竹村泰子
たけむらやすこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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02月22日 | 第126回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号 議事録を見る | ○竹村泰子君 櫻井委員、それから上山委員からそれぞれ御質問がありましたので、それを受けまして質問させていただきたいと思います。 現時点で、もちろん融雪を待たないと被害額の総額ははっきりいたしませんが、釧路支庁のまとめによりますと三百十三億三千六百八十八万余というふうな数字が出...全文を見る |
○竹村泰子君 そうしますと、今のところ釧路管内全体ですと三百億円を超えておりますから当然なんですけれども、ほかの周辺の町村音別、標茶、釧路、白糠、浜中、厚岸など十億円を超える被害が出ているわけですけれども、例えば釧路市の一般税収二百五十億と言われておりますから、釧路 市は大変厳...全文を見る | ||
○竹村泰子君 今ちょっと聞き取りにくかったんですが、釧路市がいろいろなことをおっしゃっておりますが、無理もないという意味ですか、どうですか。 | ||
○竹村泰子君 今のそれちょっといただけませんが、一般税収が二百五十億円で、釧路市の被害は大体二百億六千八百五十六万五千円ぐらいと。これはそれこそ融雪を待たないと、もっともっとふえると思いますが、そうした場合に、あと少しなんですよね、額としては。その場合に可能性があるのかどうか。 ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 雪解けを待って被害を再査定と。これはもう報道もされておりますけれども、関係省庁は異例の方針であると。実際に凍土が解けるのはゴールデンウイーク以降なんですね。ですから、今の異例の方針をとってくださるのは、大蔵省が納得をしてくださったということは非常にありがたいんですけ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 簡単にしてください。 | ||
○竹村泰子君 わかりました。時間がないものですから、途中で申しわけないんですが。 国土庁長官、こういう状況ですので、激甚指定は非常に厳しいことはわかりますが、査定が出なければまたこれは指定できないという追っかけっこですけれども、長官、この被害の甚大さを考慮していただいて、ぜひ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 全力投球をしていただきたいという強い要望でございます。 北海道は対策費に百五十四億円予算措置をいたしまして、二十六億八千万円を今年度の補正予算、残る百二十七億三千万円を来年度の予算案に。これは北海道にとっても大変な負担でございますので、鋭意頑張っていただきたいと...全文を見る | ||
○竹村泰子君 わかっているから簡単に答えてください。 | ||
○竹村泰子君 そういうありきたりの答弁じゃ全然何にもわからないんです。 私、今カラーコピーを少しお回ししております。本当はここにいらっしゃる方全部に差し上げたかったんですけれども、物すごく高くて、私貧乏なものですから何部かしかとれなかったんです。既にこの委員会でも視察に行って...全文を見る | ||
○竹村泰子君 大臣のお言葉を信頼して、ぜひ努力をしていただきたいというふうに思います。 特に公共土木施設、港湾施設、都市施設。港湾施設及び国道四十四号線だとかあるいは下水道の復旧だとか、コピーにはちょっとないんですけれども、私も行ってみて驚きました。マンホールがたった二分の地...全文を見る | ||
○竹村泰子君 それから、中小企業の被害が釧路管内の総被害の三分の一ぐらいを占めているとても大きな被害なんですね。これ、百十億円ぐらいというふうに言われておりますけれども、災害貸し付けを適用していただきたいということと、それから既に貸付金を借りている人については償還の猶予措置、これ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 どうぞよろしくお願いをいたします。 ガスについては先ほど櫻井委員からも、それから上山委員からもございましたので短くいたしますけれども、これは一たん事があれば命にかかわることは言うまでもありません。これはガス管を鋼管からポリエチレン管、PE管へ切りかえるということ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 そのガス地震対策調査会、これにぜひ期待をしたいと思いますし、長官のお言葉を受けできちんとした具体的な行動を素早く出していただきたいと、通産の方に改めて要求をしておきます。 次に、液状化の問題なんですけれども、今度の地震で最も大きな被害を受けた釧路港、それから私が...全文を見る | ||
○竹村泰子君 それでは最後に、もう時間が過ぎましたので要望して終わりたいと思います。 国の補助枠の拡大が大変な頼りでございます。公共施設だけで百十一億円というのは、民間の被害額を含めますと百九十二億円、これは市の一般会計の一二%に及びます。国の補助枠を拡大していただきたいと非...全文を見る | ||
03月29日 | 第126回国会 参議院 環境特別委員会 第4号 議事録を見る | ○竹村泰子君 公害健康被害の補償等に関する法律の一部改正ということなんですけれども、環境基本法を環境庁はお出しになったわけでありますが、環境基本法の中で大気の汚染、水質の汚濁とかあるいは地域の指定とか、いろいろな提案をされておられるんですけれども、この公害問題、特に大気の問題につ...全文を見る |
○竹村泰子君 それでは、大気汚染の状況をどういうふうに今考えておられますか。私も参考資料などを拝見しておりますけれども、現状認識と、そして環境基準達成のための方策あるいは達成見通し。お答えはそちらからで結構ですが、長官に。特にお伺いいたしたいのは、危機意識があるのかどうかというこ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 大臣、公害対策先進国と言われて いる、この誇りを持ってやはり施策を、方策を達成していただきたい、環境基準の達成をしていただきたいと思います。と同時に、一見減ってきているように見えるけれども、東京都の場合なんかは上がっているわけでして、決して患者は総体的に見てどんど...全文を見る | ||
○竹村泰子君 先ほど長官もおっしゃいましたけれども、大都市圏ではNOxの濃度が濃くなって悪化していっている。ぜんそく患者がふえているという、この傾向も出ているだけに、これは八七年九月の公害健康被害補償法の改正の際に、患者救済策の一つとして環境庁が公約をしたものですね。それが、こう...全文を見る | ||
○竹村泰子君 今大都市の話を出したんですけれども、大都市における気管支ぜんそく等に関する調査研究の実施状況というのが出ておりまして、都市型ぜんそくを誘発しているのがディーゼル排気微粒子ではないだろうかということなんですね、DEP、デップと呼ばれる。この微細物質が気管内で腕組織を壊...全文を見る | ||
○竹村泰子君 この都市型ぜんそくというのが非常に多くなっていて、そしてこれはディーゼルエンジンに関係あるんじゃないかということはもうかなり言われているわけなんです。 ディーゼル排気の規制では、環境庁は昨年六月、大都市部を対象に制定した自動車窒素酸化物総量削減法で、NOxの総量...全文を見る | ||
○竹村泰子君 次に、地域指定の解除についてなんですけれども、なぜ新たな患者認定の打ち切りを伴う地域指定解除をなさったか、その妥当性と解除後の五年間についての評価、分析をお伺いしたいと思います。 | ||
○竹村泰子君 新規の認定を打ち切って以降も二年前に比べて三倍近い患者さんが出ている。これは独自に医療給付などを続けている東京都、川崎、愛知県東海、大阪、神戸、兵庫県尼崎市など十二の自治体の患者数が計四万九千五百六十四人に達していることが朝日新聞の調べで明らかになっています。二年前...全文を見る | ||
○竹村泰子君 環境庁がNOx削減法の規制で環境基準をおおむね達成できると、私どもに言わせると甘い見解をお出しになったわけですが、東京都などでは都内の大気汚染は一向に改善が進まないと。二酸化窒素の環境基準は二十三区内の一般環境大気測定局では二十三局中二十一局が未達成の状況であると。...全文を見る | ||
○竹村泰子君 最後の質問になりますが、私も中国その他アジアの回々へ参りました。大変な大気汚染です。大気汚染に限らないんですけれども、もう目もあいていられないようなところもございました。そういうお隣の国々、これはもうブーメラン現象と言われるとおり、よその国のことだからとほっておくわ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 通産と外務にお聞きします。 | ||
○竹村泰子君 一言だけ済みません。もう時間が過ぎております。申しわけございません。 外務と通産に特にお願い申し上げておきます。今のお返事を聞いていて、いろいろやっているやっているとおっしゃいますけれども、少なくとも日本の企業が相手国の環境を破壊している、この例はやっぱりつぶさ...全文を見る | ||
03月29日 | 第126回国会 参議院 法務委員会 第3号 議事録を見る | ○竹村泰子君 昨年十二月、後藤田法務大臣が就任されまして、去る二十三日に所信をお伺いいたしました。本日は当委員会におきます最初の質疑応答でございますので、大臣から率直なお答えをお伺いしたいと思います。 法務大臣の発令に当たり、今回の後藤田法務大臣の御就任ほど世論がかまびすしい...全文を見る |
○竹村泰子君 御就任のときのインタビューが随分各社新聞に出ておりまして、その中で国民の批判に対しては正面から受けとめる心の余裕がほしい、ゆとりがほしいというふうなお言葉もございます。また検察批判の中に、検察は適正な手続の中できちんと事案を処理する、しかし法律の中に制約があって、こ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 今いろいろとお伺いいたしましたが、検察批判に対して法律の制約あるいは立法府の責任による処理、そういうことを大臣は力説されていらっしゃいますけれども、私はむしろ国民と政治家、あるいは国会議員と地方自治体の議員とで法の運用、取り扱いに事実上の差別があった、それを行ったこ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 もしそうでないのであれば、あなたの疑惑を晴らすためにも、これは担当の大臣にきちんと指示をしていただいて指導性を発揮していただきたい。強くお願い申し上げますが、よろしゅうございますでしょうか。もう一度御答弁をお願いできますでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 私は、これは通告していないのですけれども、きょうはどうしても御質問を申し上げなければいけないと思います。 三年四カ月ぶりに死刑が執行されました。大臣御就任のときにも、確定している者の執行は法務の仕事に携わる者として大事にしないと法秩序がおかしくなるというふうに発...全文を見る | ||
