田代富士男

たしろふじお



当選回数回

田代富士男の1978年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月18日第84回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○田代富士男君 きょうは、農林省関係の質問でございますから、過日、日米通商交渉におきまして、いろいろ牛肉の輸入割り当て枠の増加の問題、ジュースの問題、オレンジの問題等が取り上げられておりますから、そのことにつきまして質問をしてまいりたいと思います。  日米通商交渉におきましては...全文を見る
○田代富士男君 それで現在農産物輸入の問題点として取り上げられるものは、具体的な問題として提示いたしますと、一つは、いま農林大臣も申されました膨大な対米貿易の黒字というものは工業製品の急激な輸出の結果でありまして、こういう農産物の問題ではないわけなんです。そういう意味から、これは...全文を見る
○田代富士男君 私の質問時間が三十分の予定で私質問しておりますもんですから、御丁寧な答弁ありがとうございました。  それで、いま大臣が申されました高級牛肉の問題でございますが、共同声明には、「貿易上の措置」といたしまして、「相互に需要開発の努力を払う」、このようにうたわれており...全文を見る
○田代富士男君 大きい影響はないということでございますが、楽観せずに、これは大きな問題になりますから、時間がありませんからこれ以上ちょっと申し上げませんけれども、取り組んでいただきたい。これは希望意見として申し上げておきたいと思います。  それで、農林大臣もいま御説明されました...全文を見る
○田代富士男君 そのことは明確にしておきたいと思いますから、よろしくお願いいたします。  次に、牛肉を取り上げまして、消費者にいかに安くおいしい牛肉を提供するかということが農林省としても大きな仕事ではないかと思いますけれども、日本の牛肉は非常に高い、アメリカの三倍、豪州の五倍く...全文を見る
○田代富士男君 そこで、牛肉の問題を考えていく場合に、もちろん数量を図っていくということもよろしいですけれども、これを少し長期的な考えから見るならば、午前中も取り上げられておりましたけれども、制度面の改革ということも必要ではないかと思うわけなんです。現在、輸入について見ますと、チ...全文を見る
○田代富士男君 あと時間がありませんから、もうまとめて一、二点、ミカンの問題と果汁の問題でお尋ねしたいと思いますが、ミカンの問題は大臣申されたとおりに、一万五千トン輸入されたところに通年で七千五百トンがふえますから、これに対する対策というものはしてもらわなくちゃなりませんが、いま...全文を見る
02月10日第84回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○田代富士男君 最初に、私は主に郵便物に関する問題を質問いたしまして、その後に電電公社に対する質問をしたいと思います。  御承知のとおりに、昨年の七月、時期を同じくいたしまして、行政管理庁から郵政事業の運営に関する行政監察結果に基づく勧告と、郵政審議会から、「社会経済の動向に対...全文を見る
○田代富士男君 最初に、私は突然これは質問したわけではございませんし、事前に連絡はしておりましたが、大臣の方からはまだ勉強してないからということでございましたが、私はここの違い点につきましてきょうは具体的な問題で質問したいと思っておりましたけれども、大臣就任されて間もないですから...全文を見る
○田代富士男君 私は大臣からこの問題はお聞きしようと思いましたけれども、ひとつ質問通告は前に出しておりましたからよろしくお願いいたします。  いま、いろいろ行管からの勧告については鋭意検討をして正していくという、これはこの場所で私がお聞きする立場であるならばそうですがと理解でき...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣から早急に調査をして必ず善処するということでございますから、私はいまこれは関西と新潟を述べましたけれども、これは東海地区も、全国的にこういう傾向でございますから、あわせてお願いしたいと思います。後ほどこの陳情書をお差し上げしたいと思いますが、よろしくお願い...全文を見る
○田代富士男君 いまの答弁で私は解決にはならないと思いますよ。要員事情に力を注いでいかなくちゃならないけれども、それが何とかならない。しかし、これは本気でやろうと思われたならばできないことではないと思いますよ。こういうことでは一向解決はできませんよ、これは。だから要員事情の解決に...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、速達の配達区域外へはなかなか速達が届かない。じゃあ郵便物の送達日数というものは、普通郵便で配られているわけなんです。速達は名前だけが速達であって、普通郵便物と同じ回数で配られているとするならば、これは、まあそれだけの速達料金を払った人と料金を払ってい...全文を見る
○田代富士男君 料金は差出人にお返ししている場合もあるとおっしゃいますが、速達のポストがあるときに、そこへお出しになる人にはこれは返すわけにはいかないわけだ。郵便局へ行った場合はそれは実現されますけれども速達のポストに行った場合には、こういうことがありますよということは一般にも余...全文を見る
○田代富士男君 時間が余りありませんから、電電公社の方へ一、二点御質問したいと思います。  最近一つの大きな問題になっているのは電話料の請求書の問題でございます。これで特に問題になっているのは長距離通話の問題ですけれども、自分がこのように電話をかけてないのにふだんの二倍、三倍の...全文を見る
○田代富士男君 いま大きな問題になっておりますから、ひとついま申されましたとおりに改善していただきますようにお願いいたします。  時間がありませんから、最後にもう一問だけお尋ねいたしますが、電電公社の総裁の諮問機関であります電信電話諮問委員会が、ことしの一月の五日、電信電話料金...全文を見る
02月15日第84回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○田代富士男君 最初に会計検査院にお尋ねいたしますが、会計検査を実施されるについて、どのような決意で臨んでいらっしゃるのか。また、その結果検査報告書を提出されるわけなんですが、その提出に対するお考え方について最初に簡単に御説明願いたいと思います。
○田代富士男君 それでちょっと具体的なことでお尋ねいたしますが、検査の一つの手段として、昭和四十四年から租税関係不当件数の表示方法を変更されたと思いますが、その変更された理由について簡単に御説明願います。
○田代富士男君 いまお話しありましたけれども、そういう事務上の立場から、他との比較からもそういうふうに変更したとおっしゃいますけれども、やはり一という数字の中にすべてが含まれると同じケースであるということはわかりますけれども、どれだけの問題が起きているかということを知るには、やは...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、私の方でいただきました資料で、ちょっとそれを加えましてまとめて質問をしたいと思うんです。  実は、私の後ろに表を用意しております。そちらからはちょっと、見えるだろうと思ってつくりましたけれども、数字が見えにくいですから、私がこの表をもとにして数字を示しなが...全文を見る
○田代富士男君 いま政務次官が、補助金の問題は、国策上からそういう施策がとられているけれども、そういう面のために多いのではないかという御答弁でございましたが、そこでこの不当事項を指摘された中にいろいろなものがありますが、その中で、この補助金の問題はどのくらいの問題を占めているのか...全文を見る
○田代富士男君 いま、大蔵省の立場としてそのように改善策を講じていくという政務次官の御答弁でございますから、改善してもらうようにお願いをしたいと思います。また、きょうは主体が会計検査院の決算でございますからそこまで言及しませんでしたが、私は次回にはこれを各省に当てはめまして、今度...全文を見る
○田代富士男君 いま、非常にむずかしい仕事だと思いますけれども、今後もそういう面に取り組んでいただけるということでございますが、いま会計検査院の職員の定員が千二百二十名中実数が千二百十二名と、このように聞いております。   〔委員長退席、理事野口忠夫君着席〕 その千二百十二名...全文を見る
○田代富士男君 いま御答弁の中に、非常にこれはむずかしいことだと思いますが、電気あるいは土木関係の専門官の課長クラスの人四名をそういう立場でいま置いていると、新規採用で技術系の職員一名を入れた、これはただ単なる技術だけでなくして、総合的な判断が必要とされるんだということでございま...全文を見る
○田代富士男君 次に、会計検査院が実地検査をこれは主体としてなさいますけれども、実地検査率を今後とも高めていく必要があるのではないかと思いますが、従来の実地検査の率は大体八%あるいは七%、そのくらいの率になっていたんではないかと思うわけなんですが、少なくとも、これは今後効果をさら...全文を見る
○田代富士男君 いま一〇%くらいまで何とかしょうと思えばどのくらいの人員増になりますか。いまわかりませんか。
○田代富士男君 いきなり百五名人員をふやすということは、これはいまの段階では大変なことでありますが、より検査院の効果をあらしめるために組織の再編成を実施されました。これは四十六年に大幅な組織改正を行われまして六年ぶりのことでございますけれども、今回の組織の再編成に臨むに当たりまし...全文を見る
○田代富士男君 いま御答弁いただいたとおりに、現在の会計検査院の組織というものが、どちらかと言えば行政機構の縦割り組織に対して対応できるような組織でなかった、それを、総体的にあるいは体系的に行政を把握していき、検査の目を向けていきたい、そういうふうに変えたということでございますが...全文を見る
○田代富士男君 基本方針をお聞きいたしまして、そのように実施していくように徹底を図っていると。いま建設省関係を会計検査院の方も例を出されましたし、私も建設省の問題でいま質問いたしましたが、そのように新しい機構改革を実施されておりますけれども、当然この問題は解決した方がよいと。私も...全文を見る
○田代富士男君 時間がそろそろ参ったようでございますから、最後に、検査旅費のことでお尋ねをしたいと思いますが、いただきました資料によりますと、検査旅費の決算額の対前年度比が、五十年度の伸び率が一七%、五十一年度が一九%、五十二年度が二五%、五十三年度が一一%、このように、五十三年...全文を見る
○田代富士男君 五十三年度の会計検査の活動費というものが新たに新設をされておりますが、これに含まれるものはどういうものが今後含まれるのか。また、現在活動費に含まれない活動というものはどういうものがあるのか、簡単に御説明願いたいと思います。
○田代富士男君 いま私がこの問題を質問したのは、最近会計検査院の皆さん方の接待の問題でいろいろ問題が起きております。そういう面で、こういう検査活動費というものをある程度予算化をして、独立の立場から公平に検査をするには、思い切ってそういうものも主張すべきことは主張して、そういう受検...全文を見る
02月27日第84回国会 参議院 決算委員会 第5号
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○田代富士男君 最初に私は、去る五十二年の七月に打ち上げられましたわが国で初めての静止衛星「ひまわり」のことについてお尋ねをしたいと思います。  この静止衛星「ひまわり」は、予報精度の向上のために大きな寄与をしておりますが、この「ひまわり」が製作されるに至りました製作経過と、そ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、五十二年の九月の八日でございましたか、第一回の画像の撮影試験が行われた際、直径約五十センチぐらいでございますか、この地球の画像の面で北東−南西方向で八ミリの伸び、そしてその反対に北西それから南東の方向で八ミリの縮みというようなこういう画像が出されたと、こう...全文を見る
○田代富士男君 その原因は現在検討中ということでございますが、この「ひまわり」を打ち上げるに際しまして、もし失敗した場合ということに備えましてこの打ち上げ費用六十三億円に対する保険金が掛けられまして、保険会社はたしか七社であったかと思いますが、その保険金が掛けられております。その...全文を見る
○田代富士男君 いま保険金の支払い対象になる事態ではないとおっしゃるけれども、静止衛星「ひまわり」自身は予定されたとおりのそういうような状態になってない、この事実をお認めになりますか。
○田代富士男君 そこで、「ひまわり」衛星の使命を果たす寿命と申しますか、これは約四年であると、このように私は聞きましたけれども、そういたしますれば、四年先には再び第二号を打ち上げなくてはならない。そのときに、いまの答弁では、〇・一度ということは当初見込まれていたけれども、二度程度...全文を見る
○田代富士男君 長官にお尋ねいたしますが、いま私申し上げましたとおりに、「ひまわり」の当初の計画では〇・一度のずれであると見込まれたのが二度であると、しかし、それもコンピューターの操作によって画像は修正できるからよいんだというような、そういう姿勢で——宇宙開発計画というものはちょ...全文を見る
○田代富士男君 次に、原子炉衛星についてお尋ねをしたいと思います。  ただいまも野口委員の方から一、二御質問がございましたが、すでに御承知のとおりに、ソ連の原子炉衛星コスモス954号が墜落をした事故がございました。これは、人工衛星の電源として原子炉が使われ、放射能汚染の危機にさ...全文を見る
○田代富士男君 そうすると、こういうものに対しましては、落ちてきたという結果が出てから対処するという、これにすぎないわけなんですね、現在のところ日本の体制においては。そうした場合に、受け身だけの形にならざるを得ない。また、そういう立場になるならば、いまさっきも損害賠償条約の問題が...全文を見る
