辰巳孝太郎

たつみこうたろう



当選回数回

辰巳孝太郎の2017年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月31日第193回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  昨年、保育園落ちたのブログがあり、今も保育難民、待機児童の問題は深刻であります。受皿整備というわけでありますが、保育士資格のない者でも条件によって保育に従事させるなどの規制緩和を行っており、保育の質が今大きく問われておりま...全文を見る
○辰巳孝太郎君 それでは続けて、目的達成のための基本姿勢はどういうものでありますか。
○辰巳孝太郎君 今、子供の視点に立ち、子供の最善の利益、そして身近な地域において量だけでなく質が重要だと、こういう話でございました。  しかし、実態はどうかと。今、自治体で公立保育所や幼稚園の集約化や統廃合が住民の声を聞かないまま進められようとしております。大阪府、人口二十七万...全文を見る
○辰巳孝太郎君 総理、今ありましたけれども、認定保育園、幼稚園もそうですが、施設及び設備は安全上適切なものでなければならない。こういうところの施設は不適切ではないですか。
○辰巳孝太郎君 これだけじゃないんですね、問題は。大規模化もあるわけです。  大阪府阪南市の計画、人口五万四千人の自治体で、市内の市立保育所三か所と幼稚園四か所を一つの総合こども園に統廃合するという計画であります。家電量販店ヤマダ電機の建物を改修して、六百三十人もの子供を一か所...全文を見る
○辰巳孝太郎君 それは家に近い保育園、幼稚園選ぶのは当然なんですね。しかし、集約化で、ある方は自転車で三十分掛けて施設に送らなければならなくなったと、もうこういう声が出ているわけです。総理、距離が遠くなる、通園時間が長くなる、これは一億総活躍、女性の活躍妨げるものになるんじゃない...全文を見る
○辰巳孝太郎君 この集約、統廃合の背景には、総務省が進める公共施設等総合管理計画があります。どのようなものか、何のために行うのか、説明してください。
○辰巳孝太郎君 具体的な財政支援、どういうものですか。
○辰巳孝太郎君 では、この事業債の活用実績をお答えください。
○辰巳孝太郎君 つまり、これ、集約、統廃合されている三割は保育施設なんですよ。集約することと延べ床面積が減少することが条件になっていますから、これ、財政支援も国が後押ししてこういう統廃合を進めているということであります。  これ、支援法の子供の最大の利益、全くないんじゃないです...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いや、そうじゃなくて、この間、国は建設や改修、運営費、補助費の廃止や一般財源化を進めてきたわけですよ。だから、自治体はこういうものに飛び付かざるを得なくなっているわけですね。  この幼保一体化の難しさ、私はここも一つ指摘をしたいと思うんですね。現場でどういう声が...全文を見る
○辰巳孝太郎君 これ、こういうことが現場で起こっているんです、総理。これどう考えますか。
○辰巳孝太郎君 はい。終わります。
○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎です。  私は、日本共産党を代表して、二〇一六年度第三次補正予算に対する反対討論を行います。  本補正予算における北海道、東北地方における台風災害や熊本地震の復旧の災害対策費は緊急かつ必要な支出であり、賛成をいたします。しかし、第三次補正...全文を見る
03月06日第193回国会 参議院 予算委員会 第7号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  今日は森友学園問題について聞いていきます。  国有財産であるこの国有地売買に関わって不当な値下げがされたのではないかという重大な疑念が日を追うごとに高まっております。先日、我が党の小池晃議員がこの予算委員会の場で示した、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 本人に聞いて確認をしましたか。
○辰巳孝太郎君 前西統括官、当時の近畿財務局課長補佐であります。  我々、こうやって名前を示しているわけでありますから、確認をしていただきたい。どうですか。
○辰巳孝太郎君 私は、聞いて確認したかどうかを聞いております。聞いて確認するぐらいできるでしょう。どうですか。
○辰巳孝太郎君 いいですか。鴻池氏のメモに具体的に前西氏の名前が何度も出てくるわけであります。これ以外にも二〇一三年の九月には、籠池氏から、話の分かる役人さんですと、こういう前西氏に対する記述があります。これ、籠池氏とのつなぎ役になっていたと思われるわけであります。これ、本人に確...全文を見る
○辰巳孝太郎君 総理、鴻池氏のメモが、この内容が事実とすれば、理財局長の言っていることが矛盾をするわけであります。総理、局長にこの前西氏本人に聞いて確認をさせるべきじゃないですか。
○辰巳孝太郎君 総理、私が聞いたのは、鴻池氏のメモが事実とすれば、理財局長の言っていることとこれは矛盾するんじゃないかということを言っているんです。  総理、じゃ、鴻池さんに確認をされたんですか。
○辰巳孝太郎君 これはひどい答弁ですよ、総理も理財局も。これ、総理はきちんと担当者に確認をするべきだと私は思います。  真相解明のためには、籠池氏本人や当時の責任者の迫田理財局長、これの国会招致を強く求めたいと思います。
○辰巳孝太郎君 土地の評価額九億五千六百万円からこのごみの処理費用八億二千万円を控除して一億三千四百万という安値で売り払った、これに国民の皆さんから怒りの声が上がっているわけであります。  この間の議論で、航空局がごみの見積りをするのは初めてだという答弁もありました。不動産鑑定...全文を見る
○辰巳孝太郎君 その前段の部分が確かにあるわけですね。  それでは、局長、聞きますけれども、その保守的に見積もって地下埋設物を全て撤去することに合理性が認められる。地下埋設物は全て撤去されたんですか。
○辰巳孝太郎君 地下埋設物は、結果的には全て撤去されていないんですよ。籠池氏本人が言っているんです。  先ほどのもう一枚前のパネルを見ていただきたいんですけれども、八・二億円の積算ですよね。籠池氏はラジオのインタビューに答えて、建物の部分、これについては撤去をしたと認めておりま...全文を見る
○辰巳孝太郎君 なぜそれだけの開きがあるんですか。
○辰巳孝太郎君 私は売買価格のことを聞いているわけですから、聞いていることにだけ答えていただきたいんです。  豊中市は、この鑑定評価額九億八百万円の土地を十四億円で購入したと。それはなぜかといえば、見積り合わせというのをやっているからなんです。国は、この国有財産を売却する際に、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 おかしいでしょう。おかしいでしょう。短期間に見積もることが困難だと判断した根拠は何ですか。
○辰巳孝太郎君 根拠を答えていただきたい。
○辰巳孝太郎君 やらなきゃならない場合もあると言いますけど、じゃ、聞きます。  これだけの規模の国有地を民間法人に売却する際に見積り合わせをせずに、これだけの規模ですよ、見積り合わせをせずに民間法人に売却した契約というのはあるんでしょうか。
○辰巳孝太郎君 レクでは、ないだろうという話であります。  いいですか。豊中市には予定価格よりも五億円も高く販売して、同じ条件で販売した森友学園には八億二千万円安く販売をしているわけであります。この間、森友側は安くしてほしいと繰り返しあのメモでも要望しているわけですね。こういう...全文を見る
○辰巳孝太郎君 一月二十七日の私学審議会で条件付認可とされたのはなぜですかと聞いております。文科大臣。
○辰巳孝太郎君 大口の寄附も集まる見込みで、つまり財政的には、財務的には大丈夫だということで条件付の認可適当という答申がされているということであります。まあ、行政側が太鼓判を押したわけであります。その後、二〇一五年五月二十九日に有償貸付契約が結ばれ、ここで賃料が年間二千七百万円、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 驚きの事実ですよ。審議会でさんざん不足だと、資金が不足しているんだと懸念されていながら、行政側が大丈夫だと押し切る形で条件付認可適当となったわけです。契約には具体的な日時を定めて納入を義務付けているわけであります。私、これ重大な義務不履行だと言わなければなりません...全文を見る
○辰巳孝太郎君 なぜ報告しないんですか。
○辰巳孝太郎君 大きいですよ、これ、お金の問題なんですから。財務的な基盤がおかしいじゃないかという疑問がいろいろ出されて、それでも大丈夫だと太鼓判を押したその法人が借地料を期限どおりに払っていないと。  私学審議会、どうですか、報告していますね。
○辰巳孝太郎君 いいですか、財務状況に対してさんざん委員から様々な議論が出されて、そして条件付認可ということで太鼓判を皆さんが押されたんですよ。近畿地方審議会や私学審議会にこのことを報告して諮るのは当然の話なんですよ。  これ、一連の経過見ましても……
○辰巳孝太郎君 最初から最後まで不当な値引き契約等超優遇、そして森友側の要求が次々と実現をしている、そういう契約だということが明らかになりました。必要な国会への招致も含めて引き続きこの問題、議論をし、追及をしていきます。  終わります。
03月10日第193回国会 参議院 予算委員会 第10号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  森友問題についてお聞きします。  森友は、先ほどありましたとおり、認可の申請を取り下げたという報道があります。しかし、ではそもそもなぜこのような法人に私学審で条件付認可適当、また国有財産近畿地方審議会で処理適当という答申...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、元々国は条件でいえばこれは駄目だったわけですよね、国有地を貸せないと、従来の対応では。それについて大阪府と国は協議を重ねたということですよね。そして結局、大阪府はいわゆる借地契約の前に私学審に諮ることになったということだったわけですね。これまでにない異例...全文を見る
○辰巳孝太郎君 しかし、森友のための協議、調整を続けたということでよろしいですね。
○辰巳孝太郎君 いや、これは明らかに森友のための協議を大阪府と続けたということですよ、そういうことですよ。  二〇一五年一月二十七日、私学審の事務局は、理財局長、こう言っておりますよ。条件付きで認可しかるべしとなると、国は契約に走る、そういう手はずになっております。これ、委員に...全文を見る
○辰巳孝太郎君 文科省、どうですか。
○辰巳孝太郎君 私学審の中で、覚書を入れて安くするんだと、建築費を安くするから、こうできるんだという、こういう委員からの発言があるんですけれども、それの妥当性についてきちんと確認したんですか。
○辰巳孝太郎君 文科省は大阪府にこのことについて確認していただけますか。
○辰巳孝太郎君 この覚書について確認をしていただけますか。
○辰巳孝太郎君 これ、建築費に関わることなんですよ。今、三つの建築費が、これが本当に妥当なのかと。大阪府の私学審議会に出されている七億五千万円、これが妥当なのかと。しかし、この覚書があるからこれでできるんだという委員からの発言があるわけです。  これについて、大阪府について、確...全文を見る
○辰巳孝太郎君 これ、何で確認できないのかが全く理解できません。結局、森友学園を認可させるために国と府が調整協議を行い、このような法人の小学校建設に力を貸すことになったわけであります。  私学審では、委員から、財務の状況、これ、大変心配だと、こんなことだったら自分でもやりたいわ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 除去費用についてはどのように定めていますか。
○辰巳孝太郎君 つまり、これらについては、一旦法人が負担をしても、国が後から支払う償還払いで、森友側の負担はないと、こういうことだと思うんですね。  この埋設物について、既に二〇一〇年で分かっている埋設物について、全て森友側は取り出したんでしょうか。
○辰巳孝太郎君 全て取り出したんですか。
○辰巳孝太郎君 二〇一〇年に示された地下埋設物全て取り出したんですか。
○辰巳孝太郎君 地下埋設物の一部は取り出したが、廃材などは撤去しなかったということであります。  これ、資料を御覧いただきたい。二〇一〇年の土地調査で判明している廃材が主に埋まっている地域、これ北側部分ですね。廃材は敷地の主に北側部分に埋まっており、校舎や体育館の地下部分にもこ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 改めて確認しますけれども、この地下埋設物、廃材ですね、これの処分について協議し、処理せずに放置していたことを国は認識していたと、こういうことですね。
○辰巳孝太郎君 国は認識していたんですね。
○辰巳孝太郎君 だから、廃材を残していたことを国は知っていたんでしょう。
○辰巳孝太郎君 何でそれを言えないんですか。  確認しますけど、その残っていた廃材は有益費として償還をされるべきものなんでしょう、処理していたら。
○辰巳孝太郎君 そのほかの廃材もあるでしょう。
○辰巳孝太郎君 それは分かっています。  ですから、二〇一〇年に示されたこの廃材は残っているんでしょう、それは有益費で償還できるんでしょう、処分をすれば。
○辰巳孝太郎君 有益費として後に償還されるのに、なぜ森友があえて廃材を撤去せずに残したのかが理解ができないんです。  それら埋設物を撤去せずに残しておくことに一体どんな意味があるんですか。
○辰巳孝太郎君 オーナーなのにそういう無責任な発言が来るんですね。  鴻池氏の面談メモには、二〇一六年の三月十四日、小学校用地の件。近畿財務局の対応に不満、三月十五日に本省に行く、アポ等お願いしたい。昨年九月に土壌改良工事について、業者、キアラ設計、中道組の担当者に対して近畿財...全文を見る
○辰巳孝太郎君 場内処分が選択肢ということで話し合われたことはありますか。
○辰巳孝太郎君 協議していることは認めているんですよ。ですから、結果的に場内処分になっているんです、取り除かれていませんからね。これを皆さん知っていたんでしょう。
○辰巳孝太郎君 つまり、皆さんは協議の中でこの産廃を残しておくということを認識していたわけです。場内処分できるということを認識をしていたわけでありますね。
○辰巳孝太郎君 じゃ、どういう協議したんですか。
○辰巳孝太郎君 いや、だから、その中で場内処分というのが検討されているでしょうよ。
○辰巳孝太郎君 指示しているなんて一言も言っておりません。そういうことも含めて協議したんですね。
