達田龍彦

たつたたつひこ



当選回数回

達田龍彦の1968年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月13日第58回国会 参議院 決算委員会 第6号
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○達田龍彦君 私は、国有林野の貸し付けの問題について若干お尋ねをして、その実態と、それから法的立場を明らかにしてもらいたいと、こう考えております。  まずお尋ねしたいのは、国有林野の貸し付けで、高知の営林局管内で、農地法上の農業者でない高松の某観光業者に対して国有林を貸し付けて...全文を見る
○達田龍彦君 非常におかしいと思うのですが、これはあなたのほうですでに内部監査をやられているんですよ。その中でそういう指摘が行なわれているはずでありまして、何かいまの長官のお話ですと、この場において議員が実態をつかんでいなければそのまま逃げようという回答に受け取れてしようがないの...全文を見る
○達田龍彦君 いま長官のお話ですと、概況はわかるけれども、個々の実情はわからない。私は、高松の某観光業者に対して貸し付けている事実があることを知っておるのであります。林野庁が知らないというのは非常におかしいと思っておりますけれども、これは調査すればわかるのですか、調査しないからわ...全文を見る
○達田龍彦君 じゃ、お尋ねをいたしておきますけれども、あなたのほうで、これは業務部の監査課と思うのでありますけれども、自治監査といいますか、庁内の自治監査をされておると思います。その中において、四十二年度の自治監査の結果というものが一応まとめられているはずであります。ただ単に三つ...全文を見る
○達田龍彦君 では、さらにお尋ねをしておきますけれども、この高松の某観光業者に対する貸し付けというものはないということですね、はっきりしてもらいたい。
○達田龍彦君 じゃ、これはあとでもら少しただしたいと思いますが、今日まで国有林野の中で、国林林野法第七条により貸し付けまたは使用させている国有林野は一体どの程度あるのか。さらに、それを用途別に説明願いたいと思います。
○達田龍彦君 そのうちに、農耕用に使う目的で貸し付けている国有林野は、全国で何件で、何ヘクタールか、お示しをいただきたい。
○達田龍彦君 その貸し付の対象は全部農業者で、しかも、その使用目的は農耕用ですか。
○達田龍彦君 では、いま農林省の見解としては、そういう兼業農家という形で借り受けている人々に対しては、農業者以外の貸し付けという考え方に立ってないわけですね。
○達田龍彦君 じゃ、皆さんのほうの実態調査によると、農業者以外に貸し付けている事実はない、こういうふうに理解していいんですね。
○達田龍彦君 ですから、兼業者の取り扱いと、見解というのはどういうように林野庁は考えているのですか。
○達田龍彦君 いま長官は、観光業者に貸した事実もない、それから農業者以外に貸し付けた事実もない、しかも、それは農耕用として使われておる、こういう大体御説明があったわけです。たいへん私はふしぎでならないんでありますけれども、四十二年の二月二十九日の日本農業新聞をごらんになりましたか...全文を見る
○達田龍彦君 で、この中に載っておりますところの高知営林局内における某観光業者に対する貸し付けの実態、これは前かあとかは私も存じませんが、いま御答弁によりますと、そういう実態ははっきりしない、と言いながら、監査結果ははっきり出ているじゃないですか。これはどういうふうに理解すればい...全文を見る
○達田龍彦君 でたらめですよ、あなたの答弁は。これはあなたのほうの資料に基づいて出ておるのですよ。昨日、私のところに松形監査課長がおいでになり、そうして、その説明によると、自治監査の結果、集約した段階でこれが表に出たのだという説明をされている。しかも、昨日の話の内容によりますと、...全文を見る
○達田龍彦君 では、その内容を説明願いたい。
○達田龍彦君 では、さらにお尋ねいたしておきますけれども、いま皆さんのほうで調査をされている内容は、観光業者やさらには商工業者あるいはサラリーマンに貸し付けている事実はないというのですね。これは農耕用として農業者に貸すのがたてまえになっている、よろしゅうございますね。そういう使用...全文を見る
○達田龍彦君 じゃ、私はこの問題は、一応本日の質問はこれで終わって、なお、私も内容的に検討いたしまして、さらに次の委員会でこの問題をお尋ねしようと、こう思います。
04月10日第58回国会 参議院 決算委員会 第10号
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○達田龍彦君 私は、時間が非常に少なくて、きわめて簡潔に質問をしたいと思います。  いま竹田委員のほうから、郵政の労務、人事管理を基本とするいろいろの問題について開陳がなされたわけでありますけれども、私はこの際、特に業務管理の一面をとらえて、郵政のあり方について御質問をしておき...全文を見る
○達田龍彦君 見込み違いとおっしゃいますが、郵政省はいま始まった事業じゃないんですよ。約百年近い歴史と、しかも実績と経験を持っているんです。皆さん——言うなれば郵政事業の官僚の皆さんたちは、プロですよ、これは。くろうとですよ。そういう人たちが、半年あるいは三カ月の食い違いがありま...全文を見る
○達田龍彦君 五千万枚の操作用ですな、これの根拠はどうですか。
○達田龍彦君 五千万枚は、これは会計検査院の指摘の中にあるじゃないですか、操作分五千万枚と見込んだ、その基準、根拠ですよ。
○達田龍彦君 回答それ自体が、そういうふうに認めましたというのじゃなくて、実績と客観性に基づいてこういうものはきちんと算出されているはずですよ、そうでしょう。そういう非科学的なヤマカンで、このくらいけっこうだろうというような発行のしかたをするわけがないのです、これは。会計検査院の...全文を見る
○達田龍彦君 会計検査院として、もう少しきちんとした判断の根拠を置いて私は御回答いただきたいと思うんです。私は、過去の実績から見て、こういう売れ行きの実績、各郵便局に配付する実績から見て、五千万枚というのはきわめて、過去の実績から見て高い数字になっているんですよ。そういう実績の上...全文を見る
○達田龍彦君 その消化の方法……。
○達田龍彦君 これはいま、いみじくも郵務局長が説明しましたけれども、消化の方法に困って、これを使っていただくように、青年の、何ですか、勤労青年に配ってみたり、お年玉の賞品にしたり、当初の計画はそういう計画じゃなかったのです。つくり過ぎてどうにもならないもの、だから、何とか消化した...全文を見る
○達田龍彦君 そこで、さらに私はまだまだ突っ込んだ御説明をいただきたいのでありますけれども、時間がないから……。まず、その中から一つ問題が出てまいりますのは、いまの説明によりますと、これは青少年に対して百五十万枚の無償配布をしたと、こういうのでありますが、この無償配布をした目的と...全文を見る
○達田龍彦君 その法律の何条何項ですか。
○達田龍彦君 その三条一号は、私は読んでみたのですけれども、これは物品となっていますね。一体郵政省で使うはがきや切手が物品として理解されるのですか。郵政省の場合、明らかにこれは商品ですよ。官庁の中における「国の事務又は事業に関する施策の普及又は宣伝を目的として印刷物、写真その他こ...全文を見る
○達田龍彦君 私はいまの会計検査院の説明にも納得いきません。明らかにこれはこじつけですよ。会計検査院というのは、そういう意味でもう少し公平に判断してもらいたい。これは明らかに商品ですよ。そういうものを消化の方法として便法としてとるというこのやり方は、まさしく私は好ましいやり方では...全文を見る
