田中甲

たなかこう



当選回数回

田中甲の2000年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月25日第147回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
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○田中(甲)分科員 第百四十七通常国会予算委員会の第一分科会、トップバッターで質疑をさせていただきます民主党の田中甲です。どうぞよろしくお願いいたします。  きょうは、民主党の議員という立場での質問というよりは、恒久平和議連という超党派でつくっている立法府の中の議連の現在の状況...全文を見る
○田中(甲)分科員 戸張館長、きょうは忙しい中御出席をいただきまして、本当にありがとうございます。限られた時間でありますけれども、この法案に対するもう少し掘り下げた質問並びに御答弁をいただければと考えております。  国立国会図書館法の一部を改正する法律案、これは「国立国会図書館...全文を見る
○田中(甲)分科員 三点について、問題点と申し上げてよろしいでしょう、御指摘がありました。  それでは、一つ一つ再質問させていただきますけれども、既に百四十五通常国会で提出され、百四十六臨時国会に継続審議となり、今の百四十七通常国会でも継続審議で議院運営委員会で取り扱うべき法案...全文を見る
○田中(甲)分科員 二点目は、国立国会図書館法の第二条「国立国会図書館は、図書及びその他の図書館資料を蒐集し、国会議員の職務の遂行に資するとともに、行政及び司法の各部門に対し、更に日本国民に対し、この法律に規定する図書館奉仕を提供することを目的とする。」この目的に反する部分がある...全文を見る
○田中(甲)分科員 前文に対する御所見もいただければと思います。
○田中(甲)分科員 基本精神、使命ということに置きかえられてしまったのですが、いずれにしても、国立国会図書館の中で、前文に書かれていますこの「真理がわれらを自由にする」ということは、私は非常に重要な指摘、そしてまさに忘れてはならない精神をうたったものだと思います。  国会図書館...全文を見る
○田中(甲)分科員 わかりました。  これまで我が国、日本政府あるいは行政は、第二次大戦期の事実関係の真相究明に前向きな姿勢で取り組んできたということは、残念ながら私は申し上げられないと認識をしています。  ある外務省の政府高官は、この問題はパンドラの箱をあけることになると発...全文を見る
○田中(甲)分科員 ありがとうございます。ぜひ国立国会図書館のその姿勢を今後もしっかりと堅持して進んでいっていただきたいと思います。  アメリカの第百六回議会、合衆国の上院に籍を置いておりますファインスタインさんという議員が、次のような法案を提出いたしました。一九九九年十一月十...全文を見る
02月28日第147回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
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○田中(甲)分科員 田中でございます。  深谷通産大臣とお話をさせていただく機会をいただきまして、大変にうれしく思っております。  きょう私が質問をさせていただきますのは、ゴルフ場の預託金返還問題についてでございます。  この問題はかなりせっぱ詰まったところまで来ているとい...全文を見る
○田中(甲)分科員 大臣、申しわけございませんが、引き続き局長とちょっと会話をさせていただければと思います。  預託金の返還ピークを本年度迎えて、大体どのぐらいの期間続いていくのか、そしてその総額が大体どのぐらいになると判断されているのか、教えていただけますか。
○田中(甲)分科員 それでは通産大臣に、今の局長とのやりとりの中で出てきた数字、まず、ことしから既にピークを迎えているという、通産省の生活産業局でよろしいですね、課としてはサービス産業課になると思うのですけれども、随分対応が遅いのではないかなと正直思われます。もう既にピークを迎え...全文を見る
○田中(甲)分科員 それでは、ちょっと資料の報告や過去の経緯をお話しされるというお答えになりがちなものですから、局長、この問題を考えていくときに最も重要なところはどの点だと思われますか。いろいろなケースがあると言われたけれども、問題を処理していく上において最も重要なポイントはどこ...全文を見る
○田中(甲)分科員 大体共通の認識です。  それで、会員の権利は現在守られていると思いますか。
○田中(甲)分科員 質問に答えてください。守られていると思いますか。
○田中(甲)分科員 私は、守られていないと思うのです。  茂木政務次官にお聞きできればと思いますが、栃木県の問題なんです。ゴルフ場の預託金問題ではかなり重要な局面を迎えたという顕著な例で、那須城ゴルフ倶楽部という栃木県のゴルフ場なんですけれども、事前に資料は回っていないかもしれ...全文を見る
