田代富士男

たしろふじお



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田代富士男の1975年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第75回国会 参議院 建設委員会 第4号
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○田代富士男君 私は、きょう、住宅問題、二番目には地価の問題、三番目に国土利用計画法、そして四番目に建築の残土の問題等につきまして質疑をしたいと思います。  持ち時間が決められておりましたが、きょうは御承知のとおりにこういう変則な時間からの委員会のために持ち時間を制限を受けまし...全文を見る
○田代富士男君 基本的には食い違ってないということでございますが、まあ今国会には提出はしないということは明確に言われたわけなんですが、そういう点の食い違いということを私はお尋ねをしていたわけなんですが、大臣がその精神に沿って、これは前向きに取り組んでいくということであるならば一応...全文を見る
○田代富士男君 いま数字をお聞きいたしましたけれども、この公団住宅建設におきまして地方自治体との間にいろいろトラブルが起きているところがあります。住宅建設工事がストップしたり、あるいは入居が大幅におくれたり、いろいろな事態が各所に見受けられておりますけれども、いまそういう建設がス...全文を見る
○田代富士男君 いま代表的な場所を、千葉県と府中市の団地を挙げられました。で、車返団地につきましては、これは地元でも大変な問題になっております。だから、この建物はすでに昨年建設が完了しております。いま申されるとおりに、道路建設工事がおくれていまだに入居ができない。ただ単なるそうい...全文を見る
○田代富士男君 いま御説明していただいたとおりに、団地と甲州街道を結ぶ都市計画道路と、それから武蔵野台駅までの通勤道路の拡幅が終わるまでは入居をさせない、募集をしないというそういう覚書が、いまお話しのとおりに了解事項ということでなくして覚書が府中市との間に結ばれている。その覚書が...全文を見る
○田代富士男君 公団にもあるという、そういうどちらでもとれるようなお答えですけれども、私はこれは大事なことじゃないかと思うのです。なぜかと言いますと、道路用地の買収を後回しにして、そして建物を、工事を始めた。そこらあたりの公団の姿勢という、建物は建ちました、道路は市との覚書でこう...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣が明確に公団に責任があるということを申されました。私はこれ以上公団を責めるものでも何でもありません。こういうことが二度と起きないように、そのように後々の施工される面に生かしていただけば幸いじゃないかと思うのです。だから今回の、いま責任があると言われた、どこ...全文を見る
○田代富士男君 それはやはりここではそのようにお答えにならざるを得ないでしょう。しかし、三十四条にそういう公共事業をやっていく場合には地方公共団体の長の意見を聴取すると義務づけされている、その中に住民の声も含まれております、その精神はちゃんと三十四条に盛られておりますということで...全文を見る
○田代富士男君 もう現実には六百五十世帯の人が入れるようになっているわけなんです。そういうわけで、いまいろいろそれに対しまして努力していらっしゃることは私も認めております。一日も早く入居できるようにしてあげなくちゃならない。そういう意味から、いま見込みといたしまして入居のめどはい...全文を見る
○田代富士男君 いま、ことしの九月ごろ入居の見込みであると、これも決まったわけではありません。すでに現時点におきまして当初の入居時から大幅におくれております。そうした場合に、おくれた時点から今日まで、またきょうから予定されますことしの九月までの間、この間は維持をしていかなくちゃな...全文を見る
○田代富士男君 ちょっと待ってくださいよ。いまの御説明では、でき上がった時点でその維持管理費が千二百三十円であると。そしていま畳も入っております。まだできたてのそういう団地でありましたならば、窓を閉めっ放しというわけにはいかないでしょう。そうしたら窓もあけなくてはならない。当初予...全文を見る
○田代富士男君 畳なんかどうしますか。
○田代富士男君 そうしますと、いま申されました維持管理費よりもこれは上回る、ましていま畳がやけたところだけをかえると、もう約一年以上二年にかかろうとしている間畳をそのままにしていて、人間が住んでこそ畳というものも御承知だと思いますけれども生きております。これは全部取りかえるといっ...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、この団地はいま申すとおりに分譲団地です。じゃ、予定どおりにできましたこの分譲団地でありますならば、すでに試算されました原価によって一応単価も出されているでしょう。これはまだ入居者を募集しておりません。ところが、いま言うように予定外のいろいろな費用がか...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、それ明確にそのようにしていただいたらありがたいと思います。  そこで、私は、このように入れるところに入ることができない、希望者はいっぱいおります。そういう意味で、三木総理が住宅基本法をつくる考えはないと、いま大臣から、これは今国会に提出する考えはないという...全文を見る
○田代富士男君 そこで、大蔵省が不況対策の一環といたしまして住宅ローンの拡充を金融機関に指示をしたということも影響してか、ことしの一月ごろから徐徐に民間の住宅建設、工事件数というものがふえつつあります。ところが、この住宅ローンの緩和傾向を契機にいたしまして、不況でありますけれども...全文を見る
○田代富士男君 そこで、国土庁長官も御出席でございますが、長官が一月の二十日ごろでございますか、各省のばらばらな住宅政策を新しくできた国土庁で調整をして一元化を図る方針を固めたいと、そして効率のある住宅政策というものを実行していきたいというそういうお考えのもとに、住宅建設十カ年計...全文を見る
○田代富士男君 そうすれば、いま大臣おっしゃったとおりに、各省ばらばらのそれを一本化する、そういう考えではないというわけですね。
○田代富士男君 建設大臣にお尋ねいたしますが、第三期住宅建設五カ年計画を策定していらっしゃる。国土庁で十カ年計画ということがいまお話に出ておりますけれども、この関連はどういうふうにされていくお考えでしょうか。
○田代富士男君 じゃあ、次に地価の問題に移りたいと思いますが、国土庁が発表いたしました五十年の公示地価の動向速報で明らかにされておりますとおりに、最近の地価というものは鎮静傾向にあります。これは昨年の末国土利用計画法が施行されたことや、あるいは金融の引き締め、また総需要抑制、それ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま長官が庶民の住宅ローンはさておいて、ほかのそういうような土地取得につきましては、慎重に取引等については考慮してもらいたいことを閣議でも了解を得たという、そのように前向きに取り組んでいただいているわけなんです。それは非常に結構なことだと思いますが、そこま...全文を見る
○田代富士男君 そこで、先行取得制度の問題ですけれども、約二兆円ほど概算の試算ですけれども、そこで地方自治体が先行した用地を国が買い取る場合には、国は地方自治体の仕上がった団地の取得価格と、それから利子が九%、その合計額で支払うことになっている。そして国の買い取る価格につきまして...全文を見る
○田代富士男君 私がちょっと調べた範囲内では、先行取得が積極的に進められました国道のバイパス、そういう用地ですが、これが道路関係だけでも約二千億円取得されている。そうした場合に、いまはまだ下がってないからそういうことが言えるわけなんですが、安定した場合に、二千億円取得されているわ...全文を見る
03月14日第75回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○田代富士男君 いまいろいろ御意見が出ておりますが、特殊法人が百十人、いまお話がありました。天下りが悪いということですが、それもそうですが、私は特殊法人の創設の意義、この特殊法人の創設の意義に反している。という理由は、御承知のとおりにこの特殊法人は、行政機関で行う不適当な仕事ある...全文を見る
○田代富士男君 進行のあれで行政監察はこのあとになると思っておりましたから、それも含んでいたということですが、行政監察について私は一言とおっしゃるが四点。  一つは、行政監察の機能の問題ですが、この内容はお役所に対するお目付役的な立場でありますが、この監察の内容というものは決算...全文を見る
03月25日第75回国会 参議院 建設委員会 第7号
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○田代富士男君 下水道事業センター法の一部を改正する法律案の五ページにありますが、第二十六条第二項のところでございますが、「事業団は、前項第一号に掲げる業務を受託する場合においては、特別の事情がない限り、」云々ということがここにありますけれども、この「特別の事情」というのは何を指...全文を見る
○田代富士男君 いま局長が御説明いただきましたけれども、こういう法律というものは、だれが読んでもある程度こういうものであるということが理解できるものでなくちゃならないと思うんです。特にここに書いてありますとおりに、「特別」という言葉を使っておりますけれども、こういう法案の上の「特...全文を見る
