田代富士男

たしろふじお



当選回数回

田代富士男の1971年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月27日第65回国会 参議院 本会議 第4号
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○田代富士男君 私は、公明党を代表して、問題を主として内政にしぼって、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  総理は、先日の所信表明において、「一九七〇年代のわが国は、現在、その長い歴史の中でも、最も力の充実した時期、いわば壮年期にあるということができる」と述べ、わが世の春を...全文を見る
07月20日第66回国会 参議院 本会議 第4号
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○田代富士男君 私は、公明党を代表して、総理の所信表明に対して、内外の重要問題につき質問をいたすものであります。  佐藤総理、あなたが総理に就任して以来はや六年八カ月を経過し、その間実に十九回の所信表明がなされているのであります。総理は演説のたびに人間尊重を繰り返し言明してまい...全文を見る
07月30日第66回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第1号
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○田代富士男君 きょうは、交通問題の中で特に航空機事故をいかにして今後防止していくかという、そのために過去のいろいろな原因等さまざまな問題から検討されている最中に、ただいま報道がありましたとおりに再びこのような全日空の727と自衛隊機がいわゆる衝突をしたということは、ほんとうにわ...全文を見る
○田代富士男君 はい。
○田代富士男君 その調査団。
08月02日第66回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第2号
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○田代富士男君 すでに土曜日、運輸委員会をやるということを公報にもはっきり出されたわけなんです。われわれも、大事なことだし、いま藤田委員からも御発言がありましたとおり、こういう大きな事故が連続して起きておりますから、だからこれを解決するには一日でも早いほうがいいんじゃないか、そう...全文を見る
○田代富士男君 いまいろいろ森中君のほうからもお話がありましたが、先日、そもそもの運輸委員会の趣旨というものは、参考人を呼んで意見を聞いたあとに「ばんだい」号についての政府に対する質疑もあわせてやるという、これがたてまえの委員会じゃなかったかと思うんです。これが趣旨なんです。それ...全文を見る
○田代富士男君 いやそんなことないじゃない。だから、この前の趣旨からいくならば、いま運輸委員会を継続してやるということに対しては、「ばんだい」号の調査だけでも委員会を開けないわけではないわけです、やろうといえば。
○田代富士男君 ちょっと待ってください、発言中ですから……。
08月16日第66回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第3号
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○田代富士男君 ただいま航空問題を中心といたしまして森中委員よりいろいろ質問がされました。私も引き続いて、この問題に対して質問したいと思います。  特に丹羽運輸大臣が大臣になられましてから、にわかにこういう問題が起きてまいりました。まあ丹羽運輸大臣だからにわかにというわけじゃな...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣が、運輸、防衛その他の専門機関の人が協議して今後の問題に対して対処をしていく、そして自衛隊機が民間航空路と完全に分離していくような形態をとっていく、そういうお話でございますが、先日も新聞その他でも報道されましたけれども、運輸省から、ただいま話がありましたよ...全文を見る
○田代富士男君 今後そういうことはございませんですか。
○田代富士男君 いま減便の問題を申し上げましたが、この減便の措置は、大臣がいま申されましたとおりに、航空施設、特に保安施設の問題に対しては、五カ年計画よりも三カ年計画に繰り上げようと、そのように指示を出したと言われるように、施設を整えてまいりたいということですが、一時的な減便措置...全文を見る
