田代富士男

たしろふじお



当選回数回

田代富士男の1974年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第72回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第6号
議事録を見る
○田代富士男君 長官に具体的な問題でお尋ねしたいと思いますが、その前に一、二点長官からお話を承っておきたいことがありますから、最初にそれを申し上げたいと思います。  長官は、二月の十五日に田中総理に七項目の緊急物価対策を申し入れられたと思います。その第一項目の中に、石油一次製品...全文を見る
○田代富士男君 それから引き続いて第二項目でございますが、公取がやみカルテルに排除勧告を出したあと、今度は行政面から値下げを指導しているけれども、値下げがなかなか行なわれていない、それでは意味がないじゃないかということがいまいろいろうわさされておりますが、その場合、該当品目に標準...全文を見る
○田代富士男君 具体的な問題を質問する前に、大臣、これはこまかい数字ですから、ここに昭和四十五年の五月から四十九年の二月に至るいろいろな価格の移行をこまかく書いております。これをお渡しいたします。これで質問していきますから。   〔資料を手渡す〕  大臣、先日の新聞にも載って...全文を見る
○田代富士男君 これが便乗であるかないかは究明しなくてはならないと。まあ長官もこれは多分に便乗値上げ的なのが含まれていると、そういうふうにお考えになっていらっしゃると思うのですが、これが、いま言うとおりに、牛乳びん一本にたとえましても、四十七年の八月が十三円四十銭、四十八年の十月...全文を見る
○田代富士男君 もう一つ、これが便乗値上げであると、このように私はいま一言で申し上げましたけれども、これにはことばは簡単ですけれどもいろいろな意味が含まれていると思うのです。それで、この十月ぐらいからどういう動きがその業界でされたのかということを具体的な例で申し上げます。通産当局...全文を見る
○田代富士男君 一つの例をあげます。これは牛乳びんのメーカーが牛帳の生産者に対して出しました通告書です。ここに十枚ほどあります。この内容がずっとありますけれども、中を一、二点代表的なところを読んでみます。「ポリスチレンの原料となるナフサが削減及び五〇%の値上げと、燃料の重油と電力...全文を見る
○田代富士男君 私は、文書をそちらへ手渡しておりませんから、そのために読みました。要点だけを読んで、それで値上げの理由として書いてある「ナフサが削減」と。だから、私は、あなたがわかりやすいように、ここに出ているのが値上げの理由になるかどうかということを、出ていた三点だけ取り上げた...全文を見る
○田代富士男君 そうです。
○田代富士男君 私は、これは上げたと言うんじゃないんですよ。その値上げの通告がきびしい通告書になっているんです、毎月毎月。それで、一社だけがやったならば、いま言うとおりに納得できる点もあります。ところが、まあ大体ガラス製造メーカーというのは限られております。その限られたガラス製造...全文を見る
○田代富士男君 それで次にもう一つなんですが、今度一覧表のナンバー九番のカップです。カップというのは何かといいますと、アイスクリームの入れ物なんです。これが四十八年二月の値段が一個二円八十銭です。四十八年の六月には三円六十銭、四十八年の八月には四円十銭です。三十円ぐらい売りのカッ...全文を見る
○田代富士男君 いまから手を打とうと思うのですから、驚いて心配しているだけでは話にならないんですから……。それで、私は通産省の当局に申し上げますが、いま私がここに持っているのが今度はカップに対する値上げの通知書です。これも毎月出されてきております、いま言うような形で。これも全部私...全文を見る
○田代富士男君 時間もずいぶん来たようでございますが、これを調査されるならば私は協力をいたします。特にびんの場合は、私も通産省から資料をもらいまして昨年一年間と先年度のびんの生産量あるいは在庫量、それから出荷量を調べさしていただきましたけれども、四十七年に比べまして四十八年は多く...全文を見る
○田代富士男君 時間があれば一つ一つ申し上げたいことですけれども、ここで一言申し上げますと、トイレットペーパーで標準価格がきまりました、一応は。標準価格の打ち出しがなされておりますけれども、標準価格で売られている店なんかありません。たとえば二百三十五円のそういう標準価格は一応は出...全文を見る
○田代富士男君 私の持ち時間がもう来てしまいまして、最後にまとめて高橋委員長にお尋ねしたいと思います。  いま独禁法の問題が非常に論議になっております。公取としましてもこれの欠陥を改めるべきであるという立場でいま鋭意御検討されているということは理解しておりますが、この独禁法改正...全文を見る
03月06日第72回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第7号
議事録を見る
○田代富士男君 三人のお方からいろいろ説明を聞かしていただきました。国民生活に最も大事な生活必需品を直接扱っていらっしゃる三つの業界の代表の皆さんと思います。そして、今日の物価値上げの危機感をあおったのは一体どこにあるかということをいまるるお話しなされまして、まあメーカーのいろい...全文を見る
○田代富士男君 一言申し上げます。  いま、小売り店の値が上がったと。その値上げする前にスーパーが上がっているんです。
○田代富士男君 いや、あなたの店はそうかもしらぬけれども、上がっている、調べて。  それと、あなたはあくまであおっていないと言うけれども、私は例を洗剤だけにあげた。しかし、スーパーの店で「御一人さま一個限り」というたれ幕を下げますと、その商品は全部なくなってしまう。これは洗剤と...全文を見る
03月28日第72回国会 参議院 建設委員会 第5号
議事録を見る
○田代富士男君 先日、大臣が所信表明の冒頭で、ここに大臣が発表されました所信表明を待っておりますけれども、るる大臣が分後のことについて述べていらっしゃいますが、その中で、特に「この際新たな視野の下に、そのより重点的かつ効率的な整備を図ることが必要である」ということにつきまして、短...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣から概略御説明をいただきまして、石油パニックのこういう状態のもとに民生安定、国民生活に密着した問題に対して力を入れたい、また、いま住宅問題等においては予算を消化しきれないような状態であるために、公的施設に対しては政府が積極的に取り組んでいく姿勢を示していか...全文を見る
○田代富士男君 住宅の問題につきましては、具体的に後ほどまたお尋ねしたいと思いますが、その住宅等、特に地方におきまして公営の住宅が開発されてまいりますと、道路という問題がいろいろ問題になってまいりますけれど、大臣の所信表明の中にも述べてありましたから、まずその考えをお尋ねしたいと...全文を見る
○田代富士男君 いま横の連絡が密にあるならばとおっしゃいますけれども、私も同感であります。そういう問題点が、実例が多々ありますけれども、きょうは時間もありませんから、そういう建設省の所管の横の関係がうまくいっておれば、そこに生活する人たちがどれだけ豊かな生活ができるであろうかとい...全文を見る
○田代富士男君 次に、昨年発足いたしました年金被保険者住宅資金融資制度についてでございますが、これは建設省、それから厚生省の二つの省に関係のある制度でございますが、この年金被保険者住宅資金融資制度の概略につきまして、双方関係がございますから、簡単に建設省と厚生省から御説明を願いた...全文を見る
○田代富士男君 いま御説明をお聞きいたしました中で、説明されましたとおりに、昨年の九月に法改正がされまして、いま事業主を中心とした、そこから融資をするような事業主転貸の分がイという条項で、ロは国民年金、これで併用融資。ハが厚生年金、あるいは船員保険の併用融資の制度が確立されたわけ...全文を見る
○田代富士男君 いま両方で説明をいただきましたが、ちょっと食い違う点がありますが、大ワクは私の手元の数字と合っておりますけれども、先日、これは読売新聞でも取り上げられまして、「マイホーム絶望期の募集、住宅融資九十一億円宙に浮く」というようなことで新聞に発表されておりますが、被保険...全文を見る
○田代富士男君 ただいまうまくいかなかった点が幾つかあげられました。一つは、手続上の問題である、事務処理がスムーズにいかなかったという問題点ですけれども、その事務処理がうまくいかなかったという問題は、ここに、私は、この手続をするに必要な書類はどのくらいあるかということを集めてもら...全文を見る
○田代富士男君 それから、いまさっき原因はどこにあるかということをお尋ねしましたときに、第二番目に出てきた問題はPRの不足の問題であると、建設省からもこの意見が出ておりましたが、この融資制度が発足いたしまして、広く国民にPRするための広報活動を行なったのかどうか。これは建設省、厚...全文を見る
○田代富士男君 いまPR不足じゃないかと申し上げたことに対して、どのようにPRされてきたかという資料もちょっといただきました。いま公庫のほうから、新聞記者団に発表いたしましたと、こういうお話でございますが、これは新聞社の報道なんですね、ここに出ているのは。だからそれでPRは終わっ...全文を見る
○田代富士男君 公庫の方と事業団の方はけっこうでございます、次に質問が移りますから。  次に、水資源の問題につきましてちょっとお尋ねをしたいと思いますが、現在、東京の主力水源であります利根川水系でございますけれども、これは御承知のとおりに、利根川水系における水資源開発基本計画に...全文を見る
○田代富士男君 いま申されましたとおりに、第一次の基本計画というものの進捗率が非常に悪いと、そういうことで四十五年の七月に第一次の基本計画を全面的に変更をいたしまして、いま話がありましたとおりに、昭和五十年度を目標年度とする第二次の基本計画がされたわけなんですが、四十五年度から五...全文を見る
○田代富士男君 次官、いかがでございましょうか。それは住宅局長がいまいらっしゃいませんが、住宅局長がいらっしゃったらその関係についてお尋ねしようと思ったんですが、席を立っていらっしゃるんですが、いまさき大臣は、横の連絡が必要であると、そのように申されていたわけなんですが、その問題...全文を見る
○田代富士男君 いま政務次官がおっしゃったこと以外にないと思うんですけれども、実際にはこれも大きな問題になっていることは事実です。大阪におきましても、私の知っている兵庫県におきましても、水の問題が解決しないために住宅建設ができないというところが多々あるわけなんですけれども、後ほど...全文を見る
○田代富士男君 もう一つのあれでございますが、これはもうすでに御承知だと思いますが、経済企画庁が首都圏の水不足に対処するために、荒川でございますね、埼玉県と東京都を通っております荒川を水資源開発促進法に基づく指定水系にする方針を固めていると言っておりますけれども、指定水系にし、ダ...全文を見る
○田代富士男君 水の問題はどこまでいっても尽きない問題ですけれども、いまも局長がちょっと申していらっしゃいましたけれども、わが国の年平均の降水量ですけれども、これは単位面積当たりの降水量は、私の調べました手元の資料では千八百十八ミリ、約六千七百億トン。このうち河川に流出する量は約...全文を見る
○田代富士男君 大臣のお話をお聞きいたしましたら、田中総理の日本列島改造論でなくてはこの問題は解決しないというふうに受け取れる面もありますけれども、そういうあれで受け取ってもらってはぐあいが悪いと思いますが、端的に調査報告書の中から出された数字でもって、どう取り組んでいくのか。大...全文を見る
○田代富士男君 もう時間がまいったそうでございまして、あとこの問題についてはもうちょっと聞きたいのですが、また次の機会にでも回したいと思いますが、最後に、都市局長にちょっとお尋ねしたいと思いますが、前回、当委員会におきまして、屋外広告物法の施行条例について審議されましたけれども、...全文を見る
○田代富士男君 この法案は、ずいぶん当委員会におきましても、不備な点がるるありまして、私もその問題点を提起した一人でありますけれども、特に十五条の問題でございますが、十五条のモデル条例はどうなっているのか。自治体に対してその十五条をどのように指導されたのか。そこらあたりをちょっと...全文を見る
○田代富士男君 それで、私は、この問題でどうこうしようというあれではございません。ただ、こういうものが有効に生かされるようにやってもらいたいわけなんですが、いま、御承知のとおりに、施行条例案を各地方自治体で審議中であります。そういう意味から、建設省からの指導要綱等が審議されており...全文を見る
04月03日第72回国会 参議院 予算委員会 第22号
議事録を見る
○田代富士男君 きょうは、参考人の皆さま、ほんとうに御苦労さまでございます。若干の質問をいたしますが、的確にお答えを願いたいと思います。  最初に、飼料の関係を質問をしたいと思います。御承知のとおりに、畜産価格が大幅値上げいたしまして、先日政治加算をされまして、豚の値段とそれか...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんから、けっこうです。  あとの参考人の方はこれからお聞きしますが、いまお二人の参考人のお方から申しわけないという、そういうお答えがございましたが、ただ、ここで私がそういう実態を示したから申しわけないという、そういうものでは済まされないと思うんです...全文を見る
○田代富士男君 現時点においては実施していると言いますが、これは、じゃ、全農の真崎参考人、現時点においては実施しているとおっしゃるならば、これは、あなたの会社の三月度の商品ですよ。(資料を示す)これを見てください。あなたは、ただいま現時点においては実施していると言う。これは三月の...全文を見る
○田代富士男君 まことに申しわけない、では……。私にまことに申しわけございませんと言ってもらいたくないんです。畜産農家の皆さん方に申しわけないと言うべきじゃないでしょうか。
○田代富士男君 それと、農林省の指導を守ってないという点はどうなんですか。
○田代富士男君 けっこうです。  いま、まことに申しわけないということですが、何も私は参考人の皆さんを追及しようと思いません。この内容表示の問題、このもの自身に問題があると思うんです。飼料品質改善に関する法律は昭和二十八年に制定された法律です。いまから二十年前のやり方を一われわ...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、次に進みます。この問題につきましては、後ほどまたお尋ねをいたします。時間がありませんから……。  ことしに入りまして、飼料が一万一千六百円値上げしております。この内容はもうすでに皆さん方御承知のとおりだと思いますが、全農が一万一千六百円値上がりしておりまし...全文を見る
○田代富士男君 値下げは考えていないんですか。
○田代富士男君 値下げしますね。
○田代富士男君 全農は値下げをするとおっしゃいましたが、商社代表の日本農産の方、いかがでございましょうか。全農は値下げをするとおっしゃいました。
○田代富士男君 簡単でけっこうですよ、要点だけ。
○田代富士男君 じゃ、全農は値下げするとおっしゃるけれども、商社関係は値下げしないんですか。
○田代富士男君 じゃ、一応検討はされますか。
○田代富士男君 値下げをされますか、将来において。
○田代富士男君 そういうわけで、今後検討されますけれども、日本農産工業株式会社の場合は——全農の場合はすなおにそういうことを前向きにこたえるとおっしゃった。あなたの場合は何か引っかかる、私は。だから、そういうわけじゃないけれども、あなたの場合は、今回の場合に出荷操作をやられた傾向...全文を見る
○田代富士男君 あなたはそうおっしゃるけれども、私は実際調査をしまして、ここにその証拠がありますが、私のうちには一〇〇%の割り当てがきましたけれども、よそのうちには五〇%、三〇%——名前は隠しております。これを謙虚に認めたらどうですか。
○田代富士男君 認めればいいじゃないですか。——だから、時間がありませんからね、謙虚に認めさえすればいいんです。
○田代富士男君 謙虚に認めさえすればいいんです。だから、いまさっきから何となく引っかかるけれども、そこのところが……。私は追及しようと思いません。畜産農家の皆さんの代弁者としてやっているんですから、その点理解してください。  だから、こういう出荷操作をやられたということは、あな...全文を見る
○田代富士男君 いま真崎参考人は率直に申されましたから申し上げますが、ここに、二月一日出荷分より改定の時期を実施すると書きまして、一月に引き続いて出荷規制を行ない、割り当て数量の範囲内の出荷実績に対して、二十八分の四日分は一月価格を適用し、別途処遇する、これは全農関係の公文書です...全文を見る
○田代富士男君 その点をよろしくお願いいたします。  時間がありませんから次に移りますが……。
○田代富士男君 参考人と違いますよ、委員長。しっかりしてください。(笑声)  じゃ、次に、委員長がそういうことをおっしゃるから問題を変えます。銀行の問題に移ります。  御承知のとおりに、ことしの一月の二十一日、公取委員会が六大商社に対しまして、圧倒的な流通シェアで日本経済を寡...全文を見る
○田代富士男君 努力されている点は認めますけれども、そういう商社の金融サイドという姿勢から改めて、庶民の味方に立ってもらいたい。  その点を具体的に申し上げますと、都市銀行十三行におきます四十八年九月期の貸し出し金利回りと預金利回りとの差、いわゆる利ざやでございますが、これは四...全文を見る
○田代富士男君 時間があればもっとゆっくりお聞きしたいんですが、いま社会還元の一つとして住宅ローンの問題を申されました。昨年の末に住宅ローンの利子が値上がりするかわからないというときに当たりまして、横田会長は、第一勧銀の頭取でありますが、一番最初に金利据え置きという態度を示されま...全文を見る
○田代富士男君 一月八日の全銀協理事会後の記者会見では、この全銀協傘下の銀行につきましては一応据え置くというような、そういう内容になっておりましたんですが、いまのお話のものでは内容が幾ぶん違いますけれども、しかし、ほとんどの全銀協の都市銀行等は参加しておりますが、ここに琉球銀行の...全文を見る