○田代富士男君 そこで、「特別の事情がない限り、」ということでいま私質疑をしておりますけれども、法制局の方、見えていましょうか。だから、「特別の事情がない限り、」という言葉を法文に使用されている例がありましたならば、その例を示していただきたい。そしてそれを簡単に解釈していただくと...全文を見る
○田代富士男君 ただいま特別な事情のない限りということにつきまして、都市計画法第五十六条第一項、これは権利関係が錯綜している場合には買い取らなくてもよい。また、土地区画整理法第二十七条第三項では、これは役員の人選について組合員以外からも出してもよい、通常規定が当てはまらない場合に...全文を見る
○田代富士男君 大臣の趣旨はわかりますけれども、いま法制局のお方にお尋ねしまして、特別な事情というものの類例がほかにあるかという説明を受けたときに、その構成要件は大体一つであります、説明を聞いたところ。ところが、この法案の二十六条の「特別の事情」というものに対しては、私が列記した...全文を見る
○田代富士男君 大臣からお願いします。
○田代富士男君 私、この問題だけでもう三十分近くたっておりますけれども、これはいまも局長からのお話がありましたけれども、これは私の言っていることと建設省のおっしゃることとは、ここでやりとりしましても、これはかみ合わないと思うんです。だから、これはいま私はこのままいくならば、端的に...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、引き続いて質問をいたします。  現在のわが国の下水道の普及率はどの程度になっているのか、国際的に見た場合、また国内的に見た場合、簡単に御説明願います。
○田代富士男君 いま御説明がありましたとおりに、国際的に比較した場合、日本の国とヨーロッパ、たとえばイギリス、オランダの場合は九〇%、日本の場合は二〇・五%、またアメリカが六八%、こういうすごい格差があります。そしてこれは諸外国におきましては下水道が完備されていない地域というもの...全文を見る
○田代富士男君 今後積極的に取り組んでいくと申されますが、下水道事業の最終目標をどのようにお考えになっているのか、あわせて聞かしてください。
○田代富士男君 六十年度の目標を九〇%の普及率に達成したいという建設省のお考えでございますが、過去に計画されました第一次、第二次、第三次までのこの下水道整備五カ年計画をやっておいでになりましたけれども、この進捗状況はどのようになっているのか。それと、いま大臣も申されたとおりに、下...全文を見る
○田代富士男君 いま第一次から第三次までやっておいでになったその経過を御説明いただいていろいろ理由を聞きましたが、一言で言うならば、福祉事業に対する力を建設省としても注いできたと言われるけれども、現実面において福祉事業に対する重点は行われてなかったと言われてもこれは仕方がないと思...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣が、福祉転換の時期に来て、国としてもこれに対して積極的な取り組みをすると、これが第四次の計画であると、このように申されました。ところが、五十年度の下水道予算を見ますと、事業費で対前年度比二七%の増加にもかかわりませず、国費によりましては対前年度比四%の減少...全文を見る
○田代富士男君 国費で前向きに取り組んでいくという大臣の心強い御決意でございますが、一つ具体的な問題を私は提起いたします。これが地方の自治体に任していたならばやりたいこともやれないと、ここで国庫補助制度が抜本的に見直されるならばこれはもっとこういうことはやれるじゃないかという、そ...全文を見る
○田代富士男君 分流式の方がよろしいと、そういうことでございますが、現在全国で下水事業を実施している都市はどのくらいあるのか、その中でいま申し上げました分流式を採用しているもの、あるいは合流式を採用しているもの、または一部分流式を採用しているもの、それをちょっと簡単に数字で御説明...全文を見る
○田代富士男君 もう一回ちょっと言ってください。
○田代富士男君 いまお答えいただきました数字、私が調べました数字とちょっと違いがあるわけなんです。この数字についてはいまここで言ってもちょっとどうかと思いますが、いまこの数字を見ましても、まだ合流式をされている都市が多い。だから、いまお話がありましたとおりに、分流式の方がすぐれて...全文を見る
○田代富士男君 それで、分流式と合流式の下水道を建設する場合の建設費はどちらが高くつくのか、どのくらいの開きがあるのか、これが一つです。それからもう一つは、分流式と合流式の下水道を建設する場合、国の補助はどうなっているのか、格差をつけているのかどうか、その点を御説明願います。
○田代富士男君 そうすると、いま私がずっとお尋ねをいたしまして、下水道の排除方式に分流式と合流式がある、どちらが水質保全対策上すぐれているか、分流式である、まあこのように聞いてまいりました。で、現在は分流式もやっているところがあるけれども、合流式の方にどうしても傾かざるを得ないと...全文を見る
○田代富士男君 私聞いているのは、だから予算のそういう補助体制を検討すべきであると、分流式それから合流式でも格差がないし、そういう点についても検討すべきじゃないかと大臣に聞いているわけでございます。
○田代富士男君 だから、建設大臣が第四次五カ年計画で前向きに取り組むとおっしゃいますから、こういう点の体制も変えてもらいたいということをお尋ねしているのですけれども、大臣のお考え方と局長のお考え方とは、大臣は二、三歩前進していらっしゃるけれども、局長の考え方は二、三歩も五歩も後の...全文を見る
○田代富士男君 じゃあ、もう一つ例を挙げます。地方自治体に負担をかけているという、解消をしなくちゃならないという点で、一つは終末処理場の建設の問題です。この終末処理場の建設というものは、地域住民にとりましては非常に反対が多い。御承知のとおりだと思うのです。住民の協力なくしてこれを...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣が、五十一年度計画の中にその施設をやっていくように考えていくという、これは本当にありがたいお話でございますが、現実はどうか。現実はいま申しましたとおり都市公園としてもこれは補助金はつかない、終末処理場としてもこれは性格が違う。そのしわ寄せがどこにいっている...全文を見る
○田代富士男君 じゃあ、大いに期待をしております。  それから、いまは処理の問題でございましたが一、私はこの前建設委員会でも地盤沈下の問題を取り上げました。その後建設省でも調査をされまして、地盤沈下の問題及び塩水化被害の実態調査をされましたのを先日発表なされたかと思いますけれど...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、次の問題に質問を移したいと思いますが、工場排水の処理についてお尋ねをしたいと思います。現在有毒物質を含みます悪質な工場排水はどのように処理されているのか、これは通産省の方も見えていますね。建設省と両方お願いいたします。
○田代富士男君 いま二次処理まで一応されておりますけれども、二次処理の段階ではBODが二〇PPmぐらいしか下がらないと思うのです。ところが、窒素だとか燐だとかこういうものに対しましては二次処理ではどうすることもできない。ところが、いまこういう洗剤は洗たく物の汚れがよく取れるからと...全文を見る
○田代富士男君 いま建設省関係は除害施設を行政指導していかれる立場にありますけれども、建設省で掌握されていらっしゃる範囲内で結構でございますが、除害施設を設置しなくちゃならない工場というのがおおむねどのくらいあるのですか。
○田代富士男君 そこで、工場排水の規制につきまして、これはアメリカのロスの例でありますけれども、工場排水規制につきまして条例でパーミットシステムにしているわけなんですね。要するに、工場排水を許可制で受け入れる、そういたしますと、許可をしなければ排水させない、また許可をした後でも十...全文を見る
○田代富士男君 この問題につきましては、やはり四十七年度から新たな決意でもって取り組もうとしていらっしゃいますから、許可制と同じくらいの規制で臨んでいるということでございますけれども、まだまだそういう点が徹底されてないと思うんです。この点ひとつ徹底をしてもらいたい。だから、なかな...全文を見る
○田代富士男君 いまそういうような育成機関を持っているとおっしゃいますけれども、この下水道の技術者というのは土木の知識もなくちゃならないし、また衛生工学の知識も電気の知識、生物学、そういうすべての面をマスターしてなくてはできないと、このように専門家の人から私は聞きました。終末処理...全文を見る
○田代富士男君 それからお尋ねしたいんですが、いま一万四千人のそういう人たちを使ってやっていくとおっしゃいますけれども、特に問題は、大きな大都市周辺、人口が密集している東京、大阪だとかこういうところ、産業等が高度に集積している地域におきましては、現在の二次処理でありましたならばB...全文を見る
○田代富士男君 次は、いま私は終末処理場の問題で、第三次処理に対しても力を注いでもらいたいということを申し上げまして、今度は処理場において出てくる汚泥の問題についてであります。これは大変なことになるんじゃないかと思うんです。それだけ処理場ができることはうれしいけれども、汚泥処理が...全文を見る
○田代富士男君 いま私は処理場の汚泥の問題を提起をしましたが、処理場でなくして、もう一つ土の問題で厄介な問題があります。これは建設残土の問題です。それは現在地下鉄工事、あるいはビル工事、上下水道工事、ガス工事の現場から排出されます建設残土は、東京、大阪など大都市では莫大な量に上っ...全文を見る
