田中克彦

たなかかつひこ



当選回数回

田中克彦の1986年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○田中(克)分科員 質問に入る前に、長官には大変失礼でございますけれども、今回の組閣名簿を拝見いたしまして、環境庁長官に森美秀先生がおつきになった。名は体をあらわすという言葉がありますから、このくらい環境庁長官にふさわしいお方はいないのじゃないかと私は思っております。そういう意味...全文を見る
○田中(克)分科員 今申し上げましたように、一つには、何といっても現地の協力体制がなければ実は上がらぬということですが、地元はかなり積極的な姿勢を私が申し上げましたように示していても、なおかつこういう問題が残念ながら起こっているわけでございます。  そこで、現在その法に指定され...全文を見る
○田中(克)分科員 実態を正確に把握をするということは事後の対策の上に欠かせない条件だと思いますから、そのことについても、今要求するわけではありませんが、取りまとめしたものがあったら私どもにぜひ資料として後からちょうだいをいたしたい、こんなように思うわけであります。  そこで、...全文を見る
○田中(克)分科員 これは、営業行為に類することの行政責任ということになれば通産の分野だというようなことではないと思うのです。極めて直接的でもって、流通のルートなんてそんな複雑なものでないわけですから、これはやはり環境庁、きちっと握りませんと、私はこの問題の解決のネックというのは...全文を見る
○田中(克)分科員 一応協力規定のようなものに期待して実効を待つということですと、それができるくらいであればこんな事件は起こってこない、私はこう思っているのです。  そこで問題なのは、この条例の中でも罰則規定がありまして、これに違背した場合は三カ月以下の懲役とか五万円以下の罰金...全文を見る
○田中(克)分科員 私がお伺いしたかったのは、前段で申し上げましたように、こういうものを不法にも乱獲、乱採取するという人はいわばプロなわけですね。しかもこれは盗掘です。そういうプロが荒らしているということになりますと、条例で規制をしましても、例えば山梨県でとった高山植物を長野県へ...全文を見る
○田中(克)分科員 時間が来ましたから質問をくくりますが、実はこの条例を議決した際に、同時に地方自治法に基づいて政府に対して法制定を要求する意見書が提出されていると思います、長官も御承知だと思いますが。今の答弁を踏まえてぜひこの期待にこたえてやってもらいたい。これは単に山梨の問題...全文を見る
03月06日第104回国会 衆議院 予算委員会第八分科会 第1号
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○田中(克)分科員 私は、二十一世紀を目指すこれからの交通機関のあり方の問題を中心にお伺いをするわけでありますけれども、最近、国鉄の分割・民営の問題をめぐって、国鉄職員の雇用の問題あるいは強制配転の問題、また分割後における不用土地の処分の問題などを中心に、国鉄問題というのは非常に...全文を見る
○田中(克)分科員 実験に携わった国鉄本社の京谷副技師長さんの「高速鉄道実現に向けて」という論文あるいはまた技術所長の渡辺さんの「鉄道の新時代を切拓くために」というようなものも私ども読ませていただいておるわけでありますけれども、そういう中で最も難しいと言われているのは、液体ヘリウ...全文を見る
○田中(克)分科員 そういう実用化へ向かっての一つのステップとして、実用化そのものと変わらないような条件で実験するモデル線が必要だ、こういうことは技術的にも今お答えをいただきました。  そこで、これは国土庁本来の方の関係にもなるかと思うわけでありますけれども、将来的に日本の国土...全文を見る
○田中(克)分科員 これはかねて新聞にも大きく報道されましたが、アメリカでもレーガン大統領がオリエント計画なるものを、構想を発表して、高速輸送時代へ向かって既に取り組みが開始をされているということもあります。アメリカの大陸横断も数時間で可能というようなこと。それから西ドイツにおい...全文を見る
○田中(克)分科員 これは私がさっき質問の中で申し上げましたように、沿線の各県、また特に本県なども、私、山梨なんですけれども、非常なそういう期待を実は寄せている問題でございます。特に地域格差是正、その交流という意味から、これからの大変重要な輸送時代への構想だと思いますので、ぜひひ...全文を見る
○田中(克)分科員 この飛行機の特徴は非常に短い滑走距離で離着陸ができる。九百メートルといいますから、今の普通のジャンボの半分以下ということになります。したがって、ローカル空港のジェット化が可能になる。しかも進入角度は六度という急角度でできるということ。それでありながら速度は百三...全文を見る
03月20日第104回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第4号
