武村正義

たけむらまさよし



当選回数回

武村正義の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月20日第132回国会 衆議院 本会議 第1号
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○国務大臣(武村正義君) 今回の地震対策につきましては、関係省庁において既に次々と緊急対策を講じていただいておりますが、財政当局としましても、これらの措置に支障がないよう、補正予算を含め必要な財政措置を総動員して最善を尽くしてまいります。  財政投融資につきましても、各公共団体...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 平成七年度予算の御審議をお願いするに当たり、今後の財政金融政策の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明いたします。  まず、今回の兵庫県南部地震で亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の方...全文を見る
01月20日第132回国会 参議院 本会議 第1号
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○国務大臣(武村正義君) 平成七年度予算の御審議をお願いするに当たり、今後の財政金融政策の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、予算の大要を御説明いたします。  まず、今回の兵庫県南部地震で亡くなられた方々とその御遺族に対し深く哀悼の意を表しますとともに、被災者の方...全文を見る
01月24日第132回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(武村正義君) 政府系金融機関の統廃合につきましては、各機関の設立当時の原点に立ち返って事業の役割、意義を改めて評価をいたしているところでございます。また、各省庁にまたがる政府系金融機関全体のあり方として、目下、見直しと整理合理化の方針を固めているところでございまして、...全文を見る
01月25日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第1号
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○武村国務大臣 今後における財政金融政策の基本的考え方につきましては先般の財政演説において所信を申し述べたところでありますが、本委員会において重ねて所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  まず、今回の兵庫県南部地震で亡くなられた方々とその御遺族に...全文を見る
○武村国務大臣 確かにおっしゃるとおり、今後も地震が起こることが予想される中で、地震保険への加入卒が高くないという現実を私どもも真剣に見詰めなければならないというふうに思っております。  もちろん地震保険を附帯すれば保険金額が大きくなるわけでございます。そういうことから、全体の...全文を見る
○武村国務大臣 先に基本的な認識でありますが、本当に何万という、予想をはるかに超える大きな戸数の被害が報告をされているわけであります。私も現地に走りまして実態の一部を確認してきましたが、単なる木造住宅だけじゃなしにビルもたくさん倒壊ないしは半倒壊しております。けさの報道では千二、...全文を見る
○武村国務大臣 大変大事な点を御指摘をいただいているわけでありますが、財政的な措置としましては、後ほど事務当局から執行状況はまた御説明をいたしますが、まず予備費を充当するという手段がございます。目下の救急対策を中心としたこういう措置に充てられるものだというふうに思いますが、公共事...全文を見る
○武村国務大臣 雪中梅と申し上げたのは、新年度予算全体の状況を私なりの表現で申し上げたわけであります。今回の震災という事態は全く予想をいたしておりません。  そこで、今お尋ねの、特に所得税に係る対応でございますが、御承知のように、地震は今年のスタート時点で、一月十七日に起こりま...全文を見る
○武村国務大臣 私は、被災五日目に神戸に参りました。足を踏み入れまして、本当に傷跡の大きさ、生々しさ、テレビで見る以上でありましたし、一言で言えば、非常という言葉がありますが、非常としか言いようのない状況だという感を強くしてまいりました。  当面、初期の段階は、人命救助等を中心...全文を見る
○武村国務大臣 直接大蔵省の所管ではないのかもしれませんが、既に関係者も気づいておりますし、政府の中でもそういう議論が始まっております。新しい神戸を復興していく中で、従前と同じ町がそのままできたのでは、まさにこの経験に学んでないということになるわけですし、当然、耐震性とか防災とい...全文を見る
○武村国務大臣 何兆円という被害総額全体の数字が民間等で出ておりますが、これは恐らく国民経済的な損失というとらえ方だと思いますから、民間部門、工場も民間のビルも全部含めて概算をはじいているのだろうと思います。  政府が取り組むのは、もちろん民間も先ほど来議論がありますように財投...全文を見る
○武村国務大臣 この点については余り詳しく承知いたしておりませんが、よその国の地震災害においても瓦れきの処理というのが一番ポイントだという指摘も伺っておりまして、今回は、私の仄聞いたしておりますところによれば、大阪湾で、あれはたしかフェニックスといったでしょうか、廃棄物の処理場が...全文を見る
○武村国務大臣 お話、真剣に受けとめまして、政府としてもどういう可能性があるかも含めてこの問題、重視をさせていただきます。
○武村国務大臣 大変真剣な御提案をいただきまして、ありがとうございます。  先ほど中村議員の御質問にお答えいたしましたときは、例えば免税債のように、今上田委員の御提案とは逆でございますが、通常の国債よりは有利な債券を発行してはどうかという案もあるわけでございますが、これは債券市...全文を見る
○武村国務大臣 今総務審議官がお答えいたしましたように、実質二・八%の見通しを立てているわけであります。昨年度が一・七前後になるのではないか、最近政府ではそういう見通しを持っております。昨年がです。ですから、緩やかながら回復基調に入っている中で、二・八は従来のように、かなり結果と...全文を見る
○武村国務大臣 これまでの想像ないしは常識を超える大きな自然災害が起こったわけであります。しかし、結果として政治的な責任は内閣にありますし、そういう意味で、おっしゃるように、政府の責任とおっしゃるなら、これは素直にそのお言葉は受けとめなければならないと思います。  しかし現実、...全文を見る
○武村国務大臣 特別立法という場合には、先ほどもお答えいたしましたが、人によって思いがさまざまな感じもいたします。先ほどのように所得税の特例の立法ということも可能性が出てくるかもしれませんし、今おっしゃるような個人補償にかかわる特別立法という主張もあるでしょうし、あるいは神戸市の...全文を見る
○武村国務大臣 いただいた写真を拝見いたしまして、昨日テレビで見ていた以上に生々しく淀川の左岸の被災の状況を認識させていただくことができました。ありがとうございました。  災害復旧は、できるだけ早く復旧を図ることが基本でございます。現在、御指摘のように、建設省も盛り上等の応急対...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおり、今回の大災害を、今後の日本の政策のど真ん中に大きな反省を踏まえて重要な位置づけを、政策上の位置づけをしなければならないというふうに思っております。震災地域の復興という視点とあわせて、日本の国全体のさまざまな政策における、おっしゃるような防災、耐震...全文を見る
○武村国務大臣 私自身の実感でありますが、この非常事態には総理も万難を排してと申し上げておりますし、あらゆる手段を講じているとか、全力を尽くしているとか、最善を尽くすとか、いろいろな表現がありますが、可能な限りすべての手段を動員して対応をしていくということだと思います。  その...全文を見る
○武村国務大臣 火災保険につきましては、先ほど申し上げたように新しい商品設計も検討を指示したいという考えでございます。  その他、きょうは三時間余りに及ぶ議論の中でさまざまな御提案もいただきましたし、御指摘もたくさん賜りました。行政の担当者の答弁も現状を主として説明することに力...全文を見る
○武村国務大臣 繰り返し御質問をいただいているわけでございますが、繰り返すことになりますが、非常な事態でございますから非常な決意で、時と場合によっては新しい制度を打ち出すということも含めて政府としては取り組んでいかなければいけないという気持ちであります。
01月25日第132回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○武村国務大臣 平成七年度予算及び平成六年度補正予算の大要につきましては、先日、本会議において申し述べたところでございますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その内容を申し上げます。  まず、平成七年度予算の編成の基本方針及びその概要について申し述べます。  平成七...全文を見る
01月25日第132回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(武村正義君) 今回の地震災害つきましては、関係省庁全力を挙げて救援活動、復旧対策に取り組んでいただいているところでございますが、こうした努力に支障が起こることのないよう、財政当局としましても財政的な必要な措置に最善を尽くしてまいりたいと考えております。  その一環と...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 被害者の救済につきましては、回復不能の死亡や重度の陣書といった痛ましい方々につきましては、災害弔慰金制度、災害障害見舞金制度等により、弔意あるいは見舞いを行うということになってまいります。  また、住居、家財等の物的被害につきましては、災害復興住宅貸付...全文を見る
01月25日第132回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(武村正義君) 平成七年度予算及び平成六年度補正予算の大要につきましては、先日、本会議において申し述べたところでございますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その内容を申し上げます。  まず、平成七年度予算の編成の基本方針及びその概要について申し述べます。 ...全文を見る
01月26日第132回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○武村国務大臣 まず、税の関係でございますが、被災をされた方々の税の減免にかかわる問題がございます。  もう間もなく申告の時期が近づいてきておりまして、昨日、国税庁はこの関係の納税者に対しまして、申告納付の期限の延長の措置を決定をさせていただきました。  そして、問題は減免に...全文を見る
○武村国務大臣 先般現地の金融機関の責任者とお話をさせていただいたときにも、金融機関もさっと三分の一ぐらい現地の支店が被害を受けておりました。信用金庫などは、一部、二十数店、店舗が開けない状況であったようでございますが、積極的に立ち直りながら対応をいたしておりまして、個人融資も含...全文を見る
○武村国務大臣 政府系金融機関につきましては、住宅でございますと三%の低利融資の道が既に開かれております。これを発動をしていくことが大事であります。  中小企業その他各金融機関につきましても、それぞれ少しでも低利の有利な条件で融資を、この事態に対して融資をさせていただく姿勢で対...全文を見る
○武村国務大臣 熱心に御議論をいただいておりますように、今回の地震は、従来の知見とか政策常識をはるかに超える結果、事態でありました。当然そういう意味では、従来の知見を改める必要がありますし、災害に対する政策常識も変更して対応をしなければならない。非常という言葉がありますが、私も現...全文を見る
○武村国務大臣 まず、今年度の予算に対する対応でございますが、予備費の執行だけでは足りません。したがって、今年度の第二次補正予算の編成に向けて踏み出しております。一昨日、閣僚にもお願いをいたしました。  各省庁、しかし、当面の緊急対策に追われておる中でございますだけに、各担当者...全文を見る
○武村国務大臣 今回の震災で御指摘の電気、鉄道、ガス、通信等の社会インフラ、ライフラインという言葉が浮上しましたが、この分野も多大の被害を受けているわけであります。現時点で、これは私どもといっておりますのは開発銀行で受けとめておる被害の額は、JR西日本千六百三十億円、阪急電鉄八百...全文を見る
○武村国務大臣 巷間、今回の震災の被害額についてさまざまな数字が表に出始めておりますが、これは一般的には民間企業、工場も民間のビルもあるいは民間の個人の住宅も含めて推計をしようとされているものだと思っております。  政府としましては、いずれにしましても、御指摘のとおりようやく回...全文を見る
○武村国務大臣 小池議員さん、復興債というのをどういうふうにとらえるかですね。きのうも大蔵委員会でございましたが、免税債というふうなとらえ方もされている議員もございましたし、さまざまでございます。今ここではっきり固有名詞を挙げては申し上げませんが、もっと、そういう債券の発行以外の...全文を見る
○武村国務大臣 大変大きなこの災害から、個人におきましても、あるいは企業におきましても、あるいは町全体、地域全体としても立ち上がっていくためにはさまざまな努力が早急に打ち立てられることが大事でございます。しかし、この国のやはり基本というものを踏まえなければなりません。私有財産制を...全文を見る
01月27日第132回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○武村国務大臣 簡単に補足いたします。  現在、三十品目については、御指摘の通関のコストと一般の小売価格を添えて発表をいたしております。これがどの程度拡大が可能か、さらに検討をさしていただきたいと存じます。
○武村国務大臣 国民経済的な被害額については、巷間いろいろな専門家等も含めて何兆円というふうな被害総額が発表され始めております。これは御承知のように民間企業、経済活動、個人の分野も全部包含したものでございます。  そこで、政府が緊急に対応をしなければならない分野の被害がどのくら...全文を見る
○武村国務大臣 この大災害に対する財政対応についての姿勢、御趣旨は基本的に賛成でございます。  ただ、当初予算の組み替えだけは、これはやると仮定いたしますと、組み替えのためにまたかなりの日数を要する。そうすると、そのために予算成立がおくれる可能性も高いわけであります。  もち...全文を見る
○武村国務大臣 これは先ほど企画庁長官に対する御質問と関連もするわけでございますが、ひときわ、補正でございますから公共事業を中心にした積算の積み重ねによって数字が見えてくるということを考えますと、もう少し時間をいただきたい。  今関係事業省庁が恐らく現地の実態を、それぞれ所管の...全文を見る
○武村国務大臣 まあ、規模のことを申し上げることはできませんが、姿勢としては、少なくとも災害に対応するこの補正のスケールの面で一定の枠を考えるとか制約を設けるなんということは全く考えません。  ただ、その新聞報道等も、範囲をどうとっているかですね。政策金融の対象になるようなもの...全文を見る
○武村国務大臣 新年度の予算で申し上げますと、もう御説明をいたしましたように、引き続き、やはり緩やかな回復基調に入った日本経済が本格的に回復を遂げていくことができるように、景気対策に精いっぱい配慮をさせていただいております。それが基本的には五・五兆円の減税を新年度も引き続き実施を...全文を見る
○武村国務大臣 これは、内閣の方針は、特殊法人につきましては今年度中、したがって、三月いっぱいに最終の政府の改革案、特殊法人の整理合理化の具体案を取りまとめていこうということであります。それに先立って、二月十日には各省庁それなりにみずから所管している法人に対する具体的な方針をまず...全文を見る
○武村国務大臣 事務当局から説明いたします。
○武村国務大臣 五十年という区切りの年でございますから、改めて過去をしっかり見詰めて、そして将来に備える、将来をしっかり考えるということは大変大事なことだと思います。  おっしゃる不戦の決意というのは、先ほど来議論がありました日本の憲法のまさに基本精神そのものであります。我々の...全文を見る
01月30日第132回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○武村国務大臣 おっしゃるように、この問題に対しては、一つは迅速に対応しなければなりません。そしてまた、ごく短期的に取り組む仕事もありますが、かなりのロングレンジで腰を据えて取り組まなければならない何年間にわたる事業もございます。  そういうことを考えますと、御指摘のように、形...全文を見る
○武村国務大臣 海部議員の御質問にお答えしたときは、平成七年度、通って、あるいはなってから考えると申し上げたのじゃなしに、今平成七年度予算を御審議をいただいているさなかでございますから、まだ成立してない状況の中でもう既に担当大臣がその補正に触れるということは、ちょっと問題だと思い...全文を見る
○武村国務大臣 我が国の財政が、今国会冒頭でも御説明を申し上げましたように、大変脆弱な、数多くの問題を抱えた状況に立っておりまして、赤字国債どころか多額の過去の債務も含めて、財政再建こそこれからの最大の課題であるということを強く認識しているところにこの災害が出来をいたしました。し...全文を見る
○武村国務大臣 今、具体的なことを考えているわけではありません。ただ、お考えいただきたいのは、いずれにしても、学校を復旧し、道路を直し、公共の分野の仕事は税で、国民の皆さんの御負担でやるしか道はないわけです。ですから、まさに国民の皆さんのお気持ちがどこにあるか、そしてどういう負担...全文を見る
○武村国務大臣 今、減免の方ですね、所得税の。これは既にお答えを申し上げておりますが、所得税につきましては、被災者の皆さんの申告の時期がもう目前に来ておりまして、早くこの方針を確定をして、お知らせをいたさなければいけないというふうに思っております。  目下急いでおりますが、大体...全文を見る
○武村国務大臣 今回の災害の経験も踏まえながら、今後とも必要なものはきちっと対応するよう努めてまいります。
○武村国務大臣 ISバランスの議論は、今の各国や世界経済を見る一つの考え方だというふうに認識をいたしますが、問題は、日米間の包括協議が、御指摘のように二国間だけの成果としてとどまってしまうのではないか、それは多国間の貿易の自由化を目指すWTOを初め、世界の関心に沿わない動きだとい...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘がございましたように、非常な震災でありますだけに、私どものこの復旧に対する姿勢も、また財政対応も、通常の考え方や通常のベースてはいけない、まずこういう認識を強く持っております。  それにしましても、まずは今年度も緊急に補正予算の対応をしなければなりませんし...全文を見る
01月31日第132回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○武村国務大臣 今総理からも御答弁がございました自治体の老人保健福祉計画で明らかになってまいりました各地域地域の介護ニーズを厚生省がおまとめをいただいて、それを全体で調整をして、三大臣で合意を見たものであります。  基本的には、各年度の予算の中で必要な事業費を計上させていただく...全文を見る
○武村国務大臣 この新ゴールドプランを十年間で政府は実施をしていくということであります。大蔵省としましては、そのうち五年間について精査をしておりまして、既に御答弁を申し上げてまいりましたように、一千億、二千億、新税制が、増税の部分がスタートします平成九年からは四千億というふうな財...全文を見る
○武村国務大臣 大蔵省もこの問題に全力を挙げて取り組んでいるところでございますが、ぜひ野党の立場からも具体的なさまざまな御提案をいただければ大変ありがたく存じます。  それで、御質問の補正対応でございますが、六年度の第二次補正対応と、もう既に本来ならば新年度はこうして当初予算を...全文を見る
○武村国務大臣 その問題は、その方向で今事務的な詰めをいたしております。
○武村国務大臣 先ほど申し上げたような状況でございまして、いつという日をきょう申し上げるのはお許しをいただきたいと存じます。
○武村国務大臣 新聞記事の御紹介、もう少し正確にしていただけたらと思うのでありますが、私がきのうへーゼルタイン・イギリス貿易相と国会前に二十分ほど会談をいたしまして、主には懸案のウイスキーとしょうちゅうの税をめぐる意見交換でありましたが、その冒頭に、地震が日本の経済にどういう影響...全文を見る
○武村国務大臣 東京協和信用組合及び安全信用組合の経営問題の処理につきましては、監督官庁である東京都が当局とも緊密に連携をしながら検討を進めてまいりましたが、その結果、先般、新たに設立される銀行に対して、両信用組合の事業の全部譲渡を行うスキームが取りまとめられたところであります。...全文を見る
○武村国務大臣 それはたしか逆の答弁を申し上げたはずだと思うのです。要するに、当時から大蔵省内部でもあるいは大蔵省にかかわるいろいろな関係者の方からも、今の通産大臣と同じように、日本の店頭登録市場を思い切って規制緩和をしながら、資金が集まりやすいような改革をしなきゃいけないという...全文を見る
○武村国務大臣 大変大事な点に鋭く目を向けていただいていると思います。そういう意味で私も、今後もさらに努力が必要だということを先ほど申し上げたわけであります。  確かに、かなりアメリカのNASDAQの条件に近づいているというか、そう大きな違いがなくなってきておりますが、問題はや...全文を見る
02月01日第132回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○武村国務大臣 大体御指摘のようなことを見ないしは私申し上げてまいりました。率直に言って、時代の要請に行政がどうこたえていくか、ここに行政改革の動機があると思っておりますし、総理のお答えのように、行政もまたなるだけ小さな政府の方向を絶えず目指して努力をしなければならない、効率的な...全文を見る
○武村国務大臣 基本的にはその方向で今事務的な詰めをいたしております。
○武村国務大臣 土地に関する税制は国、地方にわたっておりますが、地価税を含む各税の申告、納付等の期限につきましては、国税通則法によりまして、災害により申告、納付等をその期限までに行えないと認められたときには、災害のやんだ日から二カ月の範囲内でその期間を延長するという措置がございま...全文を見る
○武村国務大臣 今の総理のお言葉のように、連日村山総理からは文字どおり万難を排して財政対応もやってくれという指示を受けておりまして、私も、この議会でも一貫して、まさに非常の災害でありますから非常の対応をしなければいけない、最善を尽くしますということを申し上げているわけであります。...全文を見る
○武村国務大臣 我が国の会計年度は、毎年四月一日に始まって翌年の三月三十一日までというふうに認識をいたします。
○武村国務大臣 伺っておりまして、本当に積雪寒冷地帯における公共事業の問題や、国際的に比較するとどういうことになるのか私もよくわかりませんが、あるいは暦年の国が多いのかもしれません。いろいろなことを考えて吹田議員の御主張は、我が国の既存の制度を変えていく大変大事なテーマを御指摘い...全文を見る
○武村国務大臣 総理と全く同じ心情で、同じ考え方でこの問題に取り組んでいきたいと思っている一人でございます。  憲法の議論あるいは権限の地方への移譲、それに伴う財源の移譲ということでありますが、同時にやはり人材といいますか人の異動、シフトも地方分権の議論の中には一つの柱として考...全文を見る
○武村国務大臣 政府系中小企業金融機関につきましては、政府による被害を受けた中小企業等に対する特別措置の実施の決定、激甚災害の指定等を受けまして、金利の引き下げ等積極的な対応を行っております。担保につきましても、実情に応じ取り扱いを弾力化しているところであります。また、被害を受け...全文を見る
02月02日第132回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○武村国務大臣 御指摘のように、地球の将来、人類の将来を考えますと、毎年一億ずつ人口はふえておりますし、環境面の心配事がどんどん広がってきている状況でありますから、これは最大の関心を持たなければならない課題だというふうに認識をいたします。我が国としましても、改めて念とか農という問...全文を見る
○武村国務大臣 専門家でありませんので、明確に自信を持って申し上げる自信はありません。  ただ、自給率は引き上げの方向で、政治家の一人としましても努力をしていかなければいけないというふうに思っております。
○武村国務大臣 今お答えしたとおりでございます。
○武村国務大臣 専門家でありませんからと謙遜して申し上げましたが、大蔵大臣、まあ所管省じゃありませんから、農林大臣の方針に合わせて、私は財政担当者として最善を尽くしていきたいという気持ちであります。  自給率そのものは、カロリー計算の自給率にしましても、じわじわ下がる傾向にある...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘のとおり、確かに、マイホームを持たれて借金を返済中にその家が壊れた、なくなった、新たにまた借金をして再度マイホームを持つというのは大変なことだというふうに私も思います。  片方、個人補償の議論、この委員会でもずっと出ておりますが、基本的には、冷たいことを申...全文を見る
○武村国務大臣 この世界の議論は大変英語が多いので残念でありますが、私も、二十年ほど前に琵琶湖で赤潮が発生して、文字どおり広範な粉石けん運動、市民運動が起こって、そういう背景で条例等を制定させていただいた経験があります。ですから、十数年前に県にボランティアセンターというのを設立し...全文を見る
02月03日第132回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○武村国務大臣 与党の方でどういう御議論があるのか私はまだ知っておりません。少なくとも政府の姿勢としては。行革はこの内閣の最大の課題であると総理が何回も繰り返しおっしゃっているし、そのことに変わりはないと思っておりますし、これまで申し上げてまいりました私の行革に対する姿勢、考え方...全文を見る
○武村国務大臣 そのとおりでございます。
○武村国務大臣 今御指摘のような、これは新聞の紹介でありますが、さまざまな疑問とが御指摘はそれなりに私どもも耳を傾けてまいりましたが、新年に入りまして、先ほど来日銀のお答えがありましたように、監督官庁である東京都の御方針、信用の中枢である日銀のお考え、さらには金融機関の数多くの方...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおり、ああした大震災が突如出来をしたわけでございますから、ことしの予算も、新年度の予算もこの震災に対応できておりません。そういう意味で、当然手直しを必要といたします。  急いでしなければなりませんが、問題は、どちらがスムーズにいくか、早いかということ...全文を見る
○武村国務大臣 今お答えをいたしたとおりでございますが、要するに、おっしゃるとおり道は二つあるわけですね。予算審議の段階に入っておりますが、成立前に予算を組み替えるか、成立後の補正で早い時期に実質組み替えに当たる修正を行うかという道があるわけで、どちらも実質的な目的を達成するため...全文を見る
○武村国務大臣 この時期でもございますから、そこまで私はコメントは避けさせていただきます。  なお、予算執行の段階で、防災対応についてはそれぞれ所管官庁が新たな知恵を出し、工夫をされるということも可能であります。予算修正を要しないで、執行のレベルで配慮することもかなりあるという...全文を見る
○武村国務大臣 たびたび申し上げておりますように、非常な事態でありますだけに、通常対応しないような措置についても、あらゆる手段、あらゆる可能性を真剣に検討をしなければならないと思っております。
○武村国務大臣 たとえ仮定の話であっても、具体的な予算項目、しかも今御審議をいただいている項目を修正することについては、言及は遠慮をさせていただきます。
○武村国務大臣 お二人の党首と同じ意見でございますが、特に財政担当者としましては、提案を申し上げている予算項目を否定するようなことは考えません。
○武村国務大臣 安易な国債の発行は極力慎んでいかなければいけないと思っておりますし、ひときわ昨今の我が国の財政事情は、今御指摘もありましたように、国債残高にしましても、国債費率にしましても、あるいは過去の利払い費率にしましても、もう先進国の中でも一、二を争うような高いレベル、高い...全文を見る
○武村国務大臣 今回の地震については、やはりこれは異常な事態でございますだけに、これはもう例外的に財源も対応せざるを得ない。どの財源によるかということについては、もう少し時間をおかしいただきたいと思います。  繰り返し申し上げておりますように、あらゆる可能性について真剣に検討を...全文を見る
○武村国務大臣 あらゆる可能性と申し上げておりますから、そこまで今の時期にお約束はできません。
○武村国務大臣 御承知のように、相続税は財産に対して課税されるものでございます。災害減免法によりまして、災害により相続財産に被害があった場合には、これから納める相続税について、被害を受けた相続財産に対応する税額が免除される、被害を受けた相続財産に対応する税額は丸々免除される、こう...全文を見る
○武村国務大臣 確かに大規模な災害でございますし、大きな地域全体としてもその議論があるかもしれません。そういう意味では、税執行に当たっております国税庁が、この問題に対しては、今回の災害の実態というものを十分認識をしながら適切な対応をするよう努めさせていただきたいと思います。
○武村国務大臣 住宅ローンと申し上げますと、民間の金融機関によるローンと、政府系金融機関、特に住宅金融公庫のローンと二つに分かれるわけであります。  民間の金融機関ももう被災直後からかなり迅速な対応をしていただいておりまして、それぞれ会社によって対応の仕方には多少違いはあるかと...全文を見る
○武村国務大臣 局長のお答えしたとおりなんですが、大変この災害に対する国民のお気持ちに合った、大変具体的な提案をいただいていると思って拝聴をいたしておりました。  ただ、個人の所得に対する寄附は四分の一、一万円控除しますけれども、かなりのレベルです、法人に比べても、ということで...全文を見る
○武村国務大臣 政府委員から補足をいたしますが、私の方から早速震災直後に、保険全体のまた会計の問題がございますから、しかし地震保険に対する新しい商品の設計を検討してもらうことを指示をいたしました。少し時間をいただきながら検討をさせていただきたいと思っております。
○武村国務大臣 この第二次補正予算にかかわりましては、お答えをしてまいりましたように、一つは財政需要にどうこたえていくか、そのための財源は何なのかというテーマがありますし、今年度もう集約する時期が近づいてくるわけでございますが、この第一次補正で締めております税収に対してどういう影...全文を見る
○武村国務大臣 まだそういうお答えはしたことがございません。赤字国債はむしろ、たびたび申し上げてまいりましたように、避けていきたい、もう精いっぱい、極力赤字国債は避けていくというのがこれまでの私どもの方針でございます。  ただ、もう予算がぎりぎりの年度末になって予定しております...全文を見る
○武村国務大臣 こうした問題は、新年度の対応の財源論になってこようかと思いますが、いずれにしましても、国民の皆様にお支えをいただいてこそ災害対策はできるわけでございます。玉手箱とか打ち出の小づちがあるわけではありません。建設国債なら当座はしのげるということになりますし、当面の一般...全文を見る
○武村国務大臣 このことにつきましても、私としましては、目下はコメントを控えてきているところでございます。  ただ、申し上げておりますのは、先ほども国民の皆様に支えていただく以外に道はないと申し上げましたように、結局、基本的には税負担しかない。債券というのは、その場は債券で対応...全文を見る
○武村国務大臣 まあ、経済に大変詳しい海江田議員さんと、余り議論は深入りを避けたいと思っております。ぼろが出るから避けるという意味もございますが、やはり時期が、先ほど申し上げたようにこういう時期でございますから、もう少し時間をおかしいただきたいという意味でお願いをいたします。
○武村国務大臣 貴重な御意見、拝聴いたしました。ありがとうございました。
○武村国務大臣 公共投資基本計画の議論では事業別のシェアも明らかにしておりませんし、また財源論も、そういう表現は確かにございますが、明確に数字で裏打ちをする、そういう整理の仕方をいたしておりません。  先ほどの消費税に対する海江田議員のお話にも関連しますが、昨年の秋、ああいう経...全文を見る
○武村国務大臣 これはあのときの議論もございましたし、総理からもたびたびお答えいただきました。全く消費税アップの動きに対しては中立といいますか、上がることも下がることも予断を持たないということです。  ただし、我々が真剣に努力をしなきゃいけませんのは、消費税の率にかかわってまい...全文を見る
○武村国務大臣 先ほどの答弁で、関東大震災の債券ですが、免税債を無利子と言ったようです。これは改めさせていただきます。  今のお話でございますが、行財政改革を単にむだの節約という次元でとらえるか、これはもう最優先というか当然の話でありますが、必要なことだ、国民の期待もあるけれど...全文を見る
○武村国務大臣 まず、この二つの組合の預金でありますが、金額的には高利で受け入れられた大口預金が多いことは事実と思われますが、金融機関等いわゆる機関投資家の預金のウエートが特に高かったということではありません。むしろ中小企業及び個人の預金額が大半を占めておりました。  仮に倒産...全文を見る
○武村国務大臣 まあ絵のように申し上げることではありませんが、率直に言って、今おっしゃったような事態が起こる可能性があると。それは何もこの二つの信用組合の本店や支店だけでなしに、およそ日本の国民といいますか、多くの預金者というのは、銀行であれ、あるいは金庫であれ信用組合であれ、あ...全文を見る
○武村国務大臣 そのことは、ハイリスク・ハイリターンというお考えはそのとおりだと思います。今回の東京共同銀行の設立によるこの特殊異例の措置は、今後まさに東京共同銀行がどういうふうに二つの信用組合の債権債務を全部引き取って解決をしていくか、そこを大きい目を開いてじっと監視をいただき...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおり、何といっても、資本主義経済の中で、金融機関、信用機関の役割は経済の中枢に立っているというふうにも言えるわけでありますし、金がどう動くかというのが経済システムの基本でございますだけに大変大事なことでありますし、同時に、そこがどこまで健全に働いている...全文を見る
○武村国務大臣 前段の財源については、御意見ありがたくお伺いいたしました。  まず、こういう事態でございますから、財政的な歳出の面の対応については、総理もたびたびお答えいただいておりますし、私もお答えいたしておりますように、これはもう財源を理由にして災害対策を渋るようなことはし...全文を見る
02月06日第132回国会 衆議院 予算委員会 第9号
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○武村国務大臣 G7と称しておりますが、七カ国の蔵相と中央銀行総裁の会議が大体昨今は年四回ぐらい開かれておりまして、そのときそのときの各国の経済情勢、世界の通貨や経済情勢をめぐって意見交換をしながら、対応すべきことは共通の認識を持ちながら対応していこうという会議でございます。 ...全文を見る
○武村国務大臣 今回の補正予算におきましては、歳入面については、最近までの収入実績等を踏まえて、租税及び印紙収入の減収二兆二千四百七十億円を見込んでおりますし、税外収入は増で三千百六十五億円を計上いたしております。そのほか、建設国債一兆五百七十一億円増発、減税特例公債を千九百九十...全文を見る
○武村国務大臣 詳しくは政府委員から補足をいたしますが、概括でありますけれども、確かに日本経済の上昇期、下降期、さまざまな経験をしてきているわけでございますが、今回バブル後の景気の低迷状況の中で四年目を迎えますか、税収見積もりはむしろ最終マイナスで補正をしなければならない、それで...全文を見る
○武村国務大臣 大変大事な点を御指摘をいただいております。  まず、金利については、本当に今日まで借りております国債の金利全体についてももっと真剣に目を向けていかなければいけないというふうに思います。  そして、問題の国債の現債高、七年度末には二百十二兆と申し上げておりますが...全文を見る
○武村国務大臣 高村長官からこの委員会でお答えをいただいているとおりでございますが、とにかく震災そのものは被災者にとって想像を絶する事態であるとともに、我が国経済、マクロでとらえましても大きなダメージでございます。現実に、関西地区の港湾にしろ生産機能にしろ、壊滅的状況でありますし...全文を見る
○武村国務大臣 ちょうど今、例のない姿ではありますが、地元、関係省庁、協力をいただきながら補正予算の編成の作業を続けているさなかでございます。まだ数字の面では姿が見えておりません。まあ何となく、緊急に、今年度もうあと二月弱でございますが、対応すべき復旧事業の集計が二次補正に上がっ...全文を見る
○武村国務大臣 六年間で六兆百億円の約束は、誠心誠意果たさせていただきます。補正、当初等に分かれておりますが、早速今回の措置で、両方合わせて一兆千四百億ぐらいになろうかと思いますが、国・地方を含めて、対応をさせていただきます。  当初予算にも入っております。したがって、当初予算...全文を見る
○武村国務大臣 事務当局全力を挙げて急いでおるところでございまして、そういう中で二十四日という最短の目標をみずから課して発表いたしているわけでございます。気持ちとしては、御指摘のとおり、一日でも半日でも早かるべしという気持ちで全力を挙げていきたいと思います。
○武村国務大臣 午前中も主計局長からお答えいたしましたが、ウルグアイ・ラウンド合意という事態を踏まえて、農家の方々も大変心配をなさっている、そのことにこたえていこうとするのが六兆百億円の関連対策費の方針の発表でございました。なるだけ急いで政府の方針を明らかにしていくことが大事だと...全文を見る
○武村国務大臣 それはぜひ見方を変えていただけたらと思いますのは、要するに、前倒しと言ってもいいのでありますが、補正であれ当初であれ、国の姿勢としては予算を組むという点では変わりがないわけであります。農家の準備その他があって、急ぐべきものは急がしてもらおうということでありました。...全文を見る
○武村国務大臣 補正であれ当初であれ何でもという、何でもという言葉は使っておりませんから、何であれという……。  補正も当初も同じ効果を持つわけでございますから、農家の御期待の面から見れば、政府がどう財政で約束をきちっと実施をしていくかということに尽きると思います。その点では農...全文を見る
○武村国務大臣 総理がお答えいたしましたように、予算編成の基本的な姿勢としては、これは農林大臣もおっしゃったが、まあ当初予算、本予算で一年間の事業のすべてを集約するのが一番望ましいわけであります。今年はこういう経緯で補正と本予算の組み合わせで提案をいたしておりますが、来年以降の姿...全文を見る
○武村国務大臣 いや、前へ進めませんとおっしゃいますが、とにかく小平議員のお考えとしては承りました。  私どもとしては、予算の編成の責任者として、今ここで来年度は全部必ず本予算で組みますなんという約束は、これはすることはしてはいけないと思います。むしろ、予算編成の中で財政状況全...全文を見る
○武村国務大臣 これは議員と政府の見解が違うのですから、気に食わぬとかおっしゃってもこれは仕方ないですね。だから、議員の御意見としては、なるだけ本予算で組めという御趣旨はよく承りましたということを申し上げているわけで、政府としては、しかし、それを今、一年後の予算のことをきちっとこ...全文を見る
○武村国務大臣 まあ逃げたとかふざけたとかいう言葉は少し慎んでいただきたいと思います。  何回も申し上げているように、六兆百億円という事業費は政府、総理以下私どもも繰り返し六年間でしっかりこの約束は守っていきますと申し上げているわけでありますし、補正予算というのは前倒しですから...全文を見る
○武村国務大臣 昨年の秋のWTO委員会で、小平議員が真剣に日本の農業の将来を思いながら御質問をされていたのを覚えておりますが、私どもは、冒頭むしろ約束どおりよくやったと一言おっしゃっていただけると思っておりましたが……。  問題は補正と本予算の関係でありますが、確かに本予算です...全文を見る
○武村国務大臣 本当は補正はない方がいいということにもなるのかもしれませんが、やはり一年間でこれだけさまざまな情勢が動いていきますね。災害の発生なんかもその一つですが、そういう中で補正予算という制度が存在をしていることを考えますと、なかなか補正予算抜きの年度予算というのはあり得な...全文を見る
○武村国務大臣 それはもう一番最初にお答えをいたしましたが、圃場整備の現場の話と農業大学の例を挙げましたが、むしろ少しでも早く政府の姿勢を示した方が末端の対応には望ましいという判断があったから、ことしはなるだけ補正で組ませていただいたということであります。  将来の問題あるいは...全文を見る
○武村国務大臣 すべての財政需要を向こう一年間見ながら、基本はおっしゃるとおり本予算、足らざるところは補正予算、こういう考えで対応してまいりましたし、今後も対応してまいります。
○武村国務大臣 御指摘のとおり、全力を挙げて今年度の第二次補正という形でこの震災対策関連予算を国会に提案をさせていただきたいと思っております。  率直に申し上げて、大蔵省としては一日も早くという気持ちで急いでいるわけでございますが、きょう現在、まだ各省庁から数字は上がってきてお...全文を見る
○武村国務大臣 けさのある新聞の報道を私も読みましたが、そんな数字が挙がっておりましたが、率直に言って私どもは、今言ったように、各省庁から数字が上がってきておりませんので、今ここでおおよそのめどを申し上げる自信がありません。兵庫県が事業項目にわたって被害総額を発表されております。...全文を見る
○武村国務大臣 御承知のように、御提案をいたしております新年度の予算全体につきましても、建設国債、特例公債を発行いたしております。本来、総予算の五%が望ましいということにいたしますと、はるかにそれを上回る発行額であります。それでもまだ数兆円ぐらいの歳入歳出のギャップがございまして...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘は承りましたが、先ほど申し上げたような状況でございまして、まあ特定の税源といいますか、目的税でも設定をしてリンクをさせれば別でございますが、これは農業、ウルグアイ・ラウンド対策費に限りませんけれども、個々の事業の裏打ちになる財源を明確に長期にわたって保障する...全文を見る
○武村国務大臣 どうも私は時々鮮明に物を言う癖がありまして、あのときのテレビの発言は本意であります。今も変わりありませんが、別に特別なことを申し上げたつもりはありません。  あのときも、その後つけ加えて、村山総理もそのお考えだと思いますというふうにあえて申し上げましたが、総理自...全文を見る
○武村国務大臣 行革については、閣僚の一員として、私だけが熱意を語っているとは思っておりません。  党としては、さきがけはかなり大胆といいますか、明確な、特に特殊法人なんかについては考え方を示しておるところでございます。  別に党と大蔵大臣を使い分けるつもりもありませんが、少...全文を見る
○武村国務大臣 特殊法人全体の改革については総務庁長官が中心でございます。また、各省庁にまたがるという意味では、官房長官もひときわ関心を持ってこの問題を扱っていただいているところでございますが、大蔵省は政府系金融全体にかかわっておりますが、しかし、他省庁とほとんどは共管でございま...全文を見る
02月07日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○武村国務大臣 ただいま議題となりました漁船再保険及漁業共済保険特別会計における漁業共済に係る保険盤の支払財源の不足に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案及び国際通貨基金及び国際復興開発銀行くの加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘のとおり、我が国の財政は刻々悪い方向に向かっていると言わざるを得ません。率直に言えば、容易ならざる事態に立っているというふうにも考えます。二百十二兆円という今日までの国債の現債高が、既に国際比較におきましても、対GDPでも世界のトップクラスになってきておりま...全文を見る
○武村国務大臣 申し上げたような財政状況の中で、今回の地震が出来をいたしました。しかし、こういう未曾有の大震災でございますし、現地の方々や現地の経済状況を見れば、これはもうちゅうちょ逡巡を許されない事態でありますし、財政対応としましても精いっぱいの決意で最善を尽くさなければいけな...全文を見る
○武村国務大臣 現在のところは、非常事態でございますから、ありとあらゆる財源についても可能性を検討させていただきたいと思っております。  そういう意味では、初めにこれはだめという壁を設けないで検討をさせていただきたいと思っておりますが、総理のお考えとして既に議会で発言をされてお...全文を見る
○武村国務大臣 あらゆる可能性の中には当然含まれているものと思います。
○武村国務大臣 かなりの余裕があるときにはそういう措置もあり得ると私は思います。もっとも、十七日に地震が起こりまして、二十日が国会の開会でありました。もう全部予算書は印刷にかけておりまして、印刷ができ上がる直前でありましたか、それで提案説明をさせていただいてこの国会の御審議が始ま...全文を見る
○武村国務大臣 組み替えということの厳密な定義を私は知りませんが、常識で判断をしているわけでございますが、すべての補正というのは当初の予算に対する実質組み替えになるという意味で申し上げているわけでございますが、補正という形で真剣に対応をさせていただきたいと思っております。
○武村国務大臣 このGEFにつきましては、まだ誕生したばかりでございまして、試験期間を終えていよいよ二十億ドルで出発するという状況でございます。率直に言って、世界の環境をよくしていくための需要からすれば、その一助になるということは間違いありませんが、この資金でカバーできるものでは...全文を見る
○武村国務大臣 お話にありますように、本当に一般のサラリーマン等が借金をしてやっとマイホームを持たれて、まだ借金がたくさん残っている状況で震災に遭われた方、少なくないわけであります。そういう方々がこの災害にめげずにもう一度立ち上がる元気を出していただくための支援の仕方は何かという...全文を見る
○武村国務大臣 大変具体的な、しかも真剣な御提案をいただきました。今ここで明快にお答えはできませんが、真剣な御提案として受けとめさせていただきます。
○武村国務大臣 こういう立場でありますから、政府が公式に、予測にしろ、数字を申し上げるのはやはり慎んだ方がいいなという判断をいたします。  もちろん皆さんもそれなりのいろいろな記事もごらんになっているはずでありますし、また被害総額をめぐっても、いろんなシンクタンクやエコノミスト...全文を見る
○武村国務大臣 商村大臣がどういう場で、またどういうお気持ちで発言されたか、詳しく承知をいたしておりませんが、六百二十兆円につきましては、大臣みずからもおっしゃっているように、財源の裏づけはありません。説明としましても、税金それから公債あるいは財政投融資、一部民間の資金も、第三セ...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘の点、叱咤激励と受けとめて、一生懸命努力をさせていただきます。
○武村国務大臣 先般の大蔵委員会でも概略申し上げましたが、税関係の対応としましては、まず第一は、神戸市を初め十八市町の納税者に対しまして、申告納付等の期限の延長の措置を速やかに講じさせていただきました。  それから次に、これもあのときも申し上げましたが、所得税法の雑損控除の件に...全文を見る
○武村国務大臣 大蔵省として増税を固めたわけではありません。あらゆる可能性の中には増税という可能性も存在すると思っておるわけでありますが、意思としてそちらに傾いたとか決めたとかいうことではありません。  ただ、増税は困る、金は出せということになりますが、この矛盾をどう解決してい...全文を見る
○武村国務大臣 第二次世界大戦が終わった直後に、ブレトンウッズで世界の経済、金融のシステムとしてこの世銀とIMFという二つの国際機関の設立が決まったわけであります。それからちょうど五十年たった。  昨年のナポリ・サミットにおきましても、こうした国際機関の今後のあり方、いかにある...全文を見る
○武村国務大臣 五十年の歴史の中で、先ほども御指摘もありますように、過去を振り返りながら一歩一歩改善を加えて前進を遂げようとしていることは事実であります。環境問題一つ例にとりましても、本当に最近はきちっと環境アセスメントを実行するとか、あるいは途上国側と世銀の間で共同して環境行動...全文を見る
○武村国務大臣 この法律案につきましては、稲作転換の必要性に顧み、あえて反対いたしません。
02月07日第132回国会 衆議院 予算委員会 第10号
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○武村国務大臣 昨日までもお答えをしてまいりましたように、まだ数字の集約ができておりません。そういう意味ではまだ第二次補正の規模を明確に申し上げる状況でないということを御理解いただきたい。  官房長官も、恐らくそれは官房長官なりの判断でおっしゃったことだと思いますが、それはいろ...全文を見る
○武村国務大臣 私もちょうどその間カナダへ行っておりまして、官房長官のお話も耳にしていないわけでありますが、まあ毎日顔を合わしている仲でございますから、そう顔色を変えて抗議をするような間ではないと思うんですが、官房長官、そもそもこういうときはどういうニュアンスの表現をされたのか、...全文を見る
○武村国務大臣 まあ政府の中でございますから、まさに一体でなければならないし、おっしゃるとおり、議会も含めて国民の皆さんも一番関心の深い災害、第一次の補正のスケールでありますから、今後この数字がそろうまでは慎重に対応をしてまいります。  ただ、別に官房長官をかばって申し上げるわ...全文を見る
○武村国務大臣 先ほども申し上げたように、今回の補正とさらにその後続く補正と、それはもう一回になるか二回になるかわかりません。全体で復旧、復興に対する政府の姿勢が見えてくるというか、問われているというふうに思っておりますので、それについては、これは全体こそ一層わかりませんけれども...全文を見る
○武村国務大臣 意図的に本予算で公債費を小さくして、意図的に補正予算でどんどん公債費を積んでいくということであれば、これはおっしゃるとおり余りいい財政運営とは言えませんね。それはおっしゃるとおりだと思います。  しかし、決して昨今の補正対応はそういうことではありませんで、御承知...全文を見る
○武村国務大臣 この問題につきましては、大蔵省の判断は、最終、私の責任で判断をいたしましたが、実質、私がこの問題で駆けずり回る余裕もありませんし、多方面の関係者と相談をしながら進めていくことをできたわけではありません。  ただ、銀行局長を中心に、監督官庁は東京都でございますから...全文を見る
○武村国務大臣 先ほど、異論が出なかったと思うと申し上げたのは、この金融関係者、まあ東京都は入りますが、この問題の直接の関係者で申し上げたわけであります。  閣議にこれを諮ったことはありません。(草川委員「閣僚懇と言っていますよ」と呼ぶ)ええ。これは閣議で決定すべきことでありま...全文を見る
○武村国務大臣 私は労働組合と申し上げましたが、今局長がお答えしたように固有名詞は挙げておりません。その前に委員が、総理と深い関係があるということを二回、三回おっしゃるから、そういう意味ではそのことだろうというので、あえて、むしろ労働組合も預金をしていたということを申し上げた方が...全文を見る
○武村国務大臣 住専の問題、御指摘ございましたが、基本的にこれはもう住専の関係者みずからが判断することが大事であります。経営問題を抱えるに至った住専においては、一昨年二月から六月にかけてそれぞれ再建計画、十カ年の再建計画を策定をいたしております。このプランに沿って、借入金の金利減...全文を見る
○武村国務大臣 御承知のようにあのバブル経済の中で、主としては土地をめぐってさまざまな動きがありまして、バブルが終わった後、その後遺症を金融機関、これはもう都市銀行からノンバンクに至るまで大なり小なり抱えて、目下その不良債権の処理なり経営の再建にそれぞれ努力をしているという状況に...全文を見る
○武村国務大臣 文部省の御判断を待って対応させていただきます。
○武村国務大臣 御指摘の点は、私はあの当時、直後でございましたが、事務当局に検討を指示しましたと申し上げたわけで、その指示を受けて主税局を中心に早速検討に入っておりまして、まださまざまな検討事項があるものですから、すぐにこれでもう決まったわけじゃないですよということを恐らく伝えた...全文を見る
○武村国務大臣 この問題については余り勉強はできておりません。御意見として承らせていただきます。
02月08日第132回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(武村正義君) 御指摘のように、大変な被害でございますが、公団法上は阪神高速道路公団につきましては、国及び出資地方公共団体はそれぞれ各公団が行う災害復旧工事の経費の一部を補助することができると規定をされております。今までは一度も発動されておりません。  この問題につき...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) この震災復興のために、いわゆる復興院債とおっしゃいましたが、復興債の御提案をいただきました。ありがとうございました。  私ども、万難を排してこの震災の復旧復興に取り組んでいこうという政府の方針でございますから、財政担当者としましてもその需要を賄うために...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 総理と重複することになりますが、今回の災害は規模もまた質的にも大変大きな痛手を受けた方々がたくさんおられるわけでございまして、河本議員の御提案のお気持ちはよく理解ができますが、政府としては、今日までは個人的な財産の損失に対して公の金をもってカバーをさせて...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 昭和三十七年の当時のお話の紹介がありました。大蔵省が反対したということだけ紹介されますと、何とまた大蔵省は理不尽で冷酷でということしか印象に出ませんから、これはちょっと気の毒であります。  きっと恐らくそれなりの理由があったと思うんですね。ですから、恐...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 恐らくこの問題は、先ほども切々とおっしゃっていただいているし、総理や私どももううんとうなりながら、どういうふうにお答えしたらいいのかむしろ苦慮をしているわけですが、しかし国家全体として党派を超えて議論をしませんと、国のパブリックな分野と私的な分野を分けな...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) これだけの大きな災害でございますからやはり通常の感覚とか判断を超える大きさだと思っておりますので、ごしゃごしゃ言わずに出すもんは出したらええやんかいと中村さんおっしゃいましたけれども、ごじゃごじゃじゃなしに、それは出さなきゃならぬものはもう惜しまず出さな...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 財源は、今も申し上げたそういう考え方に立ちまして、これも枠をはめないであらゆる可能性を真剣に求めていきたいと思っております。  宝くじは自治大臣の方で所管をされております。  赤字国債、建設国債というのは、結局、通常のものは六十年償還の債券でございま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 平成七年度の予算編成を終えまして国会が始まる直前でございましたね、地震は。もう予算案は印刷がほぼ仕上がりかかっているときに地震が起こったわけであります。そして、当初予算と第一次補正予算を提案する形で一月二十日から御審議をお願いしている。  問題は、組み...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今後の議論としては、この震災からお互い各党も我々も何を学んでどういう新しい制度を考えていくかという議論はあっていいと思うのでありますが、少なくとも今日まで日本の仕組みとしては、私有財産にかかわる個人補償を真正面からするという仕組みになっておりません。 ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 補正ではだめで、組み替えをしてやれとおっしゃるのがよくわかりません。組み替えとなりますと、やはり災害の状況が全部明らかになってきて、それにはまだ時間がかかりますね、そして予算全体を修正して国会にもう一度出し直すということでありますね。そういうふうに御認識...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 政府は、政府みずからが責任を持って編成した予算を今、国会にお出しをして御審議をいただいているわけでありますから、その中身のたとえ一部でも否定するようなことを申し上げるわけにはまいりません。
02月09日第132回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○武村国務大臣 平成五年度の決算の概要を御説明申し上げます。  平成五年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成五年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につ...全文を見る
02月09日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第1号
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○国務大臣(武村正義君) 今後における財政金融政策の基本的な考え方につきましては、先般の財政演説において所信を申し述べたところでありますが、本委員会において重ねて所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。  まず、今回の兵庫県南部地震で亡くなられた方々...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました二法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、漁船再保険及漁業共済保険特別会計における漁業共済に係る保険金の支払財源の不足に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案につきまして御説明申し上げ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 大蔵省としましても、今回のこの未曾有の大災害に対しましては財政、税制、金融等の各般の措置につきまして万全の対処をしていかなければならないというふうに思っております。  何といっても、被害額、それに伴う財政等が対応しなきゃならない数字がまだ固まって出てき...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 志苫議員のおっしゃるように、国際金融に限らずさまざまな機関に対する拠出、出資等の行方、効果等について日本の国会、ひいては国民が関心を強めていくということは当然のことだというふうに認識をいたします。政府もまたそういうことにより積極的に今後対応していく必要が...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私もまだ経験は大変浅いんでありますが、しかし考えてみると、もうG7の会合、ナポリ・サミットでございましたから、三回出席をしてまいりました。  原稿を読むというのは、読むときもございます。それは原稿を読む方が一番きちっと間違いなく日本政府の意思を伝えるこ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ですから、私の聞いた話では、最終は日本はどのくらい出すんだとまず金額を意思表示するわけですね。その日本の意思表示した金額が全体で合意されますと、それを割り算すると二〇一五%と、こういう数字になるわけで、何%かで議論をしているわけじゃないそうです。  日...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私も、自民党時代も環境部会にずっと所属をしてまいりまして、こうした問題にもいささか関心を持ってきた一人でございますので、世銀融資についてはいろいろ環境上問題ありという確かに先入観を持っておりました。インドのあのダムにしましても、今回大蔵大臣になってからは...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 昨今G7は、年三回ないし四回ですが、サミットを入れますと四回ぐらい開催をされるようになっておりまして、回数がふえてきておりますのは、それほど世界の金融、通貨をめぐる動きが非常に流動的であるということも言えるかと思います。  この間のトロントのG7は、も...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) G7の会合の中身はしゃべってはいけない、こういう申し合わせだそうであります。しかし、私が何を発言したかはしゃべってよろしい、こういうことになっておりまして、詳細、各国の反応とか意見までは紹介をしないことになっております。  しかしこの点については、アメ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今申し上げたように、メキシコ危機に対する認識を述べて、最終的に今、監視機構をもっと頻度を多くして強めていこうということと、もう一つは、問題が起こった場合には何らかの、IMFが緊急に対応できるような、そういう可能性について真剣にお互い検討をしていこう、こう...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) IMF専務理事の報告の中に、アメリカについては御指摘のような歳出カットによる財政再建の姿勢と、さらに減税をやるという姿勢が報告されておりまして、減税についても一定のコメントがありました。ルービン長官からもこの問題に対する発言はありました。詳細は申し上げま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 昨日の参議院予算委員会冒頭、自民党の沓掛委員から御提案があったわけです。それは、金利二%の国債を発行してはどうか、そして二%のままで貸してはどうかと。その際、二%だから免税にしたらどうかという大変具体的な提案がございました。  私はこれを積極的に認める...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) よく言われるのは、激甚災の対象になるかどうかという議論がございますね。それから財投資金を借りてやっている公的な仕事、あるいは言葉をかえれば、有料道路でございますから料金収入でその財投資金を返済していくと。恐らく埠頭公社もそういう仕組みが基本にあると思いま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、本当に多額の住宅ローンを借りて家が燃えたり全壊をした、再建するにはまた新しい借金をしなきゃならないというのが一番典型的に気の毒なケースだと思っております。西村局長から申し上げたのは、それでもこの異常な災害という事態で特例の措置を含めて申...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 中小企業と申し上げましたが、国金、中小企業、政府でいえば官営等のさまざまな融資の対象者もあります。いずれにしても民間の事業者も必死で立ち上がっていただかなければなりません。住宅ローンの話は個人の話ですが、同じようにといいますか、それ以上に個人のベースであ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、近代都市で直下型地震というのは我が国民が初めて経験した事態でありました。したがってさまざまな経験をしたことになるわけでありますから、当然貴重な経験が今後の国政や地方自治体の政策に生かされていかなければなりません。そういう意味で、防災とい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今の世銀はそれなりに御評価をいただきたいと思うのであります。  かつて公害国と言われた日本が今公害先進国という、何もかも先進国とは思いませんが、そういう評価もいただいているように、世銀も確かにかつてはいろいろ厳しい批判も受けました。世銀みずからもその反...全文を見る