○辰巳孝太郎君 廃材が残っているということは認識していますね。
○辰巳孝太郎君 次の年の段階で、その協議が終わった段階で場内処分している、残っている廃材があることは認識されていましたね。
○辰巳孝太郎君 残っている上に建物、基礎ぐいの工事が始まったんですよ。  これが何を意味するか。そこに残っている廃材があったとしても建物は建てられるということを認識していたんじゃないですか。
○辰巳孝太郎君 だから、それを認識していたでしょうということを聞いているんです。
○辰巳孝太郎君 ごまかさないでください。くい打ちは二月から始まっています。どうですか、調べてください。
○辰巳孝太郎君 じゃ、そのまま、埋まったまま基礎くいが始まったということですね。
○辰巳孝太郎君 ごみがあっても校舎は建つということですね。
○辰巳孝太郎君 質問に答えていない。もう一度。
○辰巳孝太郎君 ごみがあっても校舎が建つということを認識しましたね。
○辰巳孝太郎君 それは駄目だわ。それは駄目ですよ、局長。ごみがあるということを分かっていながら、場内処分されているということを分かっていながらくい打ちが始まったんですよ。これ、認めてくださいよ。
○辰巳孝太郎君 じゃ、八・二億の根拠をもう一度お答えください。
○辰巳孝太郎君 その中には森友側があえて撤去しなかった廃材も含まれていますね。
○辰巳孝太郎君 建築にも支障ないんだったら、その分補償する必要ないんじゃないですか。
○辰巳孝太郎君 だから、建築にも支障ないんだからその分は控除から引かなあかんのですよ、そういうことなんですよ。これ、対応に私は矛盾があると言わなければなりません。場内処分と言いながら、一転補償すると。
○辰巳孝太郎君 有益費として補償しなかったことで、結果的には、これ結局、廃材処分費用も含めて八・二億円が積算されて控除されたということであります。  これ、書類は廃棄ということであれば、関係者に国会に来てもらうしかありません。
○辰巳孝太郎君 偽証罪にも問われる、籠池氏、迫田氏の証人喚問を強く求めて、私の質問を終わります。
03月21日第193回国会 参議院 財政金融委員会 第4号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  森友問題を取り上げます。  この森友学園への国有地払下げ契約は異例と優遇が重なり合ったものだと言わなければなりません。そもそも大阪府の認可のための審査基準には、土地は原則自己所有と定められておりまして、貸主が国や自治体の...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、その部分で法や条例、設置基準に抵触しているんじゃないかということが問われておって、そして、国や大阪府というのはそれらについても協議をしてきたはずなんですね。大阪府は、学園が買い取ること、学園がこの国有地を買い取ることとなっており、基準を満たすと考えたと言...全文を見る
○辰巳孝太郎君 さて、今日は、放置された廃材問題を軸にお聞きしていきたいと思うんですね。  二〇一五年五月二十九日に有償貸付契約が締結をされました。まず、地下埋設物の撤去と土壌汚染対策が建設のためには必要となっております。確認しますけれども、この二〇一五年の有償貸付契約において...全文を見る
○辰巳孝太郎君 この一万一千七百九十トンという埋設物の量、これを是非覚えていていただきたいんですね。それだけの量の埋設物が元々想定をされていたわけであります。  それではもう一度確認しますが、二〇一五年の七月から十二月までに森友側が実際に処分をした埋設物の量と費用というのはお幾...全文を見る
○辰巳孝太郎君 つまり、これ推定量よりかなり少ないわけですね、一万一千七百九十トンと、実際に取り出されたのは七百二十トンですから。実際の埋設物というのはそれだけだったんですか、七百二十トンだけだったんですか、どうですか。
○辰巳孝太郎君 つまり、廃材というのは残していたということでよろしいですね。
○辰巳孝太郎君 つまり、コンクリートや配水管、これらなどは七百二十トンでありまして、残りの一万トン以上の廃材はその場に置いてきたということになるわけであります。ですから、その廃材は処分されておりませんから、当然有益費としての支払は行われなかったということであります。  その後、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 つまり、これは三十一条のその三に、今示された、二〇一〇年の土地調査において示された一万一千七百九十トンというのは、これはもう既に明示をされておりますから、売買契約に移ると、これはもう隠れた瑕疵には当たらないので、隠れた瑕疵ということになると補償しなければならなくな...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いや、だから、それがおかしいと言っているわけですよ。皆さんが見積もった一万九千五百トンの中には、あえて残した廃材として一万トン以上が残っているわけですよ、残っているわけですよ。それを新たな売買契約でそれも含めて八・二億円でやったと、こういうわけでしょう。それがおか...全文を見る
○辰巳孝太郎君 それを聞いても、なぜ三・八にしたのかがよく分からないんですね。  今、局長の答弁では、工事関係者が試掘を行って、それを三月三十日に財務局、皆さんは四月に入ってから確認をされたということなんですけれども、これ、三・八メートルというのは、皆さんは物差しで測って確認を...全文を見る
○辰巳孝太郎君 写真を見て三・八メートルだと考えたと、決断した、判断したということでよろしいですか。
○辰巳孝太郎君 皆さんは物差しで測ったわけじゃないということでよろしいですね。これだけ確認します。
○辰巳孝太郎君 ですから、何の根拠にもならないんじゃないですか。  局長、今、新たな埋設物とおっしゃいましたけれども、これ本当に新たなんですか。先ほど我々議論してきましたけれども、一万一千トンもの廃材が残されているんですよ、地下三メートルまでのところに。これ取り除いていませんか...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ということは、局長、九・九メートルの分は新たなだけれども、三・八メートルとされた分というのは新たな埋設物ではない可能性もあるということをお認めになるということですね。
○辰巳孝太郎君 だから、なぜ三・八メートルかが全く分かんないんですよ。なぜ四メートルじゃないのか。なぜ三・五メートルじゃないのか。なぜ三・八メートルにしたのかというのが局長の答弁じゃ何も分かんないんですよ。何の根拠もないということじゃないですか。  今日、資料にも付けました。三...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いいですか、そこが矛盾しているんですよ。くいと同じ場所を掘っているんです、校舎の下を掘っているんですよ。くいを打ったときには九・九メートルからあるって言っているんでしょう。あったって言っているんでしょう。それが皆さんの根拠なんですよ。その同じ校舎の下で皆さんは試掘...全文を見る
○辰巳孝太郎君 そういうふうに契約、売却した国有地はありますか。
○辰巳孝太郎君 結局、私は、八・二億を値引きして一億三千四百万円という価格で販売するための恣意的な見積りだと私は言われても仕方ないと思いますね。しかも、工事関係者の証言によると、グラウンド部分のごみは撤去しなかったんだと、しかも三・八メートルの部分でも一・五メートルほどしか撤去し...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ということは、グラウンド部分も合わせると、グラウンド部分が三・六億円ですから、今三・二億円とおっしゃいましたね。つまり、少なくとも六・八億円は、八・二億円のうちですよ、六・八億円は少なくとも過大だったという可能性があるということじゃないですか。
○辰巳孝太郎君 これはもうゆゆしき問題ですよ。引き続き、国有地の不当廉売の追及を進めていきたいと思います。
○辰巳孝太郎君 ありがとうございます。
03月22日第193回国会 参議院 経済産業委員会 第4号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  昨年三月二十八日に予算委員会、五月二日に決算委員会でコンビニフランチャイズの問題を取り上げましたので、今日は、このコンビニの問題も取り上げたいと思います。  まず、世耕大臣、コンビニはよく行かれますか。
○辰巳孝太郎君 私もコンビニも行きますし、ここで仕事をしている限りはコンビニにお世話にならなきゃいけないというのが実態だと思うんですね。ATMもありますしコピーもできる、公共料金の支払もできるということで、今、社会的役割というのは非常に大きくなっておりまして、我々にとってなくては...全文を見る
○辰巳孝太郎君 小売販売額に占める割合というのはどれぐらいになっていますかね。
○辰巳孝太郎君 今日の資料にも付けましたけれども、小売全体だとがっと落ち込むところもあれば、山、谷もあるんですけれども、コンビニの売上げということでいえばもう右肩上がり、全体に占めるコンビニの売上げの比率というのも右肩上がりになっているというのが実態だと思います。  先月、毎日...全文を見る
○辰巳孝太郎君 簡潔にありがとうございます。  当然義務はないわけですね。しかし、このようなことが起こるのは加盟店のオーナーの全て責任なのかと。もちろん、買い取らせることは許されるものではありませんけれども、そこをちょっと考えたいと思うんですね。  今日はもう一枚、三枚目の資...全文を見る
○辰巳孝太郎君 こういった恵方巻きなどで何ぼ売るのかと、やるか、やらないのかと。こういう目的がなかなか達成できなければ、フランチャイズの契約ですから、やはり一番怖いのは契約できない、再契約できないということ、契約が更新できないということなんですね。幾らオーナーさんが再契約したいと...全文を見る
○辰巳孝太郎君 今大臣おっしゃっていただいたように、九十円という話ありましたけれども、しかし、近所のスーパーの場合は確かに半額とかよくあるんですけど、だけど、やっぱりコンビニの場合はそもそも見切り販売というのを余り見ないですよ、やっぱり九十円と値引きしてもね。ですから、この見切り...全文を見る
○辰巳孝太郎君 是非、資料もお渡ししますので、これ調査をしていただきたいと思うんですね。  このように、実際、契約の更新を考えますと、なかなか加盟店が物を言えないんだと。契約期間も長いですから、話合いの場を設けてほしいという声は常にあるんですけれども、なかなか設けてもらえない。...全文を見る
○辰巳孝太郎君 会館の中に入っているコンビニとか、これ二十四時間開ける必要はないのでこれは閉めるわけですけれども、そういうところを除いては、やはり町中にあるコンビニというのは二十四時間というのが基本だと思うんですね。  ところが、オーナーさんにしてみれば、深夜はお客さんも少ない...全文を見る
○辰巳孝太郎君 大臣、勉強していただいてありがとうございます。  二十四時間にするかどうかは選択できるんだという話、確かにそのとおりなんです。二十四時間を選んだ場合は、ロイヤリティーの比率が数%、チャージの比率が下がるようになっているんですね。だけど、オーナーさんに言わせれば、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 下請等ということになっているんですが、これはコンビニ本部と加盟店とのフランチャイズ契約というのも含まれるという理解でよろしいですか。
○辰巳孝太郎君 含まれるということなんですね。  大臣、やはり中小企業の取引条件の改善が重要だという認識の下にこういう会議が設置をされていると。政府自身が、経済の好循環実現のためにこれも重要なんだと言っているわけです。この会議の中には本部と加盟店の取引条件の改善も含まれていると...全文を見る
○辰巳孝太郎君 実態の把握も以前経産省としてされているんですけれども、是非改めて、いろんな社会情勢の変化もありますから、コンビニの実態把握もしていただきたいというふうに思います。大臣言っていただいたので、是非していただきたい。  奈良県議会は二〇一五年にフランチャイズ法、FC法...全文を見る
○辰巳孝太郎君 やはり既存の法律ではなかなか規制し切れないからこそフランチャイズ法が必要とされているというふうに思います。今後もこの問題、取り上げていくことを告げて、私の質問を終わります。
03月24日第193回国会 参議院 予算委員会 第16号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  小池議員に続いて、森友問題を引き続き追及をいたします。  先ほど財務大臣は、鴻池さんのメモについてはあれは全て事実だというふうに確認をしたと言っております。この間はですね、この間は、理財局長を含めて、あの文書がどこのもの...全文を見る
○辰巳孝太郎君 今言っていただいた日付の件だけではないんですね。財務局や航空局の職員が様々、この鴻池さんのメモに出てきますから、それら全てについて確認をしていただけますね。
○辰巳孝太郎君 ですから、私が申し上げているのは、それ以外にも記述がありますので、委員長、改めてこの委員会として、この鴻池メモに記されている事実関係を確認いただけるようにお願いします。
○辰巳孝太郎君 これはもう確認していただかなければならないということだと思うんですね。  さて、今日は、迫田前理財局長、武内前近畿財務局長、よくぞお越しいただきました。できればですね、できれば証人喚問でお越しいただきたかったというふうに思いますが、先ほどの答弁で武内さんは、八・...全文を見る
○辰巳孝太郎君 八・二億円のこの控除、補償なんですけれども、元々不動産鑑定の中では、ある一定の埋設物はあるんだと、これ一万一千七百トンあるんだと、こういう推量が出ているわけなんです、出ているんですね。それに掛かる費用というのは幾らぐらいかということに関しては、七千万円ほどでいくだ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 十倍のこの控除額、高いなと思いませんでしたか。
○辰巳孝太郎君 さあ、この問題、もう少し後に取り上げたいと思うんですけれども。  少し昨日の証人喚問でも出ました、二〇一六年一月、つまり三月の埋設物の二か月前ですね、籠池氏は稲田龍示弁護士に相談に行っております。そのときに、近畿財務局の池田さん、恐らく統括官だと思いますが、航空...全文を見る
○辰巳孝太郎君 有益費の話をしたんだということだと思うんですね。  さて、先ほどの谷査恵子さんのファクスについて二、三確認をしたいと思います。  先ほど大阪府の認可があって国有財産審議会という話がありますけれども、これは実は総理、違うんですよ。もちろん、認可があって、大阪府の...全文を見る