○田代富士男君 外務省のお立場としてもそれ以上のことは言えないかと思いますが、事情がこういう事情でございますし、幸い国連においてもこういう原子力衛星の規制問題等が論議されております時期から言っても、ちょうど機は熟していると思いますから、早急に実現されることを要望したいと思います。...全文を見る
○田代富士男君 そこで、私はわが国にはそういうことがあってはならないということを申し上げましたが、いま国連の宇宙空間平和利用委員会科学技術小委員会におきまして、原子力衛星規制への作業文書が日本、カナダ、スウェーデンなんかを中心といたしましていままとめられつつありますが、これに対し...全文を見る
○田代富士男君 もう時間が来たようでございますから、私は最後に一言。  これはいまのカーター大統領の例も挙げましたけれども、こういうような地球防衛について本当に真剣に考えた政治家が一人おります。これは御承知のとおりに、亡くなりましたアメリカの大統領のケネディ大統領でございますが...全文を見る
03月17日第84回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○田代富士男君 最初に、私はジェット特別着陸料金の問題についてお尋ねをしたいと思います。  すでに、五十年の九月から、ジェット機を利用される乗客に対して一人六百円の特別料金が取られております。当時五十年の時点では、飛行機の利用客は約一千万人と見込まれ、実績がございます。現在は約...全文を見る
○田代富士男君 いま具体的な数字を示していただきましたが、このジェット特別料金の設定の経過の折にいろいろ説明されている文面を私も承知しておりますが、これは昭和五十年当時航空会社の収支というものが大幅な赤字であった、そのときにこの特別着陸料金というものが設定されまして、その支払い相...全文を見る
○田代富士男君 大臣、検討をさしていただきますとおっしゃるけれども、いま申すとおりに、この特別料金の設定のときには、航空会社が赤字のために経営努力でカバーすることは不可能である、そのためにこの措置がとられておりますが、私がただいま航空会社の損益決算状況をお聞きしたのはそのためです...全文を見る
○田代富士男君 いま運賃値上げの問題とからんでとおっしゃるけれども、このジェット特別料金の設定の経緯のときに、経営状態が赤字であるためにこれは乗客の皆さんにということで、こういうことで負担をされているんです。じゃ、もう航空会社は運賃値上げよりも黒字じゃないですか。その時点でという...全文を見る
○田代富士男君 いまのお話でしたら、聞きようによればいろいろな取り方にとれますが、一つは、秋になるかならないかわからないけれども運賃の改定の時期に合わせてやるというようなことがありますし、もし運賃の改定の時期がない場合には三月期の決算を見てやるということでございますが、そうすると...全文を見る
○田代富士男君 それと同時に私ちょっとお尋ねしたいんですが、いま具体的な数字を、黒字の数字を挙げていただきました。これは単純計算をしましても、トライスターに六百円で乗客が乗り込む場合に、航空会社が国へ払われる料金を単純計算しますと、多分百四十一、二名の料金があれば航空会社は国へ納...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、この問題はこのくらいにいたしまして、次に特別着陸料の収納状況につきまして御説明を願いたいと思いますし、それにつきまして、国の歳入の債権残高というものはどのくらいになっているか、お知らせ願いたいと思います。
○田代富士男君 私の、ここに資料をいただいておりますけれども、もらった資料がもらうたびごとに数字が違うんです。私はこれは基準が違うかと思いますが、いまお聞きした数字も私のいただきました航空局からの資料と非常に違いがありますけれども、ほぼこれに近いそういう債権残高があることは間違い...全文を見る
○田代富士男君 ただいま申し上げましたとおりに、この国際航空運送協会IATAにおいては、このような特別料金の新設につきまして五十年度の予算編成の当時に反対の意向を示しております。また、特にIATAのハマーショルド事務総長も、運輸省に対しまして口頭で反対の意見を述べたり、このように...全文を見る
○田代富士男君 この問題はいろいろ焦点がありますが、この特別着陸料に対しまして外国の航空会社が主張している意見というものは、私も日本人でありますからやはり国の立場をとらねばなりませんけれども、やはり相手の言い分というものはこれは謙虚に耳を傾けるべきではないかと思いますし、私は外国...全文を見る
○田代富士男君 会計検査院にお尋ねいたしますが、この特別着陸料金の未入の金額が約四十九億五千万円、これは数字が、私いま申しましたとおりに、私が手元にもらっている数字と幾分違いがありますけれども、ほぼこれに近いそういうような特別着陸料金というものが徴収されていないわけなんですけれど...全文を見る
○田代富士男君 会計検査院の立場としては非常に微妙な立場だと思いますけれども、いま局長は、これは合法的であると、このように主張されておるわけなんです。合法的であるならば、それだけの予算というものは組まれておりまして、それだけ入ってきてないと。その外国の航空会社も、当初納金をされて...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、いま裁判中ということでございますからそれを差し控えまして、大臣にお尋ねいたしますが、成田新空港の空港使用料の問題で、これはいまの特別着陸料金も国際的な問題になっておりますが、成田空港の空港使用料の問題がこれまた非常に高い。この空港使用料が、聞くところによりま...全文を見る
○田代富士男君 時間も参ったようでございますが、最後にお尋ねいたします。  大臣の苦心、苦衷の胸の内はわからないわけではありませんが、こういう特別着陸料金では国際問題が起きている、空港使用料でも問題が起きている、こういうときに、わざわざ相手の気分をそぐようなことをあえて言う必要...全文を見る
03月24日第84回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○田代富士男君 きょう私は、財形貯蓄の問題についてお尋ねをしたいと思います。  現在の長期不況克服のために、現在、政府は大型の公共投資でもって打開を図ろうといういろいろな施策が講じられております。特に公明党は、大型の公共事業よりも生活関連の公共投資に力を注ぐべきである、このよう...全文を見る
○田代富士男君 いま実績が余りよくないということを申し上げまして、制度が発足して間もない、貸付条件が厳しい。それから、この制度というものは国と事業主が援助して、そうして、そういう皆さん方に対して寄与してあげようというところから発足して事業主も一部の負担をしなくてはならない。ところ...全文を見る
○田代富士男君 その問題は慎重に検討するということでございますが、趣旨は、国と事業者が援助するというそのものの前提に立った上で推進できないのは、事業者負担というものがブレーキになっておりますから、それは検討するとおっしゃることは早急に実現できるように要望をしておきたいと思います。...全文を見る
○田代富士男君 いまおっしゃるとおりに、勤労者に還元さすためにどうすればよいかという、そこにやはり労働省として力を注ぐべきではないでしょうか。  そこで藤井大臣にお尋ねいたしますけれども、勤労者財産形成促進法の第一条には、「この法律は、勤労者の財産形成を促進することにより、勤労...全文を見る
○田代富士男君 そこで、大臣にお尋ねいたしますが、いま改正案で二倍から三倍へ、限度額も一千万から一千五百万まで、また今度は教育の方面にもという意味はわかりますけれども、いま私は住宅の問題、持ち家住宅の問題を質問しておるわけなんですが、それで余り調子に乗れば種切れしてしまうという、...全文を見る
○田代富士男君 大臣は、いまも改正案をやっているけれども、来年、再来年は実情に応じて対応していかなくちゃならないという、そういうことをおっしゃいましたけれども、大臣、これは持ち家住宅は促進しなくちゃならないのでしょう。現状維持でよろしいのですか。促進しなくてはならないわけなんです...全文を見る
○田代富士男君 大臣ね、貯蓄をするだけ財産がふえるじゃないかと言う。それならばもっと利息の高いところへ全部預けますよ。家を欲しいためにその財形貯蓄の制度へ入ってるじゃないですか。ただ、貯金するためだったら、もっとほかへ投資する方法、たくさんありますよ。そういう考え方だからだめなん...全文を見る
03月28日第84回国会 参議院 運輸委員会 第4号
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○田代富士男君 最初に、運輸大臣も御承知のとおりに、成田空港の管制塔が壊されました事件につきまして、けさ閣議が行われたということを聞いておりますが、けさの閣議におきまして、三十日開港というこの時期を控えました成田新空港に対して、どのような閣議決定がなされたのか。最初に詳しく具体的...全文を見る
○田代富士男君 ただいま政府声明が行われれた内容につきまして運輸大臣から御説明をお聞きいたしましたが、私はこの政府声明の声明書を読みました。この成田空港の開港ということは福田内閣の大きな本年度における公約の一つではなかったかと思うわけなんです。今国会の当初においても明確に公約とし...全文を見る
○田代富士男君 じゃあ大臣ですね、いまさっきこの閣議決定の内容とともにお話しになった中に、専門的技術面からこれを見ていった場合には、月半ばぐらいには何とか使用できる見通しではないかと思う、しかし余り急いでこの根本であるところの安全確保という面が損なわれるようなことがあるならば、ま...全文を見る
○田代富士男君 大塚総裁、事件が起きました後で総裁として、あの空港の管理者といたしまして一応状況報告をお受けになられたと思いますが、その状況報告をお受けになられた上に、三十日開港、四月二日から運航されることになっておることはもう十二分に御承知のはすでありましたが、応急措置をして何...全文を見る
○田代富士男君 この問題につきましては、去る昨年の十二月の三日発行のNOTAMにも世界各国に対して開港を宣言をしているわけなんです。また、日米航空交渉の席上でも、増便の件については成田空港ができたならばと、外国の各航空会社にはその増便できない原因の一つとして成田空港が取り上げられ...全文を見る
○田代富士男君 外務省の方見えてますか。——外務省として今回のこういうような事件を受けとめて対策を講じられるかと思いますけれども、外務省としてどのように対策を講じられる御予定でございましょう。
○田代富士男君 じゃあ結構です、時間がありませんから。  時間がありませんから次に進みますが、当運輸委員会といたしまして去る二月二十三日、成田空港を視察いたしました。その折に私たちは、あの管制塔も、実地にエレベーターに乗りましてあの管制塔の現場もこの足で、この目で現場確認をして...全文を見る
○田代富士男君 こういう、いま事実関係をお話しいただきましたが、ここに非常口が十四階にあるという、まあ見学の場合も十四階までは上げないと思うんです。私たちは視察に行った。運輸委員の視察であったから管制塔へも入れていただいたと思うんです。少なくとも、私も初めて行きまして、エレベータ...全文を見る
○田代富士男君 それで、今回のこの管制塔の襲撃事件は、いま福永大臣もそんなことは起こるべきことではない、夢にも思わなかった、というようなことが行われているわけなんです。これはいま私は高いところの話をしました、そんなことは起こるべきはずがないという、これがどこから来たと思います。あ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま私はマンホールの話をいたしましたが、こういうマンホールから攻撃をされるというようなことは、事前にいろいろ対策を請じられる席上において話が出たのか、またそういうようなことが、成田空港を守るという立場からそういう資料を集めて検討されたことがあるのか、警察庁...全文を見る
○田代富士男君 いま空港の地図の中に、そのマンホールの場所は明記されているけれども、どこから来ているということが明記されてないということでございましたけれども、だから、この地図を作成されたのは、公団側ですか、そういう大事なことをこれはどうしてお抜かしになったんですか。
○田代富士男君 いま警察庁の方から二月の二十六日にU字溝から侵入をした、そういう事件があったということをお聞きしまして、その検討をされた。それであるならば、今日まで約一カ月間あるわけなんです。その間には関係者が集まっていろいろ検討をされた時点で、U字溝のこういう事件があったという...全文を見る
○田代富士男君 そこで、今回の成田の事件というものは、ただ単にその辺のゲートの近くの金網を破って数名が侵入して火炎びんを投げたという、こういうなまやさしいものでなくして、私が質問している最中にも大臣はまことに妙な話であると、予想だにしなかったことが起きているということですけれども...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま時間をずっとお述べになりましたが、零時五十分が第一グループ、第二グループが一時十五分、第三グループが一時四十五分と、このような過激派の動きを見ますと、これはすべて連動した行動であると見るのが正しいのではないかと思うんです、あくまでこれは結果の上から申し...全文を見る
○田代富士男君 そこで、今回の襲撃事件において、残念にも管制塔の侵入を許してしまったということは遺憾であるということでございますが、やはり空港の機能の一番の心臓と言うべきものは管制塔ではないでしょうか。私たちがいまさっき申しました二月二十三日視察に参りました折にも、一番最初に管制...全文を見る
○田代富士男君 いま総裁おっしゃいましたとおり、私も現地視察をいたしまして、場所がどこにあるかということは承知しておりますが、まず侵入されることはあり得ないと思われた。そこのすきに現実にはこういう事件が起きたわけなんです。だから、ここらの問題点について、いま警察庁の方から管制塔の...全文を見る
○田代富士男君 そこで、心配なことは、警察庁といたしましても三月三十日の開港まで何とか無事にということで、全国から動員されていたと思います。千葉県警の警察官といいましても限度がありまして、一万数千名の人を全国から動員するということは、これは並大抵のことではない。いろいろな御苦労も...全文を見る
