武村正義

たけむらまさよし



当選回数回

武村正義の2004年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月11日第161回国会 衆議院 憲法調査会公聴会 第1号
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○武村公述人 お招きいただいたことを光栄に思いながら参上いたしました。専門家ではありませんので、言葉遣いの不十分さはどうぞお許しを賜りたいと存じます。  まず冒頭、二つのことを申し上げます。  第一は、この憲法が公布されて五十八年、今宮澤先生がおっしゃったのとほぼ同じ考えであ...全文を見る
○武村公述人 戦後半世紀、これは私のきざっぽい言い方ですが、日本を徘回した怪物がいる。何だ。経済主義という言葉はありません、そんな言葉はないんですが、あえて私はそれを経済主義と申し上げたい。  あの敗戦のどん底から我々は立ち上がって今日まで頑張ってきたわけですから、意識するしな...全文を見る
○武村公述人 財政の民主主義という言葉は私も正確に認識をできておりませんが、いずれにしても、選挙で選ぶ有権者の意思というのは現世代であります、今の二十以上の日本国民の意思であります。それに沿って政治は動いているわけでありますが、六十年償還の借金というのは、遠い遠い将来の有権者の意...全文を見る
○武村公述人 私の頭、この問題に対して整理ができかねております。  でも、そもそも、日米安保条約が結ばれて日本の国内に米軍の基地が置かれていること、そのことも広い意味では集団的安全保障の一端だという見方もあるのかもしれませんし、そんな意味で、私は、個別自衛権を是認するにしまして...全文を見る
○武村公述人 かなり守られてきたとは思いますが、昨今の私の認識では、アフガニスタン、PKOまではともかくアフガニスタン、そして今度のイラク、この辺はかなりボーダーラインを越えつつあるんではないか、そういう、私にとっては危機的な見方をいたしております。
○武村公述人 一番大事なことは、この危機的な、第九条にとって危機的な状況、現実がそうだとも言えますし、政府の運用が危機的とも言えますが、こういう状況のど真ん中で、憲法論議がこうしてなされている。その結果として、やはり第九条を中心にした今の憲法の平和主義というものを国会でも再確認を...全文を見る
○武村公述人 そうですね。ちょっと私の小さな経験を一言申し上げますが、もう二十数年前ですが、琵琶湖が赤潮に襲われたときに、県民の、特に奥さん方が、当時日本じゅうに普及しておりました燐の入っている合成洗剤をやめようという運動が始まりました。有燐合成洗剤を追放して粉石けんに切りかえよ...全文を見る