竹村泰子

たけむらやすこ



当選回数回

竹村泰子の1990年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第118回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○竹村泰子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
03月29日第118回国会 参議院 外務委員会 第1号
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○竹村泰子君 今回のこの譲許表の改定ですけれども、これは、我が国の農産物、いわゆるガットに提訴されております十二品目、これを契機とすると思いますけれども、その交渉経過、合意文書に即した経緯などを少し伺いたいと思いますが。
○竹村泰子君 大変長い名前の法律でして、ちょっと見ただけでは何のことやらさっぱりわからないと思うんですけれども、譲許税率というのはどういう性格なんでしょうか。例えば、譲許というのは、一定の線を決めたら常にそれから後は譲らなきゃならない、引き下げられなくちゃならな い、そういう意...全文を見る
○竹村泰子君 そうすると、その都度品目によっていつもいつもねらって引き下げていかなければならないということではないわけですね。  さっきちょっとお触れになりましたけれども、今回の対象になっています砂糖及び加糖製品と申しますか、それ以外の十一品目については今回どのような処理がされ...全文を見る
○竹村泰子君 この譲許の修正、撤回の手続は、ガット二十八条で締約国がそれぞれ原交渉国及び主要供給国と交渉しているわけですけれども、今回の対象品目についてはその原交渉国でありますアメリカとだけ交渉すればよかったので、輸入実績のないEECとは交渉する必要はなかったのではないかと思うん...全文を見る
○竹村泰子君 大臣とそれから農水省の方にお伺いしたいと思うんですけれども、今回の処置を講じなかった場合、我が国にはどんな影響が予想されるんでしょうか。
○竹村泰子君 大臣、お伺いいたしますが、今お答えがありましたとおり砂糖生産農家というのは七万三千戸ぐらい、これはほとんど沖縄及び北海道に集中しているわけですね。私は北海道ですけれども、安い砂糖が大量に輸入されますと今の糖価の安定が非常に保たれなくなり、生産者が打撃を受けるわけです...全文を見る
○竹村泰子君 国の対外政策と申しますか、工業製品を売り込むために農畜産物の輸入枠を広げていくというその交渉過程に生産者たちは非常に不安と不満を抱いているわけでございまして、そこのところをやはり言うべきときにははっきりとした態度をとっていただきたい、そういうふうに思います。  ち...全文を見る
○竹村泰子君 一九七六年にインドネシアは東チモール併合を宣言したわけです。以来、現在でも常時一万五千人の軍隊を駐留させております。国連は侵攻直後から非植民地化委員会、国連総会あるいは国連安全保障理事会でインドネシアの武力侵攻を非難し東チモール人の自決権を支持する、こういう方針ある...全文を見る
○竹村泰子君 これまで国会で何人かの議員が東チモールの問題を取り上げてまいりました。社会党委員長の土井たか子さんも質問のほかに二度にわたる質問主意書を歴代外務大臣に出しておりますけれども、今お答えがあったとおり、いつもそのせりふなんですね、静かに見守っておりますと。七五年の安全保...全文を見る
○竹村泰子君 それでは、いつもこの十三年間ずっと静かに見守り続けてきたとおっしゃっているわけですけれども、少し日本との関係をお聞きしたいと思います。  日本はインドネシアの最大貿易国であるということは、もうだれでも知っていることですけれども、非常に密接な経済関係があります。八五...全文を見る
○竹村泰子君 そのインドネシアが東チモールを大きく侵攻し、抑圧をし、そしてたくさんの人たちが死んでいっているという事実をどうごらんになるか私は今お聞きしているんです。  もう少し続けたいと思いますが、対インドネシア援助国グループ(IGGI)というのがありますね。六六年九月ですか...全文を見る
○竹村泰子君 それでは、こういうことをちょっと御紹介しましょう。  七五年二月に東チモールではフレテリン(東チモール独立革命戦線)とチモール民主同盟が独立を目指した連合に入りました。このとき国営の石油会社プルタミナの経営危機が明るみに出て、スハルト政権は最大のピンチに立たされた...全文を見る
○竹村泰子君 大臣、お答えないですか。――アメリカはことしの一月十七日、ジョン・モンジョ駐インドネシア大使が調査に行っておりますね。これまで日本はどんな調査をされたんでしょう
○竹村泰子君 それでは、そのときどういうことが起きたか、その事件を御存じですね。
○竹村泰子君 そうです。
○竹村泰子君 対話どころではないんです。  私、ここに写真を持ってきておりますけれども、これ、何でしたらお回しいたしますが、「学生たちを打ちのめす機動隊」、「機動隊に打ちのめされ、山のように積み重ねられた学生たち」、人の山です。「目撃者に懇願する学生「ここで見たことを伝えて下さ...全文を見る
○竹村泰子君 大臣、こういった事実を、この生生しい写真をごらんいただくといいと思うんですけれども、どのようにお考えになりますか。
○竹村泰子君 まことに遺憾なことでございますということで済むのでしょうかと私は言いたいのですけれども、あとまだいろんなことがございます。  例えばインドネシアが東チモールのこのフレテリンの人たちの無線装置を――日本やその他の外国にSOSを出していた無線装置をつぶしてしまったとか...全文を見る
○竹村泰子君 もう賢明な大臣は十分おわかりと思いますが、ODAというのはお金じゃないです よ、建物じゃないんじゃないですか。お金を出したらそれに伴う技術も、そして指導していく力も出さなくちゃいけないんじゃないでしょうか。これはインドネシアの場合だけじゃないことはもうよく御存じの...全文を見る
○竹村泰子君 ぜひ徹底していただきたいと思います。  それでは、ちょっとお話を国連の方に移したいと思いますけれども、国連に差別防止及び少数者保護小委員会というのがございますね。八九年の八月三十一日に東チモールの人権状況に関する決議というのを可決しております。その中では、まあいろ...全文を見る
○竹村泰子君 ごめんなさい。間違えました。そうです。
○竹村泰子君 東チモールの問題は議題にのらなかったわけですね。
○竹村泰子君 そうですか。だから何も言わなかったということですね。わかりました。  ちょっとお聞きしたいんですけれども、外務省にはもちろんたくさん世界地図があると思います。アジア局長のお部屋にも世界地図がありますか。
○竹村泰子君 まだ何もお聞きしてないんですけれども。
○竹村泰子君 その国境ラインはどういうふうになっておりますかとお聞きしようと思ったんです。
○竹村泰子君 どういうふうになっているかもう一度お答えください。
○竹村泰子君 線が入っていないということですか。
○竹村泰子君 八六年十一月の衆議院の文教委員会で江田五月議員が、社会科教科書中の地図における東チモール地域の領界表示に関して質問いたしましたときに、政府は、東チモールとほかの地域との領界には未決及び紛争地域国界を引くことが適当であるとお述べになりました。これは八六年ですからもう四...全文を見る
○竹村泰子君 破線が入っていないとインドネシアの領土になってしまうわけですね。これは国連のたび重なる決議にも違反しているとお思いになりませんか。いかがですか。
○竹村泰子君 大きな地図をたびたび毎年のように買いかえるということはとても大変なことだと思いますけれども、教科書というのは刷り直しますよね。もう四年もたっておりますのに、破線が入っているかどうか、そういう重大な問題をそのまま、これは子供たちに教えるわけですから、これはインドネシア...全文を見る
○竹村泰子君 日本は第二次世界大戦中チモール島を約三年半占領いたしました。それ以来、チモール人は日本のあり方をじっと見詰めています。特に、経済大国になり、もしかしたら軍事大国になる――もしかしたらじゃない、立派な軍事大国ではないでしょうか。かつての占領者は現在の占領者の非常に大き...全文を見る
○竹村泰子君 今のは経済援助のことで申し上げましたが、日本の外交は、人権問題などはそっちのけで、国益優先の外交に走ってきたのではなかったでしょうか。超経済大国となった日本がこれまでどおりの外交を繰り広げていれば世界からつまはじきにされるのは――もう既にされつつあるではありませんか...全文を見る
05月21日第118回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○竹村泰子君 この秋に行われます即位の礼、大嘗祭についてお伺いをしたいと思います。  即位の礼、大嘗祭というのは一体どういうことなのか、そして、昨年の十二月二十一日に政府見解をお出しになりましたが、どんな過程で決定されたのかお伺いしたいと思います。
○竹村泰子君 その挙行を可能にする手だてを講ずることが当然と考えられ、また公的行為である、行事であるというふうに考えることが相当であるというふうなお答えでありましたけれども、その辺はどうも全然わかりません。しかしそれは後回しにいたしまして、即位の礼については、皇室典範二十四条の範...全文を見る
○竹村泰子君 皇霊殿神殿に奉告の儀、賢所大前の儀、これらの儀式は何をするんですか。
○竹村泰子君 これは神事ではないんですか。
○竹村泰子君 よくわかりませんが、神式で神様の前でなさるわけですね。
○竹村泰子君 神事を国の費用で国の行事として行われるわけですね。
○竹村泰子君 国民はそれぞれいろんな宗教を持っています。信教の自由というのは、何を信じるのも自由だし、信じないのも自由であるはずです。それを国の行事として税金を使って国民にこれ皆押しつけを強要するということは、これは信教の自由を大きく侵すものであると思いますが、いかがですか、法制...全文を見る
