田代富士男

たしろふじお



当選回数回

田代富士男の1968年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月05日第58回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○田代富士男君 私はただいま委員長から言われたとおりに、運輸事情の問題について、きょうは質問をしたいと思います。  問題は三点にしぼってまいりたいと思います。まず、最初は主要都市の駅にあります一般的なことばで言うならば貴賓室あるいは特別室、そういうたぐいの国鉄におけるところの部...全文を見る
○田代富士夫君 関西地方はありませんか。
○田代富士夫君 いま、京都、大阪、新大阪、中国支社管内が広島、下関ということになっておりますが、田布施駅という、山口県にございますが、ここへ参りますと、一般の人あるいはたいていの場合はこの新大阪駅あるいは京都駅等も利用できるようなお客でさえも利用できない、そういう特別室という、名...全文を見る
○田代富士男君 こういう、いま貴賓室ということばがどうかわかりませんが、特別室という、そういう部屋を設置する基準、みだりにあちらもこちらも設けるというわけにはまいりませんが、そういう基準なるものが国鉄にありますか、ないのか、その点はっきりしていただきたいと思います。
○田代富士男君 いま基準はないと、根本的な基準は。ただ良識的に、私がさっきから申しておりますとおりに、たれ人たりとも納得できるようなものでなくちゃならない。それでいま私がお尋ねしたのは、特別室の、山陽線関係で広島と下関にある。まあ田布施駅はそれに類似したものがある。最初のお答えで...全文を見る
○田代富士男君 いま、内部の人のそういう月報の整理であるとか、そういう内部の者がときたま使っているということでございますが、じゃ、いままでに外部の人がその田布施駅の特別室なる場所において使用されたケースがありますか。あったら出してください。
○田代富士男君 私が言っているのは、そういう団体旅行の打ち合わせ等ということでございますが、私も事実調べてまいった、田布施駅で。そういう、さっき私が質問しましたとおりに、大阪や新大阪あるいは広島等の貴賓室に通れるお客さまも、田布施駅の場合は通してもらえない事実があるわけです。それ...全文を見る
○田代富士男君 総務部長に聞いた話じゃない。ここにその田布施駅の写真があります、この写真が。この貴賓室なるものは、まあ特別室ともいわれますが、これはいま月報の整理等に使われていると、そう申されましたけれども、何坪ぐらいの部屋になっておりますか、この部屋は。その点、坪数をまず教えて...全文を見る
○田代富士男君 それだけの広さで、これには佐藤総理、そうして岸さんの写真までこれはかけられてあります。まして佐藤総理と、前総理でありました岸さんの揮毫の額までもかけてあります。  ここに、私も現地で調べておりますが、そういう特別室に、良識的に判断してと、いま話がありましたけれど...全文を見る
○田代富士男君 じゃあ私は、きょうは総裁が今村常務にということでございますが、いま、ほかにこういう田布施駅の形態をとっている駅があるならば、これは万民が納得し、良識的に判断してそうだということは言えますが、この建物が、人口一万五千でございます。広島でしたら、御承知のとおり広島の人...全文を見る
○田代富士男君 つくった以上は目的達成に努力すると、総裁のおっしゃる理由もわからないわけではありませんけれども、三十四年にできまして、総裁、今日は四十三年でございます、この九年間にこれというお客さんをその中に入れてないわけなんです。九年といっても、これはもう十年にほぼ近いわけなん...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、総理をいま呼べば一番よろしいでしょうが、それは総裁の口から言いにくいとおっしゃいますけれども、佐藤さんの住所も調べましたところが、佐藤さんの住所は、正確には、山口県熊毛郡田布施町大字下田布施四八八番地、電話は〇八二〇五二の二〇四四。駅から車で五分ぐらいのとこ...全文を見る
○田代富士男君 いま、両者の御了解を得て、これを一般的にするという、総裁が両者の御了解をということは、ことばをかえて言うならば、佐藤さんや岸さんがつくれとおっしゃったからつくったんだと、つくれとおっしゃったから、それに反するわけにいかぬからつくったが、こういう声もあるから、ひとつ...全文を見る
○田代富士男君 いままでもあったかどうかという答弁を聞きそこないましたのですけれども、その点はどうですか。
○田代富士男君 では国鉄のどなたかにひとつ。
○田代富士男君 いま今村常務のお話を聞きまして、これを一般にも公開できるように、できたものはしかたがないと総裁おっしゃいましたけれども、そのような前提でこれをやっていくということでありますし、総裁からも二度とこういうことは、総裁としてまだ新しいけれどもという御謙遜のことばでありま...全文を見る
○田代富士男君 去ったあとはそうでしょうけれども、石田さんの名前のとおりに石の重みを国鉄にひとつとどめ置いてください。  それで貴賓室の問題は、そのように改善するという国鉄の方針でございますから、時間もあまりございませんからその程度にいたしまして、もう一つこの問題が、田布施駅に...全文を見る
○田代富士男君 いま営業政策的にどういう点にとめたら一番効率的であるかということを検討されて急行停車駅がきめられておる、そういうことでございますが、この前荒船元運輸大臣の、深谷駅に急行とめるとめないということで論議になったときに、これは磯崎副総裁の急行停車駅決定の経過についての議...全文を見る
○田代富士男君 いまの理由ですが、流動客が、利用者が多い、そういうために急行停車駅を認めたということですが、考えてみれば田布施駅を中心としまして、東のほうに六キロのところに柳井があります。これは昔から急行がとまっています。六キロです。一里半です。今度、西のほうへ行きますと、十三・...全文を見る
○田代富士男君 陳情があったということですが、他の駅に急行をとめる地元の陳情と違いまして、私の調べた範囲内ではこれという大きい陳情はあっておりません。それは国鉄は陳情があった、あったというならばそれは認めなくちゃならないでしょうが、私の調べた範囲では強力なる急行停車ということは陳...全文を見る
○田代富士男君 じゃあいま技術的な問題だと、また、列車密度が高いからということでございますし、そういう技術的な問題あるいはホームの問題等が改善されればとめてよろしいと。それであるならば、ああいう田布施駅の貴賓室等は、そういう無用の長物等はやめて、営業政策を表に出しておる国鉄である...全文を見る
○田代富士男君 まあ関係がないと言っていますけれども、地元の声は天の声です。そういうふうに私は急行停車の問題だけだったらそうかわからぬと思いますが、貴賓室の問題もあります。私はこの問題につきましては運輸当局としてはそういうことはないと。荒船元運輸大臣のときにもそうでなかったと言っ...全文を見る
○田代富士男君 総裁がそう申されましたから、これ以上のことは申し上げませんが、その趣旨に沿って今後運輸行政に携わっていただきたいと思います。要望しておきたいと思います。  次に、最初に申しておきました第三番目の問題ですが、赤字線に対する問題であります。御承知のとおりに膨大な赤字...全文を見る
○田代富士男君 いま総裁が申されたとおりに、赤字線の増加が国鉄には大問題であるといういまの結論でございますが、私も同感でございます。それにつれまして新線の鉄道敷設の問題等も検討されております。これはもうやっていかなくちゃならない問題は多々あります。新幹線の問題も含めまして。そうい...全文を見る
○田代富士男君 そうそう。
○田代富士男君 そのことについては後ほどお聞きするといたしまして、まあいま田布施駅の問題がございまして、山口の問題が出てまいりましたから山口県の赤字路線の問題を取り上げたいと思うのです。  御承知のとおりに岩日線というのがあります。山陽線の岩国市から島根県の日原ですか、日原町に...全文を見る
○田代富士男君 いま営業係数でも説明されたとおりに採算の悪い線で、岩日南線の場合はいま話がありましたとおりに、岩国‐河山まで三十三・五キロではないかと思うのですが、まあここまでの、岩日南線の三十八・三キロですね。この内容を見ますと、鉄橋が百二十六カ所です、三十八・三キロのうちに。...全文を見る
○田代富士男君 もう時間だという通告が来ておりますが、もっと聞きたい、いろいろありますが、それで一つの例ですが、このように七三五というような営業係数が出ておりますが、これを改善するために努力をしていかなきゃならない。それで赤字線の改善のためにというわけで、国鉄側は努力されまして、...全文を見る
○田代富士男君 どうも再三のあれでございますからやめますが、いまのあれじゃちょっと私は納得できないのです。その点もうちょっと詳しく御答弁願えないでしょうかね。じゃ、国鉄どのお方でもけっこうです。
○田代富士男君 いまの国鉄の立場からやりたくないと、——もうすぐ終わります。やりたくないことも私もそのとおりではないかと思うのです。そこで、まあ結局建設審議会なるもののその圧力に屈しては、石田さんの一徹が死んでしまうと思うのです。そこで、発言権がないといまさっき申されたのですけれ...全文を見る
○田代富士男君 わかりました。これで終わります。次回はこの問題につきましては建設審議会のメンバーを呼びまして再度連続してやりたいと思いますから、いまさっき岩日線はやりたくないと、国鉄総裁としては。その意見に私も同感ですから、それで赤字の問題に対して今後とも努力してもらいたいと思い...全文を見る
03月12日第58回国会 参議院 運輸委員会 第7号
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○田代富士男君 私は、先日来からこの委員会におきましても問題になり、今国会の冒頭に運輸大臣の所信の中にもありました大阪の南海電鉄はこの一年間に大きな事故が三回連続して起こっております。その問題に対しましても、大臣はじめ当局から再三の通告等をされまして、漸次改善の方向に向かわされて...全文を見る
○田代富士男君 いま運輸大臣が申されたとおりに、これは微妙な問題をはらんでいると思うのです。そういう私鉄であるし、あまり深入りはできないということもわかりますが、私は思うのですが、この問題に対して中曽根運輸大臣が、やはりこの事故を起こした以上は、根本から改めなくちゃならないという...全文を見る
○田代富士男君 吉兆会というのを御存じない、関西の主要メンバー芦原さんとか、堀田さんとか、松原さんとかそういう人々を囲んだ席上でこういう話がされたということを聞いておりますし、中曽根運輸大臣御自身が佐藤さんからも閣議の席上におきましても、お手やわらかに頼みますということを言われた...全文を見る
○田代富士男君 いま、社会的な責任をもってそういう運輸大臣としての所信をお述べになったと、そうして上半期にはその結論が出るんじゃなかろうかと、まあそれにしても、その間において安全運転をやることがモットーであるということでございますが、私は、こう思うのです。この問題は、経営陣の対立...全文を見る
○田代富士男君 いま私は三点を申しました。賃金の低い点につきましては、御両人ともあまり触れられておりませんが、私は根本問題はここにあるんじゃないかと思うのです。だからひとつですね、これは委員長にお願いですが、この表でもって私説明したいと思うので、張らしてもらいたいと思う。
○田代富士男君 この表をひとつごらんになっていただきながら。いま三つの点を出しましたが、大臣も運転士が不足しておるのが根本原因だ。それから運転士の責任問題が大事である。そう運輸大臣は申されました。そういうことを申されましたが、もちろん運転士も不足しておるでしょうし、責任問題もある...全文を見る
○田代富士男君 南海の首脳陣の言った下運転士も死んでもらいたいという問題と、阪急電車の、起きたときに、何か阪急さんついているという、そういう軽はずみのことを言っている首脳陣に対しては運輸大臣はどうお思いですか。そのことについて伺いたい。
○田代富士男君 いま国鉄の従業員と南海電車の従業員の根性といいますか、その違いを申されましたが、国鉄はそのように指導されていて、私鉄は指導されていないという点ですが、それは当然だと思うのです。国鉄の待遇と南海の待遇というものはお話になりません。私、和歌山市発の最終電車に乗りまして...全文を見る
○田代富士男君 私もほんとうに全部実地を調査してきますと、ここでただ単なる一片の答弁をされるのは、そういう答弁を——、ここに従業員の人を全部参加させているならば、ほんとうに成田のあれじゃありませんけれども、ふるいかかってきますよ。何たることだ。私はその憤りをここで言うわけにいきま...全文を見る
