田中茂

たなかしげる



当選回数回

田中茂の2015年の発言一覧

開催日 会議名 発言
03月04日第189回国会 参議院 憲法審査会 第2号
議事録を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  先ほどから両参考人にいろいろ質問をさせていただいておりますが、皆さんから、同じことを繰り返したくはないものですから、私、実は今回初めての憲法審査会での発言ともなりますので、私の考えを若干ちょっと言わさせていただいて、お二人に質問をさせていた...全文を見る
03月20日第189回国会 参議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  実は、今日は私、予算委員会での質問、総理への質問、テレビ入りの質問は初めてでありますので、よろしくお願いいたします。(発言する者あり)ありがとうございます。  まず冒頭に、一昨日、チュニジアでテロ乱射事件があり...全文を見る
○田中茂君 情報を制した者が戦場を制すると先ほど私言いましたが、確かに情報は極めて大事だと思っておりますので、あらゆる面を含めて促進していただきたいと私は思っております。  その対外情報機関設立に関わる課題としては、先ほど言いましたように、国民のアレルギーがあると思います。それ...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  この件についても、外務、防衛各大臣の御答弁をもしできればお願いしたいんですが。
○田中茂君 ありがとうございます。  次の質問にさせていただきますが、安倍総理は、独自に海外において情報収集するオペレーションは一朝一夕にできることではないと、当然だと思います。先ほども申し上げましたように、日本では諜報やインテリジェンス機関というと、何となくCIA、MI6、K...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  私も、日本は、対外情報機関を運営することで友好国との情報交換を通じて日本の防衛、安全保障に加え、世界の平和により一層私は貢献できると思っております。まさに平和国家日本にこそ対外情報機関が必要ではないかと、そのように考えております。  では...全文を見る
○田中茂君 私が聞いたところによると、アフリカ八か国に今駐在武官がいるということは聞いております。アルジェリア人質事件の教訓からだと思いますが、アフリカ情報に精通しているヨーロッパという観点から、英、仏、独にも各々一名ずつ増員もされたとも聞いております。  しかし、バルセロナの...全文を見る
○田中茂君 実は私、この質問は去年、外交防衛委員会でも同じような質問をしまして、そのときも大体同じような答弁があったと思います。  ただ、今のお話を聞いていても、そしてまた、先ほどのウクライナ、ポーランドの話をしても、駐在武官が必要なところの判断基準には一貫性がちょっと見られな...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  海外での情報収集で最も大事なのは語学であります。当然、今、自衛隊は、英語に加え、伝統的にはロシア語、中国語、朝鮮語に力を入れていらっしゃると聞いておりますが、先ほどもおっしゃったように、ほかの言語、アラビア語、スペイン語、それぞれ話ができる...全文を見る
○田中茂君 つまり、外務大臣、さらに大使の指揮監督下にあるということでありますが、あと、防衛駐在官の諸手当及び活動費は外務省予算なんでしょうか、それとも防衛省予算なんでしょうか。
○田中茂君 防衛省に関する情報は、防衛省と外務省と同時にオンラインでITシステムで送ることになっていると聞いております。これは結構なことだと思うんですが、防衛省から防衛駐在官への指示は外務省経由でしょうか、それとも直接やれるんでしょうか。
○田中茂君 いや、私が聞いたのは、防衛省からの防衛駐在官への指示は外務省経由なのでしょうか、それとも防衛省は直接できるんでしょうか。
○田中茂君 私は、別に文句を付けるわけではないんですが、要は、駐在武官が機動的かつ円滑的に活動ができ、本来の任務を果たすために支障がないような体制をつくっていただきたいと思っているだけであります。  次に、質問を変えさせていただきますが、防衛省の中での情報収集組織についてであり...全文を見る
○田中茂君 時間がないので次の質問をさせていただきますが、情報収集に関する民間との協力体制であります。  外部との連携、商社等との協力体制の可能性についてお伺いします。  現段階では、先ほど来おっしゃっていますように、大掛かりな諜報機関が日本にはありません。情報収集では圧倒的...全文を見る
○田中茂君 是非ともやっていただきたいと思います。  時間が来ましたので、私の質問はこれで終わりにします。ありがとうございました。
03月26日第189回国会 参議院 法務委員会 第3号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会の無所属の田中茂です。  まず、大臣の所信表明の中の、国内外の日本人の安全確保について質問をさせていただきます。  今年の一月にISに拘束されていたお二人の日本人、残念ながら殺害されました。また、先月、外務省は、メディアを通じてシリアへ...全文を見る
○田中茂君 二〇二〇年には東京オリンピック・パラリンピックが開催される予定でありますが、そのためテロの可能性が一気に高まってきつつあるのではないかと思っております。  確かに官房長官おっしゃったあのようなケースを防止するということはかなり不可能だとは思っておりますが、直接的効果...全文を見る
○田中茂君 国民投票法実施まであと三年半ぐらいありますが、その間にはきっちりとその辺整合性を合わせていただきたいと思っております。特に選挙権というのは、先ほど言いましたように、権利を与えるんであれば義務が生じるのは当たり前で、その後に責任が来る、だからこそこの社会の秩序が成り立っ...全文を見る
○田中茂君 また、大臣の所信表明で「犯罪に戻らない・戻さない」宣言がなされ、犯罪者となった人を責任ある社会の一員として再び受け入れることが自然にできる社会を目指し、こうした者の住居と就労の確保を中心に、国が地方、さらに地域コミュニティー、国民の皆さんと手を携えて共に歩む新たな時代...全文を見る
○田中茂君 再犯防止ということを強調して私はこの質問をさせていただいたんですが、抑止力が高まる何らかのものがあれば、ある程度考慮して実行していただきたいと、そういうふうに思っております。  次に、質問ですが、先日、私、仙台の宮城刑務所の視察をいたしました。受刑者の高齢化が進んで...全文を見る
○田中茂君 矯正施設内の医師不足で、今国会にも関連法案が出ておりますので、受刑者の処遇を改善することが不要であるとは私も考えておりません。ただ、犯罪とは無縁に平穏に暮らしている納税者、また、いまだに二十二万人もいるという東日本の被災者である仮設住宅への入居も余儀なくされている方も...全文を見る
03月31日第189回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  早速質問させていただきます。  まず第一に、東洋ゴム工業の不良免震ゴム問題について質問させていただきます。  国交省の発表によれば、東洋ゴムの不適合免震ゴムを使用した建物は全国で五十五棟にもなりました。その中...全文を見る
○田中茂君 言わば性善説というか、そういうことで自己申告制を取られたのかもしれませんが、事国民の安全、安心に関わる検査であります。その辺はよくお考えになっていただきたいと思っておりますが、まさに大臣もおっしゃっているのが、これまで大臣認定は試験データは正しいという前提でやってきた...全文を見る
○田中茂君 二次災害になる可能性もあります。国民の安心、安全に関わる検査には徹底した見直しを行っていただき、国民が不安に陥ることがないように信頼できる仕組みを早急につくっていただくよう、私から強く要望しておきます。  次に、津波避難タワーについて質問させていただきます。  全...全文を見る
○田中茂君 やはり安全基準というものがないとかなり不安に感じる国民の皆さんいると思いますので、その辺は、ガイドラインを作っているということは以前お聞きしておるんですが、安全基準は明確に作っていただきたいと、そのように思っております。  また、近い将来予測されている南海トラフ地震...全文を見る