○達田龍彦君 周知の一環としてやったというならば、単なる広告ですよ。ところがあなた、この郵便書簡も一環としてやったということになれば、これは使えるでしょう、使えないですか。どうですか、そこは。
○達田龍彦君 明らかにそれだけのものが国から損失として出されているのじゃありませんか。単なるこれが周知宣伝のビラとして出されるなら、そういう解釈も立つでありましょう。郵政省から外に出たときは、これは明らかに商品として利用されるじゃありませんか。そういう考え方に立つ限り、いま会計検...全文を見る
○達田龍彦君 どうなっているのですか。
○達田龍彦君 実際には、お年玉とそれから勤労青年に、三百万枚と百五十万枚ですね、これだけのものが実際には郵便の量として、実際の有効なものとして使われるのじゃないですか。だからあなたのほうには損とはならないと言ってみても、現実にそれだけの仕事をしているということは実際上損じゃありま...全文を見る
○達田龍彦君 会計検査院はどう思いますか。
○達田龍彦君 この問題は、ただ会計検査院の解釈だけでは私は非常に問題があると思います。したがって、将来の問題として、私もさらに国会の中で逓信委員会その他で十分解明をしていきたいと思います。会計検査院もその立場から、十分この問題に対して一つの態度を出して処理の方法をきめてもらいたい...全文を見る
○達田龍彦君 この凸版印刷との契約は随意契約ですか、いまの説明では。これは従来のたてまえと、それから郵政省発注の印刷会社は大体どういうところがあるのか、そういうことがわかれば、御説明いただきたいのですがね。
○達田龍彦君 なぜこれは印刷会社が引き受け手がなかったのですか。説明されましたか。説明していなかったら説明してください。
○達田龍彦君 そこをもう少し私は聞きたいのでありますけれども、実は私が知っている範囲では、一気に短時間で一億枚という発注になったために受注されなかった。ところが、これは大体この発注のしかたとしては、普通郵政省としてはどうですか、注文する場合においては、四半期ごとに注文しているので...全文を見る
○達田龍彦君 それにもごまかしがありますよ。あなたはコストの都合だと言っておりますが、だから私はさっきから実は契約書がほしいのですよ。この契約は、一万枚当たり幾らという契約をしていますよ、そうでしょう。五千枚だから単価が幾ら、一億だから幾らだという契約じゃないでしょう。ごまかしで...全文を見る
○達田龍彦君 私は、それはどうもあとからの説明であって、内容的にはそういうものじゃないと思います。これはもう少し契約書の内容ですね、それから実際に幾らで入札され、幾らで契約をし、幾ら支払ったのか、その積算の根拠、それをひとつ資料で出していただきたいと思います。よろしゅうございます...全文を見る
○達田龍彦君 そこでいま初めてだからと、こういうお話です。これも私は問題であると思うのです。御承知のとおり、この前の、この郵便書簡になる前は簡易てがみだった。そうでしょう。規格も内容もほとんど変わっておりませんよ、これは。これの実績というものは会計検査院が指摘しておるように、年間...全文を見る
○達田龍彦君 私はいま大体解明した中で、まだ多少の法的な問題、あるいは実情の中でたいへんこれは問題をはらんでおります。特に国民の目から見ると、何かこれは意図的に今回こういうことが四十一年度行なわれたのではないか。当時ガンの切手の場合にもそういうことが論議をされ、郵政省は国会の場で...全文を見る
○達田龍彦君 そこで、まあ一番最高責任者の郵政大臣が、むしろ考え方によっては廃棄処分にすべきではないか、私もそう思うのです。確かにいま言われたように、郵便収入の面から考えても、郵便の企業採算上から考えても、これはたいへん問題がある。郵便事業はそれほど裕福ではないのです。私は、郵政...全文を見る
○達田龍彦君 これは大臣はかなり前向きの回答をされておりますけれども、この無償配布したのは、大臣の就任したときに無償配布しているのです。だから、わしは知らないという話にはならないのです。ですからこの点は、これはひとつ十分配慮していただいて、いま申し上げたように、あまりこれを売るた...全文を見る
○達田龍彦君 そこで、最後にお尋ねをしておきますけれども、もしこれによって国損が出たらどうしますか。責任はどこにあり、だれがとるのですか。これは一般の民間企業でしたら、こういうことをしたら支店長以下、重役以下全部首切りますよ。浅見さんじゃないけれども、支店長以下やめろと。民間企業...全文を見る
○達田龍彦君 だから、一応そういう状態になったらどうしますかということを聞いているのです。あなたの決意を聞きたい。そういうふうに、あなたが検討してみたい、これは見込み違いだと、そういう、長になる人が甘いものの判断をするから、下がだらしがないんですよ。でたらめをやるんですよ。企業努...全文を見る
○達田龍彦君 実はもう私の持ち時間が五分そこらしかないので、まだ、きょうお呼びをいただいておった郵政犯罪の問題についても、私はいろいろ問題をかかえておって、お忙しいところ各局長おいでをいただいておりますけれども、時間が実はないので、この郵政犯罪の問題は、あとで何らかの機会——これ...全文を見る
○達田龍彦君 これで最後ですが、いまの問題は時間がありませんし、いまの総裁の御答弁で大体そういう決意でおやりになればまあこういう問題も出てこないし、国民も業務に対して非常に信頼を高めていくのではないか、こう思いますので、ひとつそういう意味で十分配慮していただきたいと思います。 ...全文を見る
04月18日第58回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
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○達田龍彦君 私は、この法律に対して、若干政府の見解をただしておきたいと思うのであります。  いま提案の理由にございましたように、駐留軍労働者の雇用の安定の確立、さらには離職者対策の拡充強化については今日までしばしば国会でも取り上げられ、さらには唯一の労働団体でありますところの...全文を見る
○達田龍彦君 私は、考え方として若干甘いような気もいたすのであります。それは、昨年の十二月の答申というものは、やはり暗い見通しを前提にしての答申が出ておる。そういう意味では、雇用の増大ということよりも、離職の増大ということが将来の展望の中にかなり強いのではないか。そういう面に立っ...全文を見る
○達田龍彦君 大臣、原稿をお読みになるのはけっこうだけれども、私が質問しているのは、具体的な問題としてはそういうことに入らなきゃなりませんけれども、私が言っているのは、雇用の安定対策、それから特別給付金の増額、あるいはその制度の改定という問題について何ら前向きの提案が政府として持...全文を見る
○達田龍彦君 それでは、あの決議の内容に対しまして、私は、具体的に政府の考え方、方針をただしていきたいと思うのであります。  これはまあ当然のことでありますけれども、今回政府が五カ年間の延長をして法律改正を提案をしておると、こういうことになりますと、必然的に、今日まで制度として...全文を見る
○達田龍彦君 いつも、回答というのは、すみやかに検討中ということでありまして、これはきまり文句でありまして、一体、検討というのは、よくなって検討するのか悪くなってするのか、趣旨からいったら悪くなるということはないと思うのでありますけれども、ある程度考え方というものを、検討という表...全文を見る
○達田龍彦君 これは改正に伴う当然の措置であると思います。ただ、現行の制度の中でも、なおかつ内容的に不満と不備が私どもにはあるのであります。したがいまして、内容の面につきましても、十分実情に合うように、客観的諸情勢に適合するような措置、対策というものをひとつ御努力をいただきたいと...全文を見る