○辰巳孝太郎君 資金計画の確実性を審査したのではないんですか。
○辰巳孝太郎君 ということで、二〇一五年の二月の国有財産近畿地方審議会に諮られたということは、財務局自身が森友側の財務の状況に太鼓判を押したということなんですね。そして先ほどの谷査恵子さんのファクスです。十年の定借を五十年に延ばしてほしいと。これ契約は五月の二十九日ですから、で、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 太鼓判押したということですよ。  確認しますけど、その審査した資料の中の建設費というのは七億五千万円でしたか。
○辰巳孝太郎君 これ、七億五千万円だとすれば、今七億五千万円の真偽のほどが言われていますけれども、まさに低く見積もったと思われる建設費を基に皆さんが太鼓判を押されたということであれば、これ大問題になってくると言わざるを得ないと思います。  ごみの問題、これがこの問題の核心の一つ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 説明いただきました。  当初出てこなかった資料で途中から出てきた資料を読み解きますと、実は、先ほども少し触れましたが、有益費の分として、元々二〇一〇年の調査で、地下三メートルまでの部分にはコンクリートや廃材等約一万一千七百トンがあるだろうと、こういう記述があるん...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ということなんです。  ですから、当初あると言われていたコンクリート殻や廃材のうちコンクリートだけを取り出した、これ七百二十トン。つまり、当初言われていたものの十六分の一ぐらいしか取り出していないですから、まだ残っているわけなんですよ、残っているわけなんです。 ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ちょっと止めて。時間止めて。
○辰巳孝太郎君 なぜこれを答えることができないのかということなんですよ。だって、元々あえて置いてあるんですよ、廃材を、三メートルまでのところに。スクリューでやればそこのところで引っかかって、そのまま九・九まで行ったのかもしれません。持ち上げて出したらごみが出ていたと、それが三・八...全文を見る
○辰巳孝太郎君 三・八メートルのごみはどうなのか。この間のヒアリングでも、なぜ三・八メートルなのか、七つの試掘を行ったといいますけれども、それぞれの平均を取ったのか、三・九メートルまで掘ればごみが出ない、四メートルまで掘ってごみが出ないので三・八メートル、平均を取ったのかと聞きま...全文を見る
○辰巳孝太郎君 こういう説明だから……
○辰巳孝太郎君 国民の皆さんは納得できないんですよ。  引き続き追及することをお約束して、質問を終わります。
03月27日第193回国会 参議院 予算委員会 第17号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  森友問題を取り上げます。  まず、官房長官にお聞きいたします。谷査恵子さんからのファクス、これは院にも、参議院としても出していただきました。また一方で、籠池氏側から谷査恵子さんに送った封書というものが存在するということで...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いつ出していただけますでしょうか。
○辰巳孝太郎君 先ほど理事会でも取り上げさせていただいたんですが、相手方に出していいかと、こういうふうに聞いて、それでオーケーだということであれば出していただくということだったと思います。それでよろしいですか。
○辰巳孝太郎君 先ほどは、向こう側に聞いてオーケーであれば出すということだったと思います、委員会の中でですね。  さて、先日、二十四日の質問で私は、本当に九・九メートルからごみが出るのかという質問をさせていただきました。産総研の分析でもごみがないということがはっきりしたと思いま...全文を見る
○辰巳孝太郎君 アスベストというのは、基本もちろん再利用できませんし、それを区分していくのも難しいと聞いております。それを袋詰めして直接処分をしなければならないと。運搬費用にも、収集から運搬、処分等の全般にわたって高額になるということでありまして、これと今のアスベストの出ていない...全文を見る
○辰巳孝太郎君 九・九メートルからは見ていないんですね。  ということは、今の論理でいえば、もし二十メートルのくいでやれば二十メートル分補償していたんでしょうか。
○辰巳孝太郎君 質問に答えていません。二十メートルでやれば二十メートル分まで補償したんですか。
○辰巳孝太郎君 九・九メートルの検証可能な材料というのは何ですか。
○辰巳孝太郎君 沼や池があったとする根拠は何ですか。
○辰巳孝太郎君 これがその地歴調査なんです。九メートルまで沼や池があるという記述はどこにありますか。
○辰巳孝太郎君 ないんですよ、記述はないんですよ。  二〇一〇年の地下構造物状況調査業務報告書、これは参考にされませんでしたか。
○辰巳孝太郎君 二〇一〇年、地下構造物状況調査業務報告書、これ確認しましたか。平成二十二年一月。
○辰巳孝太郎君 そこには掘削深度はどれまでというふうに書かれていますか。参考にしたんですね。
○辰巳孝太郎君 それは違いますね。この調査報告書、地山深度まで掘ったと書いてあります。これ間違いないですね。
○辰巳孝太郎君 地山深度とは何ですか、地山とは何ですか。
○辰巳孝太郎君 ということなんじゃないんですか。地下埋設物がなくなる深度まで掘り下げたということなんじゃないんですか。
○辰巳孝太郎君 それが地山深度なんですよ。  それから、三メートルまでと言いますけど、三メートル超えても掘っているんですよ。三メートル超えて掘っている深度は幾つぐらいありますか。
○辰巳孝太郎君 ということなんです。レーダーが三メートルとかじゃないんですよ、なくなるまで掘っているんです。それが三・八メートルとか三・九メートルぐらいまで掘っているところは掘っているんですよ。それでもうなくなったから深度はやめたんです。だから、九・九の根拠というのはもうこの調査...全文を見る
○辰巳孝太郎君 大臣にお聞きしたいんですけど、この地盤の状況を調べるのに二か所のボーリングでは不十分ですか。
○辰巳孝太郎君 私はまだごみの話は言っていないです。このボーリング調査で土質調査もしているんです。これ、二本で不十分だと思いますか。
○辰巳孝太郎君 これはびっくりしましたね。先ほど産総研の分析もありましたけれども、これ、土質調査をしているんですよ。そこで、九・九メートル、十メートル付近からは人工の埋蔵物が出るはずがないというのがこれ産総研の意見なんですよ。これを、今、十一・六センチですか、六センチですか、これ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ごまかさないでいただきたいんですね。私が言っているのは、土質の調査を見れば……
○辰巳孝太郎君 九・九メートルからこういうごみは出るはずがないということなんですよ。九・九メートルの深度からごみが出るはずがないということは明らかになったと思います。過大なこの見積りで過大な値引きをしたということがはっきりしたと思います。  引き続きやります。  終わります。
○辰巳孝太郎君 私は、日本共産党を代表して、二〇一七年度一般会計予算外二案に対して反対の討論を行います。  まず、森友疑惑であります。  国有地の払下げが異例ずくめの経過によって鑑定額の九億五千六百万円から八億二千万円も値引きをされた問題です。世論調査でも圧倒的多数の国民が政...全文を見る
04月03日第193回国会 参議院 決算委員会 第3号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  二〇一五年の十一月十七日に谷査恵子さんから籠池氏へ返信されたファクスの件についてお伺いをいたします。  官房長官は、これはゼロ回答だと、籠池氏の要求はゼロ回答だという答弁をされておりますけれども、本当にそうなのかと。貸付...全文を見る
○辰巳孝太郎君 最終的な、負担をする金額ですね、即納金を引いて延滞金を加えた金額は幾らですか。
○辰巳孝太郎君 いや、これぐらい分かっておいてほしいんですね。これ、一億一千二百万円なんですよ。これ十年分割なんですね。月々にしますと、これ大体九十三万円になるんですよ。つまり、当時、森友側は貸付料、月額二百二十七万円を負担しておりました。それを半額にしてほしいという要求があって...全文を見る
○辰巳孝太郎君 官房長官、そうではなくて、半年後に、三月にごみが見付かり、六月に契約を結びます。これで籠池氏の負担というのは半額以下になったんですよ。そういうことなんですね。結果的に半年後には満額回答になったんじゃないですかということを聞いております。
○辰巳孝太郎君 ごみが九・九メートル辺りから出たのかどうかというのは予算委員会でも議論をしてまいりました。国立研究開発法人の調査でも、九・九から出るはずがないと。地層を見れば、貝殻が四メーター、五メーターから出てきているわけですね。九・九メートルからもしビニール片やマヨネーズの蓋...全文を見る
○辰巳孝太郎君 谷さんに確認をされましたか。
○辰巳孝太郎君 承知をしていないということは、谷さんは電話をしていないと官房長官に伝えているという、そういう認識でよろしいですか。
○辰巳孝太郎君 確認をしていただいたという認識でよろしいですか。あなたは電話をしたんですかという確認をされたということでよろしいですか。
○辰巳孝太郎君 話はなかった。しかし、今封書のやり取りというのが明らかになっているわけですから、改めて谷さんに、電話をしたんですか、ここの確認をしていただけませんか。
○辰巳孝太郎君 もう一度確認することが必要だと思うんですけれども、官房長官、確認をしていただけませんか。
○辰巳孝太郎君 本当にひどい答弁だと思うんですけれどもね。  つまり、籠池氏は昭恵さんの留守電に電話を入れた後、何のやり取りも谷さんとなく、突然手紙を谷さんのところに送ったと、こういう話になるわけなんですね。しかし、これやっぱりおかしいですよ。この籠池氏が書いた手紙の冒頭は、小...全文を見る
○辰巳孝太郎君 これはファクスのやり取りというのは、今になって、先週にやっと出てきた話なんですね。ですから、もう一度確認をしていただきたいと思うんですよ。  この籠池氏が送った手紙には、昭恵氏に関する言及というのはこれ一切ないんですよ、一切ないんです。ところが一方、谷氏が送った...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ということは、官房長官、国有地の問題を籠池氏は様々、財務局や航空局や大阪府とやり取りをしていた、そして留守電に残したと、昭恵さんの留守電に、ここまでは確かですね。その後、昭恵さんは谷さんにこういう留守電が入っていたということ、それを伝えたという、そういう認識だった...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ということは、この手紙の前にも様々、国有地に関する取得に関して、谷さんに若しくは昭恵さんにいろんな話があったと、それを承知しているからやり取りを谷さんはやったんだと、こういう認識ですか。
○辰巳孝太郎君 全く違うという理屈がよく分からないんですね。  この問題、先週もありましたが、谷さんから籠池さんに送られたこの封書、封筒ですね、これがあります。実際はもう少し大きいものですけれども。これ、こういうことが谷さんから送られたことを、官房長官、承知されていますか。
○辰巳孝太郎君 今ちょっと見せてくださいということは、これ以外の何かほかにもあるということなんですか。
○辰巳孝太郎君 谷さんと籠池さん、このやり取りは、今公表されているもの以外にも実際にはあるわけですね。是非、これ、土地をめぐる、取得をめぐる問題ですから、谷さん、そして籠池氏とのやり取り、皆さんがお持ちのもの、若しくは谷さんから出したもの、これ全て出していただきたいんですけど、い...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、官房長官、承知していないと言うだけで確認するとは言わないわけですね。  委員長、これら全ての書類をこの委員会に提出を求めたいと思います。
○辰巳孝太郎君 改めて安倍昭恵氏の証人喚問を求めて、私の質問を終わります。
04月17日第193回国会 参議院 本会議 第17号
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○辰巳孝太郎君 私は、日本共産党を代表して、原子力損害賠償・廃炉等支援機構法改正案について質問をいたします。  まず、今村復興大臣に伺います。  大臣は、今月四日、福島原発事故の自主避難者への住宅の無償提供の打切りをめぐり、本人の責任、裁判でも何でもやればいいなどと国の責任を...全文を見る
04月20日第193回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎です。  森友問題についてお聞きします。今日は、資料提出の在り方についても聞いてまいります。  財務省の説明では、今日資料一に付けました、九・九メートルのくい打ちを行ったときにごみが出てきたと、その後七か所の試掘を行って、そのうちの一か所...全文を見る
○辰巳孝太郎君 国会に、予算委員会に、またこういう委員会に全く間違った資料を提出していたということであります。  試掘された場所はこれ正しくないと、そういうことなんですか。場所もそうなんですか。
○辰巳孝太郎君 場所がそんなに問題ではないというのはとんでもない話ですよ。三・八メートルの根拠となっているんですよ。ごみの算定の根拠となっているんです。このグラウンドは、ごみがあるところとないところ、それぞれあるんです。皆さん、それも調査されているんですよ、以前に。ここからごみが...全文を見る
○辰巳孝太郎君 国交省、正しい試掘の場所を地図に落として示していただけますか。
○辰巳孝太郎君 大体、試掘の場所を示すのになぜ工事関係者の了解が要るのかということなんですよ。個人情報でも何でもないですよ。皆さん、それに基づいて八・二億円の値引きしたんですよ、出すの当然なんですよ。  この問題だけじゃありません。森友側に地下埋設物の除去費用として、まず一億三...全文を見る
○辰巳孝太郎君 七百二十トン以外に有益費として支払っているものはないんですか。
○辰巳孝太郎君 樹木の撤去費用が入っているんですよ。これ、大体何トンですか。
○辰巳孝太郎君 つまり、有益費の重さでいうと、ここに示されている七百二十トンではなくて、それよりも一・三倍も多い九百三十四トン、皆さんは有益費として支払っているということなんですよ。  この資料だっておかしいじゃないですか。こういうものを国会に皆さんは提出をされてきたことであり...全文を見る
