但馬久美

たじまくみ



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但馬久美の1998年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月12日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第3号
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○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。運輸は初めてですので。  まず、この委員会は交通・情報通信委員会というのが正式の名前でございます。この名称のイメージから申しますと、一般的にはネットワーク委員会というしゃれた呼び名をする人もいますが、運輸省と郵政省のうち、この交通・情報...全文を見る
○但馬久美君 ありがとうございました。  確かに、運輸省は四つの委員会に分かれると本当に大変な御苦労になると思います。さらに、今後行われる予算の委嘱審査なども大変難しいものが出てくると思いますけれども、その点はどういうふうに考えられますでしょうか。
○但馬久美君 参議院も本当に、この委員会になりまして、今出発したばかりですけれども、これからしっかりやっていきたいと思っております。  話は変わりますけれども、余裕のある休暇の実現についてお伺いいたします。  総理府の国民生活に関する世論調査によりますと、今後生活のどの面に力...全文を見る
○但馬久美君 それでは、労働時間の短縮のための祝日の創設についてお伺いいたします。これは総理府にお伺いいたします。  現在、日本の平均労働時間は一九九五年の製造業では千九百七十五時間で、米国の千九百八十時間や英国の千九百四十時間と肩を並べておりますが、ドイツの千五百五十時間、フ...全文を見る
○但馬久美君 日本人は非常に勤勉で働くという部分が今までずっと続いておりましたけれども、私はやはり休日をもっと総理府の方で価値的に考えていただきたいということを要求いたします。  次に、観光行政についてお伺いいたします。我が国を海外から正しく理解してもらうことは二十一世紀の日本...全文を見る
○但馬久美君 今取り組んでいらっしゃることを伺いました。青森とか秋田ですか、ウェルカムカード、これもっと国民にわかるように広めていただきたいなと今お伺いしてそう思います。  今度は国際観光振興会についてお伺いいたしますけれども、これは外客誘致の実施団体でございます。海外の旅行者...全文を見る
○但馬久美君 ところが、この国際観光振興会の予算の資料を見ますと、人件費に収入の三分の一を使っておりまして、海外宣伝事業費は約一億二千万円で人件費の十分の一にすぎない。しかも減ってきております。さらにひどいのは、海外宣伝資料費の作成などは平成四年度の一億二千六百万円から半分以下の...全文を見る
○但馬久美君 この国際観光振興会の事業概要の本なんですけれども、一ページに、「日本を旅する外国人を増やし、日本の良さをもっと知ってもらう。それがJNTOの使命です。」、こう明確に書かれております。また、十一ページには、先ほどもお話がありましたけれども、訪日外国人旅行者の倍増計画が...全文を見る
○但馬久美君 ぜひよろしくお願いいたします。  日本の国内で諸外国はどう宣伝しているのかということをもっと研究すべきではないでしょうか。また、テレビとかラジオなどマスコミを使って大きな宣伝をしております。諸外国では地下鉄とかそういうポスターぐらいでしか日本を紹介されていないわけ...全文を見る
○但馬久美君 いろいろ今お聞かせいただきました。  先ほど大臣の話もありましたけれども、日本の地域の伝統芸能や工芸の振興、継承は文部省の管轄のように思われますけれども、これらの観光への多大な貢献にかんがみまして、運輸省独自の振興策を何か考えていらっしゃるのか、お聞かせください。
○但馬久美君 それから、レジャーはいろいろ考えられるんですけれども、海洋レクリエーション、プレジャーボートや、また空の方のスカイレジャーを楽しむ人がどんどんふえてきております。そういう意味で、安全性とか指導体制などが不足してくると思うんです。必要なら法的整備もきちっと対応すべきで...全文を見る
○但馬久美君 事故が少しずつ起きております。こういうレジャーの部分での事故ですので新聞等には余り大きく載りませんけれども、いつも事故が起きてから何か対策をとるというようなことではなくて、本当に安全性とそういう指導体制はしっかりしいていただきたいと思っております。  最後に、ホテ...全文を見る
○但馬久美君 いろいろとどうもありがとうございました。  この不況の中でも、心にゆとりの持てる国づくりのためにも運輸省の方でも頑張っていただきたいと思います。
○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。  今回の郵政大臣の所信表明に対して、郵便番号の七けた化に伴う課題について質問させていただきます。  去る二月二日より、七けたの新郵便番号制度かスタートいたしました。郵政省は、この七けたの郵便番号の導入により、配達部門の効率化を進め、...全文を見る
○但馬久美君 一応うまく進んでいるということなんですけれども、利用者からいろいろ苦情があると伺っております。  今回、武蔵野市が自治体として七けたの新郵便番号を拒否して議論を呼んだという記事もございました。また、先ほどコンピューター等々ありましたけれども、一般の利用者にもデータ...全文を見る
○但馬久美君 ぜひそういう苦情を受けていただきたいと思います。  また、ここに例がありますけれども、コスト削減という目的はよいにしても、もっと実際の住宅事情や技術力の状況を踏まえて、段階を踏んだ方策をとってお客様の迷惑や配達員の過剰な労働につながらないように注意すべきであるとい...全文を見る
○但馬久美君 利用者への利益還元についてなんですけれども、今御説明もありましたけれども、七けた化によって利益をどのぐらいに見込んでいるのか、また、一般利用者に還元するために一九九九年の年賀状料金を引き下げる方向で郵政省が検討中であると伺っておりますけれども、事実であるかどうかお聞...全文を見る
○但馬久美君 郵便番号の将来像として、理論的には九けたあるいは十けたぐらいにすれば住所の記載は全く不要になる、さらにもう二けたぐらい足せば受け取りの方も郵便番号だけで特定できるという。郵政省はこの郵便番号の将来展望をどのように考えていらっしゃいますか。
○但馬久美君 私は、この数字で住所にしていくということは、本当に何か文化が欠けていくような気がするんですね。それで七けたも私はどちらかというと賛成じゃないんです。そしてまた、番号にしていくと、今度は住所だけじゃなくて、民間の一人一人にもまた番号でという今話も持ち上がっている。そう...全文を見る
○但馬久美君 ありがとうございました。今までと同じような状況で進められていくということでございますね。  それでは話は変わりまして、読み取り区分機の入札をめぐる談合疑惑についてお伺いいたします。  新聞報道によりますと、郵便番号自動読み取り区分機の入札をめぐって談合の疑いが持...全文を見る
○但馬久美君 いずれにしても、疑いを持たれることのないように対応していただかないといけないと思っております。そのために、従来は官報に入札結果の公表をしていた方式を変更するなどして、新聞発表に切りかえるなど、庶民の目に触れるような方法にしていただきたいと思いますけれども、それはいか...全文を見る
○但馬久美君 ぜひ、官報では国民はほとんどの方がわかりません。やはりもっと情報開示していただけるようによろしくお願いいたします。  それでは、次は郵便小包の赤字についてお伺いいたします。  郵政省の資料によりますと、郵便小包は平成八年度で三億八千六百万個の取り扱い個数で、八十...全文を見る
○但馬久美君 そういう状況の中で、平成八年度の宅配便の取り扱い個数が全体で十五億三千八百万個で、郵便小包の四倍のシェアであります。昔は荷物を送るといえば鉄道手荷物でありました。郵便小包もありましたけれども、小さなものしか送れませんでした。二十数年前から宅急便が出回りまして、その後...全文を見る
○但馬久美君 大臣にお伺いいたします。  今月、新たな業者が参入する予定であります。今後ますます競争が激化するものと思われます。民間に十分に任せられる事業を赤字を出しながら民間の後追いをしている、そういうサービスの提供というのは国の行うユニバーサルサービスとして本当に必要である...全文を見る
○但馬久美君 今の大臣のお話を伺いまして、大変公共的なサービスとしては本当にいろいろ活躍なさっていらっしゃるということを伺いまして、この点はぜひまた力をつけてやっていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。  それでは、電気通信に移ります。  NTT番号案内の料...全文を見る