○達田龍彦君 いまの回答では、まあ上限の問題よりも非常に控え目の消極的な御回答に受け取れるのであります。実情として、予算の問題、他の制度との問題等から、たいへん困難な事情があることはよくわかるのであります。しかし、私は、労働行政の中でこういう特徴ある問題をどう伸ばしていくかという...全文を見る
○達田龍彦君 さらに債務保証の問題についても第三点として触れておるのでありますが、この内容を検討してみますと、これまた、昨年でございますかこれの制度ができたのでありますけれども、きわめて運用されている実績は少ないのであります。これは、どう運用していくかということについて認識が不足...全文を見る
○達田龍彦君 では、最後に、私は、いま御回答がありましたように、内容的には相当今後努力をしていただかなければならない内容もあろうかと思いますが、ぜひひとついま表明された態度を貫いていただきまして、実のある実効のある運用といいますか措置を特に御配慮をいただきたいと思うのであります。...全文を見る
04月25日第58回国会 参議院 農林水産委員会 第12号
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○達田龍彦君 私はまず総合資金制度の問題について質問をしたいのであります。  この制度のねらいはすでに御説明がありましたように、農業経営の拡大による自立農家の育成ということを目的として総合資金制度が創設されるわけでありますけれども、たしかにねらいとしては大へん画期的な特徴のある...全文を見る
○達田龍彦君 それで私は今日までの、三十六年以来農基法農政というものがしかれまして、生産性の高い農家の育成というものを目的に置いて農政が営まれてまいりました。同時にこれには、農業金融制度というものが、農業を発展させるために裏づけとして各施策がとられておるのであります。この前参考人...全文を見る
○達田龍彦君 いまいろいろ御説明の中に私は相当議論をしなければならない問題点をかかえていると思います。きわめて一方的な御判断であって、農政がまるでうまくいっているようなお話でございますけれども、私はたいへん問題のある発言であると実は考えております。特に兼業農家のあり方についてもけ...全文を見る
○達田龍彦君 この総合資金制度というのを私が一番心配するのは、いまの農家では借金を、いわゆる融資を受ければ受けるほど農業が苦しいという農家がたくさんあるのですよ。それは一部の大農で自立経営農家に到達しようというような条件にある農家はある程度前進をしておるでありましょう。しかしそう...全文を見る
○達田龍彦君 どうも大臣の話では、今日までの農基法下の六年の農政に対する認識とさらには反省が欠けているように私は考えます。先ほどから私が言うように、農基法下の農政というのは、私は触資行政にあまりにも重点が置かれて、それをこなすだけの農家の環境と態勢にないところに消化不良を起こして...全文を見る
○達田龍彦君 さらに論議を進めてみたいと思いますけれども、この総合資金制度を実施される場合に、農林省では、この対象農家を千戸ですか、考えておられるようであります。これは確かに農家というものを単位に、しかも総合経営の中にまで触れた資金制度でありますから、画期的であることは間違いない...全文を見る
○達田龍彦君 所得目標と規模はわかりましたけれども、今後のその融資のワクですね、それはどの程度まで考えておるのか。それから農基法農政下の構造改善によって自立経営農家というものが、農業白書によりますと大体一〇%程度ですね。これは年間一%くらいずつ上がっている程度ですね。前々年度が八...全文を見る
○達田龍彦君 これはね、こういう画期的な、しかも金融制度としては将来農業金融のこれは基本になるものではないかと、そういう位置づけを農林省はして期待をしているんじゃないか。そういうものに対する政府の将来に対する具体的な方針が私は確立されておらなければならぬと思うんです。五千戸にする...全文を見る
○達田龍彦君 いずれにしても私はこの将来の農政の基本をなす自立経営農家、さらにそれを支えるための特に融資行政の中心をなすであろう総合資金制度の将来の展望と方針、こういうものは早急にお立てをいただいて、明らかにしてもらいたい。そうしないといま申し上げたように、農政の中における何とい...全文を見る
○達田龍彦君 そういう判断ではいけないですよ。農家を一つつくるならば、その波及効果によって地域やあるいは場合によってはその集団にどういう波及効果が行なわれる……。これは野放しではできませんよ。やっぱり波及効果が行なわれるまでの施策と対策がなければならぬですよ。あなたはそう思うとい...全文を見る
○達田龍彦君 もう少しなるほどと思うような回答をしていただかないと、そういうあいまいなことで、自信のないことで私は法律を通すわけにいかぬという気がしてなりませんよ、これは。ただ、この場だけで回答をすれば、そうすれば法律は上がるわと、そういうことで私は法律を通すわけにはまいりません...全文を見る
○達田龍彦君 まあその格差の拡大にはならないという御判断ですね。どうですか。
○達田龍彦君 それはだめですよ。兼業農家がいまのままでは格差の増大することは間違いないのですよ。それはあなたらがやっておられる農基法上の農政というのは、零細農家と一定の基準以下のものは農政の対象としてのあり方が非常に薄いからですよ。そのままではそういうことになるのです。私はそう思...全文を見る
○達田龍彦君 私はいまの御意見にもまだ相当議論があります。異論もあります。私は、考え方としては、企業的農業経営に早く到達するためには、もちろん集団的生産方式、集団的ないわゆる営農団地構想だけが唯一のものであるとは考えません。私はいま局長が指摘をされましたように、中核的な自立経営農...全文を見る
○達田龍彦君 少し論点がしぼられてきたし、また考え方も大体私もわかる面が出てまいりました。そこで、私は今の説明の中でもちょっとひっかかるのは、将来の農業は広域農業でなければならぬし、それから広域農業であることが日本農業の生産性を高める結果になると私は思います。  そこで私の考え...全文を見る
○達田龍彦君 活用されておるにもかかわらず、今日兼業農家や零細農家が、いわゆる経営規模の拡大、生産の増大につながっていないという欠陥を持っておるわけでありますから、やはり今日の制度の中ではきわめて不十分であるということは指摘できると思う。でありますから、そういう両面をとらえて進め...全文を見る
○達田龍彦君 基本的な問題についてもう少し論議を進めたいのでありますけれども、大体の農林省の考え方というものも出ておるようでありますので、基本的な論議はこの程度にしたいと思います。  そこで、これは特徴の中に出ておりますけれども、確かに総合資金制度というのは階層別融資制度である...全文を見る
○達田龍彦君 それからこの総合資金制度実施後の対象農家の、これはまあ私はこれをつくられる前にどういう農家がどういう地域におってそれがどういう効果をあらわすという青写真なり、想定計画というものがなければならぬと実は思うのですが、そういうものをお持ちですか、おつくりになっておれば明ら...全文を見る
○達田龍彦君 この自立経営農家の今日の分布状況というのですかね、その資料がありますか。それから今回の総合資金制度によって対象となる農家をどういう地点に求められておるのかですね。それはありますか。あれば資料としてお出しいただきたいのです。
○達田龍彦君 そうしますと、これは千戸というのは金の総ワクが千戸程度だったから千戸と、こうきめたんですか。それとも今日の日本農業を取り巻く諸情勢、置かれている客観的な条件の中からこの程度は今年度やらないと日本農業の発展進歩に影響があるとか、立ちおくれるとか、そういう客観的な内容の...全文を見る
