田城郁

たしろかおる



当選回数回

田城郁の2012年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月28日第180回国会 参議院 法務委員会 第2号
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○田城郁君 民主党・新緑風会の田城郁です。よろしくお願いをいたします。  裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案及び検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案について質問をさせていただきます。  まず、小川法務大臣、大臣の御就任、大変おめでとうございます。大臣...全文を見る
○田城郁君 ありがとうございます。  次に、衆議院修正の意義、修正という形を取った理由、それについて修正案提出者の黒岩先生、よろしくお答え願います。よろしくお願いします。
○田城郁君 ありがとうございます。よく理解できました。  御退席なさって結構でございます。どうもありがとうございました、お忙しいところ。  大臣にできればメッセージをお願いしたいんですが、この措置によって国家公務員の皆さんは、特に若い方は苦しい生活が強いられるのではないかと思...全文を見る
○田城郁君 ありがとうございます。  給与のお話ですので、関連して最高裁の方にお伺いをいたしますけれども、裁判官の昇格について、実際どのように運用されているのでしょうか。また、昇格は裁判官会議で決められるというふうにお聞きしておりますけれども、平成十六年から人事評価制度が導入を...全文を見る
○田城郁君 ありがとうございます。  元裁判官の方あるいは弁護士の方とお話をしたり、法学部の大学の教授の皆さんの著した本などを読みますと、こういうことが書いてありますね。  要約いたしますと、裁判官は為政者や最高裁の意向ばかりを気にする体質になっている、上の方しか見ない、見る...全文を見る
○田城郁君 人によると、地方回りと上に行く方で億単位の生涯賃金の差も出てくるなどということも書かれています。それが事実かどうかは私は分かりませんけれども、今おっしゃられたことをしっかりと裁判の中で実践をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。  同様に、検察についても...全文を見る
○田城郁君 固い決意のこもった御答弁で安心をいたしました。  最後に、冒頭にも述べましたが、法務大臣の裁判官、検察官、弁護士と、法曹三者全ての経験、知見を生かして、検察官の独立、裁判官の独立を回復し、あくまでも法と証拠に基づいた民主的な取調べと裁判が行われるよう改革に尽力をいた...全文を見る
03月22日第180回国会 参議院 法務委員会 第4号
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○田城郁君 おはようございます。民主党・新緑風会の田城郁です。よろしくお願いいたします。  小川法務大臣の所信を受けまして、司法改革全般について御質問をさせていただきます。  その前に、東日本大震災から一周年たちました。心よりお亡くなりになりました国民の皆様に哀悼の誠を表すと...全文を見る
○田城郁君 ありがとうございます。  私も法務委員会の一員でありますから、大臣と共に、しっかりと大臣のおっしゃられた方向性に基づいて東日本大震災の復旧復興に共に協力し合って発展に向けていきたいと思います。よろしくお願いいたします。  次に、最高裁判所の裁判官の選任についてお伺...全文を見る
○田城郁君 次に、検察不祥事と裁判所、この関係について少しお聞きをいたします。  大阪地検特捜部の証拠改ざん事件に際して検察の在り方が厳しく問題とされておりますが、元裁判官の木谷明さんでしょうか、検察が描いた筋書どおりに事実認定するだけで、チェック機能を果たさず、検察を増長させ...全文を見る
○田城郁君 次に、裁判官そして裁判所の独立についてお聞きをいたします。  裁判所の中では裁判官統制という言葉があると聞いております。あるいは、陸上勤務、海上勤務、遠洋航海という言葉もあるとお聞きをしております。陸上は最高裁、海上は地裁、遠洋航海は支部から支部へのたらい回しのこと...全文を見る
○田城郁君 法廷外弁論とはどのようなことなんでしょうか。聞くところでは、例えば裁判所刑事部の懇親会等に検事が参加をしてきて、ああだこうだと言われるとか、裁判が終わった後に検事が裁判室に入ってきて、あそこおかしいねとか、そういうような指摘をするという趣旨のことを元裁判官の方がおっし...全文を見る
○田城郁君 裁判官の人事評価についてお伺いをいたします。  裁判官の中には、無罪判決は人事上不利になる、控訴審で逆転無罪になると裁判官としての評価に響くということをおっしゃっている方もいらっしゃいます。これは平成二十二年の十月四日の朝日に報道として載っております。特に高裁の裁判...全文を見る
○田城郁君 人事の公明性を担保する方策などについて、提案も含めてちょっとお話をさせていただきます。  国家的に意義の大きい事件、例えば国策に影響を及ぼす行政処分に対する差止め、あるいは環境問題など国民への影響が大きい民事事件、国民が注目する刑事事件などにおいて国家的利益に反する...全文を見る