○田代富士男君 横田参考人は頭取であると同時に会長ですから、いまさきあなたが、私は銀行の実例と庶民の側と両方あったときに、社会に還元していく姿勢を住宅ローン等において示していきますと申されたそれでも、もう今度住宅ローンの説明になったら、がらりと態度が変わると、それでは姿勢は疑われ...全文を見る
○田代富士男君 次に、参考人のお方をお呼びしておりますが、時間がもう来たようでございまして、もう少ししかありませんが、輸入牛肉のことでお尋ねしたいと思いますが、輸入牛肉の取り扱いは、畜産振興事業団と日本食肉協議会、この二つのところで取り扱われている。特に振興事業団は九〇%、日食協...全文を見る
○田代富士男君 最後に一問だけ。
○田代富士男君 簡単にやります。  最後に、全農の真崎参考人に。いま、今後の飼料に対して新しい姿勢で取り組んでいくとおっしゃいましたが、全農は三人の常任理事の人に対しまして、使途不明の件につきまして国税庁の監査がありまして、現在大きな問題になっておりますけれども、こういうような...全文を見る
○田代富士男君 終わります。(拍手)
04月25日第72回国会 参議院 建設委員会 第8号
議事録を見る
○田代富士男君 最初に大臣にお尋ねいたしますが、石油事情も従来に比べれば幾ぶんか緩和されつつありますけれども、依然としてまだ見通しが明るくなったわけではございません。それで、いろいろ公共事業に対しましても、その工事につきましては工事を中止した部分等もかなり出てきておりますが、その...全文を見る
○田代富士男君 ここで具体的なあれは申し述べませんけれども、いろいろ騒音の問題で困っている人の実例があります。これもいま私は資料を集めている最中でございますけれども、そういう問題こそ、いま大臣が申されました趣旨であるならば、解決してもらいたいと思うんです。このいまトラックターミナ...全文を見る
○田代富士男君 五百カ所のインターチェンジができるということですが、高速道路の建設の長期計画に対しまして五百カ所のインターチェンジをつくろうというお考えである、そうしますと、いま問題になっておりますこの関連施設の建設の長期計画というものに対してはどうなんですか。
○田代富士男君 いまの局長のお話では、インターチェンジ五百カ所の中で大体このような施設を考えているのは六十カ所である、そのうちの公団が手がけるのは四十四カ所であって、すでに進めている部分があると、そういうことでございますが、それで十九条第一項第五号に「高速自動車国道と密接に関連し...全文を見る
○田代富士男君 この第三セクター論につきましては、そういうプラスになるメリットのある面と問題点というものが、いまそれぞれの雑誌を読みましても、いろいろ論議されております。その中で一、二申し上げますと、いま総裁が申されるような、そういうプラスの面もあるかと思いますけれども、まず公共...全文を見る
○田代富士男君 いまからやろうとされて研究もされていらっしゃると思いますが、私が具体的に申し上げましたことに対して、もうちょっとそれに対する答弁をもらいたかったわけなんですが、時間もありませんけれども。  じゃ、もう一つお尋ねしますけれども、今度は開発事業の実施に伴って派生して...全文を見る
○田代富士男君 いまのお話では、まだ公団が出資してくる会社につきましては具体的な問題が出てないということでございますが、いまもちょっと私が述べましたけれども、この委員会に入る前に私が調べました範囲内では、北海道、東北、関東、甲信越、東海、北陸、近畿、中国方面、四国、九州と、どうい...全文を見る
○田代富士男君 そういたしますと、いま総裁のずっと答弁を聞いておりますと、私がいまさっき第三セクターについて申し上げましたとおりに、この公団出資の会社が全国で七ブロック、これは将来できるかもわかりません。そうした場合に企業としての独自性をどこまで確立できるかということが問題になる...全文を見る
○田代富士男君 これは大臣に総括的にお尋ねいたしますけれども、いま私は第三セクター論を中心としてお尋ねいたしましたけれども、これに民間資金を調達するために第三セクターによる経営を予定されてこの法案がいま検討されておりますけれども、そうした場合に一番心配することは、この施設の利用に...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、次に移りまして、農林省、見えていただいておりますでしょうか。——農林省にお尋ねいたしますが、農地転用につきまして、最初に基本的なことでございますが、農地法の基本的な精神、考え方について、まず述べていただきたいと思います。
○田代富士男君 第一条にその精神について規定がされているんじゃないかと思いますが、続いて農地の転用につきまして簡単に御説明いただきたいと思います。
○田代富士男君 農地法の第五条につきまして、ちょっと詳しく説明していただけませんか。
○田代富士男君 この第五条に一、二、三、四と、このようにありますけれども、この説明をお願いいたします。
○田代富士男君 いま「その他省令で定める場合」という第四号の御説明がありましたけれども、日本道路公団などを農地の転用につきまして適用除外にした理由がありますけれども、その経緯につきまして、農林省、それから公団の両方から御説明願いたいと思います。
○田代富士男君 いま権利移動の制限の例外としまして第七条の七号の規定がございますが、「日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団又は地方道路公社が道路の敷地に供するために第一号の権利を取得する場合」と、このように「道路の敷地」云々とありますけれども、公団のいま参考人申されま...全文を見る
○田代富士男君 運輸省にお尋ねいたします。運輸省見えていましょうか。——単純な質問で申しわけございません。道路とは何か、道路の定義について運輸省の立場から。
○田代富士男君 じゃ、道路というものに対する運輸省としての考え方は、どういうのを道路と理解されていらっしゃるのか、運輸省として。
○田代富士男君 じゃ、ここで道路論議をしても始まりません。いま局長からお話がありました道路法によるところの規定というものは理解できます。まあ、道路問題はここではいたしません、これ以上は。  続いて、いま議題になっております高速道路の関連施設の整備につきまして、政府部内におきまし...全文を見る
○田代富士男君 ちょっと行管にお尋ねいたしますが、四十六年の三月の時点で、いま御説明がありましたとおりに、今後、車両の大型化あるいは効率化、あるいは合理化を考えた場合に、高速道路の整備拡大をするにはトレーラーヤード、トラックターミナルの整備が必要であるということを四十六年の三月に...全文を見る
○田代富士男君 四十七年の三月ですか、四十六年の三月と違いますか。その点四十七年の三月ですか、六年の三月ですか。
○田代富士男君 四十七年三月、また、公団のお話を聞きましても、トレーラーヤード的施設ということ、トラックターミナルの複合的 設を建てようと、そういう施設をしようということを検討されたわけですね、いまの御説明のとおり。  それで、ちょっとお尋ねいたしますが、その事業の一環として郡...全文を見る
○田代富士男君 それと合わして関連施設の計画の概要を御説明願いたい。
○田代富士男君 それで、運輸省にお尋ねいたしますが、これも端的な質問で申しわけございませんが、駐車場、それからトラックターミナル、それからトレーラーヤード、この定義を端的に御説明願いたい。
○田代富士男君 それでは端的に申し上げますと、駐車場は駐車場、そうしますと、トレーラーヤードは、これは頭だけつけかえるということで駐車場であって、トラックターミナルというのは荷扱い場であると、こういうことじゃないかと私は理解をするんですが、いまの御説明で。  そうしますと、公団...全文を見る
○田代富士男君 施設の中身について先刻来申しているとおりだと申されますと、このオートパークという名称は、現地の出先でやっているということですが、いまお話を聞いた範囲内では、トレーラーヤード的施設、トラックターミナル等もここでやろうと、こういうお考えのようでございますけれども、そう...全文を見る
○田代富士男君 いま総裁が、駐車場として当初計画をしていた、しかし、経済効率を考えたら、ちょっとした機能を変えればトラックターミナルもできるんじゃないか、そういう考え方でこれを望んでいる、こういうことにしたんだということでございますが、総裁、あれと違いますか、これは駐車場以外には...全文を見る
○田代富士男君 また総裁は、施設をちょっとだけ変更したらそれができるんだと、そういうことを言われますと、私は、それを中心として質問をせざるを得なくなるわけなんですよ。ちょっとした施設を変更したならばという、だから、そうなりますと、一番最初の法案に戻らざるを得ないわけなんですよね。...全文を見る
○田代富士男君 いま申されるとおりに、この十九条一項五号が加えられなければこれはできない、そういうことであるならば、この土地というものは、総裁、駐車場として取得されたのと違いますか、駐車場として。その駐車場として取得される場合に、私が一番最初から農転の問題について種々尋ねてきたの...全文を見る
○田代富士男君 いま道路局長が総裁のことばにつけ加えていただきまして理解することができたわけなんですが、総裁御自身のお考えとしまして、その施設の面のちょっとしたことでということですけれども、これは農地法の第五条の転用のための権利移転の制限に照らして、この問題はどう処理するのか。そ...全文を見る
○田代富士男君 農林省の方、いかがでございましょうか。
○田代富士男君 そうしますと、一応大蔵省は予算を組まれまして、駐車場という立場でこれはもうすでにお金が出ているわけです。予算が執行されているわけなんです。そうすると、これがいま申された用途変更とされた場合、大蔵省といたしまして、それでいいものかどうか。すでにこれは会計監査も終わっ...全文を見る
○田代富士男君 それで、大臣、これはもうこまかいことを言っておりましたらいろいろあると思いますが、端的に言いますと、たとえば私が土地を持っていたとします。その土地に東北縦貫道路が通りますからということで、土地を売ってください、農地ではありません、売りました。それじゃ、それと同時に...全文を見る
○田代富士男君 もう時間もあまりありませんから、また端的に申し上げますと、大臣、いま六十カ所のうち四十四カ所今後やろうという御計画でございますが、現在、鳥栖のほうで、あるいは熊本、郡山とやっておりますが、郡山の場合は、もう大体計画もできているわけなんですが、いまさっき端的に申され...全文を見る
○田代富士男君 私は、公明党を代表して、政府提出の日本道路公団法の一部を改正する法律案について、反対の討論を行ないます。  反対理由の第一は、この狭くて資源の乏しいわが国の国土において、基本的に今後の産業優先の高速道路の建設は認められないということであります。政府は今後七千六百...全文を見る
05月14日第72回国会 参議院 建設委員会 第10号
議事録を見る
○田代富士男君 このたびの四党共同提案の国土利用計画法案が衆議院の木村委員長提出の形をとられまして、衆議院を通過し本院に送付されまして、今日審議をしているところでございますが、午前中の質疑を通じましても、衆議院の皆さま方が非常に御苦労されたということを委員会の審議を通じまして理解...全文を見る
○田代富士男君 そこで、政府側にお尋ねしたいと思いますが、ただいまの経過報告にもありましたとおりに、あらゆる立場からるる検討されまして、四党の衆議院の皆さん方でこの法案をつくっていただきましたが、いずれにしましても、この運用にあたりましては、政府として運用していただかなくちゃなり...全文を見る
○田代富士男君 いま、その評価はある程度あるということを政府としても運用する立場として認めていただいておりますが、一つ問題は、憲法第二十九条に規定してあります財産権の問題でございますが、いま申されるとおりに、いろいろな面で規制というものに対していろいろ配慮されておりますけれども、...全文を見る
○田代富士男君 どうも御苦労さまでございました。  引き続いて質問をさしていただきたいと思いますが、この国土利用計画法案が実施されますと、いまさっきから経過報告その他でもるる御説明をいただきましたが、地価抑制につきましてどの程度の効果を発揮することができるか。特に公共住宅用の宅...全文を見る
○田代富士男君 わかりました。  そこで、この法案につきましていろいろな見方をされているのでありますが、一つの見方としては、まあ国土利用という名称になっているけれども、その中身は国土総合開発であると、そういう見方をしている人もあるわけなんですが、この点については、むしろ今後政府...全文を見る
○田代富士男君 よく理解できました。  また、こういうようような声もあります。第五条あるいは第六条の全国計画その他の規定を、まあ一方的な解釈といいますか、解釈はいろいろされるでありましょうが、そういう解釈のもとに、国土計画を天下り的に国民に押しつけるものであると、きめつけている...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いまさっき質問しました国土利用という名称のもとに、中身は国土総合開発であるという、そういう向きもあると言ったときに、北側先生から、内閣総理大臣の指示とか、そういうものについての御説明がありましたけれども、その内閣総理大臣の指示や代行権を規定した第十三条第一...全文を見る
○田代富士男君 いまの指示権については、国総法案に基づく開発の指示権ではない、地方自治を守る、あくまでそういう立場の指示権であるという御説明で私は理解できますが、これも一部の声に、民主主義を否定するものであるとか、あるいは地方自治を破壊するものであると、こういうような声あるいは懸...全文を見る
○田代富士男君 そういうわけで、私は、いま申し上げましたとおりに、北側議員の説明のとおりに実行されるんじゃないかと確信しておりますが、なお、そういうことのないように運用上注意をしていただきたい。これは私の希望でございます。  その次に、この法案によりますと、都道府県知事に相当の...全文を見る
○田代富士男君 いま実行にあたってのいろいろな手当てをこのようにやるという御説明を聞きまして、これがどうなるのかということは、その結果を見なくてはわかりませんが、最善の努力を効果あらしめるようにやっていただくように努力していらっしゃる、これは私として理解できますが、事実の問題とし...全文を見る
○田代富士男君 わかりました。  そこで、もう一つお尋ねいたしますが、国土の利用と開発の違いについて、これは経企庁にお尋ねしたいと思いますが、この法律案でいうところの国土の利用と、そうしますと、残されることになりました現国土総合開発法の開発の関係はどうなるのか。また、政府として...全文を見る
○田代富士男君 もう私の時間が参ったようでございますが、この法案によりまして皆さん方が努力しておられまして効果をあげようとされる最後の詰めになるかと思いますが、規制区域の指定地を買い取るにつきまして、国の財源補助が大きな役目をなすと思われるわけなんですが、もちろん、これはいまさき...全文を見る
○田代富士男君 引き続いてお願いいたします。  今回生産緑地法案を提案していただきましたけれども、ちょうどこの参議院の建設委員会で、昨年の七月でございましたか、ここで緑地保全法の審議をいたしましたおりに附帯決議がつけられておりますけれども、その附帯決議の第三番目に、「都市計画法...全文を見る
○田代富士男君 いま大勢が準備中であると、一、二進んでいるところもあるということでございますが、この法案に基づきます生産緑地制度と緑地保全法に基づく緑地保全地区制度との関係はどのようになっているのか、ここらあたりをちょっと御説明ください。
○田代富士男君 いま局長の御説明の中にもありましたとおりに、おもに農地を主として対象に考えていらっしゃるということでございますが、これは農林省の方にお尋ねしたいと思いますが、現在三大都市圏内におきますその都市計画決定並びに農地の状況につきまして簡単に御説明を願いたいと思います。
○田代富士男君 いま三大都市圏の市街化区域内の農地に対する課税状況が約十万八千ヘクタールであると、このような御説明でございますが、この宅地並み課税に反対する市町村は、条例や指導要項に基づきまして、市街地内農地に対しまして生産緑地奨励金などの名目で農家に還元を行なっているようでござ...全文を見る
○田代富士男君 それで、建設省は、各自治体のこうした農地保全奨励策は尊重すべきだと考えますけれども、もしこの生産緑地制度が制定されたとしたならば、各市町村の農村保全奨励策をどのように見ていこうとされているのか。ここらあたりを建設省の立場からちょっとお聞かせ願いたいと思います。
○田代富士男君 ここらあたりは特に建設省と農林省と関係のあるところだと思いますが、特に都市近郊の農地に対する保護あるいは農業生産、あるいは奨励、発展について農林省としていろいろ今日まで努力をして進めておいでになったと思いますが、今後どういう方向で農林省として取り組んでいかれるのか...全文を見る
○田代富士男君 次に、第四条の二項にあります「当該都市計画が失効すべき日として定めるものとする。」と、このように第二項の中に失効について明示してありますけれども、本来、都市計画法体系においては、制度の失効を認めることはなじみにくいものではないかと考えますけれども、失効制度を導入さ...全文を見る
○田代富士男君 また同じような質問になりますけれども、この第三条の第二項に設けられました「これらの権利に関する差押えの登記又はその農地等に関する買戻しの特約の登記の登記名義人の同意を得なければならない。」と、このように、同意についてちょっとお伺いしたいんですが、いまと同じように、...全文を見る
○田代富士男君 いま局長のお話で、同意の取りつけについては積極的営農を義務づけるためにこういうまず同意をとってから始めなくちゃならないということですが、同意については、どのような手続で確認をするのか。また第二項に記載されております各種の権利者に関して当該農地の関係者の全員の同意を...全文を見る
○田代富士男君 次に農林省にちょっとお尋ねいたしますけれども、都市計画上生産緑地として指定された農地に対しまして農林省はどのように取り組むのか、いまさっきもちょっとばかり説明がありましたけれども、農業政策上の基本的な考え方についてお聞かせ願いたいと思います。
○田代富士男君 自治省にお尋ねいたしますけれども、これは先のことになるかと思いますが、生産緑地買い取りをいま直ちに行なうというわけにはいきませんけれども、買い取りにつきまして財源措置をどのように現在考えていらっしゃるのか、そこらあたりについて。