○田代富士男君 時間が制限されておりますので、次に参ります。  防衛庁の方にお尋ねしますが、ヘリボーン作戦についてちょっとお尋ねをいたします。北海道の、先日「ばんだい」号の事故が起きましたあの付近の、丘珠と千歳の中間かと思いますが、ここでそういう自衛隊の演習が計画されております...全文を見る
○田代富士男君 いま申されました飛行訓練の計画等につきまして、先日から資料を出してもらいたいとお願いしておりましたが、私がこの委員会に参りました当初にいただいて、まだ詳しく中は見ておりませんけれども、この問題につきまして、いま申されたとおりに事故のないようにということを第一義にや...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんが、まだはっきりおわかりになっていないような御様子ですからあらためてお聞きいたしません。はっきりしておいてください。  そこで私は運輸大臣にお尋ねいたしますが、ただいまのヘリボーン作戦の演習は、もう連絡もいっているし御承知だったと思いますが、こう...全文を見る
○田代富士男君 いまの大臣のお話を聞いておりましても事務的なお話でございまして、まあ時間もありますからもうちょっと聞きたいと思いますけれども、次の問題に移りたいと思いますが、そういう連絡不徹底、あるいはそういうことに対しまして今後の問題にも対処していかなければまた再び事故も起きる...全文を見る
○田代富士男君 いまはパイロットの定数ですけれども、種類別に免許の段階があったと思うのです。三段階に分かれたそういう段階があったと思いますが、それはけっこうです、時間がありませんから。  その三段階に分かれましてジェットパイロットを養成していくわけなんですけれども、今回の全日空...全文を見る
○田代富士男君 この問題に対しましては、また次回の運輸委員会でお聞きしたいと思います。きょうはそういう点だけお聞きしておきます。  次に、運輸大臣にお尋ねいたしますが、東京の管制部についてでありますが、東久留米市にあります東京管制部の勤務体制ですね、これもいま森中委員からも少し...全文を見る
○田代富士男君 いま積極的に管制官の待遇改善について取り組んでいくという大臣のお話でございますが、具体的な例をあげますと、公務員の合同宿舎では部屋が三つありますが、それに対しまして管制官は、世帯持ちで二部屋、独身者は一部屋です。その一部屋というのは、三畳の間に住んでいる管制官がお...全文を見る
○田代富士男君 では、もし、こういうことがあってはなりませんが、試験飛行中に事故を起こした場合に、一体だれが責任を持つのか、その点をお願いしたいと思います。
○田代富士男君 時間もずいぶんたったので、まとめてお聞きします。  七月三十日の全日空の衝突以来、パイロットや管制官の人たちによりましてつくられております航空安全会議で、緊急要請書が各方面に出されていると思います。特にこれは運輸省のほうにも要請書として出されていると思いますが、...全文を見る
10月07日第66回国会 参議院 物価等対策特別委員会 閉会後第1号
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○田代富士男君 きょうの委員会は、朝から始まりまして現在一時半でございます。理事会の申し合わせでは、長官には申しわけないけれども、昼御飯を抜いて審議に参加していただく、そういうことでございましたが、私、いまさっきから長官のお顔を見ておりましたら、昼めしを抜いてはどうかと思います。...全文を見る
○田代富士男君 長官、まことに申しわけございません。できるだけまとめまして、いたします。  朝からもいろいろ審議されてまいりまして、現在、円の切り上げあるいは不況をいかにして回避するかということで、政府当局といたしましても刺激政策をおとりになっていらっしゃいます。これはやむを得...全文を見る
○田代富士男君 いま、長官から、いろいろ対策を講じていくと、そういう御決意のほどをお聞きいたしましたが、御承知のとおりに、不況を避けるために一部で不況カルテルなどの結成が相次いで取り組まれようとしております。これは、そういうことも考えられますけれども、そういう意味から、産業界では...全文を見る
○田代富士男君 もう一度ちょっとお尋ねいたしますが、消費物価が値下がりする一つの要因といたしまして、輸入自由化政策をとっているということは、ただいま長官がお話しなさったとおりでございますが、しかし、現実には現在消費者物価はどんどんと上がっております。そうした場合に、大幅な値上がり...全文を見る
○田代富士男君 それから、この不況下の物価高を避けるためには、朝からもういろいろ審議されましたが、これは思い切って公共料金の据え置きをやらなければならないというようなことになるんじゃないかと思うんですが、政府が日ごろから主張されます受益者負担というような原則で、これをたって進めて...全文を見る