○達田龍彦君 これも私は将来この総合資金制度あるいは自立経営農家の構造改善事業の中における位置づけと役割り、それから政府の将来に対しての方針なり、さらには今回の千戸がその中で一端のにない手を具体的にどういうふうに負い、それがどういうふうに伸びていくか、そういうことを本来行政庁とし...全文を見る
○達田龍彦君 それからこの融資対象農家の推定でありますけれども、これはこの制度に対してはたいへん重要な問題だと思います。それでこれは農林省としては一定の基準と方法をお持ちであろうと思います。地域性の問題だとか、その他農協その他の意見の反映を十分していただいて、その中から推定すると...全文を見る
○達田龍彦君 さらにこの公庫資金のほかに、今回は農業近代化資金、それから運転資金、これがセットで協調融資されるわけでありますけれども、これに対して円滑に協調融資がなされるための何らかの措置をお考えになっているのかどうか。その場合にやはりこれも通達ですか、それとも何かそれ以上の政令...全文を見る
○達田龍彦君 私はまだほかに、こまかな問題になりますけれども……。総合資金の問題は、大体基本的な問題それから関連する諸問題は解明を得ましたので、次に卸売市場の近代化資金の問題について質問をしてみたいと思います。  この卸売市場の近代化資金の問題は、さほど政策的に大きな論議がある...全文を見る
○達田龍彦君 それから私が一つ理解ができないのは、この中央卸売市場法にいうところの市場になる資格条件を備えておりながら、これが民営、公営を問わず、そのままこの地方市場としての性格で運営をされている市場があるのですね。考えてみれば、中央卸売市場法の適用下の市場にしたほうがこの政策の...全文を見る
○達田龍彦君 そこで地方の市場の一まあそういう方向で進められていると思いますけれども、改善整備というものは緊急な重要な問題であると私も考えております。ところが、これは私は長崎でありますけれども、長崎の青果の公設市場なんかは、市の条例か何かでせりのやり方とかいろいろなものをきめてお...全文を見る
○達田龍彦君 それで過般、これは市場の対策協議会というのがありまして、それでもって地方市場の改善整備についての報告が出されておりますね。この指摘されている問題点に対してどういう措置と対策をおとりになっておるのかですね。これ要点だけでも明確にしていただきたい。これは説明が非常に長く...全文を見る
○達田龍彦君 そこで、これは私のところで起っている問題ですけれども、いま局長の御説明にありましたように、流通機構の問題が都市の交通渋滞の非常な原因をつくっている要素があります。それから非常に不経済な、不合理な荷さばきをやっている面もあります。そこで、私の長崎の市場は青果市場と魚市...全文を見る
○達田龍彦君 ちょうど水産庁長官おいでのようでございますので、これも移転に伴って、水産市場と青果市場との間でかなり問題が出てまいっておりますけれども、長崎の港は漁港の指定を受けておりますね。漁港の指定は、漁業目的以外、漁業施設以外に埋め立てることはできませんか、法的に。どうですか...全文を見る
○達田龍彦君 大体わかりましたけれども、ただそういう市場の移転については、確かに利害関係もあります。しかし、同時にこれは公共的な性格を持っておりますから、利害関係者だけの協議や、話し合いではつかないのが多いのであります。でありますから、そういう意味でまた地方政治との関連において、...全文を見る
○達田龍彦君 それから、これは青果市場も魚市場もそうでありますけれども、卸売り人の市場の中における数の規制ですね。これはたいへんまちまちですね。これも全国的に見ますと、たとえば九州の場合、福岡の市場は青果の場合は一つの卸売市場でやっていますね。長崎市の場合は青果が五つの業者でやら...全文を見る
○達田龍彦君 これは進めてまいりたいということでなかなか進みませんので、何かやはり強力な施策を私は打ってもらいたいと思う。たとえば荷受けの場合でも、私が知っておる範囲では、荷受けの資本力が弱いために信用力がこれまた弱い。したがって安定的に安い良質の品物が市場に荷受けできないという...全文を見る
○達田龍彦君 検討をした上でということですが、検討して結果によってはやるということでしょうが、一体どういう点が問題で、ここへ一気に入れられなくなったのですか、地方の仲買い人は。
○達田龍彦君 そうしますと、これは検討した結果、やはり地方卸売市場の仲買い人もこの近代化資金の融資ワクの対象にすることは、将来はあるのですか。これはどうですか、そこは。
○達田龍彦君 それから消費市場と産地市場の区分けですね、これは法制上規定があるのですか、それとも行政指導で区分けをしているのですか。
○達田龍彦君 そうすると、長官にお尋ねしますが、産地市場の整備計画というのは漁港整備計画の一環の中にあってそれを具体的に進められておりますか。それで、それを今回の近代化資金の対象外とすることについて水産庁としてはいいのですかどうですか、その辺の考え方。
○達田龍彦君 それで先ほど経済局長から御説明がありました、確かに私は中央卸売市場の整備ももちろん必要でありますけれども、地方市場の整備、とりわけその経済活動を行なっている内容その他いろいろな規制をしなければならぬ問題が行政上私はあると思います。こういうもろもろの問題をいわゆる何と...全文を見る
○達田龍彦君 いずれにいたしましても、地方卸売市場の整備の問題については、十分熱意を持って真剣にお取り組みをいただきたい。と同時にまた、地方の仲買い人に対する融資の問題、それから経営規模の拡大の問題、これについてもひとつ早急に、この人たちにも融資の対象になるように、そうして経営規...全文を見る
○達田龍彦君 最後でありますけれども、これは、生鮮食料品の小売業者の取り扱いが今回の近代化資金の対象にもなっておりません。ただ、食料品の小売りの場合の国民金融公庫からの食料品小売業特別枠の融資があるようでありますね。これが一体、農林省と大蔵省ということで、一元的にしたほうがいいの...全文を見る
○達田龍彦君 最後に大臣に、いままでの両資金制度の問題について私いろいろの問題を提起して御議論もいただきました。農林省の見解も承りましたけれども、なお今後この農林水産行政の中で意欲的に前向きで取り組んでいただかなければならぬ問題がたくさんあると思います。特に総合資金制度の問題につ...全文を見る
○達田龍彦君 ただいま可決されました農林漁業金融公庫法及び農業信用保証保険法の一部を改正する法律案について、自由民主党、日本社会党、公明党三党共同による附帯決議案を提出いたしますので、御賛同をお願いいたします。  案文を朗読いたします。    農林漁業金融公庫法及び農業信用保...全文を見る
05月10日第58回国会 参議院 決算委員会 第17号
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○達田龍彦君 時間が非常に短いわけでありますから、ごくかいつまんで、まず、前回の四十三年の三月十三日に、私が当委員会で取り上げました国有林野の貸し付けの問題について、さらに質問をしておきたいと思うのであります。  まずお尋ねをしたいのは、当時の委員会の状況によりますと、観光業者...全文を見る
○達田龍彦君 この高松の屋島の観光業者に貸し付けになっておりますけれども、私も資料をいただきました。その中で問題になるのは農耕用地でございますから、農業者以外に貸し付けることは、まず農地法のたてまえ上できない。法的たてまえがあるわけです。現実に貸し付けを受けておるのは、屋島観光株...全文を見る