○竹村泰子君 今言っているのは即位の礼です。
○竹村泰子君 国民の税金を使って、それを国の行事として神式で行うということは押しつけることじゃないですか。ちゃんと答弁してください。
○竹村泰子君 私はちゃんと区別して言っているつもりですけれども、即位の礼の中での神式の祭りではないですかというふうにお聞きしている。ちゃんと質問を聞いていてくださいね。  ここで押し問答をしても仕方がないですが、しかし即位の礼の中で神式で行われる部分は国事行為でしょう、国の行事...全文を見る
○竹村泰子君 おかしいですね。そうしますと、即位の礼は無宗教で全部行われるんですか。即位の礼の中のさまざまな行事、祭りは全部無宗教ですか。
○竹村泰子君 それじゃ、即位の礼でいろいろなさるそのお祭りですね、お祭りというか行事というか、それをもう一度挙げてください。
○竹村泰子君 それは無宗教で行われるということでよろしいんですね、確認ですが。  それでは、大嘗祭をお聞きいたしましょう。大嘗祭というのはどういうお祭りなんですか。
○竹村泰子君 もう少し具体的にお聞きしたかったんですけれども、大嘗祭というのは非常になぞに包まれた儀式であるというふうに聞いているわけです。その意味合いは本当に大きななぞに包まれたままである。例えば大嘗祭に先立つ即位の礼で天皇がお乗りになる八角形の屋根を持つという高御座という玉座...全文を見る
○竹村泰子君 これまでの国会答弁、いろいろな皆様の質問、答弁を議事録から拝見しておりますと、皇位を継ぐ者として大嘗祭は即位の法的要件ではないのかという問いに対して、そうではない、即位に伴う儀式の一つであるというふうにお答えをなさっているんですけれども、そして、ごく内輪の神式による...全文を見る
○竹村泰子君 本当は、信教の自由とか政教分離とかいう関係からいけば、即位の礼を国の行事として行って、大嘗祭を内々で天皇家の祭りとして切り離して行えば最もすっきりすると総理も思っていらっしゃるんじゃないですか。しかし、残念ながら内廷費ではお金がどうしても足りないんですよね。ですから...全文を見る
○竹村泰子君 天皇の行為の中に公的行為という位置づけはないですね、法制局長官。憲法にもないです。
○竹村泰子君 憲法のどこに公的行為という言葉が出てきますのでしょうか。
○竹村泰子君 何か言いくるめようというような意向が感じられてならないんですけれども、これは新憲法下でしかも象徴天皇となって初めての即位の礼ですよね。天嘗祭ですよね。ですから、今回行われる即位の礼、大嘗祭はこれからずっと後々の先例となるわけです。非常に重要な意味を持っていると私は思...全文を見る
○竹村泰子君 皇祖というのはどなたのことなんですか。
○竹村泰子君 何と申しますか、神話といいますか、伝説とか神話の世界に人間宣言をしたはずの天皇がなぜそういう行事を、即位の礼はともかくとして大嘗祭のような行事をなさらなければならないのか。天皇はどう考えておられるんでしょうね。総理、ちょっと感想を聞かせてください。感想で結構です。
○竹村泰子君 きょうは参考人においでいただいております。政教分離や信教の自由のためにずっと働いてこられた西川重則さんにおいでいただいておりますので、どうかお願い申し上げます。  私からお聞きいたしますが、即位、大嘗祭、この政府見解について、まずどう思われるか簡単にお聞かせ願えま...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございました。  それではもう一つ、大嘗祭を公的行事としたことについて、今の論議を聞いておられたと思いますけれども、天皇の公的行為という位置づけをどう思われますでしょうか。
○竹村泰子君 それでは最後に、信教の自由、政教分離について西川先生の御意見を、時間の都合もございますので少し簡単にお願いいたします。
○竹村泰子君 西川先生、どうも本当にありがとうございました。結構でございます。  それでは、次の質問に移ります。  私は、有権者からこの大礼についてよく聞かれるんです。でも説明のしようがないんです。国民の代表として国会議員が賛否を問われている。予算審議をしなければならない。け...全文を見る
○竹村泰子君 それは大変私は必要であると思うのですけれども、きょうその説明をお聞かせいただけますんでしょうか。御用意がありますでしょうか。
○竹村泰子君 総額幾らですか。
○竹村泰子君 八十一億というお金が使われるわけですね。大変なことです。私がさっき申し上げましたように、このくらいでいかがでしょうかというお尋ねは一度もございませんでした、国会にも。こういうことでいいんでしょうか。  総理に私はお聞きしたいのですけれども、太平洋戦争で日本が侵略を...全文を見る
○竹村泰子君 食べることすらできないで、おなかをすかせて、黙って空腹で死んでいく子供たちが一日五万人いる国々で、このことを幾ら説明しても理解ができるでしょうか。  もう一つ総理にお聞きいたしますけれども、あなたはあの戦争は、太平洋戦争は聖戦だと思われますか、侵略だったと思われま...全文を見る
○竹村泰子君 それでは、あの戦争は侵略戦争であったということはお認めになるわけですね。
○竹村泰子君 わかりました。ありがとうございました。  この大礼のことにつきましては、あるいは天皇制の問題につきましてはたくさんのことをまだまだお聞きしたいんですけれども、残念ながらきょうはこのくらいにしておきます。  それでは次に、がらっと変わりますが、ゴルフ場の問題につい...全文を見る
○竹村泰子君 大蔵大臣もお考えを聞かせてください。この環境予算の半分以上がほかのことで占められているんですよね。
○竹村泰子君 でも、この項目を今一々挙げるわけにはいきませんけれども、これざっとごらんになったら、やっぱりこれははてなとお思いになるのではないですか。もう一度考え直していただきたいと思います、お組みになるときに。  それから環境に限らずですけれども、一般予算の配分比率を考え直さ...全文を見る
○竹村泰子君 環境を守るために思い切った考え方を今回ぜひとっていただきたいと思うわけでけれども、ゴルフ場の問題に入ってまいります。  ゴルフ場は一体何省が責任を持っているんでしょうか。総合的に行政をやるところはありまでしょうか。
○竹村泰子君 自然公園の中のゴルフ場は幾つあるんでしょうか。
○竹村泰子君 そのうち水源に影響があると思っておられるゴルフ場は幾つあって、どこなんでしょうか。
○竹村泰子君 水源に影響があると思っているゴルフ場はないということなんですか。  水源というのは、ゴルフ場をつくるためにはたくさんの木を切り倒していくわけですよね。森林が水源を確保していることはもう御存じのとおりだと思いますけれども、そういう意味で言えば、私はすべてが水源に影響...全文を見る
○竹村泰子君 その十六万四千ヘクタールというのは、私は浅学でちょっとわからないんですが、日本全体の面積の何%ぐらいになるんでしょうか。何カ所かも教えてください。
○竹村泰子君 大変な数ですね。  そして、ゴルフ人口というのは今およそどのぐらいと見ていらっしゃるんでしょうか。
○竹村泰子君 七千七百万人ですか。大変な数なんですけれども、これで割りますと一人当たりの面積はどのぐらいになるんでしょうか。
○竹村泰子君 二十一平米ぐらいですか。    〔理事平井卓志君退席、委員長着席〕  私は何を言いたいかといいますと、勤労者それから一般の大衆は、スポーツをしたくてもなかなか場所もない、時間もない。運動場も余暇もゲートボール場もなかなかつくれない。そういう中で、太陽、空気などか...全文を見る
○竹村泰子君 おわかりにならないんですか。私の住んでおります北海道の広島町というところは、現在九・七%でございます。そして計画中のものが全部できますと、一九%になりまして全国一になります。これらの市町村の土地利用方法、そして環境保全は異常だと思いますけれども、いかがでしょうか、長...全文を見る
○竹村泰子君 そういうことをお聞きしたんじゃないんです。そういう異常なゴルフ場のふえ方をしている市町村について、環境庁長官はどういうふうに思われますかとお聞きしたんです。自治省にもお伺いしたいと思います。
○竹村泰子君 今のお二人の大臣の答弁、私は大変びっくりもし、不満でございます。とりわけ環境庁長官、あなたは国の環境を握っておられるわけでしょう。どう環境保全をしようかという、非常に大事な私たちの命の源である環境をつかさどっていらっしゃる大臣ではないのですか。それが、幾らふえたって...全文を見る
○竹村泰子君 ここで押し問答をしても仕方がありませんが、環境を損ねないようなということは私はあり得ないと思うんですね。だって木を切らなきゃつくれないんですから、そして今のところ農薬をまかなきゃできないんですから、まあ千葉県は別といたしましてね。そういうところで、幾ら多くたって環境...全文を見る
○竹村泰子君 釧路湿原の道路を隔ててすぐわきにゴルフ場ができているんですよね。これはもう湿原の存否にかかわります。こういうことをどうお思いになりますか。
○竹村泰子君 ぜひその辺をきちんと調査していただきたいと思います。  次は、建設省にお伺いいたします。  先日御徒町で事故がありましたけれども、地盤凝固剤というのがありますね、これは中身は何ですか。
○竹村泰子君 中身、成分をお聞きしているんですけれども。それと、それはゴルフ場ではどんなところにどのように使われていますか。
○竹村泰子君 どこでどんなふうに使われているか。
○竹村泰子君 凝固剤の中身について珪酸ナトリウムということでしたけれども、私の調査によりますと水銀、マンガン、砒素、鉛、亜鉛などが入っているというふうなことを聞いているのですが、そういう事実はありませんか。
