竹村泰子

たけむらやすこ



当選回数回

竹村泰子の1997年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月20日第140回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○竹村泰子君 大臣は、所信の中で、大量消費・大量廃棄社会から循環型社会への転換を目指すということで、リサイクル推進の重要性を訴えておられます。  そこで、改めて大臣のおっしゃいます循環型社会とはいかなるものか、端的にお答えをいただきたいと思います。
○竹村泰子君 産業活動、そして人間の社会活動、つまり人間が生きていくと必ず廃棄物が出ると言われます。本来は、その廃棄物をできる限り出さない、減量する、リサイクルする、再使用する、そして廃棄物の処分をする、こういう考え方の優先順位をきちんとした上で、つまり現状はそれでも大量生産、大...全文を見る
○竹村泰子君 私が何を言いたいかといいますと、今のようにどこかで突っかえてしまっては、つまりせっかく再商品化しようと思って回収しているのに、それがうまくスムーズに動かない、つまり循環がどこかで詰まってしまうというようなことがあっては、循環型社会への移行は極めて困難ではないかと思う...全文を見る
○竹村泰子君 大臣にもお考えを聞きたかったんですが、きょうは私は非常に時間が短いので少し先を急ぎたいと思いますので、少し問題提起させていただきたいと思います。  この社会の商品の中にはリサイクルの方法が既に確立をしていて、ある程度コストの面でもやっていけるもの、例えば缶容器など...全文を見る
○竹村泰子君 ここにありますのは、岡山のある小学校の「学校長殿」と出ているんですけれども、雪印から「学校給食用牛乳の紙化への移行のお願い」というのが出ておりまして、「学校給食用牛乳の供給コストアップの吸収と事業の効率化を図りたく思考しております。」そして、「監督官庁よりは、効率化...全文を見る
○竹村泰子君 確かに地方分権の時代ですから、文部省が何でもかんでも上から統括するというのは違うかもしれませんが、環境の教育指導資料というのまで出していらっしゃって、この中にあるのとは違うことをもし地方がする場合には、やっぱり文部省は少し異議を唱えてもいいのではないかと思いますが、...全文を見る
○竹村泰子君 農水省の可能性があるということですね。じゃ、今度農水省に聞いてみましょう。  それで、こういうことで、つまり子供に対する教育的配慮からではなく、牛乳のパックとか瓶とか、小さいことじゃないかとお思いになるかもしれないけれども、環境教育をしっかりとしなきやと言っている...全文を見る
○竹村泰子君 今の問答を聞いておられまして、大臣、どんなふうにお考えになりますか。
○竹村泰子君 時間が来ておりますのでやめなければなりませんが、今の大臣のお話で、確かにそういうこともあります。それからデンマーク、フィンランド、イタリア、ノルウェーなどは包装材に関する製品課徴金というのを、つまりごみの減量化や再使用、リサイクルのできない物については製品の課徴金を...全文を見る
02月26日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○竹村泰子君 本日私は、十二月に京都で国際会議が開かれる、そして日本が議長国を務める予定をしております地球温暖化会議、COP3につきまして、先ほども同僚の常田議員から御質問がございましたけれども、少し質問させていただきます。  日本国内では九〇年六月に制定した地球温暖化防止行動...全文を見る
○竹村泰子君 七・二%増加しているわけですね。  防止も抑制もできていないということで、効果が上がっているとは思えないわけです。  見直しの施策がありますか、どうですか。
○竹村泰子君 四月十五日には国別の報告書を出すことになっていますね。第二回通報だと思いますが、先進国の達成度がここで明らかになります。  私の聞くところによりますと、二〇〇〇年、安定化が守られそうなのは七、八カ国にすぎないというふうに聞いておりますけれども、この中間報告といいま...全文を見る
○竹村泰子君 それは、データをお示しになるとおっしゃいましたけれども、いつごろになりそうですか、四月……。
○竹村泰子君 九五年四月にベルリン会議があったんですね。ここでドイツは議長国としてベルリン・マンデートを出したわけですけれども、これはどんなものだったでしょうか。簡単に教えてください。
○竹村泰子君 お答えのように、そのベルリン会議のマンデートに基づいて京都会議の議定書はつくられるということですけれども、今お答えにもちょっとなかったのですが、私もどんな議定書が準備されているか見ているわけではありませんのでわからないんですが、先ほども途上国からのプレッシャーが話さ...全文を見る
○竹村泰子君 途上国の心配というか不安、そして私どもも途上国との信頼関係は非常に大事だと思うわけですけれども、今のお答えにありますように、途上国を含めた全世界的にその義務をきちんと負うべきだというふうなことが多分とらえられているんだと思いますが、日本が、この五年間に七・二%の実績...全文を見る
○竹村泰子君 私が聞くところによりますと、温暖化による海面の上昇で国土が水没する可能性がある島嶼国の人々は日本政府の態度をややヒステリックに受けとめているというふうに聞いているんです。  外務省に一つ聞きますけれども、途上国への信号として温暖化対策で、先ほどもお答えが少しあった...全文を見る
○竹村泰子君 そういうお答えでは本当は全然あれなんです。どういうことを具体的にこうしようこうしようと思っていますというふうなお答えが欲しかったんですが、ちょっと時間がありませんので、次の機会に譲りますが。  大臣、もう一度お伺いいたしますが、何年までに何%減というふうな目標値を...全文を見る
○竹村泰子君 余り御決意のほどがうかがわれなかったんですけれども、きょうはこの辺でおきたいと思います。  次に、ダイオキシンの毒性評価について、先ほども御質問がありましたけれども、このダイオキシンにつきましては、WHOの国際がん研究機関が、2・3・7・8のTCDDが人に対して発...全文を見る
○竹村泰子君 向こうからの十分な資料の手に入るのを待って検討を始めたいということでありますが、ダイオキシンについてその発がん性とか有害性について論じられたのは、きのうきように始まったことではないのでありまして、環境庁の報告書では、疫学的症例が少ないことにより評価が定まっていないな...全文を見る
○竹村泰子君 大変のんびりしているという印象を受けるんです。  時間がありませんので、もう一つ、ダイオキシンの質問をさせていただきますけれども、二月七日、ナイロビで国連環境計画、UNEPが開かれました。そのときに、私以前にもこの委員会で残留性有機汚染物質、POPsについて、いわ...全文を見る
○竹村泰子君 私の質問は、どうして塩素が抑制、適用されないのかということだったんですけれども、きのうちょっと環境庁とお話をしておりましたら、塩素単独では、塩素とつながる有害な物質についてはあるけれどもというふうなお話があったんですが、私その後ちょっとこの勧告をもう一度調べてみまし...全文を見る
○竹村泰子君 終わります。
03月21日第140回国会 参議院 本会議 第11号
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○竹村泰子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、ただいま議題となりました児童福祉法等の一部を改正する法律案に関し、総理及び厚生大臣にお尋ねをいたします。  本年は、児童福祉法制定五十年という節目の年に当たります。この半世紀の間に子供を取り巻く環境は大きな変貌を遂げました。さらに...全文を見る
03月25日第140回国会 参議院 運輸委員会 第6号
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○竹村泰子君 きょうは船舶安全法及び海洋汚染及び海上災害の防止に関する法律の一部改正ということで審議をしているわけですが、当然のことながら、現在非常に問題となっておりますナホトカ号の油汚染の問題にちょっと集中しているというふうに思いますが、私もいろいろな観点から少し質問させていた...全文を見る
○竹村泰子君 私もこの数字を見ましてびっくりしたんですが、六千隻、七千隻という船、しかも老朽な船が入港しているということで大変驚いたわけです。  そこで、外務省にお聞きいたしますが、これらの現状を受けて北海道は九五年十一月、外務省にロシア船の座礁問題に関する要望書というのを提出...全文を見る
○竹村泰子君 老朽化したロシア船の道内入港がふえ続けている現在、海難事故の危険は減らないところかむしろふえていくのではないかと危惧しています。今回のナホトカ重油流出事故のような大事故に対する備えについては、北海道内の官民機関が保有する油回収船四隻、油回収装置十二機、オイルフェンス...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございます。  先ほどから多くの議員のお話に出ておりますIMOにおいてのポートステートコントロール、近年大型船舶の海難が増大していき、その船舶の多くがいわゆる旗国による監督が不十分と言われる、各種の海事条約の基準に適合していない船、サブスタンダード船とい...全文を見る
○竹村泰子君 いろいろな観点からのお仕事があるんだと思いますけれども、ヨーロッパなどに比べて検挙率といいますか臨検率といいますか、非常に低いというふうに聞いておりますけれども、その確立を目指してぜひ頑張っていただきたいと思います。  先ほど私が申しました、自治体がみずから乏しい...全文を見る