○田代富士男君 きょう抜き打ち監査がなされているということを大臣からも、局長からも聞きましたが、いままで定期検査が行なわれております。その定期検査のときの状況を私は調べてみました。その定期検査の状況というものは、各私鉄において行なわれておりますが、南海電車の場合は、もう検査をして...全文を見る
○田代富士男君 委員長からあと十分程度にまとめるようにということですが、まだまだ質問はこれだけありますからあと十分では——次回に回わしてもらいたいと思いますが、あと十分できょうは終わりますが、いま南海電鉄はそういう雑なことはないというお話でございますが、きょう抜き打ち検査をなさっ...全文を見る
○田代富士男君 まあいまいろいろな問題点が出されましたけれども、賃金等の問題につきましては国鉄の場合と私鉄の賃金の場合につきましては、いろいろいまさっき申しました点につきましてはまだ検討の余地があると思います。私ももうちょっと調べさせていただきたいと思いますが、その点ひとつ御了解...全文を見る
○田代富士男君 第二番目に「Aダイヤに統一せよ」、これは平日と休日とのダイヤの違いをなくす、第三に「急行の統一」、急行のとまる駅ととまらない駅があるけれども、これを統一してもらいたい、運転士にとってはまことに不都合である。それから第四番、「安全設備が完備される迄スピードダウン」、...全文を見る
○田代富士男君 これはきりがないから。もう一つは、いま性能の悪い車両を落としていくと申されますけれども、私このダイヤ関係の六番目「大型車の急行甲使用は協定違反直ちに正せ」、この事情を聞きましたら、性能の落ちる車をいま現在の急行に使っていると、そういうような状況だというふうに聞いた...全文を見る
○田代富士男君 資料がないから、三分間の私は核心に触れた御答弁を願いたいと思いましたが、一般論の質問だけでございますが、これ以上は私追及しませんが、こういう事故の起きないように、こういう点も車両の性能とか、あるいは乗務員の問題等によって発着の時間等あらゆる点からおきめになるという...全文を見る
○田代富士男君 だからそれはちゃんとやってください。私現場を見てきておりますから。事態は車両は変わってもホームは変わっておりません。その点はとくと運輸大臣にもお願いしておきます。一番乗客の激しいところがこうなんです。  それと同時に、時間を厳守しろということでごいざますから、い...全文を見る
03月13日第58回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第5号
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○田代富士男君 引き続きましてお願いしたいと思いますが、いま木村先生から、ずいぶんと激励あるいは何をやっているかと、そういうあらゆる面を含めまして、お話があったと思います。私も、この物価の委員会におきましては、いままで一つ一つの事実の上から、実際どのように運営されているかという問...全文を見る
○田代富士男君 いま、前回の十万円を踏襲した、まあそれにはいろいろ相互関係があるのだ、そういう御趣旨でございますが、この問題に対しまして、経企庁国民生活局は、こういう問題につきまして、十万円でなくて五万円にしたらどうだという、そういう主張をしているわけなんです。まあ、これはそれぞ...全文を見る
○田代富士男君 割り切れるものじゃないと言ってしまえばそれまでですけれども、じゃ、この十万円・五万円の問題点につきまして、まあ事業者に対するというのでありますから、あるいはそういう一年間あるいは半年間の、あるいは会社でありますならばそれぞれの四半期四半期ごとにおいて多額の金額をや...全文を見る
○田代富士男君 いま国連において国際観光年ということをきめられて、それで各国の親善平和につながる国際交流というものを阻害してはならぬと、また後進国の援助にもなるのだ、そういうようなことでこれはやっていくのだということですが、いま御承知のとおり、京都へ行ってみなさい。どうですか。京...全文を見る
○田代富士男君 その問題は深く突っ込みはいたしませんけれども、ひとつこれは当然考えるべきじゃないかと思うのです。ことし一年とおっしゃることも、そのもの自身が、十万円だからどう、五万円だからどうでなくして、これは全部の声というものを聞いていかなければならないし、これをつかさどってい...全文を見る
○田代富士男君 四半期と言ったのは、会社の取引の金額を出すときの参考に言っただけのことですから、わかっております。いま、意見を聞いたとおっしゃられますけれども、私は、ここでいま、一面は公取委員長はこういう弱腰じゃないか、また一面では、強気の公取委員長が、山田さんという人が一人いら...全文を見る
○田代富士男君 実情に即してという、日本語じゃないかと思うのですけれども、実情に即してといえばそうでございますが、じゃ、いま言うように実情というのは、経企庁の立場——経企庁もわれわ消費者を守ってくれるという唯一の機関です。公取の山田さんのお立場も同じじゃないかと思うのです。それが...全文を見る
○田代富士男君 まあこれ以上、時間が……。きょうは一時間ということでございますから、これはまた具体的な問題点をあげまして質問したいと思いますが、いろいろ問題点になってくるのは、第二項の除外の規定じゃないかと思うのですね。これがしり抜けになるとか、悪用されるとかの理由で、これを削除...全文を見る
○田代富士男君 ここにおたくの雑誌のあれがありますが、公取の意見要旨の中で、全国中小企業団体中央会、これは賛成の人ですね。十万円は大き過ぎる、第二項第二号が抜け穴になるおそれがあると、これは条件です。それからほかの人も言っています。主婦連合会、十万円は大き過ぎる、第二項を限定せよ...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、公取とすれば、まだこれは検討の余地は今後ありますか。
○田代富士男君 それからまた、いまの十万円の問題に戻りますが、まあこれも、前回を踏襲したとおっしゃいますから、なんでございますが、算定された方法等を時間があればお聞きしたいと思いますが、あまり時間もありませんが、この十万円に固執するわけではありませんが、何回も、これで三回、また聞...全文を見る
○田代富士男君 まあ、何回聞いても同じような、大差ないようなあれですけれども、そこで、じゃ次に進みますけれども、昭和四十二年の五月二十日付の公取委の告示第十七号ですか、「事業者に対する景品類の提供に関する事項の制限」、五月二十日の。第一項には、原則的に取引の相手方である事業者には...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、一つのケースをあげますと、いまも質問いたしましたが、いま国際観光年というわけで運輸省自身がP・Rをなさっていらっしゃるわけなんですが、まあ招待旅行が流行しているわけなんです。その招待旅行の問題ですが、招待旅行に行った人々がどういうことをやっているかと...全文を見る
○田代富士男君 だから、別の政策でやるべきであると、そのように申されますけれども、そのような基準があるならば、基準の範囲内でやられるならば、そういうただ単に私の所轄違いでありますからそちらでやってもらう以外にしかたがありませんと、そのように逃げ道があるわけなんですが、その直接の責...全文を見る
○田代富士男君 そこで、またもとへ戻りますがね。いまさきの十万円の金額が問題になっているわけなんですが、それに一連しまして、そこで、たしかこれは昨年の五月ごろであったかと思いますが、この告示の立案された段階におきまして、限度額は、公取の立場としても五万円ぐらいが見当であったのじゃ...全文を見る
○田代富士男君 まあその程度にとどめて、今度は、いま小売り業者の励みになるというようなことでございましたが、こういうようなものは、一般業者は、逆に悪習がエスカレートすることに非常に困っている業者が多い。ここは、そもそも独禁法の根本の精神からいかなくちゃならないと思うのです。独禁法...全文を見る
○田代富士男君 これは、ほんとうに大きな問題だと思うのです。私はこの前から一つ一つ手がけておるわけなんですが。で、私が大阪選出なもんですから、大阪の薬品会社に、ある一説によれば、大阪だけは気をつけろよと、そういうような、これは裏話ですけれども、これは真実かどうかわかりませんが、そ...全文を見る
○田代富士男君 言われた時間がもう過ぎたですから、あと一問にいたします。  で、いま委員長が言われたとおりに、薬を納めたのは問屋だ、車を贈ったのはメーカーだ、だから違うんだ——そういうところをひとつ公取としても目を光らしてもらいたいと思うんですよ。そういうことでよいのか、一連の...全文を見る
03月28日第58回国会 参議院 運輸委員会 第8号
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○田代富士男君 きょうは一時半までという時間が、最終時間が示されておりますから、いろいろ問題点聞きたいことありますが、まとめてお聞きしていきたいと思いますから、最初にお願いしておきたいと思います。  いまもいろいろお話がございましたが、いま日本の造船界というのは、御承知のとおり...全文を見る
○田代富士男君 今後の見通し……。
○田代富士男君 いまお聞きしたのでは昭和四十五年の世界の建造需要が千五百万トンで日本の国内は七百二十万トン、五十年が二千八十万トンで千六十万トン、将来ともに約五〇%の比率を占めていくんじゃないか、そういう今後の見通しである。現在日本の造船業界におきまして約世界の四七%くらいのシェ...全文を見る
○田代富士男君 いまのあれでは、さっきの答弁から一つも前進していないと思うのですけれども、時間がありませんから、まあその程度でとどめておきたいと思います。いずれにしても強気で、また世界の諸情勢を調査し、いろいろな動きを見た上に立てたことであるから間違いはないという確信を持った上に...全文を見る
○田代富士男君 いま申しましたけれども、この有効期限を次から次に延長しておいでになりましたけれども、運輸当局として実際運用面でどのようにこれを行政指導されてきたか、またその結果、こういう効果が出てきた、もしこの法案がなかったならば、どういう不都合なことが起きるのか、それをこれがあ...全文を見る
○田代富士男君 きょうは時間がありませんから。  いま話をされましたけれども、私はこのように国内船の建造のための船台の確保とかいろいろありますが、これによって大企業造船会社というものはずいぶんに擁護されていっているわけなんです。まあ日本の国としても、一つの国策としての当然のこと...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんから、最後にもう一つは、これも舞鶴です。舞鶴で一番大きい造船会社です。名前は一応伏せておきますが、Hという造船会社ですが、ここは外国船には手をかけておりません。日本の国内船をおもにつくっている会社でございますが、ここでの一番の悩みは何かと言いますと...全文を見る
03月30日第58回国会 参議院 逓信委員会 第8号
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○田代富士男君 私は、いまいろいろ議論も尽くされたところでございますし、最後に国民の代表の声をばこの委員会で申し上げまして、いろいろ善処していただく点は善処方を要望したいと思うわけなんです。その点につきまして、きょうは時間等も制限があるそうでございすし、まあ私の質問時間等もきめら...全文を見る
○田代富士男君 いま将来の概要の説明をしていただきましたが、いままでの結果論でありますが、それを見てみますと、大都市の契約率が非常に低いように思われるわけなんです。ここにNHKから出されました都道府県別の契約数がございますが、これで見てみましても、甲乙の契約合計数、東京都の場合あ...全文を見る
○田代富士男君 いまの御説明では、東京の世帯というものは四十年の国勢調査によってやったと、特殊事情として大都市は単身世帯が多い。東京は約二〇%である。普通は約一〇%くらいで、その単身世帯の普及率というものは三〇%に満たないと、そういう御説明でございますが、このNHKの受信の契約の...全文を見る
○田代富士男君 いまのお話では、たとえば住み込み店員が同じ家におきましてテレビを持っていた場合には、それは同一契約とみなしていくとおっしゃいますが、大都市の場合は、部屋の数からいきましても、大きいビルでしたらばたくさんの部屋数がありますし、ホテル等におきましては、これは同一建物と...全文を見る
