。したがって、当然、改革の論議が既にかなり活発に行われているところでございまして、御承知のように、数をふやすという視点もございますし、常任理事国の数も当然...全文を見る
○武村国務大臣 先ほどお答えを申し上げましたのは、反大統領派の挑発によって武力衝突が始まったということを申し上げたわけであります。テレビでごらんのとおり、あれはテレビ局の建物でございましたが、トラックが後ろ向きにぶつかるような画面が出ておりましたが、あの辺から始まったのかなと、私...全文を見る
○武村国務大臣 私が申し上げておりますのは、この武力衝突の動機を、今もう一度繰り返してメモを見ながら御説明を申し上げたわけであります。動機はそうでありますから、エリツィン側が全く正しいということを申し上げているわけではありません。当然、御指摘のように法と正義のためであれば手段を選...全文を見る
○武村国務大臣 その後段でありますが、一応この事態がほぼ鎮静化しつつあるということを申し上げながら、このことが完全に近々、鎮静化するかどうか、そしてまた鎮静化した後ロシア国民の支持が、大統領におおむね高い支持があるかどうか、その辺もきちっと見きわめることも大事だろうと思っておりま...全文を見る
○武村国務大臣 御承知のように相手側が先に事を始めだということを申し上げ、テレビ等の報道でも聞いておりますように、中に武器を持って立てこもっている、そんな状況で、この大統領側の鎮圧の動きが行われたというふうに認識をいたしております。  御質問の、法と秩序あるいは法と正義を守るた...全文を見る
○武村国務大臣 相手が先に手を出せば、後は何をしてもいいとも思いません。それはまあ、正当防衛その他いろんなケースが日本の法律でもあるわけでございますから、それはそのとおりであります。  日本政府としては、この暴動の起こる前もそうでありますが、エリツィン大統領の改革、民主化の姿勢...全文を見る
○武村国務大臣 もうこれまでの答弁で総理が申し上げておりますとおり、連立政権ができますには、当時七党一会派でございましたが、党首によって基本的な事項についての合意がございました。  同時にまた、もう少し具体的な各論につきましても確認をし合って、これは一応文言で表現をしてサインを...全文を見る
○武村国務大臣 文書で合意いたしておりますことは、今総理からお答えをしたとおりでございます。  なお、当時の山花委員長さんのお話も事実でございまして、その意味では、現内閣の編成する来年度の当初予算においては消費税の引き上げは考えないという口頭の申し合わせがあったと認識をいたして...全文を見る
○武村国務大臣 もう一度繰り返しますが、今、山花大臣が申し上げたとおり、来年度、いわゆる平成六年度の当初予算においては消費税の引き上げは見合わす、こういう口頭了解があったと記憶いたしております。したがって、そのことは細川内閣が消費税の引き上げを行わないということではないというふう...全文を見る
10月06日第128回国会 衆議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○武村国務大臣 委員会において、津島委員及び深谷委員から自衛隊違憲発言について政府の統一見解を求める旨の要求がありましたので、これについての政府統一見解を述べさせていただきます。     自衛隊違憲発言についての政府統一見解  一 憲法第九十九条が「天皇又は摂政及び国務大臣、...全文を見る
○武村国務大臣 今、山花大臣からお答えがございましたとおりでございます。  今後とも、党あるいは個人の立場で渡航する場合は、これは従来の自民党も同じであったかと思いますが、これは原則個人負担ということになろうかと思います。ただ、秘書官が随行するとかSP、これは常識的に御判断をい...全文を見る
○武村国務大臣 これは、野中委員、いかがでございましょうか。過去、自民党の閣僚、総理等々いろいろなケースがあったと思うんでありますが、三日前、私は遷宮で伊勢神宮へ参りました。たまたま、私は私的秘書とSPを連れてまいりましたが、二十年前は、当時の官房長官は政府秘書官を連れていってお...全文を見る
○武村国務大臣 お答えを申し上げます。  そもそも政府の統一見解でございますが、表題が「自衛隊違憲発言についての政府統一見解」、こうなっておりまして、これもこのままひとり歩きすれば意味がよくわかりません。  一昨日の越智委員並びに深谷委員の、社会党、主としては社会党所属の山花...全文を見る
○武村国務大臣 委員長並びに委員会の了解がいただければ、早速文書を書き直すことにさせていただいて、この委員会後半までにそろえて再提出をさせていただきたいと思います。
○武村国務大臣 今深谷委員のお読みいただいたとおり修正をさせていただきましたが、前段をよくごらんいただきたいと思います。「国務大臣が一政治家としての立場においてあるいは政党の一員としての立場から」ということでありますから、あくまでも国務大臣としての発言でない個人ないしは政党の立場...全文を見る
○武村国務大臣 当然のことでありますが、大臣は何を言ってもいいわけはありません。当然大臣としての発言については責任を持たなければなりません。  ただ、申し上げたように、質問の中で政党の見解を問われるような場合、今回は御承知のように連立政権でございますから、ひときわ野党の委員の皆...全文を見る
○武村国務大臣 その意味で今、大臣であれば何を言ってもいいというわけではありませんとお答えをしたわけでもあります。  いずれにしましても、大臣の発言でありますから、冒頭にきちっと、内閣の方針と違うようなことを述べる場合は、これは私個人の見解です、あるいはこれは私の所属しておりま...全文を見る
○武村国務大臣 いろいろ御指摘をいただいておりますが、私ども政府としては、この見解で間違いがないと思っております。
10月07日第128回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) お答えを申し上げます。  憲法九十九条の、これは天皇、国会議員、公務員まで含まれておりますが、この文言で、国務大臣は憲法を擁護し尊重する義務を負うという規定がございます。これは当然のことであります。  その上に立って各閣僚が国会で答弁をいたします場合...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) それでよろしいかと思います。
○国務大臣(武村正義君) その点も大変大事な責任であると思っております。(「どっちが大事なの」と呼ぶ者あり)どっちが大事というよりも、両方ともこれは同じように大変大事な憲法の規定であると認識をいたしております。
○国務大臣(武村正義君) 自民党政権の場合は一党でございましたから、国務大臣の発言か私人の発言が、こういうことであったようでございます。昭和五十五年の鈴木内閣において、ある大臣が個人的見解を述べられて大変紛糾したことがあったようでございます。  そのことを考えましても、今回は、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のような場合には、当然、国務大臣としての責任が問われることになると思います。
○国務大臣(武村正義君) 問われ方もいろいろあろうかと思いますし、また問われたことに対する責任のとり方もいろいろあろうかと思います。
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおりでございます。したがって、連帯して責任を負わなければならない国務大臣の立場での責任が問われることになるというふうに思います。
○国務大臣(武村正義君) 一応政府としての見解を文書で表明いたしておりますので、宮澤委員の御発言の趣旨はわかりますが、これで御了解をいただきたいと思います。
○国務大臣(武村正義君) お答えを申し上げておりますとおり、先ほど来の発言も、これは衆議院のことでありますが、きのうまでの発言をめぐる議論もあくまでも社会党、党の立場での見解でございますから、国務大臣ではありません。そういう意味では、おっしゃるような六十六条の連帯の責任にかかわる...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私はもう出す必要がないぐらいこの問題については明確だと思うのであります。申し上げておりますように、あくまでも、きょうも質問される宮澤委員の方から社会党の閣僚に社会党の見解との違いを問われながら、社会党の見解を前提に、社会党の見解が違う、党の固有の見解があ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御期待に沿うようにさせていただきます。
○国務大臣(武村正義君) 今の論議にもかかわりますが、サンフランシスコ平和条約やその後の日韓等を含めた二国間の条約あるいは関係条約等々によりまして、おおむね戦後の賠償の問題は外交的に決着がついてきているというふうに認識をいたしております。  正確に言えば、北朝鮮あるいは台湾のよ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 確かにそういう報道を私も見ましたが、政府でそういう一兆円というふうなオーダーの基金を正式にも非公式にも検討しているということではございません。これは誤報だと思います。
10月08日第128回国会 参議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 昨日、本委員会における質疑の中で、宮澤委員から自衛隊違憲発言との関係で憲法第六十六条についての政府統一見解が求められましたので、これについて述べさせていただきます。    自衛隊違憲発言と憲法第六十六条第三項についての政府統一見解  一 憲法第六十六...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 大変小さな政党でございますが、創業者はわずか十名でございましたので、十名が議論をして納得して選びました。
○国務大臣(武村正義君) 選挙をやるような雰囲気では全くありませんでした。
○国務大臣(武村正義君) 私どもは、余計なことというよりも、このことが昨日の宮澤委員との応酬の中では大変大事な論点だということで、あえて書かせていただいたものでございます。
