竹村泰子

たけむらやすこ



当選回数回

竹村泰子の1995年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第132回国会 参議院 厚生委員会 第1号
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○竹村泰子君 大変な被害が起きてしまったわけで、大臣も連日の御奮闘、本当に御苦労さまだと思います。私もふるさとが神戸でございますので、まだ行方の知れない友人も何人かいたりしまして、本当に悲しい思いでおります。  肉親に電話をしまして何が一番必要かと聞きましたら、やっぱりおふろが...全文を見る
○竹村泰子君 検討中でどうなるかわからないということですけれども、今の源の水を最大限補助率を上げてきちんと復旧していただくということは、これはぜひ大臣頑張っていただきたいというふうに思うわけですが、後ほど御決意もお聞きしたいと思います。  報道によりますと、耐震水道管、これにも...全文を見る
○竹村泰子君 私は北海道なんですけれども、釧路の地震の後、北海道では耐震水道管を積極的に導入しており、釧路ではその地震の前から導入しており、一部の消火栓で水圧低下はあったけれども断水は余りなくて、したがって火災が発生したにもかかわらずそんなに火災の被害は大きくなかったというふうな...全文を見る
○竹村泰子君 大分聞いているところと違うんですね。  私、この次の質問は、一般に耐震性のある水道管の整備状況、今後の計画、それからいつごろまでに耐震性のある水道管をきちんと整備できるか、全面的にどんな耐震水道管にいつごろ切りかえることができるかと、そういう質問をしようと思ったん...全文を見る
○竹村泰子君 わかりました。  耐震性の強い継ぎ目にしてくださるその御計画はどのくらい先でございましょうか。達成目標はどのぐらいでしょうか。そういうふうにする気はもちろんおありになりますよね。
○竹村泰子君 大臣、ちょっとよくわけのわからない説明なんですけれども、つまり水道事業が自治体の、厚生省が直接手を下せない、そういうことがおありになってお答えがちょっとしにくいんだろうと思いますけれども、やはりこれは厚生の問題でございますので、大臣、どうぞ耐震性のある配管を整備する...全文を見る
○竹村泰子君 お水の問題はさておきまして、先ほどからお話が出ておりますが、災害の場合の医療の問題ですね、災害医療の不備が随分新聞で報道されております。  私も先ほどから申し上げておりますように北海道でございますので、奥尻のときの教訓がなかなか生かされていなかったと。奥尻の災害な...全文を見る
○竹村泰子君 もし先ほどから言っておりますような輸送とか患者の搬送とかがうまくいっていれば、死ななくてもいい人が随分あったのではないかと。まるで野戦病院のようだったと、薬がない、水がない。ある女医さんは、もう病院の中はめちゃくちゃになっていて、薬を出すこともできない、水もないので...全文を見る
○竹村泰子君 先ほど前島委員の方からもいわゆる災害弱者と言われる問題が出ておりましたけれども、自治省おいでいただいていると思いますが、今後自治体の災害防止計画にいわゆる災害弱者の救助、救援に関する事項をきちんと、法律にというのは公平ということではちょっと難しいかもしれないんですが...全文を見る
○竹村泰子君 ぜひ厚生省も協力をして、そういった防災計画の中にきちんと弱者を視点に置いた施策を立てていただきたいと強く要望しておきます。  それから、避難をしておられる方が二十数万人まだいらっしゃるわけですけれども、この避難所の中で、寝たきりではなかった方が寝たきりになってしま...全文を見る
○竹村泰子君 最後の質問なんですが、グループホームに入居していた人がいらっしゃるわけですけれども、仮設住宅ではそのグループホームのグループで入ることが許されないのではないかと、世帯単位になっているから。そういう方たちは、またグループで仮設住宅に入って再建のために一緒に頑張りたいん...全文を見る
○竹村泰子君 いいんですね。ありがとうございました。
03月02日第132回国会 参議院 予算委員会 第6号
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○竹村泰子君 未曾有の震災が阪神間を襲ったわけでありますけれども、全国からというよりも世界じゅうから、激励やボランティアの方々、カンパなどなど手が差し伸べられております。  この不幸な恐ろしい出来事を通じて、日本人はもしかしたら大きな警告を与えられたのかもしれないとも思いますし...全文を見る
○竹村泰子君 今回の阪神大震災の際にも多くの水道の継ぎ手に被害が出ております。この配管の集合体といってもいい原発ですけれども、その原子炉本体ももちろんですが、例えば加圧水型では一次系から二次系への継ぎ手などについても、仮に今回級の地震があった場合どのようになりますでしょうか。原子...全文を見る
○竹村泰子君 安全安全という安全神話で日本の原発行政は来たわけでありますけれども、八百ガルを超えるような地震のことを本当にだれも考えていなかったかもしれない。今、だからあなたが安全であると、慢心することなくとおつけ加えになりましたけれども、ぜひ見直しをしていただきたい。  二月...全文を見る
○竹村泰子君 今お答えいただきました笹谷安全局長、あなたが二月一日の衆議院予算委員会で答弁をなさっているんですけれども、大変おもしろい答弁をしていらっしゃるんですね。原発等の耐震設計の基本というのは、活動性のある活断層の付近は立地点を避ける、しかし、付近の活動性の低い活断層につい...全文を見る
○竹村泰子君 よくわからないですね。私も素人でございますから、「日本の活断層」という東大で出していらっしゃる大きな本、ちょっと重いので持ってこられませんでしたけれども、見ました。  日本じゅう活断層だらけなんですけれども、地質学の何というか、時間のタームというのは、十七万年とか...全文を見る
