田中秀征

たなかしゅうせい



当選回数回

田中秀征の1996年の発言一覧

開催日 会議名 発言
01月22日第136回国会 衆議院 本会議 第1号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方について、所信を申し述べます。  現在、私たちは、内外ともに歴史的な転換期に立っております。まず、我が国経済は、ようやく長引いた景気の足踏み状況から脱却し、新しい持続的安定成長に移行する転換期にあります。...全文を見る
01月22日第136回国会 参議院 本会議 第1号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方について、所信を申し述べます。  現在、私たちは内外ともに歴史的な転換期に立っております。まず、我が国経済はようやく長引いた景気の足踏み状況から脱却し、新しい持続的安定成長に移行する転換期にあります。また...全文を見る
01月24日第136回国会 衆議院 本会議 第2号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 私に対する御質問も四点でございます。  まず最初の新たな三党連立政権についての御質問にお答えいたします。  この新たな三党連立政権、すなわち、橋本内閣は、村山内閣における政策合意を踏まえて、新たに三党間で真剣で厳密な政策協議を重ね、その結果成立した新...全文を見る
01月25日第136回国会 衆議院 本会議 第3号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 中野議員にお答えいたします。  新しい選挙制度に対して私もいろいろな角度から意見を述べてきたことは事実でありますが、ただ私は旧制度に戻すべきだとは申し上げておりませんし、それはあり得ないことだと思っております。しかし、選挙制度をよりよくするための議論や...全文を見る
01月25日第136回国会 参議院 商工委員会 第1号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) このたび経済企画庁長官に就任いたしました田中秀征でございます。どうかよろしくお願いいたします。  経済運営のかじ取り役である経済企画庁長官を拝命し、その責任の重さを痛感しております。私は、今後の経済運営に当たり次の二つの課題を念頭に置いてまいりたいと思...全文を見る
01月31日第136回国会 衆議院 予算委員会 第3号
議事録を見る
○田中国務大臣 財政赤字が経済に与えるいろいろな影響についてはもう五十嵐さん御存じのとおりなんですが、さまざまな影響がある中で、例を挙げれば、財政赤字の拡大が金利を上昇させる要因となるということは御承知のとおりです。それによって民間の設備投資を抑制する、そういうおそれがございます...全文を見る
02月06日第136回国会 衆議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○田中国務大臣 このところ明るい動きが景気に出てきているということは、三原さん御指摘のとおりでございます。それから、最近の鉱工業生産指数とかあるいは法人企業動向調査などを見ても、これも裏づけられていると言うことができると思うのですが、二・五%の成長が平成八年度に達成できるかという...全文を見る
○田中国務大臣 大変大きな難しい問題で、私の力量で答えるのは本当に難しいですけれども、今いろいろな問題で日本の経済は苦悩している。住専の問題もそうですが、私は、日本人が自己責任の原則と、あるいは公正さを体得する一つのチャンスなんだというふうに思っているわけです。非常に大事なことだ...全文を見る
02月08日第136回国会 衆議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○田中国務大臣 この問題で税金を使わせていただくということで、それこそ後始末のためにだけ使うということではもちろん使えない。本当につらい思いをしているのですけれども、やはり前向きに景気回復のために、日本の経済を安定成長軌道に乗せるために、どうしてもこの障害物は除去しなきゃいけない...全文を見る
02月09日第136回国会 衆議院 商工委員会 第1号
議事録を見る
○田中国務大臣 このたび経済企画庁長官に就任いたしました田中秀征でございます。どうかよろしくお願いいたします。  私は、今後の経済運営に当たり、次の二つの課題を念頭に置いてまいりたいと思います。  第一の課題は、このところ見られている明るい芽を育て、一日も早く民間需要主導の自...全文を見る
02月09日第136回国会 衆議院 予算委員会 第10号
議事録を見る
○田中国務大臣 村山内閣で一〇〇%の法案が通ったという御指摘がありましたが、当時から、野党の皆さんの御協力もいただいてそうなったんだ、そんなふうに思っております。
○田中国務大臣 この問題に関しては、先ほど菅さんの方からお話がありまして、早期解決が何よりも必要だというふうに私は感じてまいりました。  情報が今のように開示されない状態でということをおっしゃっているわけですね。私は、今回のスキームづくりというのは、各党それから与党、政府それぞ...全文を見る
○田中国務大臣 今私が申し上げたのは、実名とか個別の債権の状況ですね、そういうことがわからない段階でも、大筋の不良債権の実態に対する情報は得られていたということを申し上げたわけであります。
○田中国務大臣 もちろんそういうことを承知していたわけじゃありません。そういうふうに個別に詰められてもお答えしょうがないのですけれども、ただ、大筋の流れとして、私どもがこうじゃないかと予想していた、あるいはまた、大きな情報を与えられていた中で、それが今回の情報開示によって具体的に...全文を見る
○田中国務大臣 私は、政府の一員として感じておりますのは、守秘義務というのは大変大事なことだと思います。ですから、この問題ばかりじゃなくて、いろいろな問題がいろいろな時点で起こります。それについて内閣の、そして政府の守秘義務、これは非常に大事なことで、この判断については、どうすれ...全文を見る
○田中国務大臣 私が申し上げているのは、秘密の範囲、これが秘密だ、そうじゃない、開披できるというような判断を政権が恣意的に、みだりにやらないようにということは非常に大事なことだと思うのです、国にとって。それを申し上げていて、そういうときには国会の御意思を最大限尊重する、そこに民権...全文を見る
○田中国務大臣 大変厳しい御指摘ですが、残念ながら事実でございます。  それで、小さな世帯であるということ、あるいは集全力に乏しいということもありまして、絶対額はともかくとして、率の上で大変バランスを欠いたものになったということでありますが、実は当初から、この問題にかかわらず、...全文を見る
02月14日第136回国会 衆議院 商工委員会 第2号
議事録を見る
