田中克彦

たなかかつひこ



当選回数回

田中克彦の1984年の発言一覧

開催日 会議名 発言
04月11日第101回国会 衆議院 文教委員会 第6号
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○田中(克)委員 大臣の所信表明に対する質問が既に長く続いておりまして、私もそれぞれの議員の方の御意見を大変敬服をしながら拝聴してまいりました。私も、私なりの立場からこれから大臣にいろいろただしてまいりたいと思います。     〔委員長退席、白川委員長代理着席〕  そういう点...全文を見る
○田中(克)委員 私の質問の趣旨に沿って答えていただけなかったように思っておるわけですが、私は、この総理が打ち出してきた教育臨調設置法の構想が出てくるまでに文教行政を担当する大臣としてどうかかわってきたかということについて大臣に伺ったわけなんです。  と申しますのは、予算の大蔵...全文を見る
○田中(克)委員 予算委員会以降いろいろな議論がされておりますので、できるだけそういう議論と重複する点については私、触れようとは思っておりません。ただ、経過の中からずっと流れを見ておりますと、どうしてもひとつ何か釈然としない、そういうものを感ずるわけです。それが一つ、改革を目指す...全文を見る
○田中(克)委員 今の御答弁の中で、いわば国民的合意を求めることは必要だということを大臣もお認めになった答弁をいただきましたが、私はこの点非常に大事だと思いますので、記憶にとどめておきたい、こう思うのです。  そこで、現実にはその法案の審議はこれからの問題でございますので、要す...全文を見る
○田中(克)委員 各界各層の意見を求めて教育改革を行う、このことが国民的合意の教育改革である、こういうお答えですが、例えばこの審議会の委員の選任の問題、運営の問題、私ども先ほど申し上げましたように、総理もやっぱり私的な諮問機関の答申だとはいっても、これが明らかにこれからの臨教審の...全文を見る
○田中(克)委員 私も、決して現場の意見を無視しているなどと言っているわけではありません。できるだけその意見を酌み上げて教育改革の中へ生かしていくことを最大限努力しないと、本当の意味の改革案にならぬではないかということを言っているわけであります。したがって、例えば文部大臣が現場教...全文を見る
○田中(克)委員 最大限の努力をするという答弁ですけれども、私が具体的に聞いたのは、六十年から三年の時限立法は切れますけれども、来年はやれるのかどうかということについてお答えいただいたわけですから、そのように理解してよろしいですか。  あと、四十人学級の問題にちょっと話が触れて...全文を見る
○田中(克)委員 今、教育改革が非常に議論になっているということですが、もちろん偏差値の問題等も大変重要な問題ではありますけれども、具体的にこの教育改革論議が起こったきっかけになったものは、何といっても高校を初め、最近は中学まで年齢が下がってきましたけれども、校内暴力問題、青少年...全文を見る
○田中(克)委員 教育的観点から、こういう考え方に基づいて三十一学級以上は解決していくということであれば私どもも十分納得がいくわけですが、今の御答弁では納得できるような解明になっておりません。  これは私どものいただいた資料で五十七年なんですけれども、小学校の場合で二十五クラス...全文を見る
○田中(克)委員 実は今の四十人学級、過大規模校のことについて調査した詳しい資料を私、持って来ていたわけです。先ほど中西議員の国士舘大学問題が急にあんな事態になりまして、それに時間を割かれましたので、ちょっとはしょった形で質問いたしておりますので、私の質問の趣旨がわかりにくかった...全文を見る
○田中(克)委員 臨教審で検討をするということですから、もちろん文部大臣としても、幼児教育という教育の観点からこの一元化問題をとらえて対応しようとなさっている、こういうふうに受けとめておりましたのでお聞きをしたわけですが、必ずしもそうではないというようなお答えに今、私は受けとめた...全文を見る
○田中(克)委員 お伺いしましても、ただ現状を説明していただいているということだけであって、私の質問には全然答えてくれておりません。  問題は、幼保一元化という方向を目指していく上においての文部省なり厚生省なりの対応を、将来に向かってどう考えていくのかということで私は聞いている...全文を見る
○田中(克)委員 説明がありましたけれども、これは単価差だけのことであって、対象差だとか数量差だとか、特にことし校舎の問題につきましては、広いスペースを新たに対象にしていくという考え方に立って文部省は努力された。それは私は評価をいたします。しかし、現実にはまだまだこういう問題がた...全文を見る
