田中昭一

たなかしょういち



当選回数回

田中昭一の1991年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月14日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○田中(昭)委員 新しい郵政大臣、初めてでございますけれども、まずは郵政大臣御就任をお喜び申し上げたいと思いますし、今後の御健闘をお祈り申し上げたいと思います。どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。  そこで、きょう私が逓信委員会で質問に立つ、こういうことでいろいろ御助言...全文を見る
○田中(昭)委員 お互いに一日も早く平和が訪れるように努力をし合いたいということだけ確認をさせていただきたいと思います。  そこで第二に、今も申し上げましたけれども、中東沿岸の戦争というのは空爆から地上戦に移行しつつありまして、ますます長期化の様相を呈しているんじゃないかな、そ...全文を見る
○田中(昭)委員 わかりました。問題が生じないようにさらなる努力をお願いをしておきたいと思います。  基本的な三つ目の問題ですが、これは先ほども川崎先生ですか御質問になったと思いますけれども、郵政大臣に就任をされたわけでございますが、所管業務と言われるいわゆる情報化社会の中にお...全文を見る
○田中(昭)委員 わかりました。  それで、各論について御質問申し上げたいと思いますが、まず、電気通信行政に関連をして幾つか見解をお聞きをしたいと思います。  その前提といたしまして、電気通信格差是正事業と、それから電気通信基盤充実事業の推進について御提案が先ほどございました...全文を見る
○田中(昭)委員 それでは、この問題はまた別途議論をする機会があると思いますから、次に進ましていただきたいと思います。  次に、国際協調とかあるいは国際協力の積極的な展開について御提案がございます。  最近、湾岸戦争に関連をする議論において、日本国として何らかの国際的な役割を...全文を見る
○田中(昭)委員 今後さらにこういう問題について具体的な対応をお願いを申し上げておきたいと思います。  次に、NTTの事業に関連をして四点ほど考え方をお聞きをしたい、こう思います。  その第一は、昨年の三月、電気通信審議会の答申を受けまして決定をされた電電会社法附則第二条に基...全文を見る
○田中(昭)委員 フォローアップ特別部会ですが、設置をされて数度にわたって議論がされておる、こういう御答弁でございますが、フォローアップ特別部会から郵政省に対して何らかの提言とかそういうものが既になされておるのかどうなのか、その点についてお聞きをしたいと思います。
○田中(昭)委員 四点目の講ずるべき措置総体の進捗状況なんですが、郵政当局としてはおおむねスムーズな形で進捗をしている、こういうふうに中間的には総括ができるというふうに受けとめていいのかどうなのか、この点をお尋ねをしたいと思います。
○田中(昭)委員 この中で移動体通信について、一両年内を目途にNTTから分離をして完全民営化をする、こういうことがあるわけです。「日経コミュニケーション」の二月四日号、これは森本局長のインタビュー記事が載せられておりまし て、私読ませていただいたわけですけれども、これらを含めま...全文を見る
○田中(昭)委員 時間が余りございませんので三つ目の見解をお聞きをしたいと思います。  それは、公衆回線と専用線の接続、いわゆる公—専接続の問題ですが、御承知のとおりこの問題というのはNTTが民営化、移行する際に、現行のこの料金体系のもとではNTT事業の経営に支障を来す、こうい...全文を見る
○田中(昭)委員 最後の四点目でございますけれども、今日社会問題化しているダイヤルQ2、いわゆる電話の情報料回収代行サービスについて、少し見解をお聞きしたいと思います。  この問題は新聞でもいろいろ取り上げられておりますように、番組内容に例えばわいせつ的なものなどが非常に多いと...全文を見る
○田中(昭)委員 倫理審査委員会の先ほど言った権能であるとか、これだけ社会問題化しているわけです。倫理審査委員会もつくったと言っているわけですが、結局一つもまだチェックされてないという問題などを考えた場合、倫理審査委員会の権能であるとかそういう問題などについてやはりもう少しきちん...全文を見る
