武山百合子

たけやまゆりこ



当選回数回

武山百合子の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月09日第145回国会 衆議院 環境委員会 第2号
議事録を見る
○武山委員 自由党の武山百合子です。  早速ですけれども、真鍋長官に、総論としまして、今度二〇〇一年から環境省になるわけですけれども、国民の目から見まして省庁再編の目玉と言われているわけですね。現在の環境庁が強大な権限を持つ各省のはざまで右往左往しているんじゃないか、国民の目か...全文を見る
○武山委員 もうちょっと突っ込んでお聞きいたします。体制強化という意味で、現在の環境庁の定員は千人ちょっとと聞いておるわけですけれども、環境省になっても、厚生省から移管される人数がわずかと聞いております。今の体制で人数的にいくんでしょうか。絶対にふやさなきゃいけないと思うのですよ...全文を見る
○武山委員 一方で数万人規模の国土交通省のような巨大官庁が誕生するわけですけれども、現在の環境庁では泡沫官庁と言われても過言ではないような状態だと思うのですね。新たな環境省は国民の期待を背負っているわけですから、せめて数千人規模に、他省庁と対等に張り合えるような十分な体制をつくっ...全文を見る
○武山委員 きょう午前中の真鍋長官のお話を聞いておりますと、フットワークがすごくよく、視察も歴代の長官と比べましてあちこち動いていらっしゃるんじゃないかという感想を持っております。  現在の環境庁は、藤前干潟の問題ではかなり頑張ったわけですね。長良川や諫早の干拓では何となく事業...全文を見る
○武山委員 そうしますと、第三者としてチェックするシステムではないわけですね。共管としてという意味に解釈してよろしいのでしょうか。
○武山委員 それは決められたことですけれども、環境庁としてはどう思っておりますか。
○武山委員 私としましては、第三者としてチェックするシステムを確立すべきであると思っている一人でありますので、そういう意見を述べたいと思います。  それでは、次に行きます。  地球環境問題に対応する経済社会への転換についてということを所信の中で述べられたわけですけれども、脱温...全文を見る
○武山委員 各省庁で委員会を設けてということですけれども、なかなかスピードと経過が見えないわけなんですよ。  それで、やはりダイオキシン問題でもそうですけれども、総理直属でそういうリーダーシップをとるということを今国民みんな期待しているわけなんですね。ですから、もっとリーダーシ...全文を見る
○武山委員 ぜひスピードアップをしていただいて、前向きに前進することを強く希望しております。  次に移ります。  環境基本計画の見直しということで、この基本法の計画は平成六年十二月に策定されまして、五年をめどに見直しの時期に来ているわけですね。この五年間の基本計画、どのくらい...全文を見る
○武山委員 そうしましたら、手法を盛り込んで、それを生かしていくというふうに解釈してよろしいのですね。――ありがとうございます。  それでは、きょう自治省と大蔵省の方に来ていただいておりますので、次の質問に移ります。  所信の中の都市の大気環境の改善ということで、低公害車の普...全文を見る
○武山委員 成績の評価としては非常に悪いと思うのですよね。二十一台しかまだ使用されていないということで、やはり環境庁としては大いに推進した以上は恥ずかしいと思うのですよね、たったの二十一台では。二十一世紀は環境省になるんだという意味では、どれもこれもやはり一生懸命やらなきゃいけな...全文を見る
○武山委員 ぜひともみんなが使うという方向でいけたらいいなと思っております。  それでは、大蔵省と自治省の方に来ていただいておりますので、自動車関連税制の見直しということでお聞きしたいと思います。  揮発油税、地方道路税、軽油引取税、自動車取得税、自動車重量税の税率は、現在租...全文を見る
○武山委員 今お答えいただいたことは今まで至上命題としていたわけですね。そういう今までの発想をこれから転換していかなきゃいけないんですよね。もうやっていけなくなっている時代なんですよね。その辺やはり省庁の考えは古いと思います。まずこれを改めて、地球環境保全の視点を導入する必要があ...全文を見る
○武山委員 そういう考えですと環境の保全という目的には当てはまらないと思うんですよね。環境を視点に置いた税制改革の試みを、これから頭の中を変えていかないといけないんですよね。そういう視点に持っていかないと、環境基本法二十二条で経済的手法の検討をうたっていますけれども、今後積極的に...全文を見る
○武山委員 ドイツなどではこういう試みが検討されているということですので日本はこれからだなというところですけれども、ぜひ視点に入れて、やはりこれは国民的視点で税制改革をしていかなきゃいけないと思うんですよね。ですから、これは国民全員に私はぜひ推進したいということを要望して、私の質...全文を見る
04月16日第145回国会 衆議院 環境委員会 第4号
議事録を見る