04月13日第101回国会 衆議院 本会議 第17号
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○田中克彦君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま議題となっております日本体育・学校健康センター法案に対し、政府の考え方をただしてまいりたいと存じます。  質問に入るに先立ち、一言申し上げておきたいと存じます。  言うまでもなく、今国会の一つの大きな課題は、総理の提...全文を見る
04月18日第101回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○田中(克)委員 大変大勢の議員から文部大臣の所信に対する質疑が続いたわけでありますが、その日程も終わりまして、いよいよここから私立学校教職員共済組合からの年金の額の改定に関する法律等の一部を改正する法律案の審議に入るわけであります。その質疑に入るに先立ちまして、私はいわばトップ...全文を見る
○田中(克)委員 私学振興については、大臣からもかなり前向きな決意を含めた答弁をいただきましたから、これが本論でございませんので、このことで長く時間をかけるつもりはございませんが、ただ、私ども、教育現場等を回ってみましても、この人勧の凍結と昨年の値切りという問題については、教職の...全文を見る
○田中(克)委員 今回改正になります部分の事項の中で、既裁定の退職年金等の額の引き上げ、旧財団法人私学恩給財団の年金の額の引き上げ、旧法の年金の最低保障額の引き上げ、こうなっておりまして、もう一つは掛金の算定の基礎となる給与の上下限の額を決めるということになっておりますが、こうい...全文を見る
○田中(克)委員 わかりました。  もう一つは、標準給与の上下限の引き上げが行われるわけでありますけれども、このことによって、いわばこの対象とされる組合員の範囲というのは変わってくると思うのですが、その数というのはどんなふうになるのでしょうか。
○田中(克)委員 私は、この審議は初めてなので、ちょっとあえてお伺いをするわけでありますけれども、遺族年金につきまして、これだけ、五十九年三月の分で引き上げまして、さらに五十九年八月に再び引き上げるという二段階制がとられています。このことだけがどうしてこういう形で運用されなければ...全文を見る
○田中(克)委員 そうすると、単なる財政上の事情で引き上げの部分を繰り延べしたということにすぎないわけですか。
○田中(克)委員 受け取る人の気持ちを配慮してということですが、受け取る人の気持ちを配慮したら、同時に引き上げる方がよほど受け取る人の気持ちを配慮している、私はそうなると思うのです。ですから、事情や理由があって二段階をとらなければならぬということであるとすれば、それはそれとして私...全文を見る
○田中(克)委員 わかりました。今お答えをいただきましたような事情と、それから予算の範囲内で、こういうことでの措置であるというふうに私ども、受けとめておきます。こんなことで長い議論をしても仕方がありませんので、先へ進ませていただきます。  次の問題は、従前から、会議録等を拝見し...全文を見る
○田中(克)委員 共済の中でも、今幾つかの共済を挙げて比較をされましたが、そういうものから見ても成熟度が非常に若くて、私学共済の場合にはまだまだ非常に健全性が保たれている、こういう状況だと思いまして、大変結構だと思うわけであります。  そこで、この私学共済がそういう健全性を維持...全文を見る
○田中(克)委員 これは後から湯山先生も長い御経験で質問されて——前回、議事録を見ますと、湯山先生が大分指摘をされている問題でありますけれども、私学の中にもう一つ特徴として、この退職年金を受ける人、これが年金者の五万二千六百人のうち一万一千九百人で二三%にすぎない。一方、通算退職...全文を見る
○田中(克)委員 責任準備金の充足率の方はわかったわけですけれども、もう一つ、この私学共済の持っている特徴として掛金負担率の問題があると思います。  これは冒頭、前から積み残されている問題もあるということを指摘しておきましたように、前回の改定の際には、佐藤誼先生がこの問題を大変...全文を見る
○田中(克)委員 今のことは私も十分承知しているわけでありますけれども、お話がありましたように、百分の二十に引き上げるという意見は長いこと続いているわけであります。  前回の審議の際に、さっき申しましたように佐藤誼先生の質問、この百分の二十に引き上げるという問題ですが、それに対...全文を見る