○田中(甲)分科員 政務次官がおっしゃられたとおり、私も、もしこの東烏山カントリー倶楽部のメンバーだったら、これはないだろうと。預けたものを放棄しろ、さらに百万ずつ出資しないとプレーもできない、存続もできない、会員として。こういうことが言われる状況になっているわけですよ、局長。 ...全文を見る
○田中(甲)分科員 うまくさばかれている事例とは言えませんよね。
○田中(甲)分科員 別の事例をお話しさせていただきます。  昭和六十二年に開設した君津ゴルフ倶楽部、千葉県ですけれども、東京地裁から破産宣告を受けていることが明らかになっています。このゴルフ場は、少し特殊な背景などもありまして、募集当時には洗剤等で有名なライオン系列と思わせるよ...全文を見る
○田中(甲)分科員 もう一つ事例を挙げます。  日東興業の話をさせていただきたいと思うのですけれども、最大手とも言われていましたこの日東興業、和議の申請で、会員は突然に預託金の八割をカットということですね。二割を十年間かけて分割で償還していく和議条件を示した。それが実際に今後と...全文を見る
○田中(甲)分科員 局長、これは重要な問題ですよね。
○田中(甲)分科員 局長も重要な問題だというふうにおっしゃっていただけましたし、大臣、いかに会員を事業者と同じ立場、同じ接点の場面をつくり上げていくか、そういう具体的な問題も出てくると思うのです。  そうしますと、今までゴルフ場の経営というのは、会員総会ということを、事業者が主...全文を見る
○田中(甲)分科員 最後に一言よろしいですか。
○田中(甲)分科員 大臣、ありがとうございました。  平成五年に改正されたのは、実はあれは契約制度の中の改正であって、今の状況の中を正しい方向に誘導していく新しい法律や施策というところとは少し違うように認識しています。通産相の諮問機関で、既に研究して本も出しているところもありま...全文を見る
03月08日第147回国会 衆議院 文教委員会 第5号
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○田中(甲)委員 民主党の田中でございます。  自民党の議員さんが中曽根文部大臣がいらっしゃる時間帯を野党に回してくださったということだそうでありまして、感謝を申し上げながら、質問を始めさせていただきたいと思います。  民主党は、きょう質疑を行っております国立学校設置法の一部...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  第三者評価機関、改正案の第九条の四関連の質問を始めさせていただきたいと思います。  従来からの学位授与機構を改組いたしまして大学評価並びに学位授与機構を設置する、第三者機関による大学評価機関の設置でございますけれども、かなり速いテン...全文を見る
○田中(甲)委員 社会、経済その他、企業関係もそうなんでしょう、研究者、いろいろな視点から大学の評価ができるように、中立性、厳格性あるいは透明性という御答弁をいただきました。  冒頭の質問の答弁の中で、大臣が、これからは日本の、我が国の高等教育というものを国際的に見ても水準の高...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。ぜひ御検討をいただきたいと存じます。  さきの質問者と少し重複をしてしまいますが、条文には出てまいりません、出てまいりませんが、この大学審議会の答申というものを受けて、「大学評価機関の創設について」という報告書の中でも、この評価の結果、調...全文を見る
○田中(甲)委員 私が危惧することは、わかりやすく申し上げるならば、調査結果が予算配分の際の参考資料となるということでありますから、大学評価・学位授与機構の、さじかげんという言葉が適切かどうかはわかりませんが、この辺によって、大学にお金がつく、あるいはつかないということが決まって...全文を見る
○田中(甲)委員 有馬前文部大臣のレポートの中に、これは大臣をおやめになられてすぐに書かれたのでしょうか、「日本はGNP当たりの高等教育費がわずか〇・六%であるのに対し、アメリカ、イギリス、ドイツは一・二ないし一・四%となっている。したがって、独立行政法人化を検討する前に、国や地...全文を見る
○田中(甲)委員 大臣が今お話しされたように、まさにこの第三者評価機関というものが、そういう前向きな意味を持っての役割を担ってもらえるならばというふうに願ってやまないところであります。  大学紛争が激しくなったころから、大学への予算の伸びがとまったままであります。以前参考人とし...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございました。  十日に参考人としてお呼びする予定になったようでありますけれども、東京外語大学の中嶋学長さんが、「日本の大学はまだまだ閉鎖的な体質を持っており、「知の鎖国」状態にある。」という表現を使われて、「正当な大学評価で「知の鎖国」を打破せよ」...全文を見る