○田中茂君 避難タワーは上り下り、階段とか、スロープもあると思うんですけれども、障害者とか高齢者の方には大変じゃないかなと思うんです。その辺も考慮して、今後どういうふうに改良されていくのか、検討していただきたいと、そう思っております。  さらに、群馬大学の災害工学研究室の片田敏...全文を見る
○田中茂君 ちなみに、地震学者の石田瑞穂さんですか、彼女がおっしゃっているのは、津波タワーのような逃げるためだけの構造物を造り続けるのは現実的ではない、逃げる拠点として最適なのは歩いていける距離にある小学校と述べられております。小学校を数十年ごとに強化し、公共の場としての使用を推...全文を見る
○田中茂君 今おっしゃったとおりに、確かに、まず安全な高台や高い建物を目指す、避難経路を明確にする、避難タワーはその途中で補完的に行うことであるというのを周知徹底すべきだと、そのように思っておりますので、是非その点はやっていただきたいと思います。  次に、大臣の所信表明について...全文を見る
○田中茂君 大臣、詳細な説明ありがとうございます。  時間が来ましたので、私の質問はこれで終わりにします。
04月07日第189回国会 参議院 法務委員会 第5号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  早速質問させていただきたいと思います。  最近増加している高齢者犯罪、万引き、無銭飲食、無賃乗車などありますが、受刑者の高齢化問題についてお伺いいたします。この問題は過去にも委員の方から何度か質問があったと思い...全文を見る
○田中茂君 先ほど四千六百億と言いましたけど、暗数が入っていないのでそういう、それでも二十五億六千万ということでありますが、そもそも万引きが軽い罪なのか重い罪なのか、高齢者の場合は何度も再犯を繰り返しているわけでありますが、確かにケース・バイ・ケースと思いますけど、万引きは窃盗罪...全文を見る
○田中茂君 今御説明あったように、当然ながら万引きはれっきとした犯罪であり、高齢者であろうとも、いろんなケースにもよりますが、重い罰則であると思います。ですが、代金弁済とか念書、あと示談とかで被害届を提出しない、そういうこともあり、一般の方たちも軽微な犯罪と見ていると思うし、高齢...全文を見る
○田中茂君 確かに、呼称変更することによって防犯、再犯防止がなるとは私も思っておりませんが、先ほどおっしゃったように、周知徹底というのは極めて大事だと思っております。  そういう中で、再犯防止に限って言えば、不正のトライアングル理論というのがありますが、すなわち、動機、正当化、...全文を見る
○田中茂君 是非、防犯の意味ということでカメラ等設置、それは大事なことだと思っております。ただ、万引きというと以前は未成年者が多かったわけでありますが、平成二十一年に初めて高齢者と未成年者の割合が逆転し、現在は高齢者の割合が最も多くなっております。これは私の資料を見ていただければ...全文を見る
○田中茂君 そこで、未成年の万引きなんですが、平成六年に比べると、平成二十五年には四割以上も減少しています。これはひとえに官民合同の万引き防止活動の成果であると、そう思っております。それが奏功したと考えておりますが、平成二十二年に、警察庁は万引き防止に向けた総合的な対策の強化につ...全文を見る
○田中茂君 私がその辺詳しくお聞きしたいと言ったのは、確かに高齢者犯罪は無銭飲食も無賃乗車も軽微な犯罪と思っていると思っているんですね。そこで、だからこそ犯罪を繰り返すと。今後、軽微な犯罪で高齢者を刑務所に入れるのかという声も上がってくると思います。軽微な高齢犯罪者の対応も今後の...全文を見る
○田中茂君 更に高齢化社会が進行することを思えば、もう現段階で抜本的な対応を行わないと更に悪化するおそれがあると、そう思っております。今大臣がおっしゃったようなプロジェクトチームをしっかりとつくっていただき、将来を見通した、高齢化社会の中でのどういう取組をするのか、それに万全を期...全文を見る
04月14日第189回国会 参議院 法務委員会 第6号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  今日は、裁判員制度について質問させていただきます。  裁判員制度によって死刑判決が言い渡され、高等裁判所がこれを破棄し無期懲役とする二件の強盗殺人事件について、二月三日、最高裁はいずれも上告を棄却しました。これ...全文を見る
○田中茂君 私もその趣旨には全く同意いたしますが、裁判員制度は平成二十一年五月から施行され、六年目になりますが、最高裁で実施した裁判員裁判の運用に関する意識調査から関係箇所を私が抜粋しまとめたペーパーをお手元に配付しております。若干、最高裁のアンケートの中身がちょっと分かりづらか...全文を見る
○田中茂君 国民の期待に沿った運用の実現に向けた指針の一つということで理解しますが。  そこで、次の質問なんですが、平成二十六年度のこの意識調査で、裁判員制度への参加意識について、裁判員としての刑事裁判に参加したいかの回答結果を説明していただけませんでしょうか。
○田中茂君 つまり、あまり参加したくない、義務でも参加したくないとを合わせると、八七%の人が裁判員裁判参加を望んでいないということになっております。  そこで、義務でも参加したくないの回答結果について、二十一年から時系列で回答結果を説明していただけませんでしょうか。
○田中茂君 二十六年度は義務でも参加したくないの回答若干減っておりますが、あまり参加したくないとの合計で見れば年々増加していると、そのように思っております。  特に、女性の方たちの裁判員としての刑事裁判に参加したいのかという回答結果も説明していただけませんでしょうか。
○田中茂君 今御説明あったように、女性の方たちは二つの参加したくないを合計すると九二・四%にもなります。  そこで、また二十一年からの裁判員の選任手続期日に出席を求められた裁判員候補者のうち、実際に出席した候補者の割合について回答結果を説明してください。
○田中茂君 今説明ありましたように、これも毎年減ってきております。  この参加意識が減少している状況に関してどのように考えられているのか、お聞かせいただけませんでしょうか。
○田中茂君 今まさに御説明いただきましたが、刑事裁判や司法などに国民が自主的に関与すべきであるの項目、どのように考えるかという設問に対しては、今までの傾向とは全く違っております。この刑事裁判や司法などに国民が自主的に関与すべきであるという項目と、裁判員として参加した体験についての...全文を見る
○田中茂君 今御説明いただきましたように、確かに裁判員として参加した体験については九五%以上の方が貴重な体験であったとかなり肯定的な評価をされております。  そこで、以上のデータ、御説明からも、国民がなかなか困惑しているのではないかと、そのように私自身は思っております。この意識...全文を見る
○田中茂君 大臣、ありがとうございます。  大臣も先ほどおっしゃったように、この産経新聞の記事でも書いてありますが、裁判員メンタルヘルスサポート窓口というのが設置されていると、そういうふうに書いてあります。提携先で五回まで無料カウンセリングが可能で、医療機関の紹介も受けられると...全文を見る
04月16日第189回国会 参議院 法務委員会 第7号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中です。  今回提出された矯正医官の兼業及び勤務時間の特例等に関する法律案について、何点かお伺いいたします。  私自身、今回の法律案、矯正施設における医官不足解消策、医官の安定的な確保のための施策を講じることにはもちろん賛成...全文を見る
○田中茂君 法務省の再犯防止に対する努力、ますます頑張っていただきたいと思います。平成三十三年がその十年後ということになると思うんですが、二十四年に作ったときから考えればですね。数値目標二〇%以上減少させるということで期待しておりますので、是非とも頑張っていただきたいと思います。...全文を見る
○田中茂君 年代別には分かっていないのでしょうか。年代別というのは、六十歳以上とか、四十歳以上とか。
○田中茂君 そうしたら、今年度が五十八億掛かったということですが、全体の人数は減少しているが一人当たりの医療費は増えていると。その算定といいますか、人数、一人当たりの医療費とその根拠について教えていただけませんでしょうか。