○竹村泰子君 時間がなくなってしまいましたので詳しくはあれできませんが、この行動計画の中に、あらゆる地点での事故を想定して、そして油の進行方向や変質状況などシミュレーションをする。そしてさらに、船主、石油基地管理者など責任者の賠償責任を広範囲に問う。そして新造タンカーの二重構造化...全文を見る
○竹村泰子君 終わります。
03月25日第140回国会 参議院 予算委員会 第15号
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○竹村泰子君 ちょうど衆参の予算委員会の審議が行われている間に東海村でああいった爆発事故が起きまして、必然的にそういった原子力行政の関係の質問がかなり予算委員会の中でされていたというふうに思います。きょうは順々にまいりたいのでございますけれども、梶山官房長官は沖縄問題で大変重要な...全文を見る
○竹村泰子君 地元の住民の一人としても大変肝を冷やされたといいますか非常に不安に思われたというふうに思います。この東海事業所の燃料再処理工場爆発事故については、この事故の原因や動燃の対応のまずさなど詳細は調査委員会で調査分析されると思いますが、幾つかお尋ねをしていきたいというふう...全文を見る
○竹村泰子君 答えになっていないですね。七三年の時期にこの事実を知っていたのかどうか、実験の結果を科技庁は知っていたのかどうか、大臣、どうですか。
○竹村泰子君 よくわからない答えですね。知っていたというふうに答えると後は大変だということでそういう答えをしていらっしゃるのかもしれないけれども。  今回いろいろな手違いやミスが重なっているんですが、もっと国民が怒っているのは、私はここに新聞のコピーをたくさん持っておりますけれ...全文を見る
○竹村泰子君 放射能漏れについて、今回の事故は、火災時の現場の混乱ということがあったにしても、火災発生から数分後には現場と道路を隔てた第一附属排気筒にあるモニターが放射能漏れを感知していたにもかかわらず、これを作業員が確認するのに火災発生から五時間経過していた。この技術的な対応の...全文を見る
○竹村泰子君 「もんじゅ」のビデオ隠しもありましたし、これまでにもいろいろと私たちは見聞きしているわけでありますけれども、時間の関係もありまして余りそのことにかかずらうわけにはいかないのですが、動燃についてもう少しお尋ねをいたしましょう。  五十七年に動燃が発足してから今日まで...全文を見る
○竹村泰子君 それじゃ、研究開発費ということで将来有形無形の形でその成果が蓄積されていくので、会計処理上は欠損金でも、研究開発の成果が国民の共有財産になっているのかどうか。なっているので戻さなくてもいいという御説明もあるわけですが、動燃の場合、共有財産というのは一体何になりますで...全文を見る
○竹村泰子君 見解の相違というものもあるかもしれないんですけれども、私はそういうふうに思わないんですね。  例えば、再処理というものがいかに経済的に高くつくか、九三年一月に動燃の東海事業所に運ばれたフランスからのプルトニウムを例にとってお話をいたします。  あのときに運ばれた...全文を見る
○竹村泰子君 だから、私は再処理の費用ということで言ったわけでして、もちろんわかっておりますが、プルトニウムを取り出すコストニ百六十億円、そして今途中までしか私が聞いていることを教えてくださらないんですが、あと輸送船の改造費、輸出容器の製作費、これ以外に巡視船「しきしま」にかかわ...全文を見る
○竹村泰子君 トータルと言いましたけれども。
○竹村泰子君 あと広報費などもかかると思いますし、それ以外に使用済み燃料のフランスヘの輸送費もかかっていますね、これは六十億円。要するに三百億、四百億のお金がかかっているわけです。もっとかもしれません。要するに、再処理というのはとにかく大変高くつく。アメリカがコスト的に合わないと...全文を見る
○竹村泰子君 大臣、私はいきなり今原発をゼロにしろなんて言っているわけじゃありません、そんなことできるわけありませんから。ただ、こういった事故が繰り返される。昨年十二月に通産省がまとめた総合エネルギー調査会基本政策小委員会の報告でも、「もんじゅ」の事故などそういった国民や関係自治...全文を見る
○竹村泰子君 いや、NEDOだけ聞いているんじゃなくて、私は新エネルギー全体を聞いているんです。もしかしたらこれは時間がないからできないかもしれないとは言いましたが、一応全部レクしてあるはずなんですね、通告をしてあるはずなんですから、そのくらいのことはちゃんとそろえて答えていただ...全文を見る
○竹村泰子君 五百七十三億ということですね。これは正確じゃないと思いますが、単純に言って、新エネを一とすれば原子力は七という割合になっているんです。後で詳しくお伺いいたしますが、この一対七というのは、もしかしたら一対六・五ぐらいかもしれませんけれども、これは原子力と新エネを大ざっ...全文を見る
○竹村泰子君 ぜひ国の原子力政策の転換あるいは変革に向けてお互い頑張ってまいりたいと思います。  時間が参りましたので、私の質問を終わります。
04月01日第140回国会 参議院 厚生委員会 第6号
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○竹村泰子君 朝から議論が続いておりますけれども、もう幾度も出てきたわけですが、すべての子供はすべての国家において、また日本国憲法のもとに主権者であり、そして不可侵の人格を持つということが前提で議論がされなければならないというふうに思います、もう言うまでもないことですけれども。 ...全文を見る
○竹村泰子君 大臣、御自分の言葉で子育ての哲学といいますか、温かい思いを答弁してくださって大変うれしいんですけれども、しかし法律の制定ですから、やはり私が言っておりますのは法律  の理念の中に大臣が今おっしゃったようなことも、すべての子供は経済的、文化的、愛情的に環境が充実し、...全文を見る
○竹村泰子君 最低基準についても結論が出ていないというふうに聞いております。  まず、今度の審議会の結論が出ないうちにこの法改正を出してしまったということについても私は大変疑問が残るのですけれども、この最低基準についてはどのような審議過程で、あるいは関係市町村の意見聴取をするの...全文を見る
○竹村泰子君 市町村の現場の保育に当たっておられる方たちとか、あるいは父親、母親の代表の方たちの意見をぜひ聞いていただきたい。現場には本当にさまざまな問題がありまして、最低基準が守られているからいいというものでもなく、今後どういうふうに最低基準を動かしていくのかということについて...全文を見る
○竹村泰子君 先日、三月二十九日に児童福祉法改正シンポジウムというのが東京で開かれました。厚生省は御存じだったかと思いますけれども、この参加者の人たちから何が問題なのかということで二点要望が出ております。  一つは、私が先ほどから申し上げておりますように、権利条約の趣旨を尊重し...全文を見る
○竹村泰子君 今回の法改正で幾つか評価できるところもあります。例えば児童自立生活援助事業と新たな項をお加えになりまして、保護するだけではなくて自立を支援するという、そういうことをあらわしておられます。それから、同じく第六条に新たに放課後児童健全育成事業をお加えになった。これは学童...全文を見る
○竹村泰子君 大変残念に思います。引き続き、きちんとこういつたことを改めた本当によい法案を近い将来出すことができるように私も期待をしたいというふうに思います。  延長保育のことにちょっと戻しますが、大臣、女性の就業と子育てということでエンゼルプランを厚生省はお出しになっておられ...全文を見る
○竹村泰子君 よろしくお願いいたします。  保育料について少しお伺いしたいと思いますが、保育料を均一とするという最初のお考えで、厚生省はサービスの提供に応じてコストを負担するのが基本的な考え方として保育コストに対する公的負担の過大なことを強調しておられました。そして、中堅所得層...全文を見る
○竹村泰子君 私、やっぱり理念の問題だと思うんですね。私たちの国が、子どもの権利条約を批准した国がどのようにして子供たちをみんなの力で育てていこうとしているのか、そのことがやつぱり、少子化社会に向かってもお母さんたちあるいはお父さんたちが働きながらどうやって子育てをしていけるだろ...全文を見る
04月02日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第5号
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○竹村泰子君 きょうは、朝から南極地域の環境の保護に関する法律案について本当に中身の濃い議論がされてきたというふうに思います。  事ほどさように、南極というのは私たちからとても遠いと思うけれども、こんなに大きな問題を抱えているということが改めて認識できたのではないかと思います。...全文を見る
○竹村泰子君 そんなことは聞いていないんですよ。私の聞いていることに全然答えていない。地球環境問題に対する外務省の姿勢を聞いているんであって、いろんなことをやじられてお気の毒だとは思いますけれども、そういう答えを聞いているんじゃない。どういうふうに地球環境を守ろうかと、日本はその...全文を見る
○竹村泰子君 私たちは政府委員の答弁をいつも委員会で求めるわけです。外務省の姿勢はどうなのだ、フロントの姿勢はどうなのだというふうな質問をあなたにしても、大臣じゃないんだし、政府委員じゃないんだし、外務省はこうでございますと言えないのは大変気の毒だと思います。だから私たちは政府委...全文を見る
○竹村泰子君 こういうことは通告できませんから通告してなかったんですけれども、そういうことを聞くために質問をしているんじゃないんですよね。外務省は、きょうは無理でしょうけれども、さっきも大渕委員から、きちんと大臣に伝えなさいというお言づてがありましたけれども、やっぱり外務省の責任...全文を見る
○竹村泰子君 そんな答えはないでしょう、そんなそっけのない答え。環境影響評価という項をなぜ起こさなかったのかと言っているんです。
