竹村泰子

たけむらやすこ



当選回数回

竹村泰子の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第136回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
議事録を見る
○竹村泰子君 大臣、御苦労さまでございます。きょうは、私は十五分しか時間がございませんので、質問というよりは問題提起ということになってしまうかもしれませんが、大臣の御決意を主としてお聞きしたいというふうに思います。  今、大変いい名前も飛び出したようで、生物多様性の下に仮名を振...全文を見る
○竹村泰子君 その分類の仕方とかそれから調査の主体とか、そんなことでいろいろ違うと思いますが、ある新聞によりますと、今、日本では脊椎動物の二二%、植物の一六%が絶滅の危機に瀕しているというこういう調査もあるわけでして、この九年間に自然海岸は二百九十キロ消滅、自然河川、干潟、湿地も...全文を見る
○竹村泰子君 私どもも応援いたしますので、ぜひ枠をはみ出しても頑張っていただきたいというふうに思うわけです。  もう時間がありませんので、きょうは簡単に終わりたいと思いますが、つまり私が何を言いたいかと申しますと、山から海までの一体となった自然の中で多くの野生生物が暮らしている...全文を見る
03月15日第136回国会 参議院 環境特別委員会 第4号
議事録を見る
○竹村泰子君 おはようございます。  私は、昨年十一月に質問をいたしまして、ちょうど陸上活動からの海洋環境の保護に関する政府間会合というのがワシントンで開かれておりまして、そのときにちょうどぶつかったのでございますが、そこで廃棄物の海洋投棄について質問をさせていただきました。 ...全文を見る
○竹村泰子君 じわじわと減ってくるというような姿勢ではなかなか減らせないんではないか、なぜ引き続きいつまでもこういう状態を続けているのかと。  私、ここに一つ、これは余り公にされていない表なのかもしれないんですが、これは厚生省がお調べになった表で、実はこれも出していただきたいと...全文を見る
○竹村泰子君 陸上処分が非常に難しいから海洋投棄をという議論をする前に、海は廃棄物の処分場ではないという、これが認識されなければいけないと思うんですね。  海洋及びその生態系が人間にとって未知の部分を非常に多く残していて、そして投棄した廃棄物による影響を把握し切れない。海の底に...全文を見る
○竹村泰子君 努力目標ではなかなか実現しないと思うんです。  次に、一般廃棄物、これも海洋投棄されていますね、しかもそれの七〇%がし尿だということですね。これは厚生省にお聞きしましょう。年間どのぐらいのし尿が海洋投棄されていますか。
○竹村泰子君 これはやっぱりこのようにたくさんのし尿が海洋投棄されなければ処理できないんですか。いかがですか。
○竹村泰子君 あと四年ですね。
○竹村泰子君 三百万トン近くも海洋に捨てられているものがそうなるかどうか。このし尿の海洋投棄についてはあくまでも暫定的処置と、これは禁止する方向で対処すべきものという答申が中央公害対策審議会から出されたのが七一年ですよね。二十年以上かかっている。  そういうことで、これは大臣の...全文を見る
○竹村泰子君 ちょっと時間がなくなってしまいまして、通産省、申しわけありませんでした。  大臣、今のやりとりをお聞きになっていて、海洋投棄に対する御決意をひとつきっぱりと述べていただきたい。
○竹村泰子君 終わります。
03月26日第136回国会 参議院 厚生委員会 第4号
議事録を見る
○竹村泰子君 初めに、スライド特例法案についてお尋ねいたします。  先ほどからいろいろとお尋ねがございましたけれども、この法案は森井前大臣の強い御指導と関係各方面からの要請を受けて提案されたものと理解しておりますが、一つ気になりますのは、九六年度の特例はともかくとして、今後の物...全文を見る
○竹村泰子君 それでは、先ほど釘宮議員の方から援護法の国籍条項の問題が出されまして、私もこのことにはずっと取り組んでまいりましたので続けてその問題を取り上げたいのですが、ちょっと視点をきょうは変えまして、戦後、朝鮮、台湾には軍人・軍属の戦死公報というのが出されたのでしょうか、どう...全文を見る
○竹村泰子君 日本人の未帰還者の調査は戦後直後から開始されておりますね。旧植民地の軍人・軍属も同時に調査されたと思いますけれども、各地域別の戦死者名簿なども作成されていますでしょうか、どうでしょうか。
○竹村泰子君 日本人の未帰還者というのは今どんなふうになっているのでしょうか。未帰還者、行方不明者の人数とか、あるいはどんな状態になっているかということがわかれば教えてください。
○竹村泰子君 未帰還者、不明者合わせて七百人ということですね。  それで、私が家族だといたしますと、私の夫が生きているのか死んでいるのか、帰ってこないわけで行方不明なのか、生死がわからないという人が今七百人とおっしゃったんですが、本当はもっともっとおられて、それはどういうふうに...全文を見る
○竹村泰子君 日本人ですね。  朝鮮、韓国の方たちに対してはどうですか。
○竹村泰子君 大臣、おわかりと思いますが、つまり日本人として、日本兵として、軍人・軍属として戦わせられた人たちが死亡宣告すらしてもらえずに、日本人の場合は未帰還者に関する特別措置法制定によって国が戸籍処理をしているわけですけれども、そういうことすらせずに、いまだに自分の肉親が生き...全文を見る
○竹村泰子君 私、きょうは時間がございませんのでもう一言だけ申し上げて、大臣の御所見、そして御決意を聞いて終わりたいと思います。  朝鮮半島出身者、旧植民地の未帰還者について、遺族会とか家族会とかいろいろな団体の方が厚生省に行きますと、こういうお答えが返ってきているんです、これ...全文を見る