○田中茂君 先ほど足立先生も何度か同じような質問をされていましたんですが、医療費の高騰にしても、どうやってコストを削減するのか、そのお考えをお聞かせいただきたいと思うんですが。例えば、先ほどもおっしゃっていましたジェネリック、六七・九%使っていらっしゃると。投薬だけではなく、そう...全文を見る
○田中茂君 本人による保険負担がなく、全て公費で負担することになる被収容者ですので、どこまで治療することが納税者たる国民の理解を得られるのか、なかなか難しい問題だとは思うんですが、その辺をよく認識して徹底的にその辺は詰めていただきたいと思っております。  先ほど答弁の中でちょっ...全文を見る
○田中茂君 このような姿勢に対して、モラルハザードといいますか、そういう姿勢に対しては断固とした態度で臨むということが大事だと思っております。そうしないと、医療費コスト削減など様々な面で国民の納得をいただくべく努力をしていただかないと、とても国民としては疑問に思うだけであると思っ...全文を見る
○田中茂君 次に質問させていただきますが、先ほど仁比先生がおっしゃった件にもちょっと関わってくると思うんですけど、昨年四月の八日、通常国会で谷垣前法務大臣が、「矯正施設は、国家権力でもって、収容者をその施設の中に入れておく、閉じ込めるわけでございますので、その中にいる間、社会一般...全文を見る
○田中茂君 私自身、とにかく国民の理解、納得を得られるようにどのような努力をされているのか、その辺を徹底的に追求していっていただきたいと思っております。  次に、最後になりますが、矯正医官に関する広報活動についてであります。  法務省として継続して広報活動の重要性を施策に挙げ...全文を見る
○田中茂君 時間が来ましたので、私の質問はこれで終わりにしたいと思います。  ほかにも聞きたかったことがあったんですけど、せっかく来ていただいたかもしれませんが、割愛させていただきます。
04月20日第189回国会 参議院 決算委員会 第6号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  早速質問させていただきます。  内外からのサイバー攻撃、サイバーテロに備える上で、現状の政府の管理体制をお伺いしたいと思います。  現時点において、政府機関、各省庁で使用している情報関連ハードウエア、パソコン...全文を見る
○田中茂君 確かに、システムが多様な方が強靱性というのは高いと思っておりますので、統一にしない部分もあるのはいいのかもしれませんが、もう一つ、安全面ということであれば、一つはインターネットにつながるネットワークと外部に接続しない閉じたネットワークの二重ネットワークがあると思うんで...全文を見る
○田中茂君 その二重ネットワークというのは、全省庁に整備されているんでしょうか、一部だけなんでしょうか。
○田中茂君 外部と接続する直接のやつと、外部と接触しない二重のネットワーク、多分それは各省庁によってちょっと違う部分があるかと思うんですが、これは全体をそういう二重のネットワークにした方がよろしいかと私は思っておりますので、予算の都合があるかと思いますが、その点、最大な考慮をして...全文を見る
○田中茂君 欧米の対応が全ていいとは思いませんが、一応、欧米の対処方法としては、個別対処の限界から、全て情報の共有、一元化対処センターを設置したと聞いておりますが、多分、日本の方もそういうセンターをつくった方がよろしいかと思うので、その点は是非とも検討をしていただきたいと、そう思...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  次は、情報収集が複雑化しサイバー犯罪が巧妙になっておりますが、優秀な若手研究スタッフの養成が必要であると、そのように思っております。経済産業省や情報処理推進機構主導でこのような人材育成に取り組んでいることも承知しておりますが、省庁の枠を超え...全文を見る
○田中茂君 今、規定上はそういうふうに規定としてあると思いますが、誰も守るとは思っておりませんので、その辺はどういうふうにフォローしていくのか。辞めた後の、そこで五年間なり二年間、最大で五年間研修ということですが、その後のフォローというのはかなり難しいと思います。だけど、これをど...全文を見る
○田中茂君 その点、是非とも早期にやっていただきたいと、そう思っております。  次に、質問させていただきます。  日米首脳会談についてなんですが、隣国との歴史問題が米国の懸念を呼び起こす外的問題であるとすれば、沖縄問題は米国の懸念を惹起する内的問題であると思っております。この...全文を見る
○田中茂君 先ほど委員からもお話がありましたが、毎日新聞の世論調査、非常に危機的な話では僕はないかと、そう思っております。  そういう中で、普天間飛行場以外の地区の返還状況について、若干関連性があるのでお聞きしたいと思っております。  先日、菅官房長官や翁長知事の出席の下で、...全文を見る
○田中茂君 先ほどの世論調査の結果を見ても明らかなんですが、日本国民になるべくならそういう説得できるような材料を与えるのが賢明だと私は思っておりますので、この提言を最後に私の質問とさせていただきます。  ありがとうございました。
04月22日第189回国会 参議院 国の統治機構に関する調査会 第3号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂といいます。よろしくお願いいたします。  今日は、両参考人、大変お忙しい中御出席いただきまして、またお話を拝聴する機会も得まして、大変有り難く思っております。  私、先ほどお話をずっと聞きながら、地方分権、道州制、様々な...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  別の角度からちょっと質問させていただきたいんですが、先ほどコンパクトシティーのお話がありましたけど、そもそもは高齢化社会に対してコンパクトにまとまっていく、機能を全部そこに集中させると。だけど、先ほどの質問にもちょっと私関連してくるんですが...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございました。
04月23日第189回国会 参議院 法務委員会 第9号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。よろしくお願いいたします。  船主責任制限法の一部改正について質問させていただきますが、先ほど来皆さん同じような質問をしておりますので、一つ二つさせていただきたいと思います。  今回の責任限度額の引上げの対象は、一...全文を見る
○田中茂君 まさに条約なんで締約国がいるわけでありまして、なるべく締約国にそういう形で、どうすれば締約国になってくれるのか、それを推進するというのも日本の役割の一つではないかと思います。それはまさに外務省のマターではないかと思うんですが、その辺も含めて、是非とも力、その辺は入れて...全文を見る
○田中茂君 高齢化ということでそういう病気が増えてきているというのは理解しますが、そこで、私、ここに配付しておりますが、ブルームバーグから出している記事、ちょうど四月の十六日に出た記事なんですけど、ここにも若干書いてありますが、認知症患者が現在、全国で考えた場合、大体予備軍八百万...全文を見る
○田中茂君 この高齢化というのはまさに深刻な問題になってきているんではないかと、矯正施設内においてですね。  そこで、前回の委員会で大臣は、矯正施設として、被収容者に対し、その中にいる間、社会一般の保健衛生及び医療の水準に照らし、適正な措置を講じることの必要性と、全ての被収容者...全文を見る
05月14日第189回国会 参議院 法務委員会 第11号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  今日午後、裁判所職員定員法の質疑がありますが、この間その資料を読んでいましたら、かなりいろいろとお聞きしたい点がありますので、この一般質疑の場を借りて関連の質問をさせていただきます。  まず最初に、今回は判事の...全文を見る
○田中茂君 定員がもう決まっていまして、それで不足しているというのであれば、どこかに負担を来しているんではないかと、これは当然そう思うわけでありまして、そこで次の質問をさせていただきますが。  司法改革以前と比較して、先ほども言いましたように、司法試験の合格者数が倍増しておるわ...全文を見る