○武山委員 自由党の武山百合子です。  早速質問の内容に移りたいと思います。  今度、環境事業団の新しい事業としまして、産業廃棄物また一般廃棄物の同時処理施設等の建設譲渡事業を挙げているわけですけれども、その理由としまして、産業廃棄物の最終処分場が今もう大変な状態になっている...全文を見る
○武山委員 なぜこれを聞いたかといいますと、先日、大阪の能勢町、豊能町の現地視察をしたときに町長さんにお会いしましたら、町長さん自体、やはり専門的なものはわからないと、何しろパニック状態だったんですね。それをきちっと町長さんが負うんだということになれば、やはりうかうかしていられな...全文を見る
○武山委員 わかりました。  それでは、次に行きます。  現在PFI導入の検討が進められておるわけですけれども、イギリスでは、廃棄物処理をPFIで民間に委託する事例があるわけなんですね。将来的に廃棄物処理を民間に任せた方が効率的なのではないかと私は思いますけれども、この法改正...全文を見る
○武山委員 日本の国がこれだけ経済発展を遂げまして、しかし、現実に今地方自治体は自立していく、地方分権、地方主権になるわけですけれども、その中で今財源的に非常に困っている状態が続いているわけですね。そういう中で、環境事業団が支援することも一方では大事であろうと思いますけれども、片...全文を見る
○武山委員 環境事業団と名のつく以上は事業をするということですけれども、私自身も、環境庁は、二十一世紀の省になっていって、やはり事業で拡張していくべきか、また、政策集団として政策で推進していくのか、政策をきちっと遂行していくのか、やはり両方やっていくべきだと思うんですけれども、今...全文を見る
○武山委員 事業活動によって生じる廃棄物を他の産業セクターで利用するというこのゼロエミッション構想は非常にすぐれていると思います。  しかし、新たな産業クラスターを形成するために恒常的に廃棄物が出る仕組みを講じなければならなくなるおそれがあります。例えば、ビール醸造から出るビー...全文を見る
○武山委員 その次に移ります。  中央環境審議会の答申の中で、今後の環境事業団事業のあり方についてというところがあるのですね。  再利用可能な不要物について、潜在的な需要があるにもかかわらず、供給者と需要者をつなぐシステムが不十分であるために、廃棄物として処理せざるを得ない場...全文を見る
○武山委員 今のところ民間では行えないということですね。だから環境事業団でやっているんだということの解釈でよろしいのでしょうか。
○武山委員 わかりました。  実は私、この質問をする前に環境事業団の事業を二カ所見に行ったのですね。福島県いわき市で、公害を出す、においとか音とかを出すいわゆる工業団地ですね。町の中に、いわゆる企業が住宅地と一緒にあるということで、そのにおいとか音とかを出す方々だけを集めて工業...全文を見る
05月14日第145回国会 衆議院 商工委員会 第12号
議事録を見る
○武山委員 自由党の武山百合子でございます。  きょうは、参考人の皆様、お忙しい時間おいでいただきまして、ありがとうございます。  早速ですけれども、我が自由党は、環境部会で議論したときは、よい制度、内容の充実した制度をつくりたいということで、全員その方向で議論をいたしました...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  山下参考人にお聞きしたいんですけれども、例えば県がそれを一括して届け出制を担った場合、今の、愛知県でパイロット事業をされたということですけれども、どのくらいの人員が必要でしょうか、規模として。それについてお答えいただきたいと思います...全文を見る
○武山委員 パイロット事業をされて、予測として、先ほど浦野参考人のお話によりますと、報告をされてきたのは実際に行った結果五〇%ぐらいだったというお話を聞きましたけれども、今後この制度が浸透していくにつれて、多くの対象事業者、また非点源の部分でもかなりの数が私は上がってくるんであろ...全文を見る
○武山委員 事情はわかりました。  寺門参考人にお聞きしたいと思いますけれども、このPRTRを活用した事業者の取り組みなんですけれども、生産活動が今まで中心だったわけですが、これから生産活動の中に化学物質の自主的な管理活動を取り組みさせるPRTRなわけですね。これを、自主的に化...全文を見る
○武山委員 では、もう一つ寺門参考人に、やる気を出すための方策をひとつ御披露願いたいと思います。