○竹村泰子君 六ケ所村ですか。
○竹村泰子君 もちろんよくわかって議論をしておりますつもりでございます。  非常に物すごいタームの地層の問題を考えていきますと、やっぱりこれはどこだから安全、どこだから危ないというふうなことは言えないわけで、関西の今度の大地震もだれも起こるとは予想しなかったわけですから。  ...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございました。  それでは、核の放射性廃棄物の輸送の方に移りたいと思いますけれども、余り時間がなくなってしまいました。  使用済み核燃料から出た高レベル放射性廃棄物、けさの穐山先生の御質問にもありましたように、今ポルトガルの沖を過ぎたあたりを航海中かと...全文を見る
○竹村泰子君 高レベル廃棄物の通過に当たっては、ガラス固化体の仕様、これを日本の関係当局が承認をする必要があるということになっておりますけれども、日本ではこの仕様の承認をしたのでしょうか。したのであれば、どこが承認したのでしょうか。それはどんな基準に基づいて承認したのでしょうか。
○竹村泰子君 通過する国々から大変な反対が出ておりますが、環境影響評価についてはどうなっておりますでしょうか。
○竹村泰子君 十分安全であるというような評価は私たちは受けておりません。例えば火災が起きたときの耐熱の検査も、それから容器の落下テストも、日本がやったのではなくて全部外国でやっているわけだし、船の火災が起きたときにそんな三十分でおさまるなんてことは全然思いませんし、国民が信頼でき...全文を見る
03月14日第132回国会 参議院 予算委員会 第13号
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○竹村泰子君 よろしくお願いいたします。  私は、きょうの分担は規制緩和でございますけれども、その前に、渡辺委員の後を受けましてちょっと震災関連で初めに質問させていただきたいと思います。  今、神戸では、こういった家屋処理、半壊、倒壊、撤去作業を御希望の方は解体工事承りますと...全文を見る
○竹村泰子君 今お答えがありましたように、もし交通渋滞などの非常事態が原因ならば、それゆえに高くするということはこれは大変困ったことだと思いますし、私ここに建物物価二月号というのをコピーをとってまいりましたけれども、上屋の機械壊しの場合、東京四千二百円、大阪四千五十円、名古屋三千...全文を見る
○竹村泰子君 正式に聞こえてくるのはそういうことかもしれませんけれども、実際にはそうではないという例が随分あるようでございます。  それで、神戸にはこういう言い方をすると少し、何とか復興をと今一生懸命になっておられる神戸市に対して、やはり私もふるさとでありますから言いたくはない...全文を見る
○竹村泰子君 これは廃棄物でございますから厚生大臣にも一言お聞きしたいのですけれども、このような疑いまで出てくるようなことでは、本当に復興しようと頑張って歯を食いしばっていらっしゃる住民の皆さんにも申しわけないと思いますし、やはりきちんと価格は公正なものにしていただきたいし、ほか...全文を見る
○竹村泰子君 ぜひ御報告をお願い申し上げたいと思います。  それでは、行革、規制緩和に移らせていただきたいと思います。  総理、大変お疲れさまでございました。御苦労さまでした。私は、きょう、市民、住民、消費者、生産者を代表して質問をさせていただきたいと思いますので、あるいは政...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございます。  生活者重視の予算配分にも努力をしてくださいまして、私たちも頑張りましたけれども、そういう中で今、予算審議が行われておりまして、今後もぜひ生活者中心、人にやさしい政治を掲げていただきたいというふうに思うわけでございます。  規制緩和を推進...全文を見る
○竹村泰子君 加えて政府の規制緩和の実施状況を監視する、必要に応じて意見の具申やそれから勧告を行うような機関、そういう機関の設置が必要だと、オンブズマン制度なども含めたそういう機関の設置が必要だと思いますけれども、そして自立した運営がきちんとなされるように。そういう機関をどのよう...全文を見る
○竹村泰子君 マスコミが大分厳しい中間報告に対する意見を出しておりまして、あれもペケ、これもペケというふうな書き方をしておりまして、「規制緩和「困難」が四百八十項目」ということで、これではなかなかというふうな非常にそういう報道が多かったように思います。  例えばアメリカの場合な...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございます。  最近の急激な円高で、私どももびっくりいたしましたし、日本の経済界に与える影響が非常に心配されるわけですけれども、一時八十八円台にまでなり、多くの企業が大変な目に遭っておられます。この大胆な五カ年計画の策定が日本の姿勢を内外にきちんと示すこ...全文を見る
○竹村泰子君 不況の中、日本の社会に与える影響をみんな心配しておりますけれども、円高だからといって規制緩和消極論、悲観論ではなく、今はむしろしっかりと縄目をほぐしていくということで雇用もふえ物価も下がり、いいことずくめみたいですけれども、外国との貿易にもプラスになると思いますので...全文を見る
○竹村泰子君 お互いに頑張りましょう。  国会議員の政策立案あるいは立法調俺の機能を補佐するシステムの強化、こういうことがやっぱり大事だろうと思います。私たちも議員立法を幾つかっくってきましたけれども、まだまだほとんどの法案はお役所によってつくられて、そしてそれを補正したり修正...全文を見る
○竹村泰子君 終わります。ありがとうございました。
03月16日第132回国会 参議院 厚生委員会 第4号