○竹村泰子君 大変大きな重い問題であるということは確かによくわかりますけれども、今の法務大臣のお答えですと、三年四カ月の間、四人の法務大臣が死刑執行をなさらないで任期を終えられたわけですが、それはそうすると社会的な法秩序は正しくなかったということなんですか。法務大臣としての責任を...全文を見る | ||
○竹村泰子君 もちろんそうだと思いますが、先ほどのお言葉からいうとそういうふうにとれましたので、それは法務大臣としての重要な使命であるというふうにとれましたので、それでは三年四カ月の間は間違っていたのかと私は申し上げているわけです、 それではお伺いいたしますが、今何人の死刑確...全文を見る | ||
○竹村泰子君 新聞には今回二人とも三人とも書 かれておりますけれども、確定できない。 家族の身になってみてください、家族の。不幸にしてあなたが、あるいは大臣の御家族がそういうところにおられるとしたら、死刑が執行されるんだろうか、御本人はもちろんですけれども、執行されるんだろ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 大臣、御存じと思いますが、フランスでは、先ほどアメリカのことをおっしゃいましたけれども、フランスでは世論は当然六割ぐらいは死刑が必要だと考えていた。世論調査の結果もそう出ていたんですけれども、しかし四年ほど死刑執行しない後、ミッテラン大統領が誕生した八一年にこの死刑...全文を見る | ||
○竹村泰子君 時代はやっぱり大きく変わっていると思うんですね。その昔はそういった極悪非道の犯罪人はさらし首にしたり、町じゅうを引きずって歩いたり、火あぶりの刑にしたり、いろんな、どうやって懲らしめればこのような、同じような犯罪をする人が減るだろうかという知恵だったんだろうと思いま...全文を見る | ||
○竹村泰子君 調査対象を刑務所、少年刑務所及び拘置所とした理由は何なんですか。少年院、少年鑑別所、婦人補導院などの必要性はなかったの ですか。それとも手が回らなかったのですか。 | ||
○竹村泰子君 大変詳しく私も拝見させていただきました。報告をお出しくださっているんですが、これは受刑者の生活・教育と社会復帰推進のための刑務作業の二つの柱からなっていますが、私ども衆議院で継続審査に付されました拘禁二法の存在を前提に改善が考えられているところもありますので無条件で...全文を見る | ||
○竹村泰子君 今の問題でいきますと、四時にできればとおっしゃいましたけれども、普通の一般の人の勤務時間というのは五時までですよね。それが終わらなきゃ行けない人というのがほとんどなのではないでしょうか。これは公務員の労働の問題も絡んでまいりますから大変難しいのを私よく承知で言ってい...全文を見る | ||
○竹村泰子君 訂正します。 | ||
○竹村泰子君 飛田さん、あなたが抗議なさったその抗議文も、それからそれに対する日弁連からのお返事も私見ております。 法務大臣、これごらんになられましたでしょうか。「プリズンズ・イン・ジャパン」という、これ英文と両方で日弁連がお出しになっているんですけれども、この中身が事実と違...全文を見る | ||
○竹村泰子君 提訴者数及び代理人、弁護士の有無などはどうですか。 | ||
○竹村泰子君 それらはどのような問題で提訴されて、例えば面会制限であるとか文書閲読制限だとか医療問題とか、どんなケースなのでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 提訴者はそれらの訴訟において出廷できますか。 | ||
○竹村泰子君 その出廷が通常の公判時すべてについてなんでしょうか。原告本人尋問のときだけなのでしょうか。分けてお示しいただきたいと思います。 | ||
○竹村泰子君 獄中原告の出廷が認められない事例で、出廷が認められないという法的な根拠は何ですか。 | ||
○竹村泰子君 死刑確定者について出廷が許されているケースがありますか。 | ||
○竹村泰子君 施設の長は、例えば通達とか法律とか、そういう何か根拠があってそうしているんでしょうか。何によってそれを判断しているんですか。 | ||
○竹村泰子君 その施設の長が判断をして出廷できるとかできないとかそれが本人には伝えられておりますか、理由も。 | ||
○竹村泰子君 関連して以下の資料をお願いしたいんですが、昭和三十五年七月二十二日、矯正甲六四五号、法務省矯正局長通達、「収容者提起にかかる訴訟の取扱いについて」、もう一つ、昭和三十六年二月七日、矯正甲一一五号、法務省矯正 局長通達、この二つを後日で結構ですからお願い申し上げたい...全文を見る | ||
○竹村泰子君 あるんですね、これ。ないとお聞きしていたんですが、あるんですね。 | ||
○竹村泰子君 今、情報公開の時代なんですよ。そんなもの、昭和三十六年の文書を隠してどうするんですか。私たちは委員長にお願いをすれば調査権があってこれは出していただくことができるわけです。そんな古い文書をなぜ隠そうとなさるんですか。 | ||
○竹村泰子君 名前が書いてあるんですか。 | ||
○竹村泰子君 これはたしかないとおっしゃっていて、捜してくださって、文書としてあって大変よかったんですが、よくわかりません、承知しておりませんとおっしゃる。何か変ですね。何がわかっちゃいけなくて、プライバシーにかかわる部分はもちろん伏せていただいて結構ですよ。だから、もう一度検討...全文を見る | ||
○竹村泰子君 委員長、これ大変大事な部分なので、私は委員長に委託をしたいというふうに思いますので、この場をどうかお引き取りいただけますでしょうか。 質問時間がなくなってきたのですけれども、事柄は、今私たちがいろいろ議論してきたところは、大臣、定員増やあるいは予算措置によってか...全文を見る | ||
○竹村泰子君 この立法に当たりましての基本的な指針と申しますか、からお伺いをしていきたいと思います。 今年度のこの改正は、判事補を七人、裁判官以外の職員を二十四人、それぞれ増加しようとするものなんですが、これらの内容は、その増員の理由として破産事件が加わった点を除けば、昨年、...全文を見る | ||
○竹村泰子君 裁判官の不足といいますか、裁判官が足りないということはよく聞くところなんですが、絶対的に不足をしているのではないか。従来からたびたび指摘もされておりますし、各地の弁護士会からも裁判官増員の要望が出ている。私の手元にあります資料でも、北陸・三重弁護士協議会、神戸弁護士...全文を見る | ||
○竹村泰子君 こうした裁判官不足の解消に向けて、司法制度においてさまざまな改革が行われてきた。その一つに司法修習生の数の増加、すなわち従来より段階的に二百人ふやして来年度から七百人にするという点が挙げられておりますけれども、司法修習生のうちの裁判官志望者の割合は、多少年度によって...全文を見る | ||
○竹村泰子君 なかなか厳しい現状であるというふうに見ますけれども、何とかこれ増員に向けてよい展望が開けますようにお願いをしたいと思います。 ところで、次に家庭裁判所の充実強化なんですけれども、家裁を充実強化しようという姿勢は、職員の増員に関してはほとんど全くあらわれていないで...全文を見る | ||
○竹村泰子君 こうした状況を見ていますと、家庭裁判所がほかの裁判所と比べてより厳しい状況に置かれているかのように見受けられますし、こうした傾向が定員の問題だけではなくてほかの司法行政一般にも及んでいるのではないかと、そういうちょっと危惧を覚えたんですね。ですからお尋ねをしたわけな...全文を見る | ||
○竹村泰子君 裁判所職員の減員についてお尋ねをいたします。 裁判官以外の職員については、毎年政府の定員削減計画に協力する形での減員を行っておられます。増員、つまりこっちで減らしてこっちでふやしているわけですから、その増員数との差だけがふえていくということになるわけで、この削減...全文を見る | ||
○竹村泰子君 これまでの減員はタイピストと技能労務職員を対象として行われてきたんですね。このうちタイピストについては、従来は各裁判所で行われてきたんですが、昨年度から地裁と家裁に限定してこれまた減員されている。その理由は何なのでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 あと技能労務職員について、印刷工の問題ですとか速記官の問題などなどお尋ねをしようと思っていたんですけれども、時間がなくなってしまいました。こういった速記官の問題も非常に大きな問題でして、特別な技能を要するものですし、確保が大変難しい。それで、これもまた弁護士会からも...全文を見る | ||
○竹村泰子君 一たん懲役十八年を宣告した後に懲役十五年に訂正したんですね。これ、本来強盗殺人罪の法定刑は死刑または無期懲役と刑法二百四十条によって決められているわけですが、この法定刑に対して、本件において認められた加重減軽を適法に行った場合、その処断刑はどうなるのでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 有期懲役の上限については原則十五年ですよね。何らかの加重事由がある場合には最高で二十年まで引き上げられる。それにもかかわらず、無期懲役を減軽するときには、仮に加重事由があっても原則どおり十五年が上限とされている。国民の目から見るとどうもバランスが変だなと、私も新聞を...全文を見る | ||
○竹村泰子君 そもそもその有期懲役の上限が最高でも二十年に制限されているというのは、無期懲役と比べて余りにも差が大き過ぎるような気がするんですよね。これは一体どのような刑事政策的な理由に基づいているかと、今大体お答えいただいたのかなと思いますけれども、今後の課題としてこれは刑法、...全文を見る | ||
○竹村泰子君 以上で終わります。 | ||
04月15日 | 第126回国会 参議院 法務委員会 第4号 議事録を見る | ○竹村泰子君 今回の法改正の要綱を拝見いたしますと、前回の改正、六十三年、百十二国会が登記簿のコンピューター化を図り、そして登記制度の近代化を目的とした大改正であったのに対しまして、かなり中身の技術的な細かい改正、言葉をかえれば実務的な手当てにとどまっているというふうな印象を私も...全文を見る |
○竹村泰子君 その法的根拠を失った公図に再び法的根拠というか、不動産登記法に十七条地図と公図という二種類の図面が認められるということになったわけですよね。国民に誤解を与えることになりはしないでしょうかね、これは。つまり、信頼できる十七条地図とそれから正確性に欠けるものも多い公図に...全文を見る | ||
○竹村泰子君 不動産に関する事実や権利を公証するという不動産登記制度の趣旨からしますと、現地復元性を有する十七条地図の整備、これが望まれることは言うまでもありませんが、先ほど角田議員の質問にもありましたけれども、もう一度十七条地図の整備状況、供給源などをお聞かせください。 | ||
○竹村泰子君 御説明によりますと、現在の地図の整備は国土調査に基づく地籍調査事業に依存しているのが現状であるとお聞きしております。 そこで、国土庁にお伺いいたしますが、国土調査の進捗状況、調査手法の概要及び近年における調査結果の各年送付数、どのようになっておりますでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 そうしますと、国土調査の近年の予算額と調査の際の一平方キロメートル当たりの単価、どのぐらいになるんでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 そうしますと、法案資料によりますと、まだ未調査の土地が十八万平方キロメートル以上あるということになっておりますから、その完了までにはかなりの年月を要すると言わざるを得ませんね。さらに、この地籍調査がこれまでに実施された地域は、今ちょっとお答えになりましたけれども、農...全文を見る | ||
