田代富士男

たしろふじお



当選回数回

田代富士男の1981年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月13日第94回国会 参議院 予算委員会 第3号
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○田代富士男君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十五年度補正予算三案に対し、反対の討論を行います。  現下の経済情勢の中で国民生活に脅威を与えているのは、物価の高騰であります。  政府は、五十五年度当初、経済見通しにおいて消費者物価の対前年度上...全文を見る
03月10日第94回国会 参議院 予算委員会 第5号
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○田代富士男君 ただいま矢追議員から質疑がございましたが、関連いたしましてお尋ねをいたします。  自民党の参議院拘束名簿式比例代表制が、いまもお話が出ておりますとおりに、開票事務がきわめて複雑となり混乱が生じてくる。たとえばある地方区で政党、政治団体、無所属三人連合等で十人立候...全文を見る
○田代富士男君 ただいま説明いただきました中で、無効投票を考えてみますと、参議院の地方区が、実に今回の選挙は九六・三%ふえております。全国区の票が四七%、衆議院の選挙が一五七%、二倍半です。また、白紙投票、これはいま御説明がございましたとおりに二倍以上、地方区、全国区ともに二倍近...全文を見る
○田代富士男君 最後ですが、大臣、こういう傾向が出ていることを申し上げているわけでなんですが、そういうことはないと思うということは断定できないと思うんです。傾向性はあると思うんです。だから、いま矢追議員が説明いたしましたとおりに、今回は全国区に投票しても地方区の投票をしてない場合...全文を見る
03月12日第94回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○田代富士男君 私は、財政再建につきまして最初にお尋ねをいたします。  政府は、貴重な国民の血税を預かり、予算を執行する以上は、むだなく効率よく執行しなければならないことは当然でございます。財政がきわめて重大な状態になっておるときに、財政運営に当たる政府の責任というものは大きい...全文を見る
○田代富士男君 ところで、年々多額の不用額が発生いたしまして、それが増加の一途をたどっております。しかし、従来この不用額というものは等閑視されてまいりましたが、ここで見直すことは大事なことではないかと思います。  そこで私は、まず昭和五十年度から五十四年度までの一般会計歳出予算...全文を見る
○田代富士男君 総理並びに大蔵大臣、ただいま御説明をいただきましたこの実態をごらんになられまして、財政の効率的運用が損なわれていると思うんですが、お考えいかがですか。
○田代富士男君 大蔵省から発表がございましたとおりに、五十四年度の不用額が四千九百二十六億円ほど出ておりますが、まずどれくらいの大きな規模であるかということを認識してもらいたいと思います。  そこで、五十五年度の都道府県の一般会計予算と比較してどの程度であるかお尋ねをしたいと思...全文を見る
○田代富士男君 金額はいかがでございますか。
○田代富士男君 いや、兵庫県は聞いていない。企画庁の。
○田代富士男君 いや、来年度のですよ、いま審議している予算。
○田代富士男君 間違いないですね。
○田代富士男君 河本長官、約三百億とおっしゃいましたけれども、これはあえて申し上げません、ここでは。省いておきます。私が申し上げますとちょっとぐあいが悪いと思いますから。  ただここで、この不用額四千九百二十六億円というのがいかに大きな金額であるかということを知っていただきたい...全文を見る
○田代富士男君 そこで、五十年度-五十四年度の五年間の決算書によりますと、連続して多額の不用額が発生しているうちで、項につきまして一億円以上のものが三十八項あります。ここに一覧表を持っております。これ、時間がありませんから一々お聞きいたしませんが、数も多いので。六億円以上で四%以...全文を見る
○田代富士男君 ただいま四項御説明いただきましたが、これも時間の関係で、一例として国土庁の数字を詳細に御説明いただきたいと思います。
○田代富士男君 私が尋ねているのは、そういうことを聞いているんじゃないんです。先日通告しておりました。だから主計局から答えてください。五年間の歳出予算額、対前年度増、不用額のパーセント等。
○田代富士男君 違います。きのう言っていた資料は――こちらから資料渡しております。その資料で答えてください。
○田代富士男君 ちゃんと私がつくりました資料まで渡しておりますが、私が申し上げたのは、対前年増と不用額の関係の一覧表を渡してあります。  これでいきますと、項国土庁は毎年度の増加額よりも不用額が多いんです。この実態をどうするのか。そうすれば、国土庁長官、増加額よりも不用額が毎年...全文を見る
○田代富士男君 いま国土庁、災害が云々とおっしゃいましたけれども、そんなものじゃないんですよ。増加額よりもこれが、連続続いておりますよ。この点どう思いますか。単年度だったらそれは言えますが、連続続いております。どうですか。
○田代富士男君 いま、国土庁だけ私は申し上げましたが、これはただいま大蔵省から説明のありました、厚生省の項保健衛生施設整備費、これには、毎年予算の伸び率が著しいわけなんですが、それが反映しまして毎年六億円以上、五十二年は十一億円の不用額が出ております。また、通産省の項工業再配置促...全文を見る
○田代富士男君 いま主計局長からお話ありましたけれども、使用実績を勘案してとおっしゃいましたけれども、平均は一〇%前後、それが項大蔵本省は二〇%出ているんですよ。これはね、使用実績云々よりももっとそれ以前の問題があると思うんだが、大臣どうですか。
○田代富士男君 総理、いま私質疑をやりとりいたしました。数字もごらんになりましたけれども、こういうときに、総理がいつも力説されるこういう時期に、やはりこの不用額に対しまして放置せずに、メスを入れて正していくべきだと思いますが、どうでしょうか。
○田代富士男君 そこで、一つは、この不用額の出る前に、毎年度補正で節減という名目で不用額を出してるわけなんです、御承知のとおりだと思いますが。そこで、五十三、五十四、五十五年度の補正予算における既定経費の節減について説明をいただきたい。
○田代富士男君 いま既定経費の説明がございましたが、このように行われてもそれに増して多額の不用額が出ているということは、これは問題です。大蔵大臣、これは、いまさきいろいろ申されましたけれども、さらにこれは大きな問題ですけれども、どうなんですか。大臣から御答弁いただきたい。
○田代富士男君 いま大臣いろいろ申されましたけど、予算の執行に当たって過去の例を見てとか、不用額が出ないような程度ものであるとかおっしゃいましたけれども、大蔵省だけ、いま申すとおりに六十億、平均一%のところ二〇%出ているんですよ。だから、国土庁またほかの省庁、いま例を挙げられたの...全文を見る
○田代富士男君 灯台もと暗しということはどうですか。
○田代富士男君 いま大蔵大臣、退職手当の問題を言われましたが、実は私は退職手当の問題で、補正予算のときに、あの退職手当こそは検討する最大の事項ですよ。今回質問するようにしていたけれどもおろしたんですけれども、あなたの方から申されたけれども、これは各省ともに関係があるんですよ。これ...全文を見る
○田代富士男君 次に、財投の問題に移ります、  財投計画、過去三年間の実行状況につきまして、予算規模と年度内執行率及び不用額の割合がどのくらいか、説明を求めます。