○田代富士男君 いま御説明がありました東京三千万トン、大阪千五百万トン、このような建設残土の処理がされているわけなんですが、具体的に東京と大阪においてどのように処理されているのか、御説明を具体的にお願いいたします。
○田代富士男君 いま簡単に御説明聞きましたら、局長のお話を聞きますと、スムーズにこれが進んでいるような御答弁でございますが、東京だけでも三千万トン、三千万トンと言えば、どのくらいの量かと言えば、そこにあります霞が関ビル、あれを升にしましたならば三十杯分ぐらいの建設残土になるわけな...全文を見る
○田代富士男君 スムーズにいかないのが現状であると、特に私は大阪の場合は決算委員会でこの建設残土の問題を取り上げました。その後どのように私が指摘したことが実行されているのか、それを御答弁お願いします。
○田代富士男君 局長ね、いまの話を聞きますと、私はますます疑問点を持ちますよ。私はこの前の決算委員会で質疑した内容は局長御存じでしょうか。――御存じでしょうか。だから研究しているという、そういう段階じゃないでしょう。私が大阪の建設残土の処理の問題について質問したのは、この建設省の...全文を見る
○田代富士男君 大臣ですね、もう私の質問の時間が来てしまいましたから長くは質問できませんけれども、この建設残土の問題は大きな問題です。いま処理場の汚泥の問題を言いましたけれども、それよりもこれは現実の問題なんです。そういうわけで霞が関ビルの三十杯分の建設残土をどうするか。いまスム...全文を見る
05月07日第75回国会 参議院 決算委員会 第8号
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○田代富士男君 私は運輸省の関係、特にきょうは国鉄を中心とした問題に対してお尋ねをしたいと思います。  過日、四回にわたりまして新幹線の総点検をおやりになりました。その総点検の結果並びにどういう効果が出ているのか、まず最初に御説明願いたいと思います。
○田代富士男君 この総点検をやりました折に、私は大阪に在住しておりますし、大阪で公明党といたしまして調査班をつくりまして一緒に総点検に参加をしました。そのときに、公明党の大阪府本部の大久保府会議員を中心といたしました調査団が、主に新大阪駅構内を調査いたしました折に、まあ驚いたこと...全文を見る
○田代富士男君 いま私が指摘いたしましたこういう新幹線軌道整備基準規程というもので基準が示されてあるけれども、これがその基準のとおりになされてないと、これでも安全であると言う、それを補修すべきであるということに対して、いま大臣は注意すべきであると、このように申されたけれども、一例...全文を見る
○田代富士男君 いま総裁が、いま基準は目安で立てているんだと、安全度だったらもっと高くしなくちゃならない、基準というものは、そういうあいまいにつくってある基準ですか。国鉄の場合は特に生命を預かっている。そういう場合にもうちょっと高くしましょうと、そんな簡単なものじゃないでしょう。...全文を見る
○田代富士男君 次に、この総点検が行われました直後、総点検が終わりまして四日間のうちに三回も事故が起きております。御承知のとおり、五十年二月十九日の「ひかり八十一号」がATS信号の故障で事故が起きている。それから五十年の二月の二十三日、CTCの異常で、「こだま」が「ひかり」の路線...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんから簡単にお願いします。
○田代富士男君 いま総点検後に三件も連続事故が起きたと、これはお恥ずかしいことでありますし、るる説明をされました。しかし、いま申しました二月二十三日のこのCTCの異常事故につきましては、今回初めて起こったことじゃないでしょう。四十七年九月の十六日静岡駅、四十九年八月二十七日相生駅...全文を見る
○田代富士男君 まだいろいろ総点検の原点の問題をお尋ねしたいと思いますが、時間がありませんからこのくらいで終わりますが、私がいま申しますとおりに、五月二日の深夜にわたりまして鳥飼基地の三十三号ポイントを見させていただきました。深夜のことでありましたけれども、関係者の皆さん方も一緒...全文を見る
○田代富士男君 そこで大臣、私が、私一人じゃないですよ、公明党の議員あと府会議員も市会議員も多数行きました。異口同音に言っておりました。これは新幹線にはおれは乗りたくないと言うのです。危なくてしようがないです、素人目にですよ、いま言うとおりに。小林さんはまあまあこんなものでしょう...全文を見る
○田代富士男君 三十三号ですよ。知りません——私はちゃんと例示しているじゃないですか、真剣に答えてくださいよ。何号ポイントかわからないなんて、そんな……。
○田代富士男君 だから、総裁ですね、何号ポイントかわからない——私はちゃんと三十三号ポイントと明示している。そういう答弁をされるとその姿勢が不熱心と——だから、施設労の皆さんは夜中まで働いております、その声が上に反映されてないということを、私は足で見てき、そして耳で聞いてきました...全文を見る
○田代富士男君 私が掌握してるのは、不良まくら木が三千本と。いま二千本ということでございますが、現場からの声は三千本。これは、私はここに各路線の本数等、書いたのがありますけれども、時間がありませんから——三千本。そういうところの食い違いも一つあると思うんですが、その中で緊急にかえ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、私はいま写真を提示いたしましたけれども、私が質問すると、国会の委員会のために補修をやるのか、安全第一のためにやるのか、そこの姿勢も私は改めなくちゃならないと思うんですが、私が質問するぞと言ったら六百本かわったと。これも、三千本はまだ不良品です。この点に対し...全文を見る
○田代富士男君 いま、大臣、安全第一とおっしゃるけれども、私が質問すると言ってから動いたんですよ、事実。七百本かえられましたよ。それならば、あと三千本ですよ、じゃ、一カ月、二カ月の間にやってくださいよ、それは、定期的にやっているものであるならば。だから、端的にそういう点は、委員会...全文を見る
○田代富士男君 いまつらい仕事、汚れる仕事、危険な仕事であって、まあ機械化とかそういうことをおっしゃいますけれども、根本的な問題がある。これは屋内の労働者に対してはいろいろなものが決められております。ところが、屋外の労働者に、たとえば労働者の基本権の問題、あるいは労働環境権の問題...全文を見る
○田代富士男君 それはぜひともやっていただきたい。  それで、私は現場を見まして、私の声として反映さしてもらいたいことは、国鉄の方針といたしまして、運転関係、いま総点検の中で話が出ましたATC、CTCとか、こういうふうに改善されて、コンピューターによる操作ができ上がってきている...全文を見る
○田代富士男君 そこで、こういう施設労の人たちが縁の下の力持ちとして、晴れた日も風の日も雨の日もやってくれているわけなんです。これはどんな優秀な列車ができましても、軌道が強固でなかったならば安全運転はできないと思うんです。そういう意味からこの軌道の新保守体制というものが国鉄で検討...全文を見る
○田代富士男君 私は総裁のいまの話を聞いておりますと、これじゃいつまでたってもよくならぬと思うんです。国鉄の方針は安全第一でしょう。事故を起こさないということでしょう。いま総裁は、社会の要請があって、多少は無理であるけれども列車増発、スピードアップをしたんだと、これは無理かわから...全文を見る
○田代富士男君 しかし、そういう答弁と違うじゃないですか。どうですか、総裁。
○田代富士男君 あのね、総裁ね、そういうことを言っちゃね、ますます私は国鉄のあり方論から進まざるを得ません。運べば運ぶほど損するというようなそういう発言は慎しんだ方がいいです。そういうことだったら国鉄のあり方というものから——もう時間か私ありませんからね、そういう考え方はね、もう...全文を見る
○田代富士男君 その三百億ぐらいの予算がついたならば、今後レールあるいはまくら木の取りかえ等をやられるけれども、どういう計画でおやりになるのか。まくら木を買われてもいいんですけれども、いまさっきもたくさん写真を示しましたが、この写真は——これも大阪です。まくら木を野ざらしにしてあ...全文を見る
○田代富士男君 まくら木とか改良費の具体的の方針をちょっと言っていただけませんか、国鉄として。保線改良費の三百億。
05月23日第75回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○田代富士男君 私は、三木内閣の経済政策を統括されます福田副総理に当面の景気及び今後の見通しについてお尋ねをしたいと思います。  最初に、春闘後の経済の運営についてでありますが、鉄鋼大手、私鉄総連、公労協の賃上げが御承知のとおりに一五%以下に押さえられまして、今春闘の結果につき...全文を見る
○田代富士男君 けさも本会議で、質問の中でいろいろお聞きいたしましたけれども、いままた、物価問題と賃金の問題との関係は非常にむずかしい面があることは承知しております。物価問題一つにしても、いま一年で解決するというわけにはいかぬと、まあ三年はかかると、そういういまのお話でございます...全文を見る
○田代富士男君 いま、将来の見通しとして、そのまま、副総理のおっしゃるとおりの受け取り方をするならば、物価も安定し、景気も出てくるんじゃないかというような感じがいたしますけれども、私はそう簡単にはいかないと思うんです。  そこで、副総理が経済政策を統括する責任者といたしまして、...全文を見る