○田代富士男君 いま東京都を中心としてのお話がございまして、三十二条の精神に基づいて鋭意努力していらっしゃるというお話でございますが、四十二年三月三十一日現在の財産目録の中に、四十一年度の未収の受信料の欠損分の金額がここに——そちらにも資料があると思いますが、約五億近くの相当金額...全文を見る
○田代富士男君 過去には八億ぐらいの金額に達したこともあると、で、この金額は現時点でとどめることなく追跡調査等、まあことばの、語弊はあるかもわからないけれども、そのようにしてやっていきたいということでございますが、実は、いまここにもいらっしゃいます前郵政大臣でありました新谷先生が...全文を見る
○田代富士男君 いま会長から新しいあるべき制度を検討中である、まあ全部の要望にこたえるわけにいくかどうかわからないとおっしゃいますけれども、時間があれば具体的な問題とはどういうことですか、ということも具体的に質問をしたいと思いますが、きょうは時間がありませんから省略をしますけれど...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんから——私にそういう声があったら聞かしてもらいたいとおっしゃいましたが、当委員会の最初に、私がきょうはそういう声をばこの委員会に反映させますから、こういうことを前もって言っておりますし、日ごろそういう声もお聞きにならないと思いますから、代表で私が言...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんから、まだ具体的な問題点はいろいろございますが、これは省略しまして、そのかわりに、会長並びに理事である担当の佐野さんにも、この問題について、より以上声を聞いていくこともお忘れなく実施していただきたいことをお願いしたいと思います。  それから受信料...全文を見る
○田代富士男君 いまも委員長から時間が来ているということでございますから、きょうは、この問題を私はほんとうは主題にしたがったわけです。ここに私持参しましたのは、この一部でございます。ごらんになっていただきましたならば、ここにこれだけございますが、これは大阪府の池田市それから豊中市...全文を見る
○田代富士男君 いまのはさすが実力大臣でありますが、小林大臣の声をこの約四万人——これだけで四万人です。まだあと続々くると思いますが、その人にも、いま犯人はだれであるか聞いた人が、運輸省はけしからぬと、全部の大臣が小林大臣のようであったならば全部解決できるだろうと思うかわかりませ...全文を見る
○田代富士男君 これで終わります。この問題は、運輸省なら運輸省、あるいは郵政省なら郵政省と、一省で解決できる問題じゃありません。やはり横の連絡といいますか、協調というものがなくてはならないのじゃないかと思うわけなんです。そういう面では、やはり中心となるのがNHKあるいは運輸省、郵...全文を見る
04月10日第58回国会 参議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○田代富士男君 ただいま主査からお話がありましたとおりに、当分科会におきまして運輸行政全般についての質問をしてまいりたいと思います。  私は運輸委員である関係上、運輸問題をいままでの運輸委員会におきましても取り上げてまいりましたが、特に最近は、すでに御承知のとおりに、昨年の冷房...全文を見る
○田代富士男君 いま運輸大臣が、上は最高幹部から下は末端の一業者の接触点に働いている人々の人員の配置がえ、そのようにして綱紀粛正していきたいと、そういうことでございますが、私はこれはぜひとも実施してもらいたいと思うのです。それもけっこうでしょうが、私はもう一つ言いたいことは、この...全文を見る
○田代富士男君 それは大いに反映していただきたいと思います。要望として、時間もありませんからこれ以上申し上げませんが、今後実現方をお願いしたいと思います。  それから、これはいまの反対でございますが、下の声が反映されないという一面もありますが、今度は、いま封建的であると言われた...全文を見る
○田代富士男君 いまは空港の問題を取り上げましたが、新しい時代に備えていろいろ施策を講じていかなくてはならないことは当然でありますし、いまも新幹線の問題が取り上げられまして、裏日本の新幹線あるいは山陽新幹線等を延ばして、そして国鉄の近代化をはかっていく。そのように第三次計画の一部...全文を見る
○田代富士男君 いま踏切事故に対しましては、警報機をつけたりいろいろな調査をしていらっしゃるということでございますが、警報機をつけた所で事故が起きているわけなんです。それじゃ何にも踏切の対策になりませんが。私は、十年一昔といいますが、十年前の数も聞きたかったのですが、いま申されな...全文を見る
○田代富士男君 私が申したいことは、装備をすれば事故が防げるということでございますが、三十六年から事故が減っているということでございますが、その装備をつけた所でも事故が起きているわけなんです。そこで、これをいまずっと経過を申されましたけれども、依然としてまだ無人踏切というものは残...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんから、またこの問題は次回に回したいと思いますが、もう一つの大きな問題は、いま国鉄の駅が町のまん中に建っておりまして、そのために町が等分されておる。もちろん線路もありますけれども。そういう面で非常に町自身の発展の阻害を受けておる面もありますし、また、...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、その問題につきましてもすみやかに実現してもらうようにお願いをしておきたいと思います。  時間がありませんから、次の問題に移りたいとと思いますが、いま国鉄としましても第三次計画の一つに入っておりますが、最近の人口の移動というものは大都市周辺に集まってきており...全文を見る
○田代富士男君 私が申し上げたいことは、いまの御説明を聞きましても理解できましたが、なぜこのように大阪の問題を強く取り上げるかと申しますと、御承知のとおりに大阪は昭和四十五年に万博を控えております。いまの推定人員は一日に最低十七万、最高四十万の入場者が予定されております。そのよう...全文を見る
○田代富士男君 もう時間があと五分だという連絡が来ておりますから、肝心かなめのところで時間が来て、なんでございますが、いま第三次計画の中では何とかやっていこうと努力したけれども見通しが立たないし、万博までには間に合わないというようなことでございますが、まあ考えてみるならば、この地...全文を見る
○田代富士男君 いまの問題につきましては、また次回のときに質問したいと思いますが、大体の見通しとして、万博まで努力するならばどの程度までできるかという、言いにくいことじゃないかと思いますが、その一端でもちょっとお聞かせ願えたらいいと思うのですが、お願いいたします、これで終わります...全文を見る
04月19日第58回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第7号
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○田代富士男君 いま、牛肉の問題で、木村委員からいろいろ質問がなされまして、結論的には、一週間お互いに冷蔵庫に入って頭を冷やしましょうということでございますが、私も引き続きまして、豚肉並びに牛肉、その他流通機構の問題につきまして、時間の許される範囲内で質問をしたいと思います。 ...全文を見る
○田代富士男君 いまいろいろふん尿の処理その他についても、豚肉の需要の増加によってふえているけれども、それも研究していく、そうしてそういう住宅地の近郊へそういうものはつくらないようにということでございますが、事実、この新潟の場合は補償料を支払うことになっているわけなんです。こうい...全文を見る
○田代富士男君 それはいまから将来のことですけれども、いま言うように、事実判決が下って、補償料を支払いしなくてはならない一つの事件が起きたわけです。これは新潟地裁の判決ですよ。だから、将来はそういうふうに建ててはならぬ——建ててはならぬというのはいまから将来のことですけれども、こ...全文を見る
○田代富士男君 では、もうなったものはしかたがない、やむを得ないと、今後そういうことの起きないように措置を講じていく以外にないと。それ以上私は追及しませんけれども、事実かわいそうじゃないですか。あなたたちはやれやれと言っておいて、そうしてその家自身は八メートルしか離れていないわけ...全文を見る
○田代富士男君 まあ、これは食肉に入る前に、いま申されました家畜の取引市場の整備、これは根本的な問題じゃないかと思いますし、いまも生産地で共同出荷体制等をとっているということでございますが、その家畜の問題はあとにいたしまして、食肉それ自身でいきますと、食肉と申しましても、これには...全文を見る
○田代富士男君 これでいきますと、いま説明していただいたとおりに、牛肉のほうが非常な値上がりの傾向を示しておる。それに対しまして豚肉の場合は値下がりの傾向を示しておる。これは特異な現象じゃないかと思うわけなんです。もちろん、これにつきましては生産体制自身に問題があるのじゃないかと...全文を見る
○田代富士男君 いま、最近の概況について御説明をしていただきまして、だんだんと大規模化し、共同飼育をはかっていきたい、そして従来のそういう流通段階よりも簡素化して、そして価格の面においても努力をしておると、そういういまの御説明でございましたが、何といっても、豚の場合は、さっきも申...全文を見る
○田代富士男君 いま言うように、努力していくとおっしゃいますが、現時点におきまして、いま、消費者を差別すると言えば語弊がありますが、上中下に分けますと、やはり所得の高い人が牛肉を食べて、一般の人は手が届かないように上がってきたと、だから牛肉はぎゅうぎゅう上がって、豚肉はとんとん下...全文を見る
○田代富士男君 いま、牛肉自身の不足に対しましては、国内ではその資源をふやしていく、しかし、資源をふやすといいましても二年半ないし三年かかりますから、これは急に需要を満たすというわけにいかないから、当面の問題として輸入によってまかなうより以外にないという御説明がございましたが、そ...全文を見る
○田代富士男君 いまの関税の問題で、直接これを日本が外国から輸入する場合は二五%かかるわけなんですが、沖繩が外国から輸入する場合は五%で済む。そして沖繩からの日本への輸出は無税であるために、関税の問題で不都合であると、そういうような農林省のお考えでございます。しかし、ここで諸外国...全文を見る
○田代富士男君 沖繩自身の問題をここで大きく取り上げられましたですが、現時点におきましては、この牛肉の不足ということは、もう需要に足らないということは目に見えて明らかなことです。関税二五%が国のたてまえだからと、そのようにおっしゃるならば、政治資金の規正法案、あれはざる法ではない...全文を見る
○田代富士男君 それと、いまさっきもちょっと申しましたけれども、現在の状況といたしまして、新しい動きとして、国際分業としての農業のあり方というものを考えなくちゃならない段階に来ておりますし、諸外国の例ではそういう対策がなされているわけなんですが、日本の場合は大いに異なりまして、長...全文を見る
○田代富士男君 この問題も聞きたいと思いましたが、きょうは大臣が御出席になりませんでしたから、局長の部門の問題だけをお聞きしましたが、諸外国の例を見ますと、長期対策としましては、農林全般の問題といたしまして、農業保険あるいは家畜保険あるいは農業資材等のコストの引き下げ等の補助金あ...全文を見る
04月23日第58回国会 参議院 逓信委員会 第13号
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○田代富士男君 ただいま議題となっておりますところの今回の改正案にあたりまして、いまもいろいろな角度から検討されてまいりましたが、こういう問題はともすればごく一部の人のみに関係のある法案で、また金額的にも国家予算の中から見ましても、微々たるものであるというわけで、軽視されがちな法...全文を見る
○田代富士男君 いま三つの大きな要望事項が出たという局長の受けた立場の説明がございましたが、こういう三つの要件を考えてみれば、これは売りさばき手数料の問題にいたしましても、大部分の人の声じゃないかと思うわけなんです。まあその実態は、四十二年度の郵政省の総切手売り上げに対しまして売...全文を見る