○田中国務大臣 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方につきましては、さきの経済演説において明らかにしたところでありますが、当委員会が開催されるに当たりまして、重ねて所信の一端を簡単に申し述べたいと存じます。  私は、今後の経済運営に当たりまして、特に次の諸点を基本と...全文を見る
02月15日第136回国会 参議院 予算委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 経済企画庁の仕事にも深くおかかわりになった先生ですから、すべて承知の上でおっしゃっているんだと思いますが、昨週の末に発表しました月例の経済報告、これは景気回復宣言という形で受けとられましたけれども、これによって景気が回復したとかあるいは本格的な回復軌道に...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 大変厳しい財政状況にございます。したがって、先ほど申し上げましたように三つの課題の克服というところに全力を注いで、そして適切な経済運営に努めてまいりたい、そんな気持ちで現在おります。
○国務大臣(田中秀征君) 昨年の暮れの段階ですと、私なんかも本当に二・五%は大丈夫なのかなと、そんな感じがしていました。しかし、その後いろんな経済指標で大変明るくて確かな動きが出てくるにつれて、このところ民間から出ている予測は私どもを上回るようなのも散見される、そんな状態になって...全文を見る
02月16日第136回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第2号
議事録を見る
○田中国務大臣 このたび経済企画庁長官に就任いたしました田中秀征でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方につきましては、さきの経済演説において明らかにしたところでありますが、当委員会が開催されるに当たりまして、重ねて所信...全文を見る
02月20日第136回国会 衆議院 予算委員会 第16号
議事録を見る
○田中国務大臣 私は、今回の住専の処理問題を含む不良債権の処理というのは、さまざま日本経済に好影響を与えるというふうに思うんですが、前向きに日本経済に大きく寄与する政策目標を二つほど挙げろというふうに言われれば、一つは金融システムの正常化、安定化ということであろうと思うし、もう一...全文を見る
○田中国務大臣 石井さん御承知のとおり、公共投資の拡大というのは、経済活動のさまざまな段階といいますか、生産、消費、投資、いろいろな段階に波及効果をもたらしますが、まず公共事業関連業種の生産を高めます。それから、それによって増加した雇用所得が個人消費を刺激する。あるいは需要が波及...全文を見る
02月20日第136回国会 参議院 商工委員会 第2号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 我が国経済の当面する課題と経済運営の基本的考え方につきましては、さきの経済演説において明らかにしたところでありますが、当委員会が開催されるに当たりまして、重ねて所信の一端を簡単に申し述べたいと存じます。  私は、今後の経済運営に当たりまして、特に次の諸...全文を見る
02月21日第136回国会 衆議院 商工委員会 第3号
議事録を見る
○田中国務大臣 お答えいたします。  過日の月例経済報告、今、宮地先生がおっしゃるとおりの報告をさせていただきまして、マスコミなどでは景気回復宣言というふうに受け取られまして、漫画で、大口たたいて大丈夫かなんというようなことも拝見しました。  ただ、確かに明るさを確認した、そ...全文を見る
○田中国務大臣 お答えする前に、先ほどの私の答弁の中で、昨年の年末に一%前後の見通しが民間にあるというふうに申し上げましたけれども、今事務当局から指摘されまして、前後というと一%割ったものもある、しかし、それはないのだと。ですから、閣外にあってちょっと私も見当違いしておりまして、...全文を見る
○田中国務大臣 ただいま公取委員長からお話ありましたように、今、与党三党でプロジェクトチームをつくって、成案を得るべく真剣な検討がなされております。それを関心を持って見守っているところでございます。その与党三党の成案に従って私どもも真剣に取り組んでいきたい、そんなふうに思っていま...全文を見る
○田中国務大臣 私も、技術的なことは塚原大臣以上にわからないところがあるのですけれども、いずれにしてもこの問題は、原子力については安全性の確保ということが何よりも重要であり、それに対する信頼性というものに支えられていかなければいけないんだという認識をしております。  それで、こ...全文を見る
○田中国務大臣 御承知のように、金融の緩和の基調と相まって、製造業を中心にして、企業設備のストック調整も終わりつつあります。また、昨年秋の経済対策が、年度をまたいで相当期間その効果が発現するというふうに見込まれます。その中で、先ほど申し上げたように、三つのハードルを首尾よく越えて...全文を見る
○田中国務大臣 宮澤内閣のときに、古賀先生は通産政務次官をおやりになって、私は経済企画庁政務次官をやらせていただきました。その当時、産業の空洞化についてささやき合ったのを思い出していたのですが、それがいよいよ現実のものとなりつつある、そういう認識をしております。  この問題につ...全文を見る
○田中国務大臣 先ほどからお話がありますように、現在与党三党でこの問題でプロジェクトチームをつくりまして、私どもの渡海さんが責任座長をしております。大変積極的な、活発な議論がこれからも展開されていくというふうに思うんですが、その成案を得る努力を見守りつつ、また公取を含めた議論に注...全文を見る
○田中国務大臣 大変厳しいお言葉をいただきましたが、確かに平成四年度以来、三年連続して私どもの見通しを下回るということになりましたし、七年度も二・八が一・二と下方修正されたわけです。この事実は厳粛に受けとめているのですが、もっと突っ込んで言えば、情けない話だという気持ちもないでは...全文を見る
02月21日第136回国会 衆議院 予算委員会 第17号
議事録を見る
○田中国務大臣 地価については、基本的には需給動向を反映した市場が決めるもので、見通すことの大変困難なものだというふうに思っております。  ちなみに、新しい経済計画においても、マクロ的な経済の姿を描くときも、その前提としては、まあ多少の変動があってもならせば余り変わっていないと...全文を見る
○田中国務大臣 基本的には、先ほど申し上げましたように、需給動向を反映した市場が決めるものだというふうに思っております。経済計画についての例を先ほどお話し申し上げました。
02月22日第136回国会 衆議院 本会議 第8号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 竹内議員にお答えいたします。  確かに平成六年に私どもは御指摘のような議論をし、それに基づいての主張もいたしました。当時、私どもは党内議論を大筋二つのことに集約いたしました。その点について、竹内議員に多少の誤解があるようでございます。  一つは、景気...全文を見る
