武山百合子

たけやまゆりこ



当選回数回

武山百合子の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第142回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○武山委員 武山百合子です。自由党を代表いたしまして、質問いたします。  昨年、大変大きな地球温暖化防止京都会議が行われまして、そして、日本はその大きな重責を担って会は閉幕したわけですけれども、その閉幕後に多くの課題を、こういう課題でやっていこうという枠組みができたと思うのです...全文を見る
○武山委員 国際的な観点を視点に国内法制度を整備するということのようですけれども、やはり国際的な視点を待っていたらなかなかスムーズにいかないと思うのですね。それで、日本の国はどういうふうにしていくのだというのは、まさに主体的にどんどん行われるべきだと思います。  それで、スケジ...全文を見る
○武山委員 民間が加わるということは大変いいことだと思います。それで、何しろスピードさに欠けるわけですから、何回も話しますけれども、スピーディーにやっていただきたいということは国民みんなが望んでいることだと思います。  それから、国のガイドラインに基づいて削減計画をこれから策定...全文を見る
○武山委員 工場みずから知事へ報告する義務を課すわけですけれども、その公正性、透明性といいますか、国民は、工場自身が報告することで本当に事実なのかなというところがあると思うのですね。このガイドラインの中で、公表する過程においてチェック機能を、第三者機関を入れるのかどうか。それは考...全文を見る
○武山委員 透明なというのは言葉としてはわかりますけれども、やはり今、大蔵省問題、日銀問題、証券業界、非常に多くの問題が出ていると思うんですね。これと同じように結びつけることはできませんけれども、実際に、事業者が報告をする、そしてそれを都道府県知事がチェックするというのは、今まで...全文を見る
○武山委員 環境アセスメント法が画期的に去年できたわけですけれども、あれも、言ってみれば同じようなシステムの中でやはり癒着するような体質にできているわけなんですね。ですから、本当に透明性、自浄能力というんですか、政府、事業者、そして国民、その自浄能力というものが今一番日本国民全員...全文を見る
○武山委員 それらは今まで行われていたんでしょうか、環境教育ということで新たにつくったものなんでしょうか。
○武山委員 体験を持って環境を取り入れていこうという方向だと思いますけれども、体験を通して学ぶことというのは大変多いわけです。  私たちが小さいころ、川が流れていて、そして私は埼玉県の春日部の東側にある庄和町というところの出身ですけれども、江戸川がありますし、川があり田んぼもあ...全文を見る
○武山委員 そういう意味で、今おっしゃったようなことでぜひ本当にやっていただきたいと思うのです。言葉を実現するというのは大変なことだと思うのです。まさに、言うことは本当にすばらしいことを言っても実現ができないというのが今までの日本の社会の状況で、そういう社会だということは、私も外...全文を見る
○武山委員 ぜひそれぞれ研究なさって、いろいろな視点を入れてつくっていただきたいと思います。  それから次は、循環型経済社会の形成と廃棄物、リサイクル問題にちょっと触れたいと思います。二十一世紀はどんな日本の骨格を、ぜひ大臣からお話しいただきたいと思います。
○武山委員 持続可能な循環型社会ということですけれども、国民はある程度ドイツの循環型の経済を結構見たり聞いたりしているんですね。それで、今、日本のこの社会では、厚生省とそれから通産省と環境庁で、どういう方法でどういうことをするかということが出ているわけですけれども、それぞれの省で...全文を見る
○武山委員 通産省の方に来ていただいておりますので、今のお話の中で、環境省に今後なるわけですけれども、なりましたら、権限をちゃんと譲っていただけますか。
○武山委員 これから親離れするわけですから、環境省は自主独立てやっていくわけですから、あらゆる権限を外していただきたいと思います。省益を考えて、余りあれもこれも持ち込まないでいただきたいと思います。  それから、厚生省にも同じことを聞きたいと思います。— 済みません、失礼いたし...全文を見る
○武山委員 二〇〇八年なんていいましたら、あと十年も先のことなんです。ぜひ新しい視点で、いろいろな分野で、もちろん今まで行われてきているわけですけれども、やはりスピードを持ってあらゆる分野に対応していただきたいと思います。スピード性に欠けるということが日本の今の一番の問題だと思い...全文を見る
○武山委員 今のその数値をやはりきちっと正直にありのままを出していただきたいというのが私の切なる希望なんですね。  それで、確かに議事録の公開ももちろん大事ですけれども、数値の点が非常に国民は、何かうそをついているのではないか、少な過ぎるのではないかとか、そう思っているわけなん...全文を見る
○武山委員 今までの公害健康被害というのは、必ず時間がたって出ているわけですね。その出たときに細心の注意を払って予測をして危機管理でやっていかないと、時間がかかって出てくるわけですから、そのときはツーレート、もう遅いわけです。ですから、世界じゅうばこの問題に対して非常に神経質にな...全文を見る
○武山委員 もちろん高温で処理すればということですけれども、それも三千三百カ所あるのを一挙にできないと思うのですね。それをつくっていく間に発生はしているわけですね。  ですから、私は、製造中止も行いながら焼却炉も高温のものをつくる、両方やらないことには現状から進むことはできない...全文を見る
○武山委員 今大木環境大臣がおっしゃったこと、私は信じておりますので、そういう方向で本当にやっていただきたいと思います。そういう方向でやったら必ずいい結果が出ると思うのです。どこかでゆがんでしまうから、やはり両方が共生できる場所というのは、多種多様に意見が出ると思うのですよ。です...全文を見る
03月18日第142回国会 衆議院 建設委員会 第4号
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○武山委員 武山百合子です。自由党を代表しまして質問をいたします。  早速ですけれども、今回の法案の中で「道路を緊急かつ計画的に整備して道路交通の安全の確保とその円滑化を図るとともに、」とまず一行目に出てくるのですけれども、「道路を緊急かつ計画的に」、この「緊急かつ計画的に」の...全文を見る
○武山委員 それでは、その当時「緊急かつ計画的」というのはどういう意味で緊急かつ計画的だったのでしょうか。計画的というのでしたらまたわかりますし、緊急措置というのでしたらまたわかるのですけれども、この整合性はどういうふうになっているのでしょうか。当時の緊急かつ計画的なんでしょうか...全文を見る
○武山委員 御丁寧な解説、ありがとうございます。実は大学の先輩で、私情を挟まずに質問をしたのですけれども、先生などと言われまして大変ありがたいお言葉でした。  何か瓦大臣に言い含められてしまって手も足も出ないような今の御答弁でしたけれども、緊急は昭和三十三年当時からのいわゆる高...全文を見る
○武山委員 緊急というのは、体の血管でしたら、死んでしまうときにもうばっとやるということですよね。ですから、道路もそのようにやっていただければそれはそれでやはり緊急だなと思うわけですから、それでやっていただければ国民の信頼はあるわけですよ。ですから、緊急の意味をそのまま言葉どおり...全文を見る
○武山委員 それでしたら透明性を確保するために国会で決定した方がいいんじゃないかと思うのですけれども、いかがでしょうか、瓦大臣。
○武山委員 これはたしか莫大な予算が伴うわけですよね。平成十年度から十四年度に至る五カ年計画におけるいわゆる財源、七十八兆円というのがたしか出ていますよね。ですから、これだけの中身が五年間に動くわけですけれども、これでしたらやはり透明性という意味で情報公開、すなわち何をやっている...全文を見る
○武山委員 今まで一回もやらなかったものを、まだやってもみないのに機動性がなくなるのではないかという発想はおかしいと思いますね。やってみて本当に動かなかったらやはり考えるということでしたらわかりますけれども、やってもみないで機動性がないというのはおかしいのじゃないかなと思うのです...全文を見る
○武山委員 ちょっとよくわからないのですけれども、新たな道路整備五カ年計画の案、これは十一次と比較しますと調整費が三・五七倍と物すごく大きくなっているわけですね。その中から調整費を除きますと投資額は実際は減っているわけですね。そうすると調整費とはどんな性格のものかなと、もうちょっ...全文を見る
○武山委員 では、ぜひもう少し詳しく調べて、中身を知らせていただきたいと思います、細かく、どういうものに出ているかということで。  それから、次に入ります。  私は日本の道路整備状況というのは、確かに高速道路の料金や何かはもう料金所は多くて高い、本当に公共料金が高いという印象...全文を見る
○武山委員 では、後ほどで結構ですので、去年、おととしあたりの、一般財源をどのくらい導入しているのか、額をぜひ教えていただきたいと思います。  それでは早速、この高速道路の実際の料金が高いとか出入り口がないとかという点でちょっと質問したいと思います。  私、実は首都高を利用し...全文を見る
○武山委員 これは全部建設省の特殊法人ですよね。日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団、これはたしか建設省の特殊法人ですよね。それで、建設省の特殊法人でいて何で建設省がリーダーシップをとってそれをできないのですか。いろいろなしがらみだなんだと言っていて、この道路ってだれ...全文を見る
○武山委員 ぜひ局長さん、一週間でも車を運転して毎日通ってみてください。本当に腹が立って嫌になりますよ。国民のためだと思いながら税金を投入してつくったわけですよね。それでいて現実問題として何か全然国民のためじゃないのですよ。高速なんて言いながら高速じゃないのですよ。実際にもう本当...全文を見る
○武山委員 そうしますと、局長さんのお話を聞きますと、現存するものはそのまま残して、相変わらずいわゆる料金所はそのまま使用して、なおかつ新しいシステムを導入していこうという考えですよね。そうしますと、現存しているものをそのまま残しておくということは、渋滞はほとんど変わらないのです...全文を見る
○武山委員 いや私は納得がいきませんけれども、これだけで議論したくないものですから、やはり建設省は非常にこちこちで、わからず屋の省だということを非常にきょう感じました。  局長さん、申しわけないですけれども、局長さんの答弁を聞いていたら、とても日本は二十一世紀の道路、外国からも...全文を見る
○武山委員 では、その開発インターというのは門戸が広いのでしょうか。だれでもどの地区でも本当に利便性を考えてできるのでしょうか。簡単に申請して、そして地元負担とか——簡単というのはばかにした簡単という意味じゃないのですよ。資料を山積みにせずに、本当にここは正論で必要だというところ...全文を見る
○武山委員 何だか非常に納得しない答弁なんですけれども、要は経済性があるかどうかで判断するというわけですよね。しかし現実に首都圏はあるんですよ。みんな利用したいんですよ。ないから仕方なく幹線道路におりているんですよ。いらいらしながらみんな生活しているんですよ。それをつくれば必ずあ...全文を見る
○武山委員 佐藤局長さんのお話を聞いていましたら非常に不満なんですよね。なぜかといいますと申請主義というわけですよね。地方から標識を変えてくれと言わないと変えないというわけですよね。もう地方の人は何を言っても国は何もしてくれないんだとあきらめているんですよ。  ですから国がリー...全文を見る
○武山委員 言葉じりをつかまえるようですけれども、そう思ってやっておりますと。思っただけでは困るんです。実行していただかないと困るんです。それを政策として実行して、スピードをもって、実際にやはりそういう社会にならないと困るんです。ぜひ言葉を実行していただきたいと思います。  本...全文を見る
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○武山分科員 自由党の武山百合子でございます。  三十分ということですので、早速内容に移らせていただきます。  私このたび、本当に素朴な、農業についての問題を質問したいと思いまして、農林省に資料を実は要求いたしました。私は、埼玉県のちょうど東部に位置します春日部、庄和、あのあ...全文を見る
○武山分科員 それでは、後で農林大臣のところにその三人の名刺をお持ちいたします。どういうものをどう出せなかったかということは、そのときに細かくお話しいたします。  私は、二十一世紀の農政の、将来どういうふうにするのだという骨格やら、それから細かい部分のところを出してくれという意...全文を見る
○武山分科員 私は、細かい部分では確かに局長やそれぞれの分野の人とお話ししたいと思いますけれども、立法府のこういう委員会ではぜひ大臣と議論をしたいと思います。  やはり、コンセンサス、コンセンサスといいますけれども、コンセンサスをしていたらおくれてしまうのですよ。意識の方が早く...全文を見る
○武山分科員 いや、島村農林大臣、人がそういう批判的なことを言わないから農業はうまくいっているという、そういう発想ではいけないと思いますよ。二十一世紀の農業をどういうふうにしていくのだという発想、そういう発想がリーダーシップなわけですね、そこをやはり農林大臣がとっていくというのが...全文を見る
○武山分科員 恐らく、そういう答弁は今まで何十年と同じことが言われてきたと思います。私はそういう答弁を期待していたわけでも何でもなく、農林大臣として二十一世紀はこんなふうに夢のある農業をやっていくんだということを期待して聞いたのですけれども、やはり意思が通じなかったようで、全くそ...全文を見る