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○竹村泰子君 戦傷病者戦没者遺族等援護法の審議でありますので、私は厚生大臣ともう何度も予算委員会でもおつき合いいただきましたが、しかしこの問題でしつこく取り上げざるを得ないということで、きょうは時間が短うございますので十分な審議にならないかもしれないと思いますけれども、よろしくお...全文を見る
○竹村泰子君 大臣、私も確かに壁が厚いのはよくわかります。法的にはそうかもしれないんです。でも、これは裁判とは違って、裁判のきっかけ、請求取り消しのきっかけ、行政処分取り消しのきっかけとなったのは厚生大臣が却下しているんですね。厚生大臣が決断すればいい、そういう範囲でもあるのでは...全文を見る
○竹村泰子君 それに対して日本政府代表の答弁というのを拝見しておりますけれども、実に冷たいというか、そっけないというか、ちょっと御紹介してみますと、「日本国政府は、サンフランシスコ平和条約、二国間平和条約や他関連条約等に従って、第二次世界大戦から生じた問題をこれまで真摯に対処して...全文を見る
○竹村泰子君 終わります。
05月10日第132回国会 参議院 地方分権及び規制緩和に関する特別委員会 第8号
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○竹村泰子君 中央集権的なシステムを改めて地方分権を進めていくということで、国と自治体相互の役割分担について、できるだけ国の役割を限定的に考えて、そして自治体の役割を重視するということが基本だというふうに思いますけれども、衆議院からずっと議論が積み重ねられておりまして、かなりダブ...全文を見る
○竹村泰子君 その場合に、国の機関、政府機関からの意見をお聞きになり、また状況を調査されるということですけれども、例えば推進委員会がほかに有識者ですとか地方団体などからも平等に意見を聴取して、そして原案をまとめて調整を行うというようなことももちろんあるわけでございますね。
○竹村泰子君 いかようにも委員会がお考えになることだけれども、まだ現在はどのような条件も具体的に柔軟に考えられるということでございますね。できるだけ平等に意見を聞いていただくようなそういうことに心がけていただきたいとお願いを申し上げておきます。  次に、総理大臣は、推進計画の策...全文を見る
○竹村泰子君 総理の責任で各省庁と推進委員会が話し合う場を設定するなりなんなりしてリーダーシップをとっていかれるということですね。これは実際には非常にぶつかり合う、大激論になるようなこともあるかもしれない。個別行政分野においてはそういう大激論をしなければならない、またそれが大事で...全文を見る
○竹村泰子君 委員について、法案では識見を有する人というふうになっておりまして、七人の委員を選ぶということになっておりますけれども、この識見を有する人というのはどういう人を考えておられるんでしょうか。
○竹村泰子君 行政についてということなんですか。  私がなぜこだわるかといいますと、七人というのは決して多い数ではないんですね。それで、これまで私どもがよく不満に思いますのは、審議会の委員とかそういった国の選ばれるいろいろなメンバーを見ておりますと、これはどうしてももっと生活面...全文を見る
○竹村泰子君 長官おっしゃるとおり、衆議院の議事録を見ますと、この推進委員会にどういうメンバーを選ばれるのかということで、事の性格上、官僚、OBの選任は避けていただくことが必要ではないだろうかというふうな質問がありまして、村山総理が、一概にOBを排除するというふうなことを断定的に...全文を見る
○竹村泰子君 どういうふうにふさわしいと判断なさるのかわかりませんけれども、さっきから言っておりますとおり、七人の委員会構成で決して多くはない。広範な国民の意見を聞くためには少ない数だと私は思うんです。そういう意味からいって、例えばアドバイザー会議のようなものをお持ちになる気持ち...全文を見る
○竹村泰子君 分権推進委員会で勧告をなさいますね。その勧告は、一回だけで終わるのではなくて、第二次勧告、第三次勧告、任期中はいつでも追加勧告というものができるというふうに考えておられるかどうか。  それから、総理がその勧告を尊重して策定する推進計画ですから、これに対して意見を述...全文を見る
○竹村泰子君 それは最初の質問ですね。ですが、もう一つの意見申し出権と追加勧告権の兼ね合いについてはどうですか。
○竹村泰子君 これまでの審議で、推進委員会の審議状況の公開ですけれども、推進委員会自体が考えることだと思いますが、しかしこの辺は非常に重要なところでして、あらかじめ考えておいていただいた方がいいのではないかと思うんですけれども、一般論として情報公開は時代の趨勢としても非常に望まし...全文を見る
○竹村泰子君 後でまとめて骨子だけを報告するのではなくて、できればこういう意見があって対立をした状況であるというふうなことまで知る権利があるというふうに思うんですけれども、今のお答え、長官は意欲的に情報公開をした方がよいと考えるが、まあそれは委員会がお考えになることだからというふ...全文を見る
○竹村泰子君 それでは、財政の方にちょっと移りたいと思います。  地方自治体の税財源は、中心的には地方独立税で賄われるべきである、国から配分される財源、依存的な財源はできる限り抑制する方向ということが言われておりますけれども、現在の国税中心の租税制度の枠組みを変更して、少なくと...全文を見る
○竹村泰子君 自治大臣にお答えいただきましたけれども、地方税で列挙されている税目のそのほかに個別事情に応じた課税をする場合、自治大臣の許可が必要だというふうに今なっているわけですけれども、この許可制はどうなんでしょうか。これは廃止するべきであるとお思いでしょうか、そうではないでし...全文を見る