○竹村泰子君 時間がありませんので終わりますが、この問題はまた、在日の方たちの国籍条項の問題もございますし、じっくりとやらせていただきたいと思いますが、ぜひ誠実な対応を御検討いただけますようにお願いを申し上げて、終わります。
04月04日第136回国会 参議院 厚生委員会 第6号
議事録を見る
○竹村泰子君 菅大臣は、御就任以来、大変な熱意でエイズ問題の解決に当たられ、その真実に迫る決意が事態を動かしたと言ってもいいのではないかと、心から敬意を表します。それと、命をかけて闘ってこられた被害者、患者の方たちの勇気を私は心からたたえたいというふうに思います。    〔委員...全文を見る
○竹村泰子君 そうしますと、その企画課血液事業対策室にこの二十七冊があったということはわかっていたわけですね。
○竹村泰子君 こういう大変な事態になっているときに振り分けを一体だれがどうするのか、しかも全部公開してしまおうという気になっていないからそういう目がないのではないかと私は思います。  また、その一月二十六日までどうしてこの血液事業対策室を見なかったのかというお答えはいただいてお...全文を見る
○竹村泰子君 先ほどからいろいろとお話が出ておりますように、一九七五年、既にWHOは売血による感染症の危険を重く見て、各国は国内の献血で自給し効果的な法律を制定することと勧告をしております。厚生省に設けられた血液問題研究会も、七五年、血液製剤も含め、すべて国内の献血で賄うべきであ...全文を見る
○竹村泰子君 そういった厚生省の方針、それからさまざまな外部からの圧力もあったかと思いますけれども、ミドリ十字などは血液製剤や原料をどしどし輸入し始めたわけですね、この時期。それが二千人にも上る血友病の人たちを感染させ、既に四百人の方の命を奪ったということになるわけです。  業...全文を見る
○竹村泰子君 確かに大臣のおっしゃるとおり、それは社会全体の問題であり労働関連の課題でもあると思いますけれども、しかし少なくとも関連の深いまるで親戚のようなところへ天下っていくということについては、やはり一定の制限を設けなければ、民間の会社の人たちはそういうことにはならないわけで...全文を見る
○竹村泰子君 血友病の遺族の方から殺人の疑いで告訴されております安部英氏、この方が主宰する財団法人に八三年五月、四千三百万円の寄附があったと、もちろん企業、薬の会社からですが。この時期は、厚生省が安部氏を班長とするエイズ研究班を設置し、そして加熱製剤の研究に取り組み始めた時期と一...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございました。  今、大臣のお話にありましたように、血友病には凝固因子の八番目が欠損している血友病Aと九番目の因子の欠損している血友病Bの二通りがあるわけです。今おっしゃった補充療法という補っていく療法、このために、報道によりますと全国千百七十七の医療機...全文を見る
○竹村泰子君 私も浅学非才でありますので、少し前までは第四ルートのことを余りよく知りませんでした。凝固因子の抽出の方法の一つがクリオと略されることになる血漿を凍結処理する方法、それからもう一つが水酸化アルミニウムや硫酸バリウムなどを血漿と反応させてビタミンK依存性の凝固因子、この...全文を見る
○竹村泰子君 全国千百七十七の医療機関に納入されていることは先ほどお答えいただきましたけれども、その中で五百四十四ですか、今のところわかっているのは。
○竹村泰子君 数字の違いがよくわからない。
○竹村泰子君 それで。
○竹村泰子君 だから、その残りの引いた差はまだこれから調査をするということですね、まだ未調査ということですね、回答が戻ってきていない。――はい、わかりました。  厚生省は、九二年に既に第四ルートについて報告がなされていたのではないかという情報があるんですけれども、私の調査により...全文を見る
○竹村泰子君 第四ルートに関して質問をするということは、私はきょうはちゃんと申し上げてありますので、そのくらいの情報はちゃんと調べてきていただきたいと思いますが、後日それではお願いをいたします。  私の調査によりますと、九四年の七月、第四ルートの症例が発表されたんですね、日本で...全文を見る
○竹村泰子君 だから問題だと今私は言っているので、そうなんだけれども、しかし海外では、特に複合製剤はほかに方法がないときに限り、副作用が非常に多いから十分に注意をして使用することというふうにただし書きがついているわけですよ。それを厚生省は知っていたのか知らなかったのか、知っていて...全文を見る
○竹村泰子君 時間が経過していきますので。
○竹村泰子君 禁忌、ちょっとよく聞こえなかったんですが、禁忌であると書いてあるわけですね。  それが医療現場にちゃんと行き届いていただろうかということはどうお思いになりますか。あなたは当時の業務局長じゃないから、ちょっと気の毒ですけれども。
○竹村泰子君 わかりました。いいですか。  私が言ったのは、だからちゃんとそれは知らせてありましたかということを聞いているわけですが、いいです。
○竹村泰子君 委員長に質問しておりませんので、だからもういいです。委員長は大臣じゃないから、全部のことを把握しておられるわけじゃないから、それはお医者さんでいらっしゃるのはわかっておりますけれども。  わかりました。質問を変えましょう。  厚生省はちゃんと知っていて、知らせて...全文を見る
○竹村泰子君 調査をしているところでございますとおっしゃったんですか。