○竹村泰子君 ぜひお願いいたします。  次は農薬についてお伺いしたいんですが、農薬規制は要綱で行っていらっしゃいますが、本来条例で規制すべきではないんでしょうか。条例ではぐあいが悪いんでしょうか。
○竹村泰子君 農薬の使途、使用法、規制などについて大臣はどうお考えになっていらっしゃいますか。農業の場合、ゴルフ場の場合、両方できればお答えいただきたいと思います。
○竹村泰子君 農業の場合と違いまして、ゴルフ場の農薬使用というのはほとんど野放しの状態であったわけですよね。ですから、今後の課題としてぜひそれは農水省できちんと規制を、また基準を決めていただきたい、そういうふうに強く要望しておきます。
○竹村泰子君 私はゴルフが悪いと言っているのではございませんで、もっと大衆が健康的に安く楽しめるスポーツとして利用できればいいなと思っているわけでして、そういうふうにみんなでつくっていかなければならないと思います。  労働省にお伺いしたいと思いますが、大臣、一番の被害者はキャデ...全文を見る
○竹村泰子君 絶対大丈夫ということは絶対あり得ないと思いますけれども。  大臣、農薬の被害に関して事例をお持ちでしたらちょっと教えていただけませんでしょうか。
○竹村泰子君 政府は、これらのゴルフ場の災害の近ごろのマスコミ報道を決してお読みにならないわけではないと思います。農薬の被害がゼロだというのは、たまたま調べられていない、データがないというだけの話でございまして、こういったことについて責任を持たなくてもよいとお思いでしょうか。環境...全文を見る
○竹村泰子君 よろしくお願いいたします。  次の質問に移りたいと思いますが、私の地元北海道では、初めて泊原子力発電所の第一回の定期検査が四月二十七日から始まっております。定期検査で労働者被曝の問題について以下少し御質問したいと思いますけれども、不幸なことにこれらの施設におきまし...全文を見る
○竹村泰子君 その定期点検のときには非常に大量の人員を投入することが必要であると。人海戦術と言われているようですけれども、必然的にこれらの作業が下請、さらに孫請に出されることになり、重層下請は構造的なものとなっているとお聞きしておりますけれども、一般的に考えて被曝をする機会が多い...全文を見る
○竹村泰子君 作業内容とその作業従事者について、特に電力会社社員とその他のメーカー、関連会社や下請労働者、一般労働者の比率、一般的に。  また、それと北電泊原発の事例についてお答えいただけますでしょうか。
○竹村泰子君 今三十七基とおっしゃいましたけれども、今「ふげん」も含めますと三十九基じゃないですか。
○竹村泰子君 そして「ふげん」を加えると三十九基ということなんですね。  そして、その三十九基の原発が一体どのぐらいの労働人口で動かされているかおわかりでしょうか。
○竹村泰子君 一日に千六百人もの人手を要する定期点検というのもあるわけですから、その三十九基の原発が三万人で動いているわけはないわけですよね。ということは、作業に従事している人たちは多くの原発を転々と回っているというふうに考えてもよろしいでしょうか。
○竹村泰子君 とすると、この人たちの受けてしまう放射線被曝線量も積算されていくわけでありまして、労働者一人一人から見れば非常に重要かつ大変なことだと思いますけれども、それらの労働者に対する放射線教育と申しますか、そういう教育はどういうふうになっていますでしょうか。
○竹村泰子君 残念ながら今のお答えのとおりにはなかなかいっていないようでして、大量の下請、孫請労働者が破曝量の多い危険な作業に十分な説明も受けないまま、日当がよいという理由だけで動員されている。さらに恐ろしいことには、このような危険な作業をするに当たって作業員の被曝線量のごまかし...全文を見る
○竹村泰子君 何人いるかと私はお聞きしたんですけれども。
○竹村泰子君 今も七人。
○竹村泰子君 厚生省はいかがですか。
○竹村泰子君 そういう現状なのですが、労働者、被曝の実態調査を国が行うべきであると思いますけれども、いかがでしょうか。
○竹村泰子君 そんなことを聞いているんじゃないです。実態調査を……
○竹村泰子君 私はそういうことをお聞きしたんじゃないんです。原発は農漁民やら炭鉱離職者や、そして大都市の寄せ場の労働者や都市労働者、外国人労働者をのみ込んで動いているのはもう常識となっています。中でも問題なのは、暴力団に使われていた十六歳、十七歳の高校生とか、日当がよいだけという...全文を見る
○竹村泰子君 委員長、答えてないですよ。答えてないです。実態調査をしてくださいと言っている。実態調査はどうするんですか。
○竹村泰子君 やっぱり科技庁に答えていただきたい。
○竹村泰子君 全然答えてないです。答えになってないです。
05月28日第118回国会 参議院 予算委員会 第14号
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○竹村泰子君 在日外国人の人権の問題についてお伺いしたいと思います。  五月四日の朝日新聞の「論壇」にこういう記がございました。「外国人を「罪人」視する日本という一人の日本人男性と結婚したイギリス人性の投稿が掲載されておりました。それは就労ビザを婚姻ビザに変更するときに提出を求...全文を見る
○竹村泰子君 若干ほかの用向きに使う書類がまじっていたということですが、それはどの書類でどういう目的に使われたのでしょうか。  それからイギリスでそのようにこれらに似たような条件の書類を提出させられるということが事実あるんですか。
○竹村泰子君 この方は、特に今おっしゃった二人の両親と兄弟姉妹全員の職業と年収を記した書類、括弧して「これは到底、用意できそうにありません」と言っていらっしゃるんですけれども、それは年金のために必要とおっしゃいますが、同居していない場合あるいは一緒に住んでいない場合とか、家族とし...全文を見る
○竹村泰子君 これで偽装結婚の確認が、これだけの書類がそろったら偽装結婚を確認することが可能なのですか。
○竹村泰子君 確認できるかどうかとお聞きしているんです。
○竹村泰子君 答弁していただきたいんですが、これで確認、これだけの書類を提出させて、偽装結婚は確かにこれは偽装でありこれは本当であるという確認ができたんでしょうか。
○竹村泰子君 判定できたのがございますということですが、全部完璧にできないわけですよね。それなのに、少ない職員の手でこれだけの労力をかけたところでその本来の目的である偽装結婚の確認はほとんど不可能であり、ただこれは怪しいという心証を得るだけだという、しかも申請者のプライバシーの侵...全文を見る
○竹村泰子君 この問題につきまして私ちょっと説明をお伺いしましたとき、次の二つの点に疑問を感じました。  初めの点は、このように非効率な審査事務の根拠となっている通達などの指導文書の提供を求めたんですけれども、法務省は通達を公表しないことになっているとのお答えでございました。い...全文を見る
○竹村泰子君 この在日の外国の方たちに、就労ビザを婚姻ビザに変更するときにどんな書類を提出するかぐらいのことを出したって別にどうってことはないと思いますけれどもね。どうしてそういうふうにすべてを囲い込まれるのか非常に不思議に思います。これはどういう命令系統で通達があって、こういう...全文を見る
○竹村泰子君 初めから限界があると言わないで、やる気があるかどうかという問題であると思うんですけれども、今後引き続き調査をしていただきたいと思います。  大蔵大臣、これは法務省の中の人員配置の問題かもしれませんけれども、七十人もの人に対していすが十脚しかなくて、二人で丸一日つぶ...全文を見る
○竹村泰子君 次に、こういうことをお尋ねしたいと思います。  八七年の七月九日、えせ同和行為排除の対策を考えるというテーマで東京都内に事業所のある企業を対象として講演会が開かれました。そのときに、前日弁連民事介入暴力対策委員長という弁護士さんの方ですけれども、これは主催は法務省...全文を見る
○竹村泰子君 中はお読みになりましたか。
○竹村泰子君 この本の中で、先ほど申し上げた前日弁連民事介入暴力対策委員長、その方の講演の記録がございます。その五十六ページと六十八ページにこういう言葉が二カ所出てくるんです。  「相手が精神異常者の場合だけ私は逃げます。この場合は三十六計逃げるにしかず、」、「それは逃げますが...全文を見る
○竹村泰子君 まだ私そこまでお聞きしていなかったんですけれども……。  その後で、十二月に全国精神医療従事者連絡会議事務局がまた抗議文を法務大臣あてに出しております。これにも何の反応もありませんでした。全国精神医療従事者連絡会議事務局が法務省人権擁護局に電話を入れました。抗議文...全文を見る
○竹村泰子君 それでは、精神障害者と精神異常者とは違うのですか。違うと思っておられるのですか。
○竹村泰子君 違うということにおいて精神障害者を差別したのではないという論点なのですか、これは。
○竹村泰子君 全国精神医療従事者連絡会議事務局が法務省人権擁護局に再び電話をしまして、発言者の責任というふうに責任逃れはせず、監修している以上は当局の責任と言いながら、文脈としては間違っていないというのが当局としての見解であると開き直られたそうですけれども、これは事実ですか。
○竹村泰子君 この講演会は法務省と東京法務局の主催で開かれたものでありまして、この「えせ同和行為対応の手引」の編集責任は法務省人権実務研究会であります。  法務省人権擁護局はみずからを電話の中でも当事者として認めておりますけれども、この本の編集責任は法務省人権擁護局にあると思い...全文を見る
○竹村泰子君 今のお答えのとおり、この本の責任は法務省人権擁護局にあるわけですね。  精神病差別は、ですから一般の民間の出版社が出した本における差別とは性格を異にするのです。つまり国家権力みずからの責任による差別事件であること、しかも人権擁護をその職責とする人権擁護局による差別...全文を見る