○田中(昭)委員 あと郵政三事業について若干質問したいと思っておりましたけれども、時間が参りましたので、これで終わります。  ありがとうございました。
03月06日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○田中(昭)委員 具体的にこの基盤法の中身に入る前に一つだけ、二月十四日に大臣の所信表明に対する質疑を行いました。  この中で、電気通信事業の今後の発展に関連をいたしまして、私は、今後高度情報化社会の中における移動体通信の役割というものが極めて重要になる、こういう立場から、移動...全文を見る
○田中(昭)委員 まあ言いたいことも若干ございますけれども、今の大臣なり局長の答弁を受けとめまして、私を含めまして国民の皆さんの期待に沿うようなそういう委員会にするように努力をしていただきたい、こういうふうに思います。  次に、電気通信施設の整備なりあるいは特定専門技術者の育成...全文を見る
○田中(昭)委員 そういう基本的な立場に立って少し高度情報化基盤整備事業という枠の中で質問をさせていただきたいのですが、高度情報化基盤整備事業においてその柱となるといいますか、あるいは具体的な集約点といいますか、それは一つは通信網のディジタル化だと思います。もう一つは、これも究極...全文を見る
○田中(昭)委員 今の議論との関連ですが、国内においてそういう競争原理を働かせながら、お互いに競争し合いながら、基盤整備をしながら電気通信事業をやっていく、こういう状況だと思うのですが、高度情報化基盤整備の最終的な目標といいますか、集約点といいますか、そういう言い方がいいかどうか...全文を見る
○田中(昭)委員 今、ある面ではハードの面について、今後の高度情報化社会に向けての基本的な考え方をお聞きしたわけです。  それで、これは電気通信事業法の場合でも、冒頭の第一条にその目的として「国民の利便」であるとか「公共の福祉」というものが明記されているわけですし、また、例えば...全文を見る
○田中(昭)委員 今、私の質問に対しまして大臣の御答弁をいただきましたので、前段の基本的な立場についてはさらに御努力いただきたいと思いますし、私たちもそういう立場で、これは非常に矛盾のある問題でありまして、難しい問題がありまして、現実的に地域間格差、サービスの断層というのは非常に...全文を見る
○田中(昭)委員 それでは、もう少しございますけれどもちょっと中途半端になりましたので……。  いずれにいたしましても、高度情報化社会というのは我々が考えている以上に今後速いテンポで進んでいくのじゃないかな、こういうふうに思います。その中においては、先ほど申し上げましたように、...全文を見る
○田中(昭)委員 終わります。ありがとうございました。
03月11日第120回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第1号
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○田中(昭)分科員 今の小森委員の質問に引き続きまして、人権問題、差別の問題を中心にいたしまして、特にきょうは郵政大臣でございますから、議論になっておりますパケット通信の問題などを含めまして御質問をいたしたいと思います。  まず、郵政大臣とは逓信委員会では議論を交わしております...全文を見る
○田中(昭)分科員 時間の関係もございますけれども、大臣、私が申し上げましたように差別の問題というのは十分に克服されていない。これは啓発の面でもあるいはハードと言われる問題についてもいろいろ不十分さが残っておる。したがって、そういう意味では、抽象的じゃなくて具体的に政府としてもさ...全文を見る
○田中(昭)分科員 それじゃ現状認識としては変わりはない、そういう積極的な政府としての努力も必要である、こういうことについては確認をして次に進ませていただきたいと思いますが、これはよろしいですね。
○田中(昭)分科員 時間がございませんから次に進みますが、私が申し上げていることと大臣が答弁されていることについてはそんなに大きな食い違いがないということを前提にして申し上げたいと思います。  第二点は、これも先ほど議論になったわけですけれども、パケット通信による差別事件が惹起...全文を見る
