達増拓也

たっそたくや



当選回数回

達増拓也の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月09日第151回国会 衆議院 予算委員会 第3号
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○達増委員 まず最初に、機密費問題について、先ほどの中井理事の質問の続きを外務大臣に質問させていただきたいと思います。それは、情報部局の関与についてであります。  我が国の官邸そして外務省、どちらもですけれども、機密費問題の本質は、そこに情報戦略が圧倒的に欠落しているところにあ...全文を見る
○達増委員 官邸にせよ外務省にせよ、情報部局のきちんとした関与がないまま報償費が使われているところに問題があると考えます。基本的に、会計庶務のラインが報償費を預かる格好になって、その都度使っている。したがって、インテリジェンス、情報の戦略を欠いた、何に使われているのかよくわからな...全文を見る
○達増委員 どうも、いわゆる機密費と呼ばれますが、機密でないような用いられ方が基本的に行われている疑いがあるんですけれども、続きはまた後でやりたいと思います。  次に、これまた基本的な質問になりますけれども、行政改革についてであります。  昨年十二月十九日の閣議決定、平成十三...全文を見る
○達増委員 その予算編成方針の中にちゃんと「所要の改革合理化措置を着実に実施する。」とあるので、当然コスト削減が予算の中で実現していることを期待するのでありますけれども、私も調べてみました。  複数の省庁が合わさって一つになった総務省、文部科学省、厚生労働省、国土交通省で、特に...全文を見る
○達増委員 財務大臣の答弁の中では、具体的な数字で幾らコストが削減できるという数字はいただけなかったわけですけれども、やはりこれは予算として無責任なのではないかと思います。  将来に対する期待というだけでそういう予算を承認するわけにはいかないのでありまして、やはりもっと具体的な...全文を見る
○達増委員 この問題は、実は行革の問題とも関係しておりまして、自由党が想定している行政改革、副大臣制度、政務官制度の導入というのは、政府・与党を本当に一体化させて効率的にかつ責任のある仕事を推進するということでありまして、党の中で、政策の責任者また各部門の担当者がそのまま政府の中...全文を見る
○達増委員 与党政調会長が政府と経済認識が違う発言をしたり、外務省の決定、調査報告を党の部会が否決したりという混乱をこれ以上しないでほしいということを申し上げて、私の質問を終わります。ありがとうございました。
02月15日第151回国会 衆議院 予算委員会 第6号
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○達増委員 KSD事件、それは前代未聞の政治乗っ取り事件であります。古関元理事長がKSDという組織を使い巨額の資金と人手を集め、それで自民党というシステムのすきをつき、国会の審議をコントロールし、これは質問をコントロールし答弁を引き出し、そして総理の施政方針演説までコントロールし...全文を見る
○達増委員 法務大臣、検察の公平性ということをおっしゃられました。まさにそこが重要なんだと思います。KSD事件に対しても、やはり検察の公平性を揺るがすことなく取り組んでいっていただきたいわけでありますが、刑事局長に伺います。  KSD事件に関する捜査状況なんでありますが、なぜこ...全文を見る
○達増委員 KSD事件の重要性と、それから戦後の日本の政治疑獄の先ほど申し上げた経緯などから、あえて法務大臣に確認させていただきたいのですけれども、このKSD問題について政治的圧力などが検察に、捜査にかかるなどということがない、そのことを確認させていただきたいのですが、よろしいで...全文を見る
○達増委員 心強い答弁をいただいたと思います。日本の検察、テレビのキムタクとか松たか子に負けないように頑張っていただきたいと思います。  さて、KSD事件、これを刑事訴追していくに当たっていろいろな議論が行われております。いわく、巨額な党費として党にお金が納められたのであれば、...全文を見る
○達増委員 では、刑法百九十七条の二の第三者供賄罪というのは一体どういうものかを簡単に御説明いただけますか。
○達増委員 よくわかりました。  もう一つ、職務権限をめぐる議論に対して、刑法上単純収賄という、その職務権限にかかわる、つまり請託事項がはっきりしていなくても、それは刑は軽いわけでありますけれども、一般的に説明のつかないお金をもらうことが単純収賄という罪になる、そういう場合があ...全文を見る
○達増委員 去年の十一月と違って、今、一般論を予算委員会内で議論するのはなかなか難しい状況になってきているというのがよくわかりました。  さて、厚生労働大臣に伺いますけれども、KSD事件で、KSDの会費が三十億円補助金として豊明会に回って、その豊明会から自民党に資金が流れている...全文を見る
○達増委員 坂口大臣に確認させていただきますと、今のところまだ、中小企業が会費として、経営者が会費として納めたお金が自民党に流れていないと断定はできない、可能性を否定はできないということですね。
○達増委員 KSD会費がまた不明朗に使われた疑いがある事件として、去年の十二月一日の産経新聞の一面トップに載ったことでありますけれども、玉沢徳一郎元農水大臣が、地元のギフト業者をKSDに紹介して、五億円分の乾燥ワカメを、ノベルティー、何か販促かそういうのに使う記念品というか何とい...全文を見る
○達増委員 質問する相手と質問の仕方を間違ったようでございます。  刑事局長に伺いますけれども、本件について既に捜査は進んでいるんでしょうか。
○達増委員 これは、我々国会議員にとっても、KSD事件のまた新たな広がり、重要な問題でありますから、当委員会としても今後もきちんと追及していかなければならないというふうに申し上げたいと思います。  さて次に、中尾元建設大臣の収賄事件、先週金曜日の予算委員会でも取り上げさせていた...全文を見る
○達増委員 今の答弁にもありましたように、偽証罪というのがつくかどうかがやはり証言の信憑性、発言の信憑性に非常に深くかかわるんだと思います。  先ほど述べた、中尾元建設大臣の裁判に関する、そのH証人が亀井静香議員にもお金を渡したということについて、亀井事務所では事実無根と否定し...全文を見る
○達増委員 よろしくお願いいたします。  第三者供賄というKSD問題の刑事訴追の論の立て方に関連すれば、亀井議員もまたKSD問題で、ものつくり大学への予算措置への関与、また、そもそも村上、小山両議員は、亀井氏がリーダーシップをとっている派閥に所属するということもある。政党がお金...全文を見る
○達増委員 これはこの機密費問題を解決する核心の一つなんですけれども、松尾室長に渡ったお金は旅費ではないんですね、旅費の差額という位置づけでもない。これは、先ほど民主党さんからの質問で財務省の主計局長さんが答弁していましたけれども、旅費法の関係で問題ない、報償費だから、そういう答...全文を見る
○達増委員 せっかく外務省が告発をして公金横領ということでやっていこうというときに、既に税務当局が調査に入っていると聞いております。あたかも、そういう公金横領になるかどうかはもうお構いなし、あるいは、公金横領になった場合、まずその返還が先とかいろいろあるわけですが、そういうのをす...全文を見る
○達増委員 ただ、その積算も、それが決裁書の上に載っかるわけではございませんし、まさに紳士協定、口約束のようなものであります。  それは、相手が本当に善良でまじめな場合には、そして日本国の公務員がおよそすべてそうであればいいのでありますけれども、やはり制度というのはそうじゃない...全文を見る
○達増委員 せっかくだから財務大臣にも伺いますけれども、旅費とか交際費とかあるいは功労報償費、公表できる形で年度の初めに予算として立てて、ことしは幾ら使うと決めている、そういうものが、どうも足りないからといって、使途を明らかにしなくていいようなところから、自由にそこからお金を流せ...全文を見る
○達増委員 時間がなくなりまして、わざわざいらしていただいた防衛庁長官、質問できないことをおわびいたしまして、終わります。
02月26日第151回国会 衆議院 予算委員会 第12号
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○達増委員 KSD事件について、総理大臣に質問いたします。  けさの新聞報道によりますと、KSD、「自民党費十五億円負担」「九年間延べ六十三万人分」、そして「党員名ねつ造も」ということで「家康も五右衛門も入党」、これは徳川家康とか石川五右衛門という名前も党員の名前に入っていた。...全文を見る