○田代富士男君 いま御説明いただきましたこの不用額はどうして生じたんでしょうか、御説明いただきます。
○田代富士男君 いま説明がありましたとおりに、五十四年度では三%強の七千億円です。だからこれが効率的に使用されていたならば、どれほどの波及効果が期待できたかしれません。いま原因の説明がございましたが、その中にありましてこれはどう説明されますか。次年度繰越分に生じた不用額、いわゆる...全文を見る
○田代富士男君 いま私は不用額一本で質問してきておりますけれども、このような運用の仕方でよいということは決して言えません。私はこれは改めてもらわねばならないと思いますが、ひとつ具体的な例を申し上げますと、昨年私が商工委員会で指摘いたしました地域振興整備公団ですが、これは二年にわた...全文を見る
○田代富士男君 続いて日本輸出入銀行、公害防止事業団の実行状況の説明を求めます。
○田代富士男君 私もいろいろ資料を取り寄せましてその実態を見ましたけれども、その中にはもうその使命を終えた機関もあるのではないかと考えられるものがございます。そういう意味から、行財政改革の一環といたしまして、これは調査、検討をやるべきではないかと思いますが、行管長官、いかがでしょ...全文を見る
○田代富士男君 では、ひとつがんばってください。いまおっしゃったとおりにやってください。  そこで、財投がいかに非効率的であるかという実態をひとつ質問してまいります。  最初に、年金福祉事業団の経営内容と事業団の業務会計のうち、大規模年金保養基地関係の資金、予算額の推移並びに...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、これだけのお金をつぎ込んで行われている大規模年金保養基地の進捗状況はどうなっているでしょうか。
○田代富士男君 この保養基地の運営を預かります財団法人年金保養協会の初代会長が現鈴木総理でございましたですね。  そこで、関連がございますから総理にお尋ねいたしますが、ただいま説明がございましたとおりに、保養基地のためにという名目で広大な土地、いま全国十一カ所、一カ所が約百万坪...全文を見る
○田代富士男君 いま総理、地についた方向へ動いているとおっしゃいますけれども、膨大な土地のうち、まだ九カ所は全然将来何に使うのかわかってないんです。私は地についた方向ではないと思うんです。  また後でちょっとお尋ねをいたしますけれども、その前に宮澤官房長官にお尋ねいたしますが、...全文を見る
○田代富士男君 いまの出席メンバーの中に園田厚生大臣の名前が見えないのですが、なぜでしょうか。
○田代富士男君 じゃ、次にお尋ねしますが、そのときに宮古線、三木線、矢部線、高森線は閣僚会議でどういう結論が出たんでしょうか。
○田代富士男君 園田厚生大臣、いまの四線は説明がございますけれども、この点についてどういうお考えでしょうか。
○田代富士男君 いま官房長官は、事務レベルで話がついているところの閣僚はお呼びしなかったと、こういうことでございますから、厚生大臣、この四つの路線につきましては三月の三日の閣議で廃止ということが決定しておりますけれども、当然三基地、四カ所にこのアクセスに関係のある路線のことであり...全文を見る
○田代富士男君 ちょっと厚生大臣、おかしいですよ。官房長官は、事務レベルで話し合いがついたところはもう呼ばなかったとおっしゃる。運輸大臣に頼んでいると。  私は、なぜこれをこのように申し上げるかといえば、この十一カ所の、羽田空港と同じ土地が全国にそのまま、買ったままになっている...全文を見る
○田代富士男君 じゃ今後これを、大規模のこの保養基地を、消極的姿勢じゃなくして、年金加入者に対してこたえていくべく取り組んでいただきたいと思いますけれども、その決意をお聞かせいただきたいと思います。
○田代富士男君 次に、補助金行政の問題に移りたいと思いますが、一般会計の三〇%以上を占めます補助金の整理合理化というのは、もう国会でも取り上げられております行政改革を推進していく上におきましては、財政再建上最も重要な柱の一つじゃないかと思いますが、この補助金の整理合理化に対する進...全文を見る
○田代富士男君 そこで、私は補助金のむだ遣いということにつきまして具体的な問題を取り上げていきたいと思いますが、その前に、会計検査院に五十四年度決算におきます補助金問題に関するいわゆるむだ遣い指摘件数及び金額について説明をお願いいたします。
○田代富士男君 いまも会計検査院から数字の上の御報告がございましたが、実態は、事業を実施することなく完了したといたしまして補助金をそっくり銀行に預金したり、また暗渠排水事業での給排水の積算単位というものをごまかしたり、その実態は時間がありませんから詳しいことは……。もっとあります...全文を見る
○田代富士男君 そこで、私が調査をいたしましたその地区では、名前を出してもらったらいろいろな差しさわりがあるというそういう条件でございますからA地区といたしますが、五十五年度実施分の補助事業費が単価十アールあたり七万八千九百円であった。ところが、自分で業者を頼んで実施いたしました...全文を見る
○田代富士男君 農水大臣いらっしゃいますか。  いま私申し上げたのは、ここに、土地改良区のこれは資料です。場所は消しておりますけれどもこれは調べております。現実に行きました。それから事業実施計画書もここにあるんですりそれからこういう牛舎の建物も現場へ行って写真撮ってきているんで...全文を見る
○田代富士男君 それで、調査をするとおっしゃるけれども、大臣、私はもう調査をしてきているわけなんです。こういうような補助事業の問題がいろいろ起きておりますから、補助金のぜい肉を落とすためにも、また一つの案としまして超長期の超低利の融資やあるいは自治体がやりやすいような交付金に切り...全文を見る
○田代富士男君 そこで、私の同僚議員が衆議院で補助金の総量一割カットという問題を提起をいたしまして、鈴木総理もこの点については同感な点が多々ございますというお答えをいただいております。私がいま御質問申し上げました暗渠の工事の実態――補助金事業では七万八千九百円であった。しかし実際...全文を見る
○田代富士男君 次に、第二次臨調についてお尋ねをいたします。  総理は七月中にも中間答申を求めて五十七年度予算に反映さしていく意向であると言われますけれども、どうでしょうか。
○田代富士男君 その中間答申に盛り込む項目を具体的に諮問されるのか、諮問するとすればどういう項目なのか。もちろん補助金――いまお話しなされておる補助金の整理合理化も当然だろうと思いますけれども、いかがでございましょうか。
○田代富士男君 総理と土光さんがお会いになられたときの話かと思いますが、大型消費税導入のための実績づくりになっては国民の期待を大きく裏切ることになると思うがどうかということに対しまして、土光さんは、増税なしの財政再建を強調して、増税を検討することすら軽率とまで言っておられると、こ...全文を見る
○田代富士男君 もう一度重ねてでございますけれども、確認の意味を含めて申し上げますけれども、第二次臨調の最大のテーマというものは、五十七年度予算で赤字国債二兆円ないし三兆円減額のための財源をひねり出すのが当面の仕事だと私は心得ておりますけれども、総理のお考え、いかがでございましょ...全文を見る
○田代富士男君 次に、私は経済問題に移りたいと思います。  昨年の夏ごろから景気の落ち込みが心配されまして、それに対して、御承知のとおりに、第一次総合経済対策を九月に打ち出したわけでございますが、その後も依然として景気は停滞いたしまして、むしろ企業倒産の増加など深刻な状態になっ...全文を見る