○田中茂君 先ほども言いましたように、欠員が生じているということはどこかで負担があるのか、どこかで支障を来しているとかというふうに普通は思いますので、そういう誤解がないようにできるだけの取組をやっていただきたいと、そう思っております。  次に、判事と判事補の人事査定方法について...全文を見る
○田中茂君 この評価制度、非常に私自身評価しているんですが、ただ、その基本理念の中に透明性について書いてあります。それは、人事制度に対する透明性の要請が高まってきていることを考慮し、人事評価の仕組み等を裁判官のみならず国民に対しても明らかで分かりやすいものとしなければならないと。...全文を見る
○田中茂君 裁判員制度の法案も次に出てくるんですが、そういうこともあるので、国民にはなるべく分かりやすいシステムというか、どういう取組をやっていらっしゃるのか、その辺は積極的に国民の方に告知できるような体制をつくっておいていただきたいと、そう思っております。  そこで、人事評価...全文を見る
○田中茂君 不服申出が少ないのは、それにこしたことはないんですが。  次に、評価情報の把握として、裁判所の独立に配慮しつつ、多面的かつ多角的な情報の把握に努めなければならないとしておりますが、評価権者は、評価情報の把握の一環として、裁判所外部からの情報についても配慮するとされて...全文を見る
○田中茂君 今弁護士のような多角的な情報ということでしたが、民間では多角的な評価を行うために上司、部下、同僚などから三百六十度評価というのが一般的には行われております。  先ほどおっしゃったように、裁判官の独立という問題もありますが、評価項目として、事件処理能力、部などを適切に...全文を見る
○田中茂君 裁判官、判事というのは極めて重要な人物であるということはもう皆さんよく分かっているわけで、その方を評価するというのはなかなか難しいと思いますが、いろんな意味での多面的な評価というのは必要だと思っておりますので、その辺検討していただきたいと思います。  そこで、判事補...全文を見る
○田中茂君 ちょっと私、これ少ないというのか多いというのか、この辺は微妙なんですが、案外この再任不適当という方がいらっしゃるんだなと。  実は、私、この表を見てちょっと驚いたんですが、実は本来なら何でこういう理由になったのかとお聞きしたいところなんですが、多分それはお答えできな...全文を見る
○田中茂君 判事補が外部経験を積まれていくことは大いに結構なんですが、この民間企業等に関する選択というのはどういうふうな選択基準でやっていらっしゃるんでしょうか。
○田中茂君 民間企業の場合は、変な意味での誤解を受ける可能性もあるので、多分ずっと定期的に変えていらっしゃるとは思うのですが、その点はいかがなんでしょうか。
○田中茂君 先ほどの質問にもちょっと関連するんですが、民事訴訟事件などかなり困難化、専門化が進めておれば、当然ながら裁判官も専門性を高める必要に迫られていると思っております。  そういう中で規制環境の変化やサイバー空間の進展などもいろんな意味で変化をしておりますが、今後それに対...全文を見る
○田中茂君 時間が来ましたので、私の質問はこれで終わりにします。  どうもありがとうございました。
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  午前中の質問に引き続き、また裁判所職員定員法の一部を改正する法律案に関して質問をさせていただきます。  今回の判事増員の趣旨にもあるように、民事訴訟事件の審理充実、企業の国際的かつ専門的、経済的活動と、また国民...全文を見る
○田中茂君 弁護士からの任官者を見ると五十三人ということになっておるんですが、私の資料では。判事補からの任官者が千二百七十八人に比べれば余りにも少ないんではないかなと思うんですが、こちらにも弁護士の先生お二人いらっしゃるんですが、判事になるのがそんなに魅力がないのかもしれませんけ...全文を見る
○田中茂君 昨年度は六十五名減となっておりまして、これまでに百数十名の人員減を図ってきたということですが、今後の人員計画、今からの状況を見て判断されるということですが、これ以上削減してもこれまでの業務に対応していけるという状況なのか、その辺ちょっと確認したいんですが、お聞かせくだ...全文を見る
○田中茂君 実際、代替のものを進めていらっしゃる、外部発注というかそういうこともやっていらっしゃるということですが、大体コスト削減効果というのはどのぐらいあるとお考えなんでしょうか。
○田中茂君 削減するのは、それは合理化のために削減というなら全く賛成なんですが、それによって何らかの弊害が起こったり、また削減効果が余りないというのであれば、一体どういう意味なんだろうというふうになりますので、この辺はしっかりした明確な方針を持ってやっていただきたいと思っておりま...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  高齢化社会が進んで認知症の予備軍も今後増加の一途をたどっていくと思うので、是非ともそういう意味でも成年後見人の監視体制は強化していただいて、それに伴う事務方の作業負荷がないように、そういう体制で是非とも臨んでいっていただきたいと、そう思って...全文を見る
○田中茂君 かなり一般職員で増えているというのは、それは大変喜ばしい数字なんですが、例えば、政府が今発表しているようなクオータ制の導入を検討しているのは御存じのとおりだと思っておりますが、女性の活躍を大きな目標の一つに掲げて、各界にも女性幹部職の数値目標の遵守を要求する方向性だと...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  最後にワーク・ライフ・バランスについて質問する予定でしたが、一点だけ、この一名という数字、先ほども矢倉先生おっしゃっていましたが、余りにもこれちょっとおかしな数字じゃないかなと思っておるので、このワーク・ライフ・バランスの推進に考えて、余り...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございました。     ─────────────
05月21日第189回国会 参議院 法務委員会 第12号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  今日は、先月発覚したグーグル社地図表記改ざんに関して質問をいたします。  ちょうど一か月前なんですが、当時はドローンの事件もありまして余りこの件はクローズアップされておりません。ただ、この件を見ていると、いろん...全文を見る
○田中茂君 多分単なるいたずらだとは思うんですが、私はこのグーグル改ざんそのものとは別の観点でちょっと考えたわけでありますが、皇居へのオウムサティアンという書き込みについて、この記事を読んだとき、私はとても嫌な気分になったわけであります。  それは当然ながら、こちら、有田先生い...全文を見る
○田中茂君 ネット上でも、この改ざんについては単なるいたずらだと、暇潰し、深い意味がないとも書いておりますが、まあ多分そうでしょう。ただ、そのような考えを併せても、誰がそのようなことをしたかは分かりませんが、皇居の場所にオウム真理教皇居支部道場という表現は極めて悪質だと、そのよう...全文を見る
○田中茂君 確かに民間企業に対していろんな口出しはできないというのはよく分かっておるんですが、グーグル社の場合にはかなり公益性も高いし、あと、国民に対するというか、世間に対する影響力も強いということを勘案すれば、何らかの処置は必要になってくるんではないかと。  特に、日進月歩と...全文を見る
05月26日第189回国会 参議院 法務委員会 第13号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  今日は、裁判員の参加する刑事裁判に関する法律の一部を改正する法律案について質問させていただきます。  先ほど来皆さんおっしゃっているように、これが平成二十一年に導入されてからほぼ六年になるわけですが、裁判員を経...全文を見る
○田中茂君 そのように説明していただければいいわけであって、あえてこういうふうに五回まで無料というのを強調する必要は、僕はないのではないかと思っております。そうしないと、変な誤解を与える可能性があると思うので、その辺、よく注意しておいていただきたいと思います。  やはりこのメン...全文を見る