○田中(昭)分科員 先ほども提起がありましたように、あの種のパケット通信による差別事件というのは、これはもう常識では考えられない極めて重要な問題である、こういうふうに認識できるのじゃないかと思います。したがって、昨年の四月二十六日の予算分科会におきましても、当時の深谷郵政大臣は「...全文を見る
○田中(昭)分科員 犯人の追跡ができるかできないのかという問題は一応おきまして、例えばパケット通信、あるいはアマチュア無線でもいいですけれども、あのパケット通信事件で打ち出されたような常識で考えられないような差別のいろいろな問題点が今出てきたとした場合、犯人が捕まるか捕まらないか...全文を見る
○田中(昭)分科員 時間がございませんので先へ進みますけれども、昨年の議論の中で深谷郵政大臣は、電波法改正の問題について、「差別用語の使用も含めて、基本的人権にかかわる通信内容に関して電波法令上で禁止する規定を設けるということは、極めて重大な問題である」というふうな答弁をされてお...全文を見る
○田中(昭)分科員 今局長言われたように、基本的には通信の内容には立ち入れない、しかし法律の根拠があればこれは別だということを申し上げた、その例として御指摘のような百八条、これはわいせつに関する問題、それから百六条、他人の利便とか損害に関する問題、これはもう御承知のとおり、このよ...全文を見る
○田中(昭)分科員 難しい問題。郵政省の場合は、例えばわいせつの問題、これは刑法で法的根拠があるから電波法でと、こうなっているわけです。ですから、去年の議論を受けて、あの問題が大変な問題だ、差別の問題、人権の問題で大変な問題だ、そういう認識に立つならば、刑法の中に法的根拠をつくる...全文を見る
○田中(昭)分科員 時間がありませんから舌足らずになりますけれども、郵政省という、あるいは法務省というのかなにか知りませんけれども、組織の縦割りという関係で、郵政省としては問題意識を持ったとしても法的根拠が刑法の中にないからだめなんだというところでとまるのじゃなくて、これが大変な...全文を見る
○田中(昭)分科員 時間が来ましたのでやめますが、私は非常に不満足であります。したがって、この問題については改めてまた逓信委員会などで議論したい、こう思っております。  終わります。
03月12日第120回国会 衆議院 予算委員会第四分科会 第2号
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○田中(昭)分科員 私は、今非常に社会的な問題になっております水俣病の問題につきまして、厚生省の御見解をお聞きをする立場で質問を申し上げたいと思います。  実はきょう、司法の側からの要請がございまして、和解の場に被害者の考え方を提起をしてほしい、こういうことで、本日、裁判所に被...全文を見る
○田中(昭)分科員 先ほど水俣病問題の実態については簡単に申し上げたわけですが、時間がありませんので詳しく申し上げませんけれども、今答弁がございました。厚生大臣としては、この水俣病の解決については一体どうすればいいのか、どういう御見解をお持ちなのか、これをお聞きしたいと思います。
○田中(昭)分科員 先ほど申し上げましたように、食品衛生法などを含めての法的な問題、いわゆる一般的に言われる責任論についてはここで私は議論しても仕方がないと思います、時間がありません。それをおきますけれども、しかし、現に水俣病問題については三十五年間解決をしてない、実態は非常に悲...全文を見る
○田中(昭)分科員 この食品衛生法の適用の問題、厚生省の国家賠償責任の問題は、先ほどから何回も言うように、きょうはちょっとおきます。  ただ私は、先ほどから言っているように、現に患者が何千名とおるわけです。年をとられて水俣病で苦しんでいるわけです。生活にも苦しんでいるわけです。...全文を見る
○田中(昭)分科員 国の責任の問題ですけれども、それでは、それはどこでシロクロをつけたい と思っているんですか。これはやはり裁判の判決を待つという態度ですか。これをはっきりしてください。
○田中(昭)分科員 その判決が出された場合に、国が納得できない判決が出る可能性がこの場合非常に強い。それに従いますか。控訴、上告しませんか。これをはっきりしてください。
○田中(昭)分科員 局長が言われる裁判所というのはどこの裁判所ですか。日本の裁判所ですか、アメリカの裁判所ですか。