○但馬久美君 今具体的にいろいろお話しありましたけれども、もう時間がありませんので一つだけお伺いいたします。非常災害時の罹災者安否情報等の無料案内などをどのようにこれから具体化されていくんでしょうか。
○但馬久美君 この件に関してまだ質問があるんですけれども、きょうは時間が参りましたので、またこの続きは今度の委員会でさせていただきたいと思います。  以上です。ありがとうございました。
03月20日第142回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
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○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。  先ほどから阪神・淡路大震災の復興についてのいろいろお話が出ておりますけれども、私も被災者の一人といたしましてその角度から質問させていただきます。  まず、今月の十日、兵庫県に対しまして、阪神・淡路大震災からの今後の復興のあり方につ...全文を見る
○但馬久美君 もとに戻すことと、それからまた新しく発展させていくこと、この提言には非常に細かくされておりますので、ぜひ提言も深く受けとめて発展させていただきたいと思っております。  次に、災害被災者の公的支援の問題について伺います。  地元の兵庫県や神戸市の関係の方々に被災後...全文を見る
○但馬久美君 私は委員長に要望いたします。  先ほどから公的支援の法案が三本当ております。これを一本化する必要がもう出てきておりますし、その取りまとめの調整が課題となっております。参議院では災害特で委員長が中心となって行われようとされておりますから、さらに促進すべきである。また...全文を見る
○但馬久美君 国民に負担をかけるのでそういう共済制度は見合わせるみたいな部分がありますけれども、私は農協の方がこういうような非常に国民にとって有利な制度があるものですから、一応ちょっとお話しさせていただきました。  次に、近畿ブロック知事会では、地震防災対策措置法に基づいて、地...全文を見る
○但馬久美君 ということは、順調に進んでいるということでございますか。
○但馬久美君 この事業は当然公共事業で占められているんですけれども、一つだけ民間に対する働きかけと思われるのは、最後の十九番目の老朽住宅の密集市街地にかかわる地震防災対策であります。これはどういう対策がまた地域的な指定は既にできているのか、実際はどういうふうに進んでいるのか、お聞...全文を見る
○但馬久美君 地震対策の上での老朽住宅の改善ということなんですけれども、一つ私が心配するのは、対策というよりもまさに老朽住宅の締め出し作戦にもとれるんじゃないかなという、そういうような気がいたします。そして、もっと人情味のある対策はないのか、その点とういうふうに老朽住宅に対して考...全文を見る
○但馬久美君 ぜひ文化的な面でもそういう点に関して守っていただきたいと思います。  次に、この緊急事業五カ年計画の施設補強などのハード面の対策のみに十九項目がありますけれども、例えば消防庁が行っているレンジャー部隊の補強のように人的要素にかかわる対策は全く含まれておりませんし、...全文を見る
○但馬久美君 ありがとうございます。  震災があった後、アメリカのFEMAの初動体制の話はよく出ておりました。日本では自衛隊はある程度の規制がかかって行動が自由でないようなところがありますけれども、やはり私は、神戸の震災の現場で自衛隊の動きが非常に小回りがきかないなということを...全文を見る
○但馬久美君 ぜひよろしくお願いいたします。一もう一点、今回は諸外国との連携についてでございます。  広域災害防災体制で、結局阪神・淡路大震災では諸外国から大変な御支援をいただいて、この点に関しては本当に感謝しているんですけれども、災害が起きてからでは遅くて、この教訓をむだにし...全文を見る
○但馬久美君 時間が参りました。  震災の記憶と教訓を風化させないで私は頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。以上です。
03月27日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第6号
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○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。  先ほどから質問をずっと聞いておりまして、ほとんどもう出尽くしたような気がいたしますけれども、私の方からはまた角度を変えて少しお伺いしたいと思っております。  中部国際空港の設置についての地元の思いは痛いほどよくわかるのですけれども...全文を見る
○但馬久美君 非常にわかりにくいんですけれども、地域性とか、そしてまた、そうやって第二種でもAとかBとかというふうな必然性があるのかどうかまだまだはっきりしない部分があるんです。この部分についてはもう一度改善の余地があるんではないかと申し上げておきたいと思います。  中部国際空...全文を見る
○但馬久美君 地元、そしてまた国が一体になってとおっしゃいますけれども、将来空港の民営化を目指している部分というのはどういうふうにお考えでいらっしゃいますでしょうか。
○但馬久美君 諸外国では、確かに英国なんかは空港や港湾の民営化を行っていると聞いております。そのためにかどうかわかりませんけれども、輸送実績とか、旅客、貨物ともに世界で第二位、我が国よりもはるかに量を超えているのですけれども、こうした英国の実態がどうなのか、もしわかれば御説明をお...全文を見る
○但馬久美君 今のお話を伺いまして、大臣は将来の空港のあり方についてどのようなお考えを持っていらっしゃいますでしょうか。
○但馬久美君 二十一世紀は大交流時代と言われておりますし、ぜひ夢のある展望を持っていただきたいと思います。  話は変わりますけれども、また国際空港の話でございます。  空港島、関西空港も埋め立てで空港がつくられております。同様に、今回の中部国際空港もそういう形をとられるんです...全文を見る
○但馬久美君 関西空港と同じ轍を踏まないように、ぜひ今回の中部国際空港の連絡橋というのを考えていただきたいと思います。  きょうは建設省の方にも来ていただいておりますので、この点について建設省にお伺いいたします。  現在、ETCといって、ノンストップ自動車料金収受システムとい...全文を見る
○但馬久美君 ありがとうございました。  こういうシステムが導入され、関空も、それからまた中部国際空港もスムーズに行ける、そういうような便宜をぜひ工夫して図っていただきたい、運輸省の方にもお願い申し上げます。  先ほどの寺崎委員とちょっとダブるんですけれども、もう一度お伺いし...全文を見る
○但馬久美君 では、この指定会社の出資関係について、総額千二十四億円のうち五〇%の五百十二億円を民間が出資することになっておりますけれども、どのように出資を募るのか。この地方公共団体の出資及び無利子貸付金はそれぞれ百二億円と四百十億円で、総計五百十二億円でありますけれども、どこの...全文を見る
○但馬久美君 ところで、関西国際空港は九四年に開港しておりますけれども、現在、金利の負担はどのくらいで、払い切れているのか、累積しているのか、お聞かせください。
○但馬久美君 成田も関空もともに世界一高い空港使用料を払っておりますけれども、中部はその点どういうふうな形式をとっていかれるのか、お聞かせください。
○但馬久美君 この問題は先ほどから各委員からも出ておりますので、今後こういう空港使用料、いろいろと問題たくさん出てきておりますけれども、ぜひこういう問題に対しての考慮をよろしくお願いしたいと思います。  今度は環境問題についてお伺いいたします。  空港建設に当たって、アセスメ...全文を見る
○但馬久美君 それに引き続いて、漁業補償問題についても、これは問題になっている部分でございまして、この湾内の漁業組合の漁業補償問題はこれから本格的な交渉が始まると思いますが、一貫して反対を続けている漁業組合に対しては今後どういう対応をされていくのか、お聞かせください。
○但馬久美君 本当にきめの細かいそういう配慮をぜひお願いいたします。  最後に、関西空港の現状についてお伺いしたいと思っております。  きょうの日経にも出ておりましたけれども、関西では二〇〇八年の大阪オリンピック招致を目指して関西国際空港の第二期の工事がいよいよ本年度から始ま...全文を見る
○但馬久美君 時間が参りましたので、このほか埋め立て用地の土砂の調達とか先ほどから申しております漁業補償とかそしてまた環境アセスメントの問題とか、やはり地域としっかりと根を張って交流していただいてこの問題を解決していただきたいと思っております。  以上です。どうもありがとうござ...全文を見る