○武山分科員 埼玉県の北の方にお米のおいしい地域があるのですけれども、北川辺村というところ、北川辺町になりました。そこはやはり利根川と江戸川のおいしい水と空気と土壌が合っていて、大変おいしいお米ができるわけですけれども、やはりそういう地域というのは、条件がそろっているものですから...全文を見る
○武山分科員 それはやはり「ふじ」、確かに大変おいしいです。私も本当に、品種改良されて、日本人の技術というのはすばらしいものだなと思っておりますけれども、それはその地域でそういう歴史と伝統があって、その中で技術開発されたものなわけですね。  それじゃ、例えば埼玉県みたいに田んぼ...全文を見る
○武山分科員 北川辺町のように環境が整っているところは、やはりそれなりにみんな考えて生きていけるわけですね。秩父はもともとやはり風光明媚で、空気もきれいで、それなりに農業も営まれているわけです。  ところが、今一番の問題は都市に近い方ですね。そこの問題が一番山積みされて、空気も...全文を見る
03月19日第142回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○武山分科員 武山百合子です。自由党を代表しまして、質問いたします。  早速ですけれども、実は私、先週の月曜日、地元の中学校の卒業式に行ってまいりました。感想としまして、私は、二十年ほどアメリカに住んでおりまして、五年前に政治の世界に入ったものですから、二十年間というものはすっ...全文を見る
○武山分科員 何が聞きたかったかといいますと、その卒業式の内容は何か印象に残りましたでしょうか。
○武山分科員 それでは、その辺でその件は終わりにいたします。要は、やはり子供を中心にして考えていただきたいということを、私は実は言いたかったわけなんです。  それで、今度、二十一世紀に向かって教育改革プログラムというものが、本当に文言はすばらしくできたと思うのです。私も本当に日...全文を見る
○武山分科員 町村文部大臣にも同じことを。
○武山分科員 ありがとうございます。基礎的なこと、私もそう思います。  それでは、二十一世紀に週五日制になりました場合は、このカリキュラムというのは縮小するのでしょうか。  今、学校現場はもうあっぷあっぷしている状態なんですね。実は私の弟も学校の先生をしておりまして、私の母も...全文を見る
○武山分科員 今、実際に初等教育で行われている授業というのはスリム化されていない状態で、それで月二回お休みがあるわけですよね。それで、無理な状態で今消化しているわけですよね。それではどのくらいスリム化されるのか、その程度を何かわかりやすい言葉で表現していただけたらと思うのです。 ...全文を見る
○武山分科員 それでは、ぜひそのように、言葉は本当に百万遍語っても、実際に内容が伴わなかったらやはり絵にかいたもちなわけですよね。内容を伴ってやはり初めて生きていくことであって、それを実行するというのは、やはり今から五十年、百年かかると思うのです、教育というのは。やはりお金もかけ...全文を見る
○武山分科員 私、実は町村文部大臣に、文部大臣としてどういう考えか聞きたかったのですけれども、先に指名されたものですから。ぜひ私の発言を優先していただきたいと思います、司会の委員長。  それでは、二十人学級の方はどうなりましたでしょうか。私、二十人学級の件で聞いたと思うのです。...全文を見る
○武山分科員 御手洗さん、そういうふうに言いますと、さも十九人でやっているように思われますけれども、それは違いますよ。現実に首都圏はみんな多いですよ、クラスは。確かに過疎とかそういうところは少ないと思いますよ。でも、少ないところと平均して幾らということを出して、私はそれを言ってい...全文を見る
○武山分科員 ちょっとまぜ返すようですけれども、本当は私もしたくないのですけれども、そういう言い方をしますとやはり、いや、一応お話ししておきます。  五〇%以上がすなわち三十二人以上四十人までだということですよね。全部を足して十九人ですなんという言い方はおかしいと思いますよ。国...全文を見る
○武山分科員 では、月の初めではなくても、月の途中でも終わりでもいつでも入学できるというのが制度上なっているわけですね。  では、それは調べます。恐らく教育委員会の都合上、何かの都合上、例えば給食の途中から入るとか、それから何か学級費の途中から入るとか、恐らく何か都合だと思いま...全文を見る
○武山分科員 では、これで終わりにいたします。  要は、中高一貫教育という意味で、中学から高核まて一貫してという意味て尋ねたのですけれども、私の持ち時間が終わったものですから、どうもありがとうございました。
04月17日第142回国会 衆議院 環境委員会 第5号
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○武山委員 自由党の武山百合子でございます。  きょうは、京都会議の後を受けて、日本の課題ということでお聞きしたいと思います。  太田官房長の方から、大体今度の温暖化に対する法律は連休前に出てくるということを聞いていたんですけれども、残念なことに、きのうあたりから新聞がすっぱ...全文を見る
○武山委員 先ほども愛知議員やらその他の大勢の議員からの質問にも出ていましたように、本当に大事なスタートだと思うのですよ。これからの議論が最も大事で、そして実効性を伴ったものを実際につくっていくというところにもつともっと大事な点があると思うのですね。  それで、報道の話が出まし...全文を見る
○武山委員 もう一言話したいと思います。  完璧にという意味ではなくて、その都度現実を、事実をやはり国民に明らかにする。今お話しのように与党三党の中でもそれぞれ意見がある、それはそれで事実をお知らせするということが大事だと思うのですね。  ある期間を区切って、それで完璧なもの...全文を見る
○武山委員 そうしますと、排出権取引の具体的な議論というのはどの辺まで進んでいるのでしょうか。例えば、主体を企業とするのか国とするのかとか、その辺の検討状況はどうなっていますでしょうか。
○武山委員 そうしますと、参加している国は先進諸国がほとんどだということですけれども、日本は既に参加してやっておるということですけれども、民間とも協議しながらやっておるのでしょうか、国だけでやっているのでしょうか、その辺ちょっと聞かせていただきたいと思います。
○武山委員 六月にボンでということですけれども、これは批准のための第一回締約国会議という意味ですか。
○武山委員 三月十六日が京都議定書の署名開始、署名期間は一年ということですけれども、もう署名をした国はあるんでしょうか。
○武山委員 今何カ国とおっしゃいましたけれども、どことどことどこの国でしょうか。
○武山委員 十カ国が議定書に署名したということですけれども、どの国がどのような時期に署名したということを広く国民に知らせるということがやはり大事だと思うんですね。日本が議長国を務めて、それでこういう経過でこうなっていくんだという情報公開を、やはり私としては、今この席でどことどこと...全文を見る
○武山委員 温暖化防止京都会議でも世界じゅうのNGOが集まりまして、日本ももちろん多数の市民団体が参加したわけですけれども、今おっしゃったように、市民団体というのは、政治的に利用する団体もありますし、本当に千差万別だと思うのですね。日本は、NGOも、これから本当によいNGOとして...全文を見る
○武山委員 その中で、カーエアコンが除外されていると思うのですね。このフロン回収の徹底という観点からは大変不十分だと思います。対象品目の範囲を拡大して検討していただきたいと思いますけれども、その辺は、頭の中に拡大する余地があるのかどうか、全くもうそれで固守しているのかどうか。その...全文を見る
○武山委員 そうしますと、どのくらいそういうルートの整備、もちろん家電の方は今度そういうことでリサイクルができますけれども^カーエアコンが除外されているということで、自動車業界がこれからそういう意味で、ルートの整備とかいろいろ整備されていくわけですけれども、それはどのくらいの期間...全文を見る
○武山委員 関東三県だけだということですけれども、これから大変時間のかかる話だなと思いました。本当に気の遠くなるような、三県だけしかスタートしていないということで、これはやはり現実を見据えて、議論を先送りしないできちっと、負担をどうするかとか、もうぎりぎりの線だと思うのですね。そ...全文を見る
○武山委員 環境アセスメントのやり方に問題があるかなと思うのですけれども、その点についてはどうでしょうか。
○武山委員 諌早の問題も、それから中海干陸の問題も、本当に今まで何となくすっきりしないような、そういう状況を国民全体が感じていると思うのですね。ですから、そういう反省のもとに立ってやはり対応していただきたいと思います。大木長官の地元なものですから、皆さん大いに期待していると思いま...全文を見る
○武山委員 そうしますと、環境行政のすべては環境庁の長官である大木長官だという意味にとってよろしいのですか。  実は、私が質問したい内容は、答申を待ってとか答申が出たからとかいって、非常に審議会の答申に社会全体が右往左往しまして、と同時に、それだけ右往左往する審議会の中身が明ら...全文を見る
○武山委員 国会議員というのは、私がないくらいすべて公的に、私的な部分も公的に、あらゆる角度から見られているわけなのですけれども、この中央環境審議会の皆さんも、そういう意味では非常に環境が似ていると思うのですね。国の機関から委任されてやるわけですね、もちろん本人も承諾しているわけ...全文を見る
○武山委員 時間が来てしまいました。またこの次に続けたいと思います。どうもありがとうございました。
04月21日第142回国会 衆議院 本会議 第31号
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○武山百合子君 私は、自由党を代表して、労働基準法の一部を改正する法律案に関し、総理並びに関係大臣に質問いたします。  橋本内閣のもたらした政策不況によって、国民経済は深刻な状況に立ち至っております。昨年一年間の企業倒産は一万七千件を超え、十二年ぶりの高水準となりました。ことし...全文を見る
04月24日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
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○武山委員 武山百合子です。  早速、自由党を代表しまして、質問をいたします。  小泉大臣にお願いいたします。  本日決定される総合経済対策十六兆円について、厚生省関連の対策内容について、少し明確にしていただけたらと思います。
○武山委員 時間がもったいないですので、後で、時間のあるときにそれを説明していただけますか。  それでは、早速、質問の内容に移ります。  本日、財政構造改革会議で改正内容が決定されるということですけれども、どういう改正内容とされるのか、説明していただきたいと思います。  そ...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。また、詳しい数字の方は知らせていただきたいと思います。  それで、先ほどの小泉大臣の答弁に対して、そうしますと再来年以降は上限枠を残してもいいという判断なんでしょうか。その辺はどういう理由でなのか、ちょっとその辺説明していただきたいと思...全文を見る
○武山委員 その法は、橋本内閣の最重要課題と位置づけまして、昨年十一月末に野党各党が猛反対するのを押し切って制定されたわけですね。それをわずか五カ月で法の骨格の大部分を改正するということは、私は内閣の総辞職に値するものじゃないかと思います。  それで、社会保障関係費について一定...全文を見る
○武山委員 何か非常に、それだけですと、もう五カ月しかたたないのに改正して、それで全力ということですと、国民は納得いかないと思うのです。だれでも全力で投球してやっているわけなんです。我々野党も、私個人もそうなんですけれども、やはりだれでも、そういうふうに言ったらそれでおしまいとい...全文を見る
○武山委員 わかりました。そのまま受けとめたいと思います。  その次、医療保険制度の抜本改革の関係について伺いたいと思います。  国民が将来にわたって安心して医療が受けられるよう医療保険制度の抜本改革を早期に実施すべきであるというわけですけれども、今の検討状況で本当に間に合う...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございます。もう少し詳しく、青写真をどの程度描いているのかお聞きしたいのですけれども。  将来像としまして、先ほど局長さんも説明されておりました。福島議員の質問に答えておりましたけれども、地域医療それから病院ももう整理されて、大病院はいわゆる専門化、...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  そういうことは厚生省レベル、政府レベルでそのように行われているのですけれども、都道府県レベルまた市町村、いわゆる自治体ではそういう情報というのはもう既に行って、地域にそういうお話はされていますでしょうか。
○武山委員 いわゆる一般の国民にはなかなかそういうことというのは伝わっていないのですね。それで、県レベル、市町村レベルのいわゆる市役所、町役場までは行っているかもしれませんけれども、国民一人一人には、やはり新聞の記事や報道、テレビ、マスメディアですね、それで聞くだけで、具体的にど...全文を見る
○武山委員 いろいろな意味で分権がまだ進んでおりませんので、やはり地方に任せるところはぜひ地方に任せていただいて、地方で、市町村でやれるものは、そういう広報もやはりやるべきだと思うのです。  それで、今まで日本の国民というのは、一般的にはもう官に頼っていた部分があるものですから...全文を見る
○武山委員 国民一人一人が、ああ、公開しているんだ、情報は手に入るんだという意識が持てるような環境づくりをするということですね。国民が、ここにアクセスすれば情報が得られるんだ、ここに聞けばわかるんだという意識を持つための環境づくりというか、そういう過程を知らせるということはやはり...全文を見る
○武山委員 そうしますと、それはどこに聞けばよろしいのですか、一般的に。国民が知りたい場合は、どこにどう聞けばよろしいのでしょうか。