○田代富士男君 来る十七日に第二次の総合経済対策が打ち出されるようでございますけれども、いま第一次は不十分であったと御答弁がございましたが、解決されてない八項目のうちに、中小企業対策の円滑な推進、四番目の住宅建設の促進、七番目の調和ある対外経済関係の形成、八番目の物価対策の推進、...全文を見る
○田代富士男君 ほかの大臣、時間がありませんから省略をいたします。  そこで、在庫調整につきまして、五十五年中に完了する予想が大幅におくれておりますけれども、原因は何であるのか、また、政府の在庫調整の見通しにつきまして明らかにしていただきたいと思います。
○田代富士男君 一つは、在庫調整のおくれというものの最大の原因は、個人消費の低迷ではなかったかと思うわけなんです。そういう立場から、政府の個人消費支出の伸び率に対する見通しというものが甘かったのじゃないでしょうか、どうでしょう。
○田代富士男君 何か日銀総裁、参考人としておいでいただきましたが、時間の関係があるそうでございますから、ちょっと総裁にお尋ねしたいと思いますが、順番を追ってと思いましたけれども、いまもお話が出ておりますけれども、民間の住宅建設の伸び悩みは、土地の供給難は当然でございますけれども、...全文を見る
○田代富士男君 そこで、公定歩合の問題でございますが、政府の総合政策がおくれているから出せないんだというような、そういうことも耳にいたしましたけれども、いま申すとおりに、十七日に第二次の対策の発表がございますし、そういうことから考えまして、これは金融政策の効果を好転さすためにも明...全文を見る
○田代富士男君 五十六年度の政府経済見通しては、民間最終消費支出は実質で対前年度と比較いたしまして四・九%の増加の見通しでございますけれども、五十五年度の実績見込みが二・〇%増である、現在の消費の落ち込みから見まして四・九%増の見通しは甘いという声が強いですが、いかがでしょうか。
○田代富士男君 さらに、五十六年度のわが国の実質経済成長率を五・三%と政府は見通しておりますけれども、このうち個人消費の回復によりまして二・五%の成長を見込んでおるのでございますが、家計調査の実態を見ますと、国民の可処分所得の実質減少とか、一年前より御承知のとおりに生活が一段と苦...全文を見る
○田代富士男君 この景気回復のおくれの影響が最も大きいのは、申すまでもなく中小零細企業でございますが、どのような実態になっているのか、御説明いただきます。
○田代富士男君 第二次の総合経済対策の打ち出しは、当面三月の初めごろと言われておったようでございますが、政府部内の意見の一致を見ないようでありますが、経済企画庁長官は公共事業の執行率を五十六年度の上半期に七〇%以上目指すという考えが伝えられておりますけれども、いかがでございましょ...全文を見る
○田代富士男君 ただいま経企庁長官は、政府内の意見の一致を見ない点のところ、七〇%以上というところに対しまして、そういうことは言ってないという、そこらあたりが一番の問題でございますけれども、公共事業の上半期七〇%以上と言ってないけれどもそれにほぼ近い線は言っていらっしゃるかと、検...全文を見る
○田代富士男君 いまのところが浮き彫りにされている一面でございますが、持ち時間が余りありませんからこれに時間をとっていたら終わりませんから、次に官公需の中小企業向け実績について説明を求めます。
○田代富士男君 中小企業向けの実績がきわめて低い。これはなぜこんなに低いのかということはわれわれには納得できないんですが、この点どうでしょう。
○田代富士男君 ひとつ数字を申し上げますと、日本鉄道建設公団は五十二年度に一一%、五十三年、五十四年度にはともに一二%、首都高速道路公団が一七・五%、電電公社が二二・七%、公社公団全体では中小企業向け実績が二八・八%、こういう実態でございますが、当面、国の各省の中小企業向け実績四...全文を見る
○田代富士男君 中小企業倒産防止共済制度という制度がございますが、今後の安定成長をしていくわが国の経済の中にありまして中小企業倒産防止のためには大変好ましい制度でございますけれども、全国の中小企業の事業数に比較いたしまして余りにも加入件数が少な過ぎますけれども、どのように思われま...全文を見る
○田代富士男君 時間がありませんから次に進みますが、十七日に打ち出される総合経済対策の中で、政府系の中小金融機関の貸出金利を、いままでのような公定歩合引き下げから一、二カ月おくれて引き下げるのでなくて、公定歩合引き下げとと同時に引き下げるように伝えられていますけれども、これは事実...全文を見る
○田代富士男君 三月の十日に公明党商工部会といたしまして通産大臣に、私も一緒に参りましたが、ただいま指摘いたしました点を含めまして中小企業倒産防止融資制度の早期実施、また倒産関連特別保証制度における倒産企業指定の迅速化、保証対象の拡大など、十二項目の中小企業倒産防止緊急対策に関す...全文を見る
○田代富士男君 終わります。(拍手)
03月27日第94回国会 参議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○田代富士男君 私は、引き続いて国会についてお尋ねをしたいと思います。  御承知のとおりに、国会は立法権を有しまして国権の最高機関であるわけでございますが、しかし、この実態というものが具体的にどのように行われているかとなりますと、特定な関係者以外にはほとんど知られていないという...全文を見る
○田代富士男君 西欧先進諸国の議会では、特にこの広報活動には相当力を入れているということを私もお聞きいたしておりますけれども、参議院の事務局といたしまして、これらにつきまして調査を実施されたことがあるかどうか。もし調査をしたことがあれば、その概要を簡単に紹介していただきたいと思い...全文を見る
○田代富士男君 ただいま事務総長から御紹介いただきましたとおりに、西ドイツの連邦議会の広報活動の資料では、予算が十五億円以上計上されている。そして、特に注目すべきことは、十六ミリの映画、ビデオ、こういうものでこういう映像記録の保存ということに力を入れているように私はいま受け取った...全文を見る
○田代富士男君 大蔵省、西ドイツでは十五億円以上です。わが参議院は八ミリの映写機も持っていない。衆議院の事務総長おいでいただいておりましょうか、衆議院にはございますでしょうか。まず、衆議院にあるかないかお尋ねをしまして、こういう状況を大蔵省としてよいと思われるのか、これはおくれて...全文を見る
○田代富士男君 ないでしょう。
○田代富士男君 ひとつこの問題は前向きに今後御検討いただきたいことを要望しておきたいと思います。  そこで、いまお話が出ましたとおりに、開かれた国会という立場から、議院の広報と国民サービスという観点から、一般国民の国会参観ということは大変意義が大きいのではないかと思うわけなんで...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、よろしくお願いしておきたいと思います。  そこで、先ほどから説明がございました国会活動啓発費、これは参議院の場合は千八百万円いただいております。これもいま大蔵省の主計官のお話では思い切った予算をつけたと言われますが、西独の十五億円に比べれば思い切ったという...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、今後ともよろしくお願いしたいと思います。  次に、国会の大きな機能の一つといたしまして国政調査権が挙げられますけれども、これを支えている調査室の拡充強化もまた大切なことではないかと思うわけでございます。そこで、調査室のことについてお伺いをしたいと思いますが...全文を見る
○田代富士男君 ただいま事務総長から御説明をいただきまして、調査員の増員というのは振りかえまたは削減見合いの増員であるという様子でございますが、これでは他の職種への影響は避けられないのではないかと、私はこのように思います。  そこで、衆議院におきましては二つの特別委員会が常任委...全文を見る