○達増委員 道義的な責任ということをおっしゃいましたけれども、これが例えば民間企業、あるいはそういう市民感覚、民間感覚であれば、去年たくさん食中毒を出したメーカーが、もうこれは被害を受けた皆さんに一人一人謝って歩いたわけですよ。当然賠償はしましたし。そのときには、本当にそのメーカ...全文を見る
○達増委員 では、伺いますけれども、これから党員、そういう直接の確認をしますか。
○達増委員 全然事態の深刻さが認識されていない。説明責任という、そういう自覚が全くないなという思いであります。  きょう、額賀福志郎議員の政倫審もあったわけですけれども、これは額賀議員の申し立てで行われた審査会でありました。  当然、額賀議員が身の潔白を晴らすということで、数...全文を見る
○達増委員 解党するとおっしゃいましたが、我々としては、もう今すぐ下野していただいて、ゆっくり党改革を野党としてやっていただいて、その間我々に政権を任せていただければというふうに思っております。  もう一つ、組織を解体するくらいの思い切った出直しをやらなければならない分野として...全文を見る
○達増委員 外務大臣に引き続き質問しますけれども、外務省報償費のかなりが、身内の飲み食いあるいは過剰な国会議員の接待、そういったむだなことに使われている疑いがかなり出てきているわけですね。また、これは外務省員の意識改革だけじゃなく、国民の意識改革のためにも、情報関係に使われるそう...全文を見る
○達増委員 終わります。
02月27日第151回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第1号
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○達増委員 自由党の達増と申します。公述人の皆様、きょうはありがとうございました。  さて、まず鷲尾公述人に伺いたいと思います。  雇用対策こそ景気対策、全くそのとおりだと思います。そして、もう一つ重要な柱として社会保障基盤の構築。これについては自由党の方でも、抜本的な制度改...全文を見る
○達増委員 社会保障については、大田公述人にも伺いたいと思います。  大田公述人、先ほど意見陳述の中で、世代間の公平性が大事とおっしゃった。そこにはやはり余り現役世代に過重な負担をかけてはいけないということが示されているんだと思います。もう一つ、これは財政全般についてですけれど...全文を見る
○達増委員 そこは、企業負担部分の計算とかあるのですけれども、御指摘はそのままいただきたいと思います。  次に、木村公述人に伺いたいと思いますけれども、木村公述人の不良債権問題処理への熱意、手術をしてでもという熱意は、銀行のモラルハザード、また金融関係者のさまざまな迷走ぶり、そ...全文を見る
○達増委員 木村公述人に引き続き伺いますけれども、デフレ圧力とインフレ圧力、進めば進むほど両方とも強くなっていくという、そこが木村公述人の現状分析の一つの大きな特徴だと思います。国会、政府周辺にも、コントロールしてインフレに持っていくというさまざまな議論があるわけですけれども、こ...全文を見る
○達増委員 鷲尾公述人にまた戻りたいと思います。  マクロ政策のみならず、経済の構造改革も進めていかないと今の問題は解決しない、だからこそ雇用対策というのが非常に重要になってくると思います。  先ほど百四十万人雇用創出策というのを紹介いただいたのですけれども、あとは新しい技能...全文を見る
○達増委員 時間が参りました。以上で終わります。
02月28日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第3号
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○達増委員 まず、IT、情報技術の推進に関する質問を幾つかさせていただきたいと思います。  情報通信機器の即時償却制度、いわゆるパソコン減税であります。法人、個人事業者、百万円未満の情報機器、通信機器購入の際に、全額購入年度に損金算入をすることができる、そういう即時償却の制度。...全文を見る
○達増委員 パソコンの法定耐用年数を六年から四年にする、これは全く当然だと思います。私も、六年前から、ウィンドウズ95が出たばかりのころからのパソコンを使っておりますけれども、これは苦痛でしようがありません。メモリーやハードディスクを増設しても、CPUが弱いので、画像がたくさん入...全文を見る
○達増委員 先ほど伺ったところによると、まさに今現在、十一時から開催で、第一回インターネット活用教育実践コンクールの表彰式というのが行われていて、そこに西川政務官が行かれているということでありますけれども、まさにそういうことを本当に政府として大いに主導してやっていただかなきゃなら...全文を見る
○達増委員 そういう医療ですとか教育ですとか、その他にもこれからは環境とかあるいは交通、都市生活、いろいろな分野の公的なところでITの技術が発達し、コンテンツが充実してくれば、それを活用するための個人需要もまた伸びていくでしょうし、またビジネスも盛んになる。そういう意味で、日本の...全文を見る
○達増委員 技術ということについては、教育であるとか研究であるとか、そういう知的自己実現という側面もあるのですけれども、やはり経済、社会を大きく変える力でありまして、それは人類発祥以来ずっとそうなんですけれども、特に最近、コンピューター二〇〇〇年問題から去年のIT革命の議論にかけ...全文を見る
○達増委員 大銀行あるいは大企業の経営者の判断ミスですとかだらしなさのおかげで、まじめにやっている中小企業があおりを食らう、そして、大銀行、大企業の方は政府がかなり公的資金を投入して助けるのに、中小企業はそうじゃないということになっては、これは公正の観点から極めて問題だということ...全文を見る
○達増委員 これもまさにテクノポリティクスということだと思うのですけれども、まず明確なルールのもとに情報公開はきちっとやって、その上で、決まったことは実行する、約束は守る。そういう原理原則を大事にしながら、同時に住民、関係者の理解を深めていく、広めていく。そういうことが、やはりこ...全文を見る
03月01日第151回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○達増分科員 きのうの読売新聞の朝刊でありますが、「しぼむ機密費減額論 森降ろし余波 予算成立優先 議論置き去り ほくそ笑む外務省」という見出しが躍っておりまして、これではいかぬということで、こちら分科会でも、機密費問題を三十分フルに取り上げさせていただく決意をいたしました。 ...全文を見る
○達増分科員 先ほど、同僚議員の質問に対して、荒木副大臣、公金横領以外の問題でも、松尾氏について取りざたされていることについては調査したいとたしかおっしゃいました。また、報償費問題ということでは、新聞、雑誌などで、本省や在外公館の松尾氏の事件と関係ないところでも、外務報償費が非常...全文を見る
○達増分科員 今回の松尾事件でありますけれども、国民の目線から見れば、これだけ景気も悪く、まじめな一般庶民は必死のやりくりで必死に稼いで暮らしているところを、どんと競馬馬を買うとかマンションを買うとか、そういうとんでもないことが行われていた、そういう怒りと真相を究明したい、そうい...全文を見る
○達増分科員 では、機能改革会議に参加されている衛藤副大臣に同じ質問をしたいと思います。  ある意味では、今回の事件の調査委員会よりも機能改革会議の方がむしろ、現在の報償費制度のあり方、現状の使われ方についても、全貌を把握した上で議論をしないといい結論が出てこないところだと思う...全文を見る
○達増分科員 現在の機能改革会議で大分報償費の使われ方についても理解が深まっているという御答弁でしたけれども、今の会議は、民間有識者の参加ということで、平岩外四さんは私も尊敬していますし、曽野綾子さんは好きなんですけれども、ただ、機密費、報償費の使い方ということであれば、もっとイ...全文を見る
○達増分科員 私は、本当は、衛藤副大臣が座長になって、ここにいらっしゃる、あと望月政務官を加えた副大臣、政務官のチームで検討するのが一番いいと思うんです。今、政府の内部の人間になっていらっしゃるわけですから、そうすればかなりレベルの高い秘密事項も知った上で議論することができる。や...全文を見る
○達増分科員 ここで、報償費問題のいろいろな背景にあるような問題をめぐる質問を政務官のお二人にしていきたいと思うんですけれども、まず桜田政務官に伺いたいと思います。  今回のえひめ丸事件でハワイの方にも出張されて、いろいろアメリカの軍ですとかアメリカの外交当局ですとか、そういっ...全文を見る
○達増分科員 答弁の中で公表されている以外の数字は出せないのでしょうけれども、部内では、議論の中では公表されていない数字をベースに議論できると思うので、ぜひぜひその辺も勉強してやっていただきたいと思うんです。  日本が軍事力というものに他国に比べると抑制的になって、それでも国際...全文を見る