○田代富士男君 この生産緑地制度の発足にあたりまして、一、二点これは大臣に私の要望としてお願いしたいと思いますが、市街化区域内の農地ということで、私のほうでこれも資料要求をしたときに出てまいりませんでしたから、それも合わせてのお願いでございますが、この辺についての的確なる統計資料...全文を見る
05月17日第72回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第9号
議事録を見る
○田代富士男君 ただいま局長からいろいろ日本と外国と比べた御説明がございましたが、確かに、消費者物価、卸売り物価の上昇率は一時の狂乱時状態は脱したかと思いますが、依然として強いものがうかがえられます。先般発表になりました四十八年度の統計によりますと、消費者物価は四十九年度に一二・...全文を見る
○田代富士男君 次に、大臣にお尋ねしたいと思いますが、いまも私は数字を示してここで見通しのことについて検討される余地があるのじゃないかということを質問しておりますけれども、大臣もすでに御承知のとおりに、今回の春闘によりまして賃上げ率は平均三二%に達すると見られておりますけれども、...全文を見る
○田代富士男君 いま長官おっしゃるとおりに、ここに新聞に出ています、試算されたこまかい数字が。これはまだ大臣はお認めになっていないというわけなんですね。ここまで出されたのですから、どういうふうに試算されたのかという内容までお聞きしたかったのですけれども、いまの大臣のお話をお聞きし...全文を見る
○田代富士男君 大臣、懇切丁寧に御答弁いただくのはありがたいのですが、与えられた時間が少ないものですから、要領よく、私もよりよくまとめてなにいたしますから。  今度は、電力料金のことについてちょっとお尋ねしたいのですが、御承知のとおりに、電力は公共料金の中でもそのウエートは横綱...全文を見る
○田代富士男君 ここでこまかい数字のことでいまの長官の話と私とちょっと意見が合わないわけなんです。私が計算して出した数字と長官が言われる数字との食い違いがあるから私は指摘をしたわけなんですけれども、それに対して私はちょっと納得できません。しかし、もう時間がありませんから電力の本題...全文を見る
○田代富士男君 所管が違うとおっしゃればそれまでですけれども、これの内容を見ますと、値上げをまあ指導するということはおこがましいかわかりませんが、私はそうとらざるを得ないような内容になっております。だから、今度は経企庁長官にお尋ねいたしますが、長官は二月の十五日に七項目の当面の緊...全文を見る
○田代富士男君 これも言ってもまた水かけ論になるでしょうから先に進みます。  そこで、いま全国に九つの電力会社の体系ができ上がっておりますが、所管内の電力の安定供給には効果を発揮している面もあるかも知りませんが、特に中部電力と関西電力との関係ですが、中部・関西というこの接点とい...全文を見る
○田代富士男君 いまのお話を聞いておりますと、いまの体制からあまり進みませんと、一言で言えば。いまの体制内において努力していきますという、将来のビジョンはありませんということですね。電力の行き詰まりということは考慮を一つもされていないと、私はこのように受け取らざるを得ないと思うの...全文を見る
○田代富士男君 いま各省問で折衝中であるということでございますから、これ以上ここで聞きましても結論は出ないかと思いますが、電気には現在御承知のとおりに百分の六の税が課せられておりますけれども、鉄鋼、アルミ、化学などの百三十品目の産業用の大口需用者に対しましては免税措置がとられてお...全文を見る
○田代富士男君 そこで、公共料金の事柄からお尋ねしたいのですが、これは長官にお尋ねしたいのですが、公共料金については、御承知のとおりに、料金決定にあたりましては政府が関与するわけなんです。政府が関与する以上は、国民の福祉向上のために政策的に配慮がされるのは当然であります。しかしな...全文を見る
○田代富士男君 それで、ちょっと具体的にお尋ねしたいと思いますが、電力の問題は、燃料が値上がりしたから料金を上げるというのは、これはだれでもできると思うのです。そこで、いろいろな施策を考えていくのが経営者じゃないかと思いますがまあ極端にまで石油に依存してきた、それで今回の料金値上...全文を見る
○田代富士男君 いま、関西電力の場合、三年間は上げないということを約束をしていたことはそのとおりだとおっしゃいましたが、関西電力の社長はそういうことを言った覚えはないなんていまうそぶいているんです。これは注意してください。現に通産省のほうでも認めていらっしゃるのを、本人はそう言っ...全文を見る
05月21日第72回国会 参議院 建設委員会 第12号
議事録を見る
○田代富士男君 二法案を私は一度に質問したいと思います。  最初に工業再配置・産炭地域振興公団法の一部を改正する法律案のほうから質問をしたいと思います。  この法律案は、大都市からの人口及び産業の地方分散と地域の開発、発展を促進するため、また産炭地域における鉱工業の計画的な発...全文を見る
○田代富士男君 いま私が心配な点を取り上げましたが、そこで従来からの地方都市政策というものをいままで運用し、実行されてまいりましたが、その実行運用の面におきまして問題点というものが浮かび上がってきておる、そういうことでまたここであらためて検討されているということでございますから、...全文を見る
○田代富士男君 いまさまざまな配慮をしながら、地方都市の再開発に力を注いでいくと、こういう御意思でございますが、地方都市の育成に一番に大事なことは、それぞれ地域にはそれぞれ地域の特徴並びに伝統というものがあります。その国土世間というものは、いろいろ違ったものがあります。そういうわ...全文を見る
○田代富士男君 いまいろいろ御説明されましたが、まだこれは発足はしておりませんけれども、それぞれの地方公共団体からは、新しい業務といたしまして、非常に期待されていると思うんですね。たとえば御承知のとおりに、広島の広島大学等はタコの足のようにばらばらであったのを、用地の土地は文部省...全文を見る
○田代富士男君 いまの御説明の中にも、地方自治体と協議し尊重して、そういうようなことをそこなわないように配慮していくということでございますが、第十九条の二の第二項に「内閣総理大臣が定める地方における都市の整備に関する基本方針」というようなものがいわれておりますけれども、これは基本...全文を見る
○田代富士男君 そこで、最後に大臣に、いまの質問を通じてお聞きになっていただいたと思いますが、最初に、これは地元の要請を待って行なわれるということで、地元と協議をし、地元の意見も尊重して行なっていくと、こういうことでいま御説明を受けまして、第十九条の二の第二項の内閣総理大臣が定め...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、時間もありませんから、次の都市計画法及び建築基準法の一部を改正する法律案に移ります。  法第六条の「都市計画に関する基礎調査」に関してお伺いをしたいと思います。昭和四十四年の六月に法改正されまして、すでにもう五年たっておりますけれども、この第六条によります...全文を見る
○田代富士男君 いま線引きの問題につきまして、これは都市計画の基礎になるべきものであるから慎重にやらなくちゃならないし、見直し論等は変更する考えはないということでございますが、現行都市計画法施行以来、線引き対象になっていながら、まだ線引きが終わっていないところが残っているわけなん...全文を見る
○田代富士男君 ここで、改正法案作成までの経緯と、この成案を見るに至った背景について、簡単でけっこうでございますが、御説明願います。
○田代富士男君 いま成案を見るに至った背景について御説明いただきましたが、特に今回開発許可制度を新たに導入をしたと、こうやって過密、土地の高騰あるいは乱開発等の規制を強めたと、このような御説明がございましたが、どの程度の効果があるのか、はたしてこれだけで効果があるものかどうか。い...全文を見る
○田代富士男君 また続いて。  都市計画としての予定区域ということがいわれておりますが、この制度を導入しようとされた理由は何であるか、これが第一点ですね。  第二点は、法案第十二条の二第四項——これは一項から四項までは予定区域について定めたようないろいろな項目になっております...全文を見る
○田代富士男君 私の質問の時間がまいったようでございますが、いま私がお尋ねをいたしましたそのお答えに対して、このやらんとしていることは面的開発事業の促進である、いま住宅宅地の供給不足である、その要因も解決してあげたい、そういう面からのこれは計画であるというお話でございますが、ちょ...全文を見る
05月28日第72回国会 参議院 建設委員会 第13号
議事録を見る
○田代富士男君 最初に、ただいま趣旨説明をしていただきましたおりに、昭和四十二年に設立されたものであるが、以来、今日まで住宅金融公庫の融資つき住宅等三万七千余戸を勤労者に提供する等、相当の実績をあげてきていると、こういうお話でございますが、私は、全体的な立場からいうならば、相当の...全文を見る
○田代富士男君 もちろん議員立法であるというたてまえで、私もきょう質問さしていただいておりますけれども、ちょうどこの前、三月ごろの委員会でございましょうか、年金被保険者住宅資金融資制度の問題を質疑をいたしまして、これも勤労者にとりましては、いまのこの問題に関係がありますけれども、...全文を見る
○田代富士男君 いま簡単に御説明をいただきましたが、住宅金融公庫からの場合はある程度長期の資金であるし、労働金庫の場合には短期の資金等も借り入れられていたと思うのですけれども、そういうことで、画期的なことは窓口の一本化ができたと、こういう事務手続を簡素化するという点では一歩前進じ...全文を見る
○田代富士男君 法的にはいま法制局の立場も問われたということですけれども、今後資金の貸し付けのワクを拡大いたしまして、一般の住宅資金貸し付けあるいは一般の貸し付けの業務を行なうことになりますと、私なりに考えますと、この目的からズレるのじゃないかと。こうなりますと、私は、もうこの建...全文を見る
○田代富士男君 それで、いま限度額のお話が出まして、ちょうど、いまも申しましたとおりに、年金被保険者住宅資金融資制度のときには、四十八年度から四十九年度の改正が三段階から四段階に分かれて、四十八年度最高額が二十年以上が二百五十万円であったのが、今回は、先日の審議を通じましても明ら...全文を見る
○田代富士男君 きょうは一時間で終わるようにということで、ちょうど一時間がきてしまいましたから、議員立法であるということを考慮をしまして終わりたいと思いますが、それで、大臣、いまさっきも申し上げましたが、これは議員立法ですから、われわれ理解できますけれども、この制度ができましても...全文を見る
08月19日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○田代富士男君 きょうは決算の総括質問でありますが、総括質問といたしましては非常に時間が短うございます。一時間で全部これをやろうとしましてもたいへんな問題でございますから、まとめていろいろ質問をしていきたいと思います。   〔委員長退席、理事小谷守君着席〕  最初に、予算の監...全文を見る
○田代富士男君 ただいまも説明がありましたが、銀行などの収支決算でコンピューターによりますオンラインシステムがきわめて近代的なものになっておりますが、それを国の予算の執行あるいは決算の集計においても対処しようという意向でございますが、これは決算の早期提出という問題とも関連いたしま...全文を見る
○田代富士男君 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、予算執行に対する大蔵大臣の監査のことについてでありますが、会計法の第四十六条第一項並びに同第二項の条文で、大蔵大臣は各省庁の予算執行に対しまして強力な監査機能を与えられておりますが、この条文に基づく予算執行状況に対する実地監査というも...全文を見る
○田代富士男君 次に、大蔵省と会計検査院との間ではどのような連絡をとりつつなされていらっしゃるのか、この点が一点。それから同じく行政管理庁とは財政執行の監督という見地からどのような連絡がなされているのか。この点をまとめて簡単に御説明願います。
○田代富士男君 次に、会計検査院のあり方につきましてお尋ねしたいと思います。時間がありませんからまとめてお尋ねをしたいと思います。  で、会計検査院は検査院法にも「内閣に対し独立の地位を有する。」——これは院法の第一条にありますけれども、これは仕事の面では政府の制約を受けないで...全文を見る
○田代富士男君 次に、いまいろいろお述べになりました点についてお聞きしたいこともありますが、これは省略をいたしまして次に進みたいと思います。   〔理事小谷守君退席、委員長着席〕  けさも報告がされました検査報告の内容ですけれども、その検査報告の内容が、最近不当事項の数が少な...全文を見る
○田代富士男君 次に、行政管理庁の業務についてお尋ねをいたします。これも時間の関係でまとめて質問をいたします。  行政管理庁が持っております監査機能によります財政統制の機能はたいへん重要なものを含んでいるようでありますが、いわゆるお役所仕事に対する目付役として果たしてきている役...全文を見る
○田代富士男君 ただいまは基本姿勢につきまして一通りお聞きいたしましたが、そのような基本姿勢で臨んでいるということは間違いないかと思いますが、実際にはどういうことが行なわれているかと、今度は場面を変えまして、実際の問題で、事実の問題でお尋ねしたいと思います。  これは具体的な問...全文を見る
○田代富士男君 いまの建設省のあれはおかしいですよ。これは私が正式機関を通じまして第一回目にどういう工事がされているかという質問をしたときに出された資料です。もっとあるだろう、そういう意味で私が資料要求を求めた資料があるわけなんです。あなたのいまの答弁は、この建設省からもらった資...全文を見る
○田代富士男君 あなたね、いいかげんなことを言うのはやめてくださいよ。こちらから言ったのは、二十条、二十七条に限るということを言っておりませんよ。淀川河川に関係のあるものは全部と、たびたび言っているのです。あなたの答弁は、けさの段階で、私の会館のところへ来て、こういう事実があるじ...全文を見る
○田代富士男君 私は、建設省に対しては、こだわるわけじゃないですが、屋外広告物のときにも、それは言っております。けさ私が帰ってきてから、これやってるじゃないですかと言っております。この資料はこれで正しいです。私の秘書も何回も建設省に——これ以外はありませんですと。しかし、いまおっ...全文を見る
○田代富士男君 大臣、建設省内が、大臣が就任されて鋭意努力をしているとおっしゃいます。これは大臣が建設大臣に就任される前です。ここに承認申請書が出ております、地建に対して。これは場所は、四十六年の一月二十六日の受付印があります。この申請場所は大阪市西淀川区西中島町地先から大阪市西...全文を見る
○田代富士男君 さらに調べさせてもらいますというよりも、あなたのほうからいただいた資料ですよ。これは承認申請の用紙ですよ。さらに調べますよりも、住所がないと言うのです。この住所がないにもかかわらず、これに対する承認書がおりている、これは。われわれが役所へ行きます、一般市民が、書類...全文を見る
○田代富士男君 まあ大臣、お見せしますよ。(資料を示す)
○田代富士男君 これは大臣、見てください。これが四十六年です。これはおたくからもらった資料ですよ。四十六年一月二十六日のこれは大阪市西淀川区西中島町地先から大阪市西淀川区十三南之町地先までとなっています。これに対する承認書はこれです。これに対して再び出されました承認申請書がこれで...全文を見る
○田代富士男君 これはもう大臣、調査の時間とか何かよりも、私が大阪に住んでいて、その書類を見て、番地のないところということは、いかに書類がずさんであるかということを私は提示したのです。  時間がありませんから次に移りますが、そこで残土の選別について、不適当なものであるならばこれ...全文を見る
○田代富士男君 私は昨日その現場へ行ってきました。河川敷に対して——ちょっと出してください。ここにですね、これは大臣、鉄のかたまりです。これを大臣見てください。(資料を示す)いたむかわかりませんが、それを全部持ってきてください。これはガラスのかたまりです。それから産業廃棄物が全部...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま言うとおりに、姫島地先は建設省の書類にはない。これは私がもらったあとで追加された、私に言われて。なおかつ期限が切れているにもかかわらず投棄がされている。投棄がされている内容が、いま持ってきた産業廃棄物等は投棄してはならないと一番きめられたものが廃棄され...全文を見る
○田代富士男君 今計検査院としてはこれは好ましくない、こういうお立場でございます。このように一立米三百円、国有地に捨てている。過去この三年間で五千万円も利益をあげております、国有地に対して。そうして捨ててはならない、影響を与えている産業廃棄物です。このような近畿建設協会、これが元...全文を見る
○田代富士男君 もう時間がありませんが、これまで、大臣、事実を示しておりますが、この近畿建設協会なるものが、いまは近畿だけですが、これを全国に広めようという動きがあるんです。こうなったらどうなりますか。この段階でそういうような芽を断ち切る、そして第九条の精神にのっとって建設省みず...全文を見る
○田代富士男君 じゃ時間が来ましたから。
09月04日第73回国会 参議院 物価等対策特別委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○田代富士男君 午前中に引き続いて行なわれます委員会におきまして、午前中もう話題になったと思いますが、最初に消費者米価のことについてお尋ねをしたいと思います。  現在、米価審議会が開かれている最中でございます。政府案といたしまして三六%の値上げ案が提示されております。この三六%...全文を見る
○田代富士男君 大臣に一言お願いがあります。  大臣が懇切丁寧に御答弁いただくとはたいへんありがとうございます。いまの答弁の時間が八分でございます。私の持ち時間も制限がございまして、懇切丁寧に御答弁いただく大臣にこういうことを申し上げては申しわけございませんが、簡単明瞭に質問の...全文を見る