○竹村泰子君 これを差別と考えない法務省人権擁護局の姿勢に私は問題を感じて質問をしているわけです。差別と感じないと繰り返しおっしゃっているからきょうの質問になっているわけです。  この本は何部刷られましたか。どういうところへ配付をされましたか。私、さっき気がついたんですが、これ...全文を見る
○竹村泰子君 売っていらっしゃるんですか。
○竹村泰子君 それでは、この本に対する差別感覚といいますか、法務省人権擁護局による精神障害者、異常者でもいいです、の人たちに対する差別というのは全くお認めにならないんですか。大臣、今の質疑を聞いていてどうお考えになりますか。
○竹村泰子君 非を認めてくださいまして、これを回収していただきたいと私は思います。これだけの人たちが怒っているんです。そして抗議と要請を続けているんです、ずっと何年間にわたって。こういったことをそのままにして、ないがしろにして、非を認めません、差別ではございませんと言い続けてきた...全文を見る
○竹村泰子君 大臣にお聞きしたんですけれども、どうお思いになりますか。
○竹村泰子君 大臣がどうお思いになるかということをお聞きしたんですけれども、若干時間というのは本当に便利な言葉で、いつまで時間があればいいのかわかりませんけれども、非をお認めになったときにはぜひ訂正あるいは回収をしていただきたいと思いますが、いかがですか。
○竹村泰子君 あなたの一言でこんなことはできることですよ。そんなに部内で何回も、何年間も討論なさらなくても。法務省のこういう人権感覚を本当に許しがたいことであると思いますし、残念に思います。  厚生大臣にお伺いいたします。  精神医療の問題についてはまた改めて後日お尋ねをする...全文を見る
○竹村泰子君 御存じのとおりですけれども、なかなか精神医療というものの難しさということもありますけれども、しかし、ごく当り前に一人の人が社会の中で生きていくということが実現するために、ノーマライゼーションという言葉もありますけれども、どうか勇気を持ってこういった開放病棟などの施策...全文を見る
○竹村泰子君 それでは、今後の日韓関係について少しお尋ねをしたいと思います。  今回の慮泰愚大統領の訪日で友好発展的な両国の関係の構築を確認できましたことは大変喜ばしいことであると思います。そして、宮中晩さん会や国会演説などを通じて慮泰愚大統領は温和なイメージと同時に日本による...全文を見る
○竹村泰子君 天皇のお言葉と三世問題に今回の慮泰愚大統領の訪日は何だか集中したような感がありますけれども、大統領が記者会見でも要求していますとおり、三世のことばかりでなく一、二世についても同じく地位を向上してほしいと。これは、現在六十八万人と言われる在日韓国・朝鮮の人々が日本に居...全文を見る
○竹村泰子君 もう少し具体的に伺いたいんですけれどもね。  サハリンの残留韓国・朝鮮人の方々の里帰りにはどういう道をおつけになるおつもりでしょうか。
○竹村泰子君 韓国、朝鮮の方たちの被爆の問題をどうお考えになるでしょうか。今後の具体的な援助の方向と、できれば予算措置を総合的にお教えいただければありがたいと思います。
○竹村泰子君 私が在韓被爆者のお話をある方にいたしましたら、その方が、えっ、いつ韓国に原爆が落ちたんですかと、こういうお答えが返ってきたんですね。韓国や朝鮮籍の方たちがなぜ被爆をしなければならなかったかということは、もちろん強制連行されて日本に来ておられたからであることはおわかり...全文を見る
○竹村泰子君 民間の調査によりますと、大体二万人近い人々が在韓被爆者としておられるということを聞いておりまして、随分数字に差があり過ぎると思うんですけれども、しかし、いずれにいたしましても四千二百万円の予算、これは実態調査もできないんじゃないですか、いかがですか。
○竹村泰子君 大蔵大臣、いま少しくという御返答ですけれども、全然これはわかりませんが、どうお考えになりますか。
○竹村泰子君 今のお答えは私は大変不満足でございますけれども、厚生大臣、こういう状態でこの二万人と言われる在韓の被爆者の方たちはそれこそ仰げば青空の見えるようなまことに貧しい暮らしをしておられるというふうに聞いておりますが、強く予算を要求をしていただきまして、せめて実態調査、そし...全文を見る
○竹村泰子君 先日の私の予算委員会の質問で海部首相は、太平洋戦争は侵略だったとはっきりお答えになりました。昨年、ある機関が行った日韓意識調査では、二一%もの日本人が日本による朝鮮半島の植民地支配を知らなかったと言っております。植民地であったことは知っていても、日本政府によって行わ...全文を見る
○竹村泰子君 それはどの教科書で、何年生の何の教科書でしょう。
○竹村泰子君 本当にそこまで書いているのは珍しい教科書なんです。中学ですね、それは。そして、例えば小学生などに聞いてみたら、上級であってもほとんど戦争のことは、広島に原爆が落ちましたというふうなことは書いてあっても、それでどんな被害が起きたかとか、それから朝鮮の方たちの強制連行に...全文を見る
○竹村泰子君 私たち大人の責任でもあると思いますけれども、やはり真実を伝えられる国民でありたいと思います。特に教育の分野ではそう思います。  日本はかって韓国、朝鮮の人々の生産物、土地、財産、言葉、信仰、生命まで奪い取ったわけでありますけれども、私の住んでいる北海道、かつては三...全文を見る
○竹村泰子君 では立場にある方にお答えをいただきたいと思います。労働省ですか、大臣いかがですか。
○竹村泰子君 外務省はいかがでしょうか。
○竹村泰子君 我が国の政府は、このように強制連行で連れてきた人の数すらわからない。国すらわからない。調査もしたことがない。これは私は厚生省、非常に大きな責任があると思いますけれども、それでは慮泰愚さんが要求してまいりました強制連行の人々の名簿を出す気があるかということについては、...全文を見る
○竹村泰子君 改めて外務大臣にお伺いいたしますが、慮奏愚さんの要求である名簿を出す御予定がおありでしょうか。
○竹村泰子君 それでは、ただいまの質問は留保させていただきます。  最後に、きょうは総理が御不在ですけれども、私は大阪の猪飼野でお医者さんをしておられて、韓国、朝鮮の人々の病や苦しみに深く接しておられた中山外務大臣の人間性に大きな期待を寄せるものです。韓国、朝鮮植民地支配を反省...全文を見る
○竹村泰子君 以上で、先ほどの質問は留保させていただきますので、終わります。     ─────────────
05月30日第118回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○竹村泰子君 閣議で大変御検討いただきましたそうで大変うれしく思いますけれども、強制連行というのは日本政府が国家権力で連れてきた人を指すのですね。昭和十七年から敗戦までぐらいだと思いますけれども、その前、昭和十四年ごろから自由募集というような形で連れてこられた人がいたということで...全文を見る
○竹村泰子君 私がお聞きしたいのは、強制連行というのは一体どういう人たちですかという概念をお聞きしたかったんですけれども、今お答えできないということですので、仮にこの人たちが個人で日本に賠償請求をしてきたらどうなさいますでしょうか。戦勝国アメリカでも日系人の強制収容に関する賠償法...全文を見る
○竹村泰子君 きょうは国会図書館館長においでいただいておりますけれども、資料がございましたでしょうか。
○竹村泰子君 韓国の太平洋遺族会という方たちが九〇年の四月においでになっておりますが、このときに軍属、軍人の名簿はあったと厚生省は認めておられますけれども、公開は拒否しておられますね。このことを厚生大臣は御存じでしょうか。
○竹村泰子君 中央協和会というのが戦中にございまして、移入労務者の指導員講習などをやっております。これは厚生省と内務省と地方自治体で協力をしてやっているんですけれども、そういうことなど多くの、私の調査によりますと、名簿がないとは言えない現状がございますが、いかがでしょうか。
○竹村泰子君 従軍慰安婦の調査もなさいますね、官房長官。
○竹村泰子君 各大臣にお答えいただきたいんですが、時間がございませんので、十分誠意を尽くして調査をしていただきますことを官房長官お約束してください。
○竹村泰子君 一九六五年の日韓条約は経済協力だけです。個人補償は別ではないでしょうか。また、北朝鮮に対しては全く放置されたままでよいというのはどういうことでしょうか。  敗戦後四十五年、余りにも遅い戦後処理ではないでしょうか。反省もざんげもなかったことがまさに今問われていると思...全文を見る
05月31日第118回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号
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○竹村泰子君 昨日来同僚議員から幾つかの質問がされておりますけれども、非常に重要な問題ですので、私からも質問させていただきます。それは、沖縄の米軍基地、施設の返還とそれに関連した問題でございます。  長年の懸案でありました、日米合同委員会におきまして在沖米軍基地及び施設の返還交...全文を見る
○竹村泰子君 新聞報道によりますと、日米合同委員会の協議で返還の検討対象になっておりますのは、日米安全保障協議委員会いわゆる安保協で一九七六年までに既に返還が合意されている十八の施設と、それからさきに西銘県知事が訪米された際にアメリカ側に要望しました七つの施設の合計、ただし重複し...全文を見る
○竹村泰子君 四月の十九日にアメリカのチェイニー国防長官が議会に、「アジア・太平洋地域の戦略的枠組み」と題する報告書、いわゆる東アジア戦略構想を提出いたしました。  その中で沖縄の駐留米軍について、第一段階として、三年後までに五、六千人を削減するという方針を打ち出しました。いろ...全文を見る