○田代富士男君 いまこの売りさばき所の数とまた金額等の関係の御説明を、この表でも表示してあるとおりになされましたが、私はここが一番大事じゃないかと思うのですね。扱う金額というものは十五円あるいは百円以下の小数の金額なんです。それが郵政省の当局にまとまってくるならばこれはばく大な金...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、十万円のラインの問題が今回の改正案の一つになっていると思いますが、十万円を売りさばくということは、もちろん切手並びに印紙の関係でございますが、やはり切手だけで十万円をこすということは、これはたいへんなことなんです。その十万円をこえるところの売りさばき...全文を見る
○田代富士男君 それは十万円以上ですか。
○田代富士男君 以上と、両方言ってください。
○田代富士男君 そうしますと、政府の立場とすれば、郵政省も大蔵省もこれは一体だと思います、政府という立場からするならば。しかし、そういう事務並びに行政指導をやっていく機関とすれば、これは大蔵省と郵政省とは所管が違っております。この切手と印紙とを極端に考えてみますれば、やはりそうい...全文を見る
○田代富士男君 そこで四十一年度の改正のときのことをちょっと触れてみたいと思いますが、このときに一万円をこえて十万円以下の売りさばき所の場合は、一件あたり十三円平均の売り上げがなされた、そのように資料の上に出ておるわけです。それから十万円をこえて百万円以下の場合は、一件あたり三十...全文を見る
○田代富士男君 三十分の一というのは幾らになりますか。
○田代富士男君 そうしますと、今回の提案理由のところに書いてございますが、「適正なものに改めようとするものであります。」、その前にいまも私申しましたとおりに、四十一年四月に改正されたあとにおいても、「労賃その値売りさばきに要する経費の増加等の状況にかんがみまして、適正なものに改め...全文を見る
○田代富士男君 この問題につきましては、またなにしたいと思いますが、いま話されたような基準においてきめられたということでございますが、今回の改正案では十万円以上になっておりますが、こういういま申されたような基準の上から勘案するならば、私は十万円以下の対象になるところの売りさばき人...全文を見る
○田代富士男君 近い機会に改めたいと申されますが、日本のことばというのは、近い機会というのは、一年も近い機会でありますし、二年、三年先も近い機会でありますけれども、大体大臣の御確信のほどはどの程度ですか、近い機会に改めるという大臣の御答弁でございますから、それでもよろしいと思いま...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣の御確信をお聞きしまして、そのようにひとつ努力をしていただきたいということを要望しておきたいと思います。  次に、この売りさばき人の人々は、ただ単に切手の売りさばきだけでなくして、御承知のとおりに、その近くにあるところのポストの管理等までもやらされている...全文を見る
○田代富士男君 これは一つの例でございますが、都会地はさほどこういうことがないといまも申しましたが、北海道あるいは北陸関係の売りさばき所におきましては、配達人の方もそうでありますが、夏はさほどでもございませんが、冬季に至りましては、積雪のためにそのようなポストが用を足さない、保全...全文を見る
○田代富士男君 次に、記念切手の問題でございますが、いまも話がございましたが、昭和四十一年度におきまして、三十六種類の記念切手が出されたということになっておりますが、これは記念切手を出すに至るところの基準というものもきまっておると思いますが、いま記念切手自身が当初から六万枚の枚数...全文を見る
○田代富士男君 私が聞いているのは種類ですね。そうすれば二年前でありましたならば、概数七十種類か、八十種類のものが残っているのか。そうして二年たったならば物品として処理するのか。処理するときには残っていた数を全部処理するのか、あるいはどうなるのか、その点のことでございます。
○田代富士男君 それはあくまで中央郵便局にありますところの切手普及課に保管してあるということは市販を目的として、そういう趣味の、切手の愛好者のみなさんのためにあるのか、それともいま申すとおりに諸外国との親善のため、あるいはそういう団体の郵政事業のPRのための寄贈のためであるのか、...全文を見る
○田代富士男君 これはよく私は奈良県の例を出すわけなんですが、奈良県に行ったときに調べたことなんですけれども、そういう記念切手等は奈良県等においてはあるいは大阪の中央郵便局とか、そういうところではよく手に入る場合がありますが、公平に売りさばくということがたてまえになっておりますが...全文を見る
○田代富士男君 そのような努力をしていらっしゃるということですが、これはもうごく一部の人々に対するPRだけでありまして、大衆の切手愛好者の中にもそういうところがあることはほとんど知られておりません。そこで百貨店等でこういう切手が売りさばきをされております。東京の三越の例をとりまし...全文を見る
○田代富士男君 いま記念切手を問題にしたんですが、一般の切手はこれは反対現象が起きていると思うのです。やはり記念切手の中でも評判の悪いものは残るということも話していらっしゃいましたが、その処理の方法ですが、一般の切手でこれまた評判の悪いものが残って、印刷は大体一年分プラス次の年の...全文を見る
○田代富士男君 一般の切手の場合はもしも売れない場合は残していらっしゃると、じゃその保存は、あののりが張ってありますが、のり自身にも限度がございます。あののり自身のもう、かんかちこになった場合は、あれは使用不能でございます。商品としてはもう半減してしまいます。それすらも、ずっと焼...全文を見る
○田代富士男君 じゃ四十二年度の一般切手、発行された種類、何種類出されたのか。まあ昨年度はほぼ見当が出ておりますから、おおむねどの程度の切手が残っているのか、四十二年度だけでもけっこうですけれども、概略を御説明願います。
○田代富士男君 いま申されました二十八種類の全体を一〇〇とした場合にどれだけ残っているかということを聞いておきます。二十八種類、二十八種類出したうちにどれだけ残っているか。また記念切手が四十二年度が二十一件、三十一種類、六億六千万枚出ていると思うのです。四十一年度は二十三件二十七...全文を見る
○田代富士男君 正確な、四十二年度わからないとおっしゃるならば、この四十年度、四十一年度、四十二年度に出された、発行された枚数と現在残っている数ですね。いま平均二割と申されたから、中には六割くらいも残っているのもありますし、中には全部売り切れたのもあると思いますから、最高最低です...全文を見る
○田代富士男君 それでいま申すとおりに、このように全部保管したということになっておりますのですが、私は保管されるのも大事だと思いますが、これだけ二割前後が平均して、これはまだ実態がまだ私も資料を見ておりませんけれども、いま答弁の範囲内で言いますと、二割というものが残るというなら、...全文を見る
○田代富士男君 これは私いま言ったとおりに、この郵便切手の問題に対して研究しておるところでありますから、焼却をされているということを聞いておりますが、これはあくまで私の聞いた段階のことでありますが、いまの段階でそういうことはやっていないと、正月の記念切手の場合は、そういうことで処...全文を見る
○田代富士男君 私はそれを一回じかに見た上で質問をまたさせていただきます。きょうはこの程度にしておきます。
04月24日第58回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第8号
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○田代富士男君 私は、きょう三つの点について順次質疑をしてまいりたいと思います。  最初は企業の合併の問題、第二番目には原料乳価格の問題について、第三番目には食品衛生の表示の点、その三点について質問をしたいと思います。  特に、宮澤長官が衆議院の委員会の関係で早く席をお立ちに...全文を見る
○田代富士男君 企業合併によるところの寡占的な産業秩序の形成というものは、過当競争を是正していく一面にもなっているのじゃないかと思うわけなんですが、その反面、独禁政策の運用や経営者の姿勢のいかんでは多くのマイナスの面も出てきているのじゃないかと思うわけなんですが、この点についての...全文を見る
○田代富士男君 いまも話が出ております、合併によるところの企業の集中と、合併によるところの大規模化というものは、一方では無用のシェア争いを回避して、そうして投資の合理性を生み出し、また研究開発体制を強化するといったメリットを生み出す反面に、市場における支配力というものを強めている...全文を見る
○田代富士男君 合併によるところの研究開発体制についても、必ずしも大企業が有利というわけにはいかないのじゃないかと思うのですね。その大組織の与える重圧感といいますか、そのために自由な創造性というものが圧殺されまして、期待される効果をあげていない実情も一部に見られるのじゃないかと思...全文を見る
○田代富士男君 長官の時間がありませんから、簡単に申し上げていきますから。  今回のいま問題になりました八幡製鉄と富士製鉄の合併に対してでございますが、独禁法の運用にかんがみまして、いまも申しましたとおりに、管理価格を招きやすい、ゆえに合併に対しましていま問題になっていることで...全文を見る
○田代富士男君 公取のほうのお立場、いかがですか。
○田代富士男君 いまお出しになっております経済社会発展計画の中で、寡占企業間で有効競争力を確保し、寡占の弊害を除去するための体制を確立せよというような、そういうことが載せられてありますが、ここに示してあります有効競争力確保の体制というのは、具体的にどのような体制になってまいるので...全文を見る
○田代富士男君 合併されまして設備が大型化されてまいりますと、新規企業というものはなかなか入りにくくなってくるのではないかと思うわけなんです。さらに、合併されて寡占傾向が進めば進むほど、いま申すような有効競争の確保というものは困難になってくるのではないかと思いますが、この点はいか...全文を見る
○田代富士男君 さっき公取委員長もちょっと申されましたが、独禁法の十五条の三項に、届け出受理の日から三十日、それから慎重審議するために九十日まで、そのように公取でチェックをされるわけなんですが、私は、このように申請されたあとのその内容のチェックに終わっては意味がないんじゃないかと...全文を見る
○田代富士男君 現在までに、公取が独禁法第十五条の規定に従いましてチェックして合併した企業はどのくらいあったのか、それぞれの合併においてシェアの問題で問題になった点をお聞かせ願いたいと思うわけです。
○田代富士男君 そのシェアの問題についてでございますが、それもあわして……。
○田代富士男君 いまおもだった例を御説明していただきましたが、合併が許される業界占有率は何%のシェアときめていられるのか、その点お伺いしたい。
○田代富士男君 いま申されたことは、過日の衆議院の物価問題特別委員会におきましても、公取委員長が申されたと思うのです。企業の合併の認可基準としては、シェア三〇%を独占禁止法問題になる警戒線とみたいと。そうしますと、これ以外にもるる御説明になりましたけれども、いま提示されましたその...全文を見る
○田代富士男君 いま大事なときでございますから、委員長が申される一言というものはほんとうにたいへんになるのじゃないかと思うわけなんですが、やはりそこが一番大事な問題点じゃないかと思いますし、このように三十年の五月の参議院商工委員会におきましても、横田委員長が三〇%を一応のめどにす...全文を見る
○田代富士男君 四十一年の一月ごろと思いますが、通産省との間で、産業の構造改善の推進に関する独禁法の運用に関する覚え書きというものを取りかわされておりますが、その内容はどんなものであるか、お漏らし願いたいと思います。
○田代富士男君 そうしますと、この覚え書きと独禁法第十五条の一項との関係でございますが、国内の会社の合併問題に対することが載せてありますけれども、この関係はどのようになりますか、この関係についてお願いします。
○田代富士男君 いまの合併の問題でございますが、このような大企業の合併というものは、いまや世界的な傾向にあるのじゃないかと思うわけなんです。その企業合同の波を背景にしまして、日本的な過当競争を克服して国際競争力をつけるために合併をするのだということで、いまいろいろ業界の合併問題が...全文を見る