○田中茂君 この問題は、本質性が、メンタルケアということで必要な証拠までも何らかの形でそれを見せないということになると、またこれも本末転倒な話になるわけですので、その辺は十分気を付けてやっていただきたいと、そう思っております。  そこで、先ほど来また皆さん質問をされていましたが...全文を見る
○田中茂君 今お聞きしまして、それはやっぱりプロに対するそれだけの研修を行うわけでありますよね。ただ、一般の人たちに対して、研修も受けていない、そういう全くの素人の人たちに守秘義務をやれと、すぐにそういうことを言ってもなかなか難しいと思うわけであります。  そこで、一生涯にわた...全文を見る
○田中茂君 今後の裁判員裁判をより発展させるためにもその辺は是非検討していただきたいと、そう思っております。  次に、民間企業における裁判員休暇等の整備状況について質問させていただきます。  先ほど言いましたように、この裁判員制度、発足してから六年ほどたつわけでありますが、そ...全文を見る
○田中茂君 法務省の方はいかがでしょうか。
○田中茂君 この調査で六割が企業、会社勤務の方ということになっておるわけでありますが、企業の協力というのは極めて重要だと、そう思っております。これは企業に勤めている会社員のみならず、いずれはその奥様か、また子供たちも裁判員になる可能性もあるわけでありまして、いろんな角度から考えた...全文を見る
○田中茂君 法務省の場合も同じでしょうか。
○田中茂君 先ほどと同じような話になると思うんですが、是非ともこれも将来のためには調査をするようにしておいていただきたいと思います。  また、これに関連してお聞きしたいのは、裁判員に選任されれば、実際に評議に当たる日はもちろんなんですが、それ以外にも資料を読み込んだりするための...全文を見る
○田中茂君 先ほど来話が出ているメンタルケアに関しても、企業の社員というのはそこで勤めているわけですから、そういう意味でも、企業と密接に話をしながら進めていくというのは多分もうたくさん出てくると思っております。そういう意味でも、企業とどういう点を協力し合っていけるのか、どこまでで...全文を見る
○田中茂君 健全があれば不健全もあるし、常識というのが大体どういう常識なのかというのもいろんな意見があるところなので、非常に分かりにくいこれ言葉だなと思ったものですから、ちょっとお聞きしただけですので。  次に、もう時間になりますので最後にしたいと思うんですが、裁判員裁判で死刑...全文を見る
○田中茂君 国民の期待を裏切るようなことはなく、裁判員裁判制度の充実を図っていくようお願い申し上げて、私の質問とさせていただきます。
05月27日第189回国会 参議院 憲法審査会 第3号
議事録を見る
○田中茂君 会長、ありがとうございます。日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  今日は、憲法審査会の取り組むべき課題として、日本人のアイデンティティーと日本国憲法における近代憲法の理念をいかに融合させて日本独自の憲法を作るか、この点に関して私の考えを述べさせていた...全文を見る
05月28日第189回国会 参議院 法務委員会 第14号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂といいます。  今日は、小木曽参考人、小沢参考人、泉澤参考人の皆様、貴重な時間を割いていただき、本当にありがとうございます。特に、小沢参考人には、身のつまされるような思いで聞いておりましたが、被害者の御遺族という立場でお話...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  そこで、単刀直入にちょっとお聞きしたいんですが、私も裁判員裁判は続けた方がいいと思っておるんですが、今現在、裁判員裁判を、この趣旨を守りながらこれを続けさせるためにどこが一番ネックになるのか、どういうふうに解決すればそれは良くなるのか。もっ...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。まさに私も教育だと思っております。  もう一つ、小沢参考人がおっしゃったように、何らかの証拠の一つにしても、確かに一言何か丁寧に説明をしてあげれば、その証拠どういう証拠なのかと、そのたった一つの、裁判官なり誰かがそういう丁寧に説明しただけでも全...全文を見る
06月04日第189回国会 参議院 法務委員会 第15号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  裁判員制度をより良いものにしていくという姿勢の下で、前々回に引き続き質問をさせていただきます。  まず第一に、裁判員の選考についてお聞きいたします。  先日の委員会の質問で、前々回の委員会の質問でしたか、幅広...全文を見る
○田中茂君 より詳細な項目はないんでしょうか。
○田中茂君 思想、信条でのフィルタリングは当然ないと思うんですが、各年代、男女、職業構成等々への対応は、その意味からも、むしろバランスを取るためにフィルタリングを欠かせないのではないかと、そう思っておるんですが、いかがでしょうか。
○田中茂君 偏りがないということで、なるべくバランスが取れたということだったんですけれども、それが統計論的にうまくバランスが取れるかどうか分からないんですけれども、フィルタリングがないというのは確かにそうせざるを得ない部分あると思いますが、これはこの辺にしておきます。  次に、...全文を見る
○田中茂君 企業に対して出前講義をされていると、いろんな努力はされているというのはよく分かります。しかし、企業の協力ほど心強いものはないと思っております。企業への理解が深まれば、勤務者による裁判員の物心両面の負担も軽減し、その家族の方々の裁判員制度の理解も深まることと思っておりま...全文を見る
○田中茂君 あらゆる面で改善について検討されているとは思うんですが、そこで、質問に関連しまして、裁判員制度に関するウエブサイトについてであります。  裁判員制度については、最高裁が極めて詳しい制度についてのサイトを設けていらっしゃいます、私もこれは大分参考にしたんですが。それ以...全文を見る
○田中茂君 是非とも、国民へ分かりやすくするためにもウエブサイトを分かりやすい体制をつくっていただきたいと、そう思っております。  ウエブサイトは、どちらかというと相手からアクセスするということで受け身の方なんですが、反対にこちらからより積極的に対応するという意味で、裁判員制度...全文を見る
○田中茂君 より国民の認識を広げることで裁判員制度も成長していくと、そう思っておりますので、是非ともその辺検討していただきたいと、そう思っております。  次に、被告人の精神鑑定についてお聞きしたいと思います。  意見交換会では、被告人が精神的に不安定で質問が進まない、情報が二...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  実際に意見交換ではそのような意見が出ておりまして、逆に、裁判員の負担を減らすためなどで安易に鑑定が行われたり、鑑定の質が低下するようなことも懸念されると思いますが、どのようにして鑑定の質を確保するのか。分かりやすさは非常に大事ですが、的確さ...全文を見る
○田中茂君 時間が来ましたので、これで質問を終わりますが、前回の参考人質問でも、泉澤参考人が、裁判員裁判の意義は民主主義を自分たちが体現し現実化していくこと、つまり自分たちが主体となって物を考えて発言をして評議をするという、本当に民主主義の基本を自らで体現していくことではないかと...全文を見る
06月11日第189回国会 参議院 法務委員会 第16号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  今日は、司法制度改革について幾つか質問させていただきたいと思います。  先月、新聞を見ていますと、司法試験合格千五百人に、目標半減という記事がありました。そこで、平成二十六年度の司法試験受験者数八千十五人に対し...全文を見る
○田中茂君 人数千五百人の根拠というのがもう一つ分からないんですが、その千五百人、司法制度改革以前の数字が、大体数字がそのぐらいだということですが、そうなると、一体司法制度改革というのは何のためにやったのか分からなくなるんですが。  次の質問として、二〇〇二年の司法試験合格者数...全文を見る