○竹村泰子君 今月二十五日、沖縄県知事と米軍施設所在地の市町村長で構成する沖縄県軍用地転用促進・基地問題協議会、略して軍転協と言っておりますが、この軍転協が沖縄の地域振興開発上必要な施設として十二施設十六カ所の返還を国に要求することを決定いたしました。そして、本年八月に正式の要求...全文を見る
○竹村泰子君 米軍の基地、施設が返還された場合には、中には自衛隊が使用することになるのもあるのではないかといった懸念の声が一部聞かれております。というのは、例えば嘉手納に配備されております米海軍の対潜哨戒機P3C、これが近いうちに撤退すると言われておりますけれども、かわりに今度は...全文を見る
○竹村泰子君 ちょっと聞きにくかったんですけれども、お約束していただけるんですね。
○竹村泰子君 その検討しておられる検討の中には、そういう可能性も少しはあるんですか。
○竹村泰子君 それは当然のことでありまして、そういう可能性が少しでもあるのでは困りますので、そのようなことのないようにお約束をしていただきたいと思います。  来るべき沖縄駐留米軍基地及び施設の返還につきましては、今のうちから緊急に対策を講じておかなければならない問題が幾つかあり...全文を見る
○竹村泰子君 私は北海道ですから、炭鉱の離職者の問題、清算事業団の方々のこと、北海道がどんな目に遭ってきたか、よくわかるんです。これまでに、国が一人も路頭に迷わせないとおっしゃった清算事業団の人々が何人まだ路頭に迷っていることでしょうか。そういったことを考えますと、やはり基地に働...全文を見る
○竹村泰子君 第二次沖縄振興開発計画も余すところ二年となりました現在、第二次振計の着実な推進を図ることが極めて重要であると思われます。平成二年度の沖縄開発庁予算でも、第二次振計の推進を図るため、水資源の開発、農林水産業の基盤整備、県民生活に密着した施設の整備、交通体系の整備に重点...全文を見る
○竹村泰子君 地価の問題、公共事業の問題、大変大きなことでございますし、にっちもさっちもいかなくなってしまってからでは遅いと思いますので、早いうちによい手だてをしてくださいますように切望しておきたいと思います。  次に、国の公共投資十カ年計画と沖縄振興開発についてお尋ねをいたし...全文を見る
○竹村泰子君 農林、建設、運輸等各省の予算の中から沖縄の分の配分を受けるということだろうと思いますけれども、今回のように財政当局も公共事業に積極的に予算をつけてくれる、もう少し正確に言うならば、予算をつけざるを得ないという情勢でありますから、まさにこれは公共事業を実施する側からい...全文を見る
○竹村泰子君 長官のお答えは大変私もそのとおりだと思いますけれども、この公共投資十カ年計画は来年度から十年間。一方ポスト二次振計、すなわち第三次の沖縄振興開発計画は再来年度から十年間が予定されておりますね。期間が相当にダブるということ、それから三次振計は現在作業中であるということ...全文を見る
○竹村泰子君 では次に、北方問題に移りたいと思うんですけれども、平成二年度の北方基金の造成額は総額八十七億五千万円になる見込みでございますね。北方特別措置法に定める平成四年度までに目標額百億円を達成するめどがほぼついたと思いますけれども、その見通しはどうでしょうか。  また、そ...全文を見る
○竹村泰子君 北洋のサケ・マス漁の割り当て量ですけれども、これが毎年減少して、しかもソ連側は一九九二年には全面禁漁というそういう方針を打ち出してきておりまして、我が国の北洋漁業は事実上消滅の危機にさらされているわけでございます。このようなソ連側の強硬な姿勢の背景の一つには、日本側...全文を見る
○竹村泰子君 何かよくわからないんですけれども、この出航前に、出漁前に水産庁や道水産部に操業についての照会をしたがあいまいな回答しか得られなかった。あいまいな回答しか得られないというのはどういうことなんですか。これは事実ですか、どうですか。
○竹村泰子君 私、素人考えで大変不思議だなと思いますのは、去年の夏もこれは船名を書きかえて漁に出ているわけですね。そういうことが一年も水産庁としては全く情報が入らないんですか、一年前のことが。また、そして二度目にこれはやっているわけですね。全く御存じなかったんでしょうか、どうでし...全文を見る
○竹村泰子君 うわさは聞いていたということですか、それは。
○竹村泰子君 事実関係は必ずしもはっきりしていない、調査中であろうと思いますけれども、今回の事件は関係漁民の将来への不安から起こったものではないかというふうに思うわけです。特に根室市では、人口の約四割が何らかの形で北洋サケ・マス漁に依存しております。地域経済への影響も深刻でありま...全文を見る
○竹村泰子君 時間がなくなってしまいました。最後に一つだけ外務省にお尋ねしたいと思います。  アメリカは二月の米ソ外相会談の際、同様にワシントンで開かれる米ソ首脳会談の席上でも北方領土問題を取り上げ、日本の立場を支持する意向を表明するとともに、ソビエト側に柔軟な態度をとるように...全文を見る
○竹村泰子君 終わります。
06月01日第118回国会 参議院 外務委員会 第5号
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○竹村泰子君 外務大臣にお尋ねをしたいと思いますが、ホワイトハウスで米ソ首脳会談開かれておりますけれども、その成果と今後の米ソ及び世界の軍縮平和外交についてどのようにお考えになりますか、一言お聞かせいただきたいと思います。
○竹村泰子君 先ほどもお尋ねがございましたけれども、韓国政府の発表によりますと、六月四日に盧泰愚大統領とソビエトのゴルバチョフ大統領の会談がサンフランシスコで行われるということですけれども、まさにこれは冷戦の終結を示しているのではないかと思いますが、外務大臣はこの韓ソ首脳会談をど...全文を見る
○竹村泰子君 通告というような大げさなものではなくても、そういった何か打ち合わせといいますか、そのようなことを考えているというふうなお話もございませんでしたか。
○竹村泰子君 何か世界の動く音が聞こえてくるような昨今ですけれども、そうした中で外務大臣の非常に大きな責任をお感じになっていると思いますが、私どもは十分世界の情勢を見きわめつつ平和に貢献する日本としての役割を果たしたいし、また外務大臣にも果たしていただきたいと思います。  それ...全文を見る
○竹村泰子君 このレアアースは日本で生産されていますか。
○竹村泰子君 モナザイト鉱石は輸入されていないわけですね。
○竹村泰子君 大体七一年ごろからモナザイト鉱石としては入ってきていないですね。
○竹村泰子君 どうして輸入しなくなったんですか。
○竹村泰子君 そのレアアースを精製するときに副産物としてトリウム232が出てくるわけですね。このトリウム232は核燃料物質としてウラン235などとともに厳しい規制の対象となっておりますけれども、なぜですか。
○竹村泰子君 半減期はどのくらいですか。
○竹村泰子君 百四十億年ぐらいということですね。  マレーシアの北西部、ペラ州イポー市というところ、人口約三十万人、ここに三菱化成が三五%出資するエイシアン・レアー・アース、以下AREと約しますけれども、この会社があります。従業員が二百人ぐらい、二十四時間操業です。マレーシア政...全文を見る
○竹村泰子君 このAREの現在の社長、重役、経営責任者、できれば技術指導者を明らかにしてください。
○竹村泰子君 社長、重役のお名前を明らかにしていただきたいんですが。
○竹村泰子君 日本人の。
○竹村泰子君 ゼネラルマネージャーの方のような形で勤務しておられた重信さんという方はもうおやめになったんですか。
○竹村泰子君 このAREの製造技術はどこから提供されたんでしょうか。
○竹村泰子君 AREは当初工場から五キロのところに貯蔵所をつくりましたけれども、放射性物質であるということがわかって猛烈な住民反対運動が起こり、ついにここでの貯蔵を断念いたしました。そのとき、百四十億年しないと半分に減らないという大変な放射能を持ったトリウムを含む膨大な廃棄物はど...全文を見る
○竹村泰子君 今谷野アジア局長は備蓄というお言葉をお使いになりましたけれども、備蓄という言葉が一体どういうことを指すのかというその定義をここでやっている時間は少しないのですけれども、これは備蓄でも保管でも何でもなかったんです。最初は、ブキメラ村というこのすぐ近くにあります村の住民...全文を見る
○竹村泰子君 廃棄物の処理を請け負っていました業者の一人は、廃棄物は廃坑跡、ごみ捨て場、野菜畑、川などあちこちに捨ててよいということで捨てたと言っています。もっとひどい例は、よく効く肥料だと言われて畑にまいた人もいる。外務大臣、このひどい事実を御存じでいらっしゃいましたか。
○竹村泰子君 谷野アジア局長、どうお思いになりますか。
○竹村泰子君 その廃棄物を、放射能の非常にたくさん含まれている廃棄物を廃坑跡やごみ捨て場や野菜畑や川などに、あるいは肥料だといって畑にまいたということをお聞きになって、外務大臣、どう思いになりますかと私はさっきお尋ねしまして、谷野アジア局長も今の御答弁では判決を待って静かに見守っ...全文を見る
○竹村泰子君 通産省はどうお思いになりますか。
○竹村泰子君 どのような情報収集をされているかは私はわかりませんけれども、ムラサキツユクサを使って低レベル放射能の影響の研究で有名な埼玉大学の市川定夫先生は二度にわたって調査に入っておられます。また十六名の弁護士による調査団が一九八八年十一月と八九年三月の二度調査に入っております...全文を見る
○竹村泰子君 急性リンパ性白血病の患者が今何人いると報告を受けておられますでしょうか。
○竹村泰子君 外務省、通産省いかがでしょうか。
○竹村泰子君 今少なくとも三人の患者の状態を聞いておりますけれども、人口七千人の村でわずか一年で三人の白血病患者、二人は子供です。また頭骨の欠損、呼吸困難、知恵おくれなど複合の障害を持った子供の母親はAREのすぐそばの製材所で働いておりました。一家の住まいはAREの排水が流れ出す...全文を見る