○田中(克)委員 留保されている分については附帯決議の趣旨を踏まえて最大限努力をしていく構えだ、こういうように受けとめましたので、私どもも成り行きを関心を持って注目したい、こう思っております。ぜひ頑張っていただきたい。  もう一つ、この中身について伺っておきたいのは、都道府県の...全文を見る
○田中(克)委員 私学振興財団についても大体同じような傾向が出てきているようでありまして、これにつきましてもひとつ強力な指導をぜひお願いしたい、こんなふうに思います。  先ほど申し上げましたように、長期給付に対する国の補助額は四分の一部分が特例法でカットされている、こういうこと...全文を見る
○田中(克)委員 厚生省はお見えになっていますね。  年金や共済制度の中で、国民年金、厚生年金が大体加入者の九〇%ということで、この部分がきちっとできればほかの問題は逐次解決する手だてもあろう、こういうふうに私ども、思うわけであります。そこで、厚生省はそれを軸として将来的な見通...全文を見る
○田中(克)委員 二月二十四日の閣議決定は私ども、拝見しておりますけれども、それは五十七年十一月に出された公的年金等調査会の田中会長試案で示された統合のスケジュールと大体合っているのですね。  そこで、そういうことであるとすれば、六十一年までに法改正して足並みのそろうものはそろ...全文を見る
○田中(克)委員 時間が来たようですからやめますけれども、とにかく統合によって現状後退しない努力というのを極力やっていただいて、あとはまた年金そのものの内容については議論する場もございましょうからその機会に譲って、私の質問を終わらせていただきます。
05月09日第101回国会 衆議院 文教委員会 第12号
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○田中(克)議員 ただいま議題となりました学校教育法等の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  学校教育法は、高等学校の目的として、「心身の発達に応じて、高等普通教育及び専門教育を施す」と定めております。  今日、あらゆる分野におい...全文を見る
05月18日第101回国会 衆議院 文教委員会 第14号
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○田中(克)委員 文部大臣が時間の関係で途中お立ちになるようですから、大臣がおいでになる間に……。  先に大先輩であります湯山先生から福祉に対する、障害児に対する考え方の原点とも言うべき発想の問題についていろいろ御指摘がございましたが、私も今回この問題を取り上げるにつきまして、...全文を見る
○田中(克)委員 前段で、伏屋委員並びに山原委員からもいろいろ指摘がございまして、既に中身に大変触れられております。時間がございませんので、私は重複を避けてさらにお伺いをしていきたい、こう思っているわけであります。  先ほどからも言われておりましたように、現行の教員定数法という...全文を見る
○田中(克)委員 時間がありませんで、先に問題がちょっと残っておりますので急がしていただきますが、どのような障害を持っている子供にも教育権を保障するという基本に基づいてこの義務制が施行されて、どこの学校あるいは寄宿舎にも重度・重複児の入学、入舎がふえてきている状況は、最近は特に激...全文を見る
○田中(克)委員 それはわかりましたが、同時に、先ほど申し上げましたように、山原先生も触れられました、要するに重複障害を持っている子供をどうしてその重複と認定をするか、このことが大変、今回の改善策をもってしても、この問題を解決しないと本当の問題の解決にはならない、こういうことは言...全文を見る
○田中(克)委員 認定には慎重を期さなければいけないと思いますし、また、そういう今言われますような極めて実態に即した弾力的な運営といいますか、そういうものの中で救っていくということを最大限に生かして、実態に応じた指導をひとつ私どもは大いに期待をしたいわけでございます。  時間が...全文を見る
○田中(克)委員 勤務の実態からしますと、これは当然宿直の状態になっておりまして、調査によりますと、現実に各県とも宿直手当というような形で三千円内外の手当を支給しているわけです。しかし、厳密に今言うような解釈に基づくと、宿直ということではなくて夜間勤務であるという解釈に、この条文...全文を見る
○田中(克)委員 勤務の時間帯を見ますと、八時四十五分から十七時十五分までの八時間勤務、それから十時から十八時までの八時間勤務、十五時から二十二時まで七時間勤務という形で、いわば二十二時から五時までが宿直の時間帯に相当する、こういう勤務の形でいっているようです。したがって、この状...全文を見る