○竹村泰子君 今、私が例を挙げたことは、それではこれはいいかげんな情報ではなくて、こういう状況で回収されたと思われるとか、問屋や主治医を通して伝えたとか、そういうふうな調査結果が正しいのですか。ということは、回収されたかどうかわからないわけですね。まさか使われてはいないでしょうけ...全文を見る
○竹村泰子君 そうすると、いつまで使われていて、いつ回収できたかということはわかっていないんですね。その間に何人の人が死んでいったか、何人の人が血友病にかかっていかれたかということを思いますと、これは大臣、きちんと回収について情報を、データを集めていただいて、どの会社の何はいつ回...全文を見る
○竹村泰子君 繰り返されるこういった薬害被害、一体どこまで、いつまでと私どもも胸を痛めます。この際、御一緒に力を合わせて、次の被害が起こらないようにしっかりとお互い頑張りたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
04月10日第136回国会 参議院 環境特別委員会 第6号
議事録を見る
○竹村泰子君 よろしくお願いいたします。  元来、地下水は、比較的一定の温度を保つことができる恒温性というんですか、そして適当なミネラルの含有というすぐれた特性を持っているものだと思います。今のところ、都市用水と農業用水の合計取水量の約一五%が地下水の使用となっており、全国で約...全文を見る
○竹村泰子君 認識を伺ったんですが、御存じのように、このような人為的な原因による水質汚染の実態は、地下水に限らず、既に私たちが毎日飲んでいる全国の水道水中でも多くの有機化合物が検出されております。言ってみれば、水は循環しており、どんな水も必ず人を初め生き物だちの飲用に戻ってくるわ...全文を見る
○竹村泰子君 これまでも、ハイテク汚染などによって地下水が汚染され、その汚染源がはっきりした場合、当該自治体と原因者との間での対応が確認されて諸対策がとられている場合もありますけれども、全体的には改善の傾向が余り見られていないのではないかと思うんです。  今回の法改正によって、...全文を見る
○竹村泰子君 相当普及しているというふうにお考えのようでありますけれども、これまでも行政によって汚染原因者に対する行政指導、これを行っていたものの、汚染の事実を一般には全く公表せずに、隠していたとは言いませんけれども、公表したくないものはしなくてもいいかなということなのでしょうか...全文を見る
○竹村泰子君 今の答えはおかしいですよね。プライバシーとおっしゃるけれども、汚染者のプライバシーを守るのか、住んでいる人の人権を守るのか、命を守るのか、それはやっぱり考えていただかないといけないわけで、今の答弁は非常に不服といたしますけれども、きょうは時間がありませんので次に移り...全文を見る
○竹村泰子君 そういうふうにすっきりといくといいんですが、すっきりといかないことの方がむしろ多いのではないかと私は思うわけです。  直接この法律とは違いますけれども、これまで多くの汚染の進行によって、地下水の汚染源になる幾つかの有害物質について汚染の経路、実態が少しくわかってい...全文を見る
○竹村泰子君 我々が使っているものすべて、使ったり捨てたりしたものはすべて最後には水に入っていくわけです。それはもう油を初めありとあらゆる化学物質なども地面にしみ込んでいって最後には飲み水に入っていくわけでして、その辺の啓蒙活動というか教育というか、そういうものが本当に私は足りな...全文を見る
○竹村泰子君 続くを信じましょう。  九三年三月の法律改正によって、地下水質評価基準はそれまでの十一項目から十二項目ふえて二十三項目となったわけです。それで現在に至っているわけですけれども、先ほど言ったように、CNP同様、例えば現在のところ発がん性は不明ではあっても急性の毒性は...全文を見る
○竹村泰子君 私たちの生活はいや応なくハイテクの製品に囲まれており、高度な技術が普及してくるにつれてやはり環境を汚染していき、自然から遠く離れていっているというのは非常に皮肉な悲しい現実であるというふうに思うわけです。  時間がなくなってしまいましたので、最後に一問申し上げてお...全文を見る
04月26日第136回国会 参議院 環境特別委員会 第8号
議事録を見る
○竹村泰子君 きょう、私は最後の質問になりますので、かなりいろいろダブるところがあるかもしれないと思うんですけれども、よろしくお願いいたします。  今回の改正で、有害物質による大気汚染の背景を改めてお聞きしてみようと思います。  まず、環境庁は今回の改正案の提案理由で、従来の...全文を見る
○竹村泰子君 今の長官のお答えで、先ほど同僚の馳議員の方からもダイオキシンのお話が出ておりましたけれども、廃棄物などについても、まだ日本ではごみは燃やすものとなっているわけで、そういったことについても、やはりごみは燃やさないで処理できるというふうな方法を、もう言うまでもないことで...全文を見る
○竹村泰子君 おくればせながら一生懸命というところでありますね。頑張っていただきたいと慮います。  今後の対応策としては、中央環境審議会の答申に盛られたいろいろな対策を今回の法改正とともに確実に実施していくことが差し当たり重要なことと考えます。  そこで、まず状況の変化に対応...全文を見る
○竹村泰子君 既に大気汚染防止法で規制されている有害物質というのが、カドミウム及びその化合物、塩素、塩化水素、弗素、弗化水素、鉛及びその化合物、窒素酸化物、アスベストと。お聞きしようと思いましたが、時間がないので私読んでしまいましたけれども、こういうふうに既に規制されているわけで...全文を見る