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○田中(克)委員 三塚運輸大臣が大臣の所信表明の中では、特に交通安全対策については重点を置くということを数カ所にわたって力説されておりますし、その一環として踏切道の改良促進法をさらに今回五カ年間延長することにして万全を期したい、こういうふうに言っておるわけであります。  そこで...全文を見る
○田中(克)委員 私の聞いていることのポイントとちょっと御答弁がすれ違っているような感じがいたします。  それではさらにお伺いしますが、さっき指摘をいたしましたように、対策本部の決定というのは三回にわたって行われておりますが、この計画に基づいて、この促進法に基づく踏切道の改良の...全文を見る
○田中(克)委員 午前中の安全施設の問題の論議の際にも出ましたけれども、結局財政再建を中心にしてマイナスシーリングになってからは、どうしても事業量全体が落ち込んだということで、計画をそのとおり遂行することに非常に困難な情勢があったということを説明されておりますが、私は今回の場合も...全文を見る
○田中(克)委員 質疑の進行に協力する立場で、できるだけ時間内に終わりたいと思って少しはしょった質問になっていくと思うのですが、前へちょっと進めさしてもらいたいと思うのです。  そこで問題は、そのようにして行う踏切道の改良、これにつきまして費用分担の問題が極めて重要だと私は思う...全文を見る
○田中(克)委員 私も今の答弁で非常に驚いたのですが、具体的にはまだ明確な方針というものは決められてない。決められてないまま今言うようなことで、ただ単に五年の繰り延べという形でこの法案が、この重大な国鉄の体質ががらりと変わる時期に、そのことの前提も無視して出されてきているというこ...全文を見る
○田中(克)委員 そういうことになりますと、踏切道の立体交差化につきましては、言われるところの運建協定、それから単独立体交差につきましては建国協定、こういうものを六十二年のスタートに合わせていわば内容を再検討して詰める、改めてその協定をつくり直す、こういうことに取り運びとしてなる...全文を見る
○田中(克)委員 そこで、さらにもう一つこの問題については伺っておかなければならぬわけですが、いわば国鉄が、さっき私が全体の旅客の輸送量を申し上げましたように、依然として通勤通学等を中心にして陸上輸送の根幹としての役割を果たしていることは間違いないわけです。それは運輸大臣もお認め...全文を見る
○田中(克)委員 先ほどの大臣の答弁の中から、私はこれは大臣の方から答弁をいただきたかったわけでありますが、協定の見直しの際に、私が先ほど質問したような趣旨を協定の見直しの中の検討の材料として研究する用意があるかどうか、その点だけお答えください。
○田中(克)委員 しからば協定の問題はとにかく、先ほどの答弁の中で、民間へ移るんだから民鉄並み、こういうことでおくとしても、私の言わんとするところは、要するに踏切道改良促進のこの事業の中で、別に安全対策として、政府はこのことについてもう少し積極的に見ていくぐらいの心構えはあっても...全文を見る
○田中(克)委員 相対的に比率から言えばおっしゃるようなことだと思うのですが、ただ、国鉄の踏切事故としてあらわれてきている絶対数の中での問題とすれば、ここを解決しなければ件数は減らぬわけですから、そのことについてどう対応するかということを私はお伺いをしたかったわけですが、さらに全...全文を見る
○田中(克)委員 時間がありませんからまた後でよく調査をいたしますけれども、安全性の上から、運行に直接的な支障がないというようなことで済まされる問題じゃないと私は思うのですよ。レールの上にこれだけの、十一センチ、深さ七ミリという傷があるレールがそっくりそのままに取りかえもされずに...全文を見る
○田中(克)委員 一言だけお願いをして終わりたいと思います。  私は、仕事というのは現場の管理職、それから職員が仕事を通して一体の気持ちにならなければできるものではないと思うのです。それがただ単に職員の監督、管理を強化して言うことを聞かせるだけ、こういうことで、できないことをや...全文を見る
03月28日第104回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○田中(克)委員 私は、当選して一期生でありますから、海部文部大臣と議論できるのはこれが初めての機会であります。しかし、以前から自民党の中でも文教政策通の一人だ、こう伺っておりますし、二度目の文部大臣就任ということで、午前中の質疑の中で極めて明快な御答弁を拝聴いたしておりました。...全文を見る
○田中(克)委員 大臣の所信表明を伺いますと、その中には、二十一世紀を目指していく日本のこれからの教育を考える上で極めて意欲的な前向きな姿勢というものが文章としてはうかがえるわけであります。しかし、今現実に予算に裏打ちされた教育行政を見る限りにおいては、数字の上では残念ながら、大...全文を見る