○竹村泰子君 早急に地図の整備が要請されるのは地図混乱地域あるいは地図のない地域、こういうところだと思います。これらの地域の実態及び平成五年度予算では二千百二十二万六千円が計上されている地図混乱地域対策経費、この金額はこれでよろしいでしょうか、及びその使途はどのようになっています...全文を見る | ||
○竹村泰子君 また、都市及びその周辺地域の地図整備が求められていることは言うまでもないわけであります。地籍調査による成果の送付を待つだけではなくて法務省自身による地図作製が必要だと考えますけれども、現在までの法務省による地図作製などはどの程度の実績があるのでしょうか。平成五年度の...全文を見る | ||
○竹村泰子君 年間でその程度の整備では、大臣、どうですか、とても法務省で地図を作製しているという実情ではないんじゃないかと思うんですね。十七条地図備えつけの規定新設時の会議録を、昔の会議録を見ますと、地図整備に関する当時の法務省当局の認識がかなり甘いのではないかと思えるんですね。...全文を見る | ||
○竹村泰子君 昭和三十五年に公図が廃止されて十七条の規定が新設されたということは、登記所に地図を備えるべき義務を国が負うことになったということですよね。 大臣にお伺いいたしますが、法務省は一刻も早く地図作製の本格的な実施に移る必要があると思いますが、御所感をお聞かせください。 | ||
○竹村泰子君 きょうの私の持ち時間が非常に短くて、公図の問題、それからコンピューターの問題など登記手数料の問題などもお伺いしようと思っておりましたが、ちょっと時間がなくなってしまいました。 最後に、もう一つ大臣にお伺いいたしますが、コンピューター化の問題ですね。コンピューター...全文を見る | ||
○竹村泰子君 私は、ただいま可決されました不動産登記法の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議の各派並びに各派に属しない議員石原健太郎君及び紀平悌子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 不...全文を見る | ||
04月22日 | 第126回国会 参議院 法務委員会 第5号 議事録を見る | ○竹村泰子君 おはようございます。 初めに、先日、私の大臣の所信に対する質問のときに、私が昭和三十六年の矯正局長からの札幌矯正管区長あての文書を要求いたしました。それを私は矯正局から受け取りまして、なかなか納得はできないのですけれども一応これを受け取ったということで、この件に...全文を見る |
○竹村泰子君 宮澤総理の要請をお受けになって、法務大臣は大分抵抗なさったようにお見受け をいたしますが、そうではございませんですか。 | ||
○竹村泰子君 今、大臣からお話がありましたように、総理は副総理を置く理由の一つとして、危機管理の一環としての制度上の欠缺を挙げたというふうに報じられております。 もう一つ法制局にお伺いして確認しておきたいんですが、国務大臣の任免は総理の専権事項となっているわけですね、憲法六十...全文を見る | ||
○竹村泰子君 今回の発令は、属人的に後藤田法相の力量を期待して、宮澤内閣のかなめに据えることだけを念頭に置いた発令なのかなとも言い得ない面もあるように受けるんですけれども、またいわゆる危機管理のための内閣法の改正も考慮しておられるように懸念されます。 この点について、宮澤内閣...全文を見る | ||
○竹村泰子君 非常に法務大臣としてお忙しくしておられる。そこへもってきてまた副総理をお受けになったということで、いささか私ども法務委員のメンバーとしては心配もし、失礼な質問をしているわけなんです。 各紙インタビューに答えられまして、大臣は党との間に立って調整というふうにおっし...全文を見る | ||
○竹村泰子君 大臣は先般の私の所信に対する質疑に対しましても、また各紙インタビューに対しましても、政治改革は待ったなしだ、そういう現状認識を持っているというふうにおっしゃっております。 ところで、佐川疑獄、金丸事件に至るまで、戦後、政治家絡みの汚職事件、枚挙のいとまがないと言...全文を見る | ||
○竹村泰子君 大臣が私の質問を大分先まで答えてくださいましたので重複は避けたいと思いますが、大臣は衆議院の法務委員会などで五五年体制のひずみということを言っておられます。政治改革の一番のポイントは何か、何から改革していけばいいのかという御所見を伺いたいと思いましたけれども大体お答...全文を見る | ||
○竹村泰子君 今衆議院で非常に熱い論議が闘わされているわけですけれども、選挙区の問題を変えただけでこれは解決するわけでは全然ないと思いますので、ぜひその点も期待を申し上げます。 それでは次に、やみ献金、使途不明金の問題についてお伺いをしたいと思います。 この癒着の構造、裏...全文を見る | ||
○竹村泰子君 刑事局長お答えくださいましたけれども、今の副総理の、大臣のお言葉ですと、まあ非常によくやっておられるなという御感想というふうに私は受け取ったんですけれども、それだけでございますか。——それだけでございますか、御所感は。 次に行きましょう。 金丸前副総裁は、や...全文を見る | ||
○竹村泰子君 今そういうふうにお答えになる。これ今始まったわけじゃないんでしょう。ずっと、連綿とこういう構造が続いていたわけでしょう。今になってそういう構造改善プログラムをつくりましたの検討いたしましたのって、そんな問題じゃないと私は思います。 今いろいろいいことをたくさんお...全文を見る | ||
○竹村泰子君 これだけの大きな汚職、疑獄が発生していて、あなたは建設大臣ではないから私はここであなたを責めてもと思いますけれども、しかしきちんと建設省の高官でいらっしゃるわけですから責任があるわけです。そんなことで、そんななまぬるいことで、十分に指導してまいりますとか、何の私は反...全文を見る | ||
○竹村泰子君 それだけですか。過去五年間の官公庁工事の受注額と受注比率について答えてくださいと言ったんですよ。 | ||
○竹村泰子君 やみ献金はもう業界の常識であり、そして今の話をお聞きしても非常に官公庁工事の受注額、比率が高い。 ゼネコンの幹部が金丸氏にやみ献金を届けた事実を証言しておりますけれども、業界関係者は、公共工事の受注高の何%かを持っている、普通一%から三%ぐらいだというふうに聞い...全文を見る | ||
○竹村泰子君 大臣、もう一度お伺いします。 大臣は副総理になられましたのですからあらゆることに対して責任がおありになります。これは建設マターであるというふうなことではないと私は思います。今私がお聞きしましたのは、工事の総合的な受注額と比率とかそういうことを最初にお聞きしました...全文を見る | ||
○竹村泰子君 永田町の論理とよくそういう言葉を言われます。国民は今、大臣がお答えになったように、建設業界と政官財の癒着ということはみんな知っている。そして、やみ献金が大手を振ってまかり通っていたということもみんな知っている。それは政治資金規正法の枠内できちんと正規のルートでされて...全文を見る | ||
○竹村泰子君 百武総務課長、そういうお答えを私は求めているんじゃありません。あなたは総務課長ですから一生懸命書いてきた原稿をお読みになるけれども、そんなことを私聞いているんじゃないですよ。人間としておわかりになるでしょう。 金丸もうでと言われるような事実があって、これはもう証...全文を見る | ||
○竹村泰子君 建設省、答えてください。 | ||
○竹村泰子君 あなたにそれ以上の答弁を求めてもむだでしょうからやめますけれども、これはしかと私たち政治にかかわる者が今後もしっかりと監督をし、そして自分の身も清く保っていかなければならない大きな問題であると思います。 大蔵省にお聞きいたしますが、国税庁の調査では、九二年度の大...全文を見る | ||
○竹村泰子君 大変な額ですね。 ちょっと名前を出すのはどうかと思いますけれども新聞で既に報道されていることですから、大手総合建設会社、鹿島に約三十二億円の使途不明金が明るみに出たと。ゼネコン各社の無責任さはもう極限に達しているのではないかと思います が、それでも石川六郎日商...全文を見る | ||
○竹村泰子君 先ほどから出ております清水建設が政治献金リストランクづけというのを持っていた。金丸信被告を初め宮澤首相、海部さん、竹下さん、中曽根さん、各氏の、首相経験者ら自民党有力者五十七名の献金リストというのが報道されております。旧竹下派を中心に自民党全派閥に及ぶ。中でも建設族...全文を見る | ||
○竹村泰子君 年間二十兆円にも上る公共事業の大半を受注するゼネコンにしてみれば、三百八十二億円ぐらいの使途不明金は安いものなんでしょうかね。これはでも三百八十二億円、大体四百億円といいますと、中くらいの市や町の一年間の総予算にも匹敵する額であります。 つまり、業界ではお世話に...全文を見る | ||
○竹村泰子君 そういう扱いをしておりますと、国税当局は今のところそれしかお答えになれないのかなと思いますけれども、そういう扱いでいいのかどうか。モラルとしていいのかどうかということは今後の大きな問題ではないかと思います。 大臣、それから検察、建設にそれぞれお伺いいたしますけれ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 公団監理官、そんなお答えを私は求めているんじゃない。 これは一つのサービスエリア利権というものを例に出しながら、こういう構造があるでしょうと言っているんで、もう既にこれは報道されていることですよ、隠したって。そんな通り一遍の当たり前の答えをしても、みんな知ってい...全文を見る | ||
○竹村泰子君 聞いておりますというような答えをしていただいては困るので、何が公正だと私たちは言いたい。そういうケースがいっぱいある。ですから、ちゃんとこれは調査してください。調査させていただきますと答えてください、こういう構造を。 | ||
○竹村泰子君 大臣、先ほど私がもしかしたら言い方がまずかったのかもしれませんが、私は別に日本じゅうがそういうことで汚職の中にあって、国民全体が金まみれでなんて、そんなことを言っているのではありません。 とりわけこの政界と、それから公共事業あるいは建設業界、そういうところの金権...全文を見る | ||
○竹村泰子君 そういう答えじゃないです。私が今お聞きしたのは、こういう事実を知っていたのかと。私がさっき言ったようなケースがたくさんあることを知っていたのか無策、無認識であったのかと聞いているわけです。 | ||
○竹村泰子君 違う。事実はあったのかどうかと聞いているんです。自覚をしているのかどうか。 | ||
○竹村泰子君 そういう事実があるから指導しているんですか、どうですか。 | ||
○竹村泰子君 ないようにするのは当たり前でしょう、そんなことがあってはたまらないんですから。ただ、そういうことがもう一般的に広くみんなが大分わかっている、そういう事実がここにもある、あそこにもある、あれもそうだ、これもそうだと言われていることを建設省は知らないわけないでしょう。そ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 あなたと何度問答してもそれ以上の域を出ないのであれば時間のむだですから次に移りますが、そのような事実がないように指導しておりますということしか言えないわけですね、要するに。認めないわけですね。 毎年巨額な公共事業を受注し、その受注額に応じて金丸被告らにやみ献金を...全文を見る | ||
