田代富士男

たしろふじお



当選回数回

田代富士男の1980年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第91回国会 参議院 決算委員会 第1号
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○田代富士男君 午前中も質問が行われましたが、今回の防衛庁の機密漏洩事件につきまして質問をしたいと思います。  今回のこの機密漏洩事件は、最も特異なケースではないかと思われます。それは、御承知のとおりに自衛隊の中枢の中からこのような機密が漏れたということでございます。また、現在...全文を見る
○田代富士男君 今回の事件の特徴の一つは、将官クラスのスパイ行為という国際的に類例のない事態ではないかと思うんです。そこで、現実にこういう問題が起きた、それに対していま防衛庁長官は、やれるものがやれなかったんだ、それをいまからやるんだとおっしゃった。だから、やれるものをやれなかっ...全文を見る
○田代富士男君 いまのはこれは答弁になりませんよ。やれるものがやれなかったんだとおっしゃるんだから、人事管理あるいは管理面がどうなっていたかと、これは当然のことです。やっていることだ、やれるものがやれなかったと——もうちょっと内容を。これじゃ答弁になりませんよ。こういういいかげん...全文を見る
○田代富士男君 いま局長の御答弁がありましたけれども、もう一度、日米相互防衛援助協定等に伴う秘密保護法施行令第一条について御説明を願いたいと思います。あわせて指定件数も一緒に御報告願いたいと思います。
○田代富士男君 機密は。
○田代富士男君 件数はなしですか。  そういたしますと、防衛秘密に関しての法令や、今度は防衛庁の中におけるそういうような訓令によってのこの三段階があるかと思いますけれども、そうすると、単純に言いますと六段階のものがある、六つに分けられている。そう見た場合に、宮永、香椎、大島、三...全文を見る
○田代富士男君 午前中の委員会におきましても答弁がありましたが、宮永はOBであるけれども、いわゆる外国の関係する情報についてはかなり知り得る立場にあった、また香椎、大島両人に対しましても、いま調査系統の仕事の立場であると言いながら、そういうような資料の中身を知り得る立場にあったと...全文を見る
○田代富士男君 そうすると、一応先輩に当たられる栗栖元統幕議長のお話ということは、なるほどこういうことがあったというふうに認めてよろしいわけなんですね。そういうことから言いますと、一月二十一日に山本警察庁長官が、今度は記者団との会談での質問に答えていらっしゃいますが、これまでに差...全文を見る
○田代富士男君 いま鈴木局長のお話をお聞きいたしまして、長官の発言は、押収された範囲というその立場に立っての発言であると、こう理解をいたします。長官もそうだし局長もそのように理解していらっしゃいます。私も理解いたしますと、押収されない長期間の間には、現職であった栗栖元統幕議長が—...全文を見る
○田代富士男君 いや、私が防衛庁長官に聞いているのは、押収をされたその資料の中からはと限定されているんです。だから、すでに渡った中ではそういうものが流れているだろうと明確に言っているんです。栗栖元統幕議長は流れているということを、まだ現職からおやめになって長くないお方が言ってらっ...全文を見る
○田代富士男君 もしあるとするならばと、こう言っていらっしゃるけれども、元統幕議長は流れていると言っているわけなんです。それにも対して一月十八日の夜には、これは永野陸幕長でございましょうか、記者会見で、渡った機密というものは四十年代の陳腐な情報であるというような趣旨の発言をしてい...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、この永野陸幕長も、四十二年−四十四年の約十年前のそういうときのことだから流れたと考えられるけれども、それは陳腐であると、これも限定されたものですね、限定された発言。そうすると、当時の、栗栖元統幕議長が流れているとおっしゃることは、これはそのように受けとめてい...全文を見る
○田代富士男君 長官、いまあなたは、捜査の資料の結果を見てやるべきところの問題をやるとおっしゃる。いま警察庁の鈴木局長は、押収された資料の中においてと限定されまして、その中には米軍関係の資料は見当たってない、しかし長い間のことだから、そこまでないということは言っていらっしゃらない...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、いまのお話を聞いておりますと、警察の捜査、それによってとおっしゃいました。いまさっきの、今後どのようにやっていくかということ、独自の調査をやる、こういうことをおっしゃいますけれども、独自の調査においてこれを明確にする意思は防衛庁としてないんですか。長...全文を見る
○田代富士男君 防衛庁長官、私が一番最初の質問をした折に言っておりますが、外国の立場で言うならば、外国のその国民の平和と安全を守るための軍隊がおります、外国には。その軍隊が警察によって捜索を受けたという事例があるんですかと私は聞きました。これに対する答弁はなかったわけなんです。 ...全文を見る
○田代富士男君 そうです。そのとおりです。
○田代富士男君 じゃ、まあこれはこの程度にいたしておきますけれども、新聞報道等によりますと、宮永ら三名は確信犯という見方がありますけれども、まあ現在は捜査中ということでございましょうから、一応明確にはできない点もあるかわからないけれども、現時点において防衛庁、警察庁は確信犯である...全文を見る
○田代富士男君 それで一度御確認しますが、警察庁は、この事件の糸口はどこにあったのか、いま捜査の段階でございましょうけれども、いま発表できる範囲内で、またいつごろから内偵なさっていたのか、お願いをいたします。
○田代富士男君 防衛庁はこの問題をいつごろお知りになられたのですか。
○田代富士男君 いま防衛局長は、警察庁からお話があった一年前でなくして逮捕された直前である、このように申されました。私もきょう質問するに当たりまして、いろいろ情報を集めました、情報問題のときですから。そのときに私がつかんだ情報によりますと、宮永がおかしいというのは防衛庁内では四年...全文を見る
○田代富士男君 長官どうですか。