○田代富士男君 通産省のお方もお見えでございますが、いま私が申し上げました八幡製鉄と冨士製鉄との合併の問題でございますが、これはもとの日本製鉄というような姿に戻ってしまうわけなんですが、それぞれ自由化に備えてという大義名分のもとにそのような合併がなされると思いますが、冨士製鉄ある...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、公取委員長にお聞きしますが、いま申されましたシェアのパーセントでございますが、レール等に至りましては八七%となりますと、これは、いま最も心配されます独占的な企業になってしまうのじゃないかと思うわけなんですね。こういう点の問題それぞれの基準があるわけな...全文を見る
○田代富士男君 まあ、この問題については、そのように申されましたら、何ぼ押しても押しても同じ答弁、それ以上のものは出てこないと思いますから、これはもっと進んだ時点において、さらにこの問題を取り上げていきたいと思います。  第二番目の問題でございますが、第二番目の問題につきまして...全文を見る
○田代富士男君 いま申しました肉のかん詰め、あるいはチョコレートその他につきましても、随時そのように検討を加えていると申されますが、ここでお互いに、公取としてもそのような検討を加えられておりますが、それぞれの製品のメーカーも、まあ最近は化学工業の発達やあるいは技術革新に伴いまして...全文を見る
○田代富士男君 その表示の問題でございますが、いままではスーパーマーケットあたりが一番活発にそれをやっておりますのですが、いままでの状態というものは、そのような不当表示をした商品を売りながら、もしも公取からの注意をされなかったならば業者はまるもうけであるというようなのが現状じゃな...全文を見る
○田代富士男君 まあ、関係官庁と相談して是正していきたいと、こう申されます一つのあれとして、日本農林規格のJASマークを、食パンについて、きめつけまして、ここに掲載された新聞がございますが、このマークをつけてまいりますと、これが標準の製品であると、消費者の立場から考えますと信用せ...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、これは農林省の方も来ていらっしゃったらよろしいんですけれども、農林省関係の方が見えていらっしゃいませんから、あれしますが、そこで、不当表示を指摘される業者の言い分というものは、もう御承知のとおりに、きまり切って、これはもう昔からこのようにやっているんだという...全文を見る
○田代富士男君 まあ、そういう場合で、いま広告の問題でございますが、あるラーメン会社でございますが、ラーメンの懸賞にカラーテレビを景品として出しているわけなんです。この内容は、ラーメン自身の問題よりも、そのようなカラーテレビというものは、金額にしましても——この景品の問題につきま...全文を見る
○田代富士男君 公取委員長さん、もう何か、委員会がおありになるそうでございますので、これで委員長のは終わりたいと思います。締めくくりにしたいと思いますが、まあ、いますれすれの線であるということでございますけれども、私は、広告自身を云々するわけじゃないのです。その景品の問題でござい...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、お急ぎでしょうから……。  では、農林省関係の質問に移りたいと思いますが、バター、チーズなどの原料乳価の問題でございますが、政府がいま農民に支払っているところの原料乳の不足払い額が一キロ当たり二円十三銭高くなる。農家の手取りの保証価格が昨年は四十円三十九銭...全文を見る
○田代富士男君 現在までは保証乳価は一キロ四十円三十九銭でありましたが、政府負担不足払いは五円六十銭、農協中央会では一キロ当たり農家の手取り五十円二十六銭を要求してらっしゃると思いますが、その値上げが十四円以上になるわけなんですが、これに対する御見解はいかがでございますか。
○田代富士男君 それはそうかわかりませんが、政府負担の不足払いは五円六十銭でございますが、結局私たちが一番心配するのは、消費者のわれわれ自身の国民負担ということになりはしないだろうかということを心配するわけなんです。そこで、不足払いの財源は一般会計からの支出増加は期待できないとな...全文を見る
○田代富士男君 今年度はそういう価格の改定はないという御判断であるということでございますが、まあやはり、消費者の立場から、値上げはあってはならないのじゃないかと思うわけです。強くお願いもしたいし、そのように行政指導もやっていただきたいわけなんですが、実態を調べますと、生産費のうち...全文を見る
○田代富士男君 現在の状態というものは、私は先日のこの委員会でも申しましたとおりに、酪農関係というものは現在ちょっと立ちおくれの状態じゃないかと思いますし、こういうことを考え合わせていった場合に、酪農振興に対して積極的に取り組んでいくべきじゃないかと思うわけなんです。そういうとこ...全文を見る
04月24日第58回国会 参議院 本会議 第15号
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○田代富士男君 私は、公明党を代表して、ただいま趣旨説明のありました二法案に対して、総理大臣並びに関係大臣に幾つかの質問をいたします。  昨年の佐藤・ジョンソン共同声明によって小笠原諸島の返還の合意を見、本年四月五日に小笠原返還協定の調印によりまして、小笠原諸島が二十三年ぶりに...全文を見る
05月07日第58回国会 参議院 運輸委員会 第15号
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○田代富士男君 わが国の海運界は御承知のとおりに、三十九年の四月に画期的な事業の集約化に踏み切りまして、三十八年に制定されました再建整備法、また利子補給法、いわゆる海運二法といわれますこのもとに、自立体制の第一歩を踏み出してまいりました。この集約化によりまして形成されてきた努力は...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣が御説明なされましたが、整備自身もあと一年かかると、まあそういうことで提案理由説明の中にも「集約の実施の確認が当初の予定よりおくれ、昭和三十九年度に行なわれましたため、内容を強化した利子補給契約は昭和三十九年度から結ぶこととなり、その結果、昭和四十三年度は...全文を見る
○田代富士男君 いま具体的にお話を願いまして、再建整備のための三つの項目についての説明をお聞きいたしました。その三つの項目の一つの、新造船の建造に対する利子補給の問題点でございますが、だからこれは当初の目的からするならば、これは一緒にしなくてもよいものじゃないかと思うわけなんです...全文を見る
○田代富士男君 今後の外航船舶建造の見通しはどのくらいにお考えになっていらっしゃるのか、当局からお聞きしたい。
○田代富士男君 将来の見通しに対して九百万トンという一応の目標を示していらっしゃるわけなんですが、御承知の第二十四次の問題でございますが、このような利子補給制度というものがあと一年で打ち切られるという問題もからんでおるのじゃないかと思いますが、これに三百三十万トンほどの応募があっ...全文を見る
○田代富士男君 大臣の御都合がございますからいまの問題は飛ばしまして、問題点になっておりますところの利子補給の問題点でございますが、いま、あと一年だけ延長という利子補給の問題が出されておりますが、これは海運のみならずあらゆる産業に利子補給がなされております、それぞれの性格は違って...全文を見る
○田代富士男君 まあ、ずいぶん委員長から、あれでございますが、いま大臣が国際的な競争の上からと、そのように申されます。確かに最近の時代というものは国際的な競争の上に立っていかなかったならば日本の国の海運の発展あるいは経済の発展もあり得ないという理由はわかりますが、それよりも大事な...全文を見る
○田代富士男君 きょうはまだ連休の続きの委員会で、この委員会も連休並みの……。  では続いて、次官もいらっしゃいますし、局長もいらっしゃいますから、伺いたしますが、そこで、またもとへ戻りますけれども、再建計画の問題でございますが、そのようにいま大臣も申されたとおりに、やはり海運...全文を見る
○田代富士男君 いまるる御説明を聞いておりますと、その説明のとおりでいくならば利子補給をしなくちゃならないという、そういう一貫した気持ちに誘われてしまうような局長のまことに明快なる御答弁であるわけなんですが、局長のいまの御答弁にあえて私質問をするならば、私の意思としてはさっきから...全文を見る
○田代富士男君 そこで、私はこの前、海運白書をちょっと読んでおりましたのですが、この問題と関係もあるだろうと思いまして。そうした場合に、この利子補給というものは御承知のとおりに、一定のそれだけの利益が上がった場合には返済金のある債務になっているわけです、御承知のとおりでございます...全文を見る
○田代富士男君 いまもちょっと説明していらっしゃいましたが、いま海運の企業努力がどんどんと進んでいきますならば、その海運業界の自主独立の精神といいますか、そういうわけで立ち直ってくる可能性も私はあるんじゃないかと思うわけなんですね。そこで、いま利子補給を求めても求められない会社が...全文を見る
○田代富士男君 そうした場合に、監査をやりながらこれを運営していらっしゃるわけなんですが、一面に、利子補給を一割二分の配当があった場合には返済する義務があると、そのようになっていた場合に、やはり営業成績をあげていった場合に、そのように返済しなくちゃならないといった場合に、これは政...全文を見る
○田代富士男君 これはちょっと話が変わりますが、いま国際間の競争では、船腹量の増加と相まって、コンテナの対策あるいは三国間輸送の強化等、いろいろこれは特別対策として手を入れていらっしゃいますが、いろいろ私、白書やら、そのほかのものを読んでいるうちに、まあ定期船部門の問題が引っかか...全文を見る
○田代富士男君 次官もお見えでございますから、次官にひとつお尋ねしたいと思うのですが、いまも尋ねたわけなんですが、今度の第二十四次のこれが行なわれていきますと、利子補給の開発銀行の金額が百八十九億余りの金額になっておるわけなんですが、まあこれで、いまも私は一貫して言っておるのです...全文を見る
05月08日第58回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第10号
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○田代富士男君 きょうは、ただいま委員長が申されました消費者保護基本法案のことにつきまして私は質疑をしたいと思います。きょうはお忙しい中、提出者の衆議院の武部、和田、有島の三人の先生方も御出席していただいておりますし、この問題につきまして、最初に厚生省関係、それから経企庁関係につ...全文を見る
○田代富士男君 坂元局長の、最近の事情をあわせましての御答弁でございますが、昨年、私は、七月も、十月も、十二月末の国会の終わりまぎわも、この問題をやってまいりました。そのたびごとに、いま局長が言われたような御答弁を聞いてきました。しかし、その間に私も調べてまいりましたが、いま、数...全文を見る
○田代富士男君 私がいま申し上げました商品名に対しましては、きょう初めて申し上げた商品名が多いわけなんです。だから、その商品名に対しては知らなかったということはありますが、私がいままで申し上げた中で一番最初に問題にしたのは、持続性活性ビタミンB1の問題でございました。これは一番最...全文を見る
○田代富士男君 いま概略の説明でございますが、卸問屋を通るのが全体の八割ないし八割五分ということでございますが、その卸問屋のあり方あるいはマージンについてはどのようにお考えになっていらっしゃるか、御説明願いたいと思います。
○田代富士男君 いま定率のマージン、あるいは値引きのマージン、取引高のマージン、そのほかにもいろいろあると言われて、厚生省としては正確につかんでいないということですが、この点、公取の考えはどうでありますか。どのくらいのマージンがしかるべきであるかという点。
○田代富士男君 いま具体的な数はおわかりにならないということですが、リベート制度というのがあるというのですが、実はこれが問題なんです。これが、坂元局長、問題なんです。私もいままでは軽く見ていたんですが、ここに根本的な大きな問題が横たわっている。現在のこういう製薬業界の流通段階にお...全文を見る
○田代富士男君 いま厚生省の見解は聞きましたが、公取委のお立場として、いま私が申すとおりに、添付の問題、リベートの問題——これは、物価を安くするために今回消費者保護の基本法案もできたわけなんですが、ここに私は問題があると思うのです。リベートの問題。このように、メーカーと問屋の不当...全文を見る