02月22日第136回国会 参議院 商工委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 加藤先生御指摘の雇用情勢を初めとする懸念材料、確かに御指摘のとおりでございます。  ただ、二・五%という見通しを立てているわけですが、このところのいろんな指標を見ますと、明るい確かな動きが確認されてくるという状況であります。ですから、これから適切な経済...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 新しい経済計画の内容についてお尋ねでございますので、策定に当たりました計画局長からお答えさせていただきます。
○国務大臣(田中秀征君) 御指摘の点は常日ごろ私も真剣に考えていることなんですが、最近の若い人たち、子供たちはとにかく理科系を嫌うと言わないまでも敬遠します。私ごとですが、私も子供が何人もいるんですが、理科系に行くように理科系に行くようにということを勧めるんですが、一人としてそう...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 御専門の委員長がおられるから申し上げるんじゃないですが、田舎に住んでおりますから、治山治水を初めとする古典的な公共投資、公共事業の重要性というのは今でも非常に強く感じているわけですが、公共投資のあり方というのは、もう時代とともに変わるというふうに思ってお...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 細かい数字はまた政府委員の方から必要があればお答えしたいと思うんですが、年末から、また年が明けてからのさまざまな経済の指標を見ますと、設備投資、生産に明るい確かな動きが出てきております。もう加藤先生もいろんなところでごらんいただいているというふうに思うん...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) ただいまの加藤先生からの御指摘、私ども毎日毎日考えていることでございまして、特に雇用情勢、それから中小企業の厳しい状態等はどうなるんだ、どうするんだ、そんな気持ちで毎日を送っているんです。  雇用情勢について申し上げますと、確かに十一月、十二月と三・四...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 九三年の六月という最初のその数字は、たしか宮澤内閣での船田長官からされた月例経済報告だと思うんですね。景気回復宣言というふうに受け取られたものですね。  しかし、経済というのは生き物ですから、その後総選挙がありまして、そしてその後の八月に御承知のように...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 賃上げがあって、それが個人消費、可処分所得をふやして個人消費を刺激して景気の回復に寄与していくというところは事実だと思います。  ただ、私どもの立場から賃上げをするべきかあるいはすべきじゃないとか、そういうことを申し上げる立場になくて、あくまでも労使の...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 大変たくさん御質問いただいたので、漏れたら申しわけなく思っているんですけれども、一応自分の考えをちょっと述べさせていただきます。  先生から大変貴重な御意見を今伺っておりまして感じていたわけですが、新しい経済計画では西暦二〇〇〇年まで平均三%ということ...全文を見る
02月26日第136回国会 衆議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○田中国務大臣 その法案は、今三党合意に基づいて与党の方で検討されているということで、その過程を見守っているということでございます。  まず、政策提言をする団体云々ということについても、ほかの法律との関係、あるいは悪用されるかどうか、そういうさまざまな議論がありますけれども、そ...全文を見る
02月27日第136回国会 衆議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○田中国務大臣 集団的な自衛権をどう思うかという御質問と受けとめてよろしいですか。
○田中国務大臣 安保条約が冷戦が終わってから変わっている、そういう認識はしております。  また、私の言葉で言わせていただきますと、防衛機能から警察機能に変わりつつあるのかな、そういうふうにも私は受けとめております。これは個人的な見解でございます。  その中で、当然安保の変質と...全文を見る
02月28日第136回国会 衆議院 予算委員会 第20号
議事録を見る
○田中国務大臣 構造改革について大変多岐にわたる御質問だと思いますが、最後の問題を中心にしてお話ししたいと思うのです。  規制緩和が大事だ、経済の構造改革が大事だ、そしてまた新しい経済計画では、御承知のとおり、構造改革が成功すれば三%の成長が可能である、構造改革がうまくいかなけ...全文を見る
03月01日第136回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第2号
議事録を見る
○田中国務大臣 平成八年度の経済企画庁関係の予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。  総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算額は、二百七十五億九千五百万円余であります。  以下、重点事項につきまして、その内容を御説明申し上げます。  第...全文を見る
○田中国務大臣 マスコミ等で、景気回復宣言というふうに言われたところですが、その前に景気回復宣言という形で受け取られたことをたどってみますと、九三年六月に、当時の船田長官の月例経済報告が景気回復宣言として受け取られまして、マスコミでそういうふうに扱われたわけであります。  当時...全文を見る
○田中国務大臣 最初に、その前の答弁の五十嵐さんの受けとめ方ですが、民の勢いが強まっているというのは、九三年の六月当時と比べればということで、民の勢いを強めていくというのが当面の最大の課題でございますから、そういうふうに御理解いただきたいと思います。  金融システム、金融行政の...全文を見る
○田中国務大臣 私は、金融行政の改革、再編に関する私の先ほどの発言も含めて、遠慮深いものだとは全く思っておりません。機構改革で終わらせてはいけないということを私は言いたい。ともすれば、こういう議論は必ず、器をかえただけで中身が変わらないということになりがちなので、私はそれに対する...全文を見る