○田城郁君 一つ提案がありまして、駄目なら駄目でも結構なんですが、そういう見守るシステムというのはあるんですか、誰がどこに行ったとか、要するに遠洋航海に出されたことも含めて、ちゃんと私たちなり市民、国民の皆さんが見守れるシステムというのは、今ないんですよね。
○田城郁君 外部でも、内部からホームページに出すでも結構なんですけれども、答えるのに限界があると思いますからこれ以上問いませんが、そういう言葉はまだ生きているわけですよね。ヒラメ裁判官という言葉もまだあると、あるいは遠洋航海も含めてそういう言葉があると。そういう言葉は一切ありませ...全文を見る
○田城郁君 私も、特捜などをなくしてしまえというような声については、そうではないだろうと私は今も思っています。本来果たすべき機能をしっかりと果たして国民に歓迎される、そういう検察であり特捜になってほしいと、その意味から厳しく私は御質問をするなり、最高裁、裁判所の皆さんにもそういう...全文を見る
03月27日第180回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第6号
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○田城郁君 おはようございます。民主党・新緑風会の田城郁です。  川端大臣の御説明をお受けいたしまして、特に山内徳信先生がこだわって取り組んでいらっしゃいます沖縄への鉄軌道導入の現状と今後について質問をさせていただきます。  まず、私の考え方をちょっとお話をさせていただきます...全文を見る
○田城郁君 川端大臣は衆議院の質疑の中で、今年度から一億円を掛けて、地勢、気象、環境的要素を勘案した上で想定ルート案を複数作ろうと、そして、それぞれ公共システムごとに導入空間、いわゆる陸路なのか高架なのかトンネルなのかということもありますし、当然、構造形式も用地買収も具体的に費用...全文を見る
○田城郁君 ありがとうございます。また一歩踏み込んで答弁をしていただきまして、大変うれしく思います。  これまで内閣府では、沖縄県における鉄軌道を始めとする新たな公共交通システム導入可能性検討に向けた基礎調査として、平成二十二年度に三千五百万、平成二十三年度に四千万、そして二十...全文を見る
○田城郁君 ありがとうございます。  沖縄県による調査に関してお聞きをいたします。  沖縄県についても、沖縄二十一世紀ビジョン基本計画案で、新たな公共交通システムの構築によりまして、北部地域と中南部地域との交通アクセス向上を図り、沖縄本島の県土構造の骨格形成を推進していく基本...全文を見る
○田城郁君 ありがとうございます。  次に、沖縄県民の民意を把握するための調査ということについて少しお聞かせいただきたいと思いますが、沖縄の鉄軌道を含めて公共交通ネットワークを考えていく上では、沖縄都市モノレールやバス路線などほかの既存の公共交通システムとの連携についても考えて...全文を見る
○田城郁君 ありがとうございます。  もし実現すれば一大事業のスタートとなる中では、交通体系の中では、大きく労働者の移動とかあるいは経営そのものを脅かされるのではないかという危惧を持っている特にバス会社とかタクシー会社の方いらっしゃると思います。みんなウイン・ウインでいけるよう...全文を見る
○田城郁君 ありがとうございます。  次に、沖縄振興特別措置法改正案における鉄軌道というところの位置付けに関してなんですけれども、今回、当委員会で審査を行う沖振法改正案は衆議院において修正がなされまして、新たな公共交通機関についての調査検討の規定に鉄軌道の整備を明記するものとな...全文を見る
○田城郁君 ありがとうございます。  最後に、改めて大臣の御決意を確認したいと思うんですけれども、需要予測や採算性が取れるか取れないかについて調査し、考えることは重要です。採算性を上げる努力や工夫は当然にも必要です。  一方で、沖縄の歴史的な経緯、人々の暮らし、お年寄りや子供...全文を見る
○田城郁君 沖縄に鉄軌道を導入することによる旅客、物流、そして観光開発の発展の可能性は非常に高いというふうに思います。さらに、新しい産業としての沖縄島嶼型LRTの開発、実用化、輸出という市民の提案はすばらしいアイデアであり、沖縄に鉄軌道を導入するを目指す市民の皆さんの運動の本気度...全文を見る
06月15日第180回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
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○田城郁君 皆さん、こんにちは。民主党参議院議員の田城郁です。災害対策特別委員会では初めての質問となります。私が、全国比例ではありますが、栃木県出身ということで、皆様の御配慮をいただき、質問の機会を与えていただいたと、そのように思っております。大変ありがとうございます。  さて...全文を見る
○田城郁君 法の成り立ちあるいは運用上現実的な問題ということは私も理解をしておるつもりでありますが、繰り返しませんけれども、自乗、三乗のいろいろなものが重なって今の現状があるということを是非御理解をいただいて、これは政治判断ということが必要だと思いますが、是非お願いをいたします。...全文を見る
○田城郁君 機械的に質問させていただきます。  災害廃棄物の処理について、環境省にお伺いをいたします。  竜巻等自然災害で発生した廃棄物の処理について、全額国庫負担とするとともに、安定型産業廃棄物最終処分場における処理の特例措置を講じられないでしょうかということ。また、生活環...全文を見る