○田中(克)委員 内容はわかりました。  ただ、そこで、今の御答弁にもありましたように、文部省の予算というのは人件費の占める比率が非常に高いというのも一つの特徴だ、こう思っております。  それで、この比率というのは、とらえ方もいろいろあるでありましょうけれども、私の持っている...全文を見る
○田中(克)委員 概算要求の段階あるいはまた予算編成の段階で文部当局も努力をいろいろ払われたという事実については、私どももよく承知はしているつもりであります。しかし、現実にあらわれているこの予算の数字を見る限り、私が指摘するようなことは、これは当たっていないなどとは言えない、こう...全文を見る
○田中(克)委員 臨時教育審議会の中で教育行財政問題についての検討も進められていて、それを待って対処する、こういう考え方でありますから、これはその際にまた議論をさしていただく、こういうことにいたしましても、ただ、私ども残念だと思いますのは、この第一次答申の場合もそれから「審議経過...全文を見る
○田中(克)委員 これからこの四十人学級の問題の中身にも触れてお伺いをしていきますけれども、その前に、私は一つちょっと伺っておきたいのです。  前回六十年度の予算の際の議論で、いわば補助金削減一括法なるものがつくられて、旅費、教材費が一般財源化されたということでありまして、その...全文を見る
○田中(克)委員 そこで、ことしの場合は形を変えた、いわば恩給と追加費用の切り下げの問題に移ってきてしまっているわけでありますけれども、私が文部大臣にお伺いしたいのは、義務教育費国庫負担法の精神といいますか目的、これをまず大臣にちょっと伺っておきたいと思います。
○田中(克)委員 今、義務教育費国庫負担法の第一条の「目的」についてお答えいただきましたけれども、確かにこの第一条の「目的」の中には、この国庫負担金制度をとることによって「教育の機会均等とその水準の維持向上とを図ることを目的とする。」こういうことでありまして、さっき私が教材費の例...全文を見る
○田中(克)委員 これは昨年もかなり議論はしたのですけれども、私は何回見直してみてもどうしても実は自分としては納得がいかないわけであります。というのは、今十条のお話がありましたが、財政法の二条二項では、「国は、地方財政の自主的な且つ健全な運営を助長することに努め、いやしくもその自...全文を見る
○田中(克)委員 これはいずれまた連合審査の機会があるでありましょうから、この補助金削減一括法の審議の際にさらに継続してお伺いをしていくようにしていきたいと思っております。  そこで、この問題と関連して、昨年の場合はいわゆる昭和五十七年、五十八年、五十九年、三カ年間行政改革特例...全文を見る
○田中(克)委員 そこで、さっき大臣も四十人学級の必要性というのは非常に重要だとお認めになっていたわけです。行革で三年足踏みをした、昨年は行革特例法が一年さらに延びたという形でもって足踏みしたけれども、小学校の児童減少町村については一学年だけはことしはスタートを切った。ことしから...全文を見る
○田中(克)委員 確かに「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準について政令を定めるに当たっては、特に国の財政事情を考慮すること。」こういうことになっておりますから、強いて言えば今言うようなお答えになるだろうと予想はしておりましたけれども、しかし、もう何年も前に約束をさ...全文を見る
○田中(克)委員 これは従前から文部省としても六十六年に完了するという計画を持っていたわけでありますし、私どもはことしの中学校のこの四十人学級の措置につきましても、これをやるとまたこのしわ寄せが後年に影響が出てくるということを憂慮しますので、いわばそのおくれた分を取り返していける...全文を見る
○田中(克)委員 先ほど大臣もお答えをいただきましたけれども、臨教審内部でも教育の財政問題については基本的な問題から議論を起こしている、こういうことでありますけれども、ただ、そういう中でいわば急がなければならない四十人学級とか大規模校解消とか、具体的に手のつくところからつけていく...全文を見る
○田中(克)委員 ぜひ積極的な努力をお願いしたい、こう思うのですけれども、時間がありませんから話題を進めたい、こう思うのです。  実は、今主として義務教育の問題を取り上げましたが、私学助成の問題というのも文教予算の中では大きなウエートを占めておりますし、また大きな問題だというふ...全文を見る
○田中(克)委員 私学助成の問題をもう少し具体的に突っ込んで伺いたいと思ったのですが、時間の関係で少し質問を進めていきたいと思うのです。  実は、午前中の質問で佐藤委員の方から塾問題というのが取り上げられております。それから、文部省が行いました保護者が支出した教育費の実態調査、...全文を見る
○田中(克)委員 文部省調査の中でも、特に幼稚園などの場合には、家庭の教育、いわば塾通い、けいこごと、習い事、そういうものに要している経費というのは非常に多い。小学校の場合でもそういう傾向が強いわけです。高校へ行くと若干少なくなりますけれども、中学校まではそういう傾向が非常に強い...全文を見る