○田中国務大臣 今回の住専あるいはHIV、いろいろな問題を見るにつけ、情報公開の必要性しいうのはますます痛感しているところであります。これは行革委員会の方で検討を続けているわけですが、広い意味で審議会の公開というのは情報公開の中に入るでしょうが、私は今まで、情報公開という中に審議...全文を見る
○田中国務大臣 いわゆるNPO法の必要性については五十嵐さんと全く同じ認識であります。ただ、この問題は、新党さきがけを初め与党三党の政策合意によりまして、議員立法でおつくりいただくということになっているわけです。したがって、私どもはそれに期待を込めて見守っているというのが今の状態...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど申し上げた趣旨で申しますと、貴重な意見として承っておくということしか私の立場からは申し上げられないわけですが、とにかく立派な成案が得られるように本当に期待を持って見詰めておりますし、やはり筋道としては、成案ができた段階で、意見を言えといったときに言わせていた...全文を見る
03月12日第136回国会 参議院 商工委員会 第4号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) ただいまの通産大臣の御答弁に尽きているわけでありますけれども、私どもは月例の経済報告で、景気回復宣言という形で受け取っていただいておりますけれども、景気の回復への動きが見られ始めているという報告をさせていただいております。この明るい芽を大事に育てて、そし...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 議員が今お尋ねのことについて私も大変関心を持ちまして、当庁で調べさせたり検討をさせました。たまたまきょうは調整局長と調査局長だけなものですから正確に私からお答えするということができなくて残念ですけれども、また議員の方に一応コメントという形ででもお持ちした...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) この話はバブルの発生までさかのぼらなきゃいけないような話だと思うんですけれども、私は四年ほど前に、宮澤内閣のときに経済企画庁で政務次官をやっておりました。そのときのことを最近つくづく思い出すんです。生活大国五カ年計画という計画を策定したんですが、あのとき...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 先ほど日本経済をトロッコに例えたお話を私申し上げたんですが、やはり暫定ということになれば、その期間というのは政府が手を緩める、あるいは手を離す、押している手を離すということになるわけなんで、その期間によりますけれども、それはもう景気の回復過程に影響を与え...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 先ほど先生の方からもお話ありまして、簡単に言いますと、三年も四年も経済見通しが当たらなかったじゃないか、こういうことだと思います。これは先生の御指摘のとおり、円高あるいはまた大震災みたいなこともありまして、またそのほかにやはり急激で大幅な資産価額の下落、...全文を見る
03月13日第136回国会 衆議院 商工委員会 第4号
議事録を見る
○田中国務大臣 一般的に申し上げても、暫定予算を組まなければならないという状態は、経済活動や景気に水を差すことになるというふうに思います。水を差されても燃え盛るだけの火の勢いがあれば別でありますけれども、今回、この景気局面においては悪影響を与えるということを大変心配しております。...全文を見る
○田中国務大臣 住専処理の方策がまとめられた段階で、市場が好感したというふうに言われております。証拠はないわけでありまして、市場に対して予断を与えるようなコメントは差し控えたいというふうに思いますけれども、この問題に真剣に取り組むということがマーケットにおいて影響なしということは...全文を見る
○田中国務大臣 小林先生の御認識、もう私とほぼ同じ認識でございます。  九三年の十月に景気が谷を迎えて以来、大変厳しい経済状態が続いてきたわけですが、大げさなようですが、今世紀中に日本経済を再建し得るかどうか、この半年間が勝負である、ラストチャンスであるというふうにも私は考えて...全文を見る
○田中国務大臣 そのとおりだというふうに思っております。一般的に、消費税を上げるということは、消費者物価を押し上げ、あるいはまた消費を抑制する方向へ働くものだというふうに思うのですが、全体の税制改革ということで見れば、やはり先行減税によって消費を喚起する、そういう成果を上げてきた...全文を見る
○田中国務大臣 何時間もかけてお答えしなければいけないような御質問ですが、石井さんの御見解として承っておきますが、同じような問題の認識を持っております。  一言で申し上げるのも難しいのですが、政治も経済も、ある意味で抑制心によってしか乗り越えられない時代が来たな、そんな感じがし...全文を見る
○田中国務大臣 また大変難しい御質問をいただいたのですけれども、景気の方は三月一日の日銀短観を見ても、生産、設備投資あるいは小売の売上高に増加が見込まれているということで、先月の月例経済報告の基調が続いているというふうに認識をしております。  ただ、先ほどから申し上げております...全文を見る
○田中国務大臣 暫定予算ということになれば、これは一般的にですが、切れ目が生じるかもしれない、そういう懸念があるわけですね。公共投資、政府主導で今進めている景気回復、これを設備投資や個人消費主導の景気回復過程に乗せていくということが当面の課題ですから、その意味では、政府が手を緩め...全文を見る
○田中国務大臣 私は、九三年でしたか、細川内閣のときに、経済改革研究会、平岩研究会というのが総理の諮問機関としてできまして、そのときに政治家として一人参加をさせていただいて審議のすべてに加わったのですけれども、そのとき以来、規制緩和、構造改革というものをずっと考えてきました。 ...全文を見る
○田中国務大臣 新しい経済計画の策定の事務局を務めた計画局長が来ておりますので、また後で 御説明をさせていただきますけれども、痛みを引き受けるというのは、当然、先ほど申し上げましたように、さらに元気になっていただく、日本経済が元気になる。あるいはまた、痛みを引き受ける人たちが、...全文を見る
○田中国務大臣 共産党さんという立場でのお話なんですが、私どもの考え方と本当にそれほど変わらないな、そんな気持ちで実は伺っていたんです。いろいろお話があった中で、特に私が感じたのは、やはり理科系の研究室が荒廃していると、その国の将来というのは明るくないというふうに思ってきました。...全文を見る
03月27日第136回国会 衆議院 予算委員会 第21号
議事録を見る
○田中国務大臣 昨日私どもの方から、一月の景気動向指数というものを発表いたしました。これを見ますと、景気の現状を見るいわゆる一致指数、五年八カ月ぶりに一〇〇%という数字が出ました。このところのいろいろな数字を見ても、回復の動きというのは続いているというふうに認識をしております。し...全文を見る