○竹村泰子君 事実なんですね。そうしますと、後ほど文書をつくってお出しいただけますか。 | ||
○竹村泰子君 天下りの実態、中でもそれは公共工事発注の最高責任者である地方建設局長出身者が各社にずらりと天下っています。すさまじいものです。そしてこの天下り先のポストには、官庁営業部長、営業本部長といった職名が付記されています。また、建設会社が必要なのは官庁時代の財産で、それをい...全文を見る | ||
○竹村泰子君 建設省、短く答えてください、今の。 | ||
○竹村泰子君 大臣は天下りをすべて一〇〇%否定するわけにはいかない、メリットもあるんだというふうな先ほどのお言葉でございましたけれども、それは全くゼロだとは言いません。しかし、天下に悪名高き天下りをやっぱり法務大臣としては余り認めていただきたくないというか、これが腐敗の構造になっ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 それでなくなると思いますか、自己否認のようなことが。対応策というような、具体的なこうしたいというふうな情熱はお持ちじゃありませんか。 | ||
○竹村泰子君 対応策がないようですから私が提案しましょうか。 自己否認分の使途不明金の三倍ぐらいの税率を設定するのはどうですか。このことについてどうお思いになりますか。なくなる方向に行くとはお思いになりませんか。 | ||
○竹村泰子君 最後に大臣にお伺いして終わりたいと思いますが、国民の建設業界への不信、政治への不信は極度に達しています。このような不信の中でゼネコンが東京地検特捜部の参考人聴取を受けたことは業界の近代化を目指している一方の関係者にも衝撃を与えているということではないでしょうか。また...全文を見る | ||
06月01日 | 第126回国会 参議院 法務委員会 第8号 議事録を見る | ○竹村泰子君 きょうはお二人の先生方、大変御多忙の中を私どもの希望をお入れくださいましておいでいただきまして、本当にありがとうございます。 初めに前田先生にお伺いをしたいと思います。主に代表訴訟制度のことでお伺いをしたいと思います。 これは一九五〇年に導入された株主による...全文を見る |
○竹村泰子君 余りメリットがないということが、株主にとって余りメリットがない。日本では、私どもの周辺でもそうですけれども、株は持っているけれども株主総会になんか一度も行ったことがない、そういう株主が会社のために何か訴えを起こすというふうな気持ちにはなかなかならない。これは期待する...全文を見る | ||
○竹村泰子君 それではもう一つお伺いいたしますが、今回の改正で、代表訴訟の訴訟の目的の価額を九十五万円とみなして手数料を一律に八千二百円とした。勝訴した株主は弁護士費用以外に勝訴のために支出した費用で訴訟費用とならないものを会社に請求できるということですが、このような費用面だけの...全文を見る | ||
○竹村泰子君 それでは佐高先生の方にお伺いしたいと思います。 先生は多くの御本を出版しておられまして、私も二、三読ませていただきましたのですけれども、企業の体質をペンをもってずっと追及し続けていてくださるその姿勢に本当に打たれるんですが、しかし内容的にはもう目を覆うばかりと言...全文を見る | ||
○竹村泰子君 余り希望は持てないということで、私どももちょっと暗たんたる気持ちになるんですけれども。 今回の改正案では株主の権利の拡充が目的の一つとされているんですけれども、本来株式会社の所有者は株主であり、先生は「会社は誰のものか」という問いかけをしておられますけれども、企...全文を見る | ||
○竹村泰子君 日本に資本主義があるのかということで歴史的に、会社は城であり社員は侍であるというふうな意識と今おっしゃいましたけれども、そういった歴史的な影響がいろいろ今に尾を引いているということは確かにあると思います。そういったことを克服して、今度の商法改正も本当に微々たる前進だ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 どうもありがとうございました。 | ||
○竹村泰子君 今回、商法の改正が出ているわけですけれども、戦後この商法の改正は十八回を数えているんですね。前回の改正から二年余り、今回の改正案提出に係る経緯の概要について説明をいただきたいと思います。 | ||
○竹村泰子君 私などは素人でございますけれども、今、日本的なコーポレートカバテンスというのはきしみ始めている、揺らぎ始めているというふうに思うんです。つまり、それは八〇年代の日本経済の構造が銀行を中心とした金融資本の時代から株式・証券市場を中心とした株主資本の時代へと急速にシフト...全文を見る | ||
○竹村泰子君 徐々に聞いてまいりますが、成果が本当に上がっているんでしょうかね。 一九九一年五月二十二日に、東京霞が関の外務省で三日間にわたった日米構造協議、この事後点検協議、フォローアップ会合を終えて、両国の代表団は第一回年次報告を発表いたしました。また、米国側が外国人株主...全文を見る | ||
○竹村泰子君 今回の商法改正案は、アメリカはともかく、国内でも余り評判がよくない。先ほどの参考人の方々からの御意見にもございましたけれども、ハエの発生源をそのままにしてハエを追っ払っているようなものだと、追っても追ってもまた次から次からとハエはやってくるというふうな感じで内容が骨...全文を見る | ||
○竹村泰子君 商法は実務的な法律ですから、改正案については実務家の理解と支援の得られる内容にすることが要請されると思います。一方、商法は民法の特別法、基本的な法律としての規範性も要請されているというふうに思います。 そこで、本案提案までの過程において、いわゆる関係各界との意見...全文を見る | ||
○竹村泰子君 いろいろお話がございましたとおり、一九七四年、監査制度を中心とする改正が行われ、衆参両院の法務委員会の附帯決議を受けて法制審議会等において会社法の全面改正、八一年には株式制度と会社の機関あるいは会社の計算公開に関する改正、また九〇年には小規模かつ閉鎖的な会社にも適合...全文を見る | ||
○竹村泰子君 先日の峰崎委員への答弁では、今おっしゃったように、関係各界の意見調整がつかないからというふうにお答えになっておりますが、今、民事局長もおっしゃいましたとおり、債権者保護の直接具体的な手段は外部監督などその適正を担保する制度と内容の公開ということ、これによって会社の経...全文を見る | ||
○竹村泰子君 けさほど参考人の御意見をお聞きいたしました。前田庸さんと佐高信さんをお呼びしたわけですけれども、企業の社会性、公共性ということについてお伺いをしたいと思うんです。 漠然としたお尋ねで恐縮ですけれども、参考人の佐高さんは「会社は誰のものか」という御本をお出しになっ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 大臣は企業の政治活動のあり方、特に企業献金の是非だとか、いわゆる使途不明金の最近の動向、そういうことについてどんなふうにお考えになっておられますか。 | ||
○竹村泰子君 四月二十二日の私の質疑に対する国税庁の答弁で、また衆議院法務委員会の会議録を見ますと、年平均五百億円を超える使途不明金の存在が明らかになりました。 しかし、法務委員会の議事録を見ますと、これは所管する法人三万三千七百二十八社のうち調査したのは一四%の四千七百二十...全文を見る | ||
○竹村泰子君 今の局長のお答えばもう全然いただけませんね。だって会計監査も含めて監査役制度がきちんと機能してチェックしておれば、今回のようなもう目を覆うばかりの使途不明金、やみ献金と言われる、政治献金主言われるそういった多くのものは出てこなかったわけでしょう。だから、それはおかし...全文を見る | ||
○竹村泰子君 よくわからないんですが、世界が違う、確かに商法じゃなくて税法上の問題であるというふうな、そういう世界が違うという言い方をされておられるんでしょうか。だとすると、十二年前の中島民事局長、奥野法務大臣、引き続き検討していきたいと、これは言い逃れの詭弁でしかなかったわけで...全文を見る | ||
○竹村泰子君 全然納得のできるお答えではないけれども、ちょっと切り口を変えてお尋ねをしてみたいと思います。 例えば、改正案は株主による会社の業務執行に対する監督是正機能をより強固にするために所要の改正を行うと。その前提となる株主総会の活性化についてお伺いしたいと思います。 ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 確かに難しいことも多くあると思います。しかし、株主総会が活性化されていれば代表訴訟というようなことは起きにくいわけですし、乱訴の懸念も少ないと考えられますけれども、今回の改正理由を含めて、それらとの関連を御説明願いたいと思います。 | ||
○竹村泰子君 商法はシステムづくりでありまして、運用は企業の責任であるというふうなことが監査役制度の改正に関して峰崎委員への民事局長の御答弁でした。 理論的には株主総会の活性化についても同様なのかもしれませんけれども、法律論を離れて、大臣、株主総会の活性化の一番大切なところは...全文を見る | ||
○竹村泰子君 大臣がおっしゃったとおりだと思うんですけれども、それがなかなか実現していかないというところなんですよね。 代表訴訟という問題が出てまいりましたけれども、今回代表訴訟の改正をやっておられます。株主の代表訴訟の目的の価額を九十五万円にみなす改正が行われることとなって...全文を見る | ||
○竹村泰子君 どちらが大事だとかどちらが大事じゃないとかいうことではなくて、両方とも大切なことだから両方述べてきた、こういうことですか。 それでは、住民訴訟についてお伺いいたしますが、地方公共団体の長などの違法、不当な公費支出、これに対して地方公共団体にかわって損害賠償、不当...全文を見る | ||
○竹村泰子君 件数は出せないということでしたけれども、なぜ出せないんでしょうか。理由を教えてください。 | ||
○竹村泰子君 分類が難しいということなんですね。こう全部一緒になっているからどれを住民訴訟というふうに分類するかということが非常に難しいということなんですね。 訴訟手数料はどのようになっておりますでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 最高裁判決も出ているようですけれども、住民訴訟に限らず、集団訴訟と申しますか、先般の湾岸戦争の九十億ドル訴訟の場合の原告員数の多寡による訴訟額の変動など、訴訟手数料のあり方には明文の規定がない。国民の裁判を受ける権利との関係からもこれは問題が多いんじゃないかと思いま...全文を見る | ||
○竹村泰子君 では、作業の成り行きを見守るということですが、できるだけ国民の間の公平性が保たれるようにぜひお力を出していただきたいというふうに要望をしておきます。 今回の改正の中で特に問題が多々あり、また現実に会社の中での監査機能の強化ということが非常に重要と考えますので、監...全文を見る | ||
○竹村泰子君 今回の改正が前車の轍を踏まないと言えるんでしょうか。いかがですか。 | ||
○竹村泰子君 いただきたいと、それはだれもそう思いますけれども。 現行法では権限を与えても適切な行使がなされなかったという御説明がこれまでにもあったと思うんですけれども、権限行使の担保にはやっぱり監査役の人事権が独立しなきゃだめなんじゃないかと思うんです。選任手続に改正を加え...全文を見る | ||