○田代富士男君 いま本当にりっぱなことだと思います。それで、私は副総理が国民のために思って努力されたことは、認める点は私も認めたいと思います。しかし、これに対してはいろいろな異論がありますけれども、端的に言うならば、これは景気を冷やし過ぎた面もあるんじゃないかということを、端的に...全文を見る
○田代富士男君 しかし、景気が冷え過ぎておるということは、これは率直な事実でございますから、これは景気がいいというわけにはいかないと思うんですよね。副総理どうでしょうか、端的に言いまして、景気は冷え過ぎていると私は思うんですが、話を聞いておりますと、結局いい業界もありますけれども...全文を見る
○田代富士男君 そこで、福田副総理がことしの初頭ですが、五十年度の経済というものはつま先上がりによくなると、こういうように御発言をされておりましたけれども、最近では逐次よくなると、このように表現が変わってきまして、きょうの朝のお話では、なだらかな傾向であると、こういうふうにだんだ...全文を見る
○田代富士男君 余り時間がありませんから、じゃまとめてお尋ねいたしますが、いま副総理にどういう状況であるかということについて御説明いただきましたが、この点については、第三次不況対策ということに対しましては通産省あたりからもこの必要性というものを訴えられておりました。それで、二十二...全文を見る
○田代富士男君 それで、いま副総理のお話を聞いている中で一つだけ重ねてお尋ねしたいんですが、いまさっきから私は、物価の安定のために努力していらっしゃいますが会社の七〇%ないし六〇%が製品を値上げしようと、そういう動きがありますと、いまさっき申し上げたとおりでございますが。その理由...全文を見る
○田代富士男君 時間がもう来てしまいまして時間がありませんが、最後に一問だけ——あとずっとお聞きしたいと思いましたけれども、それはやめます——伺います。  福田副総理が一貫して言っていらっしゃることは、高度成長から国際水準並みの低成長にすべきであるということでございますが、これ...全文を見る
○田代富士男君 河本さんのあれはどうですか。
05月29日第75回国会 参議院 建設委員会 第9号
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○田代富士男君 最初に、住宅政策一般についてお尋ねをしたいと思います。  昭和四十九年の三月に建設省の住宅局が発表されました昭和四十八年度の住宅需要実態調査結果報告によりますと、住宅困窮世帯が非常に多い。数字を簡単に、御承知のことと思いますが、全国平均で約三五%、東京圏が三九%...全文を見る
○田代富士男君 いま局長が申されましたとおりに、いろいろ検討していただいているということでございます。それで、第三次住宅五カ年計画をいま検討中であるということでございますが、もう少しばかり基本的な考え、また現段階で発表できる範囲内のそういうものを具体的にもうちょっと説明いただけま...全文を見る
○田代富士男君 それとあわせまして、いま局長も申されましたとおりに、すべての国民に健康で文化的な生活を保障する責任を持つ国といたしましては、国民生活の基本となる住宅、国民の住宅権、これを保障していかなくちゃならない。そういう意味で、いまも私申し上げましたとおりに公共住宅ということ...全文を見る
○田代富士男君 次に、財投依存の現在の住宅政策を一般会計による住宅政策に改める検討をすべきではないか。これはまあこちらの意見でありますけれども、建設省としては建設省としての行き方があるでしょう。しかし、世界有数の経済力を持つわが国が住宅面におきましては非常な立ちおくれをしておりま...全文を見る
○田代富士男君 これはすぐできることではないと思いますけれども、一応検討されるべくひとつ頭の中にとどめておいていただきたいと思います。  それから建設省の計画局の推定によりますと、昭和四十九年から六十年度までに必要な新規の住宅建設戸数が約四百四十万戸、宅地面積としましては約七万...全文を見る
○田代富士男君 では次に、宅地開発公団が造成をします宅地の利用計画、集合住宅地、それから分譲地、これのパーセントがわかりましたらひとつ教えていただきたい。
○田代富士男君 いまお聞きいたしましたら、明確なパーセントは出ないけれども、泉北あるいは千里の例を挙げられて、面積においては六、四である、四が集合住宅、こういうことをおっしゃった。そうして戸数にしたならばこれが三、七である、七が集合地の戸数である。こういうことでございますが、いま...全文を見る
○田代富士男君 それからいまの持ち家住宅の件もわからないわけではありませんが、新全総の点検の行われたそのときに、庭つき一戸建てはもはや夢であると、このように大都市圏の人々のマイホームの夢を打ち破ったそういう発表がなされまして、居住観念の転換を迫られたわけなんです。それに対しまして...全文を見る
○田代富士男君 次に、日本住宅公団の抱えている問題について少しばかりお尋ねしたいと思います。  最初に、日本住宅公団の今日までの事業実態、まあわかる範囲内で結構でございますが、総事業費、あるいは宅住面積、それから完成地区の面積、処分宅地の面積と、ちょっと数字的に教えていただきた...全文を見る
○田代富士男君 細かい数字をいまお聞きいたしましたけれども、これを大別しますと、宅住面積と完成地区面積の差というものを考えましても、非常にこれは考えさせられる面が多いわけなんです。こういう面から、ここに建設未着手団地の一覧表もいただいておりますが、住宅公団が何点かの隘路にいま直面...全文を見る
○田代富士男君 具体的なことになりますが、大阪府の枚方市と箕面市と高槻市に未着手の団地がありますが、ここの着手できないいろいろな原因があるでしょうけれども、一番大きな問題になっているのは何なのか。そしてここはいつごろになったら着手できるのか。見通し等についてお聞かせ願えたらお聞か...全文を見る
○田代富士男君 これは三つとも事情が違うでしょう。これは準備なさっていらっしゃらないようでございますから、後でまた教えてください。  いま総裁からいろいろ大幅に計画がおくれている理由あるいはその対策等についてお話しありましたけれども、まあそういうことも含んで宅開公団がいま審議さ...全文を見る
○田代富士男君 いまのお話でちょっとわかりにくい点がありますけれども、もうちょっとじゃあ具体的に申し上げますと、宅地開発公団を新設した場合と、今度日本住宅公団に宅地開発公団と同等の権能を付与した場合では、公的宅地供給の総量は違ってくるのか、同じなのか、そこらあたりに対する総裁とし...全文を見る
○田代富士男君 大臣、お話を聞いて、大臣のお話を否定するわけではございませんけれども、大臣御自身が余りこれは積極的ではないけれども、いまの時期をおいては——これはそういう本心は積極的かわかりませんが、いま言葉の上で積極的ではないけれどもと、これは大臣だけではございません。橋本幹事...全文を見る
○田代富士男君 ただいまの御説明で端的に申し上げるならば、住宅公団としていろいろ努力をしてきたけれども、今後管理面において質量ともに改善すべき点がある、能力も限界に来つつある、そういう意味から能率的に住宅公団は自己住宅の建設に主力を置き、そうして専門の分野をつくっていった方がよい...全文を見る
○田代富士男君 わかりました。この問題はこれ以上何いたしましても結論は出ないと思いますので、次に進みます。  宅地開発公団が提供される土地を勤労者が購入をするわけなんですが、その場合に、勤労者世帯の所得水準はどの程度以上のものであると考えていらっしゃるのか、言いかえるならば最低...全文を見る
○田代富士男君 いま五分位の立場からお話しいただきましたけれども、第三分位の点でとらえていらっしゃるわけなんですが、一、二、三、四、五の分け方の中で一般の住宅を希望される層というものは——三、四、五のこの五分位の方は高額者でございます。順位にした場合には一、二、そちらの方が非常に...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、もうちょっと今度は突っ込んでお尋ねしてみたいと思いますが、三・三平方メートル当たり十万円から十二万円とお話しされておりますけれども、そういう単価で特に大都市圏においてそういう土地を提供したいということでございますけれども、果たして都心からいまさきも説明があり...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、具体的な問題でひとつお尋ねいたしますが、十年前に開発に着手されました横浜の洋光台地区が三・三平方メーター十万円の分譲価格でされたわけなんです。これはいろいろ話題を呼んだところでございますが、これは都心から約五十キロのところじゃないかと思いますが、いま五千円ぐ...全文を見る
○田代富士男君 平均価格ではないけれども、ゴルフ場の会員権でも最初と後に値段の違いがありますけれども、現実にきょうの時点でなくして、二、三年前に十万円で出されたことは間違いないわけなんです、平均価格は以下でございますけれども。そういうことになりますと、今度は土地の価格をどうするか...全文を見る
○田代富士男君 まあ、不可能ではないということですから、これはひとつ一生懸命努力をしてください。しかし私は、私の意見としてこれは不可能じゃないかと思いますが、努力するとおっしゃるんですから、これは結果を見なくてはわかりません。これはとやかく言いません。  そこで、この宅造費が、...全文を見る
○田代富士男君 この問題はこの程度にいたしまして、問題は、何と言いましても大都市周辺で五百ヘクタールのまとまった土地が手に入るかどうかという、これが問題です。単価の計算よりも何よりも、土地が手に入るかどうかということなんですが、大体どういう方法で土地を取得しようとされるのか、これ...全文を見る