04月12日第136回国会 参議院 予算委員会 第5号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 確かに、私は最初にそれを知ったときに大変びっくりするとともに恥ずかしい気持ちもございました。聞くところによりますと、各党の議員数というものをお考えいただいて献金をしていただいたということでありますが、とにかく力不足のために絶対額が小さいので割合として大変...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) このところ三カ月間ほどにわたって月例経済報告で景気の着実な歩みという形で報告をさせていただいたんですが、先生から今お話ありましたように、緩やかであるということと、もう一つ勢いかないという特徴があろうかと思います。  私はこれからの半年間が景気を本格回復...全文を見る
04月15日第136回国会 参議院 予算委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 今回の景気の底あるいは谷と言われているものは、先生も御承知のように、平成五年十月、一九九三年十月、細川内閣のときと言われております。私はこのときに官邸におりまして、一段の円高、株の暴落、あるいはそこに加えて農業の不作ということで、日本経済があたかも暗やみ...全文を見る
04月16日第136回国会 参議院 予算委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 塩崎委員の御質問の趣旨はよく理解できます。  まず、政府の役割として、新しい経済政策を企画立案したり、あるいはまた経済の実態を正確に迅速に統一的に把握する、そういう機能というのはどうしても必要だと私は思います。そのために、情報を収集し調査し分析する、こ...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 私が就任してからまだ関係閣僚会議が開かれておりませんので、どういう雰囲気のものであるかは承知しておりませんけれども、十分に役割を果たしてきたというふうに思っております。  私が先ほど申し上げたのは、企画庁の調整機能ということについて申し上げたわけで、そ...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 大蔵省のことであります。
04月17日第136回国会 参議院 予算委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) まず、政府見解は正しい憲法解釈だというふうに認識しております。したがって、これを変更することはできないというふうに思っております。  日米安保体制は憲法の枠内で運用されてきましたし、これからもその方向で運用されていくということは明確だというふうに認識し...全文を見る
04月18日第136回国会 参議院 予算委員会 第9号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 今の情勢は一井先生おっしゃるとおりだと私どもも認識しております。政府主導から民間主導に早い機会に移行させることが課題であるということは常々申し上げてきたところでありますが、これは楽観論、悲観論、いろんな御意見がございます。それは承知しておりますけれども、...全文を見る
04月23日第136回国会 参議院 予算委員会 第12号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 自分の言葉でというお話でありました。私自身は、他国の脅威、特に軍事的脅威から国家の平和と安全を将来にわたって確保するためのさまざまな努力と、そのように大体認識をいたしております。  それから、政府、政党の役割という御質問もございました。私は、政党政治、...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 経済企画庁長官の先輩であられる寺澤委員にお答えするのは大変恐縮なんですけれども、私は、市場経済のもとにおける経済計画というのは計画経済における計画とどう違うのかずっと考えておりますけれども、計画経済のもとにおける計画というのは、例えて言えば電車の走るレー...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 寺澤元長官も何度か責任においてお出しになったわけですが、私も率直に申し上げて最初は抵抗がございました。しかし、これが四カ月に一遍、半年に一遍の報告ということであればある意味でもっと明快に出せるんじゃないかと思うんですが、私は、毎月の経済指標すべてを収集し...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 経済企画庁は、経済政策についてのまず総合調整をする役所だというふうに心得ておりまして、私も四年前に経済企画庁に政務次官としておりました。当時、宮澤内閣が第三次行革審に諮問して、その諮問内容は二つあったんですが、一つは政府の役割、もう一つは縦割り行政の弊害...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 私には所得税減税の経済効果、さまざまな効果の中で経済効果についてお尋ねだというふうに受けとめます。  平成六年の所得税減税については平成七年の経済白書で分析をいたしておりますし、昭和六十二、三年はそれぞれ翌年の経済白書で分析をしておりますが、ほぼ同じよ...全文を見る
04月24日第136回国会 参議院 予算委員会 第13号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 経済企画庁は経済審議会の事務局を務めているわけであります。今回の四審議会の連係プレーといいますか、そういう場が総理の強い意向でつくられたわけですが、私は共通のテーマは改革であろうと思っております。構造改革と言ってもいいですが、広い意味での構造改革を共通の...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 景気の現状についてお尋ねでありますけれども、景気回復の本来の主役は何なんだというふうに問われたら、これは個人消費と設備投資であると申し上げてもよいと思うんですが、その主役が今の景気回復過程の主役の座に着いていない、わき役にとどまっているというのが現状だと...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 私は、個人消費というのは景気に明るさを与えるものだというふうに思っていますし、設備投資は力強さを与えるものだというふうに思っております。  個人消費は、御承知のように、GDPのほぼ六割を占めておりますし、いわゆる民需の四分の三近くを占めているわけで、こ...全文を見る