○達増分科員 この問題はかなり政治家側の心構え、努力というところもあると思うんですね。  今週出たある雑誌で紹介されていた話は、ある元総理大臣、仮にK総理大臣としますが、外国出張の際、朝御飯で黄身のやわらかいゆで卵しか食べないということで、現地大使館が特別に黄身のやわらかい卵を...全文を見る
○達増分科員 ヨーロッパの国々の大臣さんなんかは非常に簡単に飛行機にぽっと乗ってぱっと出張したりしますので、今回の副大臣、政務官制度導入で政治家が政府に入って政府・与党一体となって行政を執行していく、そういう政治主導の新しい改革をせっかくやったわけですから、外務省の機能強化を目指...全文を見る
○達増分科員 以上で終わります。
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会 第15号
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○達増委員 私は、自由党を代表して、ただいま議題となっております平成十三年度予算三案に反対、野党四会派提出の編成替えを求める動議に賛成の立場から討論を行います。  株価は、バブル崩壊後、最安値からさらに落ち込みました。個人消費は依然低迷しています。経済産業省の発表した一月の鉱工...全文を見る
03月28日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○達増委員 昨年十一月に開かれました第十七回伝統的工芸品月間国民会議の全国大会、これは岩手県で開催されまして、その報告書が私のところに届いております。全国から千名近い関係者が盛岡に集まりました。また、この盛岡、昭和四十九年に法律ができて、翌五十年に、伝統的工芸品の指定第一号という...全文を見る
○達増委員 市場経済原理に基づいて、消費者がきちんと正しい判断をしたその結果として、伝統的工芸品産業が衰退しているのであれば、それは仕方がないのかもしれませんが、大臣がおっしゃったように、消費者の側も伝統的工芸品に関する知識、情報が十分にないまま物を買っている。こういう状態であり...全文を見る
○達増委員 知られざる名品というものが多々あると思いますので、そうしたものがきちんと知られるように、きちんとした運用が必要であると考えます。  さて、もう一つ、今回の改正の重要なポイントが、活性化計画というものを新設しまして、そこで従来の活用計画を発展的に解消し、新商品の開発等...全文を見る
○達増委員 私も地元盛岡の南部鉄器をつくっているところを何軒か見て回ったんですけれども、やはりバランスが重要であるなと思いました。南部鉄器と秀衡塗という漆器を組み合わせた新商品をノベルティーとしてつくる。それである程度収入を得て、その分の余裕を高級品、昔ながらの手づくりのものをじ...全文を見る
○達増委員 伝統的工芸品というものが昔、江戸時代であれば封建領主であるとか大商家あるいは豪農、そうした顧客によって育てられてきたというところがあると思います。そうした封建的なパトロンがいなくなった今、いかにしてそういう顧客側を充実させて伝統的工芸品を育てる体制をつくっていくかとい...全文を見る
○達増委員 伝統的工芸品産業振興のために、やはり海外市場も念頭に置いていくべきではないかと思います。  先ほど、松本委員の同様の質問に対して、ジェトロもそういう努力をしているという答弁がありましたけれども、商品そのものの説明あるいはその背景となっている歴史や文化を説明する、そう...全文を見る
○達増委員 この法律改正案は予算関連ということですので、若干予算関連の質問もさせていただきます。  まず、全国伝統的工芸品センターの移転についてであります。  この移転に伴いまして年額二億円の賃料を払っていくことになるわけであります。伝統的工芸品産業振興の予算全体が約十億円で...全文を見る
○達増委員 次に、平成十三年度新規事業として伝統的工芸品産地調査・診断事業というものが盛り込まれています。調査・診断というのですけれども、これは何を調査・診断し、どのようにその産業振興に役立てていくものなんでしょうか。
○達増委員 この事業、一億二千五百万円という伝統的工芸品産業振興の中ではやはり大き目の予算がついておりますので、効果的にやっていただきたいと思います。  もう一つの新規事業、これは日本新生特別枠でもある目玉の事業なんでありましょうけれども、児童・生徒に対する教育事業というものが...全文を見る
○達増委員 伝統工芸品、その売る場所もあるいはつくる場所も昔からの商店街の中にあるケースがございますので、中心市街地活性化といった町づくりともぜひ関連させてやっていただきたいと思います。  平成十三年度予算では振興協会予算が倍以上にふえるわけでありまして、三億円から約八億五百万...全文を見る
04月04日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第7号
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○達増委員 まず、基本的なところから質問を始めたいと思います。それは基盤技術という言葉の問題であります。  この法律、基盤技術研究円滑化法ということでありますけれども、基盤技術に関する試験研究について円滑化を図ると、第一条の目的に掲げられているわけであります。そもそもこの基盤技...全文を見る
○達増委員 基盤技術研究円滑化法の第二条の定義によりますと、基盤技術というものは、経済産業省関係部分のところだけ抜き出しますと、鉱工業の技術のうち経済産業省の所掌に係るものであって、国民経済及び国民生活の基盤の強化に相当程度寄与するものをいうと。ここを読みますと、およそ国民経済や...全文を見る
○達増委員 やはり、関係者がばらばらな方向を向いていたのではせっかくの制度もうまく機能しないでありましょうから、この基本方針というものの決め方が非常に重要になってくると思います。  そこで、一方では、明確な指針として、わかりやすさ、また厳密さのようなものがこの基本方針には必要だ...全文を見る
○達増委員 最後のところについて、もう少し突っ込んで質問をさせていただきたいのです。というのは、プロジェクトの採択や評価、それをこれからは、鉱工業基盤技術に関してはNEDOがやっていこうというのが今回の改正案なわけでありますけれども、NEDOにそういう体制がちゃんと整っているのか...全文を見る
○達増委員 今回の改正案によりまして、今まで基盤技術研究促進センターが基盤技術の研究円滑化という業務をやってきた、これをNEDOとTAO、二つの機関に分けて、それぞれ鉱工業基盤技術そして通信・放送基盤技術、今まで基盤技術と一くくりにしていたものを二種類の基盤技術に分けてやっていく...全文を見る
○達増委員 なぜここで言葉の問題にこだわったかといいますと、まさに今答弁の中にあった経緯にあるように、どうも通産省と郵政省の縄張り争いというものがそのまま経済産業省と総務省の縄張り争いとなって、殊さらに基盤技術というものを二つにきちっと分けて、お互い干渉し合わない、他方にちょっか...全文を見る
○達増委員 それでは、大臣に伺いたいと思います。  この基盤技術研究円滑化法ができた経緯は、いわゆる技術ただ乗り論、日本の研究開発はそれなりに国の予算もついており、民間の研究開発も活発ではあるけれども、基礎研究部分が非常に弱く、その部分をアメリカなどの基礎研究をそのままとってき...全文を見る
○達増委員 この日本の基礎研究の弱さというのは、一種の構造問題なんだと思います。したがって、そこにお金を注ぎ込めば直るとかいう話ではなくて、この基盤技術研究円滑化法のもとでのさまざまな取り組みについても、それが単にリスクマネーを提供して終わりということではなくて、基礎研究インフラ...全文を見る
○達増委員 この基盤技術研究円滑化法、改正された新しいスキームが、そのような日本の基礎研究の弱さ、そういう構造問題を解決する構造改革の突破口となるような形になるのであれば、賛成してもいいなというふうに思っております。そういう制度の構造改革、加えて意識改革、やはり行政の側も、また研...全文を見る
04月10日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第9号
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○達増委員 参考人の皆さんの意見陳述の順番に質問をさせていただきたいと思います。  深海参考人に伺います。深海参考人の陳述の中で言及されました緩衝在庫についてですけれども、値段が高くなったときに在庫を取り崩して値段を下げるというのはこれはわかるんですけれども、その逆も念頭に置か...全文を見る
○達増委員 値段がどんどん下がっていくことは、消費者にとってはいい話なのでありますけれども。ただ、私は地元が岩手県なのですけれども、ガソリンスタンドをやっている皆さんに話を聞くと、やはり値崩れという言葉で表現しているわけであります。  橘川参考人に伺いたいのですけれども、橘川参...全文を見る