○田代富士男君 そこで、一つ具体的な問題といたしまして石油の値上げの問題が現在取り上げられております。日本の石油業界は変動相場制によりまして、実質的な円切り上げによりまして、年間一千百億円から一千三百億円くらいの為替差益があると、こういうふうに伝えられておりますが、御承知のとおり...全文を見る
○田代富士男君 まあいま両省からの見解をお聞きいたしましたけれども、こういうガソリンの値上がりに対しまして、便乗値上げということを一番心配しておりまして、ガソリンのためというわけではありませんが、東京都を中心とした大手民営の九社がバスの料金を一気に六六%ですか、値上げをしよう、現...全文を見る
○田代富士男君 ぜひともひとつ運輸省と連絡をとっていただきまして強力に推進していただきたいと思います。  そこで、物価安定をはかるには物価政策のポイントは何といいましても、食料品の安定をはかるということが一番のポイントじゃないか、こう思うわけでございますが、いまの施策を見ており...全文を見る
○田代富士男君 あと質問がずいぶんありますが、二時までという約束で、あと五分少々でございますから時間がございません。で、朝からもいろいろ審議されてまいりましたけれども、八月十六日のニクソン大統領のあの発表以来、国内景気というものは悲観的なものにおおわれておりまして、商品市況を見ま...全文を見る
○田代富士男君 だから、いま私が項目を羅列いたしましたけれども、それと同時に、あと申し上げましたとおりに、GNP世界第二位まで業績を示したということは、これは、一面は業績であるけれども、それが現在のこういう不況がくるということは、当初、だれも予測しなかったと思いますけれども、これ...全文を見る
○田代富士男君 第一班は、去る九月八日から十一日まで四日間にわたり、長屋委員長、西村理事、中沢理事と私の四名で、兵庫県及び大阪府における物価事情、消費者行政の実情等を調査いたしました。  以下、調査の概要を申し上げます。  まず、日程を追って、兵庫県から申し上げます。同県は全...全文を見る
10月08日第66回国会 参議院 運輸委員会 閉会後第4号
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○田代富士男君 いま国鉄の問題につきましていろいろ質疑がありましたが、私も重ねまして、国鉄再建問題につきまして若干質問をしたいと思います。  いま一般の会社であるならば倒産することは問違いない状態でございますが、そういう国鉄の経営を放置しているというわけにもまいらないと思う。そ...全文を見る
○田代富士男君 いま二つの、収入の増加、そわから経費増加を防ぐにはどうすればよいかと、こういう一貫した二つの方針を基調にいたしまして、国鉄全体として生産性向上の運動、通称マル生運動をなさっていらっしゃいますが、いまその問題が、ただ単なる国鉄内の問題でなくして、これは世間にも大きな...全文を見る
○田代富士男君 いま副総裁が、ILOの人間尊重の労使関係を目的とした精神を国鉄に取り入れるなら国鉄にふさわしい取り入れ方をしたいと、そういう意味の御答弁でございまして、四十六万人の国鉄関係の皆さん方に対してそれを取り入れられておりますけれども、一部には、この生産性向上のために、試...全文を見る
○田代富士男君 いま職員の問題だと、このように副総裁が申されました。それぞれ主観によってこれは見方が変わってくると思います。そのように思っていらっしゃるのを、そう思ってはいけないと私はあえて申し上げませんが、しかし、このマル生運動を通じまして、全国各地の公労委または地方裁判所に労...全文を見る
○田代富士男君 いま副総裁は、この生産性運動が不当労働行為になっていない、そういうたてまえの御発言じゃないか、簡単に言えば。その理念から言ってもそうなるはずがない、そのようにおっしゃいましたけれども、事実はこういう問題が起きているわけなんです。それを、その問題と関係がないと思いま...全文を見る
○田代富士男君 いま九月三十日のお話を承りました。そのときにも、事態が事態だけに何らかの政治対策を考えなければならないだろう、そういう意味から、きょうはいまさっきまで磯崎総裁いらっしゃいましたが、労働大臣のところにいま行っておると思います。いま申されるとおりに、これは職場でなぐり...全文を見る
○田代富士男君 いま副総裁が、三つの大きな組合をかかえている、それにはイデオロギーの違う点もあります土、それはまあ私も理解できないことはありません。そして国鉄側は、この生産性運動を拡大するためには、ただ従業員としてのたてまえをもってスト等は回避して協力してもらいたいと、で、国鉄の...全文を見る
○田代富士男君 政務次官にそれ以上のことはお聞きいたしません。  運輸大臣にちょっとお尋ねいたしますけれども、いま起きてきた問題は事故を調査している、また、そういうことがあったかなかったかということを確認しておりますという国鉄当局からの、山田副総裁のお話です。これが一カ月あるい...全文を見る