○武山委員 それはどのように知らせておりますか。今、例えばの質問をしているのですけれども、インターネットを持っていない人はどうして手に入れたらいいのでしょうか。
○武山委員 これでちょっと余り時間をとりたくないのですけれども、実際にインターネットを持っている人というのは限られた人口の中の比率ですよね。  私がお話ししたいことは、一般の国民がだれでも手に入るような情報の伝達方法を考えていただきたいと思うのです。インターネットというのは、国...全文を見る
○武山委員 では、今度、その厚生行政相談室にだれでもが問い合わせればそういう情報が得られると判断してよろしいわけですね。
○武山委員 はい、わかりました。  それでは次に、いわゆる診療報酬制度、薬価基準制度の改革に当たって、今回の診療報酬改定のときのような特定団体の主張のみを取り入れることがないよう公平な意見の取りまとめを行う必要があると思いますけれども、厚生大臣は特定団体の圧力をはね返す実力者だ...全文を見る
○武山委員 診療報酬改定のときは特定団体の主張のみ取り入れたんではなかろうかと、みんな思っているわけですね、思われているわけですね。今のお話を聞きますと、何か大分開きがあるように思いますけれども。まずその開きがあるなということを私は感じました。  次に移ります。  老人医療費...全文を見る
○武山委員 そうしますと、見込みどおり行われるんじゃないかという感じですね。わかりました。  それでは、次に移ります。  市町村国保の財政状況の推移、赤字保険者の推移、その主な要因について少し説明していただけますでしょうか。  また、この案は国庫負担削減のために提出されたん...全文を見る
○武山委員 市町村国保の赤字保険者数、何か大変多いと私のふるさとでも聞いておるんですけれども、どのくらい全国に、払っていない人ですか、いるんでしょうか。
○武山委員 私の町で聞いても、制度自体に構造的な問題がある、抜本改革をしてほしいと言っておりますけれども、先日の参考人のいわゆる公聴会ですか、あれでもある町の町長さんは、返上したいくらいだと言っておりますね。  それで、今後、市町村国保制度の抜本改革でどのようなあり方がよいと考...全文を見る
○武山委員 そうしますと、国民的議論の中で国民が選ぶものでよいという解釈をしてよろしいのですか。たしか幾つかの案がありましたね、A、B、C、D。厚生省は何を進めたいのでしょうか、あの中で。それとも、国民的議論の中で国民が決めてくれという意味なんですか。
○武山委員 どうもありがとうございました。  国民的議論の中で国民の意見で決めるということ、私も肝に銘じてそうしたいと思います。  それでは、次に移ります。  病床規制関係で、今回、病床の数についてはわかりましたけれども、医療費と病床数に強い相関関係があるというわけですけれ...全文を見る
○武山委員 ベッドと医師の数、両方相関関係があるというわけですね。はい、わかりました。  それから、医療の情報公開についてお聞きしたいと思います。  日本ではこれをいわゆるレセプトという言葉で言っておりますけれども、どれだけ国民にこのレセプトという言葉が浸透しているのか疑問で...全文を見る
○武山委員 この診療報酬明細書というのは、本人が請求しないとくれないのですか。その場ではくれないのですか、日本の場合は。
○武山委員 昨晩のニュースで、カルテが今度開示されるということで、本当によかったなと思っておりますけれども一この診療報酬明細書、これも中身というのは、保険者に行くということですけれども、患者本人のものなんですね、要は、そのもの自体は。支払うのも患者ですし、保険者も、例えば保険の種...全文を見る
○武山委員 実は、私の地元は、埼玉の東部地区にあります春日部、庄和、岩槻、久喜、あのあたりなんですね。あのあたりで、実は、心臓外科というのはほとんどないんです。それで、埼玉ですと、西高東低とからまたで言われているんですけれども、浦和、大宮、やはり東北本線、新幹線の通っている地域の...全文を見る
○武山委員 最後の質問になりますけれども、すなわちカルテというのは、やはり本人に帰属するものだと思うんですね。結局、その患者個人の診療内容ですよね。ですから、本人に帰属するものだと思いますので、それは本人に開示するのが当然のことだと私は思うのです。本人のもの。今までそういうものが...全文を見る
04月28日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
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○武山委員 武山百合子です。自由党を代表いたしまして質問いたします。  先週、ちょうどいろいろと時間が切れてしまいまして、先週の続きになるかと思いますけれども、きょうは、まず、予防医学についてお聞きしたいと思います。  早期発見、早期治療、これはもう国民の健康を守るためにも、...全文を見る
○武山委員 それでは、まだ一度も検討されていないのでしょうか、会議が行われているのでしょうか、これからやろうという計画なんでしょうか。
○武山委員 決定権は中医協がなさるわけですね、厚生省ではなくて、厚生大臣ではなくて。
○武山委員 厚生大臣が、最終的にじゃなくて、もっと早く道筋を示したり、やはり立法府がそういうものを決定するという方向に軌道修正すべきだと思うのです。  今、審議会審議会、あらゆる審議会で、いろいろ答申を受けてとか、審議会の結果待ちだとか、審議会の検討待ちだとか、そういうことが非...全文を見る
○武山委員 今まで専門家専門家と言われてきて、専門家の皆さんがやってきて、今まさに日本の厚生行政に対してもう本当にみんないらいらしているわけです。それで、にっちもさっちもいかない、いろいろな点で今もう疲弊状態だと思います。そういう中でもやはり今の御答弁を通していくつもりなんでしょ...全文を見る
○武山委員 広く専門家の意見を聞くということ、非常に大事ですけれども、命にかかわることですので、やはりスピードさが最も必要だと思います。そのスピードさをやはり速めていただきたい。スピードを速めていただきたいということが私が一番言いたいことなんです。  もうちょっと突っ込んでお聞...全文を見る
○武山委員 どのようながん検診をしているのか、例えば乳がんでしたら、ちょっと御説明いただけますでしょうか。
○武山委員 例えばアメリカでは、乳がんの場合、触診だけでは一〇〇%検査したというふうには言われてないわけですね。やはりマンモグラフィーも両方併用するというふうな、アメリカは国民皆保険ではありませんので、私的保険ですので、それが保険に適用されるということなんです。  先ほどのお話...全文を見る
○武山委員 そうしますと、老人保健と今おっしゃっていましたけれども、老人しかできないということですよね、老人保健といいますと。がん検診が無料になるということですね。それでしたら、例えば、一般的に、女性は四十代からがん検診、乳がん、子宮がん検査が必要だと言われているのですけれども、...全文を見る
○武山委員 それでは、今のお話ですと、一般財源化を図ったのは、効果がないという理由なんでしょうか。
○武山委員 お聞きしたのはがん検診についてですけれども、例えば歯の治療、いわゆる予防治療ということで、疾病の予防ということで、歯なんかも子供のうちから予防という意味で年に一度の検診を財源化するということはお考えでしょうか。
○武山委員 歯の治療の件を今ちょっと話しましたけれども、予防という意味で、年一回、虫歯の状況とか歯の状況をチェックしていただくということですね。  人間の体の方もやはり大事だと思うのですね、定期健診。定期健診も、やはりこれから一般財源化するなり国庫補助なりあるいは保険で適用する...全文を見る
○武山委員 健康診断は、子供から大人まで、一年に一遍できるようなシステムというのはやはり大事だと思います。その健康診断を、マンモグラフィーとかいろいろ高度な器械を設置して、それから、他のいろいろな高度な器械を設置してやらなければいけないということも大事なことですね。それで、その範...全文を見る
○武山委員 医療費の抑制に大変役立つわけですね。確かに、私が数年前にお伺いしたときに、一度に健康診断した場合、六万円かかるというわけですね、全部健康診断するのに。しかし、そのときに、いろいろな病気が早期発見されれば、万が一、命にかかわる病気であれば、今も長らえることができますし、...全文を見る
○武山委員 ぜひ委員会でも議論をしたいと思います。  それでは、次に移ります。  国民健康保険料についてちょっとお聞きいたします。  四月二十一日の新聞報道によりますと、旭川地裁において、国民健康保険料の算出根拠が条例上明確でない、憲法八十四条の租税法律主義に違反するとして...全文を見る
○武山委員 それでは、ほとんどとおっしゃっていましたけれども、どの程度あるのでしょうか。市町村の何%くらい、七〇%ぐらいはそうなんでしょうか。
○武山委員 それではもうちょっと具体的に、では、どのように指導されていくのでしょうか。
○武山委員 保険制度の不信感を国民に与えないということが一番大事なことで、やはり適切な対応を当然すべきだと思います。ですから、それはスピーディーに、本当に今スピードさに欠けておりますので、スピーディーにやっていただきたいと思います。  それから、私、実はすぐ質問が次の委員会であ...全文を見る
04月28日第142回国会 衆議院 地方行政委員会 第13号
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○武山委員 武山百合子です。自由党を代表して、質問いたします。  実は先日勉強会で、今回の風営法の改正ということで、警察庁の方が私たちの部会にお見えになりまして、インターネットのビデオを見せていただいて、私はショックで、何しろいわゆるわいせつな映像をそのまま見本として流して、そ...全文を見る
○武山委員 何か、いつの間にか、私の質問の答えと違うと思うのですけれども、では、どういうふうに変えようというわけですか。ぜひそこをきちっと危機管理で、もう十八歳未満は何も見られない、そういう方向に変えないと、営業だからとか言って、結局、これは見る見ないのいわゆる検閲の問題だと思う...全文を見る
○武山委員 そうしますと、もちろん当然認識していると思いますけれども、当分野放したと思うのですね。今、こういうインターネットにかかわらず、週刊誌もしかり、それから新聞もしかり、あらゆるところで本当に抜け穴だらけなのですね。  実は私、外国に長いこと住んでおりまして、アメリカだっ...全文を見る
○武山委員 ゼロよりはいいというところで、本当に甘いと思いますね。例えば、十八歳未満はアルコールを飲んではいけないなんて言いながらビールを機械で売っているわけですよ。日本はそういう社会なのです。ところが、この件に対しては、アメリカがすべていいとは思いませんけれども、例えばアメリカ...全文を見る
○武山委員 私は、これも甘いと思います。ビラなんというのは配る必要はないのですよ。こういうものはなければないにこしたことはないわけですから、こういう営業地域というのは。それを、もっと営業を活発化させるようなビラ配りをするというのは、大いにこういう商売をしてちょうだいというふうに助...全文を見る
○武山委員 私は、それこそビラは絶対配っちゃだめ、どこもというふうに決めるべきだと思いますよ。それをぜひお話ししておきたいと思います。  それから、施行を早めていただきたいのですね。この法案が通ってからどのくらいで施行するのでしょうか。それこそもう法案が通ったら即やるとか、施行...全文を見る
○武山委員 この法律が通ったら、施行はいつからになるのでしょうか。
○武山委員 私は、それは施行しましたら即整備をして、スピーディーにやっていただきたいと思います。一年以内、まだ一年あるからなんて悠長に考えないで、やはり即やっていただきたいと思います。  それから、プロバイダーのお話でしたけれども、では、今のお話でどのくらいが抑制できると思いま...全文を見る
○武山委員 いえ、私の質問は、プロバイダーが自主規制によって、努力義務規定となってどのくらいそういう映像が流れなくなるでしょうか、どのくらい目測しているんでしょうかと聞いた質問なんです。  すなわち、この法律が施行されてプロバイダーが企業倫理を持ってそういうものを流さなくなる、...全文を見る
○武山委員 困難でしたら、なおさらやはり危機管理で、最初から強い規制を持つべきだと思いますよ。  それで、時間がなくなってしまいました。最後に一つ、いわゆる風俗研究会、何かありますね、そういう、諮問機関ですか、そのメンバーに地方団体関係者あるいは業界関係者が入っていないというこ...全文を見る
○武山委員 いえ、私はなぜ入っていないかという理由を聞いたのですけれども、その答えをぜひ答えていただきたいのです。業界関係者が入っていないわけですね。
○武山委員 時間が来てしまいました。  今本当に大変な状態なんですね。情報のはんらん、警察庁のお話を聞いておりますと本当にはんらん状態で危機感がないと思います。ぜひ危機感を持って、時代の状況に対応してというお話、時代の状況そのとおりに対応していただきたいと思います。御答弁を聞い...全文を見る
05月06日第142回国会 衆議院 労働委員会 第12号
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○武山委員 武山百合子です。自由党を代表いたしまして、質問をいたします。  今回の改正について、中央労働基準審議会の検討経緯、その辺ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
○武山委員 そうしますと、労使公益委員会で、最終的に意見の相違があったわけですね。その意見の相違があった点を、主なものをちょっと挙げていただきたいと思います。
○武山委員 それでは、その主な点について、法案ではどのように処理したのでしょうか。
○武山委員 今の中で、いわゆる時間外労働の上限に、遵守する、すなわち罰則をつけなかったわけですね。これは基準をあいまいにするという点で、私は、労働者保護基準そのものをあいまいにするのではないかと思いますけれども、なぜ罰則をつけなかったのでしょうか。