○田中(昭)分科員 先ほど申し上げましたけれども、東京地裁、熊本地裁、福岡地裁、京都地裁、福岡高裁、皆さんが判決をいただきたいと言っている裁判所が長い間かかっていろんな証人調べ、証拠調べをやった結果として、これは裁判でシロクロをつけるということはもう不可能だ、これをやれば水俣病の...全文を見る
○田中(昭)分科員 全く納得ができません。しかし、質問の時間が終わったそうですから、これで終わります。ありがとうございました。
03月13日第120回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第3号
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○田中(昭)分科員 大変お疲れだと思いますけれども、私は、水俣病の問題について環境庁の御見解をぜひいただきたい、こういう立場で質問させていただきたいと思います。  前任者の北川長官、山内局長、最終的にきちんと合意はできませんでしたけれども、しかし水俣病問題の解決のためにそれなり...全文を見る
○田中(昭)分科員 環境庁が平成四年に向けてやろうとしている施策についても私はよく存じております。それから中公審に対して答申を求めている点についても理解をいたしております。しかし、今水俣病問題というのは発生以来三十五年を経過して解決がつかずに、その間、例えば、もう亡くなられました...全文を見る
○田中(昭)分科員 部長言われる、判決をいただいてという発言なんですね。きのうも厚生省の方もそういう発言がございました。私は矛盾だと思っているわけですね。なぜかといいますと、判決を出すのは裁判所、司法の側ですよ。司法の側が判決を出せば従うと言いますけれども、一審判決で従いますか。...全文を見る
○田中(昭)分科員 中公審などを全く私は無視する気持ちはありません。中公審のメンバーはだれが選んだのですか。今国家賠償責任を問われておる国の側が選んでいるわけですよ。内容が出されない前に断定するのはいけないことでしょうけれども、これではやはり私は解決は不可能だと思います。  で...全文を見る
○田中(昭)分科員 それは水俣病問題については解決ができないということに通じるのですよ。このことをきちんと受けとめてほしいと思います。 時間もございませんけれども、先ほど行政として筋を通すんだ、こういう意味のことを言われました。環境庁としては再三そういう態度を明らかにしていますが...全文を見る
○田中(昭)分科員 判決が出れば従うというその論拠は、水俣病は解決できないことにつながるということだけははっきり申し上げておきたいと思うのです。  時間もございませんから、私は、いろいろこういう問題で紛争状態、なかなか解決がつかない、解決のめどもつかない場合に一体どういう対応を...全文を見る
○田中(昭)分科員 時間が参りましたので終わりますけれども、大きな節目にある、環境庁としても積極的に対応してほしいということだけ申し上げまして、終わりたいと思います。  ありがとうございました。
03月15日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第7号
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○田中(昭)委員 きょうは時間も少ないわけで、触れまいかと実は思ったわけですけれども、昨年、私は、このNHKの予算、事業計画の問題について、この逓信委員会で初めて質問をいたしました。その内容はたくさんあったわけですが、いわゆるこのNHKというのは公共放送でありますから、受信料で、...全文を見る
○田中(昭)委員 きょうは時間もありませんので、これ以上申し上げませんけれども、やはり受信料の収入というのが公共放送NHKの基本になるものでありますから、さらなる努力をされるように強く要請をしておきたいと思います。  次に、郵政省にお尋ねをしたいのですけれども、昨日、一昨日の新...全文を見る
○田中(昭)委員 先般の移動体の問題の際の議論もそうでありますけれども、新聞であれだけ具体的に報道されながら、今の御報告というのは私は極めて不満であります。しかし、きょうは時間がございませんから、これは非常に公共放送NHKにとっては重要な問題になってくるんじゃないかな、こういうふ...全文を見る