○竹村泰子君 さっきの大渕委員のお話にあった確認ですね。でも、日本の国内法ですから、確認すればいいというものじゃないのではないでしょうか。  私は、法律の専門家でもないし環境の専門家でもないからわかりませんが、そういう姿勢でいいのかなと思いますが。
○竹村泰子君 いや、環境影響評価というのは確認すればいいものですか。
○竹村泰子君 環境庁は環境影響評価法をお出しになったんですね。お出しになったばかりですね、まだほやほやで、審議はされておりませんけれども。その環境庁が、なぜこの法案の中に環境影響評価ということを明確にあらわさないで、それで法案を提出されたか、どうしても私はわからない。長官、どうで...全文を見る
○竹村泰子君 議定書はかなり詳しく計画の初期の段階から始まって、影響評価をして、そして包括的な環境評価書に基づく決定をする手続をして、評価書に基づく決定をして、監視まで書いているんですね。ですから、そういうことに比べますと、私は何か大変に肩透かしを食わされたような気がしたんです。...全文を見る
○竹村泰子君 人間は生きているからすごい有害なものを出すんですよね。そして、人間の生活するところというのはすべて廃棄物を出すんですよね。そういう意味では、私はすべてのものに環境影響評価の義務をつけなければならないというふうに思ったんですけれども、議定書とこの法案とを対比させながら...全文を見る
○竹村泰子君 私も、それから多くの国際的なNGOの団体も考えていることは、やはりこの環境保護議定書がきちんと履行されるかどうかを監視する常設機関、またこれ一つの大陸への進出になるかもしれないので余り好ましくないのかもしれないけれども、今ある施設の中に置くとか、そういう形で常設機関...全文を見る
○竹村泰子君 そのためにも、議定書締約国の横の連絡を密にするなどネットワークが必要だというふうに思いますけれども、環境保護委員会や南極条約協議国の役割を聞かせてください。
○竹村泰子君 委員会の役割を聞かせてください。
○竹村泰子君 条約協議国の役割の方はどうですか。今の環境保護委員会というのはまだないんですね、現在は。それで、この後条約が動き出せばつくられるんですか。
○竹村泰子君 私の後の質問聞いてないんですか。
○竹村泰子君 ということでありますから、一国で五十もある全部の基地を監視するというのもなかなか大変ですから、自国の基地だけでもなかなかできないと思いますけれども、ネットワークをしっかりつくって、やっぱり南極はみんなのもの、世界じゅうのものである、クリーンに置いておきたいのだという...全文を見る
○竹村泰子君 廃棄物の処理は、新聞報道なんかにも本当に大変な昭和基地の廃棄物の残骸が写されていたり、先ほども「しらせ」で運んで持って帰ってくるというお話でありましたけれども、大体初めからそういうことは考えなくちゃいけなかったことで、昭和基地ができて何十年ですか、その間ほっておいた...全文を見る
○竹村泰子君 これは最後の質問になると思いますが、ぜひ大臣にお答えいただきたいんですけれども、どのようにお考えかということです。  さっきエネルギーの問題が出ておりました。済みません、もしかしたら私これは通告をしていないかもしれません。今、通産省でも本当にクリーンなエネルギーを...全文を見る
○竹村泰子君 終わります。
04月03日第140回国会 参議院 厚生委員会 第7号
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○竹村泰子君 先日のこの委員会では主として保育の問題を私は質問させていただきましたので、きょうは少し違った観点から御質問申し上げたいと思います。  施設体系について、現在の入所施設の幾つかに見直しの必要があること、そして相談、通所など在宅サービスも積極的に提供する必要があること...全文を見る
○竹村泰子君 言うまでもないことですけれども、大臣、子供たちがどのような境遇にあって、どのような環境にあっても本当に自立をしていけるということは人間としての尊厳にかかわる問題であると、自信と誇りを持って生きていけるようになることでありますし、このような力はやっぱり周囲の大人の信頼...全文を見る
○竹村泰子君 一番多いのが実母、その次が実父ということで、本当に私ども大人の責任を感じるわけですけれども、児童相談所における経路別相談件数としては家族というのが一番多いんですけれども、児童福祉施設というのも結構数としては多くあるのではないかと思います。  これは少し前の大変残念...全文を見る
○竹村泰子君 しっかりそこのところはお願いしたいと思いますが、児童虐待ということでいえば、児童虐待とは一体どういうことなのかというその定義が規定されていないために、児童虐待の通告、二十五条が困難になる場合が非常に多くあると。児童虐待を発見した者にその事実を児童相談所に通告する義務...全文を見る
○竹村泰子君 最後に、大臣にぜひお伺いしたいと思います。  先ほど清水委員の御質問に対してお答えをいただいておりましたけれども、きょうは私はぜひともこれは大臣にきちんと答弁をしておいていただきたいというふうに思います。  教護院における対象児童の拡大の問題について確認をさせて...全文を見る
○竹村泰子君 もうほとんど時間がないのですが、文部省にもおいでいただいておりますので、今のところ、それから不登校という言葉についてもお考えがあったらお聞かせいただきたいと思います。
○竹村泰子君 終わります。
04月08日第140回国会 参議院 厚生委員会 第8号
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○竹村泰子君 本日は、私どものために御多忙中おいでいただきまして、本当にありがとうございます。民主党の竹村泰子でございます。    〔委員長退席、理事情水澄子君着席〕  保育関係につきましてもいろいろお尋ねしたいことがあるんですけれども、きょうは午後も保育関係の多くの参考人の...全文を見る
○竹村泰子君 もちろん、日弁連のおっしゃっておりますことは、民間の第三者機関による救済制度ということでございましょうか。
○竹村泰子君 その発言権と不服申し立て権についてでございますけれども、私が今手元に持っておりますのは「児童福祉法に規定する事件」として家庭裁判所で特別家事審判がされたときの記録なのですけれども、この中で、「家庭裁判所は、承認事件に関する審判をするには、当該児童を現に監護するもの(...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございます。  私どもも全くそのとおりだと思いますし、この虐待禁止規定をどこかに入れたい、三十四条に入れられたらいいなと思っておりましたのですけれども、これからも努力をしてまいりたいというふうに思います。  それでは、時間が余りございませんので、最後に...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございました。
○竹村泰子君 本日は遠くからもおいでいただきまして、本当にありがとうございます。民主党の竹村泰子でございます。  もう大分、いろいろ皆様にもほかの議員からお聞きいたしましたので重なるかもしれないと思うんです。皆様にお一言ずつお聞きしたいのですけれども、時間の制限がございましてそ...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございます。  菅さんにお尋ねをいたします。  児童相談所のことで、子供と保護者に施設の処遇内容等を積極的に提供して、十分な情報に基づいて両者とも意見を表明できるように、そして第三者機関あるいはオンブズマン制度というふうな御提案がありました。私も大賛成...全文を見る
○竹村泰子君 菅さんは子どもの権利条約にずっとかかわってこられたわけですけれども、実際にあれから何年かたつんですが、じゃ子供たちが子どもの権利条約のことをどのぐらい知っているかというと、やはり私どもの力も、それから周りの大人たちの力もまだまだ足りないと。学校の中でも、もし子どもの...全文を見る
○竹村泰子君 以前、二年くらい前でしょうか、「子どもによる子どものための「子どもの権利条約」」の出版がされまして、私もときどき眺めているんですけれども、そういった子供たちが子どもの権利条約を自分のものに少しずつしていくという、そういう努力が大人の責任として重要なのかなというふうに...全文を見る
○竹村泰子君 もう余り時間がないのですけれども、私たちは、これは日本人のもしかしたら特性なのかもしれません、欧米ではもっと子供たちがいろんなところに参画していっているのではないかと私は思っているんですけれども、何か子供が子供がということで、ばかにしているわけではないんですが、やは...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございました。
04月10日第140回国会 参議院 厚生委員会 第9号
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○竹村泰子君 参考人質疑を含めましてきようで四日目、審議が続いております。かなりたくさんのことが出されてまいりましたので、私はきょうはこれまで言い足りなかったところ、それから確認の意味で少し答弁を求めていきたいと思うところをお尋ねしたいと思います。  今、清水議員の方からもお尋...全文を見る
○竹村泰子君 今後の私どものお互いの努力で子供を、特に少女たちを守れるようなものにしていけるかということが問われていると思います。同時に、少年少女を取り巻く環境は本当に大きく変わっておりまして、嫌な言葉ですが援助交際というふうな形で売春行為を半ばスポーツか何かのように、レクリエー...全文を見る
○竹村泰子君 それでは次ですが、この委員会の審議の中にもたびたび出てまいりました放課後児童健全育成事業、これにつきましては、私も地元の札幌で本当に目にいたしますし、実際に通わせておられるお父さんやお母さんの声も随分と聞きましたけれども、この法案が成立した場合にニーズに合った柔軟な...全文を見る