○武山委員 どうもありがとうございました。  浦野参考人にお聞きしたいと思います。  私は、先ほど浦野参考人のお話を聞いておりまして、私はいろいろなしがらみがないものですから、業界団体とかそういうしがらみがないものですから、国民の代表ということで、国民の目という立場で非常に考...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  また浦野参考人にお聞きしたいと思いますけれども、PRTRのいわゆるデータですね、これを国民に公表するわけですけれども、このデータは単なる排出量のデータであるわけです。必ずしも排出量が大きいから有害かどうかというのはわからないわけです...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  また浦野参考人になんですけれども、このPRTRのデータの結果からリスク評価を行いまして、何らかの形への法整備みたいなものにつなげていける可能性があるかどうか、いろいろかかわりを持った中で何かお考え、お感じになったことをお話しください...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  浦野参考人に、MSDSの法制化という形でもう一つお聞きしたいと思います。  環境庁のパイロット事業で、浦野参考人も関与されてきたということですけれども、この事業の経験で、例えば塗料なんですけれども、製品中にどんな化学物質がどれだけ...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  以上で私の質問を終わりにいたします。
05月14日第145回国会 衆議院 商工委員会環境委員会連合審査会 第1号
議事録を見る
○武山委員 自由党の武山百合子でございます。それでは早速質問に入りたいと思います。  午前中、参考人のお話を聞きまして、神奈川県、愛知県で環境庁が二年間行ったパイロット事業のお話を聞いたわけですけれども、地元自治体が対象事業者に報告様式と報告方法の説明資料を個別事業別に送付して...全文を見る
○武山委員 そのお話を聞きますと、届け出の官庁は地方公共団体すなわち都道府県でもよかろうかと思いますけれども、どう思いますでしょうか。
○武山委員 そうしますと、都道府県は、もちろんよい意味でですけれども、削減をするためのいろいろな方法を事業者と話し合ったり、住民に情報を提供したりして、やはりきちっと国と同じような立場で活用してもよいというふうに判断してもよいのでしょうか。
○武山委員 それでは、同等という立場で解釈したいと思います。  その次に入りますけれども、そうしますと、都道府県が市町村に対し同じようにファイル記録事項を提供することは可能なのでしょうか。
○武山委員 法律上の規定はないということですけれども、自主的にファイルが提供されて、市町村が都道府県と同じようなことが行えると解釈もできるのでしょうか。
○武山委員 そうしますと、国も、地方公共団体、都道府県ですけれども、また市町村も同じ立場でできるというふうに解釈しまして、そういう立場ででしたらやはりいろいろとできるのじゃなかろうかと思っております。  それから次に移ります。  本法案において、排出量の集計情報については公表...全文を見る
○武山委員 先ほどお話ししました、午前中の参考人のお話からなのですけれども、いろいろパイロット事業の中でしましたら報告率が五〇%だということで、この制度が根づくにはしばらく時間がかかるかなと思っております。あくまでも、今のところ政府案では見直し十年後ということですけれども、自主的...全文を見る
○武山委員 パイロット事業の二年間のデータもありますし、その前に、今お話しのように七回のいろいろな機会があるということですので、それを踏まえて、やはり試行錯誤の中で制度というものはいいものに育て上げていくんだと思いますけれども、その中で、こう決めたから、十年だから十年というのでは...全文を見る
○武山委員 化学物質というのは横文字が多いわけですけれども、ぜひ横文字の後に日本語で、わかりやすい簡潔な言葉でつけ加えていただきたいということを、ちょっとつけ加えたいと思います。  その次に移ります。  この法案において、PRTRのデータの結果を見まして国が環境モニタリング調...全文を見る
○武山委員 ぜひ言葉どおりスピーディーに、本当に速やかに対応していただきたいと思います。  それでは、次に移ります。  対象物質について伺いますけれども、現在、化学物質の有害性について、これは、通産省では化審法で千百二十三物質ですか、厚生省は化学物質毒性試験報告で百六十七、そ...全文を見る
○武山委員 わかりました。その次に移ります。  国際機関、アメリカ、ECなどが収集したハザードデータが我が国のデータベースに蓄積されて利用されておるわけですけれども、欧米諸国などと比べるとかなり整備がおくれているというのが現実なんですね。しかしながら、化学物質を扱う業者からいろ...全文を見る
○武山委員 通産省は、そうしますと、かなり欧米に近づけるというような方策を考えておるのでしょうか。中身がちょっと今、そういうことを考えて行動するというのはわかったのですけれども、細かいこういうことをする、ああいうことをするというのはお話ししていただけなかったものですから、欧米に比...全文を見る
○武山委員 もうちょっと詳しくお聞きしたいと思いますけれども、五〇%ぐらい近づけるのですか、それとも七五%ぐらいですか、一〇〇%ぐらいですか。
○武山委員 お金だけかければいいというわけではありませんので、中身の、質の問題だと思いますので、おくれているというのが事実なものですから、ぜひ頑張っていただきたいと思います。  次に移ります。  現在、商業的に製造販売されている化学物質は七万から八万種類あると言われておるわけ...全文を見る