○田代富士男君 いま公取のお立場としてるる御説明になった一つの中で、添付の問題について、一割程度であったならば常識としてということでございますが、私がいま申し上げたのは、三〇%、五〇%、七〇%と申し上げたわけなんです。こういう場合には、また制限金額、合計の制限金額等もあるというこ...全文を見る
○田代富士男君 それが、あくまで卸問屋の自主的な立場であったならば、それは認めざるを得ないと申されますが、現在は、その実情も、これは薬品メーカーだけじゃありません。きょうは薬だけを焦点にしぼっておりますが、電機にも、すべての面におきまして——私はこの前もここで再販の問題を取り上げ...全文を見る
○田代富士男君 で、きょうは経企庁長官もおいでになっていらっしゃいますし、時間もありませんから、厚生省に対してはいまの程度で終わりたいと思います。  次は、経企庁にお尋ねしたいと思います。  この消費者保護基本法案が今回審議されることになりましたが、この基本法案は、欧米の先進...全文を見る
○田代富士男君 いま、経企庁長官も、最初予定した以上に、もう法案が可決されない現在の審議中から、一歩いままでよりも前進した姿が見受けられるという、まあそういうわけで、いままでにない期待をしておるというような長官の御答弁を受けまして、いまの長官の期待どおりにこれが現実になってもらい...全文を見る
○田代富士男君 いま、そのように基本法に対するお考えを言っていただきましたが、この基本法というのは、期待が大きければ大きいだけに、どうしていままで早くこういうのが出なかったか、そういう消費者の声が聞かれます。最近、あまり消費者行政、消費者教育というものに対して無関心な人々でも、わ...全文を見る
○田代富士男君 それで、また私はある消費者の一人に尋ねてみました。この物価の問題に対してあなたたちはだれが一番味方してくれるか知っていますかということを尋ねてみましたら、詳しいことはわからぬけれども経済企画庁というのがわれわれの味方じゃないんですかということを、その人が言っている...全文を見る
○田代富士男君 まあ、いまの点、私はそのように心配しておりますが、長官もいま披瀝されたわけなんですが、ひとつその事務担当の局長にもしっかりお願いしたいわけなんです。長官はいまいらっしゃいませんから、砂田先生でもよろしいですが、もしお差しつかえがあれば局長でもけっこうでございますが...全文を見る
○田代富士男君 いま、提案者としての御苦心なさった点を聞かしていただきまして、両院の物価特別委員会で検討していきましょうということでございますが、物価委員会は参議院のほうがちょいとばかり先輩だものですから、先輩のほうがしっかりしなくちゃならないということで自覚を新たにしている次第...全文を見る
○田代富士男君 いま、消費者の声でございましたが、そこで、私は、消費者保護基本法案を勉強する前に、終戦後われわれの消費生活がどのようになされてきたかということを、ざっと調べてみたわけなんです。そうしますと、まあ大きくは、これは私なりの意見ですが、三つないし四つに段階を分けることが...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、委員長からきょうは四時までということでございますから、また次回の委員会に回すといたしまして、もう一問だけできょうは終わっておきまして、次回に回したいと思います。  いまも長官から、大都市に人口が集中したということから、いろいろ御説明をしていただきましたが、...全文を見る
05月09日第58回国会 参議院 逓信委員会 第16号
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○田代富士男君 私は、きょう公衆電気通信法の一部を改正する法律案について質疑を行ないたいと思います。  この提案理由の説明にも書いてございますが、最近における経済成長、社会開発の発展、国民生活の向上に伴って加入電話の架設に対する国民の要望は増大の一途をたどっており、申し込んでも...全文を見る
○田代富士男君 私がいま申したとおりに、これは取りつけするのは一生のうちに一回だからと、何とかこれだけの設備するのに、それだけの財源がないために負担してもらおうと、そのくらいはよいのじゃないかという考えですが、これは、私は当局から見た考えじゃないかと思うのです。私は、ここをいま言...全文を見る
○田代富士男君 いま、るるこのように一兆数千億円の借金ができてまいりましたと、利子だけでも数千億円ありますと、こういうような状態でございますという御説明がございました。それは、もう当初からわかっていたことじゃないかと思うのです。何年度にはどのくらいになるか、それもわかった上に、数...全文を見る
○田代富士男君 いま、いろいろ増収になった四%の財源の使途についての御説明がございましたが、そういうところにお使いになるのもけっこうですが、設備料という一つの部門を考えていくなら、私は財源が出てこないわけがないと思う。またいま電話帳が印刷されております。あの電話帳の収入だけでもば...全文を見る
○田代富士男君 いま御説明を願ったわけなんですが、すべてそのような近代化のために改善するのに資金がないから受益者負担でお願いするというような御説明でございますが、私は、そのようにしてしまったら、これはもう簡単なことです。何でもかんでも利用する人が負担するのだというなら、今日のいろ...全文を見る
○田代富士男君 いま小林大臣からいろいろ料金体制の四つの部門についても検討したと、専用電話の問題についても検討したおりに、ある一部の事務当局者の中には、原価計算の上からいくならば、もっと安くできるのじゃないか、そういう意見もあった、大臣は、やはりもっとそういう一般大衆の皆さんに迷...全文を見る
○田代富士男君 だから、いまの専用電話の料金は、原価まで下げたい。そういう意向であるとなればなおさら、そのくらい大口の利用者に対しては便宜を計らなくちゃならないのか。それならば、全体の設備料としまして、絶対数の金額のどれくらい出ますか。私はその点、疑問に思えてしかたがないわけなん...全文を見る
○田代富士男君 いま数字の面から御説明になりましたけれども、まあ概略を、一般料金の半額でなされているわけなんですが、それで、いま申されるようにまだこれを下げなくちゃならないというようなことを聞けば、もうほんとうにわれわれとしては、もう何回も言うとおり納得できないわけなんです。その...全文を見る
○田代富士男君 私も、くどく言いたくありませんけれども、いまの問題を整理しますと、大臣並びに総裁、関係者の方の説明をお聞きしますと、いまこれは一部にすぎない、これは新規加入のための資金に必要なために、それをほかの人々に振り当てるということは不公平である、だから新しく加入する人に対...全文を見る
○田代富士男君 いま政府の経済社会発展計画のその線に沿っては、さほどの影響はないと。ただいまこまかい数字で、最初、加入を百九十万、そのように予測していたけれども、百七十二、三万に変更したという、その他いろいろ御説明がいまございましたが、どうしても、これは経済社会発展計画の一環とし...全文を見る
○田代富士男君 ますます大臣と公社との、この場所だけのお考えの違いであるか、そちらへお帰りになりましたら一致なさっていらっしゃるのか、それは、私たち理解することができないところでございますが、大臣のいまのお気持ちどおりでいくならば、料金値上げもひとつやめておいていただきたいと思う...全文を見る
○田代富士男君 いま説明していただきましたが、これはやはり一長一短があろうと思うわけなんです。やはり公社とすれば、公社に便利な方法を、現在これは効率性経済の効率化という点からとっていらっしゃると思うのですが、私は一長一短これはあると思うわけなんです。この問題につきましては、また国...全文を見る
○田代富士男君 いまいろいろな概況を説明していただきまして、やはり申し込みの大半が自動の七八%を占めており、都市周辺になっている。で、あと手動の二二%、これが農山村の申し込みじゃないかと思いますが、このように申し込みが多い実情を打開するためには、一つの方法としまして、やはり公衆電...全文を見る
○田代富士男君 委員長のほうから、もう時間が超過しているからという連絡がいつもこの委員会で出て、時間の制限を受けておりますが、もっと時間をお願いしたいと思うのですけれども、きょうの場合は、あとの質問者もあるということでございますから。これは大事な問題じゃないかと思うのです。こうい...全文を見る
○田代富士男君 いまのでは私は納得できません。どうも、いまの総裁の答弁は、いまずっと聞いてきた中に含まれますけれども、そういう総裁のお考えは、これはもう認めてもらうものだと思った上のお考えですけれども、もしも上げなかった場合は、第四次五カ年計画というものはどうなるのか。また、これ...全文を見る
05月17日第58回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第12号
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○田代富士男君 質問の途中に入りまして、長官が三時までだということでございますから、時間にして十分でございます。いろいろお聞きしたいこともございましたんですが、十分内という制限もございますから、その中から一、二を聞きたいと思いますが、この前も私は消費者保護の基本法案につきまして、...全文を見る
○田代富士男君 またこれは飛ばしまして、長くいてもらえないということでございますから。  いま焦点になっています災害の問題、直接経企庁に関係ないじゃないかと言われるかと思いますが、災害とわれわれ国民生活との関係でございますが、そのようになっていけば関係がないわけはないと思うわけ...全文を見る
○田代富士男君 きょうの委員会は、久方ぶりに厚生大臣が御出席になりました。私は参議院の物価対策特別委員会ができましてからずっとこの委員会におりますが、委員長も三代おかわりになりました。いままでにたびたび、厚生省関係の質問が多かったために、この三年間厚生大臣の出席を求めてきましたが...全文を見る
○田代富士男君 大臣が、善処します、ただ一言でございますが、いままでたびたび聞いてまいりましたが、時間もありませんから、もう一つ……。  現在、薬関係の流通段階の問題でございますが、メーカー、御問屋、第一次、第二次、第三次等、そうして薬局あるいは病院、そのように流通段階がなされ...全文を見る
○田代富士男君 まあ、大臣の御決意を聞きまして、ほかの大臣と違いまして、大臣は実行型の大臣でございますから、ぜひとも実践していただきたいと思います。私がいま何もやってないということを申し上げたのは、大臣じゃない。大臣以下の人々がやってないと言っている。局長、変な顔していらっしゃい...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま公取の御意見も聞きましたが、厚生省当局といたしまして、当時、製造業者に対しまして製品の回収を命じたということが一般紙にも報道されました。その中に発表された会社名を見ますと、公取に対して申し出がありました七社のほかに、わずか一社だけになっていたわけです。...全文を見る
○田代富士男君 まあ、最初申し出たのは七社でありまして、新聞に発表したのは八社である、そうして現在十六社ほどそのような行政指導をやっておるということでございますが、その七社と、追加のプラス一社の名前はわかりますか。
○田代富士男君 そこで、公取の当局にお聞きいたしますけれども、いま薬務局長が申されましたとおりに、それほど早々と回収の措置をとったことに対しまして、公取に対しまして、不当表示法違反の摘発を差し控えるようにというような厚生省からの要求があったのじゃないかということを耳にしたのですけ...全文を見る
○田代富士男君 ないということでございますから、じゃ一応ないということにしておきましょう。  ところが、お尋ねいたしますけれども、これは衆議院においても問題になりましたが、公取委員会の事務局長と厚生省の薬務局長との間に交換されました覚え書きについては、その後どのようになっており...全文を見る
○田代富士男君 いまの覚え書きのことにつきまして、公取のお立場として、あの覚え書きは不当表示法違反であることを認めて、無効の意思表示をなぜ厚生省に対しておやりにならないか。そういう疑問があるわけなんです。また、厚生省に対しましては、厚生省は積極的に公取に対しまして破棄の申し入れを...全文を見る