03月31日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第7号
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○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。  先ほどからデジタル化への取り組みについていろいろ質疑がありましたけれども、なかなか具体的に見えてこないというか、なかなか理解するのが難しいような感じを私は受けております。  そこで、郵政省は二〇〇〇年にデジタル放送のスタートをさせ...全文を見る
○但馬久美君 二〇〇〇年から二〇〇七年まではBSのアナログとデジタルで先ほどから出ておりますサイマル放送が行われるんですけれども、このサイマル放送というのは同一内容の放送のことを言っているのですか。そしてまた、文字どおり内容は全く同一放送とするのか、これはどういうふうなことなのか...全文を見る
○但馬久美君 国民に負担をかけていく部分というのは、本当にそこのところは心配するんですけれども、それに対してこの負担に対して国民の同意は受けておられるのかどうか。今安くアダプターなどを提供するとおっしゃっておりますけれども。  もう一つは、アダプターとかそれからまたテレビの周り...全文を見る
○但馬久美君 ありがとうございました。  今の質問、郵政省の方にもお伺いしたいと思います。  これはデジタル化を目指す郵政省としては大変気がかりなことだと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○但馬久美君 そういうことに関して国民の合意は受けていらっしゃるのでしょうか。
○但馬久美君 何かちょっともう一つはっきりとよく理解できないんですけれども、逆じゃないかなとも思うところがあるんです。  聞くところによりますと、我が国の国民一人当たりの放送に対する支出、つまりNHK側から見れば放送収入ですけれども、OECDの加盟国の中でトップだそうです。より...全文を見る
○但馬久美君 昨年の三月、郵政省は地上波のデジタル化を二〇〇〇年以前に開始するとの前倒し方針を発表いたしました。これを受けて六月には今おっしゃっておりました地上デジタル放送懇談会が設置され、本年十月までに導入方策、支援措置のあり方等をまとめられることになっております。しかし、地方...全文を見る
○但馬久美君 報道によりますと、先日、民放連の氏家会長が会見の席上で、郵政省は二〇〇〇年以前に地上デジタル放送を開始するために準備を急いでおりますけれども、デジタル対応の中継鉄塔など中継局の設置の負担がかさんで二〇〇〇年までは困難であるとおっしゃっておられます。どうしても二〇〇〇...全文を見る
○但馬久美君 ぜひ参考にしていただきたい、そういうふうに思います。  先ほど中尾議員からもありましたけれども、NHKは、この中継局などの設置に三千億円の投資が必要と言われております。視聴者への負担にはね返るのではないかと私は心配するんですけれども、その資金の回収はあるのかどうか...全文を見る
○但馬久美君 内容的な詰めというのはまだこれからということですけれども、ぜひ国民に負担のかからないように配慮をお願いしたいと思います。  最近、携帯電話の感度や音質が非常に悪いのですけれども、地上波のデジタル化によってできた電波帯は携帯電話等の移動体通信に利用できるのではないか...全文を見る
○但馬久美君 ぜひ放送に使う電波をまたそうやって通信に使うような方向に利用していくことが大事だなと思うんですけれども、これを一つ提案させていただきます。  次に受信料についてですけれども、放送デジタル化などNHKを取り巻く環境は大変厳しいと思います。会長は今世紀中は受信料を上げ...全文を見る
○但馬久美君 ありがとうございました。  それでは、BSの契約についてですけれども、NHKの中長期経営方針では、平成七年から九年度が一区切りになっております。ほぼ計画どおりに目標を達成したようでありますけれども、この三年間で目標を達成できなかった項目で衛星契約数があります。その...全文を見る
○但馬久美君 大変努力なさっていらっしゃるのはよくわかりますけれども、やはり経営が成り立つような経営方法を考えて、頑張っていただきたいと思います。  国際放送についてお伺いいたします。  平成七年度よりNHKの本来の業務として映像国際放送が行われるようになっております。これは...全文を見る
○但馬久美君 これから全世界にそういうふうにして国際放送が展開していくんですけれども、この点について、郵政省の方にお聞きいたします。  映像国際放送が当初の計画よりかなり急ピッチで進んでいるんですけれども、国の国際広報という観点からも、費用負担の面で現状のままでよいのか、このお...全文を見る
○但馬久美君 ありがとうございました。  最後に、本年のワールドカップ・サッカーのフランス大会に日本の出場が決まりまして、国民的な盛り上がりを見せております。先ほどから話も出ておりますけれども、オリンピックやスポーツのビッグイベントなどの放送権料が非常に高騰しております。NHK...全文を見る
○但馬久美君 もう時間が参りました。これはドイツが独占しておりますけれども、放送権料のあり方を国際レベルでいろいろ考えていく必要があるのじゃないかなということを私は提案させていただいて、終わりにさせていただきます。  ありがとうございました。
04月02日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第8号
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○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。  先ほどからお話を伺っておりながら、グランドデザインが本当に見えてこない。私もきのう質問させていただきましたけれども、もう少しやはり国民にわかるような、実態が見えてくるような、そういう質問をさせていただきますので、そういうお答えをお願...全文を見る
○但馬久美君 このHDTVというのはハイビジョンですけれども、時間や曜日によって区分したり、それからまたハイビジョンと標準テレビ、SDTVを併用するなどの弾力的な運用という方法もあるんですけれども、この点、どのように進められていくのかお聞かせください。
○但馬久美君 新規参入事業者への支援についてお伺いいたします。  HDTVの方式はSDTVに比べて番組制作のコストがかかるということは聞いておるんですけれども、従来、財政支援措置が行われておりますけれども、今回、郵政省は新規参入事業者に対してどのような支援策を行われるんですか。
○但馬久美君 まだまだこれからということなんですけれども、委託放送事業者の選定については、NHKとWOWOWがサイマル放送で参入した場合、HDTVの六チャンネルの分が新規参入の対象となりますけれども、希望者が多数の場合はどのように選定されるんですか。先ほどから選定の話が出ておりま...全文を見る
○但馬久美君 認定の場合、この比較審査、例えばどういうような形で審査なさるのかお聞かせください。
○但馬久美君 公共福祉に適したような部分とか、本当にもっと国民に密着したような審査の部分をもっときちっと提案していただきたい、そういうふうに思います。  委託制度の導入について、今度はNHKにお伺いいたします。  今回の改正案では、NHKがBSで委託放送事業ができるようになる...全文を見る
○但馬久美君 わかりました。  じゃ、NHKの業務追加についで、郵政省にお伺いいたします。  デジタル放送を従来のアナログ放送と差別化する追加価値サービスにデータ放送があります。今回この改正では触れられていないんですけれども、今後これをどういうふうに考えていらっしゃるか、お聞...全文を見る
○但馬久美君 データ放送はぜひ私は進めていただきたいなと思います。これは字幕とか、二カ国語とか、そういう意味において非常にこれからの大事な部分であると思います。  先ほどからもマスメディアの集中排除原則というのが出でおりますけれども、これから本格的な多チャンネル時代になりまして...全文を見る
○但馬久美君 非常にバランスが難しいと思いますけれども、やはりその点、これからしっかりと討議していただきたいと思います。  また、このBS4の後発機における新規参入放送事業は、有料にするのか、またCM、コマーシャルでそれを無料放送にするのか、これはこれからどういうふうに考えてい...全文を見る
○但馬久美君 ぜひ視聴者サイドに立って考えていただきたいと思います。  次に、放送被害について、放送と人権についてお伺いいたします。  昨年、NHKと民放放送局が共同でつくりました放送と人権等権利に関する委員会の機構でございますが、今回初めで被害者からの申し立てが決定いたしま...全文を見る