○達増委員 次は上流の方の話を伺いますけれども、新井参考人に伺いたいと思います。石油公団の問題であります。  石油公団をずっとウオッチされてこられて、いろいろな問題点なども見えてきていると思うのですが、強靱な石油業界、強靱な企業をつくっていく場合、世界のメジャーやナショナル・フ...全文を見る
○達増委員 では次に、岡部参考人に、業界の今後の見通しについて伺いたいと思います。  強靱な業界をつくっていく、強靱な企業を育てていくということでの規制緩和が進んで、今回の法改正にもなるのでありますけれども、今、四グループ体制、特にコスモ石油さんは日石三菱さんと提携して業界シェ...全文を見る
○達増委員 それでは次は、橘川参考人にもう一度質問したいと思います。今の岡部参考人への質問の続きであります。  そのように大分統合再編も進んできているのですが、橘川参考人は、やはりメジャーやナショナル・フラッグ・カンパニーに対抗するには、日本も一つに企業グループが統合していくく...全文を見る
○達増委員 それでは最後に、深海参考人に、これは環境問題について伺いたいと思います。  やはり、三つのEの連立方程式でやっていく場合、それぞれに手段が伴えば、三つの目的に三つの手段で、経済学ではポリシーミックスが成り立つような格好になるのですが、環境面で合理的な選択に持っていく...全文を見る
○達増委員 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
04月11日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第10号
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○達増委員 今回提案されています石油業法の廃止、これは、今までの一連の石油業界に関する規制改革について一区切りつけるものだと思います。八〇年代の後半から九〇年代の前半にかけていろいろな規制緩和措置がとられてきたわけでありますけれども、九六年の三月の特石法の廃止によって規制改革が加...全文を見る
○達増委員 今回の石油業法廃止の審議に当たっては、今までの一連の規制改革が、その強靱な石油産業の形成という目的を達成するのに今どこまで来ているのか、これからどれだけさらに進んでいかなければならないのか、そういうことを今評価しておく必要があると考えます。  一連の自由化の流れの中...全文を見る
○達増委員 政府の規制のもとで産業界が保護されて、その規制の枠の中で小さい幾つかの企業が激しく競争していくという形は、石油業界のみではなくて、日本のいろいろな業界で共通する一つのパターンであったと思います、自動車業界ですとかあるいは金融業界ですとか。  中の競争がうまくいってい...全文を見る
○達増委員 厳しい環境の中で競争力がどんどん高まって価格も低下していくことは、消費者にとっていいことですし、また、燃料を使う産業全体にとってもこれは助かる話であります。  しかし、そういった自由化、規制の改革が進んでいくに当たっては、無理が生じてはいけないということにも意を配ら...全文を見る
○達増委員 努力した人がそれだけ報われる、きちんとした経営努力というものが実を結ぶような形での自由化、規制改革を希望したいと思います。  さて、次に、いわゆる上流部門、開発の分野について質問をしたいと思います。  開発の分野について、これまた企業の過多過小、多過ぎるし、小さ過...全文を見る
○達増委員 上流部門というのは、うまくやれば非常に大きい収益を得ることができて、メジャーですとか、あるいは欧州のナショナル・フラッグ・カンパニー、そういったところは上流で稼いで、その分で下流の方を補っていく、そういう体質になっているわけでありまして、日本がそうなっていないというの...全文を見る
○達増委員 今御答弁の中で、民間の自主性を重んじつつ、石油公団がそれをサポートしていく体制でやっていきたいということでありましたけれども、現状では、民間企業というのが、国際的に見てなかなか強靱さの点において足りない、国際競争力について劣る。また、この上流部門の開発、採掘、買収につ...全文を見る
○達増委員 開発の部分は、採掘権の問題、外交関係など、民間の市場経済の論理だけで動かないところもあるわけで、答弁にあったように、成功例もあるわけですから、いい意味での政治主導、個別の案件の、族議員的なそういう政治家主導という意味ではなく、本当に国全体のことを考えた、戦略的な力と意...全文を見る
○達増委員 やはり国際的な競争にさらされているわけでありますから、諸外国の制度も参考にしつつ、日本企業がハンディキャップを背負うということにならないように進めていってほしいと思います。  さて、このように規制の改革から始まって、競争力の強化、産業の強靱性を高める、そういう措置を...全文を見る
○達増委員 この環境問題について、特にCO2排出量については、産業界はかなり自主的な努力を行って、省エネ、CO2排出量の削減が進んでいるけれども、民生部門についてなかなかそういう歯どめがきかず、九〇年基準に比べてむしろふえる傾向にある、そういうデータが出ているわけですね。ですから...全文を見る
○達増委員 最後に、石油に関する三要素、経済効率性、セキュリティー、安定供給、そして環境という問題について、それらを考慮した上で石油政策をうまく遂行していくための決め手となるでありましょう情報収集について質問したいと思います。  経済学でポリシーミックスという言葉があって、達成...全文を見る
○達増委員 そのような気配りが行き渡ることで、思いやりのある市場経済というものが実現すると思います。  以上述べさせていただいて、私の質問を終わります。ありがとうございました。
05月15日第151回国会 衆議院 予算委員会 第17号
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○達増委員 さて、外務省です。今の外務省の混乱は、これはもう見るにたえないものであります。一日も早くこの混乱に終止符を打たなければならないと思います。  田中大臣によれば、外務省は伏魔殿だそうでありますけれども、伏魔殿のその外務省に潜む魔物の正体、鬼の正体は何なのか。最近はやり...全文を見る
○達増委員 精神分析は、きょうの産経新聞の「産経抄」が一面で田中眞紀子さんの精神分析を試みております。私は、そういう国民的な議論をもとにここで発言しているのであります。  ロッキード事件についても、けさの日経の「春秋」、そして産経の「産経抄」、もはや田中眞紀子長官の日米関係に関...全文を見る
○達増委員 今のすべてが異常行動であります。  近代日本百三十年の歴史の中で、外国から来た外国要人に対してこんな失礼なことをしたことは、日本の歴史上ありません。百三十年、我々の先輩が営々として築き上げてきた日本の外交を根本から破壊してしまうことが今目の前で行われている。これはど...全文を見る
○達増委員 時間が参りました。終わります。
05月23日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第11号
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○達増委員 けさ平沼大臣から新内閣のもとでのお言葉をいただいたわけでありますけれども、その中で、政策の第一に掲げられているのが緊急経済対策の速やかな実行であります。小泉総理大臣の所信表明演説でも、やはりイの一番、政策論の冒頭に出てくるのはこの緊急経済対策でありますから、これは小泉...全文を見る
○達増委員 小泉総理は、痛みを恐れずという言葉をよく使っていらっしゃいます。けさの平沼大臣の言葉の中にも痛みを恐れずという言葉が入っておりまして、この痛みを恐れずという言葉は小泉内閣の公式スローガンのようなものだと思うのです。  緊急経済対策のまず第一に掲げられているのが不良債...全文を見る
○達増委員 セーフティーネットその他で痛みを最小限に抑えるということは、これは非常に大事なことだと思います。雇用の確保というのは政府の大きな責任の一つでありまして、生活の糧を奪われる生きるか死ぬかの問題でありますから、安全保障ですとか、治安ですとか、そういったことに匹敵する重要な...全文を見る
○達増委員 旧行動計画と新行動計画の違いでもう一つ気がついたところは、旧行動計画には、中心市街地活性化という項目が大項目として見出しにあったわけであります。これが新行動計画の中には入っていない。  中心市街地活性化というのは、商店街、商工会議所、そういった関係の方との接触がある...全文を見る
○達増委員 先ほど、新規産業、雇用創出の十五分野について質問した際、お答えの中で、あれはあくまで努力目標だったということなんですけれども、経済産業構造改革というのは今や一種の危機管理のような水準になっていて、日本の経済社会を立て直していくに当たっては、政府としてももっと戦略的に、...全文を見る