○田代富士男君 そのようにお願いします。  それで、いま田中総理がそういうことをおっしゃったかどうかは私はまだ承知しておりませんということでございますが、全国各地でこういうことは言っていらっしゃる。だから私も、大阪で、初め関西でこういう話をされたことはちゃんと聞いております。も...全文を見る
○田代富士男君 じゃ自分のことでないから、田中総理のことであるから、私は簡単に言えないとおっしゃることはわかりました。しかし、これは一国の総理たるべき者が——大臣は聞いていらっしゃらないけれども、国民の皆さんは全部聞いている。それを物価の担当大臣である大臣が聞いてないということは...全文を見る
○田代富士男君 大臣、いま、この新聞は端的にこれを載せているんだと。まあしかし、私はこういうあれでやったわけじゃないという言いわけをいまされましたけれども、いまお米の問題がどうなるかと言われているときに、こういうことが出来たらどうします。いまもそちらのほうに御婦人方がいらっしゃる...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま三六%をどうするかということが、おそらくこの向こうのほうで、いま審議をされております。これはさほど離れておりません。そこで、田中総理が、選挙期間中にそういうことを言ったか言わないかも、倉石大臣も聞いてないから、それが聞いていたならば、三六%の中に反映さ...全文を見る
○田代富士男君 じゃあ次に移ります。  標準価格米は消費者にどのくらいの需要が現在されているのか、また、食管会計の逆ざやがどのくらい消費者に恩恵を与えているか、まあここらあたりをちょっと尋ねてみたいと思いますが、標準価格米の売れ行きは、昭和四十八年三月の調査では、全国平均で三六...全文を見る
○田代富士男君 いま御説明のあった中に、やはり標準米の場合には、かなり数字を余分に都道府県に対して渡しているという、これはわからないわけではありません。しかし、量があまりにも多過ぎます。まあ数字は御承知だと思いますが、四十八年三月の東京の例をあげますと、四十八年産米が約八百九十万...全文を見る
○田代富士男君 まあお米の問題がここまで論議されるのは、食管の赤字の問題じゃないかと思います。そこで国民のコンセンサスといたしまして、食管法の赤字はある程度税の収入等でまかなう以外にはないんじゃないかという、そういうことも言われておりますけれども、私はこういう点を今回の問題におい...全文を見る
○田代富士男君 じゃ次の問題に移ります。  物価・産業政策についてちょっとお尋ねしたいと思います。政府は、石油価格が急騰いたしました後、口を開けばことしの秋までには新価格体系へ移行すると、こういうようなことをいろいろ言われておりますけれども、この際あらためて新価格体系への移行と...全文を見る
○田代富士男君 いま御説明がありましたとおりに、市場の需給関係を反映した市場の価格メカニズムを働かせて定まるべき価格にさや寄せしていくという、そういうやり方、また資源の適正な配分にも努力をして新しい産業構造を確立していきたいと、そういう骨子のお話がございましたが、しかし、まあ説明...全文を見る
○田代富士男君 まあ、この問題はここでいろいろ論議しても尽きない問題じゃないかと思います。で、現在公取委員会で検討されております価格引き下げ命令権を伴った独禁法の改正は、いまもお話しになっております価格メカニズムを働かせた価格決定のあり方のためにも、またいま御説明がありました省資...全文を見る
○田代富士男君 これね、政務次官、いま事もなげにそういうふうに言いのがれされておりますけれども、この問題はきょうは時間がありませんから、じゃあ私十一日の決算委員会がありますから、そのときにこの問題は続きをやります。ここではっきり言っておきます。きょうはあとまた穀物の問題等やらなく...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんから、次に移ります。  いま、物価狂乱は迎えるような状態ではないと、安定いたしますと、極端に言うならそういうことですけれども、私は、第二のそういうパニック状態というものが起きつつあると、現実に、一部の人に知らされたけれども、起きたその事実をいま申...全文を見る
○田代富士男君 私はここで現実の問題を申し上げます。私は遺憾に思うことがありますが、私がもらいたいという資料要求をいたしましても出てきません。しかし、そういう資料でもらうよりも、現実にはどういう滞貨がされているかという現実の姿が何よりも現在の実情を一番物語っていると。いま東京の港...全文を見る
○田代富士男君 いま電話の連絡でこれだけ来ておりますが、いま名前があがりました東洋埠頭倉庫、鈴枝倉庫、ここに対しまして従来入れていた人たちが二カ月ないし二カ月半入ってない。なぜか。いまもろもろの名前が出てまいりました三井物産その他の大手の商社が輸入をした大豆がそのまま保税倉庫のそ...全文を見る
○田代富士男君 委員長から時間がきたから、という通知もありましたから最後に。  そこで、これは私はもっと煮詰めたかったんですが、時間は委員長のあれに従わなくちゃなりません。そこで、これは実際このように八万円の大豆が十三万円まで上がって、事実大阪ではそのようなパニック、業者の間で...全文を見る
09月09日第73回国会 参議院 建設委員会 閉会後第1号
議事録を見る
○田代富士男君 多摩川の決壊について質問をしたいと思います。  多摩川は御承知のとおりに一級河川でありますから、その管理は建設大臣になるわけでございます。これは第九条に明記されてありますが、今回の決壊で多数の家屋が流失したという異常な事態が起きたわけでございます。ちょうど今から...全文を見る
○田代富士男君 これは現地の人から直接お話を現地で聞きました。どういうことかと言いますと、御承知のとおりにあの河川敷のところでジュースを売ったり、コーヒーを売ったりしていたわけなんですね。その河川敷にそういう建物を建ててはならないということは知った上でそういう人たちはやっていたわ...全文を見る
○田代富士男君 その人はいま申したようなことを言っておりまして、これについて私はいまここで、三十三年のことだったと――その人は三十三年と言っておりましたけれども、その時点においては応急修理をやっただろうということですけれども、この時点でこれを大事にしておいて根本的にやっていただい...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、これは私からお願いしておきます。
○田代富士男君 それを局長が調べるとおっしゃいますから、その調べると同時に、その以前に、その地域からさかのぼりまして、かなりの砂、砂利等が採取されたそうでございます。これは最近ではありません、以前に。そういうこともその人は言っておりますし、それも今回の事故の原因になっているんじゃ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま局長からもお話がありましたが、一級河川の整備はほぼ完了したということになっておりますけれども、決壊するはずのない多摩川が今回決壊をいたしました。こういう意味から、一級河川の保全あるいは国土保全の確保という観点から、まあ六月度には次官通達等も出してそうい...全文を見る
○田代富士男君 第二のそういう事故のないように総点検を完ぺきにやっていただきまして、万全を期していただきたいとお願いいたします。  で、今回こういう事故があってからいろいろな角度で勉強もし検討もされるということでございますが、河川敷にグラウンドやあるいは自動車教習所などが設けら...全文を見る
○田代富士男君 そこで、私はお尋ねしたいんですが、これは過日の朝日新聞にも出されておりますけれども、建設省が来年度から河川敷地の管理財団を設立いたしまして、大都市部を流れる河川のこの河川敷に総合的なレジャー施設をつくる計画を立てておるわけなんですが、まあこれはいろいろな目的もある...全文を見る
○田代富士男君 この建設省の提唱される管理財団が、河川敷を公共利用促進へということでありましたならば、いまゴルフ場等につきましても、もうあらゆる河川敷にゴルフ場がなされております。こういうのも、河川敷が公共利用促進ということになりますと、ゴルフ場等も、一個人の立場の人に与えられた...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、この問題につきましては検討をしていただきたいし、またこの問題については後日お尋ねをしたいと思います、きょうは問題が別でございますから。  そこで、今回被害にあわれた皆さん方の補償の問題でございます。家屋を流失された人に対する補償の問題は、いま新聞等でも伝え...全文を見る
○田代富士男君 いま、事故のあと整理の段階でございますけれども、万全の対策をしていただきたいと思います。私はきょうこの委員会に臨む前に再度現地へ電話を入れました。ところが、きょうも雨が降っております。これが一時間も降ったならばどうなるだろうか、市役所をはじめ地域住民は大騒ぎの状態...全文を見る
○田代富士男君 具体的な例を一つあげますと、御承知のとおりに先日の小豆島の事故でございます。小豆島の被災地は国庫補助が出せる危険水準に達していなかったために、がけくずれ対策の計画区域から除外されていたわけです。ここに私が申し上げるまでもなく、御承知のとおりの大きな被害が起きたわけ...全文を見る
○田代富士男君 で、これはただ単にがけくずれが天災だけというわけにはいかない面、大きな要因を含んでいると思うんです。その点について私一、二質問をしたいと思いますが、一つはがけくずれの危険区域に指定されますと地価相場が下がる、また今度は観光地などでは観光客を誘致する場合に悪影響をも...全文を見る
○田代富士男君 大臣が一生懸命やっていらっしゃることに対しましては理解をしていきたいと思います。  そこで、小豆島の場合、いまも局長からも話がありまして、それぞれの地方自治体と話し合いのもとに進められておりますけれども、最近、無原則と言えばことばの語弊があるかわかりませんけれど...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣自身がおっしゃるとおりに、基準に合った範囲内でやっていても遅々として進まないような状態であるけれども、これが一戸以上となるとたいへんだと、それはわかりますけれども、大臣あるいは建設省の姿勢として、これに取っ組んでいくべきじゃないかと思います。  そこで、...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、次に質問を進めます。  次は、伊勢湾の防災対策、それから東京都を中心といたしました震災対策について行ないます。  建設省中部地方建設局の伊勢湾防潮堤調査によりますと、伊勢湾沿岸の愛知県や三重県では地下水のくみ上げによる地盤沈下が著しく、防潮堤がすでに二メ...全文を見る
○田代富士男君 時間の都合がありますから、まとめて質問いたしますから御了解願いたいと思います、時間がありませんから。  昭和三十四年の九月二十六日の伊勢湾台風では、高潮が平均四メーターから五メーターありましたけれども、防潮堤を破りまして、御承知のとおりに一瞬にして濃尾平野を水び...全文を見る
○田代富士男君 いま河川局長の伊勢湾を中心としたことに対するお考え聞きましたが、私が住んでるのは大阪ですけれども、私が伊勢湾の近くに住んでいたならばおそらく、いまの河川局長の話を聞いたならば、ことしの秋もまた第二の惨事が起きるんじゃないかという心配がしてならないんです、いまのお話...全文を見る
○田代富士男君 そこで、これは建設省と国土庁の考え方の違いがありますから、私の意見も入れて質問したいと思いますが、建設省は五十年度を初年度といたします海岸事業五カ年計画をスタートさせるために概算要求をしているようでありますけれども、新しくできました国土庁では、このような長期計画と...全文を見る
○田代富士男君 次に震災対策についてお尋ねをしたいと思います。 さきに行管から発表されました大都市における震災対策に対する勧告に関してでございますが、まず第一に防災拠点の再開発事業についてでありますが、勧告によりますと、防災拠点再開発事業が思うように進展をしていない。その原因と...全文を見る
○田代富士男君 次に、防災地区の指定の問題でありますが、現在東京を例にとりますと、木造建築物が面積率で八一・五%というように見られておりますけれども、防災地区制度もありまして、そのように指定されたところにおきましては建物は耐火建築物または簡易耐火建築物にすることが義務づけられてお...全文を見る
○田代富士男君 時間が来ましたから、最後に国土庁にまとめて質問いたしますけれども、よろしくお願いします。 第一番目には、通常国会におきまして国土利用計画法が通りました。それでこれの運用の面でありますけれども、この要員確保の問題でございます。東京で例をとりますと、一日平均四百件あ...全文を見る
○田代富士男君 一つ一つのポイントだけは言ってくださいよ。
○田代富士男君 最後にもう一点…。
○田代富士男君 そのあとの、家屋に値段がかさむ…。
09月11日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
議事録を見る
○田代富士男君 午前中も質疑がなされたと思いますが、最初に通産大臣にお尋ねをしたいと思います。  昭和二十二年に成立いたしました独禁法が、その後改悪に次ぐ改悪で、大骨小骨が抜かれまして、いまではほとんどその効力を失っている状態であります。失っているどころか、不当行為の隠れみのと...全文を見る
○田代富士男君 通産大臣の慎重な態度をとっていらっしゃるということは、理解しないわけではございません。しかし、一、二漏れ承りますれば、これは正式御発言については慎重に対処するとおっしゃるのは当然じゃないかと思いますが、個人的意見といたしまして、たとえば価格引き下げ命令権等について...全文を見る
○田代富士男君 いま、大臣がいろいろな個人的なお立場でお述べになったと思いますけれども、まあ正式な発言は差し控えなくちゃならないとおっしゃいますが、私は、この価格引き下げ命令権につきましては、大臣の意見にはちょっと賛成するわけにはいかないと思うんです。で、私なりの意見を、いまの大...全文を見る
○田代富士男君 これじゃあ、私も少しぐらいは大臣からお聞かせ願えるんじゃないかと思って期待をしていたんですけれども、だめなんでしょうか、大臣。個人的御意見はいかがですか。
○田代富士男君 じゃあ、その問題答えられないとおっしゃるならば、これ質問してもこれ以上は進みません。  次の質問に移りますが、課徴金の問題でありますが、やみカルテル行為の累犯事件が相次いでおりますけれども、不正取得額についてこれを徴収するのは当然じゃないかと思うんですが、これに...全文を見る
○田代富士男君 これじゃねえ、聞きたくてもそれ一点ばりでやられたら大臣、これはどうにもしようがないですね。  じゃあ、この各論は答えられないとおっしゃるならば、これ聞きます。いま通産省で御検討なさってるかと思いますが、企業から物資需給の見通しを出させるとか、また設備投資の規模あ...全文を見る
○田代富士男君 いま検討の段階中ということですが、これがいま独禁法も検討されておりますけれども、その独禁法を骨抜きにされて今日までの弊害が及んできておりますが、独禁法の改正の前にこのような法案を出して通産省はそれと戦っていこうというような考え方を持ってらっしゃるんじゃないかという...全文を見る
○田代富士男君 次に公取にお尋ねしたいと思いますが、再販によりまして、二十四条の二によりまして八月中に相当整理されているようでありますけれども、改正上はどう扱われるのか、たとえば歯みがき、洗剤などもまた指定するということがあるのか、はっきりこの点はすべきだと思いますが、どう取り扱...全文を見る
○田代富士男君 これは、きょうはいきなり私が質問しているんじゃないんです。きのうちゃんとこのことは質問いたしますよということを、事前に私は通告をしておりますが、私の所管と違いますということ、ちょっとはっきりしてください、通告しているんですから。
○田代富士男君 これはけさ方も質問されたかと思いますが、不況カルテルの認可の厳格さにつきましては公取委員長が再三触れておられますけれども、今後どのように対処されていかれるのか。また、景気が現在下降傾向にあるわけですから、従来のパターンでは申請が相次いで出るかもしれないけれども、ど...全文を見る
○田代富士男君 じゃ今回の独禁法の改正の中にもこのことは検討されないんですか。そこらあたり明確にしてください。
○田代富士男君 次に企業の合併の問題でございます。十五条でございますが、合併につきましては改正上どのようにお考えになっていらっしゃるのか。特に合併制限基準といたしまして、現行法の十五条の中にあります競争の実質的制限の蓋然性、それを競争の実質的制限の可能性に改めるべきじゃないかと、...全文を見る
○田代富士男君 だから、私の聞いているのは、この蓋然性と可能性というそこを明確にしてもらいたいと言っておりますから、その点ちょっとお願いします。
○田代富士男君 私自身の考えでなくして公取の考えをお願いします。
○田代富士男君 じゃこれはもうこれ以上質問することは一応やめておきましょう。  今回の法改正をいま検討していらっしゃいますが、寡占価格については許可制にすべきであると思うんですが、この点に対しましては私の意見というんじゃなくして公取の立場としてお答え願います。私はこうと思うとい...全文を見る
○田代富士男君 まだお見えになりませんでしょうか、どうでしょうか。——じゃ、まだお見えにならないそうですから、この問題もこの程度で一応公取の御意見としてお聞きしておきます。  制裁措置の強化についてでありますが、「私的独占又は不当な取引制限」を行なった者に対しまして現行法では「...全文を見る
○田代富士男君 じゃ今度は私があらためて、結論が出ておりませんけれども、部長さんの今度は個人的な御意見はどうですか。私が今度は個人的御意見として聞きますが、どうでしょうか。
○田代富士男君 強化する方向についてのお考えはどうですか。
○田代富士男君 じゃ、その度合いについては、私がいま申し上げたこのくらいでまあ妥当であるか、そこらのあたりの考えは、全然それはいま言えませんじゃなくて、どうですかそれは。一応の対比を出しておりますか。