02月09日第132回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(武村正義君) 平成五年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、一般会計におきまして、歳入の決算額は七十七兆七千三百十一億円余でありますが、この歳入の決算額...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 我が国財政は、総理もお答えいたしましたように、公債依存度、利払い費率等が主要先進国の中でも一、二を争う高い水準になっております。御承知のように、平成五年度決算において税収が三年連続して減少しましたし、初めて二年連続して決算上の不足を生ずるという極めて異例...全文を見る
02月09日第132回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(武村正義君) 予算対応は、もうたびたびお答えをしてまいりましたように、迅速果敢に適時適切に対処をしていくということに尽きると思うんです。特に、ましてや震災というこういう非常事態でございますから、いわゆる慣行とか形式にとらわれないで対応させていただく。要するに現地の御期...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ありがとうございます。財源についても本当にまじめに真剣にともども論議を重ねて結論を見出していかなければいけないというふうに思っております。  昨日も申し上げましたように、何か初めに先入観で物を言ってはいけないと思っていますし、また初めに枠をはめたりしな...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 経済情勢の見通しとしては、第一次補正で大体三月いっぱいまでをそれなりに精査して御提案をいたしているつもりでございます。  問題は、こういう形で大震災が起こりました。この震災の日本経済に与える影響、阪神地区を中心にして生産、流通、消費の各分野に多大の打撃...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御承知のように、六年度予算が成立をした後、昨年の秋でございましたが、政府・与党の中で真剣な議論を重ねて、向こう六年間で六兆百億円のウルグアイ・ラウンド農業合意に伴う対策事業を進めていこうということに相なりました。しかも、これは新しい事業を中心に進めようと...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) それはもうおっしゃるとおり、いきなり増税を求める発想はよくないと私も思います。そしてまた同感いたしますのは、やはり今の予算の中で精いっぱいやりくりをしながら、特に予備費の対応を含めて、まず今の成立している予算、あるいは今後成立する予算の範囲内で精いっぱい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) きのうからたびたびお答えしてまいりましたが、西野議員には、どういう財源で考えたらいいんでしょうか、ぜひまたお聞かせをいただきたいと思います。  井出大臣もお答えしておりますように、この災害で亡くなった方や重度の障害者はああした制度がございます。さらに一...全文を見る
02月10日第132回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました平成七年度における財政運営のための国債整理基金に充てるべき資金の繰入れの特例等に関する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、平成七年度における財政運営のための国債整理基金に充てるべき...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まず、第二次補正に関する御質問でございますが、今回の地震災害については各省庁全力を挙げて復旧対策に取り組んでいるところでございますが、これに支障がないよう財政的にも必要な措置を適切に講じていかなければなりません。その一環として、六年度第二次補正予算の編成...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 地震に対する税の対応でございますが、今回の震災による甚大な被害が大変広範な地域にわたっておりますし、同時、大量、集中的に、かつ、平成六年分の所得税の申告期限前という特殊な時期に発生したこと等の事情を踏まえまして、個々の納税者がこうむった損害をできるだけ早...全文を見る
02月10日第132回国会 衆議院 予算委員会 第11号
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○武村国務大臣 大蔵省のあり方について本を出されたようであります、まだ全部読んでおりませんが。所管の立場でありますから、この題名に象徴される、単純に大蔵省を解体すればいいという考え方に同調をさせていただくわけにはいきません。しかし、行政改革の必要性なり、中央各省庁のかなり大胆な見...全文を見る
○武村国務大臣 お話がございましたように、関西国際空港は、新東京国際空港、成田空港と同じように、国が建設費の二割を出資し、その他地方公共団体、財界が一割を出資するという基本的なスキームのもとで、六十一年度から第一期工事の推進を図ってまいりました。昨年ようやく開港にこぎつけたところ...全文を見る
○武村国務大臣 国会議員の一人としては、基本的にイエスであります。
○武村国務大臣 全く同じでございますが、とにかくこの措置はけしからぬとおっしゃる、そういう見方があるのはよく理解もいたします。特に二つの信用組合の経営の実態、さまざまな問題がありますから、そこはよくわかりますが、しかし、この措置をとらないで、おっしゃる預金保険システムを活用すると...全文を見る
○武村国務大臣 同じでございます。
○武村国務大臣 今局長がお答え申し上げたとおり、今回は初めてのケースでありますように、まさに特殊異例な措置である、緊急避難的な措置であるという考え方に立っております。  ですから、先般も申し上げましたが、いわゆる金融機関の経営上の問題ができたときには、まずは自己努力だと思います...全文を見る
○武村国務大臣 そんなことは全く、本当に全くありません。第一、これは大蔵大臣の専管事項でございますから、総理には直前にも、ごくかいつまんで、こういう事件があって、こういう措置をとりますと、私の方が自分の考え方を申し上げたことはありますが、大蔵大臣のまさに責任として決定をさせていた...全文を見る
○武村国務大臣 戦前にも昭和銀行のようなケースがございますし、戦後も、先般局長が御紹介したような幾つかの信用組合や金庫、相互銀行等をめぐって問題が起こりまして、それぞれ金融行政を所管する立場から指導をしながら対応をしてきたところであります。  私になりましてからも、岐阜でも信用...全文を見る
○武村国務大臣 このたびの住友銀行の業績予想の修正につきましては、同行からは、不良債権問題に早期に決着をつけたい、今後の業績回復を確固たるものにしていきたいという考え方のもとに、六年度決算におきまして、将来損失処理が必要と考えられる債権を可能な限り処理をし、結果として当期損失とな...全文を見る
○武村国務大臣 それぞれ特殊法人は沿革がありますし、個性的に存在をいたしております。政府からの出資を全部であれ一部であれ受けながら、財投資金をその多くは活用しながら、政府から独立した形でそれぞれの事業を担当いただいているわけであります。  個性的でありますから、経営の状況もさま...全文を見る
○武村国務大臣 今回の対象の金融機関は、東京都の監督する二つの信用組合でありました。恐らく日ごろから都は、たくさんの信用組合を抱えておられますが、この組合についてもそれなりにずっと必要なチェックをされてきたのだろうと思うのであります。  こういう経営状況が都で認識をされたのがい...全文を見る
○武村国務大臣 月原議員が大蔵大臣であれば、むしろ預金保険の道を選ばれましたでしょうか。まあ、そういう質問はしませんが、そういうことかもしれません。  しかし、私はこっちのほうがベターであったと思っておりますが、私だけでなしに、この問題を急遽相談したのは、東京都知事を初めとした...全文を見る
○武村国務大臣 私は、銀行局長からこの事案の報告を受けまして、まず直感的には、経営のずさんさに驚きましたし、むしろ怒りを感じました。これは許せないと。今御批判を受けているのは、この二つの組合に対するさまざまな経営上の問題点に対する御指摘が多いわけですね。この点では、伺っておりまし...全文を見る
○武村国務大臣 ちょっと答えさせてください。  昨今いろいろなことを書かれる立場におりまして、いろいろ疑念を持たれるのも、ああいうマスコミの手段によって持たれるのはやむを得ないのかなと半ばあきらめておりますが、この報道は全く事実無根であります。これを報道されたマスコミの関係者に...全文を見る
02月13日第132回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○武村国務大臣 よく承知いたしておりません。
○武村国務大臣 去年の秋にさきがけ案として表に出ておりますものは、恐らくさきがけのこの問題を担当した議員が中心になって検討を重ねて、文字どおりあるべき姿として考え方をまとめてくれたものと承知をいたしております。数多くの団体について思い切って廃止あるいは民営化という方針を出しており...全文を見る
○武村国務大臣 党の考えと、それから各党の考えと、三党全体ですね、与党の考えが一致しないことは間々ございますし、また、党と政府の意見が一致しないことも当然少なくないわけであります。そういう事例の一つだと認識をいたします。
○武村国務大臣 先ほど来議論がございましたように、私は、これまでの内閣の特殊法人に対する取り組みあるいはその成果から見れば、今回の村山内閣もきのう決まったものだけでもかなりのものである、これは率直にそう認識をいたしますし、それはそれで皆さんも御評価をいただきたいと思っているわけで...全文を見る
○武村国務大臣 開銀プロパーの今後の問題としましては、昨今はいわゆる協調融資という形をとっておりまして、みんな一定の率でぴしっと決めているわけではないようですが、平均すると大体融資の四〇%、一つのプロジェクトに対して四〇%ぐらいを開銀が受け持つ、あとの六〇%は民間銀行で受け持つ、...全文を見る
○武村国務大臣 土地譲渡益課税の減免と、いわば赤字転落法人に対する還付対象をなるたけ延長すべしという御意見でございますが、所得税は近々法案にして御提案を申し上げますが、所得税に係る緊急対応以外の税法上、税制上の対応につきましては、目下、地震災害の状況、各方面での取り組み状況、さら...全文を見る
○武村国務大臣 今御提案をいたしております七年度当初予算も、たびたび御説明を申し上げてまいりましたように、大変厳しい財政状況の中で、多大の財政需要と限られた税収というはざまで苦慮しながら編成をさしていただきました。  結果としては、多額の建設国債、さらには減税についてはつなぎ国...全文を見る
○武村国務大臣 もちろん震災前の予算編成でございました。全体としましては、先ほども申し上げましたように、かなり切り詰めながら、シーリングのもとに、各省庁スクラップ・アンド・ビルドを重ねながらぎりぎりの編成をさせていただいて、そういう意味でも、一段と重点化、効率化という方針で仕上が...全文を見る
○武村国務大臣 そんなことはないと思うのであります。ぜひ宮本議員もそういう声に対しては冷静におこたえをいただきたいと思うのでありますが、とにかく緊急対応は既に、予備費もありますし、予算前に地方自治体もどんどん契約をするという形で、仮設住宅も瓦れき対策も、あるいは人命、食糧に関する...全文を見る
○武村国務大臣 地元議員の一人として予算対応に大変真剣なのも、よく理解をしなければいけないと思っております。  結局、宮本議員も御承知のとおり、二十日に提案をいたしましたこの本予算を組み替えをしたらどうかということに通ずるわけでございますが、そのためにはかなりの時間がかかります...全文を見る
○武村国務大臣 私も、さきがけの代表を務めておりますが、今閣僚の一員として政府に参画をさせていただいておりまして、時々党の会合にも顔は出しておりますが、一貫して出られる状況ではありません。そういう意味では、基本的には通常の党務は代行の皆さん以下の党に残っておられる皆さん方にお任せ...全文を見る
○武村国務大臣 あのときもお答えいたしましたように、党の立場と閣僚、政府の立場と意見が違うことは間々あり得るし、あってもいいという考えてあります。  ましてや、党といっても与党三党の意見ということになりますとかなり重くなってきますが、三党の意見でも政府と違うことだって起こり得ま...全文を見る
○武村国務大臣 大蔵省としましては、少し早い時期に、塩の専売制度、塩の国家管理、明治以来続いておりますが、これを思い切って民業にする、民営化するという、このことが私どもの決断した一つの内容でありました。先ほど来、厚生省の社会保障研究所、二十何名にしかすぎないとおっしゃいますが、こ...全文を見る
○武村国務大臣 もう一つは、奄美群島振興開発基金を県に移管をしてはどうかという、三つの内容であります。
○武村国務大臣 法律用語では主務大臣という表現がございますが、いろんな法律についていわゆる共管のそれぞれの大臣を主務大臣というふうに表現をいたしております。政府系金融機関の多くもそういう意味で共管になっている、主務大臣が二人、三人の公庫が少なくありません。そういう前提で大蔵大臣と...全文を見る
○武村国務大臣 ちょっといいですか。もう一つ、私はその場で御提案をしたことを申し上げるのを忘れておりましたが、塩の民営化と政府系金融機関についての、まだ政府内部は未調整でありますが、大蔵大臣の考え方と、もう一点申し上げましたのは、それにしても時間が足りないことも頭にありましたので...全文を見る
○武村国務大臣 与党で真剣におまとめをいただくということでございますから、余りもう政府側は予断を持って申し上げない方がいいとは思っておりますが、御指摘のように政府系金融機関、財投のすべてが政府系金融機関への融資とは言えませんが、かなりの部分を背負っていることは事実でございます。そ...全文を見る
○武村国務大臣 正直に言いまして、議員の質問で初めて、所管の印刷局病院の経営の実態を認識をいたしました。大変経営環境がよくないということを認識をさせていただいた次第であります。  ぜひ今後、この認識の上に立ってこの問題に対応したいと思っていますが、とりあえず政府委員から答弁をい...全文を見る
○武村国務大臣 先ほどお答えを申し上げましたが、おっしゃるとおり、被災者あるいは被災地域の状況を思いますと、迅速果敢に、救援にしろ、復旧、復興にしろ、対応していかなければいけない思いでいっぱいであります。  形についてはいろいろ議論があるかもしれませんが、私どもは、そういう基本...全文を見る
○武村国務大臣 まだ当面の第二次補正に追われておりますから、新年度、具体的にいつというところまで申し上げておりません。気持ちとしては少しでも早くという気持ちで努力していかなければいけないというふうに思っております。
○武村国務大臣 今回の政府の結果については総務庁長官と官房長官のお答えのとおりでございまして、私の方はまだ、全体の、特に数字の面での精査したものを拝見いたしておりません。政府全体として近々おまとめをいただけるということで御了解をいただきたいと存じます。  それで、行政改革という...全文を見る
○武村国務大臣 我が国財政の基本にかかわる四つの御指摘をいただきました。  まず最初は、予算編成における税収と歳出のかかわりでありますが、この乖離が余りにも大きくなり過ぎているという御指摘であります。  そのとおりでございます。昨今税収が停滞しておりますだけに、歳出カットが不...全文を見る
02月14日第132回国会 衆議院 本会議 第6号
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○国務大臣(武村正義君) まず、特殊法人についての感想でございますが、率直に言って、かなりの成果を上げることができた、こう思っております。  過去、歴代の内閣が、この特殊法人の問題については何回もチャレンジをしてまいりました。そういう成果と比較いたしましても、今回、文字どおり半...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 減税先行期間における所得税の減税による地方交付税の減収に相当するものにつきましては、交付税特会の借入金により対応することとし、七年度におきましては一兆二千四百二十九億円借り入れることにしております。また、住民税の減税による減収に相当するものにつきましては...全文を見る
02月14日第132回国会 衆議院 予算委員会 第13号
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○武村国務大臣 御指摘の点につきましては、今関係省庁とも協議をしながら真剣に詰めをいたしているところでございます。  既に既存の法律によって、例えば激甚災でございますと高い補助率が開かれておりまして、そういうものもありますが、それでも今回の災害の、物によってはその高い補助率で十...全文を見る
○武村国務大臣 たびたび復興債という名称でこの震災に対する債券で真剣な御提案をいただいているところでございます。過般、参議院でも二%という具体的な利子もおっしゃって、二%の復興債を発行してはどうかと。それは減免という意味で今近藤議員と同じような内容でございましたが、趣旨は、一般の...全文を見る
○武村国務大臣 民間金融につきましては、災害地域の企業、個人の新しい融資については、極力低利融資制度をそれぞれの金融機関が自主的に打ち出していただいております。既往の債務につきましても、個別に相談に応じながら、積極的な対応をしていただいているところでございます。  先ほど大企業...全文を見る
○武村国務大臣 組み替えの御提案はたびたびございましたが、お答えしておりますのは、一つは、この予算は数多くの財政需要を精査をしながら重点的に効率的に絞って編成をさせていただいておりまして、言ってみれば、新年度を目前にして不急不要という予算は当然入っていないわけであります。そんな意...全文を見る
○武村国務大臣 アメリカのCALSあるいはECという情報化の動きをかなり詳しくお話をいただいて、私も大変認識を深めさせていただきました。お礼を申し上げます。  ぜひこのことは一層関心を持って、これは政府全体ではありますが、私も関心を持って、アメリカのまねをすみということではない...全文を見る
○武村国務大臣 ライフラインにつきましては、一つは、JR、鉄道関係につきましては運輸省が所管でございますが、こちらの方から被害総額なりあるいは復旧に要する経費の総額が上がってくると思います。  一番早くつかまえましたのは日本開発銀行でありますが、ここへ融資の打診等もございまして...全文を見る
○武村国務大臣 先ほどはライフラインというふうにおっしゃったものでございますから、いわゆるその中でもガスが一番おくれておりますし、水道もまだかなり残っております。そして、大きな鉄道と高速道路については、復旧再建のための経費がかなりの額に上る、技術的な内容を含んでおりますために、ま...全文を見る
02月15日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○武村国務大臣 ただいま議題となりました平成七年度における財政運営のための国債整理基金に充てるべき資金の繰入れの特例等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  平成七年度予算の編成に当たりましては、一段と深刻さを増した財政事情のもと、財政体質の...全文を見る
○武村国務大臣 北側議員が我が国財政の置かれている状況を大変鋭く御認識をいただいて、警鐘を打っていただいているという気持ちで御意見を拝聴いたしました。  確かに、冒頭指摘された三点、決算不足の対応も、NTT無利子貸し付けの建設国債肩がわりの措置も、まあ三番目の為替資金特別会計の...全文を見る
○武村国務大臣 まず、阪神・淡路のこの大災害に対しましては、財政当局としましては全力を尽くして積極的に対応してまいります。ことしの補正もそうですし、来年度もそうであります。  ただ、来年度の当初予算を今審議をいただいているさなかでございます。それが通った後こうするああするという...全文を見る
○武村国務大臣 既存の予算保の切り詰めも含めて、ありとあらゆる努力を真剣にさせていただく決意でございます。
○武村国務大臣 今年度、平成六年度の予算編成は、直接編成の責任者ではありませんでした。もちろん内閣の一員としてかかわっておったわけでありますが、今回は大蔵大臣としてじかにこの責任を背負っているわけでありますが、むしろ共通点が非常に多いのかもしれませんね。  財政の背景ないしは環...全文を見る
○武村国務大臣 私は、私自身も初めての予算編成でございますから、緊張して精いっぱい努力をして最善を尽くさせていただいたということに尽きます。  よくなったか悪くなったかというのは、わずか一年の違いでありますが、微妙に経済状況も変わってきておりますが、やはり私は、先ほど北側議員の...全文を見る
○武村国務大臣 それは昨年度もそうでありましょうし、ことしもそういう厳しい中ではありますけれども、先ほど申し上げた。農業に対する対応はやはりしなければいけないとか、あるいはゴールドプランも幅広い国民の期待があるから、これもそれなりの整理をして芽を出さなければいけないとか、そういう...全文を見る
○武村国務大臣 それは余り、当たっているでしょうか。数字を見ればいろいろ解説はできます。確かに、おっしゃるようにことしの予算全体はマイナスでございました。しかし、私は、全体がマイナスだから緊縮の予算にしたとは申しません。片方はやはり、去年もそうですが、ことしも、何といっても健全な...全文を見る
○武村国務大臣 内容的には、まず何よりも記憶しておりますのは、新年度も赤字国債はだめだ、いわゆる特例公債は回避すべきであるという建議をいただいたのを覚えております、もうその他たくさんございますが。  時期はやはり、なぜ予算の最終段階だというのはごもっともだと思って伺いました。し...全文を見る
○武村国務大臣 これも予算委員会でも議論が出ておりますが、大変大事な今後のテーマだと思っております。  昨年はああして行動計画が決まりまして、一般競争入札そのものもあれを起点にしてもっと拡大をしていく必要がありますし、公共工事の発注をめぐってはいろいろな提言もあるようでございま...全文を見る
○武村国務大臣 先ほどお尋ねのように、来年以降どうするんだという御指摘もございましたが、本当にもう知恵がだんだんなくなってきている、率直にそう申し上げていいのかもしれませんね。  これは、全部こうしてオープンにしまして、多くは法律もちゃんと用意をさせていただいて、国会の承認をい...全文を見る
○武村国務大臣 本会議では、要約いたしますと、今回の特殊法人の改革はかなりのものだと評価をいたします、しかし率直に言って十分だとは思いません、今後さらに不断の努力が必要だし、特に政府系金融機関については一定の目標を持って取り組んでいきます、こう申し上げたわけで、その答えに変わりは...全文を見る
○武村国務大臣 政府・与党は、政策金融につきましてはいろいろ最終段階で、党とか大臣の中で意見の違いがございました。しかし、二月十一日の未明の方針としましては、もう一度仕切り直そうということになりましたので、あのときの議論をあえて繰り返したくありません。私は、もう一度真っ白な気持ち...全文を見る
○武村国務大臣 十一日に大蔵大臣としての意見を政府・与党の中で申し上げたわけであります。  第一点は、大蔵省は三つの金融機関と塩の専売を持っておりまして、全部で四つなんですが、その中でまず塩の専売は今回民営化で断行します、これが第一点。  第二点は、今御指摘のような政府系金融...全文を見る
○武村国務大臣 基本的な説明は局長の申し上げたとおりでありますが、金融の世界全体で指標を見ております限り、昨今郵貯のウエートがやや強くなってきているということは率直に認識をいたしているところであります。そういう状況の中で、民間金融も含めた全体の金融のあり方という視点に立ってこの問...全文を見る
○武村国務大臣 地震発生以来、たびたびお尋ねをいただきましたが、ようやく昨今各省庁から具体的な数字が大蔵省にも届いてまいりまして、今最終的な精査、念査をいたしているところであります。最新の状況では、第二次補正予算の規模は一兆円を少し上回るぐらいになるのではないかというふうに思って...全文を見る
○武村国務大臣 先ほどお答えをいたしましたとおりでありますが、今こうして御提案をして御審議をいただいているさなかに、その当初予算の修正を示唆するかのごときことは、これは言ってはならないことであります。そういう意味で、どうぞ先ほど北側議員にお答えしたことで御了解をいただきたいと存じ...全文を見る
○武村国務大臣 今お話しございましたように、日本銀行の考査と大蔵省の検査、いささか違います。協調をいたしておりますが、性格が違うわけでありますから、ましてや信用組合個々に対して、日銀と大蔵省が共同してチェックに入るということは、ちょっとこれは現実的ではありません。  東京都が監...全文を見る
○武村国務大臣 あれこれ言葉で余り言い逃れしたくないと思っていますし、率直に、振り返って申し上げますと、特殊法人に関しては去年の十月十八日でございますか、正式に決まって、それで二月十日といいますと、四カ月足らずという極めて短い期間に特殊法人の整理合理化に政府・与党は取り組んできた...全文を見る
○武村国務大臣 今のテレビのお話は、あるテレビに出ましたときにキャスターの方が、行革ができなくても政権に、武村さん、とどまるのですか、こういう質問を受けたものですから、そんな考えは全くありません、私はそうですが村山総理も、行革ができなかったら政権にとどまられる気持ちは全くないのじ...全文を見る
02月15日第132回国会 衆議院 予算委員会 第14号
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○武村国務大臣 もう御承知いただいておりますように、特殊法人の多くは財投資金を受けて存在している。かなりの数に上ります。その中で、政府系金融機関はもう押しなべて全部財投資金を背景にして存在しているものであります。  おっしゃるように、特殊法人の整理合理化の議論をすれば、そういっ...全文を見る
○武村国務大臣 もともと政府は年度内という目標を掲げてきておりまして、むしろこれはより積極的な姿勢として二月十日でできたらもう最終的にまとめようという方針に、より早めるという方針に変わってまいりました。  そういう中で整理をしておりまして、私ども大蔵省としては四つ法人がございま...全文を見る
○武村国務大臣 閣僚の中で私だけが熱心ではありません。全閣僚が本当に今回は、かなりそれぞれの役所の中で所管の行政当局と激烈な議論をしながら進めてこられたわけであります。私は新党さきがけの代表も兼ねておりますから、さきがけの姿勢もありますから、一層積極的に努力しなければいけない思い...全文を見る
○武村国務大臣 どちらかというと、私は財政改革という視点については一層責任が重いと思っております。  たびたび日本の財政状況、もう本当に聞き飽きたとおっしゃるぐらいに何回も御説明を申し上げているああいう状況でございますから、財政改革というのは大変抽象的な表現になりますが、いざ具...全文を見る
○武村国務大臣 ええ、もうあと一カ月余りでございますから、専門家の委員会を置くにしましても、時間が、年度内という目標でありますと足りません。そういう意味では、私は今そういう雰囲気を感じていると言いましたが、そういう方向で政府・与党としては整理をしていただくのが一番いいかな、財投全...全文を見る
○武村国務大臣 被災地のローンを借りておられる方々、ローンを返済しながらなお頑張って新しい家を新築しようとされている方々のお気持ちに立って、中田議員が真剣に勉強されながら御質問をいただいているわけであります。敬意を表します。  いろいろな仮定で、要するに既往債務については利子を...全文を見る
○武村国務大臣 特殊法人も含めた行政改革については、村山内閣全体としては、各党も閣僚も最も重要な課題として昨秋来取り組んできたところであります。しかし、個々になれば、各党あるいは個々の政治家のやはり考え方にはいささか違いがあって、これは当然だろうと思っております。昨今新進党が発表...全文を見る
○武村国務大臣 戦後半世紀たって、おおむね戦後スタートしたさまざまな行政の制度が、大なり小なり一つの壁にぶつかっているというふうにも言えるわけでありますし、また昨今の、あるいはこれからの時代の要請に今までのシステムがこたえ切れなくなってきている、こういう認識に立ってこの時期に行革...全文を見る
○武村国務大臣 私の大蔵大臣として提案したのは承知いただいていますよね。全部統合ではないですよ、輸銀、開銀統合でもありませんし。  十日という政府・与党の最終の目標が来てしまって、かねがね大蔵大臣は各種政府系金融機関について主務大臣としてかかわっているから専管のものを超えて全体...全文を見る
○武村国務大臣 メリットをどうとらえるかにもよるのでしょうね。類似するような機関が縦割りであれ横割りであれ二つ三つ存在するなら、それは二つ三つよりもそれを一本にまとめることが役割としてもよりスムーズになるでしょうし、いささか重複とか競合があるなら、それが解消できる。加えて、一番わ...全文を見る
○武村国務大臣 村井さん、新進党の発表された案、当然御存じですよね。サンセットを含めて、ある意味では輸銀、開銀も民営化に入っていますし、さきがけ以上に大胆な案だなと思って私は拝見をいたしておりますが、今の御批判は新進党の案については別でございますか。  やはり、この時期はそのぐ...全文を見る
○武村国務大臣 新しい政党で、少人数ですから理想を掲げやすいということを言ったわけで、私どもは、新党さきがけとしての今の時期そういう特色を持っているということをあえて御説明を申し上げたわけであります。言ってもらっちゃ困るというのは、そういう政党であるということをむしろ誇りにしなが...全文を見る
○武村国務大臣 それは村井議員のおっしゃるとおりだと思います。ある意味では政府系金融全体についても言えることかもしれません。なぜなら、これだけ日本経済は五十年のうちに大きくなったわけでありますから、敗戦直後のあの時期の開銀等を含めた個々の政府系金融の役割と、世界のトップに躍り出た...全文を見る
○武村国務大臣 たびたびお答えをしてまいりましたが、全力を挙げて各省庁、第二次補正の編成作業に取り組んでおります。既に二十四日提案を申し上げておりますので、この約束はどんなことがあっても延びるようなことでたがえてはならないという思いで取り組んでおります。  御承知のように、それ...全文を見る
○武村国務大臣 特に住宅を例にとられて御質問がございました。  政府系については先ほど野坂大臣がお答えをしておりましたが、いずれにしましても、公庫の災害復興住宅貸し付けを発動をして、激甚災害金利を適用しておりますが、さらにこれを上回る努力ができるかどうか、今真剣に詰めているとこ...全文を見る
○武村国務大臣 政府は、御提案をいたしております七年度の当初予算、組み替えをする考えはありません。この大震災対応は新年度の補正で進めていきたいという考え方であります。
○武村国務大臣 予算が成立する過程でございますから、組み替えの御主張があるのは認識をいたしますけれども、政府としては、その考えをとらないということであります。  理由はいろいろございますが、何といっても、第二次補正対応もやっと昨今になって被害の現地から数字が上がってきている、や...全文を見る
○武村国務大臣 きょう現在では、二十四日提案を目指して全力を尽くしていきたいというふうに思っております。
○武村国務大臣 建設大臣、運輸大臣にお答えいただいておりますように、真剣に、現地の状況を踏まえて数字を整理をしていただいて、私どもと協議中でございます。両省の真剣な御期待に極力こたえるべく、大蔵省としても精いっぱい努力をさせていただきます。
○武村国務大臣 オゾン層の破壊の問題は大変重要な課題だと認識しております。  予算が減りましたのは、調べますと、特定フロン対策施設整備事業なるものが平成六年度で終了するということから、絶対額はやや少なくなりましたが、片方、環境庁長官のところで各省庁が集まってオゾン属保護対策推進...全文を見る
02月15日第132回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○国務大臣(武村正義君) 平成四年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、平成四年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告いたしましたので、そ...全文を見る
02月16日第132回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○武村国務大臣 いずれにしても大事な仕事でございますから、しっかり業界も対応していただけるように大蔵省も努力してまいります。
○武村国務大臣 地震発生直後に、保険部長にもぜひ新しい商品の設計をするように指示をいたしたところであります。これまでの経緯を見ながら、額全体もありますけれども、いろいろな条件全体をきちっと見て、時代に合うように新しい条件をぜひ生み出していきたいというふうに思っております。
○武村国務大臣 この二つの信用組合の経営責任は、今もお答えしましたように理事長以下経営陣にある、組合の役員にあるということは明確だと思います。  それで、あわせて、局長申し上げたように、じゃ、監督責任はどこか。いささか機関委任ということでややこしい印象を与えておりますが、これは...全文を見る
○武村国務大臣 私どもも、検査の結果を踏まえて、都の方から相談があったときには、もう余り時間的余裕がないといいますか、ゆっくり調べて議論をしてという余裕がないような状況でありました。  今までこの委員会でもお答えを申し上げてまいりましたように、御指摘の護送船団方式がいいか悪いか...全文を見る
○武村国務大臣 今のお話を伺っておりまして、個々の信用組合に対する監督責任は、都道府県知事さんであります。しかし、金融システムとか我が国の信用秩序全体については、大蔵省、各種の法律を通じて責任も預かっておるし、日本銀行は日本銀行の立場でまた責任を強く感じていただいているところでご...全文を見る
○武村国務大臣 先ほども、預金者と金融機関の関係で、多くの国民の皆さん、預金者としての国民の皆さんの意識に触れましたが、証券市場を例にとりましても、これもまた、産業構造改革で、いわゆる店頭登録市場をもっと活性化していこうということになっております。  大蔵省も、最近規制緩和等を...全文を見る
○武村国務大臣 今、若松議員のような公認会計士さんもお入りいただいて、できる制度ができたようでありますが、さらにこういうチェック機能、内外ともに高めるようにひとつ勉強をさせていただきたいと存じます。     〔委員長退席、三野委員長代理着席〕
○武村国務大臣 局長がお答えをしているとおりでありますが、従来の検査についてはお話を申し上げたとおりでございますが、なお外部検査という御提案をいただいているわけですね。  私ども、大蔵省の検査と日本銀行の考査、金庫以上についてはこれで今日までもやってまいりましたし、今後もこれを...全文を見る
○武村国務大臣 政府支出の対GNP比率の論議は、まさに国民負担率の議論にも通じますし、単純に言えば大きい政府、小さい政府という議論にもかかわってくる大事なテーマであります。  行財政改革という視点で私どもが意識をしておりますのは、やはり年度年度の財政上の入りと出を極力均衡させて...全文を見る
○武村国務大臣 別に意図的に沈黙しているわけではありませんが……。  この仕事は機関委任でございますから、機関委任事務全体については、御指摘のように、かつてはマンデーマス・プロシーディンクでしたかね、罷免権という、国が首長を罷免する権限まで地方自治法に規定されていたわけでありま...全文を見る
○武村国務大臣 中小企業融資にしましても住宅融資にしましても、その他さまざまな施策がございますが、国は国として、激甚災の対応、さらにそれを超える、立法も含めた対応を今準備しておりますが、一定の考え方で整理をして対応をしてまいります。  そのことが、中小企業等でいえば三%という最...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおり、金融の世界は今まで必ずしも進んで情報が積極的に公開されてきた分野とは言えません。金融の自由化が進んできましたし、日米も含めて国際的な動きも非常に強くなってきている中で、昨今ディスクロージャーの動きがようやく出てきたというふうに思っておるわけであり...全文を見る
○武村国務大臣 経企庁の長官のお答えのとおりでありますが、やっと円ベースだけではなしにドルベースも少し下がる方向に来まして、ぜひこの方向が定着をしてほしい、そして経常収支の改善に役立ってほしいと願っております。
○武村国務大臣 水野議員には熱心に党内の取りまとめをいただきまして、本当にありがとうございました。  それで、引き続き今回は三党でまず御苦労いただく、こういうことになりましたので、余りもう閣僚の立場であれがいい、これがいいと言うのは慎まなきゃいけないと。もう一遍真っ白な気持ちで...全文を見る
02月17日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第4号
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○武村国務大臣 ただいま議題となりました阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律案及び災害被害者に対する租税の減免、徴収猶予等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  まず、阪神・淡路大震災の被災者等に...全文を見る
○武村国務大臣 近々また現地へ行こうと思っておりましたし、ぜひ税務当局もその際には激励をいたしたいと思います。
○武村国務大臣 震災直後から主税当局で検討を始めまして、ようやくこうした法律として御提案をさせていただくことになりました。もう申告が始まっておるわけであります。ぜひ被災者の納税者としてのお立場を御理解もいただきながら、この法案に御賛成をくださるようにお願いを申し上げます。
○武村国務大臣 未曾有の災害に対して、今回こうした異例の措置をとらせていただくわけであります。あくまでも被災者のお立場、お気持ちに立って、親身な気持ちで対応をしていかなければいけないというふうに思っております。
○武村国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配慮してまいりたいと存じます。     —————————————
○武村国務大臣 夏にシーリングの方針が決まりまして、十二月までの間が予算編成の時期と申し上げていいのかもしれませんが、細川内閣のときもかなりのやりくり算段がされたということをおぼろげながら覚えておりますし、宮澤内閣もそういう意味ではいろいろなやりくりがあったなということも思い出し...全文を見る
○武村国務大臣 ちょっと最後の言葉を落としたのですが、その夏以来の作業の中で随時出てきているわけです。最後、予算が編成される寸前に一覧表が来て大臣こうですよというわけじゃないのです。一つ一つ、では自賠責から何千億借りようとか、では国債整理基金の定率繰り入れをとめよう、そうすれば三...全文を見る
○武村国務大臣 君たちはという表現ですか、新聞記者に対して言っているわけですか。内部でも外部でも私は、君たちなんという表現は使わないのですが。  そういう発言をどこでしたか、余り記憶にありません。でも、ある意味では内容的にはあってもおかしくないというか、私の気持ちからいえば、こ...全文を見る
○武村国務大臣 私は、絶対といういう言葉は余り使わないようにふだんもしておるわけで、できるだけ避けたいというふうに申し上げているわけでありますが、それは、倫理観としては絶対という言葉を使っても決しておかしくないと思うのですよ。そのくらい強い思いを持っていても私はいいと思っておりま...全文を見る
○武村国務大臣 財政をめぐる政治も長い歴史がありますから、そういう積み重ねの上に今日があるわけでありますし、また財政の作業には、ほとんどの国会議員さんも各政党も大きな関心をお持ちをいただきながら真剣に参加をいただいているわけであります。そういう中で、どうしていったらいいのかという...全文を見る
○武村国務大臣 およそ政治や行政の中で、一年間の仕事を、財政という、しかもこれは数字で具体的に表現する仕事、これほど大きな、大事な仕事はないと思っています。当然そういう意味では、編成の段階から、あるいは成立した後におきましても、我が国財政の中身を国民の皆様に政府は積極的に周知徹底...全文を見る
○武村国務大臣 私どもは、総合的な判断をいたします限りは、赤字国債の発行は、確かに単純明快とおっしゃるかもしれませんが、より安易な道だと、事態を一層悪くするという判断をいたしました。  なぜかといえば、これまでの経験が物語っているわけでありますが、一たん踏み切れば、それはもう一...全文を見る
○武村国務大臣 展望としてお出ししておりますものは、いわゆる計画、中期の財政計画ではありません。財政単年度主義でございますが、それにしましても、こういう厳しい状況の中で将来を展望して、どういう問題があるかを知っていただくために出しているものでございます。仮定の上に計数処理がなされ...全文を見る
○武村国務大臣 既に真剣に論議が始まっているわけでありますし、大蔵省のお出しした展望もそのことを明らかに数字で示しているわけであります。御指摘があったように、このままでは要調整額が十兆円も残りますよ、そういうことでありますから、決して逃げているわけではありません。  御質問とお...全文を見る
○武村国務大臣 今後軽々に建設国債の発行対象を拡大していくという考え方はとってはならないと私は思っております。  今、財政規模の二割ぐらいとおっしゃいましたが、先ほどお答えしたように、財政審の建議は五%という数字をお出しをいただいておりまして、二割といいますと、ことし、一般会計...全文を見る
○武村国務大臣 局長がお答えをいたしておりますように、この問題は機関委任されているということに、いろいろな、共通の認識の上で論議がしにくい、やや食い違いが出ているというふうに思います。  率直に言えば、機関委任をしておりますから、大蔵省の側には遠慮があるわけですね。だから、こう...全文を見る
02月17日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第2号
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○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律案及び災害被害者に対する租税の減免、徴収猶予等に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、阪神・淡路大震...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の阪神・淡路大震災と他の一般の火災、災害等との比較の問題でございますが、今回の災害は被害が大変甚大であります。広範な地域にわたっております。同時・大量・集中的に発生したものでありまして、また社会インフラの被害も大変大きいものがございます。そういうとこ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の大震災の中で、所得税にかかわる今回の措置以外の税制上の措置についてもいろいろ御議論があることを承知いたしております。震災の状況等の把握を行い、各方面での震災に対する取り組みが進むにあわせまして、税制の仕組みの中でどんな対応が適切であり、また可能であ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 二次補正に対する財源の捻出についての御意見を承りました。おっしゃるとおりでございますが、現実はもう一次補正で経費の節減はほとんどし終わっているといいますか、そしてまた、もう年度末に近うございますからほとんどの事業が執行済みになっているという状況でございま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先ほどもお答えいたしましたが、現在、災害の状況、税制全体との絡み等も含めて検討をしているさなかでございますが、今のところは、いつごろまでと日まで特定して申し上げるまだ自信がありません。なるたけ早くという気持ちで努力いたしたいと思っております。
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるお気持ちはよくわかります。  きょうこうしてお諮りしている法案につきましても、非常に主税局も早く反応をしてくれまして、もう被災直後に主税局長が検討を始めてくれて、やっと精査して、ねじり鉢巻きできょうこういうふうに国会に運ばせてもらっているわけ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 地震保険への加入が高まることが、この保険の財政の基盤を安定させることになるという認識でございます。  ただ、これまでの状況を見ながら、新しい地震保険の商品設計をどうするか、今、保険部を中心に真剣に検討を始めました。保険料をどうするか、そのことによって加...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 税の執行というのは、日ごろは大変厳格、公平公正にやらなきゃならない行政の一つでございます。しかし、今回のようなこういう未曾有の震災であり、個々の納税者にとっては本当に予期しない耐えがたき不幸に見舞われておられるわけでございますから、原則に立ちながらも、個...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のような広報の努力は、ぜひ積極的に対応させていただきます。
○国務大臣(武村正義君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じまう。
02月17日第132回国会 参議院 本会議 第5号
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○国務大臣(武村正義君) 政府は、今回の震災に当たりましては、財政面、法制面ともに強力な支援を行うべく全力を尽くしているところでございます。  本日、数本の法律を上程いたしておりますが、引き続き今回の大震災に対処するための特別な財政援助等を定める法律案を検討いたしておりまして、...全文を見る
02月20日第132回国会 衆議院 予算委員会第二分科会 第1号
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○武村国務大臣 平成七年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関收入支出予算について御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は、七十兆九千八百七十一億二千万円となっております。  このうち主な事項について申し上げま...全文を見る
○武村国務大臣 自賠責特別会計をめぐるかなり専門的な御質疑を拝聴させていただきました。造詣の深い伊藤議員の御主張もよく理解をさせていただきました。損害率が改善されていることもあり、保険料率、さらに引き下げの努力ができないかという一貫した御主張であったように思います。  保険部長...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおりだと私も思っておりまして、民間、対外的な純粋の民間金融、これは投資その他ありますが、片方で無償ないしは極めて低利のODAの枠内にあるような政策金融措置、その間に輸銀の、この準は準ずるの準ですが、準民間ベースの対外的な措置が行われてきておるわけであり...全文を見る
○武村国務大臣 政府系金融機関の議論が盛んな中で、輸銀、開銀の問題について率直に御意見をお聞かせをいただきまして、ありがとうございました。  開銀はあくまでも国内の産業支援機関であります。輸銀も輸出の、日本輸出銀行でございましたか、一番最初は、輸出促進ということからスタートを切...全文を見る
○武村国務大臣 今回の大震災に対する財源の対応をどうするかというのは、もう震災が起こった直後から、私ども役所としては最も大きな真剣なテーマでありましたし、そのことを真剣に見詰めてきているところでございます。  国会も、予算委員会を中心にしてさまざまな御議論をこうして真剣に展開を...全文を見る
○武村国務大臣 税の災害対応の財源として、具体的な内容を詰めるのがいつの時期がいいのかとか、あるいはいつまでにしなければいけないのか、こういう議論も一つありますね。これは一定の幅はあると思うのでありますが、意識的におくらすということは避けるべきだということを、私は記者会見で申し上...全文を見る
○武村国務大臣 これは新聞で読みましたので、ちょっと審議官からお答えを……。
○武村国務大臣 おっしゃるとおり、税務行政というのは、法の執行という点では直接国民の暮らしにかかわる、経済利害にかかわる仕事でありますだけに、法に対してきちっと厳正に対応しなければならないということが基本だと思います。  しかし同時に、まさに税を納めていただく国民の皆さんのお立...全文を見る
○武村国務大臣 税の執行は、さまざまな事態を想定しながら今日まで積み上げられてきたわけであります。私も地方で税務執行の一端を経験したことがありますが、やはり善良な納税者との均衡ということも絶えず考えなければなりません。  御指摘のような特に悪質な場合については、それに対応する、...全文を見る
02月21日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号
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○武村国務大臣 先ほどの村井議員の御意見も含めまして、おっしゃるとおりこういう特例措置は、大変庫大な財政でありさまざまな仕組みが存在する中で、毎年度ある程度のやりくりといいますか、会計問の交流、資金的な交流はあっても仕方がないと思うのでありますが、しかし、今回御提案をいたしており...全文を見る
○武村国務大臣 中期の財政展望をお示しを申し上げているわけでありますが、きょうも御議論がありますような、平成七年度、最新の財政状況を踏まえて向こう五年間を展望する中で、あるべき健全財政の方向というものを目指しながらこうした数字をお示しをいたしたわけであります。  もちろん、この...全文を見る
○武村国務大臣 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、最近の社会経済情勢の変化及び現下の厳しい財政状況に顧み、課税の適正公平を確保する観点から租税特別措置の大幅な整理合理化を行うとともに...全文を見る
○武村国務大臣 租税特別措置につきましては、これまでの税制調査会の答申においてたびたび指摘をされてまいりました。特定の政策目的を達成するための有効な政策手段として位置づけられるものが租税特別措置でございますが、他方、税負担の公平等の税制の基本理念の例外措置として講じられているもの...全文を見る
○武村国務大臣 一概にこれは答えにくい御質問であります。世界の地価と比較すれば日本の地価は今なお相当高い、これは明確に申し上げることができます。地価高騰のバブル時点からすれば、大都市を中心にしてかなり下落をしたことも事実でございまして、そういう両面を持っておりますだけに端的にお答...全文を見る
○武村国務大臣 最近の税務行政を取り巻く環境は、御指摘のように、課税対象の増大やあるいは不正手口の巧妙化、あるいは経済取引の国際化、そして物納申請の激増というふうな状況がふえてきておりまして、事務量そのものが著しく増加をしてきております。税務執行面における公平確保の要請がますます...全文を見る
○武村国務大臣 局長がお答えを申し上げておりますように、機関委任事務でございますから、東京都が監督の責任を負って今回のような都の補正予算措置をお進めいただいておるところでございます。この都の措置を基本にして、日本銀行あるいはほとんどの金融機関が挙げて、そのことを基本にしながら対応...全文を見る
○武村国務大臣 基本的な認識は、事務当局と私と違いはないと思っております。何回かそういう意見交換をしてきておるわけであります。今の局長のお話もそうですが、徐々にやはり変えていくことが必要だという認識であります。  それで、昨年の暮れに今回のこのスキームを決断するときにも、いわゆ...全文を見る
○武村国務大臣 谷口議員のおっしゃるとおりだと思います。  国際化・自由化という動きが日本の金融界全体を覆っておりまして、そこにバブルの崩壊という事態も加わっております。そんな中で、何としても今回のこの二つの東京都の信用組合の問題を今後の金融行政の上では文字どおり大きな教訓にし...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘のとおり、特定の政策目的を実現するための有効な措置として、税制上にこうした特例、特別措置が行われているところでございます。当然、お話しのように、税の負担の公平という立場から考えますと例外措置を講じているということになりますのでありますから、個々の措置について...全文を見る
○武村国務大臣 今局長からお答えいたしましたように、利用状況が少なくなっている、こういう特例措置そのものがそれなりに認識をされたということもあって、与党の中で真剣な論議をいただいて租税特別措置の廃止の一つに決めていただいたということであります。  それは今も説明申し上げたように...全文を見る
○武村国務大臣 対米公約としてこの基本計画をまとめたものではないと思います。まさに日本の政府として、やはり社会資本の整備に対する関心は非常に高うございますし期待も大きいわけでございますから、前回、五年前の四百三十兆円を新しい経済状況をも踏まえて見直しをしてもいい時期に来ておりまし...全文を見る
○武村国務大臣 厳しい御指摘を賜っておりますが、およそ計画と称しておりますから政府の公的な意思を表明したものであります。その限りにおいては、政治的な責任を伴うものであると認識をいたしております。  また、財源はあえてさまざまな財源手段を組み合わせながら年度年度対応していくという...全文を見る
○武村国務大臣 拍手をしていただいてありがとうございました。今も変わりはないつもりでございます。また、変わってはならないとみずからも思っております。  当時は、税制改革の挫折をして、将来どういう政権になろうとも税制改革という大変難しい大きな課題を乗り越えなければならない、そんな...全文を見る
○武村国務大臣 村山内閣になりましてから、行政改革のテーマは、とりあえずは地方分権と特殊法人の整理合理化と規制緩和、三つに焦点を当てながら今日に至ってきております。  地方分権は、年度内ということを申し上げてきましたので年度内に大綱が決められた、いよいよ分権法を近々国会に提案を...全文を見る
○武村国務大臣 政府系金融機関に対するお尋ねでございますが、率直に申し上げて、十二月の末の私どもの認識では、多くの政府系金融機関は各省庁にまたがっている、共管だと申し上げてもいいんですが、そういう状況でありますから、各省それぞれ大臣を先頭に特殊法人の改革に取り組んでいくというのが...全文を見る
○武村国務大臣 戦後五十年を迎えておりますから、戦後誕生した日本開発銀行、あの当時は戦災の中から日本経済を復興させる、そのための貴重な政策金融機関として開発銀行が生まれたわけであります。いわば、日本の最も大事な基幹産業に対する長期の、安定した、低利の融資を供給するという役割を担っ...全文を見る
○武村国務大臣 二月十日のああした事態を踏まえて、もう一度年度内を目標にして与党を中心に議論をし直そうという、今政府・与党全体としてはそういう取り組みでございます。ですから私は、一たんもう白紙の気持ちで政府も与党ももう一度政府系金融機関の改革は議論を始めよう、そういう考えだと思っ...全文を見る
○武村国務大臣 私の考えと政府の考え、まだぴったり一致をしておりませんが、政府としては財政投融資全体の改革に取り組むということがまだ公式に決まっておりません。しかし、政府系金融機関の改革の議論をしていく中で、やはりこれは財投と裏表の問題であるという認識が出てきておりまして、本来な...全文を見る
○武村国務大臣 九五年度の特別減税は二兆円ということで、今御審議をいただいている当初予算に盛り込んでいるところでございます。今こういう予算審議の中でこれをどうこうするという考えは、当然でありますが持っておりません。  九六年度の三年目の減税については、原則としては、三年間五・五...全文を見る
○武村国務大臣 それはぎりぎりの、タイムリミットはありません。ただ、既に、近々第二次補正を提案をさせていただく予定でございます。これは年度末ぎりぎりという特異な状況でございますから、建設国債、特例公債を基本にしながら編成をいたしておりますが、新年度を迎えますと新年度予算に対する補...全文を見る
○武村国務大臣 特別な政治意図でこういう大事な財源問題の時期を決めていくというのは、私は正しくないと思っております。そういう意味では、先ほども申し上げたように、当初予算の補正がいつになるかまだ定かではありません、ありませんが、その前後には財源問題はかなり真剣にしなければいけないと...全文を見る
○武村国務大臣 その御質問には、私はあらゆる財源の可能性を検討すべきだということをたびたび申し上げてきておりまして、その中で総理も私も、予算委員会では、このために消費税のアップは考えませんと、ここだけは明確に言い切っておりますが、それ以外については、既存予算のやりくりもいろいろ提...全文を見る
○武村国務大臣 ありがとうございます。  金融、証券を預かっておる大蔵省としましても、この問題については大きな関心を持ちながら、既に証券市場につきましても、店頭市場を中心にした規制の緩和措置に取り組んでいるところでもございますし、また、いわゆる外国株の上場の問題や、あるいは日本...全文を見る
○武村国務大臣 先般、所得税に対する対応につきましては議会もお認めをいただいたわけでございますが、その他の税目につきましては、現地の状況や税制全体の中で真剣に検討をいたしているところでございます。おっしゃるとおりに、可能な限り早い時期に方針を固めていきたいというふうに思っておりま...全文を見る
○武村国務大臣 環境に対する関心は日本は決しておくれていないと思いますし、我が国独自の環境政策は、ああいう二十年余り前の公害を乗り越えて今日に至っておるわけであります。こういう日本の経験も地球全体に広げていく役割も大変大事だと思っております。  環境税の問題は、局長からお答えを...全文を見る
○武村国務大臣 大変これは技術的な検討を踏まえて申し上げなければならない御質問でございますから、局長の答弁でお許しをいただきたいと思うわけでありますが、しかし、お話を伺っておりますと、いろいろなケースがあるのでしょうね。  そういう意味で、そういうケースに二年後直面される方のこ...全文を見る
○武村国務大臣 御意見拝聴させていただきましたが、お答えしておりますのも、やはり原則は事前に通知をさせていただく。例外があり得る。通知をすることによって円滑に調査ができないと判断する場合がその例外でありますが、そういう基本的な立場で各現場の税務官署が対応をさせていただいているとい...全文を見る
02月22日第132回国会 衆議院 予算委員会 第16号
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○武村国務大臣 御指摘がありましたように、今回のような大震災直後の国民世論の中に、こうした、いやしくも信用、信頼を基本とすべき金融機関の一角に、本当に乱脈そのものの実態が明らかになりまして、こういう金融機関が存在したということ、そのことも信じられないことでありますし、金融システム...全文を見る
○武村国務大臣 私は六月三十日に就任をして今日に至っておりますが、振り返ってみましてちょっと整理をしてもらったのですが、就任直後に、しかも同じく就任直後であった西村新銀行局長から銀行行政全体の説明もございましたし、それから、その中でも岐阜商銀の例をたしか挙げて、いわゆる都道府県に...全文を見る
○武村国務大臣 特に、昨今、こうして国会、マスコミを含め、この問題が国民的な関心事になってきておりますが、私はそのさなかにも立っておりますが、しかし、静かに考えて、この判断には間違いがなかった、かたくそう私は思っております。  なぜかといいますと、この二つの信組のふしだらといい...全文を見る
○武村国務大臣 この二つの信用組合の経営にかかわって、特に経営者との関係でさまざまな人間関係、かかわりが報道され始めているわけであります。これだけの乱脈な経営があったということでございますから、さまざまな状況がまだこれから見えてくるのかもしれません。  ただ、申し上げたいのは、...全文を見る
○武村国務大臣 私はもう、ないと明確に否定を申し上げたわけでありますが、いやしくもそういうことがあるならば、これは厳しくそのことを解明もしなければなりませんし、またそのことにかかわった者はすべて責任を負わなければならないと思います。  しかし、繰り返し申し上げますように、このス...全文を見る
○武村国務大臣 今、三つの対処の方法があるという整理をしていただきました。それ以前には、自主再建とか、協同組合なら協同組合同士の助け合いとかそういう道もあるわけですが、大きくはおっしゃるとおりでございます。  それで、第一の、これまで多くの信用組合がこういう事態を迎えたときにと...全文を見る
○武村国務大臣 まず、一般的に政府なり地方公共団体が、行政の立場で金融機関に対する指導監督、どういう内容であるべきかということであろうかと思います。  信用組合はこういう特殊な信用機関でございますから、そもそも誕生するときから行政がかかわっておりますし、また、検査という形で国や...全文を見る