○田中(甲)委員 少し時間が残りましたので、早目に終われという声もあるようですが、せっかくの機会ですから、もう一、二分だけ、大臣にぜひ、なるほどそういうことも今文部省関係で問題になっているのかというような点を一点だけ。  私が話し始めると、ああまたダンスのことを話すなということ...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございました。
03月09日第147回国会 衆議院 本会議 第9号
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○田中甲君 私は、教育職員免許法等の一部を改正する法律案並びに関連する文教施策について、民主党を代表して質問をさせていただきます。  本案は、情報通信革命や高齢社会の急速な進展といった社会情勢の変化を反映した改正案であり、民主党としても、反対するものではありません。  しかし...全文を見る
03月23日第147回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第4号
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○田中(甲)委員 三十分の時間を民主党はいただきました。私、田中でございます。参考人の皆さん方には、十分なごあいさつもせずに早速質問に入る御無礼をどうかお許しをいただきたいと思います。  昨日、千葉県船橋、恩寵園の卒園生とお会いをしました。児童養護施設という、虐待あるいは家庭内...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございました。これからは、児童福祉施設に対してももっと目を向けて、改善措置というものをとっていかなきゃいけないだろう、そういう時期が来るのだということを参考人から聞かせていただきました。  恩寵園の関係者にかかわらず、国会にいらしていただくということ...全文を見る
○田中(甲)委員 積極的な対応をぜひ期待させていただきたいと思います。  きょうの参考人に対する質疑の中心的な部分は、児童虐待に関する全国児童相談所のアンケート結果、これに基づいてということになると思っておりました。  一番これは決定的に改善してもらいたいというところで、法の...全文を見る
○田中(甲)委員 法改正の必要な点として強く認識をさせていただきます。  関連して質問をさせていただきたいと思いますが、家庭裁判所に対する親権及び管理権の喪失宣言の申し立てが非常に少ないという点を関連として御質問をさせていただきたいと思います。  平成十年では百二件、そのうち...全文を見る
○田中(甲)委員 わかりました。  次に質問をしようと思っていたのですけれども、改善していく部分がどこにあるかということを実はお尋ねをしようと思っていたのですけれども、まさに今おっしゃられた、すべて親権というものを停止するのではなくて、一部を一時的に停止する規定というものがあれ...全文を見る
○田中(甲)委員 この点について、広岡参考人、現場の声から何か御指摘されるような点はございますか。親権を一部に限って一時期というようなものは望ましいとお考えかどうか。
○田中(甲)委員 わかりました。  目的はあくまでも家族関係の修復ということ、そこを目的にしていなければいけないと思うんですね。そのために、戸籍に記載しないという身上監護権の一時停止ということ、それが家裁で判決が出された場合でも、戸籍上には記載しないというところまで、きめ細かな...全文を見る
○田中(甲)委員 わかりました。ありがとうございます。  実は、以前、青少年問題に関する特別委員会で、対政府質疑のときに、私は、民法上の親権を財産管理権と身上監護権に分けて、ドイツの事例を出して、ぜひ、この児童虐待において、財産を管理する能力があっても子供に対して虐待を行ってし...全文を見る
○田中(甲)委員 では、違う角度で御質問させていただきます。  実は、最近、まだ二歳と四歳のお子さんを育てているお母さんですけれども、子供に対して虐待を行う、つまり加害者である保護者の方から直接お話を聞く機会がありました。  なぜ虐待を行ってしまうか、そこには非常に根深い、ま...全文を見る
○田中(甲)委員 わかりました。ありがとうございます。  この青少年問題に関する特別委員会で法改正を行って、子供たちの命を守っていくというルールづくりを行いたいという思いの中から、私は、ぜひ踏み込んで身上監護権の一時停止というところまでできないものかというふうに模索しているので...全文を見る
○田中(甲)委員 定義に関して、広岡参考人、何かございますか。
○田中(甲)委員 ありがとうございました。  児童相談所の介入機能という点で御質問を続けさせていただきます。  介入機能、立入調査と一時保護、この二つに大きく分けることができると思うのですが、先ほども、石崎委員からこの点、立ち入り、一時保護に関連して質問がありました。  私...全文を見る
