田代富士男

たしろふじお



当選回数回

田代富士男の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月07日第101回国会 参議院 商工委員会 第4号
議事録を見る
○田代富士男君 最初に河本長官にお尋ねをしたいと思いますが、今や我が国は経済大国といたしまして御承知のとおりに世界第二位の地位にありまして、国際的な協調を図るために我が国の果たすべき役割というものを明確にしていかなくてはならないと思います、これはもう御承知のとおりだと思いますが。...全文を見る
○田代富士男君 今、長官もこういうときこそ財政面のこういうことで寄与できれば一番よいけれども、残念であるというような意味の御発言もされまして、期待し得ない財政にかわりまして、長官は金融政策につきまして現在なお存在する種々の制約条件の改善を図り、その機動的な運営が確保されるよう云々...全文を見る
○田代富士男君 お話になりましたけれども、昨年度は、御承知のとおり外需に大きく依存する景気の回復が見られたわけでございますけれども、本年度におきましては、内需主導の景気の拡大ということをうたっていらっしゃるわけでございますが、そのためには従来の経済政策の何らかの転換を図らなくては...全文を見る
○田代富士男君 次に、もう一つの要求であります対外援助についてお尋ねをしたいと思います。  河本長官は、先日の所信におきまして、経済協力の推進が肝要であると、こういう意味のことをお述べになったのでございます。そこで、政府開発援助、ODAの新中期目標につきまして、その概要とこれま...全文を見る
○田代富士男君 今も説明がございましたが、ODA全体が低迷している原因というものは一体何であると考えていらっしゃるのか、これもお尋ねしたいし、このことは、御承知のとおりに、国際的にも日本の国が約束をした計画でありますし、その計画の達成が困難になっているこの事実というものは厳粛に受...全文を見る
○田代富士男君 ただいま河本長官が、こういう結果になったのは、一つは国が緊縮財政をとってきたからだと、それと同時に、これは日本が約束したことであるし、総理を初め各大臣が海外へ行ったときに、その場において何回もこれは宣伝してきていることから、やらなくちゃならない、こういうようなこと...全文を見る
○田代富士男君 今、再度長官のお話をお聞きいたしましたけれども、発展途上国あるいは先進国に理解が得られるかどうかということを、私自身もそれでは理解することができないと思います。達成はする達成はすると、五年間の今、中間地点であると、あと二年の間には何としてでもやるんだと、こういう意...全文を見る
○田代富士男君 もうちょっと詳しく言ってくださいよ、一言じゃなくして、そういう。
○田代富士男君 そこで、具体的な問題でお尋ねをいたしますが、昨日の朝日新聞の天声人語にもアフリカの難民問題が取り上げられておりまして、このアフリカの難民問題に対しましても、最後の締めくくりで、「少ない額ではないが、情勢はさらに深刻なものになっている。日本が緊急援助の先頭に立つこと...全文を見る
○田代富士男君 今概略の説明でありますけれども、大変ひどい状態であるということはわかるわけでございます。  そこで、去る三月二十七日の閣議におきまして、無償資金協力につきまして決定されたようでありますが、そのうちアフリカに関する食糧関係の援助につきまして、外交上の問題もありまし...全文を見る
○田代富士男君 そこで、今から予定されている五月の日・EC閣僚会議、またOECD閣僚理事会、六月のロンドン・サミットなど一連の国際会議が続くわけでございますが、当然対アフリカ援助ということが議題にされると思いますが、その場合我が国として閣議決定された細かい内容は外交上の問題もあり...全文を見る
○田代富士男君 これ以上お聞きしてもお答えは出ないと思います。  そこで、ODA予算の増加とともに、その資金が相手国のために有効に使われたかどうかということを十分に審査していくべきであると思いますけれども、私もこの問題を調べているときに聞いたところによりますと、経済協力開発基金...全文を見る
○田代富士男君 この問題の最後の質問になりますが、ともかくも残された約一年有余の期間中に国際的な公約を守っていかねばならないこの計画の実現に向かって最善の努力を払っていくのは当然だと思います。これは今さっきも河本長官が申されたことを実行していただきたいと思いますが、この厳しい財政...全文を見る
○田代富士男君 公正取引委員会の関係の問題を質問いたします。  二月の二十一日に公正取引委員会は、「公共工事に係る建設業における事業者団体の諸活動に関する独占禁止法上の指針」、いわゆる建設業団体の指針を発表されましたけれども、この指針に対しまして、御承知のとおりにいろいろな憶測...全文を見る
○田代富士男君 ただいま実態を説明していただきましたけれども、五十四年に発表された「事業者団体の活動に関する独占禁止法上の指針」、いわゆる事業者団体の指針が発表された以降も違反被疑事件というものは一向に減ってない。そういたしますと、何のために五十四年に指針が発表されたのかわからな...全文を見る
○田代富士男君 二月の二十一日に建設業団体につきまして新指針が公表されたわけでございますが、そういたしますと、公取委の姿勢が後退したとかあるいは軟化したとかあるいは譲歩したと受け取られておる、こういう新聞記事等も出ておりますけれども、真相はどうであれ、そういう受け取られ方をするこ...全文を見る