○達田龍彦君 いまの説明で私はどうしても納得いきません。これは地元ではたいへん問題になった貸し付けの内容ですよ。ここの社長大久保さんというのは、これは聞くところによると高知の前の県会議員の方だと承っています。これには政財界が一緒になってこの屋島の観光開発をしたときに非常に疑いを持...全文を見る
○達田龍彦君 農耕用として貸し付けられておるならば、今日の農地法のたてまえからいくと、農業者以外には貸してはならぬはずです。どうですか、その点は。
○達田龍彦君 ですから、この経過から見ても、また地元の実情からも、私が調べた調査の内容によっても、しかも今日使われているのも農耕用地として使われている。農耕用地として使われている限り、農地法上のたてまえからいったら、観光業者に貸すことはできないんですよ。それをいま林野庁のほうでは...全文を見る
○達田龍彦君 そういう見方をしたということですけれども、これは貸してしまったものだから、そういう見方をして逃げる以外手はないのですよ。現地はそういうものではないということを私に報告をしてきています。あなたのほうの機関ではないけれども、現地ではそういうことが言われており、現実にこれ...全文を見る
○達田龍彦君 ではそれはそういうことにしまして、そこで、今日貸し付けられている総件数の中で、あなたのほうの実態調査の結果、約千五百八十三件というものが改善され、または改善しなければならない総件数になっておるようであります。これはある意味では粗放利用であり、未利用であり、目的外利用...全文を見る
○達田龍彦君 私はいまの御回答、どうも実は納得いかないのであります。なぜならばこの粗放利用になり未利用になる地帯は、兼業農家が中心であるために、これがそういう結果を生んでいるのであります。それは農業生産において生計を立てようという人じゃないわけですから、どうしても高度利用というこ...全文を見る
○達田龍彦君 私は、いま長官のほうで検討もしたい、そういうことでありますけれども、先ほども申し上げたように、兼業農家の方々が非常に多い、しかも、その土地の高度利用ができないような地形にある、そういう状況もございますので、やはりどうしても粗放になる、未利用になるような主体的な条件が...全文を見る
○達田龍彦君 この簡易書簡の問題について、前回の委員会で私は取り上げまして、その中で残された問題が数点ございます。あらためてこの委員会でただしておきたいと思うのであります。実は郵政大臣においでいただかなければ解決しない問題がございます。それは委員会において郵政大臣が言明されている...全文を見る
○達田龍彦君 これは大臣がいなければ困るのですがね。実は当時の委員会では大臣は、これはもう廃棄したほうがいいのではないかという意味の御発言があったわけであります。ところが、委員会が終わりました直後に、新聞記者の皆さんに対して、これは廃棄するということを正式に言明をされている。その...全文を見る
○達田龍彦君 私はそれはたいへんに迷惑だと思うんです。実は新聞に載っておりましたよ。郵政省出身だから新聞に取り上げてもらったんじゃないか、だから売れ行きがよくなったんだと。実は私迷惑しているんです。でありますから、私はいずれにしても、いま次官おっしゃられましたように、これが売れ行...全文を見る
○達田龍彦君 郵政省はどうですか、いまのことに対して。
○達田龍彦君 では時間がないので最後に次官にお尋ねをしておきます。これは大臣が最後まで来なかったことをたいへん私は残念に思います。  そこで、次官にお尋ねをしますけれども、一体これの責任はだれがとるのですか。責任はどこにあってだれがとるのですか、一体。
○達田龍彦君 それが私にはたいへん手ぬるいと思います。現実にこの計画は一年計画の中で消化することを考えておられるわけで、それがこんなふうに残っておるわけでありますから、当然私はその責任の所在を明確にすべきだと思います。そういうことをしなければ、将来こういう怠慢な、ずさんな計画が乗...全文を見る
05月17日第58回国会 参議院 本会議 第22号
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○達田龍彦君 私は、日本社会党を代表して、今日、国民の重大な関心と大きな政治問題となっております、アメリカの原子力潜水艦ソードフィッシュ号にかかわる異常放射能事件に関して質問を行なうものであります。  すでに一部報道され、国会でもたびたび取り上げられているように、この事件は御承...全文を見る
10月25日第59回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第2号
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○達田龍彦君 この八月の二十八日、二十九日でありますけれども、日韓の定期閣僚会議におきまして韓国ノリの一億枚を追加輸入するという問題が提起されてまいっております。そこで、この問題が提起されまして、国内では御承知のように放出かあるいはこれを凍結するかということで、新聞その他のきびし...全文を見る
○達田龍彦君 大臣の時間がないので、大体経過は私もわかっておるのです。ところが問題点は、その態度を決定した理由がほしいのです。そういう点についてはあまり触れられないで経過だけを言われたのでは、時間をとるばかりで本質的な論議になりません。したがって、もう少し要点をとらえてひとつ御説...全文を見る
○達田龍彦君 いまの態度ですと、単なる参考程度に経緯をお話したところが、自主的にのり協会が判断をしてきめたと、こういうふうに判断をしていいわけですね、再度お尋ねをしておきます。
○達田龍彦君 もう少し尋ねたことに的確にひとつお答えをいただきたい。いまの回答では回答になっておりません。これは大臣の時間もありますので、あとでさらに私は解明したいと思いますが、そこで理由についてもう一点お伺いをいたしておきますけれども、一体この一億枚の追加輸入は、まあいろいろ理...全文を見る
○達田龍彦君 それでこの輸入にあたりまして、生産者団体はもとより業界それからさらにこの放出をしないという決定に基づいて、一般の消費者等から、今回の水産庁がとった態度に対して大きな不満と反発が出てまいっておるわけであります。特に私、ここで重要な問題だと思うのは、いま御承知のとおり日...全文を見る
○達田龍彦君 最後にひとつ時間がないので一点重ねてお尋ねをしておきます。  いま大臣の言われた中で、私はまだ釈然としない問題点、それから非常に反論したいこともあるのでありますけれども、時間がないから言いませんけれども、いまの中で確かめておきますけれども、のり協会が新ノリができる...全文を見る
○達田龍彦君 けっこうです。大臣がいらっしゃるところでひとつ回答をいただいた内容について、私は私なりの見解で解明し、論議したいと思っておりましたけれども、退席をされますので、長官を中心にしてなお内容の解明をしていきたいと考えておるのであります。  そこで、いま大臣の言われた中に...全文を見る
○達田龍彦君 肝心のところを誤解して回答されたのでは何にもならぬのでありまして、いま私が聞いているのは、すでにあなたは三月の段階における第一次のノリ契約の際に韓国とすでに密約されているということが業界紙にも載っておりますし、韓国側からもそういう話が出てまいって私の耳にも入っておる...全文を見る
○達田龍彦君 それでは、公取のほうからおいでになっておりますか。——公取に一点お尋ねをいたしておきますけれども、いま大臣の説明と長官の説明によりますと、今回の一億枚のノリの凍結は業界の自主的な決定によって凍結をしたということが言われておる。私は、これは公正取引委員会としては、公取...全文を見る
