田中甲

たなかこう



当選回数回

田中甲の1999年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月19日第145回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第1号
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○田中(甲)委員 動議を提出いたします。  委員長の互選は、投票によらないで、桜井新君を委員長に推薦いたしたいと存じます。
○田中(甲)委員 動議を提出いたします。  理事は、その数を八名とし、委員長において指名されることを望みます。
02月10日第145回国会 衆議院 文教委員会 第3号
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○田中(甲)委員 民主党の田中甲です。どうぞよろしくお願いします。  私は、今まで地方行政常任委員会ですとかあるいは決算行政監視委員会にも所属してまいりましたが、選挙法の問題あるいは警察庁にかかわる問題、そういうことを中心に国会で活動をさせていただいてまいりました。今回、文教委...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  重ねて、文部省というものが、生涯教育ですとかあるいはスポーツの分野ですとか、もちろん学校教育もそうでありますけれども、それをすべて網羅する中で、文部省の役割というものをお聞かせいただければありがたいと思います。
○田中(甲)委員 今印象に残ったのが、広い範囲であるということと同時に、お役に立ちたいという言葉を二回聞かせていただきました。国民のために文部省が役に立つということがやはり大切なのだろうというふうに私も受けとめさせていただきたいと思います。  そんな中で、私、今、議員として当然...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  ここに、かなり古いものでありますけれども、「選挙制度国会審議録」というものがあります。これは昭和二十年の議事録でありますが、選挙権の年齢を二十五歳より二十歳に、被選挙権の年齢を三十歳より二十五歳に、それぞれ五歳引き下げるとともに、新た...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  もう一点、常々感じている点がありまして、私見で結構ですからお聞かせいただければありがたいのですが、憲法の前文にうたわれている恒久的な平和、恒久平和ということを実現していくためには、戦後五十三年たちますが、我が国日本は大事なことを忘れて...全文を見る
○田中(甲)委員 さらに教育の場でその必要性があるとお考えですか。
○田中(甲)委員 どうもありがとうございます。  驚きました。私はこれは通告していなかったのですが、もちろん大臣が御自身の気持ちで、あるいはお考えでお答えをいただけるというふうに当然思っておりましたけれども、きちっと資料が後ろから出されたという、非常に文部省も頑張っているな、負...全文を見る
○田中(甲)委員 がらっと話をかえます。  従来は社交ダンス、ソシアルダンスということでございますが、大臣もおやりになるのですか。今は社交ダンスという言葉、ソシアルダンスという言葉は世界的には余り使われなくなってきているようであります。ボールルームダンスあるいはダンススポーツ、...全文を見る
○田中(甲)委員 複雑にしたのは、私の考えでは、文部省に大変大きな責任があるというふうに思っておるんです。  数字が間違っていましたら正確な数字に訂正していただいて結構ですが、ボールルームダンス連盟に財団の許可を出した、その際にかなり文部省が無理をしているというふうに私は思いま...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  大臣がそのようにおっしゃってくださったので、余りごちゃごちゃと言うことは避けたいなというふうに思っております。思っておりますが、ここだけはやはり文教委員会の理事の先生方や委員の先生方にも知っておいていただかなければ困ると思いまして、若...全文を見る
○田中(甲)委員 その辺の事実確認はこれからさせてください。  その前段の話ですね。私も協定書は持っています。その辺は私も確認した上でお話をしているのですけれども、「甲」がボールルームダンス連盟、「乙」がアマチュアダンス協会ですね、「甲は乙をわが国のアマチュアダンスの統合団体と...全文を見る
○田中(甲)委員 公平な立場でひとつ役に立ってください。そうでなければ、このジャパン・ダンス・スポーツ・フェデレーションあてに、IOCが国際ダンススポーツの連盟を通して、このアマチュアダンスを承認してくるはずがないんですよ。  アマチュアを統括しているのは、アマチュアの部門で純...全文を見る