○田代富士男君 過激派の闘争というものは、ただ単なる空港反対の闘争というのじゃなくして、いまでは一つの戦争のような感じも一般の人からするならば受けられるのだという、そういう声も私は聞きまして、これはこのまま放置するわけにはいかないですから、過激派に対する対策というものを、これも法...全文を見る
○田代富士男君 そこで大臣、これは私は法案の質問の時間もありますものですから終わりたいと思いますけれども、いま一つの事件を取り上げて私は申し上げましたけれども、この成田の問題というものは、いろいろ根深い問題があると思うんです。  まず第一点は、地元対策の問題。すなわち、地元が反...全文を見る
○田代富士男君 じゃあ、成田問題はこの程度にして、法案の質問に入りたいと思います。  特定空港周辺航空機騒音対策の特別法が出されておりますが、いま、日本の主な空港周辺で環境整備対策事業が実施されていると思いますけれども、まず、すべての空港というわけにまいりませんから、東京、大阪...全文を見る
○田代富士男君 次に御質問したいことは、航空機騒音防止法によるところの騒音区域の設置基準と、公害対策基本法によります航空機騒音に係る環境基準というものが決められておりますけれども、両者の関係性について簡単に御説明願いたいと思います。
○田代富士男君 次に、いま御説明いただきました環境基準の問題でございますけれども、この最終目標というのは、御承知のとおりに昭和五十八年までに達成を要請されておるわけなんです。それは、七五WECPNLに合わしてこういうような最終目標のコンターを引き直すべきではないかというようなこと...全文を見る
○田代富士男君 いままでいろいろ空港周辺の立地規制を検討され、法制化なんか図っておいでになりましたけれども、そのときに主に出てきた問題点となるものはどういうものがあったでしょうか、簡単に御説明願いたいと思います。
○田代富士男君 いまも局長申されましたが、都市計画法の問題ですけれども、法案の第四条に規定されているように、都市計画区域内の地域におきましては、都市計画に特別地区を定めることができる。もし特別地区を定めた場合には、法律第五条第二項の規定によりまして、原則的には建築物の建築を禁止さ...全文を見る
○田代富士男君 この都市計画法を用いて対処をしたというお話がるるございましたけれども、都市計画法の改正がありました折にも述べられておりますけれども、それには地域住民の意思を大きく反映した都市計画の策定ができるようにしなくちゃならないということが明記されてあるわけなんですが、今回は...全文を見る
○田代富士男君 いまお話ありましたけれども、今回のこの特定空港の法案というものの立地規制というものは、言うなれば、国家的見地からこれを設置しようという公共施設のための立地規制ではないかと思いますけれども、都市計画の町づくりの場合に関しますと、これは地域住民の合意を反映した立地規制...全文を見る
○田代富士男君 次に、航空機騒音防止法によるところの騒音区域の設定基準となる騒音値と、二番目には今回の法案によるところの防音構造の義務づけがされる防止地区、また住宅等の建築禁止の基礎となる特別地区の設置基準となる騒音値、それから四十八年末の航空機騒音に係る環境庁から告示されました...全文を見る
○田代富士男君 十年先をめどにということで規制をするかわりに、それだけのめんどうも見てまいりますということでございますが、この規制と助成とがどのように関連して防音装置に生かしていこうとしていらっしゃるのか、ここらあたりをもうちょっと詳しく説明していただけませんか。
○田代富士男君 そういたしますと、この法案の特定空港の指定というものは、当面、成田空港でありますけれども、将来、成田空港以外の空港についても特定空港の指定をされる方針であるかどうか、その点どうでしょうか。
○田代富士男君 そういたしますと、まあ将来これは検討されることでありますが、特定空港の指定につきましては、第二条に規定されておりますところにも明らかなように、その空港の十年後におきます航空機騒音の程度及びその騒音の及ぶ地域が正確に予測されなくてはならないわけなんですが、これが非常...全文を見る
○田代富士男君 この法案の第三条に規定してあります「航空機騒音対策基本方針」の案の作成に当たってはということで、いまも御説明されましたその基礎となる十年後の航空機騒音予想の算出根拠と同時に、五年ごとに行う見直し調査の内容を地域住民に公表しなくちゃならない、そして地域住民の十分な理...全文を見る
○田代富士男君 それで、この首都圏整備法のこれも、地域住民の意見を聞くということになっておるわけなんです。この法案、今回の基本方針の内容というものを見てみた場合に、法案第三条第四項では意見書の提出をすることはできますけれども、その意見書が具体的な基本方針にどのように生かされていく...全文を見る
○田代富士男君 法案の第五条第二項の運用の基本的態度についてちょっと御説明願いたいと思います。
○田代富士男君 いま、実施される場合についてのいろいろなことを申されましたけれども、その実施に当たりましては、法の趣旨を崩すことのないように運用していただきたいことを希望として述べておきたいと思います。  それから、この法案第五条の中にあります「防音上有効な構造」というものは、...全文を見る
○田代富士男君 いまの経費の問題につきまして、航空審議会の答申ではこのように言われておりますね。財産権の本質的な価値を低下させるような制限ではないと考えられるので、これに対する損失の補償は要しないと考える——つまり不要論を答申されておりますが、一方、既存の住宅に対しましては国が補...全文を見る
○田代富士男君 航空機騒音防止法によります面から防音助成が行われておりますが、いま既存の建物に対してはこれはやっていきますということですが、それも一部屋か二部屋なんですね、これが行われているわけなんですが、私は、この法律が成立して施行されたならば、これを機会に全部の部屋までこれを...全文を見る
○田代富士男君 法案の第七条では、特別地区内の土地について第五条第二項による通常生ずる損失の補償を行うということになっておりますけれども、いかなる基準でこれは補償されるのか。  また、法案の第六条では、この法律による建築規則に違反して建てられた住宅については、知事は改善命令を出...全文を見る
○田代富士男君 最後にいま申し上げました、そういう不動産業者の監視と同時に、まず建築確認のときに十二分にチェックすることが肝心ではないかと、同時に、空港周辺の土地はできるだけ公用地にしていくことが今後の方針ではないかと思うわけなんです。そういう意味におきまして、大臣の今後の決意を...全文を見る
04月06日第84回国会 参議院 運輸委員会 第5号
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○田代富士男君 きょうの委員会の最初に、新東京国際空港関係閣僚会議において決定されました安全確保対策要綱をいただきました。これで新東京国際空港安全確保について責任を持って対処をすることを明らかにして、新たに開港日を五十三年五月二十日にお決めになりました。これに先立ちまして警察庁の...全文を見る
○田代富士男君 それで、いま御答弁を聞いておりましたら、大塚総裁は、いままでいろいろ打ち合わせをしてきたその中から、警察庁あるいは関係者と打ち合わせをした中からこれをやっていきましょうというその合意事項が三十一項目であるという、言うならば、いままでの検討し抜いて出てきたそういう問...全文を見る
○田代富士男君 時間もありませんからお尋ねいたしますが、いまさっきも質疑の中に出ておりましたが、今回の逮捕者の中に国家公務員が含まれているということですが、大臣は直接の所管ではありませんけれども、国務大臣として、こういうことに対してどのようなお考えを持っていらっしやるのかお聞かせ...全文を見る
○田代富士男君 次に成田空港と、ほかのいろいろな空港がございますが、ひとつ羽田空港で結構でございますから、両空港の主要施設はどういうものがあるか、またその管理責任者はどういう形になっているのか、時間も余りありませんから簡単に御説明願いたい。
○田代富士男君 私はここに大きな問題があるのではないかと思うのです。運輸大臣、このことをよくお聞きいただきたいと思うのです。簡単に申し上げますならば、羽田の場合は一番頭というのは一人なんです。空港長のもとに全部が、それぞれのポジション、ポジションの責任者はあるでしょうけれども、空...全文を見る
○田代富士男君 もっとこの点はお聞きしたいと思いますが、時間が参りましたから。  それで、大臣、いま私が申し上げたことは大事な問題だと、大臣自身もお認めいただいて検討してすぐ処置をするとおっしゃいますが、それぞれ機能が別であるということはわかっております。これにそれ以外に気象庁...全文を見る
04月10日第84回国会 参議院 本会議 第14号
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○田代富士男君 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十年度決算並びに昭和五十一年度決算の大要説明について、福田総理を初め関係大臣に質問をいたします。  まず初めに、昭和五十年度並びに五十一年度における政府の財政金融政策について伺いたい。  政府は、昭和四十八...全文を見る
04月11日第84回国会 参議院 運輸委員会 第6号
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○田代富士男君 五人の参考人の方にはお忙しいところをおいでいただきまして、本来であるならば時間をおかけしましてゆっくり皆さんの御意見を承りたいわけでございますが、時間に制限がございますものですからまとめて質問をしたいと思います。  最初に南参考人に代表でお尋ねしたいと思いますが...全文を見る
04月17日第84回国会 参議院 決算委員会 第12号
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○田代富士男君 私は、日常生活の中で私たち自身の身の周りにあります生活用品に危険な物が意外なほど多いのでございます。まず最初に、このような生活用品に危険な物が多い実態を申し上げまして、この問題に対して質問をしてまいりたいと思います。  最初に、幼児用の自転車の問題でございますが...全文を見る
○田代富士男君 ただいま御説明していただきました、最大シートの高さが三百三十ミリを超え四百七十ミリ以下のもので、体重四十五キログラム、この試験人の場合は、ブレーキ操作力が七キログラムフォースということでございますが、これは、現在のいま言われましたJIS規格の実態に私は合ってないと...全文を見る
○田代富士男君 いままでの規格というものは実態にそってないということに対しては、率直に言ってどうですか。実態にそっていますか、いままでの規格は。幼児用の自転車も実態に沿っておりますか。私は実態に沿ってないじゃないかということを指摘しておりますけれども、どうですか、率直に。
○田代富士男君 それはわかっておりますけれども、幼児用のこういうのが不備なために私は指摘をしているのですから、こういう幼児用の自転車の、こういうことによって事故が起きていることを放置してよいのかと、改めてこれをちゃんと規格をつくるなりして、前向きに取り組むべきではないかと、このよ...全文を見る
○田代富士男君 いま幼児用の自転車でございましたが、次に、われわれの身近な日用品の中に危険なものが非常に多い。それは一つは、切りっぱなしのステンレスのばり、これによりまして意外に手や手の甲だとか、いろいろなものを切っております。これは各新聞でも取り上げられておりますけれども、ガス...全文を見る
○田代富士男君 私、資料を通産省からいただきまして、危害情報報告書というものをずっと調べてみました。この中を見てみますと、分類別にいろいろデータが出されておりますが、中分類別の危害、危険ワースト二十というのがここに出ております。また、小分類別危害情報商品順位も出されておりますし、...全文を見る
○田代富士男君 いま私が申し上げたのは通産省関係が非常に多いわけなんです。それに対して、事故が起きてきたときにそれに対応している状況でございますということでございますが、私はいま答弁された答弁そのものが、現在の通産省の本当に事務的な、ただこういうものを、日常生活用品の中にこれだけ...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、今後そういうふうに取り組んでいくという、そういう大臣の姿勢でございますから、あえて私は一つのものを例を申し上げますと、たとえばいま厚生省においては医薬品の総点検の作業を進めております、医薬品の問題を総点検。この前からかなりの成果が出されております。そういう意...全文を見る
○田代富士男君 それと同時に、余り時間もありませんから、最初に私は幼児用の自転車の問題を申し上げまして、いま生活の身近な問題を取り上げましたけれども、こういう製造物責任の法制化を御検討をなされたらどうかと思うんですけれども、大臣、いかがでございましょうか。
○田代富士男君 じゃ次に問題を進めます。  次に、家庭用のVTR、御承知のとおりにビデオ・テープ・レコーダーでございますが、この家庭用のVTRの規格統一ということが叫ばれておりますけれども、現状は御承知のとおりに複雑な状況でございます。昭和五十年に家庭用のVTRが初めて発表され...全文を見る
○田代富士男君 通産省として統一するように今日まで指導を繰り返してきているということでございますが、現実にはそこまでいっていないことは認めざるを得ないのではないかと思うわけなんです。だから、自由経済のもとでは自由競争、これは当然のことでございます。そうしたら、よい品質でより安いも...全文を見る
○田代富士男君 そこで大臣、これはよくお聞きになっていただきたいと思いますが、この問題が日本の国内だけにとどまっておいてくれたらよろしいのですが、消費者に与える弊害というこの問題が全世界に波及をされているのです。御承知のとおりに、この大手家電メーカーでありますアメリカのRCAが日...全文を見る