○竹村泰子君 いろいろ不思議なことがあってお尋ねしたいんですが、任期を一年延ばす、この根拠は何なんでしょうか。あるいは員数を三人以上とする理由は何なんでしょうか。社外監査役選任の要件については、狭義の第三者的監査役を導入しなかった理由は何なんでしょうか。五年の根拠も教えてください...全文を見る | ||
○竹村泰子君 今回の監査役制度改正に関する衆議院の附帯決議をどのように受けとめておられるでしょうか。法務省には商法の施行についてのいわゆる行政指導はないと思いますけれども、「第三者的・中立的な人物を社外監査役に選任するような運用がされるよう努めことあるのは、これは具体的にはどのよ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 今のお答えは、先日の峰崎委員に対する答弁でも、社外監査役の運用に関して民事局長は、「適当な時期に実態調査もしてみたい」というふうにお答えになっておりますけれども、これは運用実績がもし改正法の趣旨に合わないような場合には再検討するという意味も含めたものと理解してよろし...全文を見る | ||
○竹村泰子君 本案が成立した場合、施行は十月を予定していると衆議院ではお答えになっておられますけれども、そうしますと社外監査役及び監査役会の設置は一九九四年の株主総会以降ということになりますか。それでよろしいですか。 | ||
○竹村泰子君 監査役の権限なんですけれども、現行の商法は、そのチェック役として取締役会、会計監査人、それから監査役の三者を挙げております。ところが、日本の取締役会は、業務執行の意志決定機関であるとともに、それをみずから監督するという大変おかしな二重大格的な矛盾を抱えているわけです...全文を見る | ||
○竹村泰子君 商法は監査役がタイムリーに企業の意思決定の場面に立ち会って早期に経営情報を入手できるように取締役会への出席権を保障しています。 しかし、どうでしょう。企業の取締役会というのはもう完全に形骸化しちゃっているんじゃないか、それが現状ではないでしょうか。つまり、組織の...全文を見る | ||
○竹村泰子君 大臣にもお答えいただきたいんですが、ちょっと時間が追ってまいりましたので、もう一つ、二つまとめて質問をして、それで大臣にお答えをいただきたいと思います。 監査役の任免権はほかの取締役と同様に株主総会が持っているわけですよね。だから監査役は事実上みずからのトップが...全文を見る | ||
○竹村泰子君 大蔵の方からお答えありますか。 | ||
○竹村泰子君 時間が参りました。今回の改正案の中で、非常に大きな問題でもあり、監査機能の強化ということで御質問を重ねてまいりましたけれども、最後に申し上げます。 できるだけ経営者からの独立性を高めるために社外監査役についても法務省がどのような人選を期待しているのか、関係官公庁...全文を見る | ||
06月02日 | 第126回国会 参議院 環境特別委員会 第9号 議事録を見る | ○竹村泰子君 質問に入ります前に一言申し上げておきたいと思います。 私ども、この環境基本法案に対しまして修正の要求を出しております。日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議、民社党・スポーツ・国民連合、民主改革連合、日本新党、二院クラブ、この六者で要求を出しております。もう...全文を見る |
○竹村泰子君 費用はどうしましたか。 | ||
○竹村泰子君 きのう私、予備的にいろいろお話を聞かせていただきましたときには、これらの処分業の許可取り消しとなった件数は四十四件、措置済みが二十七件というふうにお聞きしたんですが、これ数字が大分違いますけれども、どっちも本当ですか。 | ||
○竹村泰子君 それでは処置済みの二十九件、二十七件というのも、二十七件の方が正しいわけですね。 | ||
○竹村泰子君 原状回復が完全になされたケースというふうに私申し上げましたけれども、原状回復が完全になされるというのはどのようなことと考えておられますでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 そうすると、廃酸つまり液状のものについては完全に措置をしたということにはならないということですか。 | ||
○竹村泰子君 私がちょっと聞き方が悪かったのかもしれないけれども、今おっしゃったみたいにドラム缶に入っていればそのままのけられるけれども、ドラム缶に入ってなければなかなか液状のものを完全に撤去することは、原状回復は難しいということで、そうしますとこの措置済みの二十七件の中にはそれ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 わかりました。 昨年九月に許可取り消し処分を受けた熊本県八代市の九州環境開発株式会社、これは市内二カ所に不法投棄をしていたわけですけれども、そのうち昭和同仁町の方は、鉛、カドミウム、砒素などの有害物質が含まれていた。隣接地に農地があるために、土壌及び地下水の汚染...全文を見る | ||
○竹村泰子君 それはわかっていますが、どこに何が、鉛が水道水の水質基準に比べて何PPmとか、もう少し詳しく報告が来ているでしょう。それを教えてください。 | ||
○竹村泰子君 カドミウムについては〇・一六ですから、標準の土壌環境基準の〇・〇一をかなり上回っていますね。そして、ドラム缶に回収されて投棄されたもの、それはどのぐらいになったんでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 非常にたくさんの廃液が出たわけで、それはそのまま放置されているわけですね。 回収されて、どこかへもう移された数なんでしょうか。それともそのままそこに放置されているんでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 貯留所ですか。 | ||
○竹村泰子君 その貯留槽というのはどこにあるでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 農用地土壌汚染防止法、これは一九七〇年施行ですが、土壌環境基準、一九九一年環境庁告示に根拠を持つ対策は講じられないんでしょうかどうでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 おもしろいですね。既にカドミウムや鉛が検出されていることははっきりしている。しかも、かなり基準より上回っている。だけれども、お米の中からそういう数値が出てこない限り公害がある、有害であるというふうにはみなされないわけですね。じゃそこの農用地は今何がつくられているんで...全文を見る | ||
○竹村泰子君 土壌の汚染に係る環境基準について、環境庁水質保全局長の通知というのがあります。これを調べておりますと、まず初めにこういうふうに書いてあります。「土壌は、水、大気とともに環境の重要な構成要素であって、人をはじめとする生物の生存の基盤として、また、物質循環の要として重要...全文を見る | ||
○竹村泰子君 これは今、国会で環境基本法案が審議されているその審議の中でありますからいいかげんなお返事をしてもらっちゃ困るんですけれども、今の御答弁ではそれでは指摘のとおりですと、もし環境そのほかのいろいろなところへの汚染が確かであれば直ちに環境基準を達成するための措置が講じられ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 さっきから何かよそごとみたいなお返事ですけれども、だとすればというようなことを何回もおっしゃっていますが、だとすればということはきちんと調査をしていないということだと思うんですけれども、これは早急に調査をしていただいて、もしそのような事実があれば、今私が何度も繰り返...全文を見る | ||
○竹村泰子君 長官、いかがですか。 | ||
○竹村泰子君 それでは、お約束を信頼いたしましょう。 今私がいろいろ申し上げましたけれども、それに該当するといたしましても、法律ではなくて局長通知にすぎないから「直ちに環境基準を達成するための措置が講じられるよう指導等に努める」と、そのように県に働きかける。これは政府としては...全文を見る | ||
○竹村泰子君 また、環境基本法案が成立するとこのような困難はどのように解決するんでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 厚生省は、私も厚生委員会におりまして廃棄物処理法を一生懸命やったんですけれども、そこで修正でつけられている附則などにかんがみて、このような場合における費用負担のあり方、どう検討しておられますでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 環境庁も厚生省も両方とも検討、検討ということなんですけれども、八代市における有害物質の不法投棄、これは九〇年十二月ごろから始まったと報告されております。そこから計算すれば既に二年半が経過している。私がきのういただいたこの不法投棄に関する行政処分の一覧表を見ましても三...全文を見る | ||
○竹村泰子君 両省庁はそれぞれに検討中の改善策について一体いつまでに結論を出そうというのか。つまり、環境庁は新たな情勢に対応した土壌環境保全対策の方向等に関する懇談会というのをおつくりになった、検討していらっしゃる。厚生省は不法投棄の原状回復の費用負担のあり方などを含めて検討中と...全文を見る | ||
○竹村泰子君 長官、梅雨に入りますよね、そうしますと雨が多く降ります。やっぱり溶出や浸出がとっても心配なんです。いかがですか、今の両省庁の答弁をお聞きになりまして長官の御決意を聞かせていただきたいと思います。 | ||
○竹村泰子君 私の次の質問までに何らかの御返答をいただけるでしょうか、どうでしょうか。今、両省庁からは用意いたしますというはっきりしたお返事はなかったんですけれども、長官、いかがでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 ありがとうございます。 それでは次の段階に移りたいと思いますけれども、ところで、この土壌環境基準の適用除外の場所として、原材料の堆積場その他利用または処分のために集積している施設などが挙げられております。これも先ほどの局長通知の中に適用除外となるところというのが...全文を見る | ||
○竹村泰子君 今のお返事、それから適用除外されている条件、おもしろいんですね。原材料の堆積場、廃棄物の埋立地などが、局長のお答えによるといかにもだれも人の住まない山の中とか谷底とかあるいは鉱山の中とか、そういうところに、当然区別されるところに捨てられているから大丈夫だというふうに...全文を見る | ||
○竹村泰子君 それじゃお尋ねいたしますが、適用除外とされている廃棄物の埋立処分場については、廃棄物処理法で周辺の一般の土壌と区別され、有害廃棄物が溶出したり浸出したりすることがないよう、それが前提となっているから適用除外でよいと、今のお答えもそうだし、考えられてきたと思います。 ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 長官、今の議論を聞いておられましてどうお思いになりますか。今私が言った有害廃棄物を捨てる、処分するところは区別されているから、一般の環境じゃないから、だから適用除外をしてもいいと。私はむしろ、漏れる心配がないのであれば、きちんと適用対象にしておけば安全じゃないかと。...全文を見る | ||