○辰巳孝太郎君 答えていないですよ。私は、予算委員会で、委員会で求めた資料以外のものも、一般的な資料提出を求めているんです。それも与党の許可なくしては出せないと言っているんですよ。それの法的根拠を示してください。
○辰巳孝太郎君 副大臣、どう思いますか、これ。行政機関が一政党である与党の許可なくして資料を出さないと言っているんですよ。これ、三権分立の観点からもおかしいと思いませんか。
○辰巳孝太郎君 今、問題発言ですよ。問題発言ですよ。  かつて、二〇〇八年、年金問題のときに、これ、野党からの資料提供の要求に行政機関からの事前報告を与党が求めたことがこれ大問題になったことがありました。  しかし、今回行われているのはそれだけじゃないんですよ。今回は、森友の...全文を見る
○辰巳孝太郎君 検閲ですよ。  具体的には、理財局の国有財産企画課長に文書の提出を求めると、与党議員に聞かなきゃならない、それで、アポが取れずに許可が取れないので資料の提出は待ってほしいと私に再三述べてまいりました。また、例えばこれ、決裁文書の部分的な提出、黒塗りだけの部分でも...全文を見る
○辰巳孝太郎君 理事会協議以外の資料もそう言って出してこなかったんですよ。  例えば国交省、この間、私はレクの中で貸付料の滞納があるんじゃないかということを聞いてまいりました。これ、理事会の協議なんて予算委員会でもなっていないですよ。そのことについても与党の許可がないから出せな...全文を見る
○辰巳孝太郎君 私が求めて二週間も三週間も出してこなかったのが国交省なんですよ。質問するときになって応えたんですよ。こういう在り方が森友問題をめぐって行われているということなんですよ。これ、行政機関と与党が一緒になって森友疑惑を隠蔽すると、こういうことですよ。  これ絶対許せな...全文を見る
04月25日第193回国会 参議院 経済産業委員会 第7号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  早速、まず世耕大臣にお聞きします。  大臣は、安全神話に浸ってきたことを反省するということをおっしゃっておられます。では、なぜスリーマイル、チェルノブイリなど過酷事故を見ながら、この安全神話、学ばなかったのかということだ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 やはり私の質問には正面から答えていただけないわけなんですけれども、この安全神話から本当に決別をしたのかということなんですね。  昨日、玄海原発三号、四号機の再稼働に知事が同意をしました。せんだって、一月には規制委員会が規制基準の合格を示す審査書を決定をしておりま...全文を見る
○辰巳孝太郎君 規制委員長からそういう、まあ、ないんだ、確率的にはないんだという話を聞くと非常に違和感があるんですけれども、この資料の二枚目にはこうもあるんですね。重大事故が発生した場合でも格納容器は破損せず、放射性物質の放射量は四・五テラベクレルになることが原子力規制委員会で確...全文を見る
○辰巳孝太郎君 求めているということで、本当に壊れないかどうかというのは分からないということだと思うんですね。  この後段には、四・五テラベクレルなんだと、このため、UPZ圏内、発電所からおおむね五キロから三十キロの住民の皆様は、事故が起きてもすぐに避難する必要はなく、屋内退避...全文を見る
○辰巳孝太郎君 これ、別に四・五じゃなくて、百でも二百でも結局屋内退避なんですよ。  私が申し上げたいのは、これら九州電力が作っているパンフレットの例えば下線の引き方であるとか二千分の一であるとか、こういう作り方がどのように地域の人たちに伝わるのか、九州電力が伝えようとしている...全文を見る
○辰巳孝太郎君 法案の中身を聞いていきたいと思うんですけれども、政府の方針は、過去に積んでおくべきだった原発事故で発生した賠償の費用を新電力の利用者からも託送料金で徴収するスキームであり、これにもう誰も納得できないと、こういう声が出ているわけですね。大臣が言うとおり、通常の取引で...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ということなんですよ。今、一般負担金というのは福島の方に回っているんですね。今、託送料金、公平性という観点からという議論ですけど、私が言っているのはそうではなくて、つまり、東電はもう原因者として特別負担金を払っていると。それのみならず、ほかの電力会社も現在、一般負...全文を見る
○辰巳孝太郎君 可能な根拠を教えていただきたい、機構法で起こっても可能な根拠を教えていただきたい。
○辰巳孝太郎君 確かに、交付国債で直接的な東電の救済のために流れていっているわけです。しかし、今回、過去分も含めて不足する分、取るべきだったものとして三・八兆円というのを徴収をしていくわけですね。ですから、これ必要なんですよ。これ、一般負担金は徴収しなければならないんです。それで...全文を見る
○辰巳孝太郎君 つまり、おっしゃっているのは、賠償や事故の処理に直接交付国債で行くわけですから、そこの部分としては確かにお金がショートすることはないかもしれません。しかし、その分というのは、特別負担金や一般負担金などで各電力事業者が、これは託送になろうが何になろうが、これは賄うん...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ということは、もう一度確認しますが、万が一事故が起こったとき、この一般負担金というのは増えると考えるのか、同じだと考えるのか、どうですか。
○辰巳孝太郎君 結局はっきりそれは言わないわけですね。  はっきり分かったことは、万が一事故が次に起こっても、これは国の税金で全部見ていくということなんですよ、交付国債で。これは返済がいつになるか分からないということなんです。千六百億、じゃ、これどれぐらい期間掛かるか分からない...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いや、ですから、発電部門で徴収すべきものをなぜ託送でやるのかという、これ根本の問題なんですね。  もう一つ問題は、この各原発は運転期間を基本は四十年、設備利用量を七六%としてこれまで廃炉費用を見積もってまいりました。この制度の改変の前においても、二〇一三年、これ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 違います。  つまり、二〇一三年の制度改変その時点で例えば四十年を過ぎた、美浜原発一号機だったらそうですね、四十年を過ぎた原発で未積立金が存在する原発もあるでしょう。それは事業者の責任なんですよ。制度が変わったから未積立金があるんじゃないんです。その前から、四十...全文を見る
○辰巳孝太郎君 それは私への明確な反論になっていないわけですけれども、結局、これ原発への優遇になっちゃうわけなんですね。  貫徹小委員会の委員からは、過去に事業者がこの未積立金の上振れのリスクを事業者は否定していたじゃないかと、こういう経緯もあるんだから、こういうスキームはおか...全文を見る
○辰巳孝太郎君 時間が来ましたので最後一問だけにしますが、廃炉の過程で、三十年、四十年ですね、実際の費用が総見積額を超過する場合でも、これは託送ではなくて発電部門で徴収するということでよろしいですね。これ確認、大臣。
○辰巳孝太郎君 原発やめましょうということで、私の質問は終わりたいと思います。
04月27日第193回国会 参議院 経済産業委員会 第8号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  今日は、お三人の参考人の皆さん、お忙しい中、本当に貴重な御意見ありがとうございました。  まず、大石参考人にお聞きしたいと思います。  いわゆる有識者会議は最初から結論ありきだったのではないかというお話もあったかと思う...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ありがとうございます。  続いて大石参考人にお聞きしたいんですけれども、端的に原発というのは高いのか安いのかという議論があると思います。いわゆる原発のコストということなんですけれども、いわゆる計算の方法が二通りあると。政府がしているのはいわゆるモデルケースという...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ありがとうございます。  続いて、山内参考人にお聞きしたいと思います。  貫徹小委員会の委員長として議論もまとめていただいたと思います。大変御苦労されたと思いますけれども。  先ほど、同僚議員の質問の中で、いわゆる賠償費用の過去分の在り方について、もう過去分...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ありがとうございました。  それでは、橘川参考人にお聞きしたいと思います。  橘川参考人の御意見というのは、原発の立場は様々あるけれども、きちんと賠償しなければならない、廃炉しなければならない、そのためには東電の改革が必要だということだと思います。  先ほど...全文を見る
○辰巳孝太郎君 原発そのもの単体ということだけではなく、様々国の関与というのもその中に恐らくあって、それで原子力というのが利益が出ているという側面もあるんじゃないかと私自身は思っているところなんですけれども。  時間もあれですので、最後にお三方全員にお聞きしたいんですけれども、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ありがとうございました。終わります。
05月08日第193回国会 参議院 決算委員会 第7号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  東日本大震災から六年がたちました。いまだに多くの避難者が故郷へ戻れない日々が続いております。そうした中で、横浜の件を始めとして、原発避難者に対するいじめが問題となっております。  まず、国がつかんでいるいじめの件数、背景...全文を見る
○辰巳孝太郎君 大臣は、以前の国会答弁でも、放射線に対する理解不足や避難を続ける方々のつらい思いに関する理解不足による誤解や偏見が存在すると、こういう答弁もされております。  文科省は、放射線出前授業というのを行っております。この授業はどういうもので、目的、これはいかなるものか...全文を見る
○辰巳孝太郎君 エネルギー・環境理科教育推進研究所は、二〇一四年からこの事業を委託され、しているということであります。  ところが、昨年、当エネ理研が大阪府の堺市で行ったこの出前授業で不適切な授業があったということがありまして、大問題となりました。どういうものか把握されています...全文を見る
○辰巳孝太郎君 この講師は、この堺市で行った授業の中で、例えば、君たちの体にも放射線がちゃんと入っている、よかったねと述べたり、何かあったときは鉄板だらけの服を着て歩いちゃう、こういう発言もあったということであります。  どういう対策をこれから講じられるつもりですか。
○辰巳孝太郎君 対策はするんだと、しかし、この講師個人の問題であって、エネ理研に対する問題ではないんだということだと思うんですね。  しかし、私はやはり、そもそもこの出前授業の中身ですね、私も当該問題になった授業を聞かせていただきましたけれども、例えば、やはり医療目的など必要な...全文を見る
○辰巳孝太郎君 安全神話について、誤りについて教えることについてはいかがですか。
○辰巳孝太郎君 安全神話の誤りについては政府も認めておりますからね。これが原因でやっぱり原発避難者というのは避難せざるを得なくなっているわけですから、ここが一番非科学的なところでありますから、ここもしっかり伝えるべきだと思うんですね。  それから、講師の質の問題、経験の問題、言...全文を見る
○辰巳孝太郎君 可能かどうかを確認しているということでありますが、このエネ理研の代表理事である中村日出夫氏は、二〇一二年三月の十六日にエネルギー・原子力政策懇談会の発起人有志の一員として、「福島からの再出発と日本の将来を支えるエネルギー政策のあり方」と題する提言を政府に提出をして...全文を見る
○辰巳孝太郎君 大臣、中立性、担保されていると思いますか。
○辰巳孝太郎君 大臣の答弁でいえば、定款に書いていれば、推進と書いていなければそれでいいんだということでありますけれども、そうじゃないと思うんですね。  二〇一三年二月にも、この団体は緊急提言として、「責任ある原子力政策の再構築 原子力から逃げず、正面から向き合う」、これを発表...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いや、ですから、原発推進の者が代表理事を務める団体が、定款で、中立だ、いいんだと。これで本当にええのか、こういう授業をさせて、受託させてええのかという問題が問われているわけなんですね。  それでは、この中村日出夫氏が実際に行った授業についても確認をしたいと思いま...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ホームページを私は確認をしました。ところが、かつてはあったこの中村日出夫氏が使ったパワーポイントの資料というのが今は削除されております。私は独自に、当時掲載されていた資料を入手をいたしました。ここには、このパワーポイントの資料には、例えば、放射線による健康異常が現...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ちょっと待ってくださいよ。副読本に五百ミリシーベルト以上が健康異常が出る、そういう値だという記述があるんですか。どうですか。
○辰巳孝太郎君 当たり前ですよ。百ミリシーベルト以上になると健康のリスクが増大していくというのがこれ正しい教え方でしょうが。高校生に対して五百ミリシーベルトまでは健康異常が現れないと教えるのは間違いだとはっきり言いなさいよ。
○辰巳孝太郎君 副読本に沿ってやらせるんでしょう。そういう提言を、これエネ理研やっているんでしょう。それとは全く違うことをやっているじゃないですか。副読本についてもいろいろ意見はありますよ。それからも逸脱しているやり方をエネ理研がやっているということじゃないですか。  そのほか...全文を見る
○辰巳孝太郎君 大臣、確認すると言いました。  こういう当該授業を続けるということで、本年四月二十五日にも公募を進めております。こういう団体が受託することはあり得ないと、この事業そのものの妥当性が問われているということを最後に言っておきたいというふうに思います。  今日は決算...全文を見る
○辰巳孝太郎君 なぜ聞かないんですか。聞くべきじゃないですか。あなた責任者でしょう。