○田代富士男君 そこで、私は、この問題から一連のいままでの動きを見てみますと、この覚え書き一つをとりましても、私は厚生省当局にはなはだ不明朗な点を感ぜざるを得ません。世間に対しても、いかにも取り締まりをやっているように見せかけまして、事実は、そういう業者をかばっているとしか思えな...全文を見る
○田代富士男君 私は、この問題を強く申し上げるのは、一番最初に経企庁長官にもお尋ねしましたが、時間がありませんからそのまま行ってしまわれましたが、消費者保護の立場といたしまして、どういう面に力を入れていくべきか。幾つもありますが、四木の柱をわれわれ示したわけです。一つは、経済的不...全文を見る
○田代富士男君 いまの御答弁によりますと、ホルモン剤等は規制を加えていくし、また、これに類似する副作用の高いものに対しては法的規制を加えていくけれども、化粧品一般に対しては、人体に与える影響というものは緩慢であるために、そこまではやらないということは、まあ、すべての製品の中でごく...全文を見る
○田代富士男君 いまの御説明では、原料基準の実施がもうちょっと早ければ、こういう事態は起きなかったと、それが残念であったということでございますが、この砒素入り舶来おしろいにつきましては、アメリカの大手メーカーの製品でありますし、世間の人々もこれを信頼しておりましたが、おそろしいこ...全文を見る
○田代富士男君 いまも答弁されましたが、この化粧品というものは、一貫して、まあいつも口ぐせのように言われていることは、ムードの商品であるということが言い伝えられているわけなんです。そのようなことから、厚生省は薬事法によって義務づけられました監視行為というものをやっていたならば、こ...全文を見る
○田代富士男君 これはたぶん昨年ではなかったかと思いますが、消費者団体の一つであります消費科学連合会が行なった一般消費者の化粧品に対する商品知識というものを調査したわけなんです。それが三月か四月ごろであったと思いますが、発表されたわけなんですが、それによれば、一般の人々の化粧品に...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま問題になっております消費者保護の基本法案の中では、消費者自身を中心としてわれわれは考えておりますが、この中で、肉体的危険からの保護ということもわれわれは特に意味していかなければならないし、そういうところで、いまさっきも、成分内容の表示の必要性を私は説き...全文を見る
○田代富士男君 いまの、行政指導においても限度がある、業界の人々にも認識をしてもらうようにしてやっていきたい、そういうことでございますが、私は、そのように実行していただきたいと思います。かりに、いますぐというわけにはまいらないにしましても、商標名はそれぞれの企業の営業政策によって...全文を見る
○田代富士男君 そこで、私は具体的な例をあげます。局長、私は、いつも局長に対する質問は裏づけを持ってやっておりますから、そのつもりでひとつ。  ここに製品があります。これ。これを局長のところへ持って行ってください。これは、去る四月ごろ新聞にも広告が出されております。これは「リプ...全文を見る
○田代富士男君 後ほど詳細に調べてとおっしゃいますが、私は、これをずっとお聞きしたがったわけですが、私、調べてもらうことを申し上げますから、そっちで控えておいてください。私言いますから。一つは、胎盤エキスということになっておりますが、胎盤エキスとは一体何の胎盤をどのように操作して...全文を見る
○田代富士男君 いま局長は、これを検討するとおっしゃいましたが、いつまでに検討していただけますか。
○田代富士男君 それじゃ、二十二日の委員会において、それを冒頭に、その調査した結果を、厚生省の見解を述べていただきます。そのときにまた、公取の立場としても私はお聞きしたいと思いますが、いま申し上げるように、まことに憂うべきような実態がございますが、これが起こってきた原因というもの...全文を見る
○田代富士男君 それでは、最後に私は申し上げますが、いま、今後努力していくと申されましたから、私は具体的な提案をひとつやりたいと思うのです。それに対しまして、はっきり態度を示してもらいたい。三つのものを申し上げます。  一つは、化粧品の成分内容を、成分別に、その配合割合を含めて...全文を見る
○田代富士男君 それでは、きょうはこれで終わります。
05月22日第58回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第13号
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○田代富士男君 先日のこの委員会におきまして、私はリプロンの問題を取り上げまして、八項目にわたりまして質問をしております。で、その後、いま局長が申されましたとおりに、全部製品を回収し、そうして、現段階におきましては、その製品に対しまして調査の段階である、まあその検討した結果、その...全文を見る
○田代富士男君 いま局長の答弁の中で、九州大学の医学部皮膚科のデータをあげていらっしゃいますが、この前も私は委員会で申し上げました。この薬だけの効果で——いま二つの症状が確認されたということでございますが、これ以外に、いろいろ、ビタミン剤だとか、ほかの薬も飲んだ上の結果なんですね...全文を見る
○田代富士男君 総理に最初にお願いがありますが、このような大事な法案に対しまして、やはり全面的に力を入れるのが一国の総理じゃないかと思いますが、いまもここでいろいろ打ち合わしておりますが、一時間ぐらいでこの消費者保護基本法案を検討しようというのは、そもそも無理じゃないかと思うので...全文を見る
○田代富士男君 佐藤総理が御指導、御鞭撻をということでございますならば、私からのお願いは、御指導、御鞭撻する時間を与えてもらいたいと、あわせてお願いしておきたいと思います。  そこで、時間がありませんから、私の要点をまとめてお聞きしたいと思いますが、消費者物価がどうしてこのよう...全文を見る
05月23日第58回国会 参議院 運輸委員会 第19号
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○田代富士男君 きょうは委員長から、三十分ぐらいで全部終わってくれという御指示がございましたのですが、私はもっと慎重審議をしてもらいたいと思います。これは、ほかでもございませんが、昨日も私は佐藤総理に申し上げました。物価の委員会で、一時間という時間で終わってもらいたいといいまして...全文を見る
○田代富士男君 いま概略を説明していただきまして、特に函館、八戸港の被害が大きいということでございますが、公明党で、政府の調査団よりも一足先に調査をやりました。その状況を聞いて見ますと、函館港は御承知のように、西からドックがこうなっておりますが、A、Bの地点は軽微である。C地点は...全文を見る
○田代富士男君 幸いと申すか不幸と申すか、今回の十勝沖地震のこのことによりまして、われわれ自身は教えられるべきところがあると思うんです。いま大臣が申されるとおりに、現在の施設においては、地震に対する防備というものは無防備に近いような状態であった、それでやってきていた。それが今回の...全文を見る
○田代富士男君 大臣のお考えはよくわかりましたが、技術担当者の当局としておもに今回の、まだこまかいデータはでき上がっておりませんが、ただアウトラインは大体私もつかんでおります。時間がありません、ここに申し上げるデータ書いてありますけれども。いま大臣の御決意に対しましてどういう点に...全文を見る
○田代富士男君 これ以上言ってもまだ無理な段階じゃないかと思いますから、それは強く要望しておきたいと思います。  時間もあまりありませんから、そこで港湾整備五カ年計画の問題でございますが、いまここにも趣旨説明あるいは理由等が述べてあります。私もよく読ましていただきましたが、この...全文を見る
○田代富士男君 まあそのように次から次と変えるということはあまりよくないと思いますが、よい面の建設のために変えていくというような御趣旨の御説明でもございました。そうだろうと私は思うのですけれども、まあその計画によって港湾施設というものが逐次整備されてきておるでしょうし、将来もその...全文を見る
○田代富士男君 いま当局の立場から御説明をしていただきまして、いままでの国と地元との比率は六対四となる、その間のいろいろなでこぼこがございましたが、今後も努力していきたいということでございますが、私は先日も大阪湾へ行ってまいりました。これは別の用件で行ったのです。その用件というも...全文を見る
○田代富士男君 私は中曽根運輸大臣が大臣になられまして協力者の一人の立場です。ここでいろいろ大臣が、これは余談になるかもわかりませんが、通達を出されたときには裏づけに必ず行っております。一つは昨年の暮に、帰省客のためにいろいろ旅客船が定員オーバーになって事故のないようにということ...全文を見る
○田代富士男君 いま苦しい港湾関係の実情というものを話していただきましたが、確かにそういう面があるのじゃないかと思います。まあ古くからの商慣習によって全部が運営されております。特に港湾関係というものは非常に封建的なところでございます。これも私はじかに当たりましてこれの近代化という...全文を見る
○田代富士男君 港湾関係の問題はその程度にいたしまして、時間がありませんから二、三、最初に申し上げました十勝沖地震関係の問題をお聞きしたいと思います、もうこれは短い時間でございますから。  一番最初にもお話をしましたとおり、十勝沖地震のために東北本線の尻内といいますか、駅の名前...全文を見る
○田代富士男君 そこで大臣からいまお話を聞きまして、近々開通の見込みが立つということでございますが、現在不通のために、北上線、花輪線で乗客を迂回されていらっしゃるそうですが、貨物はどうなっておるのか。その点をお聞かせ願いたい。
○田代富士男君 貨物の輸送が支障を来たしておるということが実情じゃないかと思うのです。当地へ公明党の調査団も参りましたし、派遣隊も参って、実情を聞いてまいりますと、そのために生鮮食料品が非常に不足しておる。そのために物価の値上がりと申しますか、一時的現象に終われば幸いだと思います...全文を見る
○田代富士男君 それで最初にも港湾関係についての災害が起きた場合、対処してもらうべく五カ年計画に繰り入れてもらいたいということを要望いたしましたが、現在東京地方を考えてみたわけなんです。ここに週刊朝日もありますが、週刊朝日にも、東京、大阪に地震が起きた場合はどうなるかということが...全文を見る
10月08日第59回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第1号
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○田代富士男君 時間がありませんし、大臣がお急ぎのようでありますが、いま市川先生より宮守線の話が出ておりますが、この宮守線につきましては、私はこの運輸委員会におきましてずっと以前にも一回御検討していただくようにお願いをしたことがあります。これは大橋運輸大臣のときであったかと思いま...全文を見る
○田代富士男君 そうした場合もう一つお伺いしたいことは、鉄道公団のあり方ですね、運営というものは現在の既定方針のまま進むべきか、あるいは時間がありませんから申し上げませんが、いま言った全体的な問題と考慮してもう一度建設的な方向にこの鉄道公団のあり方を考えていくべき必要があるんじゃ...全文を見る
○田代富士男君 これで終わります。そこでいま国鉄の問題についてお聞きしましたが、もう一つ今度は名前は私鉄という名前になりますが、いま運輸大臣がこの問題は経済のことだけでは考えられない、地域開発という問題に対しましてはあらゆる社会福祉の問題も考えていかなくちゃならない、そうした場合...全文を見る
○田代富士男君 このような判断をなさるのに、大体運輸当局として現地へ派遣をされて、このような声を聞くなりあるいは地方議会の議決というようなことも必要ですから、それを廃止に踏み切る場合は、いままでの事例として大体どのくらいの期間を要されたのか、いままでのことでけっこうですが、参考ま...全文を見る
○田代富士男君 このように赤字路線の問題を論じておりますが、国鉄の目的はあくまで国鉄全体の赤字をなくそう、あるいは営業係数のよい路線に対してはどんどん力を入れていかなくちゃならないし、どちらかといえば郡部と都市部となったならば、都市部に対しましてある程度力を入れて、そこでカバーを...全文を見る
12月12日第60回国会 参議院 運輸委員会 第1号
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○田代富士男君 きょう初めて原田運輸大臣に出席していただきまして、この委員会でいろいろ質問いたしますが、原田運輸大臣は私と同じ大阪でございます。大阪から運輸大臣が出られたということはまことにうれしいことじゃないかと思いますが、まことにおめでとうございました。いま原田運輸大臣が山中...全文を見る