○竹村泰子君 ちょっと私の問いかけがよくおわかりになっていなかったようですけれども、今の御答弁はそういうことは措置としては正しいと、やっぱり適用除外としておいた方がいいという御答弁ですか。 | ||
○竹村泰子君 満足できませんが、今のところはそういう御答弁ということでありますね。 有害廃棄物の処分場については、先ほども申しましたけれども、本当に全国的に多くの場所でいろいろな不法投棄が行われておりまして、私の住んでおります北海道にもありまして、みんなが心を痛めていることで...全文を見る | ||
○竹村泰子君 有害化学物質については、生産段階から廃棄物の回収や最終処分の段階に至るまで流通伝票システム、マニフェストと呼ばれるシステムを採用するなどの対応が必要ではないでしょうか。厚生省いかがでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 今のお答えは特別管理産業廃棄物についてですね。私は有害化学物質についてはとお聞きしているので、ですから今のお答えでは、もちろんわかります、特別管理産業廃棄物にはマニフェストがずっと全部ついて回る、それはわかりますが、例えば農薬やそれから麻薬あるいは爆発物、そういった...全文を見る | ||
○竹村泰子君 そこで厚生省にもう一度お尋ねいたしますが、廃棄物とならなければそういうマニフェスト制度は必要ではない。有害化学物質については流通の段階での管理システム、そういうものはありませんね。 | ||
○竹村泰子君 わかりました。 有害化学物質について私がひときわ重視しますのは、それがさまざまな経路を通じて人体に摂取されて、とりわけ女性の体などにも蓄積されるためです。そして、それは胎児への影響など、ずっと未来世代にわたって蓄積していきます。多様な有害化学物質が人体にどのよう...全文を見る | ||
○竹村泰子君 厚生省、お願いします。 | ||
○竹村泰子君 今のお答え、共同調査、共同研究をぜひ実施できるように前向きに検討していただきたいと思います。 新潟県の問題なんですけれども、これは既に農水委員会などでも一部取り上げられていると思いますが、新潟県の信濃川及び阿賀野川の流域に胆のうがんが集中的に発生しており、しかも...全文を見る | ||
○竹村泰子君 罹患率ですが、日本全体を一〇〇として新潟市が一六三・四、あるいは今おっしゃった新津が一三四とかかなり高い数値が出ておりまして、下越から中越にかけての胆のうがん密集地帯を見ますと、多発地帯の真ん中、あるいは水道水のかなりの量を信濃川ではなくて山地のダムから引いていると...全文を見る | ||
○竹村泰子君 この有機塩素系除草剤CNP、MOという名前で全国的に売られている農薬でありますけれども、この全国的な使用状況と新潟県、とりわけ下越地方における使用状況について、農水省または環境庁は把握しているんでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 かなり減少しているようですけれども、その理由は何ですか。何か毒性が発見されたからでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 私の持っている資料によりますと、 「MO」は、農薬取締法に基づいて、六五年、農薬として登録されたが、この法律は七一年に抜本改正され、それまでは必要でなかった発癌性試験なども、メーカーは登録の申請に際して、農水省に提出しなければならなくなった。 これを受けて、...全文を見る | ||
○竹村泰子君 こういった有害な化学物質、農薬とかそのほかのもので、人間が水を飲む、そしていろいろ健康障害が起きる。もちろん人間も飲みますが、動物も飲みます。生物の多様性を言ったアジェンダ21、あるいはこれは環境問題で世界じゅうが今、動物も人間もともに生きられる、そういう地球にする...全文を見る | ||
○竹村泰子君 これは厚生大臣がいらっしゃらないですからちょっと無理なのかもしれないけれども、今の厚生省のお答え、全然いただけませんね、それは。私そんなこと聞いているんじゃないです。同じ政府として、国が研究を委託されたものですが、対がん十カ年総合戦略の新しい早期診断技術の開発に関す...全文を見る | ||
○竹村泰子君 私は、きょうはもう一つ質問を予定しておりましたが、時間がなくなってしまいました。それで、ちょっと予告だけさせていただきたいと思いますけれども、それは日本の企業の公害輸出の問題でございます。 私どもは、先日この問題で三菱化成が二五%を出資しているマレーシアのARE...全文を見る | ||
06月03日 | 第126回国会 参議院 法務委員会 第9号 議事録を見る | ○竹村泰子君 商法の質問に入ります前に、戦前の寄留法によります寄留名簿の件につきまして、ちょっと確認をしておきたいことがございますので質問させていただきます。 〔委員長退席、理事猪熊重二君着席〕 松本市で実は戦前、戦中のいわゆる寄留名簿が発見されました。言うまでもなく...全文を見る |
○竹村泰子君 松本市役所にある名簿ですから私も自治省の管轄かと思ったんですけれども、これはどうもお聞きしてみますと法務省の通達であり、そして法務省が出した法令であると。 それで何としてもこれは貴重な資料でございますので、今までこの長い年月眠っていたものを今さら焼却処分に何とか...全文を見る | ||
○竹村泰子君 そうすると、何とか私どもはその貴重な資料を、歴史的な資料を保存したい、こう思っておりますが、それはいかんともしがたいということですか。 | ||
○竹村泰子君 大臣のお立場、そして法律的な問題はよくわかります。しかし、私どももずっと戦後の問題、そして日本の戦争責任、戦後処理の問題、こういうことにずっと取り組んでまいりまして、やはり国際的にも注目をされているし、アジアの一員としてもやはり何らかの大きな一つの壁を越えなければな...全文を見る | ||
○竹村泰子君 このことに余り時間をとるわけにはいかないのですけれども、大臣は副総理でいらっしゃいますから、今、内閣が名簿の収集その他調査を進めているところでございますので、ぜひその御配慮を私から強く要望したいところでございます。よろしくお願いいたします。 きょうは私にとっては...全文を見る | ||
○竹村泰子君 商法はこれまでに数次にわたる改正が行われてまいりましたが、社会経済情勢の変化、特に経済の国際化等に対応した適時適切な改正に今後とも努めるべきであると思いますが、今大分お答えをいただきましたけれども、改めてもう一度確認をしたいと思います。 | ||
○竹村泰子君 前回の改正で見送りになった計算書類の登記所における公開制度、それから中小会社の計算書類の適正担保の制度、これらについては今回も見送られております。 前回改正の最低資本金制度の導入には債権者保護の機能は見られず、会社債権者を真に保護しようとするならば、その際計算書...全文を見る | ||
○竹村泰子君 これは衆議院の附帯決議にもついているんですが、企業活動の基本法である商法及び関連法については、民法、刑法等とともに口語化作業との進捗状況を考慮しながら適切な措置をとるべきであると思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 刑罰の強化については慎重に検討すべきであると思いますけれども、使途不明金の多くは実際には政治献金の原資となる等、使途の明確なものが少なくありません。経理操作で使途不明金扱いとされる事態の未然防止策と、そのために事実上行われている虚偽記載、不実記載に対しては厳格な措置...全文を見る | ||
○竹村泰子君 よろしくお願いします。 時期尚早ですから自社株取得規制緩和の是非については触れませんが、仮に緩和の方向へ向かう場合でも、インサイダー取引、株価操縦など不公正取引の防止措置、情報開示制度の整備、みなし配当課税問題の見直しなど多面にわたる措置が要請されます。したがっ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 五月末ということは、もうそろそろ集まるということですね。 それでは、株主による会社の業務執行に対する監督是正機能の強化について申し上げます。 株主の代表訴訟の目的の価額を九十五万円とみなす改正が行われることの均衡等を考慮し、一般の民事訴訟等の申し立てに要する...全文を見る | ||
○竹村泰子君 また、少数株主権の擁護という観点も含めて、いわゆる大企業に対する株主の会計帳簿等の閲覧謄写権の持ち株要件については、その緩和に向けて見直すことも検討すべきだと思いますが、いかがでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 それでは、監査機能の強化について伺います。 社外監査役等の新設については改正の趣旨を周知徹底させることが必要であると思いますが、具体的にはどのように行っていくかについては、過日の私に対する答弁では監査役協会等を通じて行う意向が示されました。これは衆議院の附帯決議...全文を見る | ||
○竹村泰子君 社外監査役の新設について衆議院の附帯決議では、「第三者的・中立的な人物を社外監査役に選任するような運用がされるよう努めこということが述べられ、当委員会の佐高参考人は、極論すればすべて部外者から監査役を選任するべきであると、そういうふうに発言をなさっておられました。私...全文を見る | ||
○竹村泰子君 これまで、イトマン事件、東洋信用金庫事件を初め、刑事事件にまで発展をして経営の根幹が大きく揺らぐようになりましたケースが多かったんですけれども、そういったものがかのバブル崩壊と同時に多発しております。今後は、刑事事件にまで発展しなくても、過剰な子会社救済、財テク失敗...全文を見る | ||
○竹村泰子君 大蔵に対して一問質問させていただきたいと思います。 役員保険の仲なんですが、アメリカで役員保険が登場したのはニューヨーク株式相場の大暴落直後の一九三〇年代で、一九七〇年代に入って急速に普及し始めた。日本では、近時PL訴訟が強調されがちでありますけれども、米国では...全文を見る | ||
○竹村泰子君 それでは、社債に関する質問を少しさせていただきます。 バブル経済崩壊後二年余り、日本企業の国際的な経営が問われる中で、企業の資金調達の合理化を図るということで今回社債発行制度に関する規制の廃止を提案している一方、この商法改正に係る議論のさなかにも商法違反や独占禁...全文を見る | ||
○竹村泰子君 さっきちょっとお触れになりましたが、一般投資家保護のためにもディスクロージャー制度の積極的検討をどうしていかれるのか、展開していかれるのかもう少し詳しく教えていただきたいと思います。 | ||
○竹村泰子君 素人考えかもしれないんですけれども、大規模な社債発行が前に発行した社債償還との関係でいわゆる自転車操業、そういう発行に陥るおそれはないんでしょうか。 | ||
○竹村泰子君 改正案は、社債管理会社に対して、社債償還請求権のほか、発行会社の業務及び財産状況の調査権を付与しております。抽象的な善管注意義務、公平誠実義務の規定では、発行会社と取引関係を有する社債管理会社が社債権者と利益相反状況等の場合の対応についてこれは懸念される点が多々ある...全文を見る | ||
○竹村泰子君 大臣、全般にわたってで結構でございますから、御決意のほどをお伺いして終わりたいと思います。 | ||