○田代富士男君 大蔵省にお尋ねしたいと思いますが、毎年国会が行っております増員要求につきまして、基本的なお考え方をお聞きしたいと思います。それと同時に、いま私が衆議院と参議院の問題を対比して事務総長にお聞きいたしまして、事務総長の今後の努力していく内容もお聞きになったと思いますし...全文を見る
○田代富士男君 衆参の関係を言ってください。
○田代富士男君 特に、いま私は衆参の問題を提起いたしましたから、その点は、全体的な問題はわかっておりますが、その上に立っての私は質問申し上げた点でございますけれども、事務当局の意向をよく聞いていただくということでございますから、私からもよく聞いていただくようにお願い申し上げておき...全文を見る
○田代富士男君 いまさっきの同僚議員の御質問の中にも出ておりましたけれども、調査活動にとりまして不可欠な調査旅費でございますが、これが調査員一人当たり二万円少々ということであるわけでございますが、これでは、ただいまも指摘がありましたとおりに、十分な調査を望む方が無理ではないかと思...全文を見る
○田代富士男君 次に、調査機能の向上に関しましてお伺いしたいと思います。  調査機能の向上といえば、一つは調査員の資質の向上でございますが、これには研修を実施するなど当局において十分対処されていると思いますけれども、もう一つは機械力の利用ではないかと私は思うのでございます。いま...全文を見る
○田代富士男君 国会図書館のコンピューターは書誌関係については十分対応していると思いますけれども、私が先ほど述べました国会独自のアップ・ツー・デートのデータを取り出すようなシステムにはなっていないと思いますが、そういう意味からこういうシステムをとるべきではないかと思いまして、いま...全文を見る
○田代富士男君 私の質問時間がもう過ぎておるわけなんでございますが、最後にもうちょっとだけ、職員の皆さんの健康管理の問題についてお尋ねしたいと思います。  事務局の職員の皆さん方が私たち議員の国会審議の舞台回しというべき重要な役目を担って努力していただいていることには私も感謝申...全文を見る
○田代富士男君 最後に。  いろいろ私は私の私見を交えましてお尋ねしてまいりましたが、国権の最高機関におきまして仕事をしていただいている職員の皆さん方に、いまも健康管理の面から時間があればもっとお聞きしたかったわけでございますけれども、健康にも留意され、希望を持って仕事をしてい...全文を見る
03月31日第94回国会 参議院 商工委員会 第3号
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○田代富士男君 私は日米自動車問題について少しお尋ねをしたいと思います。  日本の自動車生産はこの数年、年率一〇%前後の伸びを続けておりますが、五十五年度には、御承知のとおりについに年産一千万台に達しました。その中で、対米輸出は百八十万台を含め日本の自動車輸出の輸出貿易全体に対...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣から御説明がございましたが、わが国の今後とるべき基本方針といたしましては、機械情報産業局長の諮問機関的な立場での、ただいま大臣は懇談会あるいは経験者等を交えて対策を講じていきたいという、そういう段階であって、まだ何一つ明らかにされたわけではない状態ではない...全文を見る
○田代富士男君 ただいま局長からもお話がございましたけれども、いずれにいたしましても、日本製の小型車がアメリカの大きな需要にこたえてきたことは間違いないし、これはアメリカの消費者にとって大きなメリットであったと思いますけれども、この点も私は再度確認しておきたいと思いますが。
○田代富士男君 そこでアメリカのビッグスリーでございますが、先日矢野書記長を団長といたしました訪米団が参りまして、いろいろ現地の実情を掌握してきた報告も私は聞いておりますけれども、御承知のとおりに、アメリカではこの二年間に販売台数が二百八十万台ほど減になっておりますが、それに対し...全文を見る
○田代富士男君 ただいま局長からお話がございましたとおりに、八百億ドルの投資をやって立て直しを図ろうとしておりますが、こういう現状に対しまして、現在の状況とそれだけの投資をされた後の状況等、これをわわれれは見ていかなくちゃなりませんし、そういう立場から日本の自動車産業はどのように...全文を見る
○田代富士男君 今後小型車については日米間の競合がなされてくることはこれは間違いないではないかと思います。その場合に、日本の国益を損なわないようにこれは対策を講じていかなくてはならないことは、私が言うまでもないし、日本国民全体の願いではないかと思います。  そこで、いま通産大臣...全文を見る
○田代富士男君 そこで、これも報道によりますと、通産大臣御存じのように、レーガン大統領が日本の輸入台数の設定など、この種の規制は望まないと、日本は自主抑制を表明したと思えると、こういうふうに述べ、また、記者の質問に対しましては、自主抑制の目標についての具体策は持っていないし、それ...全文を見る
○田代富士男君 公明党の矢野書書記長を中心といたしました訪米団が、ヨーロッパあるいはアメリカにおきましても各代表と会っておりまして、その中でブロック通商代表と会ったとき、その他の中から言われておりますけれども、ただいまも通産大臣が申されましたタスクフォースの作業はもうすでに終わっ...全文を見る
○田代富士男君 もし大統領の発言がこういうことではないとするならば、わが国としても一応対策を講じなくちゃならないけれども、これに対して何ら対策は講じられませんか。そこらあたりどうですか、大臣。
○田代富士男君 いま通産大臣から、レーガン大統領の不祥事があったけれども来週ごろはアメリカが来るんではないかということでございます。  そこで、もし自主規制をする場合どういう問題があるか。これ少しばかり私申し上げてみたいと思いますが、レーガン大統領が主張する日本の自主抑制策とい...全文を見る
○田代富士男君 時間が参りまして、最後にこれは大臣にお尋ねいたしますけれども、先日の予算委員会で御承知のとおりに鈴木総理は、一方的な対米輸出規制の要請は応じないとのわが国の立場を堅持しつつ、米国が自動車産業を再建するためにどのような具体的な措置をとろうとするのか、わが国としてこれ...全文を見る
04月23日第94回国会 参議院 商工委員会 第6号
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○田代富士男君 法案の質疑の前に、いま問題になっております敦賀の原発事故の問題について質問をしたいと思います。  この問題は重大な社会問題になっておりまして、わが党もこの事故を重大視いたしまして、昨日調査団を派遣いたしまして、綿密な調査をいたしました。この放射性廃液大量流出は、...全文を見る
○田代富士男君 ただいまも、いま大臣からお話がございましたが、これだけの大事故についての報告がこの前からの当委員会においても論議されましたけれども、なぜ日誌に書き込まれなかったのか、この点についてわが党の調査団が追及をいたしました。これに対しまして、日本原子力発電会社の浅田常務は...全文を見る
○田代富士男君 いま大臣がそういうことはないと思うけれども、そういうことがあるということは遺憾であるとおっしゃいましたが、それでまた調査団がさらにこれを浅田常務に追及をいたしまして明らかになったことは、去る三月の八日の廃棄物処理設備運転日記には、特記事項といたしましてオーバーフロ...全文を見る