○竹村泰子君 今のお答えですと、基準をつくってその基準以外のものははみ出してしまうというか、許されないというか、そういうふうに聞こえちゃうんですよね。そうではなくて、そういう条件に耐えて頑張ってやってくださっている学童保育所をどう支援していくのかということが大事なんじゃないかと、...全文を見る
○竹村泰子君 これは、昔の伝統的な日本の考え方とはもう全く価値観が変わっている現代において、やっぱりお父さんもお母さんも働いているというのはもう当たり前になってきているわけでして、具体的に言えば私の部屋におります秘書もそうやって子供を育てながら働いております。  ですから、そう...全文を見る
○竹村泰子君 これは、教護院に限らず、児童養護施設、乳児院とかで家庭環境に恵まれずに生活する子供たちの生活水準を大幅にレベルアップしてほしいと。  私どもは、本日後ほどお出しします修正案の中にも「児童に関する措置を採るに当たっては、児童の利益が最大限に尊重されなければならない。...全文を見る
○竹村泰子君 控え目な御答弁で、もう少し前向きに踏み込んでいただきたかったと思いますが、突然でしたから申しわけありませんでした。  それから、先日参考人においでいただきましたときにも幾人かの方たちから出ておりました不登校の問題では、先日大臣に教護院に必ずしも不登校の子を対象とし...全文を見る
○竹村泰子君 全くおかしいですよ、それは。他人に危害を加えるのは性癖なのでしょうか。そして、不良行為をなすおそれのある、家庭の保護者の監督下に入らない子供。多分、局長もかなり親に反抗されたことがあると思いますが、私も随分反抗しました。親に反抗するのはこれは成長の一種でありまして、...全文を見る
○竹村泰子君 だから入れなきゃよかったんですよ、こういう言葉は。そうでしょう。定義が難しいから入れなきゃよかったんです。  今の大臣のお言葉に私反抗するようで申しわけないんですけれども、大人の常識とおっしゃいましたが、大人はすべて常識的なんでしょうか。子供は全部非常識なんでしょ...全文を見る
○竹村泰子君 もう時間がありませんので議論は残念ながら打ち切りますが、だからこういうあいまいな言葉を使ってほしくなかったということを最後に申し上げておきます。  四日間審議をいたしまして、これだけ多くの問題が出てきております。附帯決議もたくさんの附帯決議がつけられるだろうと思い...全文を見る
○竹村泰子君 ちょっと今の答えはよくわからなかったんですが、見直しをする方向でいくわけですね。
○竹村泰子君 はい、よくわかりました。  それでは、最後に大臣にお聞きして私の質問を終わろうと思います。  先日も申し上げましたけれども、子供の意見をもっと国会は聞かなければいけないというふうに考えます。子供国会が開かれますけれども、例えばこういう審議が行われる前には子供たち...全文を見る
○竹村泰子君 終わります。
○竹村泰子君 私は、ただいま議題となっております児童福祉法等の一部を改正する法律案に対し、民主党・新緑風会を代表いたしまして修正の動議を提出いたします。その内容は、お手元に配付されております案文のとおりでございます。  これよりその趣旨について御説明申し上げます。  本法律案...全文を見る
04月17日第140回国会 参議院 本会議 第19号
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○竹村泰子君 私は、民主党・新緑風会を代表して、政府提出のいわゆる駐留軍用地特別措置法の一部を改正する法律案に対する修正案について、その提案理由及び概要を説明するとともに、本修正案に対する議員各位の御賛同をお願い申し上げるものであります。  政府は、特措法の改正を提起するに当た...全文を見る
04月22日第140回国会 参議院 予算委員会 第19号
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○竹村泰子君 民主党の竹村泰子でございます。  私は、去る三月二十五日のこの参議院の予算委員会で、ちょうど東海事故の後でございますけれども、動燃の問題を取り上げて質問をしております。  もう午後からいろいろな問題が出ておりますので重なるところは省きたいと思いますけれども、六七...全文を見る
○竹村泰子君 もういいです。先ほどから繰り返し努力をいたします、情報公開いたしますというお答えを聞いておりますので、結構でございます。  私は、動燃のこういった問題、これは動燃体質とマスコミがおっしゃっているけれども、そうではなくて、科技庁、電力業界などで形づくられるいわゆる原...全文を見る
○竹村泰子君 稼働率と申し上げたんですが。
○竹村泰子君 その数字は違うと思います。私の調査によりますと、稼働率は、七七年九月十二日運開、今日まで二十年で施設利用率二五%、二五%ですね、施設利用率は。間違いないですね。  この二十年の間、とめていた期間の方が長いんです。民間の企業だったらとてもこれでは存続していません。そ...全文を見る
○竹村泰子君 そういうことを言っているのじゃありません。商業稼働率と言っているのではありませんが、余りにも低いのではないでしょうか。  再処理技術というのは確立した技術なのでしょうか。もう私は時間がありませんので、まだたくさん研究開発の余地があるのだと思いますけれども、こういっ...全文を見る
05月08日第140回国会 参議院 大蔵委員会 第10号
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○竹村泰子君 朝からたくさんの問題が審議されておりますが、今回、この有価証券取引税の撤廃、そしてジャパン・マネーの流出問題ということで初めに聞かせていただきます。  この外為法の改正によりまして、我が国の資金の海外流出が大いに懸念されているわけでありますけれども、千二百兆円とい...全文を見る
○竹村泰子君 先ほどから、秋の臨時国会があるならばそこに向けてというふうな御返答を幾つか聞いておりますので、今私がお聞きしましたのは、いろんな税制の見直しや委託手数料の自由化などとセットで改正が行われなければいけないんじゃないかというふうにお聞きしたんですが。――いや、いいです。...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございました。  個人の金融資産が約千二百兆円あり、このうち六百四十一兆ですか、が預貯金で占められているわけですね。これらの預貯金は史上空前の低金利〇・五%ですか、これを余儀なくされているわけです。現在、百万円を一年間預けても利子所得は千円にも満たないと...全文を見る
○竹村泰子君 確かに、為替リスクの問題がありますから、すべての預貯金が海外に流出するとは考えられませんけれども、最近の個人レベルの外債投資の急増を見ますと、今局長はそういったリスクをきちんとわかって買っているんだろうかと御懸念がありましたが、今後一層そういう傾向が強まるのではない...全文を見る
○竹村泰子君 有価証券取引税の問題ですが、先ほどから何回かやりとりがありましたけれども、とりわけ株式に係る有価証券取引税は現在どのようになっているのか、御説明願いたいと思います。この種の税は欧米の主要先進国にはないと聞いていますが、そのとおりでしょうか。
○竹村泰子君 有価証券取引税については貴重な教訓がございます。それはスウェーデンの例であります。スウェーデンでは八四年に一%の有価証券取引税を導入した。八六年に税率を二%に引き上げた。そうしますと、スウェーデン株式の取引がロンドンのSEAQインターナショナルに流出をした。八九年に...全文を見る
○竹村泰子君 有価証券取引税を撤廃するとどの程度税収減になるのか。これは大蔵省の試算ではなくて通産省の試算があるんですね、四月の日経新聞ですけれども。通産省の試算によると、大体約二千億円程度になると。大蔵省は、この試算についてどういう見解を持っているんでしょうか。
○竹村泰子君 お聞きしたいことがたくさんあるんですけれども、もう余り時間がなくなってしまいました。  いずれにしても、海外の金融機関への預金が増加するとなれば利子に係る所得税が減収になることは避けられないと思うんです。主税局は、そのような利子課税の減収見込みをどのように考えてい...全文を見る
05月19日第140回国会 参議院 本会議 第26号
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○竹村泰子君 谷本議員にお答えをいたします。  脳死状態を生きている人とするならば、臓器の摘出は殺人罪に当たるのではないかという御質問ですが、私どもの法案の違法性阻却について、刑法では、みずからの命を絶つことは処罰対象とはなっておらず、それを助けることは処罰の対象となります。私...全文を見る
05月21日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第8号
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○竹村泰子君 環境アセスメントの、環境庁としては待ちかねた審議が衆議院を通過し、そして参議院できょうから始まっているわけでありますけれども、私は非常に今問題になっております諌早湾の干拓の問題、このことに関連しましてアセスメントのことを聞いていきたいと思っております。  これはも...全文を見る
○竹村泰子君 こういうふうに幾多の変遷を経た事業の開始が八六年、それから十年以上経過しているわけですね。  九一年の長崎県のアセスの結果が、環境に与える影響は軽微であったというふうに書いてあるんですね、私もこれ農水省から要約編をいただきましたけれども。  これによりますと、こ...全文を見る