○田代富士男君 そこで防衛局長、これを調査するとおっしゃった。くしくもけさのこれは朝日新聞です。朝日新聞にも五十一年にすでに疑惑があったという記事が出されております。ここに掲載してある内容は、宮永がこの調査第二部を訪れまして、自分が講演を頼まれたためにということで秘密文書のコピー...全文を見る
○田代富士男君 じゃ正式な報告をしていただくということで了解してよろしゅうございますね。  そこで、これもいま取り調べを受けている三人が、ソ連から情報を得るために接触を続けるうちに、こちらからも何らかの情報を流す必要に迫られてやむを得ず自衛隊の配備状況などの資料を流したと言って...全文を見る
○田代富士男君 そうすると、私がいま提起した問題も、あわせていろいろ調査されるとおっしゃるならば、これもあわせて調査されますか、長官どうですか。あなたは徹底的調査をするとおっしゃった。いかがですか。
○田代富士男君 いま委員長からも話があったとおりに、一番最初は防衛庁庁内に委員会をつくって徹底的に——もう繰り返すわけではないですけれども、やれるものがやれなかったとかいろいろおっしゃったわけなんでしょう。それでいろいろ指摘しているわけなんです。それを警察庁待ちでなかったらできな...全文を見る
○田代富士男君 じゃ時間の制限もありますから、聞きたいことがありますが、また今後この問題は長く続くと思いますから次の問題に移りますが、いまさっき永野陸幕長が記者会見された折の話をお聞きしまして、四十二年から四十四年ごろまで北部方面の情報担当部長であったときの話をされたわけなんです...全文を見る
○田代富士男君 しかし、局長、いま言った経歴から、当然そういうことは——自衛隊の情報教育の内容あるいは組織、能力の限界、また中央資料隊のときにおいては米軍の同じ情報教育の内容、組織あるいは能力の限界等を、これは栗栖元統幕議長が言っているじゃありませんか。まして、いま一番の問題のコ...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、防衛庁、今回の自衛隊の内部で行われましたスパイ事件だけに、友好国の対日信頼を損なうことは避けられないと思うんです。そういう立場から、日米相互防衛援助協定等に伴います秘密保護法、これは二十九年度にできたと私は理解しておりますが、その協定に基づいて米国か...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、いまさっきから、まだ捜査の段階であるとおっしゃいますけれども、今後この問題に対しては、やはり防衛庁としても断固とした処置をおとりになる決意でしょうか、これは防衛庁長官、どうですか。
○田代富士男君 ここでちょっと、官房長官の退席時間があるからということでございますから、途中で順番を変えましてちょっと官房長官にお尋ねいたしますけれども、今回このような不正事件が起きておりますけれども、こういう不正事件を防ぐということは、やはり上に立つ人がみずから厳しく姿勢を正す...全文を見る
○田代富士男君 長官どうぞ、結構でございます。  じゃ、もとに戻りまして防衛庁にお尋ねいたしますが、宮永は四十二年三月から二年半の間、北海道において、外国軍が侵攻した際の防衛計画センターとも言うべき北部方面総監部の第二部長を務めていた、こういう経歴があることは御承知のとおりだと...全文を見る
○田代富士男君 局長、これは警察の調べがなくちゃわからないと、このようにいま申されましたけれども、事日本の安全保障に関する問題ですよ。だから、もしも流れていたならば——こういう不幸なことはないと思いますけれども、あった場合にはどうなりますか。やはり、これこそ機密とか極秘とか秘とか...全文を見る
○田代富士男君 宮永はこれまで月一度、在日ソ連大使館付武官のコズロフ大佐と会いまして、入手をしました防衛に関する秘密事項をコズロフ大佐に渡して多額の報酬を受け取っていた、これは午前中の委員会においても明らかにされておりますけれども、このコズロフ大佐が、このようなことをやっている好...全文を見る
○田代富士男君 かつてソ連の外交官の行動に今回のこういうスパイ活動に類するものがあったことは御承知のとおりだと思います。そして、一度ソ連大使館に政府として抗議された、そういうことがあると私は承知しておりますけれども、その抗議の内容は何であったのか、また、そのときの事件と今回の事件...全文を見る
○田代富士男君 それと同時に、けさからの委員会でも明らかにされておりますとおりに、中国関係の情報ということが問題になっておりますけれども、ソ連情報機関のスパイの目的が、ソ連と対立関係にあります中国だったことも一つは明らかになっております。もしこのような機密の資料が渡っていたとする...全文を見る
○田代富士男君 そこで、防衛庁にお尋ねいたしますけれども、今回のこういうような防衛庁の中枢からこういう機密が漏洩したということに対しまして、これは重大な問題であるということは認識を持っていらっしゃると思いますが、こういうことがなぜ規制できなかったのか。いまさきもちょっと述べたかと...全文を見る
03月18日第91回国会 参議院 内閣委員会 第4号
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○田代富士男君 最初にお尋ねしたいことは、行政改革の問題が午前中から論議されておりますけれども、この行政機構の改革というものは、御承知のとおり古く新しい問題でございまして、特に歴代内閣は、その発足に当たりまして必ずと言ってよいくらいこの行政機構の改革を口に出しているわけでございま...全文を見る
○田代富士男君 ただいま長官から、今回の方式は内示方式という立場で、ブロックにおいては各省庁間のバランスをとるために、また地域面においてもバランスをとりたい、こういうことでございます。  このブロック機関の整理に取り組んでいる長官が、そういう立場からでありましょう、たとえば治安...全文を見る
○田代富士男君 では、この問題はまた後日、お尋ねをすることにしてこの程度においておきますが、十一月の九日の大平総理の指示を受けられまして、十一月二十七日の閣議における宇野長官の発言は、公団、事業団等特殊法人の統廃合につきまして、主管法人数が十個までの省庁については少なくとも一つの...全文を見る
○田代富士男君 いま長官のお話を聞いておりますと、例外といたしまして、総理府一は残していくと、それから北海道開発庁一つも残すと、経企庁二つ残すと。これ以外に、私調べたところでは、環境庁が二つ、沖繩開発庁が一つ、外務省が二つ、大蔵省が四つと、このように七省庁は所管する法人全部を残す...全文を見る