○武山委員 分野も、発がん性、神経毒性などに限られているというのが実情ですけれども、環境ホルモンに見られるように、リスク評価は広範な観点からなされなければならないというのは周知の事実なんですね。  今後、我が国として、リスク評価を行う人材の育成、体制の整備というのは本当に国民全...全文を見る
○武山委員 これは政治の場ですから、ぜひはっきりと腹の中を言っていただきたいと思います。これは大変な問題なんですね、今この問題というのは。ですから、実際に今どのくらいの人がいたらこういうものに対してマンパワーが充実できるのか。ぜひある程度の数値を、これはまさに政治の場ですので、両...全文を見る
○武山委員 本当に、お話を聞いておりますと、経済大国という名にふさわしくない言葉だと思うんですね、アルバイトを現実に使わざるを得ないというような。環境問題というのは今まさに襲ってきておりまして、何とかいろいろな意味で対策を考えていかなきゃいけない。その環境リスクを、いわゆる排出量...全文を見る
○武山委員 まさに時代のニーズだと思いますので、役割を大変評価されておりますので、普及を図って、今後の整備計画などをぜひ急いでつくっていただきたいと思います。  それから、今回の法案についてですけれども、多くの市民団体、NGOから、この法案についての実効性に対して疑問が投げかけ...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございます。  化学物質についての知識や技術の乏しい非製造業や中小製造業者について、事業者負担が少ない形で正しい化学物質管理ができるようにするためには、地方自治体の指導、助言が必要なわけです。さらに、農林業、自動車、家庭などのいわゆる非点源と言われて...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  最後にもう一つお願いいたします。  この法律の第一義的な目的は、事業者が扱っている化学物質を安全に管理するということにあるわけですけれども、問題は、有害化学物質をどのように今後削減していくかということにあるかと思います。  この...全文を見る
○武山委員 それは、削減する体制を各省庁間でつくっていくというふうに解釈してよろしいんでしょうか。
○武山委員 どうもありがとうございました。これで終わりにいたします。
05月19日第145回国会 衆議院 厚生委員会 第10号
議事録を見る
○武山委員 自由党の武山百合子でございます。  早速質問に入りたいと思います。  まず、精神障害者の実態についてですけれども、厚生省では国際的な比較を行っているのかどうか、世界的視野で精神障害者の実態について、日本と外国、特に先進諸国ですけれども、そういう意味で比較を行ってい...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございます。  それで、日本は今精神障害者の数が大変多くなってきているんですね。ふえつつあるんですね。なぜそういう数値が全国的に非常にふえてきているかという実態、原因、そういうところも把握していますでしょうか。
○武山委員 今の今田部長さんのお話を総合して厚生大臣にお伺いしたいと思いますけれども、そのような問題意識が今回の法律改正にどのように生かされているのかが一点。  それから、まず精神障害者に対する偏見を取り除く、心のバリアフリーなんという言葉を何か厚生省がおっしゃっておりましたけ...全文を見る
○武山委員 やはり、地域が支えるということによっていわゆる偏見というのが少しずつ取り除かれていくんだろうと思います。子供たちへの教育も学校教育の中で必要かと思いますので、心のバリアフリーというものは必要なことなわけですから、いろいろな角度から行っていただきたいと思います。  そ...全文を見る
○武山委員 ぜひ、予算をつけていただいて、人材を多く育成していただいて対応していただきたいと思います。  それから、地域支援についてお伺いしたいと思います。  今回の法律改正において、在宅福祉を市町村を中心に進めていくということですけれども、精神障害者を地域で支える体制の整備...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  持ち時間が十五分なものですから、時間が来てしまいました。精神障害者の数が大変ふえておるわけですから、きめ細やかなサービス、また医療体制をぜひしていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
○武山委員 自由党の武山百合子でございます。きょうは、参考人の皆様、お忙しい中おいでいただきましてありがとうございます。  早速質問に入りたいと思います。  北海道からお見えになってくださいました伊藤参考人にお伺いしたいと思います。  まず最初に、伊藤参考人が、日本は精神障...全文を見る
○武山委員 このたびの大幅な改正によって、その第一歩かと思いますけれども、お話を聞いていると、日本の医療体制というのは本当に胸の痛くなるような実情だと私は思うのですよね。  それで、今回の法改正におきましてどのくらいのパーセンテージで、伊藤さんが病院経営をされてきた今までの自分...全文を見る