○辰巳孝太郎君 そうじゃありません。私の質問に答えていただきたい。委員長、答えさせていただきたい。聞く気はないのか、なぜ聞かないのか。
○辰巳孝太郎君 その概要、テープの中に示されていた概要についてきちっと聞いたということですね。
○辰巳孝太郎君 委員長、この委員会、委員長の名で、この当該テープ、これは存在を認めているわけであります。これ、最高責任者の佐川局長にこのテープを聞くように委員長名で指示をしていただきたい。
○辰巳孝太郎君 当たり前の話ですよ。何が聞かないんですか。おかしいですよ。  私はこのテープも聞きました。おかしなことが二、三あります。それについて聞きます。それは、見積り合わせについてであります。  本年三月六日の予算委員会において、佐川理財局長は、見積り合わせは公共随契に...全文を見る
○辰巳孝太郎君 工事関係者に聞き取りしたって、それ森友側じゃないですか。この三月十五日のテープによると、籠池氏は三月十一日にごみの存在を知って、杉本設計士が見積りをすると二億とか三億とかと、既に見積もっていることをこれ言っているじゃないですか、森友側、籠池氏は。先日の民進党のヒア...全文を見る
○辰巳孝太郎君 聞かれたことに答えない。全く答弁が不明です。  最後、見積り合わせをしないということは、鑑定価格より高く売却できずに、それだけで国民にとって損失なんですよ。逆に、森友にとっては特例措置となるんですよ。これがまさに神風なんですよ。このことを申し上げて、引き続きこの...全文を見る
05月15日第193回国会 参議院 行政監視委員会 第1号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  大阪市立住吉市民病院の統廃合問題について、昨年三月十日に続いてお聞きをいたします。  厚生労働省は、二〇一五年十二月に、大阪府から申請のあった市民病院廃止に伴う民間病院再編統廃合計画に、二〇一六年の二月、同意の決定を下し...全文を見る
○辰巳孝太郎君 続けて、申請には医療審議会の意見書を付すことになっているということがありましたけれども、それはなぜなんでしょうか。
○辰巳孝太郎君 医療審議会というのは多くの方が医療関係者、医師会の方々ですから、そういう人たちの助言、そういう人たちの意見が大事であって、そしてそれが同意に反映されるべきだと私は思うんですね。  ところが、当案件は、大阪府の医療審議会では、この民間病院は産科の経験のない病院だ、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 大臣、私の質問に答えていただきたいと思うんですね。  大臣は、丁寧な説明をして理解を得るんだと、同意を前提にこういう要請を大阪府市にしたわけであります。ところが、大阪府市は、この日照権の問題、おっしゃいました、これが分かった時点でも議会にも市民にも知らせずに、こ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 大体、こういう政治案件のときは、遺憾であるとか、そういう言葉があるはずなんですけど、それさえもないのがびっくりするんですね。これ、やはり同時に指摘しなければならないのは、これは再編計画に同意をした厚労省の責任ということだと思うんですよ。だから歯切れが悪いんだと思う...全文を見る
○辰巳孝太郎君 相変わらず私の質問には何一つ答えていただかないんですけれども、厚労大臣は、これ同意しない選択肢だってあったわけであります。同意の要件が病床数の減少と審議会の意見書の添付だけならば、府市の見解を出させるという必要はないわけであります。  我々は市民病院の廃止そのも...全文を見る
○辰巳孝太郎君 確認するんですが、この当民間病院が来年の四月に開院しない、すなわち百床が一旦空白になった上で後年度にこの百床を同病院が引き継ぐということは可能なんでしょうか。局長、どうですか。
○辰巳孝太郎君 簡潔にお願いしたいんですが、府立の方に行く九十七床分、これは来年四月から、今、共同センターが建設されているわけですよね。これは移管できるということでよろしいですか。
○辰巳孝太郎君 時間ですので最後にしますけれども、これ、再編計画は医療機能の充実を図るためのものなんですね。役割分担、業務の連携、これも充実のためにあるのであって、私は、単なる数合わせ、単なる言葉だけの連携では絶対駄目だと思います。  住吉市民病院の廃止の延期や、医療空白を起こ...全文を見る
05月16日第193回国会 参議院 経済産業委員会 第11号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  外為法は、重大な経済犯罪に対する罰則、行政制裁を強化する、そういう内容でありますので、我が党としては賛成をいたします。  今日は、五月八日の決算委員会でも私取り上げました放射線出前授業についてまず聞きたいと思います。 ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 問題は二つあると思うんですよ。一般的に示されているのは、我々が逆ピラミッドの図で見るやつですね。あれは実効線量を示したものだと思うんですね。いわゆるそれで確定的というのはもっと上の線量で、確率的線量というのは、これは百ミリシーベルト以下であっても、これはがんなどの...全文を見る
○辰巳孝太郎君 大臣はないとはっきりおっしゃるんですけれども、その答弁が全くそうはならないということを見ていきたいと思うんですけれども。  結局、今回の東芝の一件で、情報セキュリティーの面からも、半導体メモリー事業が海外資本に売却されると、こういうことを政府は懸念せざるを得なく...全文を見る
○辰巳孝太郎君 人ごとのように聞こえてしまうわけですけれども。  これに関わって、産業革新機構が軸となって、日米連合を結成して買収をするのではないかという報道がされておりますけれども、これについてはいかがですか。
○辰巳孝太郎君 そういう答弁になるわけですけれども、この東芝の問題でありますが、この中身について今日はただしていきたいと思うんですね。  二〇〇六年十月にアメリカのウェスチングハウスを六千二百十億円で買収をして以降、原発の受注目標で常に大風呂敷を広げてきたわけであります。  ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 まあよくもここまで大風呂敷を広げるなと。二〇一一年の三月、福島の原発事故が発生した後も今後十五年間で六十四基を受注するんだと、そういう目標を立てていたということであります。  このような過大な目標を掲げてついに失敗をしたと。原発事業に手を染めたことが危機の原因で...全文を見る
○辰巳孝太郎君 これが一般論と言われてしまったら困るんですけれども、メーカーだけでは限界だと言って、国の関与なしに海外市場の獲得できないんだと、これは明確に言っているわけですよ。  続いて、「官民連携の場の設定」のところを読んでいただけますか。
○辰巳孝太郎君 ですから、官民一体と、これははっきり二人三脚で海外事業もやるんだと言っているわけですね。  原子力産業の国際展開支援について具体的に述べた第五章「我が国原子力産業の国際展開支援」、第三節の「原子力産業の国際展開支援施策」の中では、「公的金融の活用」、「資金調達が...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、ウェスチングハウスの買収の前には、国がこういう大綱を示して、国としても旗振りをやっていくんだと、国として関与していくんだ、応援していくんだと言っていることは、これはもう明白なんですよ。ですから、大臣冒頭おっしゃられたように、国の責任はないんだと。それはも...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、その三すくみ状態を打開するために国の踏み込んだ政策提言、国が一歩前に出る姿勢を示したかったというふうに柳瀬さんはインタビューに答えているわけですね。当時の原発推進の旗振り役、これやっていたことは認めないんですか。どうですか。
○辰巳孝太郎君 答えていないんですけど、旗振り役をやっていたということですよね。  東芝は、この現状に、どこで間違えたのかというメディアの問いに対して、綱川社長は、二〇〇八年に受注した原発事業と答えて、続けて、ウェスチングハウスを買ったこととも言えなくないとはっきり言っておりま...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ということは、大臣の一番最初の責任はないという答弁もおかしな話になってくると思うんですよ。国が大きな政策を掲げて、それに東芝が乗ったんだから、もちろん東芝の責任もありますよ。だけど、国の責任だってあるということじゃないですか。  柳瀬さんはこの資源エネルギー庁原...全文を見る
○辰巳孝太郎君 そういうわけなんですけれども、二〇〇七年の四月五日付けの原子力産業新聞において、柳瀬さんはこう述べているんですね。原子力産業、マーケットのグローバル化時代を迎える中で特に気を付けなければならないことは、日本政府が日本企業とだけの話合いで国際展開して、後からアメリカ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 結局、今日の議論聞いて、初めに責任はないと大臣答えたわけですけれども、どう考えても政府の責任というのはもう明白だと、旗振りをしているわけですから。そして結局、虎の子の半導体の技術、これの流出を懸念せざるを得なくなっているというのが現状であります。これが原発事業の失...全文を見る
05月23日第193回国会 参議院 財政金融委員会 第15号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  森友問題について聞きます。  二〇一六年の三月の十五日、地中から新たな埋設物が出てきたとして籠池氏が財務省理財局国有財産審理室長田村氏とごみの補償について折衝をしております。そのときのテープが出てまいりました。財務省は、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 大臣、このテープの中には、応援する気持ちでやっているんだという田村室長の発言があるわけですよ。  通常、公務員ですから、法令にのっとって、公正、中立的な立場で、先ほど特例という中身の話もされましたけれども、そうするのが私は公務員の在り方だと思うんですね。応援する...全文を見る
○辰巳孝太郎君 財務省は、契約が終わった途端に資料を廃棄をしたと、こう言っております。ようやく出てきた、これ、森友側との折衝の記録のテープであります。で、詳細については覚えていないと、こう繰り返すわけですね。私はおかしいと思うんですね。  応援という言葉が出てきております。私は...全文を見る
○辰巳孝太郎君 この文言も私は無理ないと思いますよ。だって、名前、住所を書き、印鑑を押せば完成する模範解答のような契約書関連書類を作成し、契約前に渡していたことなど、まさに森友側と一体になって、建設主体として、かのように動いてきたのが財務省であるからであります。  今日は、先日...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、考慮されないということが分かっていながら、なぜ鑑定士に提出をしたのかということなんですけど、簡潔にどうですか。
○辰巳孝太郎君 鑑定士には、それも含めて考慮するようにということをお願いしたということですね。
○辰巳孝太郎君 考慮されることがないのに、なぜ出したのか。  私は、財務省が不動産鑑定士に提出を、鑑定の依頼をした際の仕様書、鑑定評価依頼条件といいますけれども、これを独自に入手をいたしました。  ここには、平成二十八年四月十四日付け阪空補第十七号、不動産鑑定評価についてに基...全文を見る
○辰巳孝太郎君 私の質問に答えていただきたい。  高層建築のための地盤改良費も、この考慮してくださいという中に含まれていますね。
○辰巳孝太郎君 私の質問に答えていただきたい。  この仕様書の中にある、考慮し、鑑定評価すること、この中に、森友側が提出してきた、八階建てですか、高層建築を前提としたこれの見積り、これも考慮することということが含まれているか含まれていないかです。
○辰巳孝太郎君 では、これは含まれていないということですか、考慮することに。
○辰巳孝太郎君 この仕様書では、考慮されることということに、中に含まれていないということですね。はっきりお答えください。高層建築。
○辰巳孝太郎君 この仕様書によりますと、考慮することとはっきり書いてあるわけです。不動産鑑定士からすれば、考慮することと書かれている中に高層建築の資料が来るわけですから、これ当然、考慮することということになるのは当然じゃないですか。これ、否定できないわけですね。  これ、聞きま...全文を見る
○辰巳孝太郎君 同僚議員の資料で恐縮なんですけれども、白眞勲議員の資料の二で、軟弱地盤の資料を出してほしい、この中に括弧付けで高層階の建築が不可だ、つまり軟弱地盤だから高層の建築はなかなか難しいと、そのために補償してくれよという、そういう資料を求めているわけですね。  そして、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 三月十五日の田村室長との先ほどのテープですね、この折衝の中では、将来中学校を造る、そのときは八階建てにするんだということを籠池夫妻が言っているわけですね。  このことをテープで、若しくは起こしで確認されませんでしたか。
○辰巳孝太郎君 ですから、建てているのは三階建てですから、それを将来八階建てにするとかそんな話は財務省としては一蹴しなきゃならないんですよ。ところが、籠池氏がこれ、ごみで値引きができると判断した途端、この高層階建築を持ち出して、そのための減額を迫ったわけですよ。その主張に財務省が...全文を見る
○辰巳孝太郎君 あのね、皆さんが行った調査なんですよ、航空局が。そこに保守的に見積もれば一万一千七百九十トンものごみがある、皆さんが書いているんですよ、皆さんが書いているんですよ。で、取り出されたのは一千トンぐらいしかないんですよ。地表三メートルにごみが一万トン残っているんですよ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いや、ですから、私が申し上げているのは、ないごみをあると仮定して、新しいごみだとして補償しているんじゃないかということであります。  ボーリング調査、私は国立研究開発法人産業技術総合研究所というところにこの調査を依頼をしました。すると、九・九メートルのところから...全文を見る
○辰巳孝太郎君 引き続きこの問題を取り上げて、質問を終わります。