○田代富士男君 そこで、きょうは時間もありませんから、端的に一つの私鉄の問題を取り上げましていろいろお尋ねをしたいと思います。  運輸大臣も御承知のとおりに、瀬戸内海の中で一番大きい島であります淡路島でございますが、ここに淡路交通という会社がございます。昔は島で電車が走っている...全文を見る
○田代富士男君 廃止の申請書が出されたと思いますが、その廃止の申請書をちょっと具体的に御説明願いたいと思いますが、当時は荒舩運輸大臣でございます。荒舩運輸大臣に、廃止の申請書が、いま申されました四十一年の八月八日に出されております。おもにどういう内容で廃止になったのか。
○田代富士男君 いま局長のおっしゃるとおりに要点だけですから内容は不十分じゃないかと思います。またここに同席なさっていらっしゃるお方もその大綱はほとんどつかめないんじゃないかと思います、いまの要領では。  私がもう一つ申し上げますのは、廃止理由書を私も写しを持っております。で、...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、原田運輸大臣は、自分が押してないのですから、そういうことですけれども、事実は、これはりっぱな廃止理由書の申請書です。出先機関もありますよ。おっしゃるとおりちゃんとそのようなもので審議会にもかけなくちゃならない。しかし、これは申請書を出されてたった一カ月もたた...全文を見る
○田代富士男君 勇気をふるってとおっしゃいますが、私が言っているのは、運輸大臣は、廃止するかしないかの権限ですよ。それはわかりますよ。それにしては何もなくて、参考資料なくして廃止なんかできぬですから。これは理由書で、こういう理由でこういう交渉の結果ここまできましたということです。...全文を見る
○田代富士男君 殺生というならば、法務省の関係の方、来ていらっしゃいますから、第三者の立場、冷静の立場から、こういうものをまじえて冷静の立場から、どういうことになるか、ひとつお願いしたいと思います。
○田代富士男君 いま法務省の立場として、証拠に基づいてやらなくては本件がどうなるかわからない、それはもうもっともなんじゃないかと思いますが、一つ証拠を出してみたいと思います。これは建設省からいただいた書類で、きょうは坪川大臣にも御出席願いたいとお願いしていたんですが、衆議院に何も...全文を見る
○田代富士男君 これは協議事項がほんとうであるかうそであるか、それだけでけっこうですよ、時間もありませんから。
○田代富士男君 間違いないですね、協議事項。――じゃ、建設省の協議事項は間違いないということが、ここで建設省の責任者においてなされました。さすれば一体さきの廃止理由書の中で、――ページ数を申し上げます。三ページを開いてください。その三ページの一番――三ページのあとからちょっと読ん...全文を見る
○田代富士男君 なかなか慎重でおいでになると思います。やはりそのくらい廃止理由も慎重にやってもらいたかったのです。いま法務省の御答弁のように、このぐらい慎重に廃止理由をやっていただいたらこの間違いはなかった。いま一つの証拠が出たが、いま、証拠は調べてみなければわからないと。しかし...全文を見る
○田代富士男君 渡辺政務次官にお尋ねしますが、いまあなたは、間違いないということをおたくの資料で申されましたが、廃止の理由書には同意してないことになってる、この点の食い違いに対してどういうようにお考えですか。
○田代富士男君 時間がありませんから――大臣は一時の本会議にいかなければなりませんから、要領よくこの食い違いの点について、どうなんだと……。
○田代富士男君 私の質問している趣旨をよくおわかりになっていらっしゃらないと思うのですが、時間がございませんから……。  第一の問題は、このような廃止理由の申請書に、そういうインチキの申請書をやられて、それに運輸省自身もめくら判を押している。そのようにやはり建設省の意見と、運輸...全文を見る
○田代富士男君 いや土地代と、土地の面積ですよ。踏切の土地だけですよ。補償金のことを聞いているのじゃないのですよ。踏切があるでしょう。国道がまたがるでしょう。それに対して建設省が取得した土地代と広さです。どのくらいの土地代か。どのくらいのお金になっているか、土地代だけ。きのうから...全文を見る
○田代富士男君 宇山のほうはどうなんですか。
○田代富士男君 こういうように答弁がずさんだから、これは一つのあらわれですよ。三万八千円の金額だからどうでもよろしいと、私がわざわざ二カ所と言っているでしょう。国衙と宇山であるということははっきりしているし、再三これは建設省の当局にこれを言っているじゃないですか。それで三万八千円...全文を見る
○田代富士男君 具体的に説明してください。
○田代富士男君 時間がありませんから、それも深く突っ込みませんが、今度は、公共事業をやっていく場合の営業補償はどういうふうになっているのか、また、その基準をちょっとお知らせ願いたいと思います。
○田代富士男君 じゃその基準はどこにありますか、裏づけは。法的な基準がありますか。基準は、いまの三十七年六月二十九日の閣議了解以外ないでしょう。三十七年六月二十九日の閣議了解以外ないでしょう。閣議了解以外ないでしょう。ちゃんと言っているじゃないですか。三十七年六月二十九日の閣議了...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんから、私も事前に打ち合わせたところを言います、こちらから。もう、あなたのほうのこういう公共補償についての基準はどこにあるかと、私も事前に再三お尋ねをしております。そういう、この淡路交通をやる場合の、このときの補償基準というのはなかったのです。もう時...全文を見る
○田代富士男君 時間もありませんから、もっと聞きたいことをなにしておりましたけれども、大綱だけ聞いていきます、飛ばして。  そこで、これによって補償基準としたということです。そうしますと、この文章どおりに読んでいきますと、「機能の回復が困難と認められる場合には、公共施設としての...全文を見る
○田代富士男君 平面でとか、そういう……。私が言っているのは、この補償の裏づけの考え方なんです。そこまでまだ聞いておりませんよ。二十八号線が通ったために、電車の機能が困難になるかと、端的に聞けばどうですか。電車がとまりますか、国道が通ったために。
○田代富士男君 私が言っているのは、何回も言っておりますけれども、ここが一番問題なんです。補償の問題は、ほかに補償の基準がないでしょう。いま局長おっしゃったとおりに、これ以外にはないから、私はこの条文に照らして言っているわけなんです。局長の答弁は、条文に合っておりませんよ。これに...全文を見る
○田代富士男君 そうすると、いまのちょっと説明ははっきりしませんよ。立体交差したいけれども、したいけれどもと、そうおっしゃるならば、ほんとうに立体交差する予定だったんですね。もう一言聞いておきますけれども。
○田代富士男君 三十五年の時点を言ってるんじゃないんですよ。結論として、最後まで立体交差をしたいとおっしゃった。しかし、三十五年のことしか答えられないでしょう、あなたの立場として。事実は、立体交差の工事はやっておりませんよ。平面交差できるような工事をやってきているじゃないですか。...全文を見る
○田代富士男君 言ってくださいよ。
○田代富士男君 だから、時間も何ですから、いま言うように、この補償基準というものがないことははっきりしているんです。また、この閣議決定のこれにも、いまの中で言われるとおりに、あいまいですよ。そうしてきのうも、私は行ってきたけれども、打ち合わせの最中に、そちらで言われたことはどうい...全文を見る
○田代富士男君 国道だけでけっこうです。
○田代富士男君 私は、この問題につきまして、どこでも立体交差をやっているのか、どこでも立体交差をやってきております、いまもそのような答弁ですが、これは岡山県にあります片上鉄道です。備前町の地区、同和鉱業の経営する私鉄です。これは国道二号線と備前町付近で交差しています。昭和三十八年...全文を見る
○田代富士男君 以下全部読んでください。私がいまさっきお願いしたのは、ことしの一月現在の役員と、それからことしの十一月に役員が一部かわっております。だから、一月現在の役員を言って、十一月にかわった部分を言ってください。
○田代富士男君 抜けているでしょう。箱木さんの次はだれでしょう。
○田代富士男君 いま私はこの会社の役員を発表をしていただきましたが、ずっと私この役員の中を見ておりますと、土屋社長、これはいま申されたとおりに一月なくなりましたということですが、この死に方が変な死に方でして、ことしの一月に死んだということですけれども、死体があがっていないんです、...全文を見る
○田代富士男君 それで業務上横領の事件があったということが法務省からお話がございましたが、私はそれもちょっと調べてみました。そうしますと、これは起訴猶予になった事件らしいのです。これは自分の同僚から告発されたのだから、内輪の話だからということでございますが、それによりますと、これ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、それだけのお金を、加藤――前は専務であり、社長である彼は、いろいろ使ったと思うのです。淡路交通というのはどういうふるまいをやってきたかといいますと、淡路交通の資本金は二億円の会社です。二億円の会社といえば中小の会社です。ところが、やることは非常にはででして...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんから、一つ一つ簡単にお聞きしたいと思いますが、バス車両購入費に、これは一億二百六十万になっております。これはバスが何台分ですか。
○田代富士男君 そうしますと、ここで二十七台を――ほんとうは私は補償基準が何よりもインチキだということをこれからるる説明いたします。  これは、電車を廃止したからバスを通すのに二十七台必要だ。それで、六千七百万円の補償の一つですけれども、バスが四十一年三月現在淡路交通にありまし...全文を見る
○田代富士男君 いや、そこまで……バスのことだけ伺っておりますから。  この報告はきていないということですね。そうしますと、これは近畿地方建設局兵庫国道工事事務所長と淡路交通の会社の幹部によるところの契約書がかわされておる。そうしてここに――第四条を見てください。第四条にはどう...全文を見る
○田代富士男君 ここで全部報告をしなければならないということになっております、第一条、第二条から読んでみますと。だからこのような第四条があるけれども、第三条の二も、全部報告しなければならない。報告すら一つもとっていない。二十七台の基準すらあいまいである。もう二年以上たちますよ。そ...全文を見る
○田代富士男君 そんなでたらめ、言いなさんな。積算をするには、積み重ねてこなくちゃならないじゃないですか。総額はそうだが、中は少々違いがある。そんなでたらめなことありますか。だから、補償基準がでたらめなことは、あなたの答弁をもってしてもはっきりするじゃありませんか。これが一カ所ぐ...全文を見る
○田代富士男君 これは、あなたのほうはもうこれだけの金額なんかどうでもいいという。会計検査院のほうに聞きました。会計検査院のほうもでたらめです。何にも調べておりません。きょうも呼ぼうと思ったんですが……。こんなに現金を払って、八百万の現金を払いながら、三原町に対しては、加藤社長は...全文を見る
○田代富士男君 資料持ち合わせないとおっしゃるから簡単に言いますと――私言います。この一千八百万というのは電車の運転手が二十七人おりました。その二十七人を自動車の運転手にするために訓練をする間、やはり給料も払わなければならぬ、訓練費も出さなくちゃならぬ、そのための、要するに二十七...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと二十七名が三人になったインチキはおわかりになったと思いますが、そこで昭和四十二年の百五回の株主総会の席上で、一株主がこのような一千八百万の金が建設省より補償されておるということを言ったことで暴露したわけなんです。そこで労働組合の耳に入ったわけなんです。...全文を見る
○田代富士男君 最後に三百。それで私はいま申しますとおり、二十七人の中の三名の人の名前もわかっております。だから、何だったら教えもしますけれども、私はこのような問題に対して、第一番目に、廃止理由書の中にもインチキ性、虚偽がある。これをうのみにした運輸省。補償基準はない。無理してつ...全文を見る