○竹村泰子君 私は、ただいま可決されました商法等の一部を改正する法律案に対し、自由民主党、日本社会党・護憲民主連合、公明党・国民会議の各派並びに各派に属しない議員石原健太郎君及び紀平悌子君の共同提案による附帯決議案を提出いたします。 案文を朗読いたします。 商法等の...全文を見る | ||
06月10日 | 第126回国会 参議院 外務委員会 第7号 議事録を見る | ○竹村泰子君 子どもの権利条約が一九八九年に採択されて以来、私を含め本当に多くの人たちは我が国が批准するのを今か今かと待っておりました。国内法を整備してこの条約を批准すれば、子どもが社会の中で個人として認められ、その人格の調和のとれた発展を実現することになると胸を躍らせて心待ちに...全文を見る |
○竹村泰子君 今、二条について出生とはどういう意味なのか、婚外子差別はこの二条に違反しないのかという質問をしたのですけれども、法務省はいかがですか。 | ||
○竹村泰子君 要するに二条には抵触しないとおっしゃるわけですね。高齢化社会で子どもはもう成人している場合が多いのじゃないかと。若い人は死なないのですかね、子どもを残して。そんなおかしな答弁をしてもらっては困ります。 何としても抵触をしないとおっしゃりたいらしいですが、一九八九...全文を見る | ||
○竹村泰子君 部内でごらんになっていても、こういう大事なことがジェネラルコメントとしてつけられているのだということは国民にはわからせなくてもいいのですか。 それで私、ちょっとおわびします。ごめんなさい。規約人権委員会と申しましたのは、今おっしゃったように、市民的及び政治的権利...全文を見る | ||
○竹村泰子君 そうですね。この政府報告書では婚外子差別に関してどのような報告がされていますか。 | ||
○竹村泰子君 特に書いてないですね。この規約人権委員会が特にとしてわざわざ指定している事項についてなぜ日本政府は報告書を書かないのですか。 | ||
○竹村泰子君 この規約の四十条二によりますと、「報告には、この規約の実施に影響を及ぼす要因及び障害が存在する場合には、これらの要因及び障害を記載する」となっていますね。条約実現のために積極的にとった措置だけではなくて、実現に向けた措置がとられていない場合にもなぜかということを報告...全文を見る | ||
○竹村泰子君 私はここに報告書の訳を持っているのですけれども、実に巧みなのですね。委員長、これはやっぱり外務委員会できちんといつかは議論を重ねていただかなければいけないと私は思うのですけれども、実を言うと私、外務委員会におりましたときにこの報告書を出す前に私たちに見せてほしいと再...全文を見る | ||
○竹村泰子君 先ほど委員長にと申しましたが、これはやはり大事な外務マターの一つであると思いますので、ぜひ理事会でもお取り上げいただきまして、外務委員会の中できちんと今後の報告に関してこのような方向でいくということを姿勢として出していただきたいと、私からのお願いでございます。 | ||
○竹村泰子君 この子どもの権利条約で出生による差別が禁止されるに至りましたのは、いきなり出てきたわけではないのですね。国連憲章、世界人権宣言、子どもの権利宣言、国際人権規約の二つの条約、子どもの権利条約というこの一連の流れの中に位置づけられ、女子差別撤廃条約もこの流れの中にあると...全文を見る | ||
○竹村泰子君 国際連合は、経済社会理事会や総会の勧告などで婚外子差別の撤廃を訴えております。さっきも私が申しましたように、ずっと一連の国際的な流れの中でこれらと条約とは無関係ではないはずだと思いますが、その点、日本はどういうふうに考えられるのでしょうか。大臣、いかがですか。 | ||
○竹村泰子君 今、いろいろな国の名前をお挙げになりましたが、私、要求しておきませんでしたのでこちらで調べたところを申し上げます。 例えばアメリカ、アラバマ州など十七州、七三年、婚外子、婚生子の区別を廃止した。オーストラリア、婚外子差別を撤廃する立法がなされた。オランダ、嫡出子...全文を見る | ||
○竹村泰子君 ぜひ前向きに検討をお願いしたいと思います。 同じく婚外子の続き柄のことなのですが、これは民法に関することですから法務省にもおいでいただいていますけれども、婚外子は戸籍の続き柄欄、住民票の続き柄欄で一目でわかる差別的な記載をされております。この際、こうした記載を改...全文を見る | ||
○竹村泰子君 長々と御答弁なさいましたけれども、何を中心にこれを考えているのですか。子どもの権利条約を審議している私たちは子どもを中心に考えるのじゃないのですか。法律婚を保護するためじゃないでしょう。戸籍法を保護するためじゃないでしょう。子どもを中心に考えるべきなのでしょう。子ど...全文を見る | ||
○竹村泰子君 非常に安易でおかしい不合理な考え方をしていらっしゃると私は思います。 親の婚姻関係の有無によって生まれた子どもを差別する、これは政府答弁、大臣答弁のように、必然的に合理的だと私には到底考えられません。非嫡出差別を廃止することは以前から請願がたくさん出されておりま...全文を見る | ||
○竹村泰子君 それでは少年司法の問題に移らせていただきます。 本条約の規定には少年法とかかわりを持つ部分が非常に多く含まれています。中でも三十七条と四十条、これは少年司法の運営そのものに関する規定となっています。ここには子どもであっても適正手続の保障が完全に確立されるべきこと...全文を見る | ||
○竹村泰子君 条約にはっきりと無料で通訳をつけなきゃいけないと書いてある。しかし日本の国では、それは必ずしもそういう条件を言っているものではない、無料で通訳をつける必要はないというふうに解釈なさるわけですね。これはどうもよく私は理解できませんし、どうしてこれが抵触しないのか、条約...全文を見る | ||
○竹村泰子君 警察にお答えいただく前にちょっと実態を申し上げて、それからお答えをいただこうと思います。 例えばこんなことがあるのです。群馬県富岡署の事件なのですけれども、十七歳の少年がバイク窃盗容疑で任意同行された。署員は巡査部長三名を含む六名の警察官であった。少年は取り調べ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 指導をしたいということでしょうけれども、私はやっぱり国選付添人制度の確立や付添人選任権の告知を義務づける立法が必要なのではないかと思うのです。子どもは大人より権利行使の能力が劣っておりますし、大人以上に弁護人の援助を必要としていると思うのです。実質的に権利を保障する...全文を見る | ||
○竹村泰子君 問題であるというふうに考えておられるということはわかりました。 それでは、今ちょっとお触れになりましたが、問責を告知される権利。四十条二項では、刑法を犯したと申し立てられ訴追されたすべての児童は速やかにかつ直接に、さらに適当な場合には父母または法定保護者を通じて...全文を見る | ||
○竹村泰子君 これまでの審議で総理と法務大臣は、少年司法のあり方を抜本的に見直して少年の権利保障を強化することは条約四十条の要請を大幅に超えると、そういう考えを示されました。そして、この問題についてはほかの密接に関連する問題とあわせて将来少年法改正の条件が整ったときに検討すべきだ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 遠くのいつかわからない将来じゃなくて、ぜひきちんとした目に見える将来にそれは考えていただきたいというふうに重ねて強く要望しておきます。この少年司法に関することは、いずれ改めて法務委員会で取り上げたいと思います。 それでは、時間もなくなってきましたので、先住民の問...全文を見る | ||
○竹村泰子君 そういうふうにお答えになっていることは私、議事録が出ている分は読みましたのでわかっておりますけれども、じゃなぜ国際先住民年とおっしゃっているのですか。国際原住民年とおっしゃればよろしいでしょう。それに北海道にはまだ旧土人保護法というのが存在することは言うまでもありま...全文を見る | ||
○竹村泰子君 御努力をいただきたいのですが、もう何年も何年も関係省庁が集まってそして月に一回のペースで検討委員会をしていらっしゃるのですけれども、なかなか結論が出ないということです。そしてアイヌの人たちの聞き取りもやっていらっしゃらないのですね、その検討委員会の中では。そういうこ...全文を見る | ||
○竹村泰子君 それは何年度分ですか。 | ||
○竹村泰子君 九三年度ですね。 | ||
○竹村泰子君 ありがとうございました。 こういうことで私は、この原住民という言葉にお訳しになったことに、日本の国際感覚というか先住民差別、そういったものがここにやっぱり顕著にあらわれていると思うのですね。 ですから衆議院でもかなり審議が重ねられてきたと思いますけれども、そ...全文を見る | ||
08月23日 | 第127回国会 参議院 環境特別委員会 第1号 議事録を見る | ○委員長(竹村泰子君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして委員長の大任を仰せつかりました。 申すまでもなく、環境問題は、身近な生活環境を改善する問題から、我々の生存の基礎となる地球環境を保全する問題に至るまでその範囲を広げ、重要な課題とな...全文を見る |
○委員長(竹村泰子君) これより理事の選任を行います。 本委員会の理事の数は四名でございます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(竹村泰子君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に石渡清元君、小野清子君及び横尾和伸君を指名いたします。 なお、あと一名の理事につきましては、後日これを指名いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後二時四十一分散会 | ||
08月26日 | 第127回国会 参議院 環境特別委員会 第2号 議事録を見る | ○委員長(竹村泰子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。 理事の選任を行います。 去る八月二十三日の本委員会におきまして、一名の理事につきましては、後日、委員長が指名することとなっておりましたので、本日、理事に堂本暁子君を指名いたします。 —————...全文を見る |
○委員長(竹村泰子君) これより請願の審査を行います。 第二号水俣病問題徹底・完全解決のための国による患者との和解協議即時開始の国会による促進に関する請願外一件を議題といたします。 これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、第二号水俣病問題徹底・完全解決のため...全文を見る | ||
○委員長(竹村泰子君) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定いたしました。 | ||
○委員長(竹村泰子君) 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。 公害及び環境保全対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ...全文を見る | ||
○委員長(竹村泰子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 なお、要求書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(竹村泰子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ————————————— | ||