○田中(克)委員 今、勤務の実態からして普通の場合と違う、こういう解釈に立って許されるというような御答弁をいただいたわけでありますけれども、実態は、先ほどから幾人かの質問者の中で、寮母の生活実態あるいはまた教育的任務の重要性、こういう問題が指摘をされておりますように一夜間そういう...全文を見る
○田中(克)委員 いろいろ御質問申し上げたいことはたくさんあるわけですが、時間がなくなってしまいまして、すでに通告もいただいております。ただ、今はしょった形で申し上げましたけれども、いろいろな細かい問題点があるがゆえにこの立法をあえて社会党が今国会に提案している、こういうことであ...全文を見る
06月29日第101回国会 衆議院 文教委員会 第18号
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○田中(克)委員 六月二十日に行われました文教委員会において、我が党の佐藤徳雄議員の質問に対しまして、文部大臣は、予約の学生以外の奨学金を希望する学生に対しましても早急に受け付けを開始するよう鋭意努力する旨回答しました。六月二十二日、中西議員あるいはまた山原議員からも、同様趣旨の...全文を見る
○田中(克)委員 そうしますと、確認をするわけでありますが、今回の措置によって新法に吸収し得る態勢で当面募集を開始する、この考え方の基本に立つと、今説明によりますと、採用予定者は五十八年度の特別貸与相当数を当面予定して吸収をしていく、こういう考え方であるということでよろしいですか...全文を見る
○田中(克)委員 そうしますと、従来私どもが聞いておりました説明というのは、五十八年度の在学採用予定者約八万二千人、このうち、特別貸与相当数というのは約四万七千。こうなりますと、依然としてまだ三万五千人の在学採用予定者が残る、こういうことになります。  現行法に基づいて募集を開...全文を見る
○田中(克)委員 前段の答弁と今の答弁と、大変食い違いがございます。前段の答弁の中では、当面、改正法に吸収し得る五十八年度の特別貸与相当数を対象として募集を開始するということであったのです。今の答弁は、残る三万五千についてもそのことを排除するということは言っていない、今後この募集...全文を見る
○田中(克)委員 基本は、佐藤質問の際にも出ておりますように、予約生の募集についても現行法に基づいて募集を開始したわけです。したがって、今回の措置としてとられていこうとしているこの特別貸与相当数の学生につきましても、当然現行法を対象として募集手続は開始されるものと私どもは理解する...全文を見る
○田中(克)委員 伺っておりますと、いわゆる改正法に吸収できるということを前提に文部省としてはお考えのようです。少なくとも理事会で確認されているのは、現行法に基づいて募集を早急に開始するという確認でありますから、そうであるとすれば、新法、改正法が成立することを前提としてそれに吸収...全文を見る
○田中(克)委員 回答にならない。納得できない。ちゃんと納得できる答弁をください。——私の質問に答えてください。
○田中(克)委員 佐藤質問の際にも、この問題の経過については態度が留保されておりますし、中西質問の際もそうでありました。私がきょう質問いたしましても、納得のいく回答が得られなかったことはまことに残念でありますけれども、今そういう見解が示されましたが、私といたしましても、前者の質問...全文を見る
○田中(克)委員 提案当初は、私の言うそういう考え方に基づいて提出をされたものですね。
○田中(克)委員 そうなりますと、この文部省のとった一部奨学金の受付を開始した措置に大変大きな問題が残ると私は思うのです。と申しますのは、この改正案が本会議で提案されて趣旨説明が行われましたのは、御承知のように四月十三日のことであります。年度内に大きくずれ込む予想が当初から立てら...全文を見る
○田中(克)委員 局長、よろしいですか、山原先生の質問の際に、健保の改正案の問題が引例されていますが、健保だって改正案が通らなければ、予算は通っていても差額の分については補正を組まなければならぬというようなことも厚生省は言っているじゃないか、文部省はこのことについてどう考えている...全文を見る
○田中(克)委員 ですから、一部新聞などでも報道されておりますように、審議がおくれているから奨学金の支給事務が開始できない、これは私は逆論だと思います。したがって、そういう点で文部省が行政としての責任を明らかにする態度を表明してくれなければ、私どもとしては納得できないわけです。 ...全文を見る
○田中(克)委員 お互いに政治家であるからその辺の理解があってしかるべきだ、こういう大臣の御指摘ですが、そのことがどういうことを意味しているか、私にもちょっとよくまだわかりません。ただ、答弁の中で、私どもが考えておることを大臣も同じように考えたんだなということは一つわかりました。...全文を見る