○田代富士男君 ただいまいろいろな手段を講じて目的を達成されようとしていらっしゃいますけれども、いまお話を聞いた範囲内でこれが目的達成できるかと言えば私はちょっと不可能な点があるのじゃなかろうか。不可能なことはないとおっしゃるかもわかりませんが、私はその場合にどうしても市街化調整...全文を見る
○田代富士男君 一番心配していた点はその点なんです。まあこれは衆議院でも問題になったところでありますし、御承知のとおりに四十七年、四十八年のあの地価の異常高騰の原因はどこにあったのかと、これがそもそも市街化調整区域がすでに大手不動産会社に土地投資の目的によって大量に買い占められて...全文を見る
○田代富士男君 じゃあ、ちょっとお尋ねしますが、都市計画区域の線引きの見直しの点についてですが、どのようにあわせてお考えになっていらっしゃるのか、いろいろやり方あるでしょうけれども、基本的原則……。
○田代富士男君 残り時間があと五分だそうでございますから、いろいろありますけれども、いま線引きの御説明がございましたが、小幅にとどめたいという建設省の方針でございますが、また調整区域内の大企業が所有する土地というものを指定して取得するというふうなことはしないという、これは当然のこ...全文を見る
06月04日第75回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第4号
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○田代富士男君 きょうはいまの理事会で福田副総理の時間が短いということで、短い時間で質問をすることになりました。まとめてお聞きいたしますから、ひとつよろしくお願いいたします。  最初に、麦の政府売り渡し価格についてお尋ねをいたします。  政府は、昭和五十年度の予算編成との関係...全文を見る
○田代富士男君 いまの質問だけで十五分たってしまいまして、これで後、時間がなくなるので……。一問で、じゃ、まとめて飛ばしていろいろお尋ねしますが、政府の今後の景気の、経済成長率の見通しについてお尋ねいたしますが、政府の見通しでは四・三%の実質経済成長率となっておりますけれども、い...全文を見る
○田代富士男君 この問題については、副総理がかつて静かで控え目な成長というようなことをおっしゃいまして、最近は控え目な成長ということを余り強調されなくなった。その問題点もいろいろ理由を聞きたかったんですが、時間がありませんから、また、午後時間がありましたらお尋ねしたいと思います。...全文を見る
○田代富士男君 ただいま心配されました社会的公正の確保ということに対しましては、今後も配慮していくし、今度の経済計画の中にも織り込んでいくという副総理のお考えでありますが、私は、経企庁の所得分配に関する研究委員会の提言といたしまして、預貯金の金利に物価スライド制の導入、それから一...全文を見る
○田代富士男君 後ありますけれども、中途半端になりますから、午後の時間をもらいましたから、午後の時間にやります。いまやればもう後二分くらいしかないですから、中途半端になりますから、午後にやります。
○田代富士男君 じゃあ、午前中に引き続きまして、まとめてお尋ねをしたいと思います。  最初に、預金の目減り補償の問題についてであります。預金目減りの対策といたしまして、政府としてもいろいろ対策を検討されたと思います。その結果、一つは対象を年金受給者に限る、二つ目には一年の定期で...全文を見る
○田代富士男君 いま申し上げました目減りの問題、キャピタルロスの問題は、一応は利息が少なくなる程度でありますが、次に私が申し上げたいのは、通称睡眠口座、福田副総理もいろいろ新しい言葉をおつくりになりますが、睡眠口座といいますか、利子よりも元金そのものの、国民のものが銀行にかすめ取...全文を見る
○田代富士男君 何か副総理がもう帰してもらいたいということでございますから、ここで。端切れ端切れの質問になって……。もう一問だけ副総理にお願いします。いろいろ聞いてから最後にお尋ねしたいと思ったんですが、一言で言えば消費者主権の確立のためにこういう問題を一人で訴訟するということは...全文を見る
○田代富士男君 じゃどうぞ。  いま大蔵省から御答弁をいただきまして、窓口の方においては声をかけているところ、かけてないところもあるかと思う。ほとんど声をかけてないのが事実であります。私もこれは調べました。それからまた、こういうことにならないために通知を出すようにしておりますと...全文を見る
○田代富士男君 この問題は主に都市銀行が多うございますけれども、日本銀行の中村理事がおいでいただいておりますけれども、いま実情は日本銀行にはこういう細かいことは少ないと思いますですけれども、この実情をどういうふうにお考えでございましょうか。どうあるべきとお考えでございましょうか。...全文を見る
○田代富士男君 もう時間が来てしまいまして——。それで、お尋ねしたいことはいろいろありますが、いまのこの睡眠口座のことにつきまして、去る五月の二日に日本消費者連盟から都市銀行に対しまして質問状が出されております。この質問状に対しまして何らの返答がまだ来ておりません。昨日やっと全国...全文を見る
○田代富士男君 農林省関係の質問は時間がありませんから、省略いたします。
06月12日第75回国会 参議院 建設委員会 第12号
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○田代富士男君 時間が余りないそうでございますが、まず第一番目に、いま住宅基本法の制定を急いでもらいたいと、このように申されましたが、今後の住宅政策の方向について、一戸建ての住宅を中心でいくのか、中高層の賃貸式の集合住宅、こういう方向でいくのか、あるいは並列でいくのか、直接勤労者...全文を見る
○田代富士男君 いま浜崎参考人から御意見を伺いまして、最初に、この宅地開発公団法に対しては、設立に賛成であるけれども、内容を総論においては賛成であるけれども各論において反対というように私は受けとめたわけなんです、個々の問題点で。その一つの例は、御意見として公的な集合住宅を八〇%ぐ...全文を見る
○田代富士男君 市街化区域とおっしゃったのは、市街化調整区域ですね。
○田代富士男君 最初に、下総参考人にお尋ねしたいと思いますが、いまさっきイギリスのニュータウンの歴史をずっとお話を聞かしていただきまして、都市の再開発と同時に新しいニュータウンをつくっていったというお話でした。現在行われている住宅政策、また土地再開発の問題に対しまして管理面の責任...全文を見る
06月17日第75回国会 参議院 建設委員会 第13号
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○田代富士男君 四、五点お尋ねをしたいと思います。  最初に、先日洋光台と港南台の視察に参りました。   〔委員長退席、理事沢田政治君着席〕 それから、当委員会に五名の参考人をお招きいたしまして意見を聞きました。そのときに私は一番思ったことは何か。御承知のとおりに、東京、大...全文を見る
○田代富士男君 いま現時点をとらえてのお話でございますが、洋光台団地へ参った折に、十万円で売り出そうとするならば二万円で買わなければこれはだめだと、そういうお話が出まして、私があの現場におきまして、この近くの土地の公示価格はどのくらいですかと尋ねました。五万ないし六万円でした。そ...全文を見る
○田代富士男君 そうすると、二十倍というのはどうなんですか。
○田代富士男君 これはですね、きょうは時間がありません。いまさっき約束させられまして時間がありませんから、これは私この前の委員会で、ここでびっくりして記帳しております、私。  それで、これは委員長、お願いですけれども、最近の重立ったところの土地取得からこういう経費の住宅公団の資...全文を見る
○田代富士男君 御相談……。
○田代富士男君 わかりました。  では、次の問題に進みます。この委員会で、またきのうの連合審査でもいろいろ問題になっておりました調整区域の問題ですけれども、小沼参考人も言っておりましたが、日本の用地というものは一人当たり五・八アールである。これは外国に、ヨーロッパ各地に比べます...全文を見る
○田代富士男君 じゃあもう一問だけ。  それで大臣ですね、いま調整区域のことも申し上げましたけれども、これに対して大臣のお考えはいまさっきから聞いておりましたけれども、たとえば具体的な例としていま私お隣の埼玉県の例を挙げました。こういうような場合に畑知事はこれは凍結をしておりま...全文を見る
○田代富士男君 私は、公明党を代表して、宅地開発公団法案について、反対の討論を行います。  反対理由の第一は、この宅地開発公団は、現在、三大都市圏が抱えている難問題には何の役にも立たないばかりか、かえって都市の拡大によって、もろもろの問題もその外にまで広げることになるということ...全文を見る
06月23日第75回国会 参議院 大蔵委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号
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○田代富士男君 午前中に引き続きまして、たばこ、酒の問題につきまして順次質問を行っていきたいと思います。  最初に、製造たばこ定価法及び日本専売公社の法制上の問題についてお尋ねをしたいと思います。  製造たばこ定価法第二条は、製造たばこの品目ごとの定価を決定するに際しての基礎...全文を見る