○田代富士男君 いま、今後そういう方向で対処していくという大臣の御答弁でございますが、ダビングセンターのことについていまさきも御答弁がございましたが、これは根本的解決策ではないと思うんです。また、こういうダビングセンターが設置された国内はよいかわかりませんが、そうなりますと、いま...全文を見る
○田代富士男君 技術的にはそういう同時にということはできないという現在の立場でございますけれども、これは月まで往復できるというような、ここまで進んだ時代ですから、これはそういう結論を出さずに私は取り組んでいく姿勢がほしいと思いますけれども、そういうダビングセンターをつくってやるく...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、ひとつこれは希望でございますから、いろいろ通産省の中で問題もあるかと思いますが、消費者の代表として申し上げたことでございますから、よろしくお願いしたいと思います。  それで、私がまたこれもエンジニアの人からいろいろ教わったことでございますが、このVTRが何...全文を見る
○田代富士男君 この後、私は自動車のモデルチェンジについていろいろお聞きしたいと思っておりましたが、ちょうど、きょうは時間厳守ということが理事会でも決まっておりますから、自動車のモデルチェンジまでとうとう入れませんでしたが、関係の方見えていたならばまことに申しわけございませんが、...全文を見る
04月24日第84回国会 参議院 決算委員会 第13号
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○田代富士男君 じゃ、最初に成田の空港襲撃事件に関する問題を質問いたします。第二番目には動物保護の問題、最近特に猛獣ぺットの問題が社会問題になっております、この問題。第三番目に地方債の問題につきましてお尋ねをしたいと思います。  最初に、成田空港管制塔襲撃事件が起きまして空港再...全文を見る
○田代富士男君 いま警備局長は、多分にそういうことは考えられると、それを基本にして取り調べをしたけれども、これという決め手はまだつかんでいないということでございますが、私たちは捜査の専門官ではございませんが、いま申し上げました私たち自身が視察に行った折に、これはなかなか管制塔に上...全文を見る
○田代富士男君 多分に捜査の段階であるために局長はそれをおもんぱかっての御答弁ではないかと、私はそういう立場も理解いたしますけれども、これだけいろいろな具体例も言われておりますし、新聞報道にもいろいろ内部誘導説ということが有力に報道されております。これを、もし、いまの警察の段階で...全文を見る
○田代富士男君 いま、当然空港の責任者であります御両人のお立場から御説明をいただいたわけなんですが、こういう胸にネームプレートをつけているから大丈夫だということでございますが、そのネームプレートをつけている、その盲点で、ダッカのハイジャックのときにも武器が授受されているという可能...全文を見る
○田代富士男君 きょうは最高責任者の加藤大臣もいらっしゃいますが、私は、この質問をするのは何もいままでに起きたことを責めているものではありません。警察の皆さんや空港公団の皆さんの御苦労ということはいかばかりかと思います。それで私は、二度とこういうことを起こしてはならないという、そ...全文を見る
○田代富士男君 もし、これはこういうことがあってはなりませんが、私がただいま指摘をいたしましたようなことがそういう関係者から起きたとする場合、そのときに被害者も出るでしょう。その場合の責任と損害の補償というものはだれが責任を持つんでしょうか。
○田代富士男君 いま警備局長から、逮捕した者は起訴をしたと。私のお聞きしているのは、逮捕者のうち九五%余りが起訴されたと、このように聞いております。過激派は逮捕されまして、重立ったそういう主力のメンバーは逮捕したんだからというようなそういう気持ちはないと思いますけれども、この逮捕...全文を見る
○田代富士男君 これは事前に災いを防ぐという立場ではなかなか踏み切れない面もあるかと思いますけれども、いま局長が申されたとおりに、破防法に触れる点があるならばどしどしそれをやっていくし、着眼をやっていくし、これは公安調査庁との関係もあるからということでございますけれども、再び事故...全文を見る
○田代富士男君 じゃ局長、端的に言いますと、そういう黒幕が存在することは事実であると、このように受けとめてよろしいでしょうか。
○田代富士男君 次に、これはいま西ドイツのフランクフルトにおいて国際定期操縦士協会、これは終わったかと思いますけれども、この会議がフランクフルトで行われた折に、世界各国の代表が集まった中で、一部の国から、成田への乗り入れをやめるという趣旨を盛った緊急提案が出されたということを聞い...全文を見る
○田代富士男君 そこで、私もこの成田問題も運輸委員会で取り上げまして、私なりにいろいろ心配をし、またどうすればよいかということを考えてまいりましたが、その心配される点を一、二挙げてみますれば、航究機の誘導の離着陸用の無線施設ですね、航空の無線施設が成田空港の周囲に二十カ所ぐらいあ...全文を見る
○田代富士男君 いま、物的施設は整備をすると、また人的体制の強化を図って万全を期していきたいということでございますが、反対同盟の戸村委員長がニューズウイークのインタビューに答えまして語ったことが記事として報道されている中に、もし空港が再開された場合は、現在われわれはゲートでもう機...全文を見る
○田代富士男君 いま戸村委員長のことに対しまして、そういうことはあり得る事態として想定をされているということで検討なさっていただいておるわけなんですが、それで、この前も警察庁から運輸省、公団へ対しまして、物的施設の整備のために三十一項目の問題につきまして申し入れをされております。...全文を見る
○田代富士男君 いや、それは検討されましたか、いま言ったことは。
○田代富士男君 しましたか。
○田代富士男君 まあこれ以上私は追及するというようなことはいたしません。問題を起こさないために申し上げていることでございますが、意図するところをくみ取っていただきたいと思います。努力していらっしゃることはもう私もわかっておりますから、意図するところをくみ取って前車の轍を踏まないよ...全文を見る
○田代富士男君 いきなり千五百名ふやすということは大変だと思うのですね。私も警察行政のことは詳しくは存じませんが、採用された人は大体一年ぐらい警察学校において訓練を受けられる、これは一般の常識になっておりますが、だからそういうことを考えると、いま千葉県警では年間四百五十名程度の採...全文を見る
○田代富士男君 時間の関係、後の質問が残っておりまして、ついこの問題で時間をとってしまいましたが、最後に、最高責任者の加藤大臣といたしまして、いま私危惧するところをるるお尋ねをいたしまして、すべては万全を期しているということでございますが、やはり再開港でございますから、これが万全...全文を見る
○田代富士男君 公団関係の方は結構でございます。参考人の方どうもありがとうございました。  じゃ次に、動物保護及び管理に関する問題に移りたいと思います。時間が成田問題でこんなに長くかかると思っておりませんでしたが、過ぎてしまいましたから要領よくお尋ねしていきたいと思いますが、最...全文を見る
○田代富士男君 いまいろいろ御説明をしていただきましたが、最近ペットの流行が小さな動物からこういう野獣、野性といいますか、野性化、大型化したという傾向がなされております。またサファリパーク等が全国あちらこちらにつくられておりまして、その傾向というものは、いままでのようなペットが単...全文を見る
○田代富士男君 それで、大臣お尋ねいたしますけれども、いま総理府で御検討いただいたらということでございますが、これはこのあいまいさがいま猛獣を野放しにしているというところの一つの原因になっております。だから、この法律が制定されてもどこの省庁が所管をするのかということが明確ではない...全文を見る
○田代富士男君 この後、地方債のことについて質問をしようと思いましたが、時間がありませんですから、これはわざわざおいでいただいていると思いますけれども、時間がありませんですからやめさせていただきますので御了解いただきたい。  以上で終わります。
04月25日第84回国会 参議院 運輸委員会 第7号
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○田代富士男君 時間も限られておりますから、まとめて質問をしたいと思います。  最初に平本参考人にお尋ねをいたします。海運造船のシステム・ダイナミックス・モデルについて研究会を持たれまして、その中で今後の展望をどのように考えていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。また、いま...全文を見る
04月27日第84回国会 参議院 運輸委員会 第8号
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○田代富士男君 まだ大臣がお見えになっておりませんが、時間がもったいないですから、先にお聞きさしていただきたいと思いますが、午前中からもこの造船問題に対する質疑が行われております。また、当委員会で参考人の方を二回にわたりましておいでいただきまして意見を聴取するということは、恐らく...全文を見る
○田代富士男君 いまるるお話がございましたが、従来毎月五十万トンベースで来てたのが二十万トンから下降線をたどってきている。それにキャンセルもふえてきている。このことにつきましては後ほど質問をするといたしまして、大手、中手、小手とありますけれども、私は特に中手、小手の造船所というも...全文を見る
○田代富士男君 いまるる御説明されましたが、私が心配していることは、中手、小手の造船所に対してはいま手厚い行政指導を行っているのだというお話でございますけれども、いかんせん仕事量が少ないためにそういうような関係で行き詰まっている。そうした場合に、その地域の金融機関だとかそういうと...全文を見る
○田代富士男君 大臣ですね、当委員会でもその現地視察も行きまして、いろいろそういうことも心配をしておりますけれども、そういう対策が必要であるという、まあいま大臣としてそこまでしかお答えできないかと思いますけれども、もうちょっと具体的に述べていただけませんでしょうか。
○田代富士男君 そういう地域の経済のことも考慮していただきまして対処していただきたい、これは私の希望でございます。  それと同時に、やはり造船業自身でも努力しなくちゃならないし、またその業界だけでは解決できない問題があります。これはやはり政府の応援なくしてはできないことではない...全文を見る
○田代富士男君 いま局長がお話しになりまして、キャンセルになってもそういう被害が少ないように現時点においてはやっているとおっしゃいますけれども、やっぱりそれは、そういう前受け金はいただきますよと、そういいましてもね、やはり建造して相手に渡して純然たるそういう取引をするということが...全文を見る
○田代富士男君 局長、いま局長の話を聞きますと、運輸省は、まず一番最初、四十五年の三月に昭和五十年度を目指して世界的にこういう問題が検討された結果、そこで打ち出された方針に対応してきたと。また四十六年六月の答申によってそういう需要が拡大したことに対応すべきであるということに応じて...全文を見る
○田代富士男君 そこで私は、運輸省の皆さんもそれはまじめに仕事には取り組んでいらっしゃると、これは私も一応は認めますけれども、もっと現場の実態に即した、あるいはそういう関係者の意見に即した行政的な指導をするなら指導をしていただきたい。それが余りにもかけ離れたそういう指導がなされて...全文を見る
○田代富士男君 だから、大臣にもお聞きしたいんですが。
○田代富士男君 局長ですね、私は運輸省を何もやってないじゃないかとつついたり、そういうことをしているんじゃないんです。私が言わんとすることは、こういう実情をよく知っていただいて、それを運輸省の一つの政策の中に生かしてもらいたいと。いま数字上で、この五十二年度の数字は私が言った七〇...全文を見る
○田代富士男君 そこでいかんせんこういう数字が何%なのかと言っていても仕方がありません。要するに仕事量をふやす以外に解決の道はないのじゃないかと思うんです。じゃあ、その仕事量をどのようにしてふやしていくかということが最大の問題点になってくるわけです。で、この委員会でも二回にわたっ...全文を見る
○田代富士男君 外務省の方来ていただきましたから、これ運輸省と両方に時間がありませんからお尋ねいたしますが、いま造船業界が不況であるために希望退職を募っていらっしゃいます。その実例を新聞でも報道されておりますし、参考人の方からもお聞きいたしました。これは本工員の場合はいろいろ退職...全文を見る
04月28日第84回国会 参議院 商工委員会、社会労働委員会、農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号
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○田代富士男君 昨日の福田総理の記者会見で、訪米を前にいたしましていろいろお話をされておりますが、世界に対して責任を果たすという立場からの特に海運、造船に関しての発言を見てみますと、タンカーの石油備蓄とあわせて仕組み船の工夫と輸出船の二十億−三十億ドルの削減問題について述べられて...全文を見る
○田代富士男君 次に、石油の備蓄についてお尋ねをしたいと思いますが、この石油備蓄自身につきましては、エネルギー危機に対する国家的な施策とか、そういういろいろなものがございますが、きょうは造船業界の不況対策の立場から、そういう観点からこの問題をしぼりましてお尋ねしたいと思います。 ...全文を見る
○田代富士男君 いま上五島の計画の御説明をいただきました。私もこの計画書を見ましたけれども、きょうは時間がありませんから改めてお聞きしようと思いますが、民間のプロジェクトの問題等についてはお答えされなかったんですが、時間がありませんから省略しますけれども、上五島の問題をいま御説明...全文を見る