○田代富士男君 もう一回お尋ねしますけれども、最初に十一月の二十七日に主管法人が十個以下のところは自動的に一つ削りなさいと、こういう強い姿勢を打ち出していらっしゃるわけです。いま説明をされましたら、これはこうこうの理由でこうこうですとおっしゃるけれども、そういうように十個以下のと...全文を見る
○田代富士男君 理解する、理解しないよりも、いまどういう基準でおやりになったかというのは決意発表のような感じがして仕方がないんです。それはまたいまからずっとお尋ねしてまいることにしたいと思います。  そういうわけで、特殊法人の統廃合については、たとえば御承知のとおりに臨時行政調...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、一番最初長官は、今回のこの行管のやり方は内示方式をとっているんだと、従来やれなかったことをばっさりとやるんだと、そういう歯切れのよいことを言っていらっしゃいました。いま列車とプラットホームの関係を申されましたけれども、これが出た後には必ず一つは出すん...全文を見る
○田代富士男君 そうしますと、十二月十日までに長官は具体的統廃合計画を立案するようにという回答を求められているわけなんです。これは当然文部省としても出さなくちゃならないわけです。この十二月十日まで出す分には入ってないわけなんでしょう、これは。で、長官がいまおっしゃるのは、五十五年...全文を見る
○田代富士男君 決意のほどはわかりますけれども、長官のお話を聞いておりますと、まあ各閣僚には思い切った英断をされる一面があるかと思えば、いま一つ一つ尋ねていきますと、私なりにまあ例外と思われる節やあるいは抽象的な面がありまして、これは問題が残るのではないかと私は自分で思っているわ...全文を見る
○田代富士男君 そのようにお願いを申し上げたいと思います。  次に、行政機関の設置ということは、もちろん私が言うまでもありませんが、内容についても法定主義によるべきことは、主権在民あるいは民意の反映という観点から最も大切なことではないかと思います。そういう意味から今回の提案もな...全文を見る
○田代富士男君 いまも局長が申されましたとおりに、今回の提案理由の説明の中には二つの目的が述べられております。一つは、行政組織に関する規制の形式を整序することと、二つ目には行政需要の変化に即応した機構の合理的再編成の基盤を整備するということではないかと思いますが、このようなふぞろ...全文を見る
○田代富士男君 ただいまの局長のお話は、国土地理院だとか土木研究所、建築研究所等の筑波学園への移転の例ではないかと思うわけなんですが、私が最初にお尋ねをしたとおりに、今回のこの行政機関の設置というものは民意の反映というものの観点から最も大切なことであるということを申し上げましたけ...全文を見る
○田代富士男君 政府といたしまして、常に現在の行政需要はどういう方向にあるのかということについて的確に掌握をしつつ、それに対応した態度を持って臨んでいかなくてはならないことは私も承知しておりますけれども、一方では、人と予算が伴う行政機関が手軽につくられたり、あるいはこれが壊された...全文を見る
○田代富士男君 今回の法改正によりまして、いずれにしても法律事項から外れて政省令にゆだねられる数が、私の調べでは百八十三種類、八百九十機関、このようになっておりますが、ここで確認しておきたいことがございます。  まず一つは、法律事項であるならば、その改廃につきまして、御承知のと...全文を見る
○田代富士男君 統廃合につきましては、いまもたびたび申しましたとおりに、それなりの説得力のある理由がなければならないと思うわけでございますが、今回の法改正によりましても、これからは一般事情としての委員会質疑のほかには国会審議が省かれることになりまして、政府の意思として政省令の改正...全文を見る
○田代富士男君 統廃合によりまして、一番問題点は一公務員にとってこれは大事な職場でありますし、そういう立場から配置転換などによりましてできる犠牲のないような形で推進をしていかねばならないのではないかと思うのでございます。まじめに働く公務員の同意を得ることの大切さはいまさら言うまで...全文を見る
○田代富士男君 では、最後にもう一問だけお尋ねいたしますが、過日の衆議院の予算委員会におきまして、同僚の矢野議員より、監察を全特殊法人にやるべきである、このような提言を長官にいたしまして、その作業がここに進みまして、懸案解決に一歩前進した段階でございます。ところが、その中で警戒を...全文を見る
03月24日第91回国会 参議院 決算委員会 第4号
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○田代富士男君 きょうは、私は国民の基本的権利と公職選挙法につきましていろいろ御質問をしてまいりたいと思います。  最初に、選挙法に入る前に住民基本台帳について、まずその目的はどのように定められてあるのか、これをお尋ねしたいと思います。  住民票というのは非常に多般に利用され...全文を見る
○田代富士男君 きょうお尋ねしようとしております公職選挙法の永久選挙人名簿の登録とも特に重要な関係があると思われますもので、この際、住民票の異動つまり転入転出がどのように行われているのか、住民基本台帳法に基づく届け出に係る人数についての調査があれば教えていただきたい。また、その調...全文を見る
○田代富士男君 次に、政府は国民の基本的権利をどのように保障しているのか。これは基本方針でございますものですから自治大臣にお尋ねしたいと思います。また、ここでは特にきょう質問もしたいと思っておりますから、国民の選挙権の行使について政府はいかに保障しているのか、政府の基本方針もあわ...全文を見る
○田代富士男君 公職選挙法の第二十一条第一項について簡単に御説明をお願いいたします。
○田代富士男君 いま述べていただいたことが基本的な問題になっていると思いますが、すでに皆さんも御承知のとおりに憲法はもちろんのこと、国政レベルの選挙におきましては公選法の第九条第一項で、満年齢二十歳以上と年齢要件が定められておるわけでございます。ところが、公選法の第二十一条第一項...全文を見る
○田代富士男君 次に、公職選挙法第二十八条第二号について解釈をしていただきまして、立法趣旨を御説明願いたいと思います。
○田代富士男君 ただいま御説明をいただきました法第二十一条第一項と法第二十八条第二号の関係について、すでに皆様御承知の自治省選挙部の選挙課長と管理課長があらわされました「逐条解説公職選挙法」ではどのように説明されておるのかお尋ねをいたします。