○武村国務大臣 村山内閣は、いよいよ行革は入り口に立っているという認識であります。その一番具体的な入り口のテーマとして、この特殊法人の整理合理化という課題に対応しているわけでありまして、今回限られた時間でございますが、十四の特殊法人を統合する、五つの特殊法人については廃止ないしは...全文を見る
○武村国務大臣 先ほどお答えをいたしましたように、政府系金融機関の合理化については、年度内ということでもうしばらく時間をいただくことになったわけであります。しかし、政府系金融機関といいましても、銀行ないしは公庫と称しているものから、名前は事業団とか公団という名前でありましても、そ...全文を見る
○武村国務大臣 先般、二月十日は、大蔵大臣としては、まあ短時間の中での議論ですから、余り理想を追わないで、とりあえず、たくさんある政府系金融機関の中で一番類似のものだけでも、機能が非常に近い、合併してもそう矛盾がないというものだけでもこの際は統合を決断してはどうだろうかということ...全文を見る
○武村国務大臣 法的な根拠は日本銀行法第二十五条の規定でありました。もちろん、日本銀行の出資ということでありますが、信用秩序維持のために出資をするということがここに根拠を見出している、しかし、新銀行の設立は銀行法に根拠を置いているということであります。
○武村国務大臣 何となく大蔵大臣の責任が重いということを強調されておりますが、私どもも、こうして責任を負いながらかかわっていることは率直に申し上げているわけであります。強いて責任逃れをするつもりはありません。  それで、午前中申し上げましたが、十月の五日の日にいわばこの東京都監...全文を見る
○武村国務大臣 私の言葉が足りなかったかもしれませんが、閣内とか政界とか国民の皆さんの中で異論がなかったと、そんな意味で申し上げたわけじゃありません。  このスキームは余り公然と発表して議論するテーマではありません。信用そのものにかかわることでございますから、一たん表に出れば、...全文を見る
○武村国務大臣 そういうことでございますが、東京都も過去たしか私のデータの記憶では二回ぐらいこういう信用組合の吸収合併等で東京都の会計から支援をされているし、全国では十六件ぐらいそういう例がございます。百億とか数十億という県もございました。だから三百億が珍しくないというわけではあ...全文を見る
○武村国務大臣 まずは、行政府としては、こんな事態の起こらないように指導監督をしなければいけないわけであります。  もちろん、それ以前の問題としては経営者の経営責任が基本でありますが、やはり検査等の指導の中で問題が見つかればきちっとこれを指摘して、改善の努力を促していく、結果と...全文を見る
○武村国務大臣 大変詳しくお話をいただきましたが、こういう異常な経営の実態があって、今回、こんな異例な措置をとらざるを得ないことにつながってきたというふうにも思えるわけであります。  御指摘の、二回、大蔵省も共同検査に入っていながら、なぜ最初のときにもっと厳しい手を打たなかった...全文を見る
○武村国務大臣 先ほど来、さまざまなケースを経験しながら、各都道府県も、時と場合によっては国もかかわってきたわけであります。  今回のケースは、私どもとしては、こういう異常なケースが、たびたびどころか二度と起こってほしくないという気持ちを強く持っておりまして、そういう意味では、...全文を見る
○武村国務大臣 まずは、金融機関みずからの再建の努力、自主再建といいますか、自助努力といいますか、そのことがすべて基本だと思いますね。  その次に、今日までもそうでありましたが、同じ系統の金融機関の中での助け合いといいますか、信用組合であれば、まずは東京都の信用組合、あるいは全...全文を見る
○武村国務大臣 いろいろなケースを今御説明を申し上げて、ケースごとに対応していきたいという答弁で終えたものですから再度御質問になりましたが、今回のケースも、去年の秋、申し上げたように、私は、最初はもうペイオフでいくべきではないか、こういう判断をしたと申し上げました。  しかし、...全文を見る
○武村国務大臣 東京都でこの案件が否決されるということは全く予想もいたしておりませんし、考えておりません。
○武村国務大臣 御承知だと思いますが、業務改善命令は私には出す権限はありません。これはまさに監督官庁である都道府県知事さんの持っている、信用組合に関してはですね、権限でございます。(草川委員「一緒に行ったんだ」と呼ぶ)一緒に行ってもそうです。そこはよく御認識いただきたいと思います...全文を見る
○武村国務大臣 信用組合法あるいは預金保険法等、今回の事件を文字どおり貴重な教訓として、そういった関係法律の改正も含めて積極的な努力をさせていただきます。
○武村国務大臣 今局長がお答えしましたのは、金融機関のこういうケースの場合は信用がかかるということでありますから、そういう意味で、まず金融機関の破綻をどうするか、破綻を認めるか救うか、これがまず基本にあります。それが基本にありますが、そのことだけにかまけて、今委員のおっしゃるよう...全文を見る
○武村国務大臣 法的に触れるようなケースがあれば、これは毅然とした対処をしなければならないと思っています。しかし、一般論でいいますと、金利自由化の時代に、金融機関と預金者の関係はまさに相対で私的な契約になりますから、いろいろな契約内容が存在しても、これはそのことをもって法に触れる...全文を見る
○武村国務大臣 吹田議員からこの政権の由来と特殊法人と両方お聞きいただいているような感じもするんですが、村山政権誕生は、もうお互い認識しておりますように、さきがけがどうこうというお話は必ずしも当たらない。私どもはああいう局面で社会党と共同して合憲政策をつくり、自民党さんにもそして...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃったとおりのことを発言をいたしましたが、それは政権離脱の意思を表明したというよりは、そこまで申し上げても間違いのないぐらい総理、すべての閣僚、したがって私も含めて行政改革には本当に真剣に取り組んでいくんですという気持ちを表明をしたのです。  実は、キャス...全文を見る
○武村国務大臣 大変、さきがけにしろ不肖武村にしろ、行政改革に熱心という印象をお与えをしておきながら、いざ二月十日の特殊法人の決着の時期になるとどうも言行不一致である、消極的とまではおっしゃいませんでしたが、何かよくわからないという印象を与えておるぞというおしかりを含めた御質問で...全文を見る
○武村国務大臣 多くの特殊法人は、いわゆる財投資金を活用しながら存在しているとも言えるわけであります。政府系金融機関はすべてそうであります。したがって、特殊法人の整理合理化の帰趨は財投の、まあ量、質両面にわたる資金の帰趨にもかかわってくるというふうに思っておりまして、ふえるものも...全文を見る
○武村国務大臣 おおむね山田議員のおっしゃるとおりでありますが、入り口の水が少しずつ減ってくるから、そういう意味で改革が必要だ、これも長い目で見れば一つの財投改革の視点であります。しかし、それだけではありませんね。今のダムそのものが官民のバランスの面でもいろいろな論議を呼んでいる...全文を見る
○武村国務大臣 たびたびお答えを申し上げてまいりましたように、端的に言えば、預金者と、預金者といっても全国の預金者という意味もありますが、預金者と信用秩序をしっかり守っていくということでありますし、もう一つ表現を変えれば、預金と金融機関というものに対する国民の皆さんの信頼を維持し...全文を見る
○武村国務大臣 ですから、東京都の要請を受けて、機関委任事務ではありますけれども、共同して検査に二年入っているわけでありますし、結果についても対応を鳩首協議してきているわけであります。特に今回は、それでも東京都の立場だけではもうどうしようもないという事態でありまして、大蔵省、日銀...全文を見る
○武村国務大臣 預金保険機構の一千万円の政令の枠を、それは政令を変えればおっしゃるとおり変えられます。しかし、これは預金保険機構の財政、会計の仕組みがございます。一定の保険料率で全金融機関から出していただいて、今八千億ありますが、そういう中で運営をしているわけでありますから、これ...全文を見る
○武村国務大臣 正森議員さんのお話を伺っておりまして、少なくとも二つの信組の経営の不始末、乱脈ぶりは、おおむねおっしゃっているとおりだなと思って拝聴しております。我々の確認していることと余り違いがありません。当然また経営者のこの責任も、法的な責任も含めて大変重いものがあるし、今後...全文を見る
○武村国務大臣 海江田議員からそういうお話を承るのは大変残念に思います。少なくともそういう大口預金者を救うために私どもも日本銀行も東京都も今回の措置をとったとおっしゃるのは大変残念に思いますが、まあ、でも、そういう見方があることは十分私どもも認識をしなければなりません。  問題...全文を見る
○武村国務大臣 震災が起こってもう一カ月以上たっていながら、まだ提出に至っていないのを大変責任を感じておりますが、それでも、申し上げてまいりましたように、これこそ異例の努力をして、各省庁も現地の地方公共団体も頑張っていただいて、やっと二十四日に国会提案という運びにさせていただきた...全文を見る
○武村国務大臣 いろいろ御指摘を、御批判を賜っておりますが、一つは、昨年の夏と一昨年の夏と二回、東京都の協力要請がございまして、大蔵省も何名かごの二つの信用組合に対する検査に入っているわけであります。いわゆる共同検査をいたしているわけであります。当然、一昨年の検査の結果の時点で相...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘のとおり、特にバブルの時期に我が国の金融もさまざまな問題を抱え込んだということが言えるわけでありまして、その後、それがいわゆる不良債権という問題から都市銀行から今回の信用組合に至るまで、大小さまざまな経営上ネックになるような問題を抱えているわけであります。 ...全文を見る
02月23日第132回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○武村国務大臣 先ほど来、総理との質疑を拝聴しておりまして、行革については総理が的確にお答えいただいたとおりだと思いますね。時代の流れに行政を合わせていくということでもありますし、また昨今特に、経済も構造改革という大変厳しい状況に直面をしておりますし、国民の皆さんもバブル崩壊後の...全文を見る
○武村国務大臣 大変たくさんのことを一挙にお尋ねをいただきました。全部詳細にお答えできなければお許しいただきたいと思います。  まず、行革における数値目標の御指摘でありますが、私は、少なくとも、今度の特殊法人なんかは割合数の明確に見える話でございます。大小いろいろありますが、そ...全文を見る
○武村国務大臣 日銀法全体あるいは各条文の解釈についてはいろいろ論議があるのかもしれませんが、私ども、今回の措置の基本になる日銀出資の東京共同銀行の設立というこの一点を見詰めます限りは、明確に日本銀行法の第二十五条の規定によって出資を認めるということにさせていただいた次第でありま...全文を見る
○武村国務大臣 内閣に相談する前にというお言葉でありますが、これは日本の政府の形を御理解いただきたいのですが、各省庁それぞれ、主務大臣として、法律上の権限を大臣が最高責任者として執行をいたしているところであります。日銀法の規定も銀行法の規定も「主務大臣」、これは大蔵大臣でございま...全文を見る
○武村国務大臣 今、日銀法改正を日程に上げているわけではありません。先ほどの資本金等のお話は、この法律が制定された時期を想起いただきたいと存じます。  それから、第二十五条の解釈でありますが、申し上げたとおり、「信用制度ノ保持育成ノ為」の「業務」、「業務」と書いておりますから、...全文を見る
○武村国務大臣 お答えをしてまいりましたように、今回はまさに日銀法第二十五条の適用をさせていただいて、確かに出資というのは例がないということでいろいろ御議論を招いているわけでありますが、これが法律の解釈においてこじつけとかそんなことはないのではないか。素直に読んでいただければ、か...全文を見る
○武村国務大臣 はい。局長と同じでございます。  協力要請を申し上げた、これは強制ではありません。事態を御説明をして、御協力を呼びかけたということであります。それに対して、幸い数多くの金融機関が最終的には納得をし、合意をいただいたということに理解をいたしております。
○武村国務大臣 今回、東京都の二つの信用組合のいわば不始末から、こういう異例な措置をとることになりまして、大変関心を高めているところでございますが、私ども、過去のさまざまなこうしたケースの事例も、こうして一覧表を持っているわけでありますが、私はもちろん最近こういうことを知ったわけ...全文を見る
○武村国務大臣 これだけ御関心を賜り、論議を呼んでいるわけでございますし、今後のことを考えますと、こういう論議の中から私どもも学ばなければならないことがございます。ぜひ今回のケースを貴重な教訓にしながら、信用、銀行行政全体の責任を預かる立場として、法律改正も含めて、改正すべきは改...全文を見る
○武村国務大臣 法律上の大変大事な側面を御指摘をいただきました。私どもは一定の考え方で今日対応いたしておりますが、さらに一層、大事な問題でございますから、真剣に勉強をさせていただき、誤りのないようにしなければいけないというふうに思っております。
○武村国務大臣 鈴木知事の御発言は、ある新聞に一部簡単な記事が出ておりますが、詳細を承知いたしておりませんので、どうおっしゃったかを前提にコメントするのは控えたいと思っております。しかし、この新聞の記事を見ましても、大蔵大臣が人ごとのように言っているという見出しが出ておりますが、...全文を見る
○武村国務大臣 こういう大事なときでありますから、東京都知事と私どもと違和感がいささかもあってはならないと思っております。  この資料請求の問題につきましては、再三申し上げてまいりましたが……(桜井委員「督促をしてくれるかくれないか、それだけでいいですよ。あと時間がなくなります...全文を見る
○武村国務大臣 平成五年の八月といいますと、不肖私はまだ就任をいたしておりません。責任逃れで申し上げるわけじゃありませんが、当時は藤井大蔵大臣が就任されたばかりでございましょうか、銀行局長も前銀行局長であったかと思います。  しかし、人の交代はありましても、法律に基づくこの銀行...全文を見る
○武村国務大臣 きのう、きょう、集中審議をいただきまして、この問題に関する責任ある立場として、真剣な御意見や厳しい御批判を承ってまいりました。  何といっても、この二つの信用組合の経営の異常さが浮かび上がってきているわけであります。こういう異常な経営であったから倒れる、そして異...全文を見る
○武村国務大臣 石田委員は、御承知のように細川政権のときに、秋でございましたか、第三次行革審の答申がございました。ここから昨今の行革が始まったというふうに私は認識をいたします。第三次行革審の答申の中に特殊法人の問題もお触れいただいているわけで、そういう指摘から出発をした、そして今...全文を見る
○武村国務大臣 今回の特殊法人の整理合理化の中で、大蔵省は三つの金融機関と塩の専売という制度を抱えておりましたが、これは、日本たばこ株式会社の中にこの仕事を預かっていただいていたわけであります。これを思い切って民営化をする決断をいたしました。  そもそも、たばこの民営化が議論さ...全文を見る
○武村国務大臣 中期、長期の財投あるいは御指摘のような財投資金の行方については、今後真剣に議論をしなければいけない大事なテーマだと思っておりますが、当面、この三月の政府系金融機関の整理合理化の視点の中では、この問題について特段の結論を出すということではありません。
○武村国務大臣 この点は石田委員のおっしゃるとおりでもあります。特に中央集権の実態を語る上で、陳情の回数とか、数とか、人数とか、たびたび語られてきたところでございます。まさに、地方分権はこういう状況をなくしていこうということであります。  昨年末の予算編成におきましては、いわゆ...全文を見る
○武村国務大臣 私のところへもこの軽水炉問題についてのその時々の経緯や話の状況は、恐らく外務省を通じてだろうと思いますが、報告を受けております。もちろん総理の応分の負担という御方針を踏まえて、私も、応分の協力と言いましたか、その総理の書簡を体してそういう発言をしたつもりでございま...全文を見る
○武村国務大臣 大蔵委員会でもお答えを申し上げましたが、我が国の財政は尋常ならざる事態に立ち至っているという認識をいたしております。  今さまざま御指摘がありましたように、三年連続して税がダウンをしていることもそうでありますが、決算不足という事態も連続することは例がなかったわけ...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘のとおりでございますが、そうした状況の中で、第二次補正をまず編成をさせていただいて、ようやくあした御提案を申し上げます。これはぜひ、震災緊急対策事業として、与野党を超えて御理解を心からお願いを申し上げる次第でございます。  年度末ということでございましたし...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおりでありますが、何といいましても今は当初予算を御審議をいただいている状況でございまして、私どもは、組み替えでなしにこのままお認めをいただくために必死でこうして議会対応をさせていただいておりまして、そういう時期でございますから、この予算が通ったら、実質...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘のお話は私もうなずけます。もう少し表現を変えれば、金融の自由化、金利の自由化が進むに従って今まで以上に自己責任を問われるというか、自己責任の原則がむしろ大事になってきた、こういうふうに思っております。  問題は、こうした信用組合という、地域あるいは協同組合...全文を見る
○武村国務大臣 外形だけで当てはめるような基準があるわけではありません。これまでもそうでありましたが、ケース・バイ・ケースというとちょっと軽く聞こえるかもしれませんが、さまざまな対応をしてまいりました。これはもう、そういう事態に立ち至った金融機関みずからが必死であがきながらさまざ...全文を見る
○武村国務大臣 多少説明が欠けましたが、少なくとも今日までは、破綻に至ったような金融機関を何らかの形で、まあ救済といいますか、そういう事態をおさめていくということでありました。  今回、こういう異例な措置をとったわけでありますが、何回も申し上げてまいりましたように、最後のぎりぎ...全文を見る
○武村国務大臣 それは、お答えを申し上げておりますように、ペイオフの方法をとることがいいか悪いかという判断がまずあったんですね。それは、今日銀の理事もお答えしましたように、金融不安になる可能性がある、心配がある。これはまあ可能性でありますから、絶対でないかもしれません。それは、可...全文を見る
○武村国務大臣 北側委員、よく考えていただきたいんですが、これはまさに信用制度の保持という言葉もありますし、金融秩序の維持という言葉もありますが、いずれにしましても、単なる抽象的な表現に聞こえるかもしれませんが、我が国の経済の土台をなしております。いやしくも国民の預金が、金融機関...全文を見る
○武村国務大臣 今回の事件は、そういう意味では大変大きな国民の関心を持っていただくことができました。ぜひそういう意味で、我々行政当局だけの教訓でなしに、こういうケースが金融機関の中にもあったという事実も認識をしていただく中で、その中で、我々の今申し上げた今後に対する議論についても...全文を見る
○武村国務大臣 今後こういう事態が繰り返し起こらないように、私どもは全力を尽くして努力をしていかなければならないと思っております。
○武村国務大臣 前提条件としてはいろいろありますよ、まあ信用組合固有の問題もありますから。  そもそも、おっしゃるように金融自由化の中で信用組合の協同組織性というものをどう認識をし、法律の面も含めてどう新たな検討を加えていくかという問題もあります。特に、大都市地域の協同組合のあ...全文を見る
○武村国務大臣 預金保険機構は、法律を含めてぜひ検討をさせていただきたいと思っています。  ディスクロージャーは、おっしゃるとおりでございます。一般の、国が監督をしております金融機関レベルはかなりディスクロージャーが進んでおりますが、信用組合につきましても、この事件を反省して、...全文を見る
02月24日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第6号
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○武村国務大臣 阪神・淡路大震災に対処するための平成六年度における公債の発行の特例等に関する法律案について、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  今般、阪神・淡路大震災等に対応し必要な財政措置を講ずるため、平成六年度補正予算(第2号)を提出し御審議をお願いしております...全文を見る
○武村国務大臣 今回の公債につきましては中期債という形で対応をしたいと思っております。  今、年度末ぎりぎりの状況の中でこうした特例の対応をいたしますが、財源措置、現時点で明らかでありません。財政審会長談話では、「今回の六年度第二次補正予算において、公債発行によったものを含め、...全文を見る
○武村国務大臣 防災計画の見直しは、国・地方通じて、この大震災の教訓を生かしながら、既に見直しの作業が始まっているものと理解をいたしております。  公共投資基本計画につきましては、御承知のように、我が国の今後十年間の公共投資の基本的な考え方を取りまとめたものであります。年度年度...全文を見る
○武村国務大臣 こうして今年度の第二次補正予算を御提案をいたしました。当然、新年度とうするかという課題を控えているわけでございまして、平成七年度当初予算はこれまた国民全体の大きな関心事でありますし、一日も早い成立と執行を期待されている事業がすべてでございますから、そういう意味では...全文を見る
○武村国務大臣 一般論としてはそういう考え方も大いに傾聴に値すると思います、今回のこういう貴重な経験を踏まえておるだけに。  ただ、たびたび申し上げておりますような我が国財政のこの脆弱な状況の中で、それだけの余力があるかという一つの問題点があろうかと思いますし、予備費の存在もあ...全文を見る
○武村国務大臣 たびたび国会でも申し上げていることを申し上げたわけでありますが、新聞はかなりはしょっていただいておりますので、財源についてはあらゆる可能性を求めたい、真剣に求めたいという姿勢でございます。  むしろ、こうして日々の国会の真剣な御議論、今の竹内議員の、やはり国民の...全文を見る
○武村国務大臣 一般論としてという前置きを置かざるを得ませんが、大変貴重な御意見として承りました。
○武村国務大臣 新年度の予算に盛りまれております二兆円の特別減税のことかと思いますが、これは、もうこの予算に御提案をいたしておりますように、ぜひ新年度執行をさせていただくという前提で御承認を賜りたいと思っております。
○武村国務大臣 今回の二つの信用組合の経営の状況というのは、本当に異常としか言いようがありません。このことに対して都民、国民の皆さんの御関心と怒りといいますか、非常に大きいものがあろうかと思います。これは今後さまざまな立場で、いわばこれまでの経営責任といいますか、経営の状況を解明...全文を見る
○武村国務大臣 この点については、予算委員会で総理も私もお答えをしてまいりましたが、いろいろ論議があり、あらゆる可能性を求める中でも、消費税については、昨年ああして税制改革をお願いをした。またもちろん見直しの論議が今まだ始まったばかりでございます。そういう中であることも含めて、消...全文を見る
○武村国務大臣 今の時点で御提案をしております七年度当初予算を組み替える考えは、政府としては持っておりません。  理由は、とにかく今組み替えということになりますと、一つはそれだけでも作業でおくれます。もちろん組み替えの前提になるデータは、災害の現地からさまざまな数字炉そろってき...全文を見る
02月24日第132回国会 衆議院 本会議 第10号
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○国務大臣(武村正義君) 今般、平成七年一月十七日に発生した阪神・淡路大震災等に対応し必要な財政措置を講ずるため、平成六年度補正予算(第2号)を提出することとなりました。その御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要を御説明申し上げます。  今回の阪神・淡路大震災は、阪神・淡路...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 中田議員の御質問にお答えいたしますが、本会議直前になって質問要旨が届きましたので、いわゆる答弁書が用意できておりません。漏れがないように答弁をさせていただきたいと存じます。  まず第一点は、おおむね総理がもうお答えをしたことでありますが、補正予算の提出...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の特例公債の発行につきましては、年度末ぎりぎりの段階で補正予算を編成しなければならなかったことを御理解いただきたいと存じます。  また、歳出の削減による財源の捻出につきましては、御指摘のように、財政需要の増大に対し、歳出の合理化、効率化に取り組むこ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 阪神・淡路大震災に関しましては、全力を挙げて復旧・復興事業を講じていく所存であります。  現在、その内容、規模等を早急に検討し固めていくため、最大限の努力を行っているところでありまして、これに要する費用を今具体的な数字で申し上げる段階ではありません。今...全文を見る
02月24日第132回国会 衆議院 予算委員会 第18号
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○武村国務大臣 今回の大地震に対応するため、当面緊急に必要となる経費については、きょう第二次補正で御提案をするところでございます。  七年度当初予算は、御承知いただいておりますように、全体として一般歳出を厳しく抑制をしながら、高齢化、情報化への対応や環境への配慮やあるいは科学技...全文を見る
○武村国務大臣 東中先生、私ども政府としましては、絞りに絞って、必要なものがたくさんある中で、それでもかなりカットをしながら重点的にこの予算を編成しておりますから、不急不要なものはありません。そういう前提であり、国民の皆様も各事業項目については皆大きな期待を持っていただいているわ...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘のように、預金保険機構の存在が今回の事件で大変大きく関心を呼ぶことになりました。私どももこの事件を教訓にして預金保険機構、法律を含めてあらゆる側面からさまざまな勉強をさせていただきたい。確かに支援のあり方もありますし、料率の問題もあろうかと思います。あるいは...全文を見る
○武村国務大臣 平成六年度補正予算(第2号)の大要につきましては、先ほど、本会議において申し述べたところでございますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、重ねてその内容を申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正でございます。  まず、歳出面におきましては、阪神・淡...全文を見る
02月24日第132回国会 参議院 本会議 第7号
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○国務大臣(武村正義君) 今般、平成七年一月十七日に発生した阪神・淡路大震災等に対応し必要な財政措置を講ずるため、平成六年度補正予算(第2号)を提出することとなりました。この御審議をお願いするに当たり、補正予算の大要を御説明申し上げます。  今回の阪神・淡路大震災は、阪神・淡路...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の補正予算に計上されております災害弔慰金、仮設住宅、災害廃棄物処理事業などの経費は、原則として平成六年度中の財政需要に対応するものであります。当然のことながら、平成七年度以降の仮設住宅等の財政需要については、その対応を完了しているわけではございません...全文を見る
02月25日第132回国会 衆議院 予算委員会 第19号
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○武村国務大臣 もうきのう、衆参共産党の議員さんの質問にもお答えしたとおりでございますが、政府としましては、今御審議をいただいております本予算を修正、組み替えをして再提案をする考えは持っておりません。
○武村国務大臣 確かに震災の当日から五週間たっておりますが、大蔵省が、ペーパー作業といいますか、机上の作業で予算の仕事ができるならそれはもう可能であるかもしれません。やはり現地から、特に補正対応以外のものになってきますと、いよいよ復旧から復興という大きい仕事も入ってきますから、技...全文を見る
○武村国務大臣 まず、きょうお認めいただく事業もすべてがあと一カ月余りの年度内に全部仕上がるわけじゃないかもしれません。中には繰越明許になるものが出てくるのもやむを得ないと思っておりますが、当然新年度、四月一日に入りましてこの予算に該当しない緊急な需要があった場合には、三千五百億...全文を見る
○武村国務大臣 申し上げてまいりましたように、年度末ぎりぎりでございますから、今回の第二次補正の財源対応はやむなく建設国債、特例国債によらざるを得ませんでした。しかし、当然この償還をどう考えるかという議論はまだ宿題として残るわけであります。新しい年度を迎えましても、お話しのように...全文を見る
○武村国務大臣 中期債を発行しようとするのは、議員がお話しをいただいたように、まさに市場の状況が基本でございます。今の時期、これが一番受け入れられやすい、それに素直に対応しているわけでありますが、だからこれはつなぎ国債を考えているのではないかと。つなぎ国債の可能性も真剣に考えなけ...全文を見る
02月27日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第7号
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○武村国務大臣 日本経済全体は、御承知のように、政府も発表いたしておりますが、緩やかながら回復基調に入ったという認識でおります。そういう中でありますが、土地の動きは依然活発ではありません。土地こそ、あるいは土地が動かないのが不景気の象徴だという見方があることは承知をいたしておりま...全文を見る
○武村国務大臣 与党三党で税制の関係者、真剣な議論を最後までやっていただいて、その合意に対して大蔵省としても一定の意見を申し上げながらこういう結果を決定させていただいたわけであります。議論の経過はいろいろ新聞にも報道されておりまして、私も全部は承知いたしておりませんが、おおむね議...全文を見る
○武村国務大臣 確かに土地に関する国・地方を通ずる税制はかなりの数に上っております。不動産取得税、登録免許税、固定資産税、地価税、譲渡益課税等々でありますが、先ほど来御答弁申し上げておりますように、やはり一般的には、所得、消費、資産等の間の均衡のとれた税体系を踏まえて土地に対する...全文を見る
○武村国務大臣 私も、災害直後現地を見まして、目で見た状況だけでも非常な事態だと、私も非常にという言葉をよく使うわけですが、まさに非常という言葉がぴったり当てはまるような大震災の状況を視察をしてまいりました。であります以上は、普通のルール、考え方を超えて、やはり非常な決意でこの災...全文を見る
○武村国務大臣 土地譲渡益の課税の論議、いろいろな論議があろうかと思います。政府・与党の中でも、今回の改正に当たりましては三党でかなり真剣な議論をいただいて、最終的には政府の方針としてこういう提案を申し上げているところでございます。  土地税制と土地の動きをどう見るか。今おっし...全文を見る
○武村国務大臣 今回の二つの信用組合をめぐる問題については、私どもは二つに整理をしながら対処をしていかなければならないと思っております。  一つは、この二つの組合の、今も御指摘がありましたような、経営をめぐるさまざまな問題の解明でありますし、その中で、当然、法に触れる事態が明ら...全文を見る
○武村国務大臣 今提案をいたしております七年度の改正は、御指摘のように、廃止は八件、創設が四件でありますが、縮減の方向での修正が二十七件ございます。そのことも御評価を賜りたいと思うのであります。  当然、特別措置は時代の要請を受けて措置をとるものでありますから、絶えず一つ一つの...全文を見る
○武村国務大臣 情報通信の分野は、今や大変熾烈な国際競争の中に立っているわけであります。アメリカと比較しますとかなりおくれをとっていると言われている中で、我が国もこの分野に意欲的に取り組んでいこうとしているわけであります。特定の大企業そのものに低利融資をする、減免をするというふう...全文を見る
○武村国務大臣 政府といたしましては、ただいま御決議のありました御趣旨を踏まえまして、配意をしてまいりたいと存じます。     —————————————
○武村国務大臣 政府としましては、平成七年度の税制改正として、最近の社会経済情勢の変化及び現下の厳しい財政状況に顧み、課税の適正公平を確保する観点から、租税特別措置の大幅な整理合理化を行うとともに、早急に実施すべき措置を講ずるため、最善の案として本法律案を御提案申し上げているとこ...全文を見る
○武村国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
02月28日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第3号
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○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました阪神・淡路大震災に対処するための平成六年度における公債の発行の特例等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  今般、阪神・淡路大震災等に対応し必要な財政措置を講ずるため、平成六年度補正予算(第2...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) やや専門的なお尋ねでございますから、十分整理ができておりませんが、多分、多分じゃいけませんね、両面あると私は思います。  今回もまずはペイオフが可能かどうかということを真剣に議論いたしました。ペイオフは、御承知のように、倒産という事態を前提に預金保険機...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私はそういう状況をいいと申し上げているわけではありません。たまたま倒産ということが戦後一度もないということも含めて、そういう気持ちでごらんになっている国民が多いのではないかと。そういうときに倒産、預金が戻らないという事態は、かなりの混乱を覚悟しなければな...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) お話の御趣旨も一面御理解をさせていただきますが、私ども経営責任を追及しないままとおっしゃいましたが、これはそうではありません。これはむしろ厳しく最大限の責任追及をしなきゃならない。  よく二つの金融機関を救済すると表現をされがちでありますが、これも、こ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のような経営問題を抱えるに至っております住専につきましては、一昨年の二月から六月にかけて今お話しのようにそれぞれ再建計画を策定し、現在に至っております。借入金の金利減免等を含め、関係金融機関の協力も得ながら経営の再建に向けて努力を行っているところで...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) もう御承知いただいていると思いますが、金融機関全体については大蔵省が責任を負っております。ほとんどは直接大蔵省が指導監督も預かっているわけでございますが、信用組合だけは、やはり地域性の非常に強い金融機関である、同時に協同組合性というふうな性格も含めて、地...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) これは先ほど寺崎先生の御質問にお答えをしたとおりでありますが、繰り返しますが、この経営の異常さといいますか乱脈さは御指摘のとおりですし、御認識のとおりであります。私どもも当初からそういう認識を持っておりました。許しがたいと言っていいぐらい反社会的であり、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおりでございます。  そこで、先ほども御説明申し上げたように、やはり法的な責任をきちっと求めなければいけないと。当初からそういう姿勢でございますし、昨日でございましたか、二つの信組の経営者が告訴をするということになりました。恐らくそういう意...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 監督責任についても申し上げたとおりでございますが、信用組合に対する権限は東京都知事を含めた全国の都道府県知事さんに委任をいたしているところでございます。したがって、個々の信用組合に対する監督責任は、今回の場合でいえば東京都知事であると。現実に東京都はその...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の補正予算に計上をいたしております災害弔慰金あるいは仮設住宅あるいは廃棄物処理事業などの経費につきましては、原則として平成六年度中の財政需要に対応するものでございます。当然のことながら、平成七年度以降の仮設住宅等の財政需要については今回の補正で対応し...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のような状況でございますが、私どもは特例公債は極力回避するという方針で、今提案をいたしております当初予算も努力をしてきたところでございます。  そういうときにこの大震災が起こりました。何といっても、年度末ぎりぎりという状況でこの補正第二号の対応を...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) あらゆる可能性と申し上げるとすべての税目も例外ではないように聞こえますが、既にこの点につきましては村山総理も衆議院で消費税のアップは考えていませんとお答えいただいておりました。私もそういう答弁をいたしているところでございます。  消費税の見直し規定は、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 売り上げはどのぐらいになるのか知りませんが、利益としてはたしか私は八十億ぐらいというふうに聞いていまして、八十億でも貴重な財源になります。  片方、農水省と特別競馬は無理だろうかという議論もしていただいております。切手は切手で郵政省が義援切手のようなも...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 消費税率のアップは、この阪神・淡路大震災の財源対策としては考えておりません。その他一々これも考えていないというふうにどんどん否定していきますと消去法になっていきますので、少なくとも今の時点では、総理の意向としては消費税についてはそういう明快な方針を明らか...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 減税についてはコメントいたしておりません。
○国務大臣(武村正義君) 三月いっぱいに三万と、四月いっぱいでプラス一万とで、四万戸を今地元地方公共団体と政府で合意をいたしております。
○国務大臣(武村正義君) まだ今の段階で明確にいつということは申し上げられませんが、考え方としては、さまざまな補正の前提になる必要な数字、データがそろってきた段階で極力早くという気持ちでございます。
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるように、特例公債は原則として発行しないという姿勢であります。今後ともその基本を貫かなければいけないと思っております。特に、過去一たび特例公債の発行に踏み切ったことが、当時いろいろ議論があったと思うんですが、これは何にでも使えるという魔力を持って...全文を見る
02月28日第132回国会 参議院 本会議 第8号
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○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました平成七年度における財政運営のための国債整理基金に充てるべき資金の繰入れの特例等に関する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  まず、平成七年度における財政運営のための国債整理基金に充てるべき...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まず、登録免許税についてのお尋ねでございますが、今回の大震災に対する税制上の対応につきましては、地震災害の状況、各方面での取り組みの状況等を踏まえながら、税制の仕組みの中でいかなる対応が適切かつ可能かについて現在鋭意検討を進めているところでございます。適...全文を見る
02月28日第132回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(武村正義君) 平成六年度補正予算(第2号)の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでございますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その内容を申し上げます。最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。まず、歳出面におきましては、阪神・淡路大...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 財源について具体的な御提案も賜りました。たしか郵政省は、これは郵政大臣の御答弁でありますが、特別の義援の姿勢をお出しいただいているように私は新聞で読みましたが、復興債につきまして……
○国務大臣(武村正義君) そうですか。貴重な御提言ありがとうございました。復興債につきましては、沓掛議員さんでしたか、この委員会でも二%という利率まで御提示をいただいて具体的な御提案をいただきました。さまざまな御議論、御提案を受けながら、政府としましてはさまざまな財源の可能性を真...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 全く間違いがありません。なぜか、どこかの雑誌が書いたんでしょうか、この処理案を決定、発表する二日前に、私と、御指摘のように、前総裁の三重野総裁、平岩経団連会長、それから竹下元総理、四元義隆氏が会合をして決めたと、らしいという、と言われているとか、こういう...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今もお答えをしたとおりであります。全く事実に反する報道であります。各マスコミに出ておりますし、語尾が濁されておりますが、そういう事実らしく報道されることに対しては強く抗議をこの場でもさせていただきたいと思います。
○国務大臣(武村正義君) 事実でないと申し上げていることを仮定を置いてどうこうおっしゃるのは、それはいささか質問としては度が過ぎていると思います。  いずれにしましても、これは事実ではありませんから、むしろはっきり報道されている側が明確に場所とか具体的な事実を証明する進言をして...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の補正は、御指摘のように、八千百億円余りの特例公債を発行せざるを得ないことになりました。しかし、我が国財政は、もうたびたび申し上げてまいりましたように、巨額の公債残高を抱えているわけであります、今後の震災対策への費用の問題もございます。  先般、財...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 大変な仕事量でありますが、財政、金融、税制、それに税関、本省も協力出先機関も含めてフル動員で対応をいたしております。既存の組織で対応をしながら、どうしても必要なときには組織の中でやりくりして応援体制をとって努力いたしているところであります。
03月01日第132回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(武村正義君) 平成七年度当初予算の御審議をお願いいたしておりますが、この中には直接阪神・淡路大震災に対する復旧・復興の経費は入っておりません。もちろん、予備費等の充当の道は開かれておりますが、新年度に入りますれば、私どもとしましては、復旧のためのさまざまな条件が整い次...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今のところ、まだ具体的な数字は見えてきておりません。と申しますのは、今回一兆円を超える第二次補正をお認めいただくことになりましたが、これはまさに緊急対策を中心にして、もちろん復旧事業もたくさん入っておりますが、現場の個々の施設、事業の具体的な数字の積み上...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 日曜日に松下日銀総裁と都庁を訪問しまして鈴木知事さんにお目にかかりました。四、五十分でございましたか、今回の東京都かの二つの信用組合をめぐる今後の対応について御相談をいたしました。御相談といいましても、今日まで三者で協議をして共同の発表もいたしてまいりま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 地方自治体の議会の根回しで私どもがどうこう行動するわけではありませんが、もちろん新聞等で報道されておりますように、都議会のこの案件をめぐる補正予算の採決が近づいております。そんな中で、私の方からも最後に、鈴木知事さん、どうぞ都議会の方も円満な結論が出ます...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 当然な話でございます。  私もいわゆる首長を経験してまいりましたが、首長が地方の議会に対してどうこう采配をする立場ではありません。当然しかし、執行部が提案をしている、今度の案件もそうでございますが、知事が提案したものに対しては、しっかり各会派も含めて議...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) よくお考えいただきたいんですが、いやしくも都知事が最高責任者として御判断をされ、正式に執行部の、都側の提案として議会にお諮りをされているわけであります。必ずそういう御努力が実って最終的には議会も御理解をいただいてお認めをいただけるものというふうに私どもは...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) とにかく今申し上げたとおり、都知事を中心にした都の執行部が御判断をされて提案されているものであります。これはしかも地方自治の都の問題でございますね。一生懸命、今、知事さんも御苦労されているし、議会も賛否両論に分かれているのかもしれませんが、それでも一生懸...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私の答弁はもうこれで今の御質問に対する答弁は尽きていると思いますが、あわせて申し上げておきますが、何かすぐ責任責任ということをおっしゃっておりますが、私どもが一番心配をしておりますし、今度の処理案の基本は、もしこの国の金融のシステムに不安な要素が出てきた...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) なぜそんなに声を荒げられるのかわかりません。私は、そういうことは考えておりませんと、そういうことは想定したくありませんと、信じておりますと、こう申し上げているわけであります。
○国務大臣(武村正義君) 私が申し上げておりますのは、いやしくも地方自治の真剣な御論議に対して、もちろん仕事の関係のかかわりがあるとはいえ、それに予断を与えるような、たとえ仮定の話にしろもし通らなかったらどうするんだという御質問に対しては、やはりあれこれ申し上げてはいけないという...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 何回も繰り返しておりますが、そういう事態は私どもは考えていませんということであります。
○国務大臣(武村正義君) 東京都知事さんを訪問しましたのは、今回既に三者はこの解決策を合意して、もう既に進めているわけですね。大蔵大臣は日銀法二十五条で日銀の出資を認めました。そしてまた、東京共同銀行の設立も銀行法で認めております。日銀はもう既に出資を終わっております。東京都は三...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ないかのようなニュアンスのお答えではありません。全くこれは事実無根であります。繰り返し繰り返しそのことをお答えしなければならないのは大変残念に思っております。
○国務大臣(武村正義君) 昨日、あるテレビ会社がそういう週刊誌をごらんになって報道されたのかと思いますが、テレビもそういう報道がなされたという御指摘がこの委員会でございまして、私はテレビを見ておりませんが、早速調べておりまして、きょう正式に私の名前でテレビ局に対してもそのことの真...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) いやしくも衆議院で新進党の質問に対して全く事実でありませんとお答えしていることを、同じ新進党が二回、三回お聞きになる意図が私は理解ができません。ぜひ事実であるならあるという具体的な反証をお挙げいただきたいとむしろ思います。
○国務大臣(武村正義君) 少なくともこのことははっきり申し上げられますが、今回の処理案、二つの信用組合に対する日銀、東京都、大蔵省の処理の案をまとめる過程で、少なくともそういう不純な要素はいささかも入っていないと、私はこれを確信いたしております。そんなことに影響されて今回の対策案...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今、私が報告を受けております、節度を超えていないということでありますから、その程度であれば処分には値しない。もし今後、節度を超えるような事態があれば、厳正に対処をさせていただきます。
○国務大臣(武村正義君) この問題も何度もお答えをしてまいりましたが、機関委任事務ということで、いわゆる全国の信用組合の監督権限は全国の都道府県知事さんに委任をしているということであります。  理由は、当時の理由は私よく知りませんが、恐らく非常に地域性の強い金融機関であるという...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 全くありません。
○国務大臣(武村正義君) 私どもは、否決された場合ということは予想いたしておりません。考えてもおりません。ぜひ執行部の御努力等によって、最終的には都議会で冷静な御判断がいただけるものと確信をいたしております。
○国務大臣(武村正義君) その点はもう先ほどもお答えをしたとおりでございますが、もう一度繰り返して申し上げます。  一つは東京都の自治という立場がございます。やはり国会といえども憲法で保障された地方自治の立場は最大限尊重しなければなりません。いやしくも都議会で今真剣な論議が行わ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) その文書は一体だれが書かれたものでしょうかね。今も建設業界の顧問をしたとか、何か建設業者から安い値段で家を建てたとか、私もちらっと、全然実名のない怪文書が国会周辺に出ておりましたが、そういうことが書いてあるのを記憶しておりますが、少なくともそういうものを...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 大変貴重な御提言、ありがとうございました。  勉強してほっておくというんじゃなしに、勉強して、ぜひ御趣旨を踏まえて前進が遂げられるように努めてまいります。
○国務大臣(武村正義君) なかなか、実質の収入と実質の歳出のギャップという意味かと思いますが、厳密に定義をしながらお答えすることは難しいわけでありますが、あえて申し上げますと、御提案をいたしております七年度予算案におきます公債は十二兆五千九百八十億円計上をいたしているところでござ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 寺崎議員さんからは、我が国財政の現状と将来に対してさまざまな角度から御指摘をいただいております。  御指摘のように、我が国の財政が年々公債体質を強めてきているということはもう紛れもない現実であります。ここ一、二年あるいは二、三年でこういう結果になったと...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私も大蔵大臣を拝命して八カ月になりますが、就任した直後からそう感じておりましたが、一番大きな仕事はこの国の今御指摘のような財政状況をどう大胆に改革していくかという責任だと思っておりました。  シーリング、当初予算の編成、そして今、真剣な国会での御審議を...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 会計検査院は、予算執行全体について目を光らせていただいているところでございます。財政当局としましては、予算の適正かつ効率的な執行に努めているところでございますし、検査院の御指摘等については率直に受けとめながら、反省をしながら対応しているところでございます...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 当然、今日までもむだあるいは執行に係るさまざまな矛盾について厳しい御指摘も政府全体として承っているところでございまして、個別の事例も大いに参考にすべきは参考にしながら基本的な我が国財政のあり方の御審議をいただくことが必要であると思っております。
○国務大臣(武村正義君) ありがとうございます。おっしゃるとおりであると思っております。  決して大蔵省は我が国財政の厳しい状況を隠しているわけではありません。国会答弁も、もう聞き飽きるとおっしゃるほど絶えず、財政問題が出れば我が国財政の厳しい状況のもととか、昨今は脆弱な財政体...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 大変貴重な真剣な御意見ありがとうございました。  私も今回の大震災の財政をどう切り盛りしていくかということを真剣に日々考えているところでございますが、たびたび御答弁でもお答えをしてまいりましたように、基本的にはまず既存の予算の中でやりくり、これが最優先...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) きのう参議院で上げていただいた第二次補正予算も、役所としては異例の大車輪で編成をさせていただきました。むしろ地方公共団体や各省庁、忙しい中で協力をしていただいたことに感謝を申し上げたいと思います。そして、衆参四日間で成立をいただいて、いよいよ執行に入って...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 内容的に新年度の当初予算との関係は、やはり当初には直接阪神・淡路の震災事業は入っておりません。そういう意味では、この大震災に対応する当初年度、平成七年度における第一次の補正予算であるという性格だと思います。
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、今回の第二次補正はもう年度末ぎりぎりでございましたから、ある意味ではストレートに建設国債と特例公債で対応をさせていただきました。  問題は、新年度の補正の段階では、今回のきのう通った第二次補正の財源、とりあえずは公債になっておりますが...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 総理も、安易に増税を考えるべきでない、同時に安易に国債という考えもいかがかと思うと、こうおっしゃっていただいています。消費税の税率を上げてまで対応する考えはないと、ここまで総理が明確におっしゃっている点でございますが、私もこの考えを基本的に踏まえておりま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まずはやりくり算段と申し上げていますから、これがあることを御認識いただきたい。その次の、税か国債が、つなぎ国債も含めて、国債も結局これは税で償還をしていくしかすべがないわけです。そういう意味では何かこう非常に楽な道が存在するわけじゃないということを、特に...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 時期はなるたけ早い時期というふうに申し上げておりますが、これでお許しをいただきたいし、片山議員のこの財源に対する真剣な御意見、しかと承りました。
○国務大臣(武村正義君) しかと承ったわけであります。きょうは、今の段階では総理も私もまだもう少しお時間をおかしいただきたいという答えでございますので、今の御意見もしかと承りましたと、その前提で申し上げておりますので御了解賜りたいと思います。  先ほど申し上げた私自身も頭の中で...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 当然、おっしゃるとおり、国民の御理解、御納得がおおむね、一〇〇%賛成というのはなかなか難しゅうございますが、おおむねいただけるようにしなければなりませんし、そういう意味で国民世論というものに真剣に耳を傾けなければいけないという思いでございます。  なお...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) とりあえず今日までは急いでいわゆる所得税にかかわる法案を用意して、先般お認めをいただきました。目下納税者に周知徹底を図るべく努力しているところでございます。  問題は、これ以外のさまざまな税目に対する対応の今御質問でございました。これについても
○国務大臣(武村正義君) 並行して今、法人税等も含めて真剣に詰めをいたしているところでございます。  時期については政府委員から説明をさせます。
○国務大臣(武村正義君) 昨日、閣議の後の懇談会でも閣僚から、この際大蔵省、東京都は監督官庁として毅然として告発をすべきではないかという御意見も出たわけであります。私ども、そのことも前提にしながら今の御意見にお答えをさせていただきます。  東京協和、安全両信用組合の前理事長によ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 大蔵省としましては、厳正かつ公正な金融行政に今日までは努めてきたところであります。何らかの配慮によって両信用組合の処理方法がゆがめられたといったことは全くないと考えております。  今後とも、綱紀の厳正な保持については職員に注意を喚起し、その徹底を図って...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) これは大蔵大臣としての基本的な姿勢を申し上げたわけであります。
○国務大臣(武村正義君) 一般論ですが、今回のケースも当然その中に具体化すれば含まれてくるというふうに御理解いただきたいと思います。
○国務大臣(武村正義君) いろんな表現がございますが、公務員としての常識とか等々ありますが、節度と言われてもなかなか定義が難しいのは確かであります。しかも、これは一般論でありますから、実際は超えているかいないかは個々の事例によって判断をしなければならないというふうに思います。 ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 時期を見詰めながら、当時の責任者をイメージいただきながら御質問をいただいているわけでありますが、役所の仕事も継続をいたしておりまして、そういうふうに時期と責任者をはっきりすればおっしゃるとおりでございますが、しかし一貫して仕事が継続をいたしているわけでご...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおりでありますが、問題は日ごろの実態、機関委任事務ではありながら日ごろの仕事の実態がどうなっているかということも御説明をする必要があると思うんです。それはまさに地方自治の世界で機関委任をしておりますと、やはり第一義的には機関委任をされた側が責...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回に限らず、実は今日までも毎年、少ない年で三つ四つ、多いときは十幾つの信用組合がいろんな形で合併等をしているわけであります。中には金庫とか昔の相互銀行、いわゆる第二地銀によって吸収合併されたケースもございます。すべて今日までは基本的には都道府県の行政指...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ペイオフという、ペイオフというのは英語で申しわけありませんが、事実上金融機関が倒産するという事態に対する預金保険機構の対応を、言うわけであります。その場合は、これは何も信用組合だけに限りません。一千万までの元本は保証される、しかしこれは金利は保証されない...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私が決断と申し上げているのは、これは大蔵省、日本銀行、東京都、三者で合意をして、三者がそれぞれ決断したわけですが、大蔵省に関しては私が最終決断をしたという意味でありますし、もちろん私が、一番最初から大臣が全部陣頭指揮とってどうこうしているわけではありませ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) あるいは都議会の中でそういう発言がお考えが出ているからなのか、あるいは議会でなくても都庁の関係者、内部じゃなくてもですね、そんな提案があるのか、よく私はわかりません。私どもとしましては、三者で昨年合意したスキームを変えるという考えは今持っておりません。
○国務大臣(武村正義君) 本当に今度の二つの信用組合の問題は、この二つの組合の経営が結局破綻をしたわけですが、破綻をするだけ異常な状況であると。そこへさまざままだうわさの程度にしましても憶測も乱れ飛んでおりまして、そっちの方の異常さとそのことに対する国民の皆さんの怒りがございます...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 三月中には何としても一定の成果を上げなければならないと思っていますし、先頭に立って頑張る決意で大蔵省を、こういう時期ではありますが、叱咤激励をいたしているところであります。
○国務大臣(武村正義君) 医師会の御要望は拝見をいたしました。ただいま厚生大臣もお答えをしましたが、特に医療機関の復旧は緊急の大変大事な課題であると認識をいたしております。  今回の特別財政援助法と第二次補正予算の手当てによりまして、公立病院につきましては、御承知のように、三分...全文を見る