○田代富士男君 いま御説明がありましたとおりに、六百万キロリッター、七基のこういう設置がされるわけなんです。そうしますと、この上五島というところは、私はまだ現地へ行ったことはありませんが、いろいろ調べてみましたら、その付近というものは非常に漁場としても適しているし、国定公園でござ...全文を見る
○田代富士男君 いま申されたとおりに、こういう日本人の食生活の上から水産動植物の提供をやるためには、そういう漁業に関係のないようにということでございますが、それとあわせて地元漁民に対する対策というものも慎重にやってもらいたいということでございます。私はこれが一番の問題じゃないかと...全文を見る
○田代富士男君 いま安全基準が決まったならば地元との話し合いを始めるとおっしゃいますが、いま上五島の問題につきまして、いままでこういうことが計画されているということについての話し合いは一回もされてないんですか、どうでしょうか。
○田代富士男君 そこで、この上五島の問題につきましてはいろいろ問題があると思うんです。実は一昨日もこの参議院の公害特別委員会におきまして、公害問題とか環境庁の立場からこの問題は取り上げられておりますが、きょうは時間がありませんからこの問題は省略をいたしますけれども、いまここに設置...全文を見る
○田代富士男君 そこで、何といってもこの造船業界を初め、不況に瀕している業界を救うには、参考人のお方たちから二回にわたりまして意見を聴取した折にも一貫して言われたことは、仕事量を確保したいということでございました。その一点に尽きると思うのです。  そこで、運輸省からいただきまし...全文を見る
○田代富士男君 時間が来ましたので終わります。
05月29日第84回国会 参議院 決算委員会 第14号
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○田代富士男君 最初に、午前中も同僚の委員が質問されましたが、時間の関係でその結論を見るに至っておりません予備費の問題についてお尋ねをしたいと思います。  最初に、憲法においてまた国会との関係で国の財政について規定している条文は何であるのか、またその底流に流れる精神というものを...全文を見る
○田代富士男君 いま条文の御説明をしていただきましたが、予備費に関しまして憲法、財政法上、国会開会中また国会閉会中とに分けまして規定された条文はありますか。
○田代富士男君 大蔵大臣にお尋ねいたしますが、いま条文の御説明をいただきましたが、私が最初に説明いたしましたのは、その規定された条文の底流に流れる精神というものをどのように受けとめられていらっしゃるのかということをお尋ねいたしましたが、大蔵大臣としていかがですか。
○田代富士男君 いまも大蔵大臣が申されましたとおりに、この憲法や財政法、こういう全般を見渡した場合には、いまお話しのとおりに、立法府の意思を基づいてやっていかなくちゃならないし、この財政については国会の審議権というものを重視していかなくちゃならない、これはまことに重大なことである...全文を見る
○田代富士男君 いまお話を聞きますとそういう解釈もできると思いますが、厳密に法理論的に解釈していった場合に、じゃ国会開会中にそういうことをやってよろしいという裏づけとなる条文がありますか。いまそういうふうにできるとおっしゃるけれども、法理論的に言った場合にはできないはず。だから私...全文を見る
○田代富士男君 私はいまの説明では納得しがたいんです。  大臣にお尋ねいたしますが、大臣は、その底流に流れる精神ということで財政民主主義の精神と申されましたけれども、いまの裏づけとなる条文があるのか、法解釈的にいくならばこれは厳然としてできないはず。そのために、いま申されるとお...全文を見る
○田代富士男君 これをやりますと、過去、前国会におきましてもこれはすべて水かけ論で終わってしまっているわけなんですが、これはいずれば明確にしなくてはならない問題じゃないかと思いますが、そこで後ほど具体的な例を出しましてもう一度検討をしたいと思いますが、その前にもう一つお尋ねしたい...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、具体的な問題としてお尋ねいたしますが、予備費の問題点がこの具体的な問題の中から出てくるかと思いますが、先日福田総理が訪米されました折に、ハンフリー研究所へ寄付をされております。その寄付の支出はどういう性格になっているのか、そういう点が一点。金額等も御説明いた...全文を見る
○田代富士男君 どうしてこれは確定してないんですか。
○田代富士男君 大蔵大臣、これは予備費で処理されるということはあり得ませんわね、予見し難いことではございませんから。
○田代富士男君 じゃ次にお尋ねしたいことは、バングラデシュ政府に対しまして、日本航空のハイジャック事件の処理に対する謝礼の意を込めて、航空機購入代金として十三億九千万円を贈ることにされましたけれども、その経緯について御説明を願いたいと思います。
○田代富士男君 時間がありませんから、この経過措置ですね、どういう事務的な措置をされたかということを私はお尋ねしたかったわけなんですが、私の方でつくりました一覧表は外務省に渡してあります、これ。  それで私は、早川さんが五十二年の十月の二十八日から三十日にお行きになられて、いま...全文を見る
○田代富士男君 じゃ大蔵省に、五十二年度補正予算(第2号)の審議経過につきまして簡単に御説明願いたいと思います。
○田代富士男君 時間が余りありませんから、いま外務省のとられた措置とこの五十二年度の補正予算(第2号)の審議過程を比較して相対的に考えてみますと、こういうことになるんではないでしょうか。五十二年度補正予算の概算閣議決定が行われたのが五十二年の十二月二十三日でございます。その一週間...全文を見る
○田代富士男君 大蔵大臣、いまこの取り扱いは予備費でも補正予算でもどちらでもよいんだという御答弁をされましたけれども、その態度がよくないということをいま審議しているところですよ。だから一番最初に、国会審議というものを尊重するということなんですから、だからそういうあいまいなところを...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、もう一つ大臣お尋ねいたしますが、大蔵省が言われていらっしゃいます別表の項目というものは、他動的な原因によるものが多いわけなんです、説明をお聞きいたしますと。これは義務的な経費で賄わなくちゃならない面があるでしょう。しかし、こういう閣議決定される災害、こういう...全文を見る
○田代富士男君 そういうことを言われると、またもとの説明の日にちを追ったところへ戻らなくちゃならない、姿勢の問題なんですから。そういう大臣のいまのお話でしたら、閉会中のあれだと、日にちが、もうすぐ次に通常国会が開かれようとするような日にちの問題になってくるわけなんです。  時間...全文を見る
06月07日第84回国会 参議院 決算委員会 第15号
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○田代富士男君 最初に私は、昨日、衆議院の委員会におきまして、金丸防衛庁長官が、衆議院の解散問題をただしたのに対しまして、大義名分のない解散には反対だ、署名もしない、こういう御発言をされております。こういうことはいままでの中にありまして非常に異例なことではないかと思うわけでござい...全文を見る
○田代富士男君 きょうは時間もありませんからまとめて御質問をしたいと思います。  最初に行政改革についてでございますが、五十一年の十二月に福田内閣が発足いたしまして、総理が東南アジアを歴訪されたその後、中央省庁の統廃合を中心に据えて行政改革を断行し、八月いっぱいまでにめどをつけ...全文を見る
○田代富士男君 いま総理の御答弁でもありましたが、行政改革に対してはいろいろやっておりますと、まず八月の段階では中央省庁の統廃合、この問題については建設省、国土庁、両省を一括して土地問題等の解決のためにもこういう対策をやり、一つの大臣のポストがあいだから、それを対外経済政策を機動...全文を見る
○田代富士男君 行政改革のもう一つの最大のねらいというものは、私が言うまでもなく、いかに公費を節約して行政を効率よく運営するかということではないかと思うわけでございますが、今回の改正案では部局の新設、公務員の定員増についてはこれを抑制されております。また、補助金等の整理合理化も一...全文を見る
○田代富士男君 次に、会計検査院の検査報告書を通じまして、不当事項の批難金額等について質問したいと思いますが、これは時間がありませんから、総理の手元に私の手でいろいろつくりました図表を参事官室を通じてお届けしていると思いますが、届いておりますでしょうか。この資料、届けてあるはすで...全文を見る
○田代富士男君 いま総理が、こういうことは少なくなることを念願してやりたいと、こういうことでございますから、いま十年間の合計を出しましたが、十年間の合計を各省別にこれも私の手元で計算をして出しまして、ワーストファイブを件数と金額とで分けてみました。そういたしますと、不漁事件件数の...全文を見る
○田代富士男君 総理、この数字をここまでするのは、でき上がったのは簡単ですけれども、ここまで資料を集めまして十年間の分を縦、横するということは大変なことなんです、数字を合わすということは。そういうことで重要な資料にしていくということでございますから、これは生かしていただきたいと思...全文を見る
○田代富士男君 次に、成田空港事件に関しましてお尋ねしたいと思いますが、これは私も運輸委員会等におきまして一この事件というものは内部の者でなければこういうことは考えられないというようないろいろな事件が起きております。それと同時に、三・二六成田空港、五・二〇成田空港ともにこの事件が...全文を見る
○田代富士男君 次に、総理が間もなく七月の十六、十七日でございますか、ボンで行われます先進国首脳会議に出席されるわけでございます。このときには通貨の安定の問題とか、保護貿易主義の傾向の排除というような問題等も持っていかれるかと思いますけれども、この首脳会議に臨まれる総理としての方...全文を見る
06月08日第84回国会 参議院 運輸委員会 第13号
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○田代富士男君 きょうは私は、臨時運行業務の実情と事務改善についてお尋ねをしたいと思いますが、まず最初に自動車運送車両法による自動車の臨時回送運行許可制度について、簡単に御説明を願いたいと思います。
○田代富士男君 ただいまもお話ありました臨時運行許可の件数につきまして、全国といいましても何だから、主に東京あるいは大阪に例を挙げて件数がどのくらいあったのか御説明を願いたいと思います。できれば全国的な傾向もあわせてお願いしたいと思います。
○田代富士男君 いま大阪の数字を御説明いただきましたが、私の持っている資料とちょっと違いがあります。もう一度大阪の数字をちょっと説明してくれますか。
○田代富士男君 はい、わかりました。  警察庁の方お見えになっていらっしゃるでしょうか 一いまもお話がありました、この仮ナンバープレートを不正使用するケースがふえている様相がございます。警察庁といたしまして、この不正使用の実態調査を行われたことがあるのか、またその行われた結果、...全文を見る
○田代富士男君 まあ全国的な実施をされてないということでございますが、私も昨日来いろいろお尋ねしておりますけれども、余りまだこれは警察庁として掌握されていない面が多いのではないかと、そのように私も理解をしておりますけれども、こういう仮ナンバーのプレートをつけた自動車によりまして事...全文を見る
○田代富士男君 いまもお話ありましたとおりに、たとえば京都の七条署で起きた事件等は、これは仮ナンバーを悪用した最たるものではないかと思うわけなんです。レンタカーを他人名義で借りて、試運転の仮ナンバーでやる。交通の関係の取り締まり官という人は盗難車というものは正式なナンバーで一応全...全文を見る
○田代富士男君 いま大阪の例をお引きになりましたけれども、全国都道府県におきますその無効番号標の発生状況を都道府県別に掌握されておりますか。
○田代富士男君 私が申し上げたいところはいまの一点なんです。この無効番号標の発生状況が八千五百件あると、これは運輸省自体でもちろん掌握されなくちゃならない問題でございますけれども、大阪は特にこの問題に対して熱心に地方自治体で取り組んでいるわけなんです。その結果これはわかりまして、...全文を見る
○田代富士男君 だから、ここが一番の大きな問題だと思うんです。これだけのものが放置されている、これを運輸省も掌握をしていない。たまたまその事務取り扱いをやる一番出先である地方自治体の熱心なところが、それも自主的に一人の熱心な人が隣の地方自治体のそういう仕事を担当している人に呼びか...全文を見る
○田代富士男君 そこで、この道路運送車両法というのは、いまもお話がありましたとおりに、運輸省でこれは所管していらっしゃるわけなんですが、そしてこの出先機関の事務取り扱いというものは地方自治体の窓口でやっている、それの取り締まりというものは、これは警察の出先機関でやっている。まあ、...全文を見る
○田代富士男君 そこでひとつ、いま三者の方にお答えいただきましたが、運輸省と自治省にちょっとお尋ねをしてみたいと思いますが、昭和二十八年の十二月の二十五日でございますか、これは運輸省の自動車局長名で当時の自治庁官房長に対して、「自動車の臨時運行許可事務について」と、こういう書類が...全文を見る
○田代富士男君 これはどうしてこういう文書を自治省にお出しになられたのか、その点を明確にお答え願いたいと思います。
○田代富士男君 では自治省にお尋ねいたしますけれども、自治省は当時こういう文書をどうして受け取られたのか、また受け取られてからどのようにこの受けた自動車臨時運行許可事務につきまして処置をされたのか。私が特にお尋ねしたいのは、きょう私がこの問題を質問するにつきまして事前のいろいろ打...全文を見る
○田代富士男君 いま両者のお話がありましたとおりに、これ、ちょっとかみ合わない面があるわけなんです。もちろんこの縦割り行政というたてまえもありましょうけれども、私はもう一度運輸省にお尋ねをいたしますけれども、いまも自治省の方がお答えになりましたけれども、運輸省の立場といたしまして...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま大臣おいでになる前に、三者の代表の方から、やはりこれは縦割り行政だとかいろいろありますけれども、一連の関連があるからこれは関係者が協議をすると、こういうようにして、このような臨時運行不正使用車の撲滅を行うべきであると、そういう意味から、この一番の大もと...全文を見る