○田代富士男君 ただいま御説明いただきました公職選挙法の逐条解説はここにお借りして持ってきておりますが、ゼロックスいたしております百六十二ページから百六十三ページにかけましていま御説明いただいたことが記されております。  ここでは転出後も「十分の余裕をもって」新住所の選挙人名簿...全文を見る
○田代富士男君 ただいま御説明いただきましたとおり、公選法の第二十二条第一項によりますと、九月の十一日から十月の十日の一カ月間に選挙の期日、つまり投票日があれば定時登録が適用される。この表でいきますと、ここに書いてございます。九月の十一日から十月の十日、この期間でございます。これ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、いまこの二つの要件のところに大きな問題が起きていることはすでに御承知のとおりでございます。その問題をちょっと振り返ってみますと、昨年の衆議院の選挙では、九月の七日が衆議院の解散日でございます。そして九月の十七日が公示日、十月の七日が投票日となっております。...全文を見る
○田代富士男君 だから、結論として言うならば、投票できなかったということでしょう。要するに六月の二日から六月の六日の間は、これは投票できなかった。ここで問題が起きているわけなんです。ただいま私が申し上げましたことは、昨年の衆議院選挙の折に、定時登録の折に大きな問題が二つ起きている...全文を見る
○田代富士男君 そこで、ただいま私が御説明したのは図表では図表(1)の分でございます。お手元に配付しました資料でも図表(1)でございますが、ここにこういう、十五万人の新成人が投票できなかったという問題点がありまして、告訴されました独協大の白鳥教授らから、そういうことを避けるために...全文を見る
○田代富士男君 いまの御丁寧な御説明でございますが、AかBでお答えいただいたら結構でございますから、いまもう本当に懇切丁寧に御説明いただいてありがとうございます。AかBかで結構でございます、時間の関係がございますから。  第二問でございますが、二月二十九日以降にAを転出、三月五...全文を見る
○田代富士男君 Aだと思います。  問題三です。二月二十九日以降にAを転出しまして、三月四日までにBに転入した場合、理論上どのようになり実務上どのように処理されるのか、簡単にお願いします。
○田代富士男君 いまの問題三はA、Bともにあるけれども、実際上はAを抹消してBであるということでございますね。  問題四でございます。二月二十八日にAを転出し、そのわずか六日後の三月五日にBに転入した場合、これはどうなるのでしょう。
○田代富士男君 いま問題四のところで明らかになりましたとおりに、わずか六日間、これを飛び越しただけで、何も知らない人が飛び越しただけでA、Bともにこれは選挙人名簿はどこにも見当たりません。だから、逐条解説の公職選挙法の指導書の中に「十分の余裕」ということが書いてありますけれども、...全文を見る
○田代富士男君 まあ大臣は元警察庁長官もおやりになった、選挙を取り締まる立場を経験されたお方だからこのくらいもう御理解の上だと思いまして、また後ほどお答えいただくということでございますが、しかし端的に言いまして、一カ月近くの余裕があるから大丈夫だという、六日間だけ飛び越しただけで...全文を見る
○田代富士男君 だから大臣どうですか、いまのお話をお聞きになって。
○田代富士男君 じゃ次に進みましょう。  だから、いまはことしの参議院選挙で御説明しましたが、次の五十八年度の参議院選挙を仮に考えますと、五十八年の六月二十七日にこれは挙行されると予定すると、このとき乙のような幻期間は何日間あるかということ、図表(4)に書いてあります。四日間に...全文を見る
○田代富士男君 いまのようなケースが出てくるのも事実と言われましたけれども、端的に言えば、十分の余裕があるかないかということをお尋ねしたいんです。十分な余裕があると言われた。
○田代富士男君 一般論として十分な余裕があると言われてそのように指導されているというならば、自治大臣、一般論として十二時を越すだけでもこれはだめになるということは一般論としてどうですか、十分な余裕がないということを認めざるを得ないと思いますが、自治大臣いかがでしょう。
○田代富士男君 まあ大臣、二週間の余裕じゃないです。十一日間、これ幾日もないわけです。指導書には一ヵ月になっております。その点ちょっと明確にしておきたいと思います。  そこで、一番最初に私が住民基本台帳法のところで触れましたとおりに、公選法がリンクしている住民票の届け出やその他...全文を見る
○田代富士男君 重ねてお尋ねして申しわけございませんですが、ただいまも私が問題を提供したことを宿題として今後考えていくということでございますが、まあ了といたしますけれども、素人なら三カ月の未登録期間に対して、四カ月あれば一カ月余裕があると、一カ月もあれば十分の余裕があると単純に考...全文を見る
○田代富士男君 そこで宿題として検討をしていくということでございますから、宿題ということでございましたならば、いま私がるるこの図表を中心に説明いたしました問題点をまとめてみましたから、これもあわせて宿題として受けとめていただきたいと思うんです。  まず一つは、定時登録の問題点。...全文を見る
○田代富士男君 この規定は法律のどこに根拠を置いてあるのか、法律に規定のない基準日というものが政令に突如として出てきておりますけれども、こういうことは許されるのか、この点いかがでございましょう。
○田代富士男君 多分そういう御返事をされるだろうと私は予期をしておりましたが、いま言うように、選挙だとか公示は知るわけにいかないからこういうたてまえをとったとおっしゃいますが、じゃそれならば公選法第六条、これにはどのように載っているか、簡単にいうならば「政治常識の向上に努める」、...全文を見る
○田代富士男君 申しわけございません。じゃ、時間でございますから、まとめて。  いま御説明されましたけれども、施行令の第十二条第二号の場合は、つまり九月十一日から十五日までの間に選挙の期日がある選挙を行う場合、九月九日以前の日、つまり選挙運動期間中や基準日の登録日を設けることに...全文を見る
04月23日第91回国会 参議院 決算委員会 第11号