○田代富士男君 そこでお尋ねしますが、一般の事業者団体の指針とは別に、今回建設業団体のための指針がつくられたわけでございますが、このように建設業だけに特別の指針を必要とされた理由というものは何であるか、的確にお答えいただきたい。
○田代富士男君 今回の指針におきましては、違反の例示という形をとらずに、御承知のとおりに、合法となる行為としての指導や、あるいは情報提供の内容を示されたのでありますけれども、その延長線上に違反を誘発するおそれがあるのではないかと思うんですが、この点公取委としてどのようにお考えにな...全文を見る
○田代富士男君 最後の質問でございますが、不公正な取引方法や自由な競争の制限を禁止するという独禁法の規定が御承知のとおりに抽象的であることが、こうしたことを招く原因の一つではないかと私は思います。そのためにも、公取といたしまして独禁法の理解を広めるよう努力すべきであるということは...全文を見る
04月12日第101回国会 参議院 商工委員会 第5号
議事録を見る
○田代富士男君 世界経済も昨年あたりからようやく回復の兆しを見せ始めておりますけれども、大臣も御存じのように、いまだ跛行性があるとはいえ先進国の経済には明るさが増してきたということはお認めになっていらっしゃることじゃないかと思います。しかしながら、その一方では持続的回復を阻害する...全文を見る
○田代富士男君 ただいま御答弁いただいた中で、合意に達している国が十五カ国、それから要求というか申請を出そうとしているのが三カ国、また、開催を叫んで参加しようとする国が数カ国これにあると。それから保険の引き受け制限をしている国、特定国が六十五カ国である、その中身につきましても、ス...全文を見る
○田代富士男君 債務累積の問題がどうなるかということが一つの大きな問題であるというお答えでございまして、実績からいくと、八千百億ドルが八二年度では五百億ドルも増加する傾向であって、今後ますますふえていくというこういう実態が出ているわけでございますが、それに伴いまして、最近の保険金...全文を見る
○田代富士男君 ただいまの御説明のとおりに、五十五年度が二百二十億円、そして五十六年、五十七年、八年と、これで見ますと、五十八年度だけでも見ますと、対前年度比で五〇%以上伸びているわけなんですね。このような保険金の支払いの急増の状況下では、輸出保険の引き受け態度というものは一層厳...全文を見る
○田代富士男君 今のお話のとおりに、何らかの形で制限がとられているようなそういう国の数がふえているからこういうことが心配されるのではないかと思うけれども、そういうことはやってないということでございますけれども、では、保険引き受けの基準についてはどのようにとり行っていらっしゃるのか...全文を見る
○田代富士男君 ただいまもお話がありましたとおりに、基準というのは相手国のカントリーリスクの問題、それからバイヤーの信用度の問題、それから契約自身の内容の問題等々でやっていると。しかし、リスクの大きな国に対しまして、今言われたような基準のもとに一定の国別の引受枠やあるいは制限条件...全文を見る
○田代富士男君 これは本当に非常に難しい問題だと思いますが、大臣も、独立採算性の上から長期的立場に立ってこれを運営していかなくちゃならないという、そういうものもありますけれども、このカントリーリスクが増大しているときこそリスクヘッジとしての主要な手段であります輸出保険に対する期待...全文を見る
○田代富士男君 ただいまの質問と関連してお尋ねをいたしますけれども、保険を掛ける判断のもとともなりますカントリーリスクの情報体制が十分でないように思われるわけでございます。この体制が十分整っていたならば、必要な十分な情報を得まして輸出やあるいは投資が行われることができるならば、事...全文を見る
○田代富士男君 集める情報の数というのはかなり多く集まっているけれども、一番問題はその分析に苦労しているところであるし、情報交換等もやっている。このように努力はしているけれども、現実に保険事故が発生した場合の認定というものはどのように行われているのか、またその認定基準がいまひとつ...全文を見る
○田代富士男君 今もお答えのとおりに、この認定基準の問題については問題ないのではないかと、今実際運営していらっしゃる面から言われておりますけれども、識者の一部にはこの保険、約款からするならば、当然保険事故と認定されるべきケースが対外政策上の配慮やあるいは保険財政上の思惑から事故の...全文を見る
○田代富士男君 これは客観的な問題で決めていかなくちゃならないし、一方的にというそういうとられ方をしないように努力はしておりますと。しかし、従来このように公表してない部分もあるし、公表した方がよいというそういうものは公表していって、できるだけこういうような疑惑を解くように今後努力...全文を見る
○田代富士男君 通産大臣、今も私が申し上げましたとおりのような考えですね。例えば利用者のニーズと、それから保険制度の運用との調和をどのように図っていくかということは、これは極めて至難なことではないかと思いますけれども、やはりこれは今からこういう面の分野というものは拡大されていきま...全文を見る