○武山委員 それでは、もうちょっと突っ込みまして、休日労働及び深夜業に関する上限規制の意見もあったように聞いておりますけれども、その辺の審議の検討はどんな状態だったのでしょうか。
○武山委員 審議会の検討状況、どうもありがとうございました。  その次に、労働契約です。今御説明していただいた、その中で、今回の改正において措置することとなった事項及び今後残されている検討事項は何でしょうか。
○武山委員 それに関連してですけれども、それでは、今回改正することとなった事項についての労使の意見の相違点は、法案ではどのように対処しているのかということをちょっとお聞きしたいと思います。
○武山委員 審議会の審議を待ってということですけれども、この労働問題に関する責任は最終的にはだれがとるんでしょうか。審議会なんでしょうか。
○武山委員 非常にあいまいでわかりにくいんですけれども、すなわち、どこが、だれがこの法案の責任を持つんでしょうか。
○武山委員 一応の流れになっているということはわかりました。要は、その辺を的確にはっきりと、やはりみんなに周知徹底しなければいけないという意味でちょっとお聞きいたしました。  次に移ります。  今回の改正による規制緩和の事項はどの点か、それからそれぞれの改正の趣旨、それは何か...全文を見る
○武山委員 それでは、規制緩和によって労働者の保護に生じる問題を防止する措置はどのように考えていますでしょうか。
○武山委員 大変長くお答えいただきましたので、短く、ポイントだけお答えいただきたいと思います。  それでは次に移ります。  労使自治を理由に勤労条件の法律基準を緩和することですけれども、日本の労働者の四分の三は労働組合とは無縁であるというわけです。労働組合不在の労使自治は使用...全文を見る
○武山委員 労働省の指導が大変重要になると思いますけれども、選挙で選ぶということですね。それが透明で本当に公正な選出方法だと思いますけれども、それを実際にやはりきちっと行えるような環境をつくるということが大事じゃないかと思います。ぜひそういう細かい部分で詰めていただきたいと思いま...全文を見る
○武山委員 今選任方法についてお答えいただきましたけれども、選任方法が一番大事なところだと思うのですね。それで、今まさに国民の民度イコール政治の民度、政治の民度イコール国民の民度と言われておるわけですけれども、この選任方法もやはり日本の国民の民度だと思うのですね。だれかあの人に投...全文を見る
○武山委員 例えば、東京の人口は一千二百万ですか、それに対して現在労働基準監督署というのは何カ所ぐらいあるのでしょうか。私は人手不足じゃないかなと思っておるのですけれども、その辺、東京には何カ所ぐらい労働基準監督署というのがあるのでしょうか。
○武山委員 私がちょっと聞いている数では、たしか東京の人口に対して十カ所程度と実は聞いていたのですけれども。埼玉で五カ所程度と聞いているのですね。私は埼玉出身なものですから、埼玉の約倍くらい東京は人口があるわけですね。それで、東京十カ所、それでは人員不足で、とても十分に機能してい...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  局長さんのお答えが大変長かったものですから、私質問を消化することができませんで、また来週この続きはやりたいと思います。本当にとば口だけしかお聞きできなかったのですけれども、私の時間が来てしまいましたので、どうもありがとうございました...全文を見る
05月08日第142回国会 衆議院 労働委員会 第13号
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○武山委員 武山百合子です。自由党を代表しまして、質問いたします。  五十年ぶりの改正ということで、画期的という、今まで改正されなかったこと自体が本当に不思議なくらいな気持ちでおりますけれども、今回大きな改正点ということで、論点は四つあります。  実は私、長いこと外国生活をし...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございます。  まさにそのとおりなんですけれども、働く、働きたい、働いて満足だ、そういう気持ちの根底にあるのは、やはり教育だと思うんですね。  それで、今お話しのように、これは本当に二十一世紀の日本の土台をつくる産みの苦しみの状態、今まさにそうなわ...全文を見る
○武山委員 そうしますと、一年で何回延長しても、また三年で何回延長しても、本当に枠を決めないで、三年の更新というのは自由にきくわけですね。いわゆる六年、九年、十年勤めても一応いいわけですね。これは一つずつ届け出るわけですね、労働基準局に。それで、一年を何回も延長してもよろしいのか...全文を見る
○武山委員 私個人としては大いに、お互いの契約の中で納得した場合三年でも一年でも、もちろんこれはもう本当に規制緩和という形で、選択肢が広まったということでいいと思いますけれども、たくさんいろいろな関係方面の方が危惧しているものですから、そういう意味で質問をさせていただきますけれど...全文を見る
○武山委員 実際のところこういうものを労働基準局に三年で、今まで変形の一年契約だったわけですね、いわゆる一年の契約のときに、今度初めて三年になるわけですけれども、実際に申請している企業の数というのはどのくらいあるものなんですか。  私は、意外とみんなそういう雇用契約をしないで、...全文を見る
○武山委員 これは、届け出は要らないわけですか。三年の契約というのは届け出なしなんですね。そうしますと、協定に違反しているかどうかというのはどこで判断するのですか。それから、どのように違反しているかがわかって対処するのでしょうか、届け出も何もなしで。抜き打ち検査みたいなものをする...全文を見る
○武山委員 非常に難しいところだと思うのですね。規制緩和で大いに選択肢をふやすという意味でよいことであると同時に、期間雇用が、今までのいわゆる十一種ですか、新商品、新技術その他十一種目以外に、すなわち他の分野にも広がるのじゃないかという、また別なことを心配しなければいけないわけで...全文を見る
○武山委員 はい、わかりました。  そうしますと、期間雇用が他の分野に広がっていきますね。今回の改正では限定している期間雇用、すなわち三年間。それで業種も、専門知識を有する者ということで、その業種。その期間の雇用が他の分野に広がっていくという可能性はありますよね。それに対してど...全文を見る
○武山委員 ちょっと何か議論がかみ合わなかったのですけれども、私の質問は、他の分野にも広がるおそれがあるのじゃないかということです。恐らく広がると思います、他の分野にも。この期間雇用が他の分野にも、恐らくいろいろな分野に多種多様に、いわゆる期間を延長して、それで三年契約、一年契約...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございます。自己責任のもとで、契約の中で、一年なり三年なり、分野というのは当然広がっていきますし、そこの中できちっとお互いに認識していれば、大いにこういうことがあり得る。すなわち、そういう選択肢がふえる社会というのは私はもう大賛成なんですけれども、ただ...全文を見る
○武山委員 今、紛争調停ですか、そのお話がちょっと出ましたけれども、気軽に相談できる、そういう紛争を処理する制度というのはどの程度できているのでしょうか。
○武山委員 それは、先日局長さんに、埼玉、東京近辺で何カ所ぐらいあるのでしょうかと言いました労働基準監督署、埼玉がたしか七カ所で、東京が十九カ所でしたか、そのところへ行けばいいわけですね。労働基準監督署でよろしいわけですね。  パートタイムで仕事をしている方々、いろいろな方々い...全文を見る
○武山委員 済みません、その制度の中身をお聞きしたのですけれども。行きましたらすぐ申請書みたいな書類に書き込んで、それで面接みたいにするのですか。実は今制度の中身ということでお聞きしたのですけれども、相談窓口に行ったらすぐ相談できるのですか、その制度の中身、システムをちょっとお聞...全文を見る
○武山委員 聞きたかったことは、まず、行ってすぐ相談というわけにいきませんでしょう。申請書でやはりある程度受け付けをしてすぐ聞いていただける、そのシステムを聞きたいのです、どういうシステムに制度がなっているかという。すなわち、申請してすぐ面接できるのか、申請して予約をとってするの...全文を見る
○武山委員 労働組合に入っている加入率というのは、今物すごく低いのですね。それで、一般のパートタイム労働者はほとんどが労働組合に入っていないわけですから、皆さん知らない方がすごく。パートタイムで働いている方は多いのですね。まず労働基準監督署がどこにあるかも、大体都道府県のいわゆる...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  時間が来てしまいました。もう一回ぐらいチャンスがあると思いますので、また次の機会にしたいと思います。ありがとうございました。
05月13日第142回国会 衆議院 労働委員会 第14号
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○武山委員 武山百合子です。三回目になりますけれども、自由党を代表しまして、また質問いたします。  一年単位の変形労働制と裁量労働制について今まで質問できなかったものですから、それを中心にして質問をしたいと思います。  一年単位の変形労働制も裁量労働制も、今、桝屋さんの方から...全文を見る
○武山委員 今、労働基準という意味で労使委員会をどうするかというお話でしたけれども、私の質問は、労使の自治をどう育てるかという意味だったんですね。  ガイドライン、指針、そういうもので基本的には枠組みはっくるんだと思いますけれども、一年単位の変形労働制も裁量労働制も、皆さんが、...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  そうしましたら、労使委員会は、ほとんどの企業が公正な手続で労使を選任すると思うんですね、一般的に常識で考えますと。しかし、いろんなことが、いわゆる経営者に都合のいい人を選任したいという場合もあると思うんですね。そういうことが行われる...全文を見る
○武山委員 そうしますと、それは、例えば選任中に、きょうみたいに傍聴できるとか、過程が透明で、公開ということが基準なんでしょうか。
○武山委員 そうしますと、私が労使委員になりたいと言って立候補して、それで皆さんから、勤労者から票を得て選任されるということもあり得るわけですね。
○武山委員 失礼しました。私というのは私個人じゃなくて、例えばの話、企業の一個人が、はい、私が立候補して労使委員になりたいと。私じゃないんです、一個人、そういう場合も、もちろん立候補して皆さんから票を得て労使委員のメンバーに投票で選ばれれば選任されるんですねという質問なんです。
○武山委員 そうすると、先ほどの局長さんのお話ですと、立候補も自由にできるし、透明で外からも見れるし、傍聴もできるしという、そういう青写真を描いているわけですね。まさに欧米のような、本当にじかに接して、きょうこのような会で私が労使委員に立候補しますと言って例えば演説をして、私とい...全文を見る
○武山委員 ぜひ透明で公明な労使委員会、労使の自治ということで根づくと本当にいいなと思っております。それから、次に移ります。  裁量労働制についてですけれども、裁量労働制研究会報告の内容と違ったというわけなんです。労働者側からの意見がかなり出されたけれども、研究会報告が何か尊重...全文を見る
○武山委員 ちょっと無視されたという言葉を聞いたのですけれども、それに対して弁明していただけますか。
○武山委員 やはり非常に溝があるなという印象なんですけれども。これだけ大きく門戸を開いて選択肢を広くするわけですから、こういう新しい選択肢を広くしていくということはいいことだと思いますけれども、それと同時に、心配している方々は、むしろかえって長時間労働になるのじゃないかと言うわけ...全文を見る
○武山委員 全会一致ということでこれは労使委員会で決まるわけですけれども、そうしますと、青写真として、初めての試みなわけですから、一つのことを決めるのに時間がある程度かかることが予想できますね。全会一致ということですから、なかなか合意点というのは青写真としては時間のかかることだな...全文を見る
○武山委員 ぜひ今度モデルケースで、ディベートじゃないですけれども、労使委員会みたいなものをやるのもひとついいかな、いろいろな問題でやってみるのもいいかなと今質問しながら思いましたけれども、具体的なことで、ぜひそういうモデルケースもお考えいただきたいと思います。それから、最後にな...全文を見る
○武山委員 時間になってしまいました。ぜひきちっとした基準を決めて、きちっと決めていただきたいと思います。  どうもありがとうございました。
05月15日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
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○武山委員 武山百合子です。自由党を代表しまして、質問いたします。  皆さん、本当にいろいろ聞かれまして、私も同じようなことを聞こうと思っておったのですけれども、重複すると思いますので、なるべくそこは避けて、他の点で質問したいと思います。  実は私、ぼうっとしておりまして、見...全文を見る
○武山委員 そうしますと、日本は二十五年ということですけれども、ドイツは五年以上。すなわち、トータルでドイツはどういうふうになっているのですか。ドイツの在外邦人の方々はどのように考えたらよろしいのでしょうか。日本の場合は、今、基本的には二十五年をある一定の期間ということですね。ド...全文を見る
○武山委員 そうしますと、今のその点で、例えば二、三年あちらの方に行って住んで、二、三年掛けた。それで、一たん日本に帰ってきて、五年に満たないから、日本でしばらく働いてまたドイツに行って、トータルで五年過ぎたら、例えば六年とか七年過ぎた場合は、三年で帰ってきてまた二、三年追加して...全文を見る