○竹村泰子君 そのとおりなんですけれども、なかなか容易ではないのではないか。これは罰則つきではないんですね。ですから、悲しいかな、罰則つきじゃないとなかなか実行されないというのがまだまだ現状であります。  そういう意味で、今大臣おっしゃいましたけれども、例えばオランダでは政府と...全文を見る
○竹村泰子君 この法案成立後は公表していく姿勢でということだと思いますが、ぜひできる限り公表していただきたいと強く要望しておきます。  最後になりましたけれども、この改正案に盛られました有害大気汚染物質対策、施行後三年をめどとして検討を加えるとなっておりますけれども、私は、一歩...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 環境特別委員会 第9号
議事録を見る
○竹村泰子君 環境庁は、北海道の礼文島だけに生息するレブンアツモリソウなど六種の動植物の保護増殖事業計画と熊本県阿蘇に植生じますハナシノブなどの生息地保護区三カ所の指定をされると。第八次鳥獣保護事業計画とこの事業計画を自然環境保全審議会野生生物部会に諮問され、二十五日、原案どおり...全文を見る
○竹村泰子君 ちょっとそのメンバーを知りたかったのですが、私はこの計画や指定を決定する順序と環境保全審に諮問をする順序だてがちょっとどうなのかなと思うんですね、あべこべなのではないかと。専門家の意見を聞いて環境庁が指定するべきなのではないかと。そういうシステムになっているんですね...全文を見る
○竹村泰子君 なぜ私がこういうことを言うかといいますと、審議会というもののあり方、別にこれは環境庁に限らずどこの省庁でも、例えば法案をつくるときにも必ず老健審とかいろいろな審議会にかけて、そこの答申を得て、それから法案作成に入ると、こういうふうになってるわけなんです。  確かに...全文を見る
○竹村泰子君 わかりましたけれども、今後少し考えていかなきゃならない問題かなというふうに思います。  ところで、レブンアツモリソウに入りますけれども、かねてからこれは非常に希少種になってきている絶滅寸前の植物ということで、私も環境庁にその保護をお願いしていたものでありますから大...全文を見る
○竹村泰子君 非常に難しい技術なのだけれども一生懸命やるということなんですね、頑張っていただきたいと思います。  地元の方に聞きますと、希少となるとますます園芸的な価値が上がって、まさに盗掘との闘いだと。三千株ぐらいしか残っていない、あるいはもっと少ないかもしれないということな...全文を見る
○竹村泰子君 ハナシノブもそうだと思いますが、このレブンアツモリソウなどのようにその地域にしか生きていけないという動植物をいかに保護していくかということは大事業であると思いますが、もっともっとそういう意味で子供たちにも大人たちにもぜひ話していっていただきたいというふうに思うわけで...全文を見る
○竹村泰子君 二次林というのは自然林の中に入るわけですね、天然林ではなくて、そうですが。
○竹村泰子君 そうしますと、状況の変わった緑地の内訳はどうなりますか。この四十二万六千ヘクタールの内訳がわかりますか。
○竹村泰子君 ちょっと聞き方が悪かったのかもしれませんけれども、私の聞いたのは、例えば二万九千ヘクタールが草原になってしまった、それから農耕地に四万四千ヘクタールもなっている、植林地や農耕地、市街地などに移行してしまっているんですね、この四十二万六千ヘクタール。万やむを得ない場合...全文を見る
○竹村泰子君 大臣に質問を申し上げなきゃいけなかったんですけれども、時間の関係でちょっと急ぐことになってしまいました。  大臣のお住まいになっております神奈川県の横浜市水道局は、これは報道されておりますのをお読みになったと思いますが、上水道の一〇%に当たる一日十七万トンを山梨県...全文を見る
○竹村泰子君 そうではなくて、もう時間がないので私が言ってしまいます。木材生産に五四%、つまり経済林に五四%、それから国土保全に一九%、自然維持に一九%、森林の空間利用に八%と。経済林が五四%なんですね。つまり半分以上は経済林としているわけでして、これは大きな問題で、農林水産委員...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございます。  地味だと大臣おっしゃいましたけれども、地味ですけれども一番インパクトがあるかもしれないんですね。私たちの緑、私たちの山や森をどうやって守ろうかというのはやっぱり国民に一番訴える力があるのではないかと思いますので、ぜひ予算面でも頑張っていた...全文を見る
05月16日第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第2号
議事録を見る
○竹村泰子君 きょうは御苦労さまでございます。社会民主党の竹村でございます。    〔小委員長退席、水島裕君着席〕  これまで参考人の国会での陳述、お書きになりましたものなどじっくり読み直してみました。参考人は大変な危機感を持って研究班をつくられたというふうに読み取りました。...全文を見る
○竹村泰子君 参考人、私きょう十七分しか時間がございませんので簡潔にお答えいただきたいと思うんですけれども、あなたがこれをいつお知りになったのか、このアメリカの回収の記事を。それと、それを見て潜伐期間とかいろんなことがあるので別にこれは意味ないとお思いになったんですか、今のお答え...全文を見る
○竹村泰子君 しかし、それはわかった時点でも別に大変なことだとお思いにならなかった、そんなに大きなことだとはお思いにならなかったというふうにとってよろしいかと思いますが、その辺が何とも不思議であります。今から見ると本当に不思議なことでありますけれども、あなたの御認識は当時そういう...全文を見る