04月25日第136回国会 参議院 予算委員会 第14号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 昨年決定しました経済計画、御指摘のように名目で三・五、実質で三・〇%の成長を見込んでおります。しかし一方で、構造改革がうまくいかなければ一と四分の三、一・七五%程度にとどまるだろうということも言っているわけでございます。この差はどこにあるかというと、構造...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 小山委員が今おっしゃったとおりで、企業のリストラによってどちらかというと設備投資にはプラスの影響を与えます。企業収益が改善していくということで設備投資にはプラスの影響を与えますけれども、一方で人件費が圧縮されるということですから、雇用者数あるいは雇用者所...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 維持更新だけでどれだけ成長するかというお尋ねだと思いますが、正直に言って明確なところはわかりません。ただ、維持更新だけでは日本経済はじり貧になるだろうというふうに思っております。したがって、新規事業の展開というのは不可欠である、そのための規制緩和はまた不...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 一般的に申し上げて、消費税の増税が消費者の購買意欲にとってマイナスの影響を与えるということは一般的に言えることだというふうに思います。ただ、今回の減税は景気対策にとってやはりプラスになっていたというふうに受けとめております。  また、おととし、平成六年...全文を見る
04月26日第136回国会 参議院 予算委員会 第15号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 現時点での経済成長率をどう見るかというお尋ねでありますけれども、昨年の年末に平成七年度の実績見込みを丁二といたしまして、平成八年度二・五というふうに見通したわけですが、私はこの実績見込みの一・二は多少上回る数字が出るんじゃないかというふうに現在思っており...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 先ほどの小島先生のお話で、ちょっと私の方から感想を申し上げたいんですが、設備投資の四・一%ですけれども、私は設備投資で四・一%頑張らなければ二・五%は達成できないと、こういう感じで見ております。そのためには規制緩和の推進というのが非常に大きな仕事であると...全文を見る
05月07日第136回国会 参議院 商工委員会 第8号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 平成八年度の経済企画庁関係の予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。  総理府所管一般会計歳出予算のうち経済企画庁の予算額は、二百七十五億九千五百万円余であります。  以下、重点事項につきまして、その内容を御説明申し上げます...全文を見る
05月08日第136回国会 参議院 予算委員会 第18号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 今、委員がおっしゃるとおり、現在緩やかながら景気が回復の動きを続けているというのが政府の見解でございます。しかし、これが本格的な軌道に乗るかどうかということになりますと楽観視はできないという状態にございます。  これは一言で申し上げますと、今までどおり...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 特別減税が景気回復の有力なアクセル役になってきたということは事実でございます。これを廃止すれば、ブレーキにならないまでもアクセルの踏み込みが弱くなる。ですから、それまでに景気あるいは経済の勢いをつけなきゃいけないというのが現在の課題だと思います。  消...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 景気が秋になれば息切れをするんじゃないかという、そういう一部の声は承知しているわけです。心配もしております。  先生御承知のように、本年度予算も七年度の当初と比べて公共事業は四%増でございますし、また、ただいまのお話にありましたように、昨年の補正予算が...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 一言で申し上げると、設備投資にも明るい動きが出てきていることはいろんな経済指標で読み取れるところです。最初は製造業中心あるいは大企業中心でありましたけれども、最近はこれが非製造業あるいは中小企業の方にも広まっていく、そういう期待感を持たせるような数字が見...全文を見る
05月09日第136回国会 参議院 予算委員会 第19号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 景気の現状についてお尋ねですけれども、委員御承知のとおり、先月は緩やかながらも回復の動きが続いているという形で総括的な判断をさせていただきまして、あすまた月例経済報告を申し上げるべく今作業を進めているところですが、基調としては先月とほぼ同じ形の御報告にな...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) 公共投資や住宅建設、いわゆる政策需要が引っ張っている現在の景気回復の状態というのは先生おっしゃるとおりでございます。  これを民需主導に転換できるかということがかぎになっているわけでありますけれども、これはもう今の状態の中で、金融緩和の基調、そして為替...全文を見る
05月15日第136回国会 参議院 本会議 第17号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 規制緩和の経済効果についてのお尋ねでございますが、規制緩和は、企業の自由な創意工夫を引き出すことによって新規事業を創出し、また、内外価格差の是正、縮小等を通じて新たな需要を生み、雇用を増大させるものと認識しております。これまでの規制緩和においても、情報通...全文を見る
05月21日第136回国会 衆議院 本会議 第26号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 私に対する御質問は四点ありました。  最初に、加藤さんの喚問問題についてお答えをいたします。  我が党は、この問題を金融関連法案審議のための前提条件とは考えておりません。御理解をいただきたいと思います。  次に、低金利政策についてのお尋ねであります...全文を見る
