達田龍彦
たつたたつひこ
当選回数回
開催日 | 会議名 | 発言 |
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03月22日 | 第51回国会 参議院 建設委員会 第8号 議事録を見る | ○達田龍彦君 私は、まず第一に、建設行政の基本施策に対しまして、大臣に、所信表明演説の中から若干質問をしたいと考えておるのであります。私、まだしろうとでございますから、できるだけ懇切丁寧に質問に答えていただきたいと考えておるわけでありますけれども、まず、大臣は所信表明演説の中で、...全文を見る |
○達田龍彦君 いま大臣の御答弁によりますと、やはり今日までの政府の経済政策が産業基盤の整備、さらには設備投資に重点が置かれ、しかも、従来からこの公共投資を中心にするところの社会資本のおくれというものがあったにもかかわらず、さらに予想以上の経済の生産の伸びのために、予想以上のこれま...全文を見る | ||
○達田龍彦君 大臣は、今日の建設予算の内容から見て、立ちおくれ、あるいはひずみの是正について、国民生産の伸びに比較して、建設行政全体の財政が非常に規模が小さい、これを私は、この機会に大幅に財政全体を増大していくことにおいて、立ちおくれ、あるいはひずみを是正することになると考えてお...全文を見る | ||
○達田龍彦君 どうも大臣の御説明ではなお私は納得いかないんでありますけれども、今日建設財政全体が一九%あるいは二〇%と伸びておるという御説明でございますけれども、私は、いま日本の経済を見てみるときに、政府の経済政策の失敗から、この四十年度あるいは三十九年度においては国民の総生産は...全文を見る | ||
○達田龍彦君 重ねて大臣にお尋ねをいたしますけれども、国民生産全体が低下をしておるために、相対的に私は建設予算が上がっておるという理解をいたしておるのでありまして、本質的に建設予算全体の立ちおくれを是正する、あるいはそれ以上に意欲的に、飛躍的に建設行政というものを拡大するという意...全文を見る | ||
○達田龍彦君 さらに大臣に質問いたしたいのでありますけれども、いま御答弁の大体概要では、四十年度よりも四十一年度は、財政規模において相当意欲的に伸びを来たしておるはずだと、こういう御説明でございますけれども、私はここで一つ心配のあるのは、今日政府の方針が、経済政策の行き詰まり、あ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 まあいまの御答弁、ほぼ私も考え方において一致する面があるのでありますけれども、いま申し上げたように、建設行政それ自体の必要性において建設財政を組んでいくという基本的な姿勢を踏まえておらないと、将来また日本の経済が立ち直って、生産性が向上する、日本の経済が不況を克服し...全文を見る | ||
○達田龍彦君 金額ではなしに、事業量においておおむねということでありますけれども、具体的に数字をもってお示しをいただきたいと思っております。 | ||
○達田龍彦君 河川、それからダム、砂防、機械、この四つでいい。 | ||
○達田龍彦君 予算ははっきりしているわけですが、その予算の中で、その仕事の量が一体その計画どおり行なわれたのかどうか。金は使ったけれども治水効果を期待するほどのことが仕事の量の中で出てこなければ、私は効果がないと思うのでありまして、金の問題ではなくて、事業の実績というものは一体ど...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それは出せないのですか、それとも時間があれば出せるという資料なんですか、その辺どうなんですか。 | ||
○達田龍彦君 どうもはっきりしないのですけれども、計画の進捗率ではなしに、それだけ金を使ったならば、使って、工事量というものが一致する場合と、そうでない場合があると思うのです。たとえば、先ほど私が質問したときに、物価換算率が四%だと、こうおっしゃっているのでありますが、そうなって...全文を見る | ||
○達田龍彦君 また疑問が出たのでありますけれども、物価換算率四%だという、この四%の出し方でありますけれども、私はこれはまだしろうとでありますから、一般的に考えてみて、今日の平均した物価が六%、あるいは場合によっては一〇%上がっているやつもあると思うのです。全然上がらないやつも、...全文を見る | ||
○達田龍彦君 時間がないようでありますから先に進みたいと思いますが、いまの物価換算の問題については、まだ私大きな疑問を持っております。さらに今後、長期構想に基づく前期、中期、後期の計画の中でこれをどう変更あるいは是正をしていくか、こういう問題についても、もう少し建設省の考え方をた...全文を見る | ||
○達田龍彦君 さらに私は質問をいたしたいのでありますけれども、治水の最大のねらいは、洪水やあるいは水害を日本の国土からなくして国土の安全をはかるということにあると思うのでありますけれども、この政府の五ヵ年計画における予算規模の中で、私は、四十年度において、たとえば治水の場合であり...全文を見る | ||
○達田龍彦君 大臣の意欲は、また考え方は私もわかるんでありますけれども、その意欲と考え方を具体的に国家財政の中で、あるいは事業計画の中で盛り込んでいくことがどうしても必要だと思うのでありますから、その点ひとついまの意欲と考え方をもって今後さらに前向きの姿勢で対処していただきたいと...全文を見る | ||
○達田龍彦君 時間がないようでありますから、あといろいろまだ具体的な問題についてあるわけでありますけれども、本日はこれで終わりたいと思います。 | ||
○達田龍彦君 ちょっと関連質問したいのですが、海岸の関係で、農林省の漁港、それから運輸省の港湾、この競合関係において、建設省の場合との負担率の相違が海岸線によって出てくるのではなかろうか、この関係はどうなんでしょうか。 | ||
○達田龍彦君 もう一点質問をいたしますけれども、この提案理由の説明を見てまいりますと、海津の保全事業の強力な推進をはかるために三分の二に引き上げたい、こう言っておられるわけです。そこで、今回指定される区域を、特に海岸の保全上の特定区域として指定しなければならない根拠として、高潮や...全文を見る | ||
03月24日 | 第51回国会 参議院 建設委員会 第9号 議事録を見る | ○達田龍彦君 まず、質問いたしたいのでありますが、この都市開発資金の貸付けに関する法律案でありますが、さきに首都圏の整備法というものがつくられました。あるいは近畿圏の整備法もそうでありますけれども、大都市の整備というものが非常に必要であるということで進められておるわけでありますが...全文を見る |
○達田龍彦君 それで、これはまあ建設省ではそういう計画をお持ちでありますけれども、実際にこれは東京都あるいは近畿圏内の各府県が、それに対する具体的のこれまた計画を持たないと、府県内の開発あるいは再開発ということは非常に私は困難だろうと思うのです。それで、この提案理由の中を見てまい...全文を見る | ||
○達田龍彦君 私が聞いているのは、これは都市計画法というのは従来からあるわけでありまして、必ずしも私は、この近畿圏内あるいは首都圏内における既存の市街地の再開発を目的としてこの法律があり、そういう目的でつくられておるとは考えていないのであります。したがって、これは単にいうならば、...全文を見る | ||
○達田龍彦君 そうしますと、この提案理由の説明にもあるように、「移転あと地を将来総合的な計画に基づいて」という表現になっているのであります。でありますから、将来総合的な計画がつくられる、そのために一面では、こういう貸し付けを行なって土地を確保していくと、こういうことなんでありまし...全文を見る | ||
○達田龍彦君 そうしますと、具体的には、買い上げられた土地をどう利用するかという利用計画はあるのですか。 | ||
○達田龍彦君 そこで、意見はあとに述べますけれども、大体これに要する——貸し付けようとする貸し付けの総ワクですね、それは一体どの程度なのか。それから初年度はどの程度ということがわかれば——将来その貸し付けの規模あるいは内容等について、拡大するという構想があると思いますけれども、そ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 当初の説明では、なかなか総合的な大きな効果をねらったような説明でありますけれども、実際貸し付ける金額になりますと、首都圏でもって十五億ということは、私は意図することと結果は非常に——何といいますか効果の薄いものになる計画になっているわけです。これで一体効果があるのか...全文を見る | ||