○竹村泰子君 その当時の基準にのっとってやったけれども、こういうものを出して今どう思いますかと言っているんです、これは平成三年と書いてありますけれども。  今はもう世界じゅうからこの諌早の問題について希少な、私もWWFというところの消滅する生物のサイエンスリポートを取り寄せまし...全文を見る
○竹村泰子君 だから、つい最近だから私問題にしているんですよ。じゃ、この何というか価値観というか、こういうことは今も農水省はそう考えていらっしゃるんでしょうね、きっと。  聞くところによりますと、これは両大臣にお聞きしたいと思いますが、二十日の閣僚懇談会で、私どもの渡辺周議員が...全文を見る
○竹村泰子君 その辺は私よく知っておりますので結構です。  この潮受け堤防の北部の排水門及び南部の排水門の運用責任者はだれですか。
○竹村泰子君 現場ではそうでしょうが、最終責任者はだれですか。
○竹村泰子君 ですから、農林水産大臣が決意をすればあけられるわけですよ、そうですよね。先ほどの環境庁長官のお答えにありましたけれども、今はさほどの問題があるとは思っていないという御認識だったと私はお答えから拝察したんですけれども、この環境アセスメントを今審議中でありますけれども、...全文を見る
○竹村泰子君 そういう認識だから今のままで、これまでのままでいいということであるというお答えだったと思います。  この間の百五十ミリの雨で広範囲に冠水したんです。農水省側はほんの一部の水田に十センチ程度の冠水だと、けさの朝日新聞に大きく出て写真も出ておりますけれども、場所によっ...全文を見る
○竹村泰子君 私は、再度アセスをし直すべきだ、環境庁がしっかりと中心になって再度アセスをし直すべきだというふうに思います。大きな事情変更があったというふうに考えますが、長官いかがですか。
○竹村泰子君 今、私はちょっと防災のことを言いましたけれども、この諌早湾防災対策検討委員会の中間報告書、農水省が御担当だと思いますけれども、これを十三年間公表しなかったと。洪水は短時間に集中して流れるとか、それからたくさんの被害者が出るであろうとか、「諸対策を緊急に講じる必要があ...全文を見る
○竹村泰子君 諌早湾のことについて非常にたくさんの市民運動の方たちがいらっしゃるんですけれども、この方たちの調査によりますと、昨年、諌早市長が農水省、長崎県に対して公開を求めたが、内部資料として公開を拒んでいる、また、我々が県の情報公開条例をもとに公開を求めたがついに公開してくれ...全文を見る
○竹村泰子君 私はそのコピーは見ておりませんが、それにはちゃんと今私がこの報告書の中から拾った、たくさんの被害が出るだろう、浸水をこうむる住民もいるだろうと、緊急の防災対策を講じる必要があるとか、そういうことがちゃんと書いてあるんですか。
○竹村泰子君 わかりました。それでは、後日で結構ですから、諌早市長を初め住民運動の人たちになぜこの資料そのものを、これは最近ですよ、ごく最近手に入ったものですけれども、これを出すことを拒んできたのか、後で報告をしてください。  次に、干拓事業のことをきょうは聞いておりますけれど...全文を見る
○竹村泰子君 この問題には、環境アセスメントを国会で審議している最中に出てきた、出てきたというか、問題はずっとあったんですけれども、これだけの盛り上がりを日本じゅうだけでなく国際的にも盛り上がりを見せているこの問題について、環境庁長官が率先して、これは問題だ、私は見に行きましょう...全文を見る
○竹村泰子君 残念ですね。そういうお答えを聞こうとは思いませんでした。  湿地や浅瀬の保全のために強制力を持った保護区の設定ができる、そういう律法をおつくりになるおつもりはありませんか。ラムサール条約の締約国会議が九六年三月に開かれましたけれども、そのような議論はなかったのでし...全文を見る
○竹村泰子君 それに対してどうしようと思っているんですか、思っていないんですか。
○竹村泰子君 よくわからないけれども、もう時間がありませんので、最後に、農林水産大臣の代理として出ていただいた次長、それから環境庁長官、もう一度両大臣で十分に御相談ください。  これは、ひとりムツゴロウの問題ではないのであります。そういう低レベルの議論をしていただいては困るので...全文を見る
○竹村泰子君 それは答えにならないよ、全然。  時間はありますか。
○竹村泰子君 ないですか。  全然答えになっていません。納得できませんということを最後に申し上げて、終わります。
05月26日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第3号
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○委員以外の議員(竹村泰子君) 脳死判定の場所と時期という御質問でございますが、場所につきましては、脳死または脳死に近い状態になりますのはおおむね交通事故その他の事故による場合あるいは脳に何らかの障害が起きた場合ということから、救急医療のために運び込まれた病院または集中治療室とい...全文を見る
○委員以外の議員(竹村泰子君) 未成年者の臓器提供の意思表示でございますが、臓器の提供は基本的に臓器提供者の自己決定権、人格的自立権に基づくものと私どもは考えておりまして、自己の命を絶つという究極的、根源的な自己決定であることからいって、一定の年齢に達することが必要と考えます。 ...全文を見る
○委員以外の議員(竹村泰子君) 脳死を人の死としないのが私どもの法案でございますので、脳死の状態の人に対して当然治療義務があり、医師の責務でございましょう。正常な状態のときの、脳死になったときには臓器を提供するという本人の究極的、根源的な自己決定を実現するために医師は臓器摘出行為...全文を見る
05月27日第140回国会 参議院 建設委員会 第11号
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○竹村泰子君 河川法の審議に入ります前にちょっとお伺いしたいと思いますが、先ほど小川議員の方から諌早の問題が出されまして、大臣のお答えも聞いておりましたけれども、私どもはムツゴロウと人間とどっちが大事だというようなそういう矮小化した議論はやめていただきたいと思うんです。干潟を失う...全文を見る
○竹村泰子君 今も続行中で改修されているわけですね。この本明川の河川改修事業、これは建設省直轄の事業ですが、この完成のみでは洪水防止、災害防止にはならなかったんですか、調整池というものをつくっておられるわけですけれども。
○竹村泰子君 大臣、先ほどお答えがありましたけれども、私どもは決して堤防を壊してしまえとかそういうことを言っているのではなくて、今とりあえずできることは、排水門をあけて、そして生き物だち、さっき私がムツゴロウか人間かという矮小化した議論じゃないと申し上げましたけれども、日本最大の...全文を見る
○竹村泰子君 そういうことを聞いているんじゃないです。
○竹村泰子君 私たち短い時間しか持っておりませんので、そういう役人答弁は要らないんです。私は大臣にそういう話があったらお受けになりますかと聞いているんです。あなたの答弁は要りません。
○竹村泰子君 これは仮定じゃないですよね、閣議を通っていますよね、質問書と答弁ですから。  ですから、お受けになるかどうかというのは仮定かもしれないけれども、お受けになる気持ちがありますかとお聞きしているんです。
○竹村泰子君 今それ以上聞いてもいい答弁が出てくると思いませんので……
○竹村泰子君 あっさり言われますが、まあ次の機会に譲ります。  先ほどから私、質疑を朝からずっと聞いておりまして、特に先ほど青木議員が本当にたくさんのことを教えてくださいましたけれども、私も十年くらい前まで魚つけ林なんという言葉を愚かにも知りませんでした。それで魚つけ林て何です...全文を見る
○竹村泰子君 先ほどちらっと言いましたが、私どもは河川法の改正案を衆議院に提出いたしました、否決されましたけれども。参議院でもお出しするつもりだったのですが、ちょっと手続が間に合わなくて今回は断念をしたわけであります。  今、大臣が大井川の上から下まできれいにもとのとおりにしろ...全文を見る
○竹村泰子君 おせっかいですか。
○竹村泰子君 どうしてですか。
○竹村泰子君 大臣のお言葉ですが、それは私は納得できません。これはすべて税金なんですね。税金の使い道です。イギリスの国会の始まりが税金の使い道であったということはみんなよく知っていることでありますけれども、私たちの給料も税金からいただいております。  それでは、税金の使い道を国...全文を見る
○竹村泰子君 検討をしておられるかもしれないけれども、現在のところは出てないんです、内訳がね。ですから、国民はもちろん知る権利があるんだけれども、税金をすごく取られているんですから、私たちも取られていますけれども、知る権利があるのではないかなと私は言っているわけです。  今、非...全文を見る
05月29日第140回国会 参議院 商工委員会 第13号
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○竹村泰子君 私は、環境委員でもありますので、きょうは電気事業法の一部改正についての質問に入る前に、関連事項として大臣に環境基本法と生物多様性条約に基づく生物多様性国家戦略について伺いたいと思います。  環境庁もおいでいただいていると思いますが、こんな立派な本を出していらっしゃ...全文を見る
○竹村泰子君 第二款の二に「環境影響評価に関する特例」としてこの発電所アセスを入れた趣旨は、生物多様性国家戦略、九五年十月三十一日に決定されておりまして、これは生物多様性条約第六条に国家戦略をつくるべきだという規定があるわけですけれども、それに基づいてつくられ、そして先日、五月二...全文を見る
○竹村泰子君 今回の電気事業法の改正によります発電所アセスの法制化、これにつきましては、仮に環境庁が提出しているアセスメント法、統一法と申しましょうか、このアセスメント法ではなくて、これだけを別建てにした独自法で対応した場合と同じと言っていいような制度になっている気がするんですね...全文を見る