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○田代富士男君 最初に、私はインフレ対策及び景気対策についてお尋ねをしたいと思います。  去る四月十八日の日銀の発表によれば、四月上旬の卸売物価は三月下旬に比べまして一・九%上昇していると言われております。これは対前旬比では、一昨年十一月から始まった卸売物価の上昇局面の幅で最大...全文を見る
○田代富士男君 私がお尋ねしたのは六月ごろには物価騰勢が鎮静するというその根拠をお尋ねしたんですけれども、状況説明であって、その根拠の答えは出ておりません。  それでいま申されたのは四月、五月の気流を乗り越えれば何とか六・四%はやらねばならない目標であるし、できない相談ではない...全文を見る
○田代富士男君 この問題には異議がありますが、これだけやっていたら時間がありませんから、次に移りますが、近く開催される日米首脳会議並びにベネチアサミットにつきまして、わが国としてどういう態度で臨まれるのか、この点をお尋ねしたいと思います。  まず、第一点でございますが、日米関係...全文を見る
○田代富士男君 次に、今回のイラン石油の船積み停止の事態につきましてお尋ねをしたいと思いますが、通産省、外務省の対イラン石油値上げ交渉は純然たる価格の問題であって、経済ベースで解決する旨繰り返し表明されておるところでございます。一方、人質問題につきましては、政府の方針として対米協...全文を見る
○田代富士男君 最後の質問ですが、現行公職選挙法の登録制度についてでございますが、この前の決算委員会でこの問題は詳しく私は質問いたしまして問題を提起してございますが、時間がないからまとめてその要点を質問いたします。  定時登録では多数の新有権者が選挙人名簿に登録されないことが起...全文を見る
05月06日第91回国会 参議院 内閣委員会 第11号
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○田代富士男君 今回の農林水産省設置法の一部改正は、御承知のとおりに、全国民から求められている最大の課題であります行政改革の一環として行われるものでございますが、その内容は、ただいまも種々論議されましたとおり、生糸検査所を農林規格検査所へ吸収統合するとともに、農林規格検査所の所掌...全文を見る
○田代富士男君 次に、近年、生糸の生産数量並びに輸出数量の減少傾向が続いております、これは御承知のとおりだと思いますが。特に昭和五十年以降、輸出数量はついにゼロを記録しております。生糸検査所の統合もまたやむを得ないとは思うが、全国には約二十万の養蚕農家がおられるわけでございまして...全文を見る
○田代富士男君 次に、農水省のJAS規格についてお尋ねをしたいと思いますが、農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律の立法趣旨について、まずお尋ねをしたいと思います。  時間の制限がございますから、御答弁も丁寧でありがたいんですが、要点のみお願いをしたいと思います。
○田代富士男君 ただいま御説明がございましたとおりに、JASは大いに活用されるべきものでなくてはなりませんが、JASが食品製造業者に実際どの程度活用されているのか、掌握していらっしゃる範囲内、御答弁願いたいと思います。
○田代富士男君 では具体的な問題でお尋ねしたいと思いますが、まず、塩蔵ワカメの日本農林規格、特にその中で、品質に関して食塩含有率並びに表示の方法について御説明を求めたいと思います。  また、それと同時に、塩蔵ワカメのJAS規格の受検率、また実施状況についても御答弁いただきたいと...全文を見る
○田代富士男君 ただいまも御説明いただきましたが、日本ワカメの協会加盟業者が私の調べでは約三百社あると言われておりますが、そのうちJAS認定工場は五十社にすぎない。しかも、このJAS認定工場からJAS規格製品を出している割合となりますと、私が調べたのでは実施当時二〇%、三〇%であ...全文を見る
○田代富士男君 いま局長、多分御答弁は伝統的な商品だからと、そのように御答弁されるだろうと思いましたけれども、これは実情を局長御存じですか、実情を。私はここにワカメを買ってきていますこれ、全部買ってきておりますこれ、いま大臣はトイレへ立たれましたけれども。こういう買い物に行かれた...全文を見る
○田代富士男君 いま局長がおっしゃるとおりに、これは買ってきた場所も明確にしておきます。この近くです。一つは私が麹町の宿舎ですからそばにありますサクライというところから、スーパーです。それから青山のピーコック、それから四ツ谷の青楓、その三店で買ってきております。会社の商品名まで申...全文を見る
○田代富士男君 それから、JAS規格の中では、ここに含んでいる量の多い順番から明記しなさい、このように規格で規定されているわけなんです。しかしこれを見ますと、この私が一番最初に、生ワカメです、これは青楓で買った品物です。これはいま申すとおりに、食塩含有率が六〇%となっている。六〇...全文を見る
○田代富士男君 ではワカメの問題はこの程度にいたしまして、次はコンポストについてお尋ねをしたいと思います。  昭和四年の恐慌、さらに戦後の食糧難の時代を終えまして、一億一千万人を超す人口を擁する現在に至るまで、わが国の農業を支えてきたのはまぎれもなくこれは生産者の皆さんであると...全文を見る
○田代富士男君 ただいま、化学肥料は恩恵もあったけれども反省しなくてはならない点もあったということでございますが、まさしく化学肥料一辺倒の今日の農業がどういう問題を引き起こしたか、いろいろ言われておりますが、時間も制限がありますから、いろいろ出ている声をまとめますと、まず第一番目...全文を見る
○田代富士男君 窒素肥料として今日まで広く使われてきたのに硫安があるわけなんですが、この硫安は、御承知のとおりに、畑の中で硫酸とアンモニアに分解いたしまして、そのうち硫安が残り、土壌が酸性化いたしまして農作物に悪い影響を与えるということでございます。そこで、中和剤として石灰を投入...全文を見る
○田代富士男君 次に、いまさきも質疑が行われていた問題に少し関連がございますが、食品の発色剤と防腐剤として、少量でありますけれども、昔から使われていたのに硝酸塩があるわけでございます。この硝酸塩については昭和四十六年、タラコの発色剤として使われないようにされましたが、それはタラコ...全文を見る
○田代富士男君 まあ、これは専門的なことになりますし、私もその道の専門家ではございませんけれども、要するにこれはまだ研究中であって、いろいろなデータが出ておるけれども、われわれ人体にも影響があるということは否定できないことでございます、これは。そういう影響がないというデータもある...全文を見る