○国務大臣(武村正義君) 宮澤委員からは、私は衆議院の統一見解を最初朗読いたしたわけでありますが、憲法九十九条ではなしに憲法六十六条の閣内不統一を私は問題にしているんだという御指摘がございまして、宮澤委員の表現としては、六十六条との関係を私は伺ったわけですからそれについての見解を...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私、衆議院のことで統一見解を出したという意味で申し上げたわけではありません。衆議院から続いている一貫した議論であるということを今申し上げたわけであります。それは、私どもの認識では事実そのとおりでありました。
○国務大臣(武村正義君) 今の私の答弁、衆議院云々は余分なことであったかもしれません。ただ、申し上げたとおり、全然問題にしていないとおっしゃっても、これは宮澤委員御自身の質問の御意図と、伺った我々、私どもも含めて、その言葉を理解した立場とで多少ずれがあったということかもしれません...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今の総理の発言の中で理事者間で納得されていたという表現がございましたが、これは私の方が総理に報告をしておりませんでしたので、これは誤解でございます。  もう申し上げておりますように、これは昨日の宮澤委員とのたび重なる応酬に対する政府として責任を持って文...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私は全くおかしいとは思っておりません。  これは読み方の問題もあるのかもしれませんが、自治省の大先輩の鎌田委員に盾突くようで恐縮でございますが、内閣の方針に従って国務大臣は言動をしなければなりません。内閣が自衛隊を合憲と認めているというときに、あえてき...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) もう余りお言葉を返したくありませんが、しかし連立政権、憲法に対しても見解を異にするような政党が連立を組む場合はこういう形をとらざるを得ないということであります。  それが連立を組む資格がないとおっしゃるのかどうか知りませんが、少なくとも政党の立場を語れ...全文を見る
10月12日第128回国会 参議院 予算委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) ただいまの総理答弁で私は十分だと思っております。
10月13日第128回国会 衆議院 本会議 第4号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 政治改革に一貫して熱心にお取り組みをいただいていることに敬意を表します。  御指摘のとおり、政党も、政治家も、そして有権者の間にも、革命的な意識の改革を促すことが大事だという御指摘は同感であります。そして、腐敗防止の御指摘のような面での新しいシステムを...全文を見る
10月14日第128回国会 衆議院 本会議 第5号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 暫定政権であることを明言すべきではないかというお尋ねをいただきました。  今の羽田副総理の御発言にかかわるわけでございますが、確かに今回の政権の誕生のきっかけに、私ども、統一会派としてさきがけ日本新党が政治改革政権の提唱をさしていただきました。そのこと...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 地方分権についての住議員の御見解は、ほぼ私と同じであります。ぜひ、政治改革を本当に実りあるものにするためにも、この四法案が成立した後、地方分権に真剣に取り組んでいかなければいけないという認識を持っております。  私は、地方分権には二つの視点があると思っ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 阻止条項について、三%が絶対的でないという私の発言についての御質問でございますが、今もこれは絶対的なものではないというふうに思っております。まさに相対的に、常識的に判断をした数字だろうと思っておりますが、一つは、参議院の比例選挙が定数五十でございますから...全文を見る
10月18日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第3号
議事録を見る
○武村国務大臣 石田長官と全く同感でございます。バッジは院内だけに限っておりますが、何の不自由も御批判もないと私は実感をしておりますし、ぜひそういう運動をお進めをいただけたらというふうに思っております。
○武村国務大臣 正式にそのことが議題になったわけではありません。大体今後の審議日程の見通しの説明については、与党のどなたかからそういうお話は伺いましたが、五日、十二日、一つのけじめのような話は聞きましたが、政府と合同でそういうことを議論して、決めたわけではありません。
○武村国務大臣 総理が申し上げたとおり、日本新党と私どもが提唱をさせていただいたことから政権が誕生しまして、そしてたしか政権誕生後二十日前後の間に今の案がまとめられました。そして、今国会冒頭にもう既に政府提案としてお出しをしたわけであります。大変短期日のうちにたくさんの政党が鳩首...全文を見る
○武村国務大臣 私どもは、前回と同じ程度の頑張りですと次は消えていくことになるわけであります。ぜひそうならないように頑張りたいと思っておりますが、三%は、本会議でもお答えしましたように、ヨーロッパ中心ですが、かなりの国が二、三、四、五、ドイツは五ですね、三、四というのはかなり多い...全文を見る
10月19日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第4号
議事録を見る
○武村国務大臣 政治改革は永遠の課題であるという言葉もございますが、今回、与野党含めてこうして選挙制度を中心にした抜本改革の提案をしているところでございますが、これで足りるという考え方ではありません。当然これが基本になりますし、大きな第一歩になることは間違いありませんが、やはりこ...全文を見る
○武村国務大臣 細川総理の御真意は十分伺っておりませんが、これはまあ私の意見になるかもしれませんが、やはり三権分立の中で行政府の責任は、戦後三十八年間、本当はもう少し長いですね、四十何年になりますかね、保守政権あるいは自由民主党が担ってこられて、そういう意味では、防衛、外交を初め...全文を見る
10月19日第128回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○武村国務大臣 政府としましても、今回のロシアの日本海における放射性廃棄物の海洋投棄については重大な関心を持ちながら、今回の事態そのものを極めて遺憾に思い、ロシア政府に対して抗議の意思を表明しているところでございます。  特に、過般、日ロの首脳会談が東京で持たれたばかりでありま...全文を見る
○武村国務大臣 橘委員がこの恩給欠格者の問題に大変熱意を持たれて、関係者の皆さんの気持ちを代弁しながら真剣に御質問をされていることに敬意を表したいと思います。  私自身も、国会議員になった直後でございましたか、このことでたびたび陳情を地元で受けまして、もう記憶が定かではありませ...全文を見る
10月20日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第5号
議事録を見る
○武村国務大臣 御指摘の、ロシアの日本海における放射性廃棄物の海洋投棄につきましては、先般、環境団体グリーンピースの映像が生々しく国民に報道されまして、その後、そのことが事実であったことが確認をされたわけでありまして、まことに遺憾なことであります。  日本政府としましては、この...全文を見る
○武村国務大臣 もう御承知のように、すべての法律は国会で決まります。与野党を超えて両院で真剣な御議論をいただき、そこで最終御決定をいただくわけであります。政府としては、提案をいたしておりますので、少なくとも国会全体の意思が固まるまでは、今の案が最も望ましい案であるという姿勢で対応...全文を見る
○武村国務大臣 坂本委員の、何かと慣行を重視する国会の体質を反省しながら、大胆な御提案、拝聴さしていただきました。  御指摘のとおり、これは院の問題でございますので、政府としては答弁は差し控えさしていただきますので、よろしくお願いいたします。
10月21日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第6号
議事録を見る
○武村国務大臣 いろいろお聞きをいただきましたが、まず、この政権の支持率につきましては、もう各党首の御答弁のとおりでございます。入り口の支持でございますから、やはり激励とか期待を込めた頑張れ、こういう御支持だと思っておりますし、もっと仕事をさせていただいて、その上でこういう高い支...全文を見る
○武村国務大臣 私は三%条項の専門家ではないんでありますが、テレビでいささか絶対的なものじゃないということを一言申し上げたために、再三お答えをさせていただいております。  一般論でいいますと、どうでしょうか、いろんな選挙制度、みんなルールをつくることでございますから、どこで線を...全文を見る
○武村国務大臣 まあイギリスは、御承知のように、二大政党の政治がずっと続いております。まあ社民党とか自由党というのがございますが、かなりの得票をとりながら、議会で大きな勢力が持てない。実質的にはだから保守党と労働党の時代がまだ続いておりますから、彼らの党利党略論で言えば、連合する...全文を見る
○武村国務大臣 このことについて直接総理と話ができておりませんが、一般的な姿勢としては、院の問題でございますし、政権側の連立与党の代表の皆さん方にお預けしている状況でもありますので、これは連立与党側としましては、御指摘のように政務幹事、各会派代表五名が全体の責任を負うという、国対...全文を見る
10月22日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第7号
議事録を見る