○但馬久美君 今回のこの問題を取り上げましても、いろんな誤報などの訂正はもっと放送局自身が責任を持って行うべきである、また、ほかの新聞などの記事を発表することで訂正放送したというような姿勢は、被害者というよりもむしろ視聴者の存在を根底から無視したようなそういうようなところが見受け...全文を見る
○但馬久美君 その部分ですけれども、今回のこの審理の意見では、個々の放送、報道に人権にかかわる程度の侵害はないとおっしゃっていらっしゃいましたけれども、各局の報道によるこの相乗作用、事実と異なる方向に視聴者を扇動し、また疑惑を増幅させていくといったことが問題になっております。この...全文を見る
○但馬久美君 時間ですので、どうもありがとうございました。
04月07日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第9号
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○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。  一昨日は明石海峡大橋が無事に開通いたしまして、運輸大臣、建設省、また本四連絡橋公団の皆様、大変お疲れさまでございました。私も出席させていただきまして、一つの歴史に残る大偉業を無事終えられた、そしてまた無事故で完遂されたことに対して、...全文を見る
○但馬久美君 今、鳴門大橋の併用橋の話も出ましたけれども、これはむだな投資があったのではないかということを心配しておりますけれども、その点はどうお考えでしょうか。
○但馬久美君 じゃ、今後そういう鉄道と道路に使うということで今そのまま進行しているということなんですか。——はい。  この明石海峡大橋の完成で、道路においては淡路から神戸、大阪を経て関西国際空港まで高速で結ばれ、大阪湾U字形ネットワークができ上がったという感じがいたします。さら...全文を見る
○但馬久美君 鉄道整備、本当に今鉄道は乗りかえとかそういうのが多くて非常に不十分であるという思いがいたしますので、ぜひその点も考慮していただきたいと思います。  次に、建設省にお伺いいたします。  この明石海峡大橋について、今回、本四公団を初め建設省の皆様、本当に大変御苦労さ...全文を見る
○但馬久美君 また、この橋は地震とかまた風圧とかというのに耐えられるようになっているのかどうか、その設計ですね。難しく説明なさらないで国民にわかりやすく御説明をお願いいたします。
○但馬久美君 ありがとうございました。  この橋の歩道あるいは自転車道の敷設についてお伺いしたいと思います。  尾道−今治ルートには自転車道路が敷設されていると聞いております。この明石大橋は自動車道専用となっております。そこでお尋ねしたいんですけれども、この明石大橋は歩道ある...全文を見る
○但馬久美君 私は遊歩道というか、そういう市民に開放できるような部分が必要じゃないかなと、おとつい行かせていただいてそういうふうに感じたわけなんですけれども、そういう自然とか、また技術的にもやはり人が歩くことは難しいということなんでしょうか。
○但馬久美君 次は、明石海峡大橋の通行料金についてお伺いしたいと思います。  二千六百円が通行料金でありますけれども、これは聞くところによりますと、瀬戸大橋の交通量が予定の半分程度しかなくて予算が合わないということを例にとりまして、建設費の償還期間を当初の三十三年から五十年に延...全文を見る
○但馬久美君 この点に関して建設省の方にもちょっとお伺いしたいと思います。
○但馬久美君 この神戸と淡路−徳島−鳴門間の通行料金は、本来の通行料金を二割引いていらっしゃって六千五十円に設定したようですけれども、四国の方々が神戸や関西に来られるのに道路通行料金が六千五十円、往復で一万二千百円です。その通行料金に抵抗するのは私だけではないと思います。もう少し...全文を見る
○但馬久美君 来年の春、尾道−今治ルートが開通されます。それで本四の三ルートが全部供用開始がされるわけなんですけれども、この三ルート全体の建設費は公団部分だけで三兆円になるわけなんですね。交通量の需要予測を勘案して償還期間を三十三年から先ほど言いましたように五十年に延ばしましたけ...全文を見る
○但馬久美君 ぜひ本当に努力していただきたいと思います。国鉄の二の舞にならないようによろしくお願いしたいと思います。  次に、観光資源としての活用についてお伺いいたします。  この明石海峡大橋の開通は、周辺に多大な観光資源を提供してくれるということは間違いありません。県ではこ...全文を見る
○但馬久美君 どうも細やかにありがとうございました。私、兵庫出身なものですし、また震災のあった神戸ということで非常に思いが深いものですから、細かく伺わせていただいております。  今度、この橋ができまして、離職者の対策ということですけれども、明石海峡大橋の開通に伴って廃業あるいは...全文を見る
○但馬久美君 戦後最大と言われるこの不況の中で、失業者というのは本当に大変な思いをされると思うんです。何とぞ、しっかりと応援をしてあげていただきたいと思います。  次に、紀淡連絡道路の建設に伴う海上交通への影響についてお伺いいたします。  明石海峡大橋の開通に伴って何社かの船...全文を見る
○但馬久美君 時間が参りましたのでこれで終わりたいと思いますけれども、最後に、関西ブロック知事会ではこの紀淡連絡道路の実現を図って、大阪湾環状道路計画をひそかに考えております。建設省としてはこれをどのように受けとめていらっしゃるのか、最後にお聞かせください。
○但馬久美君 どうもありがとうございました。
04月08日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第10号
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○但馬久美君 おはようございます。公明の但馬久美でございます。  まずもって、信書の定義についてお伺いいたします。  郵便法で信書の輸送は国の独占ということになっておりますけれども、以前クレジットカードの配達をめぐって大手の宅急便会社と論争されたとき、郵政省はクレジットカード...全文を見る
○但馬久美君 外国の例では、信書において国が独占する部分については重さで定義している国があると聞いております。日本に導入するということはどういうふうに考えていらっしゃるか。  今からお話しすることをちょっと聞いていただきたいと思うんですが、我が国では郵便のユニバーサルサービスの...全文を見る
○但馬久美君 つまり、外国なんですけれども、例えばドイツの例を挙げますと、ドイツの郵便の独占している部分は一キロ以下の文書、そして百グラム以下のダイレクトメールでありました。九六年のときに自由化された部分で、一キロ以上の文書、また百グラム以上のダイレクトメール、これが民間でOKと...全文を見る
○但馬久美君 今のドイツの郵便法改正を郵政大臣はどのようにとらえていらっしゃいますでしょうか。
○但馬久美君 ありがとうございました。  報道によりますと、東洋大学の松原教授は、行政改革会議長終報告にあります、先ほどおっしゃっておられましたが、「これらにより、民営化等の見直しを行わない」、さらに念を押すように「国営」と記述されておりますこの点について次のように反論していら...全文を見る
○但馬久美君 明快にありがとうございました。  日本における郵便事業への民間参入についてお伺いいたします。  昨年十二月の三日に行政改革会議の最終報告がありました。先ほども言っておりますように、「郵便事業への民間企業の参入について、その具体的条件の検討に入る。」と明記されてお...全文を見る
○但馬久美君 これからの検討ということでございますけれども、海外のいろんな分野での郵政に対しての結果を踏まえて、ぜひ参考にしていただきたいと思います。  次に、郵便事業の減収についてお伺いいたします。  新聞報道によりますと、一九九七年度の郵便事業の収入が九六年度を下回ること...全文を見る
○但馬久美君 次に、カタログ小包のことについてお伺いいたします。  カタログ小包はことしの一月までの累計実績で前年度比三六・七%城となっております。宅配業者による投函サービスの影響が大だと、そういうふうに思われますけれども、今後、ほかの宅配業者も全国的に展開することを見込んでお...全文を見る
○但馬久美君 郵政と民間の競合関係といいますか、ぜひそれをうまく利用していっていただきたい、そういうふうに思います。  運輸省にお尋ねいたします。  数年前から徐々に取り組まれてきました大手の宅配投函サービスがここにきて急増しております。本来、投函サービスは郵政省の独占市場で...全文を見る
○但馬久美君 時間が来てしまいましたので、あともう一問だけお伺いいたします。  郵トピア構想について郵政省にお伺いいたします。  郵政省では、郵政事業における地域振興策として、昭和六十二年から二十都市、また翌六十三年には二十四都市、合計四十四都市をモデル都市として指定されてお...全文を見る