○田代富士男君 そこで、これは運輸省と地方自治体との間での一つのやりとりがありました。この文書を通じまして、両者の関係と言いますか、この問題についてちょっと私は触れてみたいと思います。  これは、大阪府下に大東市というのがありますが、大東市が大東市の西村市長名で昭和五十三年一月...全文を見る
○田代富士男君 時間も余りありませんから、私は、この問題は今回に限らず引き続いてまた取り上げてまいりたいと思いますが、いま言ったのはこの仮ナンバーの問題のほんの一部でございますけれども、とりあえず窓口で一番苦労していらっしゃる人の悩んでいる問題だけは解決してあげなくちゃならないと...全文を見る
○田代富士男君 それからもう一つお尋ねしたいことは、仮ナンバーを受けまして実地後五日間と、こういうような期間があるわけでありますけれども、その間に一つのナンバープレートを一台の自動車で仮ナンバーを受けまして、それを陸運事務所の検査のときなんか二台、三台に利用しているという場合があ...全文を見る
○田代富士男君 もう時間が参りました。最後に福永運輸大臣にお願いいたしますが、一番最初に私が申し上げました無効番号票の発生状況、都道府県でどのくらい起きているかということが運輸省では掌握をされておりません。だから、まずこの問題の解決のために都道府県別にこの実態はどうなっているかと...全文を見る
07月05日第84回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○田代富士男君 最初に、私は、大阪の国税局を中心といたしまして、退職される職員に対しまして、国税局といたしまして、顧問先といいますか、そういう就職先のあっせんを行っているということで一つの大きな社会問題に発展しておりますが、最初に国税庁当局といたしまして現在どのようにこの問題を把...全文を見る
○田代富士男君 いま長官からいろいろな現在の問題点をお話しいただきまして、一つは退職後の生活の安定をどうするのかと、また、こういう国家権力の強い職場であるからそういういろいろな面に迷惑を与えないようにという、こういう配慮をし、そういう指導をいままでとりながら今日まで来られたと、こ...全文を見る
○田代富士男君 いま長官が、従来から退職される人に対しては一人一人に対して、誤解を招くようなことのないようにという、そのような通達も現実にやってきた。しかし、いま現在大阪国税局を中心として問題が起きておるわけでございますが、それで私が一つ心配することは、退職する職員のために得意先...全文を見る
○田代富士男君 いま長官お話しいただいたとおりに、企業の方から税務関係に明るい人が欲しい、そういう場合も申し出があるでしょう。それに対応するために、国税局の中においてそういうような対策を講じている一面がある、また少ない場合には、こういうまだ年齢的にも仕事ができる人が多い場合にはこ...全文を見る
○田代富士男君 長官がいろいろ配慮していらっしゃることは私も理解をいたしますが、いま退職後の生活をまず見定めてからというお話もわかりますが、企業のポストへつかれる人はこれは別に問題はございませんが、所定の手続を経て退職される人が、税理士として今度は退職後直ちに会社の顧問となってそ...全文を見る
○田代富士男君 ただいまも長官が申されましたとおりに、新聞報道によりますと、大阪専業税理士協会から、税理士法四十二条違反の疑いで、Aという税理士さんが告発されたということを私も承知しておりますけれども、長官は、そういう退職される人に対しては当然本人も理解されておる、その上に立って...全文を見る
○田代富士男君 ぜひともその徹底はやっていただきたいことをこちらからも希望をする次第でございますが、いま大阪を中心とした各紙に報道をされておりますが、その報道されている内容を見ますれば、一貫して言われていることは、税務職員が退職後税理士業務に直ちに従事するということは、これは天下...全文を見る
○田代富士男君 私は次の質問もありますものですから、最後に移りたいと思いますが、いま、大阪国税局を中心として退職者の就職の問題で幾つかの問題点を提起したわけでございますが、この問題をとのように受けとめて、今後どのように改善しようとされるのか、大蔵大臣、また、国税庁長官から所信を伺...全文を見る
○田代富士男君 以上で国税局関係の質問は終わりますから、長官、退席していただいて結構でございます。  引き続きまして、沖縄の国有地の問題に関しまして質問をしたいと思います。  きょうは大蔵大臣も御出席でございますから、衆議院の予算委員会、あるいは各委員会でも懸案事項となってお...全文を見る
○田代富士男君 課長、いま偽書に近い状態である、こういうような御発言でございますが、後ほどこれはいろいろやりとりいたしましょう。もうすでに沖縄においては、これは本物であるということが総合事務局の立場で明らかにされているじゃないですか。それがこういうところで偽書に近い状態である、こ...全文を見る
○田代富士男君 それで、これ大臣にお尋ねいたしますが、民有地であって飛行場開設の最終段階、十九年の九月二十日でさえ国有地になっていなかったという新しい証拠が出てきたわけなんです。いまはまだ偽書の段階だとか、課長はそのように言っておりますけれども、現実には総合事務局において、これは...全文を見る
○田代富士男君 大臣、私がお聞きしたことは簡単なことなんですよ。いままで大蔵省は国有地であるということの一点張りでおいでになったわけなんです。それに対して、いま大臣はこの権利書がどういう権利書であるのかと、るるいろいろな見方を申された。しかし、いずれにしても民有地であるという一つ...全文を見る
○田代富士男君 これは一番大事な問題ですから、もう一度私なりに確認をさしていただきますが、法務省にもこの権利書は差し上げてあると思います。で、これは相続の登記がなされたということは、この當間平一氏が相続登記を原因として所有権を取得したということを公示されたものだ。そして公示された...全文を見る
○田代富士男君 これは一つの議論の対象になりますけれども、この権利書は、まず大蔵省はこれは偽書であるとか、こういう説明をされているわけなんです。偽書の段階だ、いまさっきの課長の話では。しかし現実には、沖縄の総合事務局の課長が、これは登記証は本物であると、これは地元の新聞にもこのよ...全文を見る
○田代富士男君 法理論は一応さておいて、これは一つの民有地であるという証拠には、これはなると思うのです。そういう立場から私は確認をいたしますけれども、この当該土地は、沖縄県中頭郡読谷山村字座喜味大通千七百拾参番——これは現在の読谷村字座喜味大道何番、ここであるということが確認され...全文を見る
○田代富士男君 きょうは山口課長からゆっくりお話を聞きましたが、衆議院の委員会ではなかなかしゃべらしてもらえないからということでございましたけれども、いまお話をしていただいたことはすでにわれわれも承知していることです。  そういうことで、これが国有地であるということを断定される...全文を見る
○田代富士男君 大臣、私がいま言ったのは、四月十七日に大蔵省から文書を出されております。その大蔵省の文書の一番最後の方に「むすび」が述べてございますが、「むすび」のところで、「上記調査結果を総合勘案すると、沖縄において戦時中旧軍が取得した土地は、私法上の売買契約により正当な手続を...全文を見る
○田代富士男君 それで、民事局の第三課長にちょっともう一度再確認をしておきますけれども、この権利書の問題でございますが、いま法理論的に申されましたけれども、登記簿に登記されている所有権というものは、一般的にその名義者の所有であることを証明していることを確認しておかないと法務省とし...全文を見る
○田代富士男君 いまも再確認をしましたけれども、相続の登記がなされたということは、この當間平一氏が家督相続を原因として所有権を取得したということを公示されたことであるし、公示されたということは、第三者に対する対抗力を當間平一氏が持ったということになるし、一般論としてはこのとおりで...全文を見る
○田代富士男君 民有地であったかどうか確認がされてないというんですが、ちょうどここにありますとおりに、山口課長も一番御存じのとおりに、これが読谷村の全部の飛行場ですよ、この一円。たったこれだけの、ここだけですよ。これだけはいり込んでいるんです。これが民有地であるか国有地であるかわ...全文を見る
○田代富士男君 考えてみなさいよ。これ、飛行場をつくるときに、時の軍当局がこれだけ民有地として残して飛行場をつくりますか。そんなでたらめな言い方をしちゃだめですよ。国有地であるという主張をするときには、これは民有地が残っていたかわかりませんよと——いまさっきも問題になりました権利...全文を見る
○田代富士男君 ここで大蔵省のいままでのいろいろな言い分は、確固たる裏づけのある証拠でなくして、すべてが推定、推定できているんです。国有地であった、売買契約がされたと。それは宮古島、石垣島も売買契約はされた、向こうは戦禍に遭ってないから売買契約のそういう資料が残っている。本島には...全文を見る
○田代富士男君 もう与えられた時間が来てしまいましたから、質問する予定の半分もいっておりませんけれども、最後に大臣、簡単にお聞きいたしますけれども、いま宮古島、石垣島の話をされましたが、これはわれわれも宮古島、石垣島のことについては承知していることなんです。それを話されたらまたや...全文を見る
○田代富士男君 そうです。国有地扱いであった場合には、個人は申請できたかどうかと、いまのところの当該土地です。
○田代富士男君 この問題はまだ今後続けてまいりますが、時間が参りましたから一応これで終わります。
○田代富士男君 どうもありがとうございました。
09月01日第84回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号
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○田代富士男君 私は文部省と科学技術庁、両省にわたりまして質問をしたいと思いますが、質問の順序といたしまして、最初に文部害関係に対して質問を行いたいと思います。  まず最初に、去る八月二十九日、茅誠司東大名誉教授が福田総理を訪問されまして、日中平和友好条約締結の記念事業といたし...全文を見る
○田代富士男君 いま文部大臣は、中国側のいろいろな情報が不足している、判断しかねる、このように申していらっしゃいますが、いま大臣も申されるとおりに、これは民間団体、財団法人として東京と北京の二カ所にセンターを設立して運営をしていこうという、そういうわけで、情報がまだ不足であるとお...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、もう一度お尋ねいたしますけれども、このような日中学術センター、日中学術会議が運営に当たると、こういうような趣旨と違った形で検討されるのか、この趣旨は趣旨として、それに加えていま申されるような学者を日本の大学へ受け入れるという、そこらあたりはいかがでご...全文を見る
○田代富士男君 じゃ積極的に前向きにやるということでございますから、この時期に適した事業だと思いますからよろしくお願いいたします。  次に、日中平和友好条約が締結されまして、中国から日本へ留学生を派遣したいと、こういうようなことがいま煮詰められておりますけれども、日本へ五百人の...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣から、数字が二百とか五百とか定かではないけれども、また受け入れの準備のための説明も、中国側の大使館に説明をして、向こうの参事官が帰国しているから、日本へ帰ってきたらさらにこれは進むであろうという、このように前向きに取り組んでいただいているわけなんです。 ...全文を見る
○田代富士男君 そのときに新たに始まるという、大臣そこなんですよ。友好関係をせっかく結んで、じゃ受け入れましょうという折に、国内法ということは私もわかった上に質問をしておりますが、中国は中国だ、日本の日本だと言っても、やはり中国側として、犯罪者として取り扱われる、中国の方の国内法...全文を見る
○田代富士男君 もちろん法務省の所管であることはわかっておりますけれども、文部省の方からもそういうような配慮ということを要請していただいて、ともに友好関係を結ぶならば、最もふさわしい関係を申し上げたいと思いますからお願いを申し上げた次第でございます。お願いでございます。  次に...全文を見る
○田代富士男君 よろしくお願いしたいと思いますが、それから私費留学生に対する問題ですが、これも文部省としていろいろ配慮をしていただいていることは私も承知をしております。今年度におきましても、百人余りの私費留学生の月約四万円の奨学金の支給等もなされておるわけなんですが、まだ残りの百...全文を見る
○田代富士男君 じゃ次に質問を移ります。  定時制高校の問題についてお尋ねしたいと思いますが、最近の現状は定時制高校の学校数あるいは生徒数の減少傾向が非常に目立っております。このような定時制高校に対しまして、文部省としていろいろ対策を講じていらっしゃいます。たとえば、定時制高校...全文を見る
○田代富士男君 いろいろ改革を、単位を減らすとか修学の時間を減らすとか、いろいろいま勤労青年が勉強しやすいように配慮していると申されますけれども、こういう定時制高校が適正化という名のもとに統廃合がそれぞれの地方で行われているわけなんです。そういうことで、どうして適正化という名のも...全文を見る
○田代富士男君 いまそういう面を配慮して取り組んでいくとおっしゃいますが、大臣にもう一度私は申し上げたいと思いますが、いまも申し上げましたとおりに、教育というものは経済原則を優先とすべきではないと思うんです。私はこのことは明確に申し上げたいと思いますし、そういう意味から、こういう...全文を見る