○武村国務大臣 最高裁の判決も、御承知のとおり、三倍以内ということが判決の文書に出ているわけでございますが、既に三倍を超えておりましても、そのことで違法というふうには断じていないわけでもありまして、おっしゃるように、今違法状態にあるということではありません。  ただ、御指摘は、...全文を見る
○武村国務大臣 大変お答えが難しゅうございますが、都道府県制度も、もう今お話しのように百年、百十年たっておりまして、かなり深く国民の意識の中に定着をしてきた制度でございますのでありますから、国の選挙制度を考えますときには、全国一本の場合はともかく、地域割りということを前提にいたし...全文を見る
○武村国務大臣 けさ、一部の報道でそういう大きな見出しの記事がございました。先ほど定例記者会見でも、この点については官邸筋がそういう考え方を今持っているということは全く事実に反する。そういう意味で、交渉をする政府なり与党のまだ体制ができておりません。ましてや、中身についてもまだ一...全文を見る
10月25日第128回国会 参議院 決算委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 今もお話を伺っておりまして、守住委員のこの問題に対するさきの国会も含めて大変な御苦労に敬意を表したいと存じます。  東西冷戦が終わりましても、御指摘のように世界で地域紛争、緊張状態は後を絶ちません。加えて、日本の数多くの国民が世界じゅうで活躍をいただい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のように、ロシアの過般の日本海における放射性廃棄物の投棄の問題につきましては、我々日本人のひときわ核に対しての敏感な国民感情を大きく刺激しました。我々日本国民としては、例外なく非常に本能的にこのことに反発を感じたのであります。ロシア自身は、後からの...全文を見る
10月26日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第9号
議事録を見る
○武村国務大臣 人気取りのためにこれをしているわけではないのでありますが、また、衛視さんの便、不便のためだけでバッジを論ずるのもどうかなと思いますが、しかし、衛視さんが現場で御苦労されていて、そういう感想をお持ちなのはよく認識しなければいけないと思っております。  これは、院の...全文を見る
○武村国務大臣 皇后陛下が、日常のお暮らしの面では全く不自由がない、健康を取り戻されたように伺っておりますが、お言葉だけがまだ不自由だという状況でございますが、一日も早く全快をされることをお祈りいたしたいと思っております。  今マスコミ報道との関係の御意見を拝聴さしていただきま...全文を見る
○武村国務大臣 細川総理も責任をお預かりして二月半ぐらい経過をしたわけでございますが、いよいよ政治改革も審議がこうして進んでおりまして、大事な時期を迎える状況でありますし、それ以外の課題も、ウルグアイ・ラウンドや経済対策等々ひしめいている中で、このあたりで、自民党の最高顧問という...全文を見る
○武村国務大臣 両大臣がおられますから、僭越でございますが、私の理解では、選挙制度審議会も実は総理大臣の諮問機関になっております。どういう基準で仕分けをしているか定かではありませんが、政府全体にかかわる重要な審議会は総理の諮問機関というふうな位置づけだろうと思うのでありますが、特...全文を見る
○武村国務大臣 今こそお互いに決然として、なれ親しんだ、我々一人一人の代議士を生んでくれたこの中選挙区制に決別をしようではありませんかと申し上げたい。  確かに、おっしゃるとおり、政治の状況が変化をしましたし、変化に伴って、それぞれの党の利害、あるいは一人一人の所属しております...全文を見る
○武村国務大臣 将来の日本の政治の姿がどうなるか、この連立政権ができた前後から大変活発に論議が行われておりますし、御承知のように二大政党論と穏健な多党制論の比較の議論も何回か繰り返されてきたところでございます。  私、この民主主義の基本が多数決原理であるところに実は二大政党論の...全文を見る
○武村国務大臣 まず、総理の年内発言は、考えてみますと、私どもと当時の細川さんと連名で「政治改革政権」の提唱をさせていただいたのが七月の二十三日でございました。あの文案をつくるために二日ほど議論をしたのでありますが、五本ほど柱を立てまして、この五本の柱に合意をする政党が集まって政...全文を見る
○武村国務大臣 委員のお話を伺っておりましたが、これはまさに政府を信頼するかしないかに最後はかかるんじゃないでしょうか。選挙制度審議会、今までずっと区割りを戦後やってきて、自民党政権下で全部やってまいりました。そのときには、それほど不信の声はなかったわけであります。政権がかわった...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘のとおり、小選挙区と比例の比較論がずっと国会でもなされてきたわけでございますが、率直に言って、まだ我々日本人にとっては比例制は余りなじんでおりません。しかし、今世界を見ましても、アングロサクソンの国ないしはその植民地等を除けば、戦後、大方の国にこの比例制が何...全文を見る
○武村国務大臣 担当の神崎郵政大臣と同じ所感でございます。
○武村国務大臣 今回の事態は、御本人が少なくとも自分の言動については率直にお認めになったということでありますから、その限りにおいて、非は非、是は是であったとテレビの前で、国会の場で明らかに証言をされたとおりでございます。  問題は、この論議から、放送のあり方、テレビ放送と政治の...全文を見る
○武村国務大臣 奄美は奄美でございます。  新しい選挙制度ができますと、まさに新しい制度でスタートをするわけでございますから、まず非常にいい教材が今日まで存在したわけですから。いいというのは、悪いいい教材ですよ。金がたくさんかかるという、そういう小選挙区の矛盾をいっぱい秘めた教...全文を見る
10月27日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第10号
議事録を見る
○武村国務大臣 小坂議員のこの四年間政治改革に熱心に取り組んでこられたことに、敬意を表したいと思います。今後の運び方についてのお考えも全く同感であります。なぜ政治改革なのかは今、山花大臣のお答えのとおりでございます。政治が大変大きな国民の不信を受けております。政治に対する信頼を回...全文を見る
○武村国務大臣 確かに、国の政治と地方の政治は憲法や自治法の建前から考えましても別でございます。そんな中で、政治資金規正法は国・地方を通ずる共通の規制になってまいりますから、政治資金規正法の議論の中では十分に地方の立場、地方自治の立場を配慮をしなければならないと考えます。  そ...全文を見る
○武村国務大臣 防衛、外交などを例示にしながら、国の重要な政策は引き継ぐということを合意をいたしております。防衛、外交だけという意味ではありません。国の根幹にかかわるような重要政策、基本政策を指しているのだと私は思いますが、その中に米の完全自給の政策が入るかどうかというお尋ねだろ...全文を見る
○武村国務大臣 いずれにしましても、七党一会派、今五会派になりましたが、五会派の連携、協調で政策の協議をしながら決断をしていくわけであります。決断をする前の状況を御指摘されると、住さんおっしゃるとおりでございまして、まさにばらばらであります。ばらばらの違いのある政党がいかにして一...全文を見る
○武村国務大臣 住委員の御意見、問題意識、大変心して拝聴させていただきました。選挙運動につきましても、戸別訪問から事前ポスター、あるいは立会演説会の問題、さらには選挙違反の処理の仕方といいますか、より迅速な処理の仕方についての御提案やら、最後は贈収賄の適用範囲を拡大する問題意識も...全文を見る
○武村国務大臣 いろいろ厳しい御指摘をいただいておるようでございますが、私ども閣内におりまして常時閣内の発言も含めて議論をしておりますが、最も真剣に日本の経済全体や当面の景気対策に取り組んでいただいている国務大臣であるというふうに思っております。  久保田長官は、御承知のように...全文を見る
○武村国務大臣 補正予算を今検討しているさなかでございます。九月の決算の状況が出そろうことと、何といいましても冷害の全国にわたる具体的な被害状況、今積算をいたしておりまして、おおむねこの二つの作業が整うのが来月の半ば過ぎではないか。したがって、来月の二十日過ぎぐらいには補正予算が...全文を見る
○武村国務大臣 二十日過ぎを目標に今作業を進めておりまして、ほぼ目標どおりいくと思っておりますが、その後、国会の院のスケジュールの中で、なるべく早く提案をさせていただきたいというふうに思っております。
○武村国務大臣 制度疲労のとらえ方はいろいろありますが、金をめぐる矛盾が続々出てきたということでとらえますと、そうですね、やはり日本経済が高度成長になった時期とほぼ比例するのでしょうか。まあ正確な、いつからというお答えはできませんが、ここ二十年ぐらい、私はそう思っています。
○武村国務大臣 たびたびもう論議が繰り返されていることでございますが、何といいましても、同士打ちということが一つございます。そのことは結局、選挙を個人選挙の色彩を濃くしている。  御承知のように、政権党の場合は特にそうでございますが、複数の候補者を立てる場合は党が機能いたしませ...全文を見る
○武村国務大臣 まあ、日本共産党も私の隣の京都府で二人お立てになったことがありましたね。そういう経験もありますが、それは、共産党の場合はぴしっといわゆる票割りができる政党なのかどうかわかりませんが、自民党の場合は、私も籍を置いておりましたが、なかなかそれはできません。選挙区全域で...全文を見る
○武村国務大臣 よくわかりませんが、私は前々回よりも、今回は独立しましたので、大変すっきりした気分で、きょろきょろしないで、自民党という器の中ですと、やはり先輩の関係もありますし、各地区でいろいろな人間関係、気を使いましたが、選挙そのものは余り気を使わないでやらしていただくことが...全文を見る
○武村国務大臣 私ども、神様ではありませんから、人間としていろんな弱点も持っておりますから、これは選挙というのは戦場ですから、生き死にを競う本当に熾烈な戦いになりますよね。そういう中でありますから、いわばそうなりがちである、極端なケースはそうなりがちであるということを当時の自民党...全文を見る