○委員長(竹村泰子君) この際、広中環境庁長官並びに山元環境政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次許します。広中環境庁長官。 | ||
○委員長(竹村泰子君) 次に、山元環境政務次官。 | ||
○委員長(竹村泰子君) 本日はこれにて散会いたします。 午後零時四十九分散会 | ||
09月21日 | 第128回国会 参議院 環境特別委員会 第1号 議事録を見る | ○委員長(竹村泰子君) 一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして再び委員長の大任を仰せつかりました。 委員各位の御支援、御協力を賜り、公正かつ円満な委員会運営を行っていく所存でございます。 何とぞよろしくお願い申し上げます。 ——...全文を見る |
○委員長(竹村泰子君) これより理事の選任を行います。 本委員会の理事の数は四名でございます。 理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんでしょうか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(竹村泰子君) 御異議ないと認めます。 それでは、理事に石渡清元君、小野清子君、堂本暁子君及び横尾和伸君を指名いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十五分散会 | ||
10月20日 | 第128回国会 参議院 環境特別委員会 第2号 議事録を見る | ○委員長(竹村泰子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題といたします。 公害対策及び環境保全の諸施策について広中環境庁長官から所信を聴取いたします。広中環境庁長官。 |
○委員長(竹村泰子君) 以上で所信の聴取は終わりました。 本件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。 午前十一時二十三分散会 —————・————— | ||
10月27日 | 第128回国会 参議院 環境特別委員会 第3号 議事録を見る | ○委員長(竹村泰子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。 初めに、委員の異動について御報告いたします。 昨日、清水澄子君が委員を辞任され、その補欠として栗原君子君が選任されました。 ――――――――――――― |
○委員長(竹村泰子君) 公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、公害対策及び環境保全の諸施策に関する件について質疑を行います。質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(竹村泰子君) 本件に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後一時に再開いたします。 午前十一時五十五分休憩 ―――――・――――― 午後一時五分開会 | ||
○委員長(竹村泰子君) ただいまから環境特別委員会を再開いたします。 休憩前に引き続き、公害及び環境保全対策樹立に関する調査を議題とし、公害対策及び環境保全の諸施策に関する件について質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(竹村泰子君) 本件に対する質疑は以上で終了いたします。 | ||
○委員長(竹村泰子君) 次に、水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。 発議者衆議院議員矢上雅義君から趣旨説明を聴取いたします。矢上雅義君。 | ||
○委員長(竹村泰子君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。 本案に対する質疑は後日に譲ります。 本日はこれにて散会いたします。 午後五時十三分散会 ―――――・――――― | ||
10月29日 | 第128回国会 参議院 環境特別委員会 第4号 議事録を見る | ○委員長(竹村泰子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る二十七日、栗原君子君が委員を辞任され、その補欠として清水澄子君が選任されました。 また、昨日、西野康雄君及び粟森喬君が委員を辞任され、その補欠として堀利和君...全文を見る |
○委員長(竹村泰子君) 水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案を議題といたします。 本案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(竹村泰子君) 他に御発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。 これより討論に入ります。 御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。 | ||
○委員長(竹村泰子君) 他に御意見もないようですから、討論は終局したものと認めます。 これより採決に入ります。 水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕 | ||
○委員長(竹村泰子君) 多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(竹村泰子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 ————————————— | ||
○委員長(竹村泰子君) 次に、環境基本法案及び環境基本法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の両案を議題といたします。 まず、政府から趣旨説明を聴取いたします。広中環境庁長官。 | ||
○委員長(竹村泰子君) 以上で趣旨説明の聴取は終わりました。 両案に対する質疑は後日に譲ります。 本日はこれにて散会いたします。 午前十一時三分散会 —————・————— | ||
11月05日 | 第128回国会 参議院 本会議 第5号 議事録を見る | ○竹村泰子君 ただいま議題となりました法律案につきまして、環境特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。 本法律案は、水俣病の認定業務の促進に関する臨時措置法の施行状況にかんがみ、環境庁長官に対して水俣病に係る認定の申請をすることができる期限を平成八年九月三十日...全文を見る |
11月10日 | 第128回国会 参議院 環境特別委員会 第5号 議事録を見る | ○委員長(竹村泰子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。 委員の異動について御報告いたします。 去る十月二十九日、堀利和君及び小林正君が委員を辞任され、その補欠として西野康雄君及び粟森喬君が選任されました。 ――――――――――――― |
○委員長(竹村泰子君) 環境基本法案及び環境基本法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の両案を議題といたします。 両案の趣旨説明は既に聴取いたしておりますので、これより質疑に入ります。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(竹村泰子君) 西田さん、時間です。 | ||
○委員長(竹村泰子君) 委員長に依頼をされましたものにつきましては、これは絶滅種に関する非常に大事な件であると思いますので、後日、理事会にて協議をいたしまして十分御相談申し上げたいと思っております。 両案に対する午前の質疑はこの程度にとどめ、午後零時五十五分まで休憩いたします...全文を見る | ||
○委員長(竹村泰子君) ただいまから環境特別委員会を再開いたします。 この際、委員の異動について御報告いたします。 本日、狩野安君が委員を辞任され、その補欠として南野知惠子君が選任されました。 ――――――――――――― | ||
○委員長(竹村泰子君) 休憩前に引き続き、環境基本法案及び環境基本法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案の両案を議題とし、質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(竹村泰子君) 有働さん、時間です。 | ||
○委員長(竹村泰子君) これより内閣総理大臣に対する質疑を行います。 質疑のある方は順次御発言願います。 | ||
○委員長(竹村泰子君) 他に御発言もなければ、質疑は終局したものと認めて御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 | ||
○委員長(竹村泰子君) 御異議ないと認めます。 環境基本法案の修正について有働君から発言を求められておりますので、この際、これを許します。有働君。 | ||
○委員長(竹村泰子君) これより両案並びに環算基本法案に対する修正案について討論に入ります。 御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。――別に御発言もないようですから、これより順次両案の採決に入ります。 環境基本法案について採決に入ります。 まず、有働君提出...全文を見る | ||
○委員長(竹村泰子君) 少数と認めます。よって、有働君提出の修正案は否決されました。 それでは、次に原案全部の採決を行います。 本案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕 | ||
○委員長(竹村泰子君) 全会一致と認めます。よって、環境基本法案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、環境基本法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案について採決に入ります。 本案に賛成の方の挙手を願います。 〔賛成者挙手〕 | ||
○委員長(竹村泰子君) 全会一致と認めます。よって、環境基本法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、両案の審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。...全文を見る | ||
○委員長(竹村泰子君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。 本日はこれにて散会いたします。 午後三時八分散会 ―――――・――――― | ||
11月12日 | 第128回国会 参議院 本会議 第6号 議事録を見る | ○竹村泰子君 ただいま議題となりました両案につきまして、環境特別委員会における審査の経過と結果を御報告いたします。 まず、環境基本法案は、今日の環境政策の対象領域の広がりに対処し、特に都市・生活型公害や地球環境問題等に対し適切な対策を講じていくため、環境の保全の基本的理念と、...全文を見る |