○達増委員 今、副大臣の方からも、医療関連分野の重要性を指摘していただきましたけれども、やはり社会的産業の中でもこの医療というのは一つ大きいポイントなんだと思います。  そもそも数十兆円規模の巨大産業でありまして、この数十兆円規模の巨大産業がどういう状態か。これもある民間シンク...全文を見る
○達増委員 こういう改革のためのいろいろな行動計画とか、またいろいろな何とか計画、そういうのがどんどん出るわけでありますけれども、そういうものは、本当に改革をなし遂げるぞという迫力を持ってやらなければならないと思うんです。これだけ経済が危機管理的な状況になってきますと、例えは悪い...全文を見る
○達増委員 改革の戦いというのは本当に負けられない戦いでありますから、本当に勝ちにいくという覚悟でやらなきゃだめだと思います。もし本当にそういう覚悟で、必勝の戦略、必勝のシナリオみたいなものができれば、大きい変化はあるかもしれないけれども、痛みのない改革といいましょうか、つまり、...全文を見る
05月25日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第12号
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○達増委員 商工会法の改正であります。商工会、平成十二年の調査によりますと、今百八万五千人の会員数、その会員のうち小規模事業者が九十七万六千人、全体の九〇%を占めております。特にその規模にさらに注目しますと、常時使用する従業員のない会員が全体の四四%、従業員が一人から二人というの...全文を見る
○達増委員 小規模企業とはいえ、やる気のある企業、ベンチャーやイノベーションに果敢に挑戦する企業、そういうところも少なくはないと思うのですけれども、そういう企業はどちらかというと、商工会議所に属していたりとか、あるいはそういうスキームなしで一人で何でもやってしまうとか、そういうの...全文を見る
○達増委員 地域振興の観点から一つ重要ではないかと考えているんですけれども、それは、農林水産業従事者の皆さんあるいは農林水産業関係団体との連携であります。  商工会は農山漁村とともにあるわけでありまして、そういう農村、山村あるいは漁村、隣り合わせにあったりあるいは囲まれている。...全文を見る
○達増委員 次に、IT関連について質問をいたします。  急速なITの発展に伴いまして、小規模企業といえどもこのIT化に対応していかなければならない現状となっていると思います。会計処理でありますとか文書作成でありますとか、またインターネットへの対応、電子メールの利用やホームページ...全文を見る
○達増委員 最後の質問でありますけれども、緊急経済対策との関係、緊急経済対策実行に当たって商工会の役割について伺いたいと思います。  政府の緊急経済対策については、まだその中身、具体的な全貌については法案提出を待っている段階でありますけれども、特に不良債権処理の断行ということ、...全文を見る
○達増委員 おとといの質問では、内閣トップのレベルのそういう覚悟を決めた戦略の重要性を述べましたが、それがいわば末端といいますか、現場に近いところ、そういう商工会のところでもきちっと徹底していく、そういうことがなければ日本の経済再生はあり得ないということを申し上げて、私の質問を終...全文を見る
06月20日第151回国会 衆議院 経済産業委員会 第15号
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○達増委員 まず最初に、来年度予算について一般的な質問をさせていただきます。  報道されているところによりますと、小泉内閣は来年度予算はマイナスシーリングでいくと言っておられるようでありますが、経済産業省は何をどのくらい減らすつもりなんでありましょうか。
○達増委員 では、次に、竹中IT担当大臣に伺います。  小泉総理大臣のITに関する取り組み姿勢について伺いたいと思うんですけれども、森前首相は、まず内閣としてITにかなり力を入れるということを表明し、沖縄サミットもITサミットと呼ばれる向きもありました。曲がりなりにも、本人もパ...全文を見る
○達増委員 トップの取り組み姿勢というものがITに関しては非常に重要なので、その点、内閣として考えてほしいなというところであります。  次に、インパク、インターネット博覧会について伺います。  これは、ミレニアムプロジェクトということで、やはり政府鳴り物入りでスタートをさせた...全文を見る
○達増委員 インパクも、それなりの国の予算を投入し、また人的資源も投入し、関係各方面に協力をいただきつつやっていることですから、それなりの行政効果というのはやはり出てこなければならないので、もう少し具体的な成果というのを出していかないとまずいんじゃないかなと思います。  また、...全文を見る
○達増委員 また、この法案は電子商取引を促進することが趣旨と理解しておりますけれども、電子商取引には、いわゆるインターネット通販のように、通信販売、直接物を注文してその商品が送られてくる、そういうものがまず基本的にあるわけですけれども、最近、物だけではなく、サービスの提供もどんど...全文を見る
○達増委員 次に、ネットオークションについて伺います。  これも電子商取引の中で最近どんどん伸びている分野、私も周りの友人、二十代、三十代の若い世代が盛んに利用している話を聞くのでありますけれども、これは、事業者が設定するホームページを経由して個人と個人が商品の取引をする。自分...全文を見る
○達増委員 インターネット上のビジネス、電子商取引の世界もまさに、今まで事業者と消費者の間で行われたようなことを消費者間で行う、そういう場をつくること自体が新しいビジネスモデルとして商売になるように、非常に変化の大きいところで、また今までなかったようなビジネスモデルを展開するとこ...全文を見る
○達増委員 インターネットのホームページの画面のつくり方は、わかりやすく簡潔に、そういう方向性もあるのですが、一方ではクールな画面という言葉もありまして、ほかのホームページにないような独自性の高いオリジナルの画面、独特なものをつくっていこう、そういう方向性もありまして、そういうバ...全文を見る
○達増委員 次に、不正競争防止法改正案について質問をいたします。  今回の改正で、ドメインの取得について、利得や加害を目的とする場合、それが不正競争に当たるという改正案でありますけれども、例えば、趣味である企業の名前のドメインを自分のものにしたい、その商標やそれに類似のものを自...全文を見る
○達増委員 今の点は、もともと研究者が自主的につくり上げたインターネットのそういういろいろなルール、秩序、もともとは個人、民間ベースでつくり上げていくサイバースペースの秩序というインターネットの本質をあらわしているのだと思います。  このドメインというものも、もとはといえば、I...全文を見る
○達増委員 ドメイン名をめぐるいろいろなトラブルについては、過去の判例や仲裁の例などで、かなり本質をとらえ、バランスのとれた解決の例が積み重なってきていると思います。そういったことをうまく生かす方向で、サイバースペースが持っている本質的な自由な点とか、個人や民間の創意工夫、そうい...全文を見る
10月05日第153回国会 衆議院 予算委員会 第2号
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○達増委員 今国会は、内外に非常に大きな危機が山積する中で開かれる特別な国会だというふうに考えております。  この国会が始まる前、ある新聞で見たのですが、今回の国会で取り上げられるであろう重要なテーマはKで始まっている。例えば、米国中枢テロ勃発に伴う危機管理、そして経済、あるい...全文を見る
○達増委員 組織ぐるみの犯罪であることを疑われかねないとおっしゃいましたけれども、そうでないことを示唆する証拠、情報はないと思います。これは完全に局長以下組織フル回転でやった大規模選挙違反であります。  しかも、当委員会においてもこの問題は選挙の前に取り上げられておりました。二...全文を見る
○達増委員 やると言ったことはやる、大丈夫と言ったら大丈夫、それが小泉内閣なんじゃないでしょうか。  これは小泉総理に伺いたいと思いますが、九月十四日の予算委員会、今のこの国会直前に開かれた予算委員会で、これは仙谷委員の質問に対する小泉総理の答弁でありますけれども、この高祖議員...全文を見る
○達増委員 やはり、やると言ったらやる、そういう、政治は言葉、自分の言葉に、その重さというのを自覚してきちんと発言しなければならないと思うわけでありますが、総理は九月十四日の答弁の今私が引用した続きの部分で、「そういう観点から、今後、公務員の選挙運動のあり方、公務員の規律、そして...全文を見る