○武山委員 そうしますと、日本は二十五年ですけれども、五年以上となりますと、話はちょっと飛びますけれども、今、日本で、若年層の方々が、いわゆる国民年金を払わない方がかなりふえているらしいのですね。それは、自分たちは国民年金を払っても、将来自分がもらえないのじゃないか。お互いに支え...全文を見る
○武山委員 五年以上ということで、期間にこだわってそれを奨励するわけではありませんけれども、中にはそういうことを考える方もいらっしゃると思うのですね。  例えば、ドイツは五年、アメリカの場合十年というのもあるのですね。それから、一年を四つのクオーターで四十クオーター、いわゆる十...全文を見る
○武山委員 わかりました。ありがとうございました。  それから、今年金の話ですけれども、医療保険も二重加入の現状でもあるわけですね。将来は、医療保険も二重加入防止の対策として、これもやるべきじゃないかなと思いますけれども、視野に入れていますでしょうか。
○武山委員 将来はぜひ考えていただきたいと思います。二重加入というのは状況は同じだと思いますので、ぜひ将来やっていただきたいと思いますけれども、大臣の御所見をお伺いしたいと思います。
○武山委員 揚げ足をとるわけじゃないのですけれども、外国からお話が来ていないからという発想ではなくて、ぜひ、そういうことも日本みずから、日本がどうするかという視野の中でぜひ考えていただきたいと思います。  それから、年金制度ですので、日本とドイツの年金制度の大きな相違点をちょっ...全文を見る
○武山委員 その大きな相違点が、かなり溝があったものが、海外在留の邦人はアメリカが一番多いわけですけれども、それではなぜドイツが一番先だったのでしょうか。
○武山委員 それはちょっと詳しくお聞きしたいのですけれども、いつごろ断られたのでしょうか。
○武山委員 そうしますと、昭和四十年代から高度経済成長になりましたから、高度経済成長の半ばぐらいになりますね。  それで、今まさに在留邦人は、アメリカは物すごく多いのですね。先ほどお話にも出たように、こちらの方がかなり掛け捨ての状態だと思います。それで、ぜひ今後交渉を再開してい...全文を見る
○武山委員 時間になってしまいました。きょうの厚生委員会は本音の議論ができて大変よかったと思います。どうもありがとうございました。
05月19日第142回国会 衆議院 環境委員会 第6号
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○武山委員 自由党の武山百合子です。  きょうはダブルヘッダーで二度にわたりますけれども、どうぞよろしくお願いします。  先ほど、ある議員から、サマータイムの導入やカジュアルデーとかいろいろなお話が出ました。本当に地球温暖化防止のための対策というのはあらゆる方面、あらゆる角度...全文を見る
○武山委員 余り重箱の隅をつつくような議論ではなく、できることから、やっていけるものから、それからすべきことからやっていった方がいいのではなかろうかと思います。かたく考えて、規則をつくらなければいけないといいますと、人間がつくった規則に縛られるのは最もつまらないことだと思うのです...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。できるだけ早い時期に、京都議定書を批准するわけですけれども、これから諸外国に対しても早く批准するように働きかける必要性が議長国としてあるのではなかろうかと思います。  先日、アメリカの上院で、途上国が参加しない議定書は承認しないといって...全文を見る
○武山委員 途上国について、もう一つ突っ込んでお聞きしたいと思いますけれども、自主性を待っているのでしょうか、それとも、働きかけをしているのでしょうか。それから、アメリカに対しても、言ってくるのを待っているのでしょうか。もちろん、定期的に働きかけをしたり会議を持ったりしているので...全文を見る
○武山委員 じゃ、まだ議論の段階で、途上国に働きかけはしてないという状態ですか。
○武山委員 途上国との関係について話が入っていくわけですけれども、ODA、開発援助ですね、今までの認識としては開発に向けての援助が中心であったわけですね。今後は、途上国の環境保護政策に対する援助を拡大していかなければいけないんじゃないかと私は思います。それで世界全体として温室効果...全文を見る
○武山委員 それは、環境庁として予算や何かはとって対応しているのでしょうか。ODAの方じゃなくて、独自に環境庁として予算はとっているわけですね。
○武山委員 今お持ちじゃないと思いますので、どのくらいの額で、どういう国とそういうことを行っているのかということは、ぜひ知らせていただきたいと思います。  それから、森林の吸収源に関するもので、次に移りたいと思います。  CO2吸収作用を活用するため、新しい植林等をこれからふ...全文を見る
○武山委員 そうしますと、新規の植林等、どのくらい新規に植林しようと考えているのか。その辺、アウトラインをもっと詳しく教えていただけますか。
○武山委員 ぜひ環境庁も農林省と連携をしてやっていただきたいと思うのです。  今後は、過去の反省を踏まえて、縦割り行政の弊害というのは是正していかなければいけないことだと思うのです。ですから、他の省庁だからといって、知らないという、そういう考え方はぜひ是正していっていただきたい...全文を見る
○武山委員 そのときに一つお願いしたいのですけれども、新規の植林を公園の中でつくられる場合もあると思うのですね。それから、公園だけの場合とあると思うのです。その辺の量的なものを、どんなところにとか、そういうのをぜひ知らせていただきたいと思います。  それから、もう一つ先に行きま...全文を見る
○武山委員 そうすると、予定はあって、見直しをして、これから手を加えながら新しいものをつくっていく、そう私は判断しましたけれども、それでよろしいのですね。
○武山委員 環境庁の方針はよくわかりましたけれども、余り変わっていないなと思うのです。やはり、あくまでも日本の国はどうするかということなのですよ。他国の顔色を見ながら、他国がどう出るか、それを考えてから出る、そういう今までの発想をやはりここで、二十一世紀の土台をつくって、そして環...全文を見る
○武山委員 議論をして、議論をしつ放しというのじゃなくて、ある期間を決めて、そこで決まったことはやはりやってみる、やりながら直していく、そういう発想の転換が必要ではなかろうかと思うのですね。国民の合意形成をとって完璧にやるというのは、それは無理だと思うのですね。ある程度期間を決め...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  時間も残り少なくなってしまいました。通産省の方においでいただいているものですから、最後にお聞きしたいと思います。  先日の朝日新聞、五月十六日なんですけれども、「省エネ生活へ女性審議会」という見出しで、   通産省は温暖化対策の...全文を見る
○武山委員 縦割りの行政ではなく、環境庁ともぜひ仲よくやっていただきたいと思います。  それで私は、環境庁が先を越されたなと思うのですね。この辺について環境庁長官の御所見を伺いまして、私の質問を終わりたいと思います。
○武山委員 どうもありがとうございました。
05月19日第142回国会 衆議院 本会議 第40号
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○武山百合子君 私は、自由党を代表して、橋本総理並びに大木環境庁長官に質問をいたします。  冒頭、バーミンガム・サミットについてお尋ねします。  今回のサミットは、昨年十二月に日本が議長国となった気候変動枠組条約第三回締約国会議、いわゆる京都会議を受けて、先進国首脳間で地球温...全文を見る
05月21日第142回国会 衆議院 環境委員会 第7号
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○武山委員 武山百合子です。  きょうは、朝早くから参考人の皆さん、ありがとうございます。  早速質問に入りますけれども、森蔦部会長にちょっとお聞きしたいと思います。  四月の二十八日、日本は国連の方で京都議定書に署名したわけですけれども、今度はこの京都議定書の中身を担保す...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございます。  排出抑制計画の内容や実施状況を監視する独立機関がやはり設置されるべきだと思いますけれども、森蔦さん、それに対してはいかがでしょうか。
○武山委員 どうもありがとうございます。  国の計画でも第三者的監視機関の評価を受ける仕組み、そういうのも必要だと思いますけれども、それについてはいかがでしょうか。
○武山委員 どうもありがとうございます。  私は、第三者機関という観点では、日本は本当に一歩立ちおくれているのではなかろうかと思います。先進諸国は、緊張感を持たせる意味で、第三者機関の機能というのは大変歴史もありますし、すぐれているわけですね。そういう点の精神は、やはり日本はこ...全文を見る
○武山委員 出た時点でぜひ皆さんに公表していただきたいと思いますけれども、この問題は、国も国民もまた事業者も痛みを伴わなければ実行できないと思うのですね。その辺の痛みはどのくらい覚悟しておりますでしょうか。
○武山委員 今回のこの推進法案の構造の中では、産業界は計画の公表、それから実施状況の公表が透明になったとはいえ、努力ということですね。努力をしているかどうかという、そこを監視するチェック機能が働かないと、五年を目途に見直すということですけれども、私は、そこにチェック機能が働かなけ...全文を見る
○武山委員 国民は、まさに今、いわゆる業界は、政治と官僚、行政と本当に癒着して、そこの部分が働かないと、もう信じていない部分が大変あるわけですね。業界みずから政府にチェックをお願いするという部分も、もちろん公平性、透明性ということを基準にこれからおやりになっていただきたいと思いま...全文を見る
○武山委員 どうしても日本の風土というのはいわゆる癒着するわけですね。根底にそういう癒着の温床が、心の中にあるわけです。ですから、中立的な立場、透明な、本当に自己責任で互いにやっていくという、そこがきちっとないと、そういう方々を任命してチェックしていただいても、無意識のうちにそこ...全文を見る
○武山委員 ありがとうございます。  もう一点浅岡さんにお伺いしたいと思います。  センターが指定されまして、そうしますと、公益法人の人的、財政的資源の投入が促されるわけですけれども、民間のNGOやNPOとの間の公平性の観点から問題があるんじゃないかと私は思いますけれども、そ...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。
05月22日第142回国会 衆議院 環境委員会 第8号
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○武山委員 武山です。  連日質問ということで、同じ質問が皆さんからも重複すると思いますけれども、趣旨説明も要求してまいりまして、慎重審議ということで、国会も終盤になりましたけれども、きょうの報告によりますと、何か次の本会議は二十八日ということで、どうもこの法案は今国会では上げ...全文を見る
○武山委員 そうしますと、今省エネ法の改正案では、事業者に対して省エネ計画を政府に提出することを義務づけているわけですね。ところが、この計画内容は、企業秘密が含まれているということで公表されないということですね。一方、温暖化対策推進法案の方は、事業者に対して同じような計画を公表す...全文を見る
○武山委員 橋本総理は、京都会議で、私みずからリーダーシップをとり、対策の実施とフォローアップを進めていくと述べられたわけですけれども、その後、指導力を発揮したというような形跡は、とても私は思えないのですけれども、その辺を、政府の事情をちょっと御説明いただけないでしょうか。
○武山委員 そうしますと、総理の方は国際協力という形でやっているという意味なんでしょうか。そうとってよろしいわけですね。  それでは、次に移ります。  今回の法案で、政府と都道府県はみずからの施設から排出する温室効果ガスについて抑制計画をつくって公表することになっておりまして...全文を見る
○武山委員 ごみ処理の問題ですけれども、広域事業でやっていると思うのですね。余りにも画一的な考えではなくて、これも広域事業でできるところはやる。市町村の人口は、数百人の村から、それぞれ数値的には本当に幅があるわけです。ですから、それはフレキシブルに考えなくてはいけないことだと思い...全文を見る
○武山委員 ぜひそのように全党一致でやりたいと思います。それで、何しろ今国会はこの法律を上げるために早く早くと、本当に連日連夜という感じなんですけれども、早いか遅いかではなく、今話されたように、内容が本当に充実しているかどうかの問題だと思うのですね。事ここに至っては、本当に内容の...全文を見る
○武山委員 その中で、先日質問いたしましたけれども、アメリカの件それから途上国の件、ぜひ日本が仲立ちになって進めていただきたいと思います。  それから、地球温暖化防止活動推進法案の要綱の方についてちょっとお聞きしたいと思います。  この中で、「温暖化防止のための政策と措置の策...全文を見る
○武山委員 平成五年からですと、もう大分時間もたっておりまして、公務員、いわゆる行政にかかわっている方々への環境教育というのはかなり進んでいるという意味でしょうか。
○武山委員 では、例えば公務員全体にそういう啓蒙活動とか教育とかという意味ではないのですね。その中で環境に携わる方のみをやっていく、今そういう段階ですね。  これはもう国が中心になってこの法案を議論しているわけですけれども、環境教育というのはやはり国、我々、すなわち省庁、行政に...全文を見る
○武山委員 以前この委員会で私言った覚えがあるのですけれども、国会にかかわっている皆さん、政治家の秘書さん、国会議員、そして運転手さん、ここの国会から環境に優しい、いわゆるリサイクルやら、それからアイドリングの停止とか、いろいろな問題が出ましたけれども、まさに我々からやっていかな...全文を見る