○武山委員 何%なんて言ったら非常にお答えにくいかと思いますので、それ以上は追及しませんけれども、次に移りたいと思います。今後ともぜひ頑張っていただきたいと思います。  情報公開ですけれども、精神病院の透明性を高めるという意味で、情報公開は大事なことだと思うのですね。精神病院だ...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  その情報公開の中の一つで、診療録の開示ということが言われておりますけれども、これは家族の方には詳しく説明も、開示もされているのでしょうか。
○武山委員 家族の方がお見えになりましたら、説明は十分していただけるのですか。見せられないとしましても、説明は十分していただけるのでしょうか、診療録の内容。
○武山委員 先生の病院は、先生のほかに何人いらっしゃるのか。それから、あと何年ぐらいで意識が変わって、実際に公開の青写真、予測で結構ですので、医師会の西島参考人に聞いた方がいいのかわかりませんけれども、お二人に同時の質問をしたいと思います。
○武山委員 医師会の方から来られている西島参考人にもう一度お伺いしたいのですけれども、公的病院と私的病院がありますね。その中で、先ほど北海道の伊藤参考人がおっしゃられたような部分開示、それは、全体を一〇〇とした場合、どのくらい部分開示されているのでしょうか。
○武山委員 私は、皆さんのお話を聞いておりまして、余り開示されていないのではなかろうかと思っておりましたけれども、医師会の方のお話ですと、結構開示されている。  そうしますと、カルテの方は今のお話でわかりましたけれども、施設の方の開示はどのくらい進んでおりますでしょうか。医師会...全文を見る
○武山委員 最後の質問になりますけれども、西島参考人にちょっと締めていただきたいのです。  そうしますと、あとどのくらいたちましたら情報公開というものが医師の間に意識として根づいて、それで患者にきちっと自信を持ってある程度知らせられるというのが、先ほど伊藤参考人から十年ぐらいと...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。私たちは国政で頑張りますので、皆さんもぜひ頑張っていただきたいと思います。  どうもありがとうございます。
05月21日第145回国会 衆議院 厚生委員会 第11号
議事録を見る
○武山委員 おはようございます。自由党の武山百合子でございます。早速質問に入りたいと思います。  まず、社会復帰対策についてお聞きしたいと思います。  社会復帰施設には、生活訓練施設、福祉ホーム、授産施設、それから福祉工場等々あるわけですけれども、それぞれ精神障害者の社会復帰...全文を見る
○武山委員 今の数字を聞きますと、本当に少ないわけですね。これを二倍以上にするということですので、ぜひ今後ふやしていただきたいと思います。  それから、社会復帰施設についてですけれども、絶対数の不足もさることながら、地域的に偏在しているということも大きな問題となっているわけです...全文を見る
○武山委員 現在、三千三百市町村あるわけですけれども、先ほどの今田部長さんのお話ですと、千五十九カ所にふやしていきたいということです。そうしますと、三千三百ですから、単純計算で大体三つか四つの市町村に一つぐらいできる、そういうふうな判断でよろしいのでしょうか。
○武山委員 そうしますと、国民にわかりやすい数字でお答えいただきたいのですけれども、人口どのくらいに一つというような割合なんでしょうか。過疎とかいろいろありますので、それから首都圏は多いですね。国民にわかりやすい数字で、どのくらいに一カ所という割合なんでしょうか。
○武山委員 そうしますと、単純に人口十万人に一カ所ぐらいをことし中に整備されるということですね。そう解釈してよろしいわけですね。
○武山委員 市町村の自治体任せではなかなか問題は解決していかないのじゃないかと思うのですけれども、厚生省は、もう自治体任せなんでしょうか。それとも厚生省として具体策を考えているのでしょうか。
○武山委員 そうしますと、もうちょっと突っ込んでお聞きしたいんですけれども、埼玉県は約六百九十万近く人口を抱えているわけですけれども、例えば埼玉県に視点を置きますと、十万人規模に一つずつぐらいの進みぐあいというのはどのくらい進んでおるんでしょうか。
○武山委員 五〇%に達しているところは一つなわけですから、ぜひ早急に指導して、今こういうシステムなものですから、自主的にやってくださいと言っても無理なわけですね。ですから、そこは、今こういう仕組みになっているわけですから、仕組みを利用して市町村、自治体をやはり促していただきたいと...全文を見る
○武山委員 その少ない補助金をもらうために大変苦労して届け出をして審査を受けるということですけれども、なかなか審査にも残らないところが大変あるというようなことを聞いております。国民の税金でこういうものを補助しているわけですけれども、本当に厚生省が実態をわかって、本当にきちっと国民...全文を見る