05月25日第193回国会 参議院 経済産業委員会 第13号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  企業立地促進法改正案について聞きます。  まず、地域牽引事業者の承認についてお聞きしてまいります。  政府は、まず最初に二千余りの企業を選定すると、こういうふうに言っていますけれども、まず、どのようにその二千社余りは選...全文を見る
○辰巳孝太郎君 様々な政府の政策で、トップダウンでやっていって失敗した政策というのはたくさんあると思うんですよ。地域の実情、事業を一番よく知っているのは、私はやはり自治体だと思うんですね。  大臣に改めてお聞きしますけど、なぜ最初から企業選定過程に関わって自治体にさせないのか、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 やはり当法案の立て付けを見てみますと、基本方針を策定した国が自治体の策定した基本計画を同意するということになっています。つまり、自治体が策定する基本計画は国の基本方針に沿うことが義務付けられているわけでありまして、強制することはないと大臣おっしゃいましたけれども、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、二千社を国が選定するといったときに、関係省庁という中には自治体は含まれないということだと思うんですね。ですから、やはりそのスキーム、流れから見るとトップダウンではないかと、こう言われかねないと思うんですね。  この法案については、様々、衆議院でも農地に...全文を見る
○辰巳孝太郎君 農業生産にとって最も基礎的な資源であって、食料自給率にも関わってくる、だから優良農地、原則転用不可なんだということでありました。  これに関わって多くの懸念が出されたと。大臣は、国が定める基本方針において、土地利用の調整について、まず既存の遊休地の活用を優先する...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、大臣冒頭おっしゃったように、配慮なんですね。配慮した結果その場所しかないということになれば、これ優良農地の転用が認められてしまうということになります。しかも、地域経済牽引事業者側から土地利用調整計画の提案もできることになっているわけです。  現行規定、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 その中でも第一種農地があるわけですね。今回の改正案では更にそれを拡大強化するということになるわけであります。これでは、本当に優良農地というのはきちんと確保できないと私は思うんですね。  しかも、改正案第十七条では、土地利用調整の対象施設を現行第十三条の工場等から...全文を見る
○辰巳孝太郎君 公開方法なんですけれども、これインターネットその他の方法によりとあるんですけれども、これによらなくても、個社に、一社だけにこの公共データを渡すことは可能なんでしょうか。
○辰巳孝太郎君 つまり、可能だということなんですね。一般にインターネットで公開するということではなくて個社にということになれば、これは企業ですから、営利企業ですから、ほかの企業にこういう情報を渡したくないということになれば、うちだけに下さいということが可能になるということでありま...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、自治体の判断でオーケーだということなんですね。基本計画で定めて、それで牽引事業で選定しているわけですから、その企業が欲しいということになれば、しかも個別で個社だけに欲しいということになればなかなか拒めないというふうに思うんですね。これ、やっぱり公共データ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ということなんですよ。これ、とんでもない話なんですね。  今国会において種子法というのが廃止をされました。これは主要農産物の種を安定供給するための公的責任を放棄し、外資系企業を含む民間参入種子ビジネスを促進するものだとして我々反対したわけであります。生産者、消費...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いや、ですから、できるわけなんですね。  大臣、今ガイドラインをおっしゃいましたけれども、実際にどのような許諾をするのかというのも都道府県の判断になるわけであります。これ結局、国民の胃袋を営利企業に、これ外資も含みますけれども、つかませる農業競争力強化支援法のよ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ということなんですね。ですから、様々な問題がこの法案にあるということだと思います。  続いて、データの提供に関してですけれども、学力テストの公表問題についてちょっと確認をしたいと思うんですね。  例えば、承認された地域経済牽引事業者であるディベロッパーとか不動...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ディベロッパーだけではなくて、例えば塾関係者とか、やはり所得の状況を知りたいんだ、学力テストの状況を知りたいんだということは、私はあり得るというふうに思うんですね。  我々は学力テストの実施そのものに反対をしてきました。子供の学力状況であれば抽出調査で事足りるわ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、今のところ、市町村レベルで見ますと、各学校、この学校の平均点はどのようになっているかということを公表しているところというのは六%ですから、非常に少なくなってはいるんですね。  しかし、当法案によって、一民間企業を、それら各学校、若しくは各地域、市町村で...全文を見る
○辰巳孝太郎君 大臣、当然、個別を識別できる、そういう所得の情報であるとか学力テストの情報であるとか、これが提供され得ることがないというのは当然であります。しかし、個別が識別されない状況で、ひも付けできない状況で出すことは、これ市町村の条例などでできるわけですね。都道府県などがや...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、となると、仮に民泊事業者あるいは仲介事業者が牽引事業者に選ばれて、例えばこの年間三十日、六十日としか認められていない年間提供日数の上限を百八十日いっぱいまで認めてほしいという提案ができると、こういうことですね。
○辰巳孝太郎君 考えにくいですか。これ考えますよ。考えますよ、当然。全く考えにくくないと思うんですね。  しかも、この十五条の二項において、もし当該提案をこれ必要ないというふうに認める場合でも、その旨及び理由を遅滞なく当該提案をした者に通知するよう努めると。これ理由を付さなきゃ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 計画で示された目標に達していなければ、これ必ず承認を取り消すことになるんでしょうか。この辺が非常に私は曖昧だと思うんですけれど、例えば、景気が少し悪くなったので目標に達していない、だけど、それはまあ認めましょうと、こういうことになるんでしょうか。その辺、どうですか...全文を見る
○辰巳孝太郎君 とりわけ十五条に規定されているとおり、この承認事業に認定される、承認されるということは、これ一企業に非常に大きな権限を私は与えることになると思うんですね。これを、承認を取り消されるということも一民間企業にとっては非常に命取りになると思うんですよ。  牽引事業者と...全文を見る
○辰巳孝太郎君 大臣、これ、企業・団体献金をこの部分では禁止するなど、何らかの歯止めが必要じゃないでしょうか。
○辰巳孝太郎君 できないというなら法的な規制が必要だと思います。  以上です。終わります。     ─────────────
○辰巳孝太郎君 私は、日本共産党を代表して、企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律の一部を改正する法律案に反対する討論を行います。  政府は、この十年間、企業立地促進法の下、大企業の工場が立地すれば地域経済が活性化するという地域経済政策を進めてき...全文を見る
05月30日第193回国会 参議院 経済産業委員会 第14号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  今日は、いわゆるスナックに対する警察の取締り強化の問題を取り上げたいと思います。    〔委員長退席、理事石上俊雄君着席〕  スナック営業はいわゆる社交飲食業の一つであり、広義の飲食業、サービス産業に含まれるものであり...全文を見る
○辰巳孝太郎君 恐らく、政治家の皆さんはスナックによく行っていろいろな話をされることもあるかと思うんですけれども、改めて、このスナックなんですが、この広義のサービス産業がGDPに占める割合、全雇用者数に占める割合、これをまずお聞きしたいと思います。
○辰巳孝太郎君 非常に大きな位置付けなんですね。  安倍政権も、日本再興戦略二〇一六においてサービス産業の生産性向上を掲げております。総理は、二〇一五年の三月二日、日本生産性本部主催、生産性運動六十周年記念パーティーにおきましても、我が国の経済が持続的に成長を続けていくために必...全文を見る
○辰巳孝太郎君 続けて、業務形態はどのようなものになっていますかね。
○辰巳孝太郎君 圧倒的に個人経営、小さい事業所ということだと思いますね。  厚労省に確認しますが、このサービス産業のうちの一つである社交飲食業についての振興の目標というのを持っておられますよね。直面する課題と地域社会から期待される役割として、告示にはどのように規定されていますで...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、地域経済にとっても地域にとっても非常に重要な位置を占めているというのがこの社交飲食業でありまして、その一つがスナックであるということだということが確認されたと思います。  今日の資料にも付けておりますけれども、このスナックが再注目をされているということ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 今日は、資料にも付けましたけれども、一号営業、キャバレー、料理店、カフェー、これも風俗営業というカテゴリーになるわけなんですね。いわゆるダンスをさせるということで、二〇一五年、このダンス規制というのが改正をされまして、新たに特定遊興飲食店営業というのが二〇一五年法...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、法の十二条において営業所の構造及び設備を維持すべき義務を負わせて、十三条では深夜における営業禁止、十四条では照度の規制、十五条では騒音及び振動の規制、十六条では広告及び宣伝の規制などが設けられているわけなんですが、いわゆるダンス規制の見直しにおいては、元...全文を見る
○辰巳孝太郎君 具体的なその接待の判断基準というのが解釈運用基準というもので定められておりますが、今日は資料の最後の二ページ目に付けさせていただいております。この接待の判断基準として示されている、一、談笑・お酌にはどのように記されていますでしょうか、紹介してください。
○辰巳孝太郎君 これ、続けて私読みますね。  これに対して、お酌をしたり水割りを作るが速やかにその場を立ち去る行為、客の後方で待機をし又はカウンター内で単に客の注文に応じて酒類等を提供するだけの行為及びこれらに付随して社交儀礼上の挨拶を交わしたり、若干の世間話をしたりする程度の...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いや、それがよく分からないんですよ、どこまでが若干の世間話か。それ以上となると、これ一号営業の許可もらわなあかんということになるんですね、接待をやっているということで。  私、世間話ということですから、天気の話するのは、これは世間話だと思うんですよ。しかし、そこ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 そうなりますかね。  大体、談笑もない、カラオケに対する拍手もない、私、こういうスナックが繁盛するとは到底思えないんですね。カラオケでお酌したりとか、当然おもてなしだと私は思うんですね。警察の拡大解釈による取締りということがあるわけです。  兵庫県警が料飲業者...全文を見る
○辰巳孝太郎君 確認しますが、この風営法に基づく立入りというのは、今御紹介いただいた国会決議を踏まえて、これ指導を旨として過度な取締りはしないということで確認したいと思いますが、いかがですか。
○辰巳孝太郎君 決議では、営業の自由が侵されてはならないと、こうも記されているんですね。しかし、罰金二百万円とか営業停止六か月となれば、これ廃業は必至だと思うんですよ。余りにも量刑が重過ぎる。おしぼりを渡してカラオケに拍手して談笑して二十日間も勾留というのもやっぱりおかしいと思う...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いや、定着というんですけど、それでは駄目だと思うんですよ、これはもう社会通念上おかしくなっているわけですから。それは文言が定着しているだけの話であって、変えられていないだけの話であって、実態としてはもうこれ乖離をしているというのがこの解釈運用基準ですから、変えるべ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 我々、こういう規制緩和であれば大賛成をしたいというふうに思うんですね。  ママからも話をたくさん聞きました。やっぱりスナックが風俗営業とカテゴライズされていること、これに疑問を感じるとか、接待したとして長期間勾留されて、麻薬絡みちゃうかといううわさを流されたり、...全文を見る
05月30日第193回国会 参議院 国土交通委員会 第18号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  森友問題についてお聞きをします。  財務省は、この森友問題、この間、重要な資料は売買契約と同時に廃棄をしたというふうに答弁をしております。二〇一六年の三月十五日に財務省理財局国有財産審理室長の田村氏が籠池夫妻と折衝した、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 財務省としてテープ起こしをして、我々はそれはしますよ、当然されていると思うんですけれども、それ、されていますよね。それで議論をしたいと思うんです。いかがですか。
○辰巳孝太郎君 担当者ベースでは文字起こしをしているということだったので、それの提出を求めたいと思います。  委員長、お願いします。