○達田龍彦君 これははっきりしているわけですから、きちんとした態度で、この問題は公取としての立場を明確にすべきだと思うのです。私は国会の中で先ほどのような回答が出るとは実は思わなかったのであります。ところが、長官の先ほどの態度によりますと、自分らとしては、参考のために経緯を話した...全文を見る
○達田龍彦君 そこで、長官にさらに——私は、非常に長官の回答というのは、私が理解している内容とは非常に違うんです。では、お尋ねをいたしますけれども、これは日刊紙に、普通の新聞に、私が見たところによっても、それから業界紙等から見たところによっても、あるいは、生産者団体——私も長崎県...全文を見る
○達田龍彦君 これは、私はのり協会内部における議事録も見せていただいております。それから業界紙もこれに対して明確にいたしております。これは将来、私は再度機会を得て明確にしたいと、こう思っております。  それで、まだ本質的なものが実はこの中にもたくさんあるのです、農林行政に対して...全文を見る
○達田龍彦君 これはいま説明の中にもありましたようにたいへん重要な問題です。生産が平年並みにとれながら、現実にはノリがどんどん高くなる。しかも在庫がふえる。国民はだんだんノリを食生活の中に使うことから遠ざかっていく、こういう状態が出てきておるのであります。しかも、それは一部の問屋...全文を見る
○達田龍彦君 では時間もございませんから本日はこれで終わりますけれども、次の機会までほかの問題については保留をしたい、こう思います。
11月20日第59回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第4号
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○達田龍彦君 前の委員会で、例の韓国から追加輸入された一億枚のノリの問題について、いろいろの角度から政府の見解なり問題点を追及してまいりまして、前の委員会では時間が非常に不足をいたしておりまして保留をした問題、あるいは今後さらに検討していく問題が残されておりますので、さらにこれら...全文を見る
○達田龍彦君 さっぱり回答が要領を得ないで、納得できませんが、一体水産庁としてはどういうお考えを持っておるんですか。それから業界は、どういう点に問題を感じておるんですか。具体的に御説明願います。
○達田龍彦君 生産期には出さないという内部の取りきめは私どもよくわかっているんであります。ただ、いまのお話では一体どの辺に放出の時期を置いておるのかめどが立ちません。一体十一月の末に放出をするのか、十二月の初めに放出をするのか、あるいは十二月を越すといよいよ新ノリの出回る時期でご...全文を見る
○達田龍彦君 だからね、長官。いまの回答だって十分かかっているんですよ。初めからそれを言えば十分のロスの時間はないんですよ。一時間の質問の時間の中で初めから、いつだと言ったら、一、二週間の間だと、こう言えば、あなた一分で済む話が十分もかかる。そういうくどい答弁をやらないで、はっき...全文を見る
○達田龍彦君 よくわからないのですがね。時期の問題がはっきりしないから結論が出せないというのですか。それとも検討の結果法律に照らして違反にならないというのが解釈なのか、そこら辺を明確に御答弁いただきたい。
○達田龍彦君 そういう公取委のあいまいな態度が今日物価問題やあるいは一番弊害の出ている独占の方向へものが進められている結果をつくっているのです。それは私がいまから言うまでもなく、いま日本のこういう価格形成やもののこういう取りきめについて、公取委の立場というものは今日の状態では何と...全文を見る
○達田龍彦君 ですからそういう問題について公取委としては再度検討する意思があるのかないのか、その点を明確にしてもらいたい。
○達田龍彦君 時間がありませんので次に移りたと思いますが、水産庁にお尋ねいたします。これは大臣が適当だと思うのでありますが、この前の委員会で論議した中で、今回の輸入ノリは物価調整のために輸入したのではない、あくまでも片貿易という貿易上の事情あるいは韓国との親善関係が中心であった、...全文を見る
○達田龍彦君 全く回答になっていないと思うのです。ではこの問題についてもう少し突っ込んでお尋ねをしたいと思いますが、一体水産庁は、そうおっしゃるなら、いわゆる輸入をどれだけする、あるいは場合によっては国内生産でまかなう、こういうわけのわからぬことを言っておりますが、一体国民一人当...全文を見る
○達田龍彦君 少しはっきりしてまいりましたけれども、いずれにしても国内の生産を伸ばし、そうしてその中で需給関係に見合った輸入をしていく、これはもう基本だろうと思うのです。それで生産は国内では私は伸びていくのではないかというふうに考えておりますけれども、ひとつここで生産漁業家に、ノ...全文を見る
○達田龍彦君 それでもう一つノリの問題でお尋ねをしておきますが、今日ノリ行政は非常に検討、改善すべき問題点が多いと私は考えております。よくいわれるところのバノコン——バナナ、ノリ、コンニャク、これは利権行政の最大のものといわれております。今日も輸入業者の権利というのは眠り口銭とい...全文を見る
○達田龍彦君 時間もありませんからノリの問題はこれで一応終わります。     —————————————  次に順序を変えまして密漁の問題を一、二点御質問しておきたいと思うんであります。海上保安庁の方おりますか。——実はいま、特に私は長崎県でありますから、この漁業の問題につい...全文を見る
○達田龍彦君 いま私が申し上げましたように、どうも最近の密漁は非常に悪質、巧妙化しておって、たとえば船名を隠すとか、許可番号を隠すとか、あるいは凶器を振り向けて逃げるとか、こういうように非常に悪質で、しかも巧妙化し、それから船のスピードアップをする、こういう傾向が非常に強くなって...全文を見る
○達田龍彦君 私も、一つは取り締まり対策を強化する。その場合水産庁とそれから海上保安庁とそれからおのおのの県が一体になった監視体制というものをつくっていく。しかし、私はこれだけではよろしくないと思います。密漁が行なわれる原因というものは、 いま長官ちょっとお触れになったように、非...全文を見る
○達田龍彦君 ではいまの問題は特にそういう漁業権あるいは漁業地域、それから特に長崎県の場合には三千七百キロという非常に海岸線の長い海洋県でありますから、それらの県の意向も十分くみながらそれらの県とも十分連携をとりながら、特に漁業区域の調整の問題等については水産庁が主導を握って調整...全文を見る
○達田龍彦君 では、そういう考え方ですと、具体的な問題を提起してお尋ねをいたしていきます。  かねてから農林省が計画いたしております例の長崎の諌早干拓の問題であります。この干拓は一体どういうふうにお考えになりますか。将来この干拓に対して——いまの経済環境あるいは農業を取り巻く諸...全文を見る
○達田龍彦君 現段階では、いままでの計画どおり進めるということですね。いいですか。そうすると、いま問題になっているのは、一体、いわゆる着工にまだかかっていないわけですね、予算はついておるけれども。調査費がついておりますよ。着工がおくれておるのですね。現在ここに資料持っておりますけ...全文を見る
○達田龍彦君 三年前からそういう答弁ばかりですよ。せっかく話し合いをしています、折衝しています、それが三年続いているのです。そうじゃなくて、具体的にどういう話し合いで、どういう原因があって話し合いがつかないのか、それから農林省としては一体どういう努力を今日までしてきたのか。いまあ...全文を見る
○達田龍彦君 今日の状態では前の状態から全然前進をいたしておりません。逆に、私は現地の事情もよく知っておりますけれども、内容はむしろ悪くなっておるのであります。そういう上に立って問題の判断と解決をしなければなりません。私は十月に熊本の農政局長とも視察の際に会いまして、一体見通しは...全文を見る