○田代富士男君 運輸大臣のお話を聞いておりましても、国鉄当局のお考えと、生産性向上運動に他意はないと、また、そういう事実を私も掌握してと、そういうお考えでございますが、それならもう一つその事実を申し上げます。もうこれでたぶん——いろいろ事実を申し上げましたけれども、まだおわかりに...全文を見る
○田代富士男君 だから、いまこういう事実もあるわけなんです。この生産性向上運動と全然関係がない、そういう姿勢でなくして、改めていく点もなければ、私は、これは解決する問題じゃないと思うのです。特に十月五日でございますか、御承知のとおり、公労委より、この不当労働行為の認定につきまして...全文を見る
○田代富士男君 いまの、いろいろ申し述べてまいりましたけれども、もう一言お聞きいたしますけれども、このような生産性運動と一緒に、これもからんで起きた事件だと思いますけれども、労働者の当然の権利でありますところの年次の有給休暇の申し出をしたんですけれども、これも一方的に取り消しをさ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いまいろいろ私は具体的は問題を申し上げましたけれども、時間の制限を付されております。この問題につきましては、まだまだ突っ込んで質問したいと思いますけれども、いま申されましたとおりに、公労委から国鉄に対しての謝罪命令が出されている、こういう状態でございまして...全文を見る
○田代富士男君 運輸大臣も労政局長も四時三十分までという、また委員長から通達がありましたから、ここでもっといまからお聞きしたいと思いましたけれども——運輸大臣、第七条の、不当労働行為に対する、労働組合法の精神、いまいろいろ申し上げてまいりましたけれども、これをお考えになりまして、...全文を見る
○田代富士男君 国鉄の山田副総裁にお尋ねいたしますが、これは総裁と御相談されなくちゃならないことかわかりませんけれども、公労委の権威ある決定がなされた場合に、国鉄といたしまして、これを不服とされまして裁判所に行政訴訟等起こされる考えがあるのかどうか、一言、お聞きします。
○田代富士男君 まだいろいろありますが、委員長からも通達がありましたから、この問題は次回にまたやりたいと思います。きょうはこれにて終わります。
10月13日第66回国会 参議院 社会労働委員会、運輸委員会連合審査会 閉会後第1号
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○田代富士男君 関連で……。連合審査で朝からいろいろマル生運動のことにつきまして審議がされております。私は去る八日の運輸委員会におきまして、この問題を取り上げました。八日の運輸委員会におきましては、具体的な問題を五つの点から——ちょうど磯崎総裁が原労働大臣のところへ行っていらっし...全文を見る
○田代富士男君 私はここで全面的にやめなさいと言っているわけじゃありません。話し合いの場所をつくるためには、やめませんよと、これじゃ相手は臨んでこないと思うんです、労使協調といいましても。問題は国鉄から生産性向上の運動を打ち出したために不当労働行為の問題が起きてきているわけなんで...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣が、いまさっきは思案中とおっしゃいまして、今度は研究中であると、衆議院の社労委員会、きょうの合同委員会を通じてだんだんわかってきたと、まあだんだんわかってきたとおっしゃるけれども、思案中から研究中であると——もうちょっとはっきりした態度で、臨むからには——...全文を見る
○田代富士男君 それで、いまさっき磯崎総裁がこれだけ労組との間に問題が提起されまして、公労委からの命令等もありまして、新しい時点に立って労使関係を確立していきたいと、こういう意味の答弁をいまさっきお聞きしましたけれども、それで生産性向上の運動はやめない。これはあえて再度申されまし...全文を見る
○田代富士男君 私が一番心配することは、まだ話し合いの場所もつくられておりません。これは国鉄部内の問題じゃないかと思いますけれども、しかし、御承知のとおり、国鉄の利用者は一億国民全部国鉄を利用しております。ここで一職場におきまして、Aさんは国労の人だ、Bさんは動労だ、Cさんは鉄労...全文を見る
○田代富士男君 そこで、原労働大臣にお尋ねいたしますが、いま前向きにこれは取り組んでいくとおっしゃいました。これが一つの労働組合と国鉄という場合には、お互いに話がしやすい場合もありますし、また労働組合の問題だってお互いに話がっきますが、幾つもの団体で、磯崎総裁もコンセンサスが大事...全文を見る
10月26日第67回国会 参議院 運輸委員会 第2号