○田中茂君 まず、この司法制度改革の趣旨なんですが、法曹人口の増加と多様な人材を確保することであると、国民にとって頼りがいのある迅速な判決、権利の実現を期待できる、すなわち、質、量共に豊かな法曹、国民に身近で利用しやすい司法という理念であったわけであります。その基本が瓦解したわけ...全文を見る
○田中茂君 二〇一四年には予備試験の受験志願数が法科大学院の志願者数を上回る状態でありますが、合格率は極めて低く、予備試験に合格できず法科大学院に入っているとも聞いております。  そこで、先ほどおっしゃっていましたが、経済的な理由等で法科大学院へ進むことが困難な人にも司法試験の...全文を見る
○田中茂君 その予備試験に関して、また法学部の学生の予備試験合格後、法科大学院には行かないで司法試験を目指す学生の増加というのもあるみたいですので、その点についてちょっとお聞かせいただきたいんですが。  法科大学院設置を打ち出した司法制度改革審議会意見書、平成十三年に出したやつ...全文を見る
○田中茂君 いろいろなことをやっていくということなんですが、現実的に予備試験合格者の司法試験合格率は六六・八%で、法科大学院修了生の合格率は僅か二一・二%であります。  それで、今回、司法制度改革の、先ほど言いましたように趣旨でありますが、質、量共に豊かな法曹、国民に身近で利用...全文を見る
○田中茂君 それで、質問させていただきますが、このような状況下で法務省を始め法曹界も危機意識はお持ちだと思いますが、今後の法曹人材の育成という観点から、大臣の長期的展望をお伺いしたいと思います。
○田中茂君 時間が来ましたのでこれで質問を終わりにしますが、国民の信頼が高くなるような是非とも司法制度改革へと進めていただきたいと、そう思っております。  ありがとうございました。
06月17日第189回国会 参議院 災害対策特別委員会 第5号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  今日は、火山災害に対する一般質問ということで質問をさせていただきます。  先ほど来出ておりますが、浅間山の噴火、私も、昨日午前十一時のニュースで、朝九時過ぎ、地元の観光関係の人から、浅間山から灰が降ったとの連絡...全文を見る
○田中茂君 先ほども言いましたが、地元の監視がいかに重要か、浅間山の一件を見ても分かるんですが、今回、火山情報連絡員制度というものを整備するということでなっておりますが、是非ともその辺は期待したいと思っております。  そこで、次に質問させていただきますが、今お配りさせていただい...全文を見る
○田中茂君 これを見ますと、確かに、その口永良部島での観測、機動観測・調査班は結構いろんなことで詳しくやっていらっしゃると、そう思っております。特にこの赤線を引いた部分なんですが、先ほども火映とおっしゃったんですが、昨日も浅間山で火映が超高感度カメラで映像として映ったわけですが、...全文を見る
○田中茂君 今回は人的被害、やけどの方一人除いて被害者何も出ることがなく、また全島民の避難が無事終わったということもあり、噴火予知ができなかったことは問題になっておりませんが、事前の避難が必要だったという指摘もあります。  そこで、警戒レベルの上げ下げの判断は誰がどのようにして...全文を見る
○田中茂君 この報告書を見ますと、一応火山専門家というか、東京大学の理学系研究科、京都大学の防災研究所及び屋久島の人たちが相談をして決めると。そういう中で、二〇一四年八月三日と同程度の噴火の可能性、そして爆発力が強い噴火や規模の大きな噴火に移行する可能性をもうここで言及されている...全文を見る
○田中茂君 今ちょっと話しましたが、有珠山の噴火予知について質問させていただきます。  二〇〇〇年三月三十一日、町民やマスコミが見守る中で有珠山が水蒸気爆発をしたわけであります。有珠山付近の危険地域の住民一万人余りですか、既に二十九日に発表された気象庁による緊急火山情報を受けて...全文を見る
○田中茂君 今回は、口永良部島では百三十七人ですか、一万人とか一万五千とか人が多い場合には避難というのはなかなか時間が掛かるし、なるべく余裕があった方がいいわけで、一日でもあれば。昔、伊豆大島ですか、一九八六年、大島の三原山の場合は、噴火から十三時間四十分、たった十三時間四十分で...全文を見る
○田中茂君 時間が来ましたので、私の質問を終わりにします。ありがとうございました。
06月19日第189回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  最後の質問者となると、皆さん大体同じ質問をされているんで、重複した部分もあると思いますが、なかなか質問しづらい部分はあるんですが、若干異なる部分はあると思いますけど、その点で質問をさせていただきたいと思います。ま...全文を見る
○田中茂君 そのうち、大学や大学院で火山学を専攻していた者は何名いるんでしょうか。
○田中茂君 専門家が二十一名ということで、火山の観測データ分析、判断は一体誰が行っているんでしょうか。
○田中茂君 先ほどおっしゃった火山監視・情報センター、四か所、全国にあるわけです。五十の観測をしなくてはいけないと。四十七なんですけど、三つ追加したということで五十になると思うんですが、これを二十四時間体制で監視し、監視データの収集に努めると。  ただ、私、おとといですか、質問...全文を見る
○田中茂君 そこで、火山研究人材の確保という意味で、先ほど仁比先生もポスドクのお話がありましたが、次世代を担う研究者が少ない中で、全国に約一万人と言われているポスドク、この将来的に観測研究を担うポストドクターを人材活用すべきだと、そう考えております。  そこで、ポスドク人材が若...全文を見る
○田中茂君 約一万人もいるわけですから、何らかの活用を是非していただきたいと、そう思っております。  そこで、若手研究者が世界の火山の研究を経験できるよう国際的な火山研究機関と連携していくべきだと、そう考えております。国際的な連携など、研究者全体の育成の現状及び若手研究者に対す...全文を見る
○田中茂君 先ほども言いましたように、世界中を見ると研究者の数は百人以上と、それに比べたら日本の研究者というのはかなり貧弱だと、そう思っておりますので、是非とも若手研究者を育てると。日本というのは火山、地震は必ずあるわけで、そういう点では、是非ともその辺、お願いしたいと思います。...全文を見る
○田中茂君 この火山教育、非常に大事だと思っております。小さい頃からそういうふうに慣れ親しんでいく、火山とは何か、地震とは何か、自分たちの歴史的背景は何か、そういう中で学んでいくことは極めて大事だと思いますので、是非ともそういうカリキュラムを入れていただきたいと、そう思っておりま...全文を見る
○田中茂君 先ほども言いましたように、日本の陸地面積に対する火山数からすると、多分世界一ではないかと思うんですね。百十もこの狭い日本であって、地震もある、火山もある。そこで火山庁のようなものがないというか、防災庁のようなのがないというのは、これは考えられないわけです。だから、是非...全文を見る
07月09日第189回国会 参議院 法務委員会 第17号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  今日は、法務省のサイバー攻撃、ウイルス感染に対するセキュリティーについて質問をさせていただきます。  去る六月二十四日に法務省のネットワークシステムにつながれた端末で不正プログラムに感染した疑いがあるとの報道が...全文を見る
○田中茂君 それでは、現在において情報流出はないということでしょうか、まだ疑いがあるということでしょうか。
○田中茂君 ありがとうございます。  それで、今現在、法務省でデータベース化している重要情報としてどのようなものがあるのか。セキュリティーに関しては、特に技術的なものは公にするには限界があると、そう思っております。一般的なもので結構ですので、お聞かせいただければと思います。 ...全文を見る
○田中茂君 公安調査の情報についてはどのようになっているんでしょうか、お聞かせいただければと思います。
○田中茂君 ありがとうございます。  次に、最高裁においてもデータベース化している重要情報、どのようなものなのか、管理体制はいかになっているのか、お聞かせいただけませんでしょうか。