○武山委員 今我々と申しましたのは、この法案にいろいろな意見を申したり法案をつくるのにかかわったり、本当にあらゆる人だと思います。それこそ行政も省庁も国会も政府も秘書もみんな、かかわった人という意味ですね。まず我々から、一番よく中身を理解した一人なわけですから、我々からしていかな...全文を見る
○武山委員 温暖化防止に向けた総合的な法案をまとめたということは、本当に前進だと思います。  これで私の質問を終わりにいたします。ありがとうございました。
05月27日第142回国会 衆議院 厚生委員会 第14号
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○武山委員 自由党の武山百合子です。早速質問に移らせていただきます。  きょう、皆さんの厚生省とのやりとりを聞いておりまして、厚生省も国民の足元に少しずつ近づいていきつつある、お互いにキャッチボールのやりとりであるなという感想を持ちながら今聞いておりました。  早速ですけれど...全文を見る
○武山委員 日本もようやく国際基準に近づけようという思いはみんな持っているということを感じましたけれども、今回、新たな感染症対策ということで法案が提出されたわけです。この法案に対して皆さん本当にいろいろ御議論を今までやってまいりましたけれども、この法案の中でエイズ予防法や性病予防...全文を見る
○武山委員 伝染病予防法が制定されて百年ということですけれども、今回の法案が法律として通りましてから百年ももたせようなんというお考えは毛頭ないと思いますけれども、これからの日本の公衆衛生上、やはりどんな事態が起きるかわかりませんし、またグローバル化はどんどん進んでいきますので、臨...全文を見る
○武山委員 では、反したときはどうするのですか。それはだれも判断できないと思うんですよね。それは、今おっしゃることはまさに教科書の一部分でして、それはだれでも言うことなんですよね。そういう議論を実はしているわけではないのです。実質的に、実際にどうするかという問題なんですね。
○武山委員 今のでわかりましたけれども、やはり啓蒙活動というのですか、医師としての責務、責任、義務がどういうことかということを、もちろん文言ではわかっていても実際に正しい認識がないと、私が例えば医者とした場合、正しい認識がなければちょっとした上っ面だけで拒否するということもあり得...全文を見る
○武山委員 はい、わかりました。  それでは、次に移ります。  感染症の予防対策として、患者の発生状況を把握するための動向調査ということを今度するわけですね。方法を間違えると、感染症患者のプライバシーが侵害され、社会から疎んじられるというか、そういうおそれが一部分であると言わ...全文を見る
○武山委員 今のお話の中で、インフルエンザは地域でわかると思うのですけれども、いわゆる感染症の予防という意味で、感染症は広く新感染症から、一類から四類まであるわけですね。  それで、検疫で見つかる場合、それから病院で見つかる場合、いろいろなケースが考えられると思うのです。そのケ...全文を見る
○武山委員 もう一回、ちょっと初めからそこの部分を説明していただきたいのですけれども、最初、どのようにそれを発見するのか。今回の法改正のポイントで、新感染症、一類、二類、これは入院を伴うわけですね。そうしますと、まず最初の着地点からなんですけれども、まずこれをどこで発見するのか。...全文を見る
○武山委員 そうしましたら、今、一類、二類、三類で、検疫所あるいは病院で疑いがある、例えば私がその疑いがあるとしますね。それで、疑いがあるとわかったときに、私がどのような経過を通って、病院に入院して退院するまでを、ちょっとわかりやすく、私、質問しながらキャッチボールしたいと思って...全文を見る
○武山委員 ちょっと待ってください。今その中で、一つお聞きしたいことがあります。  その検疫所に来たときに、まず最初にすることというのは、アンケートか何かとるのでしょうか。それとも、そういう疑いのある地域に旅行したとか、疑いのある地域に行ったために、それに対して検査を受けなけれ...全文を見る
○武山委員 そのとき、明らかに、これはおかしいなとわかる場合、それから、チェックの後、そのチェックをしたものをまたチェックするわけですね。本人がアンケートに答えた内容を、その後検疫官が検査する、検査というか、チェックするわけですね。これは疑わしきなし、これはちょっと疑いがある、こ...全文を見る
○武山委員 自主的に検疫を受けるということですけれども、検疫を受けたくない、自分は疑いがないということで、検疫を受けないで地元に帰って、後から発病するという例もありますね。  それで、今のお話で、検疫を受けて疑わしきは、拒否した場合、そこでどうしても、説明をして、それで健康診断...全文を見る
○武山委員 健康診断について、お願いします。
○武山委員 そうしますと、その前に、入院の前に、健康診断の拒否はどうなりますか。もちろん健康診断も、疑わしきとわかったときは、はっきりと、させるということですか。
○武山委員 ちょっとわかりにくいんですけれども。何が何だかわからなくなってしまったんですけれども。  まず、そこでアンケートに答えて、疑わしきとなった場合に健康診断を受けるような流れになるんですけれども、常識では健康診断を受けますけれども、その中に受けたくないという方がいたら、...全文を見る
○武山委員 そうしますと、強制的にはできないということですので、そこではしないということですね。それで、お帰りになっていただいてしまうということですか、強制的にしないということでしたら。そこでお帰りになっていただくということですね。
○武山委員 そうしますと、いきなり勧告ということになってしまうんですか。
○武山委員 済みません。  そうしますと、健康診断は強制力がないということですので、本人はそのまま自宅にお帰りになるわけですね。そうしますと、後で、帰った後何日間かたって出頭するとか、県知事の勧告書を持っていくとか、そういう手続になるんでしょうか。  そうしますと、もしそこに...全文を見る
○武山委員 それはわかりました。  何かまた押し問答になって時間が非常にむだなんですけれども、アンケート調査で、これは疑わしいと検疫官がお認めになって、それで健康診断を受けてくださいといった場合に、ではそのときはどうなんですかとお聞きしましたら、局長さんは、それは強制力がありま...全文を見る
○武山委員 ちょっとその流れについて今後もお聞きしたいと思いますけれども。  権限の移譲で保健所長さんが入院の勧告をするということですね。それで、入院の勧告をする理由を明示した書面を今回交付するわけですけれども、その書面によって、懇切丁寧な説明と同意を求めるということで、一般的...全文を見る
○武山委員 ありがとうございます。  お話の流れをちょっと私を患者と仕立ててお聞きしているわけなんですけれども。  そうしまして、入院しまして、応急入院という形になるわけですね。七十二時間、三日間応急入院するわけですけれども、その入院の間の人権というのは、例えば、先ほど午前中...全文を見る
○武山委員 そうしますと、三日で退院する方とまた改めて新たに入院を継続しなければいけない方とにそこで分かれるわけですね。  それで、今回、入院を継続しなければいけない方の場合のみについてちょっと聞きたいと思いますけれども、今度、都道府県知事による勧告措置による本入院十日間という...全文を見る
○武山委員 そこで、非常に人数を確保することが難しいのではなかろうか。いろいろお話を聞いておりまして、感染症に対するいわゆる学識経験者、また医療に従事する医師も少ないということですけれども、その辺は必要数確保できる予定があるのかどうか。  それから、協議会の委員は都道府県知事が...全文を見る
○武山委員 一類感染症などの場合は確定診断も難しいのじゃないかなと思っておりますけれども、難しいからといって、事はいざというときはどんどん進んでいってしまいますので、やはり前に向かって、そういう場合は難局を乗り切っていかなければいけませんので、あの手この手で事に当たると思いますけ...全文を見る
○武山委員 そうしますと、これを行う者は警察と考えてよろしいわけですね。警察がするということですね。  それから、この交通の制限または遮断は、期間とか手続とか公表とか通知したり、いろいろそこに伴う問題があると思うのですけれども、そういうこともきちっともちろん加味したことをここで...全文を見る
○武山委員 この交通規制または遮断を行う者は、交通の制限または遮断ということで、私は、警察が行うのかなと思って、警察ですかというふうにお聞きしたので、それは公衆……。
○武山委員 県の衛生部局ですか。県の衛生部局が交通の遮断や制限を行うということですか。
○武山委員 どうもありがとうございました。  たしか大臣が出られるということで、私の持ち時間がなくなってしまいましたけれども、またこの続きは別な日にしたいと思います。どうもありがとうございました。
09月03日第143回国会 衆議院 労働委員会 第2号
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○武山委員 自由党の武山百合子です。  私は、自由民主党、民主党、平和・改革、自由党及び社会民主党・市民連合を代表して、労働基準法の一部を改正する法律案について、自由民主党、民主党、平和・改革、自由党及び社会民主党・市民連合提出の修正案並びに修正部分を除く原案に賛成します。 ...全文を見る
09月04日第143回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○武山委員 自由党の武山百合子でございます。  それでは早速、引き続きこの法案の中身について質問したいと思います。  この法案は地球温暖化をもたらす温室効果ガスの削減を目指すものでありますけれども、この温室効果ガスを削減するという哲学あるいは理念、そういう意味で私は、目的はも...全文を見る
○武山委員 単に温室効果ガスを削減すればいいというものじゃないわけですね。各界各層の幅広い協力を求めていって、特に国民に対してはライフスタイルの転換を求めていくわけですけれども、それを求めていく以上は、二十一世紀へ向かって環境保全型社会へ移行するその大きな一手段として温室効果ガス...全文を見る
○武山委員 一般に、国民には削減をすればいいというだけのように映っているわけですね。ですから、その辺、やはりきちっとした理念というものを常に念頭に置いて、それでやはり常に行動の中で示していかなければいけないと思います。  二つ目に入りますけれども、この温室効果ガス等の定義に関す...全文を見る
○武山委員 何かもう既に通産省の方ではこれが研究開発されていると聞いているわけなんですね。ぜひ環境庁は通産省と連携を密にして、今後進めていっていただきたいと思います。  その辺はどうでしょうか。何かこれからというイメージですけれども、現にもう通産省の方が先に行っているわけですね...全文を見る
○武山委員 通産省と比べますと人的にも資金的にも本当に比較にならないほど小さい環境庁なわけですけれども、これから省になるわけですから、競うことはないですけれども、ぜひ独自性を持った環境省としていろいろなことに積極的に、何か答弁を聞いておりますと、一応土台ができてから一歩やろうかな...全文を見る
○武山委員 そうしますと、全体に網にかかるというふうに解釈してもよろしいわけですね。
○武山委員 それでは、これから開発される化学物質や混合冷媒など、温室効果が認められる場合、今後こういうことが起こってくる可能性はもう無限にあるわけですね、どんどん開発されて、いっそういうことが起こってくるかわからないわけですから。そうしますと、政令で指定して対処する必要があると思...全文を見る
○武山委員 何かそれは非常にハードルが高いと思うのですね。現にもうあるものについては政令で定めるとしているのに、今後認められたときには法律で改正する。もっとその手前の政令でするのではないかと思いますけれども、大きなハードルにしてまた野放し状態にしていくというように国民にはとれるの...全文を見る
○武山委員 何か国際的に認知されないとやらないというお答えに聞こえましたけれども、では、日本で今まさに開発されようとしているものがあるとしたら、それも国際的に認知されないとやらないという発想なんですか。やはりみんな研究を重ねて、みんな開発に挑んでいるわけですね。それで、化学物質や...全文を見る
○武山委員 まぜ返すわけではありませんけれども、何となくお話を聞いていると、これは国際的な枠組みで取り決めますからそういう枠組みでしますよと変にグローバルスタンダードを持ち込んでいるように聞こえるのですね。要は政令なのか法律なのかということで、開発されてそういう温室効果が認められ...全文を見る
○武山委員 今回の法律の成立の過程を見ておりましても、相変わらず密室の議論なんですよね。本当に残念きわまりない心境ですけれども、国会の、こういう立法府の立場で相変わらず透明性が確保できないという現状にどれだけみんなが、一人一人が心の中で認識しているのかなと思います。密室の議論とい...全文を見る
○武山委員 今までも時間の制限ということはいろいろなところで出てまいりました。しかし、時間というのはっくればいいわけであって、やはりつくって十分時間をかけるということが大事だと思うのですね。時間がないということを理由にしてこういう大事な法案を上げるということは、やはりもってのほか...全文を見る
○武山委員 ちょっと具体的ではないのですけれども。後の方はわかりましたけれども、前の方の質問の、それでは例えば公表はどういうふうにするのでしょうか、具体的に。
○武山委員 そうしますと、自主的ということですので、これはもう基本的にはだれの目に触れるか触れないかわからないわけですね。自主的ですから、そこでまた環境レポートを出しているかどうかもわからないわけですよね。そういう全くの自主的ですから、やってもやらなくてもいいという意味にもとれま...全文を見る
○武山委員 そうしますと、今の答弁ですと、全くの自主的な公表の仕方を指示するという意味ですね。例えば、インターネットだとか半年に一度どこかへ報告してくださいとか、あるいはこういう報告がありますとか、都道府県が事業者のリーダーシップをとるとか市町村がとるとか、そういうのは全くないわ...全文を見る