○竹村泰子君 住民の代表が四人、通産省をお訪ねになりましたね、昨年の九月ですか。そのとき、通産省をお訪ねしましたときに、判決によっては強力な行政指導をするというお約束をなさったそうですけれども、光川さんがお会いになったと聞いておりますけれども、判決が出る出ないにかかわらず直ちに行...全文を見る
○竹村泰子君 住民は知れば知るほど不安におびえ、怒っています。八五年に一万一千人だった人口は今七千人を切っているわけです。若い人たちは皆安心なところへと子供を連れて村を離れていっているそうです。地元の人々に聞きますと、今マレーシア法人だとおっしゃいましたけれども、日本企業が来て、...全文を見る
○竹村泰子君 いろいろ報告を受けている受けているとおっしゃいますけれども、どんな報告がどうなふうに来ているのか、もう少し詳しく教えていただけませんでしょうか。
○竹村泰子君 そしてその結果、静かに判決を見守ろうということになっているわけですね。
○竹村泰子君 先ほどからお話が出ておりますとおり、住民によって八五年二月AREは訴えられて、その年の十月イポー高裁は住民の訴えを認めて操業停止を命令しておりますね。廃棄物の除去、管理を命じております。一カ月後にAREは操業停止しましたけれども、IAEAの元専門官を招いて測定、政府...全文を見る
○竹村泰子君 谷野アジア局長、その仮処分命令の三つの条件の第一番目をもう一度お読みいただけますでしょうか。
○竹村泰子君 十七年前に生産が日本の国では中止され、そして原石の鉱石すら輸入が禁止されている危険なトリウムを産出してしまうようなものを、日本の国のいわば外で生産をしてもらって、いいところだけ日本は取り込んでいるわけですよね。さっきもありましたとおり、これはテレビとがいろいろなハイ...全文を見る
○竹村泰子君 調査団の報告によりますと、ブキメラの子供たちの血中の鉛度、鉛はトリウムと同時に摂取され、つまりいつも同居しているんだそうですが、非常に鉛度が高く鉛中毒の症状、すなわち貧血が出ているんだそうです。白血球の減少とともに既に子供たちが深刻な鉛汚染、放射能汚染を受けているこ...全文を見る
○竹村泰子君 今お話のありました「海外事業展開に当たって期待される企業行動(十項目)」、「世界に貢献する日本」という項がございますね。そして、「投資先国での環境問題について、十分配 慮する。」、「環境保全に十分配慮し、環境上の影響を最小限に緩和するよう努めるべきである。」、一項...全文を見る
○竹村泰子君 ちょっと通産省と外務省にお尋ねをしたいんですが、予算上そういった、海外進出企業に対して例えば啓蒙していくとか、教育をしていくとか、指導していくとか、そういう予算の額はどのぐらい両省でお持ちなのでしょうか。項目の立て方が、チョイスの仕方が難しいかとも思いますけれども、...全文を見る
○竹村泰子君 四億というお金は大変なお金ですけれども、しかし、世界じゅうに広がって進出をしている日本の企業を指導し監督をするという額にしては大変に少ない額であると思いますが、また予算を計上するときにもぜひ強力に御配慮いただきたいと思いますが、先ほど外務大臣、平成二年度の外務省所管...全文を見る
06月15日第118回国会 参議院 環境特別委員会 第7号
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○竹村泰子君 私は札幌に住んでおりますけれども、札幌や仙台初め日本海に面している県などおよそ二十県ぐらいの県が影響があると思うんですけれども、もちろん日本列島の北の方、そして雪解けのころは特にもう目もあけられないような粉じん公害、そして特に私どもが心配いたしますのは道路の周辺にあ...全文を見る
○竹村泰子君 また、第三条の「何人も、スパイクタイヤ粉じんを発生させないように努める」という努力義務は、実際上国民に対してスパイクタイヤの使用を自粛するよう義務づけるものと理解してよろしいですか、お伺いいたします。
○竹村泰子君 次に、法案の中身について具体的にお伺い申し上げます。  まず、第七条にかかわってでありますけれども、積雪、凍結路が除外されておりますことから、まだスパイクタイヤを使用できるんだというふうに考えている方もあるように感じております。しかし、さきの衆議院環境委員会におい...全文を見る
○竹村泰子君 スパイクタイヤは原則禁止なのですね。
○竹村泰子君 大臣、スパイクタイヤは原則禁止なのでございますね、お答えください。
○竹村泰子君 次に、地域指定についてお伺いしたいのですけれども、法の実効性を確保し、脱スパイクを促進するためには、できるだけ広い範囲の指定が望ましいことは言うまでもありませんし、そのためにはできるだけ客観的なデータに基づく指定が必要かと思います。  まず、現時点で環境庁はどのよ...全文を見る
○竹村泰子君 まだその数値は粉じんの方ははっきり考えていないということですか。
○竹村泰子君 対策の進んでおります地域は粉じん等が次第に改善されてきておりますよね。したがいまして、後戻りを防ぐという意味では過去の数値なども考えなければならないと思いますけれども、いかがでしょうか。
○竹村泰子君 その地域の指定に関しましては国家公安委員会その他関係行政機関の長にも協議をすることとなっておりますけれども、具体的にはどのような機関に、またどのような観点で協議をなさるのか、お伺いしたいと思います。
○竹村泰子君 衆議院の環境委員会の中で古市局長は、指定地域には二十三都道府県から要請が来ているし、環境庁長官が不平等のないように指定をしたいというふうに答えておられますけれども、この不平等のないようにというのはどういう意味ですか。
○竹村泰子君 県レベルでお考えになるんですか、市レベルでお考えになるんですか。
○竹村泰子君 もう申すまでもありませんけれども、車というのは走っていきますよね。ですから、条件がいろいろ混在しているところで地域指定をされても、その都度取りかえたりすることはできないわけです。ですからもっと広域な指定でないと意味がないというふうな声も随分聞かれるわけですけれども、...全文を見る
○竹村泰子君 おいでくださっているほかの省庁の御意見を聞きたいと思いますが、今の点で。
○竹村泰子君 何か複雑なお答えでよくわからないんですけれども、警察のお立場は非常に微妙だと思いますけれども、しかし、私がお聞きしましたのは、指定地域外も原則スパイクタイヤ禁止がこの法案の趣旨なのですねとお伺いしたんです。それはいかがですか。
○竹村泰子君 警察のお答えはよくわかりませんけれども、ほかの省庁は皆さん原則使用禁止が趣旨だとお答えくださったように思いますが、もしそうであるならばこの点を別途政府広報するのでしょうか、あるいは自治体がそのように広報していいのでしょうか。  衆議院の環境委員会の中でも、この法律...全文を見る
○竹村泰子君 それはよくわかりましたけれども、今私がお聞きしましたのは、地方自治体でもう一つ上乗せの条例をつくったりしてもよろしいのですね、制限なさいませんねとお聞きしたんですが。
○竹村泰子君 それでは次に、附則の第三条で適用が猶予されております大型自動車についてお伺いいたします。  「道路交通法第三条の大型自動車その他の政令で定める自動車については、第七条本文及び第八条の規定は、公布の日から起算して三年を超えない範囲内において政令で定める日までの間は、...全文を見る
○竹村泰子君 そうしますと、大型車猶予は少し縮まるかもしれないということですか。
○竹村泰子君 大体いつごろになるという見通しなのか、お教えいただけませんでしょうか。
○竹村泰子君 先ほど縮まるかもしれないというお答えもあったんだけれども、やっぱり三年以内の時期ですか。
○竹村泰子君 御健闘を願いたいと思います。  法案について最後の質問になりますけれども、さきの衆議院環境委員会の質疑では、環境庁から、罰則の適用は最終的な手段であり、法の施行、スパイクタイヤ製造、販売中止調停の実施、関連する諸対策の推進、国民の協力が相まって脱スパイクは大きく進...全文を見る
○竹村泰子君 私はスパイクタイヤの問題には衆議院のころからいろいろ取り組んでおりまして、そして議員立法でお出ししようという準備も進めてきた経過からいいまして、今回のこの法案の環境庁による国会提出というのは本当にあのころから見ると考えられないと言ったら失礼ですけれども、考えられない...全文を見る
○竹村泰子君 もしなんてそんな、なかなかそういうふうには進まないんじゃないかみたいな否定的なことは考えたくないんですが。  もしも法律が何の実効も示さない場合、どういうふうになさるおつもりですか。
○竹村泰子君 大変前向きの御答弁でうれしく思いますが、それでは次に、対策面についてお伺いいたします。  私としても法律だけですべて解決するとは考えていないんですよね。これと並行して対策を進めていくことが重要だと思っております。脱スパイクの先進地である札幌や宮城県においても、条例...全文を見る
○竹村泰子君 それでは次に、通産にお伺いしたいと思います。  タイヤに関する対策をお伺いしたいんですが、通産省はさきにスタッドレスタイヤの性能確認試験を基礎産業局でなさいまして結果を発表しておられますが、その中でスタッドレスタイヤはおおむねスパイクタイヤに代替し得るレベルに達し...全文を見る
○竹村泰子君 この冬販売店段階で売られるスパイクタイヤについては指定地域内では事実上使用できなくなるわけですが、そのことをユーザーにいかに周知させるか、具対策をお聞かせください。
○竹村泰子君 まだ余り具体策はお考えではないようですね。  それでは次に、建設省にお伺いしたいと思うんですけれども、道路対策についてお伺いいたします。  スタッドレスタイヤは性能が著しく劣るために道路を雪のない状態にしなければ走行に支障を来すというような誤解もまだまだ広くある...全文を見る