○竹村泰子君 地方分権がさまざまな形で分野で具体的に進められようとしているその今日において、この電事法の改正による発電所アセスの法制化の中身が通産省が言うより厳しい制度になるというのは、環境保全という観点からすれば当然のことと言わなければならないと思います。しかし、地元の合意のた...全文を見る
○竹村泰子君 その表面はというか建前はそうだと思います。しかし、これまでもそうだったんですが、発電所アセスではその当該する市町村長の意見が十分にストレートには反映されないと思います。  今度の環境アセスメントの法案、これは環境庁に聞かなければなりませんが、環境アセスメントの法案...全文を見る
○竹村泰子君 私ども環境委員会で今アセスメント法案を審議中でありますから、環境委員会で十分やればいいのですけれども、もちろんきょうのこの商工委員会での審議にも非常に関係が深いものですから、少しお許しをいただきたいと思います。  今お答えがありました六十条、ここのところで地方自治...全文を見る
○竹村泰子君 大臣、今のお答えでよろしいですか。
○竹村泰子君 中央環境審議会の答申では、発電所アセスを例外とせずに環境アセス法による統一制度の対象にするように提言されていますよね。なぜ通産省は発電所アセスを特例としたのですか。
○竹村泰子君 通産省として省議アセス二十年とさっきからお答えになっておりますが、実績があるわけですね。環境庁は今アセスメントの審議をようやく始めているわけですけれども、二十年の実績がある。それならば、特例として別建てにするのではなくて、この二十年の実績を、環境庁のアセス法案にその...全文を見る
○竹村泰子君 本当のことを言いますと、私どもは環境アセスメント法案が今、国会で審議されていることにつきまして本当によかったと思っておりますし、OECDの参加国の中でアセスメントを持っていないのは日本だけだと言われているわけですから大変よかった、でも同じことならもう少し充実した法案...全文を見る
○竹村泰子君 三つお聞きしたんですけれども、それで全部ですか。透明性の担保は何か、保障はどう図るのか、環境保全にどのように資するのかと聞いたんですが。
○竹村泰子君 それでも、例えば火力であれば温排水が出る、漁業やいろんなことに影響してくる、原発であれば放射能は大丈夫だろうかとか、そういったたくさんの不安を地域住民は持つわけですよね。電気の安定的な供給ということで日本は本当に優等生で、私も世界の先進国の中でも際立って安定供給とい...全文を見る
○竹村泰子君 これは政省令の範囲であると思いますのでどうかなと思いましたけれども、ちょっと例を挙げて聞いてみましょう。  今、現実に起こっている問題ですが、もし揚水発電所の立地点にイヌワシの営巣地があったらどうしますか。
○竹村泰子君 そういった具体例を一つ一つ出していってということは今お聞きしても無理だと思いますから控えますけれども、地球規模の環境破壊に非常に関心を持っている多くの人々は、NGOの人たちも含めて、やっぱりこういう場合どうなるんだろうかとか、イヌワシは発電所のために殺されちゃうんだ...全文を見る
○竹村泰子君 諌早の問題が干潟を失うということで今大変国際的にまで発展した大きな問題になっておりますけれども、私どもは環境委員会の中でもあるいは建設委員会の中でも環境庁がもっと発言してほしいと思っているんですね。一度失った環境はなかなか復元することが難しいということで、環境庁が非...全文を見る
○竹村泰子君 冒頭、環境基本法について質問しましたけれども、今回の一連のアセスメント法についての時代のコンセプトは環境保全であり、そしてそれも絵そらごとではなくて、具体的に、しかもある程度の緊急性を持って行わなければならない。さっきの地球温暖化ではありませんけれども、やはりそうい...全文を見る
○竹村泰子君 終わります。
05月30日第140回国会 参議院 環境特別委員会公聴会 第1号
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○竹村泰子君 民主党の竹村泰子でございます。  きょうは九人の公述人の皆様、せっかくお忙しい中をおいでいただきましたのに、限られた時間でしか公述をしていただけませんで申しわけなく思いつつ、少しばかり質問をさせていただきたいと思います。  全員の皆様にお聞きしたいことがたくさん...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございます。非常に今後の課題として大切なところであろうと思うわけであります。  もう一つ、先ほど同僚の議員がお尋ねをしておりましたけれども、特にODAにかかわる事業、あるいは海外で実施する事業、海外に進出していっている日本の企業が公害をばらまいたり、ある...全文を見る
○竹村泰子君 お互い協力をしながら、よりよい環境を守るために頑張っていきたいと思います。  それでは、地方公共団体の問題で福島公述人にお伺いをしたいと思います。  衆議院におきまして附帯決議がつけられておりまして、その七項に「地方公共団体において定着し、相応の効果をあげている...全文を見る
○竹村泰子君 時間が参りましたので。大変心から感謝申し上げます。どうもありがとうございました。
06月02日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第4号
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○委員以外の議員(竹村泰子君) 臓器の提供を承諾しますには、脳死状態及び臓器摘出の意味と承諾の効果を認識、理解する能力を有することを要します。そのためには基本的に一定の年齢に達していることが必要と考えますが、個人差の問題などもあり、現時点において私どもはこの点に関する結論を出すま...全文を見る
○委員以外の議員(竹村泰子君) 大変大きな難しい問題であるというふうに思います。  私どもの法案では脳死イコール死とは考えておりませんので、医師の治療義務があるというのは、つまり死体ではなくて生きている人にふさわしい扱いをするべきという意味でお答えを申し上げたというふうに思いま...全文を見る
○委員以外の議員(竹村泰子君) 医の倫理の問題でございますけれども、医師の職務は第一義的にはもちろん人の命を救うことにあることは言うまでもございません。しかし、他人の命を救うために脳死状態になったときに自己の臓器を提供する、そういう究極的な自己決定をしている場合にのみ臓器の摘出を...全文を見る
06月04日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第10号
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○竹村泰子君 初めに、林道の問題につきましてちょっとお伺いしておきたいと思います。  この法案では、対象の事業が「イ」からずっと書いてあるわけですけれども、その中に林道が入るのかどうか。それは出てきていないんですね。  林道という名前は出ていないのですけれども、新聞には「アセ...全文を見る
○竹村泰子君 これまで、建設大臣所管の高速自動車国道、一般国道、その他の道路の新設及び改築ということで、林道は道路法による道路ではないので、たとえ国の行う大規模な公共事業であって補助金の事業であっても、林道は実施要綱の対象事業になっていないんですね。このため、森林開発公団は大規模...全文を見る
○竹村泰子君 申しわけありませんが、大臣も一言御答弁をお願いいたします。今のでよろしいですか。
○竹村泰子君 私、さっき広域基幹林道のことも言いましたが、大規模林道が含まれて広域基幹林道が含まれないという合理的な根拠もこれわからないんですけれども。例えば、それじゃ広域農道はどうなのかとか、いろいろ規格やあれがあってお決めになっているんだと思いますけれども、公正なアセスという...全文を見る
○竹村泰子君 満足できる答弁ではないのですけれども、今のところはそれ以上の答えは出てこないかなと思います。  それでは、次、六十条関係なんですけれども、この六十条のところで非常に私たちが心配をしておりますことは、例えば東京都では平成九年四月、東京都総合環境アセスメント制度検討委...全文を見る
○竹村泰子君 そうですが。それで、この法律ではアセスについて事業者への義務づけが規定されていますけれども、条例で例えば計画段階アセスを勧告にとどめて規定しても法に違反しないでしょうか、どうでしょうか。
○竹村泰子君 ありがとうございました。  それでは次の質問に移りたいと思います。  けさほども馳議員が質問をしておられましたけれども、「リゾート開発見直し指針」という新聞記事、これは一紙あるいは地方紙に出ているんですけれども、私は環境庁がここまできちんとリゾート法を見直そうと...全文を見る
○竹村泰子君 こんなことで情報公開なんてできませんよ。確かに途中の段階でいろいろごちゃごちゃ言われるのは嫌かもしれない。でも、いいことをやっているんですよ、これ。とてもいい調査をやっているんです、まとまっていないかもしれないけれども。  そして、これはある新聞の小さな記事ですが...全文を見る
○竹村泰子君 私はそういうことを聞こうと思ったんじゃなくて、こういうことを環境庁がやったことについて長官、責任者としてどう思われますかと一言お聞きしたいと思ったんですが、まあいいでしょう。  それでは、時間がありませんので次に移ります。  先日、諌早へ行ってまいりました。もう...全文を見る
○竹村泰子君 何か簡単に、四百八十九件でございます、十団体でございますというと、何かちょっぴりみたいに聞こえるんですよ。だけれども、アメリカの全米野生生物連盟、全米オーデュボン協会、国際河川ネットワーク、このNGO連合、これは諌早湾のためにつくられた諌早湾を守るアメリカNGO連合...全文を見る
○竹村泰子君 諌早についてそういう話し合いがあって農水大臣がお話をなさるということは聞いておられたんですか。