10月28日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第11号
議事録を見る
○武村国務大臣 中選挙区制という家が大分疲れてきた、雨漏りがするし、風が入るし、壁が壊れてきた。まあ、これはまだ改築していこうという議論もありますが、思い切って新しい選挙制度の家に建てかえようじゃないか、こんな感じで私は受けとめております。簡単に申し上げると、個人中心の政治や選挙...全文を見る
○武村国務大臣 現職議員が五人おりますといいということでありますが、三%を割っております私どもも賛成しているというところを御了解いただきたいと思うのであります。  なかなか選挙制度改革は党利党略で考えますとうまくいきません。小選挙区に至っては、連立与党各党とも単独で競い合ったの...全文を見る
○武村国務大臣 国民の皆さんの国政に対する不信を取り除くという言い方が一番簡明な答えになると思いますが、そのことによって、憲法で最も大事な役割を背負っております我が国の国会が、内外のさまざまな問題に対して今以上にてきぱきと国民の期待にこたえて仕事ができる、そういう政治を目指してい...全文を見る
○武村国務大臣 そう思います。  いろいろ私どももここ数年来議論を重ねてまいりました。これは与野党ある意味では共通の認識でもありますが、信頼を欠いてしまった国会というのは、これまたいろんな見方がありますけれども、スキャンダルが起こらない政治にすればいいのか、いや、それだけではだ...全文を見る
○武村国務大臣 確かにおっしゃるとおり、勝ち負けがすべてであるかのような選挙になっていることは否めません。確かに選挙も戦場でありますから、そこで勝つか負けるかがすべてといえばすべてであります。政治家は落ちたらただの人という言葉がありますが、私はこれからは、落ちても政治家は政治家だ...全文を見る
○武村国務大臣 率直に言って私の党もまだそこまで頭がいっていないのでありますが、一般論で言えることは、先ほど申し上げたように、個人中心から政党にシフトすると期待をしているわけですが、個人中心ということは、特に自民党の場合なんかは、私も最初は無所属で出ましたが、無所属で、もう党の全...全文を見る
10月28日第128回国会 衆議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○武村国務大臣 政府の税制調査会は、新聞でも報道が時たまされておりますように、今、真剣に、精力的に十一月の答申を目指して論議をいただいているところでございます。新聞紙上には必ずしも税調の論議がそのまま反映されているわけではありません。加藤税調会長の見解等も大きく出たりしております...全文を見る
○武村国務大臣 福岡での講演は、今申し上げたとおりでございます。
○武村国務大臣 私の講演は、消費税のアップを前提にしたものではありません。省略されておりますが、講演の中でも、所得税を減税すれば何かで増税をする必要があります、その場合、所得税を例にとれば、このバランスをどう考えるか、減税の額、増税の額という対比の上でお話をしましたし、消費税を上...全文を見る
○武村国務大臣 私の考え方はここではにじませていないわけでありまして、こういう大きい、国民に幅広く利害の絡む問題、政策課題でありますから、これは、いきなり一つの結論を出してその方針で進めていくよりは、幾つかのわかりやすい選択肢を示しながら、幅広い国民的な論議を背景にして政治が結論...全文を見る
○武村国務大臣 今御紹介いただいたのはそのとおりに申し上げたわけでありますが、最後の決断というのは、国際的な場でガットとして最終のゴールが迫ってきている中で、日本もそれに対して最終的な明快な回答をイエスかノーかも含めて出す時期が迫っているということを申し上げているわけであります。
○武村国務大臣 全く違います。既にウルグアイ・ラウンドの目標については、ここ数年、G7も含めて何回か、最終のゴールといいますか、年内決着ということが合意されてきておるわけでありますが、今年、宮澤政権のときでありますが、東京サミットにおきましても今年いっぱいでウルグアイ・ラウンドは...全文を見る
○武村国務大臣 この問題は、御承知のようにアメリカ、EC、カナダ、豪州等々、二国間あるいは多国間、さまざまな形で国際交渉が今日まで進められてきているところでございます。現在もその延長線上にありますし、私が申し上げたように、年内決着という一つのゴールからいきますと、いよいよそういっ...全文を見る
○武村国務大臣 これは政府に対する信頼度によって見方は変わってくるかと思います。政府は、これまた堂々と繰り返し申し上げておりますように、例外なき関税化は日本としては反対、この大原則を堅持しながらあらゆる交渉に臨んでいるわけでありまして、日本がその原則をゆがめた、大きく譲った何か新...全文を見る
○武村国務大臣 まあ水面下という表現がどういうふうにとられるかはともかくとしまして、あらゆる外交交渉におきまして日本政府は例外なき関税化は反対であるという国の基本政策を踏まえて鋭意交渉に当たっているところでございます。
10月29日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第12号
議事録を見る
○武村国務大臣 やはり市民感情あるいは県民の政治意識に対応して、その道を選んだんだろうと思います。  この間もちょっと御答弁申し上げましたが、党派、政党というのは皆国政レベルで誕生をしております。外交、防衛、経済等を基本にした、国全体の政治のレベルでできたのが政党であります。総...全文を見る
○武村国務大臣 この点も本会議を含め再三答弁がなされておりますが、政府の考え方としては、この案でいきますと、純粋に無所属候補者は政治や選挙のための経費は個人献金、まあパーティーという方法はありますが、主として個人献金に頼りながらやっていくということであります。このことのよしあしと...全文を見る
○武村国務大臣 今の、首長さんの名前を出すことは、国会、自民党でも随分議論がございまして、最近は名前は出さないように、これは行政指導でしょうか、行われておるようでございます。  今のお尋ねは、企業献金の道が閉ざされると首長の交際費がふえるのではないかという御心配でありますが、な...全文を見る
○武村国務大臣 私がそういう発言をしたかどうか記憶にないのですが、そういう心配をしているメンバーが私どもの党にもいるかもしれませんね。  ただ、個人から党にシフトをさせていこう、それを覚悟しようというのが今回の提案でございますので、幸いと言ってはなんですが、自治大臣の答弁にあり...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおり、私どももそういう意見を最近聞いております。  ただ片方、ゼネコン汚職のさなかでございます。いわゆるゼネコンに限らず、特に地方公共団体の場合は、契約等の関係のある企業の献金まで、こういう大きな事件が起こり、反省の世論が高まっているときに、今までど...全文を見る
○武村国務大臣 私どもさきがけという党としましては、実は「「政治改革政権」の提唱」におきましても、国であれ県であれ市町村であれ、それぞれ契約等の関係のある団体からは政治献金は断ち切るべきであるという主張をしてまいりました。そういう意味では、今回の我々の提案している法案も、そこまで...全文を見る
○武村国務大臣 なかなか難しいところですが、政治の基本に関する仕組みについては、公職選挙法もこの政治資金規正法も、国が法律で定めるということで今日まで来ているわけであります。地方自治の立場から、谷津委員の御指摘はそれなりの説得力もあるというふうに思いながら聞いてはおりますが、こう...全文を見る
○武村国務大臣 今日までも、恐らく地方の選挙もケース・バイ・ケースというか随分お金のかかりぐあいも幅があっただろうと思うのですね。私どもの県におきましても、最近見ておりますと、むしろ金を使わない候補者が時々上がったり、極端に、どう見ても使ってないと思われる候補者が上がったりするこ...全文を見る
○武村国務大臣 政府としましては、全知を絞ってこの案を提案をいたしているところでございます。しかし、それでも百点満点で完全無欠かと言われたら、この長い論議を、真剣な論議を拝聴しておりまして、いささか、こういう補強ができればよかったなとか、この辺はこうかなというふうに、私もそういう...全文を見る
○武村国務大臣 谷津委員のこの問題に対する重ねての御意見、心して拝聴をさせていただきました。また、私ども与党側も、政府としましても、各地方団体の真剣な御意見に対しては、こういうことに真剣に耳を傾けていきたいと思っております。
○武村国務大臣 国会決議の問題でございますから、このことに官邸が、総理も含めて、直接はかかわってはおりません。もし決議が重ねて行われる場合は、内容がどうであるのかということについては関心を持っておりましたが、決議をされるされないについては、恐らく政府全体もそうであろうかと思います...全文を見る
○武村国務大臣 私も、新聞の記事全部読んでおりませんが、そんな官邸がリーダーシップをとったという記事がありましたか。
○武村国務大臣 それは間違いでございます。
○武村国務大臣 総理みずからも、国会等の答弁におきましては、国会決議を尊重する趣旨の発言を繰り返しておりますし、より具体的には、例外なき関税化に反対ということが連立与党全体の基本合意でもございまして、その国会決議や基本合意を踏まえてウルグアイ・ラウンドの農産物の交渉に当たっていく...全文を見る
○武村国務大臣 私は今まで、私も農家の出身で、自民党におりましたころからも、むしろこの問題に対しては大変石頭でございまして、米の自由化は断固反対を主張してきたつもりでございます。今も、私個人としては、その気持ちはだれにも負けないぐらい強い信念であります。特に、環境の視点からも、農...全文を見る
○武村国務大臣 企業献金は決して悪とは思っておりません。そういう議論が一部ございますが、企業も市場原理、資本主義経済の日本でございますから、経済の基本を構成しているのは企業でございます。これを否定したのでは日本の今の社会の存続も考えられないわけでございますから。問題は、企業献金、...全文を見る