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○田代富士男君 昨日、ただいま報告がありましたとおりに近鉄の衝突事故が起きまして、私も直接現場には行っておりませんが、公明党はいち早く衆議院の沖本議員と参議院の沢田議員二名を現地にやりまして、そしてつぶさに、三重県の公明党本部にこの事故対策本部を設けまして、また事故者の名簿が近鉄...全文を見る
○田代富士男君 いま山口局長がるる申されまして、新幹線と対照いたしましていま話をされました。しかし、近鉄の事故だけを申し上げましたが、それ以外にも大阪の近くでしたらば、昨年の七月には神戸電鉄が丸山駅構内でも事故を起こしております。これでも八十三名の負傷者が出ております。またこれ以...全文を見る
○田代富士男君 原因を究明する、それはそうしてもらわなきゃなりませんが、これはちょうど二年前の事件です。これが二年間でまだ何ら手がかりがない。もしも手がかりがあるならば——二年前と同じ事件が今回再び繰り返されているのです。ここを私は言いたいんです。二年前と事件が違うんじゃない、場...全文を見る
○田代富士男君 そこで私が言いたいことは、こういう過密ダイヤあるいはこういうスピード化に追いまくられたために、何とかスピードアップしなくちゃならないということと、それから現在合理化とか省力化とか、そういう急ぐあまりに、いろいろ私鉄におきましても設備の面の整備というものがなされてき...全文を見る
○田代富士男君 そこで今回の事故の状態を一つ一つ聞いてみたいと思いますが、この上六発の名古屋行の下り特急が事故発生直前に東青山駅で一たん停止をしております。このときに助役が事故列車に同乗したわけです。なぜ乗車をしたのか、だから、事故発生前に信号機が故障の状態であったのかどうか。そ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、停止すべき列車が停止しなかった、もしか運転手が信号を無視して、停止信号であるにもかかわらず進行したといたしましても、さっきからるる聞いているような設備がしていれば、安全側線といいますか、そちらのほうに乗り上げる装置になっているはずですけれども、これがどうし...全文を見る
○田代富士男君 まあその辺が一番微妙なところですけれども、いまのお話でもちょっと気にかかるところがあるわけなんですね。何らかの形で本線に誘導されたというのは微妙なお答えだと思うのです、私。まあしかし、現場を見て来た人の話によりますと、安全側線に入るべき状態が認められたけれども、そ...全文を見る
○田代富士男君 この問題につきましては、深く私がここで追及しても結論は出ないと思います。局長としてもそれ以上はおそらく答弁できないと思うのですが、一つだけ、私はいまいろいろ御説明いただいた中で、私が申すまでもなく、一つの閉塞区間に一列車というのが原則として保たれております。これが...全文を見る
○田代富士男君 局長のおっしゃるとおりに、信号機がもし故障であったとしても、また運転手が信号を無視したとしても、あるいはATSの装置が故障であったとしても、安全側線に入れるというふうになっていたら、そちらに入るはずだ。それは局長のおっしゃったとおりだと思いますが、それに入らなかっ...全文を見る
○田代富士男君 そこで私は、そういう単線、複線という問題点をいま申し上げまして、複線にしなくてはならないということを申し上げた次第ですけれども、これは同時に、私はもう一つの原因は、無理なダイヤ編成ではないかと思うんです。  というのは、現在の事故現場の東青山−榊原温泉口というの...全文を見る
○田代富士男君 いまの新幹線との対抗についてはお話になりませんでしたけれども、この点はどうでございますか。
○田代富士男君 直接ないということですが、観光方面に対してはまたあとで質問いたしますけれども、四分間に一回というような、そういうような事態になっているわけなんです。これで単線で、そこで特急が何十本と入っている。これで事故が起きなかったらおかしいです。だから、私は一貫してこの問題に...全文を見る
○田代富士男君 いまそういうお話を、もうけ一本主義ではない、われわれは積極的に進めたのだとおっしゃいますけれども、大阪市が出した金だけでも十億円ですから、工事費にどれだけかかっているか。あの区間、どれだけになるか。私は、上六と難波との違いは、さほど違わないと思うのです。私も大阪に...全文を見る
○田代富士男君 委員長から、時間ということでございますが、これは委員長にお願いしますけれども、やはりこういう委員会というものは、ある程度、時間の余裕をもらいたいと思うんです。いつも、われわれがやる段階におきましては、時間だ、時間だと言われますけれども、ほんとにこういう問題というも...全文を見る
○田代富士男君 また機会もありますと、そういうことでありますが、前向きに、これは運営面においてお願いしたいと思います。  きょうは、時間を守れということでございますから私は守りますが、そういうわけで、まだほかに質問することは、私たくさんあります。しかし、守れということでございま...全文を見る