○田中(克)委員 与えられた時間がなくなってしまいまして、あと一つだけどうしても聞いておきたいことがありますので話題を進めていきたい、こう思うのですが、警察庁でお見えになっているでしょうか。——実はこれは新聞でも大きく報道されましたが、去る三月二十二日の午前十時過ぎに、兵庫県の宝...全文を見る
○田中(克)委員 現地の関係の議員に私も伺ったのでありますけれども、この卒業式以前からそういう脅迫とか予告とかいう事態も予測をされまして、その際に売布小学校の方に警察としては警備の重点を置かれていたということで、この宝塚小には私服の方が二人おられた、しかし十九名という大量の右翼で...全文を見る
○田中(克)委員 文部大臣、事件は今お聞きになったような実態であります。そこで、文部省としてもこの事件には重大な関心をお持ちだ、こう思うのです。報告も受けていると思うのですが、私どもが非常に問題だと思うのは、いわば教育の現場の中に右翼の政治結社である人たちが一定の目的を持って暴力...全文を見る
○田中(克)委員 遺憾であったということだけではなくて、今後こういう事件の再発それから他への影響、そういうものを食いとめていくための文部省としての考え方が示されなければおかしいじゃないですか。ただ大変遺憾だったということだけがこの事件に対する文部大臣の見解なんでしょうか。私も文部...全文を見る
○田中(克)委員 各都道府県の県教委あるいはまた学校、そういうところへはそういうための文部省の考え方なり指導なり対応なりというものをお示しになるわけですか。
○田中(克)委員 教育の現場でありますから、警察のお力をかりるということはいわば最悪の事態、それ以外に方法がないという事態のときにこそ許さるべきことだと思いますが、この場合こそまさにその力でなければ問題の解決にならない、こういう事態だというふうに私ども思うわけです。先ほど警察の方...全文を見る
○田中(克)委員 終わります。
04月23日第104回国会 衆議院 文教委員会 第9号
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○田中(克)委員 質問に入る前に、実は文部大臣に特にお伺いをしたいわけでありますが、きょうは臨教審の第二次答申が公式に行われる記憶に残るべき日になると思います。特に私ども教育に関係する文教委員会にとりましては、これを契機にまた内容等をめぐって活発な議論が行われる、こう思いますけれ...全文を見る
○田中(克)委員 審議概要のその三が発表になりまして、今回の第二次答申というのは大体それを骨子にしたものが最終的な答申として出てくるであろう。その間の議論の経過等も私ども関心を持って眺めておりましたので、従前この委員会でも議論されたこともありますし、新聞、テレビ等の報道を通して私...全文を見る
○田中(克)委員 今回の提案の趣旨説明の際に、大要、今大臣申されましたような説明が提案説明としてございまして、私どもそういうことは十分承知をいたしていたわけであります。したがって、これは第七小委員会の提言を踏まえて作成したものだ、こういうことですが、私が質問した趣旨というのは、い...全文を見る
○田中(克)委員 著作権法に十分なじむし、それでの対応で保護は十分可能である、将来的にもそうだという考え方に立ってのお答えてありますから、私どもはそれを素直に受けとめてお伺いするわけであります。  今回の場合も、第七小委員会の報告を受けて、その提言を踏まえた形で今回のデータベー...全文を見る
○田中(克)委員 この際ですから、あわせてお伺いするわけでありますけれども、一方、最近出版物の複写の機会等が拡大するということで、これが、著作権者はもちろんですけれども、出版業界にも大きな影響を与えるということで、また、第八小委員会ですか、これが設置されて検討されているようであり...全文を見る
○田中(克)委員 それでは、データベースの保護の問題に入って具体的に伺っていきたい、こう思うのです。  データベースといってもいろいろの種類もありますし、データベースのいわば法律的な定義と申しますかそういうものは一体どういうものなんでしょうか。それから、データベースの種類につき...全文を見る
○田中(克)委員 先日の委員会にそれぞれ業界の代表の方を参考人として呼びまして、日本データベース協会副会長の名和さんがここでいろいろお話をされたわけでありますが、そのことを聞いておりましても、私どもも大変今まで不認識だった点にいろいろ気がついたわけであります。とにかく日本の今の年...全文を見る
○田中(克)委員 さっきからの答弁の中にもありますように、データベースのうちでいわば著作物として認められる、つまり創作性を有するものについては保護されるという考え方に立っていると思うわけでありますが、データベースの著作物というのは著作権法で言うところの第二条に該当する著作物であり...全文を見る