○田代富士男君 次に法案の中身について御質問をしてまいりたいと思いますが、特会法附則の第二項の「当分の間」、このように書かれてありますけれども、この「当分の間」とはどの程度を考えていらっしゃるのか、まずお答えいただきたいと思います。
○田代富士男君 おおむね何年ぐらいですか。
○田代富士男君 これは今言うように、何年ということは流動的だという、債務問題がどのように今後取り扱われるのか、また債務に苦しんでいる国を助けるための世界情勢の動きともというようなことでございますけれども、やっぱりある程度のめどというものは持って仕事をしていかなければ、これは、じゃ...全文を見る
○田代富士男君 またここに「政令で定める割合」と、このように書いてありますけれども、これは実際の運用上どのくらいになるんですか。
○田代富士男君 八割ということでございますけれども、一〇〇%ということはこれは願いたいけれども、わかりました。  今回の改正によりまして、五十九年度以降に予想されます資金ショートに対応できる自信はあるのかどうか、もちろん世界経済の動き等もありますけれども、仮に対処できない事態が...全文を見る
○田代富士男君 ここで、最近問題になっておりますIJPC事業の現状について御説明をいただきたいと思いますし、それから保険事故発生の可能性についてはどのように考えていらっしゃるのか、お答えいただきたいと思います。
○田代富士男君 このIJPCの保険契約者の方からは請求が現在出されていないということでございますが、私が今さっき御質問したことに対しまして今後の見通しの問題をお答えいただきましたけれども、この見通しの中には、可能性の問題になりますけれども、IJPCの保険金支払いは含まれておるのか...全文を見る
○田代富士男君 特別に予測はしていないということでございますが、仮に事故発生の場合は、どの程度の事故となりまして、いかに対処をされるのか、これは仮定の問題でございますから答えにくい面もあるかと思いますが、これは私は予測をしておかなければならない問題だと思いますけれども、これはどう...全文を見る
○田代富士男君 大臣、私が今質問しましたことにつきまして、損害がどの程度出ているかという金額が明確にならなければ出せない、これもまた理解できます。さりとてこれが問題になった場合には、多額の金額になって到底これは別の立場で救済する以外にないじゃないかということでございますけれども、...全文を見る
○田代富士男君 その場になって考えたんでは遅いんじゃないですか。
○田代富士男君 ではもう一回大臣から。
○田代富士男君 仮定の質問だからこれ以上詰められないかと思いますが、そこでIJPCの場合はこれは債務繰り延べしても返ってくる可能性がないということで、こういう事態じゃないかと思いますけれども、債務繰り延べの代金回収につきましてその状況は現在どうなっているのか、また未回収分及びその...全文を見る
○田代富士男君 債権回収につきましては、法律上の義務は被保険者にあるわけでありますけれども、実際問題として相手国政府との交渉となりますと民間の立場では非常に難しい面があると思います。したがって、民間からは債権回収における政府の積極的な介入といいますか、そういう援助というものを望む...全文を見る
○田代富士男君 もう時間もそろそろ参ったようでございますけれども、自治体との関連につきましてお尋ねをしたいと思いますが、輸出手形保険は従来国が八〇%、これは御承知のとおりでございますが、主要自治体が追加補償制度といたしまして一五%上乗せをしておるわけでございます。ところが今回の改...全文を見る
○田代富士男君 現在の制度で自治体の財源はどこから出ておるのか、これもお答えいただきたいと思いますし、これは運営のやり方によりましては自治体の負担を増大させることになりはしないかという心配があるわけなんですけれども、通産省といたしまして自治体との関連をどのようにお考えになっていら...全文を見る
○田代富士男君 最後の質問でございますが、一貫して今質問してまいりましたけれども、懸念材料といたしまして、発展途上国等の累積債務が増大する傾向にありまして、カントリーリスクの高まりというものは従来にない激しいものになってきております。これは御承知のとおりでございます。このような情...全文を見る
04月17日第101回国会 参議院 商工委員会 第6号
議事録を見る
○田代富士男君 最初に私は、繊維工業構造改善臨時措置法改正案について質問をしたいと思います。  御承知のとおりに、繊維業界におきましては昭和四十九年度より施行されました繊維工業構造改善臨時措置法のもとに、異業種間のグループ化によります知識集約化を目指した構造改善を推進してきたわ...全文を見る
○田代富士男君 ただいまお答えいただいたとおりに、必ずしも十分とは言えないというのが現在の実態ではないかと思うわけでございますが、しかし、この構造改善事業の中核的存在といたしまして、繊維構造改善事業協会が事業を強力かつ計画的に推進する使命というものを担っているわけでございますが、...全文を見る
○田代富士男君 今、具体的に御説明をいただきまして、広い繊維産業を挙げて仕事をしているん だと、そして今後新しい技術をこの繊維産業に導入をしていきたいという決意はわかりましたけれども、この構造改善の仕事に取り組んでいらっしゃいますけれども、私も調べてみましたけれども、なかなかこ...全文を見る