10月28日第67回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○田代富士男君 私は、きょう、いま、運輸委員の皆さんが、あらゆる立場から質疑をされました。それに対して、近畿日本鉄道を代表して大槻副社長がおいでになりましたが、おそらく、ここにいらっしゃる委員の皆さん全部が、このきょうの姿が事故を起こしたその責任者の副社長であるかと、おそらく全部...全文を見る
○田代富士男君 最初に記者会見をしたそのときに、申しわけありませんということは言ったけれども、そのあとは記憶しておりませんと、それがあなた、近畿日本鉄道の代表としてきょう来たあなたですか。  じゃ、あなたは忘れていらっしゃるならば、新聞に発表されたのを一回読んでみましょう。どの...全文を見る
○田代富士男君 そこでいまあなたおっしゃるとおりに、ブレーキの事故であると、また運転士のミスであるかもわからない、最終的にはわからないと言うが、ブレーキの事故であるということは発表されている、記者会見で。しかし、これには警察庁も運輸省も調査団を出しております。その運輸省調査あるい...全文を見る
○田代富士男君 運輸省は現時点においてどう見ていらっしゃいますか。
○田代富士男君 ただいま、調査団を派遣していただきました責任当局であります運輸省の代表の方、警察庁の代表の方から御答弁があったとおりです。このように、関係官庁のそういう正式な見解もまだ出てないさきに、軽々しくブレーキの事故であったとあなたは発表しているのです。あなたは何ともなしに...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、その問題はその程度にとどめておきますけれども、あなたが対策を早く立てて、ただいま申されたとおり、不安感を解いて意気を高揚したい、早く原因を解明したいのだ、それは当然あるべき姿です。それならば、私はお伺いしたい。近鉄の最近の事故をあげてもらいたいと、私はほんと...全文を見る
○田代富士男君 意味がわからぬ。私が聞いておるのは——四十四年八月の事故の原因がいまはっきりしません、これは運輸省、警察庁もはっきりしないからという私は責任転嫁のような受け取り方をしますよ。これはあなたの社自身で、運輸省、警察庁よりもわが社の問題だから、わが社で解明しようという姿...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、今回のこの事故が起きた総谷トンネルのところでもそのような対策を講じましたか、その時点で。四十四年八月と同じようなケースになっているところがたくさんあります。それはどうなんですか。
○田代富士男君 私はそれを言うんです。四十四年八月のその事故が起きた地点だけを改修して、同じケースのところに同じようなそういうポイントを大型化にするとか、そういう事故防止をしていたならば、今回のような事故が起きていないと言うんです。ここに事故に取り組む姿勢というものが、近鉄は一生...全文を見る
○田代富士男君 今回の事故が起きたのは何日ですか。
○田代富士男君 二十五日に事故が起きまして、副社長も御存じのように、二十七日の朝、午前七時五十五分ごろ西大寺駅で京都行の特急が同じエア漏れのための事故を起こしているじゃありませんか。これ御承知ですか。   〔委員長退席、理事鬼丸勝之君着席〕
○田代富士男君 あなた、社として、二十五日にあれだけの大きな事故を起こして、社員全部に対して事故なきを徹底したと、いまさっき申された。二十五日から数えて二十五、二十六、二十七ですよ。徹底したと言うけれども、すでに同じ特急列車、奈良発京都行、それが西大寺駅においてエアタンクの事故を...全文を見る
○田代富士男君 あなたね、そういうことを、あれだけの事故を起こしたあとに責任者としてなおかつそういうことを言うんですか、あなたは。あれだけの大きい事故を起こして、今回の事故をまだ掌握しておりません。何たることですか、これ。(「参考人だから……」と呼ぶ者あり)いや、参考人であろうと...全文を見る
○田代富士男君 怠慢と思いませんか、この事故に対して。二十五日に起きて、いま言うとおりに、私が丁寧にも日にちまで教えてやっているでしょう、ほんとうは聞きたいと思ったけれども。それに対して、謙虚にこの問題に取り組んでいるという姿ありますか、あなた。二十五日にあれだけの大きな事故を起...全文を見る
○田代富士男君 いま政務次官が決意のほどを、前進的な、建設的な決意を述べられましたから、委員会だけの発言だけでなくて実行していただきたい。また、近鉄の大槻副社長も、そのことを実践していただきたいと思うんです。  そこで、私が次にお聞きしたいことは、今回の事故はブレーキ事故である...全文を見る