○竹村泰子君 自治体の税源の再配分というか、国と自治体との配分ですけれども、この再配分は段階的に行われていくと考えていいのかなと思いますが、当面する課題として自治体の税財源の安定化を図るためにはどのようなことを考えておられるのか。さっきちょっと自治大臣お触れになりましたけれども、...全文を見る
○竹村泰子君 時間が参りましたので終わりますが、機関委任事務については触れることができませんでした。  けさほど参考人の皆さんから御意見をお聞きいたしましたが、機関委任事務につきましては皆さん即廃止するべきだというふうな御意見が多うございました。  これは、住民によって選ばれ...全文を見る
05月19日第132回国会 参議院 予算委員会 第20号
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○竹村泰子君 日本社会党の竹村泰子でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  村山内閣は、ことしに入りましてから、阪神大震災、地下鉄サリン事件等、予期せぬ大きな出来事があり、苦難の道のりであったと思いますけれども、厳しい風向きの中をよく耐え、そして一方では幾つかの大きな成...全文を見る
○竹村泰子君 通産大臣、本当にいろいろなことが背後にあって、私どもも心配をしたり頑張ってほしいと思ったり、いろんな思いを持っておりました。  これは外務大臣にもお尋ねしたいと思いますけれども、日米関係は非常に重要でございますので、このことが今後の日米関係にどんな影響を及ぼすだろ...全文を見る
○竹村泰子君 クリントン大統領も選挙を控えておられるわけでありまして、今回のこの措置も、自動車メーカーや部品メーカーの多い中西部の票がどうとかこうとかという、そういうちまたのうわさもございます。さまざまな思惑が入り乱れているようでありますけれども、日米間に本当にそごの生じないよう...全文を見る
○竹村泰子君 今回、地下鉄などの耐震性強化や学校の校舎の補強などを行う緊急防災対策費七千九百億円が計上されました。地震列島日本においては災害に強い国土づくりが喫緊の課題となっており、これらの防災関連予算はまさにこうした要請にこたえたものであると思います。  しかし、今、大蔵大臣...全文を見る
○竹村泰子君 非常に被害が大きかったので一挙にはできないと思いますけれども、被災地、避難された方たちは本当に一日千秋の思いで復興を待っておられるというふうに思います。  私はここで一つちょっと提案を申し上げたいんですが、今後こうした防災国土づくりへの取り組みはさらに強化していか...全文を見る
○竹村泰子君 施設の耐震性強化を初め、道路幅の確保ですとか貯水池の整備など、防災の関連予算は景気に左右されずに毎年度必要額が着実に計上されてこそその実が上がるのではないでしょうか。  そこで、大蔵大臣にお伺いいたしますけれども、そのためには概算要求の基準で防災開運の特別枠を備え...全文を見る
○竹村泰子君 大変しんどい話かもしれないんですけれども、阪神・淡路大震災以上の災害が起きた場合に、そのための国の予算をひねり出すのもまた大変しんどい話でございまして、一つの提案としてお考えのうちにぜひ置いていただきたいなというふうに思うわけでございます。  ここで、ちょっと私、...全文を見る
○竹村泰子君 環境庁長官にお尋ねしたいと思いますが、今、厚生大臣からお話がありましたように、関係八省庁、そこで石綿対策、アスベストに対する対策をやってくださっておりまして、この間、二月二十三日に調査をされましてその報告が出ておりますけれども、それにつきましてちょっと御報告をお願い...全文を見る
○竹村泰子君 具体的に今おっしゃってくださいました。覆いをしたりぬらしたりして取れるものは取ってということなんですけれども、そしてモニタリング調査などをなさってくださいました。  私どもももちろんまだまだたくさん心配な点がございますけれども、もう少し具体的に、例えば人によっては...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございました。  先ほどもお答えがございましたが、今回、経済対策の新しい視点として、ニュービジネス創出につながる計画、研究開発を支援するための科学技術・情報通信振興特別対策費三千二百億円が計上されております。  今回の特別措置のねらいとその主な内容を御...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございます。  残念ながらもう時間がなくなってしまいまして、あと幾つかあるんですけれども、中小企業対策について少しお伺いいたしたいと思います。  特にここ一、二年、中小企業を支援するための中小企業新分野進出等円滑化法を初め、税の優遇措置や低利の公的融資...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございました。  関連質問に移らせていただきたいと思います。
10月27日第134回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○竹村泰子君 本日は、外交、防衛、そして金融、経済ということの集中審議でございますのであれなんですが、本論に入ります前に一つ確認をさせていただきたいと思います。  けさの閣議で、あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する条約、人種差別撤廃条約、これは六五年、三十年前国連総会で採択され...全文を見る
○竹村泰子君 被爆者援護法、水俣対策、エイズの各対策等、これまで大きな懸案であった問題を一つ一つ解決に向かっていっている村山内閣のお仕事、本当に御苦労さまと申し上げたいと思いますが、今後どのように、これは今国会で提出をされて審議に入れるようになるでしょうか。どう見込んでいらっしゃ...全文を見る