03月02日第132回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○国務大臣(武村正義君) 税法上の対応策でございますが、既に所得税につきましては雑損控除等によって法律としてお認めをいただきました。目下、申告時期でございますが、PRも含めながら対応しているところでございます。  今御指摘の相続税あるいは地価税等々その他の税目に対するお尋ねでご...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 新年度におきます大震災に対する財政上の対応について御指摘をいただきました。  昨日も御答弁申し上げてまいりました。明確に時期を今申し上げる状況ではありません。これは今年度の第二次対応に続いてあるいは並行しながら、現地でもあるいは各省庁も大変な御苦労を今...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今未明になりましたか、東京都議会の五つの党の相談で共同修正案が明らかにされました。  その内容は、かいつまんで申し上げますと、この経営破綻した二つの信用組合の処理対策としては、組合の前理事長が告訴を受けている、また国会で証人喚問が予定されている。こうし...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 東京都も預金者保護あるいは金融不安という視点を大変重視されている、都みずからも十分責任を果たさなければならないというのがこの五会派の声明文でありますし、都知事の昨夜の発表もそのことを特に強調されております。引き続き都としては努力をしていきたいと、鈴木都知...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の大震災の反省に立った一つの貴重な御提案だと思って伺いました。  昨日も基金という御提案もあったわけであります。基金についても特別会計の御主張もある意味では似ているわけでありますが、財政に余裕があればといいますか、健全な財政状況でもう過去の借金もほ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) けさ早朝の、東京都の方針というよりは議会の五会派の考え方が記者発表されまして、そのことを中心に穐山先生の御質問にお答えをしたわけであります。  その後、きょうこの委員会の最中の変化は詳細を承っておりませんが、基本的にはそう変わっていないのかと想定をいた...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今お答えをいたしましたように、一たん三百億が積み立てをされて留保された、新しい知事の判断にゆだねられた、こういうふうに認識、認識というかそういうふうに説明をされてもおりますので、素直にそう認識をいたしたいと思っております。  したがって、東京都の一たん...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 委員が御疑念をお持ちになっているというのもわかりますが、そうなりますと、危惧とおっしゃっているのはそうなることをむしろ期待をしているという意味にも聞こえますが、そういうことではありませんね。  私ども本当に、信用秩序が損なわれることを心底から心配いたし...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) そこを私どもは心配いたしているわけであります。  信用不安の可能性が数字で表現できるものではありません。私に言わせれば、一割どころか五%でも、いや三%でもその不安があれば、精いっぱい私どもの立場で言えば回避をしなきゃいけない。回避の努力をしなければいけ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私どもは、信用秩序の維持をもちろん重視しながら強調させていただいておりますが、しかしこの二つの信用組合の今日までの経営、まさに異常としか言いようがありませんし、これは常軌どころか法にまで触れながら乱脈経営が行われてきた。そういう経営だから今回のような異常...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) その前に先ほどの、この乱脈な経営の中で法に触れるような行為をした人、今、資料開示では明らかになっておりませんが、当然司法当局も大きな関心を持っていただいているということでございますから、恐らくそうした中で徹底したあらゆる調べが行われて、だれがどういう内容...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 確かに今回は、この一千億を超える不良債権や回収不能額という数字でも全国にも例がない大きさであります。都道府県、大東京都といえども対処できないということが示しておりますように、大きな事件になったということであります。  問題は、そのことと、大きくなったか...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私も情報公開については積極的に取り組んでいくべきだと思っている一人でございます。
○国務大臣(武村正義君) 不戦の宣言としては、まさに日本国憲法だと私は思っております。憲法の前文も含めた趣旨をもう少し現代風な表現で各政党の間でおまとめをいただくことができればと期待をいたしております。
○国務大臣(武村正義君) そういう御質問はここには答弁が書いておりませんが、別に、冷たいとおっしゃいましたが、そんな気持ちで申し上げたわけではありません。この国はそのことを基本にして今までは成り立っていると。私有財産が認められていて、かつてのソ連とは違います。それぞれ自分で努力を...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 一千万円以下の方も金利は払われないという異常な事態になりますし、一千万を超える人が全部おっしゃるような問題の預金者ではありません。そのほかにも中小企業者がなけなしの金で預金して、事業のために預金しているのもありますから、そういうのも全部だめになるわけです...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) この件は、今も部長がお答えをいたしましたが、大臣がほろりとして、よっしゃと言って判こを押してやるわけにはいきませんので。  これまでの保険法も含めて日本の損害保険のシステムが成り立っておりますだけに、そういう中で今回も、今申し上げた三百万までの契約額の...全文を見る
03月03日第132回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○国務大臣(武村正義君) 公の職責というのは絶えず過去を引き継ぐわけでありますから、いいこともあるいはいろんな課題も全部引き継いで責任を全うするのが役目だと思っております。  これまでも市長、知事という仕事をやらせてもらいましたが、大体一期四年ぐらいは前首長さんのさまざまな方針...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今も申し上げましたが、過去の二つの信用組合の経営に対する責任は、これはもちろん刑事的なものも含めてでありますが、厳しく追及されていくものと思っておりますし、私ども新銀行の設立を認めました以上は、今度はこの東京共同銀行に対する監督権は大蔵省になります。今お...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 熱心に介護の問題について御議論をいただいておりまして拝聴をしておりました。  政府は厚生省を中心に、そして今のお話でありますと、きょう与党の方でも真剣に論議を始めていただいておりまして、私ども財政当局も最大の関心を持たなければいけないというふうに思って...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 既存の予算の見直し等も当然本予算が成立しますと努力をしなければなりませんが、これだけで足りるとは思われません。そういう意味では、御指摘のように、本格的な財源論につきましては、この六年度の第二次補正のとりあえずは公債で対応いたしておりますが、この部分も含め...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 懇談会の結論を踏まえまして、しっかり対処してまいりたいと思います。
○国務大臣(武村正義君) 誤解をお与えしておれば表現が足りないという意味でぜひ御理解いただきたいと思いますが、増税やむなしということを申し上げたことは一度もありません。あるいは増税を肯定的に申し上げたこともありません。ただ、増税を否定したこともありません。でありますから、否定しな...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 真剣にお話を承っているわけであります。衆議院も含めて何人かの方からこの災害のための基金の御提案、御主張がございました。  ふっと今、私も地方の経験をしたときにどうだったかというのを思い出しておったんですが、そういえば幾つかの基金制度を県として設置いたし...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先ほどは一般的なお話でございましたから私も一般的にお答えをしたわけでありますが、今回は大変具体的にたくさんの事例を挙げて数字も挙げて御提案をいただきました。  要するに特定の財源を前提にして基金を積んではどうかという御提案のように承りました。税であるか...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 渡辺先生、今のこれは再建に対する御提案でございますね。おっしゃったことは、国税の利子に対する課税をいささかでも低くして、そしてそういう国債を発行したらどうかということですけれども、それをつなぎ国債に充当せよという御提案でしょうか。  これは関東大震災の...全文を見る
03月06日第132回国会 参議院 予算委員会 第8号
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○国務大臣(武村正義君) 私どもが今回の都議会の御判断を、先送りであって、間もなく原案どおり成立するなんという楽観論を振りまいているつもりはありません。しかし、これは否決でないことも事実でありますから、否決否決とおっしゃって悲観論を振りまくのもどうぞひとつ慎重にしていただきたいと...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御承知いただいていると思いますが、このスキームは大蔵、日銀、東京都、三者の共同で決定をしたものであります。当然、大蔵大臣も責任を負っている立場にあります。  問題は東京都の候補者の発言にまで及んでおりますが、私どもは石原候補が決まったのかどうか知りませ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 都議会の御判断を憶測してお互い余り議論をしても不正確になる嫌いがありますが、確かに当初原案の三百億は削除になりましたが、削除ならそれでいいわけです、削除のままで。しかし三百億、その金額そのままがなぜ一体財政調整基金に積み立てをされたのか、そして採否を判断...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) いやしくも都議会が知事の提案された補正予算案を真剣に議論をなさっている、採決の時期が刻々近づいている状況での質問でございます。しかも、東京都と大蔵省、日銀三者が一体になって真剣にこのスキームに取り組んでいる、しかもこれだけ国民的な関心の深いテーマに対して...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 責任を持ってそういう事実はありませんと、繰り返し申し上げます。  週刊朝日を私も読みましたが、四元氏が語っておられることはおおむね事実だと思います。二カ月に一回というのはちょっと回数が、年に二回か三回ぐらい、私がまだ平代議士のころが主で、官房長官になっ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ぜひ確度の高い情報があれば克明におっしゃっていただきたいと思いますが、大蔵大臣になってからは一度もこの会合もありません。出ていないんじゃなしに会合もありません。官房長官のときには一回あったようですが、終わりがけに十五分ほど顔を出したことがありました。それ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 四元義隆氏は、私が滋賀県知事をしておりましたときにお目にかかりまして以来のおつき合いであります。もう十年以上になりますか、私が大変尊敬している人生の大先輩の一人であります。これは多くの政治家、鈴木貫太郎首相以来の吉田さんとか佐藤さんとか池田さんから、最近...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 出資金と支援と、民間金融機関の東京共同銀行に対するかかわりは二つあるわけですが、出資金は日銀同額の二百億でございます。これはもうすべて支払いが終わっております。  今、お尋ねは支援金の方でありますが、局長がお答えしたように、順次進んでいるというふうに伺...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 何か質問を聞いておりますと、大蔵大臣の責任のところへすべて論理を持っていこうとされているようでありますが、これは第一義的には東京都が監督責任を負っている話であります。  今の一昨年の検査に対しても、局長がお答えしたように、当時、東京都はいわゆる東京都の...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) お答えをしておりますように、決してこれは強制をしているものではありません。一つ一つの金融機関が取締役会等に諮られて、最終的には自発的な判断で出資なり支援をお決めいただくということであります。  当然、何の関係もないとおっしゃいましたが、直接は関係ないん...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) さまざまな今回の大震災の犠牲者の中で、御指摘のように、マイホームをつくられてその借金がまだ大きく残っているのにもかかわらず倒壊したり焼失した、そして再起をするためにはもう一度新たな借金をして住宅をつくり放さなきゃならないという方々だと思います。本当に、自...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 昨年の秋にこの事実を認識いたす中で、直接監督に当たってこられた東京都、そして相談を受けた大蔵省、日本銀行、三者が共同してこの事態の深刻さを認識する中で、今回の東京共同銀行という我が国としては初めての対処策の柱になる考え方を採用することに決めたわけでござい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 四、五年前でございましたか、時々新聞にも出ておりましたが、私も、アメリカではばたばた小さな銀行が倒れている、あるいは政府がそのことを容認しているというふうなことを聞いておりまして、ああ、すさまじいなというふうな印象を持っていたわけであります。  余り中...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 東京都は信用組合監督のお立場から三百億の融資を行う、低利融資を行うということであります。より正確には一%の低利融資でございますが、その基本に立って都議会に補正予算の提案をなされたところでございます。
○国務大臣(武村正義君) 東京都は、知事さん初め理事者は当然そのことを十分認識されております。都議会もいろんな議論の中で、今、五会派の声明文でしょうか御紹介いただきましたが、議会の五会派においても都の責任は重いと、しかも金融不安、預金者保護のためには今後十分な責任を果たしていかな...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、地震が起こった割合早い時期に、保険部長に対して私の方から、今回の地震の反省の上に立ってぜひ新しい商品の検討を始めてくれという指示をいたしました。保険料あるいは給付額も含めた全体の議論をしながら、ぜひ少しでも前進を図るような方向で新しい知...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 間もなく四月が参ります。そうしますと新しい年度の予算ということになるわけでありますが、前々から申し上げておりますように、この当初予算に対する補正対応という形で、できるだけ震災の実態に合うように、早期に財政的な第二の対応努力をしなければいけないというふうに...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 財源が一番大事なポイントでございます。既に六年度の第二次補正も公債でこれは年度末ぎりぎりという事態の中で対応をさせていただいたわけでございますが、これも含めて震災財源全体をどう考えていくのか、やはり真剣に議論を集約しなければいけないというふうに思っており...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 最近の為替相場の動きは、一言で申し上げるほど背景は単純ではございません。  一月の末ぐらいからマルクとドルの関係でいいますとマルク高ドル安の動きが出てまいりまして、昨今、特に先週末、ヨーロッパにおける通貨不安といいますか、各国の通貨の状況の中でマルク高...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) アメリカ政府の公然たる意図でドル安円高が起こっているというふうには理解をしていないわけでありますが、御指摘のように、昨年来こうした状況が進んできていることは事実でありまして、基本的には円米間の貿易の問題が一つはあると思います。  経常収支、最近ようやく...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) では政府委員から。
○国務大臣(武村正義君) その前に、何となくいつも答弁は同じ表現だというおしかりもいただきましたが、確かに通貨当局というか、各国もこれ共通した表現を大変慎重に使っておりまして、直接介入したりする権限を持っている役所でありますだけにストレートな表現は避けるということが建前になってお...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 当然景気の昨今の動向も大きな考慮に入れなければならないと思っております。  財源論そのものは、お答えしてまいりましたように、予断を持たないで、ひとつあらゆる可能性を真剣に論議をいただきながら政府としても集約をさせていただきたいというふうに思っております...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私もよくわかりません。  物価が下がるのはいいことだという認識がありますし、最近のような価格破壊によって今お話しのような名目よりも実質が下回ることは多いわけでありますが、その逆になるという事態でありますね。これは名目で計算するような今の税のような場合は...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 産業の空洞化の場合は比較的具体的な事実で理解がしやすいわけでありますが、金融分野の場合は、一つは金の動きを基本にしておることもありますが、大変要因が複雑に絡み合っているということも含めて考えると実態をつかむことがまず第一だ、そのことが大変難しいということ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) もちろん規制緩和の方向であります。  NASDAQとの比較でも、日本の店頭市場、今までも外形だけ見てみますと日本が特に厳しくはないという説明もできました。しかし、現実にどうなのかというと実態はかなり違うと。では、どこに原因があるのかというところまで見詰...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 電話だけで十分とは思っておりません。こういう場でございますから、G7の会合、定例のものは予定されておりますが、臨時にどう対応するか、これはきょうもいろいろと検討をいたしたいというふうに思っております。
03月07日第132回国会 参議院 予算委員会 第9号
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○国務大臣(武村正義君) バブルという経済、改めて今の質疑を伺っておりながら感じておりましたが、確かに経済も国民もやや異常な心理状況になりましたし、また経済行為もみんながそういうことを大なり小なり自覚しながらバブルの渦に巻き込まれたというふうに思うわけであります。それが終わって心...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 仕事が移りますから、当然財源も移らなければなりませんし、人も動くものだと思っております。
○国務大臣(武村正義君) たびたびお答えをしてまいりましたように、今回の東京都の議会の御方針がございますが、三者で合意しましたこのスキームの基本を変えることは考えておりませんし、また先ほど来説明いたしましたような、もう既に進展をしているわけでございまして、当初からのスケジュールに...全文を見る
03月08日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第8号
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○武村国務大臣 ただいま議題となりました国家公務員等共済組合法の一部を改正する法律案及び関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  まず、国家公務員等共済組合法の一部を改正する法律案について御説明を申し上げます。 ...全文を見る
○武村国務大臣 日本銀行と同じ見解でありますが、とにかく、昨今の急激な円高を含めた為替の変動を大変憂慮をいたしますし、事態を重視をしているところであります。日本経済にも大きな影響を与える問題でありますし、特に、御指摘のように輸出ないしはこれに関連する業界、中小企業を含めて大変な打...全文を見る
○武村国務大臣 何も手を打たないというふうな姿勢は全くありません。どうぞ誤解しないでいただきたいと思います。事態を本当に真剣に注視をいたしております。各国との一層緊密な連携と申し上げておりますのを、どうぞ、抽象的な表現でありますが、御理解をいただきたいと思うのであります。  具...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘のとおり、世界が金融や通貨の面でもだんだん一体化してきておりますし、その中でも、動く星も、今御紹介がございましたように拡大をしてきているわけであります。  先進各国が通貨の変動に対しても強調した行動をとるということは国際的にもオーソライズされているわけであ...全文を見る
○武村国務大臣 昼の議員の御質問にお答えをしたところでございます。けさは閣議ではありませんが、緊急に、この事態を踏まえて、総理の招集で経済閣僚が官邸に集まりまして、鳩首、事態の認識と今後の対応について協議をしたところであります。協議の中身を一々申し上げることは、これは控えさせてい...全文を見る
○武村国務大臣 当然連携をとっております。私に限らず、日本銀行もそうでありますように、大蔵省も各国大蔵省、財務省とそれぞれのレベルで頻繁な連携をとっているところであります。
○武村国務大臣 さまざまな会合について御提案等を賜っております。問題は、会合を開く条件が整うかどうかということもありますし、何も時間の都合というよりは、会ってやはり意義のある成果を上げなければならないわけでもあります。そういう意味で、一般論で申し上げますと、これまでの経緯も振り返...全文を見る
○武村国務大臣 今御指摘のような政策については、当然日ごろから真剣に政府が目を向けているところであります。先ほども申し上げたように、ことしの経済見通し、成長率二・八でありますが、昨年来の推移も含めてこの見通しは何とか達成できるのではないかという期待を強く持っているところであります...全文を見る
○武村国務大臣 金利政策は、公定歩合を中心に日本銀行が専ら責任を負っていただいているテーマであります。大蔵大臣もこのことについてはコメントを差し控えることになっていることも御了解いただきたいと思いますが、金利政策そのものは、一般論で申し上げますと、まさにその国の経済政策の柱である...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘ありがとうございました。ぜひ、激励を受けて、しっかり対応していきたいと思います。
○武村国務大臣 これは私が自民党に所属をしておりましたころに始まったものであります。正確には回数は覚えておりませんが、数回、四、五回ぐらい会合があったように今思い出しております。もちろん官房長官になってから私は忙しくなったわけでありますが、一度だけ、終わりごろ十分ほど顔を出したこ...全文を見る
○武村国務大臣 大蔵大臣になってからはそれが一回ぐらいではないかと思います。あっても、なった直後ぐらいにあったかどうか、余り記憶がありませんのでアバウトですけれども。ちょうどなった直後ぐらいからヘルペスか何かでずっと九州に引っ込まれましたから、結果としては、そのときが一回ぐらいで...全文を見る
○武村国務大臣 全体の関係は、ぜひ間違いのないように御認識をいただきたいと思うのでありますが、私ども、何でも東京都の責任と言って言い逃れるつもりはありません。問題は、具体的な二つの信用組合に対する指導監督を初めとして、認可、今示達書もそうですけれども、業務改善命令あるいは場合によ...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘の措置も、今回数多くの緊急対応として法律あるいは二次補正の中でぎりぎり判断をさせていただいたものであります。これの運用につきましても、ぜひ被災者の立場に立ちながら、この新しい特例措置が生きるようにひとつ判断をしていきたいというふうに思っております。
○武村国務大臣 ただいま決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。     —————————————
03月08日第132回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○国務大臣(武村正義君) 大変大胆で夢のある日本の農業の将来について、御持論をお聞かせをいただいているわけであります。目が覚めるような思いで伺っておりますが、ぜひ基本的には武田先生のお考えが国や地方の政策におきましても生かせるように努力をしなければいけないというふうにも強く感じた...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) これは責任論という場合に、機関委任がされておりまして、平常時、都道府県が精いっぱい機関委任を受けて御苦労をいただいている。そういう意味では、各信組のさまざまな行政指導、監督の職員を都道府県知事さんが果たしていただいているという意味で、第一義的な個々具体的...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 昨今の円高を含めた国際通貨の急激な動きを大変憂慮し、日本としましてもこの事態を重視いたします。  日本の側にこうした急激な円の変動をもたらす要因はありません。むしろ緩やかな回復基調に経済は入っております。このことは日銀短観等の経営者の見通しとも一致をし...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今、主計局長から御説明を申し上げましたが、政府全体としましても、この問題については過去もいろいろ論議がございまして、そういう中で民間の相当の状況に比べれば、これは禁欲的と言えるかどうか知りませんが、抑えた額や率でルールをつくっているところでございます。 ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 東京都が議会の御判断があってやや、ややといいますか先延ばしになったこと、大変残念でございますが、こういう事態になりましても三者で合意した基本的な処理方策は大枠において変えるべきでないというふうに思っておりますし、現実に銀行の設立等の事務が進んでいることで...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) いやそれは御認識を変えていただきたいと思いますのは、東京都の監督の中でこういう事態が起こりました。東京都の処理に負えないという状況で、大蔵省、日銀に御相談があって、その瞬間から三者、いわば東京都に大蔵、日銀も入ってこの対策に苦慮をしてきたところであります...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 証券のときもいろいろ論議がございましたが、行政指導の立場と、チェックする、検査をする、そういう立場を証券局なり銀行局の中に置いていたんではよくないという反省に立って、大蔵省の中ではありますが、検査部は官房に移したんではないかというふうに思います。
○国務大臣(武村正義君) 大蔵省としましては、綱紀の厳正な保持に努めなければならないところであります。日常そうでございますが、今回は、週刊誌などで具体的な名前が挙げられて報道されている職員について、内部で本人から事情を伺ったということであります。その限りでは公務員としての節度を超...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 確かに今回のこの信用組合の機関委任のケースは、今まさに地方分権の論議がこれから始まろうとしております。機関委任事務全体についても、廃止論が強い中でどう整理をしていくかという状況であります。  ただ、私どもは、一つこういう事例が起こったからもう即機関委任...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 各候補者のお考えは私は承知をいたしておりませんが、東京都議会の今回の決議を尊重するとおっしゃっている方もあるようでございます。そうであれば、私どもはあの決議のときの五会派の声明、文書で発表されております、記者会見もございましたが、あのお考えを認識されてい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) バブル経済の後遺症と言うべきか、金融機関が抱える不良債権の問題でもあると思っております。そのことの重要性を十分認識しながら今後対処をさせていただきたいと思います。
03月09日第132回国会 参議院 予算委員会 第11号
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○国務大臣(武村正義君) お答えいたしましたのは、今回の事態の推移を見てさまざまな努力あるいは方策の検討をしていくという趣旨で申し上げたものであります。一部記者の中には、もう検討をしているというのはこれから検討するという意味じゃなしに既にそういう話が進んでいるのではないかという質...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) NHKの報道も、撤回とは報道しておりません。修正したと報道しておりました。そこは各紙の記事も、囲み記事でありましたように、何か全く前言を取り消して否定したというふうに報道しているわけではありません。今申し上げたとおりでありますが、何かあらゆることを検討し...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 昨日申し上げたのは、今回のこの急激な、まさに急激な円高ドル安あるいは世界の通貨の乱高下については、日本側に直接の要因があるとは思われないという趣旨で申し上げているわけであります。  もちろん日米間においては、今御指摘のように、さまざまな状況がありますが...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 大蔵省としましては、大蔵省職員について、この問題について公務員としての節度を超えたものはなかったというふうに報告を大蔵大臣としては受けております。  なお、週刊誌の記事にある一つ一つの行動が事実であるかどうかを厳密に調査することには限界がございますが、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私は、直接、当職員と会って話を聞いておりませんが、官房長からこの点は報告をさせます。
○国務大臣(武村正義君) この問題につきましてはこれまでも何回かお答えをしてまいりましたが、週刊誌に名前が具体的に載って報道されている職員については、官房長以下、今日までも……(「週刊誌じゃないよ、証言なんだよ」と呼ぶ者あり)ちょっと待ってください、前段ですから。官房長以下、本人...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) この点については、証言との関係については確認をさせて、改めて当委員会、来週もございますね、報告をさせていただきます。
○国務大臣(武村正義君) 何か一般の刑事犯の被疑者のように、法律に触れるような行為をしているかの前提で議論をされては困ると思うのであります。公務員にもそれぞれプライベートな生活がありますし、いろんな交友関係、つき合いがあるわけでございます。高橋氏とのつき合いは政治家、財界人を含め...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) そういう報告を受けております。
○国務大臣(武村正義君) もう一度この経緯を整理して申し上げますが、両組合の経営問題につきましては、監督官庁である東京都がその自力再建は極めて困難であると判断をされまして、大蔵省及び日本銀行との間で緊密に連携をしながら検討を進めることになりました。特に昨年の秋以降、さまざまなレベ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) それは最終段階、同じ十二月の初めでありますが、後段の方になりますかね、日まで覚えておりませんが、発表がたしか九日でありましたから、その一両日前ぐらいの報告だと思っております。その段階では、東京都、日本銀行、さらには各金融機関の代表も含めて合意ということを...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 一日というのは、先ほど御報告を申し上げたレベルの話であります。それから後、何日か、一、二度局長が大臣室へ出入りしておりますから、その間いろんな経緯を報告を受けていたのではないかと思います。そして最終段階において、今申し上げたように、三者、その他金融機関の...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) そこは、衆議院の予算委員会で申し上げたわけでありますが、そもそも振り返りますと、十月の初めにこの事態を初めて銀行局長から聞くわけであります。そこで、ペイオフという話も、そういう措置をとる可能性についても議論をしたわけであります。また、両信組の経営の破綻の...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先ほどお答えを申し上げたように、私は、衆議院予算委員会ではペーパーを見ながら十月五日と十二月一日という時点を思い出して、日時は覚えておりませんでしたが、そしてお答えをしたわけであります。  しかし今、振り返ってみますと、先ほども申し上げたように、九日、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) いやしくも政治家でございますから、法に触れるような行為があってはならないわけでありますが、司法当局の厳正な御努力を期待いたしたいと思います。
03月10日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
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○国務大臣(武村正義君) 最近の為替市場におきましては、日本経済に起因する要因というよりも、政治的不安等を背景とした欧州通貨内におけるマルクの上昇、さらにはメキシコ情勢の先行き不透明、さらに米独金利差の先行き展開等、さまざまな多分に思惑的な要因によるドル安が進んでおりまして、これ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 怒濤のようなという表現をお使いになりましたが、そういう表現を使ってもおかしくないような本当に急激な荒々しい国際通貨の動きであったと認識をいたします。今も申し上げたように、日本の側の要因で動くということではありませんでした。  今、局長が報告しました昨年...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回、当然こういう事態でございますから、日々関係通貨当局とは緊密な連絡をとりながら対処をしてきているところでございます。  三日は、既に表へ出ておりますようにルービン長官とも複数回電話で真剣な話し合いをいたしました。アルファンデリー・フランス蔵相とも緊...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) お話がありましたように、額で見れば余りにも小さいから効果はないだろうという見方も当然あるかと思います。しかし過去の経験を踏まえても、非常に有効に働くときと、流れが大きかったり、いろんなことで効果が期待どおりにいかなかった、出なかったときもあります。  ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先般、参議院の予算委員会で質問がございまして、とにかく電話会談だけではだめだ、もっとすぐに行動を起こすべきだ、臨時のG7も開くべきではないかという御発言がございまして、私は、そういうことも含めて今後真剣に検討していきますと、こう答えたわけであります。これ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まさに今回の措置は、今回の事例のために知恵が絞られでこういう形をとることに相なった次第でございます。基本的にはこういうことがたびたび起こっては困るという思いが強いわけでありますが、しかし万一こういう事態が起こったときどうするのかということは、大蔵省として...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ブレトンウッズ体制が生まれて半世紀、世銀とかIMFというふうな国際機関もかなり定着をして今日に至っているわけであります。しかしまた、御指摘がありましたように、今回のような急激な世界の通貨の変動という事態を経験してみますと、このフリーな変動制を基本にした為...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃることはよく認識はできるわけでありますが、結局、今度の二つの信組が大変異例な事態である、異例というよりも常軌を超えた異常な経営をやっていて破綻になったということは間違いありません。ただ、その異例、異常さをどう認識するかでありますが、結果としては、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) これはどう見るかということかと思いますが、ある意味では、今回のケースがこれほど大きくマスコミにも報道をされていわば国民的な関心事になったということは、こういう事態に対する認識、もちろんこの異常さに対する怒り、反発、あるいは私どものとった措置に対する批判も...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) そうですね、武村は言っていることとしていることが違うしゃないかと、さきがけの代表として大変大胆なことを言っていながら、どうも輸開銀の統合に反対したではないかという烙印を押されかかっているわけであります。私としては、弁解をするわけではありませんが、基本的な...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) そんな事態は、この処理対策案を発表した前後では予想しておりませんでした。そういう意味では、その後の見方が甘かったという反省をまずしなければなりません。  ただ、局長もお答えしたように、こういう信用にかかわる問題でありますだけに、必要以上にオープンにしな...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先ほども申し上げましたが、今回の信組に対する処理対策の考え方は基本的に今も間違っていなかったと思っております。これがだめというなら結局ペイオフでやるべきだったと、もとへ戻ればそうなるわけですが、その判断はもちろん当初からありましたし、今もそういう議論が当...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) それは先ほど志苫議員の御質問にも局長がお答えをしたわけでありますが、たしか二年前、大蔵省も要請を受けて共同検査に入りました。当時の数字で見ると、たしか四百九十何億でしたか、今は回収不能額は千百億ということでございますから半分以下であった。  なぜそのと...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 大蔵省の職員二人の実名が週刊誌で報道されました。最近は何回も報道されているようでございますが、そういう事態になって、当然のことでありますが、事務方も実名が出ている二人に対してどうであったかという状況を聞いたようであります。  その結果が私のところに報告...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まあ総理がぶら下がりでおっしゃった言葉をそのまま使わせていただいて私もそう思いますと答えたわけでありますが、しかし事実関係、やっぱり一つの行為にはいろんな背景、事情も当然あると思いますし、思っている以上かもしれませんし、あるいは思っている以下かもしれませ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) きのう国会が終わってから記者会見がございまして、そこでペーパーを読んだわけでありますが、これは事務当局が本人から状況を聞いてその上でまとめてくれたものでございますから、これは間違ってはいけないと思って文書を読んだわけであります。今、紙を持っておりませんが...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私も役人をした経験もございますし、地方の行政も経験してまいりましたが、普通の公務員は少なくとも分をわきまえるといいますか、法をつくり法を執行する立場にいる者として法を犯すなんということはよほどの人物でなければ考えないことであります。むしろ、そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 野末先生のおっしゃるような考え方を私も持っておりましたので、先般、二月十日に大蔵大臣としての考え方の一つとしてそういう案を提示したところであります。  国民公庫も従業員百人以下の個人業種を中心にして融資を行っているわけであります。もともとそうであった、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今、余り各論に入るとまた波紋を呼びますがあのときの考え方は中小企業金融公庫も一緒にすべしという私の考えでございました。その後は一たん白紙でもう一遍出直そうということでございますから、あれに今固執しているわけではありません。  当時は、中小公庫は三百人以...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私の頭は今、白紙でございますが……
○国務大臣(武村正義君) 今は白紙でございますが、年末には白紙でなくなりますから。  振り返りますと、私はずっと一貫して開銀の民営化には関心を持ってきた一人でございます。ただ、民営化と単純に言いましても、議論をしてまいりますと、じゃもう今の開銀融資が必要ないから民営化なのか、必...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) あらゆる法律についても言えることでありますし、ひときわ今、池田委員から御指摘をいただいておりますようなこういう条文の適用は、軽々しく考えてはいけないと思います。  しかし、こういう大変幅の広い条文があって日本銀行なり大蔵大臣に一定の権限が付与されており...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) いや、その質問にはお答えできる用意がありません。あるいは官房長じゃないと答えられないかもしれません。
○国務大臣(武村正義君) 一切ないというよりも、そういう報告は聞いておりませんでした。
○国務大臣(武村正義君) この表現につきましては、私はこういう答えをいたしました。それは、香港へ自家用機に同乗して行ったということは事実であっても、私、記事をよく読んでおりませんが、記事の内容については、そのことは事実であっても、癒着とか今回の処理方策に対する関係とか、いろいろな...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先ほどの週刊文春の記事について抗議云々は、恐らく今抗議すべく準備をしていると聞いていると、こうお答えをしたんですが、そのことは今も変わりがないんだろうと、きのうああいう証言があっても変わりはないというふうに私は報告を受けております。近々本人に会いますので...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 五年前です。
○国務大臣(武村正義君) 全然読んでおりませんが、恐らく押しつけられた云々の議論は、だれがどうされたか知りませんが、最終段階になっての三百億の融資、その数字の話ではないかと。それ以前はもう大枠で合意し、むしろ都の要請も受けて大蔵省、日銀も一生懸命議論をしてきたわけですから、そうい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました二つの法律案につきまして、提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  まず、平成七年度における財政運営のための国債整理基金に充てるべき資金の繰入れの特例等に関する法律案について御説明を申し上げます。  平成七年度予算の編成に当...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まず、為替の変動に対する友人のお話を御紹介いただいてありがとうございました、  大蔵省に対する感想、批判に対する感想ということでありますが、昨今、世の中は春になりましたが、本当に冷たい風が大蔵省には吹き荒れておりまして、それと今のフォーリン・アフェアー...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 第三次行革審の最終答申では、「郵便貯金については、簡易で確実な少額貯蓄手段の提供という本来の目的に沿って、民間金融市場との整合性を図る。また、個人貯蓄分野における資金シフトを回避し、民間金融機関とのトータル・バランスを図る。」というふうにまとめられており...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり大変わかりにくいと思っております。ことしはぜひ新聞記者の皆さんにもわかりやすく説明をしようとして大蔵省も努力をしたわけでありますが、しかし、先ほど提案理由で朗読をいたしましたが、これは大変要約した表現でありますからますますわかりにくい感じ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 財政の健全性という視点、この一点に絞って見る限りは、やりくりをしなきゃならないというのはその分だけ不健全だということになるわけであります。だから、いいことではないというならばそのとおりでもあります。そうであります。
○国務大臣(武村正義君) それは政治家の皆さんにゆだねられるものならゆだねたい気持ちでありますが、現実に歳入よりは歳出の方が大きいというギャップの中でこういうやりくりをいたしているところでございます。ある意味では歳出をもっとこういう措置が必要でないように大胆にカットするという道が...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私の知り得る限りでは、税制は国税、地方税あるものですから、恐らくそれで総理ということになっているのではないかというふうに思います。
○国務大臣(武村正義君) 今御指摘のような、歳出歳入ギャップの大きくなった財政が大変厳しい状況に立っているときだからこそ今のような御意見が出るんだと思います。いわば歳出の分野を財政審、歳入を税制調査会、こういう大まかには役割分担になっているのかと思いますが、貴重な御提案として承ら...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今、与党三党の方でも政府系金融機関の御議論をいただいておる中で、特殊法人全体でありますが、やはりディスクロージャーということが一つのテーマになってきているようでございます。今、白浜議員の御指摘は、大変そういう意味での一つの問題点を御指摘いただいているとい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 九州の方へ出張をいたしておりましたので、私は月曜日までには本人と会って、詳細を本人から聞きながら総合的な判断をして、予算委員会で報告をするというふうに申し上げた経緯もありまして、月曜日には申し上げなきゃならないというふうに思っております。
○国務大臣(武村正義君) 昨夜のおっしゃっているテレビは私は残念ながら見ておりませんが、いつぞやテレビドラマでMOF担が、女性でしたけれども、登場するものがありまして見たことがあります。ある銀行の大蔵省担当、美人の優秀な女性でありましたが、ばりばり活躍しているドラマでありました。...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今は何も考えておりません。  御指摘のように、NTTのA、B、C、ほんの少し残っているようですが、もうほとんどないと見ていいわけでございますから、こういう非常措置はもう道を閉ざされることになります。来年度予算編成も、従来やってまいりましたような姿勢で概...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) お答えしましたように、事実無根であるといって文芸春秋社に対して弁護士を同道して抗議をする意向だと聞いているとお答えをしましたのは、これは本人に確認してみないとわかりませんが、香港へ行ったことを否定しているんではなしに、そのことは私はよく中身までわかりませ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 一般的には行政改革とか行財政改革という総理先頭に政府挙げて取り組んでいる課題があるわけであります。  しかし、ややもすると行政改革というのは、行政をスリムにしていこう、より小さな政府を目指していこうというニュアンスはありますけれども、時代の流れに沿って...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 大変ややこしい仕組みでありますが、まさにこのややこしさがやりくりの内容を証明しているというふうにも、これは反省を込めて申し上げているわけであります。こういうところまで手をつけざるを得なくなってきていると。財政健全化への努力という意味では確かに適切とは私は...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) こういうやりくり措置と赤字公債の発行との比較の議論になってくると思うのでありますが、単純明快という意味ではおっしゃるとおり赤字国債の方がわかりやすいと思います。  しかし、今度は赤字国債の持つまた大きな問題点もお互い認識をする必要があると思うのでありま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) これは隠れ借金ではないのでありますが、そういうふうに言われておりまして、こうして堂々と法律で国会にお諮りをしてお認めをいただいているわけでございますが、いわゆる公債以外のいわば借金的な措置だという意味で隠れ借金と言われていると思っております。本当に四十一...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御承知のように、まず大震災関係については、これはもう目をつぶって補正対応をしなければならないということであります。  昨今、円高等をめぐって社会資本整備あるいは中小企業対策等で補正が要るんではないかという意見がぼつぼつ出ているというのは私も伺っておりま...全文を見る
03月13日第132回国会 参議院 予算委員会 第12号
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○国務大臣(武村正義君) 大蔵省の職員が私的な交際の問題とはいえ高橋前理事長から供応を受けたこと等により、現状のような社会的な批判を受けるに至っていることにつきましてはまことに遺憾であります。  先般、私みずから本人から事情を聴取したところでありますが、この際、このような事態を...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 大震災復旧・復興のための財源措置については、いささかも消極的であってはならないというふうに思っております。  既に本年度の第二次補正はお認めをいただいて執行中でございますが、引き続き新年度の補正対応についても、今、今国会中という御指摘もございました。そ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 積極的ということで御理解をいただきたいと思います。
○国務大臣(武村正義君) 先ほどは、おっしゃるとおり、けさの処分に対する考え方ももちろん申し述べたつもりでございますが、どちらかといえば結果についてかいつまんで御報告を申し上げました。大変、不規則発言等で厳しい御批判を承ったわけでありますが、しかし事情をつぶさに私の聴取した結果の...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 官房長と私の政務秘書官がそばに立ち会って記録もしてくれましたので、官房長からお答えをいたします。
○国務大臣(武村正義君) 私もこういう立場でありますから、検事さんの取り調べや、何といいますか、供述書のようなものをちゃんと文書でつくって、そういう姿勢でいわゆる事件として司法当局に準ずるような聴取をした、あるいは供述をとったというものではありません。  今もお答えしましたよう...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) これまで事務方も本人から事情聴取をしてくれたわけであります。それが私のところへ上がってきていたわけで、今御指摘のような時点では節度を超えるような行為はなかったと思うと私は答えておりました。そういう報告が確かに上がってきていたわけでありますが、考えてみます...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今もお答えいたしましたように、そういう立場での事情聴取でございますから、本人の話、本人が語る言葉にすべて集約の基本を置かざるを得ないことはどうぞ御認識いただきたいと思います。結果として香港行きのような事実を早い時期に掌握できなかったというのは、調査の不十...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 法に違反する場合は懲戒処分が国家公務員法上明確に規定をされているわけでありまして、どちらかといえばこの懲戒処分に比べれば重くないという印象を与えるかと思います。  私どもの調査の結果は、申し上げたように、法に触れないということもありますが、職務と直接関...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) はい、そういう見解であります。
○国務大臣(武村正義君) 自分が払った場合もあるし払わなかった場合もあるという報告であります。ゴルフ、会食、全部日時を特定させて記憶を回復させて詳細に確認をしたわけではありません。会食についても、会費制の場合もおったし、そうでなかった場合もありますと。  そうでないというときは...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) いや、そういう意味でかばおうと思って言っているわけではありませんが、当時のそういう私的な、いわゆる財界人との個人的なつき合いであったということを申し上げているわけであります。  公務員はそういう民間人とつき合ってはいけないとか、個人的なつき合いは一切慎...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 国家公務員法は、公務に対する国民の信頼を確保するために、業務上横領、職権乱用等職務に関連して非行を行うなど、個々の職員が占めている官職の信用を損なうこと及び勤務時間外の傷害、暴行行為等、公務員全体にとって不名誉となる行為を行うことを禁止いたしているもので...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 国民の皆様がどうお感じなのか、例えば香港旅行という大変明確なこの事態をどうごらんになるか、当然そのことも私どもは処分に当たっては無視するわけにいかないと思っております。  しかし、より心しなければなりませんのは、やはり公務員も法律に基づいて存在をいたし...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) そういう質問があったんです。
○国務大臣(武村正義君) この事件はもちろん私の就任以前の話でありますが、やはり今こういう事例をもとにして社会全体から厳しく大蔵省が不信を受けているということを率直に認識せざるを得ません。そういう意味で、私の処分の中には、直接綱紀の保特の責任者とも言うべき事務次官、官班長も対象に...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) それは明らかにマイナスであります。私も知事のときに、やめた元税務課長が収賄で逮捕されたときにも減給の措置をみずからとったことがあります。
○国務大臣(武村正義君) けさ私から指示をしたばかりでございますから、恐らく省内はこの指示を受けて具体的な人数、メンバー等の検討を進めてくれていると思います。  官房長が後から答弁できると思いますが、趣旨はあくまでも大蔵省職員の綱紀の厳正な保持を図ると。今回の事態についてももう...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) それは両面持たせたいと思っております。  ただ、規律委員会にしましても、今後またどんな事実が、今までの調査ではわからなかった事実が出るかもしれません。あるいは新聞、雑誌等で報道される場合もあります。調べて、事実でない場合もありますけれども、そういうこと...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 当然、今掌握できていない新たな事実が具体的に掌握ができたということになりますれば、その事実に対してもきちっと対応をしなければならないと思っております。
○国務大臣(武村正義君) 当然、新しい事実、これは仮定の話でありますが、新しい事実が何であるか、それが法との関係でどういう認識をしなければならないか、そのことを基本にしながら一つ一つきちっと対応をしなければならないというふうに思っております。
○国務大臣(武村正義君) そういう仮定の御質問にはお答えできません。  今回の措置も、むしろ私自身はこの事態、過去の事件ではありますが、この事態に対して省内を締めるといいますか、省内の規律を一周徹底をしていく、激励をする意味でみずからにもこういうけじめの気持ちを表現して措置をと...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 国民負担の今後のあり方でありますが、究極的には国民が必要とする公共支出の水準と表裏をなすものであります。受益と負担のバランスを考えながら国民的な選択が行われるべき事項であると考えております。  今後、高齢化社会の進展等に伴い、国民負担率は長期的には上昇...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先日、武田委員のお話を承っておりまして、基本は一つの田んぼが三ヘクタールのスケール、農家の経営規模は約五十町歩ぐらいという、これは目標であろうかと思いますが、平たん部を中心にしてそういうスケールの圃場整備をしっかり我が国は進めていくべきであるというお話を...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私がこの委員会も含めて国会でお答えをしてまいりましたのは、節度を超えるような行為をしている者はいないと思いますと。一切いないとかないとか、そういう自信を持って答えているわけではありません。思いますと言っておりました。万一そういう事態が明らかになれば厳正な...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まさに今、井上委員がおっしゃるそういう意味というのは、国民のこの問題に対する疑念とか怒りとか、そういう意味を込めて今回は私としては取り得る最大限の処置をしたつもりでございます。  また、今後に対する厳しさを表現するためにも、現在の関係職員、事務次官、官...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 事務方の調査は事務方からお答えをさせていただきますが、大臣としては、きのう、何らかのみずからに対する処置と考えて、いろいろ初めてどういうことが可能か勉強もしたわけでありますが、残念ながら大臣が大阪に厳重注意もできない、訓告もできない、懲戒処分という道もな...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私は午前中から、職務に関係のない私的な行為で訓告等の処分をした例はないようでありますと、確かにこれは申し上げております。そうだと思っておりますが、そのことを盛んに強調して、これはもう大変過重な処置でありますということまで申し上げておりません。むしろそうで...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 特に田谷氏については、申し上げたように、五年余り前に高橋氏の所有する飛行機に乗って香港へ行ったという事実が明らかになったわけであります。この事実をとらえて田谷氏の処置を、今回特に配置がえという処置を加えているところでございます。  共通して二人に言える...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ほかの竹片の役人さんと一緒の店もあったという報告を受けたわけであります。個別の役所の名前は聞いておりません。