○竹村泰子君 欧米では岩塩などが随分使われているようですけれども、日本では岩塩の生産が非常に少ないということもあってこれはなかなか難しいと聞いておりますけれども、何かそういう具体的な、これならば道路を安全にしていくことができるのではないかというふうなものはまだお考えじゃないんです...全文を見る
○竹村泰子君 私ごとで恐縮ですが、私は札幌のかなり急な山の上に済んでおりますけれども、四年間もうスタッドレスタイヤなのでございます。かなり急な坂なんですけれども。ですから、除雪もよくないんですね。でも頑張っております。  ですから、やはり道路対策を少し頑張っていただけば本当にス...全文を見る
○竹村泰子君 札幌市営のバスはこの冬から四十両、そして更新時毎年ふやしていきたいと。それで、今のところ六百七十台中四十台ぐらいがこのアンチロックブレーキだということで、なかなか評判もいいようですので、車両の範囲をさらに拡大していただくようにお願いしたいと思います。  一般に冬道...全文を見る
○竹村泰子君 それでは、最後に警察にお聞きしたいと思いますけれども、ドライバー教育についてお伺いいたします。  今後はスタッドレスタイヤをいかに乗りこなすかということが非常に重要な課題になってくると思います。新聞報道によりますと、札幌市内では既に全部の指定教習所十六校の全軍がス...全文を見る
○竹村泰子君 今旅行ブームで、結構日常的には全く雪と関係のない方たちも北海道や東北へどんどん旅行にいらっしゃる。そういうことで冬道安全運転の講習というのは非常に重要だと思うんです。スパイクが使えないということになりますとなおのことですが、この冬道安全運転の講習の義務化ということは...全文を見る
○竹村泰子君 ぜひお考えいただきたいと思います。  以上、いろいろ質問させていただきましたけれども、ぜひ関係省庁、それから国と地方公共団体との適切な役割分担、そういうことでこの総合的な対策をしっかりと立てていただきたいと最後にお願いを申し上げまして、質問を終わらせていただきます...全文を見る
06月25日第118回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第5号
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○竹村泰子君 私は、委員長に田沢智治君を推薦することの動議を提出いたします。
06月25日第118回国会 参議院 外務委員会 第10号
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○竹村泰子君 きょうは総理においでいただいての質問でございますので、しばらくの間おつき合い願いたいと思います。  総理は毎日幾種類かの新聞をお読みになると思いますけれども、チェルノブイリの事故について先日の、これは大新聞のトップ記事でありますが、もちろんこれはごらんになりました...全文を見る
○竹村泰子君 溶けた炉心が象の足と言われる形に溶けただれている悲惨な状態が出ておりますけれども、総理は、最近ソ連の白血病や甲状腺障害の子供たちがイスラエルやキューバ、インド、オランダなどに送られて治療を受けているという新聞報道はもちろん御存じですね。
○竹村泰子君 なぜソ連の子供たちが大量に白血病や甲状腺障害になったのか、報道されているその理由は御存じと思いますが、念のためお答えいただけますか。
○竹村泰子君 事実であるとお思いになりますか。
○竹村泰子君 事実であるとお思いかどうかお聞きしたんですが。
○竹村泰子君 総理はわからないとお思いですか。総理の御感想で結構です。
○竹村泰子君 総理は文部大臣もなさった方でございますし、未来を担う子供たちのことですから、この報道には強い関心がおありだと思いますが、いかがですか。
○竹村泰子君 関心がおありとするならば、ソビエトの子供たちがチェルノブイリ原発事故によって大量に白血病や甲状腺障害になったのが事実か事実でないかお知りになりたいと思いますけれども、総理はそれは事実であるかもしれないと心の隅では思っておられるかと思いますが、御存じのように、日本では...全文を見る
○竹村泰子君 私も報告書を見せていただきましたけれども、あれだけの大事故で、私の手元には今世界じゅうからいろいろな報道が随分入ってきております。けれども、日本の原子力安全委員会の報告書は、まあ大したことはなかった、ほどほどにおさまってよかったと、簡単に言えばそういうふうな報告なん...全文を見る
○竹村泰子君 外務大臣のそのお言葉を聞いて少しは安心いたしましたけれども、しかし、昨年の原子力安全委員会一行の調査は不十分であった、あるいは足りないところが随分あったということ にもなるのでしょうか。原子力安全委員会、報道関係者、医療関係者、それに原子力に直接関係していない科学...全文を見る
○竹村泰子君 ソ連政府またはソ連国内の民間団体から日本政府に協力を求められたことがございましたか。
○竹村泰子君 チェルノブイリの被曝者を受け入れて治療に協力している国はどこか、実情を御報告いただけますか。
○竹村泰子君 そうですか。そうすると報道と随分違いますね。外務省のつかんでおられる情報というのは非常に少ないということですね。  もしも、広島、長崎の原爆病院を初め、日本の国公立病院で被曝者を受け入れるということが可能かどうか。これは厚生省に絡むと思いますけれども、総理いらっし...全文を見る
○竹村泰子君 ソ連政府から正式な要求があれば考えられるということですね。
○竹村泰子君 総理、今のお答えですけれども、どのようにお思いになりますか。もしそのような事実が起きた場合。
○竹村泰子君 ありがとうございます。時間がなくて、聞きたいことがたくさんあったんですけれども、もう間もなくやめなければなりませんが。  総理は大ベテランの政治家でいらっしゃいますから、今私たちが大変問題にしております日仏原子力協定の問題で少しお聞きしたいんですが、核燃料の再処理...全文を見る
○竹村泰子君 総理がはっきりお答えくださらないので申し上げますけれども、一つは、このプルトニウムというものが核爆弾の材料となるということですね。もう一つは、再処理工程で出る高濃度で非常に危険な放射性廃棄物の処理が何も確立されていないということなのではないかと思うんですけれども、こ...全文を見る
06月26日第118回国会 参議院 外務委員会 第11号
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○竹村泰子君 日仏原子力協定について質問をさせていただきたいと思います。  プルトニウムは極めて毒性が強く、核兵器にも使えるため重大な危険性を持っております。プルトニウムは現行の基準によっても、人はたったの四千万分の一グラム、つまり目にも見えないような一つの微粉すら取り込んでは...全文を見る
○竹村泰子君 外務大臣、いかがですか。
○竹村泰子君 そういうことをお聞きしているんではなくて、私が今お聞きいたしましたのは、プルトニウムはもう軍事利用も平和利用も世界的には否定される時代になっている。それを無視してというか、見ないようにして日本も世界の教訓に学んでプルトニウムの大量精製と使用の計画を思いとどまるべきで...全文を見る
○竹村泰子君 レーベンサール所長はまた、ウランの価格が少なくとも五倍にならない限り、プルトニウムの平和利用は成り立ち得ないと指摘をしています。一体、日本政府はウラン価格が五倍以上にもなる事態を予想しておられるのでしょうか、明確に答えていただかねばなりません。  同僚の三上隆雄委...全文を見る
○竹村泰子君 実験研究用の炉だから、あるいは小型の炉だから割高になる、実用炉はずっと割安になるはずだという、こういう気休めはこれについては成り立ちません。スーパーフェニックスIがそうでありましたように、危険性の余りにも大きい高速増殖炉は大型化することによって新たに困難な問題が生ま...全文を見る
○竹村泰子君 そうですよね、二千億円もオーバーをしているわけです。  それから、青森県大間町に建設予定の実証炉、これは一九九九年運転予定の新型転換炉ですね。これが低濃縮ウランで運転されるのであれば日本はプルトニウムの相当な過剰を抱えることになると思いますが、いかがですか。既に日...全文を見る
○竹村泰子君 既に運ばれてきたプルトニウムは一・三トンとおっしゃいましたよね。これはこれまで七〇年、七二年、七三年、航空輸送された分、海上輸送された分、それから日米原子力協定対象分、購入プルトニウム、全部合わせて一・三トンですか。
○竹村泰子君 今私たちは、日仏原子力協定でプルトニウムの輸送ということが改めてもう一度ここで大きく取り上げられて、プルトニウムのような危険なものを空にしろ海にしろ運んで、もちろん日本が再処理に出しているものだけれども、しかし、それだからといって国民の合意を得ないで運んできていいの...全文を見る
○竹村泰子君 専門官であるあなたが、西ドイツやフランスのこういった状況、これは新聞に出ていることですよ、それを知りませんというふうに言えるんですか。すごい情報収集能力の不足だと申し上げなければならないと思いますが、知りませんと言えるんですか。
○竹村泰子君 これはきのうきょう新聞に出たんじゃないですよ。ずっと報道されています。それを確認する暇がないんですか。お仕事をする意思がおありになるんですか。大変失礼な言い方ですが。
○竹村泰子君 私、そういうことをお聞きしているんじゃないんです。フランスがスーパーフェニックスの増殖炉を改良すると発表する、また西ドイツはバッカースドルフの再処理計画を破棄した、カルカールの実証用増殖炉の運転を無期限に延期してしまった、こういうこと全部これ新聞に小さくですけれども...全文を見る
○竹村泰子君 ここで押し問答しても仕方がありませんけれども、私がもしも科技庁のお役人だとすると、西ドイツとフランスとの再処理計画の中に不可抗力による契約破棄の条項があるのではないかというようなことが伝わってきたら、すぐにああそうですかと聞いてみると思うんですよね。もうこの日仏原子...全文を見る