○田代富士男君 まず、私も資料いただいておりますが、それはATSの事故の段階にもよりますが、ATS事故が起きた場合には車両取りかえの手配もしなくちゃならいようになっておりますが、この点はどうですか。
○田代富士男君 いま局長が申されたのは、ATSの車上装置故障の場合の処置の第三百二条の二と、それからATS地上装置故障の場合の処置の三百二十四条の二のことだと私は解したいと思います。  そこで、いま局長が、もしもATSを解除してなかったならば今回の事故は起きてなかったといま申さ...全文を見る
○田代富士男君 副社長もその事実があったとお認めになった。ATSの装置がなくても、徐行して行けば運行できるかもわからない。飛行機でいうならば、ATSは計器飛行になるでしょう、ATSを解除すれば有視界飛行と同じでしょう。しかし千分の三十三という勾配で、近鉄当局としても複線工事ができ...全文を見る
○田代富士男君 いま局長おっしゃるとおりじゃないかと思いますが、これもひとつ検討すべき事故の大きな要因です。そこで、東青山駅で停車して、ATSが故障だという事実はあるんですから、これには助役も、同乗の車掌もそれを確認しておるわけなんです。まあそれはやっていただきたい。  そこで...全文を見る
○田代富士男君 副社長ね、一般の人が新聞を見ているのと違いますよ。私も事故の原因は追及して、私なりに研究しています。制動テストをやったかやらないか問題です。やっていたらそういう事故が起きておりません。そのとおりです。あなたは専門家ですよ。私はしろうとですが、しろうとの私があなたに...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、副社長のその誠実さは認めますけれども、私は一貫してきょう憤っているんです。あなたの一番最初からの質問を通して、あなたは誠実だと言うけれどもまともに答えていないんです。これも常識的ですよ。ちょっと研究していたら、列車が動く場合には制動テストもやるけれども、ブレ...全文を見る
○田代富士男君 局長、けっこうでございます。お引き取りいただいてけっこうです。  そこで、これはまた別の立場——変わってでございますけれども、これは現場の状況判断でございますが、これも検査がなくちゃわかりませんけれども、一両目はスムーズに本線の方向に走っている、下り一一四列車が...全文を見る
○田代富士男君 だから、聞いていないとおっしゃるが、そういう肝心なことを、責任者でございますから——だから、私がたびたび言うとおりに、軽々にブレーキ事故であったということは言うちゃならぬということはこのことなんです。私が一つ一つ事例をもってあなたに申し上げますと言ったのは、このこ...全文を見る
○田代富士男君 どうぞ。
○田代富士男君 いま小柳委員からこちらはしろうとであると。まさしくしろうとでございます。しろうとでございますが、死傷者を代表してやっておりますから、それは私が電車に乗ったわけでもありませんけれども、それなりに調査してやっているわけなんですから、そこでいまさっきからも出ておりました...全文を見る
○田代富士男君 私は、いましろうとであると言われたしろうとです。その私に対して、よくお調べになっておりましてそれ以上のことは答えられませんと。これを今回の事故で負傷した人たちがここで聞いていらしたらどう思うか、私はそれを言いたい。今回の事故に関心を持っている国民の皆さんがこれをお...全文を見る
○田代富士男君 一番最初に、輸送にあたっては、そういうもうけ主義じゃなくして、輸送量の増強、安全運転を第一にやっておりますと、そういう発言をおやりになりました。私はそのようにやってもらいたい。しかし、いま言うとおりに、この近鉄の根っこといえばこれですよ。これがガンですよ。こういう...全文を見る
○田代富士男君 これは時間があればもっと私は聞きたいのですが、こういうケースはあまりないと思うのです。これだけ特急を走らせて単線運転で途中走っている、両方が広がってまん中が単線だ。もうけ主義でない、利潤をあげるための目的でありませんと言うならば、どうしてここに複線化をやらないのか...全文を見る
○田代富士男君 委員長から時間をなんとか短くやるようにとまた制限を受けました。前回も私は時間を余裕をもらいたいと言っておりましたが、まだたくさんあります。しかし、委員長から言われれば、あとへし折ってやりますからもうちょっとだけ時間をもらいたいと思います。できるだけ早くやります。 ...全文を見る
○田代富士男君 今度で終わります。まだたくさんありますけれども、これはまた運輸省を通じまして注文をいたします。  そこで私は、これは運輸省に対するお願いです。それは監督権限の問題です。一つは、今回の事故の起きましたこの総谷トンネルの場合、事故対策がおそくなった。いま同僚議員の方...全文を見る
○田代富士男君 それは、現時点において何にもないかというのです。現時点において立てているものを早急に出してください。現時点で立てたもの、計画をしているもの、近鉄本社内で計画してらっしゃる具体的な、踏切をどうするとか、車両はどのくらいふやすとか、いろいろ計画を持っていらっしゃるでし...全文を見る