○田中(甲)委員 私も現場の声を聞いて、なるほど、そうなんだなというふうに今思いました。一時保護をするためにかぎをあけて、警察官立ち会いのもとで児相の方が来るというと、自分の子供を奪われていく、そのためにかぎをあけるんだという、非常に親御さんが、保護者側が、加害者と言った方がいい...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございました。終わります。
04月13日第147回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第5号
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○田中(甲)委員 民主党の田中甲です。  私は、持ち時間、本日四十分ちょうだいしました。私の質問のコンセプトは、昨年の暮れ、十二月の十日に当青少年問題に関する特別委員会で行った決議に基づいて、「立法府は、本問題の早期解決を図るため、児童福祉法その他関連法の必要な法整備を早急に講...全文を見る
○田中(甲)委員 御答弁ありがとうございました。  大体、現行の関係法令で対処できるということを刑事局長はおっしゃったと思うのですけれども、その辺の認識の違いが、定義の必要性があるのかどうなのかという判断に大きく関係しているのだろうと私は思います。  実際に、刑事事件として処...全文を見る
○田中(甲)委員 実態はそうだと思うのです。申告罪、つまり、被害を受けた本人の告訴がなければならない、申告しなければならない。中学一年生にできますか、ここが問題だと思うのですね。  性的虐待の年間件数、これは厚生省児童家庭局長、ちょっと数字をお答えいただけますか。
○田中(甲)委員 そのうち、子供が実際に告訴した、つまり申告した件数は何件ありますか。
○田中(甲)委員 子供が申告するというのは実際はできないんでしょうね、自分がどういうことをされているかという判断ができる年齢じゃありませんから。そう思いますよ。  ただ、厳しいことを申し上げるようですけれども、統計を持っていないということはどういうことなのかということは申し上げ...全文を見る
○田中(甲)委員 ちょっと確認しますけれども、性的虐待で検挙した数というのは平成十一年で三十四件とおっしゃったですね。そうすると、先ほどお答えいただいた性的虐待の相談件数というのが三百九十六件、その中で実際に検挙されたのは三十四件ということになります。わずか八%にすぎない。  ...全文を見る
○田中(甲)委員 どう考えても、それはちょっと問題があると私は思っているのです。  三十四条の第六号というのは淫行をさせる行為ですね。淫行をさせる行為で検挙をしていますけれども、実際には親が子供に淫行をしているんですよ。それを、この禁止行為の中では、淫行をさせる行為というところ...全文を見る
○田中(甲)委員 同じように、厚生省児童家庭局長さんに、これでも虐待に対する定義というものが必要ない、新たに法律が必要ないと言われますか。
○田中(甲)委員 では、局長は、定義が必要ないと言っているのではないけれども、定義が必要だとはあなたは言えないんだ。言ったら責任問題になるのですか。
○田中(甲)委員 議員立法で提出しますから、よろしいですね。政治判断で、この特別委員会の議員が議員立法で提出するということに関しては御異論はありませんね。
○田中(甲)委員 任用の規定について質問を続けさせていただきたいと思います。  一番新しい数字では、児童福祉司、第五号要件で任用される者は二百七十二名、約二二%、児童相談所所長、第四号要件で任用される者は八十二名で四七%、この数字は現場の方からいただいたものですからまず間違いな...全文を見る
○田中(甲)委員 では局長、任用資格の厳格化の実施に三年ないし五年の猶予期間を設け廃止するという規定を設けるのはどうでしょうか。
○田中(甲)委員 三年がいいのか、五年がいいのか、七年がいいのかわからぬと今言われましたね。それは、先ほどと同様に、政治判断で議員立法する際に私たちが考えて判断するということでぜひとも御理解をいただきたい。  おわかりにならないとおっしゃったんですから、それは立法府の方で決断を...全文を見る
○田中(甲)委員 厚生省は、自治体のその声をどのように受けとめているのですか。
○田中(甲)委員 私が今お聞きしたのは、局長がそうおっしゃるので、猶予期間をどのぐらいにするか、自治体からはどのようにお聞きになっているかということを尋ねたわけで、その明確な答えがなかったということは、もちろん、そのアドバイスというのを聞きながら立法府で議員立法する際に判断をさせ...全文を見る
○田中(甲)委員 刑事上の免責規定を置くという必要性は乏しいのではないかとおっしゃられたわけですね。そこまで言い切られると、本当に、のみ込んでしまうんですけれども。  それでは、ちょっと質問を変えまして、刑事局長、民事上に対してはどう思いますか。いや、刑事局長、あなたがそう言っ...全文を見る