○田代富士男君 では有機物の土壌への還元、これ、いままでどのように努力をされてきたのか、今後の決意はもう聞きましたけれども、その点、局長からでも結構です。
○田代富士男君 いま土づくり運動等をやって努力をしているということでございますが、そういう土づくりの一環とも言うべきかどうかは、これは当たらないと思いますけれども、大きい意味で言うならば、それに当たるのが廃棄物処理の一環としてこれまで取り組まれてきたコンポストの問題ではないかと思...全文を見る
○田代富士男君 この問題につきまして、厚生省が補助金を出しましてこういう対策を講じていこうと、このようにかかったけれども、長続きをしないでつぶれていったということは、私たちの立場で言うならば、これは決算委員会の立場で言うならば、補助金のむだ遣いというようなことを言われても仕方がな...全文を見る
○田代富士男君 下水汚泥の問題につきましては、これはまた別の機会に取り上げてまいりたいと思いますが、コンポストを推進していくといたしましても、現在の農業政策を根本からまとめていかなければならないことは言うまでもありませんが、特に都市ごみの処理のためのコンポストという、こういう発想...全文を見る
○田代富士男君 終わります。
05月08日第91回国会 参議院 内閣委員会 第12号
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○田代富士男君 では、引き続きまして質問をいたします。  去る一月の三十一日、わが党の矢野書記長が衆議院の予算委員会におきまして、行政管理庁の監督権を拡大強化すべき立場から、御承知のとおりに四十九年度の保利行政管理庁長官の前向きの答弁を引用いたしまして質問をいたしました。これに...全文を見る
○田代富士男君 いま御説明がありましたとおりに、運営にも関連のあるところは調査さしていただくということで今回の法改正がいま審議されておりますが、特殊法人の主務大臣が各特殊法人の自主性を尊重しつつそれぞれ監督を行っていくのに、今度新たに加えまして行政管理庁が調査をすることになるわけ...全文を見る
○田代富士男君 いまもお話を聞いておりますと、この特殊法人のやろうとしている仕事は千差万別であると、そういう立場からやりにくい面もあるかと思いますが、百十一と一般的に数が言われておりますけれども、事業の内容、資本、補助金などについても実にさまざまである。また、同僚議員のただいまの...全文を見る
○田代富士男君 簡単に分類を、簡単でいいですよ。
○田代富士男君 いま国の資金の流れということに着目してお尋ねをしましたけれども、そういう観点から特殊法人と認可法人を見比べてみるとどれほどの違いがあるのか、ただいまも同僚議員の御質問がありまして、これで答弁をなさっておりましたけれども、なるほどというそれだけのものを理解することが...全文を見る
○田代富士男君 では、それひとつ努力していただきますようお願いいたします。  次に、NHKの問題についてお尋ねしたいと思いますが、ただいま同僚議員からの御発言もございましたが、これは大事なことでございますし、改めてお尋ねしたいと思いますが、今回の改正によりましてNHKもその調査...全文を見る
○田代富士男君 この改正案が成立いたしますと、行政管理庁の調査実施計画が出されてまいるわけでございますが、五十五年度の監察計画において新しく取り組まれることになる六十三の調査対象法人というものは、これは全部含まれることになるわけなんですね。まず、ちょっとお尋ねしたいと思います。
○田代富士男君 おおむねどのくらいですか。
○田代富士男君 今後これを運営されるわけでございますが、現在の調査対象は御承知のとおりに特殊法人四十八でございますけれども、いまさっき同僚議員の質問もあったかと思いますが、今後現在の調査対象の約倍と申し上げてもよいではないかと思いますが、そうなった場合に、現在の行管の体制として果...全文を見る
○田代富士男君 いまいろいろお尋ねをいたしましたけれども、やはり国民が一番望んでいることは何であるかと言えば、鉄建公団の問題、KDDの問題から今日まで来ておるわけでございますが、考えてみれば公務員や特殊法人の職員の綱紀の粛正ということではないでしょうか。これは、私は宇野長官のお考...全文を見る
○田代富士男君 ではひとつ徹底的によろしくお願いしたいと思います。  KDDが今回の法改正によって初めて調査対象になるわけでございますが、もし仮にもう少し早くこういうような措置がとられていたならば、これは結果論でございますけれども、今日のようなKDD事件までには発展してなかった...全文を見る
10月08日第93回国会 参議院 本会議 第4号
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○田代富士男君 私は、公明党・国民会議を代表して、総理の所信表明演説に関して、内政、外交の重要課題について質問をいたします。  私どもは、激動の八〇年代に迎える新しい政治を構築するために一層の努力を傾けるとともに、多数におごれる政府・自民党を今後とも厳しく監視してまいる所存であ...全文を見る
10月23日第93回国会 参議院 商工委員会 第2号
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○田代富士男君 最初に私はECとの問題につきまして質問をしたいと思います。  もう御承知のとおりに、日米間の自動車を初めといたします貿易摩擦が恒常化している現在でございますが、これとともに日本とEC間にも自動車あるいはカラーテレビ、そういうものを中心といたしまして輸出が今年当初...全文を見る
○田代富士男君 そこで具体的にお尋ねいたしますが、先日発表されました輸出認証統計によりますと、九月の輸出は前年同月比三九・七%増の二兆七千六百六十八億円と、過去最高を記録していることは御存じだと思いますが、わが国の経済にとりますればまことに喜ばしいことでありますけれども、反面これ...全文を見る
○田代富士男君 EC側の発表を調べましたところが、EC九カ国の九月末の失業者が御承知のとおりに七百万人の大台を突破しておりますね。そして、EC年次経済報告でも失業率が七九年の五・六%から八〇年には六・〇%、八一年は六・八%と年々雇用状況というのは悪化するとの予測を発表をしておるわ...全文を見る