○但馬久美君 今現在、電気通信関係のテレトピアが非常に指定地域が着々とふえ続けております。ぜひいい点はぜひ伸ばしていっていただきたい、そういうふうに思います。  ありがとうございました。
04月10日第142回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
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○但馬久美君 平田議員にお答えいたします。  まず、政府の施策をどう評価されているかというところから入りたいと思います。  今お話もありましたけれども、阪神・淡路大震災の復旧・復興にはこれまで約四兆円の予算が投入され、いわゆるインフラ面の復旧はほぼ完了したと評価できると思いま...全文を見る
○但馬久美君 木庭議員にお答えいたします。  私どもの三党案に盛り込まれております公的支援は、政府、大蔵省の言うような自然災害で失った財産を補てんする個人補償ではないということをまずはっきりと申し上げたいと思います。このたびの阪神・淡路大震災のような未曾有の大震災で生活基盤の損...全文を見る
○但馬久美君 ありがとうございます。  いち早く公的支援をした米国政府ですけれども、自己責任が確立し保険制度が行き届いている米国と日本とを一概に比較できるかどうかは論議のあるところであると思います。しかし、未曾有の大震災が起こった場合、国が被災者である国民に対していち早く公的資...全文を見る
○但馬久美君 震災発生後三年間、さまざまな復興支援策がとられ、先ほど言いましたように約四兆円の予算が投入されました。しかし、実現した支援策はすべて住まいが全壊または半壊であることがその支援を受けるための必要条件でありました。義援金の配分についても同じ条件であります。  でもしか...全文を見る
○但馬久美君 今のお話を伺っておりまして、阪神・淡路大震災を教訓とした恒久法を私は基本的につくるべきだというふうに思っております。しかしながら、今後発生する自然災害に対する公的支援法を不十分だとはいえそれなりの施策が行われてきた阪神・淡路大震災にそのまま適用させることは不合理が生...全文を見る
04月14日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第11号
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○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。きょうは参考人の皆様、大変御苦労さまでございます。  私は、まず厚生省にお伺いいたします。  このポケモン問題が発生した直後、独自の調査研究班を設置されまして、医学的見地から原因究明に当たられました。速報を出されるなどその解明がかなり...全文を見る
○但馬久美君 次は郵政省と民放連にお伺いいたします。  去る六日、郵政省の放送と視聴覚機能に関する検討会が中間報告を発表されまして、アニメ映像の視聴覚機能に与える問題について「行政は広い観点から基本的方向性を示し、放送事業者が自主的に具体的ガイドラインを定めることが望ましい。」...全文を見る
○但馬久美君 自主そしてまた権力を導入しないという方向性は非常に大事だと思いますけれども、世界のアニメの六割以上が日本のアニメでもありますし、世界の人たちに安心してアニメを見てもらうためにもやっぱり行政の事故防止策というのは大事だと思います。この点よろしくお願いいたします。  ...全文を見る
○但馬久美君 次に、放送番組に対する規制のあり方について民放連にお伺いいたします。  まず、放送法は、「放送を公共の福祉に適合するように」と記述しております。また、その健全な発達を図ることを目的として、放送事業者は番組の編集に当たって公序良俗を害しないこと、また番組基準を定めこ...全文を見る
○但馬久美君 時間がありませんので、次に参りますけれども、次は郵政省にお伺いいたします。  放送番組の健全性の確保について、民放の方から今お話しいただきました。郵政省は、法令に基づき放送事業者に対し放送施設に対する免許等の規制以外にも、最近のテレビ朝日の報道局長発言問題、またT...全文を見る
○但馬久美君 ありがとうございました。終わります。
04月21日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第12号
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○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。  まず、外航海運雇用船員の減少傾向の原因についてお伺いいたします。  外航海運においては平成八年十月現在で雇用船員数は十二万四千人、前年と対比しまして二・三%減でございます。三千人が減っております。この減少傾向は今なお続いているよう...全文を見る
○但馬久美君 そこで、若年船員の雇用が減少している実態をどういうふうに見ていくかということについてお尋ねいたしたいと思います。  雇用船員の年齢が四十五歳以上の中高年齢者が四七・一%と、対前年比〇・七ポイント増加しております。このことは若年船員の雇用が不足しているということを意...全文を見る
○但馬久美君 ぜひ努力していただきたいと思います。  この点、漁業界において船員の雇用問題はどういう傾向にあるのか、お聞かせください。
○但馬久美君 経営環境が非常に厳しい状態の中で、漁業の方も今大変苦しい現場を抱えていると思います。ぜひそういう法案の中で考慮していただきたいと思います。  平成九年度の外航海運の経営状況はどうだったのかをお伺いいたします。  平成八年度の船員の労働需給を見ますと、有効求人数が...全文を見る
○但馬久美君 そこで、海運造船合理化審議会の海運対策部会において平成九年五月に取りまとめられました報告書によりますと、国際競争力をつけるために、一つは、日本人船長と機関長の二名体制、二点目には、若年船員のための実践的教育訓練スキームの確立など所要の対策が必要と言われておりますけれ...全文を見る
○但馬久美君 大変細やかにありがとうございました。  コストの問題、また高齢化の問題、人材の問題、いろいろこのバランスというものは本当に難しいと思いますけれども、やはり知恵を働かせて、林業にしても漁業にしても、ぜひそういう対策をとっていただきたいと思います。  次に、先ほども...全文を見る
○但馬久美君 改善すべき点は本当にもっと早急に手を打つべきだと思います。  次に、内航海運は日本国内の貨物輸送量の半分近くを担っておりまして、大きな期待がかかっている分野であります。ところが、この内航海運においてはやはり船員の不足が常態化しておりまして、特に若年船員の不足は深刻...全文を見る
○但馬久美君 時間が参りましたので、本当に死活問題、いろいろあります。でも、やっぱり若年船員にとって魅力ある職場をつくることが大事であると思いますので、そういう点もぜひ考慮してください。  以上です。ありがとうございました。
04月23日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第13号
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○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。  今の大臣の決意を伺っておりまして、本当にいよいよこの日本が海洋国として責任がある、またこれから担っていかなくてはならない時代が来ていると思います。そういう中で質問させていただきます。  私自身も、昨年の一月のナホトカ号の流出事故の...全文を見る
○但馬久美君 ナホトカ号の油流出事故のときに各自治体の非効率な対応が浮かび上がったわけなんですけれども、現在の防災基本計画の中に海上災害対策編を追加する方向で再発防止を図ろうとするものでもありますけれども、このことによって各自治体の対応においては具体的にどういう点が改善されたので...全文を見る
○但馬久美君 地域との連携、そしてまた国と自治体のあり方、今整備が整っているとおっしゃいましたけれども、その点しっかりまた見ていきたいと思っております。  次に、国家的緊急時計画の改定についてお伺いいたします。  OPRC条約、千九百九十年の油による汚染に係る準備、対応及び協...全文を見る
○但馬久美君 細々とありがとうございました。  北西太平洋地域の海上及び沿岸環境の油濁防除や管理等に関する国連環境計画の公海行動計画会議が日本で昨年の夏に開催されたと伺っております。この加盟国は、中国、日本そして北朝鮮、韓国、ロシア及び台湾でありますけれども、この会議は、地域に...全文を見る