○武村国務大臣 私の方でなしに自治大臣の方でこれは真剣に、また政府内部は調整をしていただこうと思っておりますが、今、修正云々のお答えは控えますが、真剣に各地方の関係者の意見は政府としても耳を傾けさせていただく考えでございます。
○武村国務大臣 坂田先生の薫陶を受けられた渡瀬先生が、ついこの間までも若手の会の代表として一貫して政治改革実現のために頑張っていただいてきているということに、心から敬意を表したいと思います。  一人一人の意識、一人一人の心構えあるいは政治家の倫理だという言い方を私どもも盛んにす...全文を見る
○武村国務大臣 私ども、日本新党と一緒に提案をしたときの表現は、二百五十、二百五十を基本とするという提唱でありました。まあ二百五十、二百五十が絶対ということではないという意味でもありますが。  四、五日前のカナダの選挙を新聞で読んでおりましたら、政府・与党が惨敗をして、何か百数...全文を見る
○武村国務大臣 私は、六月まで自民党の政治改革の仕事に参画をさしていただいておりまして、あの通常国会最後の場面まで両方にいろいろな動きがあったことを今も記憶をいたしておりますが、当初、単純小選挙区の自民党、併用制の社会党、公明党、それが、民間臨調から連用制が、三百、二百の連用制が...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおりであると思います。  私も、四、五年前でしたか、ある先輩のところへ行って政治改革の議論をしましたら、武村君、政治改革というのは、結局は国民の意識を変えることだよ、それを変えなければ何にもよくならぬよというお話がありました。それではもう政治改革とい...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘のような報道があったことは、私も承知をいたしております。  ただ、その後、十月八日でありますが、記者会見において石原副長官が、およそ刑事事件の捜査については検察が厳正、適切に対処しており、政府の立場でこれに言及することは全くない旨の発言をいたしております。...全文を見る
11月02日第128回国会 参議院 内閣委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 米の問題でございますから、所管ではありませんし、余り詳しく申し上げる立場ではないわけですが、もう合馬委員も御承知のとおり、ここ数年来ウルグアイ・ラウンドをめぐって内外さまざまな論議が行われてまいりました。毎年、年末になりますと、ことしがぎりぎり最後の決着...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、今年度の異常な事態に伴う米の緊急輸入とウルグアイ・ラウンドで議論をされております米の自由化とは、全く別の問題と認識をいたしております。
○国務大臣(武村正義君) 先般、米の転作緩和の方針を農林省が発表いたしておりますが、これも七万数千ヘクタール緩和をしながらも来年度の米の需給全体を展望しながら数字をはじいておりまして、備蓄の目標の百三十万トンも自給を原則といたしておりますように、あくまでも輸入を前提にしたものでは...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私もこの小池政務次官の文章を読ませていただきまして、よく読めば、これは自戒を込めて、現実はそのままかなり正直に表現されていますが、こういうことでいいんだろうか表題にも私なりに脱皮を工夫しているということが書いてありますように、またこれを改革していくのは私...全文を見る
11月04日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第14号
議事録を見る
○武村国務大臣 私も五年ほど、この議論に参加をしてきましたが、率直に言って、選挙制度、本当にこの制度なら百点満点と言えるものはありません。結局相対的な選択になります。そこへお互い党利党略が入ってまいります。そのことが議論をややこしくしておりますが、お互い党利だとは言えませんから、...全文を見る
11月04日第128回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 板垣委員おっしゃるとおり、今年度は早期に人事院勧告を法律化して一日も早く実施をいたしたいという気持ちでございました。また、この内閣委員会でもそういった熱心な御意見をお伺いしたわけでございます。精いっぱい努力を重ねてまいりまして、きょうようやく本委員会で御...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 板垣委員のおっしゃるとおりでございます。財源が厳しい、しかし景気対策としては一刻も早く実施をしたい、そんな板挟みで苦慮をしてきたわけでもございますが、雇用不安といいますか、一部の民間会社には賃金の切り下げなんという議論も始まっているところでもございまして...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ぜひこの考え方、こういう姿勢は今後とも堅持をさせていただきたいと思っております。
11月05日第128回国会 衆議院 政治改革に関する調査特別委員会 第15号
議事録を見る
○武村国務大臣 先般もお答えをしたことでありますが、この議論、お互いに長年やらしていただいて、まあ世界の流れもそうですが、日本の、さきの国会までの論議を振り返りましても、片方、自民党は単純小選挙区制を主張する、こちらは限りなく比例制、なるたけ比例制に近い併用制を主張される、そこか...全文を見る
11月08日第128回国会 参議院 決算委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 地方分権に対する考え方についてお尋ねをいただきました。おっしゃるとおりの感想を私も抱いております。  お互いに入り口の議論としては地方分権を肯定しない人はいません。また、昨今特に一種のスローガンないしは政治の目標の一つとなってきた嫌いもございました。地...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、地方自治の側にも憲法第八章でいう地方自治の本旨を積極的に生かしていこうという考え方がどれだけ根づいてきたかということを考えますときに、まだまだ道は遠いという感じがして仕方がありません。  一番大きい理由は、もうだれしも御承知のとおり、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) もちろん変わってはおりません。立場は違いましても、私は、十数年間地方自治の現場で経験を積んだ人間の一人として、今は国会議員でありましても、その自分の一番大事な若い時期に活躍した分野の経験、そこで考えたことを今もぜひ少しでも生かしていく努力をさせていただき...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 日本という国の権力構造の中で革命をやろうとしているとは思っておりませんで、今の体制の中で、幅広い時代の流れや国民世論を受けて、権限や財源を中心にして思い切った地方分権の努力をしていきたいというふうに思っている次第であります。  そう思えば思うほどあなた...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 具体的に総理がなぜ一言しか触れなかったか、じかにお話をしたわけではありませんが、総理の意向としては、この時期なぜかあらゆる難しい課題が一挙に大波小波で押し寄せてきている、こんな表現を使っておられましたが、そんな中で私どもも相談しながら、これはだれしもそう...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 総理のお気持ちを余り私が勝手に憶測して申し上げるのは僭越でありますが、その気持ちとしては、地方分権もそうですし、大綱の見直しというこの間あいさつをされましたが、これは既に見直しが始まっておりますが、防衛政策の見直しなんという大きいテーマも大事なテーマとし...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 地方分権というテーマは、国と地方を全体でとらえながら国の権限を地方にシフトしていくという作業であります。一つは、そのための基本的な枠組みをつくろうという考え方が浮上いたしております。  それが地方分権推進法とか基本法とかいうことで各党からも出ております...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 官房長官としては真っ白であります。  個人の意見を聞かれたわけでありますが、余り個人の意見も言うべきでないと思いますが、今まで主張してきたことは、府県、市町村ともにやはり広域化の方向を目指すべきだということは一貫してそう認識をしておりましたし、主張をし...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) いろいろ長時間にわたりまして我が国の戦前の歩み、特に日露戦争から大東亜戦争に至るまでの経緯についてお話を承りました。改めて歴史を復習した思いもございますし、私自身も初めて伺うようなこともたくさん入っておりました。戦争に至る経緯といいますか、背景といいます...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) いろいろとお教えをいただきましたが、何といいましても過去の戦争をどう総括するか、これは我々政治家が何十時間議論して果たしてできることだろうか。一定の時の流れと、この道の専門家が、数多くの方々が参加されて自然とそういう歴史的な判断というのはなされていくので...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 国会でこの問題に対してどういう対応をされるかにつきましては、政府としては答弁を遠慮させていただきたい。国会の中で十分御議論をされてお決めをいただく問題ではないかというふうに拝察をいたします。