○達増委員 五月十五日の予算委員会においては、我が党山岡委員が、やはりそういう候補者はかえた方がいいんじゃないかということを言っていたんですね。それに対して小泉総理は、大丈夫だというような趣旨の答弁をされていたわけでありまして、今、そういう候補者の選び方についても云々とおっしゃい...全文を見る
○達増委員 先ほども質問したんですけれども、政治構造の改革、それをこれから検討するような話もあったかもしれませんが、確認させていただきますけれども、どういう政治構造の改革をするんですか。
○達増委員 具体的にこれをやるという中身も念頭にないまま、ただ改革をやるとぶち上げるのは非常に無責任なスタイルだと思うんですけれども、そうしますと、さっきの九月十四日の答弁の時点で、政治構造の問題についてはっきり改革していかなきゃならないとおっしゃったのは、その中身については特に...全文を見る
10月15日第153回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第6号
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○達増委員 初めに、東祥三君外一名提出の国の防衛及び自衛隊による国際協力に関する基本法案について質問をしたいと思います。  この法案は、我が国の安全保障政策の一大構造改革になるような法案でありまして、今回のようなテロに対する我が国の取り組みを行うに当たっても、地に足のついた、腰...全文を見る
○達増委員 この防衛国際協力基本法第六条について質問をいたします。  この第六条は、国連の決議あるいは国連の関係機関の要請、これがあれば、国際の平和及び安全の維持もしくは回復を図るための活動、これは武力行使を伴う活動も含む、武力行使を含む、そういった活動に積極的に協力するものと...全文を見る
○達増委員 そうしますと、今回の九月十一日、米中枢テロに関して国連が、安全保障理事会が武力行使容認決議、湾岸戦争のときに出したような武力行使容認決議を出せば、この法案、防衛国際協力基本法のもとでは自衛隊の参加も可能ということになるわけでしょうか。
○達増委員 そうしますと、確認でありますが、この第六条、これは、従来の政府の憲法解釈、政府の行ってきた憲法解釈、すなわち、たとえ国連決議があっても武力行使を伴うような活動には自衛隊は参加できない、武力行使になるような活動に参加することは憲法違反である、そういう政府の解釈を変更する...全文を見る
○達増委員 政府の憲法解釈というのも、要は、法制局による憲法解釈を、その時々の内閣が行政の執行の参考として、一種のガイドラインとして使ってきたということでありまして、その解釈が国民全体を縛るような性質を持っているものかは疑わしいと思います。  今回のこの防衛国際協力基本法は、立...全文を見る
○達増委員 この防衛国際協力基本法第六条二項について質問いたします。  ここでは、先ほどの一項、国連決議などがあれば武力行使を含む活動に積極的に協力するという、この項に規定する活動に対する協力は、「国際法規及び国際連合の定める基準その他確立された国際的な基準に従って行われるもの...全文を見る
○達増委員 国連の決議があって国連のもとで行われる活動には他の国連加盟国と同じような基準で参加する、いわゆる普通の国として諸外国とともに国際の平和と秩序を守ろうということだと思います。  ただ、現実にそういう活動を展開する場合、考えてみますと、アメリカやイギリスの軍隊が持ってい...全文を見る
○達増委員 この防衛国際協力基本法の背景にあると思われる普通の国という考え方、この普通の国論についてはかなり誤解を受けているところもあると思っておりまして、軍国主義化ではないのか、アメリカ、イギリス並みのそういう装備、能力を身につけて世界のあらゆることに介入していく、そういう、日...全文を見る
○達増委員 もう少し防衛国際協力基本法について質問を続けさせていただきたいと思います。  第三条について伺います。  ここは「自衛権の発動としての武力の行使」という題がついておりまして、「自衛権の発動としての武力の行使は、我が国に対して直接の武力攻撃があった場合及び我が国周辺...全文を見る
○達増委員 そうしますと、二点、今のに関係して確認をさせていただきますと、まず、従来の政府の憲法解釈といいますのは、我が国は集団的自衛権を持ってはいるけれどもそれを行使することはできない、集団的自衛権は持っているけれども行使することはできないというのが伝統的な政府の憲法解釈だった...全文を見る
○達増委員 政府提出のテロ特別措置法に関するコメントもいただきましたので、そちらの方に関連した質問をさせていただきたいと思います。  実は、この政府案にも自由党案に劣らず野心的なところがありまして、従来の日本国の安全保障政策というものから大きく逸脱しているところがあると思います...全文を見る
○達増委員 湾岸戦争のときにも、最初、アメリカが砂漠の盾作戦ということでサウジアラビアに駐留したときには、サウジアラビアを守るんだと、集団的自衛権、自衛権で説明したわけですね。ところがその後、安保理決議が次々に重ねられていって、最終的に武力行使容認決議までいって、もうそうなると、...全文を見る
○達増委員 日本は今残念ながら安保理のメンバーに入っていないわけでありますけれども、安保理のメンバーに対する働きかけというのはできるはずなんですね。  それは、常任理事国の五カ国のみならず、例えばアジアからは今シンガポールとバングラデシュが安保理に入っています。シンガポールは我...全文を見る
○達増委員 シンガポールも日本と同様、世界全体の平和と安定があって、かつそれに基づいた自由貿易システム、そういうグローバルな経済システムがあって初めて繁栄する国でありますし、また、テロが起こったときに単独で個別的自衛権で対応することができない国、日本と共通部分も持っていると思いま...全文を見る
○達増委員 外務大臣にもう一つ確認したいのは、今の答弁の前の答弁の一番最後のところで、国連を中心とした体制、日本としても努力していきたいと。これは、アメリカよりもさらに前向きに国連中心に高度な体制をつくっていくことを否定しないと理解してよろしいでしょうか。言いかえますと、決してア...全文を見る
○達増委員 もう一度伺いますけれども、アメリカよりも前に出ることが絶対にないとは言わないと、これは確認してよろしいんでしょうか。つまり、常にアメリカの後塵を拝して国連での対応を行っていくというわけではないと確認してよろしいんでしょうか。
○達増委員 今のは非常に前向きな答弁で、世界に対しても非常にいい内容だったと思います。どうも今までの政府の対応を見ていますと、とにかく自衛隊を出しさえすればいい、自衛隊を出しさえすればすべてよしというような発想で、とにかく今のこの法律を通すことに専念し、それ以上に、この今起きてい...全文を見る
○達増委員 これはニュースで放映されていたのを見たのですけれども、インドネシアで、タリバンの味方をしよう、タリバンを助けに行こうという義勇軍を募ったところ、三百人集まったと。そういうことを一人でも少なくしていくことが、やはり主体的に、今回のこのテロとその後の状態に対する日本政府と...全文を見る
○達増委員 最後の結論部分は全くそのとおりでありまして、今後やっていく必要はある。既にやってなきゃおかしい話でしょう、これは。  周辺事態法のときは、国内法ができるもう何年も前からそういう協議を重ねて、また平素からの協力もやると決めていたのに、今回は、ではまだ全然、この新法のも...全文を見る
○達増委員 この法案は、国連決議との関係で問題があるのと同時に、日米安保体制という観点からも非常に問題があるわけであります。  つまり、日米安保条約というのはそもそも日本と極東の平和と安全のための枠組みでありまして、周辺事態が加わって、日本の固有の領域とその周辺、またアメリカの...全文を見る
○達増委員 法律というのは、その目的だけを定めるものではなく、内容を定めるものでありまして、この政府の新法は、目的は安保条約と関係ないかもしれませんが、内容は、アメリカとはっきり名指しはしていませんが、これはもうアメリカという前提で議論していいと思いますけれども、アメリカとの安全...全文を見る
○達増委員 防衛庁長官にひとつ伺いたいんですけれども、例えばイギリス、今回アフガニスタンにどんどん軍を送って、万単位の軍を送って、また爆撃にも参加しているわけですけれども、イギリスの戦略防衛見直しという防衛政策の基本、その中にイギリス軍隊の任務というのが規定されているんです。 ...全文を見る
○達増委員 今回の政府新法の出てきた経緯を確認しますと、九月十九日の小泉総理の記者会見で七項目を発表した際、その中に、医療、輸送、補給等の支援活動の目的で自衛隊を派遣するための、米軍等に対し派遣するための所要の措置を講ずると。テロが十一日でありますから、そのほぼ一週間後に突然出て...全文を見る
10月26日第153回国会 衆議院 経済産業委員会 第1号