○但馬久美君 日本海は本当に狭い中で、そういう各国との共通した部分と連携をとっていく部分、これは非常に大事なことだと思いますので、ぜひこの準備計画、そしてまたこの加盟国の会合は大事にしていただきたいと思います。  先ほど中尾委員からもありましたけれども、ダブルハルタンカーの改造...全文を見る
○但馬久美君 日本はダブルハルタンカーへの代替促進を海外に呼びかけているようですけれども、その実績はどうなんでしょうか。
○但馬久美君 ありがとうございました。ぜひ、日本から出発していただきたい、そういうふうに思います。  運輸省のナホトカ号の事故調査委員会の昨年七月三十一日の最終報告によれば、ナホトカ号の沈没原因は構造部材の老朽化によると、そしてまた船体の強度が大幅に低下していることから船体に作...全文を見る
○但馬久美君 ぜひよろしくお願いいたします。  次に、海上災害防止法によって設置されています防災組織である排出油防除協議会、排防協と言われておりますけれども、官民合同の調整防除機関として全国に設置されております。官には海上保安庁とか警察そして地方自治体など、また民には石油会社、...全文を見る
○但馬久美君 協議会の防災マニュアル、本当にしっかりとしたものをつくっていただきたいと思います。  情報には伝達する情報と受ける情報がおると思うんですけれども、事故の防止対策としてはこの両方の情報が不可欠だと考えます。  まず一つは、日本海近海及び太平洋の沿岸における海域状況...全文を見る
○但馬久美君 時間が参りました。  本当に日本は狭い航路がたくさんありますし、また、こういう事故が起こる前にまずそういう情報の充実が一番大切だと思いますので、その点もしっかりとお願いいたします。  ありがとうございました。
○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。  まず、郵政大臣にお伺いいたします。  本法案は、情報通信に関する研究開発を推進するためのものであるということでありますけれども、我が国の情報通信分野の研究開発の現状と今後の展望についてまず御説明ください。
○但馬久美君 どうもありがとうございました。  これから本当にいよいよ発展していくわけなんですけれども、それにはまず研究の開発費、予算の部分が必要になってくるわけなんです。我が国の国の研究開発費は本当に非常に少ない、とりわけ情報通信分野における研究開発費は少ないと聞いております...全文を見る
○但馬久美君 その額は、二十一世紀の花形産業と言われている情報通信産業を所管する郵政省の研究開発費としてふさわしいと考えておられるのかどうか、その点いかがなんでしょうか。
○但馬久美君 本当に頑張っていただきたいと思います。  さて、通信・放送機構は、先ほど松前委員からお話もありましたけれども、通信・放送衛星機構として昭和五十四年八月に発足し、その後一部業務を追加しつつ、通信衛星、放送衛星の管制業務を行っています。そして、平成四年十月には通信・放...全文を見る
○但馬久美君 国が取り組む研究開発というのは、一般的には、一つには非常にリスクの高い分野の研究開発があります。それから、公共性の高い分野の研究開発、それから多様な分野に共通性があるあるいは普遍性がある研究開発、またあるいは波及性が高くかつ緊急性のある研究開発などが民間の実施が期待...全文を見る
○但馬久美君 通信・放送機構の特例業務というわけなんですけれども、郵政省は通信・放送機構の特例業務を定めた法律を毎年のようにこうして出しております。どのようなビジョンに基づいているのか御説明いただきたいと思います。
○但馬久美君 高度情報社会の実現のために必要な部分であるとも思われますけれども、今まで縦割り行政で各省庁がはちばらに行ってきた研究開発を、今回一体的に実施して効率化を図ることは一歩前進であると評価いたします。研究開発費を郵政省以外の省庁からも集める以上は、今まで以上に研究開発事業...全文を見る
○但馬久美君 むだのないようにしっかり頑張っていただきたいと思います。  法案に入りたいと思うんですけれども、条文に則して幾つかお伺いいたします。  まず、この法案の第二条の定義に、「「特定公共電気通信システム」とは、国又は地方公共団体の業務その他公共性を有する業務」とありま...全文を見る
○但馬久美君 ぜひ立体的にきちっと行動を起こしていただきたい、そういうふうに思います。  次に、もう一度この法案の第二条関係で、「特定公共電気通信システム」とは具体的にはどのような機能を持った電気通信システムなのか御説明ください。
○但馬久美君 説明を伺いましたけれども、民間でもできる部分も非常にあるんじゃないかな、そういうふうにも感じるわけです。  この法案の中で、研究開発の対象としているのを今の一号から六号に掲げる六つのシステムに限定されております。今、その理由というか内容を伺ったんですけれども、こう...全文を見る
○但馬久美君 やはり民間にも広く普及できるように研究開発の一端を普及していただきたい、そういうふうに思います。  助言及び協力についてお伺いいたします。  本法案の七条関係、通信・放送機構は、共同研究に関して四省庁の「試験研究機関に対して、必要な助言及び協力を求めることができ...全文を見る
○但馬久美君 いろいろ伺わせていただきましたけれども、こうやって新しい法案ができようとしております。ぜひ私は、やはり人間的にもこのことによって幅広くこれがプラスになっていけるように頑張っていただきたいと思います。  以上です。ありがとうございました。
○但馬久美君 私は、ただいま可決されました特定公共電気通信システム開発関連技術に関する研究開発の推進に関する法律案に対し、自由民主党、民主党・新緑風会、公明、社会民主党・護憲連合及び自由党の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。  案文を朗読いたします。     特定...全文を見る
04月30日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第14号
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○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。  この電気通信分野における規制の合理化のための関係法律の整備に関する法律案、まず、大臣にお伺いいたします。  この法律案の全体について、昨年十一月に政府が打ち出されました緊急経済対策に盛り込まれました種々の規制緩和策を具体化したもの...全文を見る
○但馬久美君 ありがとうございました。  今後、見ていくわけでございますけれども、昨年の通常国会でKDD法の改正案が審議されたわけであります。同僚の松あきら議員の本会議での質問に対しまして、橋本総理は、KDD法の廃止についてこのように語っておられます。「我が国と国民の利益を守る...全文を見る
○但馬久美君 そこで、現在、KDDの株式の約一割はNTTが保有しております。KDD株式の上場時に市場で消化し切れなかった分をNTTが引き受けた、こういう歴史的な経緯によるものでありますけれども、KDDが国内へ、またNTTが国際通信市場へ参入が本格化している今現在、通信市場の公正競...全文を見る
○但馬久美君 適切に関与していくということですけれども、この点、KDDの方はいかがでしょうか。
○但馬久美君 それを聞かせていただきまして、ありがとうございました。  それでは次に、郵政省は、これまで第一種の電気通信事業者として国際通信事業を行う場合、自社回線で直接つながっている地域が百以上なければ第三国の中継を認めないとするいわゆる百対地ルールをとってきました。これにつ...全文を見る
○但馬久美君 では次に、電報事業についてお伺いいたします。  現在、電報事業は電気通信事業法の附則第五条でNTT、KDDの独占となっています。KDD法を廃止してKDDが純粋の民間企業になった場合、独占としておく根拠が薄れると思うんですけれども、郵政省はどういうふうに考えていらっ...全文を見る
○但馬久美君 次はKDDにお伺いいたします。  まず、今回いよいよKDD法が廃止されるわけですけれども、KDDとしては感慨深いものがあると思います。どのようにそのごとに対して評価されているのか。先ほど中尾議員の話もありましたけれども、もう一度お聞かせください。
○但馬久美君 民営化されてこれからいよいよ力を発揮するわけですけれども、本当に頑張っていただきたいと思います。  現在、KDDのみが国際通信を提供している国はどれぐらいあるのか、またKDDは今後どのような事業展開を考えていらっしゃるのか。特に、国際通信のユニバーサルサービスにつ...全文を見る
○但馬久美君 この十四対地、国際通信をつないでいらっしゃると伺っております。その中にアフガニスタンとかルワンダとか、ちょっと日本の国になじみのない国がたくさん挙げられておりますけれども、その点少し細かく十四対地、どのような国が含まれているのか、お聞かせください。