○田代富士男君 今もお話がありましたとおりに、異業種連携グループを組織して、そして商品開発センター強化のために施設を導入して、このような対策を財政措置もやって対策をしていきたいとおっしゃるけれども、いかんせん、現在の繊維産業の業績不振というものは景気の低迷もさることでありますが、...全文を見る
○田代富士男君 まあ、今後の道は平たんな道ではないけれども、繊維業界の皆さんたち自身が自 主的に対応していくならば発展の道がなされるかわからない。しかし、現実には輸出の問題を看過するわけにはまいりません。例えば、セーター類の輸入の状況を調べてみましたら、五十六年、五十七年と二年...全文を見る
○田代富士男君 今、大臣、質疑のやりとりをお聞きいただいたかと思いますけれども、繊維産業が窮地に立っているわけでございまして、我が国の繊維産業の育成、振興のための基本的なスタンスにつきまして大臣の決意をお聞かせいただきたいと思います。
○田代富士男君 次に、機械類信用保険法の一部改正案につきまして質問をしたいと思います。  通産省の説明によりますと、機械類信用保険の制度は政策的な意義も高く、その業務は近年急増しており、しかも今後とも増大が見込まれる現況にあると聞いております。このために中小企業信用保険公庫に移...全文を見る
○田代富士男君 保険対象機械類は、一つは割賦・ローン保証販売の対象といたしまして、御承 知のとおりに二十五機種、三十区分、またもう一つはリースの対象といたしましては三十二機種、三十二区分と、私調べましたらこのようになっております。これはどういう基準で選ばれたのかまずお伺いしたい...全文を見る
○田代富士男君 時間が余りありませんから、まとめて質問をいたします。まだ、あと随分ありますものですからね。  ここ数年におきます特別会計の決算におきましては、歳入予定額に対しまして返納金の割合が下降傾向にあるように聞いておりますけれども、実情はどうなっているのか。また、その理由...全文を見る
○田代富士男君 そこで、時間も余りありませんけれども、ここで機械類信用保険の近年の業務実績を報告をしていただきたいと思いますし、あわせて五十七年の法改正によりまして業務に追加されたコンピューターのプログラムについての実績がわかれば報告してもらいたいと思います。また、コンピューター...全文を見る
○田代富士男君 関連しまして、パソコンについてお尋ねをいたしますけれども、パーソナルコンピューターは御承知のとおり最近の目覚ましい技術革新によりまして、一昔前の高価な大型コンピューターと比較いたしましても引けをとらないものがパーソナルユースで持てるようになりまして、爆発的なブーム...全文を見る
○田代富士男君 今パソコンの業界では、新製品の開発の過当競争のあおりで既存の機種というものは御承知のとおりに一年たつかたたないうちにもう過去のものになってしまっております。これが実情でございます。今私が申し上げましたアンケートでも、一三%の人が知らずに古い機種を買わされて困ったと...全文を見る
○田代富士男君 今もいろいろ御説明していただきましたけれども、現在、御承知のとおりに、同一機種でありながら、そこに搭載される言語には製作時期によりましてバージョンの違いがあり、絶えず改良がなされておりますけれども、これがただいまもお話に出ておりましたけれども、積極的に公表されるこ...全文を見る
04月19日第101回国会 参議院 商工委員会 第7号
議事録を見る
○田代富士男君 私は、午前中質問が行われました三池炭鉱災害事故の問題を引き続いて取り上げてまいりたいと思います。  この三池炭鉱の事故でございますが、この災害を招くまではこの炭鉱は最新鋭の設備を持つ鉱山でありまして、保安、生産の両面におきましても高く評価されておりました。これは...全文を見る
○田代富士男君 午前中同僚の対馬委員からも御質問がありまして、それに対するお答え等も出ておりますけれども、保安管理の人員が配置されていなかったことはこれは事実であると、そういうことから局長も坑内火災に対する防止に対しましては適切さを欠いていた面もあるというお答え等もありましたし、...全文を見る
○田代富士男君 事故が起きてから言っても仕方がありませんけれども、私が申し上げたのは、保安教育という面に対するそういう点が欠けていたのではないかということもお尋ねしたんですけれども、今後その面に対しては心がけていくということでございますが、この保安教育というものが充実していたなら...全文を見る
○田代富士男君 このことは私は今さっきこの三井三池炭鉱が最新鋭の設備を誇っている鉱山であるし、それに支配された中での盲点であるといったその一つに午前中も議題になりましたエアマントの問題があります。これは法的に業務づけられているわけではございませんけれども、しかし、このことは炭鉱が...全文を見る
○田代富士男君 今局長ね、それは大人数は救えないかしりませんけれども、私八十二名全部が救われたと言っているんじゃありませんよ。少人数でも救われていたのとは違いますか、その点は。そういう言い方ないでしょう。少人数でもあったら救われているでしょう、どうですか。
○田代富士男君 では、今後の原因の究明については現在事故調査委員会でおやりになっていらっしゃることでございますけれども、この中間報告におきましても今後精査すべきこととして、ナンバー一〇ベルトコンベヤーのフレーム自体のぶれであるとかあるいは曲がっているキャリア台、不回転のキャリアロ...全文を見る