○田代富士男君 いま日本とECとの間の貿易の最大の摩擦の焦点になっているのは自動車ではないかと思いますが、そういう意味からECの自動車製造業委員会より日本の自工会に対しまして、摩擦回避のためトップ会談を開きたいと申し出があって、それを受け入れられるように聞いておりますけれども、こ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、こういう話し合いをする場を持って、こういう情報交換だとか意見の交換をやりたいということでございますが、そういう場所を通じまして、ヨーロッパと日本とはこういう文化の相違点がございます。いまさきも御指摘されておりましたとおりに、ECも日本に対する輸出に対して努...全文を見る
○田代富士男君 ただいまも申しましたとおりに、現在ECでは失業者が多く、またインフレで景気が停滞しておる。構造的な悩みを持っている現状でございますが、そしていま基幹産業の再構築を必死に進めている段階ではないかと思います。そういう意味で競争力がつくまでは日本製品にもうしばらく待って...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、次にガス災害事故並びに事故防止の問題について質問をしたいと思いますが、最初にガスの供給に関する事故、また需要先における中毒事故等の件数並びに実態等につきまして、簡単に御説明いただけないでしょうか。
○田代富士男君 ただいま最近の事故の状態を件数で御説明をしていただきましたが、先日も当委員会で報告をされました静岡ガス爆発事故の問題でございますが、この大きな事故が起きまして、当委員会でもいままで質問が行われたわけでございますが、私は、今回の静岡ガス爆発事故に関連しまして二つの側...全文を見る
○田代富士男君 いま通産省、自治省の両方の見解をお聞きいたしましたけれども、両者の考え方というのは相当の開きがございます。この開きがさっき申し上げました潜在的な事故の原因にもつながっていると私は思うわけでございますが、特にいま端的な問題は、自治省の見解でございますガス事業法の改正...全文を見る
○田代富士男君 いま、重ねて申し上げますが、通産省は運用面で対応したい、それに対して自治省はガス事業法の改正等を含めた処理をという、こういう端的な一つの問題でございますが、検討して早目に結論を出したいという通産大臣の御答弁でございますからそれを信頼いたしまして、こういう潜在的な意...全文を見る
○田代富士男君 いまそういうような問題が起きてから販売されるようになったということでございますが、私が調べました新型警報器販売計画、これはことしの六月からと聞いておりますが、大阪瓦斯が目標二十一万個に対しまして現在二万六千個販売されている。東京瓦斯が十万個に対して七千個、東邦瓦斯...全文を見る
○田代富士男君 次に警報器の販売についてお尋ねいたしますが、これにも問題点が幾つかあります。具体的に申し上げますと、東京瓦斯でございますが、ここでの姿勢は、ガス事故防止はガス漏れ防止が第一であるというたてまえはわかりますが、漏れない器具、すなわちヒューズコックなどの販売の方が重要...全文を見る
○田代富士男君 次に、ガス警報器の設計ないし機能上の基準はあるのですか。また、設置基準はどうなっているんでしょうか。簡単にお願いします。
○田代富士男君 すでに検査制度が発足してそういう機能上の設置基準が設定されているという御答弁でございますが、これは現実に私の方で掌握したことでございますが、東京都内のある区の防災課長です。その名前はその人にとりましても何でございますから名前は伏せますが、二十三人のうちの一人と見て...全文を見る
○田代富士男君 私の質問時間がきてしまいましたが、最後に大臣にまとめてお尋ねいたしますが、いま各事業者に対しても指導すると同時に、各自治体の関係者にも指導するとおっしゃったけれども、現実に発足をしてそれだけ指導しておいでになったにもかかわらずいまのような状態です。いま指導しますよ...全文を見る
11月11日第93回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○田代富士男君 私は、きょうは二点についてお尋ねをしたいと思います。  第一点は、工業立地対策の問題でございます。  第二点は、雑誌フォトの「新製品ガイド」の問題についてでございます。  最初に、工業立地対策の問題でございますけれども、ゆとりある地域社会をつくるためには、地...全文を見る
○田代富士男君 ただいまも大臣が申されましたとおりに、都市に田園の豊かさ、田園に都市の活力を与えて産業基盤の政治をやっていきたいという、そういう路線を継承していただくということでございます。そのように受けとめていきたいと思いますが、まず最初に五十二年の十一月、第三次全国総合開発、...全文を見る
○田代富士男君 じゃあ次に、企業の工場新増設の統計調査をどのように実施していらっしゃるのか。また、再配置計画におきましてその前提ともなります企業の設備投資の動態を敏速に把握しなければ、通産省といたしまして行政指導をされるけれども、その計画の実行はむずかしいのではないかと思いますが...全文を見る
○田代富士男君 工業用地についてちょっとお尋ねしたいと思いますが、この工業用地については、トータルで見ますと六十年に二十二万ヘクタール程度が見込まれておりまして、五十年末までに使用されると見込まれる分を除きまして、六十年までに六万ヘクタール増加すると推定されておりますが、このうち...全文を見る
○田代富士男君 ただいまいろいろお答えいただきましたが、早期分譲に努力していくことが基本であるけれども、企業の設備投資意欲の問題があるというそういうお答えでございますが、運輸省が実施しております昭和五十五年一月末現在の工業移転動向調査の結果によりますと、八〇年度以降の企業の移転—...全文を見る
○田代富士男君 ただいまも工場の移転というのは伸び悩み傾向にある、そういうお話をされましたが、工業再配置計画は昭和六十年において移転促進地域の工業用地面積を、四十九年に比べまして三割程度減少させるという目標を立てていらっしゃいますけれども、現在四十九年当時と比べてどの程度減少して...全文を見る
○田代富士男君 続いていまさきも御答弁の中にありましたけれども、政府は再配置促進法によりまして移転促進地域から誘導地域への工場の移転を促進するために、関連施設への補助金の交付などの対策を講じていられますけれども、思うようにこれが進捗してないようであります。これは御承知のとおりだと...全文を見る