○田中(甲)委員 通告の義務を国民に課していて、また専門の職種に対する努力規定ということを設けた場合に、これは直接、例えば医師ですとか看護婦、保育士等、通告した場合の免責規定があるかないかによって、その通告の姿勢ということが変わってくると私は思っています。  現場の声をしっかり...全文を見る
○田中(甲)委員 引き続き御意見を聞かせていただきたいんですけれども、一時保護に関して、たしか事前に質問されている点という記憶もありますけれども、一時保護の期限を明確化するということに対してどのようにお考えになっているか、御所見をいただけますか。
○田中(甲)委員 一時保護を一定の期限に区切って、子供たちが一時保護の施設にいる期間というものを限定し、さらに子供たちの傷をいやしていける環境に早く落ちつかせてあげるということが必要だと思うのですけれども、その点は同じ意見ですね。
○田中(甲)委員 わかりました。  それからもう一点、お聞きしたいんですけれども、解錠権限、かぎをあける権限をどの段階で持たせるべきか、いや、その前に、持たせるべきなのか、必要ないとお考えなのか。  あわせて、私は、立入調査を行うという段階から解錠の権限を持てるような仕組みが...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  十分考える必要があるとか慎重に検討する必要があるという話は、どうも余りいいアドバイスではありませんで、それはもうわかっているんですよ。だから、それを、最後に子供たちの命を守るルールをどのようにつくるかというところで、やはり決断をしてい...全文を見る
○田中(甲)委員 そうすると、七月の御答弁でもいただいたように、不磨の大典ではなく、民法、懲戒権、第八百二十二条、「懲戒場に入れることができる。」というのは、もう現実にはそぐわない法文であるということでよろしいわけですね。  質問を続けます。  それでは、現在起きている恩寵園...全文を見る
○田中(甲)委員 民事局長、私は、懲戒権ということを廃止して大きな影響を与えたいんですよ。  つまり、今まで細川さんが、お父様としてと言ってよろしいのですか、どういう教育をされてきたかというお話はまたお伺いする機会があればうれしいと思いますけれども、子供に対するしつけとか、子供...全文を見る
○田中(甲)委員 時間をオーバーして質疑をさせていただきました御無礼をお許しいただきたいと思います。  きょう皆さん方に御答弁いただきましたことを参考にして、当委員会でも議員立法に向けて努力をしてまいります。ありがとうございました。
04月20日第147回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第6号
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○田中(甲)委員 民主党の田中です。  四人の参考人には、貴重な御意見をお話しいただいたこと、心から感謝を申し上げます。それぞれに違う立場からお話をいただいたわけで、大変に多面的な物の見方ができた、委員の一人として大変にうれしく思っております。  その国の偉大さや道徳水準とい...全文を見る
○田中(甲)委員 今回の定義の中でくくり切れない部分を将来的にDV法で補っていくという考え方も今検討しているのですけれども、その点について参考人はどのようにお考えになりますか。
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  今回、子供に対する虐待の防止につながる法案がパーフェクトにできるかと問われるならば、なかなかそれは難しいのだろうと思っています。今のように段階を追って、さらに立法府の中でも検討を進めるということで御理解をいただけるという参考人の御意見...全文を見る
○田中(甲)委員 質問の順番を逆にして、なぜ特別法にしていく必要があったかというところを少し私の方からもお話しさせていただきたいと思うのですけれども、まさに、今回民法について踏み込んで考えていくことが、本当の意味で子供たちの現状、さらには命を守るということにつながっていくのではな...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  私たちの党でつくったこの法案の中では、親権を行う者の懲戒権に係る規定の削除ということで、現行法、民法八百二十二条関係はばっさりと削除したいというふうに考えております。  これは、現場でいろいろなケースを見ておられる森田参考人、いかが...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  それでは、医療の現場で、今回私どもは通告義務を考えていく中で、専門職の方々に通告義務を課していくということと同時に、免責を設けるということを考えているのですけれども、免責の規定をつくるときに、衆議院法制局とやりとりをしている中で、民事...全文を見る