○武山委員 このあり方について検討委員会で何か提言をされているようなんですね。まず高生産性タイプ、少生産性タイプ、それから生きがい活動タイプの三つの機能に分化されている。  この提言は、現在どのように検討されているのか、御存じでしょうか。
○武山委員 平成四年に提言されたということですけれども、もうことし十一年ですから七年近くなるわけですけれども、議論された結果がこれからの構造改革ですね。それから今回の法改正にうたわれているということですけれども、どのくらい入れられているんでしょうか。
○武山委員 今までと違って、選択肢がふえるということが一番の問題だと思うのですね。ぜひそのような方向でやっていただきたいと思います。  それから、社会復帰対策で欠かせないのがボランティアによる協力だと思いますけれども、NPO法案も成立しましたし、こういうものを含めて、民間のボラ...全文を見る
○武山委員 ぜひ検討していただきたいと思います。  以上で終わりにいたします。どうもありがとうございました。
06月08日第145回国会 衆議院 厚生委員会 第12号
議事録を見る
○武山委員 自由党の武山百合子でございます。  早速、介護保険の中身についてお伺いしたいと思います。  来年四月実施ということで、今議論も進んでおるわけです。各市町村でいろいろな青写真を描いておりますね。この青写真の中身がいろいろとこれから出てくるわけですけれども、今まさに、...全文を見る
○武山委員 もう一言、中身について突っ込んでお聞きしたいと思います。  今いろいろと議論されておりますけれども、四月実施前に、これは見直しした方がいいという問題点がいろいろ出てきた場合、見直しするおつもりでしょうか。
○武山委員 我々自由党は政権与党の片方を担っておるわけですけれども、いろいろ議論されておりまして、本当にここの部分に問題点があるということに我々が議論を煮詰めた場合は、よい批判として、またよい政策として厚生大臣に詰め寄っていきますので、ぜひお考えいただきたいと思います。  それ...全文を見る
○武山委員 二点目としまして、財政安定化基金の負担のあり方について、国と都道府県で二分の一ずつ負担し、市町村の負担をなくす、これについてどうでしょうか。
○武山委員 三点目、無所得者それから無年金者に対する保険料の減免措置を講じる、これについてはいかがでしょうか。
○武山委員 ありがとうございます。  それでは、次に移りたいと思います。  六十五歳以上の第一号被保険者が毎月払う保険料は、所得段階別に五段階に分けた定額保険料となるわけですけれども、この定額保険料は所得が低いほど負担が重く、逆進性が強い、一般に、また私もそう思っております。...全文を見る
○武山委員 国民にとってわかりやすい実態をきちっと出していただいて――その仕組み自体もわかりにくいんですね。非常に複雑で何段階にも分かれておりまして、意味不明にとれる部分が大変多いんですね。ですから、わかりやすくやっていただきたいというのが国民の声ですので、ぜひそのようにやってい...全文を見る
○武山委員 何とか確保するということでよろしいわけですね。必ず確保するということですね。  それでは、次に移りたいと思います。  保険料の未納問題に対してどのように対処するのかということをお聞きしたいと思います。
○武山委員 現在でも健康保険は未納、滞納の問題を大変多く抱えているわけです。そこで、保険料方式による介護制度はあらかじめ未納者を前提とした制度じゃなかろうか、これが本当に二十一世紀のあるべき介護保険制度と言えるのかどうか、私は甚だ疑問に思っておりますけれども、厚生大臣の見解を伺い...全文を見る
○武山委員 この介護保険の実施に伴って、健康保険に与える影響がたくさん出ているのも事実ですね。健康保険法において上限保険料率が、政管健保で千分の九十五、そして組合健保で千分の九十一と、既に保険料率が九十を超える組合が五百近くあり、介護保険料の上乗せで上限保険料率九十五を超えること...全文を見る
○武山委員 そうしますと、保険料方式は多くの問題を抱えているということが事実になっているわけですね。これらの問題を解消するためにも、我が自由党は、消費税を中心に全額公費で負担する方式に変えるべきではないかと主張しておるわけです。  今、消費税を例えば一二%とかというのは実際は上...全文を見る
○武山委員 私個人で五%以上に消費税を上げるなんて言いましたら党で怒られますので、あくまでも、上げるとかということはまた別の問題としまして、税方式か社会保険料方式かという議論というのは、この場で短い時間ではとても議論できませんので、党対党ということで、実務者会議で十分議論させてい...全文を見る
○武山委員 私の質問は、抑制していくのかという質問だったんですけれども、急激に抑制できないということですね。そういう意味ですね。つくることもあり得る。その辺、もうちょっときちっとお答えいただけますか。
○武山委員 特養施設というのは、国民負担というのがまた増すわけですから、青写真としましては在宅の方向に行くわけですけれども、しかし、待機者が大勢いるところもあるということでバランスをとる、そういう意味に解釈して……。わかりました。  それでは、私の質問時間はこれで終了いたしまし...全文を見る