○田中茂君 CSIRTについては先にお答えいただいたんですが、今からちょっと質問いたしますが、どちらにしろ、どういう秘匿性の高いものがあるかというのは大体想像は付くんですが、かなり重要なものがたくさん含まれていると思いますので、その辺十分注意をしていただきたいと、そう思っておりま...全文を見る
○田中茂君 今、CISOということで、黒川さんですか、がなっていらっしゃるんですか。多分官房長というと多忙を極めていらっしゃると思うので、あと、官房長が果たしてセキュリティーにそんなに精通していらっしゃるのかどうかは微妙なところなんですが、そういう意味でその今おっしゃったCIO補...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  先ほどもちょっとお話ししましたが、CISO、そんなに専門ではないので、CIOの方がどんなに大事かというのが分かるわけでありますが、その専門家について、民間会社からの採用になると思うんですが、その場合に、セキュリティー面というか、雇用期間終了...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  雇用形態、そういうことで、問題は、とにかく終わった後その方が常に秘密保持をしていただけるのか、もしそれができなかった場合の罰則がどうなのか、その辺は厳重な契約ということで、あと国家公務員という立場でその後も続くということですので、その辺はし...全文を見る
○田中茂君 お答えできる範囲で結構なんですけど、今までの訓練で、おとりメール、おとり添付ファイル、何人か引っかかった方はいらっしゃるんですか。
○田中茂君 先ほども言いましたように、法務省、最高裁には秘匿性の高い情報がありますので、サイバー攻撃が今、日常茶飯事になっております。今後も様々なウイルス、サイバー攻撃が出てくると想定されます。そこで、もちろん感染に対する事前防止も大事でありますが、感染後への迅速な対応には十分な...全文を見る
○田中茂君 時間ですので簡潔に締めをしたいと思うんですが、本がなかなか売れないこの御時世に初版分が十万部を刷り、また増刷もしていると。出版社の意図があからさまであるわけであります。  そこで、この事件、少年法が改正されるほどの事件であったわけでありますが、それほど社会全体に大き...全文を見る
08月03日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  平和安全法制を審議するに当たり、その核心部分は、日本を取り巻く国際情勢が年々厳しさを増している中で、我が国の安全保障をいかに遂行していくのか、そのために集団的自衛権の行使容認がなぜ必要なのか、この点であると私は思...全文を見る
○田中茂君 過去、防衛政策に関わる政策判断はかなりありまして、四十以上あるんではないでしょうか。まず、政策判断が行われ、それを憲法に基づいて法案を作成していくわけであります。  フランスの哲学者ルソーが、社会契約論の中で、法の持つ硬直性は国家を滅ぼしかねないと言いましたが、憲法...全文を見る
○田中茂君 個別的自衛権と集団的自衛権というのは私は同根一体のものであると、そのようにした方がいずれ禍根を残すことはないと、私はそう思っております。これは一言言っておきますので、私自身のこれは考えとして捉えておいていただきたいと思います。  あと、冷戦以後、国際情勢も変化し、自...全文を見る
○田中茂君 分かりました。じゃ、次に譲らせていただきます。  ありがとうございました。
08月06日第189回国会 参議院 法務委員会 第19号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  今回、人種差別撤廃施策推進法案作成に当たり、小川先生、前川先生、また関与された議員の皆さん、大変御尽力いただき、心から感謝申し上げます。  今回、この法案を提出されてかなり社会的反響を呼んでおりますが、先ほど猪...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。背景としてはよく理解するものであります。  次の質問なんですが、先ほど来、私も最後の方になりましたのでかなり重なっておりますので、私の質問としては、このヘイトスピーチの定義、その辺をまずはお聞きして、ただ、私自身は、このヘイトスピーチの定義とい...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  次に質問させていただきますが、第三条一項二号に、特定の者について、その者の人種等を理由とする侮辱、嫌がらせその他の不当な差別的言動とありますが、この侮辱や嫌がらせについて、過去、ヘイトスピーチに関連して侮辱罪や名誉毀損罪などを含む刑事事件が...全文を見る
○田中茂君 それ以前には、こういう刑事事件に絡む、ヘイトスピーチを含めての、関連しての刑事事件というものはなかったんでしょうか。
○田中茂君 次の質問に移らさせていただきます。  先ほどの割愛した質問に関連しますが、不当な差別的言動という表現の中の不当、先ほど矢倉先生、同じような質問をされましたが、私は若干角度を変えて質問をさせていただきます。  その不当という言葉ですが、誰がそれをどういう形で判断する...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  大変御苦労をされているんだなという、お話聞いていまして、本当に法案を作るのは大変だなというのをしみじみ感じているわけであります。  その部分でいえば、主観的な判断を求められる問題として、例えばパワハラとかセクハラ、マタニティーハラスメント...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  各国でもいろんなことは考えていると、いろんな例があるということでありましょうが。  ところで、最近インターネットで行われたヤフーの意識調査、ヘイトスピーチを法律で規制すべきかを見ると、規制すべきではないが五七・九%、規制すべきであるという...全文を見る
○田中茂君 人種等を理由として侮辱する表現、人種等を理由とする不当な差別的扱いを撲滅するという趣旨、そのような理由で決して人を差別すべきではないという強い思いは共通していると思います。  確かに、昨今問題となっているヘイトスピーチはその内容が極めて過激で、攻撃的で、人格をひどく...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。  人種等を理由とする差別は徹底的に撤廃し、社会的弱者の皆さんには配慮をするというのは、これは国際条約の理念でもありますので、それは私はもう同意する次第であります。  ただ、その前提として、広い国民的な理解を得られるということが最も大事だと思...全文を見る
08月19日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  小池先生の後、ちょっとやりにくいんですけれども、早速質問をさせていただきたいと思います。  この安保法制の論議、この法案、戦争法案だとか、集団的自衛権を認めると戦争になる、そのようなレッテル貼りがありますが、し...全文を見る
○田中茂君 今大臣がおっしゃったように、様々な面で安全保障の概念というものは変わっていっていると思っております。役割も当然ながら変化してきております。さらに、ワルシャワ条約機構が消滅した後、NATOには一九九九年から旧東欧の国々が加盟し、二〇〇四年にはバルト三国、二〇〇九年にはク...全文を見る
○田中茂君 今大臣いろいろと御説明いただきましたが、今現在、アジアでは、日本、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランド、韓国の五か国が米国と安全保障条約を個別に締結し、いわゆるハブ・アンド・スポークの同盟構造にあると言われております。同盟国のあつれきが減少し、東アジア領域にお...全文を見る
○田中茂君 先ほど質問でもありましたが、何度か、タイでもテロが行われております。新たな脅威対策ということで、そういう世界中が一致してその体制をつくっていかなくてはいけないという、こういう時期であります。  日中韓首脳会談がこんなに長い間行われていないというのはこれ異常な事態だと...全文を見る