○田代富士男君 いまの御説明は、後ほどまたお尋ねをしたいと思いますが、あわせてお尋ねいたしますが、いま第二条の規定の説明をしていただきましたが、専売公社法との関係につきましていまから私がひとつ指摘をしたいと思います。  それは、専売公社法第四十三条の十二ではこういうことが述べて...全文を見る
○田代富士男君 いまの場合は塩の方にすりかえられましたが、私はたばこで質問をしているわけなんです。大蔵大臣、どうですか。たばこの場合はこういう規定があるからどうだと関係性を聞いているわけです。
○田代富士男君 たばこの場合は規定してないとおっしゃるが、このように規定してあるから、定価法第二条の精神と専売公社法の四十三条の十二の精神と矛盾する点がある。私は、いま塩の説明をされましたけれども、たばこの上において説明をしてもらいたい。矛盾点を感ずるから、この矛盾を映らかにして...全文を見る
○田代富士男君 きょうは時間が制限されておりますから、これはまた別にしたいと思いますが、いずれまたお尋ねをしたいと思います。  次に、製造たばこの最高価格の決定水準及び専売審議会のことについてお尋ねをしたいと思います。  製造たばこ定価法第一条では、製造たばこの種類ごとに等級...全文を見る
○田代富士男君 一つお尋ねしますが、製造たばこ定価法によりますと、いまも御説明いただきましたが、製造たばこの価格というものは、第一条においては、種類ごと、等級別に定められる最高価格、それから第二条によりますと、品目ごとの定価と、このように第一条と第二条が二本立てになっているんです...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、次に、専売事業審議会のことについてお尋ねをしたいと思います。  このことにつきましては、日本専売公社法第九条に基づきまして、大蔵省に専売事業審議会が置かれておりますが、その構成というものは、同条の第四項によりまして、学識経験者、それからたばこの耕作従事者、...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、次に質問を移しますが、今日の法体系の中でいろいろな価格の決定等が行われる場合には、国会の議決を要することとされている料金体系が多うございます。その手続上審議会への諮問、答申というものは一つの要件として定められております。ところが、いま答弁していただきました専...全文を見る
○田代富士男君 大蔵大臣ですね、いま申されるとおりに、いろいろそういう法定化はしてないけれどもそういうことをやってるというならば、他の審議会と同じようにそれを法文化するというそういうお考えはありませんか。
○田代富士男君 次に、製造たばこの問題についてお尋ねをしたいと思います。  製造たばこ定価法によります製造たばこというものはどのように規定されてあるかといえば、御承知のとおりに、「日本専売公社の製造する製造たばこ」ということが製造たばこ定価法第一条の規定に明らかにされております...全文を見る
○田代富士男君 いま三十四条の規定に基づいてやっていると、このように申していらっしゃいますが、輸入製造たばこの価格改定というものは、財政法の第三条の特例に関する法律によりましてこれは国のそういう議決、国会の議決を経なくてもできるというふうにされておりますけれども、いま御説明があり...全文を見る
○田代富士男君 いま私が申し上げました財政法第三条の特例に関する法律を廃止するお答えがあるかないかということをお尋ねしましたけれども、これに対するお考えは、大臣、いかがでございましょうか。
○田代富士男君 次に、専売事業に対しまして質問をしたいと思います。  専売公社及び大蔵当局が考えている製造たばこの価格改定によりまして、専売納付金は四十九年度の補正後三千百五十八億円、五十年度で改定されたとするならば四千七百七十五億円となりまして、差額約一千六百億円が増加すると...全文を見る
○田代富士男君 今度は消費者の立場からお尋ねをしてみたいと思いますが、製造たばこ定価法改正案は、四十九年の十二月に税制調査会からの答申を受けまして、その趣旨によって今回このような問題が提起されていると思うわけなんですが、この内容は、午前中もいろいろ審議が尽くされたと思いますが、す...全文を見る
○田代富士男君 この論議をやりますと、平行線をたどらざるを得ないと思うのです。大臣の主張と私の主張とは平行線になっているかと思いますが、いま大蔵大臣も申されましたとおりに、消費者の利益、立場を考えてやっていかなくちゃならないと、こういう姿勢が今回の法案にも貫かれているか、あるいは...全文を見る
○田代富士男君 大臣が気をつけていかれるということでございますから、いまのところそれに期待する以外にないと思いますが、あくまで消費者の立場としてやっていただきたいと、これは希望であります。  次に、定価改定を行った場合の五十年度の内部留保額について伺いたいと思います。  専売...全文を見る
○田代富士男君 副総裁がお見えでございますから御意見を受けたいと思いますが、いまいろいろ私質問してまいりましたが、専売納付金・地方消費税の二頭立て馬車方式でいま行われておるわけなんです、簡単に申し上げますと。専売納付金率の法定化あるいは消費税一本化方式にすることによってさらに内部...全文を見る
○田代富士男君 与えられた時間は参りましたけれども、物価の問題とどういう関係にあるかということを尋ねたかったんですが、まだお酒の問題を聞いておりませんから、割愛しましてお酒の問題をちょっとお聞きしたいと思いますから、委員長よろしくお願いしたいと思うのです、簡単に終わりたいと思いま...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、時間がありませんから、最後に大蔵省と経企庁に質問しまして終わりたいと思います。  いまもっと具体的な問題を提示してお尋ねしたかったんですが、結論的に申し上げるならば、大蔵省と経企庁の行き方は、これはいろいろな複雑な問題があると思いますが、大蔵省は経企庁の物...全文を見る
06月25日第75回国会 参議院 逓信委員会、物価等対策特別委員会連合審査会 第1号
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○田代富士男君 引き続きまして、質問をしたいと思います。  最初に、外国の郵便事業とわが国の郵便事業との違いを少しばかり述べてみたいと思います。  アメリカの郵便事業は、御承知のとおりに一七八九年に発足いたしました。そして一八二〇年には、この事業はすでに赤字を計上し始めており...全文を見る
○田代富士男君 私は、いま言ったことは、日本の郵政事業は先進諸国のすべてのことを見習ってきた、しかし、ここにおいて行き詰まっておると、だから大臣は伝統を重んじていきたいと、独立採算制の。これの精神的な面はわかります。精神と現実とは違います。その精神はとうといんですけれども、現実に...全文を見る
○田代富士男君 大臣みずからが平行線をたどるかわかりませんと、これは恐らく何ぼ言っても平行線だと思うんです。だから大臣が平行線と思うならば、あなたはそういう考えでいくならばそうですけれども、よくしようと思うならば発想の転換をすべきじゃないかと思うんですよ。そうしなければよくならな...全文を見る
○田代富士男君 地区割り料金。
○田代富士男君 大衆課税の問題については大臣と平行線になるかと思いますが、この問題はここで置いておきます。  次に、郵便料金決定の方式についてお尋ねをいたします。  郵便料金の決定は、御承知のとおりに郵政大臣が郵政審議会に諮問しまして、答申を得まして第一種、第二種は法律事項と...全文を見る
○田代富士男君 ここでちょっと私の考えを申し述べたいと思いますが、第一種、第二種以外の郵便物については、いまもお話がありましたとおりに、政策料金でいかれるわけなんです。政策料金でいく限りには一般会計からの繰り入れが必要になります。そうした場合、国民全体の理解と納得を得なければなり...全文を見る
○田代富士男君 この際、私は大臣に発想の転換ということを言いましたけれども、こういうすべての面に——私も郵政事業の専門家ではありません、ただ自分の調査した範囲内でわかることでありますから、われわれの抜けている面があるかわかりませんが、しかし、われわれ自身が国会議員としてこれを調べ...全文を見る
○田代富士男君 秘密にするということは考えていない、この審議会の場を通じて明らかにしていると、それであるならば、もう一つお尋ねいたしますが、現在の郵政審議会は非公開であります。その構成も——たとえば、この郵政事業というものは非常に労力が多い。私は調べてみました。一通の手紙にかける...全文を見る
○田代富士男君 だから、私はこういう改めるべき点は改めてもらいたい。ただ利益者負担だと、独立採算のために利益者負担、それだけではだめだと思うのです。  たとえば具体的な解決しなくちゃならない問題が、恐らく大臣もあるいはここにいらっしゃいます郵政省の幹部のお方はこういう事態が起き...全文を見る
○田代富士男君 今後気を配っていくということでございますが、郵政事業には素人の私が一応二十三段階のどういう問題点があるかということを調べたような状態です、私自身が。まして責任者の皆さんです。だから私は端的にいまの答弁がポストを大きいのをつくりますという、こういうようなことで解決で...全文を見る
○田代富士男君 私は素人でありますから、そういう点も配慮してもらいたいという、これは希望意見でございます。  次にまいります。いまさっきも質問が出ていたかと思いますが、第四種の郵便料金についてでありますけれども、現在、盲人用の録音されたものだとか、そういうものは、施設から差し出...全文を見る