06月10日第145回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
議事録を見る
○武山委員 自由党の武山百合子でございます。  きょうは参考人の皆さん、お忙しい時間おいでいただきまして、ありがとうございます。  きょう全員女性ということで、私はちょっと不満でございます。男女平等参画ということなのに男性がいらっしゃらないということに、私は女でありながらちょ...全文を見る
○武山委員 制度は、労働省それから厚生省、それぞれの省庁で少しずつは進んでおるというのが現状でございますけれども、これは、女性も男性もやはり意識の改革という中で、女性は自分がそういう立場に置かれて夫に相談しなければいけない、そういう行動をしなければいけない、男性はそれを理解してそ...全文を見る
○武山委員 この参考人の中に男性がいたらもっと突っ込んだ質問ができたのですけれども、女性ばかりということで、非常に残念でございます。  次に移りますけれども、ことし四月施行の改正男女機会均等法、改正労基法により女性に深夜業や休日労働を認めたわけですけれども、このような一面で、女...全文を見る
○武山委員 男性と女性というのはもともと違うものですね。やはり男性は力強く、腕力もありますし、能動的ですし、女性は力の点では劣ります。それに、ある程度受動的だと思うのです。そういう性の違いというのは必ずあるわけでして、深夜それから休日労働、体力的には、やはり自分が男性と女性を比較...全文を見る
○武山委員 私は政治の世界にいるわけですけれども、男も女もないわけですね。それから時間も、朝早く夜遅いこともあるわけです。女性が何でもやるという、極端な話が、土曜、日曜も働く、それから男性のすることも同じようにやる、そういう気概と心構えをきちっと女性が心の中にしっかり持っていない...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  最後に樋口参考人に、日本もイギリスのように、サッチャー首相のように、女性の総理大臣は誕生しますでしょうか。
○武山委員 どうもありがとうございました。  天の半分は女性なわけですから、女性が女性をやはり支援する、そういうことも非常に大事だと思います。  どうもありがとうございました。
08月03日第145回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会遺伝子組換え食品の表示問題等に関する小委員会 第1号
議事録を見る
○武山小委員 自由党の武山百合子でございます。  貝沼参考人にちょっとお聞きしたいと思います。  まず、基本的に、組み換え食品をずっと食べ続けますとどんな変化が、これは予測だと思うんですよね。今、日本はダイオキシン問題、環境ホルモン、いろいろと特定有害化学物質で大問題になって...全文を見る
○武山小委員 どうもありがとうございました。
○武山小委員 その場合、食品が安全だというのであれば堂々と公表すべきだと思うんですよ。そこを公表しないから国民は不安がっているんですよ。アメリカなんかの場合はどうなっているんですか。それはきちっと表示して、これこれこういうものが入っていますよとすべて公表されていると思うんですよ、...全文を見る
11月09日第146回国会 衆議院 文教委員会 第2号
議事録を見る
○武山委員 自由党の武山百合子でございます。  実はもう六年近く前になるんですけれども、文教委員会で何度か質問したことがあるんですけれども、それ以来ということで、何年ぶりかの文教委員会の質問に入ります。  このたび文部大臣が、新しい世紀の到来を前に、取り組むべき最重要課題とし...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございます。私もそのように考えておりますので、今後いろいろと議論をしてそういう日本社会に、日本の二十一世紀という意味で一緒につくっていきたいと思います。  まず、そうしますと、グローバルな動きに対応して、例えば学期のサイクルなど、九月入学、六月卒業な...全文を見る
○武山委員 そうしますと、大学は青写真としまして九月入学というような形という理解でよろしいんでしょうか。そしてまた、小中高は今までどおり四月という、そんな青写真でございましょうか。
○武山委員 多種多様なニーズにこたえる教育改革ということも一つの視点だと思います。大学生のお姉さん、お兄さんたちが九月から六月というわけですけれども、子供たちに対しては、例えば四月—三月というわけですけれども、夏休みを有効に使ったりするという意味で、ぜひ小中高にも同じ尺度で——夏...全文を見る
○武山委員 ぜひそういう意味でも議論をしたいと思います。  今回、四つの柱を立てているわけです。まず心の教育、そして二つ目に学校教育の改革、そして三つ目に大学改革と学術研究の振興、そして四つ目に文化とスポーツの振興ということですけれども、もうちょっと詳しくこの心の教育、確かに心...全文を見る