○田代富士男君 三月の十五日に操業が再開されておりますけれども、中間報告の報告書の当面の対策においては大きくは六項目にわたって指摘されておりますけれども、引き続き研究開発を進める必要があるとされている携帯用の酸素マスクあるいは緊急時の坑内連絡用通信技術等の問題を除いては操業再開時...全文を見る
○田代富士男君 これは、参考にするという大臣御意見でございますが、午前中のあれでは意見を述べていただいておりますというような、そういうようなお話もございましたけれども、私は、もっと真剣にこれは通産大臣として責任を持って、自分がこの事故を通じて責任を痛感して、今後二度とこういうこと...全文を見る
○田代富士男君 時間が余りありませんから、警察庁も消防庁も見えていただいていると思いますが、この事故がありまして、それぞれ鉱山保安監督局、警察そして消防に連絡が入った時間を端的にお答えいただきたいと思います。時間だけで結構です。
○田代富士男君 鉱山保安監督局。
○田代富士男君 今申されたような時間帯で、この事故の第一報が入ったのは随分おくれて入っております。これは日ごろ指導をしてきている通産省として、こういう事故の対応でよろしいでしょうか。通産省としてどうでしょう。
○田代富士男君 局長、事故が起きてから通達した通達したと言いますけれども、監督局へのおくれは今おっしゃった。それから警察への報告の時間、消防への報告の時間、これ何時間たっていますか。こういうことを通達をしたということで、ただ単にこういうことで済まされますか。私はなぜこのことをあえ...全文を見る
○田代富士男君 前回のときも二度とこういうことのないようにという言葉をその場所で聞いたんです。にもかかわらず、こういうことになってしまっているわけです。  私の質問の時間をオーバーしておりまして、警察庁と消防庁の方に来ていただきましてお尋ねしたいことがありますけれども、時間があ...全文を見る
○田代富士男君 では最後の質問です。  地元の大牟田市議会から既に二回にわたりまして地方自治法の第九十九条第二項に基づく意見書が出されております。その主な内容は災害の原因究明、二つ目には炭鉱保安のための法的措置、三番目に被災者などの救済ではないかと思いますけれども、特に被災者の...全文を見る
04月24日第101回国会 参議院 商工委員会 第8号
議事録を見る
○田代富士男君 私は中小企業協同組合法及び中小企業団体の組織に関する法律について御質問をしたいと思います。  今回改正しようとしておりますいわゆる組合法と団体法は、中小企業の集団化、共同化を促進し、大企業と伍して事業活動を展開する中小企業のためのものでありますけれども、この法が...全文を見る
○田代富士男君 ただいま御説明いただいたとおりに、努力をしてきているけれども、新しい変化が生じてきていることは事実じゃないかと思うんですね。取引においても新しい要求、ただいま御説明がありましたとおりに、地域住民に対する貢献もしていかなくちゃならないし、また環境の変化に応じてやって...全文を見る
○田代富士男君 次に、今回の改正案では、出資持ち口数の制限が緩和されるようになっておりますけれども、この組合法、団体法以外の団体ではどのようになっているのか簡単に御説明いただきたいと思います。
○田代富士男君 ただいま御説明いただきましたが、この法案におきましては出資の持ち口数の制限緩和につきまして当初は百分の五十であったと説明を聞いておりますけれども、それが最終的に検討されて百分の三十五までになった。今の御説明では塩業組合と同じ数字ではないかと思いますが、このように五...全文を見る
○田代富士男君 今は、私の質問は、この矛盾点があると、この矛盾点をどうとらえて今後検討していかれるのかという私は質問をしたつもりですけれども、現状の説明をしてもらった、今の段階じゃないかと思うんですよ、今の答弁では。だから、三名というのは緊急的な処置であるという御答弁でありまして...全文を見る
○田代富士男君 まあこのことはこれ以上言っても恐らく煮詰まったあれは出ないかと思いますけれども、今後検討はやっていただきたい。これは私の要望でございます。  次に、これまで利用が制限されておりました組合所有の運動場、体育館、集会場等を地域住民に開放することはまことに結構なことで...全文を見る
○田代富士男君 企業組合制度の改善については、従事割合、組合員割合を緩和いたしまして、そして員外監事制を導入しようというのが今回なされておりますけれども、これはまあ私考えましても後追いの感が免れません。そこでお伺いいたしますけれども、まず監事が員外となる場合の資格条件はどうなるの...全文を見る
○田代富士男君 次に、協業組合制度についてお尋ねをいたしますけれども、これには御承知のとおりに組合員の後継者が現在の組合員の生前において持ち分を譲り受けまして、組合員の地位を継承できるように改正することになっておりますけれども、推定相続人に限られているわけでございます。しかし、現...全文を見る
○田代富士男君 今も長官がお答えになりましたとおりに、事業者が協業して組合をつくる性格から出発している、これはもう私もわかっておりますけれども、そういうわけで、本来の性格から見て、こういうところは法制上の問題もあるしというようなことでございますけれども、今さっき多様な要求が出てい...全文を見る
○田代富士男君 検討というのは全般的な検討ですか、何の検討ですか、主語がない。