○竹村泰子君 八三年の三月にアメリカのFDAが、同性愛者や麻薬常用者などハイリスクグループの人々からの血液を血友病治療のための製剤原料にしないように求めております。そのためのスクリーニングの方法も具体的に示しております。  全国血友病患者の組織である全国ヘモフィリア友の会も同年...全文を見る
○竹村泰子君 多分これは帝京大の血友病患者のエイズ感染がわかった時点で安部さんは郡司さんにお電話をしたと言っていらっしゃると思いますけれども、そのことです。
○竹村泰子君 ただ、あなたがその地位にいらっしゃらなければ、安部さんはあなたにお電話をしなかったと思うんですね。ですから、郡司さんにお電話したが留守だったというふうに国会で答えていらっしゃいますので、恐らくあなたがまだ現職の課長でいらしたときだと思いますけれども、安部氏からそうい...全文を見る
○竹村泰子君 厚生省の認識がその程度だったということですよね。その電話を受けた人がだれかわかりませんし、犯人捜しをしても仕方がありませんけれども、しかし安部さんは話したと。どの方が真実なのかわかりませんけれども、話したと言っている。電話を受けた人があなたに何も伝えなかったと。そし...全文を見る
○竹村泰子君 終わります。
05月24日第136回国会 参議院 本会議 第20号
議事録を見る
○竹村泰子君 私は、自由民主党、社会民主党・護憲連合、新党さきがけを代表いたしまして、ただいま議題となりました厚生年金保険法等の一部を改正する法律案につきまして、橋本総理並びに関係大臣に質問いたします。  橋本総理は、厚生大臣も務められ、福祉政策については高道な理想と熱意をお持...全文を見る
06月03日第136回国会 参議院 厚生委員会薬害エイズ問題に関する小委員会 第3号
議事録を見る
○竹村泰子君 社会民主党の竹村と申します。  きょうはありがとうございます。  私は北海道に住んでおりまして、二月ごろだったかと思いますが、北海道のHIVの原告の方を含む患者の皆さんと北海道選出の国会議員が会わせていただく場がございました。そのときにも、残念ながらまだまだ医療...全文を見る
○竹村泰子君 時間のかかることでもありますけれども、緊急に対策を講じていかなければならない問題でもあり、私たちも気が焦る思いでいっぱいでございます。  木村先生にお伺いしたいと思いますが、先ほどいただきましたきょうのレジュメの中で「診療体制について」というところがございます。そ...全文を見る
○竹村泰子君 まあ、ありがちなこととしてお書きになったということで、特別にそういうことをひしひしと感じておられるわけではないというふうにとりましてよろしゅうございますね。――いや結構でございます。時間が限られているものですから、申しわけありません。  根岸先生にお伺いいたします...全文を見る
○竹村泰子君 都立駒込病院ではたくさんのエイズ患者さんたちを受け入れて治療に当たってくださっているというふうにお聞きしておりますけれども、そういう意味で、今病院には専門のカウンセラーの方が何人おられて、将来的にはこういうことでは全然足りないんだ、やはりこのぐらいは欲しいんだと。ほ...全文を見る
○竹村泰子君 限られた時間でお一言ずつお聞きしたいというふうに思いますけれども、私たちがエイズの患者さんたちと、あるいは血友病の被害を受けられた方たちと社会の中でどう共生していけるかということがやはり非常に大切なことであるというふうに思います。  知らないということでやたらに怖...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございました。
06月04日第136回国会 参議院 厚生委員会 第16号
議事録を見る
○竹村泰子君 今回の法案は、もうこの委員会でも何度も議論されましたけれども、旧三公社共済組合を厚生年金に統合するだけではなくて、今後一元化を公平に進めていくためのいわば統合ルールを定める大事な法案ではないかというふうに考えております。  私、先日の本会議でも質問いたしましたけれ...全文を見る
○竹村泰子君 専門家の議論だから難しいのかもしれないと思いますね。非常に高度な議論はよくしていらっしゃるんだと思いますけれども、わかりやすく国民に説明するということではやっぱりまだまだという感じがいたしますので、ぜひ努力をお願いしたいと思います。  きょうは私、もう既にたくさん...全文を見る
○竹村泰子君 いろいろ理由があるんですけれども、このように女性の年金額は男性に比べてかなり低い額になっています。男性よりも女性の方が平均寿命が長いことを考えれば、女性の年金額が低いということは大きな問題と言わなければならないのではないでしょうか。これは、現在の年金制度が男性の終身...全文を見る
○竹村泰子君 その辺は通達が八〇年に出てわかっているんですけれども、現在パートタイムの人の仕事ももう立派な企業の戦力となっています。ただ違うのは、パート先の正社員の人に比べて今おっしゃったみたいに勤務時間が短いというだけです。いろいろな事情でフルタイムの勤務ができない、していない...全文を見る
○竹村泰子君 この第三号被保険者の制度が導入されました八五年、私は衆議院の社会労働委員会におりまして質問をしております。菅大臣もたしかあのころ社労におられたのではないかと思いますけれども、このときに新米の竹村議員はこんなふうな質問をしております。  「ちょっとショッキングなこと...全文を見る
○竹村泰子君 年金制度の安定性ということは国民の信頼感にあることは言うまでもありませんけれども、しかし、近年の急激な出生率の低下は年金制度の長期的な安定に暗い影を差しております。子供の数が減ってくる、どうしたら女性が子供を産んでくれるだろうかというふうな真剣な議論がある中で、それ...全文を見る