○但馬久美君 どうもありがとうございました。私も、今回これを勉強させていただいて、本当にいろんな国、特に日本ではなじみのないところもこうやって電信を結んでいらっしゃるということを伺いまして、この点に関しましては非常に大事な役目をなさっていらっしゃるというふうに思い、頑張っていただ...全文を見る
○但馬久美君 ありがとうございました。時間ですので終わります。
05月19日第142回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第16号
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○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。  今回の法改正において、自動車の装置について運輸大臣が型式指定を行うこととしております。この指定を受けた装置については、自動車全体の型式指定の際の保安基準適合性に関する審査を省略することとなっております。つまり、従来の自動車全体の型式...全文を見る
○但馬久美君 そこで、お伺いいたします。装置の基準を統一するに当たって、運輸省が各部品の企業に対して寸法や素材を示してそのとおりにつくらせて統一を図るということなのでしょうか。そしてまた、基準統一を図ろうとする運輸省がその模範基準をどこに求めているのか、これをお聞かせください。
○但馬久美君 このたびの法改正に対しまして、日本自動車部品工業会は、これまで車両規制一本だったものを今後は車両規制と同時に装置の規制と二重の規制になることを意味していると言って反対しておりました。また、自動車産業の労働組合も、国際基準に向けた規格化の流れともとれますから、明らかに...全文を見る
○但馬久美君 また、先ほども話がありましたけれども、部品業界では、製造する部品メーカーにとって工場への立入検査の義務が生じるとか、または型式指定を受けるための負担だけではなく検査を受け入れるための負担も発生するとも言われております。しかもこの負担増は、近年、自動車メーカーの強い値...全文を見る
○但馬久美君 ぜひよろしくお願いしたいと思います。やはり型式指定の対象範囲をできるだけ絞っていただきたい、そういうふうにも念願するわけでございます。  次に、通産省にお伺いいたします。  運輸省の装置の型式指定制度に対しまして、当初、規制緩和の流れに逆行するものと反対の立場に...全文を見る
○但馬久美君 また、アメリカ政府もこの自動車部品の相互認定制度、つまり型式指定制度は新たな規制強化で、EU製品だけの優遇につながりかねない、そういう反発をしていたんですけれども、その後その懸念を撤回しているようです。これは先ほど景山委員からも質問がありましたけれども、その撤回され...全文を見る
○但馬久美君 今、リコール制度の話を伺いましたけれども、このリコール制度が実施された場合はどういう影響があると考えられますでしょうか。
○但馬久美君 ぜひ、業界あるいはユーザーに対して配慮していただきたい、そういうふうに思うわけでございます。  自動車装置の相互認定制度におきまして対象品目が十一品目から十六品目に拡大するようでありますけれども、自動車の装置は全体で百四の装置からできていると伺っております。今後こ...全文を見る
○但馬久美君 EUにおける型式指定制度やリコール制度については現在どういう状態にあるのか、お聞かせください。
○但馬久美君 この制度を業界やユーザーはどういうふうに見ておられるのかお聞かせください。
○但馬久美君 もう時間が参りましたので、最後にもう一点お伺いいたします。  一九五八年のこの協定に我が国も今国会で加入したわけなんですけれども、今後どういう影響が出てくると予測をされているのか。また、例えば輸入車の増大に伴って国内の自動車メーカーとの競争が激化してまいりまして、...全文を見る
○但馬久美君 終わります。
○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。  法案の中身につきましては、先ほどから山本委員そして中尾委員からもありましたので、私はただ一点だけお聞きしたいと思います。  この法案の中で、るるありましたけれども、我が国がもし他国と二国間協定を結んで責任を持って運航国になり得るた...全文を見る
○但馬久美君 それでは、次に、国内航空運送事業についてです。  需給調整規制の廃止に伴う環境整備についてですけれども、平成十年の三月三十一日に政府は規制緩和推進三カ年計画を発表いたしました。その基本的な考え方は、「我が国経済社会の抜本的な構造改革を図り、国際的に開かれ、自己責任...全文を見る
○但馬久美君 この十一年度に廃止するという意味についてでありますけれども、航空の需給調整規制は、先ほども言いましたように航空法の百一条第一項二号に規定されておりまして、この規制を削除するのは十一年度になるんですけれども、具体的な中身は運政審議会の方針に沿って変えていきますというこ...全文を見る
○但馬久美君 この規制が廃止された後どういうことが起こるというふうに予測しているのか、具体的にお答えいただきたいと思うんですけれども、特にアメリカにおける規制の撤廃の変化についてはどうだったのか。例えば路線参入とか、また運賃の問題とか、そしてまた事業のリストラなどのそういう状況は...全文を見る
○但馬久美君 競争が出てきていろんな思いをする方々が出てくるんですけれども、この件に関しましては、これから日本でもどういうことが起こるという予測というのは、まだはっきりとわからないということでしょうか。
○但馬久美君 ぜひ努力していっていただきたいと思います。  次に、安全運航の確保についてでございます。  これは運政審議会の答申でも、「航空運送は、いったん事故が起これば甚大な被害の発生の可能性があるため、需給調整規制の廃止後の競争状況の中でも、安全な運航の確保は、引き続き最...全文を見る
○但馬久美君 ぜひ安全確保のためにはこの課題にしっかり取り組んでいっていただきたいと思います。  次に、事後監視システムについてお伺いいたします。  需給調整規制の廃止後においては、国内航空の運送事業制度のあり方は事前規制から事後監視に変わっていくと伺っております。その事後監...全文を見る
○但馬久美君 では次に、生活路線についてお伺いいたします。  競争原理の導入後、当然原理として航空会社は不採算路線から廃止していきます。しかし、離島とか地域住民の日常生活に不可欠な路線については引き続き維持していかなくてはならないと思うんですけれども、今後どういう形で不採算路線...全文を見る
○但馬久美君 離島とかまた地域住民の日常生活に対して、こういう路線は非常に大事な部分でありますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  次に、コミューター航空について伺います。  この航空は現在定期路線のサービス提供をされていない路線を中心に運航が認められているんですけれ...全文を見る
05月22日第142回国会 参議院 本会議 第29号
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○但馬久美君 私は、公明を代表いたしまして、ただいま議題となりました中央省庁等改革基本法案につきまして、総理並びに関係大臣に若干の質問をさせていただきます。  さて、世界が本格的な大競争時代へと向かっている中、日本を取り巻く内外の状況も大きく変転しています。その激変する政治、経...全文を見る
09月07日第143回国会 参議院 本会議 第7号
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○但馬久美君 私は、公明を代表いたしまして、ただいま議題となりました労働基準法の一部を改正する法律案に対し、小渕総理、甘利労働大臣並びに関係大臣に質問いたします。  まず最初に、本案について伺う前に、今深刻な問題になっております失業問題に対しまして、政府の御見解をお伺いいたしま...全文を見る
09月10日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第3号
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○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。  労働基準法改正法案に対しまして、午前中もいろいろと質疑応答がありましたけれども、私も私なりに細かくいろいろと質問させていただきます。  このたびの労働基準法の改正は、昭和二十二年以来最大の改正と言われております。確かに、現在、経済...全文を見る