○田代富士男君 じゃよろしくお願いを申し上げます。  関連して御質問いたしますけれども、最近の我が国の経済は御承知のとおりになだらかな回復過程をたどりつつあることは御承知のとおりでございますけれども、まだまだ外需に依存した景気回復であります。また、この業種、地域、企業間に大きな...全文を見る
○田代富士男君 内需主導の景気回復という課題を克服するためにも、国民生活に密接する分野で活躍をしております中小企業への期待というものは大きなものがあるわけでございまして、この全体的な回復基調の中で、今後しばらく今も御説明がありましたとおりに続くと予想される輸出の増加、また設備投資...全文を見る
○田代富士男君 増加をしておりますこの設備投資の目的の中で、販売能力拡大と比べまして補修、更新の伸びが著しいという、こういう実態が見え始めておるわけでございますが、これは第二次石油ショック以来の景気低迷の続く中、この設備の古くなってきた面もあるわけでございますけれども、これを好機...全文を見る
○田代富士男君 次に、連鎖倒産防止のためにつくられました中小企業倒産防止共済制度についてお尋ねをいたします。  この制度についてどのような基本方針のもとで運営に当たり、これまでどのような実績が推移してきたのか、また発足当時の見通しから見てどうなっているのか、これをお答えいただき...全文を見る
○田代富士男君 この防止法は、御承知のとおりに、自由主義社会において我が国が初めて試みたものでございまして、先進国の注目を集めている法律でございますから、力を注いでいただきたいと思いますが、現在、共済金の貸し付けを受けるまでには、日数が私の調べでは二週間くらいかかるというようなこ...全文を見る
○田代富士男君 最後の質問です。  もう時間が参りましたから最後の質問でございますが、上昇機運にありますこの設備投資動向に加えまして投資減税によります誘発効果が連動するならば、よりはずみがつくのではないかと思いますし、内需を押し上げることもできるし、多大な力になることは間違いな...全文を見る
05月10日第101回国会 参議院 商工委員会 第9号
議事録を見る
○田代富士男君 最初に、私は金融、物販を含めました消費者信用伸展の現状と、それから将来の展望、また現在ばらばらに行われております消費者信用の統一、規制につきましてまとめてお尋ねをいたします。
○田代富士男君 午前中からも質問がなされておりますとおりに、さまざまな消費活動が展開される中で、消費者による苦情相談が相当数に上っている、このように思うわけでございます。まあ、これは思うだけじゃなくして、これが実態でございます。そういうところから、その苦情の実態の中で、特にクレジ...全文を見る
○田代富士男君 今お答えいただきましたとおりに、いろいろなトラブルが多発している中におきまして、御承知のとおりに通産省の消産懇、また産構審の答申におきまして規制の対象として指摘されていたにもかかわりませず、今議題に供されておりますこの改正案には取り込まれなかった契約形態があります...全文を見る
○田代富士男君 今度は、産構審の答申におきまして触れられない割賦購入あっせんにおけるリボルビング方式のカードの債務充当のみなし規定が消費者保護の立場から設けられましたけれども、消費者保護の立場を言うのであるならば、私今も質問いたしましたとおりに、ローン提携販売やこのマンスリークリ...全文を見る
○田代富士男君 今クレジット契約につきまして両面からの御説明をいただきましたが、クレジット契約のうちの個品割賦購入あっせんに関しましてお尋ねをしたいと思いますけれども、これはまず販売店が消費者にクレジット契約、それがどういうものであるかということを説明も恐らく最近はやってきており...全文を見る
○田代富士男君 ただいま局長からも御答弁いただきましたとおりに、通産省といたしましても私の今指摘した事実はお認めいただいたようでございまして、十分な認識を持たずに契約する方が多いのが実態でございます。そこで、このように十分な認識がないままに契約が行われた場合、そのクレジット契約の...全文を見る
○田代富士男君 そこで、民法の九十五条の錯誤の規定がございますけれども、こういう規定の上から今指導していくとおっしゃいましたけれども、やはりこれ一番大事なことじゃないかと思うんですが、どうでございましょうか。
○田代富士男君 そこで、販売会社から消費者に対しまして、このクレジット契約による買い物については商品の瑕疵や、あるいは未到着があっても、購入者は信販会社とは別途立てかえ払い契約をしているので、あなたは支払いの義務が残り、信販会社から当然請求書が回ってくるという抗弁権の切断について...全文を見る
○田代富士男君 今も局長からお話がありましたとおりに、片方では信用の供与が得られるし、片方では手数料の収益が上げられるという、こういう相関関係は理解できるわけなんですが、そういう立場から、現時点においては契約そのものは有効だと。有効であるとしましても販売店やあるいは信販会社はとも...全文を見る
○田代富士男君 今、この問題点は、便利さというものが欠陥を呼んでいるということですけれども、もうちょっと大臣、ここらあたり具体的に説明していただけませんか、ただの便利さが即欠陥につながるという。
○田代富士男君 まあ、そういう思いつきじゃなくして、ひとつ答弁を丁寧にお願いいたします。  それで、今大臣もお答えになっていたとおりに、これには社会教育も必要であるというような御答弁でございましたし、そういう意味からもこのクレジット販売あるいは契約について、消費者に対する啓蒙と...全文を見る