○田代富士男君 じゃ再販、二十四条の二についてちょっとお尋ねいたしますが、八月中に相当整理をされたようでありますけれども、いま独禁法改正を検討していらっしゃいますが、改正上どう扱われるのか。たとえば歯みがきそれから洗剤、こういうものをまた再び指定するということがあるのかないのか、...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、いま申しました歯みがき、洗剤等を、再びこれを指定するということはあるかないか。まあ検討中だとおっしゃいますけれども、その点はどうですか、たとえて言っておりますけれども。それも検討中ですか。
○田代富士男君 じゃ次に、消費者の小さな権利を守るという立場からクラスアクションを導入するという論議がいま起きておりますけれども、これは独禁法とも関係するところでありますけれども、これに対して、公取としてどのようにお考えであるのか。消費者行政の充実というような立場からもこれはまた...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、次の質問に移ります。  現在総需要抑制政策がとられておりますけれども、建築土木関係の伸びとともに骨材の需給は当然今後とも増大していくことが予想されるんじゃないかと思います。そういう意味から、通産省といたしまして骨材の政策はどのようにお持ちであるかということ...全文を見る
○田代富士男君 骨材は、これを採取する段階から一般消費者の段階まで移る流通過程におきましていろいろな公害、たとえばダンプの公害だとか濁水の問題だとか粉じんの問題だとかいろいろあります。また災害、これは御承知のとおり土砂のくずれ、自然の破壊等、こういうことを引き起こす可能性を含んで...全文を見る
○田代富士男君 その骨材の一つであります砂利の採取ですけれども、これは砂利は山砂利と河川から取ります砂利とありますが、その河川から取ります砂、これは大体八分の一ぐらいじゃないと思いますが、それを採取しております淀川低水路整備事業協同組合という組合がありますが、この組合の概要を御説...全文を見る
○田代富士男君 この淀川低水路整備事業協同組合で、川砂利の採取をやっておりますが、この採取をいたしましてから消費者に渡るまでの流通段階におきます価格が、概略でけっこうですが、わかっていたならば御説明を願いたいと思います。
○田代富士男君 数字の持ち合わせがないということでございますが、これもこの関係に対する質問はいたしますということを言っていたはずでございますが、お持ちでないとするならば、私の手元にある資料で申し上げなくてはならないと思いますが、これはまず淀川の河川で砂利を取ります。取れるのは砂と...全文を見る
○田代富士男君 これは組合だけが砂利採取をやっているように通産省として承知していらっしゃるのですか。それ以外のものは参加していないんですか、そこを明確にしてください。
○田代富士男君 監督の面からそういう建設省が指導しているわけなんですね。それ以外のそういう作業をするに手助けをするような団体は入っておりませんか。建設省が監督をしているだけですか。
○田代富士男君 ただ単に、きょうの質疑は、聞いておりますじゃなくして、ちゃんと前もって通告をしてあるわけなんです。建設省が、もう一回聞きますが、建設省に監督がされているだけであって、それ以外のものに対しては事業協同組合がやっているんですね。砂利採取にあたって事業組合だけでやってい...全文を見る
○田代富士男君 それはどういう団体ですか。団体名を言ってください。
○田代富士男君 その近畿建設協会なる団体はどういう団体ですか。内容を概略御説明願います。
○田代富士男君 局長ね、これ、端的に言っていただいたらよろしいですけれども、いまうしろからメモを渡されて、近畿建設協会ですよと。メモを渡されて言うようじゃ、何のために前もって通告していたわかりませんよ。近畿建設協会を、委託業務をやっているそういう会社はどういう会社であるかわからな...全文を見る
○田代富士男君 これは、全国各地にこういう事業協同組合等はありますけれども、こういうように、近畿建設協会のような、こういう協会が委託業務を受けているのは近畿地方だけに限るわけなんですね。これは通産省にお尋ねしますが、これははっきり、全国、北海道から九州、沖繩に至りまして、こういう...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、通産省としても、近畿に限ってこういうような近畿建設協会、この近畿建設協会というのは、建設省の元官僚であった皆さん方、高級官僚がこの近畿建設協会なるものを設立していらっしゃる。この近畿建設協会がどうして近畿地方に限りこういう事業協同組合と業務委託契約を...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、法的根拠がない。それならば、これは近畿建設協会以外のコンサルタントでもこれは契約できるわけなんですね。どうですか。
○田代富士男君 問題はそこなんです。だれでも——だれでもいうわけにはいきませんが、それだけの資格のある人であるならば当然業務委託契約を結ぶことができるかもわからないけれども、この近畿地方に限り、近畿建設協会と業務委託をしなければならないような仕組みになっている。これは私ちょっとお...全文を見る
○田代富士男君 問題は、そういう技術者であると、まあそういう点で、特に業務委託契約を結んでいるのだということですが、この事業協同組合の選択が、だれを選ぶかというその選択をする余地がなくして、近畿建設協会に委託をしなくてはならない仕組みになっている、現実には。そういうように、法的裏...全文を見る
○田代富士男君 そこでひとつ具体的なことで御質問をしたいと思いますが、淀川低水路整備事業協同組合と近畿建設協会との業務委託契約がなされておりますけれども、これは四十三年から行なわれていると思いますが、年度ごとにどのような金額になっておるのか、その点お願いをいたします。
○田代富士男君 ちょっと数字の点で、私が持っております手元の数字と幾ぶん違いがありますが、大ワクは同じですが、合計いたしますと五億五千万円、これが業務委託契約をしております近畿建設協会が手数料として受けている額であります。私はこれはたいへんな金額じゃないかと思うのです。たとえば四...全文を見る
○田代富士男君 これは私、いまも申し上げました北海道開発協会、これも近畿で言えば近畿建設協会になるでしょう。このようなOBの皆さん方がおつくりになっている協会です。ここの年間の事業収入は三億円です。この北海道開発協会の目的は福利厚生を目的としていらっしゃいます。このような砂利の採...全文を見る
○田代富士男君 そこで私は局長に申し上げたいのですが、先日もこの決算委員会で、私は、淀川におきまして河川敷に捨ててはならない産業廃棄物が投棄さていると、姫島地先の問題です。それから淀川の河川敷にだれ人か知らないけれども、不法投棄されている問題があるということ、それから、このいま質...全文を見る
○田代富士男君 いま局長が申されたとおりに、前回私が質問をいたしました三点につきましても、産業廃棄物が捨てられていた、また不法投棄されていた、残土が一立米三百円前後で徴収されていたということでございます。今回私が、いま質疑の中で明らかにしておりますこの近畿建設協会の業務委託契約の...全文を見る
○田代富士男君 まあ私はただいまの許可期間の問題だけをまた解決されればいいという問題じゃありません。同じようなそういう基本姿勢が、たとえば標識掲示の中に、土木用の機械の数が明示されてあります。何々が何台と。ところが、私は現場でこの目で見ておりますけれども、その表示されてあります機...全文を見る
○田代富士男君 これもまた小さい問題だと言われればそれまでですけれども、これもいまのような基本問題にかかわると思うことは、先日大山崎地先の採取場で、ことしの春中学校を卒業したばかりの十五歳の少年がペイローダーを操縦していたことが確認されております。これは危険性を伴う大きな機械です...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんからちょっとまとめて御質問したいと思います。  まず建設省に対してでございますが、四月三十日の新しい河川砂利基本対策要綱が発表されまして、さらにこれを受けまして七月二十二日には次官通達など三本の通達が出されました。このうちの局長通達によりますと、...全文を見る
09月20日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第6号
議事録を見る
○田代富士男君 私は最初に通称少年の村と、このように呼ばれております青少年を中心といたしました自然と親しむ施設につきましていろいろな問題を質問をしたいと思います。  人類の歴史は自然との戦いの中に繰り広げられてきました。ところが、近代の自然科学の発達は一見自然を征服し、自然を支...全文を見る
○田代富士男君 いま前向きに努力していると両大臣からお聞きをいたしました。そこで、「在学青少年に対する社会教育の在り方について」、四十九年四月の二十六日社会教育審議会から出されているこのパンフレットの中に、一つは、指摘されているのは、特に、青少年にとりまして自然との接触は、その心...全文を見る
○田代富士男君 いま文部省、総理府から御答弁をいただきまして、青少年に対しましては青少年の指導者を養成していきたい、四十九年度だけでも十七万人の人を養成するようにしたい、またいろいろな青少年を自然と親しませる施設の整備をはかっていきたい、そして少年の規律だとか訓練とか、団体訓練を...全文を見る
○田代富士男君 いた両大臣から、感謝を申し上げている、自分の個人的な意見としてありがたいことだと、そういう御意思でございますが、ここに「やわらぎの里」に参加した子供たちの母親からの手紙があります。これはごく一部でございます。また子供からの手紙もここに持ってきております。参加した子...全文を見る
○田代富士男君 いま両大臣から、文部大臣からは、相談を受けた場合には相談に応じていきたいと、また総務長官からは、政府が直接こういうお金を出すということにはいかないけれども、何らかの財団を通じて善意の動きに対してはそういうように配慮していきたいということでございますが、総理府長官の...全文を見る
○田代富士男君 次に移ります。  文部省によります優秀美術品の買い上げ問題並びに活用の問題につきまして質問をしたいと思います。  ことしの東京と京都の近代美術館、それに西洋美術館の美術作品購入費はそれぞれ幾らぐらいになっているか、伺いたいと思います。
○田代富士男君 まあ、いま金額を言っていただきましたが、西洋美術館はどうでございますか。
○田代富士男君 いま計算しますと、ざっと三館合わせまして二億円足らずでございますね。そうしますと、先日も話題になりました日本の悪徳商社と、このように一時新聞でも騒がれましたけれども、三井物産が買い占めましたあのアンリー・ルソーの作品は一点で四億円、これは民間で買われた。国の予算が...全文を見る
○田代富士男君 いま、こういう貴重な財源というのは国民の税金の金であります。これで美術品が購入されておりますが、こういう税金で購入されました絵画や彫刻というものが、目的は一般の国民にこれを鑑賞させると、いろいろな目的のもとにこれは購入されておるにもかかわらず、これが一部の特定な場...全文を見る
○田代富士男君 大臣の部屋には何が置いてあるのか、それを聞いておるのです。
○田代富士男君 いま大臣のお話を聞いておりますと、置いてあることはあたりまえであるという、そういう感覚ですね。これはおそろしい感覚だと思う。これ、時間がありませんから読み上げることはできませんけれども、文部省関係だけでも、いま大臣室に北村正信さんの「羞恥」の彫刻と、それから広井吉...全文を見る
○田代富士男君 一つだけ聞きます。  美術館で作者の寄贈で美術館の備品として収納するときはどんな手続が必要なのか。無料であれば何でも受け入れるということではないはずだと思います。専門家によります受け入れ委員会の審査を経て収納美術品を決定することになっているんじゃないかと思います...全文を見る
○田代富士男君 私が言ってるのはそういう事実があるから申し上げておるのです。その作者が善意で国民の皆さん方に鑑賞していただくならばと、善意のもとに提供されている。にもかかわらず掲示されない。そういういま参考資料等の場合には掲示しない場合かあります、その人にははっきり、掲示しますか...全文を見る
○田代富士男君 あるんです。
○田代富士男君 大臣がそこまで状況を調査して、そういうあれがあったならば、あらためてそういう作者の姿勢にこたえていくということでありますから、この問題については大臣の今後のどういうふうに対処されるか、見守っていきたいと思いますが、ちゃんとやっていただきたいと思います。  そこで...全文を見る
○田代富士男君 私はこれはこう思うんです。いま地方の美術館がかなり建物は充実してまいりました。しかし地方の美術館へそういうものを展示しているとおっしゃいますが、まだ中は貧弱そのものです、畔方の美術館は。だから、文部省のこういうところに展示してあります絵画や彫刻等はすみやかに、私物...全文を見る
○田代富士男君 大臣がそういう前向きで文部省に掲示してあるそういう美術品に対しても対処されるということでございますから、私はそれを信用いたします。そうして美術品本来の購入する目的である一般国民への鑑賞のために地方美術館を充実してもらいたい、これは要望でございます。大臣が倉庫に眠っ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、日本誘致が決定しました後、北海道をはじめ広島や熊本その他全国十五の都道府県その他一市から激しい誘致合戦が行なわれておりますが、首都圏に一応設置するということがきめられたようでございますが、首都圏のどこに設置されるのか、確定しているならばその場所及び設置する...全文を見る
○田代富士男君 三つの条件があるそうでございますが、それで私からお尋ねしたいのは、国連大学設置に伴う財政負担の問題でございますが、財政的には全額国の負担になるのか、あるいは各地方がいろいろ誘致しておりますけれども、そういう誘致した場合には地方自治体の負担になるのか、そこらあたりの...全文を見る
○田代富士男君 それと同時に、もう一つは、現在の国連が設置されまして四半世紀を過ぎまして、その国連設置の趣旨にかなった面もありますし、現在では、御承知のとおりに一方では大国間の対立のための身動きならないような課題をかかえた場所にもなっております。こういう国連大学が設置されましたな...全文を見る
○田代富士男君 いま言ったようなことは予想だにもしないということでありますが、国連が設置されたときには、今日のような大国間の対立の場になる、こういうことを避けるために国連が設置されたわけなんですが、現実にはそういう場になっているわけなんです。いま予想だにもしないとおっしゃるけれど...全文を見る
○田代富士男君 この問題は今後もまた私は質問をしていきたいと思いますが、きょうはお尋ねをした範囲内でとどめておきます。  次に、国連大学のバックボーンとなります国連大学憲章でございますが、最初に、機構と組織の問題でありますが、日本に設置される大学本部の他に、世界各国に配置が予定...全文を見る
○田代富士男君 この問題もまだ煮詰まった問題ではないようでございますから、これも今後私は質問をしてまいりたいと思いますが、この程度でとどめておきたいと思います。  次に、国連大学の職員と税金の問題についてでありますが、これは大蔵省と外務省に伺いたいのです。  国連大学で働く日...全文を見る
○田代富士男君 これはいま申されるとおりに職員になるならば免除をされるということですね。そこらあたりの職員の規定というものはどういうもので規定されるのですか。  それで私がお尋ねしたいのは、時間がありませんからあわせてお尋ねをしたいのですが、東京にある国連広報センターで約四十人...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんから、税金の問題については、もうちょっと聞きたいと思っておりましたが、これもまた追って何回も質問しなくちゃならないことでございますから、これで打ち切りたいと思います。  次に、大学病院の経理の問題についてお尋ねをしたいと思います。特に、国立大学医...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、最後の一問ですが、時間がないそうですので。そこで、私もおじいさんが医者であります。医者のむすこであります。親戚も医者が多いですから、一応の内容はわかりますけれども、これは明確にすべき点は明確にしていかなくちゃならない。そこでこのように病理解剖一件につき五千円...全文を見る
10月15日第73回国会 参議院 建設委員会 閉会後第2号
議事録を見る
○田代富士男君 私は、庶民の夢であります住宅に、壁のかわりに使用されております「燃えない合板」と通称いわれておりますが、特に近建式抗火合板の問題につきまして若干質問をしたいと思います。  そこで、その近建式抗火合板の問題に入る前に、建築基準法に基づきまして、一つは不燃材料、二つ...全文を見る
○田代富士男君 次に、これは通産省にお尋ねいたしますが、企業合理化促進法の第三条に基づきまして、各省におきましていろいろな事業が行なわれております。その第三条に基づきました工業化試験補助事業についての御説明をお願いすると同時に、通産省におきましては重要技術研究開発費補助金制度がと...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いまお尋ねしましたそういう工業化試験補助事業の一環といたしまして、四十四年の二月の二十八日に近代建材株式会社から工業化試験補助金交付の申請手続がとられたと思いますが、その内容の御説明を通産省からお願いしたいと思います。
○田代富士男君 研究内容その他についてもちょっと御説明願います。
○田代富士男君 研究結果について、あわせてお願いします。
○田代富士男君 そこで、建設省が四十四年の十二月二十五日に認定しました準不燃材料第二〇〇二号と呼ばれておりますものは、その材料等構成について簡単に御説明を願いたいと思います。
○田代富士男君 そこで、お尋ねいたしますが、いま御説明していただきました準不燃材料第二〇〇二号の生産、販売実績、販売期間、また販売を中止された理由について、これはわかる範囲内の数字等を示して御説明をお願いをいたします。
○田代富士男君 私がいま尋ねたのは、二〇〇二号のまだ四十九年の三月までの分は質問をしておりません。それで、手持ちの数字がないと思いますから、これは時間もなにでございますから省略しますが、いまもお話がありましたとおりに、この準不燃材料第二〇〇二号の認定が四十四年十二月二十五日にされ...全文を見る
