田中甲

たなかこう



当選回数回

田中甲の2001年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月02日第151回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○田中(甲)分科員 皆さん、おはようございます。  大臣、副大臣また委員長に、このような機会をいただきますことを心から感謝を冒頭申し上げたいと思います。  私は、きょうは中学歴史教科書の検定について御質問をさせていただきたいと思います。  慣例では、毎年二月の下旬に検定作業...全文を見る
○田中(甲)分科員 例年三月の下旬に結果が決まる。そうしますと、ことしも三月の末には結果を出すということでよろしいですか。
○田中(甲)分科員 わかりました。  河村副大臣に御質問をさせていただきますけれども、二〇〇〇年、平成十二年二月四日現在の教科用図書検定調査分科会の第二部、社会の部ですが、野田英二郎元インド駐在大使が審議会で社会科の検定調査を行う第二部の担当であったことは御存じでいらっしゃいま...全文を見る
○田中(甲)分科員 それでは、その野田氏が更迭されたことも御存じであられますか。
○田中(甲)分科員 その理由をお教えいただきたいと思います。
○田中(甲)分科員 もし野田委員が間違った行動を行ったならば、私は価格部門に配属が変わるということもおかしいと思うのですね。本来ならやめていただく、はっきりとそう通達をしていかなければならないと思いますし、これは大臣の任命権の中から行われていることですから、明確にそのようにしなけ...全文を見る
○田中(甲)分科員 正しいか正しくないかをはっきりとされる大臣の姿勢というものはよしとするところであります。私が言うのは僣越かもしれませんが。  しかし、私は、委員内の意見交換、外部に漏らしたわけではない、守秘義務違反など不正行為であるとは考えられない、それには当たらないと思う...全文を見る
○田中(甲)分科員 これは教科用図書検定調査審議会令の第二条、「委員は教育職員、学識経験のある者及び関係行政機関の職員のうちから、文部大臣が任命する。」ということになっております。  野田氏が更迭されてから、外務省から海外で勤務している大使、駐在大使の経験のある方々が実はこの審...全文を見る
○田中(甲)分科員 私は、後ほど質問させていただきますけれども、近隣諸国条項などを踏まえて審議するに当たりまして、海外に大使として駐在した方々がこの分科会に加わるということは非常に重要なことである、更迭されたままになりまして補充もされていない、正規の形をとり得ていないのではないか...全文を見る
○田中(甲)分科員 繰り返しになりますけれども、「関係行政機関の職員のうちから、」というその枠の中に外務省で海外に駐在した大使という方々が加わっていることの方が、私は健全な体制がとられているのではないかと認識するんですね。大臣はその点いかがお考えですか。
○田中(甲)分科員 私は、繰り返しになりますけれども、「関係行政機関の職員」という中には、やはり外務省で経験を積んできた方が入られることが望ましい姿ではないかと、大臣からの答弁を聞いた上でも考えが変わりません。その点は御指摘をさせていただきます。
○田中(甲)分科員 さて、私の手元に実はこんなものがあるんです。白表紙本というもののコピーでありますけれども、これが私が今お話をさせていただきましたその教科書の内容であります。  昨日、総理大臣が議員の質問に対して、予算委員会のその席上で、我が国の教科書は国定ではなく、基準をも...全文を見る
○田中(甲)分科員 あってはならないことですか。
○田中(甲)分科員 ここに手紙のコピーがあります。皆さんにもぜひ見ていただきたいんですが、この手紙の内容は、大臣にもしお渡しできればお渡ししたいぐらいなんです、二部用意しましたが。これは白表紙本に添えられていた手紙であります。だれが送ったかということも今御説明させていただきます。...全文を見る
○田中(甲)分科員 それは正確に調べていただきたい。今、私の発言が事実に基づいてされているかどうかということを疑いになられたわけですから、事実であるかどうかを確認するということを大臣に言っていただきたい。
○田中(甲)分科員 大臣、ありがとうございます。すべてお渡ししますので、ぜひ事実を調査してください。お約束をいただいたということで、対外的にも、これは議事録に載って確認されることですから、どうぞよろしくお願いいたします。  そこで、私は、この白表紙本を検定審査前に外部に漏らした...全文を見る
○田中(甲)分科員 答弁は求めていません。
○田中(甲)分科員 日韓共同宣言を読ませていただきます。  我が国が過去の一時期韓国国民に対し植民地支配により多大の損害と苦痛を与えたという歴史的事実を謙虚に受けとめ、これに対し、痛切な反省と心からのお詫びを述べた。 その上で、ここからが大切なところだと思っておるのですが、 ...全文を見る
○田中(甲)分科員 私が次に質問したかったところを先にお答えいただいたという感がございますが、検定基準の中の、近隣のアジア諸国との間の歴史的事象の扱いには国際理解と国際協調の見地から必要な配慮がなされることとするいわゆる近隣諸国条項というのは、当然維持されるというふうに受けとめて...全文を見る
○田中(甲)分科員 わかりました。  検定審議会の委員の任命権は、先ほど触れさせていただきましたが、文部科学大臣であります。かつ、検定の合否を最終的に決定するのも同じく大臣であります。この検定が終わって、任命権と最終的な決定の責任を持つ大臣が、もしアジア各国から、近隣諸国条項と...全文を見る
○田中(甲)分科員 これは検定審査の審議会の権限の中の第七条、「文部大臣は、」文部科学大臣ということですが、「申請図書について、教科用として適切であるかどうかを教科用図書検定調査審議会に諮問し、その答申に基づいて、検定の決定又は検定審査不合格の決定を行い、その旨を申請者に通知する...全文を見る