○田城郁君 質問数が多いのでちょっと機械的に行きますが、一足す一ではなく自乗、三乗ということで、是非そこを踏まえていただきたいと思います。  中小企業庁にお伺いをいたします。  益子町は、御存じのように全国でも有名な焼き物の産地であります。栃木県の重要な地場産業ということでも...全文を見る
○田城郁君 是非よろしくお願いをいたします。  次に、気象庁にお伺いをいたします。  国交省のXバンドMPレーダーというゲリラ豪雨を観測するレーダーの情報と気象庁のドップラー・レーダーを連携して活用すれば竜巻予報の精度は上がるのではないかなどと指摘する報道もございますけれども...全文を見る
○田城郁君 是非、計画があれば、それを前倒し、前倒しで進めていただいて、精度を上げていく努力を引き続きお願いしたいと思います。  次に、文科省にお伺いをいたします。  今回、学校施設も被害を受けましたが、さすがに鉄筋コンクリートの校舎は飛びませんでした。しかし、窓ガラスの破壊...全文を見る
○田城郁君 次に、農水省にお伺いいたしますが、ビニールハウスは本当にいろいろな手当てをしていただきまして地元の方も喜んでおりますが、ガラスが水田の広範囲に飛散したという田んぼなどが非常にあるということであります。特に、真岡市の西田井地区には大変大きな被害が出ておりますが、どのよう...全文を見る
○田城郁君 最後に、内閣府なのでしょうか、厚労省なのでしょうか。冒頭申し上げました、福島からの移住者が再び竜巻で罹災をされたと。その後のその方の状況なり、あるいは、どのぐらいいて、どのような手当てがされているのか。どちらでしょう、厚労省ですか。
○田城郁君 ありがとうございます。  最後に、大臣、進んでいるものもございますが、まだまだやはり基本的には、最初に申し上げた法律などはまだまだ竜巻に対応していないような状況もあります。そういう状況に踏まえて、改めて大臣の御決意をよろしくお願いいたします。
○田城郁君 ありがとうございました。  質問を終わります。
07月31日第180回国会 参議院 法務委員会 第10号
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○田城郁君 民主党の田城郁です。  今日は一般質疑ということですから、冤罪ゼロ社会をつくるためにはどうしたらよいのかという私のこだわりの観点で、主に最高裁判所の皆さんに質問をしていきたいと思います。  日本人なら誰でもこの日本社会から冤罪をゼロにしたいと思っているということは...全文を見る
○田城郁君 ありがとうございます。  では、同様の質問を最高裁判所にも質問いたしますが、日本の裁判手続においていわゆる三審制が採用されておりますが、その認められている意義について最高裁においてはどのように認識をしているのか、一審、二審、三審、それぞれの役割についてお伺いをいたし...全文を見る
○田城郁君 今の内容はホームページなどでも確認をできることでございますけれども。  では、最高裁には多くの役割が期待をされております。最高裁の判事は非常に忙しい、そのようにお聞きもしておりますが、最高裁判事は年間どれくらいの事件数を担当しているのか、教えてください。
○田城郁君 その中で、最高裁が法廷を開かずに棄却決定した数といいますか、割合はどのくらいになっておりますか、教えてください。
○田城郁君 最高裁におきまして審理手続の流れはどのようになっているのでしょうか。全ての事件について最高裁判事が合意して決めるのか、あるいは持ち回りで行うようなものになっているのか、その仕組みと件数のデータがあれば教えてください。
○田城郁君 大まか何%ぐらいが合議だなと、何%ぐらいが、何割ぐらいが持ち回りだなとか、そんな感覚的なことも、もし感覚していれば、特にどうのこうの言うわけじゃありませんから、是非、何か感覚的につかんでいるようでしたら教えていただければと思います。
○田城郁君 ありがとうございます。いずれにしても、最高裁の判事さんが膨大な事件の資料全てに目を通すということは非常に難しいというふうには思います。  そこで、最高裁判事を補佐する仕組みについてお伺いをいたします。  最高裁判所には裁判所調査官が置かれ、裁判官の命を受けて事件の...全文を見る
○田城郁君 その内訳といいますか、例えばずっと裁判官をやっておられる方とか、あるいは行政官の方からなられる方とか、検事さんからなられる方とか、そのような内訳というのは、もし教えていただければお願いいたします。
○田城郁君 要するに、判検交流の経験があるということでしょうか。
○田城郁君 いや、そこを特に問題だというふうにこれから進もうとは思っていませんので、安心してください。  最高裁判所の調査官は、調査の結果、意見を付すというふうにお聞きしておりますが、調査官の意見の法的性質はどのようなものでしょうか。また、調査官と判事の関係はどのような関係にな...全文を見る
○田城郁君 新聞記事やあるいは雑誌の司法関係の記事などを読むと、例えば、元東京高裁裁判官の濱弁護士などはこのようにお話をされております。  ちょっと引用してみますが、最高裁では上告趣意書のセレクトも調査官が代行してしまう。つまり、最高裁の裁判官が目を通す前に、受理理由には当たら...全文を見る
○田城郁君 度々引用で申し訳ないんですが、この方も元裁判官の方ですね。  朝日新聞、昨年の十一月三十日の新聞に載っておりますが、要するに、女川原発とかほかの原発の二つの裁判について扱っている方でありますが、当時のことを印象に残っているかということをインタビューされて、いや、ほと...全文を見る