○田代富士男君 大都市から人口及び産業の地方分散と地域の開発、発展を図るために設立されました地域振興整備公団が工業再配置のために行っている工場移転融資についてお尋ねをしてみたいと思います。  最近の事業規模に対する融資の実績を見ますと、これまた年々低下をしております。特に、五十...全文を見る
○田代富士男君 いま私申し上げましたことに対しまして、そういう数字的なことはいろいろな理由があってそういう結果を招いたけれども、五十三年度からは執行状況は増加の傾向を示していると、そういうようなお答えでございますけれども、幾ら最近移転の傾向が上向いてきているといいましても、過去に...全文を見る
○田代富士男君 次に、工業再配置促進に重要な役割りを果たしております地域振興整備公団に関して、予算執行の面からちょっとお尋ねをしてみたいと思います。  財政投融資計画による地振公団の実行状況を見てみますと、五十年度三七・七%、五十一年度二九・四%、五十二年度四二・五%、五十三年...全文を見る
○田代富士男君 ただいまも私指摘をいたしました、この予算の不用等の実態、これらのことにつきまして、会計検査院の方お見えでしたら御見解をお聞きしたいと思います。
○田代富士男君 会計検査院の方退席されて結構でございます。  続いて、工業団地をつくるに当たっての土地、市場、流通コストなどを勘案した選定基準はあるのかどうか、御説明をお願いしたいと思います。
○田代富士男君 次に、地域公団が開発を進めております、ただいまもお話が出てまいりました中核工業団地の現状についてお尋ねをしたいと思いますが、全国十二地区のうち、公募をしている分ですでに契約済みとなっているのはどのくらいあるのか。また、いままで造成にかけた事業費は総額幾らぐらいにな...全文を見る
○田代富士男君 一連の御答弁をいただくような現状でございますから、大蔵省といたしましては、中核工業団地造成事業につきましては五十六年度は新規事業を認めない方針と言われておりますけれども、大蔵省のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
○田代富士男君 ただいまの大蔵省の考え方につきまして、通産省はどのように対応されるわけでございましょうか。
○田代富士男君 次に質問を移したいと思いますが、公団の工場移転融資を受けた企業の跡地の利用状況について、どのように利用され、またどういう状況にあるのか十分に掌握されていらっしゃるのかお尋ねしたいと思いますし、単に移転の促進を図るだけでなくして、跡地利用について明確なる方向性を持た...全文を見る
○田代富士男君 ただいまの問題に関連いたしまして、親企業の移転によりまして小規模また下請企業の受ける影響は大きなものがあります。これは御承知のとおりだと思いますが、地方分散の促進が弱小下請の切り捨てにつながるようになってはならないと思いますが、これら関連企業の保護をいかにやってい...全文を見る
○田代富士男君 再配置促進といい工業立地の地方分散といいましても、企業にとりましては取引の問題あるいは市場の将来性、または輸送コスト、公害等さまざま調査分析しなくちゃならないそういう大きな負担があるわけでございますが、独自に調査機関等を持っている大企業はまあまあそれはおくといたし...全文を見る
○田代富士男君 工業立地対策の問題に対してるる質問をしてまいりましたが、この問題の最後にお尋ねしたいと思いますが、再配置計画はベースとなる経済成長を六%プラスマイナス〇・三ポイントで想定しているわけでありますけれども、現在までの経済認識からするならばやや高目に見積もっているわけで...全文を見る
○田代富士男君 じゃ第二の質問に移ります。  第二の質問は、雑誌「フォト」に掲載されてあります「新製品ガイド」の問題でございます。社団法人時事画報社発行の「フォト」五十五年十一月一日号、ここにございますこの「フォト」でございますが、これに掲載されてあります広告欄「新製品ガイド」...全文を見る
○田代富士男君 ただいま御説明していただいたとおり、この「フォト」の雑誌はほとんど予算によって買い上げられております。またこれは、総理大臣の認可によってなされたところだと、こういう定款にも載っておりますが、そういう立場からお尋ねをいたしますが、五十五年十一月一日号の四十五ページ、...全文を見る
○田代富士男君 いま申し上げたものは、すでに消滅をしているということでございますね。聞き及ぶところによりますれば、いま申し上げた数字というものは、あったとしても大正時代か昭和前期ぐらいの数字であるというようなことも承りましたけれども、消滅をしている、利用してはならぬということで、...全文を見る
○田代富士男君 この商品もただいま御答弁のとおりに、出願番号に基づいて調査をした、文章図柄等やったけれども、これはあったかどうかも確認できないと、こういう不明確な点が明確になったわけでございます。  ところで、次に質問をいたしますが、広告文に特許などの出願番号などを掲載するかど...全文を見る
○田代富士男君 まあ遺憾の意を表明されましたが、今後こういうことのないために対策を講じていくと申されましたけれども、ただ今後対策だけではなくて、具体的にどういう対策をお考えになっているのか、お願いいたします。
○田代富士男君 これはたまたま時事画報社の問題でございますけれども、これはいまさつき申しましたとおりに、ことしの予算だけでも、五十五年度だけでも六億一千万円ほどの予算で全部買い上げられておる。政府の予算です。九十何%まで買い上げられておる。こういう雑誌にいま申し上げましたようない...全文を見る
○田代富士男君 次に、「ガスヘルスター」について、ここにある商品ですけれども、ここには「特許も認可公開」とか、あるいは「通産省認定済」とか、このように書かれてあるわけなんです。これはまあ通産省の方もこれごらんになっていらっしゃると思いますが、ここにいま申し上げたような事実関係が、...全文を見る
○田代富士男君 いまお答えいただきましたとおりに、この広告文にあります「特許も認可公開」とか「通産省認定済」は明らかに虚偽の文章であるということが明確でございます。つまり六件のうち五件は虚偽である。一件は特許出願済みかどうか確認することすらできない、こういう状況でございます。この...全文を見る
○田代富士男君 通産大臣、これは所管は総理府であると、総理府の所管ではないかというお考えもあるかと思いますけれども、少なくともここに掲載されてある商品名は通産省にも関係があるものが掲載されているわけなんです、すべて。だから所管が違うと言えばそれまででございますけれども、やはり鈴木...全文を見る
○田代富士男君 結構です。