○竹村泰子君 お願いします。  バッカースドルフの工場が経済的な理由で中止をしたと今おっしゃいましたね。その経済的理由というのは、再処理コストが採算に合わなくなったということなんでしょう。それをお認めになったわけですね。  アメリカとスウェーデンもそれぞれ商業的なプルトニウム...全文を見る
○竹村泰子君 緒方原子力局長、あなた今おかしな答弁していらっしゃるんですよ。バッカースドルフは要らなくなったんですね。フランスで再処理させる方が安上がりだと思ったからそうしたんですね。それじゃ、六ケ所村もそう考えて、フランスで再処理させればいいんじゃないですか。
○竹村泰子君 全然理屈に合わないですよ、それは。フランスとドイツは非常に近いから、ECの仲間だから、同盟国だから、いろんな理屈でそれはお互いに再処理し合えばいい。じゃ、日本は東洋の島国で遠く離れているから、そしたら日本の場合は政策が全く別でございますというのですか。それだけプルト...全文を見る
○竹村泰子君 よくわからないですね。先日、矢田部委員の質問に対して大島長官は、空輸の計画も消えてしまったわけではないとお答えになりましたね。アメリカのマコウスキー上院議員が提案した法案で、空輸用のキャスクの実験が成功しなかったため、空輸をあきらめて海上輸送に変更されたわけですよね...全文を見る
○竹村泰子君 これまで航空輸送されましたね、海上輸送もされましたね、一・三トン分。それはどんな形で行われたんですか。
○竹村泰子君 そういうことを聞いているんじゃないですよ。どういうふうな形でどうやって護衛 して、容器とか、どういうふうにして国民の合意も得ずしてひそかにと言っちゃしかられるかもしれないけれども、お運びになったんですか。
○竹村泰子君 容器とか詳しいもっと具体的な運び方を教えていただきたいんです。
○竹村泰子君 護衛船はなしですね。
○竹村泰子君 そのときの費用がさっき幾らとおっしゃいましたか、コストは。
○竹村泰子君 今度はもっと数量が多いわけですね、今度運ぼうとしていらっしゃるのは一トンですから、おおよそ。そうしますと、大体その五億円から考えてどのぐらいのコストになるとお思いになりますか。
○竹村泰子君 それはそうでしょうけれどもね。ですけれども、私たちの資料要求に対して何もお答えをいただけないというわけでして、二年後ですよ、二年後と見越しておられるんでしょう。私たちはもう二年後でも三年後でも十年後でも運ばれない方がもっといいわけですけれども、二年後と見越しておられ...全文を見る
○竹村泰子君 では、次の質問に移ります。  「もんじゅ」の発電コストは、軽水炉の三倍にとどまらなくなる可能性が大きいはずです。しかも大型化すればもっと高くなる可能性すら大きい。この恐るべき危険性を持った増殖炉において、経済性を成り立たせるために安全性を犠牲にする形をとっても無理...全文を見る
○竹村泰子君 わかりました、わかりました。そういう御説明聞いてももう仕方ありませんから。
○竹村泰子君 スリーマイルもチェルノブイリも福島も事故が起ころうと思って起こったわけじゃないですよね。みんな多重防護していたでしょう。安全チェックを随分やっていたでしょう。でも事故というのは起こり得るんです。人間のやることですから起こるんですよ。だから、絶対ということはあり得ない...全文を見る
○竹村泰子君 ちょっと待ってください。そんな説明を私くどくどとお聞きしている時間はないんですよね。もちろん地球のどこもみんな同じ条件であるなんて考えていませんから、そんなことを教えていただかなくてもわかっていますよ。ただ、セラフィールドやラ・アーグに活断層は通っていると思いますか...全文を見る
○竹村泰子君 大島長官、あなたは六ケ所村へいらっしゃいましたよね。そのようなお話を地元でお聞きになりませんでしたか。それから、あなたにはお孫さんがいらっしゃると思いますけれども、子々孫々にまで責任をとれますか。プルトニウムを私がこうやって運んできたんだよ、そのおかげでこんな事故が...全文を見る
○竹村泰子君 だから、活断層が走っているとか、空軍基地があるとか、爆撃機がいつも上空を飛び交っているとか、そういうことはお聞きになりましたね。
○竹村泰子君 あなたは今、科技庁長官という、私が言及できることではありませんとおっしゃったけれども、あなたは責任者でいらっしゃるんです、最高の。あなたがやめようと思えば……、あなたでなきゃできないこともあるんです。そうお思いになりませんか。
○竹村泰子君 有害無益な再処理などは一日も早くやめるべきだと私は思いますけれども、東海再処理工場でできてしまった高レベル廃棄物については、外になど持ち出すのではなく、その敷地内にきちんと保管すべきです。フランスのマルクールでも示されているように、そのために必要な面積はさほどではな...全文を見る
○竹村泰子君 大臣は、国民や市民の意思ということについてどういうふうにお考えでしょうか。両大臣にお聞きしておりますけれども。動燃事業団の幌延計画については北海道民は明確に拒否をしているんですよ。知事選挙でも道議会選挙でも国政選挙でも、また各新聞社の世論調査でもこのことは明確になっ...全文を見る
○竹村泰子君 外務大臣、所管外のことでとおっしゃいますけれども、今、日仏原子力協定を審議しているわけでございまして、これはあなたの所管のことでございます。運ばれてくるプルトニウムや、それから再処理から出される高レベルの廃棄物や、これはそれではどこへ持っていけばいいとお思いになって...全文を見る
○竹村泰子君 中山外務大臣はベテランの政治家であり、私は大変尊敬をしておりますけれども、あなたの一人の人間としてあるいは政治家として、これまで行われてきたこれらの科学技術の進歩、そして日本の原発政策、そのようなことについて今こういう状況が国民の間に深刻に、プルトニウムの輸送という...全文を見る
○竹村泰子君 北海道民も幾ら理解を求めると言われても、理解すればするほどますます強く反対するほかはない。北海道を植民地のように思っておられるのか。幌延に高レベル廃棄物処理施設を着々と準備、実行しておられる、このことから考えまして。  また、既に青森県民も昨年の参議院選挙とことし...全文を見る
○竹村泰子君 これまでいろいろ御答弁をいただきましたけれども、到底納得できるものではありません。ここで改めて明確な答弁を求めます。  青森県に計画されている使用済み核燃料の再処理工場や低レベル放射性廃棄物処分場も、また北海道に計画をされている高レベル放射性廃棄物の一時貯蔵施設な...全文を見る
○竹村泰子君 もう一度ちょっと確認したいのですが、地元の市町村や隣接市町村の住民はもとより、青森県民や北海道民が合意しない限り、決して計画を進めたり強行したりしないことを約束してくださいますね。イエス、ノーで結構です。どちらかで結構です。イエスかノーかで結構です。約束をしてくださ...全文を見る
○竹村泰子君 ですから、地元住民や県民や道民や隣接市町村や知事や、そういった人たちの合意が得られない限り、計画を進めたり強行したりはしませんねと言っているのです。
○竹村泰子君 外務大臣にお伺いいたしますが、最後に、イギリスやフランスから返還される予定のプルトニウムについてはきな臭いにおいも取りざたされておりますが、護衛に当たっては日本国憲法を遵守して、決して自衛隊を派遣しないことをお約束してくださいますね。
○竹村泰子君 ありがとうございました。  私どもこの日仏原子力協定について非常に長時間にわたって審議を続けてまいりました。私どもはこのことが日本政府の手によって実行されることを非常に遺憾に思い残念に思います。そして、あくまでもこのことに反対をし続けてまいりました。ですけれども、...全文を見る
06月26日第118回国会 参議院 本会議 第19号
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○竹村泰子君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題になりました日仏新原子力協定に関して反対討論をいたしたいと存じます。  日仏新原子力協定の最大の目的は、新たにラ・テクノロジー・サンシブル、いわゆる機微な技術に関する規定を導入することによってフランスの再処理技術を...全文を見る
○竹村泰子君 (続)人はたったの四千万分の一グラム、つまり目に見えないような一つの徴粉すら取り込んではならないという発がん作用の極めて強い猛毒物質であります。このような物質の大量生産と大量使用に依拠するような社会にしてしまってはなりません。プルトニウムについては、軍事利用も平和利...全文を見る
○竹村泰子君 (続)世界的に否定される時代になっております。既に青森県民は、昨年の参議院選挙とことしの総選挙とにおいて、再処理工場を初めとした核燃料サイクル基地の建設を明確に拒否しております。日本がプルトニウムに依存する社会へ突入することは、青森県民のみならず全国民……
○竹村泰子君 (続)地球的規模において取り返しのつかない事態を招かずには済まないでしょう。  日本が、かつての軍部のような猪突猛進の誤りを繰り返さないためには、英断をもって再処理工場などの建設計画を中止するとともに、原発とプルトニウム利用を推進するための日仏原子力協定も、この新...全文を見る
10月12日第119回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○竹村泰子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。
12月10日第120回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号
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○竹村泰子君 委員長の選任は、主宰者の指名に一任することの動議を提出いたします。