○田代富士男君 それで、この問題は、工業化試験の段階を通産省で担当されまして、商品化市場に商品が出ていく段階においては通産省としてはタッチできない立場だということは理解いたしますけれども、いま建設省のほうからちょっとお話がありましたが、この二〇〇二号の準不燃材料が四十四年十二月二...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、近代建材から発売されました四十六年七月からの抗火合板と、四十四年十二月二十五日に認定されました二〇〇二号のこの商品とは材料と構成ともに違っているということでございますね。
○田代富士男君 いや、端的に私は聞いておりますが、同一のものであるかどうかという、端的に聞いておりますから。
○田代富士男君 じゃ、同一のものではないということが明らかになりました。  そうしますと、これは通産省にお尋ねしたいと思いますが、四十四年十二月二十五日の二〇〇二号のこの商品と、ただいまの四十六年七月近代建材から発売された商品とはこれは違うわけなんです。そうしますと、この四十六...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま通産省のほうからは、これは同一のものということは認めるわけにはいかないという、これは建設省もそういうお立場でありますし、通産省のお立場も、端的に言うならば同一のものではないということでございます。さすれば、ここにその近建式抗火合板の近代建材株式会社から...全文を見る
○田代富士男君 それから、同じくこれは建設省にもお尋ねしますけれども、「合板唯一の建設省認定」とあります。そうしますと、この字のとおりにいきますと、合板ただ一つの、ほかにはないという、建設省で認定された準不燃化粧合板第二〇〇二号となっておりますけれども、このような掲示はこれは認め...全文を見る
○田代富士男君 そうすれば、いま通産省も建設省もこれは認められないと、まあそういうことでいままで各消費者団体、また個人の人から、これらの化粧合板並びに準不燃材料につきまして不当表示ではないかという申し出が行なわれております。特にこの問題がありましてからいろいろ出されております。そ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま通産省、建設省、それから公取のそれぞれの立場から、これは不適当である、消費者の皆さんが誤った見方をさせられるものである、法律的な違反については建設省、通産省の関係もありますけれども、これは消費者に対しまして好ましいものではないという警告を発し、始末書を...全文を見る
○田代富士男君 そうすると、公取のお立場としましては、これに対しましては、端的に言いまして二〇〇二号に対する警告は出されましたけれども、それにもかかわらず、これはその姿勢は改まっていないというその問題に対してはどういうお考えですか。
○田代富士男君 これはダブった質問になるかもわかりませんが、そのために、二〇〇二号のときの警告を出されたあとに、これは二三〇〇号は新しい商品ですけれども、一応内容において一歩進んだ、反省した姿勢があってもしかるべきだと、通産省としても適当ではないということを端的にいま示されました...全文を見る
○田代富士男君 そこで、建設大臣、いま私が質問をしお答え願った中で、こういうことが前車の轍を踏むなということが世間でもいわれておりますし、このように警告を発され、指導された、にもかかわらず、こういうことが行なわれているということに対してどのように対処されるのか。そこらあたりを大臣...全文を見る
○田代富士男君 大臣、いかがでございますか。   〔理事古賀雷四郎君退席、委員長着席〕
○田代富士男君 そこで、具体的なあれをいたしますと、ここにその近建式の抗火合板の見本があります。東京都の八王子市の渡さんという自宅の建築にこのめ組の4番、それからい組の103番の抗火合板を使いました。そのめ組の4番、い組の103番がどのようになったか、ここに写真があります。大臣、...全文を見る
○田代富士男君 一応、渡氏のいろいろな意見も聞きました。そうしましたら、この会社側の言い分では、原因は何であるかということが、明確な原因が発表されておりません。その説明が不十分であったがために消費者にたいへん迷惑をかけた。いま、四十八年の二月にこの問題は建設省としてもこれを初めて...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま私が事実の問題を提起したのは渡氏の例でありますけれども、私の手元に掌握をしている資料だけでも毎月十件内外のこういう問題が出てきております。これは渡氏宅だけであるならばいろいろな例外ということもあるでしょうけれども、こういう毎月十件内外の問題が提起されて...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、時間もあまりありませんから次に質問移りますが、いまもるる述べてまいりました中にありますとおりに、四十七年の六月に八王子の渡氏からクレームがつきました。これに対して建設省の三名の係官が四十八年の三月の二日に渡氏宅へ参りました。そのときに二つの約束をして帰ってお...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、大臣が御本人の納得のいくように、また消費者団体に対しても処置をとるということでございますから、私も大臣のそのことばを信頼したいと思います。  で、この問題はそのままにしておきますが、そこでお尋ねしたいことは、いまいろいろ月日を言いまして、まあ聞く人からみれ...全文を見る
○田代富士男君 そのような簡単なものじゃないと思うのですよ、これは。手続をあらためてやらせますと。四十八年の四月の二十三日から二三〇〇号の認定をするまで一年以上ありますよ。だから、私がいまここでただ単に日にちを追って質問しておりますけれども、そんな簡単なものじゃないと思うのです。...全文を見る
○田代富士男君 じゃもう一つ私は問題を提起いたします。また繰り返すようなことになりますが、四十四年十二月に二〇〇二号が認定を受けた、そして販売中止になった。で、再販売がされたのが四十六年の七月からであります。で、その商品が渡氏からクレームがついたのが四十七年の六月です。四十七年の...全文を見る
○田代富士男君 一番いまから問題というときに遺憾だということでございますが、それは、大臣、この問題は深く反省していただきたいと思うのです。どうしてこういう手続を、試験を受けられなかったかというこの一つの問題は、聞くところによりますと、建設省が試験を受けなくてもよいと言ったとか言わ...全文を見る
10月25日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第8号
議事録を見る
○田代富士男君 私は、国有財産の払い下げの問題につきまして質疑を行ないたいと思います。  最初に、昭和三十二年十二月二十一日付の建設大臣根本龍太郎名で告示されました建設省告示千六百八十九号の中に記されてあります千代田区の大手町にあります大手町公園は、いかなる理由によってできたの...全文を見る
○田代富士男君 いま局長が申されたとおりに、緑地計画の再検討としてどうしてもあの大手町地区には公園が必要である、その必要な公園の用地を取得するにおいては、予算の関係で国有地等をお願いできるならばこれは目的に一致するものであるということで、公園が必要であるというたてまえから、三十二...全文を見る
○田代富士男君 いま局長が説明されたのを端的に整理いたしますと、三十二年の十二月の二十一日に二・一二ヘクタールあった土地が、三十八年の十月の三十日に東京都市計画公園の変更によって大手町公園が変更されております。この時点でその土地が指定から外されておりますから〇・四七ヘクタールに減...全文を見る
○田代富士男君 いま局長がまぼろしのごとく消え去った大手町公園のその理由につきましていろいろ説明された。その中で私は納得できないものがあります。昭和三十二年の発足のときには、どうしてもこの地域に公園がほしいのだ、そのためには取得する土地は安い国有地をお願いしたいということで東京都...全文を見る
○田代富士男君 いま局長の話を聞いていますと私は疑問点がますます出てくる。この審議会の、東京都市計画地方審議会の会議録は不完全であるかのような意味に受け取れる。ことば足らずのために意を尽くしていないと言う。いま局長は、当時の担当者に聞いたらそういう説明であった。私も当時の東京都の...全文を見る
○田代富士男君 これは局長と話し合っても、私の言っていることと——あなたは説明ばかりです。ちゃんと証拠があるんですから、証拠のとおりでいくべきですよ。相手からこう聞きました、こう聞きました、私も聞いているわけなんです。何回も繰り返しますけれども、それで、これはここに証拠がちゃんと...全文を見る
○田代富士男君 それならば、ここに国の官庁の庁舎の計画はなっていたけれども、いまるる説明されました結論として、ここに国の庁舎は客観的には建たないようになったという局長の説明、あなたの説明に従ったとしましょう、私は、あえて言うならば。そうすると、この公園建設、公園の指定用地になって...全文を見る
○田代富士男君 局長は、いまから考えれば遺憾である。しかし、まぼろしのごとく大手町公園は消えてしまってから遺憾である。これは通るでしょうか。二・一二ヘクタールの公園予定地が〇・一七ヘクタールに減っている。それでそのようになってしまってから遺憾である。これでは私は、三十二年度の告示...全文を見る
○田代富士男君 いま、東京都の築地の用地を確保するためにと、そういう要請もあったという話です。その話は私ども聞いておりますが、東京都から緊急にそれがほしいのだというような話ならば、いまその当時交換された土地はどうなっているか。その当時、いまから十年前に取得された土地が、緊急である...全文を見る
○田代富士男君 大臣、いかがですか。
○田代富士男君 だから私は、これは私見になるかわかりませんが、国有財産は国民の共有のものです。そういう場合には民間の土地と交換するというような場合には、交換される土地も国民のだれしもが喜んでもらえるような適当な場所を選ぶべきである。いま理財局長が、事前にいろいろ準備したとおっしゃ...全文を見る
○田代富士男君 いま理財局長が公務員宿舎等の必要があるといういろいろな説明をされましたけれども、こういう、ここは言うなれば一番最初申し上げましたとおりに、東京都民の求める緑の公園になろうとしているところです。そこへ、私はそれだけの理由で大洋漁業や三和銀行やこういうところへ払い下げ...全文を見る
○田代富士男君 だから私はそれでは納得できないと思うのです。オフィス街です。そうなりますと、もとの私がいまさっきから言っているこれに戻らざるを得ないんです、この議事録に。国の庁舎の建物が建ったならば、それは私は理解できますよ。国の庁舎建設計画と、そのために公園が廃止されたわけなん...全文を見る
○田代富士男君 そうです。
○田代富士男君 もう一つの分が四十七年。二回あるわけなんです。
○田代富士男君 いまお話がありましたが、私が端的に質問したのは、理財局長のあれがこの審議会の趣旨に反しているじゃないかということを聞きました、端的に。だから、このときには大蔵省からは当時の管財局長の江守堅太郎氏、それから関東財務局長の向井正文氏、同じく建設省からは当時の道路局長の...全文を見る
○田代富士男君 大臣が、これに対しては反省を加えなくちゃならないということはお認めになりました。矛盾点があるということを私は指摘いたしましたことをそのようにお述べになりましたから、これでこの問題をとどめますけれども、それで次に、こういう大洋漁業等を選ばれた、慎重に選ばれたというこ...全文を見る
○田代富士男君 それは理財局長の言い分もそれはそういう言い方はあるでしょうけれども、一般の市民の立場から、いま所有権移転請求権の仮登記をされるということは、どういう立場でそういうことがされるかということは、一般市民の考えから言いましても、いまの局長の説明は説明として、しかしこうい...全文を見る
○田代富士男君 日にち日にち……。
○田代富士男君 いまいろいろ質疑がありましたけれども、国民の共有のこういう財産がいいかげんに扱われているということを私は端的に示しました。国民の、あくまで私は市民の代表として申し上げるならば、三十二億円の土地に対しまして、市民感情からするならば、八十億円の抵当権が決定されたという...全文を見る
○田代富士男君 しかし、私は国民の声を代表していまさっき申し上げましたが、それでいま理財局長が所有権移転請求権の仮登記がされたことに対して、一般論的な答弁をされました。ところが私はここにその登記の謄本も持っておりますけれども、この所有権移転の仮登記をされている謄本をきょうも出席し...全文を見る
○田代富士男君 大臣よくここで聞いていただきたい。私は今回の委員会の質問をするためにいろいろな大蔵省に資料をお願いしましたが、こちらからお願いした資料はほとんど出ていません。これが大蔵省の姿勢でしょうか。いま私が質問いたしましたその仮登記の基礎となる契約書、これも出してください、...全文を見る
○田代富士男君 では、大臣に質問する前に、いまそういうふうに前向きの取り組みをやるとおっしゃいましたから、これは委員長にお願いしますが、大洋漁業、三和銀行、それから東京都との契約書、それから国有財産審議会の記録、それから評価鑑定書、これを提出していただくようにお願いをしたいと思い...全文を見る
○田代富士男君 時間もありませんが、いま大臣、所有権移転請求権の仮登記がされている。それは一般論的に理財局長おっしゃいましたけれども、裏づけの背景を申し上げますと、大洋漁業の本店を建てる。そのために払い下げをされた。本店並びに貸し事務所となっている。それで当初計画された計画と二回...全文を見る
○田代富士男君 私はこれは大事な問題だと思うんですよ。もう時間がありませんからまとめて言いますと、昭和三十二年に公園指定地になりました。それが昭和三十八年に国の官庁の建物が建つということで、公園がだめになりました。国の建物は建たずに、大手の業者へ、三和銀行や大洋漁業へ売り渡されて...全文を見る
11月08日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第10号
議事録を見る
○田代富士男君 最初に建設大臣にお尋ねをいたしますが、いま決算委員会で文藝春秋のあの事件を中心といたしましていろいろ問題が提起されております。その中で私は信濃川の河川敷の買い占めの問題等につきましてきょうは質問をしたいと思います。  質問に入る前に、いま文藝春秋の中にも問題が提...全文を見る
○田代富士男君 ただいまの御説明によりますと、免許関係の書類が建設省にないということです。まあこれはちょっと驚きましたね。それと、その所在地の電話をかけても電話にはだれも出ない、また代表取締役の入内島というお方の所在が不明である。一体これはどういう会社なんですか。建設省にも書類が...全文を見る
○田代富士男君 いまの御説明では、四十二年の三月二十日に都知事の免許を受けていらっしゃる、その後四十五年三月二十一日に免許の更新の申請をしなくてはならないけれども、それが出てないままに今日に至っているということでございますね。そうしますと、ちょっとお尋ねしますが、宅建業法の免許を...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、もう一度確認しておきますが、四十二年三月の二十日から四十五年三月二十日までの間そういうような行為がなされている場合はこれは正当であるけれども、この期間を前後した期間においてそういうことがなされていた場合にはそれは違法であるということになるわけですね。もしそう...全文を見る
○田代富士男君 それ確認しておきます。  それから電話をされたけれども相手が電話に出ない、また代表取締役の方が不在であっていまだに事情が聴取をできない、まあこういうことでございますが、実は私も電話をしてみました。電話に出ない。いまもう更新の申請がされておりませんから建設省は関係...全文を見る
○田代富士男君 大臣言いにくそうに、つまびらかにいたしておりませんということですが、端的に免許証は知事の認可であるからというようなことをおっしゃいますけれども、これはないということだったんですけれども、ここらあたりどうなんですか、こういうこともあわせてつまびらかでないと言われます...全文を見る
○田代富士男君 この問題はこの程度にしておきまして、後々、私が質問の順番に入っていくおりにあらためていま確認したことを確認しながら質問を進めていきたいと思います。  そこで、新潟県の長岡市の蓮潟町所在の信濃川の河川敷があります。もうちょっと詳しく申し上げますれば、古い提防が——...全文を見る
○田代富士男君 ただいまの説明で民間地が二十八ヘクタール、それから官地が十ヘクタール、九条地——通称、九条地といわれておりますが、これは認定地とも言われるかと思いますが、三十五ヘクタールですが、この三種類の内容に分れておりますが、三種類の内容のたてわけにつきまして、詳しく説明をお...全文を見る
○田代富士男君 ええ。
○田代富士男君 いま、三つのたてわけをされましたけれども、九条地というような形で説明をされました。しかし、これは端的に民有地であるか、国有地であるかと分けた場合には、九条地も国有地に入ると思うんですが、その点、どうですか。
○田代富士男君 そこで私がお聞きをしたいのは、いま、建設大臣のところへ地図を持参いたしました。この持参しました地図で、かすみ堤がここに構築されております。かすみ堤を構築するに至りました経過を詳しくどういう計画のもとに——準備された段階から完成された時点までの年度ごとによろしくお願...全文を見る
○田代富士男君 私がお聞きしたいのは、昭和二十八年に計画をされたということでございますが、四十年に堤防工事の着工がされております。この期間の準備がどのようにしてなされたか、これを詳しく説明してください。
○田代富士男君 河川局長ね、私は四十年からの着工後の計画はいま聞きました。だから私が再度お願いしているのは、二十八年にそういう計画があったと、それから長い月日を経まして四十年に着工しております。これだけの大きな工事ですから、着工するについては予算もつけなくちゃならないでしょうから...全文を見る