○田中(昭)委員 NHKの考え方をお聞きをしたいと思います。     〔委員長退席、前田(武)委員長代理着席〕
○田中(昭)委員 経営委員会というのは協会の基本的な方針その他の業務の運営に関する重要事項を決定をする権限と責任がある、こうなっているわけで、したがって経営委員会が決めたことを執行部がそれを忠実に実践をするというのが経営の基本になっているわけで、執行部の言いなりになる経営委員会で...全文を見る
○田中(昭)委員 時間が来てしまったわけですが、例えばMICOの問題についても今御答弁をいただいたわけですが、共存共栄で日本の放送を国民に対してやっていく。民放とNHKがこの問題で対立をしておるという状況ですから国民の皆さんは大変な不信を持つ、こういうことだと思いますよ。ですから...全文を見る
04月17日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○田中(昭)委員 郵便貯金法の一部を改正する法律案でございますが、賛成の立場で、また私も郵便貯金の利用者でございまして、その一員として、今後郵便貯金がさらに充実発展をしてもらわなければ困る、こういう立場を前提にいたしまして、今日の郵便貯金をめぐる情勢などについて幾つかお聞きをした...全文を見る
○田中(昭)委員 大臣がおっしゃられる決意などについてはよく理解ができます。そこで今の問題を、これは少し抽象論ではなくて具体的な問題としてお聞きをしてみたいと思います。  郵便貯金の小口自由金利商品、いわゆるMMCポスト導入に伴うコスト負担という問題について、これも私、ある資料...全文を見る
○田中(昭)委員 具体的な御説明がございましたので、ひとまず安心をいたしました。  そういう意味からさらに努力をしなければいけないと思いますけれども、もう一つ、そういう意味でそういう厳しい状況の中で、やはり郵便貯金を国民のものにしていくという努力をしていく、こういう問題について...全文を見る
○田中(昭)委員 時間もございませんが、今いろいろお聞きをいたしましたけれども、事業は拡大をしていくわけでありまして、これもまた必要なことなんですが、そうしますと官業だからといって民業と違うということだけではいけないわけで、経営の合理化の問題とかあるいは適正化、省力化などという問...全文を見る
○田中(昭)委員 それじゃ時間も参りましたので、いろいろ御質問さしていただきましたけれども、国民のための郵便貯金事業がさらに発展をすることができますように郵政当局の御努力を切にお願いをいたしまして、終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。
04月24日第120回国会 衆議院 逓信委員会 第10号
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○田中(昭)委員 大変お疲れだと思いますが、数点について御見解をお聞きいたしたいと思います。  私はベテランでございませんで新人ですから、そういう立場から、きょうはNHKの六十一年度から六十三年度の決算を行う、こういうことでございます。これは放送法の第四十条の三項に基づいてやる...全文を見る
○田中(昭)委員 これ以上申し上げませんけれども、それはそれなりに国会運営の事情もあったことについては、私も理解をいたしたいと思います。しかし、先ほど申し上げましたように、私は、やはり国会の議論などというのは、どこから見ても国民の皆さんが納得するような、そういうものに向かって努力...全文を見る
○田中(昭)委員 そこで、今の御答弁を踏まえましてお聞きをしたいのですが、これはもう御承知のように、視聴者にとりましては受信料の値上げという問題については非常に関心が高いわけです。平成二年度に受信料値上げを行ったわけで、その他いろいろと協会としても御努力をされておられまして、五カ...全文を見る
○田中(昭)委員 NHKは、放送法で公共放送としての使命を帯びているわけです。ですから商業化の問題などについて、いろいろ批判も出てくるということだと思います。  そこでお尋ねしたいのは、受信料を中心にしてNHKの経営というのは今後も維持をされていく、こういうことはもう当然だと思...全文を見る
○田中(昭)委員 わかりました。  それで、先ほどもこれは議論があったのですけれども、六十一年度から六十三年度のNHKの予算あるいは事業計画を決定するに当たって、附帯決議というのがなされておる。これは大体毎年おおむね同じようなことでございまして、大体六項目ぐらいに分けられると思...全文を見る