03月14日第132回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○国務大臣(武村正義君) 三月二日から八日までの期間を見てみますと、ドルは対円、対マルク、両方ともほぼ八・二%下落でございますし、対スイス・フランでは一〇・八%の下落を示しているところでございます。円及び欧州通貨に対し急速にドルが弱含んでいるという認識であります。こういう急激な為...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 明確に言えることは、こういう一週間で八%余の通貨の変動、価値の変動をもたらすことはどう考えても行き過ぎでありますし、よくない、正しくないという認識を持ちます。  通貨全体の長いレンジにおける動向については、それぞれの国のまさに、ファンダメンタルズという...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) G7という、先進七カ国の大蔵大臣と中央銀行総裁、したがって十四名の会合が定期的に持たれておりまして、私も就任以来三回出席をいたしました。年ほぼ四回ぐらい、かなりの頻度で開かれている世界の通貨責任者の会合でございますが、こういう会合が背景にありながら、絶え...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 中曽根委員のおっしゃるとおりでございます。  過去を振り返ってみますと、こういう通貨の事態で緊急G7会合が持たれたことはほとんどないようでございます。それぞれそのときの大蔵大臣や日銀総裁もいろいろ心配をされて各国と連携をとられたと思うんですが、やっぱり...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 為替相場に金利が大きな影響を与える、各国ともそういう認識を持っているところでございます。今回の事態の中でも、各国それぞれ金利をめぐって議論があるように思います。  我が国の公定歩合を中心とした金利の政策について今お話がございましたが、そう答えるだろうと...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 阪神・淡路の大震災に対する財政措置につきましては、今日までも今年度の第二次補正を中心にしながら積極的に対応をしてまいったところでございます。しかし、これは第一歩でございまして、今後、新年度におきましてもさまざまな努力を積極的に推進してまいりたいと考えてい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 各国との協力も必ずしも何もかも日本と同じ状況でございませんから簡単に一致するわけではありませんが、しかし過去もそうでありましたように、G7間の努力によって一致できるものはぜひ政策面での協調に努力をしてまいりたいと思います。  日本の政策としては、やはり...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 職員の処分につきましては極めて慎重な検討を要するため、今回も相当の検討を行いました。他方、社会的批判の大きさにかんがみ、余り時間をずらしてはいけない、今掌握できた事実を基本にしてでも真剣な処置をとらなければいけないと判断をしたところでございます。  今...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) KDDという事件を御指摘になりました。あの当時のことも振り返って報告を受けたわけでありますが、概略、私の受けた報告の記憶では、当時は直接やはり予算にかかわる主計局のスタッフがいわば予算査定の対象先である鉄建公団等、特殊法人でありますが、みずからが職務権限...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) この条文も十分検討をさせていただきました。  いわゆるここで言う職務信用失墜行為に該当する行為の代表的な例として挙げられるものは、例えば直接に職務に関係するものとしては業務上横領、職権の乱用、業務中の交通事故、職務に関連するものとしては職務遂行中の暴言...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私は法律の専門家でもありませんし、こういう法律の解釈の責任ある判断をする立場ではありませんが、少なくとも私どもの掌握した事実は、これは私的なつき合いだということであります。  問題は、職務に関係があるじゃないか、いや、ないじゃないかと、こういう議論であ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 既に昨日も申し上げてまいりましたように、今回の処置は、私ども大蔵省の内部、特に二人については私自身も一時間余り事情を聞いてその判断の上で措置をしたものであります。今後これ以上のことが起こることを全く予想したくはありませんが、万々一そういう事態が起これは、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 突然の御提案でございますが、私どもとしましては、直接東京都が監督をしていただいていた問題でございますだけに、すべて資料は、共同検査もございますが、東京都を経て入手をしているところでございます。大蔵待が直接に独自の立場でこの二つの信用組合に対する家族のデー...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 田谷氏も、もともと誘われたのがきのう申し上げた窪田という当時IBMの中堅社員でございますか、それとその友人の民間人三名、合計五名の休暇中の香港旅行を誘われたようでありまして、二十万円払ったのはその五人のグループの責任者である窪川氏に払ったと。窪田氏から高...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 何点がおっしゃっていただいたわけでありますが、最後の田谷前税関長の香港行きの件につきましては、私が本人から確認できたことは、高橋氏所有の自家用機で香港へ片道、行きですね、帰りは商用機で金を払って帰っているようですから、行きだけ同乗をしましたと。そのときは...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今のお話は、赤字国債を発行してでもとおっしゃるのは、そのことがいいというよりも、万難を排してこの震災対策に当たれというお気持ちでおっしゃっていただいているというふうに私は感じます。  赤字国債そのものの是非論をここで改めて申し上げませんが、戦後、赤字国...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 渡辺先生が今回の阪神大震災を経験する中で、まさにあすは我が身といいますか、日本国民全体の共通の心配であります将来起こり得る災害に対する備えとして基金をつくることを御提唱いただいていることは、私どももこれはまさに今回の震災の体験の中で出てきた一つの立派な考...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、アメリカには、もう大分時代をさかのぼりますが、この二つの赤字の議論があり、日本側からも絶えずこの二つをアメリカの持っている経済の矛盾として議論の俎上にのせてきたわけであります。あえて言えばもう一つの赤字というか、貯蓄が少ないということも...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 金利対策だけに焦点を絞って議論するならば、この際、先ほども申し上げましたが、どうして日本の景気を一層よくしていくか。そのためには金利政策もあるかもしれませんが、財政政策も金があろうとなかろうと積極的に対応をしていくべきだという議論になりましょうし、また市...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 強いて公共事業をふやすことを肯定しようとは思っておりませんが、やはり内需振興の中で絶えず、過去もそうでありましたように、公共事業政策というのは一つの大きな征であり、政府が一番とりやすい政策としてかなりの回数取り組んできたところであります。  これは道路...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先に一言申し上げますが、レーガンの財政政策、特に税制政策でありますが、たしか所得税の減税、次いで法人税の減税をやりましたね。確かにこのことが景気刺激には役立ったと思いますが、しかし結果として先ほど御指摘のようなアメリカ財政の赤字という体貨を一周進めてしま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) たびたびこの経緯については申し上げてきているところでございますが、信用組合に対する指導監督の責任を都道府県知事さんにゆだねているところでございます。  しかし、一昨年、御指摘がありましたように、東京都から大蔵省に検査の協力要請がございまして、確かに一昨...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私は、去年の秋、十月でありますが、そこで初めてこの東京都監督の二つの信用組合の経営破綻の報告を受けることになりました。私の就任は六月三十日でございますが、就任直後から、まあ西村局長も私と同じときの発令でございますから新しい銀行局長就任間もなくでありますが...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘がありましたように、また西村局長がお答えをいたしましたように、信用組合の理事長であった高橋氏が、同時に並行してイ・アイ・イ・インターナショナルという事業の経営をされていた。このイ・アイ・イ・グループに対して日本長期信用銀行が今御指摘のような、まあ金...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 確かにおっしゃるような人間関係によって物事を処理する場合にはさまざまな形が考えられるわけでございます。ただ、公務員の秩序、役所の所掌事務といいますか、それに基づく権限論というこの基本に立って考えますと、すべての公務員はそれぞれその部署にいるときに一定の責...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私は率直に言って、先般の都議会の五会派の発表された声明文を読みましても、やはり指導監督に当たってきた都の責任は重いということを明らかにされておりますし、預金者保護や金融不安に対しても都は十分責任を果たしていかなければならないというふうにおっしゃっておりま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 事務方は、私も指示をいたしましたが、指示をする以前からこの問題が関心を呼び始めて、本人から事情を聴取していたと思います。何回かやっていると思いますが、その集約が私に報告をされて、証人喚問の日とたまたまある週刊誌がこの香港行きの報道を大きくしたのと同じ日で...全文を見る
03月15日第132回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、これは御商売に限らず、公務員も政治も含めてあらゆる世界がそうでありますが、いわばそれぞれの責任といいますか、人の道をきちっと全うすることがいかに大事かということを改めて教えてくれているものと思います。モラルハザードというのは難しい英語で...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 重ねて告発について御指摘を賜りました。  実は私自身も、一番最初この対応策を大臣室で議論しましたときにも、最終こうしたスキームで行かざるを得ないと。最初はペイオフの可能性も真剣に議論をしたわけですが、信用秩序その他総合的な判断ではこの処理しかないかなと...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) その点については私も当初から、まさに目に余るといいますか、怒り心頭に発するぐらいの気持ちを強く抱きました。乱脈といいますか、常軌を逸しておりますし、このこと自身は、もう経営破綻という状況の前に、改めて二人の理事長の責任が大変大きいという認識を持った次第で...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 一昨年の検査の後、東京都は、その事態を重視して厳しく経営改善の指導を行っていきますと、こういう姿勢をとられたわけであります。大蔵省も、機関委任でございますから、東京都のそういう判断を了として、その後、結果として言うならば、一昨年と昨年の検査までの一年間、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私どもは、日本銀行、東京都、大蔵省、三者がこういう事態を冷静に見詰めて、金融機関や預金に対する国民の信頼が損なわれることのないように、いわゆる金融不安が起こることのないように精いっぱいの知恵を出し、今、責任を全うしているところであります。
○国務大臣(武村正義君) これは衆議院でも一貫して申し上げておりますのは、別に東京都となすり合いをするつもりはないんです。当初、衆議院の質問は、大蔵省の責任じゃないかと、専らそういう質問が多うございましたから、別に責任回避をするつもりでなしに、第一義的には個々具体的な信用組合に対...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私は答弁をちゅうちょしたわけじゃありませんが、私自身の認識としては、ここにイ・アイ・イ・グループがありますね、この大将は高橋氏。こっちに長期信用銀行がある。ここに協和信用組合があると。この二つの関係は大変深いわけですね。そして、この事業を通じて信用組合と...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今、私は長銀の言い分をカバーするつもりはありませんよ。両者食い違っているという事実を見詰めて、私どもがどっちが正しいということはここではコメントしませんと申し上げているわけであります。
○国務大臣(武村正義君) 詳細はわかりませんが、報道等で承知をいたしておりました。
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のような、何もかも地震のせいにして払わないとか、非常に不親切な対応がなされているのが事実であるとすれば、これは、反省をしなければならないと思いま  しかし、御理解いただきたいのは、もう改めて申し上げる必要もないわけですが、火災保険については主な契...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今日までの私ども事務当局も責めての取り組み、御批判を受けなきゃならない点があるとすれば、これは素直に反省をしながら、国民の皆様にも改めて御理解を賜りたいと存じます。  日本銀行、大蔵省ともに、こういう事態が表に出まして、今もおっしゃったように、やはり国...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 特定の相場水準に言及することは為替市場に不利な影響を及ぼすおそれもありまして、直接的な言及は避けているところでございますが、それにしましても今回の急激な円高は、一週間で八円余りという大変テンポの速い状況であります。ここ数年の円高にさらに円高が加わったとい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 連銀もアメリカ財務省も去る三月三日の事態に、急速に円高ドル安になったときには、私どもも真剣に話し合いをして協調介入を行ったわけでございます。去年も二回ほど足並みそろえてかなり大幅な介入をしているわけでありまして、アメリカは介入をする気はないということでは...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 昨今、国会にも追われておりますが、さまざまな問題にも追われておりまして、だから海外に行けないという意味ではありませんが、既に予定されておるものとしましては、来月に入りますとG7もございますし、またそれと別にインドネシアではアジア・太平洋圏のAPECの蔵相...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおりだと思っております。今回の事態から真剣に学ばなければならないと思っております。都道府県と大蔵だけとの緊密な連携をどう図っていくかということが一つありますし、また預金保険機構の中にもアメリカのように検査体制を築くことができないかどうか、この...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) その報道は、私の認識する限りでは正しくないんじゃないかと思います。  昨年来、税制改革に取り組む中で、私どもは公式にもまた内部での事務的な努力の方向としましても、総合課税の方向を目指していきたいということでありますし、前提条件としては納税番号制というも...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 基本的にはそう考えております。やはり番号がきちっとつきませんと、個人の氏名とか住所とかというのは変わること、特に住所はよく変わります。そういう意味でも、生まれたときからもう番号を打たせていただいて、終生その番号できちっと集約をさせていただくことが基本では...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今、納税番号制を導入するにしても、片方でプライバシーの保護が大変大事だと、大変大事な点を具体的に御指摘をいただきました。そうした点についても十分議論をし、配慮をしていかなければいけないと思っております。今の個人情報保護法の施行状況等もどこに問題があるかと...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御紹介いただきましたように、昨年八月、与党の中で行政改革のプロジェクトチームができました。その場で私どもの代表、関係者が複数で勉強したものを試案として示したものであります。  私自身、後から承知をいたしましたが、試案としておりますために、さきがけが公式...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先般もお答えいたしましたように、今回の修正をした都議会五会派も、責任の重さ、今後十分に責任を果たしていくべしということを明確に言っておられますし、過般テレビを見ておりましても、候補者の一人は大変都の責任は重いということを明確に言い切っておられます。そうい...全文を見る
03月16日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
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○武村国務大臣 要因の以前の問題として、今回の急速な円高・ドル安を含めた通貨の変動に対しては、大変強く懸念を抱くものでおりますし、こういう事態を本当に憂慮いたしております。  要因になりますと、少なくとも日本経済に起因する要因があるわけではないというふうに認識をいたします。やは...全文を見る
○武村国務大臣 まずは、先ほども申し上げましたが、対外的な努力が一つの大きな仕事だと思っております。日米間の包括協議の問題もございますが、私どもとしましては、やはり通貨当局としての努力も精いっぱい果たしていかなければいけない。協調介入もそうでございますが、同時に政策的な協調につい...全文を見る
○武村国務大臣 今ここで個別の、船舶等の御指摘がございましたが、答える用意ができておりませんが、いずれにしましても、そういった問題も含めて、改めてこの昨今の事態を真剣に見詰めて、政府のあらゆる努力、真剣に目を向けてまいりたいと存じます。
○武村国務大臣 今直ちにG7の会合が持てる状況ではありませんが、やはり会合を開くこと自身大きな関心事になりますし、開く以上はやはり一定の成果が上がる状況を事前に確認をする必要がございまして、決して消極的に考えているわけではありませんが、来月になりますとG7の会合も予定されておりま...全文を見る
○武村国務大臣 私どもは、この時期のこのケースに直ちにペイオフの仕組みを発動することはちゅうちょをいたしました。かなり真剣に議論をしました。私自身も、むしろ最初はペイオフでいくべきだと判断をして、局長ともかなり真剣な議論をしたのであります。  問題は、戦後五十年になりますが、我...全文を見る
○武村国務大臣 官房長であります。
○武村国務大臣 官房長が聞いたのか、あるいは何人かの職員が聞いたのか、そこまでは確認できておりません。私に報告をしてくれたのは官房長であります。
○武村国務大臣 たしか答弁を二、三回しましたが、事務方の報告によれば、節度を超えているとは思いませんとか、あるいは節度を超えていないという報告を受けておりますとか、こういう答弁をいたしているわけであります。  官房長が本人にヒアリングしたにしろ、あるいは他の職員にしろ、あるいは...全文を見る
○武村国務大臣 私は、事務方の報告によればということを前提にして、その報告を国会で申し上げているわけであります。
○武村国務大臣 私は、参議院でも申し上げたのでありますが、滋賀の知事をしておりますときにやはり税関係で汚職事件が起こりまして、もうやめている元税務課長が、一人が逮捕されるという事件でありましたが、しかし、その捜査の最中、やはりいろいろな関係者、うわさ等もございまして、当時の副知事...全文を見る
○武村国務大臣 うそであったかどうかは断定的には言えないと思います。どういう質問をするか、どういう表現で質問したかにもよりますからね。恐らく高橋氏との個人的なかかわりの状況がどうであったかということが基本だっただろうと思うのです。私もそうでした。私自身がやったときもです。  な...全文を見る
○武村国務大臣 私は、これは大臣の義務とは思いません。  今振り返っても、私みずからが本人に会って私的な行為についてあれこれ質問するのはいいとしても、その事実をみずからが集約するというのはいいことなのかなという、多少今でも、終わった後も振り返っているわけであります。やはりこれは...全文を見る
○武村国務大臣 そう明快におっしゃらないでください。それは、やる以上は、どういう職員の職員であれ精いっぱい努力をしてやらせていただくわけでありますから。しかし一定の限界はあるかもしれません。そのことを特に強調するつもりはありませんけれども、そういうことを御認識をいただきたいとあえ...全文を見る
○武村国務大臣 やはり人間というのは、被疑者といえども、ああして拘禁をされて、最低二十日間ですか、朝から夜まで強権力を背景にして取り調べをされる、もちろん黙秘権もありますけれども、それでその犯罪の事実を自白するというケースが少なくないわけです。  今回の場合は、そういう犯罪とは...全文を見る
○武村国務大臣 今は田谷氏のことを前提に申し上げているわけではありません。  これは官房長からお答えをいたします。
○武村国務大臣 これは本人の話を、認めた事実を基本にして御報告を申し上げているわけであります。私は、その限りにおいては本人を信頼したいと思っておりますし、事実だという前提で御報告を申し上げているわけであります。  ただ、先ほど来申し上げたのは、これですべてかと言われると、それは...全文を見る
○武村国務大臣 もちろんそうであります。私ども自身は、事務方も含めて、その後何か新たな事実が出てきているとか出てきそうだという、そんな予感も今持っておりません。
○武村国務大臣 何か、うそにして、後、大臣の責任を追及したいわけです。  私が申し上げているのは、やはり本人の話が基本でありますから、それだけはきちっと、言葉濁りなくきちっと確認をして、先般参議院で申し上げたことは、文書にして本人にも改めて再確認をしてもらったように聞いておりま...全文を見る
○武村国務大臣 これは私が直接二人に面談をして、本人の話を集約をして国会に報告をしたものでありますし、国会以前に、私自身が大蔵省全体の責任者として月曜日にああいう処置をとらせていただいたということであります。
○武村国務大臣 何回もお答えしておりますように、私の処分の前提になった事実確認でありますから、その事実を信じて、本人の話を信じて私は処置をとっているわけであります。両人とも反省するというコメントを発表しておりますように、処分の後もそういう経緯で今日に至っております。当然、国会に対...全文を見る
○武村国務大臣 何回も繰り返しお答えをいたしているつもりでございますが、いやしくも国会の場で私が発言をしているわけでありますから、しかも大臣として発言をしているわけでありますから、これはもちろん、お答えするまでもなく、私の責任でこの事実を信じて処分をし、報告をいたしているわけであ...全文を見る
○武村国務大臣 これは、調書もとっておりませんし、それを国会に出す義務は全くないと思っております。
○武村国務大臣 官房長は確かに横に同席はさせましたが、メモはとっていなかったように私は覚えております。
○武村国務大臣 もちろんその場では頭で記憶をしまして、後、横にいた官房長がその一番大事なところを文章にしてくれたのじゃないかと思います。
○武村国務大臣 どうぞ誤解しないでいただきたいのですが、これはあくまでも、職務を背負って大蔵省の大事な仕事を日々担当してくれている幹部でありますし、私は、相手の人格を尊重し、そういう前提に立って事実を聞いているわけであります。  先ほど来、ちょっと食い違うのは、何か法律に違反し...全文を見る
○武村国務大臣 幸い、お聞きをいただいている山本委員も、中島氏の件に関しては相手を信頼しているというお言葉もありましたが、決して逃げるとかいうことじゃなしに、本人は恐らくもうみずからここへ来て申し上げたい気持ちでいっぱいだろうと思いますが、私どもも信頼しておりますし、官房長以下大...全文を見る
○武村国務大臣 私は、それはやっていただけるものと信じております。  御承知のように、スキーム全体としては、今お話しの出資金、これは日本銀行の二百億と金融機関全体の二百億で、四百億はもう全部支出をしていただいております。加えて、預金保険機構からの四百億も、二十日の開業と同時に措...全文を見る
○武村国務大臣 これはもう御承知のように、都の監督責任については、都の執行部もそれから都議会の多くも率直にお認めになっていることでございますから、出向く必要はないと思っております。
○武村国務大臣 大変この点を御心配をいただきまして、ありがとうございます。  私は税のことは詳しくわかりませんが、気持ちとしては、このスキームが予定どおりスムーズに成就することを心から期待をいたしている次第でございます。
○武村国務大臣 住専をめぐる経営の問題が存在することは認識をいたしております。お答えいたしておりますように、それぞれ十カ年の再建計画を立てながら、大変厳しい状況のもとではありますが再建に当たっていただいているところでございます。  今、仮定の上で万一ということでありましょうが、...全文を見る
○武村国務大臣 過般から今日にも至っております円の相場をめぐる急激な変動、今回も円高でございますが、このことはどう考えても正常な状況とは思っておりません。特に、さまざまな各国の経済の状況というものを的確に反映したものではありませんし、日本側に主たる要因があるとも思えないだけに、今...全文を見る
○武村国務大臣 昼間石原議員の質問にお答えをいたしたと思っておりますが、御記憶いただいておりましょうか。
○武村国務大臣 そういう見方はいかがでございましょうか。金融不安は絶対に起こらないとおっしゃるのでしょうか。金融不安が起こったときにだれがどう責任をとるのでありましょうか。少なくとも昭和金融恐慌のあの経験も踏まえなければなりませんし、イギリスにしろアメリカにしろ北欧三国にしろ、ほ...全文を見る
○武村国務大臣 これはまた、別の視点から真剣に見詰めなければならない問題だと思っております。  イ・アイ・イ・グループなるものに長銀が大きくかかわっていたということは御承知のとおりでありますし、また、二つの信用組合にも一定のかかわりを持っていたことも私どもも認めざるを得ません。...全文を見る
○武村国務大臣 この措置は大蔵大臣の権限の範囲内でございます。閣議案件には該当いたしません。そういう意味で、私の責任で最終判断をしたものであります。  都庁へ伺いましたのも、いよいよ都議会が始まるということで、もう昨年三者で合意はしているわけでありますし、鈴木都知事もそういうこ...全文を見る
03月16日第132回国会 衆議院 予算委員会 第22号
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○武村国務大臣 東京協和信用組合、安全信用組合の実名入り預金者リスト、融資先リスト及びその検査報告書については、先般来、貴委員会から、提出要求をいただいておりまして、三月九日には、議院証言法第五条に基づき、東京都知事が関係書類を提出することについて、監督庁として承認を行うよう要求...全文を見る
03月16日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第5号
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○国務大臣(武村正義君) 委員と局長のやりとりを聞いておりましても、大変土地の税制は難しいんだなということを改めて再認識をしております。  今は土地利用計画とか建築確認等も含めて幅広く問題提起をいただいておりますが、基本的には日本のあるいは日本人の土地に対するかかわりといいます...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先ほどから御紹介もございましたように、平成七年度の税制改正に関する答申の中で資産課税につきましては、「高齢化、ストック化、国際化といった我が国経済の構造的な変化の中、所得・消費・資産等の課税バランス、更には、資産の種類毎にその取得、保有、譲渡の各段階で課...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 委員の専門的な御質問の中でおっしゃっているように、土地に対しても、保有税はいい、ゲインに対して、収益に対してかけるのは軽くしてという御主張がございました。問題は、その土地保有は、固定資産税そして地価税が始まったわけでありますが、ちょうどバブルのさなかに地...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、こういうさなかに、過去ではありましても具体的な私的なつき合いの状汎が表に出ましたので、そういう意味で一層厳しく御批判を受けているところであります。過去のことだから今はしてないというふうに申し上げるわけではありません。そういう延長線上に今...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 二月十日でございましたか、政府の特殊法人全体についての方針を取りまとめる時期が来まして、御記憶いただいているような状況で、政府系金融機関についてはさらに年度内を目標に努力するということに相なりました。主として与党が中心になって進めていこうということではあ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 余り詳しく知りませんが、形の上だけはこれは総理の諮問機関でございますから、昨年たまたま官房長官を務めておりまして、去年の四月からかわった新しい人事の相談やら報告がありましたので、その限りでは、大蔵省が原案をつくりながら、総理の最終御判断をいただいて決めて...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御発言がそのとおりであれば、特に政府税制調査会会長として発言をされているとすると私も委員と同じような感想を抱くわけでありますが、特に連立政権そのものが、今回の連立政権をおっしゃるのか連立政権全体をおっしゃっているのかよくわかりませんが、一刀両断で理念がな...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 租税特別措置はその時々のまさに政策判断によって行われるべきものでありますし、そういう意味では、時が終われば措置も終わるという、そこは非常に柔軟でなければいけないと思うのでありますが、今日までの結果は、ややもすると一たび措置をとるとなかなか廃止ができないと...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 大蔵大臣としてよりも、皆さんと同じように一政治家としての感想でありますが、私は、国際比較においてもそうだし、何といっても、サラリーマンのマイホームを持つための能力からいっても、日本の土地は高いという認識を強く持っている一人であります。  一般的には土地...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 政府の認識は、税調の御議論も踏まえた、今、小川局長が申し上げたような認識でございますが、与党の議論と一体に進めておりまして、与党の中にもそういう意見は今回の論議の中にもあったようでございますが、真剣に見詰めているところでございます。
○国務大臣(武村正義君) 数は多くないということでありますから、多くはありませんがその範囲内での影響があったということでございます。あえて下げる必要はなかったんではないかという御指摘は、今後の教訓として承りました。
○国務大臣(武村正義君) 午前中もそういう議論がございまして、本当に複雑な土地の税制をなるたけやはりわかりやすくシンプルにする努力も必要だと思いました。同時に、たびたび変えるべきでないというのは主税局も含めて私どももそういう認識でございます。ことしのこの中間的な措置は、一層譲渡益...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 老人マル優の措置、ありがたがっている人がいないとは私は思わないんでありますが、これはこれで今日までお年寄りを激励するための一つの大事な政策手段として評価をされていると思うんであります。  ただ、きょうは財政繰り入れ特例法の論議も並行してお願いをいたして...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 租税特別措置は政策的な意図を持って行っているものであります。時代時代、その経済社会の中で特に有効であり必要なものに限定して対処をしていくべきものだと思いますが、同時に絶えず見直し、改廃を含めてその努力を並行して進めなければいけないというふうに思います。 ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) いや、これはちっともおもしろい話ではなくて、まさに震災が起こったという事態で急遽こういう修正をさせていただいた次第であります。
○国務大臣(武村正義君) 我が国財政の置かれている状況は、吉岡委員もおっしゃっていただきましたが、たびたび申し上げているとおりでございます。大変厳しい険しい状況に立ち至っております。歳出をどう抑えていくことができるか。歳入の議論が片方にございますが、まずは歳出をどこまで整理してい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 見直しというのは、そういう意味では聖域はないのかもしれません。財政の健全化のためには、福祉ですら例を挙げながら申し上げているぐらいでございますから、基本的には例外なしにすべての分野に目をもう一度向けていく必要があるという考えてありますが、今、日米安全保障...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 政府・与党の表現としては、大幅な整理合理化に取り組むという考え方でやってまいりまして、大幅であっなかなかったかはいろいろ御評価があろうかと思いますが、政府としてはかなり真剣に取り組んで今回廃止が八つ。廃止の数はそういう数でございますが、二十七項目について...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 宿舎、独身寮のことは御心配をいただきましてありがとうございました。順次さらに今後も改善に努力をしてまいります。  大蔵省、五万七千人の国税庁職員が頑張っていただいておりますが、二十日前とか定年前のお話は御要望としてはお聞きしましたが、異動規模をなるたけ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨を踏まえ配意してまいりたいと存じます。
○国務大臣(武村正義君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、最近における内外の経済情勢の変化に対応し、我が国の市場の一層の開放を図る等の見地から関税率等の改正を行うとと...全文を見る
03月17日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第6号
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○国務大臣(武村正義君) 平成七年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関收入支出予算について御説明を申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は七十兆九千八百七十一億二千万円となっております。  このうち主な事項について...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の特殊法人の見直し、中でも政府系金融機関の見直しに政府・与党真剣に取り組んでいるところでございます。  過般、輸銀と基金の統合を御報告申し上げたわけでありますが、これで政府系金融機関の統合は終わりというわけにはならないというふうに思っております。当...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおりであると思っております。  財投をめぐる入り口の問題もございますし、出口の問題もあります。いずれにしましても、いわゆる税負担は国民の世論としては極力抑制をしていかなければならないと。そこに金融手段といいますか、金融手段による政策選択とい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) それがなかなかないのでありまして、国際的なそういう物差しもないんですが、私どもがこれですと言ったら国民の皆さんがすっと納得してくださるようなものがないという意味でございます。  今、七年度末の公債残高のGNPに対する比率は四三ぐらいになると推計をしてお...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、公共事業のシェアの見直しは大変大事な課題だと思っています。昨年どことしとそれなりに努力をして少しずつ変化を示しておりまして、ぎりぎりと少しずつこうやって五年、十年やればかなり変わると私どもは思っておりますが、容易なことではありません。 ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先ほど志苫議員との論議でも出ましたが、絶対的な物差しはまだ見出しておりませんが、財政審の答申は予算規模の五%以内が望ましいということになっておりまして、ことしの予算でいえば三・数兆円ということになりましょうか、ちょうど主計局長の答弁前後の数字と合うわけで...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) なぜなのか、ぜひ議員の方からもそれなりにお教えをいただきたいと思いますが、私どもは率直に言えば、国民の財政に対する御期待は大変大きいものがある、財政能力からいえば無限に近いぐらい大きいものがあるわけで、それに対して政治があるいは行政がどうおこたえをしてい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 財政法では、財政の健全な運営という視点から原則として公債発行は行わないということを書いているわけですね。やはりその年度の税を中心とした収入との見合いで歳出を考えていくべしと、こういう考えだと思うのでありますが、建設国債あるいは特例公債の道が開かれ、道を歩...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今、村山内閣が取り組んでおります行政改革は、沿革をさかのぼりますと、第三次行革審の答申が一昨年ございましたか、秋ですね、それを受けて、当時細川内閣でございましたが、規制緩和、地方分権、特殊法人の整理というようなテーマについてそれぞれタイムスケジュールを設...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 官房長お答えいたしておりますように、私どもは、このことも含めて、五年前の香港行きの事態を本人にヒアリングをしながら、十分認識をして今回の措置をとらせていただいたものであります。
○国務大臣(武村正義君) いろんな理解の仕方があるかと思います。訓令であれ何であれ、いささかも違反したりすれば懲戒処分をすべきだという御主張もあるかもしれませんが、人事院にも問い合わせてみますと、この渡航の届けをしなかったために懲戒処分を受けた例は今までないということであります。...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 東京都も、私も詳細は知りませんが、精いっぱいの努力をされたとは思うのでありますが、結果としてはあの時点でもう少ししっかりした措置をとればという思いはないわけではありません。これは東京都を非難する意味では申し上げていません。  今後、やはり事態をなるたけ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意関連対策につきましては、我が国農業・農村を取り巻く内外の諸情勢の中で、いわゆる新しい政策に即して農業の将来展望を切り開いていきたいと考えます。六年間で六兆百億円の事業を講じていきたいと考える次第であります。  いずれ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) わかりません。
○国務大臣(武村正義君) 三重野前総裁がおっしゃっているのは、東京都の真剣な経営改善指導に従っていれば結果が違ったことになっていたんではないかと、恐らくそんな意味が込められているのではないかと私は拝察をいたします。  指揮監督権の問題につきましては局長がお答えしたとおりでありま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。
03月22日第132回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○国務大臣(武村正義君) もう御理解をいただいておりますように、この権限は都道府県知事に機関委任をしているところであります。機関委任をしているというのをどう法律的にとらえるか、あるいは実態としてもどう認識するかという問題があろうかと思います。  私自身も十二年間知事を務めてまい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今も申し上げたように、この信用組合の監督の事務に関しては、何々信用組合という個別の指導監督の責任は都道府県知事にゆだねている、こういうふうに認識いたします。それがやはり金融システムの一環であるということもありますし、また信用組合の指導監督の法律的な責任の...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 実名リストの公表につきましては、問題はやっぱりプライバシーの保護上の問題がございますし、金融取引上の秘密にかかわる情報が開示される、こういうケースが起これはどんどん表に出るんではないかという不安感を醸成する可能性があるというふうに判断をいたします。また、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) だから、まさにそういう意味で十一月末の預金者、融資先等の個人名を発表させていただいたということであります。
○国務大臣(武村正義君) これは私ども大蔵省がどうこうではありませんが、やはり各事業関係者の話、特に今回の共同銀行の関係者の話も総合いたしますと、やはり御商売には商売のモラルがある、道徳があると。いやしくも商売人が顧客の名前を軽々に表に出すということはこれは容易なことではありませ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 昭和二年の恐慌、同じような姿で起こるということはそれはないでしょうね。  しかし、こんなにテレビが発達したとか、これだけ経済が大きくなった、それも事実でございますが、片方でバブルが崩壊をして片方で、議論がございますように、かなりの不良債権を大小の金融機...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 既にお答えをいたしましたように、私は、十三日でなしに、あれは九日でございましたか、証人喚問があった日ですね、その日以前までは香港の話は全く承知をいたしておりませんでした。私は、何もそういう事実がないというよりは、事務方の報告によれば節度を超えている事例は...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 改めて申し上げますが、今回の件が国家公務員法に基づく懲戒処分を科すべきであるという御趣旨であるとすれば、これについては次のような難しさがあると考えます。  職務に関係のない者との私的な交際であったと。今、四年前の証券の話をされましたが、この事件が起こっ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 七年度予算の組み替えという問題につきましては、これから本格的な復旧・復興対策に取り組んでいこうという段階におきまして、財政上どのような手当てが必要となるかをある程度まで見きわめた上で七年度当初予算を修正することとなれば、修正予算書の提出までには相当の時間...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今までもお答えをしてまいりましたように、第二次の震災対策を基本にしてなるべく早い時期に新年度の補正対応をしてまいりたいというふうに思っております。当然でありますが、二次補正以降のさまざまな各省庁、現場の御要求を踏まえた財政」詰めた数字を承りながら、大蔵省...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 大変大胆な御提案をいただきましてありがとうございました。  総理もお答えいたしましたように、当然予算の中で災害のためのやりくりといいますかをしなければならないと思っておりますが、新年度につきましては、きょうもこうして参議院で当初予算の真剣な御議論をいた...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まず前段で、御質問とはおっしゃらなかったのでありますが、機関委任でありますけれども、検査の仕事だけを委任しているわけじゃありません。まさに信用組合を認可する仕事も、それから日ごろのこういう示達書を出したり経営改善命令を出したり、役員の罷免権も含めてあらゆ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) なぜかこの問題が起こってからずっと責任論の質問が衆議院も含めてたびたびあったわけでありますが、機関委任でありますだけにややお互い頭を整理することが非常に難しい。私自身も機関委任という言葉は若いときから知っておりましたけれども、こういう具体的なケースに当て...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 税の問題も大きな問題であるようでございますから、きょうの御発言を踏まえて、大蔵省としても関係各局で検討させていただきます。
○国務大臣(武村正義君) 私も今度の事態を当初は当惑しながら、しかし香港行きというふうな新たな事実がはっきりした段階では、国民世論も考えながらきちっとした対応をしなければならないという思いでこれに責任者としてかかわってまいりました。  もういろいろお答えをしてまいったわけであり...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 利子に対する課税につきましては、六十二年九月の改正において、いわゆる課税ベースの拡大、負担の公平等の観点から、一般の預貯金利子を原則課税とする中で、例外的に一定限度額までの老人等の貯蓄の利子を非課税といたしているところでございます。  この老人マル優の...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 本当に困っている人をお助けしたりするために法律があるわけであります。こういう租税の特別措置もそういう意味で有効でなければならないことを思いますと、今、大変生々しい具体的なケースを御紹介いただいて、こういうケースには生きていないということを実感させていただ...全文を見る
03月24日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号
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○武村国務大臣 ただいま議題となりました阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、阪神・淡路大震災による被害が、広範な地域にわたり、同時、大量、集中的に発生したこ...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘のように未曾有の予期しない大災害でございましただけに、多大の犠牲が出ることになってしまいました。大変残念であります。こういう事態が起こりますと、後から振り返って反省すべき点がないとは言いません。また、あのときああすればという思いがこういうケースの場合には、い...全文を見る
○武村国務大臣 具体的な御指摘に対してお答えする立場ではありませんが、国会での総理の御答弁を思い出しますと、初めてのことというのは、これは地元の対応のことを申し上げたというふうに答弁をされておりました。決してそれは弁解でなしに、そういう思いでそのときはおっしゃったようであります。...全文を見る
○武村国務大臣 今、県も各市も復興の計画の議論を始めていただいております。三月いっぱいにガイドラインといいますか大まかなアウトラインを決め、六月いっぱいぐらいに復興プランをつくろうということで進んでいるように伺っております。  御指摘の住宅についても、そういう大胆な計画が論議さ...全文を見る
○武村国務大臣 今はお答えを申し上げているような方針で臨みたいと思っておりますが、いずれにしましても、民間の施設というときに、バースに限らず、工場の基幹施設もありますし、もっと広い意味ではさまざまなデパートとか民間のビルディング、あるいは個人の住宅まで及ぶわけでありまして、いわば...全文を見る
○武村国務大臣 景気は徐々に回復基調にあるということを政府としては申し上げてまいりました。今直近の経済動向、各種の指標を分析し、また日銀短観のように将来の経営者の展望等を踏まえながら、そういう総括をいたしているわけであります。  今おっしゃるように、景気の状況が急に腰を折ったと...全文を見る
○武村国務大臣 仮定の上に立って、しかも大変悪い仮定の上に立ってお答えを申し上げるのは差し控えたいと思いますが、今の私どもの考え方としては、PKOと言われているようなものを政府が具体的に考えているわけではありません。基本的に景気回復を通じた各企業の業績の動向が大事でございますが、...全文を見る
○武村国務大臣 六年度の第二次補正予算が二月二十八日でございましたし、七年度当初予算は三月二十二日でございました。震災の関係もございまして、早期成立に御協力をいただきましてありがとうございました。目下、この二つの予算への対応に全力を尽くしているところでございます。  当然、震災...全文を見る
○武村国務大臣 承りましたが、真偽のほどは私どもはまだ確認はできておりません。  今日までの都議会五会派、それには公明党も入っておられますが、五会派は文書で声明を発表されておりまして、その声明では、都のこの問題に対する監督、指導責任は重いということは明言されておりますし、また金...全文を見る
03月24日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第7号
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○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、阪神・淡路大震災による被害が広範な地域にわたり、同時・大量・集中的に発...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 震災が起こったこともございまして、今国会は第二次補正予算も新年度の当初予算も本当に大変早い成立を見ることができまして、心から感謝を申し上げます。確かに、この法案をもって今国会で御審議を煩わすのは最後になるのかと思いますが、もう既に並行して新年度の震災対応...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の地震の経験を踏まえまして、積極的に新商品の開発を検討するよう指示をいたしております。  政府委員からお答えをさせていただきます。
○国務大臣(武村正義君) 今回は、こういう大震災に対応する緊急の改正として二回にわたり措置をさせていただいた次第でございます。  今後は、先ほど局長も御答弁しておりましたように、一般的な地震対策、防災対策としてはさまざまな論議も起こってこようかと思っております。したがって、総合...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今まだありません。今後、防災対策を真剣に議論をし、まとめていく中で税制の対応も真剣に最終的な判断をさせていただきたいと存じます。
03月28日第132回国会 参議院 内閣委員会 第5号
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○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました国家公務員等共済組合法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、雇用保険法の改正により民間において育児休業給付が設けられることとなったことを踏まえ、国家公務員等の育児休業中の経済...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 女性の職場進出の進展やますます少子化が進んでいること、こういう状況に対応いたしまして、育児休業の取得を援助し、促進し、将来を担う世代の健全な育成を図っていこうという趣旨でございます。我が国経済社会の今後の活力を維持していく上では大変重要な課題だと考えます...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 介護休暇をめぐって大変貴重な御意見ありがとうございました。  新公共投資十カ年計画も、抽象的ではございますがそういう趣旨をうたっております。福祉や環境、文化等の役割を比率の上でも高めていこうという考えでございますし、そういう中で今のような御趣旨が生かさ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 日本の経済は、政府としましては緩やかながら回復基調をたどっているという認識でいるわけでございますが、ここのところ御指摘の急速な円高、国際通貨の動き、それに加えて株価の下落というふうな状況が出ておりまして、こうした状況の推移いかんによっては、回復基調に入ろ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 日本の金融市場の現状は、今御指摘ございましたように、公定歩合は史上最低の水準にございます。また、各種の金利も全体として緩和された状況にあるというふうに認識をいたします。  今、アメリカ、ドイツとのいわゆる金利政策の協調が前提あるいは背景にあるのかという...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおりだと思います。  けさも、先ほど閣議の場でそういう発言も相次ぎまして、輸出産業を中心とした円高の不安といいますか、困難な状況にどう対応していくかという問題が片方でございます。これは中小企業対策、雇用対策等々でございますが、同時に御指摘の...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、円高の背景を詰めてまいりますと、一つの問題は日本の市場が十分開放されていないという見方を諸外国に与えている。日本はそれなりの努力をしてきているわけでありますが、貿易を含めた経常収支の黒字という状況が一向に改善されないということから、絶え...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今ここで事前にどういう発言をするかというところまで申し上げるのはひとつ遠慮をさせていただきたいと存じます。  APECは一年に一回でございますが、G7は年四回は最低開かれておりまして、ある意味では蔵相レベルの会合としてはかなり頻繁な方でございますが、そ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私、その提案は伺ったことがありませんが、提案は提案として承らせていただきます。  ただ、G7そのものが通貨を非常に大きなテーマにいたしておりますだけに、私ども自身の会合の責任の問題でもあるというふうに思っております。
○国務大臣(武村正義君) 昨日、平成七年度の補正予算、これは阪神・淡路大震災を基本にしたものでありますが、この国会中に提案をさせていただきたいと、そういう前提で作業に着手をいたしますということを申し上げました。震災復旧・復興対策が基本でありますが、昨今の門高・株安等の経済状況の中...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私どもはそういうことを念頭に置く置かないはコメントはしていないわけでございまして、先ほども申し上げたように、弾力的、機動的という表現は日本銀行が今日まで絶えずおっしゃっている表現であります。そういう表現をこの際、大蔵大臣のこの方針の中にも盛り込まさせてい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私ども大蔵省の処置をいたしましたときに、その直前にこの二人については私自身も直接会ってヒアリングをいたしました。個々の行為について確認をしたわけでありますが、しかし何といいますか、検事の取り調べ等ではありませんので事細かに状況全部を聞きただしているわけで...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 寒冷地手当が実費弁償的な性格を有しているという点については、通勤手当のように実費弁償的な性格の強い給付も既に保険料の対象となっていることからも、特段、特別保険料の対象とすることの妨げにはならないというふうに考えております。
04月10日第132回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○国務大臣(武村正義君) 御指摘のように、五年度決算も約五千七百億円の不足になりまして、二年連続して決算上の不足が生じるという極めて異例な事態に立ち至っております。五年度の税収が見込みを大きく下回った結果というふうに言えるわけでありますが、当時の経済情勢等予見しがたい事情によるも...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘をいただきましたとおり、公債残高に象徴されるように、日本国の国家財政は、大変脆弱といいますか不健全な要素が刻々強くなってきていると言わざるを得ないわけであります。  確かに、GDP対比ではアメリカよりはまだいいとおっしゃいましたが、利払い比率とか...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 過般、大蔵省としましては、財政金融運営について考え方を発表いたしたところでございますが、我が国の金融政策は内外の経済動向を真剣に注視しながら最も有効に働くように機動的な運営がなされるべきであるというふうに思っております。
○国務大臣(武村正義君) まさに御質問のこの時期の総合的な対策をきょう総理から企画庁長官に指示がなされまして、恐らく急いで通産大臣や私どもも一緒になってこの対策の中身を詰めることになろうかと思っております。短期の対策もございますし、かなりロングレンジで基本的なとらえ方に立った対策...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 四年度、五年度、二年度にわたりまして歳入欠陥の発生を見たわけでございます。これ自体どういう弁解をしましても異例な事態であることには間違いがありませんし、当然その責任は痛感をしなければなりません。資本主義経済というと、そのせいにしてしまうわけではありません...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 一番最初、この二つの信用組合の不良債権の額あるいは回収不能額等々をめぐる乱脈経営の実態の報告を受けたときに、私は思わずそういう声というか、そういう発言をいたしました。これはその実態だけを見た素直な私の感想というか思いであったし、多くの国民の皆さんとそうい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、検査院の御努力とその御指摘がその後の予算編成の中にもあるいは予算執行の中にも生きてこなければなりません。あるいはこの決算委員会の御審議も、そういう意味ではこれからの予算編成に生きていかなければならないというふうに思っているわけであります...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のように、シーリングというのは枠をはめるということでございます。天井をはっきり示して、それ以上は遠慮をしていただくと。そういう意味では、翌年の予算総体の大枠をがちっと決めるためには大変有効な手法であったと。以前は、シーリングがなかった時代を思い起こ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のとおりだと思います。  これからというよりも、もうそういう状況に入っていると私は認識をいたしますし、やはり地方分権という考え方もそこにある。これまではどちらかというと、中央政府が効率的な国家の経営を行う、そのために国が基本的な方針だけでなしに細...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 長年の財政運営の結果が今日の姿だとも言えるわけでありますが、大蔵省主計局の判断でなかなか財政を動かすことは難しい。私は、昨年、中で一緒に作業をしてみまして、結局、言葉をかえれば、我々政治が、国会がそうしてきたと。その背後には国民の世論があった、こういうふ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 昨年の税制改革は、出発点から増減税同額といいますか、中立的な姿勢で論議をいただきました。最終的には四千億でしたか、福祉財源を見つけることができましたが、でも大枠では基本的に増減税イコールの税制改革であったというふうに思います。  いつも増減税イコールで...全文を見る