○田代富士男君 これはまたアメリカの例でありますけれども、アメリカの公社法とも言いましょうか、そのアメリカの公社法の二千四百一条でございますか、これには——公社か郵便局運営の採算がとれない地域を含めて、全国的に最も効果的かつ規則的な業務を提供する公共的サービスに起因する経費を償う...全文を見る
○田代富士男君 十分前向きにということは、言葉はいろいろな問題を含んでおりますけれども、私は、これは本当に福祉を重点としてやっていきたいと。高度経済成長から低成長の時代に入って、福祉重点をやっていこうという場合には、こういうところに温かい目を向けてもらいたい。  特に、前回の郵...全文を見る
○田代富士男君 そこでもう一つ、じゃ私はせめて実行できるところぐらい実行してもらいたいとして問題を提起したいんですが、それは現在身体障害者出版協会におきます、おのおのの身体障害者の団体が発行しております個人雑誌がございます。これは現在第三種郵便物として認可されておりますが、今回、...全文を見る
○田代富士男君 関係省庁と相談して、ぜひともこれは解決していただきたいと思います。  次に、今回の郵便料金の値上げの問題が審議されておりますけれども、これが家計に与える影響というものに対する数字がはじき出されております。福田副総理は一貫して九・九%に抑えるんだといまがんばってい...全文を見る
○田代富士男君 最後で終わりますから、もう一問だけ。  私は、けさ、本会議で三木総理に質問した折に答弁が返ってきたのは、少なくとも定期預金の利子くらい、そのくらいの成長率がなければ経済発展はできないというようなお話を承りました。また私はある学者に聞きますと、七%くらいの実質成長...全文を見る
○田代富士男君 終わります。
06月25日第75回国会 参議院 本会議 第17号
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○田代富士男君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十八年度の概要説明について若干の質問を行いたいと思います。  質問の第一は、昭和四十八年度予算の執行の効果を政府はどのようにとらえているかということについてであります。  昭和四十八年度予算の編成に当たって...全文を見る
06月26日第75回国会 参議院 建設委員会 第15号
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○田代富士男君 都市開発の問題はいろいろな問題点があります。そういう問題点をどのようにして解決していくかということが大きなポイントではないかと思います。地区ぐるみで市街地を改造いたしまして、それによりまして住民生活を向上させ、高福祉社会にふさわしい市街地環境をつくり出していかねば...全文を見る
○田代富士男君 その他の個所は、進んでいるか、全然進んでいないのか、概略で結構です。
○田代富士男君 場所がわかれば簡単にお尋ねしたいと思いましたが、場所がわかりませんから、これは次回に回したいと思います。  いま都市再開発法の一部を改正する法律案が審議されておりますが、この目的は、都市における環境の悪化、災害の危険の増大、住宅の不足等の事態に対処しまして、市街...全文を見る
○田代富士男君 次の問題は、民間の旺盛な建築活動を計画的な再開発に融通するための措置として、市街地再開発促進区域及び個人施行者の制度の新設、高度利用地区の制度の改正がこの中で行われております。まあこれに対して、市街地再開発促進区域に指定されますと、関係権利者は五年以内に再開発を義...全文を見る
○田代富士男君 いま局長がちょっと話されていたことも含まれるかと思いますが、次の問題点は、市街地再開発促進区域制度は、関係権利者による計画的な再開発の実施を図ることが適切と認められている市街地について、都市計画に市街地再開発促進区域を定めまして関係権利者による再開発の実施を期待さ...全文を見る
○田代富士男君 次に、再開発建築物のうち、関係権利者に対しまして与えられている部分以外の部分、いわゆる保留床を関係権利者に優先的に賃貸し、または譲渡する道を開くとともに、住宅金融公庫融資を行ったり固定資産税の軽減措置を図ると、こういう内容になっておりますが、この点に対して私はこう...全文を見る
○田代富士男君 いまさっき申し上げました十二地区のあれはわかりますでしょうか。大体わかりますか。わかるならばお願いしたいと思います。
○田代富士男君 個数がわかっていて、場所がわからないのですか。
○田代富士男君 新聞等で報道されている場所と現実には違うということなんですか。もし個所を何カ所か挙げるならば、根拠のない場合には、東京が四カ所で、大阪が八カ所という、そういう不明瞭な、大体このくらいだというあれでおやりになるのか、大体どの辺で考えていらっしゃったのか、それもわから...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、これはまた次のときにしたいと思います。これ以上ちょっと無理かと思います。  そこで、都市再開発事業を推進するに当たりまして、経済的諸条件の問題についてお尋ねをしたいと思います。再開発事業によりまして建設されます建築物の、いまも申し上げましたけれども、保留床...全文を見る
○田代富士男君 これはこの前江戸川橋地区の現地を視察したときに、私はあの建物を見ながら考えましたが、あの場所は、さっき申し上げましたとおりに、すべての条件が整ってでき上がったと思うわけなんです。しかし、あのようなことばかりは運ばないと思うのです。だから、組合施行の場合、事業施行者...全文を見る
○田代富士男君 困難な問題がつきまとっていると、これは私もそのように思います。しかし、やらなくてはならない、しかし困難な仕事であると、いろんな問題点が多いことも事実じゃないかと思います。  そこで、再開発事業による家賃というものは事業後高騰するのが通例になっておりますが、いまま...全文を見る
○田代富士男君 いままでいろいろ聞いてまいりましたけれども、このことを総括をいたしますと、再開発事業の可能性というものは、ひとえに保留床の高度処分の可能性にかかっているんじゃないかと、このように思います、一言で申し上げるならば。  そこで、その保留床買い受け側の立場、これによっ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、大臣も困難なことが多いとおっしゃるとおり、これも困難な問題の一つじゃないかと思うのです。いかに手ごろに一般庶民の方々にも提供できる、それでやるかという大きな問題点じゃないかと思います。  そこで、市街地再開発事業の一般会計の助成措置のうち、土地整備費にか...全文を見る
○田代富士男君 次に、またこれは減税の問題でございますけれども、三本のうちの一本ですけれども、特に保留床の減税につきましては、御承知のとおりに所得税、法人税の割り増し償却制度がありますけれども、この制度は今後どのように扱われるのか、恐らく拡充していく以外にないと思いますけれども、...全文を見る
○田代富士男君 次に、民間資本の導入についてちょっとお尋ねをしたいと思います。再開発法は組合施行の場合、土地所有者、借地権者以外にも民間資本が参加組合員として事業に参加する道が開かれております。江戸川橋の場合もそういうあれをちょっとお聞きいたしましたけれども、問題は何かと言えば、...全文を見る
○田代富士男君 もう一本法案がありますから、最後の質問にしたいと思いますが、本改正案のもととなりました都市計画審議会の答申の中に、都市の再開発の推進を図るため新しい制度はいかにあるべきかということがありますが、このように場当たり的な現在の再開発事業を改めまして、都市の計画的な再開...全文を見る
○田代富士男君 じゃあ次の法案に移ります。  大都市地域における住宅地等の供給の促進に関する特別措置法案でありますが、この法律の目的というものは、私が言うまでもありませんが、大都市地域における住宅市街地の開発において、大量の住宅地の供給と良好な住宅街区の整備を図り、もって大都市...全文を見る
○田代富士男君 時間があと十分少々でございますので、まとめて質問をしていきたいと思いますから、よろしくお願いをいたします。  次に、国の関係行政機関、関係都道府県及び関係推定都市により組織する宅地開発協議会を設けて、そして住宅市街地を計画的に開発する事業の促進に関し必要な協議を...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、時間だということでございますから、まとめて質問をいたしますから、よろしくお願いします。  一つは、土地区画整理促進区域制度の新設のことでございますが、これは内容を見ますと、大都市地域の市街化区域のうち一定の要件に該当する五ヘクタール以上の農地等の土地につい...全文を見る
07月03日第75回国会 参議院 本会議 第21号
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○田代富士男君 私は、公明党を代表して、ただいま提案になりました公職選挙法改正に関する特別委員長の中間報告を求める動議を議題とすることの動議に対して、反対の討論を行うものであります。(拍手)  本院で審議されております公職選挙法の一部を改正する法律案並びに政治資金規正法の一部を...全文を見る
12月11日第76回国会 参議院 建設委員会 第3号
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○田代富士男君 引き続いて質問をしたいと思います。  道路というものは、鉄道と同じく日本の経済の発展に、また地域の発展になくてはならないものであることは申すまでもないと思います。まあ大事な社会資本のストックであると思うわけなんですが、そういう意味からこの道路の整備ということにつ...全文を見る