○田代富士男君 いまこういう報告を受けてそれで指導していくという、そういう体制で指導をしているんだというお話でございますが、現実に報告がなされていた。まして今度浅田常務からの調査団の事情聴取によりますと、この所長が事故後二日目、日にちで申し上げますと三月十日、所内の連絡会議でこの...全文を見る
○田代富士男君 問題は、この事故後二日目にその事実を知りながら、所長の判断だけで本社にも通産省にも報告をしなかったというのは、いまも大臣申されるとおり重大な問題でありますけれども、このようなずさんな管理で果たして今後の安全の確保ができるのかどうか、これは心配でなりません。それがこ...全文を見る
○田代富士男君 それから大臣ですね、調査団の報告を聞きまして、私は世間一般で言う灯台もと暗しという言葉がありますが、そのことがそのまま当てはまるなと思う事態を私は聞きました。それは、建屋内の警報装置やモニターシステムに不備がある、われわれ専門家でありませんけれども、これは考えられ...全文を見る
○田代富士男君 しかし現実にそれはされていたのかされてなかったのか、そこらあたりもうちょっと詳しく言ってください。
○田代富士男君 また調査団の報告によりますとね、現場の建屋内のバルブがあいていたにもかかわらず、制御装置のある中央センターの二つあるランプは閉まっていたというそういう表示をしていた。現実にはあいていた。ここらあたりがまた現在の調査の対象だと思いますが、こういう事実があったことを掌...全文を見る
○田代富士男君 大臣ですね、まだ今度二十八日に集中審議をやるとかきょう聞いておりますから、そのときに克明にいたしますけれども、いま言った数点の私は調査団の報告を聞きましたけれども、こういう内部管理のずさんさということは、通産省としても私はこれは許すわけにいかないと思うんです。だか...全文を見る
○田代富士男君 いまそういうような影響はないということを言われましても、まず安全だということを言われましてそこでも建設をした。にもかかわらず、これだけの事故が、汚染されているということ。じゃ安全だと言われても、建設のときに安全だと言われても、汚染された。魚は安全だと言われても信用...全文を見る
○田代富士男君 もちろん補償問題については、漁業関係者には協定が設置されております。そういうところでまあ話し合いをされるかと思いますが、この地元で協定のない、たとえばあの地方は風光明媚なところでございますから、夏になりますと民宿関係者の、そういう民宿に来る人たちのための商売をやっ...全文を見る
○田代富士男君 じゃ、この点はひとつ配慮していた。だきたいことを要望しておきますが。  そこで、原発建設のたびに、ただいまも申し上げましたけれども、その安全性が主張されております。国会の委員会におきましてもこのことが当局から主張されるわけなんですが、それでも懸念を抱きながら当該...全文を見る
○田代富士男君 予想外の出来事だとか、そういうことをいま御答弁いただいておりますけれども、こういうことはありませんということを主張していらっしゃった立場です。こういうことは許されるべきことではないと思うわけなんです。そこで、現在の産業規模から考えても、他の有力な代替エネルギーが開...全文を見る
○田代富士男君 いまも申されたとおりに、予期しないことが、想像外の出来事が起きたということでございますが、そのような何でも想像できるような事故を防ぐのは当然でございますけれども、不慮の事態をどうするかというのが一番大事じゃないかと思うんです。そういう意味で、安全への感覚を根本から...全文を見る
○田代富士男君 じゃ法案の質問に移ります。  まず、今回輸出保険法の改正法案が出されておりますが、その背景の問題等についてまず最初に質問をしてまいりたいと思います。  わが国のプラント輸出は、昭和四十五年に承認実績ベースで九億六千五百万ドルにすぎなかったものが、五十四年には百...全文を見る
○田代富士男君 このブラント輸出の停滞で特に問題になるのは、中小企業への影響ではないかと思います。たとえばただいまもお話がございましたが・イランイラク戦争が激しくなっていたころ、ちょうど五十五年の九月ごろでございましょうか、そのころの調査では、ブラント輸出への影響は両国の総契約額...全文を見る
○田代富士男君 いま申された程度で中小企業の救済はできますか。その程度では中小企業の救済はできないと思いますけれども、どうなんですか。
○田代富士男君 またこのプラント輸出の停滞の原因の一つに、円高の影響があるのではないかと思われております。わが国は従来円建ての契約を中心としてきましたけれども、五十二年、五十三年の急激な円高以来、円建て契約が敬遠されまして、五十年には御承知のとおりに七七・五%もあったものが年々に...全文を見る
○田代富士男君 いま申されるような対策も必要かと思いますけれども、このような価格の問題を克服するためには、もう一つはわが国の技術や実績など非価格競争力を強化していかねばならないことではないでしょうか。そういう立場から、西独がプラント輸出で強いと言われてきておりますが、これは長い歴...全文を見る
○田代富士男君 ただいまも御答弁がございましたけれども、輸入技術に依存せざるを得ないということは、技術料などでコストが硬直し、また輸出地域に制限を受ける、こういう障害が起きてくるわけでございます。また、最近は外国も消極的になったというお話でありますし、そういう立場から自主技術開発...全文を見る
○田代富士男君 まあ製鉄技術等は日本から技術が世界に広められているということでございますが、わが国の大型プロジェクトをまとめ上げるコンサルティング能力、エンジニアリングの部門では反対に弱いとこれは言われております。そういう立場から、わが国が個々に持つ技術力の優秀さやあるいは納期の...全文を見る
○田代富士男君 次に、OECDのガイドラインに関してお尋ねしたいと思いますが、去る三月の十七日発表されました総合経済対策の問題、これは私は過日の予算委員会の折にもこの問題は経済対策として質問をしておりますけれども、その中にプラント輸出振興を一つの柱として掲げたわけでございます。そ...全文を見る
○田代富士男君 これに対しましてOECDの事務局あるいは英国、西独政府がわが国に混合借款の適用を慎重にするよう再考を求めてきたと伝えられておりますけれども、通産省がこのような方針を打ち出されたのは、それは欧米等のピュアーカバーやミックスクレジットといった協定逸脱すれすれの行為を念...全文を見る
○田代富士男君 また、このOECDのガイドラインにつきまして、米国は特に市中金利水準が総体的に高いために、金利差額を補てんすることになる輸出信用においては米国政府の財政負担が増加することになりますし、そういう立場から米国よりガイドライン改定の要求が出ているということを聞いておりま...全文を見る
○田代富士男君 次に、法案の内容について質問をしたいと思いますが、最初に、過去三年度におきます輸出保険特別会計の決算及び五十六年度予算について簡単に御説明を願いたいと思います。
○田代富士男君 一応いま御説明いただいたように、決算の状況から見ますと、ほぼ保険として健全に運営されているという御説明がありましたけれども、この機会に保険制度として副次的な問題でありますけれども、回収金について伺っておきたいと思いますが、まず回収の実施状況はどうか。または保険事故...全文を見る
○田代富士男君 この輸出保険法は、これまでたびたび改正を行っておりますけれども、今回の改正部分について、前回までの改正の機会に対応されずに、たとえばサブコントラクターとしてバイヤーにかかわるリスクを輸出保険でカバーしてこなかったけれども、その理由は何であったのかお尋ねしたいと思い...全文を見る