○田中(甲)委員 民法の方の免責というのも当然必要だということですね。
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  少し根本的な話になるのですけれども、吉田参考人、日本の場合には通告義務が全国民に課せられている。先生の本の中に、全員に義務が課せられていると全員が行わなくていいように思うという指摘もございましたね。  どうなんでしょうか、ちょっと確...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  安全確認義務について現場の声をお聞きしたいと思いまして、森田参考人にお尋ねをさせていただきます。  児童相談所が立入調査を行う、そのことを容易にするために、通告を受けてから例えば何時間以内というその時間も規定して、安全確認義務規定を...全文を見る
○田中(甲)委員 まず最初の方の御質問、大体七十二時間ぐらいで対応するという義務規定、それから、自分たちでそういう律する姿勢を持って対応していたと。七十二時間でやるか、四十八時間でやるか、この辺は政治判断でぜひやらせていただきたい。どちらの規定を設けるか、まあ埼玉県の場合に四十八...全文を見る
○田中(甲)委員 そうすると、私が今質問したのは、実は、一時保護を原則二カ月ぐらいとして、必要な場合に一カ月ぐらいの延長の規定を認めておくことが、子供たちがあるいは親がどういう処遇になるかということの不安を一定の期間があるので避けられるということだけを考えていましたが、まず最初に...全文を見る
○田中(甲)委員 わかりました。  考えている法案の中で、「関係機関の連携協力体制の整備等」というところを設けました。大方意見が一致しておりまして、「国及び地方公共団体は、児童虐待の早期発見及び児童虐待を受けた児童の迅速かつ適切な保護を行うための関係機関の連携協力体制の整備その...全文を見る
○田中(甲)委員 どうもありがとうございました。  以上で終わります。
04月26日第147回国会 衆議院 文教委員会 第14号
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○田中(甲)委員 きょうは、著作権法の一部を改正する法律案、長い法案でありますからちょっと省略して読み上げました、その質問を私は二十五分間させていただくわけでありますけれども、中曽根文部大臣に、こういう機会でしか質問できない点がございまして、もう少し委員の方が集まるまで、ちょっと...全文を見る
○田中(甲)委員 きょう扱う法案以外の質問を冒頭したわけで、大変に御無礼をいたしました。  実は私、「論座」という月刊誌に「世界の流れに合わせて選挙権年齢を十八歳に下げよ」というものを書かせていただきました。確かに、低年齢層の二十から二十五歳までの投票率というのは低いのです。低...全文を見る
○田中(甲)委員 政務次官の積極的な御答弁をいただきまして、大変にうれしく思います。  私、実は視覚障害を持たれる方からメールをいただきました。見事な、一般の方と全く変わらないと言ったらこれはもう障害を持つ方々に失礼になるかもしれませんけれども、これはその最後の方の文章です。「...全文を見る
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  一九九六年、パソコンを使える聴覚障害者はどのぐらいだったと思いますか。——一万三千人しかいなかったのです。もちろん、この四年間のパソコンの普及ということも、これはもうそのスピードたるや驚くべきスピードですから、今はもうその数をはるかに...全文を見る
○田中(甲)委員 恐縮です。すばらしい御答弁をいただきまして、ありがとうございます。  第百十四条関係で質問をさせていただきたいと思います。民法上の救済規定及び罰則規定の整備というところでありますが、よろしいでしょうか。  現行の著作権法では、損害賠償額の最低額の補償として、...全文を見る
○田中(甲)委員 わかりました。  もしこれが、通常の損害額に余り変わりない、気持ち程度の額が今回の相当な額という判断であるならば、私は、著作権の問題は従来どおり——著作権の侵害の事例というのは検察庁調べで私の調べたところでは百五十二件、これは本当に氷山の一角だと思うのです。判...全文を見る
○田中(甲)委員 わかりました。  ぜひ検討を進めるように、第一小委員会の専門部会で審議していると思いますので、示唆をしていただければと思います。  同じくその小委員会の専門部会で、弁護士費用の敗訴者の負担についても議論をされてきたと聞いております。考えてみますと、個人が原告...全文を見る
○田中(甲)委員 わかりました。  時間が参りましたので、さらに、高度情報化社会に対応する著作権法、また今御指摘をさせていただいた点の改善をお願い申し上げまして、質問を終わります。
05月16日第147回国会 参議院 法務委員会 第14号