○達田龍彦君 これは地方債等の公債等でこれをやっていくという方法もあると思うのですが、その点についてのお考えを伺いたい。 | ||
○達田龍彦君 再度お尋ねいたしておきますけれども、貸し付けの総額はわかりましたけれども、将来の拡大構想といいますが、そういうものが私は立てられて、その中で初年度がどの程度だという構想を持つことがこの制度を生かす道であると考えるのでありますけれども、先ほど質問したときには、その構想...全文を見る | ||
○達田龍彦君 この買い上げた土地のあとの利用の問題でありますけれども、あの首都圏整備法等の精神、あるいは国土の総合開発等の精神からいったら、その計画の一環として、その土地をできれば計画の中で規制をするものは規制をしていって、総合的な計画の中でこれを処理していくと、こういうたてまえ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 では、そういう市街地の土地再開発の計画について、建設省でも、都でも、計画があれば私は資料をお出しをいただきたいということをお願いをいたしておきます。 それからさらにもう一点お尋ねをいたしておきますけれども、都でも、あるいはその他の県でも、償還計画をつくらなければ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 ちょうど警察庁の交通局長がお見えでございますから関連でお聞きをいたしたいのでありますが、三ヵ年の整備計画これは計画が目的ではなくて、交通の事故の絶滅が目的であるわけです。そういう意味で、三ヵ年計画の暁には事故はなくなることを目的にしておかなければならぬと思うのです。...全文を見る | ||
○達田龍彦君 大体警察庁のほうの考えはよくわかりました。それで、建設省の関係でありますけれども、建設省はそういう考えに基づいて工事をするところでありますから、この工事をするにあたっても、私は整備をする安全度というものをやはり十分考慮をして、こういう計画が三ヵ年つくられたと思うので...全文を見る | ||
○達田龍彦君 私も、道路の整備の中で、道路だけをつくって安全度を無視するというやり方は、非常にいままでの道路政策上欠陥があったから、これを補うという意味では非常にけっこうだと思うのであります。そこで、道路計画がなされておりますけれども、私は、これと大体相マッチして安全度というもの...全文を見る | ||
03月29日 | 第51回国会 参議院 建設委員会 第10号 議事録を見る | ○達田龍彦君 一点だけ関連で御質問をいたしておきます。 この今回の改正で首都圏、近畿圏における工業団地の造成ですね、これを今回住宅公団に入れようと、こういうわけですね。そうしますと、これは元来法制局が、こういう住宅を建てる公団の法案に対して、これは公共施設の用地の確保、造成と...全文を見る |
○達田龍彦君 もう一点だけお伺いをいたしておきますけれども、首都圏の開発あるいは近畿圏の開発における——その他まだ臨海工業施設の整備の問題等あると思いますが、そういう工業団地をつくる場合の専門的な、総合的な機関というものをつくるお考えであるのかどうか。これは宅地とは別に工業団地造...全文を見る | ||
03月30日 | 第51回国会 参議院 建設委員会 第11号 議事録を見る | ○達田龍彦君 この前の委員会で資料の提出を求めて、それでいただいたのでありますけれども、この計画によりますと、初年度の買い上げ予定地というのは、東京と大阪でおのおの一カ所が工場あと地の買い上げ予定地になっておりますが、そこで、一つは、一体これに要する費用はどのくらいになるのか。そ...全文を見る |
○達田龍彦君 そうしますと、具体的に十五億の金でございましたか、それでどういうように工場あと地の買い上げをしていき、それからどういうように公共用地を買い上げていく、こういう具体的な計画は現在事務当局としてはお持ちじゃない、こういうふうに理解してよいのですか。 | ||
○達田龍彦君 この調査によりますと、東京、大阪でもって希望されているのが八十九件の四百五十億ですね。この中から第二ページによりますと、これは具体的な例示だ、こういう話でありますけれども、この例示の考え方によりますと、一つの地域をまとめて買い上げるという考え方に立っておるわけですね...全文を見る | ||
○達田龍彦君 そうしますとね、それで買い上げるわけでありますけれども、工場は、たとえば首都圏に例をとりますと、首都圏整備法の中における工場の地域開発区域というのがあるわけですね。いわゆる市街地再開発のための市街地の開発区域というのがあるわけですね。そういう場合の関連において、それ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 でありますと、市街地開発区域、あるいは工場開発区域の団地の造成ですね、こういうものは比較的積極的に行なわれておるように見ております。同時にまた、移転をした工場は、そこで工場を建設しなければならぬ、あるいは設備費を必要とするというのでありますけれども、それに対する国の...全文を見る | ||
○達田龍彦君 これは、私はここが非常に重要だと思うのでその資料がほしいのです。工業団地を開発していくという状態、これに対して相当開発は進められておる。それからまた、移転をするわけでありますから、過密都市の弊害を除却するために移転をするのでありますから、それに伴って建設資金の問題、...全文を見る | ||
○達田龍彦君 非常に私は問題があると思うのは、元来こういう地域の開発の一環として、工場用地を再開発をして、そこに移転をしていく、さらに、市街地をこれまた再開発をして、別に新しい市街地というものをつくっていく、こういう計画があるわけでありますから、その必要性のうらはらの関係で、では...全文を見る | ||
○達田龍彦君 きょう予定が、この法案を上げるか上げないかという問題ですけれども、実は私は、その資料が明確につかめて、できればこれが地域開発あるいは過密都市の緩和の一環として役割りを果たすというならば、資金量においても、あるいは将来の制度のたてまえにおいても、もう少し意欲的な、積極...全文を見る | ||
05月12日 | 第51回国会 参議院 建設委員会 第16号 議事録を見る | ○達田龍彦君 この首都圏近郊緑地保全法案でございますが、前の委員会でわが党の村田委員が質問いたしておりますけれども、なお多くの問題点のある法案でありますので、重ねて質問を行ないたいと考えております。 まず、この首都圏の今日までの整備計画あるいは実行計画、この内容について、若干...全文を見る |
○達田龍彦君 大まかには大体理解ができましたけれども、そこで東京都の何といいますか、収容人口ですね、首都圏の計画の中でこれを幾らと考えておるか。それから、だとすれば、いま御説明にもあったように、この人口、産業の分散をはかって計画的な総合的な都市計画をつくっていくというのが、大体そ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 では、いままでの計画の中で人口の分散、あるいは産業の分散、この分散のペースは、一体計画どおり行なわれているのかどうか、この点について。 | ||
○達田龍彦君 いまの御説明の中に、集中の分散だけではなくて、抑制ということがあるのだということ、それはよくわかるのですが、では一体、具体的にどのくらい抑制されるのか、それからどの程度分散されたのか、具体的にひとつ御説明をいただきたいと思う。——いますぐ資料が出なければ、あとで資料...全文を見る | ||
○達田龍彦君 私は、この首都圏整備法に基づく整備計画が、いろいろ説明をされておりますが、相当大きな問題をかかえながら、将来昭和五十年度に基本計画で策定されているとおりの計画が総合的に計画都市としてできるのかどうか、私は大きな疑問を持っておるわけであります。いろいろ説明をされており...全文を見る | ||
○達田龍彦君 非常に私は問題があると思うのでありますが、いま御説明のありましたように、特に特別保全地区の指定でありますが、これは確かに私権を規制する面も非常に強いわけであります。そういう意味で私は法律の内容の中に具体的にどういうものを特別保全地区として指定する、これは規則、規程で...全文を見る | ||