02月17日第145回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
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○田中(甲)分科員 民主党の田中でございます。  三十分間の時間をいただきまして、自治大臣に御質問と申しますか、私が国会議員として常々考えていることをきょうは自治大臣にお話をさせていただいて、大臣の御所見をお聞かせいただければありがたい、そんな思いでマイクの前に立たせていただき...全文を見る
○田中(甲)分科員 ありがとうございました。  憲法の検証をするということは、私も、先ほど申し上げましたように、非常に重要なことであって、立法府においてそのことが今まで行われてきていないということに逆に問題意識を持つ、そういうところでございますが、同時に、戦後五十三年間、我が国...全文を見る
○田中(甲)分科員 私は、日本がまた中国に訪中団を出したときあるいは韓国に訪韓をする際、もう謝罪外交ということはすべきでないと思っておる一人なんです。  しかしながら、事実を明らかにするということを、自国つまり日本が自発的に積極的に行っていかなければ、やはりアジアの中の信頼とい...全文を見る
○田中(甲)分科員 ありがとうございます。すばらしい御答弁をいただくことができたと思っております。  尊厳をお互いに冒すことなくという、まさに外交の基本というところがあの時代のアジアにおけるそれぞれの国々の中で欠落していたということ、大臣、私は、そういうことも含めてその事実とい...全文を見る
○田中(甲)分科員 ありがとうございます。  お聞きしていて非常に気持ちが晴れるような答弁をいただいて、感激をしているところであります。  実は、立法府の中で、恒久平和のために真相究明法の成立を目指す議員連盟というものが既に結成されています。現在のところはまだ百三名という方々...全文を見る
○田中(甲)分科員 大臣、本当にありがとうございました。  持ち時間はあと五分となりまして、自治省の方に御質問させていただきたいのです。  一九九四年、毎日新聞、十一月六日、日曜日の新聞でありましたが、自治省が引っ越しの準備を始めたという記事の中で、「積み上げると二万メートル...全文を見る
○田中(甲)分科員 何十冊と何百冊はかなり開きがあると思うのですけれども。公開はされたんですか。  あるいは、続けて質問させていただきますと、その文書は国立公文書館の方で管理されているということになりますと、国立公文書館の公開状況というのはどういう状態ですか。御答弁いただければ...全文を見る
○田中(甲)分科員 国立公文書館に入りますと、非公開は六割近い、公開部分が四割程度しかない、そういう認識でよろしいですね。  ですから、公文書館に入ると公開がされなくなっているというのが現状でありますから、やはり事実を明らかにして公開していくということが重要、そういう議員立法を...全文を見る
02月18日第145回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
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○田中(甲)分科員 おはようございます。長官におかれましては、お忙しい中、御出席いただきまして、ありがとうございます。  私は大のサッカーファンでありまして、地元は千葉県ですから、ジェフ市原ですとかチームがあるんですけれども、鹿島アントラーズが大変私は好きでして応援しているんで...全文を見る
○田中(甲)分科員 日米安全保障にかかわる、そしてガイドラインに関して、さらには今国会内において憲法という問題を取り扱っていくその機関をどのようにしていくか等々、国内においてはそのような流れに、国民もあるいは国会の中でも当然それは必要なことというふうに考えられていると思います。そ...全文を見る
○田中(甲)分科員 ありがとうございます。大変に過ぎるお言葉をいただきまして、恐縮しているところであります。  私は、歴史認識という言葉はもう使わない方がいいんだろうというふうにも思うんです。歴史認識というのはやはりそれぞれの立場で見ていくものでありますから、そうではなく、事実...全文を見る
○田中(甲)分科員 ありがとうございます。本来の立法府の仕事ですから、精いっぱい努力してみたいと思います。ぜひ後押しをいただければありがたいと思うのですけれども。  事実を明らかにしていくということを進めていく、その考えには、敗戦国のドイツはおろか、さきの大戦の戦勝国であったア...全文を見る
○田中(甲)分科員 長官、恐縮ですが、事実を明らかにするという姿勢についてはいかがでしょうか。