○田代富士男君 いま維持管理がどのくらいの予算でされているかという御説明に対しまして、道路投資の総額が、国、地方を入れて二兆六千六百億円である、そのうち五千四百億、二割強の維持管理費をもって当たっているということでございますが、いま局長おっしゃるとおりに、道路にはいろいろの性格の...全文を見る
○田代富士男君 それは維持管理費ですか、それともどういう性格のものですか、千九百九十億円というのは。
○田代富士男君 いま千九百九十億円、地方道につぎ込まれたものであるということですが、地方道の補修の場合のみ国は二分の一の国庫補助をされているということを私の調査ではわかっておりますけれども、純然たる維持管理費に対しましては国庫補助というものは出されていないと思うのですが、その点は...全文を見る
○田代富士男君 いま申されるとおりに、純然光る地方道の維持管理費に対しましては、こういうものはなされていないということでございますけれども、地方道の中でも市町村道でございますが、これはほとんどが単独事業であるために、その財源の負担というものは私が言うまでもなく地方自治体に耐えられ...全文を見る
○田代富士男君 建設省のそれぞれの方針があるかと思いますけれども、いま審議されておりますこういうガソリン税あるいは自動車関係税等はそういう整備に充てていくという趣旨でありますから、そういうことも勘案して、これは私はぜひとも考えていただきたいと思います。  それと同じように、都道...全文を見る
○田代富士男君 地方の道路は、いま大臣のお話で今後取り組んでいくとおっしゃるけれども、これはなかなか、ここだけのことじゃないかと思うんですよ、大臣。本当に取り組んでもらえるかどうかわかりませんけれども、いま大臣の言葉を素直に私は受けとめていきたいと思いますが、国道に関しましても、...全文を見る
○田代富士男君 次の問題に移ります。  次は、道路管理に関する共済制度についてお尋ねをしたいと思います。御承知のとおりに四十九年十一月に飛騨川バス転落事故判決を初めといたしまして、道路の落石あるいは土砂崩れなどによる事故で道路管理者の損害賠償責任を問われる判決が最近多く出ていま...全文を見る
○田代富士男君 いま累計の金額を提示していただきましたけれども、財政力の弱い町村では非常に困っているわけなんですね。たとえて言えば、四十七年五月、山梨県の早川町で起きた問題ですけれども、道路わきのがけから落石しまして、フロントガラスが割れまして運転手が即死した。そこで、遺族は道路...全文を見る
○田代富士男君 いま局長から道路瑕疵管理特別委員会等を設置してこの対策を講じていると、そうして民間損保会社による損害責任保険の契約等だけでなくして、共済制度についても検討をしているということでございますが、この共済制度に対しましては、それぞれの市町村から、国が基金を拠出して共済制...全文を見る
○田代富士男君 これははっきりと大臣からも局長からもお聞きいたしましたから、これはやはり人間尊重といいますか、そういう立場からも、安定しそうして安心できる世の中をつくる意味からも、地方自治体を救う意味からも、これはぜひそのように実施していただきたい。これは今後私見守ってまいりたい...全文を見る
○田代富士男君 もう一度確認いたしますと、あくまで公共性の公団自身が強い性格を持つという理由が一点で、この民間の自動車道路の場合と違って、有料道路の場合とは違って、これは償還をする、そういうたてまえから公共性というものを強く認めたんだと。そうしますと、これは料金徴収期間が経過する...全文を見る
○田代富士男君 そこで、公共性という立場からこういうような免税措置というものがとられていると思うわけなんです。それがいま申されるとおりに、プール制になってきたというところに問題が提起されてきていると、新しい問題が。  そこで、日本道路公団にお伺いいたしますけれども、お見えになっ...全文を見る
○田代富士男君 いまプール制の問題につきまして、ここに四十七年三月二十四日の「高速自動車国道の料金制度について」の答申がありますが、これにはいま局長が申されたとおりに、「高速自動車国道について導入される借入金の償還については、現行制度によれば、路線別の計算に従って行なわれるのが原...全文を見る
○田代富士男君 それはおかしいですよ。いま最初の私が自治省にお尋ねしたのは、その根拠がどこにあるかということで私はお尋ねをしたわけなんです。公共性という立場から他の民間の有料道路との違いというものを明確にして、そこで非課税として今日まで来ているわけなんでしょう。これは、償還が済ん...全文を見る
○田代富士男君 これは大きな問題だと思うんです。で、慎重に検討するとおっしゃいますけれども、たとえば具体的な例を挙げますと、大阪の吹田市ですが、ここには南北に名神高速道路が走っております。吹田市内の地域内には大体八・一キロメートル、それから吹田のインターチェンジを起点にいたしまし...全文を見る
○田代富士男君 いや、こちらが聞きたいんですよ。いかがでございましょうかというのは、大臣、こちらがいかがでございましょうかと聞きたいのです。  じゃあ、これはもう時間もありません。これは私またきょうはこのくらいで終わりまして、また次の委員会等でもうちょっといろいろなにいたします...全文を見る
○田代富士男君 府中市のその問題は、これは高架下を利用している、これは当然のことなんです。だから、この問題についてもいろいろまだほかに問題点がありますが、きょうはもう時間も来ておりますし、一応この固定資産税の問題はここで打ち切っておきたいと思いますが、これはここで打ち切りじゃなく...全文を見る
○田代富士男君 委員長から時間だということでございますから、まとめてお尋ねしたいと思いますが、この南アルプスのスーパー林道の観光道路化に対しましては、これはいろいろ問題が提起されておるのは、いま審議会で審議中ということでもおわかりだと思いますが、ことしの夏ごろだったかと思いますが...全文を見る
○田代富士男君 建設省……。
12月17日第76回国会 参議院 物価等対策特別委員会 第2号
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○田代富士男君 私は限られた時間でありますし、三十分で物価の質問ということは、往復考えたら何もできないと言っても過言じゃないと思いますが、これも経済企画庁長官が十二時四十分に帰してもらいたいということでございますが、やはりこういうときには一日がかりでもやるというくらいの気概が欲し...全文を見る
○田代富士男君 簡潔よりも、副総理の物価に対する、いまも同僚の委員から言われましたとおりに、物価に対する影響というのは〇.何%だとおっしゃいますけれども、事実庶民の立場から言いますとそういう感覚じゃありません。そういう意味からきょう私は物価問題と景気の問題についてお尋ねをしたいと...全文を見る
○田代富士男君 いま話が出ておりますとおりに、物価が前年の同月比で上昇率が一けた台に落ちついているということでございますが、その一けた台に落ちついているという数字だけを見ますと、そういう数字が出てくるかわかりませんが、その背景には、経済成長率が落ちたという背景があります。それから...全文を見る
○田代富士男君 来年度のことでございますし、これはいろいろ海外の要因だとか、国内では春闘だとか、いろんな問題も絡んでくると思いますから何でございますが、今年度を例にとりますと、御承知のとおりに当初実質経済成長率を四・三と、このように目標を立てられておりまして、物価安定目標も、いま...全文を見る
○田代富士男君 それで、いま長官がお話しになっておりますとおりに、来年度の物価安定のためには公共料金の扱い方等に対して注意を払っていきたいということがございますから、公共料金の値上げの問題についてちょっとお尋ねいたしますけれども、副総理は、新価格体系への移行が一番おくれているのは...全文を見る
○田代富士男君 いま、この主要な公共料金については五十一年度に全部調整するということは経済政策の運営上から好ましくない、そういう意味で二年ぐらいにならしていきたい、そういう御発言は、公共料金の値上げというものは物価への影響が大きいので五十一年あるいは五十二年に分けて値上げしたいと...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、いまの関係各省との打ち合わせば大体、副総理、いつごろのめどで、その結論が出るんですか、具体的に。
○田代富士男君 それで公共料金の問題というものは、やはり非常に国民生活に一番身近な問題であるわけなんです。そういう意味から、この委員会では数字で問答をしておりますけれども、数字のとおりにいかないというのが実情じゃないかと思うんですね。そういう意味で、消費者物価に占める公共料金の割...全文を見る
○田代富士男君 次に景気の問題に移ります。時間がもうほとんど来てしまいましたけれども、まとめてちょっとお尋ねしたいのですが、副総理のお立場から年度内及び来年度の経済見通し、まずこれをお願いをし、明らかにしていただきたいということございます。  それから、去る十六日に経済対策閣僚...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんからまとめてお尋ねをしますが、景気回復がおくれている理由のもう一つの理由は地方財政が非常に厳しい実情にあるということが言えるんじゃないかと思うわけなんです。そこで私は、長官は副総理でもあります関係から、これは自治省の関係にもなるかと思いますが、これ...全文を見る