○田代富士男君 ただいまも御答弁いただきましたけれども、今回の改正部分には国際コンソーシアムの形成による共同受注のサブコントラクターの損失がカバーされることになりまして、ここ数年その伸びが鈍化してきていると言われておりますプラント輸出が、これを機会に伸長するものと期待されておるわ...全文を見る
○田代富士男君 いずれにしましても、これを機会にプラント輸出について一層活発化するように前向きに取り組んでいくべきだと思います。そういう意味から、プラント輸出の振興策というものが大事になってまいりますけれども、この点について御説明いただきたいと思います。
○田代富士男君 次に、改正法案第五条及び第五条の六において、共同受注のための規定が整備されることになりますが、わが国並びに諸外国において共同保険協定の締結状態はどのようになっているのかお伺いしたいと思いますし、わが国はヨーロッパに比べまして大分おくれておりますけれども、この点につ...全文を見る
○田代富士男君 今回、債務保証に対する海外投資保険が創設されるわけでございますが、その債務保証の内容は、法第一条の二、第十一項の第二号、第三号、第五号にすでに明記されているところでありますけれども、この機会に第五号の加工についてどの範囲までを考えていらっしゃるのか、御説明いただき...全文を見る
○田代富士男君 保険事務があった場合に未払いの審査の段階で価格査定委員会を設置することがあるようでありますが、これはどういう委員会が、設置の根拠を明らかにしてもらいたいし、また、価格査定委員会のこれまでの設置状況はどうであるのか、お伺いしたいと思います。
○田代富士男君 ただいまの説明にもありましたとおりに、今回の改正部分であります、たとえば海外投資の債務保証の保険事故など、これまで設置の例を見ないケースにおいて設置されることがあるのではないかと思いますが、この点どう思われるのか。  その場合、いまも御説明がありましたとおりに、...全文を見る
○田代富士男君 次に、非常危険の発生による不安の高い発展途上国への依存度が欧米に比べまして高いわが国といたしましては、非常危険を回避し、健全な貿易活動を展開することは、わが国の経済の発展に資することはもちろんでありますけれども、ひいてはこの輸出保険制度の健全な運営に寄与することに...全文を見る
○田代富士男君 いま在外公館やあるいは国際情報機関等も情報収集をやっていらっしゃいますけれども、この被保険者からの情報収集等はどうしていらっしゃるんですか。
○田代富士男君 国際コンソーシアムの形成によりますプラント等の輸出、建設工事の実施は受注機会の拡大、リスクの分散、国際協調の必要性の上からも大事なことではございますけれども、今回の法改正が大きく期待されるゆえんでありますが、しかし、今回の法改正はサブコントラクターに着目した改正で...全文を見る
○田代富士男君 今回の共同受注のための規定整備によりまして、わが国の輸出者あるいは技術提供者が今後サブコントラクターとして大きく進出していくことが期待されるわけなんですが、しかし保険による裏づけが企業を安易な契約態度に陥らせないよう、事前に十分な審査を尽くすなど法運用上十分に対応...全文を見る
○田代富士男君 もう私の持ち時間が参りましたから最後にお尋ねいたしますが、特に中小輸出業者にはこの輸出保険制度について必ずしも十分に周知徹底されていない節が感じられます。そういう意味から通産省といたしましても法律の趣旨、実務のあり方など、その運用について十分に意を伝えていくべきだ...全文を見る
05月14日第94回国会 参議院 商工委員会 第10号
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○田代富士男君 最初に、中小企業向け金融におきまして、いわゆる政府系三機関と言われているものは、御承知のとおりに国民金融公庫、中小企業金融公庫、商工組合中央金庫でございますが、これらの三機関のうちで商工中金の貸出金利が高い。そこで、この貸出金利についてお伺いしたいと思いますが、こ...全文を見る
○田代富士男君 ただいまもいろいろお話がございましたが、国民金融公庫、中小企業金融公庫は資金運用部資金をもとに政策的に低利貸し出しをしていらっしゃいますが、片や商工申金の原資というものは債券発行を中心に求めまして、その債券の金利が五年物で利付債いわゆるリッショーが七・九%、一年物...全文を見る
○田代富士男君 ぜひ検討していただきたいと思いますが、そこで、政府引受残高を見ますと、全体の一〇・七%、金額にして約四千六百億円近くとなっておりますが、これを単年度で見ますと、その比率は年々低下してきております。特に、ただいまも問題として提起いたしました割引債の引き受けは全体の三...全文を見る
○田代富士男君 そこでこれは私の考えも入れた質問でございますが、ただいまも申し上げましたとおりに、政府出資の増加やあるいは政府による低利の割引債の引き受けの増加、ただいまも申し上げたとおりでございますが、こういう配慮やあるいは内部の経営努力などによりまして、商工中金の金利について...全文を見る
○田代富士男君 商工中金におきます政府出資は、民間出資と異なりコストのかからない資金として意義も非常に大きいわけでございますが、中小企業者への低利融資のために欠くことはできないわけでございますが、特に最近の商工中金の経営内容から見ましても、自己資金の中でも政府出資に頼らざるを得な...全文を見る
○田代富士男君 よく御配慮をいただきたいと思います。  次に、商工中金の融資先には大企業も含まれているようでございますが、どういう経緯から含まれるようになったのか、また本来が中小企業への金融を使命としている以上、大企業融資につきましては一定の考えで臨むべきではないかと思うわけな...全文を見る
○田代富士男君 大企業への融資と中小企業への融資とで融資条件に格差を設けるべきであると、私はこのように考えている一人でございますが、しかしこういうことを申し上げましても、商工中金の立場といたしましては、組織金融の基本に反するようなことになってはならないと、そういうお考えであること...全文を見る
○田代富士男君 今回の法案におきまして、商工債券の発行の限度額を「払込資本金及出資者勘定ニ属スル準備金ノ額ノ二十倍」に相当する金額から払い込み資本金及び準備金として政令で定めるものの金額の三十倍に相当する金額に引き上げることになっておりますが、そこで、その前に長信銀三行の債券発行...全文を見る
○田代富士男君 いま御説明がありましたとおりに、限度枠に逼迫感がない中で、商工債券の発行限度額を三十倍に相当する金額に引き上げる理由というものは一体何なのか、御説明いただきたい。
○田代富士男君 次に、この商工債券の信任の程度、債券保全策についての現状認識を確認しておきたいと思います。  また、あわせて債券発行限度を引き上げることで、債券としての信任にどのような影響を与えると考えていらっしゃるのか、また、債券の発行流通の円滑性をどのように確保していくのか...全文を見る
○田代富士男君 債券発行限度を三十倍に引き上げた場合、近年の増資規模や内部留保あるいは債券発行残高の伸びで推移するものとして見るならば、単純計算では六、七年後、早い場合には商工中会法の第四条に存立期間として定められている設立認可の日より五十年目となる六十一年ぐらいになると、債券発...全文を見る
○田代富士男君 六十一年問題については、商工中金でも三月から対策室を講じてやっていらっしゃるということでございますし、ただいまも政務次官からその問題に対するお考えの御答弁をいただきましたから、いまの御答弁いただきましたことをひとつ実行していただきたいことを、これは要望といたしまし...全文を見る