○田中(甲)分科員 御答弁いただいた前段の、事実を明らかにするということは重要だと思います、その点を受けとめさせていただきまして、次の質問に移らせていただきますが、残りの時間もそんなに長くありませんので、簡潔に御質問をさせていただきます。  現在、防衛庁の所蔵の旧軍の関係資料の...全文を見る
○田中(甲)分科員 かなり具体的な質問になってまいりますけれども、正式名称は関東軍防疫給水部、俗に言われる七三一部隊の存在について、防衛庁としてはどのように受けとめているのか、それの事実としての存在を認めているのか、御答弁いただければありがたいと思います。
○田中(甲)分科員 それでは、その関東軍の防疫給水部、七三一部隊が細菌戦部隊で、生体実験を行っていたとされている点については、どのように防衛庁は認識をされていますか。
○田中(甲)分科員 一言で言うと、私の質問の答えに対する答弁は、細菌戦の部隊の事実確認はできていないということですか。
○田中(甲)分科員 一九八六年九月十七日、米国の連邦議会、ジョン・H・ハッチャーという陸軍記録部長の発言の中で、七三一関連文書は、一九五〇年代末か一九六〇年代初めに箱詰めにして日本政府に送り返した、そう言われていますが、米国が送り返したと言われている七三一部隊の関連文書は現在どこ...全文を見る
○田中(甲)分科員 これは、戦後アメリカが七三一部隊の幹部の極東軍事裁判における戦犯の免責と引きかえに、七三一部隊と細菌の関連資料を入手したというところにさかのぼらなければいけないのですけれども、そして、アメリカ政府が送り返していると言っている、そのことが確認できないと言われてい...全文を見る
○田中(甲)分科員 これは、防衛庁だけではなくて、日本政府の隠ぺい工作、隠ぺいされている、情報の公開がされていないということ以外の何物でもない、私はそう思いますよ。  中国の黒竜江省の公文書館で、七三一部隊に関する旧日本軍の人体実験用中国人の輸送記録の公文書ファイルが発見された...全文を見る
○田中(甲)分科員 長官、長官が大変な中で就任をされたことを私も鮮明に覚えております。その前に、前任の額賀防衛庁長官に、大変に私も心苦しかったのですけれども、これは質問せざるを得ないということで質問をした、そんな経緯もございました。  事実を明らかにしないという現在の防衛庁の姿...全文を見る
○田中(甲)分科員 終わります。
04月15日第145回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○田中(甲)委員 民主党の田中と申します。  参考人の皆さん方には、青少年問題特別委員会に御出席をいただきまして、心から感謝を申し上げます。  私は学生のころサッカーに夢中でして、ラグビーではないのですけれども、ボールを追いかけていました。特にゴールキーパーというポジションで...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  私、小田参考人がきょういらっしゃるということで、実は小田先生の著書をちょっと読ませていただきました。「非行といじめの行動科学」という本でありますが、その中にスウェーデンの事例ということを引用されていまして、社会保障制度が充実して自由で...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  持ち時間が限られているものですから、御質問したい点はたくさんあるのですけれども、今タイムリーといいますか、私たちも考えていく中で、少年法の改正ということにちょっとスポットを当ててみたいのです。  十八歳で自立できるようなというのがグ...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございました。
04月16日第145回国会 衆議院 文教委員会 第8号
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○田中(甲)委員 民主党の田中甲と申します。きょうは、三十分間の時間をいただきまして、国会にいらしていただきました四名の参考人の先生方に御質問をさせていただきたいと思います。  我が党といたしましては、今回の法改正に内容としては賛成すべきものという結論を出しているところでありま...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございました。貴重な御答弁をいただきました。  私も大学時代に、AKモデルというのを習った記憶を思い出しておりまして、労働人口というものが不足しても、人的資源の充実を図っていくならばそれで十分経済成長につながっていくんだというような、まさに長期的な国...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  将来的な法改正の姿というものが、参考人の御意見を聞いてまた見えてきたような気がいたしております。  さて、少し中長期的な大学、高等教育の展望ということを皆さんにお話をいただければありがたいと思っておるのです。  先ほども質問の中で...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。大変に学ばせていただいた、そんな気持ちを持たせていただきました。本当に御丁寧にありがとうございます。  同じように、お三方の参考人からも、中長期的な大学、高等教育の思いというものをお聞かせいただきたいと思います。私の持ち時間があと六分半ぐ...全文を見る