○達田龍彦君 幾らこれは説明されても、私は、法律の立て方として、私権を規制するような内容については、国民の権利でもあるし、また紛争を起こさない、あるいは、そういう問題のあり方としては、法律の中で、具体的に書けるものは書いて、そうしてやっていくというたてまえをとることが正しいあり方...全文を見る | ||
○達田龍彦君 その説明で、私は非常に根拠が薄弱だし、納得がこれまたいかないのでありまして、たとえば、いまありました災害の場合でも、私は、災害の場合は、風水害あるいは地震あるいは火災等があるわけでありますけれども、この風水害やあるいは地震等の自然災害の場合については、あるいは治山治...全文を見る | ||
○達田龍彦君 大臣から御説明ありましたけれども、これはどうしてもやっぱり納得いきません。したがって、実際に私は現地を見たこともないわけでありまして、頭の上で想定する程度でありますが、できれば、いま事務当局並びに大臣が説明されるようなことであるならば、実際に私たちは委員として現地を...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それで私は、財政の裏づけを聞いたときに、説明や法律の内容では、たいへんな緑地地帯をつくるような説明でありますけれども、一体それを買い上げる財政になると非常に少ないものであり、期待ができないという感じを深くするわけです。そこで、もう一点お尋ねをいたしておきますけれども...全文を見る | ||
○達田龍彦君 その場合は、大部分が地方公共団体の負担になると思うのです。その場合、買い上げを希望した場合、地方公共団体の財政がこれに応じ得なかった場合に一体どうなるのか、法律的に明確じゃないのですが、これはどうなるのか、御説明いただきたい。 | ||
○達田龍彦君 これは先ほど関連質問で田中先生のほうから出たんだと思うのですが、これが相当広域に各県にまたがって行なわれる、そうなってまいりますと、ある一県に集中的に買い上げなければならぬという地域も、条件によっては出てくると思われる、私は。そうなってきますと、国が八割負担するとい...全文を見る | ||
○達田龍彦君 これはいま御説明では、非常にまあ財政が乏しいので期待できない法律であるということだけはわかりました。これはそのまましていくのかどうか、また、買い上げるかどうかについて、いろいろまだ検討しなければならぬ問題があると思いますけれども、時間の関係もありますので、先に進んで...全文を見る | ||
○達田龍彦君 最後にもう一点だけ質問をしておきますが、全体としてそうでありますけれども、管理機構の問題が一つあるのです。それは、この首都圏整備委員会というのは、総理府の外局としてあるわけなんですね、今日機構の中では。これはあの計画、調査ということが大きな仕事の内容になっておるので...全文を見る | ||
05月26日 | 第51回国会 参議院 建設委員会 第17号 議事録を見る | ○達田龍彦君 この縦貫道路の問題ですが、本日は資料等をある意味で求めて、次の機会に重点的に質疑を進めていきたいと、こう思っております。 それでまず第一に、現在までの高速道路の概況でありますけれども、すでに名神高速道路ができておりまして、さらにまた四十三年度までには、東名あるい...全文を見る |
○達田龍彦君 それで次に名神高速道路の今日の利用状況ですね、予定と実績は一体どうなっておるのですか。特に料金収納の関係あるいは自動車等の使用種類の関係、それから距離を短距離利用あるいは長距離利用と、利用状況があると思うのでありますけれども、できるだけ詳細に御説明を賜わりたいと思い...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それで名神の場合、利用の台数あるいは料金においても、予定よりも大幅に少ないわけでありますけれども、この理由は、いま御説明では料金が高いということが大きな原因のようでありますが、それ以外に大きな理由はないのかあるのか。私は、料金の問題だけではなくて、今日のやはり日本の...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それでそういう特に名神の場合の利用状況だとか、問題点だとか、そういう資料がほしいのでありまして、早急にまとめて資料をお出しいただきたい。特に今後の全体の高速道路の建設と大きな関係があるわけでありますから、次の審議にも差しつかえがないように、ひとつ早急に出していただき...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それからさらに、道路公団のほうからおいででございますか。 | ||
○達田龍彦君 これも私は今後の審議の中で重要だと思うので、資料の提出をお願いしたいのです。それは、この高速道路は大体道路公団が事業主体になり、施工されると思うのですね。そうしますと、名神あるいは東名、中央通というのを現在も手がけておるわけでありますけれども、工事をしていく建設力で...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それからさらに、いまの名神道路の、これは一キロ当たりになるのですか、工事単価ですね、何億かかっているわけですが、これの工事単価と、東名、中央のおのおのの工事単価ですね、これの比較をひとつ、これまたいま資料があれば資料を出してもらいたいと思っておるわけですけれども、よ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それでもう一つ御説明をいただきたいのですが、これもあとの審議に非常に差しつかえが出てまいりますから、従来の縦貫自動車道五車線がすでに決定をして、おそらく基本計画というのですかお立てになって、今年度の予算の中でも幾らですか、七百億近くですかの予算が組まれておるというこ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それからもう一点ですが、現在の高速道路は全部有料を前提といたしておりますが、先ほど名神道路の実績の中でも、料金が高い、利用率が低い原因も一つはここにあるということでありますが、将来、今回の大きな大構想の中でいまみたいに料金によって建設費をまかなうという採算制をとるこ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 いまの問題は、まだ構想としてもまとまっていないのですか、検討するという段階であってですね。七千六百キロの高速道路をつくるについては何兆円の金が要り、そうしてそれの料金収入は幾らでまかない、それができなければ公債を発行するとか、いろいろ構想がなければならぬと思うのであ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 これは大臣にお伺いをいたしますが、いま道路局長は、なかなか重要な問題だし、いまの段階で発表できない、こう言っていますが、大臣がよくテレビだとか、それからその他の会合でこの問題に対して構想として発表されているのがあるのであります。で、私はむしろこういう国会の場で——他...全文を見る | ||
○達田龍彦君 この高速道路の構想が打ち出されて、いろいろ国内的に大きな反響を呼んでいることは事実でありますし、また、国家百年のための大計画であるということも事実であろうと思いますが、特にいわれておるのは、今回つくられたこの縦貫あるいは横断の高速道路が非常に政治路線のきらいが強いと...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それではもう一つ、これも資料をもらいたいのですが、道路公団はいらっしゃらないか——道路公団のほうだろうと思うのですが、たぶん過去出ているんじゃないかと思うのですが、その資料が見当たりませんので検討ができないのですが、高速道路以外の有料道路がございますね、いろいろござ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それで、私はいま申し上げたように、相当の資料をなお検討いたしまして、その上に立って次回以降もう少し内容に入って、具体的に審議をしていきたいと思いますので、本日はこれで終わりたいと思います。 | ||
○達田龍彦君 もう少しあるんだと思うけれども、よく……。 | ||