○田代富士男君 次は、国連大学の問題についてお尋ねをしたいと思います。  最初に、国連大学拠出金の問題でございますが、四年前の四十九年九月二十日の当決算委員会におきまして、私は当時の奥野文部大臣に対しまして、国連大学拠出金の問題等、まあ設置される建物、人件費、そういう経費等、そ...全文を見る
○田代富士男君 いま努力を続けていらっしゃるということでございますが、これは非常に厳しい面があると思うんですね。国連大学のジェームズ・ヘスター学長は、アメリカの前ニューヨーク大学の学長でありまして、責任上一生懸命にこの人が米国議会等で説明をしていらっしゃるわけでございますが、誘致...全文を見る
○田代富士男君 こういう資金難のために、聞くところによれば、OPECに働きかけまして、オイルダラーを回してもらうためにそういう働きかけをされているというようなことも聞いておりますけれども、これは国連大学のテーマに天然資源の利用と管理のプログラムもありますし、そういうところからも働...全文を見る
○田代富士男君 私は四年前も国連大学のことについて申し上げましたけれども、ひとつ努力していただくことをお願いいたします。  では、文部省関係は以上で質問を打ち切ります、科学技術庁の問題がありますものですから。どうも。  科学技術庁に対して質問をいたします。余りもう時間がござい...全文を見る
○田代富士男君 いや、それで、申すまでもないことであるけれども、これに対する投資が、WHOが決めた生活に快適な基準の四つあるうちの三つには投資されているけれども、安全に対する投資が少ないから今後どうされるのか、それをお聞きしております。安全というのは大事であることは私も承知の上に...全文を見る
○田代富士男君 では、次に予知の状況等についてお尋ねいたします。  国民の私たちにとりまして最も関心のあることは、いつ地震が起きるのか、短期的な予知の情報であります。この問題につきましては、過日成立いたしました地震立法の中に、強化地域といたしまして指定された東海地域におけるもの...全文を見る
○田代富士男君 いま関係省庁からのお話でありましたけれども、きょうは防災の日でありますけれども、防災の中でもこの地震に関係したことでございますが、この地震関連の研究あるいは観測、予知については、ほかでは見られないくらいに種々雑多な取り組みをしていらっしゃる。これも一面から言えばよ...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんから、具体的な質問をしてからお尋ねしたいと思いましたが、過日の宮城県沖地震によりまして鉄筋ビルの被害等が出ておりまして、その分析が建設省の建築研究所等においてもなされておるわけなんですが、その中の一つといたしまして指摘されていることは、現行の建築基...全文を見る
○田代富士男君 まことに申しわけございませんですが、私の持ち時間が来てしまいまして、スペースシャトルの問題、それから科学技術庁設置法について、また特別研究促進調整費について私が質問いたしますからということで通告をして、答弁を用意していただきましたが、時間がなくて申しわけございませ...全文を見る
10月13日第85回国会 参議院 決算委員会 第2号
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○田代富士男君 午前中に引き続きまして、私は電電公社の経営とサービスについて若干質問をしたいと思います。  最初に、五十二年度の決算結果が発表されておりますが、その概要について御説明を願いたいと思います。
○田代富士男君 ただいま報告をしていただきましたとおりに、電電公社の五十二年度の決算は四千三百九十億円の黒字を計上されたわけでございますが、同じ公共企業体の国鉄、これを見ますと八千三百億円の赤字決算、このように対照的な面が見られるわけでございます。公社の経営が健全化するということ...全文を見る
○田代富士男君 いまの総裁の、総裁たる立場での御発言ですからいまのお話はわかりますけれども、黒字が出るのは当然であると。これも、そのように再建するために値上げをするわけなんですが、私が質問申し上げたのは、値上げをするにしても、もっと消費者の負担を軽減するような値上げをする、すべき...全文を見る
○田代富士男君 この問題に余り時間をとるわけにはまいりませんから次に進みますけれども、このような利益は利用者に還元すべきであるといまも総裁も言っていらっしゃいましたが、その還元するのがどんな形で還元をするかというこことが一番の問題ではないかと思うわけなんです。やはり電電公社よがり...全文を見る
○田代富士男君 内容につきましては、逐次質問していきますからそのときに御説明願いたいと思いますが、最初に、最近電話料金に関する苦情が毎年ふえておりますけれども、まずその実情について数字でもって御説明願います。
○田代富士男君 いま五十二年度だけ申されたけれども、少なくともこういう場合には、そんなに古い年限は要りませんけれども、五十年、五十一年からどういう経過をたどっているかぐらいは御説明していただいてもしかるべきではないでしょうか。  私、いただいた資料で申し上げますと、五十年度が十...全文を見る
○田代富士男君 いま、年々苦情がふえている、事故は減っているけれども、とおっしゃいますけれども、一万件に対して六件ということは、私はこれは看過できないと思うのです。  そこで、その原因ですけれども、苦情の内容やその処理の仕方についてどのようにされたのか、苦情の内容の分析。特に公...全文を見る
○田代富士男君 いろいろ努力していらっしゃることは私もわかりますが、これは国民の立場から、端的に言って、割り切れないものがあるのです。  一つの具体的な例を申し上げますと、もうすでに御承知のとおりに、東京の母子家庭で月平均使っていた電話料金の約十四倍に当たる請求金額三万五千四百...全文を見る
○田代富士男君 こういう例は幾つもございますけれども、こういう問題を通じまして、やはり一方では四千億の巨大な利益が上がっている、こういう料金の処理をしている。これをもう国民の立場から見るならば、私はいろいろな疑惑を持つ。それ自身が公社にとりましてもマイナスではないかと思うんです。...全文を見る
○田代富士男君 もう一つお尋ねしますけれども、この普通の使用料よりも超えた度数になった場合をチェックされると、ここに細かい数字をいただいておりますけれども。そうしますと、標準的な使い方をしている場合については事前チェックはされてないんですか。
○田代富士男君 これはそれぞれ立場の違いと言ってしまったらそれまでのことでございますけれども、事前チェックをやって、〇・二%強のミスが発見されているわけなんですね。私はこれは〇・二%じゃないかと言いますけれども、看過できない数字だと思うのです。だから、こういうまた標準的な使い方を...全文を見る
○田代富士男君 いや、結構です。時間がありませんから。時間がありませんから、いまの総裁の申されたそういうサービスに徹するというあれで、総裁のいま率直にこうしたいとおっしゃった、これを公社の幹部の方も意を体してやっていただきたい。それによって苦情が減ることを私は望んでおりますから。...全文を見る
○田代富士男君 その問題についてはまたずっと質問していきますから。
○田代富士男君 時間も余りありませんけれども、いま大臣、総裁のお話を聞きますと、最初から変わりはないとおっしゃるけれどもトーンが落ちたような感じがするわけなんですが。  私は総裁あるいは郵政大臣にお尋ねしますけれども、十年間で一兆円と、まあこういうことを、サービスということを根...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま午前中から論議されました、一兆円もの投資をしてこの明細書を発行するということでございますが、交換機の償却期間が十九年とすると、ほとんどの一般家庭では一カ月一枚ないし数枚の明細書が配られることになります。これを単純計算してみますと、これが一枚ないし数枚配...全文を見る
○田代富士男君 それで一つ、これは過去に私はこの問題について質問をしております。ちょうど料金値上げのときの連合審査の席上で。五十一年十月二十七日の参議院の逓信委員会と物価等対策特別委員会の連合審査会におきまして、当時の米澤総裁並びに遠藤総務理事に対しまして、広域均一料金制につきま...全文を見る
○田代富士男君 前回もそういうところまで検討中とか、こういうことをおっしゃったけれども、前の五十一年の事態と現在とは事情が変わっておりますが、こういうときこそ、大臣いかがでございましょうか。大臣、大阪の地図は一番御存じです。時間がありませんから説明しませんけれども、大臣いかがでご...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、時間がありませんから、最後にまとめて質問をいたします。  プライバシーの問題についてでございますけれども、現在このプライバシーの問題については、憲法第二十一条の第二項、あるいは公衆電気通信法の第四条、第五条等にも明記されておりますが、この明細書発行にまつわ...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、電波障害の問題につきまして、これも恐れ入りますが、まとめてお尋ねをいたしますからよろしくお願いしたいと思いますが、御承知のとおりに、十月の一日から三十一日までは全国の電波障害一掃運動期間に当たっております。こういう期間に当たっておるにもかかわりませず、過去に...全文を見る
○田代富士男君 丸山事務次官の発言について。
10月19日第85回国会 参議院 運輸委員会 第3号
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○田代富士男君 ちょうど質問時間は三十分という短い時間でございます。そこで、まとめて質問をしていきたいと思いますから、よろしくお願い申し上げます。  提案理由を見てみますと、現行の国鉄運賃法上営業キロについて規定がなく、営業キロの定め方について疑惑が生ずるおそれがありまして、速...全文を見る
○田代富士男君 二十四年発足の運賃のときの解釈についての御説明がありませんでしたけれども、時間がありませんから、いま大臣が、読み方、理解の仕方によればそういう疑わしきことがあると、言いにくそうに言っていらっしゃいますけれども、言いにくいところの問題が今回の法案の趣旨じゃないかと思...全文を見る
○田代富士男君 今回の問題で営業キロの取り扱いを明確にするというのでは現状の不合理を糊塗することになるのではないかと私は思うわけなんですが、すでに実測キロを基礎としまして営業キロを定める方向に持っていくという、これが一つ正しい方向ではないかと私は私なりに理解をしておりますけれども...全文を見る
○田代富士男君 いま鉄監局長はそういう新幹線と在来線とは輸送機能が同一であると、そういう立場のもとにいま御説明をしていらっしゃいますけれども、そこで私は昭和二十四年に制定されました国鉄運賃法の解釈というものを一番最初にお聞きしましたけれども、この説明を省略しましたけれども、このこ...全文を見る
○田代富士男君 今回の法律をいろいろ見てみますと、いろいろな問題点がありますが、端的に言えば営業キロと実測キロとの間に乖離を固定化いたしまして、国鉄運賃制度の不合理をますます拡大しまして、今後の問題をさらに将来に持ち越すことになるんではないかと思うんですが、大臣、この点いかがでご...全文を見る
○田代富士男君 そこで、ただいまも同僚委員からこの問題よりも整備五新幹線の問題が大事であるという御発言もございましたが、けさほども鉄建審の審議の席上で、私、この整備五新幹線の問題をお尋ねいたしましたが、そのとき時間がありませんでしたからちょっとお尋ねいたしますが、私が申し上げたの...全文を見る
○田代富士男君 ずいぶん大きい声ですが……。(笑声)  それで、建設の一部を関係地方自治体にも負担をというような考えもあるそうでございますけれども、この問題につきましては、去る十月の三日、加藤自治大臣が記者会見をされている。それを見てみますと、こうした事業に対しまして地方自治体...全文を見る
○田代富士男君 では、この問題については時間がありませんから、ああそうかで終わればよろしいですけれども、ああそうかで終わらないから私は質問したわけなんですが、そのことも知っておいていただきたいと思います。  五新幹線の着工順位についてでございますが、具体的実施計画によって、第二...全文を見る
○田代富士男君 もう時間が来たようでございますから、最後の質問でございますが、整備五新幹線の具体的実施計画の決定というものに対しては、きょうは時間が余りありませんでしたから、もっと具体的な問題、収支採算の問題等も質問したかったのでございますけれども、もう御承知のとおりに、こういう...全文を見る
○田代富士男君 私は最初に、航空運賃並びにサービスの面、それから国鉄の身障者に対する対策のことについて質問をしたいと思います。  最初に、福永運輸大臣も御承知のとおりに、国際航空運賃に関する問題が多く論じられております。一つは値下げ競争の激化、航空運賃の自由化、般空運賃の弾力化...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いま申し上げました二国間協定を優先させようという問題でございますが、問題になりました一つは、イギリス、オーストラリアの間の路線の問題でございますが、これはイギリス、オーストラリアだけにとどまらず、日本とオーストラリアとの間でも同じような問題が言えるのではな...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、その日米間の運賃格差の問題については大臣のただいまの決意がございましたから、是正していただくことを私も確信いたしまして、大臣に努力していただくことを重ねてお願いを申し上げておきます。  それで、ひとつこれはもう大臣も御承知のとおりに、去年の秋イギリスとアメ...全文を見る
○田代富士男君 いまいろいろお話を聞きましたけれども、いずれにしましても自由化政策というものが国際的に広まっていく可能性というものはあるんではないかと思うわけなんですが、これに関連してお尋ねいたしますけれども、全日空がこのような国際航空業界のチャーター機の自由化という、そういう動...全文を見る