○田代富士男君 まあ同じことを繰り返していてもしかたがありませんから、いまの御答弁を私が再確認いたしますならば、二十八年に総体計画があった。そして十年間はそのままの状態できて、昭和三十八年に再び総体計画を練り直しをした。その段階で、現在でき上がっているかすみ堤の調査計画がなされた...全文を見る
○田代富士男君 そこで、これはやはりこれだけの大きな計画をしようと思う場合には、いろいろ予算の関係もあるでしょう、予算がなければこういう仕事はできません。  じゃ、昭和三十八年度の、いま説明がありました総体計画を練り直し、そして四十年の四月には基本計画をされて、四十年の五月には...全文を見る
○田代富士男君 ちょっと調べてください。
○田代富士男君 これは田中先生じゃなくて田中大蔵大臣というのがほんとうの立場じゃないかと思います。  で、いま明らかになりましたとおりに、この田中大蔵大臣が大蔵大臣に在職中に、この新堤防の建設、かすみ堤が基本的に総体計画がされて、実施するということがきまったわけなんですね。そう...全文を見る
○田代富士男君 いま河川局長から御答弁がありましたとおりに、これは現在立ち入り調査をして確認しているけれども、これは廃川するようにいま準備をしているということでございますが、その時期にきたというお話でございますが、旧河川法の四十四条が適用される時期は端的に言いまして、そういう時期...全文を見る
○田代富士男君 いまの局長の御答弁は理解できないわけではありません。理解をいたしますが、いままではそういう堤防ができるまでには、そういうことはなかったわけなんです。堤防ができた、四十五年に完成した、だからその準備をしてらっしゃる。河川法上の問題、国有財産法の問題等のあれがあるから...全文を見る
○田代富士男君 いまの御答弁はいろいろな意味を含めた答弁で、ことしじゅうにはできないと、これはだれでもわかります。これは来年ぐらい、あるいは来年ぐらいにやりたいけれどもとおっしゃれば、大きくそれを理解しまして、向こう二年間あるいは長くなっても三年ぐらいの間には河川敷は廃止される方...全文を見る
○田代富士男君 大臣がそのように御答弁願えれば、もう幸いだと思います。そのような方向になるだろうと。しかし、現時点の話ですから、将来どうなるのかわからない。これは私も理解しますが、おおむねそのようになるという確信を持つことができるんじゃないかと思います。さすれば現在、約七十三ヘク...全文を見る
○田代富士男君 まあ確認をしていらっしゃらない。それは確認をしていらっしゃらないと思う。確認をしていらっしゃらない——立ち入り検査をやっていらっしゃるわけなんです、立ち入り検査を、事実。そうすると私はお尋ねしますが、どんな立ち入り検査をしていらっしゃるのか、そういうこともわからな...全文を見る
○田代富士男君 まあ私は立ち入り検査をやっていらっしゃって何にも知らないということはないと思うんです。ましてこの七十三ヘクタールの土地は、端的に言えば国有地が四十五ヘクタール、民有地が二十八ヘクタールです。だからその管理をされる場合に、国有地に対する管理、民有地に対する管理、これ...全文を見る
○田代富士男君 もうちょっと詳しく、国有地と民有地の取り扱いについてもうちょっと詳しく、それじゃちょっとわかりません。私は詳しく具体的にと言っているんですから、重ねて詳しく、具体的に説明してください。
○田代富士男君 どうも歯切れが悪いですね。そうしたら、具体的に聞いていきましょう。  この河川敷の、国有地と民有地とありますが、この売買はできますか。
○田代富士男君 そこで、この民有地については、河川敷の中にある民有地については売買ができる、国有地にあっては一切の売買ができない、しかし、民有地と同じような、一切の売買というのは、まあ所有権の登記が民有地の場合にはできますけれども、国有地の場合は、国有地であるというその名のもとに...全文を見る
○田代富士男君 ほんとうにいい立場だと思うんですね。何かの場合にはそれは国有地でございますと、何かの場合にはそれは私人間の問題でございますと、どちらにころんでも言いのがれといいますか、できると思いますが、少なくとも国有地です。これは民有地の場合はいざ知らず、国有地の場合は、そうい...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、私はいま三つの考え方を言いましたら紋次郎型でいくということなんですか、どうなんですか。
○田代富士男君 かかわりのないことでございますということでいくのですか。(笑声)
○田代富士男君 「そういうこと」で……。だから私は大臣に御答弁をお願いしたい。そういうことだというけれども、「そういうこと」というのはどういうことなんでしょうか、私にはわからない。「そういうこと」の内容。
○田代富士男君 そこで大臣、もう一回、法律におれは弱いのだ、そういうことをおっしゃらずに、端的に——私は大臣を責めようとは思いません。いま責めている形になっているかもしれませんが、責めようと思いません、大臣。思いませんが、国有地ですよ、大臣。民有地でしたならば河川法によって管理し...全文を見る
○田代富士男君 大臣、いま四十四条が適用されてから先のことは指導をしていく、こういうお話でございます。ところが、大臣も四十四条の精神は御存じだと思います。ここに河川法の四十四条がありますが、「河川敷地ノ公用ヲ廃シタルトキハ地方行政庁ハ命令ノ定ムル所二従ヒ之ヲ処分スヘシ但シ此ノ法律...全文を見る
○田代富士男君 しかし、これはですね、大臣、こういうことをやってもいいんですか。好ましいことですか。好ましいか、好ましくないか、どちらですか。好ましいか、好ましくないか。
○田代富士男君 どういう意味ですか。
○田代富士男君 旧所有者が相手といいましても、これは停止条件付土地売買契約によりまして室町産業の権利になっております。いま国有地であるから登記できないだけのことなんです。こういうことが、私はこれから先のことを、大臣ね、私はこの四十四条が適用されてから先のことを言っているんじゃあり...全文を見る
○田代富士男君 私が聞いているのは、それから一歩突っ込んだ聞き方をしているんです。所有権の移転をするのは民法上はそうやむを得ないかわからぬけれども、移転をしている相手の旧所有者と、この停止条件付土地売買契約をしている相手は室町産業という——この室町産業はわれわれも所在がつかめませ...全文を見る
○田代富士男君 まあこれやっていたら、あと肝心かなめの時間がたってしまいますが、ここでいまさっき私が確認しますと言ったのは、室町産業の免許は四十二年三月二十日から四十五年三月の二十日までと確認しましたが、この売買契約書が三十九年の九月ごろから行なわれております、最近。この事実をど...全文を見る
○田代富士男君 いま建設省のほうから事実関係を調べた上で答弁をするとおっしゃいますから、その時点までこの問題は質問を留保します。これは次にまた続けていきます。この問題やっておりましても……。  ただ、大臣一言言っておきますが、端的に好ましいことか、好ましくないことかということを...全文を見る
○田代富士男君 ちょっと国土庁の方にお尋ねしますが、私がこの委員会に臨むにつきまして土地の公示価格を聞きました。そのときに長岡市上野町の公示価格は三・三で、一坪四万五千五百四十円、このように連絡を受けて私は計算を出してきました。これは間違いございませんか。
○田代富士男君 それから長岡市の水道町の一坪が十一万五百五十円と、このように聞いておりましたが、これも間違いございませんか。ちょっと確認します。
○田代富士男君 そこで、いま公示価格の説明を国土庁からしていただきました。  そうしますれば、この蓮潟町の河川敷の一番近くにあります上野町、まあ「うえの町」か「かみの町」か、これは土地の名前はちょっと確認しなくちゃならないけれども、現地から約二千メーター離れたところ。まあさほど...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣が、こういうことは不当であると。今回は謙虚にこれをあれされまして、この精神で私はやってきたけれどもと、こうおっしゃいました。しかし大臣、堤防を一本つけて河川敷を廃止しただけで百五十六倍。これで驚いてはなりません。もっと驚くことがある。百五十六倍で驚いたらい...全文を見る
○田代富士男君 それで、この長生橋と長岡大橋との距離の間隔はどのくらいですか。
○田代富士男君 私は大阪に住んでおります。大阪は人口約六百万の町です。いろいろな橋がかかっております。あの大阪でも、ここに橋をかけたいなあという場所は幾つもあります。なかなか橋がかかりません。長岡市の人口と大阪の人口と比べたら、これは比べものになりません。三本橋がかかっている。そ...全文を見る
11月12日第73回国会 参議院 建設委員会 閉会後第3号
議事録を見る
○田代富士男君 第三班の御報告を申し上げます。  大森理事、春日委員及び私田代は、去る十月八日から四日間にわたり、北海道における建設事業の実情を調査してまいりました。  北海道の開発は、明治二年以来、独自の体制の中で計画的に進められてきましたが、特に戦後は国民経済の復興発展を...全文を見る
11月14日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第11号
議事録を見る
○田代富士男君 私は、先日も、この委員会で大手町公園、すなわちこの委員会の会場のまん前に見えます、ここから見れば。あの大手町公園を見つめながら前回に引き続きまして、この問題点を質疑をしていきたいと思います。質疑の焦点は四つの立場から質問をしたいと思います。  第一点は、大手町公...全文を見る
○田代富士男君 いま局長は予算的なことで予算の配分等がおくれていた、こういうところから考えて関心が薄かったという御答弁でございますが、その当時も予算が少なかったからそれで関心が薄かったと、金額で示すあれじゃないでしょう。これは公園をしなくてはならないけれども、予算に占める率だとか...全文を見る
○田代富士男君 いまのお答えは前と変わらないじゃないですか。予算のつけ方が少なかったから関心がなかったというんじゃなく、まだまだ努力が足らなかったと、しょうとしても、そういう意味じゃないですか。関心がなかったということは無関心であった、そういうことに対しては関心がなかったというの...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、ことばをかえて言いますと、そのころから緑地公園やこういう公園は大事によけいに都民のためにも、市民のためにもつくっていかなくちゃならないという、そういう姿勢で建設省は進んでいらっしゃったんですね、どうですか、その点。
○田代富士男君 これだけで時間をとってもしかたがありませんから、そのように関心がなかったとか、予算の面だけで言ってらっしゃいますが、この大手町公園が公園の指定を受けたのは昭和三十二年です。これは前回の委員会で確認してありますが、三十四年に首都圏整備委員会が首都圏の官衙地区の整備計...全文を見る
○田代富士男君 ちょっと歯切れが悪いですね。私が聞いてるのは、これは公園の必要性を認めたがために、ここに官庁の建物を建てようという計画がされたときにもこれははずされていたと、公園が必要であるということのための計画がこの三十四年の首都圏整備委員会でなされて、公園の必要性を認められた...全文を見る
○田代富士男君 ちょっとね、委員長、これはっきりさせてくださいよ。たったこれだけのことが——私は四つの大きな問題を最初に提示しているんです。それがもう一番最初からこんな調子じゃ進まないと思うんです。委員長のほうからちょっと……私の質問はむずかしい質問じゃないんです。
○田代富士男君 たったこれだけのことを調べてきておりませんでしたなんか言われたら、ますます疑惑を深めますよ、私は。  局長、大手町公園が指定されております。その横に官庁の建物を建てようとした場合にも、公園予定地でありますからここははずされております。この首都圏整備委員会のときの...全文を見る
○田代富士男君 一般論じゃない、質問に答えてください。
○田代富士男君 公園が必要であるか必要でないかということです。
○田代富士男君 むずかしい質問をしているんじゃないんですよ。だから、いまの局長の言わんとされることは、ここにも、大手町地区に対していま申されたとおりに「皇居周辺地区としての景観の整備についても充分考慮を払うほか、」と、そういう趣旨のことがこれいわれております。霞が関地区には公園が...全文を見る
○田代富士男君 じゃ公園の必要性はお認めになるんですか。公園は必要なのか必要でないのか、その点どうですか。
○田代富士男君 これちょっと時間をなにしてください。それではっきりしてくださいよ。これ出口ですから、五分でもけっこうですから休憩してください。
○田代富士男君 もうこれで時間をとってもしかたがありませんから、じゃもう一度確認しますが、そうするとその時点で、私がいま質問している時点ですよ、その時点で大手町公園には官庁の建物を建てるというような計画等は一切なかったと判断してよろしいですね。
○田代富士男君 そうすれば、次に進みますと、昭和三十八年の十月の十四日、第二十九回の東京都市計画審議会が開かれております。この二十九回の審議会のことも私は前回簡単に質問をしました。そのときに吉田局長はこう答えていらっしゃる。「確かに先生のおっしゃるとおり、都市計画審議会の議事録は...全文を見る
○田代富士男君 一つ一つ確認していきますが、この大手町公園の問題に対して、国の庁舎建設計画その他の都道築造計画に伴った土地利用上、一部の変更を、大手町公園を変更すると、こういうことは前回も確認しておりますが、もう一度確認してよろしいですね、どうですか。
○田代富士男君 そうして前回は質疑をした人はなかったようでありますということですが、いまの議事録でもはっきりしておりますとおりに、質疑の人がこういう公園緑地が変更されていくことに対しまして警告を発しているわけです、こういうことであってはならぬという。緑地は必要である、公園は必要で...全文を見る
○田代富士男君 その審議会に国のほうからどういう人が参加されておりますか。都計審ですが、国からだれが参加していますか。
○田代富士男君 その他ということもありますが、都計審でありますけれども、大蔵省からは管財局長、関東財務局長、建設省からは道路局長、住宅局長、計画局長、こういうメンバーがいろいろ出席していらっしゃる。そうして大手町公園がいま申し上げました三十八年の十月十四日のこの東京都市計画審議会...全文を見る
○田代富士男君 これは前回の委員会で、大蔵省所管の決算委員会で私はこの問題を大平大蔵大臣、吉瀬理財局長中心にこの問題は質疑をしております。その質疑をさらに私はいろいろな証拠のもとに、これをいま初めて質問するんじゃないんですよ。前回もちゃんとこの問題は質問しておりますよ、あらためて...全文を見る
○田代富士男君 私の手元にすでに入っておりますけれどもと、政務次官は簡単におっしゃいますけどね、これは大蔵省からもらったんじゃないんですよ。私がこの資料をほしいと再三大蔵省、建設省にも言いました、出してもらいたい、とうとう出ませんでした。出なかったから、私は別な方法でこれは入手し...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、これは出席していた、出席していない、しかし関東財務局長が出席していたということは、大蔵省もこれを認めたととってよろしいですね。
○田代富士男君 だから、この議事録を、黙っていて帰ってきたと言っているんじゃない、私は認めるか認めないか、議事録を。出席していたんですから、大蔵省が。だから大手町公園を廃止する、その理由は国の建物が建つという理由で、大手町公園がこの審議会で廃止になっているんです。だから国の建物が...全文を見る
○田代富士男君 議事録を認めますということは、私は大蔵省もこれを認めたかということをもう一度お伺いします。
○田代富士男君 これはこのために大手町公園が公園指定地からはずれるんですよ。公園指定地からはずれるんですよ、政務次官。だからこれは会議に出席していて、認める、認めないじゃありません、これは会議録にこういうことありました、そういう無責任なことで会議に出席していますか。そのために代表...全文を見る
○田代富士男君 そうすれば建設省にお尋ねしますが、同じように国の庁舎建設、いまさっき都市局長に聞きましたら大手町公園には一切そういうものは建ちませんと、三十四年の首都圏整備委員会においても公園はそのままにして、その横に官庁の建物が建つようになって、建ちませんと確認をしました。しか...全文を見る
○田代富士男君 吉田局長、ちゃんと証拠があるんですからね。こういう審議会の議事録ということはだれが読んでも理解できるように残されるわけです。これをすなおに読んでいけば、最初は大手町公園でございます。この大手町公園につきましては、国の庁舎建設その他都道築造計画に伴いましてと、国の庁...全文を見る
○田代富士男君 いま政務次官から、詳しい答弁は調べて答弁するとおっしゃいますから、あすもこの委員会があります、これはまだ私は引き続き——この問題はこのままにしておきます。明らかにしたいと思います。  ただ、ここで確認しておきたいことは、首都圏整備委員会が三十四年に計画をしたとき...全文を見る
○田代富士男君 そこで、国有財産の払い下げ等の場合には審議会が持たれます。そこで、前回の会議録があります。吉瀬局長に私が質問してお答えになってらっしゃいますが、ちょっと日にちが合わないものがあるのです。これは会議録で吉瀬局長が私に答えてらっしゃることを言います。「大洋漁業との交換...全文を見る
○田代富士男君 だから、前回のこれは間違いということですね、訂正されますね。
○田代富士男君 じゃ、それぞれ、この大手町公園に関係のある国有財産関東地方審議会が、五十九回、六十回、九十回、その審議会でなされておりますが、大手町公園に関係のある部分を御説明願えませんでしょうか。
○田代富士男君 時間がありませんから私から言います。時間がありませんから。ひとつ聞いてから質問しょうと思いましたが時間がありません。  そこで、端的に申し上げますと、第五十九回の審議会が四十年の五月の十二日に行なわれております。これは端的に言いますと、大手町公園は東京都有地であ...全文を見る
○田代富士男君 これが適当な処置でしょうか。申請も出てない前に三和銀行に、まだ公園の土地である、そういう土地を三和銀行と大洋漁業に払い下げしようと、申請も出ていないときに、審議会に審議させて、そして都有地を国有地にちゃんとして、そこから申請書を出す、そうして払い下げた、これが正式...全文を見る