06月02日 | 第51回国会 参議院 建設委員会 第19号 議事録を見る | ○達田龍彦君 実は本日の質問は、前回の委員会で資料の提出を求めておりまして、昨日おそく私の手元には資料が、それもごく一部ですが、一部のものだけ来たという状況であります。全体の資料がまだ整っていない段階であります。さらにまた、この資料それ自体についても、まだ一回もこまかな御説明も受...全文を見る |
○達田龍彦君 基本的には有料制であるけれども、無料制ということも例外としてあるのかどうか。あるいは有料と、あるいは何といいますか、その率を低減して、全体として有料という持って行き方があると思います。あるいは一部の路線については有料である。特に地域開発、地域の経済の格差を是正すると...全文を見る | ||
○達田龍彦君 どうもまだ私は、この問題については非常に根本になる問題だけに、方針を明確にしてもらわないと、高速道路全体の私は計画に大きなそごを来たす、あるいは問題を残すと思うんであります。特に高速道路が有料であるかどうかということは、財源上の問題が一つと、さらには、路線の決定にも...全文を見る | ||
○達田龍彦君 私は、どうもこの点議論のあるところでありますけれども、交通上の隘路の打開だとか、産業上の必要性ということになると、有料であっても私はある意味ではいけると思うのです。ところが、四国あるいは九州あるいは東北、北海道等の地域開発というなら、低開発地域における有料道路という...全文を見る | ||
○達田龍彦君 まあこの有料、無料の問題について見解の相違があります。またいずれかの機会にもう少し突っ込んだ議論をしたいと思います。 そこで、観点を変えまして、もう一つは、この高速道路ではいろいろの問題があるんです。それは工事の施工の問題、あるいは管理体制の問題、予算上の問題あ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 このいまの公団の管理体制あるいは施工体制の中では、直ちに高速道路を完全に消化するだけの能力はないと、こういう理解でいいのですね。 そこで、建設省にお尋ねをいたしたいのは、一体——これは私も非常に大きな問題だと思うのですが、路線はきめた、ところが路線をきめた上に立...全文を見る | ||
○達田龍彦君 この高速道路の管理は建設省がやるのですか、公団ですか。 | ||
○達田龍彦君 それで、これはそういうものを含めて高速道路、これは大きな画期的な事業でありますし、日本の建設行政の中心をなすものでありますから、いままでの一般道路やあるいは有料道路、あるいは地方道、あるいは市町村道と違った大きな全体の体制の相違が出てくるわけでありますから、これを建...全文を見る | ||
○達田龍彦君 さらに質問をしておきますが、日本の建設行政が非常におくれておる、これが確かに一面では国力の問題もあると思うのでありますけれども、私は、建設技術の問題として一体高速道路というものをつくるだけの技術、これは何というのですか、建設工学というのですか、そういうものがあるのか...全文を見る | ||
○達田龍彦君 まあ財政の問題だとか管理面になると非常に心細いんですが、技術面だけでは何か力強いものがあるような印象を受けました。確かにそうだろうと思うんです。 そこで、民間の建設会社が会社独自で研究所を持っている場合が多いんですが、建設省の直轄で、道路を含めた建設技術の研究所...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それから、これもまた資料をもう一ついただきたいんですが、この次の審議にどうしても必要だと思うのでありますが、いま、昭和五十五年度ですか、すべての計画がその時点で、日本の建設行政というものの一応の区切りとしておるようでありまして、それは欧米並みの水準ということが前提に...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それから、これは道路公団の総裁に、この資料を私昨日おそくいただいたんで、実はまだ目を通しておりませんけれども、道路公団がいまおやりになっている一般の有料道路があるわけですね。これの実績ですね、こまかな資料がほしいんです。そして、そのために管理体制のあり方としてどの程...全文を見る | ||
○達田龍彦君 私は、これは相当大きな問題になると思いますが、特に、資金のめどが立たないでこの建設法案を通すことは私は不都合じゃないかと思うのです。これは、国会のわれわれ参画をした一員としてある意味では無責任なことになりはしないかと思う。法律は通したわ、そのとおりいかなかったわ、と...全文を見る | ||
○達田龍彦君 了解いただきたいといったって、私は了解できません。それは手続を聞いているのじゃないのです。法律の立て方がどうなって、その手続がどうなっているということではなくて、それだけの大きな構想を持ち、欧米諸国の水準に達するためのこれだけの道路を建設することを法案として決定する...全文を見る | ||
06月07日 | 第51回国会 参議院 建設委員会 第20号 議事録を見る | ○達田龍彦君 二、三点質問をしておきたいのですが、この前首都圏の緑地の状態というものを実際に見てまいりまして、非常に認識するところが多かったのです。その中で二、三私が疑問に思い、感じた問題があるので、この機会に質問をしておきたいと思うのでありますが、それは、一つは、飛鳥田参考人も...全文を見る |
○達田龍彦君 まあよくこの法案の趣旨、それから現実の状態をよく理解されておるわけでありますから、早急にひとつ予算の拡大、効果的な緑地の保全、このことを建設行政の中心に置いて考えておいていただきたい。 それからもう一つは、見てみて、はげ山に近い状態のものが多い。森林地帯というよ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 最後に、これはどうせ上がるわけでありますけれども、私は、一つどうしても法案の考え方について、社会党もこの法案については賛成法案として上げる立場にあるわけでありますけれども、賛成できないような内容が一つあるのです。それは、この前の質問の中でも私は申し上げたのですが、公...全文を見る | ||
○達田龍彦君 縦貫道路の関係について、まだ資料を全体として検討をいたしておりませんので、ここで全体の御質問が終わるという段階に私のほうの事情がないので、とりあえず資料の整った範囲で今日は質問をしていきたいと考えておるわけであります。 そこで、まず道路公団のほうに、総裁お見えで...全文を見る | ||
○達田龍彦君 まあ検討していく——その検討していくというのが先回の委員会でも非常に多いのでありますが、基本的にどういう考え方に基づいて検討をしていくと、その検討の中で問題点はどういうものだと、こういうものが具体的に出ないと、逃げことばとして検討していくじゃ困るのです。先回の委員会...全文を見る | ||
○達田龍彦君 どうもはっきりしないのですが、大臣にお尋ねいたしますが、公団法を変える考え方がないのか。それはいま申し上げたように、私は公団法ができた当初から考えますと、一般の有料道路を建設することが大体中心に置かれて、今日高速道路を七千六百キロにわたって建設するという状態、国情、...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それで、大臣にお尋ねをしますけれども、高速道路の管理は、有料制であるということから公団が管理をすることになるわけですね。ところが、私は、管理の必要性という問題から考えていくと、将来これが道路の幹線になり、中心の道路網になるわけでありまして、また、日本の産業経済の中心...全文を見る | ||
○達田龍彦君 そうすると、一般国道がありますね、これの管理は直轄で建設省がやっておるのでしょう。そうすると、有料道路について、特に高速道路の場合に、道路公団が委任を受けて管理をやっておる、こういうことですね。それがいま申し上げたように、一般道路と同様な直轄の管理ということをするこ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 わかりました。それでさらに基本的な問題について御質問いたしておきます。 有料、無料の考え方ですが、前回の質問でも私は申し上げたんですが、この経済的な効果が非常に強いところというなら、産業道路、あるいは交通が非常にふくそうしているところの緩和のための高速道路、こう...全文を見る | ||