○田代富士男君 この問題は特にお願いをしておきたいと思います。  引き続いて、あっせん業者は販売店における個々の売買には全く関与しているわけではないわけでございまして、ともかくこの消費者保護の観点から抗弁の接続が認められたわけでございますが、この際、無過失責任の追及を含め消費者...全文を見る
○田代富士男君 抗弁の接続内容につきましては、契約を書面その他で明らかな事項のみに限定をしないで、消費者トラブルの原因となっている、いわゆるセールストークを含めることにしたことが、消費者保護という立場から評価できるわけでございますが、私はこのセールストークのゆえに、かえって紛争を...全文を見る
○田代富士男君 そこで、通産省の、同僚議員の質問にもお答えされておりましたけれども、口頭でも契約は契約であると、そういう意味で、書面では全部書けないというような、そういう答弁も聞いておりましたけれども、立証が可能な限り購入者が抗弁できるというのが通産省の考え方ではないかと、私はそ...全文を見る
○田代富士男君 次に、指定商品についてお尋ねをいたしますけれども、指定商品について、その指定が行われるまでにどのくらいの時間が費やされているかが一つの問題であるんじゃないかと思います。例えば、自動販売機につきまして、第一号のトラブルが発生してから指定までにどれだけの日時が費やされ...全文を見る
○田代富士男君 消産懇あるいは産構審のそれぞれの答申におきまして、いずれも最近トラブルが急増しております。御承知のとおりに、学習塾あるいは美容あるいは旅行、こういうものの役務関連取引も規制の対象に加えるよう求めてきたんですけれども、改正案ではこれが全く無視された形になっております...全文を見る
○田代富士男君 これは、努力されている通産省に私がこういうことを言ってはまことに失礼かと思いますけれども、同僚議員の質問に対しましても、この役務の関連取引が規制の対象に加えられなかったことに対して、法制局との内部調整の段階で見送られたと、こういう御答弁がされておりまして、今局長か...全文を見る
○田代富士男君 そこで、役務の問題が先送りになったということは、これは定義づけといいますか、そういうものが難しい面もあっただろうと思いますけれども、役務を規制の対象にしないで済まされる現在の段階ではないと思うのです。まず、局長一言どうですか、これは対象外にしているけれども、それで...全文を見る
○田代富士男君 今、申されたとおりに、この問題は放置するわけにはまいりませんし、産構審等で検討すると言われますけれども、これは放置できない現段階ですから、見通しとするならば、いつごろまでに大体見通しができるのか、可能性だけでもお開かせいただきたいと思います。
○田代富士男君 おおむねいつごろ。
○田代富士男君 これ以上言ってもむだだと思いますので……。  そこで、通産省の考えには、商品と役務が付随する場合には附帯役務を契約者に明記させることによって役務について契約履行が行われることを期待しているようでありますけれども、この役務だけの場合にはどうするか、問題が残るのでは...全文を見る
○田代富士男君 ここで関連をいたしましてちょっとお尋ねをしたいと思いますが、詐欺まがいの悪質な手口で、強引で巧妙な勧誘で商品を押し売りすることが問題になっております訪問販売、また羊頭狗肉の批判が強い通信販売、これを規制しております訪問販売法の強化、改正についてお尋ねをしたいと思い...全文を見る
○田代富士男君 この役務の問題についてもこれは大いに関係がありますし、これは早急に掌握をお願いしたいと思います。こうしたトラブルの解消のために、訪問販売というこれは一つの特性でございますけれども、特性から現金取引についてのクーリングオフの適用の可能性について、こういう問題も含めま...全文を見る
○田代富士男君 次に、クレジット産業のための基盤整備についてお尋ねをしたいと思いますが、通産省として個人信用情報機関の整備の必要は認めていらっしゃいますけれども、具体的にはどうなっているのか、特に御承知のとおりに社団法人日本割賦協会、株式会社日本信用情報センター、また社団法人全国...全文を見る
○田代富士男君 さらに、その場合に信用情報のリーク対策につきましては罰則規定がないけれども、これに対してはどのように対処されますか。
○田代富士男君 これは午前中にも、午後でございましたでしたか、ちょっと同僚議員からも質問が出ておりましたけれども、新しい業界のこれは帯といたしまして、割賦販売業界も経理が統一的でないために、例えば投資とか金融などの面からもおくれておりまして、経理基準の統一を急ぐべきであると私は思...全文を見る
○田代富士男君 それから、クレジット産業の健全発展のためには、やはり一つは、小売業者の、小売商業といいますか、小型のそういう小売商業の育成、特に中小小売商の育成というものが必要ではないかと思うわけでございます。これは、私が言うまでもありませんが、少なくとも割賦販売法の強化、改正に...全文を見る
○田代富士男君 もう一つは、中小クレジット団体の育成ではないかと思うわけでございます。  そこで、五十九年度の中小小売商業新業態開発調査研究事業では、具体的にはどういうことを行われるのか。このクレジット団体との関連ではどうなのか。御説明をいただきたいと思います。