○竹村泰子君 私どもも頑張りたいと思いますが、どうぞよろしく。  それでは、沖縄の問題に入らせていただきたいと思います。  九月四日、沖縄で女子小学生に対する米兵による拉致暴行という極めて残酷で悪質な事件が起こったわけであります。この地位協定、もっと長い名前でございますが、地...全文を見る
○竹村泰子君 総理、御感想をお聞きしていいでしょうか。どういうふうにお思いになりますか。これは妥当な刑罰だとか当たり前だとかそういうお返事は期待いたしませんけれども、ごらんになって、御感想をちょっと聞かせていただきたいと思います。
○竹村泰子君 基地で飛行機が落ちたら一大ニュースになります。もしかしたら新聞のトップ記事になってしまうかもしれません。しかし、一人の日本人が乱暴されたり殺されたりしたことは、全国的には本当に小さな記事にしかならない。沖縄の方たちはそんなことはないでしょうが、私たちもともすれば見過...全文を見る
○竹村泰子君 これまで幾度も予算委員会でお答えいただいておりますけれども、私がしつこく申し上げておりますのは、人間としての、女性としての悲しみが何とか国民みんなのものにならなければならないと思うからでございまして、これまでどれだけの女性たちが泣き寝入りをしてきたか、そして見過ごさ...全文を見る
○竹村泰子君 地位協定、長い名前でありますけれども、平成三年四月に改めてまたアメリカ合衆国と日本国との間の特別措置が新しくされました。  これを見ておりますと、実に細かくいろいろと書いてありまして、日本国はこの労働者に対する次の給与の経費の全部または一部を負担すると。基本給から...全文を見る
○竹村泰子君 先ほど外務大臣、私の聞き間違いじゃなければ、今思いやり予算は二千七百十四億円、十七年で四十四倍になったわけですけれども、基地対策費などを入れますと支出は四千七百五十七億円に達しているわけですね。日本の財政としても大変な額ですけれども、先ほどそろそろピークでというふう...全文を見る
○竹村泰子君 ぜひ私が聞いたようにピークにしていただいて、そしてもうこれからは少しずつ減らしていく方向に頑張ると、総理、言っていただけませんか。
○竹村泰子君 駐日米軍の基地の問題ですので、外務大臣にお答えいただきましたが、防衛庁長官もぜひお考えをお聞かせ願いたいと思います。
○竹村泰子君 ペリー長官の発言が大分問題になっておりまして、私もここに河野大臣とモンデール大使の会談の要旨をいただいて持っております。    〔委員長退席、理事前田勲男君着席〕  アメリカ政府として東アジア戦略という意味で、きのうも何か発言があったようでありますけれども、縮小...全文を見る
○竹村泰子君 日米合同委員会というのが開かれるわけで、そこで地位協定に基づいていろんなことが決められていく。そして、日本国は平和憲法を持っているわけでして、主権国家としての日本に憲法と異なる地位協定、協定ですけれどもそういうものがあって、そこで特権的な扱いを米軍に対してしなければ...全文を見る
○竹村泰子君 それはよくわかっておりますけれども、しかし余りにも不明な点が多いのではないかという気がいたします。国民の皆さんがそう思っておられるだろうということで、私どもは代表として国会に出ているわけでありますから、そういう意味で今後の課題としてぜひ御検討いただきたいと、強くそう...全文を見る
○竹村泰子君 今回の報告でも公的資金の導入の可能性は示されているんですけれども、しかしその具体策について国民的な議論を進めていくためには公的資金の具体的な姿を示さなければならないと思うんです。  大蔵大臣は、さきの衆議院の予算委員会で、個別の金融機関に税金のような公的資金を出す...全文を見る
○竹村泰子君 我が国の金融機関の不良債権問題は、国内のみならず国際的にも大きな問題になっている。例えば、邦銀が外貨の調達をしようとしても、信用度が低下していてなかなか貸してくれなかったり、債券発行ができないばかりか、借り入れをするにもいわゆるジャパン・プレミアムというような上乗せ...全文を見る
○竹村泰子君 それはそのとおりだと思いますが、大臣、何か私たちが聞いているところよりも非常に見込みが甘いというか対応が弱いというような気がしてならないんですけれども、その点はいかがですか。
○竹村泰子君 その公的資金の導入について、もちろん国会でも十分に議論していかなければならないと思いますが、政府部内ではどこで検討しておられるんでしょうか。この際、議論の場はできる限りやっぱり透明にして、どこで検討しているのかということが適宜国民にも報告できるようなそういう形が望ま...全文を見る
○竹村泰子君 ルール化する方法、私はぜひ必要だと思うんですけれども、大蔵大臣もお考えいただきたいと思います。  さっき大和銀行のことをもう私が言う前におっしゃったんですけれども、今回の損失事件については衆議院の予算委員会でも、そしてこちらの参議院の予算委員会でも当局の対応のまず...全文を見る
○竹村泰子君 大蔵省はたかをくくっていたのではないかという、新聞は金融行政水準の低さが露呈したというふうに書いているんですが、銀行局長どうですか。
○竹村泰子君 一連の金融機関の不良債権問題や経営破綻問題などを通して痛感できますのは、金融機関のチェックをすべき大蔵省の機構の問題ではないかと思います。  大蔵省は金融機関に対して保護、指導、そして監督、すべてを行っているわけでして、私は素人考えですけれども、これが何となく不自...全文を見る
○竹村泰子君 終わります。
11月01日第134回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
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○竹村泰子君 初めに、大臣の御決意を冒頭伺いたいというふうに思います。  水俣問題、先ほども同僚の釘宮議員からも御質問がございましたけれども、解決に四十年かかったわけでございます。しかし、大臣を初め国会議員その他多くの人々が努力をしてここまで解決に向かってこぎつけた。本当に喜ば...全文を見る