○達田龍彦君 そういう答弁をするからなお漁民や農民の皆さんは懸念するのです。おそらくこういうものは田でもって田をつくったんでは経営が成り立たぬから、工業団地や工業敷地、そういうものに大半を持っていかれるのではないかという気持ちが漁民にあるから一つは反対するのですよ。それは、いま申...全文を見る
○達田龍彦君 実はそういうあいまいなことを三年間大蔵省は言ってきているんです。だから、大蔵省としてはこの際やはりある意味では明確な立場をとる時期もなければならぬと私は思うのです。それはいま申し上げたように、一体補償交渉というものが見通しがあるのかどうかということを十分私は見きわめ...全文を見る
12月18日第60回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号
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○達田龍彦君 まず、私が長官にお尋ねをいたしたいのは、昨年の佐藤・ジョンソン会談におきまして沖繩の一体化政策というものが政策の重点として取り上げられ、いま御説明になったように進められてまいっておるのであります。声明の内容によりますと、一体化政策というのは、復帰の際の摩擦を最小限に...全文を見る
○達田龍彦君 来年度の沖繩援助の予算規模ですね、どの程度にお考えになっておりますか。そして重点はどこに置いて考えておられるか、お尋ねしたいと思います。
○達田龍彦君 ぜひ来年度の予算要求については、沖繩の、琉球政府の要求をいれて実現をはかられるように御努力をお願いしておきたいと思うのであります。  そこでこの一体化政策の中で、まあ言うなれば終戦処理的なものがまだ郵便貯金の取り扱い以外にも私はあると考えておるのであります。まあ、...全文を見る
○達田龍彦君 先ほどの長官の所信表明の中で、一体化の一応のめどを三カ年ということにお立てになりましてお進めになっているわけですね。今回の臨時国会における予算委員会の中で首相は、来年の秋に返還のめどをつけたい、返還の実現が可能かどうかということはその上に立ってきまることである、こう...全文を見る
○達田龍彦君 時間がないようでありますから、最後に一点だけ長官にお尋ねをいたしておきますけれども、その一体化政策は分離返還に通ずるという御意見があるのであります。一体化政策を進めていって、最終的に基地の態様がきまらなければ一応基地は現在固定のままで施政権の返還を先にやってしまう、...全文を見る
○達田龍彦君 では、外務大臣がお見えでございますから大臣にお尋ねしたいと思うのであります。  まず大臣にお尋ねをいたしたいのは、臨時国会の衆参の予算委員会の中で、いろいろ沖繩問題が今日の政治の重要問題としてだいぶ時間をこれにさいて論議がかわされてまいっておるのであります。時間の...全文を見る
○達田龍彦君 私が特に聞きたいのは、来年の秋にアメリカと交渉をされる際に、日本の政府の方針として、基地の態様を、いまいろいろと言われておるいろいろな態様がございますけれども、この基地の態様についても、日本政府としては方針をきめて秋の交渉に臨まれるという方針であるかどうか、この点を...全文を見る
○達田龍彦君 基地の態様をどうするかということを具体的にきめる段階ではないということは、予算委員会等における首相の発言でも明確であります。ただ、交渉される際に基地の態様をどうするかということをきめて交渉に当たられるのかどうか、それを私は聞いているのであります。ですから、いまいろい...全文を見る
○達田龍彦君 どうも、いま外務大臣のお話によりますと、委員会ごとで回答の態度が違っているように思うのでありまして、きわめて私は遺憾に思うのであります。これは昨日の新聞の伝えるところによりましても、大臣は、基地の態様の問題と返還の問題についてはセットとして交渉に当たりたい、その方針...全文を見る
○達田龍彦君 そこで、いま大体のスケジュールに対する考え方が述べられたわけでありますけれども、この秋の訪米にあたって外務省で一応レールを敷かれるわけでありますね。その敷かれる内容の中に、一体基地の態様を日本政府の態度としてきめて持っていかれるのかどうか、これが私は問題だと思うので...全文を見る
○達田龍彦君 大臣からこれ以上の確とした回答は出ないようでありますから、次に進みたいと思いますけれども、いま沖繩のアメリカ軍の基地の中に一体どういう核兵器が持ち込まれておるのか、外務省で把握している面があれば、お答えをいただきたいと思うのであります。
○達田龍彦君 何も承知してないというのは、きわめてまたとぼけたお話でございますけれども、沖繩が核基地であるということは常識でございます。ただ、外務大臣の立場として、アメリカが言っておるように、核基地があるあるいは核基地がないということを言うこと自体が抑止力の効果を少なくすることだ...全文を見る
○達田龍彦君 大臣ね、とぼけるのもいいかげんしてもらわなければ困ると思うのです。佐藤総理は、過去の予算委員会やその他の国会での答弁の中でも、日本の自衛隊が及ばない範囲の軍事力あるいは日本の安全を守るためにはアメリカの核抑止力に待つのだということを言われておるのであります。これが日...全文を見る
○達田龍彦君 沖繩は日本の領土ですよ。施政権がアメリカの軍政府のもとに置かれておる。こういうわけであります。してみれば、日本の平和を守るためにどうしていくかということについて、これは日本の国内では核の問題というものはきわめて重要な基本的な問題である。特に日本の平和憲法の立場から考...全文を見る
○達田龍彦君 それでは大臣、そういうふうにおとぼけになるのであるならば、そういうことが客観的にもあるいは主体的にも、私は、言われておるということは事実であります。またこれは核基地であるということは常識である。その中心である日本の外務省だけが知らないということも、これまた私は非常に...全文を見る
○達田龍彦君 では、今後基地の返還の問題に関連して基地の態様をおきめになるわけですね。その基地の態様をおきめになる日本政府が、基地の中にどういう兵器があり、どういう施設があり、どういう役割りを果たしておるかということがわからないで一体基地の態様をきめることができるのですか。実態を...全文を見る
○達田龍彦君 そういう科学技術の進歩、あるいは国際世論、国内世論の動向、それも確かに私は態様をきめる場合については必要でありましょう。しかし、今日の沖繩の基地の態様がどうなっているのかということを明確に把握することも、これまた必要であります。先ほど一体化政策の中で総務長官が御説明...全文を見る
○達田龍彦君 では、一つだけいま大臣の御答弁の中で前進したことがある。それは、いままでは、知らぬ、しかし返還を前にしていまからアメリカといろいろ資料をいただいたり交渉する中から明確にしていきたい、その上で、先ほど言われた三つの条件を含めて基地の態様をきめたいと、こう言われたのであ...全文を見る
○達田龍彦君 では、いずれにしても、今後の交渉、折衝の経過の中で、基地の態様、とりわけ核兵器、核基地の問題をアメリカ側との折衝の中で明確にしていく時点で国会に対してその態様を明らかにする。確約できますかどうですか。
○達田龍彦君 私はこれは当然のことだと思います。この核の問題は、日本の基本になる問題であります。憲法との関係においても、これまた基本になる問題であります。そういう問題を、秘密である、特に、軍事上の問題であるということで国民の前に明らかにしないで基地の態様をきめるごときは、絶対にこ...全文を見る
○達田龍彦君 では、このB52は、軍事兵器のたてまえから言えば、またアメリカの戦略体系から言えば、核戦略体系から言えば、いわゆる戦略核兵器であることは間違いございませんね。どうですか。