○田代富士男君 この中小クレジット団体保護に関連をいたしまして、衆議院、参議院の商工委員会でそれぞれ過日附帯決議がなされております。  まず、衆議院の商工委員会では「銀行系のクレジットカード会社の割賦購入あっせん事業への進出については本法」というのは、五十二年の分野調整法「の趣...全文を見る
○田代富士男君 ではこれは最後に大臣にお答えいただきたいと思いますが、今も、五十二年春の衆参の商工委員会におきまして附帯決議が提出されたわけでございます。これは、このことを今局長も尊重をしてやっていくということでございますし、割賦販売法の施行、運用とその周知徹底ということがこれ大...全文を見る
07月24日第101回国会 参議院 商工委員会 第10号
議事録を見る
○田代富士男君 先日も商工委員会を通じましていろいろ論議をしてまいりました中の一つに、先端技術をてこに新都市づくりを目指すテクノポリス構想が出されたわけでございますが、この委員会の審議を経まして現在華々しく打ち出されましてから一年有余を経過をしております。各地域でも具体的な実施段...全文を見る
○田代富士男君 ただいま御答弁いただきました、三月二十四日に大分県等の九地域、五月に秋田県等の二地域初め十二地域であると、このような各地域での計画作成というものはいかに行われてきたのか。私が心配するのは、中央のシンクタンクによりまして一律に作成されているのではないかという懸念があ...全文を見る
○田代富士男君 今、地域の意見というものは協議会組織ができ上がってそういうものが出ているという、こういうことでございますけれども、今御答弁いただきました十二地域以外に、今後の地域指定につきましてはどんな考え方で臨むのか、また、テクノポリスの今後の見通しにつきまして、前回も大臣に御...全文を見る
○田代富士男君 この法案審議の際にも、このテクノポリスが従来と違う新しい技術を核としての創造的な新開発構想であることから、安易な地域指定を推進するよりも、開発のためのソフトの蓄積というものが重要ではないか、こういう点を私は一貫して指摘してきたのでございますけれども、通産省に、地域...全文を見る
○田代富士男君 そこで、さっきも御報告ありましたが、指定されました地域におきまして企業誘致というものがいかに進んでおるのか、まずこの状況を御説明いただきたいと思います。
○田代富士男君 ただいま御答弁いただきました、この一年間では百五件、面積にいたしまして二百六ヘクタールである、件数では三六%増、面積では八九%増という、このような企業誘致はわずかながらも伸びてきているのではないかと思いますけれども、このような企業移転に際しまして重要なのが用地確保...全文を見る
○田代富士男君 今も、今後ともどうしたら有効に活用できるか勉強していきたいということでございますけれども、企業のニーズから考えまして、工業用地のリース制が標準化されるならば、企業の地方分散の活発化が期待されることは間違いないのではないかと思います。  しかし、一方ではこのリース...全文を見る
○田代富士男君 ではひとつ生かしていただきたいことを再度お願いを申し上げておきます。  そこで企業誘致がいかに促進されても、このテクノポリスにおいてはその企業がさまざまに結びつき新産業群を形成するかどうかということが一番問題ではないかと思うのでございまして、目的の一つでありまし...全文を見る
○田代富士男君 私が今申し上げたものと、もう一つその際重要になってくるのは何であるかと言えば、情報ではないかと思うんです。現在の先端技術部門におきましては予想外の産業間での複合が進展しておりまして、計画したからといってそのとおりにできるものではないことは私も承知い たしておりま...全文を見る
○田代富士男君 こういうことがございまして、もうお聞きになっていらっしゃるかと思いますけれども、ある企業で新製品の開発をしている最中に、たまたまアメリカの企業が同種の開発を進めているという情報を知ることを得たわけなんです。そこでその企業では開発を進めると同時に、アメリカの情報会社...全文を見る
○田代富士男君 次に、テクノポリスの産学住の三本柱の一つであります学術研究部門の整備状況はどうなっているのか、また中核となる大学に求められる役割がいまひとつ明確でないように思うのでございますし、この点につきまして通産省、文部省はどのような協議を進め、どのように取り組んでおるのか、...全文を見る
○田代富士男君 文部省としては既存の制度を活用し、そうして協力できるものはしていくというお考えでありますし、今御答弁がございましたこの受託研究制度のことでございますけれども、いま少しこの受託研究制度並びに企業との共同研究の制度について、仕組みについてちょっと御説明をしていただけま...全文を見る
○田代富士男君 今御説明をいただきましたけれども、この受託研究につきましては先ごろ慶應大学理工学部あるいは東工大と相次いで不明朗な事件が明らかになったことは御承知のとおりだと思いますけれども、この先端技術開発の激しい競争のため予想外に進展する産学協同の中で受託費、寄附金等の管理、...全文を見る
○田代富士男君 時間が参ったようでございますから最後の質問でございますが、文部省に対しては、この学問の不偏性、独立性というのは当然堅持すべきでありますけれども、一方では共同研究などを通じましてお互いに啓発し合い研究を進展させることもこのテクノポリスに限らず社会に貢献するために重要...全文を見る