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○達増委員 きょうは、私は、地域経済の活性化をテーマに幾つか質問をさせていただきたいと思います。  小泉内閣が始まって半年ということでありますけれども、経済は一貫して悪くなっておりまして、株価の下落、景気の悪化、成長率や失業率といった数値もどんどん悪くなってきております。これは...全文を見る
○達増委員 施行から三年間たっているわけでありますけれども、まだまだその成果は不十分だと思うんですね。特にアメリカと比較した場合、もう一けたも二けたも違っている。  したがって、この三年間も、TLOへの助成でありますとか情報提供とか、そういった施策が行われてきたわけでありますけ...全文を見る
○達増委員 きょうは地域経済活性化という観点から質問をしておりますので、そういう観点からすると、このTLO法に基づく産学連携ということも地域経済活性化の観点から非常に重要だと思うわけであります。  といいますのも、大学というのは、各都道府県にあるわけであります。そして、それは各...全文を見る
○達増委員 産業クラスター計画については、いろいろ仄聞しております。地域の経済産業局が核になって、東北、関東、そういった地域ごとに産学官の人的ネットワークをつくって地域経済活性化のために役立てていく、その中に都道府県等の自治体をきちんと位置づけていくことが非常に重要だと思います。...全文を見る
○達増委員 もう一つ、産業クラスター計画といったような地域経済活性化のためのネットワークの活用として、雇用問題への対処というものがあると思います。今、本当に危機的状況、特にIT関連の工場の閉鎖等もありまして、緊急に新しい雇用を確保していく必要があるわけであります。  確かに、労...全文を見る
○達増委員 アメリカが九〇年代、ITなどで発達した背景には、シリコンバレーにおける人的ネットワークの広がりなど、ネットワークが非常に大きい役割を果たしているわけでありまして、そういう意味で非常に重要なポイントだと思いますので、この点をしっかりやっていかなきゃならないと思います。 ...全文を見る
○達増委員 各都道府県、平均すると、基本計画数にして十個ぐらいずつ、TMOにして三個か四個できてきたところか。これはどんどんさらにふやしていかなければならないと思いますけれども、一方で、他に先駆けてTMOを立ち上げたところについては、ようやく具体的なニーズが出てきているところだと...全文を見る
○達増委員 町づくりに果たす役割としてはNPO、非営利団体の重要性というのがますます高まっていると思います。  エコマネー、地域通貨などという運動を進めているNPOもありまして、特にお金の問題がいろいろある中で、新しい可能性が秘められていると思いますが、政府はこの点どう考えてい...全文を見る
○達増委員 最後のところは非常に前向きな答弁でうれしく思いますけれども、円という全国的な通貨が、今金融システムのいろいろな問題、不良債権問題、貸し渋り、貸しはがしなどで機能をしなくなっているとき、最後、本当に地域が生き残っていくためには、まず地域で何か体を動かして、働いて、物を交...全文を見る
11月06日第153回国会 衆議院 経済産業委員会 第2号
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○達増委員 自由党は、平成十年の後半から去年の四月まで、三月の終わりまで連立与党として政権に参加しておりまして、その一年半の間、ここ五年間の中でその一年半の間だけ日経平均株価は一貫して上昇を続け、そして景気も回復基調であったということを自負しております。  そこで、ここ十年、日...全文を見る
○達増委員 ありがとうございました。
11月09日第153回国会 衆議院 本会議 第15号
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○達増拓也君 私は、自由党を代表して、ただいまの財政演説につきまして質問をいたします。(拍手)  構造改革がなくて、景気回復もなし。小泉内閣の半年間は、構造改革がなくて、景気回復もなし、この一言に集約されると言えるでしょう。小泉総理は、構造改革なくして景気回復なしと言われました...全文を見る
11月13日第153回国会 衆議院 予算委員会 第5号
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○達増委員 まず、内閣官房報償費について質問いたします。  今回の予算案で、内閣官房報償費一〇%の減額補正となっておりますけれども、五〇%の減額が必要でないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
○達増委員 では、後は記者会見の方に。  次は、外務省報償費について外務大臣に伺います。  まず、その前に一言言っておきたいのですけれども、このいわゆる機密費、内閣官房と外務省の機密費については、春の通常国会で最も激しく議論されたことの一つでありました。その中で、採決に当たり...全文を見る
○達増委員 今、耳を疑うような答弁がありました。これは、大臣が今まで六カ月間、必死に機密費問題にメスを入れ、調べに調べた結果、これだけ、少なくとも一五%はむだがあるということでカットしたものと思っておりましたが、今の答弁によると、財務当局からの要請、一般的な、原則的な節約という中...全文を見る
○達増委員 今の答弁を聞いていましても、これこれこういう調査の結果、これだけむだがあることが発覚したのでこうしたという説明にはなっていませんでした。まだ機密費問題については、実態の究明が進んでおらず、改革も進んでいないのかなという疑問を禁じ得ません。  そこで、さらに外務大臣に...全文を見る
○達増委員 具体的な制度改正のことには触れられませんでしたけれども、報償費、今会計課所管になっているものを国際情報局に移すとか、そういう具体的な機密費制度改革というのは、とりあえずアイデアはないのでしょうか。
○達増委員 監査にせよ報告にせよ、きちっとわかる人かつ責任のあるところにそれが来て、かつオープンな形で行われなければ意味がないのでありまして、今の報告では、まだまだ機密費改革というものは完成していないと思います。これは、先ほど紹介したように、委員長からも政府に対する一層の対処を強...全文を見る
○達増委員 これも予算委員会として看過できない問題でありますので、一日も早い実態の究明がなければ、他の予算審議等にも影響が出るであろうということを申し上げたいと思います。  次に、東北郵政局渡切費不正使用事件、これは新聞等にも報道されておりますけれども、基本的に二つの問題、事件...全文を見る
○達増委員 今の、監察局長のみずから命を絶たれた原因はこのこととは関係ないと言い切られましたが、それは言い切れるはずがないと思いますよ。どうしてそういうふうに言い切ることができるんですか。
○達増委員 郵政の監察制度がきちんと機能しているんだったら、こういうことにはならないんですよ。これは、その方の個人の名誉のことであるだけではなく、郵政監察制度全体の名誉が今問われている。その中で、個人が強い責任を感じて、こういう事態になってしまった。  これは総理に質問しますけ...全文を見る
○達増委員 次に、小泉メルマガについて質問いたします。  自由党中井洽議員、塩田晋議員提出、小泉メールマガジンの違法性に関する質問主意書というものを出しておりました。その中で、この小泉内閣メールマガジン、既に第二十一号が、先週十一月八日に出されているようでありますが、答弁書によ...全文を見る
○達増委員 世界の主要先進民主主義国ではどこもこういうことをやっていないということを重く考えていただきたいと思います。  時間が参りましたので終わります。ありがとうございました。
11月21日第153回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
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○達増委員 きょう審議しているこの二法案でありますけれども、今の日本経済の危機的状況を踏まえての緊急中小企業対策パッケージの一環であります、また小泉内閣の改革先行プログラムの中の重要な一部を占めております。そういう背景もありますので、日本経済全体の話から質問に入らせていただきたい...全文を見る
○達増委員 デジャビュという言葉がありまして、既に見た感じ、既視感というふうに訳されております。これは、一度どこかで見たことがあるなという感覚でありますけれども、今まさにそういう感覚がしております。  それは四年前の秋、橋本政権のときに、金融危機、破綻が続きまして、日本経済の状...全文を見る
○達増委員 橋本内閣の経済財政政策が失敗だったとは政府としても認められないとか、あるいは大蔵省、財務省の財政再建至上主義的なところで、財政政策の経済成長率への直接的な効果ということについて認めないのか、その辺、これはもう、過去の財政出動、緊縮財政の移り変わりがそのまま成長率、株価...全文を見る