○達田龍彦君 B52が、それはアメリカが言うところの戦略爆撃機かあるいは戦術爆撃機かということは、作戦行動によって違ってまいりますけれども、B52そのものが核兵器を搭載できる、核弾頭を装てんできる飛行機であることは、これは間違いございませんね。この点について否定されるとするならば...全文を見る
○達田龍彦君 外務大臣として、B52が今日どういう機能を持ち、どういう種類の、どういう性格の爆撃機であり、しかも、アメリカの核戦略の中でどう扱われているかということを知らないで日本の外務大臣としてつとまると思いますか。どうですか、その点。B52がどういう爆撃機かということを御存じ...全文を見る
○達田龍彦君 全くひとり芝居をしているようで、私も、この沖繩特別委員会で、私どもは情熱を傾けて、国民の中にいま一番問題になっていることを知ってもらいたいということで取り組んでおるわけでありますけれども、全くいまの大臣の御答弁では、これでもって日本の将来の根本的な方向と方針をきめる...全文を見る
○達田龍彦君 このB52の即時撤去という問題については、大臣もこれに対してはきわめて熱意を持って当たりたいという決意のようでございますので、ぜひひとつ早急なる解決のために努力をお願いをしておきたいと思うのであります。  それからもう一点は、沖繩の那覇港においてコバルト60が検出...全文を見る
○達田龍彦君 原因は何ですか。
○達田龍彦君 いま原子力局長から言われたように、どろの中から検出をされておる。これは御承知のとおり、那覇港は原子力潜水艦の基地になっておるのであります。数次にわたる原子力潜水艦のいわゆる第一次冷却水、排出しますところの冷却水がもとでこのコバルト60が検出をされておると実は私は認識...全文を見る
○達田龍彦君 このコバルト60が人体に及ぼす影響というのは、これは専門的に科学的に見ていけば非常におそろしい被害を出しておるわけでございますから、特に私は、この日本の佐世保の港の場合については、五月の状態から、監視体制、調査体制の強化をはかる、一面では、覚書によって、緊急の場合を...全文を見る
○達田龍彦君 ちょっと聞き取れなかったのですが、この前佐世保の原子力潜水艦の汚染の問題のときに、外務省が日米間で協議をなされた覚書を交換されておりますね。この覚書を交換された内容は沖繩にもいわゆる援用されるといいますか、適用されるというか、こういう確約がなされておる、こういうこと...全文を見る
12月19日第60回国会 参議院 農林水産委員会 第2号
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○達田龍彦君 私は先般来世上を騒がしておりますところの社団法人のり協会の内部におけるいわゆるリベート問題についてですね、この際内容を明らかにするために農林省とりわけ水産庁を中心にして質問をかわしてみたい、こう思うのであります。伝えられるところによりますと今年度の韓国ノリの輸入に当...全文を見る
○達田龍彦君 だから、この金の性格は、性質は一体どういう性質だ。それからもう一つ重ねてお伺いしておきますけれども、この金は一体適当な代価なのかどうか、その点水産庁がお調べになった上での事実に基づいて——判断を加えないで事実に基づいてひとつ御説明をいただきたいと思うのです。
○達田龍彦君 そうなりますと、適当な金ではないという御説明でありますが、では一体韓国海苔輸入問屋協同組合連合会に東食からお金がすでに振り込まれているというのですが、その場合に代価ですね、どういう内容の代価としてこれが支払われているのですか、これはどういうように把握されておりますか...全文を見る
○達田龍彦君 長官私は何でもわかっておるのだ、いまあなたがいう契約の内容、それからこの金の性格がどういう理屈づけをして東食から韓国海苔輸入問屋協同組合連合会に振り込まれたのか、それはわかっておるのだ。私がわかっておるのにあなたがわからないということはないのだ。あなたが勧告指導の立...全文を見る
○達田龍彦君 では、二十五円のこの上乗せされた金額はどういう名目の金ですか。また輸入問屋協同組合連合会は、どういう名目で東食との契約の中でこれを受け取ったと言っているのですか、はっきりしてもらいたいと思います。
○達田龍彦君 これは不適当な金である、そういう性格のものではないというのであれば、どういう性格のものとして受け取ったのかわからなければそういう判断は立たないのです。説明しにくいということであるならば、のり協会の決算書にしたって予算書にしたって、あなたの承認なしにはこれは動かせない...全文を見る
○達田龍彦君 それでは、まあ長官は、わかっておって言わないようでありますから、私は、そういう立場をとられる限り、これは徹底して問題の究明をしなければならぬと思います。  あなたは、監督官庁ですから、のり協会や業界のそういうあやまった取引関係、あやまった運営、あるいは機構上の問題...全文を見る
○達田龍彦君 ではお尋ねをいたしますが、四十三年の放出ノリの中で前期の分ですね、前期の分の価格は御承知のとおりに最終的には千三百円ということになっておりますね。で、後期の分が千三百八十七円ということになっているのであります。こういうように八十七円高くなっていますね。前期の分の中に...全文を見る
○達田龍彦君 そうすると、千二百七十五円に分荷費十円、それから調整費十五円というものが上積みされて千三百円ということで徴収をされると、こういうことになるわけですね。今回問題になっておるのも千三百八十七円ということになっておる。これの中には明らかに十円の分荷費と、それから価格調整費...全文を見る
○達田龍彦君 前期の分については十円と十五円の分荷費と調整費は入っておりますよ。二期の分についても、いま申し上げたような、先ほどあなたが指摘したような東食とそれから輸入海苔問屋協同組合の配分に関する実務を委託する契約に基づいて契約をし、その代金として六千六百七十万円というものが渡...全文を見る
○達田龍彦君 それは間違いでしょう。それはのり協会に振りかえられたのが十一月四日でしょう。それ以前に韓国輸入海苔協同組合に金が入っているのですよ。
○達田龍彦君 そうしますと、その金がのり協会のほうに振り込まれたということは、本来この金はのり協会に帰属するものか、それとも韓国輸入海苔問屋協同組合に帰属するものか、振り込まれた理由は一体どうなのか、ここら辺はどうですか。
○達田龍彦君 そういう、抽象的に言わないで、便宜上保全的にやったというのだけれども、その理由があったから便宜上の保全措置をとらなければならなかったのでしょう。元来東食と韓国輸入海苔問屋協同組合との間に契約がかわされて、その代価として払われておれば、のり協会に関係すものではないので...全文を見る
○達田龍彦君 そうなってまいりますと、のり協会が高いものを買わされておった、そうすると輸入協同組合はそれだけ安いそういう裏契約をして六千六百七十万円というものを不正に領得をしておったその時点においてこれはいかぬというので、のり協会その他から、内部から問題が出てきたので、あわてて十...全文を見る
○達田龍彦君 こういう経過でございますけれども、これは一体監督官庁として水産庁は、これはあなたは予算、決算についても監督されているわけです。農林大臣はまた定款の中でも強い監督指導の位置づけがなされておるのであります。そこで私はこれは十分解明していかなければならぬというのは、協会の...全文を見る
○達田龍彦君 私はそれをいただいて、あともう一つ要求をいたしておきますけれども、協会の定款それから業務方法書ですな、それをひとつ御提出をいただきたいと思います。その上に立ってまたいずれ、時間がきょうございませんので、この委員会かあるいは決算委員会で、問題の究明をしていきたいと思い...全文を見る