○田代富士男君 いまそういう国際線就航等は現時点においては考えてないと、いまさっき私申し上げました基本線であるということでございますけれども、こういういまさっきからるる申し上げておりますようなカーター政権の自由化政策の攻勢とか、そういうものがかけられた場合は、対抗上そうせざるを得...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、話題を次に移します。  航空需要の増大に伴いまして、各航空会社は旅客に対するサービス向上にこれは努めなくちゃならないし、努めていると私は思いますけれども、最近幾つかの問題がいろいろ起きていることを私も耳にしております。そういう搭乗手続時におけるいろいろな問...全文を見る
○田代富士男君 いま航空局長がこういう指導徹底を先月の末から始めたと、これはよいことだと思いますが、それが行われてなかった。私は改めて申しますが、私も非公式にそういうサービスの改善をやるべきであるということを運輸省航空局に申し入れたわけなんです。その結果、そのような改善の方向に動...全文を見る
○田代富士男君 そこで、そこまでしかるべき方策をとるとおっしゃるならば、(資料を示す)これは日本航空全日空、東亜国内航空です。だから、そこまで検討していただくならば、これは一つの私の提案ですけれども、航空会社のこの券を見ればどこの航空会社かわかるというように、日本航空なら赤、全日...全文を見る
○田代富士男君 次に、キャンセルした場合になぜキャンセルの料金を取るのか、この趣旨説明と、最近五年間のキャンセル料の収入、航空会社別に年度ごとに説明していただきたい。それと、本年七月一日からそのキャンセル料が改定されております。なぜこのようにキャンセル料を値上げしなくてはならなか...全文を見る
○田代富士男君 三社、会社ごとに。
○田代富士男君 いま航空局長、簡単にすらすらと御答弁されましたけれども、この中には納得できない問題がいっぱいありますよ。キャンセル料を取る趣旨は、そういうふうに簡単にキャンセルされないように手間、手数がかかったから取るんだと、この趣旨はわかりますけれども、それを防ぐためにさらにキ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、私はキャンセル料よりもお客に対するサービスという面で検討すべきだということは、これはくしくも五年間でこれだけの日航十七億四千七百万円、これは国際線を含んでですよ、全日空二十八億二千二百万円、東亜国内八億五千六百万円、これは路線のいろいろな便数にもよりますけ...全文を見る
○田代富士男君 それでいま国鉄総裁が横にいらっしゃいますけれども、国鉄の場合は、これは電話で予約申し込みの場合は二日前に購入しない場合、自動的にこれはコンピューターから消されるようなシステムになっているかと思いますけれども、だからいま同僚の委員の方から航空券を買おうと思っても手に...全文を見る
○田代富士男君 それから大臣、もう一つあるんですね。まあ大臣、ここまでは御承知なかったと思いますが、いまキャンセル料がこんなに多いじゃないかとおっしゃった。これを防ぐ方法があるんですね。それは、この航空券の中にも、これはオープンにすれば二カ月間有効なんです。だからそのときに乗れな...全文を見る
○田代富士男君 じゃあ次に質問を移します。  国鉄の問題についてお尋ねいたしますが、国鉄の身体障害者に対する設備改善につきまして基本的な考え方はどうであるのか。身体障害者に対する設備改善の内容の実態はどうなっているのか。特に視力障害者に対する装置、車椅子使用者に対する装置、これ...全文を見る
○田代富士男君 で、五十三年度の計画あるいは五十四年度の見通し、また予算はどうなっているのか、簡単に御説明願います。
○田代富士男君 こういう身障者対策に対するいろいろ陳情書が全国で出ているかと思いますが、全国聞いたら時間がありませんから、大阪鉄道管理局内あるいは天王寺鉄道管理局内にどのくらいの陳情書が出されておるのか、その実態を教えていただきたいことと、特に一つだけ取り上げますと、阪和線の上野...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、よろしくお願いしたいと思いますが、それと身障者割引の実情というものがどのようになっているのか、それと従来の身障者だけでなくして内部疾患者に対する割引というものは実施できないものであるか、この点もお尋ねしたいと思いますし、身障者のための運賃割引というものが急行...全文を見る
○田代富士男君 最後に高木総裁、ただいま私、身障者対策の問題を取り上げましたが、時間の関係でごく一点にしぼって取り上げたわけなんですが、こういう要望は全国管理局集めますとずいぶん来ていると思うわけなんですから、いま上野芝の駅の問題に対してはこれは前向きに対処していただくということ...全文を見る
12月20日第86回国会 参議院 決算委員会 閉会後第1号
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○田代富士男君 私、引き続きまして、ダグラス社の問題についてお尋ねをしたいと思います。  アメリカのSECが、航空機メーカーのダグラス社が世界十六カ国に一千八百万ドルという、こういう高額な金額を不正支払いをしたということが告発されて明確になったわけでございますが、その中で世界各...全文を見る
○田代富士男君 ただいま、国民に対して疑惑を持たれるようなことがあってはならないから真相を究明をしたいという、そういう姿勢でございますが、ロッキード事件裁判中でございますが、このSECの報告書というものは非常に信憑性が高い、そういうところから考えていきますれば、今回のダグラス社の...全文を見る
○田代富士男君 次にお尋ねいたしますが、ただいまダグラス社関係の航空機が日本の国にどういう形で入ってきたのかということで御質問されまして、機種、それから機数の総計だけをいま発表されましたが、もうちょっと詳しく、恐れ入りますけれども、防衛庁の方も、契約年度、年月日、それからその年月...全文を見る
○田代富士男君 いま年度ごとに機種を説明をしていただきましたが、そこで、真相解明ということをいま言われておりますけれども、これをるる考えてみますと、SECの報告によりますと、一九七〇年に販売促進資金として一万五千ドル、このうち一部が政府高官一人に渡されたと、こういう報告がされてお...全文を見る
○田代富士男君 私は信じております、こういうことをおっしゃいますが、これは真相解明になりませんよ。真実がどうであれ私は信じておると、これでは国民の疑惑にこたえたことになりません。ロッキード事件のときに、P3Cの問題がいま話になりましたけれども、P3Cの問題に対しまして防衛庁は真相...全文を見る
○田代富士男君 もう一度お尋ねしますけれども、ロッキード事件のときには、P3Cの場合は独自の調査をおやりになったでしょう、独自の調査を。今回の場合は、こういうようにいろんな装備の点からこれを選んだとおっしゃるけれども、SECの報告では、民間航空だけでなくして、自衛隊のそういうよう...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、何ら言及してないとおっしゃるならば、民間航空機にとどまらず、自衛隊機にも及ぶという報告書になっておりますが、それならば、いずれの機種ですか。説明してください。
○田代富士男君 外務省は来ていないですよ。――私はあなたに聞いているんですよ。だから、信じているとか、そういうことだけでは明確にならないし――外務省はいま来ておりません。  だから、運輸大臣、私、当初申し上げましたとおりに、運輸大臣でなく、大平内閣を代表してということを一番最初...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、大臣がそこまで、意のあるところをお伝えになるという、これまた意味深長なあれでございますが、伝えていただきたいと思います。  これで質問は次に移りますけれども、次に民間機の方へ質問を移したいと思いますが、航空界の再編成の問題とエアバス時代を控えまして、アメリ...全文を見る
○田代富士男君 大臣に一つお尋ねしますが、これはSECの報告書の中に、ダグラス社は一九七〇年、日本での官営航空会社への売り込みに関して、一万五千ドルの販売援助費と五万ドルのコンサルタント料を支払ったと、この売り込みは結果的に失敗に終わったけれども、一万五千ドルのある部分は政府高官...全文を見る
○田代富士男君 そうすると、日本航空への売り込みに関して、いま局長の話だったらば、これは日本での官営航空会社の日本航空売り込みに対して一万五千ドルの販売援助費と五万ドルのコンサルタント料を支払ったけれども、売り込みは結果的に失敗に終わったと。そうすると、いまいろいろうわさされてお...全文を見る
○田代富士男君 何でも米国の推移を見てと、それでは通らないと思うのですよ。だから、米国だけでなくして、わが国で独自で真相究明しようという姿勢がなくちゃならないと思いますよ。  だから、こういうような何らかのそういう働きかけがあったという一つの見方ができることは、ロッキード事件の...全文を見る
○田代富士男君 これ以上お聞きしましても、限界があると、そういうことを出されますと何ですけれども、しかし、大臣の限界はわかりますけれども、その限界の範囲内においても独自の調査をやる意思はないのですか、あるのですか、限界の範囲内で。
○田代富士男君 じゃ、その結果を当委員会へ報告をしていただきたいことをお願いいたしますが、いかがでございましょうか、報告されますか。
○田代富士男君 いまもるるいろいろアメリカの捜査進展によってというような話がありますが、SECの報告書では、対日支払い百八十万ドルについてダグラス社は特別委員会での再調査を要請をしておりますけれども、支払いが正当で適切であるかどうかの証明は、ダグラス社とともに当然わが国の企業にも...全文を見る
○田代富士男君 最後に運輸大臣にお尋ねしますが、この問題は日本の航空行政、そういうものがしっかりしているならば、アメリカの公文書によってたびたびこういうように紛動されている――ロッキード事件で起きた、ダグラス社でやられた、今度はボーイングのこういう調子ならば出てこないとは言えませ...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、質問を航空運賃の問題に移したいと思います。  最初に、航空法上の運賃について、また定期航空事業者、国内あるいは外国人のその代理人についていかなる事態になっているのか、また立法趣旨は何であるか、そこらあたりをお聞かせ願いたいと思います。
○田代富士男君 そこで一つお尋ねしますが、これは現実の話ですが、現在東京のある代理店ですが、この代理店で外国行きの航空券を大変安く販売している。たとえば、東京からパリに行きたいとき、ソウル-東京-パリの航空券を買いますとどのくらいの金額になるのか。東京からパリを日本で買った金額と...全文を見る
○田代富士男君 これは局長、意見の違いになるかと思いますけれども、私はこれはもう端的にこれそのものを航空法違反で取り締まれば済むという問題ではないと思うんですね。これはまだ政府としても、運輸省としてもこれを避ける道はあるわけなんです。それを努力せずに、これだけをただ単に違反だと、...全文を見る
○田代富士男君 そこで旅行客へのサービスの一環として、日航の朝田社長が記者会見等でも申していらっしゃいますが、アペックス運賃導入でございますけれども、これに対しましても検討をしてあげるべきではないかと思いますけれども、この問題に対する見解はいかがでございましょうか。
○田代富士男君 まあIATAの会議へ提出されたけれども、日米航空問題はこれはまた大きな問題がありますが、きょうは時間がありませんからこれは触れませんけれども、これがまだ実現できないというならば、朝田社長が運賃のディスカウントを考えていくというようなことも言っていらっしゃいますけれ...全文を見る
○田代富士男君 時間もありませんから、航空局関係は結構でございます。どうもありがとうございました。  じゃ次に国鉄の問題に移りたいと思いますが、先日森山運輸大臣が大臣に就任されまして、運輸委員会におきまして所信表明をされました。その中に国鉄再建に対する決意をお述べになっていらっ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、私は特に歴代運輸大臣の中で森山運輸大臣にお願いしたいことがあります。それはいまここに私その代表的なものを持っておりますが、国鉄の財政の再建に関するいろいろな基本方針とか、閣議了解事項だとか、いろいろなもの、私の会館の戸だなにはうんとこれまだありますけれども...全文を見る
○田代富士男君 もう質問の時間の締め切りが参っておりますから、要点だけお尋ねしてまいりますが、御承知のとおりに、財政再建の三本柱がございます。政府の助成、運賃の値上げ、それから国鉄の企業努力とありますけれども、特に私は、この企業努力に対して国鉄としてどのように努力をされているのか...全文を見る
○田代富士男君 まあ総裁がおっしゃるとおりに、総裁が何とか再建の情熱を傾けていらっしゃることに対しては私も同感でございますけれども、いまは、十月ダイヤ改正と同時に貨物のこういう輸送の能率化を図ると、こういうことを申していらっしゃいますけれども、この経営改善にかかる投資設備等の建設...全文を見る
○田代富士男君 こういう企業努力の中で、やはり収入をふやしていくということにこれは力を注がなくちゃならないと思いますが、その乗客をふやし、収入をふやす一つといたしまして、現在和歌山県で紀勢線を中心に行われております紀州路キャンペーンプレゼントというような、そういうものが行われてお...全文を見る
○田代富士男君 そこで収入効果を上げるということはよろしいです。で、紀州路のキャンペーンプレゼントの内容は、ここに景品が、十四項目ぐらい書いた景品がありますが、その中のAの四に――ちょうどこれが列車の中にこのポスターが張られてあるわけなんです、紀州路のキャンペーンの。この中に何を...全文を見る
○田代富士男君 それで総裁、改善をしていただくということですから、じゃ、これはライオンの赤ちゃんは上げないということでこれはもう改善ですな。  上げたら大変ですよ、食餌代だけでも。上野の動物園に聞いてみました。これもう大変なことです、ライオンのおかげで。しかし、上野には動物がた...全文を見る