○達田龍彦君 これは考え方の相違ですが、私は先ほど申し上げたように、一般有料道路が今日までできた経緯というのは、観光面の問題とか、あるいは申し上げたように、特に交通のふくそうするところに対してその収益性を一応当て込んで有料道路をつくっているのです。私は、今後の地域開発のための高速...全文を見る | ||
○達田龍彦君 これは、どうしても建設省の私は考え方は非常に無理があるし、苦しい答弁のように聞き取れます。重ねて私は私の意見をまじえて御質問申し上げておきますけれども、高速道路のキロ当たりの単価にいたしましても、諸外国の三倍ないしは四倍かかっておる、こういう実情です。これは一つに地...全文を見る | ||
06月09日 | 第51回国会 参議院 建設委員会 第21号 議事録を見る | ○達田龍彦君 この流通業務市街地の整備に関する法律でありますけれども、この法律は、都市問題、とりわけ大都市あるいは過密都市の対策の一つとして私は提案されたかと思うのでありますが、今日大都市問題あるいは過密都市問題としていろいろな弊害が、問題点が論議をされ、社会問題になっておるので...全文を見る |
○達田龍彦君 三十八年のこの大都市の再開発に対する答申の内容を具体的にいまからしていこう、こういう御説明でありまして、私も一回読んでみましたけれども、いろいろ大都市の開発の問題について触れられている点があるのでありますが、そこで、いま御説明の中にもありましたように、流通センター構...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それは総合計画書かなんかありますか、大都市開発のためのあらゆる分野にわたった総合計画の計画書。 | ||
○達田龍彦君 あればそれをいただきたい。いいですか。 | ||
○達田龍彦君 それでは、今回の法律によって東京をはじめ大都市に流通センターを配置していきたい、こういうわけですが、その流通センター施設を配置するための区域でございますね、それからその区域の中にある団地をどう造成していくか、この東京はじめ大都市の想定されておる具体的な区域と、それか...全文を見る | ||
○達田龍彦君 その計画書がいただければもらいたいと思います。 | ||
○達田龍彦君 建設省の構想程度のものでけっこうです。 | ||
○達田龍彦君 それで私は、まだ法律をつくることそれ自体にいささか疑問を持っておるのです。流通センターといいますか、陸の港をつくるようになるわけですが、この団地を確保するのに、これは従来でもこういう流通センター的なものを大都市の過密対策の一環として検討していくということは、構想とし...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それで私はこの大都市再開発問題懇談会の答申の内容から見て、非常に流通業務団地をつくってそこの中で都市形成をしていくというような、何か新しいアイデアで、構想としては非常に飛びつきやすいのですが、なお内容的に非常に問題をかかえておると思うのです。いま説明のあった収用権の...全文を見る | ||
○達田龍彦君 そこでなお私は、この法律のあり方として一体効果があるのだろうかどうだろうかという面で、まだ疑問を持つのです。先ほど言ったように、確かに大都市を分散させて、過密都市を、都市機能の発揮というか、機能回復をはかっていくという構想は、分散をさせるということ、あるいは周辺に副...全文を見る | ||
○達田龍彦君 私、いまの答えは、前段はいいのですけれども、最後の後段で非常に不満があるのは、机上想定でとった程度のものでこれだけ緩和されるんだというのは、根拠として非常に薄弱なような気がするのです。実際問題としてどこの団地に、どこに流通センターやら流通施設があって、あるいは問屋そ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 いま調査室から資料をいまのこの会場でもらったので見てみると、いまの建設省の説明よりも非常に詳しいのが載っておる。私は、これは親切にもう少し、建設省でも法律を出すのだったら、このくらいの資料は先につくって、それでひとつ検討させてもらわないと、ここで時間をとるばかりで、...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それで私はさらに突っ込んでお尋ねをしたいのでありますが、この答申の内容にも出ておりますけれども、まあ学問的なことはまだよくわからないのでございますが、答申の内容から見てみますると、確かに、いまの大阪、東京は一点集中型というのですか、そういう都市形態になっているところ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 まだ相当質問があるのですが、時間の関係でそれはこの次に譲りますけれども、いまこの問題に入ったので、この問題だけは明確にしておきたいと思いますが、それで、これも一つ建設省の具体的な計画があれば、その計画を呈示願いたいのですが、それはいま私の考えと若干——この副都心のあ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 じゃ、いまの資料は、東京と大阪は出していただけるわけですね。それで、いま説明の中にありました、いまある副都心的な都市の中には流通業務施設をそこで整備開発するという考えは建設省としては現在のところ全然ないわけですね。 | ||
○達田龍彦君 そうすると、現在ある既存の副都心的な性格を持っておる都市に対して流通業務施設を分散する、あるいはその他の事務施設、卸売りセンターといいますか、そういうものの分散、そういうものは現在の都市計画法だとか、既存の法体系制度でやっていく、こういう構想ですか。 | ||
○達田龍彦君 そうすると、これは私はきょうはここで終わりたいのですが、まだいろいろたくさんこの問題について疑問点があるのですが、法律から見てみると、これは市街地の整備に関する法律ですね。私はいま構想で建設省が言われている内容というのは、整備行政じゃなくて開発行政になるのですよ。新...全文を見る | ||
○達田龍彦君 まあ一たん出された法律の文面を変えるというのは、たいへんお役所として問題があると思うのですが、性格を考えてごらんなさい、これは明らかに開発行政ですよ。開発するための法律なんです。それを整備するというのは、いまの説明だって非常に苦しい説明ですね。私はどうしてもこれは、...全文を見る | ||
06月21日 | 第51回国会 参議院 建設委員会 第22号 議事録を見る | ○達田龍彦君 先回に引き続いて御質問申し上げますが、前の委員会で有料高速道路の、特に今回の国土開発縦貫自動車道建設法に基づくところの道路の管理について、若干問題点を投げかけ御質問をいたしたのでありますが、その答弁の中で、道路局長の答弁でありますが、有料道路については元来建設大臣が...全文を見る |
○達田龍彦君 建設省としてこれを直轄して管理をする、これは必要性の問題から言ったら、私は、それが至当ではないか。ただ、この管理形態というのが、この全体の機構の問題として、道路公団に委任をするということが、料金の問題との関連から、その後の必要性から管理を委任するという事情が私は非常...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それで次に質問いたしておきますが、道路の建設にあたって、私は、道路用地の買収、同時に、それに対する地価の問題、これは道路をつくるほうの大きなポイントであろうと思うのであります。まあ見方によっては、この二つの問題が解決をすれば、ほぼ道路建設というものは見通しがついたと...全文を見る | ||
○達田龍彦君 取得地価対策、これは非常に重要な問題でありまして、一つは収用法の改正によって強力にやっていく、あるいは総合的な対策に立たなければ、地価対策は困難であろうと私も考えます。考え方としてはそういう方向で努力をされるわけでありますけれども、具体的にもう少し収用法以外の具体的...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それで、収用法はこの国会にかかっておるわけでありますけれども、そこで問題は、道路建設に対する地元の協力対策は非常に私は重要だと思うのです。で、この協力対策、地方公共団体等地元の協力対策、これをどういうふうに推し進めになるのか、具体的にお進めになっている内容があればお...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それで、そういう考えで協力対策を進められる、それから私も思うのでありますが、用地を買い上げる、買収する場合に、地方公共団体あるいはその他の団体の協力を得る場合については、これは地価対策も含めて、あるいは用地を取得する場合に、取得を容易にするためには、先ほどお話があり...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それでまあ当面やられるいわゆる先行投資、どうせやるわけでしょうけれども、当面どの程度の資金をもって——地方公共団体にそれだけ協力をいただくならば、その裏づけがないと先行投資ができないので、制度として確立していけません。当面やられる制度の資金をどれだけお考えになってお...全文を見る | ||