○竹村泰子君 おおむね順調とおっしゃいますけれども、保育事業を推進していくためには各家庭の事情に応じた柔軟な制度を整備拡充していく必要があると思います。  育児休業法ができてから、一年間は自分が面倒見られる、でも保育園が受け入れてくれる二歳あるいは三歳までの間は行き場がないとい...全文を見る
○竹村泰子君 また、一たん保育園に預けても熱が出たりするとすぐ職場に電話がかかってくる。  お子さんが熱を出しましたから連れに来てくださいという電話がかかってくるんですね。それから、朝熱が出ていたりすると連れてこないでほしいと言われたりして、母親は職場を早退したり欠勤したりしな...全文を見る
○竹村泰子君 私もパンフレットをいただきました。大変きれいなパンフレットを出していらっしゃるんですけれども、このファミリー・サポート・センターの八年度の予算はお幾らでしょうか。
○竹村泰子君 フレーフレー・テレフォン事業なんというのもありまして、いろいろ考えていらっしゃるんだなと私も思いましたけれども、ますますこれは非常に重要になってくるのではないかと思います。  そして、フルタイムで仕事をしていれば、仕事の都合で急に残業しなくてはならなくなることがあ...全文を見る
○竹村泰子君 それから、女性の社会進出が進みますと保育に対する要望も多様なものになってきます。市町村や社会福祉法人の設置する保育所だけではなくて、企業が職場に設置した保育所で保育するような仕組みも有効な場合が少なくないと思いますけれども、現状はどのようになっているのでしょうか。ま...全文を見る
○竹村泰子君 ちょっといただいた資料で、私はこれ前もってお聞きする時間がなかったのですけれども、施設型保育サービス運営事業費という予算のうち事業所内保育施設運営事業、この予算が平成七年度より減額になっているんですけれども、この理由は何なんでしょうか。ごめんなさい、通告していません...全文を見る
○竹村泰子君 そうすると、職場の中の、いわゆる事業所、企業の中の保育所というのは余り進んでいないというか、需要も多くないし必要度も余りふえているとは厚生省は見ておられないのでしょうかね。予算は減っているんですよ。
○竹村泰子君 ごめんなさい。ちょっと私、時間が不足で通告しておりませんでしたけれども、大変これ不思議だなと思ったんですね。  こういうことではなかなか女性の社会進出を易しくするわけにはいかないのではないかな、もっと支援してあげる必要があるのではないかなと思いますが、まあ一概には...全文を見る
○竹村泰子君 最後に、子育ては各家庭の問題でありますとともに、社会全体の問題でもあります。急速に出生率が低下してくる中、なぜ出生率かこんなに急速に低下しているのであろうかといりことを考え、また女性の権利の保護の重要性が向まってくる中、社会全体で子供を育てていくという考えが大切にな...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございました。  時間がなくなってしまいましたので終わりたいと思いますが、私、八四年の十二月の社会労働委員会の質問のときに、このパートタイムの労働者の問題で、八〇年に社会保険庁から全国の各都道府県の健康保険課長に通達が出ている、これがさっきの四分の三とい...全文を見る
06月13日第136回国会 参議院 厚生委員会 第19号
議事録を見る
○竹村泰子君 今回の薬事法の改正でありますけれども、これはソリブジン問題等の反省に立って治験の充実強化また承認審査の充実強化、特例的な緊急輸入許可、市販後の対策の充実などを目指して改正案が提出されているというふうに思います。    〔委員長退席、理事朝日俊弘君着席〕  そこで...全文を見る
○竹村泰子君 この厚生科学会議のお出しになりました「薬害エイズ問題から何を学ぶべきか」、これを見ておりまして、今こういった大きなHIV薬害の問題が出てきている中でのこの薬事法の改正でありますから、少し触れないわけにはいかないと思うんです。  今回の薬害エイズのような失敗がなぜ繰...全文を見る
○竹村泰子君 大臣というお立場でありますから軽々にいろいろなことをおっしゃれないというふうに思いますが、ぜひ御決断いただいて、かなりこれは大がかりな改革にならざるを得ないと思いますけれども、ぜひ英断を持って実行に移していただきたいなと私たちは期待もし、見ておりますので、協力を惜し...全文を見る
○竹村泰子君 非常にわかりにくいというか、どっちつかずというか、厚生省の治験あるいは薬剤の認可という部門をFDAのようにきちんと強力にして、先ほどから体制の違いが、アメリカでは千三百八十四人、日本は三十八人とかいうふうに出されておりますけれども、そこのところをきちんと強化して厚生...全文を見る
○竹村泰子君 よくわからないけれども、今の段階では仕方がないでしょう。  それで、例えば先ほどから出ている治験に対するインフォームド・コンセントですけれども、これは欧米では、諸外国では法律で内容も厳しく規定されているというふうに聞いておりますけれども、日本では業務局長の通達であ...全文を見る
○竹村泰子君 では次に、事故発生後被害を最小限にとどめる措置ということで、医薬品の性質上、安全性に万全を期したつもりでも副作用は排除できないのではないかと思います。併用副作用の発生など臨床試験段階では完全に把握することは不可能なのかなと、私は素人でございますけれども、そういうふう...全文を見る