○田中(甲)委員 御遠慮いただきました、御配慮いただきました立川参考人、御所見をいただければと思います。
○田中(甲)委員 ありがとうございました。  以上で終わります。
07月09日第145回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○田中(甲)委員 民主党の田中甲です。  第三次覚せい剤乱用期ということで、今御質問された松浪先生からも御指摘があったところですけれども、覚せい剤の乱用期に入りますと、必ずと言っていいほど組織犯罪、汚職あるいはエイズというものが蔓延していく、こういうものが背景にと申しますか、同...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  もう一度繰り返しますけれども、チャイニーズ・マフィアの取り締まりというものは徹底的にやってもらいたい。担当あるいは現場に入る警察官の方々は本当に命がけのことでありますけれども、それはやはり、日本はそんな甘い国じゃないということをきちっ...全文を見る
○田中(甲)委員 国際的な連携が必要だということと、国内的にも各省庁の連携が必要になってくると思います。  ゴールデントライアングルにしても世界的麻薬組織が実際にそこに存在するわけで、そして買い上げの組織を検挙するということが必要でありますし、また国内においても、その地域の共通...全文を見る
○田中(甲)委員 私は、教育の現場でしっかりと薬物の怖さということを教えていかなければならないと思います。小学校からと言うと、極端だ、そこまで低年齢の子供たちに教える必要があるのかと思われるかもしれませんけれども、場合によっては小学校から、中学校、高校ではもう徹底して薬物の乱用防...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  私、少し厚生省には知恵を使ってもらいたいと思うんですね。  私の読んだ書物といいますかあるいはインターネットその他も全部含めて、元薬物依存症だった方々が、更生した方々なんですけれども、今の青少年の薬物汚染の現状を嘆き、何とか協力した...全文を見る
○田中(甲)委員 総務庁長官、一言で結構であります。ぜひ、元依存者の方々やあるいは民間で努力をしている方々を、政府と一体となって、この青少年の薬物乱用問題に取り組んでいくというその件についての御所見をいただければありがたいと思います。
○田中(甲)委員 ありがとうございました。  終わります。
07月29日第145回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第7号
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○田中(甲)委員 民主党の田中甲です。どうぞよろしくお願いします。  この特別委員会は、与野党が一体となって、児童虐待、きょうはそのテーマでありますけれども、青少年問題に関するさまざまな問題に、とにかく、現実の社会に立法府の対応がおくれてはならないという思いを持って、結束して審...全文を見る
○田中(甲)委員 余り積極的な御答弁はいただけなかったと受けとめております。  一九九五年の全米児童虐待・遺棄データシステムが全米各州の児童保護局に報告された児童虐待の集計によりますと、アメリカでは三百万件という通告があった。認定されたものはそのうちの百万件に上るという、これだ...全文を見る
○田中(甲)委員 大臣、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、法務省に対しての質問に移りたいと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。  民法改正並びに刑法の改正という点で御質問をさせていただきたいと思います。  これまでの児童虐待のケース...全文を見る
○田中(甲)委員 今答弁を聞いていて、ふと、お金が大事なのか命が大事なのかというふうに私の頭の中で動いていたのですけれども……。  命を守っていくために監護権ということを喪失させる、つまり親から離して守っていく、そのために親権の喪失、身上監護権のみ喪失させるということであります...全文を見る
