武山百合子

たけやまゆりこ



当選回数回

武山百合子の1994年の発言一覧

開催日 会議名 発言
11月02日第131回国会 衆議院 規制緩和に関する特別委員会 第3号
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○武山委員 改革の武山です。本日は、規制緩和について私が日ごろ疑問に思っていることを、いわゆる生活者の視点からお伺いしてまいりたいと思っておりますので、よろしく御答弁をお願い申し上げます。  まず最初に、タイムリーといえばタイムリーなのですが、十一月一日付の産経新聞なのですけれ...全文を見る
○武山委員 それにつけ加えまして、特に食料品、衣服、光熱費などは、家庭の台所を支えている主婦にとってみれば極めて大きな問題でありますし、私自身のアメリカ滞在生活の経験を踏まえてもかなりおかしな部分が感じられますので、認識の問題として報告書の指摘をどう思うか、お答え願えればと思って...全文を見る
○武山委員 それでは、順次質問を進めさせていただきます。  行政を行っていく上で基本的なことは、法治行政、つまり法律によって行政を進めていくことでありますから、行政と法律は切っても切れない関係にありますし、今さら私がそれを述べる必要もないかもしれません。しかしながら、法律万能主...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  次に、規制緩和の内外価格差について改めてお伺いしておきたいと思います。  この価格差が出てくる背景には規制があって、本来そういったものは国民生活を守るためにあるにもかかわらず、規制が国民生活を脅かすものになってきてしまっているので...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  それでは次に行かせていただきます。行政改革の柱の一つに、許認可事務を縮小していくことが求められていくものだという認識を持っている立場からすれば、総務庁の発表には、規制緩和の推進がトーンダウンしてきているのではないかと心配します。つま...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございます。  それでは、責任ある改革をなし遂げるために、平成五年八月十九日に経済対策閣僚会議において決定したことを受けて、九十四項目の規制緩和と電力、ガスなどの料金値下げを柱とする円高差益還元を打ち出しましたが、その後の推移はどうなっているのか、お...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  さらに規制緩和への考えを質問してまいりますが、村山内閣は、本年七月五日の閣議で二百七十九項目の規制緩和策などを決定しましたが、昭和六十年から平成五年三月末までのふえ方を考えますと、二百項目や三百項目の規制緩和を打ち出しても大した数字...全文を見る
○武山委員 それでは次に、規制緩和を具体的にかつ年次的に進めていくための検討委員会を設置していくということをお聞きしていますが、こういったものを実際に有効に機能させるためには、しっかりとしたコンセプトを持っていなければならないと思っておりますので、その辺の事情を踏まえながら、規制...全文を見る
○武山委員 ぜひ人選に当たりまして、バラエティーに富んだバランスのよい人選をしていただきたいと思います。  さて次に、対外的な視点で質問をさせていただきたいと思います。  規制緩和を解釈していくときに、対外的なかかわり合いを抜きにしては単なるひとりよがりになってしまうわけであ...全文を見る
○武山委員 積極的な対応をお願いしたいと思います。  次に、素朴な国民感情をぜひとも聞いてほしいと思います。我が国は、名目所得は世界最高水準だとよく言われております。ところが、前にも述べましたように、食料品、衣料品、光熱費などが高く、それが日常生活を圧迫してしまうために、豊かさ...全文を見る
○武山委員 それでは、次に移ります。  物価高の原因の一つともなっている地域独占の問題を取り上げたいと思います。  社会通念で考えますと、競争の原理が働かないところに進歩はない、このように一般的には言われているところですが、それが一定のサービスを提供するときに地域独占という特...全文を見る
○武山委員 ありがとうございます。  例えば、これは私の提案ですけれども、発想の転換をしてみるということはいかがかなと思います。電気なしては生活できないということで、電気社会であります。コストが上がれば料金もアップしますし、例えば、総括原価主義を排して欧米のように上限価格制を導...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。まず、やはり抜本的に考えていただきたいと思います。  次に、政府の価格管理についてお聞きしたいと思います。  本来、価格管理をすること自体が余りよいことではないにもかかわらず、お米以外にも、政府の価格管理は麦、牛乳、豚肉、牛肉、砂糖、...全文を見る
○武山委員 時間がなくなってしまいまして、あと十分ということですので、先に進めさせていただきます。  ガソリンスタンドのセルフサービスについてちょっとお聞きしたいと思います。  私は滞米期間が長かったせいか、無人のガソリンスタンドは日常の風景の中に溶け込んでいました。過剰とも...全文を見る
○武山委員 何か、アメリカではできて日本ではできないのはおかしいと思いますけれども。  その次に進みます。化粧品に関する規制ですが、この分野においては信じられないくらいの規制が張りめぐらされているように思われます。薬品のたぐいならばまだ健康上の問題から規制の枠が考えられても当た...全文を見る
○武山委員 ありがとうございます。  時間がなくなってしまいましたので、次に行きます。  最後になりますけれども、銀行の営業時間のことで質問したいと思います。これも、アメリカでは二十四時間営業でサービスを行っています。特に、機械化が進んで人の手をかりずに営業活動ができる状態に...全文を見る
○武山委員 実際に私、国会の中で大和銀行を使っているわけですけれども、大体七時以降は使えないというのが現状です。  最後に、結論としまして、日本の物価は高い。消費財についてはアメリカの約二倍になってしまっている。先ほども申し上げましたが、実質的には国民は豊かだと感じられなくなっ...全文を見る