04月11日第132回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(武村正義君) 御指摘のように、決算調整資金制度は昭和五十二年度につくられたものでございます。  この決算調整資金の現在高のみでは不足を補てんし切れない場合に備えまして、当分の間の措置として国債整理基金から決算調整資金に繰り入れを行う道が開かれているわけでございます。...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まず、けさの為替の動向でございますが、九時三十分現在は八十三円七十五銭であります。昨日のニューヨーク市場は、一時、米系ファンド投資家のドル売りから八十二円六十銭まで上がりましたが、ドルの下値がかたかった等から逆にドルの買い戻しが進みまして、一時八十四円三...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 確かに、株価の下落によって金融機関は、それなりにかなりの株式を保有しておりますから、下落に見合うというか比例して含み益がダウンする、減るという状況であります。私どもは、そのことといわゆる不良債権の処理とは必ずしも直接に結びついているとは思っておりません、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 当初予算の公共事業の執行の問題でありますが、一、二新聞等で五%カットとか、留保という言葉もあるでしょうか、カットというふうな表現で報道されましたために、むしろ補正を組むべきような経済情勢の中でそもそもカットするとは何事だというそういう見方をお与えした嫌い...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今明確な数字で申し上げる用意がありませんが、まだ固まっていないからということだけでなしに、今の時期としては、先ほど申し上げたように、財政環境としては積極的な出動をするために条件が一番整っているという認識でおります。だから、もう言葉で言えば数字よりも積極的...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) それがあるもんですから、全体についても、例年のように七〇とか七五とか八〇とか、数字を固め切れないでいるわけであります。  それでも、無理をして数字を明らかにした方がいいのかどうか、むしろ数字は明らかにしなくても、極力各省とも挙げて積極的に早い時期の公共...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 公共事業については、先ほど申し上げたような状況でありますだけに、積極的な予算の執行を基本にして当面この時期は対応をしていきたいと思っております。  補正対応につきましては、そういう意味では、今通産大臣お話しになりましたが、通産省を初めとして各省庁、この...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 一挙にたくさんのことをお伺いいたしました。  まず財政の姿勢でありますが、少なくとも経済がまだ本格的な回復軌道に乗っていない状況であります。地震や円高がなくても新年度もそういう過程にあるという認識でございますので、震災対策も含め新年度の予算も、そういう...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 為替の市場に対する通貨当局の関与の手段としては、やはり協調介入というこの手段は大変大事な手段だというふうに認識をいたしておりますし、今回の事態につきましても、日米欧でも対応させていただきましたし、また日米の協調介入という状況もございました。そういう意味で...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のとおり、緊急対応といいますか、短期的な対応としては、今後とも協調介入という手段もやはりこれはこれで残していかなければならないし、大事な手段だと思っております。また、金融政策の操作もこれまた、これは必ずしも短期目的だけではありませんが、各国の中央銀...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先ほど中長期的な私の考え方を申し上げたわけでありますが、大蔵省といいますか、この円建ての問題も、おっしゃるとおり今日本の輸出の約四〇%が円建てのようです。輸入は二〇%。ドイツはもう八割近くになっていまして、ここにやはりマルクが変動してもドイツはそれほど騒...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 公務員宿舎に住みながら頑張ってこられた楢崎先輩の貴重な後輩を思う御意見、ありがとうございました。  老朽化したものあるいは狭隘なものを中心にして、今後も積極的にひとつ努力をさせていただきます。
○国務大臣(武村正義君) まず、今回の都知事選挙あるいは大阪府知事選挙を含めた都民や府民の皆さんの選択といいますか、これは率直に政治家の一人としても受けとめなければならないと思っております。そういう意味で、新知事さんがこれまで選挙をめぐってどういう政党間のかかわりがあろうとも、都...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 初めてお伺いするわけでありますが、米軍基地といえば、当然日米安保条約を背景にして今御指摘の地位協定があり、国家間の特別のこうした協定によって米軍に対して日本政府は特別の配慮をしている施設でございますのでありますから、ちょっとここにも書いてありますように、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 具体的なケースから反省すべきは反省をして、予算編成に生かしていきたいというふうに思っております。
○国務大臣(武村正義君) 今回の二信組に対する大蔵省、日本銀行、都庁の対策は、特定の人、特定の経済人を救済するものではありませんし、また預金者といえども、預金者に金額や金利で差別をすることはできませんが、特定の預金者を救済するものでは全くありません。同時に、日本のまさに信用秩序全...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 他を言う前にまずみずからしっかり足元を見詰めよという御指摘でございました。  政府系金融機関、たくさんございますが、貸付金に係る延滞債権というふうな表現を使っているわけでございますが、この状況につきましては決してクローズしているわけではありません。毎年...全文を見る
04月13日第132回国会 衆議院 決算委員会 第3号
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○武村国務大臣 今総理がお答えをいたしましたように、御承知のように、税収で大変大きなウエートを占めます法人は三月決算が多うございまして、その三月決算の確定申告は五月末ということになっております。そういう意味で、確たる見通しを今申し上げることは難しいということで御了解を賜りたいと存...全文を見る
○武村国務大臣 同感するところも多いわけでありますし、事実私どもも、あれは十三日でございましたか、財政金融に対する、この状況に対する考え方を発表いたしているところであります。  あした取りまとめる緊急経済対策におきましても、財政金融の方針がそれなりに大きな柱になることは十分自覚...全文を見る
○武村国務大臣 政府支出のGDPに占める比率が最近上がっているという御指摘でありますが、確かに若干増加傾向にあります。  理由はいろいろあると思うのですが、やはり、先ほども議論がございましたが、景気対策として補正を組んできたことによって、特に公共事業の推進ということが政府の総支...全文を見る
○武村国務大臣 今委員お話しの、やくざ、暴力団あるいは売春婦というふうな話は初めて伺いましたが、信じられない気持ちで伺っておりました。そこまでは事実を確認されているのかどうかわかりませんが、もしそんなことがあれば、これはもう本当に幹部公務員としては、たとえプライベートであるとはい...全文を見る
04月13日第132回国会 衆議院 本会議 第20号
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○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました保険業法案及び保険業法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  初めに、保険業法案につきまして御説明を申し上げます。  保険業をめぐる近年の金融の自由化・国際化等の環境の変化は著...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) お答えを申し上げます。  まず、第三分野に対する配慮規定の終了時期についての御質問でございますが、第三分野に依存度の高い保険会社が、第三分野以外の生命保険または損害保険の固有分野において十分事業展開をなし得る環境が整備されたときに、第三分野に対する配慮...全文を見る
04月14日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
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○武村国務大臣 ただいま議題となりました保険業法案及び保険業法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  初めに、保険業法案につきまして御説明申し上げます。  保険業をめぐる近年の金融の自由化・国際化等の環境の変化は...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘がございましたように、特に三月から今日に至ります通貨の変動、乱高下という表現もございますが、本当に急速な通貨の変動を来しているわけでありますし、その中でひときわ円高が急速に進んでおります。  私どもはこの事態を深刻に受けとめておりますし、せっかく緩やかな回...全文を見る
○武村国務大臣 生命保険会社の最近の経営状況は、保険料収入の伸び悩みに加えまして、昨今の株式相場の低下や円高など運用環境の悪化等から、厳しい状況にあると聞いております。このような厳しい環境下にあって、各社では、積極的にリストラ等、事業の合理化に努力を払っていただいているところであ...全文を見る
○武村国務大臣 為替の市場における協調介入の認識は、G7各国、今後とも変わることはないと思っております。ただ、率直に言って、協調も、G7全体が足並みをそろえる場合もありますし、過般のように日独米の場合もありますし、日米という場合もございます。  かなりの経験を経ているわけであり...全文を見る
○武村国務大臣 私はあした朝からAPECの蔵相会議に出発いたしますが、ここでもアメリカ、カナダのG7の二国の蔵相は参加をされます。その後、四月の末にワシントンでIMFの暫定委員会等もございまして、あわせてG7の会議も開かれることになるだろうと思っております。  ぜひ、各国の経済...全文を見る
○武村国務大臣 今回の東京都民、有権者の皆さんの都知事選挙の結果というものは、これは厳粛に受けとめなければなりません。  その上に立っての判断でありますが、昨年の暮れに日本銀行と東京都、大蔵省の三者で、この場合東京都というのは東京都の執行部でございますが、合意が成り立ってこの二...全文を見る
○武村国務大臣 選挙公報の表現は御紹介があったとおりでございますから、それだけに私どもは、その候補についても、当選された後の新都知事としての公式の判断を大変心配しながら見詰めていたことは事実でございます。  しかし、今回の青島知事の場合にも、どなたが知事になられても、先ほどお答...全文を見る
04月20日第132回国会 衆議院 予算委員会 第26号
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○武村国務大臣 為替の水準そのものについてコメントするのは控えることになっておりますが、しかし委員もおっしゃったように、この三月から四月にかけての世界の為替の変化というのは、どう考えてみましても各国の経済諸条件に合っていないというふうに思います。これはほぼ世界の共通の認識でありま...全文を見る
○武村国務大臣 いろいろな議論がございますが、今の株安は、御承知のように円高要因が基本ではないかと思います。証券の取引のコストが高いから株が下がっているということではないわけであります。  しかし片方、たびたび衆参両院で有取税の軽減とか廃止の議論があるわけでございまして、政府と...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおり、日米間だけではないにしましても、日米間に限ってみましてこうした急速なドル安と円高が惹起いたしているわけでありまして、当然、双方間に横たわる経常収支、貿易収支の黒、赤という問題がありますけれども、それぞれまた両国の国内経済の抱えている問題があるわけ...全文を見る
○武村国務大臣 大変具体的な四つの提案をいただきました。順次お答え申し上げます。  まず、円の国際化につきましては、今回、政府もこの方針を緊急円高・経済対策の一つの大事な柱として立てたところでございます。大体御指摘いただいたような今レベルにありますが、ドイツに比べるとまだ非常に...全文を見る
○武村国務大臣 新年度の補正の財源についての御提案でございました。  安易に公債あるいは赤字公債発行はどうだろうという問題意識で、減税をこれは思いとどまってはどうかという御提案であったかと思うのでありますが、今年度の当初予算、既に執行に入っているわけでございますから、主としては...全文を見る
○武村国務大臣 総理がお答えいたしましたとおり、国際金融の舞台は、G7の七カ国の通貨当局、これは中央銀行総裁も一緒に入って十七名でございますが、この場をやはり一層真剣に活用していくことが大事だと思いますし、世界全体としてはIMFというこの機関を、こういう通貨変動もありますし、メキ...全文を見る
○武村国務大臣 三月から今日に至ります通貨の急激な変化というのは、どう考えても経済合理性を見出すことが難しいというふうに思っております。  先ほどもお答えいたしましたように、日本経済の現状と円がどんどん上がっていくことと一体どういう因果関係があるのか、だれ一人これは納得ができな...全文を見る
○武村国務大臣 G7の会合はだんだん回数がふえてきておりまして、昨今では少なくとも年四回は開催をいたしております。不肖私も、まだ十カ月でありますが、来週の会議に出ますと四回目になります。それで、さらに必要があればIMFの総会とかそういう場を選んで積極的に開催していこうという合意が...全文を見る
○武村国務大臣 この通貨の問題をめぐって、日米間が何となく疎遠ではないかという先ほど総理に対する御質問がございましたが、私、先般バリ島でルービン長官と会ったとき、その前後も食事やいろいろな場で雑談もいたしておりますから、そういう限りにおいては、そんな、日米間に友好的な雰囲気が壊れ...全文を見る
○武村国務大臣 そのときそのときの具体的なテーマをめぐっては、過去もそういうことがございましたし、これからもないとは言えないと思います。(伊藤(英)委員「今回ありますか」と呼ぶ)今回については、この一カ月半の為替の変動、さまざまな局面がございました。円の独歩高という状況もありまし...全文を見る
○武村国務大臣 五月末を予定いたしておりましたが、こういう急速な為替動向を踏まえて、一日でも急がなければならないという判断をいたしました。  阪神・淡路の震災だけでいきますと、六月いっぱいで地元のプランがまとまってくるわけですから、本当は少しそれを待った方が、規模が大きくなると...全文を見る
○武村国務大臣 今まさに作業中でございますから、具体的な数字についてはまだ見えてきておりませんし、控えさせていただきます。
○武村国務大臣 補正予算の規模等についてはまだこれからでございますが、私どもの判断は、今、年度スタート時点でございます。せっかくああして与野党御苦労いただいて早々と予算をお決めいただいた。したがって、当初予算がこれから執行にかかるわけであります。  加えて、六年度の二次補正、い...全文を見る
○武村国務大臣 国債を発行する立場で考えますと、市場がどうかということが基本でございます。少なくとも今はそういう大胆な緩和措置をとらなくても対応できそうだという判断をしておりまして、まあ我が国全体のISバランスの議論もございますように、そういう中でありますから、制度論としていろい...全文を見る
○武村国務大臣 私は細川内閣にも参加をしておりましたが、当時も公共料金をとめるかどうかは随分真剣に議論をしました。過去さまざまな経験を全部調べたのですが、結局、半年ぐらい、短期間とめても、その後だだだっと上げるということの繰り返しだなということもあって、細川総理も凍結はちゅうちょ...全文を見る
○武村国務大臣 私も基本的には主税局長と同じ認識でおるわけでありまして、それなりの合理性があるという今説明でありますし、もしこれをしないということになりますと、現金配当に対する課税とのバランスにもいろいろ問題が出てくるというふうにも認識をいたしております。
○武村国務大臣 上場基準の緩和については、これは前向きに対応していきたいと思っております。既に四月から一般的には始めておりますが、店頭登録の基準についても目下証券業協会で新しい緩和の方向で基準を議論をいただいているところでございまして、ぜひその方向で努力をさせていただきます。
○武村国務大臣 思惑は、当然それぞれのディーラーの予測でしょうね。それも、予測もいろいろ、直近の予測もあるし、中期、長期、いろいろな見方があるでしょうけれども、いずれにしても、今日よりも、これからの時の流れを見ながらどう動いていくかをそれぞれが予測をしていることだと、極めて主観的...全文を見る
○武村国務大臣 日米間には、先ほど来議論がありますように、いわゆる経常収支の日本側の黒、アメリカ側の赤という現実が長い間続いているという問題があるのは事実でございます。しかし我々が、日米間でもあるいはG7でも真剣に見詰めておりますのは、もちろん通貨を安定させるということが目的であ...全文を見る
○武村国務大臣 それは本当にそう考えて申し上げているつもりでありますが……。  議論としては、金利の自由化の時代を迎えておりますから、公定歩合の役割が変わってくるということはかなり前から言われているところでありますが、結果論で、やはり公定歩合を引き下げられたことが国内でも、国外...全文を見る
○武村国務大臣 国際社会では、議論としてはございます、G7でも。  それで、今おっしゃったようなタックスをかけるとか、午前中ありましたようにターゲットゾーンを設けるとか、その他いろいろな提案がされておりますが、G7も含めて国際社会全体がその方向で一遍真剣に考えてみようかと合意で...全文を見る
○武村国務大臣 いや、国税当局としては何もやってないと、海江田委員さん、断定的におっしゃらないでいただきたい。個別に具体的な状況までここで語らないということでございますから、そこはきちっと、当然対応すべきは対応すべきものだというふうに私は思っております。とりあえず……。  宗教...全文を見る
○武村国務大臣 これは、ここで具体的に国税がお答えはいたしておりませんが、私から、やるべきときはきちっと当然やるものだというふうに思っております。  なお、宗教法人に対する課税の問題でありますが、その活動の実態についていろいろな社会的批判が今回も出てきました。それが課税上の取り...全文を見る
04月20日第132回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○国務大臣(武村正義君) バリ島での会談は、かなり双方言うべきことは言ったと。一時間余り時間をかけましたから余裕があったということになりますが。  まず私の方からは、この円高に対する日本経済の状況、急速な円高に対する国民の深刻な不安、このことに対するやはり景気にマイナスの影響を...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 橋本大臣もおっしゃるように、両面が当然あるわけでございまして、少なくとも政府としては今、デノミを考えてはおりません。ただ、こういう提案は、国会でもそうですし、識者の間からは私もちょいちょい真剣にお考えになったらどうですかという御提言はいただいております。...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今の株安というのはやはり円高を背景としたものであると思いますが、そういう意味で証券取引のコストが高いから証券が下がっているということだとは思いません。  ただし片方、この有取税をめぐってはこの参議院も含めてかなり熱心な論議が続いているところでございまし...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) それは通貨の仕事を預かっている立場で特に触れるべきではない発言でございます。  ただ、言えることは、最近の為替相場というのは、各国共通して認識を持っているわけですが、おっしゃるファンダメンタルズを反映していないと、経済の諸条件をむしろ反映した動きでない...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるような状況を私どもも認識をいたしておりまして、本当に貿易だけで言うならば、物の勝負といいますか輸出入の結果で表現できるわけですが、こういう金融の世界というのはまさにさまざまな要素が入り込んでまいりますし、御指摘のようなデリバティブズというふうな...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃる点については今回政府の方針の中にも、円の国際化というとらえ方をして初めて姿勢を明らかにさせていただきました。その一つが今御指摘の円建て契約を拡大していこうと。これは通産大臣等に御苦労いただかなきゃなりませんが、民間の舞台での御努力の結果でござい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 財政措置も含めて大蔵省所管の対策もたくさん盛り込まれているところでございますが、ぜひこれの具体化、肉づけに今後全力を挙げて取り組んでまいりたいと存じます。
○国務大臣(武村正義君) 今回の政府の緊急円高・経済対策の中には為替投機対策を意図しながら上がっているものもあると思いますが、直接的な取り上げ方はいたしておりません。  それは過般、大蔵省も財政金融運営の方針を発表いたしておりまして、ここはむしろ協調介入あるいは国際的な政策の協...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 戦後ずっと固定相場制がとられてきまして約三十年続きました。今から二十年ほど前に変動相場制に変わったわけであります。世界の発展途上国、アジアの国の中にはまだ固定相場制あるいは準固定相場制的な国が少なくありませんが、主要国は今まさにフリーマーケットの時代を迎...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のような側面では、空洞化、ごく最近指摘をされているわけでありますが、これに対する改善措置をとっていかなければなりませんし、証券につきましても、一般的な活性化のための対策とあわせて国際的な舞台における日本の証券市場というところに目を向けながら、まさに...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) その前に、先ほど金利政策をめぐって大蔵省と日本銀行かみ合っていないという御指摘もございましたが、少なくとも公定歩合等については、もう御承知のように、日本銀行が独立性を保持しながらみずから責任を果たしていただく、そういう立場でございますから、私ども具体的に...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 一つの具体的な提案の御紹介をいただいたわけでありますが、形を大きくすれば組み上がると言えるかどうか。  今のお話を伺っておりまして、総理大臣中心に経済閣僚、日銀総裁がメンバーとなった最高会議を置く、そこで決めたら為替介入をすると。今、もうそれをしなくて...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) このときは、確かに一部の新聞ではそういう不満というふうな大きなタイトルが出ておりましたので私も驚いたわけですが、バリ島にいて日本から送られてきた見出しを見て、記事はそこそこ報道されていながら見出しが非常に何といいますか、ルービンさんがそういう表現を使われ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) それはほぼそのとおりでありました。  かつてカーター大統領がそういったアメリカ政府から見れば外貨建ての債券、ボンドを発行されたわけでありますし、私がインドネシアヘ行く直前に、ワシントン・ポストがそういう肯定的な報道をされているということで橋本大臣から資...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) これはノーベル賞をもらわれたトービン博士が提案をされたようであります。いわゆる国際的な金融取引に取引税を課そうということであります。特に投機的な為替取引を対象にしたらどうかという趣旨で、これはかなり注目を浴びているわけでありますが、実際は世界全体が果たし...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 十四日に発表しました日銀の公定歩合の引き下げや、私ども政府の円高・経済対策が、あの日の朝、金曜日でしたかもう公表されたわけであります。東京の市場も率直に言って余り反応してくれなかったという状況を今思い起こしておりますが、それが週明けも続いているということ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 数値目標というこの問題に対する考え方は橋本大臣とほぼ同じでございます。いずれにしても、政府がこういうものを認めてしまいますと後がやっぱり大変なことになるなということから、今回慎重な姿勢をとることになったわけであります。  しかし、数値目標は避けましたけ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先般のアメリカ財務長官と私の会談の中で、弱いドルという考え方はアメリカ側にはありません。これはもう終始ルービン長官もクリントン大統領も強いドルを期待する、望むということを繰り返して表明しているところであります。  きのうのクリントン大統領の会見の表現を...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 最後に三つ整理をしておっしゃいました。  一つは、国際金融の協調、協力、これは大蔵省、日本銀行足並みそろえて努力します。  二番目の内需振興のための補正あるいは予算措置は、今ある予算を積極的に執行していくことと、それから補正予算で積極的に対応するとい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) カラオケです。
○国務大臣(武村正義君) まずアジアの通貨当局の間で、お話しのように、外貨準備の一部をドルから円あるいはマルクに資産がえする動きが活発化しているという報道があるのは承知をいたしております。各国とも基本的には数字までは公表いたしておりません。そういう意味で数字で確認することはできま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の円高という事態に直面して我が国の経済政策を政府として打ち出していく中で、いわば内需主導の柱になる補正予算の対応をどうするかということが真剣な議論になりました。震災発生以来、この震災の財源をめぐってはいろんな議論が国会でもございましたし、どちらかとい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私どもは、今のお話のとおり、かなり積極的に変えていかなければならないと思っています。もう事務当局もそういう努力をここ二、三年始めているわけでありますが、しかしこれは国会といいますか政治のさまざまなかかわりもありまして、なかなかある部門、ふやすところは大体...全文を見る
05月09日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
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○武村国務大臣 おはようございます。  今の円高の原因は一体何なのかという御質問でございます。率直に言って、為替の相場は市場における需給関係によって決まるということであります。まさに円高もそういう意味では、円に対する需要が大きく、ドルに対する需要が少ないということの結果であると...全文を見る
○武村国務大臣 アメリカの金利ももう過去数回引き上げをしてきているところでございます。日本は八回にわたって引き下げをしてきたわけであります。日米の金利差が日米円ドル関係に影響を与えると言われているわけでございますが、アメリカは、アメリカ連銀がアメリカ経済を基本にしながら金利の操作...全文を見る
○武村国務大臣 グリーンスパン議長の判断では、アメリカ経済の動向の中で今金利を上げる考えはないという主張をいたしておりまして、日米あるいは日米独の金利差の論理からいたしますと、アメリカが金利を上げてくれることが為替の安定にはプラスの要因だというのが世界の共通した。常識的な見方であ...全文を見る
○武村国務大臣 今ちょっと後ろを向いていましたので質問の趣旨を聞き漏らしたわけでありますが、二月の二十二日でございますか、グリーンスパン議長の発言がございまして、インフレが低下する兆候が見られたならば、政策を維持するか緩和するかの時期が来るだろうということを申しております。これは...全文を見る
○武村国務大臣 先ほども申し上げたように、アメリカの金利政策の行方だけが今回の為替の変動を招いているわけではもちろんないわけであります。  アメリカの金利政策一点に絞れば、今お答えをいたしておりますように、基本的には、金利をこういう状況の中ではアメリカが上げてくれると為替は安定...全文を見る
○武村国務大臣 そんなことを申し上げているわけではありません。もちろん金利においても、たびたび国会でも議論がありますように実質金利論も、この問題もあります。  そして、金利差だけが為替の動向を決定しているということではないのは、これは当然のことであります。冒頭申し上げたように、...全文を見る
○武村国務大臣 これを一つ一つ聞いていただくのはいいわけでありますが、たびたび繰り返し申し上げておりますように、いろいろな要素、いろいろな要素には解明できないそういう思惑的な要素も含めて動いているわけですから、この理由については、私は通貨当局として断定的にこうですということはむし...全文を見る
○武村国務大臣 ぜひ話を全体で受けとめていただきたいと思いますが、わからないと言ったのは、何もかもわからないと言っているわけじゃないのです。思惑的な要素も入っているから、その部分ではわからないこともありますと正直に申し上げているのですから、その言葉をとらえて、大蔵大臣が全体わから...全文を見る
○武村国務大臣 思惑は、ディーラーがある通貨を売買するときに、先行きどうなるかということを判断をする根拠だろうと思います。  そこには、あるいは各国の経済状況、客観的な経済指標も入ってくるかもしれません。あるいは自分の知り得たさまざまな情報、特に経済政策も含めた情報も入ってくる...全文を見る
○武村国務大臣 今のお話で、一人の人でないことはもう当然のことでありますし、百人が百人皆思惑でやっているという言い方も実態に合うかどうか、やや疑問に感じます。  思惑的な要素がかなり濃い、なぜなのかということの前に、このG7のステートメントが表現をいたしておりますように、本来為...全文を見る
○武村国務大臣 メキシコ経済は、御承知のようにもう昨年の秋ぐらいからかなり経済政策がうまくいってないというふうな情報が世界に流れ始めておりまして、中間選挙が終わってからそういう状況がだんだん明らかになってきたわけであります。そして、例のいわばメキシコの通貨不安といいますか通貨危機...全文を見る
○武村国務大臣 目下の三月、四月の日米間の通貨の動向の中では大変わかりやすい大事な要素の一つ、二つであるというふうに思っておりますが、問題は市場がどう評価するか、市場に結集したディーラーがどう判断するかが基本でありますから、我々政策当局が政治的に通貨を操っているわけじゃありません...全文を見る
○武村国務大臣 先ほど来私が申し上げていることは、市場がどう判断しているかということを前提にしながら申し上げてもいるわけであります。当然、今も申し上げたように、さまざまと言いましたわけですから、日米間で鮮明な経済の数字の状況を比較したときには、貿易のギャップというのは一番理解しや...全文を見る
○武村国務大臣 これは、先ほど来申し上げておりますように、市場が決めていることなんです。市場の動向をどう見るかという議論ですから、委員は一体どうごらんになっているかお教えいただきたいと思いますが、これはさまざまな見方があると思うのです。これは、内外いろいろなマスコミ報道もそうです...全文を見る
○武村国務大臣 質問されているあなたが何をおっしゃっているのか、私にもよくわからないのです。そこにかみ合わない理由があるんだろうと思うのですが、まずあなたの方から、どういう原因をあなたは頭に置いて質問されているのか先におっしゃっていただけるともう少し議論がかみ合うかもしれません。...全文を見る
○武村国務大臣 先般、G7の会合に出席をいたしまして、会合全体の感想としては、今回はアメリカのルービン長官が座長役でありました。約数時間、議論に終始したわけでありますし、その後久々に、普通は文書でステートメントは出さないのでありますが、今回は、こういう為替の異常な事態に対する共通...全文を見る
○武村国務大臣 どういうふうにお考えということでありますが、そんなふうには全く思っておりません。そういう考え方は間違いだと申し上げたいと思っております。  円高は、株の動向もそうでございますように、市場の動きでございます。これは市場経済、資本主義経済でありますが、社会主義経済で...全文を見る
○武村国務大臣 産業の空洞化の問題は大変重大な事態であるというふうにまず認識をいたしております。したがって、答えは、日本の産業構造を大胆に改革をしていくということであります。  私自身は空洞化という言葉は余り好きではありません。何となく日本から出ていって空っぽになるという、大変...全文を見る
○武村国務大臣 今中村委員のおっしゃったことが、そのまま我が国経済社会における保険の役割と将来性を語っていただいているわけであります。繰り返す必要はないぐらい的確におっしゃっていただいたと私は思っております。  量的に見ましても、既に例を挙げていただきましたように、昭和三十年と...全文を見る
○武村国務大臣 午前中の議論で必ずしも意見が一致したわけではなかったわけでありますが、山本委員のおっしゃりたいのは金利差が基本であるという御認識があったようであります。したがって、円高対策として内需の拡大、特にそのために財政出動をすれば逆に円高になる、確かにこういう理論が学者の中...全文を見る
○武村国務大臣 最後の提案は、ユニークな提案として承りました。  やはり円の国際化という視点も大変大事だと思います。あわせて、おっしゃるように円高差益がどう浸透していくか、日本の経済社会に還元されていくかという問題も大変大事なテーマだと思います。円高の、特に短期的な被害に対する...全文を見る
○武村国務大臣 今も基本的には当時申し上げた考えに変わりはありません。  既に御承知のように、三月二十日からでございますが、東京共同銀行が開店をいたしております。ということは、もうあの二つの信用組合はその時点で姿を消しております。そして、二つの信用組合の債権債務は東京共同銀行に...全文を見る
○武村国務大臣 私は、今振り返りましても、この二信組に対するスキームそのものは基本的に間違っていなかったという思いであります。ただ、率直に言って、日本銀行も公金に入りますが、東京都の公金をお出しをいただくことが、二信組の経営の乱脈ぶりがあって、これほど厳しい都民や国民世論の批判を...全文を見る
05月10日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第14号
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○武村国務大臣 私の立場で相場について語ることは控えたいと思っております。  ただ、先般G7のステートメントに表現いたしておりますように、現在のこの急激な為替変動はいずれにしても各国の経済諸条件の立場から見て正当化されるものでないという認識を共通いたしております。そして、秩序正...全文を見る
○武村国務大臣 これは、G7といってもサミットのG7でなしに、一般的にG7というのは蔵相と中央銀行総裁会議をそう呼んでおりまして、過般ワシントンで七カ国の大蔵大臣と中央銀行総裁が数時間にわたって議論をして、その結果、最終文書で、文書で出すというのは非常に異例でありますが、ステート...全文を見る
○武村国務大臣 数時間の議論のかなりの時間を、まずは各国の経済状況をめぐって議論をいたしております。当然そのことは為替の相場とも関連するわけでありますが、アメリカはアメリカ、日本は日本、ヨーロッパ各国はヨーロッパ各国、それぞれ抱えている経済的な課題について議論をしているわけであり...全文を見る
○武村国務大臣 G7に対する評価をそういうふうにおっしゃいますと、もう少し正確にごらんいただきたいと申し上げたいわけであります。  少なくとも、今もおっしゃったようにプラザ合意やルーブル合意もありました。このステートメントを出すということ自身、なかなかふだんはしないことでありま...全文を見る
○武村国務大臣 私も専門家ではありませんが、立法のときには、法律で規定すべき内容と政令や省令にゆだねる、ゆだねる場合も今御指摘の条文のように一定の内容を示唆しながら政令というふうに書く場合等々あるのだと思うのであります。  すべて法令全体を法律という次元で全部表現せよと、確かに...全文を見る
○武村国務大臣 突然口頭試問を受けたような感じでありますが、今回導入を予定いたしておりますこのソルベンシーマージン基準、日本語では自己資本比率と称しておりますが、定義を申し上げると、保険会社が保険契約者等に対する将来の保険金等の支払いのために積み立てている責任準備金を超えて有する...全文を見る
○武村国務大臣 感想のような話になりますが、上田委員は、先ほど来伺っておりますと、一つは「その他」というふうな、政令あるいは省令という、ここにあいまいさというか、あるいは幅があってわかりにくいという御意見とあわせて、中身を全部オープンにすべきだという御指摘と、両方あるように伺って...全文を見る
○武村国務大臣 竹内議員からもほぼ同じ趣旨の御意見を承りました。  我々は大いに日本経済の危機を感ずるべきときに来ていると思いますが、しかし、余り危機意識をあおっても問題の解決にはなりません。アメリカがすべてよくて日本がすべて悪いというような状況ではないわけでありまして、問題の...全文を見る
05月12日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第15号
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○武村国務大臣 のんびり構えておりましたら、いきなり口頭試問を受けたような感じでありますが、私もおっしゃるとおりだと基本的には認識をいたしているつもりでございます。  戦争前の昭和十年代でございますから、天皇あるいは天皇制国家がこの国の基本であったと思いますが、今の憲法が定めて...全文を見る
○武村国務大臣 大改革の中で、規制緩和、自由化の姿勢が必ずしも十分でないのではないかという御指摘かと思います。  これはもう保険部長がたびたびお答えを申し上げてまいりましたが、審議会も当初は全面的な相互乗り入れの方向を答申をいただいているわけでありますが、その方針は否定はしない...全文を見る
○武村国務大臣 大体証券局長がお答えをさせていただいたわけでありますが、バブルのあの時期の証券業界の活況、あれを活況と言うなら、本当に過日の思いがする現状であります。  株価が下がっている、低迷しているということもありますが、何としても取引額ががた減りであるという状況が、証券業...全文を見る
○武村国務大臣 この急激な為替の変動、特に円高の進行を深刻に受けとめて、政府としても、この三月、四月そして五月にかけてこの対応に追われていたわけでございます。  一昨日も円高の原因をめぐっていろいろ論議がございましたが、さまざまな要素が絡み合っていると申し上げていたわけでありま...全文を見る
○武村国務大臣 午前中もお答えをいたしましたが、平成元年から保険審議会に御苦労をいただいて、平成四年に御答申をいただいた。さらに今回は、その後法制化を前提としてさらに一層詰めた審議をいただいて、その答申を受けて今回の立法作業にかかった。こういう経緯でございます。  したがって、...全文を見る
○武村国務大臣 先ほど私が混乱という言葉を使いましたのは、この相互乗り入れの範囲を一挙に拡大することを指しているというよりも、アメリカが大変徹底した自由化をしたケースを申し上げたわけであります。  今回商品も認可制から届け出制に変えておりますが、もう届け出も要らないという主張も...全文を見る
○武村国務大臣 昨年の日米の包括協議の中で、確かにここをめぐってはいろいろ日米間でも意見の違いもありました。  最終合意に達することができたわけでありますが、そういう状況を振り返りましても、今宮地委員の御指摘のような側面がなかったとは言えません。第一、アメリカは各州が州法で保険...全文を見る
○武村国務大臣 まだ具体的な人数まで詰めているわけではありません。新しいこの法案が、法律がお認めをいただくことになりますと、来年の予算編成の中で組織、人員をどうしていくかという課題に直面するわけでありまして、しっかりこの法律が施行されるべく対応をしていかなければならないと思ってお...全文を見る
○武村国務大臣 初めに規模があったわけではございません。  御承知いただいておりますように阪神・淡路の大震災対策が、まずこれはもう必然の課題としてございました。昨年度の第二次補正で一兆円余り対応いたしましたが、これは緊急の対応予算でございました。そして、だんだん作業が緊急対策か...全文を見る
○武村国務大臣 先に、先ほどの御意見でありますが、頭に規模があってそして編成したわけじゃないのは事実でありますから、誤解のないよう願いたいと思います。  もう少し申し上げると、大蔵省としては、この平成七年度、補正予算は必至である、その第一次補正予算、大要としては、まず阪神・淡路...全文を見る
○武村国務大臣 自民党の一部といいますか、ある人の発言でそういう新聞報道があったのを私も拝見をいたしました。これはその方の見識としてそういう提案をされているのだろうなというふうに思っておりますが、今政府はそんなことを考えているわけではありません。目下は第一次補正に全力で対応をして...全文を見る
○武村国務大臣 お話を伺っておりまして、これ は具体的なケースを前提にお話をなさっていますが、ぜひ今後とも、こういう事例も参考にしながら、さまざまな具体的な事例に学びながら、新しい制度の出発に備えていきたいというふうに思っております。
05月15日第132回国会 衆議院 本会議 第26号
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○国務大臣(武村正義君) 平成七年度予算につきましては、去る三月二十二日という早い時期に成立を見、既に着実な執行がなされているところでございますが、今般、さきに決定されました緊急円高・経済対策を受けて、阪神・淡路大震災からの復旧・復興事業等を盛り込んだ平成七年度補正予算を提出する...全文を見る
05月15日第132回国会 参議院 本会議 第22号
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○国務大臣(武村正義君) 平成七年度予算につきましては、去る三月二十二日という早い時期に成立を見、既に着実な執行がなされているところでありますが、今般、さきに決定されました緊急円高・経済対策を受けて、阪神・淡路大震災からの復旧・復興事業等を盛り込んだ平成七年度補正予算を提出するこ...全文を見る
05月16日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第16号
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○武村国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。     —————————————
05月16日第132回国会 衆議院 本会議 第27号
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○国務大臣(武村正義君) 選挙になれば、社会党に限ったことではなく、どの政党も議席数をふやすべく最大限努力を傾けるものであります。したがって、仮定の話とはいえ、社会党が議席を減ずるという前提での御質問にはお答えできません。むしろ、連立政権をともにする社会党が、参議院選においても堂...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 最近の為替相場の動向は、このところ反転の動きが見られるとはいえ、経済の基礎的条件によって正当化される水準を超えているというのがG7各国の共通の認識であります。  四月二十五日のG7会合では、こうした変動の秩序ある形での反転が望ましいということ、そのため...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 率直に申し上げて、私はこの国の行政改革は今緒についたという認識でおります。これからが本番だと思っておりますし、短くて二、三年、長ければ数年かかるこの国の最大の政治課題であり、国民全体の関心事であるという認識を持っております。  少なくとも村山政権、この...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 六点お尋ねをいただきましたが、まず、外貨準備に関する質問でございますが、御指摘のとおり、変動相場への移行後の大勢としての円高により、円ベースでは外貨準備に評価損が発生しているのは事実であります。外貨準備は外貨で保有することに意味がある以上、円高の進行を反...全文を見る
05月16日第132回国会 衆議院 予算委員会 第27号
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○武村国務大臣 平成七年度補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでございますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その内容を重ねて申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  まず、歳出の補正であります。  政府は、...全文を見る
05月16日第132回国会 参議院 本会議 第23号
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○国務大臣(武村正義君) 経済の対処方針でありますが、総理の御方針に従って全力を尽くしてまいりたいと思います。(拍手)    〔国務大臣高村正彦君登壇、拍手〕
○国務大臣(武村正義君) 阪神・淡路大震災で被害を受けた高齢者や障害者など、いわゆる災害弱者の方々への支援策につきましては、きめ細かい配慮が必要と認識をいたします。  このため、政府としましては、ただいま総理からも答弁がございましたように、各般の措置を講しているところでございま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 財政対応力を回復することが喫緊の課題であるという御所見でございますが、私も同感であります。  たびたび申し上げておりますように、我が国財政は、巨額の公債残高を抱えるなど極めて厳しい状況にあり、先進国の中でも一、二を争う悪い環境にございます。それが一段と...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私には総理と並んで同じ質問をいただいたわけでありますが、予算の組み替えに関しても、アメリカの通貨政策にしましても、総理のお答えと全く同じでございます。繰り返す必要はないと思います。  いずれにしましても、予算の組み替えの考えはありません。  特例公債...全文を見る
05月17日第132回国会 衆議院 予算委員会 第28号
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○武村国務大臣 今回の通貨変動の中でも、私どもは、二国間におきましても、G7におきましても、アメリカに対する意見は率直に繰り返し申しているところであります。  当然、アメリカはアメリカの国内経済事情を背負っているわけでありますし、二つの赤字の問題や貯蓄の問題がそうでありますよう...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおりだと思っております。  民間金融機関の中小企業に対する融資が、こういう経済の状況でありますだけに、円滑に行われるように細心の注意を払わなければならないと思います。一言で言えば、やはり経済の隅々にまで資金供給が行われるような努力が必要だと思っており...全文を見る
○武村国務大臣 金融機関の不良債権の問題は、御指摘のとおり、我が国の経済全体の立場に立ちましても大変大きな問題であると認識をいたします。先般の政府の円高方針の中に、そういう意味で一つの柱を立てて、おおむね五年を目標に不良債権の問題にめどを立てたいということを打ち出したわけでありま...全文を見る
○武村国務大臣 土地税制全体について、いつも申し上げておりますように、私どもは、平成三年のあの税制改革におきまして、所得、資産、消費の間のバランスのとれた税体系を確保するという立場から土地に対する課税を考えていくべきである、土地の課税における適正公正の問題を真剣に考えていくべきで...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるように、日本経済を活性化していく、本格的な回復軌道に乗せていく中で、先ほどの不良債権の問題と、そのかかわりで今不動産の流動化ということを御指摘いただいておりますが、こうした側面が大変大事であることは私も認識をいたしているつもりでございます。  問題は、...全文を見る
○武村国務大臣 昨年と今年度二年間、五・五兆円の所得税減税を推進をいたしているところでございます。御承知のように、三・五兆円は恒久減税、もう法律をおつくりをいただきまして制度化が実現をしましたので、恒久的に中堅層の負担を下げるという減税を実施をいたしているところでございますし、こ...全文を見る
○武村国務大臣 有取税をめぐって御質問をいただきましたが、世界各国の状況、我が国の過去の経緯等にまで触れていただいたわけであります。  私どもは、既にこれまでの政府税調でもこの問題については議論を始めていただいておりますが、結論的には、今後の、ことしの政府税調でこの問題も真剣に...全文を見る
○武村国務大臣 宗教法人を含めたいわゆる公益法人の課税の議論は、ずっと政府税調も含めて論議がなされてきた経緯もあるわけでございます。  そういう中で、いわゆる公益法人の収益事業に対しては、御承知のように、二七%でしたか軽減税率を適用する、法人税との対比で、そういう措置がとられて...全文を見る
○武村国務大臣 何か細川、羽田政権は選挙で信任をされているというふうな感じの発言がございましたが、細川政権、御承知のように、できる前は、日本新党、さきがけは非自民の連立政権の協議に参加いたしておりません。そういう意味では正統性はないわけであります。まあ、選挙民はあの選挙で単独過半...全文を見る
○武村国務大臣 まず、野田委員、熱心にそういう表までおっくりをいただいてありがとうございました。  円の独歩高というおっしゃり方は、実質レートという表現でありましたが、私どものデータでは、例えば三月末で昨年末と比較しますと、円の上昇率は一五・三%、マルクは一二・八%、スイスは円...全文を見る
○武村国務大臣 いや、前段宣言わないと結論にならないわけであります。(野田(毅)委員「いや、要らない。最後の分だけ。時間がないんだ。とんでもないよ」と呼ぶ)
○武村国務大臣 お答えいたします。  政府は秋の補正予算について今具体的な考え方を固めているわけではありません。当然、今こうして第一次の補正予算を真剣に国会で御審議をいただいているさなかでございます。今後、この秋といいますか今年度後半の対応については、円高対策に述べておりますよ...全文を見る
○武村国務大臣 全く交渉の当事者でない方が想定をして一方的にテレビの前でお話をされているのを大変残念に聞いております。そういう話し方はよしていただきたいとむしろ抗議を込めて申し上げたいと思います。  私は、先ほど野田委員の質問に対しては、日本の円高緊急対策との絡みで、これがあっ...全文を見る
○武村国務大臣 デノミについても時々人から意見を承ることがありますが、今政府は考えておりません。  やはり、だんだん戦後育ちといいますかが圧倒的にふえてきまして、今の通貨の基準になれ親しんでいただいていることもありますし、デノミをやるときには相当な、企業にしても、日本の経済社会...全文を見る
05月18日第132回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
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○武村国務大臣 ただいま議題となりました平成七年度における公債の発行の特例に関する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、平成七年度における公債の発行の特例に関する法律案につきまして御説保明申し上げます。...全文を見る
○武村国務大臣 最善とは考えておりません。御指摘のような厳しい財政環境の中で今回の補正の決断でございます。  当初予算、まだスタートしたばかりでございますし、この予算も、説明を申し上げてまいりましたように、絞りに絞ってといいますか、徹底した重点化を図りながら編成をさしていただき...全文を見る
○武村国務大臣 震災に対する財源の考え方は今も変わりはありません。今回の公債による措置、平成六年度の第二次補正予算における措置を含めて、今後経済情勢等を見ながら、これまで繰り返し申し上げてまいりましたようなあらゆる可能性について真剣に検討を続けていきたいというふうに思っております...全文を見る
○武村国務大臣 いわゆる当初予算における財源の、やりくり措置とも言われておりましたが、さまざまな特例の措置を講ずることになりました。いわば当初予算は、かなり大規模な公債の発行プラス特例措置ということを基本にして成り立っているわけであります。  その特例措置と公債の論議におきまし...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおりであると思います。  今回は、何といいましても予想しない事態が重なりました。大都市、近代都市における直下型地震ということでありますし、また円高も、たびたび経験はしておりますが、三月、四月のこの状況はまさに急激な為替の変動の中で円の高騰が進んだわけ...全文を見る
○武村国務大臣 先ほど申し上げた、この非常な事態の時間的な経緯を思い起こしていただきたいと思います。  震災は一月十七日でございました。その直後から財源の議論も始まったわけであります。急激な円高が起こってきましたのがたしか三月二日ごろからだと思います。それも、初期の段階はこんな...全文を見る
○武村国務大臣 その前に、先ほどの御質問の関連でございますが、今景気が、円高で国民の間に非常に不安がある状況でございますから、少なくとも財源論については、増税につながるような、におわすような発言は抑えているということも事実でございますし、さまざまな知恵があり、皆さんからも提案もい...全文を見る
○武村国務大臣 これは政府・与党首脳会議でも団長からも報告がありまして、私どもは御本人からそういう説明を受けておりまして、今私が申し上げたような、訪米団の武藤さんの考えとしておっしゃったということであります。  政府と与党の関係は、間々意見が食い違うことがあるわけであります。そ...全文を見る
○武村国務大臣 私ども今回二兆七千二百六十一億円の補正を提案させていただいておりますが、まず地震対策としては、地震の現場から上がってきた要求はほとんどと言っていいぐらい予算化をさせていただいているつもりでございます。先ほども申し上げましたように、そういう意味では、現場から出てまい...全文を見る
○武村国務大臣 どちらがいいんであろうかという議論は避けたいと思いますが、財政当局の考え方もそうでございますが、与党三党の考え方も、真剣に議論をいただいてこういう結果になったし、これがベストだという結論になったわけであります。  そもそも円高対策も、いろいろ議論をいただきました...全文を見る
○武村国務大臣 基本的に、状況が明るくなったときに積極的に償還をしていくことが一番望ましいと私も思っております。こういう文字どおり財政の大きな危機的な状況でございますから、与野党の枠組みを超えて今後とも真剣に御議論を賜りたいし、私どもも真剣に考えさせていただきたいと思っております...全文を見る
○武村国務大臣 今伏屋次長のお答えしたことが特別にこういう規定を設けている背景でございますが、とにかく資産を残さないと言ってもいいですね、そういう公債でありますし、いわゆる垂れ流しといいますか、歯どめがなくなるという性格を持つ公債でございますだけに、これはきちっと償還に対しては対...全文を見る
○武村国務大臣 まさにこれは景気の動向との相関で決まってくると私は思っているわけでございますが、一番早くて来年の予算編成の時期。ですから、ことしの後半、私たちが期待しておりますように、景気が今のような状況でなしに少し明るさをはっきり示していることが大事でございますが、そういう前提...全文を見る
○武村国務大臣 先ほどもお答えいたしましたが、まずは平成七年度の当初予算の中で、公共事業については約五%を目標に、これは予算そのものは組み替えいたしませんが、執行の方針でございますが、極力阪神・淡路地域に重点配分をしていく方針を打ち出しておりますのと、あわせて全国的な防災対策にも...全文を見る
○武村国務大臣 私どもはそういうキャンペーンを今後積極的にしていかなければならないと思っております。やはり国家財政は一億二千数百万の国民の皆さんの台所そのものであります。今日まで毎年予算編成を重ねる中でこういう結果を生んでいるわけでございますから、少なくとも現状は、これまでもPR...全文を見る
○武村国務大臣 お話しのような状況で日本の企業の海外進出が進んでおりますし、したがってまた逆輸入の数字もおっしゃるとおりであります。しかし、それでも輸出の方がまだ多い。そのことが国際的に問われているということも認識しなければなりません。
05月18日第132回国会 衆議院 予算委員会 第29号
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○武村国務大臣 そうですね、明確にこれは公共、これは民間と一〇〇%仕分けすることが難しいわけであります。  首をかしげられなくても、おわかりいただけるように、財投というのがあります。例えば電力、ガスの復旧事業に対しては、これは民間事業でありますからいわゆる公的な資金は直接には投...全文を見る
○武村国務大臣 災害前の状況に戻すための復興というとらえ方もありますが、さらに量的にも質的にもよりいい町をつくっていこうという意欲もあるわけでございますから、この九兆数千億にプラスオンされる事業も当然入ってこようかと思います。公共の分野につきましても、技術内容を一段とよくしていこ...全文を見る
○武村国務大臣 お話を伺っておりまして、これだけの大震災でございますから、今日なお、あるいは今日一段と、気の毒な方々がたくさんおられることを十分認識しなければならないと思います。今委員のお話の中で、具体的なケースもお聞かせをいただきました。精いっぱい、地方行政ともども、個々の具体...全文を見る
○武村国務大臣 広野委員、先ほどから伺っておりますが、私ども政府の方針も、今回短期間でございましたが、十八法人に手をつける、そのうち幾つかは統合、幾つかは廃止ときちっと数字で明確に申し上げているし、期間は三年以内と大変締まった方針を固めていることは、それなりにきちっと評価はしてい...全文を見る
○武村国務大臣 総理がもう何回もお答えをいたしているとおりでございます。通貨の変動が急激に起こっているところに私どもは深刻さを感じているわけであります。  円高の背景は、御承知のように一番象徴的には日米の貿易ギャップ、経常収支のギャップに表現されるようなこういう日本側の黒字に一...全文を見る
○武村国務大臣 バーグステンの意見は意見でありますが、即これがアメリカ政府の意見ではありません。  きのうもお答え申し上げたように、日米の蔵相会談におきましても、G7におきましても、私どもはアメリカ政府に対しては言うべきはきちっと言っております。金利の問題もございますし、今御指...全文を見る
○武村国務大臣 先般のG7の後開かれましたIMFの暫定委員会で私は発言をいたしまして、二 つ理由を挙げました。  一つは、為替の市場が巨大になっている、一兆ドルと言われるように、ぐんぐん大きくなっている。もう一つは、その中身もデリバティブを中心にしてさまざまな商品が取引されて...全文を見る
○武村国務大臣 三月二十日に東京共同銀行は開店をいたしましたが、おかげさまで出資、支援措置、少なくとも当初年度の分は全部完了をいたしております。東京都の三百億だけが残っております。
05月19日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第8号
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○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました二つの法律案につきまして、提案の理由及び内容を御説明申し上げます。  まず、平成七年度における公債の発行の特例に関する法律案につきまして御説明を申し上げます。  今般、さきに決定されました緊急円高・経済対策を受けて、阪神・淡路...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 四月十四日の緊急円高・経済対策におきまして今御指摘がありましたような文言を入れております。これは政府・与党全体の合意で決定をしたことでございます。  既に前年度の第二次補正におきまして、阪神・淡路大震災対策としての補正予算に公債の出動を決断したところで...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 変えてはおりませんし、歯どめは必要であると考えております。  今も率直に申し上げたように、こういう状況の中で財政再建に向かって努力をしなければならない、こういうときにむしろこれは逆行するとおっしゃっても、私どもはそのことを否定するつもりはありません。む...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) これはあくまでも、内需拡大のためにこの時期に補正予算を組むべきである、その財源はということで、この補正予算に絞って政府・与党として考え方をまとめたものでございます。今後の我が国の財政運営あるいは予算編成において云々ということではありません。