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○衆議院議員(田中甲君) 御質問の点でございますが、児童が入所している施設長は、児童を現に監護している者に該当し、したがって、委員御指摘のとおり、本法案の児童虐待の防止等の措置の対象になると考えております。  青少年問題に関する特別委員会で審議を行っている児童虐待防止法案を成立...全文を見る
○衆議院議員(田中甲君) ただいま御指摘の点でありますけれども、この「速やかに」という点は現場で実務に当たっている方々が大変に注視されている点であるという常に認識を持って対応してまいりました。  正確にこの点を御答弁させていただきたいと思いますが、「速やかに」とはできるだけ早急...全文を見る
○衆議院議員(田中甲君) この点、衆議院でもいろいろ議論がなされました。過ってしてしまった、虚偽の通告で刑事上、民事上の責任を問われることはなかなか想定しがたいというのが法務省の答弁でございました。  また、十一人の参考人を昨年より特別委員会では招いていろいろ意見を聴取してまい...全文を見る
11月16日第150回国会 衆議院 青少年問題に関する特別委員会 第3号
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○田中(甲)委員 二十五分間の時間をいただきまして、質疑をさせていただきたいと思います。  児童虐待防止に関する法律、二十日に施行されるわけでありますけれども、その経緯を少し振り返ってみます。  一九九九年に、通常国会が始まると同時にこの特別委員会が設置されました。三月のこと...全文を見る
○田中(甲)委員 そういう答弁があると、委員の皆さんが錯覚するといけませんからあえて言わなければならないのですが、青森県の場合には確かに合計で倍増する、十六名が三十二名に、これは任用の部分も含めてですけれども。そういうのはありますが、それは極めてレアケースであって、そこまで伸びて...全文を見る
○田中(甲)委員 了解です。議員立法ですから議員の責任もありますので、それは同罪だと思っているのですけれども、まあ罪ということはないのですが、一緒に努力をしていかなければならないと思っています。  予算も概算要求で倍増させた。非常に評価したいと思うのです。もっと予算をつけていか...全文を見る
○田中(甲)委員 各県で一人ぐらいという目安でいいですか。
○田中(甲)委員 これではまだまだ対応が十分にできる体制に改善されたとは言えないと思うのですが、来年度の予算要求の中、これからどのように考えていらっしゃるか、お考えをお持ちでしたら。
○田中(甲)委員 私たちも応援しますので、積極的にその交渉を進めていただきたいと思います。  任用資格についてお聞きをいたします。  この任用資格に社会福祉士を加えたということでありますけれども、さらに、前各号、心理学の専攻者あるいは医師などに準ずる者であって、児童福祉司とし...全文を見る
○田中(甲)委員 早急と今答弁されましたが、期間的にはどのぐらいを考えていらっしゃいますか。
○田中(甲)委員 もっとスピードを上げていただきたいという意見がこの委員会の中で出された。二年以内というのは、理事懇の席の中で随分、三年後の見直しですとか、任用の規定の改正に関しては何年後にするんだとか、いろいろありました。しかし、二年以内、以内という言葉の方を強調して受けとめて...全文を見る
○田中(甲)委員 私も十分とは思いませんので、ぜひこれを積極的に進めていただきたいと強く要望いたします。  と申しますのは、現行福祉法で規定されている任用資格の一つは、厚生大臣が指定する施設を出た者、修了した者となっていますね。この指定した施設というのは全国に三カ所しかない。そ...全文を見る
○田中(甲)委員 埼玉県は国立の児童福祉施設に併設、東京都は上智社会福祉専門学校に併設という形ですから、やはり基本的には、国立の福祉施設への併設ということを積極的に考えていく、しかし、それでも補えないところはこの通信教育を実施してのそういうシステム、それをバランスよく、機能的な体...全文を見る
○田中(甲)委員 その際に、児童精神科医について非常に措置が薄いように思うんですね。もっと求められていく、非常に重要な経験を持った児童精神科医師に対する対応というのはいかがでしょうか。
○田中(甲)委員 ありがとうございます。  さらに、全国に入院施設を持つ児童精神科はたった十二カ所しかないということでありますね。心のケアを行う施設というものが圧倒的に不足している。そのことは、やはりこの施行に当たっての委員会質疑の中で出されたということを議事録にしっかりと残し...全文を見る
○田中(甲)委員 十四条に関連して、今の親権、懲戒権の問題を質問させてもらいました。  懲戒とは、訓読みにすると、懲らしめ戒める権利というものでありますね。ドイツでは、この懲戒権は監護という言葉にかわっていますし、イギリスでは、これは親の責任という言葉に既にかわっています。日本...全文を見る