○達田龍彦君 そうすると、それの配分の順序というか、基準があれば……。 | ||
○達田龍彦君 何かそれで、聞くところによると、この予算の配分について、用地の取得を先にしたところから重点的に配分をしていこうではないかという考えが建設省にあると、それで早くやれという地元の何か態勢が出てきておる、こういうことをちょっと聞いたんでありますが、そういう考え方で配分をさ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 わかりました。 それで次は、この事業の財源ですが、この財源のためにほとんど有料で償還が式をとっているわけでありますから、借り入れ金によってまかなわれておるわけでありますが、従来までの一般有料道路の借り入れ金の資金構成ですね、これをひとつ御説明いただきたいことと、...全文を見る | ||
○達田龍彦君 いいですよ。 それで大体、そういうことが四十一年度の資金構成の内容でありますけれども、まあ高速道路を今後つくるにあたっても、借り入れ金制度という、いわゆる資金構成というものはそう変わりないと思うのでございますが、そこら辺どうお考えですか。 それからもう一つは...全文を見る | ||
○達田龍彦君 将来の計画は……。 | ||
○達田龍彦君 非常に私はそれが重要だと思いますが、いま六分ですね。そうすると、政府資金の投入によってはこれが五分になったり四分になったりするわけですから、目安として一体政府がどの程度で平均利回りを押えていこうとするのか。そうなれば政府の投資というか、政府資金の投入というものの大体...全文を見る | ||
○達田龍彦君 一応の目安というものはわかりましたけれども、できるだけこういう基本になる料金体系の問題等については、早急に検討いただきまして結論を出してもらいたいと思います。これは将来の道路の敷きぐあい、あるいはその地域開発の問題と大きく関連をいたしますから、早急なる結論をお願いい...全文を見る | ||
○達田龍彦君 わかりました。それは、大体長所、欠点わかりましたけれども、やっぱり中心になるのは経費の問題が中心に考えられておるのじゃないかと思うのですが、私も、確かに高速道路をつくりまして土地を分断する、あるいはそのために不便を来たすという事情があるようですから、こういう問題につ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 そうすると、それは、ほとんど着工の順序というのは、用地買収の進捗いかんが大体おもな進捗順位をきめる結果になると、こういうことに理解していいですか。 | ||
○達田龍彦君 大体わかりました。 そこで、これは前回の委員会であったと思うのでありますが、例の四国と本土を結ぶ架橋の問題を田中先生から御質問が出ているようでありますが、実は、このことは、有料の高速道路をつくるにあたっては、私は、一つの道路の法律の一環としてきめなければならぬ性...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それで、この前の御質問の中で出ておりますけれども、大体三つの線を、これは一つで押えるのか、それとも三つとも順序をつけて、期間は長くなっても架設するというお考えなのかどうか、これを聞いておきたいと思います。 | ||
○達田龍彦君 そうしますと、そのうちたとえば一つをきめる、あとの二つはつくらないこともあるのか、それともつくるという構想で、時期的におくれるのか、そこら辺を明確にしてください。 | ||
○達田龍彦君 それでまあ、私ども実は困っておるのですけれども、この何ですか、これもそうなんですが、これは淡路島と四国との連絡橋架設促進協議会からもらったのですが、この陳情が瀬戸大橋のほうもありますが、それで、名県からは陳情がくるし、非常にむだな経費を使っておる。これには私どもも、...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それで橋の問題は終わります。 それで最後に、この問題は私も委員会で四回くらい質問をいたしておりますけれども、納得のいかない面、それから私の考えといま建設省側が持っている考えと違っている面とあるのであります。ただ、まだ私は全体の意見をまとめて、総合的な私の意見を述...全文を見る | ||
06月23日 | 第51回国会 参議院 建設委員会 第23号 議事録を見る | ○達田龍彦君 午前中に引き続いて、若干関連がありますので質問をしておきたいと思いますが、先ほど午前中の質問の中で、移転あと地の買い上げの問題について御回答がありました。そこで問題なのは、大臣の御説明ですと、都市開発資金で処置をしていきたいという御発言でありますけれども、私の認識で...全文を見る |
○達田龍彦君 そうしますと、法の対象には一応なるということですね。でありますと、具体的にそういうあと地の買い上げというものを開発資金の中で充てようという具体的な御計画があれば示してもらいたい。 | ||
○達田龍彦君 それで私もこれ非常に疑問に思っておるわけでありますけれども、まあ流通団地をつくって、そこへ一つの副都心を形成をしていく。団地をつくることによって都市を誘導するという、誘導させ方でありますけれども、いまのこの法律で考えられている範囲で、一体思うように流通施設あるいはそ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 いま、計画の中で町を形成していく、都市をつくっていくというような、まあ、いうなれば副都市をつくるんだという話ですが、いまある、すでに副都心的な構成になっておる都市の中で流通団地をつくって、そこにまとめてセンターをつくって、その目的を果たしていくと、こういう計画は現在...全文を見る | ||
○達田龍彦君 そこで、副都心をつくるという計画ですから、都市の形成として、この流通業務を中心にする都市でありますけれども、やはりそれには業務施設、さらには消費施設、大きく分けてそういうものが都市構成の大きな要素になると思うのであります。それで団地計画の中では、倉庫や問屋街や工場街...全文を見る | ||
○達田龍彦君 地区の中で考えるというんですか。私は、副都心的な性格を持つとすれば、いま言うように、業務施設も集中してくるだろうし、それから消費施設も集中してくるだろうと思うのですよ。これは町構成の、都市構成の構成要素から考えりゃ当然のことだと私は思うのです。同時に、それを取り巻い...全文を見る | ||
○達田龍彦君 それでさきの都市開発資金の問題にかかりますけれども、私の記憶では、ことしの都市開発の資金は十五億であったと思うのです。工場あと地の買い上げ、あるいは公共用地の買い上げに充てますと、おそらく私はこの流通業務団地に充てる費用というのはそれ自体でもう足らないような現状です...全文を見る | ||
○達田龍彦君 見通しがありますか。 | ||
○達田龍彦君 そこで、もう一つ私が心配になるのは、移転をするにあたって特に中小零細企業になりますと、団地の買い上げ費用あるいは建設費用というものについて必要だけれども、なかなかという気持ちが出てくるんです。勢い、大きな企業ですね、金を持っている、信用力があるというところがそれに優...全文を見る | ||
○達田龍彦君 よくわかりませんが——農林省からおいででございますか。卸売りセンターのやつですね、中央卸売りセンター、これは私も少し私の関係で尋ねてみたんですがね、たとえば中央卸売り市場を移転するというようなことは、概念的にはわかっても、実際に既存の都市形成というものはそれを中心に...全文を見る | ||