○辰巳孝太郎君 聞くだけじゃ駄目でしょう。それは役所なんですから、聞いたんだったらきちんと文字、もちろん聞き取れないところはあるんです、それはそれでいいんです。聞き取れるところは、財務省として聞き取れたところはここなんですというところをベースに議論しようじゃないですか。いかがです...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いや、ですから、分からないところは分からないんでいいんですよ。しかし、はっきり聞き取れているところもあるんです。それが大部分ですから。それを基に議論しようじゃないですか。いいですよ、皆さんが聞き取れないところは、それは黒塗りでいいですから。それを議論したら、八・二...全文を見る
○辰巳孝太郎君 検討するということですね、検討するという、もう、ちょっと聞き取れませんでした。
○辰巳孝太郎君 本物だと認めているんです、テープは。聞き取れないところもあるのは承知しております。聞き取れるところだけでも文字で起こしてください。そこで議論しようじゃないですか。何でできないんですか。やろうじゃない。
○辰巳孝太郎君 これは、中身を議論したくない理由があるんですよ、あるんですよ。これ、皆さん、我々国会審議に必要な資料は契約と同時に捨てておいて、せっかく出てきた、これ、証拠ですよね、これ文字起こししない、議論しないと。これでは国民は絶対納得しないと私は言わなければならないと思いま...全文を見る
○辰巳孝太郎君 是非、この問題、理財局長が答えておりますからね。これ、いいはずがないんですよ。  副大臣に改めて聞きますけれども、この八・二億円、このごみの総量ですね、これ、適正に見積もられているという認識でよろしいでしょうか。
○辰巳孝太郎君 国交大臣、石井大臣にお聞きしますが、補償したごみの総量というのは幾らになっていますでしょうか。
○辰巳孝太郎君 その前段の部分は全く要らないので、最後だけ聞いているんですね。一万九千五百二十トン、これがごみの総量だと仮定をして、八億二千万円の値引きをしているわけなんですね。  二〇一五年の五月に、森友側は有償貸付契約を締結しております。その年の七月から十二月までに、約一千...全文を見る
○辰巳孝太郎君 汚染土壌は八百八十ですか。  そのうち、八・二億円のごみの算定、これはごみがあると仮定しているわけですけれども、その五か所のうち三か所は、これは校舎の下に位置をするわけですね。つまり、そこの土壌汚染の対策をしていますから、その土は入れ替えています。つまり、廃材等...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いや、物すごい詭弁ですよ、今のは。これ、個別に答えられないと言っていますね、四七・一が。いや、それはそうですよ、だから四七・一でこれやったんでしょう。これ、六十八か所の試掘をして、それぞれどれぐらいの廃材があるかというのは大体分かっているんですよ。私はそれを当ては...全文を見る
○辰巳孝太郎君 何を言っているんですか、大臣、おかしいですよ。ごみの総量の算定は難しいと言いながら、そこの部分は少量だというわけですよ。  これ、四七・一%ごみが埋まっていると計算したところでも、皆さんはそれを全面に広げたんですよ。ほとんどごみないところだってあるんですよ。大臣...全文を見る
○辰巳孝太郎君 無理があるのは政府の説明だということを申し上げて、私の質問を終わります。
06月02日第193回国会 参議院 本会議 第29号
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○辰巳孝太郎君 私は、日本共産党を代表して、住宅宿泊事業法案について質問をいたします。  民泊サービスとは、住宅を活用して人を宿泊させる事業のことです。  旅館業法の許可を得て宿泊業を営業している方もたくさんおられる一方、この間、旅館業法の許可を得ない違法民泊は広がり続け、そ...全文を見る
06月06日第193回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  本法案では、民泊事業者が住居専用地域においても民泊事業を営むことが可能になっております。一方、旅館、ホテルというのはそういう地域には営業することはできなくなっています。  まず確認しますが、なぜ住居専用地域には旅館、ホテ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ということなんですね。住居環境に悪影響を与えるおそれのある、そういう用途の建物を制限して、良好な住居環境を保護するためにこの住居専用地域というのは設けられているわけであります。それを解禁するのが本法案で、民泊が生活の隣に入り込んでくるということであります。  現...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いや、だから、これが矛盾しているんですよ、まず、そもそも。  特区でも苦情に対する対応というのは求められていますよ。だけど、事前の説明が必要なんです。ところが、この民泊新法では、先ほど標識という話がありますけど、それ届出の後ですから。後ですから。だから、周辺住民...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ところが、これ本会議で指摘したとおり、一泊二日、日にちが重ならなければ百八十泊三百六十日というのが可能なんですね。つまり、百八十日以上住宅の用に供することができることが民泊の前提だと言っておきながら、これ実際そうならないということなんです。これだけで私は民泊事業の...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いや、具体的にどのように確認するんですか。
○辰巳孝太郎君 チラシだけでそれ確認に本当になるんでしょうか。一体どこで配られたかも分からない、どこで配布されたかも分からない、そういうもので本当にそれ確認になりますか、募集の。それで確認だということであっても、例えば、法外な賃貸料を記載せずとも相場より少し高めの賃料設定をあえて...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いや、明白だとそれは判断できないんですよ。民民の契約ですから、結局は。これ、チラシ出していても契約しなかったらいいんでしょう、それいいんでしょう、認められるんでしょう。確認しようがないじゃないですか。これだけでもこの法案のざる法が明らかだと思うんですね。  それ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 結局、しかし、それも個別の事案ごとに判断されるということなんですね、うなずいていただいておりますけれども。  国交省、これどのように実態把握しますか。
○辰巳孝太郎君 立入検査って、そんなしょっちゅうできるんですか。そんな人員ありますか。これ報告もさせるんでしょう、当然。そういうことですね、報告もさせるということ。
○辰巳孝太郎君 私が言っているのは、百八十日に来ました、それ以降は民泊はできません、ですよね。だけれども、実態として民泊でやられているのに、これは賃貸なんですと言い逃れができるとすると、実態としては民泊ですから、ずっと百八十日以降できるじゃないかと。そこのきちんと検査をする、確認...全文を見る
○辰巳孝太郎君 当然ですよ。当然ですよ。そうしなければ百八十日守られないんですから。これ、きちんと確認したいと思います。  それと、仮に民泊新法が成立すれば、投資型の民泊マンション、アパートというのが想定されます。これは大臣、投資型の民泊マンション、アパートは認められないという...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、これ、大臣おっしゃっている入居の募集が行われないマンションというのは、すなわち不動産業者が民泊として活用するケースの話なんですよ。しかし、想定されるケースというのは、投資型のマンションを造りました、そのそれぞれの住居を使用して投資するオーナーを募集するこ...全文を見る
06月07日第193回国会 参議院 政府開発援助等に関する特別委員会 第4号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  四人の参考人の皆さん、本当に貴重な御意見、陳述、本当にありがとうございます。  まず、山形、若林、上野参考人にお聞きしたいと思います。  報道されているとおり、アメリカのパリ協定離脱表明というのがされました。これが世界...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ありがとうございます。  日本政府としても、やはりこの離脱表明、何とか思いとどまらせるように働きかけていくべきだというふうに私は思います。  それと、続いて、若林参考人にお聞きをしたいと思います。  陳述の中で、今、NGOへの規制が強まっているというお話があ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ありがとうございます。  続いて、松崎参考人にお伺いしたいと思います。お待たせをいたしました。  海外での下水道管の布設ということで様々事業もされてきたと思いますが、よく言われることに、日本の技術は非常にレベルが高いんだけれども、しかし高いんだというようなこと...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ありがとうございました。  日本でも下水道の老朽化というのは深刻な社会問題としてありますので、日本でも布設の工事はされているかと思いますので、是非応援したいと思います。  続けて、上野参考人にお伺いしたいと思います。  SDGs推進に向けた企業の抱える課題と...全文を見る
○辰巳孝太郎君 以上です。  ありがとうございました。
06月08日第193回国会 参議院 国土交通委員会 第21号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  三人の参考人の方、貴重な御意見、本当にありがとうございました。  まず、松村参考人にお聞きしたいと思います。  先ほど、やはり立法の趣旨は遊休地の活用ではないかというお話があったと思います。そこで、この新法がもし成立を...全文を見る
○辰巳孝太郎君 なるほど、法の趣旨からいえばそういうことだということであれば、投資型の民泊施設というのが、百八十日という制限はありますけれども、それをくぐり抜けて、先ほど募集の話がありましたけれども、例えば賃貸、分譲の募集を、チラシ一枚でどこに配ったか分からないような募集を一応や...全文を見る
○辰巳孝太郎君 つまり、そういう申請がされたときには、そういう証明できる番号なり物が発行されるので、それを確認すれば簡単に識別をできて、違法か合法かということで、合法の物件だけを掲載するということですね。  となりますと、国内の企業か海外の企業か、仲介企業かという差はあるとは思...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ありがとうございました。  続いて、金沢参考人にお聞きします。  陳述の中でも、やはり安全規制というのをホテルや旅館は課せられていて、しかも、金沢参考人は、その規制が厳しいと思ったことは一度もないと、当然のことだというお話をされていたかと思います。  そこで...全文を見る
○辰巳孝太郎君 時間も残り少ないんですけど、最後に上山参考人にもう一度お聞きします。  今回、民泊新法で特区民泊、これ、かぶるところが出てくるわけですね。かぶるといいますか、大田区、大阪市。どちらを選択されますか。
○辰巳孝太郎君 ありがとうございました。  以上です。
○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  本法案においては、民泊は違法なんだけれども、結局増えてしまったので仕方がないと、むしろこれを解禁して適正な規制をするというのが立法の端緒となっていると私は思います。しかし、政府が本当にこの違法民泊の取締りに手を尽くしてきた...全文を見る
○辰巳孝太郎君 仲介業者に対して具体的にどういう要請を行ってきたんですか。
○辰巳孝太郎君 その結果、政府が求めた対策をエアビーアンドビーなどの仲介業者は行ったのか、そしてその効果は出たのか、どうですか。
○辰巳孝太郎君 今長官おっしゃいましたけれども、ほとんど効果出ていないんですよね。これ、効果出ていたら、五万件、いわゆる違法物件というのはサイトからなくなるはずなんですよ。ここまで民泊の問題というのは広がるはずはないんですよ。これ、ほとんど効果出ていないということなんです。  ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 旅館業法違反の物件を掲載しているんですよ。これ、長官、旅行業法違反になるんじゃないですか。いかがですか。
○辰巳孝太郎君 それでは質問を少し変えましょう。  旅行業法の話がありました。しかし、登録しているホストというのはこれ明らかに旅館業法違反なんです。それをそのサイトに載せて収益をホストにも与えるわけですね。もちろんエアビーアンドビーにも収益があります。これは違法営業の幇助に当た...全文を見る
○辰巳孝太郎君 エアビーアンドビーは、旅行業法のこれ登録していますか。
○辰巳孝太郎君 なぜ登録を行わないんですか。
○辰巳孝太郎君 皆さん、旅行業法の登録、要請してきたんじゃないんですか、エアビーアンドビーに。どうですか。
○辰巳孝太郎君 ですから、皆さんはエアビーアンドビーに、国内に事務所を置いて旅行業の登録をせいということを求めてきたんでしょう。その事実関係、イエスかノーかだけ。
○辰巳孝太郎君 大臣、大臣、ちょっともう一回聞きますけれども、これ旅館業法の違反の登録なんですよ。仲介サイトがそれを載せているんですよ。違法行為を幇助している、こういうことになりませんか。
○辰巳孝太郎君 これは非常に情けない話ですよ。これ違法行為を幇助しているんですよ。そんなものに、国内に拠点があるかどうか、営業所があるかどうかなんて関係ないんですよ。これ、違法行為を幇助しているんですから厳しく対処するのは当たり前の話なんですよ。  今日三枚目に付けさせていただ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 個人情報の話がありました。これは同意を得ればできるんですよ。今京都の話もされましたね。  大臣、最後にお聞きします。  施行の後はそういうことをやるという話ですけど、そうじゃないんです。施行の前の今が大事なんですよ。この本法案の四十六条は、これ、登録を受けた者...全文を見る