○竹村泰子君 たくさんの悲劇を生みました。亡くなられた方たちの霊にこたえるためにも、本当にこれからも御苦労ですが、十分な力を発揮していただきたいと強く求めておきます。  それでは、きょうはちょっと次の質問に入りたいと思いますけれども、陸上起因の汚染から海洋環境を保護するための世...全文を見る
○竹村泰子君 田部さんが行かれているんですが、外務省とかほかの関係省庁からは出席されていないんでしょうか。
○竹村泰子君 田部和博さんは環境庁水質保全局の瀬戸内海環境保全室長でいらっしゃいますね。  こういう国際会議にやっぱり一人でというか、公使が御出席だと思いますが、公使も御多忙でしょうからずっといらっしゃるわけにはいかないと思いますので、こういう国際会議には、大臣、やっぱりもう少...全文を見る
○竹村泰子君 これに付随して、海洋法条約は第十二部の二百七、二百十二条で、陸上起源からの汚染の防止、軽減、規制するための国内法制定、世界的、地域的規則、基準を設定することなどの目標を定めております。これに従って日本ではどのような国内法の整備を計画していらっしゃるんでしょうか。
○竹村泰子君 大臣、お聞きしたところによりますと、次の通常国会に提出して批准の運びというふうにお聞きしておりますが、間違いないでしょうか。大臣、どうぞ。
○竹村泰子君 海洋法です。
○竹村泰子君 今、大臣にお聞きしまして申しわけなかったんですけれども、やっぱりこれ条約ですから外務省なんですが、陸上起因の汚染から海洋環境を保護するための世界行動計画と、長い名前なんですけれども、いかに陸上から汚染を出していかないようにしようかと。それはただ単に海を汚さないという...全文を見る
○竹村泰子君 今いろいろお挙げになりましたけれども、これは環境庁でしょうか、その中で一番難解であるというか一番大きな汚染源は何だと思っておられるでしょうか。
○竹村泰子君 今お話がありましたいわゆる難分解性有機汚染物質、POPsと言われるものは、有機塩素化合物だけでも一万一千種以上もあると言われているんですけれども、日本ではごくわずかしかモニタリングされていない。  このPOPsの優先指定十二物質というのをUNEPの管理理事会がこと...全文を見る
○竹村泰子君 その十二物質の概要をもしできれば表にしてほしいとお願いしておいたんですが、できておりませんか。
○竹村泰子君 通産省、だめですよ、ちゃんと議員が要求しているものは出していただかないと。簡単なことでしょう。  では、私が申し上げます。アルドリン、クロルデン、DDT、ディルドリン、ダイオキシン、フラン、エンドリン、ヘプタクロールそれからヘキサクロロベンゼン、マイレックス、PC...全文を見る
○竹村泰子君 積極的にぜひそういう行動を起こしていただきたいと強く要望しておきます。  ところで、私のところへ逐一入ってきている報告によりますと、今このLBS会議、ワシントンDCで開かれている、瀬戸内海室長がお出になっている、これで日本がその行動計画に対してただ一国反対し続けて...全文を見る
○竹村泰子君 三日ですからあさってですね、三日には閣僚会議というのも開かれるんです。本当は環境庁長官に行っていただきたいと私思いますが、国会中でございますので御出席できないんでしょうけれども。  本当はそうやって、私はどなたが行かれるのかなと思っていたんですけれども、そこまで大...全文を見る
○竹村泰子君 それで、どうなんですか。賛成するんですか、どうなんですか、最終的に。
○竹村泰子君 日本は穏やかな反対というふうに聞いているんですけれども、じゃ違いますね、穏やかな反対はしないで賛成に回りますね。
○竹村泰子君 わかりました。じゃ、そのように御連絡ください。国会で取り上げられてそのように答弁したとお答えください。  やっぱり先進国らしく、こういうのは少し大胆に踏み出していただきたいと、私は強くそう思います。  それでは次に、先ほども同僚議員からフロンの御質問がありました...全文を見る
○竹村泰子君 いろいろと取り組みを進めておられるようですが、まだまだこれからというところですね。私は、フロンの対策が多くの省庁にまたがっていることは十分承知しておりますけれども、あえて環境庁に強力なリーダーシップをとってもらいたいということです。  環境庁が九三年、九四年度に実...全文を見る
○竹村泰子君 自治体においてフロンの回収作業、実際に回収現場でどういうことが起こっているかということをやっぱり把握してもらいたいんです。  もちろんいろいろ調査をしていらっしゃると思いますけれども、例えばこの北海道の例でいいますと、環境庁と厚生省と大きく管轄が二つにまたがってい...全文を見る
○竹村泰子君 そうですね、少しダブると思いますが、フロン回収にかかわる自治体など各主体のフロンの位置づけがオゾン層保護法や廃棄物処理法など法制度上も明確になっていないように見えますし、北海道でのオゾン層保護対策地域実践モデル事業のこの報告を見ていますと、どこの自治体でもそうだと思...全文を見る
○竹村泰子君 もう一つよくわからないんですけれども、縦割り行政の弊害が出ることなく国と自治体と回収業者とそれから消費者と、私は消費者だって、後で申し上げようと思いましたけれども、これは函館で冷蔵庫を回収処理するときに、処理費用を一キロ当たり十八円として一台平均千二百円、それから回...全文を見る
○竹村泰子君 大臣、フロンはもう全廃されたというふうに聞きますと、何かもうオゾン層の破壊はとまったかのように一般には勘違いしてしまうんですけれども、実情はこういうふうに非常に厳しい、二〇五〇年ぐらいまでかかってやっと一九八〇年代に戻るかなというところで、それまではオゾン層を破壊し...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございます。頑張ってください。  そして、これは規制緩和の一つとなると思いますけれども、御承知のように業務用の冷凍空調設備などからのフロン回収に当たっては設備業者が行っており、高圧ガス取締法に基づく高圧ガス製造の許可を有しておりません。加えて業務用設備か...全文を見る