○田代富士男君 現在、新規設立組合そのものが全国的に減少傾向にあるということを伺っておりますが、したがって商工中金への新規加入組合自体もまた減少してきているわけなんですが、商工中金として全体としては微増であるというようなお話も承っておりますが、こうした中での持ち分の譲渡、譲り受け...全文を見る
○田代富士男君 次に、今回商工中金の所属資格団体として追加されることになります市街地再開発組合についてお伺いしたいと思いますが、まずこの市街地再開発組合の設立状況について御説明いただきたいと思います。
○田代富士男君 市街地再開発組合を所属資格団体として追加される背景なり理由もお伺いしたいと思いますが、それとあわせまして、商工中金法第一条第一項に規定する「商工組合中央金庫ハ中小企業等協同組合其ノ他主トシテ中小規模ノ事業者ラ構成員トスル団体ニ対スル金融ノ円滑ヲ図ル為必要ナル業務ヲ...全文を見る
○田代富士男君 いまも御説明いただきましたが、もう一度お尋ねいたしますが、これまでの所属資格団体追加の経過を見ても明らかなように、所属団体がその組合員、構成員のために共同事業または金融事業を行っていくことができるかどうか、さらにはその資金需要の必要性などについての検討の上になされ...全文を見る
○田代富士男君 そこで、私は、いま御説明をいただきましたけれども、ちょっとこの点はどうなのかという問題点を提起したいと思いますが、都市再開発法第一条によっても明らかにしてありますとおりに、市街地再開発組合は、市街地の計画的な再開発によりまして都市における土地の合理的で健全な高度利...全文を見る
○田代富士男君 いまの説明によりますと、市街地再開発事業の直接の目的は都市の再開発であるとしても、その組合が行う商業の再開発を通じて中小企業者のいろいろ店舗の近代化あるいは経営の合理化等、これは中小企業の皆さんたちであるからこういうことをおやりになる、その発展が期待されるというこ...全文を見る
○田代富士男君 そういたしますと、市街地再開発組合にその事業の実施に伴う資金を得る目的をもって事業協同組合を別に設立させる方法も考えられるわけなんですが、そういうことも検討されたかと思いますが、それをおやりにならずにあえて法改正に道を選ばれたというのはどういう理由でございましょう...全文を見る
○田代富士男君 市街地再開発組合は中小企業者以外のものも加入できるわけでございますけれども、商工中会法の目的に照らしてどのようにこの点をお考えになるのか。また、その場合、非事業者の組合員についてはどのように扱われるのか。また、融資の対象は制限があるのか、お伺いしたいと思います。
○田代富士男君 商工中会法の第十条によりますと、所属団体の脱退については出資金の譲渡が定められておりますが、こうした中で設立期間が有限な市街地再開発組合を所属資格団体にすることは、組織金融機関の本来のあり方としての所属の継続性という関係から見ましてどのようにお考えになるのか、お答...全文を見る
○田代富士男君 市街地再開発組合の加入の見込みと、その場合の出資についてはどの程度が考えられるのか、見通しを伺っておきたいと思います。  また、市街地再開発組合への融資が行われるようになった場合、どのようなものが対象となるのか。ただいまも御説明がございましたけれども、再度お尋ね...全文を見る
○田代富士男君 市街地再開発組合がその設立期間が終了した後の組合ないしは構成員への融資についてお尋ねしたいと思います。  融資の条件は、組合であること、あるいは組合の構成員であることとなっておりますけれども、この点からどう考えるのか、また、組合員に対して不利となるようなことはな...全文を見る
○田代富士男君 質問を次に移したいと思いますが、現行では出資の制限につきましては御承知のとおりに五万口という絶対口数による制限が行われておりますけれども、今回の改正によりまして比例制限に変更されておりますが、いずれにしましても、このような制限を設ける趣旨は何であるか、御説明いただ...全文を見る
○田代富士男君 比例制限は、毎年民間増資が行われてきている実情や、さらに、最大出資者であります、たとえば大阪にあります繊維ですらその半分以下であることから考えまして、特に出資持ち分の独占に直ちにつながることにはならないと思われるわけでございますが、とするならば、法第七条第三項のた...全文を見る
○田代富士男君 通産省の資料によりますと、五万口の出資口数の限度を超えて出資が認められている所属団体は全体の六・五%、千七百二団体で、出資額は民間出資総額の五六・四%、百九十九億円、このようになっていると承っておりますが、総会議決権あるいは総代選挙権は出資額にかかわらず一人一票と...全文を見る
○田代富士男君 こういう考え方もあるんじゃないかと思いますがね、逆に、今回の法改正がなくても特別の事由さえあるならば大口出資者が認められまして、したがって民間増資による自己資本の充実も図られ、商工中金がその基本理念としている相互扶助の精神からも、負担能力の大きい有力組合によりまし...全文を見る
○田代富士男君 今回の制限の改正の内容は、ただいまも御説明がるるございますとおりに、絶対口数制限から比例制限の変更でありますけれども、比例制限に変更する理由は何であるかお尋ねします。
○田代富士男君 商工中金の質問としては最後になりますけれども、比例制限をとっている他の相互組織体においては、出資口数の保有限度はどのようになっているのか、またこの中で商工中金が、ただいまもるる説明がありますとおりに、百分の一とする理由は何なのか、特に商工中金類似の農林中金が百分の...全文を見る
○田代富士男君 次に商工会の問題に質問を移したいと思います。  最初に、商工会が行っております事業内容について御説明いただきたいと思います。
○田代富士男君 今回の法改正で新たに追加されることになります社会一般の福祉の増進に資すること、この一項は法制定時に掲げられました町村における商工業の総合的な改善発達を図るという基本目的から余り逸脱することは許されないと思いますけれども、具体的にはどのようなことを考えていらっしゃる...全文を見る
○田代富士男君 今回の改正案では、商工会の事業の範囲といたしまして商工業に関する調査研究及び商工業に関する施設の設置、維持、運用を加えられておりますけれども、このような事業は商工会の目的からいたしまして当然行われてしかるべきでございます。資料にも現にあらわれておることは御承知のと...全文を見る
○田代富士男君 次に、地区制度と組織率についてお尋ねしたいと思いますが、これまで全国で約二百の市町村が合併されておりますけれども、これに伴いまして商工会といたしまして、法第八条による定款の変更あるいは商工会の解散というのはどのように進められてきたのか、現在のままで特に問題はないと...全文を見る
○田代富士男君 全国の商工会の組織率につきまして一〇〇%達成しているところはどのくらいあるのか。またこれは実態掌握はむずかしいかと思いますが、まだまだ掌握されてない面もあるかと思いますが、下位十位を報告してもらいたい。また全国商工会連合会としまして組織率の目標は定めてあるのか、こ...全文を見る
○田代富士男君 商工会議所の地区は市と定められておりまして、一方商工会は町村と定められておるわけでございますが、商工会や商工会議所の地区を重複しないように定められた理由は何であるのか、お尋ねしたいと思うんです。
○田代富士男君 私は、なぜこの問題を取り上げたかということをもうちょっと詳しく述べたいと思いますが、経済活動の実態から現行の地区制度に不都合が生ずるであろうということは、昭和三十五年の商工会の組織等に関する法律が提出、審議されたときにすでに指摘されていたところでございますが、たと...全文を見る
○田代富士男君 ちょうど十二時の約束の時間が来ましたから、午後に質問することにしまして、午前の質問はてれで終わります。