○国務大臣(武村正義君) この問題につきましては、政府委員からもお答えをいたしましたが、関係省庁、地方公共団体ともに希望者の早期帰国が実りますようにさまざまな援護努力をさせていただいているところでございます。  厚生省ではお話しのように帰国旅費等の支給の問題がございます。あるい...全文を見る
11月09日第128回国会 参議院 内閣委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のとおり、昭和六十一年からでしょうか検討がされ、移転計画が一応決定されてきたという経過でございます。その延長線上にあるわけでございまして、新政権としましても、私この問題余り詳しく勉強しておりませんが、防衛庁が中心でございますので、政府全体としても防...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ずっと伺っておりまして、一貫して板垣議員の過去を大事にしよう、歴史をたっとぼうというお考えには頭が下がる思いで拝聴いたしました。  その中で、市ヶ谷地区の一号館保存に対する御熱意も改めて認識を深めさせていただくことができました。本当にできることなら何と...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 東京国際軍事裁判は、ドイツのニュルンベルクと同じように、あの戦争の個人の戦争犯罪を裁くために連合国によって設置をされた裁判所でございます。  私個人としては、極東軍事裁判、東京軍事裁判の論旨のすべてを納得しているものではありませんが、今も丹波局長が申し...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先ほど申し上げたわけでございますが、東京裁判についてはさまざまな見方があるということは私もそれなりに読んだり聞いたりしてまいりました。自分の確たる史観は持っているわけではありませんが、侵略戦争云々という言い方も、あれは東京裁判で裁判の結論として表現された...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 重ねてかつての戦争をめぐる御認識で板垣委員の御見解を伺いました。  コロンブス以来の白色人種の植民地支配といいますか、それもそのとおりでありますし、考えてみますと、あの時代から十八世紀、十九世紀、二十世紀半ばまで続いた公然たる植民地競争というかそれを帝...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 存じません。
○国務大臣(武村正義君) 全然知りませんでした。
○国務大臣(武村正義君) ありません。
○国務大臣(武村正義君) 先ほどはそういう見方もある、そういう批判もあるということで紹介を申し上げたわけであります。  私は十分勉強しておりませんが、何となく、私のこれは個人の認識ですが、パール判事なんかはどういう立場がよく知りませんが、大体戦勝国の代表が敗戦国の日本の軍人を裁...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今の提言は、拝聴いたしましてそれなりに意味のある鋭い御提案だと思いました。しかし、中西長官から先ほど来説明がされておりますように、防衛庁の本拠をここに移していこうという計画がございますから、そういった計画との関連が問題になってまいりますし、片方、御提案の...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 所感は先ほど申し上げたことと同じでございます。  河野官房長官が当時どういうことをおっしゃったかよくわかりませんが、恐らく政府の立場で質問をされてお答えをしたのではないか。この問題は官房長官が預かるとか、そんなことではなかったと私は思います。きょうも私...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 河野前官房長官がどういう表現のお答えをされたか私も確認ができておりませんが、恐らく官房でこれは預かるというか官房長官がこの問題で采配するようなことはおっしゃっていないと私は思います。ただ、活用するとすれば当然防衛庁の枠を超える可能性もあるものですから、防...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今初めて聞きました。
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のとおり、記述は事実でございます。
○国務大臣(武村正義君) 過般の参議院予算委員会でもこの論議がございました。半世紀前の戦争の犠牲者の数を今正確につかむということは、事実上不可能に近い話ではないかと私は思っております。  そもそも各国に問い合わせをしましても、一体どういう基準で各国が数字をはじくのか、これも戦争...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 文部大臣でなしに官房長官がやれというお話でございますが、これは文部大臣がやりましても、あるいは外務省が、在外公館がやるにしましても、一体どういう基準で報告をしていただくか、各国にお願いをするか、そこから議論が始まると思うんです。でありませんと、恐らく集め...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) そう思います。
○国務大臣(武村正義君) あのときはたしかテレビの二票制発言が問題になったわけでありますが、官房長官として早々とああいう公器のテレビの前で、しかも堂々と発言をするのはどうかと思う、官房長官は政府のかなめだから、そういう意味で少し慎重にしてもらいたいというおしかりを受けたというふう...全文を見る
11月25日第128回国会 衆議院 安全保障委員会 第6号
議事録を見る
○武村国務大臣 政府としてはそういう見解に至っておりません。
○武村国務大臣 今までの政府においてお答えをしてきたことを踏まえていきたいと思っております。  要約いたしますと、国連がPKO活動として編成をした組織については、その目的・任務が武力行使を伴うものであれば、我が国としてこれに参加することは憲法上許されないという解釈に立っておりま...全文を見る
○武村国務大臣 閣僚の一員として、日ごろ中西防衛庁長官の安全保障にかける御熱意には大変敬意を表している一人でありますが、先般この発言がございまして、その後閣議でいろいろ話し合いもございまして、先ほどお読みを申し上げました統一見解でこれからもいこう、中西長官御自身もそれは当然である...全文を見る
○武村国務大臣 今の中西長官の、今回のカンボジアPKOの体験を踏まえた問題意識は、私も同感であります。  お尋ねの武器使用につきましては、自己または平和協力隊員の生命等を守るために、やむを得ないときに個々の判断で武器使用を認めている、この考え方を変えるつもりはありません。
11月26日第128回国会 参議院 本会議 第7号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) ゼネコン汚職の徹底解明の御意見でございますが、総理もお答えを申し上げたとおりでございます。徹底解明、今後の対応、まずは司法当局が法と証拠に基づいて適正な捜査処理を行っていくことが基本であります。今後とも全力を挙げて厳正に対処していくものと信じております。...全文を見る
11月30日第128回国会 衆議院 本会議 第11号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) きょうから御審議をいただきます補正予算の提出をわざとおくらしたんではないかというおしかりでございますが、そんなことはありません。  確かに、十月の半ばごろでございましたか、不肖私も定例記者会見で質問を受けまして、十一月の二十日過ぎを目標に全力を挙げて作...全文を見る
12月01日第128回国会 衆議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○武村国務大臣 かねがね、各省庁から民間会社等に退職をして再就職をされている方々の調査は、人事院を中心にして調査をいたしております。昨今厳しい批判を受けておりますだけに、一層この点については政府としても注視をしていきたいと思っております。
○武村国務大臣 国会の運営、しかも今国会の具体的な運営をめぐるお話でございますから、政府としては直接的な意見は差し控えたいと思いますが、国会議員の一人としてあえて申し上げれば、今国会に限らず、過去の国会も含めて、大変形がたっとばれる世界である。私は、ある新聞社の対談で、余りにも明...全文を見る
○武村国務大臣 過般、安全保障委員会でもお答えをさせていただきました。これまでの政権の解釈をそのまま現政権も踏まえてまいりたいと考えております。  御承知のとおり、国連の指揮下におきましても、武器の使用は憲法は認めていないという考え方であります。
○武村国務大臣 これは、今違う見解をここで述べたというのではなしに、過般の中西防衛庁長官の発言は政治家個人としての発言であるということでありまして、閣僚としてはその統一見解に従うということをおっしゃっているわけでありまして、この後、もう一度中西長官の発言で確認をいただきたいと思い...全文を見る
○武村国務大臣 既に安全保障委員会で正式に私が政府を代表して答弁をさしていただいたとおりでございます。  もう一度この文章を朗読さしていただきますが、一つは、昭和五十五年十月二十八日付の当時の政府の答弁書でありますが、「いわゆる「国連軍」はここの国連軍というのはPKOであります...全文を見る
○武村国務大臣 今、こうして文章で明確にお読みをいたしました。このことは、この文章で政府・与党首脳会議で全員が合意をして、また閣議でもこの文章で合意をして、それに基づいて私が今朗読をしているわけでございますから、これは、もう明確な政府の統一見解そのものであります。
○武村国務大臣 今もお話がございましたが、きのう、きょう、共産党も含めて、日曜日のテレビの私の発言がたびたび取り上げられておりますが、私、きょう正確に文書全部取り寄せて確認をしてみました。例外なき関税化とミニマムアクセスについて私が肯定するような発言をしたわけではあくまでもないん...全文を見る