09月02日第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第15号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会の田中茂です。  今日は、安保法制を通してシームレスに世界規模で米軍や友好国軍をサポートできるようになり、日米同盟と日本の国際的立場は強化される、その結果として日本の抑止力が高まると、そう期待しておる次第であります。  そこで、日本の独...全文を見る
○田中茂君 この機雷敷設、ホルムズ海峡で機雷が敷設された場合にはどうするかということで、その場合には存立危機事態ということで集団的自衛権も行使されるかもしれないと。これは、先ほども言いましたように、この周辺事態というのが我が国にとっては一番の重要な地域であります。その中での公海上...全文を見る
○田中茂君 朝鮮半島有事というのは極めて可能性が高い。実際問題、休戦状態であるわけです。そういう中で、仮に何らかの形でそういう紛争があった場合にどう対応するかというのは極めて重要なポイントでありまして、そこで韓国の同意がなければ実際問題その韓国の領土に行けないということになると、...全文を見る
○田中茂君 私が質問したのは、尖閣諸島近辺の公海上で、それを含めて日本海海域で、例えば日中間に、つまり中国海軍と日本の海上自衛隊が何らかの形で紛争が勃発した場合には米軍の集団的自衛権行使は、私は、当然もうその場合には紛争になるわけだからあるとは思うんですが、新三要件を含めて、それ...全文を見る
○田中茂君 今大臣が施政下ということで言われましたので、その点についてちょっとお聞きしますが、尖閣諸島なんですが、オバマ大統領を始め米政府、米議会は、尖閣諸島に対しては、日本の施政下にある限り日米安全保障条約第五条が適用されると、これも述べておりますが、非常に頼もしくも聞こえるん...全文を見る
○田中茂君 施政下を外れるのを甘受するわけではなくて、そうなった場合のことを聞いているのでありまして、当然ながら、我々、自主防衛としてそこを守るという気概は必要だと思います。この自主防衛の気概がなくして次の安保法制というのはできないわけでありまして、ただ、予防としてそういうのは考...全文を見る
○田中茂君 今、大臣、それじゃ、これはフィリピン全体を含んだ以北ですね、そういう解釈でよろしいんですね。
○田中茂君 昔、ベトナム、七〇年安保当時の解釈だと思うんですけど、台湾とフィリピンのバシー海峡、それ以北という解釈があったと思うんですけど、そうじゃなくてフィリピン全体を含んだ以北ですね、それでよろしいんですね。
○田中茂君 次に質問させていただきますが、一九九五年、時の村山首相が安保条約はアジア太平洋の平和と繁栄のコーナーストーンであると述べ、その後、さらに、橋本・クリントン日米安保の再定義、日米安保共同宣言でアジア太平洋という概念が入ってきたわけであります。すなわち、アリューシャン列島...全文を見る
○田中茂君 時間が来ましたので、質問は終わりにします。  ありがとうございました。
09月07日第189回国会 参議院 憲法審査会 第4号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  戦後の二院制を考えた場合、当初GHQから提示された日本国憲法草案、いわゆるマッカーサー草案、それでは貴族の身分がなくなり、貴族院は不要として国会は一院制になっていたと理解しております。これを見た松本烝治国務大臣は...全文を見る
09月10日第189回国会 参議院 法務委員会 第20号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  今日は司法試験漏えい問題について、大分皆さんとの質問も重なってきますのですが、先ほど大臣の答弁をお聞きしていますと、これ、刑事告発されていることもあり、大臣の答弁も限定されてきておりますので、私は、今日は一般質問...全文を見る
○田中茂君 先ほども言いましたように、この問題は司法制度全体の根幹を揺るがす大問題でありますので、単なるワーキンググループをつくるというのではなく、実りある、ワーキンググループとして成果が上がるような、そのような報告を是非とも私は受けたいと思っております。  次に、私は別件と言...全文を見る
○田中茂君 その指導者というのはどういう方たちがやっていらっしゃるんでしょうか。  また、先ほど高密度、中密度、低密度とおっしゃられましたが、その期間というか、それには何か、それ以上掛かる人もいれば、その辺の判断は難しいとは思うんですが、どういう判断でされているんでしょうか。
○田中茂君 それでは、ちょっと別の観点からお聞きしたいんですけど、過去において、あらゆる性犯罪に関して、性犯罪の全体数に対して、再犯を繰り返している割合を教えていただけませんでしょうか。また、性犯罪で保護観察中に再犯した割合も教えていただければと思います。
○田中茂君 その人数が多いか少ないかというのは人によるんでしょうけど、結局、再犯やっている人たちもかなりいるわけであります。このプログラムが効果があるのかどうかは別としても、性犯罪の再犯防止がなかなか困難であるならば、人権的観点とか維持管理コスト面でも難しいと思われているGPSに...全文を見る
○田中茂君 質問でも言いましたが、「犯罪に戻らない・戻さない」という言葉どおりに、罪のない子供たちをこういった異常性愛犯罪の被害者に断じてさせないという決意の下で再犯防止に臨んでいただきたいと、そう思っております。  そこで、今回の司法試験漏えい問題の件でありますが、言語道断で...全文を見る
09月24日第189回国会 参議院 災害対策特別委員会 第8号
議事録を見る
○田中茂君 日本を元気にする会・無所属会、無所属の田中茂です。  まず、この場を借りて、今回の大災害でお亡くなりになられた方たちの御冥福をお祈りし、また被災者の方には心からのお見舞いを申し上げます。  最後の質問なので、大分重なっております。その辺はお許しいただきたいのと、通...全文を見る
○田中茂君 まあ環境省ということでしょうが、東日本大震災から今年四年半過ぎて、今回の除染廃棄物の流出もあり、あと、先ほども東電の漏出のそのような報道に接すると、管理する側が放射性物質の怖さに麻痺しているのではないか、危機管理意識が薄くなってきているのではないかと思わざるを得ないわ...全文を見る
○田中茂君 今回の災害、特別警報が出るぐらいの災害であったわけですから、誰か一人でもそういうロープで固定するとか考えてもよかったのではないかと、私、そう思っております。それだけの危機意識を持って是非とも対応していただきたいと、そう思っております。  次に、阿蘇山の噴火について質...全文を見る
○田中茂君 京都大学の火山研究センターの大倉教授ですか、阿蘇山は火山性微動が頻発し、昨年八月に噴火警戒レベルを二に引き上げ、同十一月に二十一年ぶりに噴火した、いつ噴火が起きてもおかしくない状況だったと述べられております。教授によれば、ガス噴出量も口永良部島や桜島よりも多く、噴火直...全文を見る
○田中茂君 ありがとうございます。川内原発がありますので、その辺、皆さんも不安があると思いますので、その辺は是非ともよく警戒をしておいていただきたいと、そう思っております。  次に、今回の宮城、茨城、栃木の大雨災害についてでありますが、今回の一連の状況を見てみますと、要は連絡の...全文を見る
○田中茂君 是非とも検証は徹底的にやっていただきたいと思いますが、その一つの中で、特別警報、これは確実に住民へ伝えられるべきであると、そう思っておりますが、現実には伝えられず、避難勧告や避難指示も出されていない地区があったと聞いております。  常総市は、若宮戸地区の越水などの対...全文を見る
○田中茂君 今おっしゃったように、実は静岡大学の防災総合センターの牛山素行教授が、特別警報は既に災害が起きたか起きつつあるという防災気象情報で、そこまで何もしていなければ手遅れになる情報だと考えると、まさにそうおっしゃっているわけで、何が一番大事かというと、やはり警報であり注意報...全文を見る
○田中茂君 是非とも、研修センターを通じて、国、県、あと市町村、それが三位一体となって情報網を明確に、正確に伝達できるような体制を是非ともつくっていただきたいと、そう思っております。  最後に質問させていただきますが、気候変動は近年際立ってきておるわけであります。偏西風によるも...全文を見る
○田中茂君 時間が来ましたのでこれで終わりにしますが、危機管理は初動が最も大事だと思っておりますので、その点、是非ともそういう意識を持ってやっていただきたいと、そう思っております。  ありがとうございました。