○田代富士男君 商工会の組織等に関する改正法案に対しまして引き続いて質問をいたします。  商工業者以外の者が商工会会員として加入できることになりますが、商工業者以外の者とはいかなる者を考えていらっしゃるのか、またその理由を御説明していただきたい。その場合、企業経営者の身内はとも...全文を見る
○田代富士男君 次に、商工会の財政についてお伺いしたいと思いますが、商工会の補助金とその使途について御説明をいただきたいと思うわけでございますが、商工会の補助金の使途はほとんど人件費であるというようなことを承っております。たとえば経営指導員についての待遇について格差があるというこ...全文を見る
○田代富士男君 なお関連いたしまして、経営指導員等の指導体制の充実強化を一層図っていくべきものと思われますけれども、これまでどのように取り組んでこられたのかお伺いしたい。特に、高度の専門的な、また多様な要求にこたえるには十分体制が整えられているとは言いがたい現状ではないかと思うわ...全文を見る
○田代富士男君 次に、商工会の目的や事業が追加されることになっても、いま申し上げた人材確保とともに財政の裏づけがなければならないことは言うまでもございません。しかし、商工会には法第六条においては営利を目的とすることは禁じられておりますし、その全収入が現在のところ会費あるいは国、県...全文を見る
○田代富士男君 そこで、一つの考え方としてのこれは問題でございますが、一定の条件のもとで行われる事業活動については収支が均衡するように運営し、また利益または損失が極端に出ないようなやり方を考えていかなくてはならないと思うわけなんです。  そこで、つまりある種の経済活動、まあ事業...全文を見る
○田代富士男君 次に、中小企業の問題についてお尋ねいたしますが、中小企業の倒産の動向はどうなっているのか、最初に御説明いただきたいと思います。
○田代富士男君 ただいま御説明がありましたとおりに、中小企業の倒産は依然高水準にあると。このような景気のかげりの自立つ中で、三月十七日に発表されました第二次総合経済対策においても「中小企業対策の円滑な推進」がうたわれているわけでございますが、その後どのような具体的な対策を講じられ...全文を見る
○田代富士男君 もう時間が参りましたから、質問を次に移したいと思いますが、きょうの新聞に日本原子力発電の会長、社長の交代など、人事の刷新が内定したとの報道がされております。これは御承知のとおりに、今日の原発事故も報告書も通産省に提出して一連の事件処理が山を越したと見てのことと思わ...全文を見る
○田代富士男君 通産省は、去る五月の十一日、日本原電より今回の事故についての報告書を受け取られたということでございますが、内容についても要旨だけ御説明いただきたいし、通産省はこの原電の一連の事故に対する措置の検討を現在されていると思いますが、いまも大臣のお話がございましたが、いつ...全文を見る
○田代富士男君 最後にもう一問だけ。これ通産大臣にお尋ねいたしますが、自民党の環境部会長の森下泰参議院議員、同僚議員でございますが、五月十二日の記者会見の席上で公害対策基本法の中にあった生活環境の保全と経済発展との調和を規定した条項が、昭和四十五年の公害国会で削除されたことを非難...全文を見る
11月19日第95回国会 参議院 商工委員会 第4号
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○田代富士男君 最初に通産大臣にお尋ねいたしますが、去る十一月の十七日、経済対策閣僚会議が行われまして、関係閣僚から出された意見の調整がつかなかったという意味の報道がされておりますが、会談の内容についてかいつまんで御報告をお願いしたいと思います。  また、報道によりますと、貿易...全文を見る
○田代富士男君 けさの新聞の報道によりますと、中国訪問中のリーガン米財務長官がきょう午後わが国を訪れる予定になっておりまして、その際大蔵大臣との会談が予定されておりますが、当然、電算機等の二十九品目の関税撤廃の要求が明らかになったばかりでもありまして、焦点は貿易不均衡の問題になっ...全文を見る
○田代富士男君 いま二問質問しましたが、約十分かかりまして、きょうは大臣が一日いらっしゃればゆっくり質問できますが、午前中だけだということで、理事会で時間の制限を受けております。いまからまだずいぶん質問を用意しておりますが、簡潔にひとつ、いま御丁寧に御答弁いただきましたけれども、...全文を見る
○田代富士男君 いやいや、不均衡の原因。
○田代富士男君 簡潔にと言いましたら、余りにも簡潔になってあれなんでございますが……。  御承知のとおりに、わが国が自由貿易主義を堅持することは、貿易立国のわが国として当然のことでございますが、したがって相手国の主張を十分に聞くべきところは聞かなくてはならないと私は思いますし、...全文を見る
○田代富士男君 いまの四点だけではこれは解決できないのじゃないですか。内需の喚起という点に対してはどうでしょう、大臣。
○田代富士男君 では、経企庁から、内需の現状をどのように認識していらっしゃるかお尋ねいたします。
○田代富士男君 ただいまも御答弁いただきました十月二日の経済対策閣僚会議が、外需中心の成長ではいけないという、こういう発表がされたという、そういうことでございますが、そのとき発表された「当面の経済運営と経済見通し暫定試算」の参考資料によりますと、五十六年度当初見通しではGNPの実...全文を見る
○田代富士男君 いまもいろいろお話がございましたが、外需を内需に振り向けるように政策運営を図らなければ、貿易不均衡の是正は、これは単なる輸出入の帳じり合わせになりまして、ひいては縮小均衡になるおそれがある、これは御承知のとおりだと思います。  そこで、鈴木総理も、貿易立国のわが...全文を見る
○田代富士男君 十月二日に経済対策閣僚会議でまとめられました「当面の経済運営と経済見通し暫定試算」について、まあ、これは景気対策と呼ぶには不十分な内容である、こういう見方がされております。現に、総合経済対策でなくしてこれは個別経済対策であると言われておるわけでございますが、この策...全文を見る
○田代富士男君 いまの景気浮揚のための総合経済対策は不要とした理由としては、言われていることは、現在の財政事情から公共事業の拡充は無理であるという、こういう事情もございますし、また米国などの国際的高金利が挙げられておりますけれども、しかし最近になりまして、御承知のとおりに高金利政...全文を見る
○田代富士男君 ただいま大臣が、現状より下がるようなことがあれば中小企業にとっても助かるという、そういう言うなれば引き下げは賛成のようであると私は受けとめております。これとても現在は御承知のとおりに卸売物価、消費者物価も幸い安定してきておりますし、金利をめぐる国際環境も好転してお...全文を見る
○田代富士男君 そこでお尋ねをいたしますが、現在大蔵省において金融緩和策が検討されているようでありますけれども、一方、政府系中小企業金融三機関の基準金利は、五十七年一月から〇・二%引き上げることが十月二十三日政府で決定をされております。しかし、もし現在検討中の長期金利の引き下げが...全文を見る
○田代富士男君 もう終わりますから、大臣からいまの……。
11月26日第95回国会 参議院 商工委員会 第5号
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○田代富士男君 じゃ、まとめてお尋ねをいたします。  最初に松永参考人にお尋ねいたしますが、ただいま御説明のありましたアルミニウム製錬業の救済策の中心は何といっても電力問題の解決にある、このようなことでございます。まず、産構審においては電力の政策価格が見送られたのですが、これに...全文を見る
○田代富士男君 用地の有効利用、そういうことですね。
○田代富士男君 独禁法……。