○田中(甲)委員 ドイツの改正についてはどう認識をしていますか。一言で結構です。
○田中(甲)委員 わかりました。ぜひそうしてください。  刑法学会が五十年の歴史で初めて児童虐待の問題を取り上げて、刑法の領域で何ができるかということを検討されたそうであります。ことしの五月三十日という記録でありますけれども。といいますのは、児童虐待死させた親の判決のうち、八割...全文を見る
○田中(甲)委員 市民団体は市民団体としての役割、また行政は行政としての務め、役割、立法府においては立法府として最善の措置をとっていかなければならない。もう具体的な行動をそれぞれにどうやってとっていくかという段階に入っていると思います。  今の御答弁で結構です。ぜひ私が質問した...全文を見る
○田中(甲)委員 阿部総務政務次官には、たしか参議院の方で法務委員会の審議が委員としておありになるという中を御出席いただきまして、ありがとうございます。  今までの民法初め日本の法令というものは、親権といいますか、親の権利というものが中心であって、子供の権利というものは十分に考...全文を見る
○田中(甲)委員 ちょっとよく聞き取れなかったのですが、先ほどの政務次官の御答弁ともあわせて理解をさせていただくならば、たしか政務次官は、議員立法という形でおやりになるというたぐいのものなのかもしれませんというようなことも発言の後段に言われていたように思いますので、これもどういう...全文を見る
08月05日第145回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第8号
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○田中(甲)委員 民主党の田中甲です。  やはり総務庁長官がいないと寂しいなと、前回は大変に寂しい思いをいたしました。  この青少年問題に関する特別委員会で、児童虐待の問題、ただいま松浪衆議院議員の方から質問がありました薬物の問題等を勉強させていただく中で、大分この問題の本質...全文を見る
○田中(甲)委員 長官、子どもの権利条約では何歳を対象にしているか御存じですか。
○田中(甲)委員 なぜ児童権利条約と言われたのですか。
○田中(甲)委員 どうぞそんなに怖がらずに。  子ども権利条約と私はあえて申し上げたのです。なぜ児童権利条約とおっしゃったのですかということをお聞きをさせていただきました。私は、チャイルドというのは子供と訳すのが一番自然だと思うんですけれども。そして、今おっしゃられたとおり十八...全文を見る
○田中(甲)委員 国際標準といいますか、グローバルスタンダードで申し上げるならば、今、十八歳未満、つまり未成年というのは十八歳未満という形で、子どもの権利条約に関しても十八歳未満、非常にわかりやすい形といいますか、年齢で区切られています。ただ、日本の場合には、それぞれの主管の違い...全文を見る
○田中(甲)委員 成人で区切るべきだというお考えと受けとめてよろしいですか。  この答申の中に、人権と公共の福祉、権利と責任、このバランスが崩れているというところが一行入っているんですけれども、どうもこの答申というのは、子供を本当にどこまでとらえたのだろうかという疑問があります...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  今御答弁の中に、前向きに、そういう評価を得ないように検討、努力をしていきたい、そういう内容としてお受けとめさせていただく中で、ぜひこの子どもの権利条約なるものの広報、こういうものが国際的に条約としてつくられて、日本ではこの条約を批准し...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  それだけではないと私も思います。ですから、この青少年問題に関する特別委員会は、いろいろな点でこれから超党派で話し合いを行いながら、しっかりとした、恥ずかしくない青少年基本法なるものを議員立法で進めていきたい。  先ほど長官は、議員立...全文を見る
○田中(甲)委員 最後の発言です。  わかりました。この委員会の議員の皆さん方と力を合わせて、汗をかきながら、ぜひ議員立法を進めていきたいと思います。  ただし、一点だけ。批准国日本の責任というのは、やはり政府にあると思います。批准した子どもの権利条約に対する政府の姿勢という...全文を見る
11月18日第146回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第2号