○竹村泰子君 わかりました。  それで少し改正されているということがわかったんですけれども、一般の廃棄物を扱う上での適正処理困難物と同様に、このフロンも、フロン使用製品の生産、流通、消費の段階と廃棄がやっぱり一貫していない現状があるんじゃないか。例えばフロン回収という点で見れば...全文を見る
○竹村泰子君 これはちょっと通告してないかもしれませんが、通産省、これはやっぱり製造業者の責任というのは非常に大きいと思うんです。消費者ももちろん決してただでと言っているわけではないけれども、やっぱりこういう適正処理困難物をつくったり使ったりした場合には最後まで責任をとるべきだと...全文を見る
○竹村泰子君 答弁を聞いて、やっぱりまだまだ甘いという感じがするんです。PL法の前と後とでは全然違うと思うんですね、次元が。ですから、ぜひ頑張っていただいて、こういう適正処理困難物を製品の中に入れちゃうんですから、それはもう最後まできちんと回収する義務があるんだということを、ぜひ...全文を見る
○竹村泰子君 大変前向きな御答弁をいただいておりますが、破壊のことをフロンの最後に申し上げようと思ったんですが、御承知のように今千葉の破壊処理業者だけしか破壊できないんですね、全国でただ一つ。これが一カ所しかない。だから、送ってないものはボンベにためている現状というふうに聞いてお...全文を見る
○竹村泰子君 時間が参りましたのでやめなければなりませんが、先ほど大臣、アセスメントについて大変よいお答えをしてくださいましたので、決意を伺って終わろうと思います。  私ども、環境基本法をつくるときに、アセスメントを伴わなければ意味がないんだということを非常に強く主張したんです...全文を見る
11月28日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第4号
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○竹村泰子君 宗教法人法の法案審議に入ります前に、二、三お聞きしたいと思います。  総理、APECのときに首脳会談において金泳三大統領と話し合われました。相次ぐ閣僚の発言に対して厳しい反省が迫られているわけですけれども、歴史の共同研究をというふうなお話で合意されたと報じられてお...全文を見る
○竹村泰子君 具体的な方法とかそういうことまではまだいっていなくて、共同の研究を十分進めていきましょうということでございますか。  それでは、やりましょうやりましょうだけではなかなか進まないですから、ぜひ実現をしていただくために、どうぞ具体的なターゲット、そしてカリキュラムと言...全文を見る
○竹村泰子君 突然お尋ねしているわけではなくて、私はちゃんとこれはレクしてございますので、通告してございますので、ぜひ今どんな段階でどんなふうになっているか、おわかりの方、官房長官、わかりますか、教えていただきたいと思います。
○竹村泰子君 私がお聞きしましたのは、以前は新聞にもよく書かれておりましたけれども、最近ちょっと鳴りをひそめているかなと、懇談会の様子がですね。ぜひきちんとはかどるようにプッシュしていただきたいということなんです。  それで、アジア歴史資料センターをどこにつくるかということで、...全文を見る
○竹村泰子君 そこで、その所轄庁の変更について大臣は、国民の利便、国民の理解、国民の安心、それらを配慮した規定と答弁しておられます。これは衆議院の宗教特別委員会での与謝野委員に対する文部大臣の答弁でございますが、これは今回のオウム真理教のような集団に対して所轄庁が責任ある態度をと...全文を見る
○竹村泰子君 国民の安心のためというお言葉をお使いになりましたんですけれども、これは宗教団体一般に対する一種の不信感というか、そういう意味合いがあるようにもとれるわけでありますけれども、この発言に対する大臣の真意は何でございましたか。
○竹村泰子君 今回の改正は宗教法人に対する監督権限を強化しようとするものではないと私は理解しておりますが、所轄庁が文部大臣になることによって、都道府県知事であった場合と比べて宗教法人に無用の手続というか不便を強いるようなことにならないかどうか、教えていただきたいと思います。
○竹村泰子君 そうしますと、所轄庁がかわってもさほど不便を感じさせることにはならないということですね。  所轄庁が都道府県知事から文部大臣に移行するまでの事務手続上の流れを教えていただけますか。
○竹村泰子君 所轄庁を都道府県知事から文部大臣に変更することによって、例えば、特に数年にわたって収支計算書などが全く出されていない休眠状態であると考えられる宗教法人について、その確認が必要な場合など、これまでの所轄庁との協力体制の整備が必要と考えられますけれども、それについて大臣...全文を見る
○竹村泰子君 宗教法人側からの反対の非常に多くの声を私たちも聞いておりますのですけれども、衆議院ではできなかった参考人や公聴会などで参議院ではじっくりと意見を聞かせていただきたい。私たちは、例えば、霊感商法対策弁護士連絡会の山口広弁護士でありますとか、宗教家でもあります寺内大吉さ...全文を見る
○竹村泰子君 ごめんなさい、言い方が悪くて。私が聞きましたのは、宗教法人やたくさんの宗教団体からのさまざまな意見をどのように聞いておられますでしょうか。
○竹村泰子君 私は文化庁に聞いたんじゃなくて大臣にお聞きしたので、文化庁が答えることはないです。  大臣にお聞きしたいと思いますが、そのことと同時に、この所轄庁を国に移管することについて、地方分権という観点ではいかがでしょうか。両方あわせてお答え願いたいと思います。
○竹村泰子君 じゃ、質問を変えましょう。  総理にお聞きいたしますけれども、たくさんのいろんな反応が出ておりますが、国家と宗教の適切な関係のあり方に対する御認識、きのうも大分ここで審議されておりましたけれども、いかがでしょうか。国家と宗教は一体どういうふうにあればいいとお考えで...全文を見る