○武山委員 心の教育というのは本当に一概には、ぱっと心の教育と言いますけれども、今のお話ですと、お父さん、お母さん教育が非常に大事だと思うんですよね。その辺、お父さん、お母さん教育をどういうふうに具体的にしようと思っていらっしゃるのか、もう一度お答えいただきたいと思います。
○武山委員 そうしますと、やはりこれは、今いろいろな社会問題が教育を起点にして多く起こっているという視点からの対症療法というか、対策のようなものだと思うんですよね。そうしますと、国家百年の計ということで、やはりもっと理念、哲学が、日本の国をどうするのかという理念、哲学、これがやは...全文を見る
○武山委員 そうしましたら、教育基本法の議論はオーケーだという意味ですね。教育基本法に対する幅広い議論はオーケーですという意味ですね。
○武山委員 そうしましたら、例えば、私は長いこと海外で住んでいたものですから、日本に子供たちを体験入学させるつもりで帰ってまいりましたら、諸外国では六月の半ばぐらいで学校が終わるものですから、帰ってきて、日本の学校へぜひ体験入学をさせていただきたいと話しましたら、私の生まれふるさ...全文を見る
○武山委員 初めに所信で述べられましたように、新しい世紀の到来を前にという、もちろん国民全員がそう思っているわけですので、ぜひスピーディーにやはり見直しというのは必要であろうと思います。  今ちょっとお話の中で、例えば学校教育の改革という形になるかと思いますけれども、今私は埼玉...全文を見る
○武山委員 学校経営者側から見ますと、管理する校長先生、教頭先生から見ると、自分の学校にこういう先生が欲しいというのは、個々ばらつきますけれども、あると思うんですよね。そういうとき、なかなか今の日本の採用条件のもとでは、何というんですか、私たちが秘書を募集するときもそうなんですけ...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございます。  もう一つ、中高一貫教育制度ということで、今、高校の進学率、ほとんどもう一〇〇%に近いところが多いんだと思います。これこそ地方分権の中で、私は高校まで義務教育にしたらいいんじゃないかと思っておる一人なんですけれども、一人一人の個性を生か...全文を見る
○武山委員 どうもありがとうございました。  最後にちょっと一つだけ。  そうしますと、中学、高校、大学となるわけですけれども、日本の大学は入りにくく出やすいという大学になっているわけですけれども、今後、入りやすく出にくい大学になっていくだろうと思うのですね。それで大学でしっ...全文を見る
○武山委員 もう時間になってしまいましたが、そうなりますと、やはり国家百年の計で、教育というのは本当に日本の国家の基礎だと思います。これにやはり国が予算をたくさんつぎ込まないと、人材教育というのはお金がかかるし時間もかかるものですから、これは大いに予算をつけて大改革をしなければい...全文を見る
11月10日第146回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
議事録を見る
○武山委員 自由党の武山百合子でございます。  早速質問に入らせていただきます。  ここのところ新聞報道やテレビ報道から、私の党は、党からもちろん話も聞きましたけれども、国費一兆円以上の投入ということで、四月から予定どおりにスタートする予定でいたわけですけれども、自由党の税方...全文を見る
○武山委員 時期的にいつ選挙が行われるかわからないという現実なものですから、国民はもちろん状況がよくわからないということもありましてそういうことを言われるわけですけれども、今、地方公共団体、市町村は、突然のこういう状況で、こういう徴収の状態の変化、それから半年の後は一年間半額にす...全文を見る
○武山委員 社会保障制度、保険方式に大変こだわっているというか、これは私個人のあれですけれども。  また、国民年金も賦課方式といいまして、基礎年金、医療、国民健康保険、それも賦課方式で保険制度ですけれども、ずっとやってきて、その欠陥というものもお考えになったと思うのですけれども...全文を見る
○武山委員 そうしましたら、福祉のために使うといって消費税を導入したわけですけれども、それと議論がどうなりますでしょうか。
○武山委員 その辺が国民に非常にわかりにくいのですね。上げるときはさんざんあの手この手で、国民から見ますと、消費税を上げるのはこれこれこういうものに使うのだ、すなわち、自分たちが将来年をとったときのための高齢者医療だ、介護保険だ、福祉のために使うとさんざん説明した割には、ぱっと上...全文を見る
○武山委員 国民が今のお話でわかったかどうか、実際はもうちょっと政治の部分でも国民に説明しなければいけないわけですけれども。そこの部分はさておいて、時間も来てしまいましたので、もう一つ聞きたいと思います。  自民党の政調会長の亀井さんが、先日、家族介護に対する慰労金のところで、...全文を見る
○武山委員 そうしますと、市町村がある程度自由に弾力的にいろいろと判断をしてやってもいいということですね、しかし上限は決まっていると。そういう意味に解釈して……。  時間が参りましたので、どうもありがとうございました。