05月24日第136回国会 衆議院 本会議 第28号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 野田議員の御質問は、党の立場での私に対する御質問と受けとめさせていただきます。  まず、今回の法案には、私どもの主張の中の総理補佐官制度はあっても、総理大臣の権限強化が盛り込まれていない、それは骨抜きではないかという御指摘でございました。  私どもは...全文を見る
05月28日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○田中国務大臣 私は、平成三年から平成四年にかけて経済企画庁で政務次官をしておりました。そのときの長官は、後ろにおられるあの野田先生でありますけれども、今考えてぞっとすることがあるのですが、それは、平成四年に「生活大国五か年計画」というのが一月に宮澤総理から経済審議会に諮問がなさ...全文を見る
05月30日第136回国会 衆議院 消費者問題等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○田中国務大臣 きょうは半日、企画庁に対してさまざまな御質問をいただくことになりまして、細かいところは政府委員からお話をする、そういうこともあろうかと思いますので、お許しをいただきたいというふうに思います。  小此木委員の御質問でありますけれども、私は、現在の景気の状態、明るい...全文を見る
○田中国務大臣 私、実はその新聞を読んでおりません。私の知らない間に転換を模索しているということもないだろうと思います。読んでいると時間がかかりますので。——財政に対する依存を今までよりも薄めていくというような書きっぷりなのですか、これは。私は全部読んでいないので……(小此木委員...全文を見る
○田中国務大臣 その御質問は一番難しい質問だと私は思っております。  二正面作戦という言葉は、経済演説をするに際して私が最後に書き込んだ言葉であったのですが、この間経済企画庁で東京、大阪、名古屋の証券市場、一部、二部上場企業を網羅して調査したときに、六割までの企業が海外進出を考...全文を見る
○田中国務大臣 同じ政治家として、大変示唆に富むと言っては失礼ですが、拝聴いたしまして、司馬遼太郎先生のお話は特に感じ入ったのですけれども、私も正直言って同じような認識を持っておりまして、規制緩和も、すべてこれがいいものだ、構造改革、一〇〇%いいものだ、そういう気持ちでは私はあり...全文を見る
○田中国務大臣 また本当にもっと難しい、そういう御質問でありまして、日ごろ頭を抱えて実は考えている、そういうテーマであるのですが、これは極端にいくと鎖国するか鎖国しないかというような話にまで到達しがちな話なんですが、一つの大きな流れの中でどうやって激変を緩和してソフトランディング...全文を見る
○田中国務大臣 価格破壊と言われるものが消費者にプラス面があるということは事実ですが、そのマイナス面については、非常に多くの陳情を政治家として受けます。そういう声を聞くにつけ、不当な廉売についてきちっとしなければいけないという思いを常に持っておりまして、これは公正取引委員会の活躍...全文を見る
○田中国務大臣 内外価格差が縮小していくという傾向が見られれば見られるほど、委員がおっしゃった公共料金、いわゆる非貿易財というものがまだまだ縮小度が小さいという思いを強くしております。今回の調査でも私はそれを痛感しまして、公共料金の価格差を縮小していくということが非常に大きな課題...全文を見る
○田中国務大臣 大変厳しい御質問ですが、これはもう委員もよくよく御承知のとおりだと思うのですが、経済企画庁、政府の経済見通しは単に民間の経済見通しと多少趣旨の違うところがある、やはりそこに政策努力の決意あるいは目標というものも加味されての数字であると私は理解しておりますので、単に...全文を見る
○田中国務大臣 その部分だけお読みになると随分過激な言い方だと思って今お聞きしたのですが、前後があろうかと思います。  秋の財政出動云々ということについて私がやるべきだということを言っていないのは事実であります。いろいろなところで言っておりません。  これについては幾つかの理...全文を見る
○田中国務大臣 平成九年度の概算要求基準については、今後検討を行っていく事柄でありまして、何ら具体的なことは決定されていないものと認識しておるところですが、小林次官の発言について、私はそれほど気にしておりませんでした。御本人にまた確認したのですが、五月二十三日の会見の発言を指して...全文を見る
○田中国務大臣 それはこれからの、今即断する云々ということじゃなくて、このところの景気もじっくり検討して考えていかなければいけないことだというふうに思っております。基本的には大蔵省の方向について理解ができます。
○田中国務大臣 財政金融政策の専門家である委員のお話、興味深く今拝聴したのですけれども、後で、この三、四年の経済政策の展開については、実際にそれに従事した政府委員の方から詳しくお答えをさせたいと思うのですが、私は、本格回復、自律的回復というのを非常に簡単に言うと、これは民間主導に...全文を見る
○田中国務大臣 現在の金融緩和基調については、委員もよく御承知のように、景気回復にとっては非常にいい環境であるのですけれども、反面、いろいろな社会的なひずみもありますし、しわ寄せも行きます。そういうことも、政治家であれば委員も私も真剣に考えなきゃいけないことであろうかと思います。...全文を見る
○田中国務大臣 規制緩和の経済効果については私は大変強い関心を持っていまして、プラス面、マイナス面、特にプラス面の効果はどれほどあるのかと、各項目別に勉強してみろというようなことも事務当局に指示したりいろいろしているのですが、なかなかこれは困難で難しいのですね。具体的な数字として...全文を見る
○田中国務大臣 障害者雇用のことにつきましては、新しい経済計画、昨年末に決定した経済計画でも述べているところであります。具体的には、障害者雇用促進法により定められました障害者雇用率がすべての企業において達成されるように事業主を指導していくことや、障害者雇用に関する相談、援助の充実...全文を見る
○田中国務大臣 岡崎先生の御趣旨に私は大体賛同でございます。また、前向きに検討させていただきたい、そんなふうに思います。  公共事業のことに触れられましたけれども、しっかりした評価システム、チェックシステムというものを整備していかなければいけない、そんなふうに思っております。
○田中国務大臣 実は私の不得意な分野でありまして、よく御承知の上でお聞きいただいているのだと思うのですが、ただ私は、個人的なことですが、家族七人で男一人であります。いつも悩まされて生きているのですけれども、男と女の違い、基本的な違いを感ずることは私はないのです。  ただ、これは...全文を見る
○田中国務大臣 アンペイドワークについては、私どもの清水政務次官が非常に熱心に関心を持ち取り組んでおられまして、私にも、ぜひ企画庁で世界で一番最初に調査研究しろ、そういうことを強く連日のように言いまして、話を聞きまして、私もそれはいいことだというふうに思いまして、企画庁の中で直ち...全文を見る