○竹村泰子君 それは諌早についてということではなくて、農水大臣がただ発言をされるということを聞いておられたという意味なんでしょうか。私が何を聞きたいかといいますと、結局閣僚懇の前にはそういう事前の打ち合わせがあるんだと思うんですよ、私閣僚になったことありませんからわかりませんけれ...全文を見る
○竹村泰子君 わかりました。環境庁には何の前もっての事前の打ち合わせ、お話はなかったということですね。  環境関係の国際会議、COP3が十二月にあるわけですけれども、たしか総理も国連の環境特別総会でスピーチをなさると思います。デンバー・サミットもあります。そういうところで私は日...全文を見る
○竹村泰子君 そうやって次から次へと国際会議があるわけで、日本は先日来の地球温暖化の問題でも非常に期待をされ、そして注目をされているところでありますから、こういう諌早のような問題で無視されたような、あるいは何の発言もないようなそういうことでいっていいのかなと思います。  ここで...全文を見る
○竹村泰子君 不思議に思うのは、我が国のラムサール条約登録湿地には干潟が少ないんですね。  谷津干潟ぐらいしかないんです。とても不思議だと思います。もしかしたら湿地というか干潟のそういった生態系における機能を余りよくわかっておられないのかしらと、そういうふうにも思えるわけです。...全文を見る
○竹村泰子君 きょうはこれで終わります。
06月06日第140回国会 参議院 環境特別委員会 第11号
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○竹村泰子君 総理、きょうは御出席いただきまして、ありがとうございます。  今、大渕さんからいろいろと御質問がありました。私もその続きみたいになりますけれども、私は総理のお書きになりました「ビジョン・オブ・ジャパン」の第Ⅲ部、「「環境保全先進国」としての国際貢献」というところを...全文を見る
○竹村泰子君 もう時間が残り少なくなってしまいましたので、もっとお聞きしたいことがあったのですけれどもやめなければなりませんが、私どもは公共事業コントロール法案を提出いたしました。そして、今それによって失われる生態系の保護をも考えての話でございますが、環境庁の存在意義を示すならば...全文を見る
○竹村泰子君 環境庁長官に大変失礼だったかもしれないんですけれども、ぜひ議長、副議長という形でやっていただきたいと強く御要望しておきます。  終わります。
06月11日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第6号
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○委員以外の議員(竹村泰子君) 今お答えがございましたように、臓器の提供を承諾しますには、脳死状態及び臓器摘出の意味と承諾の効果を認識、理解する能力を有することを要すると思います。そのためにはやはり一定の年齢に達していることが必要と考えますが、一定の年齢と申しましても個人差があり...全文を見る
○委員以外の議員(竹村泰子君) 委員、ちょっとお考え違いかと思いますが、私どもの法案は心臓死まで生きておられる人のお体でございますので、そのようなところはございません。
○委員以外の議員(竹村泰子君) 移植医療は臓器の提供があって初めて成り立つものでございまして、臓器は本人の自発的、積極的な意思に基づいて提供されるものであります。国民の理解を得つつ臓器移植を普及させていくためにもドナーカードの普及が必要であると考えておりますし、また心臓、肝臓等を...全文を見る
○委員以外の議員(竹村泰子君) この前もお答えさせていただきましたが、先ほどからお答えしておりますとおり、まず臓器を提供する意思表示の問題がございます。  次に、脳死判定をしなければならないわけですけれども、先ごろ、五月のある新聞報道にも厚生省が検討を始めたというふうな報道がご...全文を見る
○委員以外の議員(竹村泰子君) 初めに、末広委員の拙速な審議に危惧を感じるとおっしゃったことにつきまして、本当に私どもも、参議院が審議に入りました五月十九日から、時間にして本日の七時間を入れましても十三時間三十分でございます。一カ月も経ておりません。人の生死という哲学、文化、宗教...全文を見る
06月16日第140回国会 参議院 臓器の移植に関する特別委員会 第7号
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○委員以外の議員(竹村泰子君) 田沢先生のおっしゃるとおり、まことに重大なことでございますし、私どもがお聞きしている限りにおいても現況といたしまして憂うべき事例も幾つかございます。ですから私どもは、政府の施策についてということで厚生大臣今お答えになりましたけれども、本当に厚生省、...全文を見る
○委員以外の議員(竹村泰子君) お答えいたします。  法案の成立後、第三者機関をつくり厚生省と協力して施行がスムーズにいくようにすべきだと、まことにそのとおりでございまして、私どもも第三者機関をつくり、そしてコーディネーターあるいはインフォームド・コンセントの問題など、本当にし...全文を見る
○委員以外の議員(竹村泰子君) 欧米ではというお尋ねでございます。  私どもも全部調査ができているわけではありませんけれども、国によって多少の違いがあると思いますが、カルテの開示、インフォームド・コンセント、さらにペーシェントアドボカシーなど、患者さんの権利を守るために法制度上...全文を見る
○委員以外の議員(竹村泰子君) 今の答弁、そして御議論を聞いておりまして、やはりこれはあくまでも善意の発露ということでありまして、仮にも強制的な要素があってはいけないと思いますし、もしそういうふうなことが進んでいきますと、臓器提供をしない人は悪い人というふうな価値観も出てくるわけ...全文を見る
10月14日第141回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○竹村泰子君 質問に先立ちまして、一つお尋ねをいたします。先ほども小泉厚生大臣、郵政三事業国営化が継続されるなら大臣をやめると発言しておられるのですが、あるテレビは三人目の大臣辞任者が出るかもしれないというふうな報道をしておりました。  しかし、先ほども総理と厚生大臣からお答え...全文を見る
○竹村泰子君 その点は十分に橋本内閣御留意の上、国民の信頼をきちんと取り戻すことができるような、そういう内閣であってほしいと私も国民の一人としてそう思います。  それ以上この問題を追及するのはやめますけれども、今国会、泉井石油問題、ガイドライン、そして景気対策、またCOP3など...全文を見る
○竹村泰子君 財政構造の問題点、財政構造改革とは一体何なのか、今日の政治の大きな焦点であります。国と地方を合わせた債務残高の総額が四百七十六兆円、いわゆる隠れ借金と言われる隠された赤字国債を加えますと五百二十一兆円にも上る、GDP五百十六兆円よりも大きくなるという惨たんたる状況で...全文を見る
○竹村泰子君 総理のおっしゃる意味あるいはこの財政構造改革にかけておられる情熱はわかるんですけれども、それがなかなか国民に見えにくいところがあるということを私は申し上げております。じゃ少し細かいところについて聞いてまいりたいと思いますけれども、財政構造改革法案は今後特別委員会で詳...全文を見る
○竹村泰子君 総理と大蔵大臣、お願いします。
○竹村泰子君 財政構造改革法の第四条に、今、大蔵大臣がお答えになり、総理もお答えになりましたけれども、「財政赤字額(国際連合の定めた基準に準拠して経済企画庁が作成する国民経済計算の体系(以下「国民経済計算の体系」という。)における中央政府の貯蓄投資差額及び地方政府の貯蓄投資差額を...全文を見る
○竹村泰子君 私だけじゃなくて、これはわからないので専門家にも聞いてみたんですけれども、計算できないというんですね。  大変失礼ながら、閣僚の皆さんも含めて国会議員の中にも、この貯蓄投資差額をきちっと理解しそして額が出せるという方がいらっしゃるのか。私は非常に数字に弱い人ですか...全文を見る
○竹村泰子君 大臣のお話を聞いていると、ますますわからなくなっちゃいます。  大臣は毎日数字の中で暮らしていらっしゃるんでしょうから、そして橋本総理も大蔵大臣をなさって非常に数字に強い方ですから、すぐにばっとお出しになれるのかもしれないけれども、やはりこれは非常にわかりにくい。...全文を見る
○竹村泰子君 時間がないので余り深追いできないんですが、これは分野によって大分違うと思いますけれども、ある委員会で特別会計の中身を、細目をある委員が要求しましたところ、全くその省庁からはいただけなかった。だから、我々も細目はわからずに大まかな大枠でもって承認をしなければならないと...全文を見る
○竹村泰子君 大蔵省のお役人には私はそんな要求はしておりません。財政法二十八条七号を改正してくださいというのは、やっぱりこれは大蔵大臣にお願いするしかないのでありまして、御決意をお聞かせください。
○竹村泰子君 通告をしておりましたアジア歴史資料センターについて、時間がなくなってしまいましたけれども、大変よい報告書が出ております、有識者会議から。  それで、私どもが真実の、ありのままの歴史資料センターをどのようにつくっていけばいいか、総理の御決意を伺って終わりたいと思いま...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございました。
11月14日第141回国会 参議院 行財政改革・税制等に関する特別委員会 第7号
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○竹村泰子君 民主・新緑の竹村でございます。  初めに、財政の問題に入ります前に、先ほど同僚の議員からも御質問がありましたが、きょうの朝刊に大きく報道されております福島県西郷村の社会福祉法人幸愛会白河育成園についてお尋ねいたします。  またしても繰り返されているこういった障害...全文を見る
