田城郁

たしろかおる



当選回数回

田城郁の2010年の発言一覧

開催日 会議名 発言
10月26日第176回国会 参議院 法務委員会 第3号
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○田城郁君 遅ればせながらでありますが、柳田法務大臣、御就任おめでとうございます。  素人の判断は正しいと親しい議員の仲間から激励のアドバイスを受けたという大変御謙遜をしながらのごあいさつのお話が当初ありました。しかし、予算委員会や前回の法務委員会では端的で適切で堂々としたすば...全文を見る
○田城郁君 同じ思いを刑事局長なり検察の方にもお聞きしたいんですが、何かありますか。
○田城郁君 今のことは、村木さんの件に関してだけにお話をしているものですか、それとも、全般にわたってそういうことでしょうか。
○田城郁君 分かりました。  今現在、自分は、私ではありませんが、自分は無実であると訴え、そして冤罪を晴らそうとしている方々はかなりの数に上っていると思います。その方々の多くは自白を強要された等の訴えをしておりますけれども、このほか、一般的にで結構なんですが、冤罪を訴えている方...全文を見る
○田城郁君 ありがとうございます。  私の把握している限りでいえば、冤罪を訴えている方々の多くは、証拠の改ざんを始め、調書が話したとおりに書いてもらえないとか、家族や親しい友人あるいは重病に苦しむ友人まで逮捕し取り調べるなどと脅された、あるいは実際にされた、話さないと二十年は出...全文を見る
○田城郁君 私は、今検察の方々がそういうものに対して真摯に対応しているというのであれば、このような冤罪で苦しんでいる方はもう少し少ないのではないかというふうに考えますが、では冤罪を晴らすためには方法というのはどういう方法があるんでしょうか。お分かりになる方、刑事局長でしょうかね。
○田城郁君 今言ったことを繰り返しはできませんけれども、されていると、法ではされているんだと思いますけれども、実態が伴っていないから今のような現実が引き起こされているんだろうと、そのように思いますけれども。  では、年間にどのくらいの人々が、再審請求をして長く掛かろうが短ろうが...全文を見る
○田城郁君 ありがとうございました。  裁判所に再審請求を出しても受け入れられない、たとえ請求が通っても更に長い年月無罪を訴えて法廷で闘わなければならない現実があることは多くの方々の訴えではっきりしておりますし、先ほど一番最初に冤罪というのは何かというふうに定義したところでは、...全文を見る
○田城郁君 ありがとうございました。是非よろしくお願いをいたします。  さて、質問を変えます。  昨日のNHKニュースでは、最高検察庁が、一昨年、取調べのメモについて全国の検察庁に出した通知とその解説文を入手したというふうにあります。通知と解説文を担当の方よりいただきました。...全文を見る
○田城郁君 これも引き続きNHKの報道によるところなんですが、元裁判官で法政大学法科大学院教授の木谷明教授でよろしいんでしょうか、は、最高検の通知は検察官に役立つメモ以外は廃棄せよという指示で、被告に有利なメモがあっても弁護側には明らかにされず廃棄されることになり、極めて不適切だ...全文を見る
○田城郁君 先ほど大臣から、誤解されるような部分もあったという御答弁もありました。広島地検の方では、被疑者かな、が要求したんだけれども、メモが既に廃棄をされて証拠品として機能しなくなっていたというようなことも報道をされておりますけれども。  いずれにしましても、私も木谷明教授と...全文を見る