○武山委員 やはりここはもっと話を詰めないといけないところだと思うのですよね。自主的というのはどうにでもとれますし、助言するといったって、どこをするのか。ある程度やってきたところをするのか。いろいろな意味で細かい議論ですけれども、これはもっともっと詰めないといけないと思います。 ...全文を見る
○武山委員 そうしますと、制度化する方向だという意味ですね、この環境監査の仕組みは。もう一度お答えいただきたいと思います。仕組みを制度化する方向という解釈でよろしいのでしょうか。
○武山委員 どうもありがとうございました。
09月16日第143回国会 衆議院 厚生委員会 第5号
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○武山委員 自由党の武山百合子です。  早速この法案について質問したいと思います。  百年ぶりにこの法案が改正になるということですけれども、修正されるわけですけれども、修正前と大きな違いというのはどういうところなのでしょうか。大臣にお聞きしたいと思います。
○武山委員 百年ぶりに改正になるということですけれども、修正前と修正後を見ますと、大きな改正の点は、これは「基本理念」のところに言葉が入っているわけですね。それから、「国及び地方公共団体の責務」のところで言葉が入っておりまして、それから三点目に「医師等の責務」ということで、第五条...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございます。  その中で、「医師等の責務」というところ、第五条ですね、「感染症の患者等が置かれている状況を深く認識し、良質かつ適切な医療を行うよう」、私、ここを読んで本当に愕然ときたというかびっくりしたというか、今さら何でこんな言葉が入っているのだろ...全文を見る
○武山委員 何か法的拘束力を持たないと、医師等の責務も、責任を果たせないというかそういう印象にとれるのですね。  日本はやはり先進諸国の一国なわけですよね。良質かつ適切な医療なんて当たり前のことだと思うのです。なぜ今ごろこんなことが書かれているのかなと先ほども言いましたようにび...全文を見る
○武山委員 書いてないよりは書いてあった方がいいですけれども、当たり前のことが当たり前として行われる社会でないと、やはり我々日本国民として生きていてよかったと思えないと思うのですね。そういうものを抜本的に、今回百年来に変えるということは、基本的な原点に立ち返って、人間としてそれは...全文を見る
○武山委員 これはやはり日本国民全体の責任だと思うのです。ですから、これは国を挙げてやらないといけないということだと思います。  では内容に入りますけれども、人権に関するもので、今回の法案には、患者の人権の保護や人権の配慮という言葉はありますけれども、先ほどある委員からも出てお...全文を見る
○武山委員 子供たちには、先ほどお話にも出ていましたように、文部省等検討するということですけれども、子供たちももちろんですけれども、大人の社会も同じだけ責任があるわけですね。大人の社会もそういう差別を無意識ながら、意識ながらみんなしているわけです。そういうものを大人もどう考えてい...全文を見る
○武山委員 地域に保健所があるわけですから、ぜひ保健所も有効活用していただきたいと思います。草の根が一番よくわかってないのですよね。公のポイント、ポイントはわかっておりますけれども、草の根で、国民一人一人、一般の一人一人がわかっていないというところをぜひ視点に入れていただきたいと...全文を見る
○武山委員 先ほど、修正前と修正後のお話を聞いたときに、修正前のときは、医師の適切な医療というものが今まで欠けていたということですよね。  そうしましたら、やはり国民の一人としては、本当に医師が――ここで言葉が入ってないで安心して任せられるのかなという、ここが穴だと思うのですよ...全文を見る
○武山委員 これで押し問答したくないのですけれども、修正前に医師の責務というところで医師の責務が欠けていたということですので、私はぜひ医師とわざわざ言葉を入れてほしいという部分なんですけれども、それは国民の中に入れるということで、医師ということは国民という立場で担保できるという意...全文を見る
○武山委員 国民だからということで書いてないということですけれども、医師がきちっと患者の人権に配慮するという今答弁がありましたので、それを信じておりますので、国民の中に入っているということですけれども、もし医師が患者の人権に配慮をすることがなかったらきっと国民は訴えると思います。...全文を見る
○武山委員 法律というのは人間がつくりまして、それで人間が最低限守る法律なわけですよね。ですから、国民のためのものなわけですね。私たちが社会参加するための最低のルールなわけですね。それをきちっと知らせるというのは当たり前のことだと思うのですよ。ですから、当たり前のことが当たり前に...全文を見る
○武山委員 先ほどの質問もこの質問も、ではだれの法律なんでしょうか、技術的に法制局の法律なんでしょうか。国民のためですよね。ですから、わかりやすく、正しくというのが基本的原則だと思いますけれども、その辺どういうふうに国民の基本的原則を取り入れておりますでしょうか。
○武山委員 正直言いまして、国民にはわかりにくいと思いますよ。  まず、今までジフテリアやコレラは三類に分類されていたわけですよね、現実的に。ところが、この法案では二類になってしまっているわけですよ。そこで国民は、まさになぜだろうと思うのが当たり前なんです。  ですから、そこ...全文を見る
○武山委員 その中に感染症の専門家は常駐しておりますか。
○武山委員 十六人中八名という意味でよろしいですか。
○武山委員 次に、新感染症について、都道府県知事が判断することになっているわけですけれども、その際、厚生大臣が指導助言するとなっているわけですけれども、未知の感染症を判断するだけの情報、それから経験、体制が各都道府県で実際につくれるのかどうか。それから新感染症についても、指定感染...全文を見る
○武山委員 それでは、各都道府県でつくれるという意味ですね。それで、指定感染症と同様、国が全面的に出てやるというふうに解釈してよろしいのでしょうか。
○武山委員 それでは、次に移ります。  地球温暖化が言われているわけですけれども、それに関する議論で、二〇一〇年にはマラリアにかかる人が八千万人ふえるんじゃないかと言われているわけですよね。予測されているわけですね。地球が温暖化されていって八千万人ぐらいマラリアの患者がふえるん...全文を見る
○武山委員 平成九年ということですけれども、ことし十年で一年足らずかと思いますけれども、短期で聞いても数はそんなにふえていないかと思いますけれども、実際にどのぐらいこういう感染症にかかわりたいという希望者が現に出ているのでしょうか。
○武山委員 いや、お言葉を返すようですけれども、危機管理が全然なってないと思いますよ。一人ずつしか派遣できないなんて、新感染症が入ってきたらまさにパニックの状態になると思いますよ。カイワレのときもそうです、O157のときもそうですし、エイズのときもそうだったわけですから、実際には...全文を見る
○武山委員 一人ずつぐらいしか行きたい人がいないという前のお話ですけれども、そのくらい豊かな貧困といいますか、まさに魅力を感じてないわけですね、そういう仕事、人命にかかわる仕事をやってみたいという。それはやはり、常に行政側の、実際に本当にこういう仕事をきちっとしているのかどうかと...全文を見る
○武山委員 百年以来変えるわけですから、抜本的という意味はそういうところにも意味があるわけです。厚生省に都合のいいところを抜本的に変えるというのじゃだめなわけですね。ですから、そういうところもやはり考えていただきたいと思います。  それから、国際的な対応に関するもので、感染症の...全文を見る
○武山委員 そういう点で、例えばインターネット等で情報公開をぜひしていただきたいと思います。世界的な情報を日本の国民は知りたがっておりますので、ぜひ情報公開していただきたいと思いますけれども、それはしていただけますか。
○武山委員 もう十分国民が知りたい情報というのはどういうものかということはおわかりだと思うのですよね。ぜひ国民が知りたい情報をありのままに公開していただきたいと思います。  最後になりますが、就業制限に関するものでちょっとお聞きしたいと思います。  十八条で三類感染症の患者に...全文を見る
○武山委員 そうしますと、私の質問の、どう保障されるか、担保されるかということは、働きかけをするという意味ですか。
○武山委員 中には本当に断る人がいるかもしれませんね、そういう場合はどうされますか。
○武山委員 何の法的拘束力もないわけですね。法律でまた縛らなくても実際に雇用していただければ一番いいわけですけれども、まだまだそこまでいっていない例があるからこういうことを聞くわけなのです。  では、もしそこで断られたら泣き損みたいな感じですか。
○武山委員 では、最終的には絶対理解を得られるという意味にとってよろしいのでしょうか。
○武山委員 そのくらい重い法律なわけですよね、百年ぶりに改正されるわけですから。ですから、絶対に言い切れるような答えをするような行政でないとやはりだめだと思いますよ。ありがとうございました。終わります。
09月25日第143回国会 衆議院 環境委員会 第3号
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○武山委員 自由党の武山百合子でございます。  きょうは一般質問ということですので、いろいろな分野から質問をしたいと思います。  先回、地球温暖化対策推進法案が上がったわけですけれども、レビューということで、総排出量に関するものということでお聞きしたいと思います。  我が国...全文を見る
○武山委員 局長さん、それは九六年度という意味ですね。そうしますと、九七年度はまだ出ていないのでしょうか。データの集計がこれでは非常に遅いですね。そうなりますと、政策の評価が後手後手になる。すぐ出ないというところにやはり問題があると思うのですね。  地球温暖化対策推進法案では五...全文を見る
○武山委員 何回も言うことですけれども、いつも同じ答弁なんですね。これはやはり変えないといけないと思うのですよ。十年一日のごとく同じ答弁、迅速かつスピーディーにというのは、どこに問題があってどうスピーディーにできないのかというのを、やはり今環境が本当に問題だということを、言葉だけ...全文を見る
○武山委員 そうしますと、明確にもう一回答えていただきたいのですけれども、国会への報告ということは今わかりましたけれども、いつから公表されますか。
○武山委員 そうしますと、来年からということになりますね。それでよろしいですね。参議院の方が上がればという意味ですけれども。
○武山委員 では、そのころを待っております。  次に、政策アセスメントという形でちょっとお聞きしたいと思います。  温暖化防止対策は、今までのいろいろな制度を整理して、総合的かつ効果的な対策を実施するということでできたわけですけれども、まず、環境庁長官が、温暖化に関するそれぞ...全文を見る
○武山委員 そうしますと、必要な場合には修正意見を出せるわけですね。
○武山委員 その場合、自分の国の基本的考え方はどうか。それから、これから実際に国内的な法整備をしていくわけですけれども、その中でいろいろな意見が出たらやはり修正を加えていくというグランドデザインがないと、まだ一歩も進んでいない、そこまでまだ一歩も行っていない、これから集約する前の...全文を見る
○武山委員 環境庁はどういう考えなのかということを聞きたいのです。専門家とか委員会でとか、人の意見を常に聞くということは非常に大事なのですけれども、では、環境庁はそれに対してどういう方向で進んでいくのかという将来の方向は絶対必要だと思いますよ。  もう一つ、次に進みますけれども...全文を見る
○武山委員 政策に本当にアセスメントが適用されるようになれば、本当に質の高い政策が実行できるということですね。ですから、そういう方向で日本の国が行けたらいいなと私は希望しております。  それでは、その次の視点に移ります。大阪の能勢町の美化センターのダイオキシン、この件について幾...全文を見る
○武山委員 環境庁は二十一日に、このセンターと同様の排煙浄化装置を持つごみ焼却場三十六施設、立地している地方自治体に対し緊急立入調査を実施するよう指示したわけですけれども、問題は、今回の高濃度汚染は、開放型冷却塔の焼却炉のために起こった問題だということですけれども、ほかの焼却炉で...全文を見る
○武山委員 我が党は調査団を派遣して、私もそこに参加したんですけれども、この能勢町の町長さんにお会いしましたら、当時はもうパニック状態だったんですね。どうしたらいいかわからないという状態で、やはり自治体の長たる者、その地域によって、人口の構成にもよりますし、本当にいろいろな問題で...全文を見る
○武山委員 ぜひ調査していただきたいと思います。  この能勢町に伺いましても、住民は本当にもうあらゆる角度から、住民の立場から情報を得ております。住民との懇談会も持ったわけなんですけれども、住民は住民の立場から、あらゆる世界的な情報も持っておりましたし、かなりいろいろと情報を持...全文を見る
○武山委員 もうちょっと詳しく知りたいんですけれども、そうしますと、土壌はある部分は交換をするわけですか、それの受け入れ先も決まっているんですか。
○武山委員 もうちょっと詳しくお聞きしたいんですけれども、では、汚染されたものを保管して、土壌を改善してまたもとに戻すという技術的な手法をとるんですか。その辺ちょっとわかりやすく説明していただきたいと思います。
○武山委員 そうしますと、一時的に保管だけを考えて、その間にいろいろ諸外国の例を見ながら対応を検討していくというようなことですか。
○武山委員 本当に大量の土石ですよね、あそこに伺いましたけれども。山になっているわけですから、本当に大変だなというのが今出る言葉なのですけれども、そうなりますと、技術的にどうするか。今までに蓄積されたものがないということですけれども、オランダか何かでは土壌を全部入れかえたようなこ...全文を見る