○竹村泰子君 各種措置の機敏に動く機動性というんですか、これを行政が今最も深刻に考えるべきなのではないかと思うんですね。  現行の薬事法第五十六条「販売、製造等の禁止」、第六十九条の二「緊急命令」等の規定と運用、やはりこういった法的な規制は私企業の企業論理に基づいた活動と公共性...全文を見る
○竹村泰子君 そして、危険性情報の収集というか、それを収集してどう伝えていくかということなんですけれども、今度の教訓からいっても、この危険性情報の収集、伝達の対象は海外も含めて対象とするべきだということを痛い教訓として厚生省も思っておられると思いますけれども、するべきだと思います...全文を見る
○竹村泰子君 今、大臣がお触れくださいましたが、衆議院の修正を踏まえて、再発防止とそれから薬事法及び薬事審議会の抜本改正に向けてしっかりと頑張っていただきたいというふうに思います。  それでは、少し変わりまして、先ほど中島委員もお触れでしたけれども、今回の国保京北病院、この事件...全文を見る
○竹村泰子君 本人の同意が得られていなかったというふうに伝えられておりますし、今触れられた同僚の医師や看護婦などとも相談していなかったのではないかというふうに伝えられております。厚生省としてはまだはっきりとした事実関係をつかんでおられないということですが、こうした点にもさっきから...全文を見る
○竹村泰子君 さっき局長おっしゃいましたけれども、同僚の医師や看護婦などとも相談していなかったと。個人的に決めて、そして筋肉を弛緩させるものを投与したというようなことを聞いておりますけれども、厚生省が力を入れていらっしゃるチーム医療、このことが実際に行われていたら今回のような事件...全文を見る
○竹村泰子君 安楽死という非常に大きなテーマも絡んできますし、人間の命にかかわる大変重要な問題であると思いますけれども、私たちもこのようなことが起きないような医療体制、医療現場にしていただきたいと切に願うところでございます。  ところで、先日同僚の西山委員が質問をなさいました陣...全文を見る
○竹村泰子君 先ほど見ていただきました病院と助産所の出産の分布、助産所は余り偏りがないのに病院は平日の昼間に集中している、病院が陣痛促進剤の使用などにより病院の都合のいいように出産時期をコントロールしている、まさにそのデータであると思います。このような危険を伴う、必ずとは言いませ...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございます。  今の問題では例えば抗がん剤の副作用被害が随分報告されております。例えば効き目が強いと言われている抗がん剤イリノテカン、そのイリノテカンによる臨床試験で副作用による死亡が五十五人に上っていたというふうな報道がされているような、ほかにも抗がん...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございました。
06月19日第136回国会 参議院 環境特別委員会 第11号
議事録を見る
○理事(竹村泰子君) ただいまから環境特別委員会を開会いたします。  大渕委員長から委員長辞任の申し出がございましたので、私が暫時委員長の職務を行います。  委員の異動について御報告いたします。  昨十八日、朝日俊弘君が委員を辞任され、その補欠として千葉景子君が選任されまし...全文を見る
○理事(竹村泰子君) 委員長の辞任の件についてお諮りいたします。  大渕委員長から、文書をもって、都合により委員長を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(竹村泰子君) 御異議ないと認めます。よって、辞任を許可することに決定いたしました。  これより委員長の補欠選任を行います。  つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○理事(竹村泰子君) ただいまの狩野君の動議に御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○理事(竹村泰子君) 御異議ないと認めます。よって、委員長に千葉景子君が選任されました。(拍手)     —————————————    〔千葉景子君委員長席に着く〕
06月20日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○竹村泰子君 初めに、二年前、平成六年度から予算が計上されておりまして着々と準備が進んでおりますアジア歴史資料センター、八年度予算は千五百三十二万七千円の予算がとられておりますけれども、きょうは梶山官房長官においでいただきました。  昨年の六月に「アジア歴史資料センターの設立に...全文を見る
○竹村泰子君 官房長官の非常に大切なものであるので成功に向けてきちんと進めてまいりたいという御決意を伺いまして、私も大変うれしく思います。ぜひ計画倒れにならないように。  そして、諸外国、特にアメリカやドイツ、ヨーロッパなどでは本当に戦争というものの悲惨さを後世に伝えよう、二度...全文を見る
○竹村泰子君 これがいろいろないきさつがありまして、地元の千代田区民から、先般、工事差しとめの仮処分申請が出されております。千代田区住民は風致、景観、防災の面から建設に反対をしているわけです。  厚生省は建設計画を地元にこれまでどのように説明してこられたのか。また、今後とも地元...全文を見る
○竹村泰子君 時間が短いものですから長い答弁は困るんです。  今いろいろ御説明がありましたけれども、なぜこんなにこじれてしまったか。  一つには、皆様御案内のとおりですが、九段会館の前の駐車場という非常にすばらしい一等地であるということですね。ここに戦没者追悼平和祈念館、この...全文を見る