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○田中(甲)委員 田中です。  参考人の皆さん方、本日はありがとうございます。持ち時間が限られていますから、そう思うかそう思わないかでまずお答えをいただきたいのです、どうか御無礼をお許しいただきたいと思います。  児童虐待は年々増加しており、ゆゆしき状態に至っている、何らかの...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。皆さん一様に、何らかの対応が必要ということを御答弁いただきました。  それでは、法的な改正、例えば児童福祉法等の法的な改正も必要であると思われているかどうか、その点をお三方にお聞きしたいと思うのです。同じく、そう思うかそう思わないかで結構...全文を見る
○田中(甲)委員 上出参考人、いかがでしょうか。
○田中(甲)委員 厚生省、いかがでしょうか。
○田中(甲)委員 もう一方聞いておきましょうか。法務省、いかがでしょうか。
○田中(甲)委員 それでは、厚生省にお聞きをしたいと思います。  それでは、現行の児童福祉法の中で、児童虐待の定義はうたわれていますか。うたわれている箇所を言ってください。
○田中(甲)委員 二十八条、ここに「保護者が、その児童を虐待し、」という文言が出ていますね。そして、具体的に児童に対する禁止行為は児童福祉法の第三十四条でうたわれています。この三十四条、ちょっと読み上げてみます。三十四条第一項、何人も以下に掲げる行為をしてはならない。障害のある子...全文を見る
○田中(甲)委員 それは聞いていません、後ほど聞きます。  明らかにこれは時代錯誤ですよ。これを改正する必要を感じていますか、感じていませんか。  もう少しつけ加えますと、文化や時代背景や経済状況によって虐待の定義というのは変わってくるわけです。それがしっかりととらえられた児...全文を見る
○田中(甲)委員 する必要があるかないかで答えてください。児童虐待の定義ということを児童福祉法に明確にうたう必要があると思いますか。
○田中(甲)委員 責任を感じてないと思います、厚生省。今、児童虐待がこれだけ問題になって、何らかの対応が必要だと言っている中で、児童福祉法の中で児童虐待の定義がされていない、その事実を認めてください。もう一度お願いします。
○田中(甲)委員 先ほど、喫緊に何らかの対応が必要だとおっしゃった。その中で、全く定義自体がつくられていないということをなぜ認められないのか。  きょうは参考人にいらしていただいていますけれども、社会福祉法人子どもの虐待防止センター、本当にすばらしい資料をつくっていただいて、「...全文を見る
○田中(甲)委員 思っていない。受講義務を課する制度の創設ということが私は必要だと思います。児童虐待を行った保護者をしっかりとカウンセリングしていくことがこれから重要だと思います。  次の点を指摘します。  現在の児童福祉司、この数で足りると思いますか。
○田中(甲)委員 私の手元の資料では、全国百七十四カ所の児童相談所、児童福祉司は一千三百人、そして年間相談件数が三十万件、一人当たり二百三十件の案件を抱えている。こういう状態で児童福祉司をふやさないということは、厚生省は、法的な整備を行わないというところの責任をやはり感じていただ...全文を見る
○田中(甲)委員 児童養護施設等の改善について質問をさせていただきます。  養護施設の今の広さというものをどこで明記しているか教えてください。
○田中(甲)委員 私も視察に行ってまいりましたが、一人当たり三・三平米、傷ついた子供たちが養護される施設としては余りにもひど過ぎる。これを改善していく必要性は感じませんか。
○田中(甲)委員 これは、大蔵省と厚生省が折衝してとるという難しい問題があるかもしれませんけれども、厚生省の児童養護施設の最低基準を法律に規定する必要性があると思います。今のような環境では余りにも、被害を受けた、虐待を受けた子供たちが立ち直れるという環境にはないと思いますが、その...全文を見る
○田中(甲)委員 最後の発言にします。  立ち入りをするときかぎを壊して家に入ることができない、つまり、緊急を要する場合でもかぎを壊して中に立ち入れないというところが法律的なネックになっていますから、私は、法改正ということを早急にして、児童の生命ということを尊重していくべきだと...全文を見る
○田中(甲)委員 一日も早い法改正を行うことが必要であると判断している議員の、あるいは立法府に対して、障害になったりあるいは協力をしない、協力する姿勢というものが見受けられないということは、既存の法律を守ろうとする厚生省の児童虐待に対する消極的な姿勢、これは、今後子供の命が奪われ...全文を見る
○田中(甲)委員 済みません、もう一つ関連で。  記憶が正しければ、刑事訴訟法の百十一条に、かぎの粉砕をしても許されるという条文がたしかあったと思うのですけれども、これはやはり立入調査を行うときに、法的にそのような制度を設けて、児童の身体生命を保護するというような、そういう法改...全文を見る