○達田龍彦君 卸市場の、私は他のものはさしたる影響はないと思うのですが、これの移転に伴って、これは分散する場合もそうですけれども、それに関連して、営業をしている人あるいは生活をしているという人がかなりあるのです。これは流通の流れが変わる、いわゆる商業上の販路が変わることによって影...全文を見る | ||
○達田龍彦君 犠牲が出た場合どうするのですか。 | ||
○達田龍彦君 いま言われることは一面わかるのです。ただ新しく団地をつくって、そこへ流通機構を設け、中央卸売り市場を設定しても、やはりそこへ集まる青果あるいは野菜というもの、くだものというものは、一応東京に入るものがある意味では分散してそこへ入っていくわけだから、流れが変わってくる...全文を見る | ||
○達田龍彦君 私は、神田市場関係の人からよく話を聞くのですけれども、いまの状態ではもう市場機能も相当喪失しておると言うのですね、集中し過ぎて。ですからこれは私は機能回復のためにも、あるいは交通緩和のためにも、あるいは過密都市対策のためにも、分散をしていく必要性が十分にあるところだ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 そうすると、卸売り市場を、今回の流通業務施設を分散することによって、いわゆる流通の影響、流れが変わってくる、そのことによって起こってくる商業者あるいは住民の影響について、影響が出た場合の影響について、それも犠牲という形で影響があったときには、一体、その裏づけとしてど...全文を見る | ||
○達田龍彦君 そうすると、いまのところいろいろと説明をされているけれども、そういう場合の補償措置というのは、検討をするということだけであって、ないのですね、具体的には。 | ||
○達田龍彦君 それで重ねて質問しますが、いまの卸売り市場の場合に、中央卸売市場法というのですか、これで農林大臣が認可したものと、それからそうでないものとあるのですね、任意のものと。それでその任意の市場の場合には、この団地の中にどう移動していくかという問題が一つあるが、これは公設の...全文を見る | ||
○達田龍彦君 私は、流通センターをつくるにあたって、そういうような任意の市場、これを今後さらに野放しに許していくということになれば、これはまた、一面では分散させながら、一面ではまた入ってくるということにもなりかねないんじゃないかという気がいたすのです。それでこれらの問題については...全文を見る | ||
○達田龍彦君 説明はそれなりに筋は通っていると思うのですが、私は、これは収用法の拡大解釈であるし、ある意味では法の運用を悪用しているような分野があるような気がしてならない。それは入る個々の企業を見てみますと、これはやはり収益事業ですよ。利益を得るための私企業ですよ。町をつくる、あ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 大臣の御説明ですけれどもね、これは具体的にはこういうことだと思うのですよ。団地をつくるために収用をする、収用して、もってその私企業が非常にもうかる、ところが、収用したために、それを収用された人々で困る人あるいは営業ができなくなった人という犠性者が出てくる、公共性の名...全文を見る | ||
○達田龍彦君 これは私の考えといまの建設大臣あたりの考え方とは、まあ一面では一致するところがありますけれども、やはり限界、いわゆる公共性と社会性の限界ですね、そういうものの求め方にまだ一致しないところがある。これはひとつ将来の問題としてお互いに検討し、さらにこれは十分生かすべき内...全文を見る | ||
○達田龍彦君 考える必要がないのかどうか。 | ||
○達田龍彦君 それで確かに地価対策、そういう問題について、いま大臣おっしゃられるように、建設行政をしていくすべてにこれがかかってくると思うのであります。でありますから、全体としてどうしていくかということをやはり抜本的に考えて、早急にそういう不公平がないように、社会の公平の立場から...全文を見る | ||
○達田龍彦君 そうしますと、一体の関係に立っているわけですか。具体的にどういうところが関係するのか。 | ||
06月24日 | 第51回国会 参議院 建設委員会 第24号 議事録を見る | ○達田龍彦君 関連。この建設労働者とそれから製造業者の平均賃金の比較があればお示し願いたい。 |
○達田龍彦君 それをすぐ出してもらいたいと思うのですが、それからもう一つは、これは建設省と労働省に同時に聞きたいのですが、建設省のほうで、住宅建設のために従事する建設労働者の——これは総体的に賃金計数を出されておりますから、その場合の労賃を幾らに見ておるのか、建設省のほうからお答...全文を見る | ||
○達田龍彦君 出し方として非常に不適当だと思うので、それは労賃の占める割合というのは、全体の工費の中で相当の大きなウェートを占めるわけですから、それは将来の賃金の水準の引き上げ、こういうことも考慮した基礎的な計数がやっぱりなければならない。また、そういう綿密な計算の上に立たなけれ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 そうしますと、この製造業よりも若干高い、こういうわけですけれども、雇用形態として、製造業と建設業の場合、季節労務者あるいは日雇いあるいは月給制、いろいろあるわけですけれども、その形態別の内容がわかればお示しをいただきたい。 | ||
○達田龍彦君 それで、これは私どもの過去の経験と実態からですけれども、建設行政の中で建設労働の政策というのか、行政というのか、非常におくれておるし、また軽視をされているという印象を、特に実態が非常に強いというふうに私は感じております。そういう面から、今後建設行政というものが公共事...全文を見る | ||
06月27日 | 第51回国会 参議院 建設委員会 第25号 議事録を見る | ○達田龍彦君 さっきの公共性の問題について、大臣に関連の立場から質問しておきます。 御説明のように、確かに私は、公共性というのは、社会の変化によってその本質が変わるという性質をもっているということはわかるのです。そこで問題なのは、先回私は流通団地の問題の際に触れました。同時に...全文を見る |
○達田龍彦君 まあ大体大臣のお考えわかりましたけれども、もう一点さらに質問いたしておきますけれども、国民の立場から見てみますと、この前私はちょっと触れたのですけれども、公共性と称して、たとえば土地その他のものを収用していく、その結果、先回も触れたのですけれども、一つの企業が大きく...全文を見る | ||
08月31日 | 第52回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号 議事録を見る | ○達田龍彦君 この際、特に私は政府の基地問題、同時にまた、この付属施設に対する政府の態度についてお聞きをしたいと思います。 そこでまず、御承知だと思いますけれども、長崎県の佐世保市で御承知の米軍の名切谷住宅の移転返還の問題が最近起こってまいりまして、移転返還の問題について、佐...全文を見る |
○達田龍彦君 そこで、この施設特別委員会の委員長ということですけれど、この委員会の決定、また委員長の通告を正式に日米間の決定としてみなしていいのかどうか、その点どうですか。 | ||
○達田龍彦君 そこで、施設特別委員会の性格、権限ですね、これは一体どうなっていますか。 | ||
○達田龍彦君 そこで、そうしますと正式に日米間の決定ということになると、安保条約の取りきめ上の決定でしょうから、そうなってまいりますと、これはこの特別委員会ではなしに、外務省と米国との間の条約上の正式の決定を待たなければ決定にならないと、こういうふうに理解していいですか。 | ||
○達田龍彦君 そこで今度は、日本政府の基地並びにその施設の返還に対する基本的な態度、これは一体どうなっていますか。 | ||
○達田龍彦君 御説明によると、基地は漸減をしていきたい、こういう方針ですけれども、純粋に直接軍事行動に必要とする基地と、それから住宅やその他の付属施設とあると思うのですが、この返還が現在までどういうふうに漸減的に行なわれてきたのか、実情を説明願いたい。 | ||
○達田龍彦君 それは大まかにいってけっこうですが、直接軍事行動に使う基地、それといま申し上げた住宅その他の付属施設、これの区別はどうなっていますか。 | ||
○達田龍彦君 そこで、移転が取り上げられて米側がかなり早い時期に移転返還をきめたと、この踏み切った背景というものを一体どうお考えになっておりますか。これはいま御説明があったように、大まかにいって四億から一億になったと、この背景というものは、一つには、アメリカのドル防衛等の政策から...全文を見る | ||