○田中(克)委員 大臣も、おくれている事態を招いていることについては大変遺憾だという意思を表明されましたから、私もこれ以上追及することを差し控えておきたい、こう思っておりますけれども、とにかく今日この事態を招いている状況をつくり出しているその責任をやはり文部省も痛切に感じてほしい...全文を見る
○田中(克)委員 大臣も、日本の経済力が世界の先進国並みになってきているという状況については、そのことを率直に評価をし、お認めになっている。それを背景として日本の地位や発言力も高まってきている、こういうことは率直に認めておいでになるようでございます。しかも、その中でいわゆる南北問...全文を見る
○田中(克)委員 大臣も歴史の問題をおっしゃられるし、それから、確かに欧米と直接ストレートに比較することにも問題があろうかと思うのです。しかし、今言われているように、貸与制度よりも給費制度の方がいいに決まっている、授業料も免除の方がいいに決まっているのです。いいことの方を志向して...全文を見る
○田中(克)委員 私どもは、有利子化は逆に制度の改悪であるし後退だととらえておりますが、大臣の方は、有利子化を導入しても枠が拡大されることが拡大発展だと評価をされて、そこはちょっと違うのですけれども、それはそれとして承っておきます。  そこで、今根幹の話が出ましたからお伺いして...全文を見る
○田中(克)委員 今おっしゃられたように、現状十二万対二万ということになれば確かにこれは根幹である、こう言い得ると私どもも思うのです。おととい参考人にお伺いしたときも、このことについての質問が出ました。八割ぐらい無利子で二割ぐらい有利子であればこれを根幹と言えるのじゃありませんか...全文を見る
○田中(克)委員 もう一つ質問をしていたはずです。いわゆる第一種学資金、第二種学資金の比率については、第二十二条四項に基づいて閣議決定一つで利率が改められる、こういうことになっております。そういうことは当然この政令で定めるということが可能だ、こう思いますが、そのことについて明らか...全文を見る
○田中(克)委員 奨学資金の有利子化につきましては、私は、やはり教育も金次第、こういう風潮を招来しかねないということで、大変憂慮している一人です。きょうの朝日新聞にも、東京都で調査をしたところ、教育費が家計を大変圧迫している、そういう記事がトップ記事として掲載をされております。 ...全文を見る
○田中(克)委員 地方自治体でありますから自主性を持って財政運営をやると思いますが、文部省としても、育英会やったから地方もそれに右へ倣えというようなことをうそにも指導するようなことのないように注文をつけておきたいと思います。  それから、時間がなくて既に催促を受けておりますが、...全文を見る
07月18日第101回国会 衆議院 文教委員会 第20号
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○田中(克)委員 大分きな臭い話題の質疑が続いたわけでありますが、私も、折が折でありますだけに、ちょうど六十年度の概算要求の時期にも差しかかっている、たまたま来年からはいわば六十年代の文教行政のあり方が問われている、こういう時期でありますだけに、二、三問題点を絞りましてお伺いをい...全文を見る
○田中(克)委員 今のお答えの中にも、第二次ベビーブームと言われる人口が十八歳の大学入学の時期に差しかかるということから、当然恒常的な受け入れ、この枠もふやしていかなければならないし、このブームの期間の臨時的な定員増というものを図っていく対応を迫られている。こういう実態は今の答弁...全文を見る
○田中(克)委員 今通産省の答弁はお聞きになったとおりであります。  したがって、私はここで文部省の方にお伺いをするわけでありますけれども、産業界からもそういう動きが具体的に既に始まってきている、そういう状況の中で、いわば二十一世紀を目指す大学教育のあり方というものが従前からず...全文を見る
○田中(克)委員 大学設置は結局文部大臣に申請が出てきてそれを認可する、当然のことだと思うし、それでは待ちの行政ということになってしまうので、私が聞いていたのは、そういうことではなくて、二十一世紀へ向っての全体としての高等教育の展望というものを踏まえてやっていくとすれば、むしろ文...全文を見る
○田中(克)委員 今答弁の中で六十年度にというお話がありましたが、山梨大学が考えているのはそんなに性急なことを言っているわけではありません。六十年度に検討していただいて六十一年度には開設できないかということで検討を急いでいる、こういう状況でありますので、その辺をそのように御理解い...全文を見る