○国務大臣(武村正義君) していません。
○国務大臣(武村正義君) ちょっと振り返ってみますと、一月十七日に未曾有の大地獲が起こりまして、並行して国会でも真剣な御議論をいただいて、震災に対する対策の財源諭もいろいろ提起もいただきながら衆参ともに熱心な御議論をいただいたわけであります。そういう中で私どもも、特に私自身はあら...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) これはもう世界の先進各国共通の考え方と姿勢でありますが、通貨当局は為替のレベルについては発言をしないという、別に申し合わせをしたわけじゃありませんが、為替市場の動きに対してその発言によっては不測の事態を起こしかねないということからそういう考え方を堅持して...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ハリファクスの議題につきましては、現在議長国のカナダを中心に調整中でございます。  御指摘の国際的な金融取引に税を課するといういわゆるトービン・タックスについて、これまでG7の大蔵大臣の会合で話題になったことはまだありません。でも、私もこういう提案があ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今の預金保険機構のお話も、現実に預金保険機構は機能いたしておりまして、かなり多くの金融機関の再建等に出動をいたしております。大変有用な存在になってきております。むしろこれをもっと強化していこうという議論もあるぐらいでございます。  西村局長の金融不安云...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今の時期は、増税あるなしの議論には直接的にはお答えしないように注意をいたしておるわけであります。  当然、財源でありますからなかなかウルトラCのようなものは一般的にはないわけでありまして、それは要するに、最終的にはやはり国民の御負担に支えていただかない...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、世界でも例のないぐらいの努力をしてまでこの国難を乗り切ろうという決意であります。
○国務大臣(武村正義君) 特例公債につきましては、これまでも申し上げてまいりました。一つは、歳出は経常的な収入で賄うのが財政の基本原則だという認識があります。  もう一つは、やはり後の世代に大きな負担を残さない、今、公債を発行してどんどんサービスをすれば、今の国民はそのサービス...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 重ねて恐縮でございますが、ただいま議題となりました二つの法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  初めに、保険業法案について御説明申し上げます。  保険業をめぐる近年の金融の自由化・国際化等の環境の変化は著しいものがあります...全文を見る
05月19日第132回国会 参議院 本会議 第24号
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○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました二法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  初めに、保険業法案について御説明を申し上げます。  保険業をめぐる近年の金融の自由化、国擦化等の環境の変化は、著しいものがあります。今回の保険制度改革は、このような経済社...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 四点お尋ねをいただきました。  まず相互参入についての御質問でございますが、金融制度調査会及び証券取引審議会の審議におきましては、御指摘のユニバーサルバンク方式のように各金融機関が本体で銀行業務及び証券業務を幅広く行う場合には、銀行経営の健全性の維持や...全文を見る
05月19日第132回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○国務大臣(武村正義君) 平成七年度補正予算の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その内容を申し上げます。  最初に一般会計予算の補正について申し上げます。  歳出の補正について申し上げます。  政府...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今は平成七年度の、五月でございますが、年度がスタートを切った直後でございます。したがって、昨年来編成をし国会でお認めをいただいた七十兆九千億を超える当初予算がいよいよ執行の段階に入っているところでございまして、この時期に私どもは、そう例がないわけでありま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) たびたび申し上げてまいりましたように、我が国の財政はこれまでの累積した国債を基本として極めて脆弱な状況にございます。国債の現債高がふえるということは、だんだん財政の体質が不健全な方向に向かっているということを率直に認めざるを得ません。  昨年末は二百十...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まだお目にかかっておりません。過般、就任のあいさつに大蔵大臣の私の部屋へお越しいただいたようですが、私はG7に出ておりましてお目にかかれませんでした。  この問題については、まだ直接青島知事との話はできておりませんが、東京都は、事務的に新知事に対しても...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 財政調整基金というのは国にはございませんが、地方団体に、進められている年度間の財源調整をするというために設けられた基金であるというふうに認識をいたしております。
○国務大臣(武村正義君) あの当時の考えと基本的には変わりはございません。  青島知事が選挙の公約としてこの三百億円の出資については消極的な発言をなさっていることは十分認識をいたしております。先般、都議会で、ちょっと表現まで定かではありませんが、公約は守りたい、しかし関係方面の...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 明確にそういう事実であるかのごとき報道をされた機関に対しては、当時、一々私の名前で文書をお出しいたしまして、全く事実でないということを明確に文書で申し上げ、注意を喚起させていただいたところであります。
○国務大臣(武村正義君) 当然、読んで出しております。
○国務大臣(武村正義君) 当然、読んでおります。
○国務大臣(武村正義君) なぜそういう質問をされるのかよくわかりませんが、週刊朝日でございましたか、そういう返事が来たのが一社でございましたが、私も表現までは今、定かに覚えておりませんが、手紙をいただいたけれども誤った報道をしているつもりはないというふうな、そんな表現であったよう...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) どういう意図で石井委員がおっしゃっているのかよくわかりませんが、少なくともその前段の、竹下総理、当時の三重野日銀総裁、平岩経団連会長、不肖私、この四者が二つの信用組合の対策について、ある日ある場所で会談をして合意したかのごとき報道は全く事実でないというこ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 何をおっしゃっているのか、もう少し詳しく説明してください。御自身の処分というのは。(発言する者多し)  この問題は、大蔵省職員の私的な行為に対して処分をしたわけでありますが、今の一番明確な、自家用機に乗って香港へ片道行ったという、こういう具体的なケース...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 何のことをおっしゃっているんでしょうか。大蔵省職員の私的なつき合い、ゴルフとか会食をしたとか、あるいは極端な場合は香港へ行ったという、そういうことについておっしゃっているんでしょうか。  私は、高橋氏は全く面識がありません。
○国務大臣(武村正義君) 私の答えもしっかりお聞きいただきたいと思うんですが、石井さん。私、今申し上げた。前向きに今後こういうことを、大蔵省全体、八万数千人の職員を抱えた大蔵省全体としてこういうことを繰り返さない、きちっと規律を保持していこう、そういう気持ちで私みずからも最高責任...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の訪朝団は、今も御指摘がありましたように、長い間とまっておりました日朝国交正常化の交渉のきっかけをおつくりいただいたというふうに私は認識をいたしております。  大変複雑な状況がございますが、基本的にはもはや日本と国交が回復していない唯一の国でありま...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まず訪米団の御発言は団長の御発言だそうでありまして、これは三党が事前に議論をして合意したものではなかったようであります。議員外交の中で相手を見ながらそういう発言をされたということでありました。  今回、二兆七千億余の補正をお願いいたしております。私ども...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の補正予算におきまして、阪神・淡路大震災の関係経費としましては一兆四千二百九十二億円を計上いたしているところでございます。これによりまして、いささか残っておりました廃棄物処理を含めておおむね震災直後の緊急対策と復旧対策を完了させるものであるというふう...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御提案として承りましたが、シーリングの別枠という御提案でございますと、先般、渡辺委員ですか、基金という御提案もいただきました。これはいい提案なんですけれども、残念ながらそれだけ余裕が財政にありませんというお答えをせざるを得なかったわけであります。  今...全文を見る
05月23日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第9号
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○国務大臣(武村正義君) 今回の改革の柱は三つございまして、一つは規制緩和、自由化の推進でありますし、一つは健全性の維持ということでありますし、もう一つは公正な事業運営の確保、こういうふうに整理をいたしているところでございます。  具体的な内容については、まず規制緩和、自由化に...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、昭和五十六年から、銀行法等の改正が行われたことによりまして我が国の金融制度全般の改革の時期に入りまして、今日に至っているわけであります。  銀行法等の改正では、御承知のように、安定成長への移行、国民ニーズの多様化、国際化の進展、こうい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 自賠責保険は、損害保険会社を保険者として昭和三十年に制度がスタートしました。四十一年には、原付自転車に限り農協について自賠責共済の取り扱いが認められて今日に至っております。  今般、全労済から自賠責共済を開始したいという要望が出されておりまして、与党プ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の保険業法の改正を初めとする保険制度の改革は、金融の自由化、国際化等の境境の変化に対応することが第一でございました。あわせて、保険業の健全性を確保するという立場から昭和十四年に制定された現行の法律の全面改正を行ったものであります。  柱は、先ほど楢...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 共済は私どもの所管ではありませんが、先ほども議論がございましたように、仲間内でつくっているのが普通でございますから、先ほどお話があったように、どんどん一般的に幅広く、百円で組合員なり会員をふやしていくとちょっと別でございますが、そうでなければ仲間内の助け...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 特段つけ加えることはありませんが、ディスクロージャーは大変大事な課題だと認識をいたします。銀行など他の業態の開示状況等とのバランスをとりながら、今後とも一層ディスクロージャーの方向で努力をしていかなければならないというふうに認識いたします。
○国務大臣(武村正義君) 契約者の保護というのは基本でありますし、大変大事なことだと思います。ただ、そのためにも会社の経営がしっかり健全に運営されなければならないということではないかというふうに認識をいたします」。
○国務大臣(武村正義君) 法律全体を改正して、新しい時代に対応し、積極的に国民の御期待にこたえていくということが目的でございます。  幾つか事例をお示しいただきましたが、いずれにしましても、アンフェアなケースが起こるようなことがあってはならないという姿勢で、大蔵省もこの法律をお...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 政府委員の答弁申し上げたとおりであります。
○国務大臣(武村正義君) この法案で言う公共性は、一つは、保険は、社会に発生するさまざまな危険に備え、万が一事故が発生した場合には国民の経済生活を保障するという重要な役割を果たしていることであります。いま一つは、公的な保障の補完や被害者の救済といった役割を担っているということであ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 第三分野における今後の生損保の乗り入れにつきましては、審議会の答申におきましても、早い時期に、中小保険会社、外国保険業者の中に第三分野への依存度の高い会社が存在することなどを踏まえ、所要の激変緩和措置をとることが適当である旨の指摘がされていたところでござ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘の生損保本体の第三分野相互乗り入れにつきましては、経営環境の急激な変化を避けながら、他の分野の規制緩和の進展度合いを見ながら順次進めてまいりたいと考えます。
05月25日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第10号
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○国務大臣(武村正義君) 保険業の公共性あるいは専門性という視点を考えますと、保険契約者等の保護、保険業を行う者の業務の健全性の維持、こういう観点から免許制を採用した次第であります。こういう観点から規定される客観的な審査基準をもとにして大蔵大臣が審査をさせていただいて決定をする。...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 目下、二つの信用組合で預金保険機構の重要性を認識しながら、さらにこれの改善も検討していかなければならないと思っているところでございます。そういうときに保険業法の改正を提案いたしておりまして、今の御指摘はそういう意味でこの保護基金だけでは不十分ではないかと...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 危険の大きい商品の販売に当たりましては、契約者への十分かつ適切な説明と適切なディスクロージャーに努めていくことが大事であります。そして、契約者との間で無用のトラブルが生じないようにしなければいけない。そういう姿勢で今後とも生保業界の指導をしてまいりたいと...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 契約者保護は大変大事な視点でございます。いずれにしましても、今御指摘の具体的な変額保険をめぐるお話は、今後裁判の行方も十分参考にさせていただきながら大蔵省としては判断をさせていただきたいと思っております。
05月30日第132回国会 参議院 大蔵委員会 第11号
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○国務大臣(武村正義君) ただいま御決議のありました事項につきましては一政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。  ありがとうございました。
06月06日第132回国会 衆議院 予算委員会 第30号
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○武村国務大臣 信用組合に対する都道府県知事の監督責任の問題は、これまでもたびたびお尋ねをいただき、お答えを申し上げてきたところでございますが、もう一度整理をしながらお答えをさせていただきます。  信用協同組合の監督は、中小企業等協同組合法等の規定によりまして、都道府県知事に機...全文を見る
○武村国務大臣 金融機関が経営破綻に至る事情はさまざまであります。あらかじめ詳細な処理基準を定めておくことは困難でありますが、破綻処理には御指摘の預金保険制度等の公的手段を用いる必要がございますし、破綻処理に関する基本的考え方についてできるだけ国民の皆様の合意を形成しておくことが...全文を見る
○武村国務大臣 野呂田委員の御指摘のとおり、現時点において直ちにペイオフを発動するということは極めて困難であるという認識であります。  その理由の一つは、金融機関の破綻処理に当たって、金融機関を信頼した善意の預金者に損失を求めることについての国民的コンセンサスがまだ十分形成され...全文を見る
○武村国務大臣 資金援助方式の発動要件でありますが、これまでもだんだん厳格化を図ってきているところでございます。今後の資金援助の発動に当たりましては、原則として次のような考え方で対応をさせていただきたいと考えます。  一つは、経営陣の退任を基本とし、さらに、経営破綻の原因を招い...全文を見る
○武村国務大臣 二信組問題を踏まえまして、信用組合経営の健全性確保の立場から、御指摘のような理事の兼職、ディスクロージャー、監査のあり方、検査・監督体制のあり方等々について、制度改正も含めて今後検討をさせていただきたいと考えております。  当面、検査・監督体制等の充実であります...全文を見る
○武村国務大臣 健全で活力ある金融システムは、我が国経済発展のために必要不可欠な要素であります。金融機関の不良債権問題の早期解決を図ることは、金融システム自体にとっても、また我が国経済社会全体にとりましても大変重要な課題であると認識をいたしております。  そういう認識に立ちまし...全文を見る
○武村国務大臣 金融機関経営の透明性を高め、経営の自己規制を促す効果を持っておりますディスクロージャーの拡充は、金融機関の不良債権等の早期処理を促す上でも大変大きな意義を有しております。また、ディスクロージャーの拡充は、預金者の自己責任原則確立のための基盤としても大変重要であると...全文を見る
○武村国務大臣 住専各社におきましては、関係金融機関の協力を得ながら、目下経営再建の努力を続けられているところであります。基本的にはその動向を注視をしていきたいという姿勢でございます。  一方で、不動産市況の状況や金利の低下など住専各社を取り巻く現状の経営環境が、再建計画策定時...全文を見る
○武村国務大臣 二つの信用組合の処理をめぐる国会審議等におきましては、いわゆる金融機関一般の不良債権処理や破綻金融機関の処理に関する方策に関する論議、この二つの個別の大変具体的な問題とが相互に絡み合いながら今日まで議論をいただきました。  けさ、野呂田委員から、全体、今後の対策...全文を見る
○武村国務大臣 これは大変難しい問題で、およそ機関委任、機関でなくてもいいんですが、委任をする、お預けするということですから、基本的には都道府県知事に信用組合の監督権限はお任せをしているわけです。  じゃ、お任せの度合いというか、それをどう思うかという今御質問を受けているわけで...全文を見る
06月12日第132回国会 衆議院 予算委員会 第31号
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○武村国務大臣 今回の二つの組合の経営問題につきましては、経営悪化の程度が甚だしいということから、預金者保険金の支払いにより対応するという、いわゆるペイオフの手段も含めて検討をしたところであります。  しかし、このペイオフという方法は、今まで御答弁申し上げてまいりましたように、...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおり、今回の二つの信用組合をめぐる問題におきましても、預金がシフトするということが考えられるわけでございますが、昭和金融恐慌もそうでございました。やはり小さな金融機関から預金が引き出されて、安心のできそうな大きな銀行や郵便貯金の方へ移ったということであ...全文を見る
○武村国務大臣 今回のこの東京都かの二信組の問題は、今御指摘のように、この監督責任をめぐってもたびたび御議論がございました。  今御指摘のように、機関委任事務であるこうした金融機関の一部の仕事を都道府県知事に委任していることがいいのかという御指摘でございます。ましてや、秩序維持...全文を見る
○武村国務大臣 今、東京都がこの合意したスキームに乗ってこられないということを仮定してお答えするのは、今日までも答弁では控えてまいりました、それは控えさせていただきたいと思っております。  今提案をしているのでなしに、鈴木都知事の時代に東京都から、大蔵省、日銀にも知恵も力も出し...全文を見る
○武村国務大臣 まず、二信組を救済するという考えは当初から全くありません。  たびたび申し上げておりますように、この信用組合を信頼して預金をされていた約二万三千の預金者の方々、この預金者を救済すべきかどうかという議論が最初から大きな問題としてあったわけでありますし、さらに言えば...全文を見る
○武村国務大臣 お答え申し上げる必要もないわけでありますが、すべからく政治家の公約は守るべきものであります。それは十分承知をいたしております。  ただ、事はそれぞれ大変奥行きが深かったり大変複雑であったりいたしますから、そういう中でいろいろ慎重な御検討をいただいて結論は出される...全文を見る
○武村国務大臣 三人が紳士的に約束してある目的で行動を起こした、そしてそのうち一人が途中でその約束をたがえたときに、たがえた方が責任があって、約束を守ってもらえなくて、あとの二人が無責任なんて言われる筋合いではないと思いますね。  これは前都知事としっかり約束をしてこのスキーム...全文を見る
○武村国務大臣 御答弁をいとうつもりはありませんが、我が国の目下の経済情勢の中で、これはもう識者も認めておりますように、バブル時の不良債権をどうするか、これは最大の大事なテーマの一つだという認識を持っております。  日増しに不良債権解決に対する声は高まってきているわけであります...全文を見る
○武村国務大臣 刑事責任でございますから、やはり司法当局が基本になろうかと思っております。しかし、大蔵省としましても、この捜査に対しては精いっぱい協力をさせていただくという姿勢でございます。
○武村国務大臣 市場のことはなかなか明確に判断することは難しゅうございますから、断定的に言うことは控えなければなりませんが、少なくとも大蔵省の発表させていただいた不良債権の方針が株価の下落を呼んでいるというふうには理解いたしておりません。もう少し具体性が欲しいという期待は当然新聞...全文を見る
○武村国務大臣 確かに、あの記者会見では、今公的な資金の導入を考えているわけではないと否定をいたしました。しかし、このまとめの中におきましても、公的なかかわりをむしろ挙げておりまして、公的なかかわりというときには、もちろん許認可もありますし、行政指導もありますし、日銀法二十五条の...全文を見る
10月02日第134回国会 衆議院 本会議 第2号
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○国務大臣(武村正義君) 選挙制度についてのお尋ねでありますが、羽田議員も御承知のように、選挙制度には完全無欠で理想のものは存在いたしません。そういう中で、真剣な議論を重ねて、我々は新しい選挙制度を選んだわけであります。選んだ以上は、次回の衆議院選挙は目をつむってこの新しい選挙制...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 金融問題についての御質問でございますが、金融機関の健全性確保の責任は、まずその経営者にございます。したがって、金融機関の破綻処理におきましては経営陣の退陣が当然求められるわけでありますし、また、経営破綻に至る経緯等が明らかにされ、その原因を招いた者に対し...全文を見る
10月03日第134回国会 衆議院 本会議 第3号
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○国務大臣(武村正義君) 私も、消費税の御質問でありますが、村山総理大臣の御答弁と全く同じ見解であります。法の見直し規定の趣旨に沿って、予断を持たないで真剣に検討をしてまいりたいと思います。(拍手)
10月03日第134回国会 参議院 本会議 第2号
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○国務大臣(武村正義君) まず、一連の金融問題についてでありますが、御指摘のように、東京協和・安全信用組合、コスモ信用組合、そして木津信用組合、兵庫銀行の経営破綻に対しましては、いたずらに処理を先送りすることなく速やかに対応することが我が国金融システムの一刻も早い機能回復について...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 議員の質問に無関係のことにつき意見を述べたことは、これを取り消します。
10月04日第134回国会 衆議院 本会議 第4号
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○国務大臣(武村正義君) 参議院本会議における私の発言をめぐって、新進党に対し穏当を欠いた点があったことをおわびいたします。  財政演説を始めます。  今般、さきに決定されました経済対策を受けて……(発言する者あり)
○国務大臣(武村正義君)(続) 平成七年度補正予算(第2号)を提出することになりました。(発言する者あり)
○国務大臣(武村正義君)(続) その御審議をお願いするに当たり、当面の財政金融政策の基本的な考え方について所信を申し述べますとともに、補正予算の大要を御説明申し上げます。  まず、最近の経済情勢とさきに決定されました経済対策について申し述べます。  我が国経済の現状を見ますと...全文を見る
10月04日第134回国会 参議院 本会議 第3号
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○国務大臣(武村正義君) 金融関係のお尋ねにお答えをさせていただきます。  一九八五年九月にプラザ合意がございました。そこから低金利状況になり、潤沢な資金状況、投機的な取引が活発化していわゆるバブル経済が発生したというのはおおむねそのとおりであります。当時とられた金融政策は、今...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まず、参議院本会議における私の発言をめぐって、新進党に対し穏当を欠いた点があったことをおわびいたします。財政演説に入ります。今般、さきに決定されました経済対策を受けて、平成七年度補正予算(第2号)を提出することになりました。御審議をお願いするに当たり、当...全文を見る
10月05日第134回国会 衆議院 本会議 第5号
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○国務大臣(武村正義君) 総理に対するお尋ねと重複しますが、経済対策について申し上げます。  我が国経済は、バブル崩壊の後遺症に加え、年初以来の震災、円高等の影響によりまして、昨年末から本年度前半にかけての景気の足取りが鈍くなっていたところであります。このような状況に対処するた...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 我が国財政は、連年の公債発行によりまして、その残高が平成七年度末には二百二十兆円を超える見込みであります。この増嵩する利払い費のため、毎年度の政策的経費が大きく圧迫される状況になってきております。  例えて申し上げますと、本年度第二次補正後における税収...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 不良債権問題の処理は、何よりも金融機関の自助努力により対応すべきものであります。各金融機関における最大限の合理化努力や早期の引き当て、償却等の実施が求められるところであります。各金融機関におきましては、これまでも不良債権の処理を着実に進めてきておりますが...全文を見る
10月05日第134回国会 衆議院 予算委員会 第1号
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○武村国務大臣 平成七年度補正予算(第2号)の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その内容を申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  まず、歳出の補正について申し上げます。 ...全文を見る
○武村国務大臣 ちょっと済みません、最後、一言つけ加えます。  以上、平成七年度補正予算(第2号)につきまして、その内容を御説明いたしましたが、なお詳細にわたる点につきましては、政府委員をして補足説明いたさせます。  何とぞ、御審議の上、速やかに御賛同くださるようお願い申し上...全文を見る
10月05日第134回国会 参議院 本会議 第4号
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○国務大臣(武村正義君) まず、土地税制でありますが、ただいま総理から答弁がありましたが、さまざまな議論がなされておりまして、必ずしも国民の間にコンセンサスが得られている状況にはありません。また、土地税制の見直しの具体案を検討しようとする場合には、御承知のように、その前提としての...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 最終追加されました質問を逃しましたので、補足をさせていただきます。  ルービン長官がG7の場で日本の金融不安に対する懸念を表明するとの報道についてのお尋ねであります。まだ出席が決まっておりませんが、決まるという前提でお答えいたします。  G7という会...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私には、金融システムに対する御質問でありました。  先ほど来もお答えをいたしましたが、金融機関は、言ってみれば、人体に例えれば血管であります。金融システムはその血液だと思うのであります。この日本の資本主義社会の中における動脈も静脈も含めた血管に問題が生...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まず、景気回復の展望でありますが、もう総理もお答えいたしております。  額が大きいということだけでなしに、このことが実際GDPにどういう影響を与えるか。試算でありますが、一年間、向こう一年間といいますと今年度と来年度にまたがるわけですが、融資分を除いて...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 我が国の公債依存度は、平成七年度で二五・五%となります。一方、アメリカの公債依存度は九六年度予算で一〇・三%となっておりまして、我が国の公債依存度はアメリカの約二・五倍ということになります。  次に、最近の特例公債発行は三回ございまして、一つは税制改革...全文を見る
10月05日第134回国会 参議院 予算委員会 第1号
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○国務大臣(武村正義君) 平成七年度補正予算(第2号)の大要につきましては、既に本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その内容を申し上げます。  最初に、一般会計予算の補正について申し上げます。  まず、歳出の補正についで申し上...全文を見る
10月11日第134回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○武村国務大臣 我が国の金融不安の問題の解決に全力を挙げているさなかに、大きな銀行の一つである大和銀行ニューヨーク支店で報道されておりますような不始未が明らかになってまいりました。大変残念でありますし、私どもとしては本当に遺憾の限りであります。  御指摘のように、いわゆる不良債...全文を見る
○武村国務大臣 住専の問題は、今、金融問題の中でもひときわ規模も大きゅうございますし、最大の課題であると認識をしておりますし、難しいからとずるずる先送りをしてはいけない、この問題にきちっとした解決を見出すことが金融システム全体の安定に大きな影響を及ぼすという、そういう認識を持ちな...全文を見る
○武村国務大臣 四点お尋ねでございました。  まず為替でありますが、四月二十五日のG7で、私どもは、「秩序ある反転」が望ましいと七カ国で合意をして内外に発表をいたしたところであります。その時点から徐々に反転を始めて今日に至っているというふうに思います。  先週のG7では、その...全文を見る
○武村国務大臣 率直に言って、それほど四十兆円を大きく上回る数字ではないと私は思っております。  三月の四十兆の推計は、御承知のように二十一行、大きな金融機関の破綻先と延滞債権、プラス金利減免償まで含めてざっと二十三兆という数字をつかんでおりまして、大体金融機関全体はその約一・...全文を見る
○武村国務大臣 確かに、延滞債権の定義も、日本は六カ月でありますが、アメリカとは少し違いがあるようでございますし、私は今すべてを承知いたしておりませんが、いずれにしましても、今回のこの不良債権という大きな経験のもとで、やはり不良債権のとらえ方も反省すべき点があればこれは大いに是正...全文を見る
○武村国務大臣 確かにこれまでの日本の金融機関については、経営の実態が十分公開されてこなかったことは率直に認めざるを得ません。そういう意味で、今回の取り組みも、ディスクローズということをまず基本にいたしている。預金者にとっても、ディスクローズされることによってみずからも責任を負っ...全文を見る
○武村国務大臣 予算は、いずれにしましても、言葉があらかじめの算と書いておりますように、一定の先を見越して歳入歳出をまとめるものであります。現実の推移は、予想したどおりには必ずしもいかない。昨今のような急激な変化の時代でございますだけに、そういうことが少なくないという状況でありま...全文を見る
○武村国務大臣 もうたしか十年を超えていると思いますが、このシーリングシステムが非常に完全な制度であるとは思っておりません。むしろ、新三党合意の中でもたしかこういう、シーリングの見直しのために検討をするでございましたか、そんな表現が入っておりまして、どういう知恵があり得るのか、私...全文を見る
○武村国務大臣 これは法律の改正にもつながる大きなテーマでございます。学者等からは早くからこの問題をめぐってもいろんな提案、議論があるのは承知いたしておりますが、当面のテーマとして、今これを変える、大胆に変えていこうという議論をしているわけではありません。
○武村国務大臣 新進党からは早い時期に積極的な補正対応の提案が、たしか四月ごろもありましたか、そして八月にもあったのをよく覚えております。  あのときも国会での答弁でも申し上げたわけでありますが、当初は七十兆を超える大きな予算が成立を見て、これを執行するという時期でございますね...全文を見る
○武村国務大臣 一つの御提案として承っておりますが、整理の仕方が非常に難しくなってくるんではないか。結局まあ、建設国債はおっしゃったようにその投資のサービス、受益を何世代にもわたって享受ができると。言ってみればハードが中心でありますが、できた施設を何十年も使えるということから国債...全文を見る
○武村国務大臣 公共投資の絶対額も、そしてまた各分野に対するシェアもいろいろ議論があるところでございまして、そういう意味で、来年のシーリングも依然として公共事業はプラス五%という方針を既に出しているわけでありますが、公共投資を少し減らしながら、むしろ研究開発部門にシフトさせていく...全文を見る
○武村国務大臣 ことしは、来年の予算編成はことしのシーリングで既に大きな枠組みを発表をしながら着々と作業に入っているところでございまして、その中でも、研究開発に対する姿勢は従来よりは少しでも積極的な対応をさせていただこうという気持ちは十分持っております。今回の補正もそうでございま...全文を見る
○武村国務大臣 高度成長のときより今はないと言えるかどうか、こういう不況の時期ですから今の方が効果が高いという見方もあるかもしれません。私は専門的にはよくわかりません。ただ、何となく、土地代がかなり大きなウエートを占めていたということもあって、公共事業の景気に対する乗数効果は言わ...全文を見る
○武村国務大臣 私も同じような認識を強く持っておりまして、今回も経済対策の柱は三つあると申し上げております。一つは財政出動、一つは当面の土地流動化対策とか中小企業対策等々、もう一つはやはり我が国経済の構造改革、それが情報通信とか研究開発関係にかなり思い切って予算を組ませていただい...全文を見る
○武村国務大臣 今の御指摘は、西岡先生、少し正しくないと私は申し上げたいのは、確かに二信組、コスモ、木津、兵庫と、この五つの破綻した金融機関に対しては、私どもは、これはもう起こった瞬間に対処方針を示しながら、ある意味じゃ非常に明快な姿勢でやってまいりました。  しかし、この四十...全文を見る
○武村国務大臣 当然、不良債権問題がまだ解決できていないわけでございますから、バブル後もう四年、五年目を迎えていて、政府が発表しております四十兆という大変巨大な、不健全な債権を抱えているということが海外にも広く知られているわけでございまして、そういう意味では印象を悪くしていること...全文を見る
○武村国務大臣 決して御質問に対して強気で答えるわけではありません。冷静に申し上げたいのでありますが、もうそういうことはすべて今まで大蔵省としては申し上げてきたし、私自身もみずから記者会見で申し上げているわけであります。  特に、先ほど申し上げた、六月八日に「金融システムの機能...全文を見る
○武村国務大臣 私どもが対応しておりますことが百点満点で問題がないとは思っておりません。そういう意味では、大きい問題でありますから、野党としても今後とも厳しくいろいろと御批判や御指摘をむしろ賜りたいと思っております。  ただ、金融の問題ですから、かなり専門的でもありますし、今ま...全文を見る
○武村国務大臣 正確に申し上げますと、来年の三月期までに金融機関に、この六月の方針で要請をいたしているところであります。既に二十一行、大きい金融機関は破綻先債権、延滞債権プラス減免債権まで当然オープンにしていきます。それから地方銀行は破綻先と延滞、それから一定規模以上の金庫につい...全文を見る
○武村国務大臣 たまたま大蔵省と金融とのかかわりの具体的な御指摘でありますが、政府全体としてもそれぞれ産業、行政がある中で、役所をやめた後、請われでそういう業界に入っていくということは、一定の条件のもとに許されているわけであります。公務員の退職の年齢とか公務員制度そのものとのかか...全文を見る
○武村国務大臣 大変大きな問題だし、深刻な事態だという認識では西岡先生と変わりありません。  ただ、いたずらに大変だ、大変だと言って不安が広がっていっては困る。事態がどうなのか、不良債権の総額がどうなのか、その中でロスと言われる再建不能な債権がどのくらいあるのか、それに対して個...全文を見る
○武村国務大臣 この住専の問題は、大蔵省の責任ではありません。あくまでも民間金融会社の問題でありますし、住専みずから、そして住専を設立した母体行、そして住専に金を貸した貸し手金融機関等々の問題であります。  もちろん、私どもは行政として、これはまあ金融機関でありませんから認可で...全文を見る
○武村国務大臣 これは公定歩合を発表をされた日も大蔵大臣として記者会見で申し上げたわけでありますが、金融機関のため、特に不良債権に苦しむ金融機関のために公定歩合の引き下げなんというのは全く頭にありませんと、あくまでも低迷する日本経済を早く明るくする、そのためには低利の状況になって...全文を見る
○武村国務大臣 一千百兆円という数字がございます。法人、個人に分けたり、いろいろございますが、そう申し上げていいのかと思います。
○武村国務大臣 この問題を重視いただいて、繰り返し御提案をいただいて、大変ありがたく存じます。  政府声明という形はとっておりませんが、私どもとしましては、大蔵省が中心ではございますが、政府全体にかかわる大きな課題でありますし、むしろ日本経済や世界経済にまで影響を与える問題であ...全文を見る
○武村国務大臣 総理の答弁にございましたように、公定歩合をここまで、史上最低まで下げるのも、結局国難ともいうべき四年続きのこの不況から一刻も早く脱出して日本の経済全体を明るくしていこうというためであります。経済が回復することによって、これはもう間接であろうと何であろうと、国民全体...全文を見る
○武村国務大臣 今回は、十年債と六年債と四年債、二年債とそれぞれ適切に組み合わせて発行をしたいと思います。額は、十年債、二兆九千五百二十億円、六年債及び四年債はそれぞれ七千億円、二年債は三千五百億円の追加発行を予定いたしております。
○武村国務大臣 絶えずこの利払いの額を小さくしなければならないという責任を感じております。そのためには、まず公債そのものを減らすあるいはふやさないという努力が第一であります。結果は、しかしふやす方向にこの不況の中で来ておりますけれども、やはり国債全体の総量を減らしていく努力が必要...全文を見る
○武村国務大臣 一つの御提案をいただきました。相続税免除のいわば無利子国債という大変ユニークな提案でありますが、実はおっしゃるとおり、ことしある閣僚からもそういう提案がありまして、私も真剣にこの可能性を煮詰めてみたのでありますが、きょうはもう余り時間がありませんから詳しく言いませ...全文を見る
10月12日第134回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○武村国務大臣 堂々とやれというお話はそれなりによくわかるわけでありますが、しかし、局長はむしろ、あの時期、申し上げたようにコスモがオープンになった直後ですが、その後、木津や兵庫銀行という、いつ厳しい状況に立ち至るか、非常に大蔵省、銀行局全体が、私もそうでしたが、日々刻々の情報に...全文を見る
○武村国務大臣 八月八日というのは、まだ初めて非公式に銀行側が大蔵省に足を運んで、告白の手紙が来たという異常な事態をとりあえずまず報告するという時期であります。九月十八日は、正式に銀行みずから全部点検、総括をして、きちっと報告に来た時期です。  おっしゃるように、全部事態を銀行...全文を見る
○武村国務大臣 いろいろな経緯がありますから私自身もレクチャーを受けながら頭を整理しているところでありますが、結果から見て、草川委員が今おっしゃっているような、何といいますか、筋道といいますか考え方をとられるのは一面わからないではないわけでありますが、当時の、そのときそのときの状...全文を見る
○武村国務大臣 局長の答弁にもございましたように、また金融制度調査会の報告の文言にもあるわけでございますが、この総量規制の通達の後、報告を受けながらいわゆる住専の不動産融資がまだ続いているという状況に対して問題意識を十分持っていなかったと言われるならば、その点は率直に認めてもいい...全文を見る
○武村国務大臣 世界が大変身近になって相互依存関係が深まっている状況の中で、経済的に成功を遂げている国と発展途上の国とがあるわけで、そういう中でやはりODAという考え方が生まれてきて、先進国の日本が積極的にこのODAに対して今日まで努力を進めてきているところであると認識をいたして...全文を見る
○武村国務大臣 社会党だけでなしに、さまざまな世界でそういう見方があったということは私も承知をいたしております。真偽のほどは確認ができておりません。
○武村国務大臣 何せ他党の文書でありますし、これはどういう性格の文書なのか、党の名前で発表されている文書でございましょうか。ざっと拝見して、過去そういう見方、あるいはうわさも含めてそれがあった、私自身もそういうことは時々聞いたことがあります。  しかし、橋本大臣がお答えしたよう...全文を見る
○武村国務大臣 閣僚にもいろいろな顔があるといいますか、まず一人間でありますから、眠る時間、食事の時間、あるいは私人としてのさまざまなつき合いの時間があります。次いで政治家としての時間がございます。私は党の代表も兼ねておりますから、毎日のように新聞記者、さきがけの議員にもいろいろ...全文を見る
○武村国務大臣 赤字金融機関、特に信組なんかの監査の徹底という御趣旨でございますね。  今回の金融制度調査会の報告におきましても、やはり健全性をどう確保するかというのが一つの大きなテーマでございまして、保険業法の改正では、御説明申し上げたようにソルベンシーマージンという新しい一...全文を見る
○武村国務大臣 森大臣からもお答えがありましたように、定期借地権という新しい土地に関する道が開かれたわけであります。私も、所有権と借地権の間にこういう新しい道が開かれたことは大変意味があると思っておりますし、大いにこの活用を期待するものであります。  ただ、相続税の問題にしろあ...全文を見る
10月13日第134回国会 衆議院 大蔵委員会 第2号
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○武村国務大臣 ただいま議題となりました平成六年度歳入歳出の決算上の剰余金の処理の特例等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  今般、さきに決定されました経済対策を受けて、平成七年度補正予算(第2号)を提出し御審議をお願いしておりますが、当該...全文を見る
○武村国務大臣 お話を伺っておりまして、谷口議員のこの問題に対する御認識、私どもとそう変わらないというふうに思っております。  私ども決して十分対応できるという、十分とは言ってはいないのでありますが、必死で各金融機関が頑張っていけば、何とか乗り越えていけるのではないかと私どもは...全文を見る
○武村国務大臣 今回の大和銀行のニューヨーク支店の事件、本当に重視をいたしておりますし、こんな残念なことはありません。特に、日本の金融問題が世界からも注目をされ、不良債権問題解決に真剣に取り組もうとしているやさきでございますだけに、私どもも事態を重視しているところであります。 ...全文を見る
○武村国務大臣 余り手前みそのような報告をする気はないのでありますが、今回のG7それからG10、IMF暫定委員会、三つの会合に私も出席をしてまいりました。その前に日米蔵相会談もありました。もちろん、為替問題も大きなテーマでありますし、私どもが一番、日本の主張をぜひG7全体の意見と...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおり、なけなしの預金が生み出す金利を生活の糧にされている方々にとっては、公定歩合が下がる、したがって自分の預金金利が下がる、金利収入が減るということは大変つらいことであります。そういう方々に対しては、ごあいさつをせよとおっしゃるなら、率直に、大変申しわ...全文を見る
○武村国務大臣 特例公債の発行は、過去十数年我が国財政が大変つらい経験をしてきた後でございます、やっと発行をなくして三年ですか前後経過をしまして、またしても赤字国債の発行に踏み切らざるを得ないのか、そんな思いひとしおでありました。  振り返りますと、昨年の税制改革の中でまずこれ...全文を見る
○武村国務大臣 先ほども申し上げたように、この国の財政の状況を考えますと、昨今は建設国債充当可能な事業はもう丸々全部目いっぱい国債を当て込んでしまうという状況であります。そこへ加えて特例公債でない第三の道を開きますと、それ自身また対象を拡大していくことになります。  財政再建に...全文を見る
10月13日第134回国会 衆議院 予算委員会 第4号
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○武村国務大臣 今回の補正を含めて、今年度末では、国債の現債高二百二十一兆円と推計をいたしております。まあ、隠れ借金という言葉は公式にはないわけでございますが、さまざまなやりくりを、当面の財源措置を重ねているわけでありまして、このことを御指摘いただいているのかもしれません。国鉄の...全文を見る
○武村国務大臣 確かに、建設国債を充当いたしておりますさまざまな事業、そもそも六十年償還でございますから、そういった社会資本に六十年間耐用年数があるのかという、そういう厳密な議論もあるわけでありますし、また、個々の事業についても、本当にしっかりした社会資本、資産が残って、目に見え...全文を見る
○武村国務大臣 建設国債の対象事業であればどんどん目をつむって公債を発行してよろしいという考えを持っているわけではありません。可能である、道が開かれているという認識でありますから、本当はゼロが一番望ましい、国債は。そういう中で、やむを得ざる場合にそういう建設国債を発行することがで...全文を見る
○武村国務大臣 たびたびお尋ねをいただいておりますが、我が国のこの不良債権を中心にした金融問題、ある意味では、今着々と手を打ちながら不良債権の克服に取り組んでいるというふうに御認識をいただきたいと思うのであります。何も手がついていなくてこれから始まるという状況ではありません。 ...全文を見る
○武村国務大臣 私どもは、まだ公的資金の導入について方針を決定したわけではありません。六月に私どものこの問題に対する全体の姿勢を発表しましたときに、公的資金の導入も含めた公的な関与の可能性を真剣に見詰めるという趣旨の発言をしたところであります。  諸外国の例もございますが、しか...全文を見る
○武村国務大臣 明治以来続いている制度でありますし、国民の間にも大変定着した金融の国家経営のシステムでもありますし、加えて、これが原資として我が国の財投という巨大な資金になっていることを考えますと、軽々に結論を言うべきではないと思っております。  ただ、金融制度全体の中でも、官...全文を見る
○武村国務大臣 先般のG7では、私ども努力をいたしまして、おかげさまでG7全体としては私どもと同じ認識を持つことができました。既に発表いたしておりますように、四月から今日までの「秩序ある反転」をまず歓迎するという認識でありますし、あわせてこうしたトレンドがこれからも継続することを...全文を見る
○武村国務大臣 もちろん概要ではありましたけれども、金額が大変大きいという印象をまず強く持ちました。これは一都市銀行の海外支店の問題であるだけに大変な事態だ、率直に言ってそういう認識を持ちました。
○武村国務大臣 御指摘のように、今回の事件は将来に向かって大変大きな教訓にしなければならないと思っております。大体事のいきさつとプロセスについては局長から申し上げたとおりであります。私は、日本の行政あるいは日本の常識の範囲内の対応を局長はしてくれたかなという意味では、基本的にはそ...全文を見る
○武村国務大臣 ルービン長官には電話をいたしましたが、この状況をそれなりに責任者の私から振り返って、今ちょうど申し上げたようなことをきちっと御報告を、お話、説明をしようということでさせていただきました。  アメリカは情報公開がもう少し早いということをルービン長官も言っておられま...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘のように、預金保険機構は預金者等の保護を図ることが目的でありますが、金融機関が預金等の払い戻しを停止した場合に必要な保険金等の支払いを行ういわゆるペイオフがありますほか、破綻金融機関には、御指摘のように営業譲渡等に対して適切な資金援助を行うという手段を講じて...全文を見る
○武村国務大臣 自治大臣のお考えにも沿いながら、大蔵省としましても、補助金の整理合理化、特に小さな補助金の整理あるいは全体ではメニュー化とか整理統合も含めて、地方分権の時期でありますだけに、一層積極的に対応をしてまいりたいと思います。
○武村国務大臣 水野議員の御発言は新聞で拝見をいたしましたが、まあ、思いつきで言っているのではあるがと、こういう前置きもあるのですが、一つの提案として伺ったわけであります。  実際によく考えてみますと、各省庁の所管する金融行政、例えば農林でいえば、農水省の金融行政はやはり農協の...全文を見る
○武村国務大臣 大蔵省は今この問題を具体的に取り上げる考えはありません。
○武村国務大臣 六月に公的資金導入の可能性を示唆をさせていただいたことによってかなり論議が起こっておりますし、また深まってきているというふうにも思うわけであります。したがって、まだ決めたわけではないのはそのとおりでございますが、真剣に目下の論議の行方を見詰めながら、私ども責任を持...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおり、私どもは、示唆をさせていただきながら、真剣に議論を見詰めているところでございまして、ぜひ海江田さんがどうお考えなのかをお聞かせいただきたいと思いますし、少なくとも金融制度調査会は、その方向を示しながら、受け皿機関ということも問題として提起をいたし...全文を見る
○武村国務大臣 まあ専門家も、どうでしょうかね、私もあらゆる情報を承知をいたしておりませんが、さまざまかなと、今、賛否両論分かれているかなと。ひところ、例えば二倍組の東京都の公的な支援のころはかなり批判が多うございましたが、最近はやむを得ないという考え方もふえてきていると思ってお...全文を見る
10月16日第134回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○国務大臣(武村正義君) もちろん、断じてこのケースのみであるなんてことを言い切るつもりはありません。これは官僚に限らず我々政治家もそうでありますし、日本の社会全体でこれだけゴルフが広範に普及をいたしておる中で、交遊の手段としても健康の手段としても幅広くゴルフプレーが浸透している...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のように、昨年国会でお認めいただきました税制改革の中では、二十五兆円で社会保障等に要する費用の財源を確保する観点等々、四点ほど挙げておりまして、そうした総合的な検討の結果、必要がある場合には来年の九月三十日までに所要の措置を講ずる、こう規定されてい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私は、率直に言ってもう限界を超えつつあると、そんな認識を持っているところであります。  今年度末二百二十一兆円、一つ言えますのは、国際比較でありますが、地方債も含めてGDPに対して国債の現債高がどのくらいであるかを比較してみますと、日本は八八・九%にな...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 一たん国が侵略されるような危機に直面をしたときに、この国と国民を守るために自衛という大変大事な職務に精励いただいている皆様に敬意と感謝を強く持ちたいと思っております。  私も、二年前でしたか、細川内閣のときに官房長官として総理の代理で防衛大学の卒業式に...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) この問題については、既に参議院の本会議でお答えをしたとおりであります。  私は、この夏、フランスが核実験再開を明らかにした直後から、政治家の一人としてこのことに強い怒りを感じながら中止を求める発言をしてまいりました。参議院選挙前にはフランス大使館へもみ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のように、九月二十日の経済対策には、この秋から年末にかけて残しております税制改革と住専を中心とした不良債権問題の解決策は外しております。基本的な方針だけを書いておりまして、本当は一体に書けたらよかったとは思いますが、しかし税制という大変深みのある制...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 株式がことしも一万四千円台でございましたか下落を見て、これは先行き指標と言われるだけに非常に深刻な影響を与えたわけでございますが、昨今は円安と並行をしながら株価も一万八千円前後のところまで反転回復をしてきたことは、率直に言って私ども担当省としてはほっとし...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ぜひ今年度から明るくなってほしいと願っているわけでありますが、実際結果が掌握できておりますのは今年度八月までの実態でございまして、五十三兆台全体から見ても約四分の一ぐらい結果が判明している、こんな状況でございまして、今後の経済動向が全体を決めるわけでござ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先ほども吉田委員の御質問にお答えをしたところでございますが、斎藤委員御指摘のとおり大変厳しい状況にありますし、その厳しい状況が年々拡大をしてきているというふうに考えております。  しかし、今の時期、この四年続きの我が国経済を回復軌道に乗せるということが...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先週のG7、それからIMFの総会も連動していたわけでありますし、十カ国の蔵相会議もあったわけですが、こうした一連のワシントンの国際会議に出席をしてまいりました。  既に報道もされておりますとおり、まずG7の前に日米蔵相会談もあったわけでありますが、こう...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) こういう議論は今日までもございました。IMFでもございましたし、四月のG7で私からも、何がいいと言ったわけではありませんが、長期的に為替に対するシステムのあり方、今のままでいいかどうかみんなで検討を始めてはどうかという提案もしたところでございます。  ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 大変的確な御指摘と激励をいただきましてありがとうございます。  おっしゃるとおりであると思いますが、海外の信用も落日で目を覆いたくなるというほどの状況ではないと思います。甘く見ているわけではありません。おっしゃるように、ムーディーズの格付の問題もござい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) たくさんの点を御指摘いただきました。個々にお答えをできませんが、概括的に申し上げますと、大蔵省も事態がこういう結果を生んでしまって、今御指摘の総量規制の通達も五年前でございますが、あのバブルの終わりのころの行政方針であります。
○国務大臣(武村正義君) はい。橋本大臣が今横におられるので、その辺のところは橋本大臣にお答えいただけるともっと正確かもしれませんが、過去のずっと一連のさまざまな、これはもうプラザ合意までさかのぼりますから、いろんなことが原因になり、結果になり、バブルを生み、そして今日を生んでい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まず、アメリカを振り返ってみますと、大体八〇年代の初めから債権が発生し出して、八五、六年ごろから議会も含めてこの問題の議論が始まったそうであります。議会の議論でも、いろんな政治家の絡んだ事件もあって、日本とよく似た状況があって約数年、四、五年ぐらい議論が...全文を見る
10月17日第134回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○国務大臣(武村正義君) 私も同じ意見であります。
○国務大臣(武村正義君) 土地はもちろん我が国では売買ができるものでございますから、市場経済の原則を踏まえますと、委員がおっしゃるとおり基本的には需要と供給の関係で決まる。問題は、需要も実需が基本だろうと思うのであります。  土地の価格そのものをどう見るか。バブルの後、下落の傾...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 前段の委員のお話を伺っておりまして、私も同感できる御意見だなと感じておりました。  ただ、結論的に言うと、土地税制にゆがみがあるから、今、土地の需要なり供給、特に供給でしょうかブレーキがかかっているというふうな感じの御発言がございましたが、私は、これも...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 普通、不労所得という場合は、何が不労所得なのか当然いろいろ難しい議論はありますが、不労所得だから全部税でいただく、そんな考えは通りません。先般の三九%という譲渡益課税の税率の決定も、当時の議論としては、所得税の最高税率を見てそれにリンクする形でこの数字を...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘のとおり、我が国経済の先行きに対して不透明感を与えている、この問題が。したがって、この問題を解決することが景気回復、経済全体の回復のためには不可欠の前提になっているという認識をいたしております。