12月02日第67回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○田代富士男君 私は運輸委員会でこの二、三カ月のことを振り返ってみましたら、まず最初に、「ばんだい」号が横津岳に衝突をいたしました。あの事故のときに私は運輸大臣に、これはただ単なる航空事故として終わったのだが、次から次と事故が累発することは間違いない、陸海空、こういう事故が起きる...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣がお答えになりましたが、この陸海空一つ一つ私はほんとうは取り上げて、その原因がどこにあったかということを大臣に聞きながら、この質問を進めていきたいと思いましたが、時間がありませんから、一言でそれをまとめて申し上げますと、この空の事故、陸の事故、あるいは今回...全文を見る
○田代富士男君 だから、これはこの委員会でやりとりしていてもしかたありませんし、毎回言っていることですから、ほんとうにその点は大臣、解決してもらいたいと思います。だから未然に、こういういま申し上げましたようなことが、たとえ少しでも実行されていたならば、まして外国船に対してこういう...全文を見る
○田代富士男君 そうです。
○田代富士男君 私は、いま質問した趣旨は、大臣そのことを含んでお答えになったと思いますが、私は、イギリス海峡のものにつきましては、中和剤を使わなくて、爆発さした。サンフランシスコの場合は、こういう薬剤を使わずに、環境保全ということを主体にしてやった。だから今回も、環境保全という立...全文を見る
○田代富士男君 時間があまりありまん。だから、いろいろお聞きしたいことがたくさんございますが、いま申しますとおりに、現在行なわれるべき対策四つ述べましたけれども、それよりも何よりも、その四つのことで解決はできないというならば、それを起こさせないように、タンカー自身を問題にして、そ...全文を見る
○田代富士男君 いま私は、東京湾の事故が起きた場合、三十万トンのオイルが出た場合は、全域にわたりましてもうオイルで一ぱいになってしまうということを申し上げましたけれども、特に私が一番心配するのは、東京湾の第三海堡です。ここでタンカー事故が起きた場合どうするかと。だから、この点は運...全文を見る
12月08日第67回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第2号
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○田代富士男君 ただいまのは大事な問題でございますから、また個人的に、ひとつよろしくお願いしたいと思います。  で、きょうのこの物価委員会は、先日の理事会でも、婦人の委員の皆さん方が現地に品物を買いに行きまして、充実した委員会にしようということになりまして、私きょうは全国十都市...全文を見る
○田代富士男君 時間があれば――もうほんとうに私はきょうは残念です。こちらがずいぶん資料をそろえましたものですから、よけいに残念だと思いますが、いま先生が第一番目に、これはただ単なる価格を聞いても、品質、産地によって違いがあります、このように参考意見を言っていただきました。私は、...全文を見る
○田代富士男君 そうおっしゃれば、またデータを出したくなるのですが、時間がありませんから……。これはまだほかにも一ぱいありますけれども、先生は消極的な御意見で、あまり……。
○田代富士男君 これだけの値段の違いがありまして……。
○田代富士男君 それはそうでしょうけれども、しかし、物が違い、値段も違うのですが、同じ静岡市場へ出すものは大体同じ物がいくんです。
○田代富士男君 出す物が違うかもしれないけれども、ほぼ見当は同じ。ネギ一つにしましても、安値が同じじゃないかとおっしゃいますが、安値がネギ一つとっても、十二月七日は静岡市場安値百円、中央は百五十円、合同は百円、五割の違いがある。これでも公正なあれだと――これは現物がありませんけれ...全文を見る
○田代富士男君 話にならないけれども、先生はそれをいま研究していらっしゃいますから、先生のような御答弁をお聞きしていたら話にならぬ。こういうふうなことになるわけです。だから、もう少しでもプラスになるならばと、私は期待をしていたわけなんですが、これはもう次回の何かのときに私いたしま...全文を見る
○田代富士男君 それはわかりますけれどもね。そこで、野菜の価格をひとつ安定さすという意味におきまして、これは東京の神田市場の問題につきましても市場を整備しなければならないということが前から言われている。もう神田市場は五年前ぐらいに比べれば、取扱量が倍になっております。それでも前と...全文を見る