○武山委員 環境庁は、ダイオキシンの発生源対策として、昨年、大気汚染防止法の施行令を改正して大気中のダイオキシン濃度の規制基準を設けたわけですけれども、規制基準は大気のみで、水質、土壌については本年度から五カ年計画でモニタリングをしていくとしか書かれていないわけですね。ダイオキシ...全文を見る
○武山委員 そうしますと、いつごろ基準値を出そうというふうな方向でしょうか。ちょっとお答えを聞きたいと思います。
○武山委員 国民は不安であるというのが今の前提条件なのですね。ですから、やはり不安を解消するということが行政や立法府の責任だと思うのですよね。ですから、やはりここまでの状態はこういう状態であると公表できるような形に早急にしていただきたいと思います。
○武山委員 どうもありがとうございました。
09月29日第143回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○武山委員 自由党の武山百合子です。どうぞよろしくお願いします。  それでは、ダイオキシン汚染土壌対策についてということでお聞きしたいと思います。  大阪府の豊能郡美化センターのように、焼却場によるダイオキシン汚染が生じた場合、土壌汚染の処理をする中心の主体はまずどこになるの...全文を見る
○武山委員 そうしますと、豊能町の場合は豊能町ということですね。施設内の土壌も施設外の土壌も、もちろん豊能町で責任を持って処理するという意味でございましょうか。
○武山委員 主体はその地方自治体ということで豊能町ですけれども、今のお話ですと事務組合、それは豊能町に属して、豊能町、いわゆる町で行われている第三セクターという意味で事業管理組合ということになるのでしょうか。
○武山委員 そうしますと、能勢町と豊能町でするということですね。それはわかりました。  次に、汚染された土壌の処理方法について、どこでこれは検討するのかという意味です。今お聞きしました、豊能町、能勢町でするということですけれども、土壌の処理方法についてもそこでするのかどうかとい...全文を見る
○武山委員 厚生省それから大阪府、豊能町、能勢町ということですけれども、ここには環境庁は入るのでしょうか。
○武山委員 非常にあいまいでわかりにくいのですけれども、一緒に参加して議論に加わって処理方法にも意見を述べる、あるいは学ぶ、そういう意味なんでしょうか。
○武山委員 すると、厚生省、環境庁、大阪府、能勢町、豊能町ということになりますね。もう一度お答え願いたいと思います。
○武山委員 それでちょっと、ちょっとどころか非常にほっといたしました、環境庁抜きかと思ったものですから。それで、いわゆる四者一体になってやるということですね。わかりました。  それでは次に、産業廃棄物についてお聞きしたいと思います。  産業廃棄物は事業者が処理することになって...全文を見る
○武山委員 そうしますと、例えば豊能町、能勢町の場合はどこが処理の責任になるのでしょうか。
○武山委員 そうしますと、事業者はその産業廃棄物をどこで処理するのでしょうか。事業者自身が、個々の事業者一社一社が焼却場を持っているというふうに判断していいのですか。
○武山委員 この産業廃棄物の問題は、事業者がみずから処理するということになりますと、いわゆる基準値や何かは恐らく決まっていないと思うのですね。ですから、汚染物をかなり出していると思うのですけれども、そこは事業者ということでわかりましたので、また追って別な機会にその辺は伺いたいと思...全文を見る
○武山委員 今のお話ですと環境庁の管轄だということですね。そうしますと、厚生省は一切これには手をかけないという意味でしょうか。
○武山委員 国民にとって非常にわかりにくいのですね。焼却場の施設は厚生省、そしてそこから出る汚染物、ダイオキシン、今問題になっておるわけで、その濃度や土壌、水質、大気、それは環境庁だというわけなのですね。国民にとって非常にわかりにくいのですけれども、皆さんがお考えの厚生省の管轄と...全文を見る
○武山委員 それでは汚染された土壌の処理に関してですけれども、厚生省の役割分担というのはどうなっているのでしょうか。それから、環境庁の役割分担もお聞きしたいと思います。
○武山委員 ただ認識するだけなのでしょうか。私がお聞きしているのは、役割の分担を聞いているのです。
○武山委員 そうすると、国民にはなおさらわかりにくいのですね。厚生省は何をするのかということを聞いているわけなのです。結局、ごみの焼却場をつくったのは厚生省なわけですね。その焼却場の基準の認可をしたのも厚生省なわけですね。そこから出た汚染土壌が多くの影響を与えているわけです。その...全文を見る
○武山委員 結果をお話しされていますけれども、一番最初のスタート時点で、この焼却場をつくったときの役割は、厚生省が認可してつくったと思うのですね。そこは違うのでしょうか。
○武山委員 その妥当としたときの基準というのは厚生省がつくられたのじゃないのですか。
○武山委員 その基準で認可してつくった焼却場から出たものがダイオキシンなわけですね。すなわち土壌が汚染されているわけです。ですから、今の御答弁を聞きますと、この場合、あくまでも事業主体であるごみ焼却場の維持管理をしている市町村だと言わんばかりなのですけれども、厚生省の責任というの...全文を見る
○武山委員 適切に対処していたらこのような問題は起こらなかったと思いますけれども。今の局長さんの答弁を聞いていますと、厚生省は何の責任も感じていないというような答弁に聞こえました。何か逃げの答弁のように私には聞こえました。  設置の基準を出したのは厚生省ですから、やはりそこに反...全文を見る
○武山委員 もう一度お聞きしますけれども、そうしますと、指針というのはいつごろまでに出す計画でおりますでしょうか。環境庁。
○武山委員 事はどんどん進んでいっているわけですから、スピードに欠けるというのが今の日本のいわゆる政治、行政なわけですね、ぜひスピードを持ってやっていただきたいと思います。  それでは、次に移ります。  現在、土壌の有害物質による汚染を規制する法律は、農用地の土壌の汚染防止等...全文を見る
○武山委員 この周辺土壌の調査、それから汚染防止対策は、能勢町と豊能町の管理組合、すなわち地方自治体が行うという意味なんですか。
○武山委員 私が聞いておりますのは、ダイオキシン発生源の周辺土壌の調査、それから汚染防止対策はどこが行うのかという意味です。
○武山委員 それでは、この豊能町、能勢町のダイオキシンはどこが調査するのですか。汚染防止対策はどこがするのですか。
○武山委員 非常に不安ですね。  では、豊能町や能勢町の問題はどこがするのですか、調査は。事案事案によって違うというのでしたら、どこがするのでしょうか。
○武山委員 そうしますと、事業者が自主的に調査するのが当たり前という意味なのでしょうか。相談されるまで厚生省は何の関知もしないという意味なのですか。
○武山委員 そうしますと、この豊能町、能勢町の土壌の調査は管理組合がするという意味ですね。  そうしますと、汚染防止対策はどこがするのでしょうか。
○武山委員 私の質問に答えていただきたいのですけれども。  では、この汚染防止対策はどこが行うのでしょうか、豊能町、能勢町の。     〔委員長退席、鈴木(俊)委員長代理着席〕
○武山委員 豊能町、能勢町ということになりましたけれども、そこに能力が伴わなかったらどうするのですか。
○武山委員 時間がなくなってしまいました。  総合的なダイオキシン対策について二、三お尋ねしたいと思います。  土壌を汚染したダイオキシンを初め有害化学物質が地下水を汚染したり河川に流れ込んだりすることも心配されているわけですけれども、その場合、水質を調査し、対策を行うのはど...全文を見る
○武山委員 それでは、ダイオキシンの自然界や人体への暴露を防ぐためには発生抑制が大切であることは論をまたないわけですけれども、ダイオキシンを発生させるおそれがある化学物質を素材として使うことを規制することは、現行の法体系の中で可能なのかどうか。それから、法体系がない場合、それにか...全文を見る
○武山委員 では、それにかわる通達とかガイドライン、そういうものを出すのはどの省庁なのか。全くないでは済まされないと思うんですよね。
○武山委員 国民にとって非常にわかりにくいわけですね。ケース・バイ・ケースで各省庁にまたがって、このケースは厚生省、このケースは環境庁、このケースは通産省、だれのためのガイドラインなのか、通達なのか、法律なのか、非常に国民にとってわかりにくいと思います。やはりぜひ国民の立場で考え...全文を見る
○武山委員 現状では、総合的な対策を打ち出す組織や機関がないわけですね。これは国民にとって不幸だと思うんですね。やはり早急にその組織をつくらなければいけないと思いますけれども、時間が来てしまいましたので、これで終了いたします。
10月15日第143回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第1号
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○武山小委員 そうしますと、日本はどう思っていらっしゃるのですか。結局、EUの説明とそれからアメリカはわかりましたけれども、では日本はどう思っていらっしゃるのですか。
○武山小委員 そうしますと、EUの意見とアメリカの意見を何か両方取り入れて考えたふうに聞こえるのですけれども、それは日本独特の、独自案ということですか。
○武山小委員 表示の方法でちょっとお聞きしたいと思います。  A案、B案ということですけれども、安全基準をクリアしているから表示しなくてもいいのじゃないかという話もありましたけれども、この表示の内容、本当に食品というのは大きいものから小さいものからいろいろあると思うのですね。本...全文を見る
○武山小委員 先ほど河野委員から話も出ておりましたけれども、情報公開という点で、申請するとぎに、実際に本当にそうであるかどうか、それから、情報公開を拒否する、そういうこともあるわけですよね。そういうことも今非常に多いわけですよ。その中で、法体系はそうなっていると言うだけで国民は納...全文を見る
12月03日第144回国会 衆議院 環境委員会 第1号
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○武山委員 自由党の武山百合子でございます。  それでは、早速質問の中身に移らせていただきます。  COP4が終了したわけですけれども、今回、主要論点であります、いわゆる排出権取引、共同実施、クリーン開発メカニズム、すなわちこれらの問題については合意が得られなかった、二〇〇〇...全文を見る
○武山委員 そうしましたら、その中で日本はどういう立場をとったんでしょうか。先進諸国と開発途上国の間に立って、COP3の議長国としてどういう根回し、また接着点にどんな役割を果たしたんでしょうか。
○武山委員 それでは、日本は百数十の合意事項の中でどのぐらい合意できたのでしょうか。
○武山委員 もうちょっと詳しくお聞きしたいと思います。  半分ぐらいは合意できるんでしょうか、三分の一ぐらいのところなんでしょうか、ようやくスタートという状態なんでしょうか、余り開発途上国と変わらないんでしょうか、その辺の中身を、どのくらいという形でお答えいただけませんでしょう...全文を見る
○武山委員 日本は議長国を務めたわけですから、温暖化防止には積極的に取り組むというのが今までのスタンス、そういう立場なわけですよね。何かお話を聞いていますと、スピーディーにはとても思えないような状態なわけです。ですから、それはやはり顔の見える、リーダーシップをとっているというのを...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございます。  それでは長官にお聞きしたいのですけれども、日本は温室効果ガスの六%の削減を本当に実行する決意があると思いますけれども、その決意をもう一回お聞きしたいと思います。
○武山委員 二酸化炭素の排出量はもう九%増加しているわけですよ。削減目標と合わせますと、九%と六%ということで一五%の削減が必要になってくるわけです。今まで省エネ法の改正と温暖化対策推進法がもちろん法として上がったのですけれども、これではちょっと無理じゃないかな、一五%という数字...全文を見る
○武山委員 その点についてもう一度真鍋長官にお聞きしたいのですけれども、まず国のあらゆる法律の見直し、それを総合的に一元的に進めなければいけないんじゃないかと思うのです。縦割り行政の範囲で考えていますと、やはり限界があると思うのですね。ですから、各省庁の横断的な横のつながりで温暖...全文を見る
○武山委員 時間がなくなってしまいましたけれども、ちょっと次に移ります。  先日環境庁の方からお話を聞いたのですけれども、地球環境教育拠点ということで環境委員会で視察に行きました岡山県玉野市王子アルカディア、そこが急遽キャンセルになったということなんですけれども、どういう経過で...全文を見る
○武山委員 環境委員会で視察に行きましたら、すばらしい環境なわけですね。それが急遽変わったということなんですけれども、今局長さんが御説明いただいたのは前からわかっているのです。  では、そこはもうそれっきりにしておくという意味なんですか。今後どのような形に、別な方向を考えていら...全文を見る
○武山委員 そうしますと、以前と同じように環境教育の拠点として視野に入れているというふうに理解してよろしいんですね。全くキャンセルになった、そこはもうキャンセルになったと聞いておりましたけれども、一応視野に入れて考えているという意味ですね。
○武山委員 わかりました。  最後になりましたけれども、もう一つお願いいたします。  大阪府の豊能郡能勢町のダイオキシン問題ですけれども、その後どんな経過でどういう方向性になっていますか。ぜひ説明していただきたいと思います。
○武山委員 時間がなくなってしまいましたけれども、もう一点、お聞きしたいのです。  土壌の交換というところまで聞いているのです。では、土壌はその後どうなったのでしょうか。
○武山委員 時間が来てしまいましたので、また後ほどその件については詳しくお話を聞きたいと思います。  どうもありがとうございました。