○田中国務大臣 武村さんは、その論文をお書きになるときに最初に私に相談しました。それから、草稿の段階でも何度も私に見せてくれまして、私も意見を申し上げました。その出す時期に対するタイミングも私なりにいろいろ申し上げました、いいか悪いかということも含めて。  内容についても、私が...全文を見る
○田中国務大臣 私は教育には非常に強い関心を持っているのですが、教育について余り語ったことはありません、いろいろな新聞であるとか雑誌であるとか、そういうことも含めて。それは、非常に難しい問題であるし、自分でまだ納得できるいろいろな方向性とか結論を見出していないから、安易に語らない...全文を見る
○田中国務大臣 私も積寒地の選出ですから、その問題についてはずっと一年生のときから自分で陳情もしたことがあります。それでなかなかそういうことにならないのは御承知のとおりなんですが、恐らくそちらを立てればこちらが立たないというようなことがいろいろあるのだろうと思います。同じ気持ちは...全文を見る
○田中国務大臣 一人の政治家として申し上げると、これは委員と同じで、消費税をアップしたくない、できることならやめたいというのが正直なところであります。  しかし、そういうことで国が運営できるわけではありませんので、これは目をつぶってでもお願いしなきゃいけない、やむを得ないことだ...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど申し上げましたように、消費税の税率アップというのは、私ども好んでとりたくないことであります。しかし、それと同時に、景気が足踏みを続けたり、もう一度大変な事態になるということになれば、これはもうある意味ではそれ以上という局面もあり得るわけですから、景気の回復に...全文を見る
○田中国務大臣 矢島先生御承知のように、私ども経済企画庁は許認可の権限を持たないという、そういう意味では特別の官庁であります。日常の仕事の中でいつも思うのは、民間の知恵とか発想というものをある意味では大変必要としている役所でもあるというふうに思います。そういう意味で、民間から私ど...全文を見る
05月31日第136回国会 衆議院 決算委員会第三分科会 第2号
議事録を見る
○田中国務大臣 平成四年度及び平成五年度における経済企画庁の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、平成四年度の当初歳出予算額は四百十七億八千五百二十万円余でありましたが、予算補正修正減少額七千八十九万円余、予算移しかえ減少額六億二千九百十万円余を減少いた...全文を見る
○田中国務大臣 嶋崎先生仰せのとおり、金融特の答弁と重なってしまいまして、大変申しわけなく思っております。  今、御意見は承りました。後で審議内容については政務次官の報告を受けまして、当庁としても真剣に取り組んでまいりたい、このように思っております。  どうも申しわけありませ...全文を見る
06月06日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第10号
議事録を見る
○田中国務大臣 そういう御指示を国会の方からいただいたということで参りました。
06月11日第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第3号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 今、副総理からもお答えありましたように、基本的に国会が決めて対処することだというふうに承知をしております。衆議院においても、参考人招致は衆議院において決められ、それに従って審議がなされたものというふうに思っております。
06月13日第136回国会 衆議院 決算委員会 第5号
議事録を見る
○田中国務大臣 関係の省庁と連絡をとりまして、改善に努めてまいりたいと思います。
06月14日第136回国会 衆議院 商工委員会 第13号
議事録を見る
○田中国務大臣 今回の税制改革がマクロ経済にどういう影響を与えるかということにつきまして、平成六年の十月に経済企画庁で試算したものがありますので、御紹介いたします。  所得税減税を平成八年度まで先行実施して消費税率を五%に引き上げた場合には、税制改革を行わなかった場合と比べ、消...全文を見る
06月14日第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第6号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) バブルの崩壊がもたらした経済的な影響、特に悪影響ということになると二面性があるというふうに私は思っております。  一つは直接的なもの、もう一つは間接的なものと言ってもいいと思うんですが、バブル崩壊後の経済の最も顕著な特徴ということになりますと、土地や株...全文を見る
06月17日第136回国会 参議院 金融問題等に関する特別委員会 第7号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) この委員会でも問題になっておりますように、バブルの発生、形成、崩壊過程における政策判断の問題、私もよく考えてみるんですが、その時々の内閣が精いっぱい努力して、また真剣な判断をしてきたわけですが、結果としてやはり間違っていたと言わざるを得ない。これは、一つ...全文を見る
07月18日第136回国会 衆議院 金融問題等に関する特別委員会 第12号
議事録を見る
○田中国務大臣 最初に鮫島さんがおっしゃった、規制を撤廃して自由な市場をつくっていく、その中にいろいろな意味での混乱があるということ、これはもうある意味では避けられないことだというふうに思います。これは、自己責任という原則を一人一人が体得すること自体大変なことで、そういう意味では...全文を見る
○田中国務大臣 先ほど銀行局長の答弁にも、いろいろなものを検討した上で、やはり自己資本比率というものが客観性が非常に高い、そういう答弁がありまして、検討の上そういう結論が出たということを私は先ほど聞いていたわけですが、いずれにしても、行政の恣意的な判断を排除していく、そして金融シ...全文を見る
07月23日第136回国会 参議院 決算委員会 閉会後第2号
議事録を見る
○国務大臣(田中秀征君) 先ほど専門家の先生から、景気対策、経済政策における財政政策、これについて二つの環境変化がある。一つは財政が危機的状態にあるということ。これは、財政が危機的な状況にあるから余り財政に頼ることができない、こういうことだと思います。もう一つは、景気がよくなりつ...全文を見る
○国務大臣(田中秀征君) これからの景気動向を判断する場合、設備投資とともに個人消費の動向というのは、先生おっしゃるとおり本当に大事な要素だというふうに思っております。  個人消費は、消費者の動向も含めて大変難しい要素がいろいろ加わってきておりまして、お話にはありませんでしたけ...全文を見る