○達田龍彦君 これは地元の市民の声でありますけれども、その名切谷団地の返還を米側が早急に踏み切ったという背景について、市民の受けとり方はいろいろありますけれども、一部にこういう意見があるのです。それは御承知のとおり佐世保の港をアメリカの潜水艦が、いま原子力潜水艦が全く基地みたいな...全文を見る | ||
○達田龍彦君 では、これはアメリカの動きよりも、むしろ日本政府、特に地元の強い要望が最終的にこれを踏み切らせた、こういうふうに理解していいですね。 | ||
○達田龍彦君 そこで、再度重ねて質問しますけれども、先ほどあなたの答弁によると、基地の提供については、日本政府の態度としては漸減の方式を考えている。ところが、御承知のとおり安保条約によって提供の義務があるわけであります。提供の義務を条約上結んでおりながら、一方でそれを漸減しようと...全文を見る | ||
○達田龍彦君 過去、米側から積極的に返還を申し入れた基地と、それからこちらの要求に基づいて返還をしたものと、返還の内容の中でどうなっているのか、過去の実績をひとつ。 | ||
○達田龍彦君 それで、今回の名切谷団地の移転のかえ地、米側は別にかえ地を要求していませんか。ないとするならば、何か具体的な条件が出ておるのかどうか。 | ||
○達田龍彦君 そうしますと、あとの返還後の取り扱いですね、返還後の敷地の取り扱いは一体どういう考えですか。 | ||
○達田龍彦君 これは非常に私はおかしい問題だと思うのですけれどもね。これは防衛庁のほうでも御存じだと思うのですが、三十九年の十二月の二十二日に、建設省がすでに都市計画法に基づくところの公園の指定を公示している、三十九年の十二月二十三日。ところが、いま御説明によりますと、決定したの...全文を見る | ||
○達田龍彦君 どうもはっきりしません。一体いいのか悪いのかということが一つ。日米間の取りきめがまだきめられない前に、国際間の問題をそういうように先ばしって公示をするというあり方が一体適当なのかどうかという問題が一つ。それからもう一つは、私は、一つは防衛庁と建設省のこれは政治的な配...全文を見る | ||
○達田龍彦君 事前に連絡があったという回答でしょう。なかったのですか。 | ||
○達田龍彦君 ない……。それではこれはあと建設省との関係において明らかにしたいと思いますが、防衛庁の考え方としては、適当なのかどうか、その点見解をまず出してもらいたいと思います。 | ||
○達田龍彦君 将来こういう問題については、各省間の連絡を密にし、さらに国際間の問題ですから、紛争の問題が発展をしますと国内問題と違って非常に取り扱いが困難になりますから、しかも、そういう役所の取り扱いの不手ぎわによって、元来それが成功すべきものが成功しないということになると、これ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 この中にある民有地と公有地の割合はどうなっていますか。 | ||
○達田龍彦君 そこで、具体的な移転の計画ですね、それから方法、これがもうすでにきまっておると思うのでありますが、これを明らかにしていただきたいと思います。 | ||
○達田龍彦君 具体的な予算の裏づけはどうなっていますか。 | ||
○達田龍彦君 そうすると、移転完了時の総額はどうなっていますか。 | ||
○達田龍彦君 いま御説明がありましたけれども、大体話し合いがついている。それが四十三年度までかかるというのは、私は決定後の具体的な移管方式があまり長いのではないかという気持ちを持ちます。で、その理由の中に、手続の問題あるいは国際間の問題だという御説明ですけれども、私はむしろそれよ...全文を見る | ||
○達田龍彦君 この移転の、たとえば四十二年度でもって幾らかいまの基地の中に住宅をこさえていきますわね。そうしますと、いまの名切谷のほうがあき地になっている、そういうふうになる場合に分割でもって年度ごとに返還がきまっていくのか、それとも全体が完了したときに移管ということに正式になる...全文を見る | ||
○達田龍彦君 この団地の、私がいま関係のところから聞いている話によりますと、時期は完全に移転が終わったときだということになっておる。ところが私考えてみるに、これは払い下げてしまったら、いま防衛庁が所管しておるものが大蔵省の所管になるのじゃないかと思いますね。で、その間の管理維持費...全文を見る | ||
09月02日 | 第52回国会 参議院 決算委員会 閉会後第4号 議事録を見る | ○達田龍彦君 私は原子力潜水艦の日本寄港の問題を中心にしてお尋ねをしたいと思います。 これは御承知のとおり、従来寄港のペースを見てまいりますと、三十九年以来、大体三カ月に一回あるいは二カ月に一回程度の寄港であったのでありますが、今回の寄港を見てまいりますと、一カ月に二回、しか...全文を見る |
○達田龍彦君 その目的の休養と補給、さらに特別の目的、理由がないということは、アメリカ側に確かめられての回答ですか。大臣、どうですか。 | ||
○達田龍彦君 これは私もそうではないかと思うんでありますが、特に現地では今回非常に滞在期間が長い。しかも月のうちに二回来た。これは原子力潜水艦が事故を起こしておるのじゃないか。その修理のために今回寄港しておるのだと、こういう不安、疑問というものが現地に流れております。この点一体ど...全文を見る | ||
○達田龍彦君 一体確めたのかどうかということと、それからそういう国民に対する不安があるということ、外務大臣としてむしろそういうことはなかったということを国民に安心させるために、積極的にアメリカ側に聞くと同時に、私は態度を表明すべきじゃないかと思うのですが、どうですか。 | ||
○達田龍彦君 全くもって回答は納得をいたしません。そこで先ほど御回答の中にありましたけれども、月のうち、二回あるいは三回来たって、これは問題ないのだという回答でありますが、これは私は国会の議事録を見てまいりますと、三十八年の六月六日ですが、参議院の外務委員会で、原子力潜水艦に対し...全文を見る | ||
○達田龍彦君 これは私は国会の議事録を見てもらえばわかるわけであります。いまの回答はまさに詭弁だと思うのです。当時の事情からいって、国民感情があったために、相当長い期間費やして入港に踏み切ったといういきさつがあるのです。そのときの政府の方針としては、三カ月に一回しかも短期間だとい...全文を見る | ||
○達田龍彦君 その施設だとか、そういうような問題ではなしに、まさに期間の問題からいうならば、入っている期間が長い、こういう状態でありますから、原子力潜水艦の基地だという私は見方をしても差しつかえないと思うのでありますが、再度そういう点について外務大臣の考え方を聞きたいと思います。 | ||
○達田龍彦君 これまた時間がないので納得がいきませんけれども先に進みますけれども、もしかりに、いまおそらく私は事実は私が申し上げるように原子力潜水艦の修理をしているためであろうと思うのでありますけれども、修理を現実にやるということになれば、作戦行動の一環として、戦闘行動の一環とし...全文を見る | ||
○達田龍彦君 再度お尋ねいたしますが、原子力潜水艦の日本寄港でもって、日米間の事前協議の対象になる事態というのは、一体どういう事態を考えておるのか、お尋ねしたい。 | ||
○達田龍彦君 そこで問題なのは、いま申されたように、確かに現在までの政府の方針というのは、核兵器の持ち込みの場合、さらには戦闘作戦に参加をした場合ということになっております。そこで、いま国民や市民の原子力潜水艦の寄港に対する不安と危惧というのは、御承知のとおり三十九年の十一月に第...全文を見る | ||
○達田龍彦君 全くこの回答として考えられない、そういうことは対象外という回答だけでもって、アメリカがどう考えておるのか、日本の立場をどう主張するかについては、全然意欲的な御回答がないんでありまして、全くもって私は納得いかない内容であります。 そこで、時間がないので最後にもう一...全文を見る | ||
○達田龍彦君 時間がないので、将来これはさらに外務委員会あるいは内閣委員会等で解明をしたいと思います。 そこで、最後になりますけれども、これは潜水艦問題とは違いますが、過般の防衛庁長官がおいでになったときの決算委員会の中で、外務省御承知と思いますけれども、例の佐世保の名切谷の...全文を見る |