○竹村泰子君 菅大臣にお伺いいたします。  今いろいろと言いわけがございましたけれども、こういった都市計画法に基づいて堂々と規格に合ったものを、そうしたら小さ目に建てるというふうにするか、あるいはまた違うところを探すかという方法もあると思いますけれども、何しろ初めにそこに建てる...全文を見る
○竹村泰子君 私は、これまで国会の中で、強制連行や在日の旧軍人軍属の国籍問題、従軍慰安婦問題などを取り上げてまいりました。内容的にも、加害の歴史を忘却するような戦没者追悼平和祈念館では、アジアの国々から日本に対する不信感はますます募るのではないかと思います。この平和祈念館の展示や...全文を見る
○竹村泰子君 私はきのう菅大臣のところにこういう江戸切り絵図をお届けしておきました。  これによりますと、本当に大切な火よけ場としての役割がよくわかるようになっております。そして、この真ん中には、住民たちが、仮称九段平和祈念公園、こういう公園を私たちは欲しいんだと言っておられる...全文を見る
11月28日第138回国会 参議院 地方行政委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○竹村泰子君 私たちの同僚であります友部議員の政治団体である年金会が運営する共済組合が、金融機関でもないのに定期預金の形で不特定多数の人からお金を預かっていたとして出資法違反の疑いで捜査を受けたという今回の事件、私どもも政治にかかわる者の一人として、政治家とお金ということについて...全文を見る
○竹村泰子君 もう報道されていることも随分あるわけでして、捜査にかかわりのない、かかわりというか影響のないことについては、委員会をせっかく開いているんですから、もう少しちゃんとした答えをしていただきたいと思いますが、どうですか。
○竹村泰子君 その二十七カ所の関係先というのはわかって、そこから現金や有価証券が見つかったか、見つからないかと聞いているんです。そのくらい答えてもいいでしょう。
○竹村泰子君 よくわからないですね。あったんですか、なかったんですか。多少はあったんですか。
○竹村泰子君 現金は多少あったんですね。  有価証券の方はどうですか。
○竹村泰子君 多少というのはどのくらいですか。
○竹村泰子君 数万円、そうですか。  もう少しはっきりお聞きしたかったんですけれども、それ以上のお答えは恐らく出ないでしょうからやめておきますが、預金者は高利に目がくらんだ人ばかりではないはずですよね。共済ですから、交通事故とか病気とかそういったときにお役に立ちますよといって、...全文を見る
○竹村泰子君 私、通告でお願いしておきましたのは、相当数とおっしゃいましたけれども、どのくらいいましたかとお願いしておいたんですね。全体の中で何%までとはいかなくても、大体半数を超えるとか八〇%ぐらいとか、そういうお答えをお願いしたいと思います。
○竹村泰子君 相当数ということは大変多い、半分以上いらっしゃるというふうに考えてもいいのではないかと思います。大臣にもお聞きしたいと思いますが、少し後にいたしまして、大蔵省にお聞きします。  問題はこうした預金者をどう救済するのか、集めた預金の運用と使途を解明することはもちろん...全文を見る
○竹村泰子君 今のところ救済の方法が見つかっていない。それから、先ほどから同僚議員の御質問にありましたように、法的な問題はこういった出資法二条の違反である、不特定多数から集めたら出資法違反であると、こういうことしかないわけであります。  法律家でもいらっしゃる大臣、最後にお聞き...全文を見る
12月17日第139回国会 参議院 内閣委員会 第3号
議事録を見る
○竹村泰子君 私も沖縄の爆弾投棄の問題についてぜひお聞きしたいと思っておりましたけれども、きょう朝からの同僚議員の御質問で問題点はほぼ出尽くしたと思います。先ほど沖縄の照屋議員の御質問にもありましたとおり、このようなことがやはり沖縄に長く言い知れぬ苦しみやいろいろなものを私たちが...全文を見る
○竹村泰子君 そうしますと、射爆演習を行う限りこういう危険性はつきものであるわけで、もし今回のように周りを海に囲まれていないときにはどうするのかとか、さまざまなことを思うわけでありますけれども、そういうことがこれまでにもたびたびあったのかどうか、おわかりでしたら教えてください。
○竹村泰子君 掃海艇が今一生懸命捜しているわけでありますけれども、先ほどからの御質問にありましたとおり、外務省のとった今回の措置、一日も二日もたってから危険であった、爆発のおそれもあるというふうなことでは、私たちも、とりわけ島民の安全は守られないわけでありまして、今後十分に気をつ...全文を見る
○竹村泰子君 私ども女性議員、今で言いますと民主党、社民党の五人の女性議員が八月十八日から二十日まで米軍基地の視察をさせていただきました。普天間から嘉手納、そして読谷村、金武町、キャンプ・ハンセンなどなど、地主さんとも会見をさせていただきまして、そこで本当にたくさんのことを教わっ...全文を見る
○竹村泰子君 地位協定の見直しというのはSACOの報告の中にも入っております。私たちの持っている資料ではそう詳しくはわからないのですけれども、やはりこの地位協定の見直しの要望は私どもも沖縄からかなりちょうだいしておりまして、例えば今の問題で航空機の騒音とか環境の保護に関しては国内...全文を見る
○竹村泰子君 どうぞよろしくお願いします。  沖縄における米軍基地の建設の始まりが住民の土地を接収する形で行われていった。一九四五年の米軍による沖縄占領の過程で、沖縄県民を収容所に収容していた時期に居住地、非居住地の別なく接収が行われた、これは歴史が語る事実であると思います。そ...全文を見る