○竹村泰子君 大変大きな国家と宗教なんという問題は、歴史的にもいろいろなことを私たちは、人類はと言った方がいいんでしょうか、体験をしてきた教訓があるわけでありまして、幾ら総理大臣だといっても一言で、それはこうあるべきだなんてぱっと言えるものではないということは十分承知しながらお聞...全文を見る
○竹村泰子君 それでは、宗教団体が個人の信教の自由を侵してしまっている、オウムとかその他いろいろな宗教でそういう場合があると思うんですけれども、それについてはいかがでしょうか。
○竹村泰子君 では、少し細かく伺っていきたいと思いますけれども、二十五条に関連して、昨日もこの委員会の中で出ておりましたけれども、信者その他の利害関係人の定義というのがあるんでしょうか。  それと、正当な利益があり、不当な目的によるものでないと認められる者の定義というのがあるん...全文を見る
○竹村泰子君 だから、こういう人のことを指すというふうな定義はないけれども、しかしそれは宗教団体がきちんと判断をして、そしてディスクロージャーするべきかどうなのかということを決めるというふうに解釈してよろしいですか。
○竹村泰子君 あくまでもその宗教団体の自主性というのが尊重されなければならないと私は思うんですね。いい宗教団体と言うと変ですけれども、本来のまともな宗教活動をしている宗教団体ばかりであれば、こういういろいろ余計な心配はしなくてもいいし、団体自治ということでその団体が自発的に申告を...全文を見る
○竹村泰子君 議事に関する書類というこの言葉は、必ずしも議事録とは私はとらなくてもいいような気がするんですけれども、大臣いかがですか。
○竹村泰子君 そこのところは柔軟でいいわけですね。議事録がないからだめだというふうな切り捨てはしないということですね。
○竹村泰子君 わかりました。  そして、その次の「正当な利益があり、かつ、その閲覧の請求が不当な目的によるものでないと認められる者」というのはどういうものでしょうか。そしてまただれが判断するんでしょうか。
○竹村泰子君 それから、私はきょうは認証について少しお聞きしたいと思ったんですけれども、これは時間の関係で次に譲りたいと思いますが、オウムの場合、一体どういう認証の手続とどういう認証が行われてオウム真理教は宗教法人となったのか。これは調査をしていただいて、この次の機会に、ぜひ東京...全文を見る
○竹村泰子君 そういう手続上の経過をお聞きしているんじゃなくて、オウム真理教のような宗教がなぜ宗教法人として認められてしまったのか。ほかにもありますよ、たくさん。そこを私は、どういう審議の網をくぐってくるのかということをお聞きしたかったので、それは多分文化庁は今は答えられないと思...全文を見る
○竹村泰子君 だから、これからもオウム真理教のようなそういう宗教法人が出てくるかもしれないわけですよ。私たちは、二度と再びこのような問題を宗教団体が起こしてはいけない、どの集団も起こしてはいけないと思うわけで、それで聞いているんです。何か取っかかりがあればその宗教団体は認証しては...全文を見る
○竹村泰子君 困ったことだとだけでは困るのでして、これは合同結婚式を中止させよとか、是正させよとか、そういうことはなかなか難しいとしても、これは日本の国民ですからね、花嫁として行かされているのは。そういう意味において、私たちはこのことをもっと問題としなければならないと思うんです。...全文を見る
○竹村泰子君 この合同結婚式のようなものを催して、そして莫大な現金を外国に組織的に搬出する疑いがある。これは、外為法などに違反するおそれはないのでしょうか。大蔵大臣、どうお考えになりますか。
○竹村泰子君 私は、統一教会につきましては、非常に被害が大きいものでありますので、きちんと折を見て私たちが問題として取り上げていかなければならないというふうに思います。  オウム真理教のようなテロ集団、武器、兵器それから殺人とか、そういうことこそまだなかったけれども、特にきょう...全文を見る
○竹村泰子君 終わります。(拍手)
12月07日第134回国会 参議院 宗教法人等に関する特別委員会 第9号
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○竹村泰子君 この宗教法人法を改正するために、衆議院では三十一時間三十八分、参議院では四十時間一分の審議を行ってきたわけでございます。決して特定宗教団体を攻撃するような、誹謗中傷するような議論だけをしていたのではないことをはっきりと申し上げておきたいと思います。    〔委員長...全文を見る
○竹村泰子君 この法律、運用するのに政省令が全くないんですね。これは運用面に支障はないのかどうか。陰口では、何もしない法律ではないかというふうなことも聞かれるわけですけれども、その辺のところを短くお答えください。
○竹村泰子君 法律が成立するならばしっかりと運用しなければいけないと思いますが、例えば解散命令に関してなんですけれども、被害者も申し立てができるだろうかということです。  八十一条一項、現行法ですが、「所轄庁、利害関係人若しくは検察官の請求により又は職権で、その解散を命ずること...全文を見る
○竹村泰子君 わかりました。  オウム真理教による一連の事件の被害者は、今のところ六千人を超えるとも、あるいはそんな数では済まない、けたが違うかもしれませんけれども、そういう多くの被害者がいるわけで、被害者たちは知る権利もあり、そして申し立てをする権利もあり、私たちのこれからの...全文を見る
○竹村泰子君 私は、きょうは時間が非常に短く限られておりましたので、一枚資料を用意させていただきました。「今後検討するべき課題」として出させていただきましたが、今の「財産保全処分の規定」についてが一番でございますので、一番は省かせていただきます。  二番の「解散後の規制について...全文を見る
○竹村泰子君 終わります。