○達増委員 経済成長率がマイナス二%に落ち込めば、国民所得は毎年十兆円ずつ失われていく勘定でありまして、十兆円というのは、一人五百万円で割れば二百万人分でありますから、全国民が二%ずつ所得が減るならばまだ我慢できるかもしれないんですけれども、実際には、倒産した会社とか失業した人と...全文を見る
○達増委員 やはり、そういう経済構造改革、産業構造改革というのが、もう八〇年代からテーマだったわけでありますけれども、今まさに重要なんだということだと思います。  その報告書では、やはり、今の我が国の構造問題ということで、不良債権、これは小泉内閣も構造改革の最優先課題として不良...全文を見る
○達増委員 改革なくして景気回復なしというスローガンが言われているわけですけれども、実は、やはり、景気回復がないと改革もできないという部分があるわけでありまして、特に、不良債権問題というのはまさにそういうことなんだと思います。  したがって、政策転換といいますか、実質的に小泉内...全文を見る
○達増委員 次に、教育分野での規制改革の進捗状況、そして、改革先行プログラムでは、構造改革を加速するための特に緊急性の高い施策として、学校の情報化の推進というのも挙げられております。  これは、私も春の通常国会のときに学校の情報化の重要性を指摘してあるんですけれども、教育分野の...全文を見る
○達増委員 緊縮財政によるマイナス分を補って一定のプラス成長を実現するにはかなり思い切った改革が必要だと思いますので、まだまだ迫力に欠けると思います。  サービスの質の向上、これを徹底することで、医療も、総合的な健康を創造していくような新しい産業としてとらえるべきですし、福祉、...全文を見る
○達増委員 信用保証制度については、民主党の同僚議員も指摘した個人保証徴求の問題、これを克服しなければならない。それからもう一つ、日本社会における企業創業に対する心理的抵抗の強さ、新規創業を推進するには、この点についてもきちんと取り組まなければならないということを指摘させていただ...全文を見る
○達増委員 終わります。
12月05日第153回国会 衆議院 経済産業委員会 第6号
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○達増委員 きょうの経済産業委員会、一般質疑ということでありますけれども、私は、今の深まり行く経済情勢の悪化、これを受けて経済産業政策として何ができるのか、また何をすべきなのか、そういう問題意識から一般質疑の機会を設けるべきだと主張しまして、各党、理解を得てきょうの開催となったわ...全文を見る
○達増委員 産学官連携による共同技術開発の支援、そしてまた個別地域企業の実用化技術開発に対する補助、これは、私も選挙区へ、地元に戻りますと、やる気のある若い経営者の方など、本当に興味、関心が高くて、この現状を打開するために頑張っていこうという意欲が地方には満ち満ちていますので、ぜ...全文を見る
○達増委員 いわゆる従来型の行政指導とかそういう監督とかとは一段次元の違うことをやらなければならないと思うし、大きい可能性を秘めた事業だと考えますので、それなりの人的体制というのをつくっていかなければならないと思います。  ただ一方で、経済産業局の職員が、地元のそういう企業やネ...全文を見る
○達増委員 この産業クラスター計画をきちんと公明正大に運営していくためには、できるだけその中身をオープンにして、広く国民が知ることができるようにしておくことが必要だと思うのですね。  そういう意味で、まず、各クラスターの中、地域の各分野ごとの産業クラスターの中で一体どういうこと...全文を見る
○達増委員 今のような経済の危機的状況、戦後最悪の経済危機だと思うんですけれども、戦前の経済危機、昭和恐慌の後、日本が経済情勢を打開するために何をやったかというと、満州国をつくったわけですね。  当時、それは広大なフロンティアであって、日本の経済社会を立て直すための一つの決定的...全文を見る
○達増委員 そういう他省庁との連携という意味で、きょうは田中国土交通大臣政務官にいらしていただいております。  実は、そういう建設あるいは国土政策サイドからのこういう情報化社会に対応した新しい国土づくり、国づくりという点では、梶原拓岐阜県知事が国土情報学というコンセプトを出して...全文を見る
○達増委員 狭い縦割りの世界の中で、公共事業ということでやろうとすると、非常に批判も強く、むだだ、何のためにやるんだという批判が大きく出るんだと思いますけれども、本当に省庁を超えた国のビジョンの中に位置づけて、戦略的に必要なものをつくっていくという発想の中にそのインフラ整備という...全文を見る
○達増委員 ことし、この西暦二〇〇一年という年は、二十一世紀の最初の年でありますが、日本の政治経済も大きい変化、変動の年であって、後世の歴史家もこの年に何があったか、だれが何をしようとしていたかというのは、後々まで非常に興味、関心の高いところになると思います。こういう未曾有の経済...全文を見る
○達増委員 終わります。
12月17日第153回国会 衆議院 予算委員会 第8号
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○達増委員 外務省裏金プール事件について質問をいたします。  先ごろ、三百人を超える処分の発表がなされたわけでありますが、三百人の処分があったにもかかわらず刑事告発がなされなかったというのは、これは驚きであります。  今回のこの事件は、官僚不祥事というのはこの十年間いろいろな...全文を見る
○達増委員 裁判あるいはその前段階の告発、検察にこの問題が取り上げられて、情状酌量で起訴猶予とかいう、そういう検察サイドの判断はあるかもしれませんけれども、仮に起訴猶予になるくらいの情状酌量の余地があったとしても、外務省としてはあえて告発するという判断があってしかるべきなんじゃな...全文を見る
○達増委員 意識の問題もあるかもしれませんけれども、会計制度の問題、そういうところもあるわけであります。  ぎちぎち締め上げるのはだめと今おっしゃいましたけれども、税金の使い方については、これはもう極力ぎちぎち締め上げなければだめなのでありまして、予算委員会もその務めを、責任を...全文を見る
○達増委員 日本史上、理想の外務大臣で思いつくのは陸奥宗光大臣、小村寿太郎大臣だと思いますけれども、お二人の共通点は、激務のために過労で病気になって亡くなってしまったということであります。理想の外務大臣というのが激務で亡くなってしまうという、それは実は外交というものが持つ非常に厳...全文を見る
○達増委員 人員削減等のリストラの狭い意味については特に反論なく、新たな分野を切り開くという意味でのリストラがまだまだこれから余地があるのではないかということだったと思います。  まさに、新たな分野を切り開くというのは構造改革の眼目、この新しい白書にも書いてありますけれども、構...全文を見る
○達増委員 最後のコーポレートガバナンスの問題、これは、生産性が低いにもかかわらずその情報が適切に表に出ていないというのは、政府部門について大きく言える話だと思います。  あと、その前に指摘された、押し出す要因としての、一種の所得移転が行われている、これはまさに本質だと思います...全文を見る
○達増委員 やはり、本当に市場が健全に機能していれば、銀行というのは、より生産性の高い、もうかるような企業に貸し付けをシフトしていくわけで、自然に不良債権処理というのは行われる。  ですから、不良債権処理問題ということが問題になっている、政策のテーマとしてそれが大きく取り上げら...全文を見る
○達増委員 各省庁別の概算要求というのは既にチェックできるようになっているのですけれども、かなりの部分、従来型の積み上げ、あるいは名前をITと変えただけの同じような予算の要求が各省から上がっているように見受けられておりますが、いかなる予算が閣議決定して出てくるのか、そこは検討させ...全文を見る
○達増委員 自民党の行政改革推進本部の討論から今抜けてこられたと伺っているのでありますけれども、戦略的に、きちんと生産性とかそういう数字も意識して行うべき特殊法人改革を含む行政改革、公務員改革というものが、単なる制度いじり、見かけだけの改革に終わって、実質的にはむだが温存されると...全文を見る
○達増委員 では、財務大臣に伺いますけれども、来年度の税収が四十六兆円台に落ち込む見込みであるということが報じられております。構造改革ということで、資源の再配分ということでやっているわけでありますけれども、その資源自体がどんどん目減りしていくような経済状況をつくり出している。一体...全文を見る
○達増委員 まさに生産性とは効率の話でありまして、私もそういう効率という意味で言っております。ですから、単なるニーズの大きさではなく、いかに少ないお金で、少ない人数でその行政ニーズに的確にこたえるかという話であります。  しかし、今結果として経済全体が縮小過程に入ってしまってい...全文を見る