○但馬久美君 私は、結局、企業側と労働者側とのバランスをどのようにとっていくかということが一番の観点だと思うんです。特に女性の立場からいいますと、仕事、家庭生活が両立する労働条件の環境整備が求められておりますけれども、特に少子・高齢社会を迎えて子育てや介護なども、きょう午前中もい...全文を見る
○但馬久美君 ぜひよろしくお願いしたいと思います。  来年の四月一日から女子保護規定が撤廃されます。撤廃されますと時間外労働、また休日労働、そしてまた深夜労働に対する規制はなくなり、男性と同様の労働が強いられます。  衆議院では、激変緩和策として当分の間、三年間をめどとしてい...全文を見る
○但馬久美君 例えば免除請求に対する不利益待遇がなされた場合、使用者側に対してどう対処していくのか。また、特にこの不利益待遇をしてはならないというのは裁量労働の不同意に対してでありますけれども、女子保護規定存続に対する請求についてはこの不利益待遇の取り扱いについては論議されていな...全文を見る
○但馬久美君 今回の改正では、男女共通の労働時間規制は極めて弱いと感じます。日本の労働基準法は変則的であると言われております。  EU諸国では労働時間規制は日本に見られないような規制があります。例えば、すべての労働者に最低一日十一時間の休息時間が保障されなければならないとか、ま...全文を見る
○但馬久美君 いろいろと細かくありがとうございました。  この協定、私も今回いろいろと勉強させていただいて初めて見たわけなんですけれども、今の五カ国、余り大国ではないですけれども、やっぱりそうやってあるところもあるんですから、日本もぜひ協力していただきたいと思います。  次に...全文を見る
○但馬久美君 今日、男女雇用平等が推進されまして女子保護規定が撤廃される中で、代表委員に女性労働者を参加させるような措置を講ずるべきと考えますが、その点どうなのでしょうか。
○但馬久美君 ぜひその辺の点をよろしくお願いします。  個別紛争が多発する傾向があるということを今回私も本会議質問で指摘させていただきました。それについて、特に労働基準監督署などへの不服申し立ての申告があった場合には、きちっと監督署が調査、そしてまた報告する義務を果たすべきだと...全文を見る
○但馬久美君 労働者の人権が侵害されるようなことがないよう、ぜひその辺をしっかりと監督していただきたいと思います。  次に、裁量労働制についてお伺いいたします。  中央労働基準審議会で検討時より労働者側が強く懸念した新たな裁量労働制の導入については、一つには、法律条文において...全文を見る
○但馬久美君 労働基準法の適用外と言われる国家公務員、その理由はどういうことなのか、ちょっとお聞かせください。
○但馬久美君 また、この裁量労働制の導入に当たっては、単に残業代をカットするような発想で制度導入があってはならないと考えますけれども、この点について労働大臣の御見解をお伺いしたいと思います。
○但馬久美君 今のお話を伺いながら、この裁量労働制を導入するに当たりまして、労働者の創造的な能力の発揮に寄与するためということがよく言われております。私はこの裁量労働制を導入しなくても、フレックスタイムの導入やまた賃金制度の見直しなどの工夫によって十分対処できるのではないかと思う...全文を見る
○但馬久美君 どういうふうな結果が出るかというのはこれからなんですけれども。  それでは、社会経済生産性本部の調査によりますと、対象となっている労働者の声は、導入前よりも労働時間が長くなるという回答が多くありました、五二・九%。この点を含めて、賃金の低下や過重労働の事態が生じて...全文を見る
○但馬久美君 新裁量労働制において適切なみなし労働時間が定められるように、労働省としては何か施策を考えておられるのかどうか。また、労使委員会の決議ということだけでこれは万全なのでしょうかどうかということが危ぶまれております。特に中小企業においては、適切なみなし労働時間が決定される...全文を見る
○但馬久美君 ぜひ万全を期して、よろしくお願いいたします。  また、心配なのは、こうした長時間労働のあげくに過労死した人があります。ちょっと例をきょうは挙げさせていただきたいと思います。  裁量労働者の長時間労働と過労死に対する賠償責任判決について、システムコンサルタント事件...全文を見る
○但馬久美君 こういう本当に痛ましい事件がこうやって多発しないように、ぜひそういう意味におきましてもしっかりと監督していただきたいと思います。  契約期間の上限、第十四条関係についてでありますけれども、現行の契約期間の上限が一年を今回三年に延長した対象労働者は、一つには、新商品...全文を見る
○但馬久美君 もう時間がありませんので、もう一点だけお聞きいたします。  現実には、正規労働者の採用もなく、逆に正規労働者を切り崩して契約労働者に切りかえられていくという現象が見られます。今回の法改正はまさにそうなることを危惧するんですけれども、労働者から今度はぜひ歯どめをかけ...全文を見る
○但馬久美君 ありがとうございました。
09月22日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第6号
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○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。山本議員の前に少し質問させていただきます。  先週、参考人の方々から、今回の労働基準法改正案に対しましていろいろと危惧されている点が指摘されました。先週の参考人の意見の中に、新たな裁量労働制を実施するためには、労使委員会において対象業務...全文を見る
○但馬久美君 そういう中小零細企業の地域での活躍に対して、やはり不安感というのはぬぐい去れないと思います。ドイツやフランスでは経営協議会や従業員協議会がしっかりしておりまして、労働者の保護が担保されているというお話がありました。諸外国ではこういう例がありますので、ぜひ日本でもこれ...全文を見る
○但馬久美君 大変大事な問題でありますので、この点しっかりよろしくお願いしたいと思います。  先週の参考人の意見の中にも、この新しい裁量労働制を実施するに当たりましてとりあえず一年間の実施延長をすることになっております、これを三年間延長してじっくり検討すべきであるという参考人の...全文を見る
○但馬久美君 次に、時間外労働時間の基準についてお伺いいたします。  私は、ある労働組合の方から伺いましたのですけれども、時間外労働は現在指針により一年間の目安時間が三百六十時間となっております。これがほとんど守られていない、青天井になっているということでした。  今回の改正...全文を見る
○但馬久美君 ありがとうございました。  男女共通の時間外規制をきちっと定めていただきたい、そういうふうに要望いたします。  次に、きょう厚生省にも来ていただいております。よろしくお願いいたします。  先ほどからも話がありますけれども、家族的責任がいまだに女性に多く求められ...全文を見る
○但馬久美君 このように、育児、介護の施設の整備拡充が強力になされなければ、女子保護規定撤廃についてはその実現のめどは立たないと思うんですね。したがって、この三年間の激変緩和を育児、介護の施設の整備拡充が完了するまで延長するべきではないか、そういうふうにも思うわけなんです。これは...全文を見る
○但馬久美君 ありがとうございました。
10月08日第143回国会 参議院 労働・社会政策委員会 第9号
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○但馬久美君 公明の但馬久美でございます。私は、育児・介護休業法について何点かお伺いいたします。  一九九五年にはこの育児休業法が育児・介護休業法と改正されました。この法律の成立によって、子供が一歳になるまで男女いずれかの労働者も育児休業を取得することができ、さらに雇用保険もし...全文を見る
○但馬久美君 いろいろありがとうございます。  事業主の努力義務そして規定で定められてということでございますけれども、なかなか事業主の方ではそれをきちっとやっているところが現状では少ないと聞いております。そういう中で、私は、やはり男女ともに差別のない、働きやすい、そういう環境づ...全文を見る
○但馬久美君 さらに文部省にお尋ねいたします。  代替教員を雇用するぐらいのある程度の長期の休職をとったとしても、一年未満で復帰した場合は生徒にとっては担任がかわるわけなんですね。そういうことは教育上また生徒にとっても芳しくないと思われますけれども、例えば学年修了までの期間同一...全文を見る
○但馬久美君 今の返答なんですけれども、私はある地方の校長先生からこういう話を伺いましてきょうこの問題を取り上げたわけなんですけれども、非常に個々にこういう問題を抱えている学校がたくさんあるということを聞いております。そういう中で、校長に任せる、行政に任せるのではなくて、ぜひ国で...全文を見る
○但馬久美君 どうもありがとうございました。