○竹村泰子君 例の宇都宮病院事件から数えてももう十数年。後を絶たないこうした虐待、暴力、弱い人々が苦しみを受け続けているわけであります。「薬と暴力 抑圧の王国」なんというショッキングなタイトルがつけられておりますけれども、このような問題がまた再び、私もここだけではないと思うんです...全文を見る
○竹村泰子君 小泉大臣のまなじり決した御対処をぜひ心から強く望んでおきます。  それでは、財政構造改革の問題点について聞いてまいります。  衆議院のこの特別委員会で、さきに私が予算委員会で指摘をしました第四条の貯蓄投資差額についての問題点を含め、多くの問題点があることを我が党...全文を見る
○竹村泰子君 簡単なお答えでしたけれども、交付の基準、交付決定の経緯、理由、そして交付決定の詳細な結果が公表されなくては何の意味もないんじゃないでしょうか。  きょうは総理がおいでにならないので官房長官にお尋ねいたしますが、私が挙げたこれらの内容がすべて概要等の中に盛り込まれる...全文を見る
○竹村泰子君 いいえ、突然じゃありません。きのう通告してあります。
○竹村泰子君 公表しているところでございますというお役人のお答えはわかっているんですけれども、私がきのうちゃんと通告をしておきましたのは、総理に本当はお聞きしたがったんですが、きょうは一般質問でおられませんので、これらの内容はすべて概要の中に盛り込むことを約束してほしい、それから...全文を見る
○竹村泰子君 財政資金に補助金が圧倒的に多いということは事実ですけれども、財政資金はほかにもありますね。特殊法人や認可法人の補助金等の交付のもとになる出資金というのがあります。この法案には出資金について規定を設けなかった、何も書いてありません、それはなぜなんですか。
○竹村泰子君 金額が少ないとか全体に与える影響の度合いも少ないとかというのも理由なのかもしれないと思うんですけれども、だから規定しなかったというのは理由にならないと思います。  特殊法人や認可法人にとって出資金は補助金とほとんど同じ意味を持っています。大蔵大臣もよく御存じだと思...全文を見る
○竹村泰子君 私、今補助金等や出資金の特殊法人、認可法人への交付の実態が定かではないと申しましたけれども、実際、多くの法人が存在していることは国民も知っております。でも、具体的にどんな業務を行っていて、どの法人は何をしているんだろうかとほとんど知らないというのが実情ではないでしょ...全文を見る
○竹村泰子君 続きまして、第三十九条以下に「地方財政の健全化」ということが規定されています。第四十条に次のような条文があります。「政府は、地方公共団体の財政の自主的かつ自立的な健全化が円滑に推進されるよう、地方公共団体に対し、適切に行政上及び財政上の措置を講ずるものとする。」と。...全文を見る
○竹村泰子君 ここのところは自治大臣にお聞きした方がよかったのかもしれませんけれども、ちょっと一つだけお伺いいたしますと、例えば機関委任事務をできるだけ少なくして、そして自主財源を多くするように努める、こういうことも入っておりますか。今の「財政の自主的かつ自立的な健全化」という中...全文を見る
○竹村泰子君 私なりに解釈すれば、地方分権推進委員会の勧告を厳格に守り、そして現在三割とか四割自治とか言われている自主財源を六割から七割へ、さらにそれ以上を目指して高めていくことだと。そして、国はそうなるように措置を講じなければならないということを規定しているというふうに理解しま...全文を見る
○竹村泰子君 官房長官、私はこの条文の意味するところは大変重要なことだと思っております。単なる努力規定とか努力義務とか、そういうことで済まされてはならない。明確に「行政上及び財政上の措置を講ずるものとする。」と規定されているわけですから、国、特に政府の責任は非常に大きいものがある...全文を見る
○竹村泰子君 時間がなくなってきましたので、私はいつも予算委員会などでも申しているところですけれども、我が国の財政は一般会計予算の六割近くが特別会計に繰り入れられて、一般会計、特別会計全体では三十兆円以上の資金が国から地方自治体へ、五兆円近い資金が公団、事業団などの特殊法人、政府...全文を見る
11月19日第141回国会 参議院 環境特別委員会 第3号
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○竹村泰子君 きょうは、先ほどからダイオキシン問題で大変緊迫した議論が続いております。  大臣、通告しておりませんで大変失礼でございますけれども、関係省庁会議などございますね。私、さっきからの質問を聞きながらPCBのことをほうふつと思い起こしていたわけでありますけれども、通常国...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございます。  十二月の京都会議まであと半月です。時間的にももう余裕がない。この委員会も、そう何回もそれまでに開けるとは思いません。  きょう私は、議長国である日本にこれだけはというポイントを幾つか絞って、特に、私どものところにも情報が入ってきておりま...全文を見る
○竹村泰子君 日本が不確実性を理由に強く反対をしてきたと。私たちは、日本政府が出した数値その他について、これで議長国が務められるのかと非常に心配をしたり怒ったり、いろいろあったわけでありますけれども、この点は私たちは、日本政府の、不確実性、経過、計測、検証の方法論が明らかになるま...全文を見る
○竹村泰子君 ぜひその姿勢を崩さないでいただきたいと、強い要望なのでございます。  それから、きょうは外務省にもおいでいただいておりますけれども、我が国以外の各国の主張とかそれから姿勢とか、そういった各国のポジションについて、余り時間がないのでグラフあるいは表でというふうにお願...全文を見る
○竹村泰子君 ありがとうございました。  今のネットアプローチが抜け穴の第一点目であります。  抜け穴の第二点目なんですけれども、それは排出枠取引の問題です。  排出枠取引は、世界ではホットエアと呼ばれているそうですね。私は英語に強くありませんが、英語では一般的に口先だけで...全文を見る
○竹村泰子君 もし、このCEEの国々が九〇年以降の実際の排出量と九〇年レベルの排出量との差をすべて貯蓄できる、バンキングできる場合、これはロシア提案にもあるわけですけれども、排出量の過剰分は年間炭素換算で二十億トンにもなるのではないか。これは附属書Ⅰ国全体の二酸化炭素排出量の一五...全文を見る
○竹村泰子君 慎重に検討していただきたいですが、ぜひ規制をしていただきたいと、先進国側に住む一人としてそういうふうに思います。  さっき外務省から出していただいた表の日本のところ、一番最初の枠のところに「HFC、PFC、SF6については二〇〇〇年までに追加」と書いてありますけれ...全文を見る
○竹村泰子君 私たちもオゾン層の破壊に大変心を痛めておりまして、何とかストップしなければ、もう既に出ちゃったものでかなりのオゾン層が破壊されているわけですから、皮膚がん初めいろんなものの心配がございます。  しかし、日本ではフロン規制の法律がまだない。環境庁に出してほしいと私た...全文を見る
○竹村泰子君 議長国としての日本の努力に期待したいと思います。  四つ目の抜け穴、これで多分最後になると思いますけれども、国際的な航空・船舶燃料からの排出、この分野の排出が規制対象から除外されることで、二〇一〇年までに五%から一〇%ぐらいの排出増加が許されることになるのではない...全文を見る
○竹村泰子君 時間がなくなりましたのでやめなければなりませんが、議長国として本当に責任も重大であり、大変な重責を担われるわけでございますが、ぜひ未来世代のためにも勇気と決断を持って臨んでいただきたいと強く要望しておきます。  ありがとうございました。
11月27日第141回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○竹村泰子君 民主・新緑風の竹村でございます。きょうは御苦労さまです。  初めに、委員長にちょっとお伺いしたいと思いますけれども、私どもは野澤社長を参考人としてお願いをいたしましたけれども、きょうは御出席いただけなかった。お断りがあったんでしょうか、それとも御都合が悪かったので...全文を見る
○竹村泰子君 行平さんにお尋ねをいたします。  あなたは、八八年から九二年まで四年間社長、その後は会長という、山一のトップでいらっしゃったわけですけれども、トップでいる方が、経営者が会社をつぶそうと努力するわけはないのでございまして、あなたはあなたなりに一生懸命この会社を救おう...全文を見る
○竹村泰子君 米国の格付会社ムーディーズなどは何カ月も前に調査、採点をして、そして警告を発していたというふうに思いますけれども、そのことは公表しにくいことだから全く公にはなさらず、その間もやっぱり飛ばしという違法の行為あるいは行政とのなれ合い、MOF担という言葉が有名になりました...全文を見る
○竹村泰子君 今ちょっとわかりにくかったんですが、一〇〇まではだめだけれども……。  もう一度おっしゃっていただけますか。
○竹村泰子君 テレビがずっと特集をしておりまして、昨晩もたしか、抵当証券になけなしのお金を預けたのにと、あるいは働きながらこつこつと積み立ててきたお金を山一さんだから信頼して預けたのに、これは返ってくるんでしょうかと、泣いておられた女性の方が大勢おられました。  管理機構に移っ...全文を見る
○竹村泰子君 もう時間がなくなってしまいまして、富士銀行の頭取の方にはお聞きすることができませんでしたけれども、私どもはもっと徹底した情報公開をするべきだったのではないかと。後日集中がございますけれども、大蔵省は正しい情報を伝えない。山一あるいはほかの証券会社などは、正しい情報を...全文を見る
○竹村泰子君 終わります。(拍手)