○国務大臣(武村正義君) 今回の経済対策は、十四兆二千二百億の財政支出を中心にした対策を基本に置いているわけであります。もう一つの基本としてこの不良債権の問題があることは十分認識をいたしておりました。  もう発表をしてきたわけでありますが、たまたまといいますか、経済対策は二十日...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 既にお答えを申し上げてまいりましたが、住専については、バブル崩壊の後でそれぞれの住専が再建計画をつくる運びになりました。しかし、どうもこの再建計画、十カ年でございますが、昨今の地価の下落の状況もございましてなかなか意図どおりにはいかない。  そんな中で...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) お答えをいたしたように、冒頭おっしゃったように金融の不安といいますか、その中には四十兆という推計の数字を既に六月に発表いたしておりますように、大銀行から信用組合に至るまでいわゆる正規の金融機関の不良資産、この問題が一つ大きなメーンのテーマとしてあるわけで...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) それはおとりになる姿勢によって見方が違うと思いますよ。検討する、しかも総合的に積極的に検討すると政府が宣言をしているわけですから、しかも年度内、八年度税制改革において、かなり検討の時期も限定して方針を明らかにしているわけですから、この問題については既にも...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 外国のこうした機関の見方でありますが、それはそれとして、私どももこの厳しい見方も真剣に受けとめているところであります。  ただ、第一点の政権がこの問題の深刻さを認識していないというのは全く間違っていると私は思っております。先ほど申し上げたような考え方で...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 将来のことは、絶対的な返事を求めていただいていますが、そんなことはそれは断言できるわけではありません。必死であのスキームに従って東京共同銀行、二億組の債権債務関係を処理しているわけですから、基本的には今あのスキームが大きく狂ってきたという認識は持っており...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 確かに大蔵省出身者OBとはいえ過去大蔵省に在籍した人が金融機関であれ会社であれ幹部に入っておりますと、一番極端な場合、その役所が経営しているかのごとき印象を与えかねない、そんなふうにも思うわけでありますが、御承知のように一つ一つの事情があってそういう人が...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今の橋本副総理の話にありましたように……(「通産大臣」と呼ぶ者あり)通産大臣ですね。(「もう総理でいいや」と呼ぶ者あり)副総理ですね。  財政の視点で見ますと、ここまで国債の発行が巨大になってきますと、昨日も申し上げたように、その元利償還が毎年毎年の政...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 午前中も政府委員からお答えをいたしましたが、率直に言って、議論が始まりまして、私どもの方針は課税ベースを拡大しながら税率を下げる方向で努力をしていきたいということであります。課税ベースの中には租税特別措置も入ってきますし、何を非課税にするか、これは引当金...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) さらに新年度の予算編成も含めて、今後とも情報分野、研究開発分野に力を入れてまいりたいと考えております。
○国務大臣(武村正義君) 大変この国の財政の将来にとって大事な点を御指摘賜っております。  既にお答えもしてまいりましたが、ことしの第二次補正まで入れますと国債費十三兆円ということで、実は定率繰り入れをとめております。これが三兆円余りございまして、これを入れますと十六兆を超える...全文を見る
10月18日第134回国会 参議院 大蔵委員会 第1号
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○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました法律案につきまして、提案の理由、その内容を御説明申し上げます。  先般、さきに決定されました経済対策を受けて、平成七年度補正予算(第2号)を提出し御審議をお願いいたしておりますが、当該補正予算における決算調整資金への繰り戻し、経...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃっているとおり、大蔵省としましては、バブル期に特例公債の発行をやめることができて、その後は、万難を排して赤字国債、特例公債の発行は回避すべし、そういう基本姿勢で今日まで財政運営に当たってきたことは事実でございます。今もなおその基本は変わりはないわ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私自身は、国会の審議にかまけてもおりますが、概算要求後の予算編成をめぐる骨格についての状況認識がまだできておりません。新聞の方が先行しておるような感じがいたします。今の段階ではまだ、各省庁要求の数字を念査しながら事務的にはもう作業がどんどん毎日始まってい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) なかなか明確な歯どめの手段といいますか特に国際的にも常識になっているようなそういう物差しがあるわけではありません。  ただ、国際比較をしてみましても、GDPに対する国債の現債高といいますか、過去の借金の総額二百二十一兆、あるいはこれに地方債、地方の債券...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおりであります。  不肖私もこの予算関係の仕事を預かりながら、特に不良債権等にまつわる金融問題や為替の急激な変動に対する対応にこの一年追われてまいりましたが、この財政という一点だけを眺めるとこれからの大蔵大臣は大変だなと、私のことじゃないで...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) これも大変大事な問題でありますが、幸い地方分権推進法が通って、今分権計画の議論が進められているところでございます。権限だけを分権するんでなしに、財源も地方に移譲しなければならないということに当然なってこようかと思っておりますが、それでも、地方財政だけの視...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 例えば今おっしゃった国債残高とGDPの関係で上限と言うなら、もう上限を超えているかもしれませんね。だから、これでストップする、さらにこれを減らしていくという目標になっていきますと、それじゃもう来年の予算は国債なしでやるかと。そんなことは不可能でございまし...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私も先生と同じようにというかそれ以上の深刻さを認識しながら、私は財政改革という表現を使ったり、言葉は違いますけれども、おっしゃる財政規律、歳入歳出のしっかりした考え方を持って予算編成、予算執行に当たっていかなければならないというふうに思っております。 ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 確かに、兵庫銀行が破綻をしたときの私の談話の中に、今御指摘のような、従業員についても銀行の清算に伴い雇用関係は終了するという部分がございますし、また、従業員については兵庫銀行の賃金水準より低い水準において必要な人員を再雇用すると、こういう考え方を述べてお...全文を見る
10月18日第134回国会 参議院 予算委員会 第4号
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○国務大臣(武村正義君) 今ちょっと質疑で大変煩わせましたが、局長に確認しますと、局長自身まで報告が上がっていなかったようでございます。これは決して方便ではありません。そういう意味で答弁が何回も往復になりました。  よく御判断をいただきたいのでありますが、東京都の場合もこういう...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私はその業務改善命令の中身は見ておりませんが、これはもし白浜議員が見ておられたら御指摘いただきたいんですが、恐らく昨年の共同検査で、いよいよ事態は大変シリアスだ、重大だという認識を持ったんだろうと思うんです。大蔵省も当然持っているわけです。  その意味...全文を見る
10月19日第134回国会 衆議院 本会議 第7号
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○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、最近における社会経済情勢にかんがみ、株式市場の活性化の観点から、上場会社等による利益をもってする株式の消却の促進を図るため、上場会社等が株式の利益...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まず、経済対策と不良債権問題の関係の御質問でございますが、これまで政府は累次の経済対策を重ねてまいりました。  なかんずく公共投資は効果がなかったんではないかという御指摘がございましたが、私どもはそうは考えておりません。公共投資はかなりの効果があった、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回のみなし配当課税の特例措置の効果についてお尋ねをいただきました。  今回の措置により、自己株式の取得・消却が促進されることになるわけでありますが、実際に自己株式の取得・消却がどの程度行われるのかとの点について、基本的には個々の企業の経営者の判断、ひ...全文を見る
10月25日第134回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号
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○武村国務大臣 ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、最近における社会経済情勢にかんがみ、株式市場の活性化の観点から、上場会社等による利益をもってする株式の消却の促進を図るため、上場会社...全文を見る
○武村国務大臣 やはり日本経済にとって金融システムというのは、一種の、心臓を中心にした、人体に例えれば動脈、静脈に当たる血液の流れだというふうにも理解できるわけでありましで、日本経済にとって一番中枢にある金融機能に支障が生じたり、あるいは内外に不安を与えるようなことがあってはなら...全文を見る
10月26日第134回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○武村国務大臣 御指摘のように、今から振り返ってこのバブルという経済状況の発生、そしてその崩壊をどう見るか、大変大事な視点であります。国際的なかかわりも含めてさまざまな要素の中で日本経済も動いているわけでありますから、単純明快に何かのせい、だれかのせいというわけにはいかないと思い...全文を見る
○武村国務大臣 大蔵省を退職した職員がどの程度金融の世界で仕事をされているのか、数字は私は詳細につかんでおりませんが、いずれにしましても金融の世界ですから、主として大蔵省が、過去の財政、金融、最近は国際金融もございますが、その経験を買われて、人材として要請されることが少なくありま...全文を見る
○武村国務大臣 過去さまざまな経験をされた方をお願いをしているわけであります。常設の機関になってきておりますから、この不良債権問題だけを急遽審議するために人をお願いしたわけではありません。バブルのときの責任者であるという形だけで決めつけるわけにもいかないのではないか。ある意味では...全文を見る
○武村国務大臣 お話しのとおりに、アメリカは、主としてはまあ小さな貯蓄銀行でありましたが、大変たくさんの貯蓄銀行が破綻をする状況になりました。連邦政府、議会では四、五年論議が続いたようであります。そして、八九年ごろから、一定の大胆な方針を出して、ここ数年来この問題の解決に当たって...全文を見る
○武村国務大臣 不良債権の問題につきましては、多くの金融機関と申していいのですが、これらにつきましては、基本的にはみずからが不良債権問題を解決していくという姿勢でなければならないと思っております。  問題は破綻をしたようなケース、既にもう御指摘のように昨年来五つの金融機関、信用...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘は貴重な御意見として承りましたが、私も個々の銀行の状況までは承知しておりませんが、この六月に大蔵省が初めて、こういう状況の開示を決めて金融業界に示してきているわけでございまして、明治以来の日本の金融業界としては初めて個々の金融機関の不良債権の実態を明らかにす...全文を見る
○武村国務大臣 私は、兵庫銀行と木津信という大変大きな預金高を持つ二つの金融機関が破綻をしたときに、昨年来二つの信用組合、そしてコスモとこう来ていますから、これじゃこの後続々とそういうことが起こるんじゃないかという不安を国民全体も抱く、内外にもそういう不安を与えるということもあり...全文を見る
10月27日第134回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおり、住専は母体行という言葉に表現されておりますように、そもそもこういう会社を起こしたという意味で大変大きな役割、主体的な役割を担っていることは事実であります。ローンから始まって、その後、事業の分野にまで拡大をしていったわけでありますが、そう...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 負担能力の限界にまでという意味がよくわかりませんが、それは精いっぱいという意味でしょうかね。  まず、母体行と言われるのはあくまでも母体行であって、母体行即住専ではないわけであります。住専は住専として独立した法人格を持った会社でございます。しかし、設立...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) そう単純に話が進むものではありません。ということは、それだけ大きな問題でありますし、複雑な問題でもありますし、一つ一つの金融機関の存亡にかかわる問題でありますから、監督者だからといってぽんと一刀両断に上から案を示して無条件に従っていただける状況ではない。...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 我が国の不良債権問題につきましては、その多くは個々の金融機関がみずからの努力で対応し解決をしていくというのが基本でございます。今の状況であれば、もう既にそういう努力を刻々始めているわけでございますから、多くの金融機関はそれで不良債権そのものをなくするため...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ジャパン・プレミアムの問題に関しては、私どもは甘いどころか、もう日々刻々これは時間ごとに変化しておりますから非常に神経を使いながらモニタリングをしているわけでございまして、そういう前提に立って局長が今答弁をしているわけであります。ぴりぴりしながらこの問題...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) これはこれまでもお答えをしてまいりましたが、経緯をずっと振り返ってみますとそれなりの、我々日本人の常識で聞くならばなるほどまあ常識的な対応であるなとうなずかざるを得ない、そんな状況で運んできているわけであります。  確かに、八月八日に初めてこの話を局長...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 証券不祥事のときには、証券行政のみならず大蔵省の金融行政も含めてかなり真剣な議論があったようでございます。  その結果、証券の監視機関を設けるということで最終結論が出たわけでございますが、あのときの論議もそうでございますが、証券と金融はやはり違いがある...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ここのところ、公共事業のシェアの見直しということで、毎年の予算編成におきましてはかなり努力をしているわけでありますが、一昨年度、細川内閣のときも、見直した成果を数字で表現しますと本当に小さな数字でございました。しかし、こういう小さくても、〇・何%という、...全文を見る
11月02日第134回国会 衆議院 宗教法人に関する特別委員会 第3号
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○武村国務大臣 御指摘ございましたように、現行法制上は、数多くの社団・財団法人と同じように公益に関する団体というふうに宗教法人は扱われております。したがって、法人税法上におきましても、そうした多くの公益法人と同じような扱いをいたしているということであります。したがって、宗教法人に...全文を見る
○武村国務大臣 今世紀は戦争の世紀だとも言われますが、同時にまた、科学技術そして物質万能の時代でありました。ある意味では人間の精神力がむしろ脆弱になったとも言われておりますし、そんな中に宗教あるいは人間の信心、信仰という問題があると思っております。ですから、二十一世紀は宗教の時代...全文を見る
11月06日第134回国会 衆議院 宗教法人に関する特別委員会 第4号
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○武村国務大臣 私が記者会見で質問があって申し上げたのは、今回のオウムの事件を振り返ってみて、いわゆる非課税の宗教法人のお金がこういう反社会的な、あるいは犯罪行為に使われている、こういうことに矛盾を感じているということを申し上げたわけであります。これは、国民の常識にも合った疑問を...全文を見る
○武村国務大臣 たびたび御議論がございましたように、宗教法人は民法のいわゆる公益法人の中に含まれて今日まで扱われてまいりました。税制も、そういう意味では民法を中心とした法制の中で、他の財団、社団あるいは学校法人、福祉法人等と共通の扱いをしてきたところでございます。  細谷議員御...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおり、この宗教法人の金融収益に対する課税の論議はかなり前からございまして、政府税調も含めて真剣に論議が行われてきているところでございます。もちろん宗教法人によって実態は随分違うと思うんでありますが、大方は将来の宗教活動のためにこういう形で資産保有をして...全文を見る
○武村国務大臣 宗教法人と税の関係につきましても、改めて国民の関心が高まってきているところでございます。  今回の宗教法人法の改正は、直接に法人に対する課税を焦点にしたものではないわけでありますが、それにしましても、宗教法人の財務状況等がより明らかになることは一歩前進であると認...全文を見る
○武村国務大臣 正森委員の発言の御趣旨には、いわゆる国家の宗教に対する関与の側面から非課税という現在の仕組みに対する問題意識と、あわせて、宗教団体が政治上の権力を行使している、いないという視点から、非課税措置を受けている宗教団体なるものの選挙や政治に対する関与の問題提起と、両面あ...全文を見る
○武村国務大臣 民法の三十四条の公益法人として、いわゆる財団法人、社団法人そして学校法人やあるいは福祉法人等々と並んで宗教法人も公益法人の中に入れて今日まで対応をしてきたわけであります。そういう意味では、税の議論も私どもの答弁も終始一貫して公益法人の中で考えていく、こういうお答え...全文を見る
11月07日第134回国会 衆議院 宗教法人に関する特別委員会 第5号
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○武村国務大臣 今、政府委員のお答えしたとおりでございます。課税の考え方としては、民法法人全体の中で公益法人というくくりをしておりまして、その中で対応をしていく必要があるというふうに思っております。  もちろん、局長も申し上げましたように、税率とか対象、あるいは昨日も議論があり...全文を見る
○武村国務大臣 すべての税の特典を廃止すべしということには、まあ論議は当然あってしかるべきかもしれませんが、私はうなずきません。少なくとも宗教活動そのものは非課税であっていいというふうに思っております。  問題は、民法三十四条で公益法人の根拠が規定されておるわけでありまして、そ...全文を見る
11月08日第134回国会 衆議院 宗教法人に関する特別委員会 第6号
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○武村国務大臣 私も、今改めてこの別表を見ながら、随分多種多様だと、数が多いということも含めて改めて認識をしているところでございます。  公益という点でくくっている、共通性があるということでありまして、このことが法人税法の取り扱いでは共通の扱いをせざるを得ないという状況でありま...全文を見る
○武村国務大臣 国政調査権の行使に対する政府の協力につきましては、先ほど来山口議員が政府の統一見解第三項を基本にして御指摘のとおりであります。したがって、精いっぱい、最大限政府は協力をしなければならないという認識でおります。  問題は、二つの信用組合については、議院証言法等の要...全文を見る
○武村国務大臣 既にお答えをしてきたところでございますが、この収益事業をめぐって幾つかの課題がございます。  そもそも、御指摘のように収益事業に対する軽減税率の問題、率の問題がありますし、対象事業の論議もあろうかと思います。そして、今の御指摘のみなし寄附金制度についても論議がご...全文を見る
○武村国務大臣 既にお答えをしてきたわけでありますが、我が国の公益法人に対する課税の姿勢としましては、今の政府委員の説明もそうでございますように、収益事業には課税をさせていただく、収益事業でないものは公益事業である、こういう認識に立っております。  問題は、収益事業でない公益事...全文を見る
○武村国務大臣 閣僚懇というのは、閣議の終わった後、閣僚間で自由な意見交換をいたしておる場でございます。個別の中身についてはコメントを差し控えさせていただきます。  私個人としては、この国会の論議を聞いておりまして、憲法二十条後段の解釈でありますが、いわゆるいかなる宗教団体も、...全文を見る
○武村国務大臣 知りません。
11月08日第134回国会 参議院 本会議 第9号
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○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました租税特別措置法の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  この法律案は、最近における社会経済情勢にかんがみ、株式市場の活性化の観点から、上場会社等による利益をもってする株式の消却の促進を図るため、上場会社等が株式の利益...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まず、この法律の改正によりまして、実際に自己株式の取得・消却がどの程度行われるのかとの点でありますが、基本的には個々の企業の経営者の判断、ひいては株主の判断にゆだねられるものでございます。  確定的なことは申し上げられませんが、例えば通産省が行ったアン...全文を見る
11月09日第134回国会 衆議院 宗教法人に関する特別委員会 第7号
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○武村国務大臣 お尋ねの点につきましては、先般お答えした考え方、今も変わりはありません。多少表現が変わるかもしれませんが、もう一度申し上げますと、例えば宗教法人の政治活動のような、公益的、宗教的活動とは言えないような活動を行っている宗教法人に対する課税のあり方について正森委員から...全文を見る
11月09日第134回国会 参議院 大蔵委員会 第2号
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○国務大臣(武村正義君) 租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  政府は、最近における社会経済情勢にかんがみ、株式市場の活性化の観点から、上場会社等による利益をもってする株式の消却の促進を図るため、上場会社等が株式の利益...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) お話しのように、昨今の経済の動向は大変微妙な状況にあると私も認識をいたします。政府は足踏み状態で弱含みで推移と、こういう表現を使っております。この表現にもそういうニュアンスがにじみ出ているというふうにも言えるわけでございます。さまざまな経済指標をめぐって...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 株を中心にした見方でありますが、確かにおっしゃるように、株の動きというのが経済の先行きを示しているというのは常識でございまして、ことし夏、あれは七月でございましたか、一万四千円台まで下がりました。その状況からすると、昨日また一万八千円を割りましたけれども...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 北陸でお聞きいただいた記者会見で私が申し上げたのはほぼそういうことでありますが、正確には、いわゆる大きな個別金融機関の破綻は山を越したと思っていると。永久にないという意味ではありません。大きなというのは、聞かれて預金高一兆円、あのときは木津信用が一兆二千...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おっしゃるとおりに、借り手の保護といいますか、借り手に対する配慮も当然必要だとは思います。ただ、この不良債権をめぐっては、一〇〇%貸し手、金融機関側だけの責任であるかのごとき見方もありますが、やはり借りた側にもそれ相応の責任があるわけで、今局長が申し上げ...全文を見る
11月10日第134回国会 衆議院 本会議 第14号
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○国務大臣(武村正義君) 大和銀行のニューヨークにおける一連の事件について申し上げます。  今回の事件は、大和銀行からの報告によりますと、大和銀行ニューヨーク支店において、昭和五十九年から十一年間にわたり元職員による権限を逸脱した米国債の簿外取引等が行われ、約十一億ドルの損失が...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) まず、今回の事件を含めてこの一年を振り返ってみますと、率直に言っていろいろなことが次々と起こりました。二信組から始まって、地震もございましたが、金融問題としては、コスモ、そして木津、兵庫銀行、そしてこの秋の大和銀行事件であります。もちろん、急激な円高があ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ジャパン・プレミアムのお尋ねでございますが、まず、アメリカヘの報告のおくれに関しての質問がございましたが、先ほどもお答えをいたしました。  これまでの大蔵省のやり方というか手法は、不祥事が起こった場合には、まず起こした金融機関の中で真偽のほど、事実解明...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の大和銀行の一連の事件につきましては、先ほど冒頭の報告で申し上げましたように、大和銀行の元従業員が不正行為を行ったことに加えて、銀行自身が不適切な業務運営を行っていたことが指摘をされて、大和銀行が米国金融監督当局から極めて厳しい措置を受けるに至ったも...全文を見る
11月22日第134回国会 参議院 本会議 第13号
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○国務大臣(武村正義君) 同じく憲法第二十条についての政府としての見解でありますが、総理も御答弁のとおりであります。  ただ、一般論として申し上げますと、憲法の解釈の変更は安易に行われていいとは思っておりませんが、たからといって未来永劫不変のものではないと思います。世の中の変化...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 宗教法人に対する実効税率についてのお尋ねでございますが、社団法人、財団法人や宗教法人など、いわゆる通常の公益法人等については、寄附金の限度枠を満額使用したケースを念頭に置きながら一定の仮定のもとに試算をしてみますと、いわゆる実効税率は二八%強となります。...全文を見る
11月27日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第3号
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○国務大臣(武村正義君) 公益法人課税に対する私の発言でありますが、総理もたびたび答弁をなさっているわけでありまして、公益法人等という表現を使っておりますが、「等」の中には労働組合も入ってまいりますし、いわゆる民法法人、財団・社団・学校法人、それから福祉法人、医療法人、プラス労働...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) もう間もなく十二月を迎えます。そして、恒例ではありますが、平成八年度の予算編成作業が山場を迎えるわけでございます。目下作業が進行中でございますが、そんな中で、先般、来年度の予算編成をめぐるいわば歳入歳出の状況、なかんずくそのギャップについて率直に現在の把...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 率直に申し上げて、私自身もこの一年、金融不安といいますか、不良債権、金融機関の倒産等のいわば北風にずっと立っていたような感じでございます。  二億組から始まってコスモの破綻、そして夏には木津信用、兵庫銀行の破綻、そして秋は、これは破綻ではございませんが...全文を見る
11月28日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第4号
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○国務大臣(武村正義君) 宗教法人は、我が国の法制上、数多くのその他の公益法人、社団、財団等々の法人と同じように、いわゆる公益に関する団体として位置づけられて今日に至っております。そういう意味では、公益に関する団体の中に宗教法人が入っておりまして、全体として法人税法上も同じ扱いを...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘の点はよく私どもも理解をさせていただかなければならないと思っております。  ただ、非常に根が深いといいますか、前段の御質問にございましたように、そもそもこの国の公益法人全体あるいは宗教法人に対する税のかかわりも、シャウプ勧告の例もお引きになったよ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) もう委員は勉強なさっていると思いますが、私も最近勉強したのでありますが、アメリカやドイツの場合は、宗教団体が政治活動を行う場合には、これはもういわゆる一般の宗教団体と同じ扱いをしない、非課税の対象にしないという措置をとっているようでございます。もちろんこ...全文を見る
11月29日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第5号
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○国務大臣(武村正義君) 信教の自由等をめぐってお尋ねをいただきました。いろいろ議論を聞きながら感じておりますが、いずれにしましても、これはおっしゃるように内心の問題が基本であります。信教の自由というのも結局は信仰の自由が基本にあると。これは教義を信ずるということであろうかと思い...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) そうですね、非課税措置になっておりますから、税を課していないというのは、見ようによっては逆に補助金、奨励金を出しているという理解の仕方もあるわけでございます。そんな意味で、公益法人全体の問題でもありますが、なかんずく宗教法人に限って議論をしてみましても、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 私どもも調査をいたしまして、御指摘のような事実があったことを確認させていただきました。現在はその看板はもう撤去されておりますが、少なくとも国有地でございますし、これが道路としてその用に供されている土地でございます。その国有地に対して「私道に付き」云々とい...全文を見る
11月30日第134回国会 衆議院 決算委員会 第2号
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○武村国務大臣 ただいま議題となりました平成四年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外十一件の事後承諾を求める件の大要並びに平成四年度決算調整資金からの歳入組入れに関する調書及び平成五年度決算調整資金からの歳入組入れに関する調書の事後承諾を求める件の概要に...全文を見る
○武村国務大臣 まず一般的な考えでございますが、補助金等は、御承知のように、一定の行政水準の維持、特定の施策の奨励等のための政策手段として政策遂行の上で重要な役割を担っております。他方、財政資金の効率的な使用の観点から考えますと、予算執行の実態も踏まえた上で、その前提となるさまざ...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘よくわかりました。一つの具体的な例としてお挙げをいただいたわけであります。  予算を決めまして、それを執行していくわけでございますが、執行の状況、実態もやはり十分チェックをしなければなりませんし、今御指摘のようなそういう問題を感ずる場合には、予算のあり方、...全文を見る
○武村国務大臣 御指摘のとおり、時代もどんどん変わってきておりますし、国民の住環境に対する期待も大きくなっているわけでございます。政府の住宅金融公庫の融資も含めて、そういった面でやはり、国民の一層の居住水準の向上という視点から制度の拡充、改善に努めてまいりたいと存じます。
○武村国務大臣 事が起こりますと、最終的には金融問題でございますから不肖私の責任論にもなるわけでありますが、今回の大和銀行ニューヨーク支店の不祥事は、御承知のように、過去十一年間にわたってこの大和銀行ニューヨーク支店の一行員がこっそり不正を働いて、しかし積もりに積もって、内部で銀...全文を見る
○武村国務大臣 この問題は今申し上げたとおりでございますが、何か責任責任とおっしゃいますが、どういう意味でございましょうか。責任があるというのは、大蔵省の行政全体として、これは大和銀行の責任の問題、不祥事件でございますから、その事件の処理に対して日米の認識をもう少しきちっと認識を...全文を見る
○武村国務大臣 私は責任をあえて回避しようと思っておりませんが、これを貴重な教訓にして、おっしゃるとおり、時がこういう金融不安、不良債権等のたくさんの問題を抱えているときでございますだけに、一層気持ちを引き締めて今後の金融行政に当たっていかなければならないという思いであります。
○武村国務大臣 宗教法人法も大事でありますし、私の直接の所管としては金融問題は最も重大な課題であるというふうに考えております。
○武村国務大臣 金融問題は、日々大蔵省におりますと毎日のように銀行局長が大臣室を往来いたしますし、記者会見等におきましても絶えず質問が出る、きちっと対応をしなければならない、そういう私自身の肩に日々大きくのしかかっている大変重大な問題であります。  これももう申し上げております...全文を見る
○武村国務大臣 きょうは決算委員会でございますから、そういうもろもろの問題まで答えを用意できておりませんが、参議院の状況がどうなっているのか、私どもの党の関係者がどういう判断をしているのか、詳細には承知をいたしておりません。これは参議院みずからの問題でありますから、参議院の皆さん...全文を見る
○武村国務大臣 まあ民主主義というのは、一般論でありますが、多数決が原則であります。日本の政治も一つの党内もそうでしょう。新進党でもそうだと思いますが、物をお決めになるときには、最終ぎりぎりになれば多数決の原則で決める場合も少なくないわけでございまして、国会の今の参考人招致のルー...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおり、官業が民業の圧迫になってはならないという考え方が基本でございます。明治以来の制度でもありますが、国民の皆さんの少額の貯蓄制度、しかも各村々に特定郵便局が設置をされておりますから、大変身近で簡易で確実な貯蓄手段としてこの制度が今日に至っているわけで...全文を見る
○武村国務大臣 官官接待という言葉がことしは飛び出して、我々も一般的に使っているわけですが、官庁が官庁を接待するという意味であろうと思うのでありますが、このことを中心にして、官庁が民間とのかかわりも政治とのかかわりも、あらゆる役所の公費で人を接待するということそのものがやはり厳し...全文を見る
○武村国務大臣 金利の動向と税収の関係はおおむね今御指摘をいただいたような状況でございます。大蔵省も大変つらい立場であります。しかし、金利政策というのは御承知のように、この市場経済の中では経済政策の基本であります。日本の場合は日本銀行がこの操作をいたしているわけでありますが、景気...全文を見る
○武村国務大臣 今申し上げたのは、来年度の予算編成、もういよいよ大詰めを迎えておりますが、その作業の中で、あくまでも予算、来年度の予算でございますから見通してございます、歳入歳出のギャップが十兆円を上回るということがほぼ明らかであるということを申し上げたわけであります。  歳入...全文を見る
11月30日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第6号
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○国務大臣(武村正義君) 今回の改正は、まさしく文部省が宗教法人法のあり方の立場から必要最小限の妥当な改正をおまとめになったと、こういうふうに認識をしておりまして、それ以外の行政の立場からもいろいろ希望はあるのかもしれませんが、必ずしも文部省以外の行政の立場も踏まえてまとめられた...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 昨日も御答弁を申し上げましたが、その点になりますと私も反省といいますか、公益法人、宗教法人を含めた公益法人の課税のあり方については今の姿でいいのだろうかという問題意識は強く感じている次第でございます。  御承知のように、特に日本でありますが、収益事業に...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 確かに宗教法人を含めた公益法人と政治のかかわりについては、日本はおっしゃるようにそうなっているわけですが、諸外国、アメリカ、ドイツ、イギリスなどを調べてみますとかなり違います。国によって多少違いがありますが、この三つの国は、大きな方針としては宗教団体が政...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) この問題は、御指摘のとおり、私どもも一つの問題点だという認識でおります。収益事業のあり方の中で四点を指摘しておりますが、その中に、いわゆる金融資産収益に対する課税の是非、あるいはあり方も真剣に政府税調も与党税調も御議論をいただいているというふうに思ってい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) いろいろ楢崎議員から含蓄のある御意見を承りました。  私も、今回こういう宗教法人法の改正の論議の中で、改めて宗教法人を含めた我が国の公益法人等に対する課税のあり方について勉強をさせていただいているわけであります。そういう勉強の過程で問題意識として、この...全文を見る
12月01日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第7号
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○国務大臣(武村正義君) 橋本大臣と同じ見解でありますが、内閣はこれは統一した見解をとらなきゃなりませんし、そういう意味で、総理がおっしゃっておりますように、今日ではこれまでの見解を踏襲いたしております。しかし、ここでのいろいろな議論を拝聴しながらも、内閣としても勉強をさせていた...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先ほど来の議論で、いわゆる宗教団体が政治活動をすることが否定はされていないということでありますが、税の面から見ますと、これはごく常識的な見方ですが、何回も御答弁を申し上げておりますように、収益事業でないものは非課税と、結果としてはそういう扱いになっており...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 金融問題にことしは忙殺されてまいりましたが、これと並行しながら、大変残念でありましたが、大蔵省内部で過去の私的な行為ではありましたけれどもいろいろな状況が明るみに出ました。主としては田谷氏と中島氏でありますが、法律に違反する等々の問題には今のところ至って...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 先般も本会議で申し上げましたように、本当にことしはいろんな事態が起こりまして、人ごとのように申し上げているつもりはありません、一つ一つに対して大蔵省の責任者として張り詰めた気持ちで対処をしてまいったつもりでございます。  また大蔵省みずからも、過去の政...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 御指摘の点については、今まで四点を挙げているわけでございます。私どもが挙げているというよりも、既に御指摘のように政府税調の中でこの四点に絞りながら今日までも議論がされてきているわけでございます。  これは基本的には政府税調、並行して三党の与党税調の御議...全文を見る
12月11日第134回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○国務大臣(武村正義君) ただいま議題となりました平成四年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外十一件の事後承諾を求める件の大要並びに平成四年度決算調整資金からの歳入組入れに関する調書及び平成五年度決算調整資金からの歳入組入れに関する調書の事後承諾を求める...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) このことも政府側がお答えする筋のものではないと思いますが、国会運営、さまざまな課題を毎国会抱えていただいておりますが、いずれにしましても、済んだことだからということで決算の審査、審議がおくれるようなことがあってはならない、そういう前提で政府としても精いっ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) おくれていることに対する感想としては、私も全く同感であります。  なぜおくれているのか、どうしたらいいのか、主としては、逃げるわけじゃありませんが、国会の責任、国会の問題でありますだけに、政府としては直接この問題にコメントは差し控えさせていただきたい。...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ことしもはや十二月を迎えておりまして、私どもの役所では、来年四月から始まります新しい年度の予算編成作業が大詰めを迎えております。大体スケジュールとしては、十五日には与党三党の予算編成大綱、税制大綱も同時に発表されます。そして、十九日には政府の予算編成方針...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 数年前、消費税が大変た国民的論議の中で、一面また厳しい批判の中で誕生いたしまして、しかし、その後定着が進んでいると思っておりますが、それにしましても、そういう中で仕方がない、やむを得ないというあきらめも含めて御協力をいただいている国民も少なくないわけであ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 我が国の金融機関の貸出額の総量は、たしか七百兆円前後だと思いますね。それに対して、先般発表をいたしました不良債権三十七兆数千億でございますから、たしか一部信組のように半分を超えているところがありますが、全体ではそういう位置づけで御判断を賜りたいと存じます...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) そこは直接的なコメントは控えるというのが私どもの方針でございまして、少なくとも過去、それよりもさかのぼりますが、ダイワ・トラストの処置は不適切であるというふうに認識をいたしております。
○国務大臣(武村正義君) どういう経緯でその文書がお手元にあるのか定かじゃありませんが、今回の大和銀行ニューヨーク支店の事件については、大和銀行みずからも極めて深刻に受けとめているはずだと私は思います、信じます。ただ、預金者には迷惑をかけないようにしているということを少し強調した...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) その文書の表現を基本にして余りやりとりしたくありませんが、察するに直接の被害者という意味で言ったのかもしれませんね。一々かばうつもりではありません。
○国務大臣(武村正義君) これがとおっしゃって、その文書を前提にお答えするのは避けさせていただきますが、いずれにしましても大和銀行はこれだけの大きな問題を起こし、また世間、世間というよりも世界に対しても大きな問題を起こしているわけでありますから、深刻な反省をしているというふうに私...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ことしの春は東京の都市博をめぐって大変な論議になりました。都知事選挙もその焦点になりまして、青島知事が大胆に都市博を中止するという決断をされました。そんな後、愛知万博の問題がいよいよ閣議決定をしなきゃならない状況を迎えているわけであります。  私に限り...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 当然のことでありますが、最少ぎりぎりの経費は一体どのくらいなのか、そこを見詰めてまいりたいと思いますし、民間の負担がどういう程度になるのか、残ったシェアを国と地方で分け合うと、こういうことになろうかと思っております。  もしやる場合は、最少の経費で有効...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 会談は初めてでありましたが、全体についてそれぞれの立場から意見を申し上げまして、与党三党でおまとめをいただいたいわゆるガイドラインといいますか、この方針を踏まえて解決案をつくっていきましょうということが一つであります。いま一つは、この七社の不良債権の回収...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 背景にはバブル経済がありますが、それ以前からいわゆるサラリーマンを中心にした住宅ローンという課題が出てまいりまして、昭和四十年代半ばでありましょうか、その当時は一般の金融機関は余りこれには目を向けなかった中で、勤労者に対する住宅ローンを中心にしたサービス...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 社会正義という言葉をお使いになったわけですが、私は少し解釈が先生とは違っているかもしれませんが、一つは貸した側と借りた側があるわけですね。それで問題は、今、不良債権の処理というのは、専ら金融機関、貸した側が全面的に処理をしていく、ロスというのはそういう前...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 予備費をめぐって大変含蓄のあるお話をお伺いしましたが、予備費でございますから、一年間予想しがたい、予見しがたい事態に備えるお金ということであろうかと思いますが、予算規模が膨らんできていることにある程度比例して予備費がふえて当然ではないかという常識がござい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今回の大和銀行の一連の事件でありますが、刑事問題になっておりますから事件と呼んでいいと思うんですが、事件そのものは、御承知のように既にやめましたが大和銀行の元従業員が長年にわたって巨額の不正行為を行った、そのことが発覚をしたということでありますし、あわせ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 宗教法人法の議論におきましてもディスクロージャーという言葉が再三論議になりました。日本の社会全体もそう言われてきたわけでありますが、ひときわ金融機関、信用部門のそうした努力がおくれているということをまず認めざるを得ません。  これは信用事業であるから軽...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 九月期の私どもが報告を受けました各銀行の抱えている不良債権、総額で三十七兆八千億円台であったかと思いますが、最初は三十七兆四千億でございましたから、一部修正が入りまして三十七兆八千何百億と、約三十八兆円弱と言った方がいいでしょうか、こんな数字を把握するこ...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) ありがとうございました。イギリスの予算編成の仕組み、機構等を簡単に御説明いただいて、私は初めて認識をいたしました。  まず、総理官邸に、おっしゃるような民間人七名でポリシーユニットというふうな日本にないユニークなシステムが存在する、メンバーが参加をして...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 昨年の今ごろでございましたか、これは国際問題ですが、メキシコで通貨危機が起こりまして、このことがその後G7でも真剣な論議になりました。ちょうど一つの国における金融不安あるいは危機という問題と非常によく似たテーマだと思っておりまして、その後日本が特に国際的...全文を見る
12月11日第134回国会 参議院 本会議 第17号
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○国務大臣(武村正義君) 思い起こしますと、リクルート事件があり、ゼネコン汚職があり、佐川急便事件があり、そういう中で政治改革の真剣な論議が数年間続きました。最終的には、この条文、三分の二条項は、御承知のように、当時の連立与党を代表する細川総理と野党の自由民主党河野総裁の間で急遽...全文を見る
12月13日第134回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○武村国務大臣 なお、再建計画につきましては、この再建計画がきちんと実現されることが、系統、民間を含めて関係者のそれぞれの努力にこたえることとなるものであり、計画どおり達成されれば元本ロスが生じることもないと考えていたとは思いますが、万一再建計画が何らかの理由で実現されないような...全文を見る
○武村国務大臣 この辺は考え方だと思いますが、私どもは、この覚書の前文にもありますように、地価がバブルの崩壊によって下がり始めた、そのことによって住専の経営がどんどん悪化してきている中で、当時しかし地価の今後の動向をどう見るか、まだいろいろな意見があっただろうと思います。もうこの...全文を見る
○武村国務大臣 基本的には、たびたび申し上げてまいりましたが、住専には、御指摘の系統も含めて多くの我が国の金融機関が関係をいたしているわけであります。あくまでも、基本は当事者間の問題だと思います。  これまでも、母体と貸し手金融機関の間の協議を通じて当事者間の合意形成を慫慂して...全文を見る
○武村国務大臣 私も百姓の息子でございます。実家は今もなお田んぼを持っております。  農家や農民を困らせるような住専の解決、こんなことは当然あってはなりません。しかし、農家は困らせないが都市の預金者はいいというわけにはもちろんいかないわけでありまして、共通して言えることは、預金...全文を見る
○武村国務大臣 住専をめぐる責任のお話でありますが、よく護送船団方式という言葉が使われてまいりまして、今も御指摘をいただきましたが、戦後、日本経済が発展の過程をたどるときには、確かに資全迫ヘも十分でなかったということもありますし、競争制限的な状況が続いておりまして、その意味では規...全文を見る
○武村国務大臣 御承知のように、金利政策、特に公定歩合の操作は、これまでの日本もあるいは世界各国も経済を基本にして運営をいたしてきております。景気の低迷した悪いときには金利を引き下げる、上がってきて過熱してくれば金利を上げるというのが基本でございまして、四年続きの景気の低迷の中で...全文を見る
○武村国務大臣 老齢福祉年金等を受給されている方々の立場を踏まえて福祉定期預貯金という仕組みがございまして、この場合は年利四・一五%ということになっております。これは、政府というのじゃなしに、金融機関がみずからこういう関係者に対して努力をしてきているところでございます。この制度が...全文を見る
○武村国務大臣 秋から年内という目標をみずから課してまいりました。いよいよもう十二月の、きょうは十三日でございますから、もう数えるほどしか日数は残っておりません。  年内いっぱいと申し上げても、もう日数は少ないわけでありますが、総理は恐らく、二十日に予算の原案内示が行われる、そ...全文を見る
○武村国務大臣 私どもは担当の大臣として精いっぱいの努力を果たしたいと思っております。  問題は、たびたび申し上げてまいりましたように、大蔵省の予算編成、予算マターであるとか、何か法律を共同してつくるとか、そういうケースにおける意見の違い、調整という問題とはがらりと違います。事...全文を見る
○武村国務大臣 農水大臣のお話にはいささか私も違った意見もありますが、総理大臣の前で閣僚が違った意見を述べ合っておりますと閣内不統一になりますので、それに対する反論は差し控えます。  裁判でやるという道があることは十分認識をいたしております。裁判の、司法の場におけるジャッジがす...全文を見る
○武村国務大臣 私どもは、既におおむね十年前から、バブルと軌を一にしますが、金融の自由化に踏み出してきたところでございます。  この分野は、ことしは保険等も保険業法の改正が成立を見まして、広い意味の金融の中に含めますと、銀行、証券、保険、これはもう生保も損保も入りますが、幅広く...全文を見る
○武村国務大臣 住専問題は、御承知のように、既に第一次再建計画、そしてまた第二次再建計画という取り組みを住専みずからが主体的にしてきたところであります。  第二次再建計画の策定に当たりましては、なかなか利害関係が調整できないために、最終、大蔵、農水省が覚書を締結する等しながら、...全文を見る
○武村国務大臣 今御指摘をいただいておりますが、私どもはそのことを自覚をしながら今日までこの問題に対処をしてきたものであります。  単純に母体行か貸し手か、こういう割り切りでイエス・ノーが言える問題ではありません。母体行は少なくともこの住専を設立することに大きな影響を持って、主...全文を見る
○武村国務大臣 バブルがあって、バブルの崩壊になりまして、そんな大きな流れの中で、この住専という、あるいは日本の不良債権という異常な事態が出来をしたわけであります。その間行政の責任をめぐって、先ほど来、特に通達行政を中心にしながら厳しい御指摘をいただきました。  決して答弁が詭...全文を見る
○武村国務大臣 事がまとまる直前というのは、一層何かこういろいろな声、要求も錯綜しておりまして、なかなか情報開示ができないのはどうぞ寛大に御理解をいただきたいと思うのでありますが、それにしましても、大変大きくて複雑な問題でございますだけに、まだ私が今の時点で、私の知り得る限りでも...全文を見る
○武村国務大臣 保険契約の伸び悩み等があって、従来のように生命保険会社の経営が明るくないことは承知をいたしております。申し上げたようなリストラ努力や、株が一万九千円台になってちょっとほっとしているという、これは資産の関係ですが、そんなこともあって、総体にはちょっと落ちついてはおり...全文を見る
○武村国務大臣 おっしゃるとおり、不良債権の処理に対しては、金融界全体がなるたけ早く処理をしていこうという考え方になりつつあるというふうに私どもも認識をいたしております。  早い銀行は、おっしゃるような目標を持っているのもあるようでありますが、しかし、実際は不良債権の額とか対応...全文を見る
○武村国務大臣 御承知のように、金融機関の破綻という経験を昨年来してきているわけでございますが、金融機関の破綻で、一つは預金者の保護でありますが、一つはやはり日本の金融界全体に不安が広がったり大きくなったりしないための措置、緊急措置が必要だ。ある種の危機管理とも言えますが、そのこ...全文を見る
○武村国務大臣 委員がおっしゃる二信組のときの奉加帳というのは大変わかりやすい表現でございますが、すべての金融機関に大なり小なり協力を仰いだわけであります。あれが初めての破綻という経験でございますから、確かにあの考え方が、スキームを発表してから納得をいただくまでに多少努力が要った...全文を見る
○武村国務大臣 これは私初めて見ましたので、答える知識が今ありません。局長から答えます。
○武村国務大臣 これは、今の段階では、個別の案件ですから、お出しをする考えはありません。あとまた委員長の御判断を受けて対応をさせていただきます。
○武村国務大臣 お答えしたとおりでございます。
○武村国務大臣 御指摘のように、この住専の問題にしましても、既に破綻をした幾つかの金融機関の例にしましても、私自身ももう少し早く手を打てはという思いは委員と共有するものであります。ただしかし、早く打つことができたかどうかということになりますと、これはまた大変難しい問題であります。...全文を見る
12月13日第134回国会 参議院 本会議 第18号
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○国務大臣(武村正義君) 現下の金融をめぐりましては、バブル崩壊の後遺症等から大変厳しい状況が続いておりますが、当面の主要な問題について申し上げます。  まず、金融機関の不良債権問題について申し上げます。  金融は、経済活動に必要な資金の供給という、経済全体にとっていわば動脈...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 石川議員の御質問にお答えをさせていただきます。  特に冒頭から、責任の所在、さらには金融システム安定化委員会の経過報告の引用もございまして、当事者間の相互互助が行われていると考えてよいのかとか、経営者に十分な責任の自覚を持たせて処理することも含まれてい...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 広中議員の御質問にお答えを申し上げます。  まず最初は、完全母体行責任あるいは修正母体行主義、あるいは非母体行に元本保証をしてはいかがかという御提案等々の御質問でございました。  今も総理がお答えをいたしましたが、住専をめぐる問題は、現在の不良債権問...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 萱野議員の御質問にお答えします。  まず、金融機関自身のリストラの御指摘がございました。当然のことだと思っております。自助努力により対応すべきものである以上、各金融機関におきましては、店舗網の見直し、人件費を含めた徹底した経費の削減合理化など、経営組織...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 筆坂議員にお答えいたします。  まず、大和銀行の問題でありますが、事情聴取したところによれば、当該文書の中で、御指摘の「当行は、井口被告の不正取引の唯一の被害者」という記述につきましては、「米国検察当局による起訴について」という文章の中で述べられており...全文を見る
12月14日第134回国会 衆議院 予算委員会 第7号
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○武村国務大臣 当然住専の責任がこの問題の基本であります。子会社であろうとなかろうと、日本の法律に基づいて営業を始めた法人でありますから、それにさまざまなかかわりがあることは御指摘のとおり事実でありますが、住専が主体的に責任を負うというのがまず事の基本だというふうに認識をいたしま...全文を見る
○武村国務大臣 御承知のように、日本は資本主義の国であり、市場原理を基本にした経済運営を行っている国でありますが、大方ほとんどの産業、法人というのは、それぞれ法律や各省のかかわりのもとにあるわけです。直轄という言葉をどういう意味でおっしゃるのか知りませんが、あらゆる産業はそういう...全文を見る
○武村国務大臣 この住専の設立に大きくかかわってきたのが母体行であります、出資をしたという意味を基本にして。そういう意味で、この会社に対する母体行の責任は当然あります。それを否定するつもりはありません。今回の問題に当たっても、そういう意味でも母体行の責任は貫かれなければならないと...全文を見る
○武村国務大臣 法的責任という議論は、恐らく金融機関すべてにある問題だろうと思いますね。それで、恐らく責任者は、法にもとることはしてはならない、したくてもできないという気持ちが、この大きな問題を目前にしてそんな気持ちがあってこんな発言が飛び出しているのではないかというふうに思って...全文を見る
○武村国務大臣 大和銀行の一行員の不正事件、それにプラスして、大和銀行がみずからかかわっていた海外の子会社の業務運営に対する極めて不適切な事例が表に出まして、このことが長い間発覚しなかった。銀行みずからも、大蔵省や日本銀行やアメリカのさまざまな金融検査を重ねながらも発見できなかっ...全文を見る
○武村国務大臣 たしか九月十四日だと思います。
○武村国務大臣 既にたびたび御答弁申し上げてまいりましたが、この事態の対処において、事はアメリカで起こっている、アメリカで許可をもらって、日本の支店ではありますけれども金融活動をしている、その現場で起こっているということと、アメリカのこういう問題に対する取り扱い方、監督当局も司法...全文を見る
○武村国務大臣 先ほどお答え申し上げたように、この事件に対する対応の仕方について、厳しい御指摘は率直に受けとめなければならないと思っておりますが、ただ、日本とアメリカ、特に財務省を中心とした当局との関係について申し上げますと、少なくともこの春以来の急激な為替の変動の中で従来以上に...全文を見る
○武村国務大臣 この国は、少なくとも、一つは法治国家であります。一つは私的な営利活動の自由が認められている国であります。そういう中で私どもも、銀行の融資、住専も含めてでありますが、一件一件を事前に相談を受けたり、チェックしたり、許可、認可を与えている、そういう関係ではありません。...全文を見る
12月26日第134回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○国務大臣(武村正義君) 平成三年度決算に関する参議院の審議・議決について講じました措置の概要を御説明申し上げます。  政府経済見通しにつきましては、従来から種々の経済指標等を十分に評価、分析してその策定に当たってきたところであります。今後とも、経済情勢等の変化に対応して的確な...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) お話を伺っておりますと、すべて行政責任、これは政治も入っているという意味ですね、内閣とか大蔵大臣とおっしゃっていますから。なぜそう単純におっしゃるのか、よくわかりません。  これは、我が国は資本主義の国であります。市場原理の国であります。そういう中で、...全文を見る
○国務大臣(武村正義君) 今の銀行局長の説明にもございましたが、いわゆる預金を預かる金融機関は、この資本主義の日本の経済の中でも、あるいは規制緩和が叫ばれている状況の中でも、大変厳しい規制を加えておりますし監督をしている、こういう特異な状況にございます。確かに株式会社でありますの...全文を見る