○田中(克)委員 その点はわかりました。  それで、さらにお伺いをしていくわけでありますけれども、データベースの著作物の一部分の複製物が作成されあるいは利用された場合、またはデータベースの一部分が有線送信された場合は、データベースの著作物の全体が公表されたものとみなす、第四条四...全文を見る
○田中(克)委員 データベースのディストリビューターが、お客さんのために利用の便を図ってもとのデータベースの著作物を確保する、こういうことは普通ケースとしてかなりあるようでありますが、これは付加価値を加えて提供していくというようなことになりますと、その行為に創作性が認められれば二...全文を見る
○田中(克)委員 さらにお伺いしたいわけですが、法第二十三条二項の規定に基づいて公衆への伝達権があるということになりましたが、これに基づいてデータベースの公衆の利用の用に供するためにされた行為等について新たな権利の設定を考慮すべきだと思いますけれども、これについてはどんなふうにお...全文を見る
○田中(克)委員 時間がなくなってしまっておりますので、さらに有線放送、有線送信に関して若干伺いたい、こう思うのですけれども、今度の場合、有線による放送の概念を改めて有線送信、こういう形で定義をしているわけですが、この理由はどういうことからですか。それから他の法律との整合性、こう...全文を見る
○田中(克)委員 今度の改正の一つの特徴として、有線放送事業者の隣接権による保護、八十九条の四項ですか決められているわけでありますけれども、この有線放送事業をこれだけ重視をする、そういうことになりますと、この放送事業の現状、あるいはまた隣接権をそれに認めていくという理由、またすべ...全文を見る
○田中(克)委員 もう一つの問題は、特に今お話がありましたように、有線放送の番組の制作、編成に放送と同じように準創作性があるということからこれを保護していくということに立っていると思うのですが、この隣接権条約ではまだ有線放送事業の事業者の保護というのは決められていないわけですね。...全文を見る
○田中(克)委員 実は、有線放送のことをもう少し伺いたいわけでありますけれども、時間が来てしまいまして、ちょっとはしょってまとめて質問いたしますのでお答えいただきたい、こう思うのです。  実は、前にも貸しレコードの問題で、大変著作権との絡みで議論をいたしたこともございますが、今...全文を見る
○田中(克)委員 時間が来てしまいましたが、特に隣接権条約につきましては、前の国会でも附帯決議の中で条約締結を促進をすべきだという意見もつけてありますし、なお、イギリス、スウェーデン、ノルウェー、イタリア、アイルランド、西独、フィンランド、デンマーク、チェコ、オーストリアなど、近...全文を見る
04月25日第104回国会 衆議院 文教委員会 第10号
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○田中(克)委員 先生、大変御苦労さまでございます。社会党の田中克彦です。  今回、国民注視の中で、約一年半の論議を経まして、臨教審の第二次答申が去る二十三日に行われました。これによって臨教審の教育改革構想が本格的な形で国民の目の前に示された、こういうことだと思います。しかし、...全文を見る
○田中(克)委員 極めて限られた時間でありまして、お伺いしたいことはたくさんありますから、次の問題へ移りますけれども、教育改革と財政問題について伺いたいと思うのです。  申し上げるまでもなく、国家財政の現状は極めて厳しい状況にあります。昭和五十七年に財政非常事態宣言が出されて、...全文を見る
○田中(克)委員 今お答えにありましたように、くくりの方で、財政問題については、国家財政全般との関連において適切な措置を講じていく必要があるということであって、問題は一切先送りという形ですが、この表現部分は前回の答申のときと少しも変わっていない。今回の場合は、いろいろ具体的な提起...全文を見る
○田中(克)委員 前回の第一次答申もそうですけれども、今回の答申も、最初にこの議論が始まったときに教育の自由化ということが言われ、それが個性化あるいは個性の重視という方向へ変わってきた。おっしゃいますように、多様な教育が必要だ、それぞれ持っている能力に合った教育でその能力を引き出...全文を見る
○田中(克)委員 時間がなくなってしまいまして、ちょっとはしょりますが、実は「六年制中等学校、単位制高等学校、初任者研修制度、苦情処理機関等の事項についても、全国一律方式にこだわり過ぎることなく、各都道府県、市町村の自主的判断と責任にゆだねる部分を広く認め、多様な試みが展開される...全文を見る
○田中(克)委員 時間が来てしまいましたけれども、まだちょっとお伺いしたいことが残っているわけですが、私の県の場合ですと、大学の教育課程を終了した教員免許を持った人たちが教員の採用試験に来ます。普通の場合でさらにその人たちの中から五、六倍、教科によっては七倍、八倍という競争の中か...全文を見る