○辰巳孝太郎君 検討じゃ駄目ですよ、これ絶対やってください。そうやらないと、これ、百戦錬磨の社長がおっしゃっていたとおり、仲介業者の間のイコールフッティングもこれ反するんですよ。  絶対やるべきだということを求めて、質問を終わります。
○辰巳孝太郎君 私は、日本共産党を代表して、住宅宿泊事業法案について反対の討論を行います。  本法案に反対する第一の理由は、安全確保の観点から、旅館業法上認められていない住宅での宿泊業を解禁するものであり、宿泊者や周辺住民の安全を脅かすものだからです。  宿泊料を受けて人を宿...全文を見る
06月15日第193回国会 参議院 本会議 第33号
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○辰巳孝太郎君 私は、日本共産党を代表して、共謀罪法案について中間報告を求めることの動議に対して、断固反対の討論を行います。  そもそも、国会法五十六条は、国会に提出された議案は、これを委員会に付託し、委員会において審査すると規定し、法案審議における委員会中心主義を明記していま...全文を見る
11月30日第195回国会 参議院 予算委員会 第2号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  森友疑惑について質問をいたします。  私は、この問題を一貫してこの委員会でも取り上げてまいりました。疑惑の焦点は、政府が架空のごみを補償し、森友学園にただ同然で国有地を売却したこと、そしてその背景に何があったのかというこ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 答えていないですね。  政府が適正だと言ってきたものが適正でなかった。それは総理の責任でもあるんじゃないですか。
○辰巳孝太郎君 全く同じ答弁なんですね。  総理は行政府の最高責任者であります。大体、一般の会社の不祥事で、社長が部下のやったことは間違いだが自分には責任ないと、こんなこと通用しますか。  総理は、二〇一五年の六月十八日の衆議院の予算委員会において、年金機構の個人情報流出に関...全文を見る
○辰巳孝太郎君 総理、最低限、国民に謝罪すべきじゃないですか。いかがですか。
○辰巳孝太郎君 総理、丁寧な説明をすると繰り返しておられます。だったら、会計検査院の報告書を受けて、こうした不適切な処理がなぜ起こったのか、これ徹底的な原因究明を総理先頭にやるべきじゃないですか。
○辰巳孝太郎君 本当に謝罪ないわけですね。こういった官僚に責任転嫁する姿勢に国民は絶対に納得はしないと思います。  この不適切な大幅値下げは、地下三メートルよりも深くに政府も森友側も知らなかった大量のごみがあったというところからスタートしております。私は、あの土地の深くにごみは...全文を見る
○辰巳孝太郎君 地下深くまでごみがあったというストーリー、これで補償しようという口裏合わせのテープであります。  ところが、一昨日、政府は、これは口裏合わせではないと言いました。総理、これのどこが口裏合わせではないというんですか。
○辰巳孝太郎君 工事事業者がごみはないと言っているじゃないですか。これ、どう考えるんですか。
○辰巳孝太郎君 音源データでは、工事事業者は三メートルから下からとは確定的に言っていないと言っているじゃないですか。これ、どうするんですか。
○辰巳孝太郎君 あなた方は全部を聞いたんですか。(発言する者あり)
○辰巳孝太郎君 これ、一部と言いますけれども、一部であっても口裏合わせの状況がここに記されているんですよ、ないごみをあるようにしようと。工事事業者は、初めは三メートルより下から出てきたか分からない、語弊がある、ここまで言っているんですよ。しかし、国の方から資料を調整する中でそうい...全文を見る
○辰巳孝太郎君 一体何の資料を求めたんですか。
○辰巳孝太郎君 具体的に何を求めたのか聞いております。
○辰巳孝太郎君 資料はあったんですか。
○辰巳孝太郎君 三メートルより下にあったという資料はあったんですか。
○辰巳孝太郎君 答えていない。九・……(発言する者あり)
○辰巳孝太郎君 三メートルより下にあったという資料はあったんですかということを聞いています。
○辰巳孝太郎君 答弁の繰り返しなんですけれども、まさにその資料がなかった、証拠が不十分だということで会計検査院が断罪をしたんですよ。  くい打ちの過程でという話がありました。会計検査院に聞きますが、このくい打ちの工法からして、地表に出てきたというごみは一体どの層から出てきたごみ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 つまり、音源テープで事業者が当初出てきていないと言っているのは、専門家として当然の知見を述べたものなんですよ。深いところからごみは出てこない。これは過去の調査の資料でも明らかです。  過去のボーリング調査の結果からどのようなことが言えますか。会計検査院。
○辰巳孝太郎君 今、おおむね地下三メートル以下は沖積層という話がありましたけど、沖積層って一体何なんですか。テレビ御覧の皆さんに分かるように。
○辰巳孝太郎君 数万年の経過でできた自然の堆積層に、なぜビニール片やマヨネーズの蓋が出てくるんですか。そんなものが発見されたら、それこそ歴史的発見じゃないですか。  この政府が認めた音源テープが取られた場所には、財務局の職員だけではなくて航空局の職員も同席をしておりました。まさ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 国交大臣、会計検査院の報告書をあなたは重く受け止めないんですか。今言ったような沖積層、一万年、豊中全体の話を言っているんじゃないですよ、ボーリング調査したのはあの豊中の小学校のその現地でやっているんですよ。きちんと報告書を受け止めていただきたいと思います。  ボ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ですから、そんな資料はなく、工事事業者は、なかったと言っていたんですよ。  大臣、これまで工事積算基準にのっとって適正に積算したと繰り返し答弁してきました。しかし、ごみがあるのかないのか、客観的な立場で調査すべき航空局の職員が口裏合わせの会合に加わっていたわけで...全文を見る
○辰巳孝太郎君 そんなこと分かっているんですよ。  ところが、あなた方のテープで言っていたようなことが完全にここで裏付けをされているということじゃないですか。ここにある、調査では分からなかった内容で瑕疵を見付けていく、見付けていく、まさに大幅値引きを実現するために、見付かっても...全文を見る
○辰巳孝太郎君 総理、総理、このような口裏合わせが行われていたということです。これ、会計検査院の報告書、調査だけではなくて、これ、総理自身が先頭に立って、このようなことがなぜ行われたのか、これ調査すべきじゃないですか。(発言する者あり)
○辰巳孝太郎君 いいですか、会計検査院は手続について不適切だと、これは結論付けたわけですよ。ところが、このような口裏合わせ、これは会計検査院は調べません。しかし、ごみがないと言っているにもかかわらず、そういうストーリーを書いて口裏合わせをしたと。これ、テープもあるんですから、これ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 全く丁寧に説明する気がないということがはっきりしたと思います。これだけの恣意的な試算で国有地をただ同然で売却した政府の責任は重大だと言わなければなりません。  この当委員会でも、佐川前理財局長が九・九メートルのごみを確認したと何度も言ってまいりました。私は、当委...全文を見る
○辰巳孝太郎君 なぜこのような売却が行われたのか。その背景には、名誉校長たる安倍昭恵氏の証人喚問、これしっかり本人から聞かなければなりません。  引き続きこの問題追及していく決意を述べて、私の質問を終わります。
12月05日第195回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
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○辰巳孝太郎君 日本共産党の辰巳孝太郎でございます。  森友疑惑を取り上げたいと思います。  なぜ九億五千六百万円の土地が八億二千万円引きの値引きがされて格安で森友学園に売却がされたのか、私はこの問題を国会で何度も取り上げてまいりました。しかし、どうしても腑に落ちないことが幾...全文を見る
○辰巳孝太郎君 地下三メートルのところまでには約一万一千トンのごみはあったと、こう推測されるわけですね。  それでは、この貸付合意書、これでは、今明らかにされた、調査の中で明らかになった地下埋設物についてどのように扱うと決めているんでしょうか。
○辰巳孝太郎君 つまり、貸主つまり国が既に明示している地下構造物を土壌の改良の工事を森友側が行って除去すればその分の費用は国が償還払いをするということが書かれているわけですね。具体的には、二〇一五年の秋にかけて、九月から十二月にかけて、この土壌改良工事によって地下埋設物の一部が取...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ということは、検査院にちょっと確認しますけれども、この二〇一五年の土壌改良工事では、示されていた廃棄物混合土のほとんどを撤去せずに残したということでよろしいですか。
○辰巳孝太郎君 ということですね。  ここで、素朴な疑問なんですね。なぜごみを残したのかということなんですよ。残したごみというのは、先ほど貸付契約の合意書において既に一万トン以上があるだろうということで明示をされており、森友学園側がこのごみを撤去すれば、それは有益費として戻って...全文を見る
○辰巳孝太郎君 なるほど。つまり、森友の判断ということですよね。  これ、重要な前提だと思うんです。貸主たる国はごみがあると明示を契約書でして、それを撤去した場合は補償、これも契約書で約束をしている。一方、借主たる森友学園も、ごみの存在を了承した上で、何を撤去して何を撤去しない...全文を見る
○辰巳孝太郎君 つまり、私の今の質問、お認めになったということですね。森友学園の責任で置いてきたごみについては、それを後日やっぱり撤去したい、だけどそれは開校に遅れちゃうと、だけどそれはもう森友学園の責任ということですね。もう一度確認します。
○辰巳孝太郎君 これは大事な答弁だと思います。つまり、残されたごみについての補償については国の責任はない、損害賠償をされる、そういうおそれはないということであります。  さて、大量の廃材を残したまま森友学園は、翌二〇一六年の二月半ばに柱状改良工事といういわゆるくい打ち工事を始め...全文を見る
○辰巳孝太郎君 なるほど。設計業者もごみが残っていることはもちろん承知の上ですから、そのくい打ちの設計は強度の検証も行って、二月の半ばに始めたと。そして、一か月以上くい打ちを続けたわけですね。その過程で地表にごみが出てくるということは容易に想像ができるわけですよ。しかし、工事の過...全文を見る
○辰巳孝太郎君 今日、資料の四枚目に付けました。今申し上げていただいたことは、つまり大量のごみが積み上がっていたんだということですね。今おっしゃらなかったかもしれませんが、また九メートルの掘削中にごみが出たんだと。掘削機のドリル、スクリューに大量のごみが出たんだと、こういう話であ...全文を見る
○辰巳孝太郎君 もう一度お答えいただきたい。これ、大事なところなんですよ。スクリューとか積み上がっていたというのは三メートルより下の根拠にはならないんです。三メートルまでの可能性を否定できないからですよ。  ですから、皆さんがよって立つことのできる唯一の話というのは工事事業者の...全文を見る
○辰巳孝太郎君 三メートルより下からのごみが出てきたというふうに聞いたんですね。
○辰巳孝太郎君 どういう状況ですか。
○辰巳孝太郎君 ここまでというのはどういうことですか。
○辰巳孝太郎君 つまり、ここまで廃棄物が地表に出てきているので三メートルより下から出てきたということですか。これ、根拠になりませんよ。  初めに言っているとおり、三メートルまでには一万トン以上のごみが残っているんです。この報告書にも確かに三メートルより深いところから出たとしか思...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ちょっと待ってくださいね。  これ、事業者は今分からないけれどもとおっしゃいましたね。分からないということですね。これ、大変な答弁ですね。三メートルまでにはごみがある。くい打ち工事やれば、ごみ出てくるのは当然なんですよ。皆さんのこの補償のスキームというのは、新し...全文を見る
○辰巳孝太郎君 いや、もう、ちょっと時間ないから。
○辰巳孝太郎君 低姿勢で対応したということですか。これ、ちょっと待ってくださいね。財務局はそういうことでこれだけおわびをするんですか。  これ見ますと、籠池氏はごみがあったと言って財務局などに報告をし、ごみの処理について話しているんでしょう。そうですよね。だけど、ここにあるよう...全文を見る
○辰巳孝太郎君 ここにある地下埋設物の撤去工事に関してはということは、これは前年の有益費の地下埋設物の撤去のことを池田さんはおっしゃっているということですね。
○辰巳孝太郎君 なるほど。地下埋設物の撤去の話をしたのだろうと、こう認めたわけであります。  何がこの地下埋設物の撤去に関して籠池氏に伝わっていなかったのか、そしてそれをなぜおわびをしなければならないのか、ここがやっぱり疑問なんですね。これについてはどういう認識されていますか。
○辰巳孝太郎君 これね、本人呼んでいただきたいと思いますよ。池田靖前統括管理官、国会の招致を委員会としてお願いいたします。
○辰巳孝太郎君 池田靖氏にこのことの、何が地下埋設物の話なのか、このことを確認いただけますか。
○辰巳孝太郎君 佐川前理財局長と言っていること全然変わらないじゃないですか。丁寧な説明にならないですよ。  この文面から読めるのは、籠池氏は、前年に撤去していたごみの一部、これが撤去されたことで、あの土地の中には恐らくもうごみはないであろうというふうに考えていた、若しくはそうい...全文を見る
○辰巳孝太郎君 これまでの答弁総合して考えますと、籠池氏は、全てごみは撤去されていると思い込んでいた、若しくはそういうふりをした。それに対して、財務局にごみが出たと言って補償を求めに行った。しかし、本来であれば、出てきたごみというのは三メートルまでのごみですから、その処理の責任、...全文を見る
○辰巳孝太郎君 売却時の延納の特例、そして認める必要のない非を認め、大幅値下げをして、ただ同然で売却をする。こんな異常な契約を行ったのが財務省で、この背景には一体何があるのか。名誉校長たる安倍昭恵氏が背後にいるからではないか、そう疑念を抱かざるを得ません。  大臣、最後に、新た...全文を見る