○武村国務大臣 あくまでも田原さんの質問は、仮に政府が部分自由化する、六年間猶予してもう一度見直しますと言ったとしますと、それはどうなんですかという質問なんですね。  私の答弁はこの前段ですね、例外なき関税化に反対というのが八党派の合意文書であります、そう書いています。このこと...全文を見る
○武村国務大臣 今申し上げましたように、国会決議の過去の趣旨とか七党一会派の合意の考え方について私は申し上げたわけであります。その中には、国内自給ということが原則でございますから、先ほど来農林大臣が申し上げておりますように、理想、目標、我が国の外交交渉に対する基本的な姿勢と目標か...全文を見る
12月03日第128回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○武村国務大臣 はい、そうです。
○武村国務大臣 御紹介のとおり発言をさせていただきました。
○武村国務大臣 御指摘のとおり、政府の見解を確認して発言をさせていただきまして、その後、中西長官も安全保障委員会で、これはあくまでも政治家個人の発言でありましたということでございました。  問題は、今御指摘のように、先般の予算委員会で発表いたしました政府の統一見解にもとるかとい...全文を見る
○武村国務大臣 お話は今週の月曜でございましたか、たしか社会党の委員長、書記長それぞれお目にかかりました。二、三十分でございます。まあたびたびお目にかかっている、政権与党の中では第一党の幹部でございますから、いろんな形でいろんな場で会っているわけでございまして、たしかそのときは、...全文を見る
○武村国務大臣 八党合意は、ウルグアイ・ラウンドは成功させなければいけないというまず基本が入っております。二番目に、例外なき関税化に反対するという表現でございますから、ミニマムアクセス云々はこの文章の中には入っておりません。  ただ、我々は何回も総理以下答弁しておりますように、...全文を見る
○武村国務大臣 はい。文章上は入っておりません。山花大臣の言葉……
○武村国務大臣 いや、入っていないとおっしゃっている。山花大臣も、文章上は入っていませんが、趣旨には入っていると思う。それは、山花大臣のこれは思いであります。
○武村国務大臣 谷津委員も八党合意の文章をごらんいただいたはずでございますが、文章には入っていませんよね、表現にはね。で、山花大臣のお言葉を私も聞いておりまして、ミニマムアクセスもだめだという精神が私は入っていると認識していますと、こういう御発言だったと思うのです。それは山花大臣...全文を見る
○武村国務大臣 今両大臣の発言を受けて総理が御答弁申し上げたとおりでございます。国民の健康に直結する大変大事な仕事であります。両省庁が意欲的にこれに目を向け、立法の努力を始めていただいているところでございます。閣議ではこれはまだ決定をする以前の段階でございますから、なるべく早くこ...全文を見る
○武村国務大臣 ただいまの愛知大臣のおっしゃったとおりでございました。  与党側からお話がございまして、前々日でございまして、昨日の早朝たまたま五十分ぐらいお目にかかることになりました。どうせそこで物を決めるというのじゃなしに、景気の状況が厳しくなっていることはひしひしとお互い...全文を見る
○武村国務大臣 今高鳥委員のおっしゃったとおりの御意見になってしまうわけでございまして、そういう意味で私は先ほどお答えをしたのでありますが、繰り返し申し上げますが、昨日の会合は、そういう意味で、特定の日時、ましてや七日とか十日とかそんな近い日時を前提にして政府・与党で景気対策を具...全文を見る
12月06日第128回国会 衆議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○武村国務大臣 七日の会合につきましては、先般、ここでお答えをさせていただきました。  連立与党の政策担当者と不肖私と五十分ぐらい、景気の現状、今御指摘をいただいているような点について真剣に意見交換をいたしました。そして、全体の認識としましては、とにかく一日も早く補正予算を成立...全文を見る
12月07日第128回国会 衆議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○武村国務大臣 政府委員から答弁をいただきます。
○武村国務大臣 まだ私は夕刊を見ておりませんが、きょうは私の会見も、その他の大臣の会見も、受諾するなどという表現をした人は一人もないはずであります。今、総理、外務大臣も、重く受けとめるという表現もございましたが、私の記者会見は真剣に検討する、こういう表現でございました。あとは各新...全文を見る
12月08日第128回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○武村国務大臣 済みません、たびたびこの問題で質問を受けてきましたので。  完全自給という言葉は、素直にとれば、まさに完全、一〇〇%という意味合いでございますから、ミニマムアクセスを受け入れないという内容も入っている、常識的にそう認識をいたします。  過去六回国会決議がござい...全文を見る
○武村国務大臣 私も率直に、けさの朝日新聞を見てびっくりいたしました。そして、全体の状況を把握したところを簡単に申し上げます。  きのう発表いたしましたのは、あくまでもドゥニの「調整案の骨子」でございました。したがって、骨子でありますから枝葉といいますか、これ以外の細部があるこ...全文を見る
○武村国務大臣 驚いたことは私の真実でございます。表現がいい悪いは別としまして、全くこれは知りませんでした。
○武村国務大臣 私は、衆議院の国会決議は三、四回読みましたが、参議院はほぼ同じ内容だろうと思っておりまして、三回通して読んでおりませんでした。ただ、一回だけ「完全自給」という言葉が入っているという、まあだれに聞いたのか知りませんが、そういうふうに聞いておりますし、そのことを確信を...全文を見る
○武村国務大臣 きのう発表いたしましたぺーバーは天から降ってきたものではありません。申し上げておりますとおり、ドゥニさんの調整案の骨子として出先の代表に提示があったものでございます。  これは、既にお読みいただいたように、関税化の、確かに例外という言葉はありません、特例措置とい...全文を見る
○武村国務大臣 今までいささか御答弁を申し上げてまいりましたが、九月十六日に緊急経済対策を決定しまして以来の課題でございました。毎日午前、午後記者会見もございますし、時々記者から質問も受けておりまして、あれは十月の半ばごろでございましたか二十日前後でございましたか補正予算はいつで...全文を見る
○武村国務大臣 株のマーケットを私は詳しく知りませんが、日々さまざまな内外の経済動向をめぐって動くわけでございまして、この補正予算の提出の時期が株価に影響したという認識はそれほど強くは持っておりませんが、まあしかし影響がなかったと言い切る自信もありません。むしろ、このことも含めて...全文を見る
○武村国務大臣 今申し上げたのは、影響がなかったと明快に言い切ったわけじゃなしに、影響したという認識は余り強く持っていませんでしたと、これは率直に私自身がそうであったからそう申し上げたので、しかし影響しなかったとは言い切る自信がありませんというふうにも申し上げております。
○武村国務大臣 現下の政治の責任の中で景気対策が大変重い責任であることは重々認識をしているつもりでございます。  先ほどの御質問は、補正予算の提出時期、あれは、ですから政治改革法案が通った直後、二十日から三十日ぐらいの、いわば十一月下旬に補正予算の提出の時期がおくれたことが株の...全文を見る
○武村国務大臣 PKOは十分存じ上げております。大蔵大臣が御答弁申し上げたとおり、公的な資産をどう管理するかというのがまず第一で、結果として株式市場にも、昨年のあの異常な低落以降この資金が使われてきているということであります。そのことによって株の動向にも一定の影響を与えていること...全文を見る
○武村国務大臣 既にお答えを申し上げてまいりましたが、その日の会合は正式に景気の対策を合意をしたものではありません。  今のお尋ねはいつということでございますが、基本的には、さまざまな景気対策が予想されますが、新年度の予算措置において実現ができるものも少なくありません、あるいは...全文を見る
○武村国務大臣 今総理がおっしゃったことは、我が国の政治の最高責任者として申し上げたとおりでありますということで、もうすべてを言い尽くしていると私は思います。(深谷委員「だから、もしそれが違ったら責任をとるというの」と呼ぶ)違ったらというのは、いかにも総理がうそをついていたという...全文を見る
12月09日第128回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 夜中に起こすようなことになりまして大変恐縮でございました。  きのうある段階でいずれかの大臣の派遣を政府としては検討したことは事実でございます。しかし、農業交渉につきましては、現地の大使を初め外交官、担当者が十分これに当たっておりまして、むしろ大臣には...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) きのう、さまざまな関係者の御意見もございましたが、与党内部にもそういう意見もございまして、最終段階とはいえ、大臣が行って、たとえ成果があろうとなかろうとぎりぎりまで必死の交渉をすべきであるという声がございまして、私どもも派遣をすべきかどうかを真剣に検討さ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) とにかくドンケル・ぺーパーは、御承知のように二年前に、世界のすべての国の農産物を例外なき関税化でいこう、その場合には三ないし五のミニマムアクセスを認める、こういうことで決まっていたわけであります。それに対して日本は一貫してノーを言い続けてきたわけでありま...全文を見る
12月13日第128回国会 衆議院 本会議 第13号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) いよいよウルグアイ・ラウンド交渉が大詰めの段階を迎えております。御承知のとおり、今回の交渉は、世界百十六カ国のまさに国益と国益のぶつかり合いでありますし、その利害をどう調整をするかという最終場面を迎えているわけでございます。  この交渉の基本としまして...全文を見る