○田代富士男君 この問題も、政務次官お聞きになっていらっしゃるとおりに、私はきょう四つの問題を最初に提起しています。廃止の問題で問題がある、これは確かに問題がある。答弁が返ってこない。議事の方針で大手町公園が廃止された。いまの手続上の問題でも、国有財産を取り扱うには慎重にしなくち...全文を見る
○田代富士男君 いま地方審議会が開かれて、そこで議題にされている以上あるはずだと、で、いま次長も認められた。なければ議題にならない。なければおかしいといまおっしゃった、御自分で。これは本心だと思うんです、あなたの。なければおかしいです。だから、おかしいから私がおかしいという質問し...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、この質問を、疑惑があると、払い下げに対する疑惑があると、これも保留です、答弁がなかったということで。それで第一の問題の廃止の問題これも虚偽の方針でやられたと、第二の問題、この手続上の問題も疑惑が、疑われるあれがあると。  私はこれをまとめて言いますと、まず...全文を見る
11月15日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第12号
議事録を見る
○田代富士男君 質問の最初に、建設大臣が大臣に就任されまして初めて委員会に御出席になりましたこの場所をおかりいたしまして、小沢建設大臣にお尋ねしたいことがございます。  というのは、これは新聞で、このようにおっしゃったか、おっしゃらないか、これはいまからお尋ねするところでござい...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣のお話を聞いておりまして、ほかの省と違いまして、問題になっておりますその問題を解決していかなくちゃならない建設大臣になられたわけなんです。そのときに、個人的な考え方は、いまおっしゃるように、不正あるいは不当なことはないと思うけれどもと。しかし、小沢建設大臣...全文を見る
○田代富士男君 私はまだ若輩です。大先輩の小沢建設大臣にこういうことを申して失礼かと思いますが、いまの記者会見の発表でもこういう疑いを持たれるような発言をされたから、ことばづかいに気をつけられたならばということで言いまして、いまの第二点の問題も、これもこういういま物議をかもそうと...全文を見る
○田代富士男君 吉瀬局長からいまお答えを願いまして、端的に申し上げるならば、そういう国の庁舎建設がされるというようなことがあるならば、その時点で発言を求めて取り消すべきが妥当であったけれども、しかし、これはこのままなされてしまっているということは、これは遺憾なことであると、そうい...全文を見る
○田代富士男君 これは前回私が大平大蔵大臣にもお尋ねをいたしましたときに、大平大蔵大臣も私が指摘したような事態が生じておることにつきましては反省を十分加えていかなくちゃならないと、こういう意味を申されましたし、いまそれを確認する意味で吉瀬局長にもお尋ねをいたしましたら、そういうよ...全文を見る
○田代富士男君 調べてください。
○田代富士男君 また昨日みたいになったらたいへんですから、言います。  第六条は議事の順序が運営規則に載っております。議事の順序は、「一 議題の宣言、二 議案の説明、三 質疑応答、四 討論、五 採決」。それから第十二条は議事録について。十二条「会長は、次に掲げる事項を記載した議...全文を見る
○田代富士男君 そうおっしゃれば私も言いたくなります。局長も相手の人に聞いた、そのように言われた。私も相手の人に聞いております。相手の人は、国の庁舎建設のためにということで公園が廃止されましたということを言っております。その証拠にこの書類がなかなか出てこなかったじゃないですか。こ...全文を見る
○田代富士男君 そのようにこれすなおに読めば、これは道をつくるということだと、これだとわかるのです。いま局長もおっしゃったとおりに、これは大手町公園の見取り図です。大きい地図で書く時間がありませんでした。どこに道路ができたかと言えば、大手町公園全体、まあ全体と言えば何でございます...全文を見る
○田代富士男君 それじゃあいま第二番目は、この審議会の会議録で、都道築造計画ということは道路をつくることだ、大手町公園の指定地のまん中を道路が通った。そうするとお尋ねをいたします。道路をつくるということは、いなかと違いまして東京のどまん中の場合、道路だけつくって両側に家を建てない...全文を見る
○田代富士男君 私、一番最初、大臣はことばづかいに御注意なさってくださいということを申し上げました、若輩の私が。落とそうといって——私はそういう落とす気はありませんよ、大臣。それは一言ことばが多過ぎますよ、(笑声)これは私どうこうということは言いませんけれども。それじゃ、私が落と...全文を見る
○田代富士男君 大臣、もう一回言いますよ。公園を廃止にしたならば、何か目的があるから廃止をしたわけなんです。何の目的もなしの廃止になるわけはないんです。廃止してから何かに使おうと考えたいというのではなくして、目的があるから公園が廃止されたのと違いますか。大臣、いまのお考えは、廃止...全文を見る
○田代富士男君 いや、大臣に、いまさっきおっしゃったから。公園を廃止にするような目的があるはずです。その公園の北には官庁街があるんです。この公園は、公園から廃止された土地です。その官庁街と公園でなくなった土地とは何を意味するか、その点をお願いします。
○田代富士男君 中央市場のほうと関係ない。
○田代富士男君 じゃ、これは局長、後ほどまた出てまいります。ここではっきり言っておきますが、いまいろいろやりとりがされた根底には、民間の企業に払い下げる目的を持ってやられていたというふうに考える以外にないことがあります。それは後ほど出てきますから、はっきり出てきますから、そのとき...全文を見る
○田代富士男君 いま吉瀬局長から御説明いただきましたとおりに、三十九年の七月に大洋漁業から陳情書、四十年五月四日三和銀行から出ております。きょう私が委員会に出席する直前にこの資料をいただきましたが、大洋漁業からの陳情書には日にちが入っておりません。そして受付印もございません。三和...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、これは具体的な形で出たのはこういう期間でありますけれども、実際はこれより前に、そういう具体的になる前の話は必ずあったはずだと、これはあったということは言えますか。もしもあったということになりますと、いま、大洋漁業の陳情が三十九年七月ですから、これより前だと、...全文を見る
○田代富士男君 この陳情書あるいは申請書を見ますと、大洋漁業も三和銀行も全部大手町公園の地番を、陳情書、こういう申請書に書いてあるわけなんです。だから私は、お尋ねしたいことは、まず一つは、東京都からいまさっき話があったとかいろいろ申されますけれども、いつごろそういう話があったのか...全文を見る
○田代富士男君 これで概略が全部そろいました。ということは、もう一つ順番を追っていきます。昭和三十二年に大手町公園が建設省告示千六百八十九号で指定されました。そして三十四年に首都圏の整備委員会のおりに大手地区に官庁街が出たときにもこれは大手町公園ははずされております。そして三十六...全文を見る
○田代富士男君 あれから私見ておりますが、四十分たっております。建設省はすぐ前の建物です。取りに行ったのか、いま席を立っていかれたのはいま取りに行ったのと違うのですか、そういう誠意のあるところを示してください。取りに行ったのか行かないのか。
○田代富士男君 都庁といいましても、見えますよ、ここから。十一条を言います。十一条は「(会議の非公開)」「第十一条 審議会の会議は、公開しない。ただし、会長が特に支障がないと認めるときは、この限りでない。」このいま論議しております三十八年十月十四日のこの審議会の内容、すなわち大手...全文を見る
○田代富士男君 大蔵大臣、私が理解できないし、どう考えても運営規則の第十一条では会議の非公開で一般に公開されておりません。いまだに公開されていない、特定な人のみが知ってる物件です。それがこういう陳情書、申請書、これが複数の申請書があるならばこれはうなずけますが、単数の申請書、しか...全文を見る
○田代富士男君 大平大臣が、調査をして疑義があるならばただしていくと、こういうことでございますので、これ、疑義がありますから前回もこれは保留になりましたが、この問題は委員長、私保留します。そしてこれは参考人等を呼びましてもっとこの問題を、大臣も、わが大蔵省としてのとおりに大蔵大臣...全文を見る
○田代富士男君 そこで、私は、契約を結ばれました第十六条「(権利の設定等の禁止)」、この十六条の御説明をお願いしたいと思います。
○田代富士男君 そこで、ここに権利設定等の禁止の条項が説明されておりますが、ここに「所有権の移転をし」ということになっておりますけれども、これは所有権移転はしてはならないという、そういうことと拝してよろしいでしょうか。
○田代富士男君 そうしますと、もう一つ、所有権移転に伴うような行為もしてはならないと、このように理解してよろしいですか。
○田代富士男君 じゃあ、もう一回言いましょう。
○田代富士男君 所有権移転はしてはならないということは確認しました。  所有権移転につながるような行為もしてはならないと、このように拝してよろしいか。
○田代富士男君 いま吉瀬局長が、所有権が移転されるような行為であるならばこれは禁止しなくてはならないということが、いま十六条で確認をいたしました。  そこで、ここに謄本がございます、この謄本が。この大洋漁業と協和銀行との間で四十五年の七月の八日にこれが登記されております。大洋漁...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、十六条の解釈にまた戻らなくちゃならないんですが、いまも説明がありましたが、直接の所有権でなくして、たとえば代物弁済の予約というような形で特定な人に所有権の渡るというようなことが生じてくるような場合、金を借りた、金を払いたいと思ったけれども払えなくなっ...全文を見る
○田代富士男君 この論議はお互いにやっても平行線をたどると思うんです。しかし、現実にいま申しますとおりに四十五年七月十日に根抵当権設定、所有権移転請求権仮登記がなされております。  そこで、私がこの大手町公園の問題を取り組んだときに、こういう謄本を全部そろえました。四十九年八月...全文を見る
○田代富士男君 大臣ね、いまそのとおりだとおっしゃったが、きょうは大臣がおいでになることを期待してまいったので、頭かかえてアハハアで済まされるわけにはいきませんよ、これは。笑って済まされる問題でないですよ。だから、いずれにしましても、大臣、きょうは笑ってお別れしましょう。(笑声)...全文を見る
11月26日第73回国会 参議院 決算委員会 閉会後第13号
議事録を見る
○田代富士男君 最初にこれは委員長にお伺いしたいのですが、私は大手町公園の問題につきましていままで三回にわたって質疑をしております。特に十四日、また十五日の決算委員会のおりに、これは協和銀行の頭取と大洋漁業の社長に参考人として御出席をお願いをいたしました。最初の十四日の日にはお願...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、よろしくお願いいたします。  私は引き続きまして、大手町公園の問題について質問をしたいと思います。最初に、たびたびこの問題をこの委員会において質疑をしてまいりましたが、当委員会で過去に問題となりました虎の門公園事件、この事件と大手町公園の問題はまことに類似...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、いまここで私が類似点の第一で申し上げました、東京の中心地です。土地というものは生産できません。まして交通の便利なそういう効率の高い土地がまぼろしのごとく虎の門公園、大手町公園が消えてしまったということに対して端的にどういうお考えをお持ちでしょうか。お...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま申されたとおりに公園をつくる場合には都市計画を決定して公園のあり方を考えるべきであるというこういう行管のお立場でございます。いま私がお話いたしましたとおりに、昭和三十二年の十二月の二十一日に大手町公園が指定されております。これは公園が必要であるという立...全文を見る
○田代富士男君 いま三十八年十月の時点でどういうことがされたかということは定かでないということでございますが、もっともじゃないかと思います。  それで問題になりましたのは、この三十八年十月の十四日東京都都市計画地方審議会が開かれました。そのときに、大手町公園のことが問題に供され...全文を見る
○田代富士男君 私が質問したのは、建設省の考え方、大蔵省の考え方、これは二つ見解の違いが出ているわけなんです。だから、私はこの審議会の会議録を保管しなくちゃならない、保存しなくちゃならない、会議録をすなおに読みますと、庁舎の建設計画それと道路をつくる、それに伴って公園を変更すると...全文を見る
○田代富士男君 では、行管の見解としてそれを確認いたしました。  さすれば、建設省にお尋ねをいたします。建設省に私はたびたびこの問題を尋ねておりますけれども、いま、行管の食い違いの見解等いろいろあったけれども、行管の立場として、すなおにこれは国の庁舎建設計画、それから都道築造計...全文を見る
○田代富士男君 それは御了承できないじゃないですか、いまの答弁では、私、御了承できませんよ。私が問題を指摘しているのは、東京都の三十八年十月十四日の都計審において、大手町公園が変更される最大の理由は、国の庁舎建設がされるから、道路がつくからと、これ、公園指定地がはずされております...全文を見る
○田代富士男君 理解できません。私の質問しているのはそうじゃありません。だから、平行線をたどっていたから、きょうは行管の代表に来てもらいました。行管の代表のお方が、これは保存書類であります、これをすなおに読んだならば、国の庁舎建設計画と都道築造計画と、公園を優先するかどちらを優先...全文を見る
○田代富士男君 政務次官、いまの答弁じゃさっぱり話にならないですよ。三十四年の首都圏整備委員会において大手町公園地区が除外されているということ、私が提起しているんですよ。にもかかわらず、いま国の庁舎建設計画、都道築造計画、道路はできてますよ、公園のまん中に。道路ができて、周囲に建...全文を見る
○田代富士男君 間違いでないというなら、舌足らずというが、これはだれが読んでも理解できるように、行管の立場から説明していたじゃないですか。あなたは間違いでないと言う。舌足らずだと言う。では、どの点が舌足らずだ、政務次官、言ってみなさい。どの点が舌足らずだ。政務次官、言ってください...全文を見る
○田代富士男君 もうそれは聞きましたよ、何回も同じことを。舌足らずというところだけ説明してください。
○田代富士男君 何ですか、もう一回説明して。その分を含めまして大手町公園について。
○田代富士男君 そんならこれ読んでください。ちょっとこれ(資料を示す)貸してやってください。この文章直してください。いま政務次官おっしゃるとおり、この文章をちょっと直してください。どこにそれ含めますか。いま政務次官のように言ったらますますおかしくなりますよ。言うてください。時間も...全文を見る
○田代富士男君 北側というのはどういう意味ですか。——じゃ政務次官けっこうです。私まだ四十分まで委員会の時間がありますから大臣呼んできてください。それでこれはあとで、保留しておきます。これでこんな時間をとっておったらしようがないですから、大臣に出席してもらって——何回も同じことを...全文を見る
○田代富士男君 御意見は申し上げられない、私が言っているのは、陳情書を出します、端的に言います。私たち庶民が陳情書を出した場合に、そういう国有財産の審議会の審議に供してもらうためにはどのくらいかかるか、国有財産に限らず一般の陳情書。こういう特定な企業から出されたそういう陳情書が八...全文を見る
○田代富士男君 これは私がいま日にちを追って説明したでしょう。本申請書は、国有財産の払い下げが終わったあとに出されているわけです。こちらから、このように審議会が終わってから申請書を出すというのはおかしいじゃないか、前もって何らかの形のものがあるはずだと指摘をして出てきたのがこの陳...全文を見る
○田代富士男君 そうしたら私は尋ねますが、この大手町公園指定地が廃止される、いま、都計審のこの文書を手渡しいたしました。この会合は秘密会になっております。他に口外してはならぬということなんです。これを知っている人は、大蔵省と建設省、都計審のメンバーだけですよ。これは秘密会で一切他...全文を見る
○田代富士男君 私が聞いている問題は、最初この申請書が国有財産審議会などに出ていたから、この以前に出ているはずだ、出てきました陳情書は。その陳情書が出てから、五日目に国有財産審議会にかけられている。こんなことは庶民の考えではわからぬことだということを質問しました。あなたは、これは...全文を見る
○田代富士男君 だから、それに対して行管としてはそれはよろしいんですか、そういう行為は許されますか。許されるか許されないか明確にしてください。そういうことはやっていいのか悪いのか、明確にしてください。
○田代富士男君 これはいろいろ積み重ねてきております。だから、八日間でそういうことが自動的にいくということもおかしいんです。権力の介入なくして、こういうことできるわけがありません。これが許されるとするならば、都計審では秘密会としてだれも知りません、だれも知らないことが、三和銀行が...全文を見る
○田代富士男君 時間もありませんから、私の質問は、この陳情書に「国有地となりました節は、」という、こういうことは、まだ決定もしていない先にこういうことが出されたことを、陳情を受けていらっしゃる。これに対して、こういうようないいかげんな受け付け方をされるのかどうかということを私は尋...全文を見る
○田代富士男君 課長、築地のあれは、これと直接関係はありませんよ。築地のあれと関係があるようにいま説明していらっしゃいますけれども、これは全然関係ありません。大洋漁業も、向こうの築地の卸売り市場のその土地をほしがっていた、それと大手町とは直接関係はありませんよ。この時点では、この...全文を見る
○田代富士男君 いま、審議会にかけられる前にそういうことが出れば非常に問題であるという、だからここで問題にしているんです。  そして大手町公園がなぜ都有地を国有地に変えなくちゃならなかったかというんです。これは東京都におきましては、東京都は一般の企業に払い下げすることはできない...全文を見る