12月13日第128回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 十二日の夜、ジュネーブに出張をしておりました羽田副総理兼外務大臣より細川総理に対し次のようなメッセージが伝達をされましたので、ここに披瀝をさせていただきます。  四極会合を含め、アメリカ、EC等各国の閣僚及びサザーランド・ガット事務局長などと会談をしま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 農水大臣がお答えしたとおりでございますが、行く行かないの是非については外務、農林両当局も交えて真剣に意見交換がされておりました。  もう少し詳しく申し上げますと、そういう状況の中にジュネーブから連絡が入りまして、当日、日本は夜でございますが、向こうは朝...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 既に両大臣から御答弁がありますように、今回の外交はひときわたくさんの国が参加をしておりまして、しかもそれぞれの国益を背負って交渉に臨んでおります。いわば国益と国益のぶつかり合い、利害調整という状況が展開されているわけであります。  基本としては、この調...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 外交一般論につきましては、私も今回の経験を、私はわき役というか、総理のそばでこの状況を経験してきたわけでございますが、しかし絶えず定例記者会見では真っ先に質問を受けておりまして、予算委員会以前に記者から次々と質問を受けますので、あの日の朝も朝日新聞のあの...全文を見る
12月14日第128回国会 参議院 本会議 第9号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) あらゆる外交の場で例外なき関税化に粘り強く堂々と反対し続け、まさに先進国の中では日本の米のみにその例外を認めさせることができたのでありますから、いわゆる八党派合意、ウルグアイ・ラウンドの成功と例外なき関税化に反対するという八党派合意をどうにか貫くことがで...全文を見る
12月14日第128回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 靖国神社への公式参拝につきましては、内閣総理大臣その他の国務大臣が国務大臣としての資格で、専ら戦没者の追悼を目的とし、これをあらかじめ公にするとともに、神道儀式によることなく追悼行為にふさわしい方式によって参拝を行うことは、憲法二十条第三項に反するもので...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 済みません。戦没者追悼の中心的施設であると認識をしております。
○国務大臣(武村正義君) 昭和六十年八月の内閣官房長官談話の趣旨を踏襲して申し上げております。
○国務大臣(武村正義君) 本会議では、先進国の中では日本の米のみと、こう申し上げました。
○国務大臣(武村正義君) 先進国というのをどういう物差しで決めるのか、これも議論があるのかもしれませんが、一応私どもの認識ではOECD参加国というふうに思っておりまして、その意味では韓国はまだOECDに入っていないという状況でございます。
○国務大臣(武村正義君) 御指名いただきましたので。  どうしても必要な新増設は必要であります。
12月15日第128回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 三点についてお答えを申し上げます。  まず、会期延長問題につきましては、これはすぐれて国会の問題でございますし、政府としてお答え申し上げる立場にはないことを御了解賜りたいと存じます。政府としては、与野党間で真剣に議論されているところでございまして、それ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 連立与党の方からストップをかけられているわけではありません。
○国務大臣(武村正義君) けさ、当委員会での大蔵大臣の発言をめぐって記者舎兄で質問がございました。私も、今改めて答弁を申し上げましたこうした趣旨を記者会見で発言をしたところでございます。  テレビ、新聞でございますから、そういう表現、一般論として三次補正の可能性云々という表現に...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 具体的検討ということになりますと、何らかの意思決定をした後の作業になってまいります。一般論はそれ以前の状況で説明を申し上げております。
○国務大臣(武村正義君) 会期延長につきましては先ほどお答えを申し上げました。  両院にかかわる問題でございまして、政府としてはこのことに直接お言葉は避けさせていただきたいと思っております。(発言する者あり)
○国務大臣(武村正義君) 政府としましては、たびたび総理もお答えを申し上げておりますように、大変大事な政治改革を何としてもこの会期の中で成立を目指して最大限の努力をしていきたいという考え方でございます。
○国務大臣(武村正義君) 今、政府としましては、この会期冒頭からの懸案でございます政治改革について申し上げた次第であります。  お持ちの文書は連立与党の議長あての申し入れの文書であろうかと思いますが、連立与党の文書に対して私がどうこう申し上げる立場ではありません。ただ、そこにご...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) お答えしましたように、連立与党の申し入れの文書でございます。私がその文書に対して責任を持ってお答えをする立場ではありませんが、先ほど来議論がありますようなこの不況の中で衆議院、参議院ともに真剣な論議が進められているところでございます。  大幅な延長が実...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 相談は直接いたしておりません。
○国務大臣(武村正義君) 政府を支える連立与党の立場で真剣に判断をされて表現された言葉だと思います。私どもに具体的に今教えると言われても、答える立場ではありません。
○国務大臣(武村正義君) 質問の趣旨がよくわかりませんでした。競争入札に関してお尋ねがあったかと思いますが……
○国務大臣(武村正義君) それは聞いていました。内容がよく……
○国務大臣(武村正義君) いや、ちゃんと聞いておりました。
○国務大臣(武村正義君) 前段につきましては、日米構造協議の中で御指摘のような建設問題が取り上げられていることに対する御指摘かと思います。御承知のように、担当レベルはだんだんこの協議が進むに従って上がってまいる予定でございますし、年が明ければ、私の聞いております限りでは、事務次官...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のように、談合問題につきましては、この秋のこうした地方の事件を反省しまして、政府としましても新しい対応策につきまして真剣に考えてまいりたいと思っております。  公正取引委員会から先ほど御答弁がありましたように、公取みずから新しいガイドラインの努力...全文を見る
12月24日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 我が国は貴族制度がありませんし、また連邦国家でもありません。そういう我が国で憲法が二院制をとったのは、やはりより民意を正しく反映していくということが目的であっただろうし、また国会の意思決定において慎重を期すというふうなことも大きな理由であったのではないか...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 松浦委員の御認識のとおりだと私も思います。
○国務大臣(武村正義君) 今回の政治改革の議論を振り返りますと、発端は五年前のリクルート事件であったと思います。その後、第八次選挙制度審議会が開かれて、御承知のようにまず衆議院の答申が出ました。しばらくして参議院の答申も出ましたが、そのときの審議会の姿勢にもうかがえますように、ま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘の点はよくわかりますが、率直に申し上げて、先ほども少し申し上げたように、衆議院の選挙制度改革を先行させようとした、この辺に委員の今おっしゃる御批判の根拠があるというふうに思っております。  そのことの是非は今は別としましても、議論がありますように...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 両大臣のお答えしたこととほぼ同じでございます。  衆議院の選挙制度の改正そのものは現職の議員であったり次回衆議院に出ようとしている人にとっては大きな関心事でございますが、公選法の中でも、戸別訪問等々の規定は地方にも影響を与えますし、特に今お話しのように...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 国会議員は全国民を代表する選挙された代表という認識でございます。まさに知事、県会議員は一県を代表する政治的存在という気持ちでございました。
○国務大臣(武村正義君) そのとおりでございます。
○国務大臣(武村正義君) 私ども一生懸命知恵を絞ってこの案を提案しているところでございます。しかし、神様ではありませんので、全知全能を振り絞りましても全く論議を呼ぶような点がないかどうかと言われますと、完全無欠、完璧な、一〇〇%の案であるとまでは言い切る自信はありません。
12月27日第128回国会 参議院 政治改革に関する特別委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(武村正義君) 国民の皆さんのお気持ちを大変わかりやすい表現でお話をいただきまして、改めて国民の皆さんから見た政治改革の必要性を私も再認識をさせていただいた心境であります。  今回の改革は、今、委員のおっしゃる目的からしますと、基本にかかわる第一歩だというふうに認識を...全文を見る