○田中(昭)委員 時間がございませんので、さらなる受信料の収納業務についての御努力を強く要請をしておきたいと思います。  次に、これも簡単に申し上げたいと思うのですが、いわゆる国際化社会だと言われておりまして、大国日本としても国際的な貢献をやらなければいけない、積極的にやらなけ...全文を見る
○田中(昭)委員 放送衛星の問題についてお聞きをしたいと思っていたのですが、時間が参りました。前段に御質問された各先生の御意見などもございますので、当面の対応策について最善の努力をしていただくということ、それから今後衛星放送というのはやはりNHKの経営の中心になるものですから、今...全文を見る
09月04日第121回国会 衆議院 逓信委員会 第1号
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○田中(昭)委員 八番目になりますと二番せんじも随分あると思いますけれども、私は、きょうの議題からしましてNHK問題に絞りまして、大きく分けて二点について御質問いたしたいと思います。  先ほどからも御議論がございますように、今日、日本の知的企業の最たるNHKが名誉も権威も失墜し...全文を見る
○田中(昭)委員 一点目の問題は、副会長がそう言われるわけですから、ここできちんと確認しておきたいと思います。再びあれは間違いであったということのないことを私は念じておきたいと思います。  それから二点目の問題は、これは会長がそう言われるわけですから、会長の今後の手腕に期待をし...全文を見る
○田中(昭)委員 時間がありませんから、これはこれできょうは承っておきたいと思います。  次は、島前会長、いろいろ力を入れた仕事をされているわけで、一面では評価をされつつ一面では多くの批判も出ている、これが実態だと思います。マスコミ報道によりますと、今度の新会長は拡大経営路線と...全文を見る
○田中(昭)委員 時間がございませんので、もう一つお聞きをしたいと思います。  これも議論になりましたけれども、GNN、いわゆるグローバル・ニュース・ネットワークの問題ですが、これは打ち上げ失敗の前々日ですか、四月十六日、ラスベガスのNAB総会でこの構想を島前会長が演説をされて...全文を見る
○田中(昭)委員 今後はあり得ないということですが、これは間違っておった、こういうことはやるべきではない、こういうふうに受けとめていいのですか。あれだけの計画が、逓信委員会などで仰々しく五カ年計画だとか年度の事業計画だとか、大臣まで出てきていろいろ議論する、そういう中で全然触れら...全文を見る
○田中(昭)委員 これは大変遺憾なことだと思います。冒頭申し上げましたようにNHKの独走的な体質、それからワンマン的な体質、そういうところに起因すると思います。本当にけしからぬことだと私は思います。したがって、新会長を言われるように、今後そういうことのないように、やはり開かれた公...全文を見る
09月17日第121回国会 衆議院 環境委員会 第2号
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○田中(昭)委員 私は、今いろいろな面で問題になっております水俣病の問題に焦点を絞りまして、環境庁、厚生省の皆さんに御意見をいただきたいと思っております。  まず環境庁長官にお尋ねをいたしますが、今月の初めにある民間放送で「ドキュメント91「くやしか本当にくやしか・三十五年目の...全文を見る
○田中(昭)委員 私は、あの中で、水俣病の認定を訴え続けながらついに死亡されたあの被害者をよく知っております。昨年も国会で、頑張ってくださいと握手をされました。  今、水俣病というのは御承知のとおりでございまして、世界にまれに見る大公害、そしてこれは企業による許されない犯罪であ...全文を見る
○田中(昭)委員 そういうことをずっと表向きに言い続けてこられているわけであります。後ほど御紹介もしたいと思いますが、環境庁歴代の長官の中ではそういうお考えでなかった方もおられると思います。しかし、表向きにはそういう極めて形式的な発想の中で、先ほど申し上げましたように三十数年未解...全文を見る
○田中(昭)委員 回答になっていませんよ、部長。判決を求めている相手は司法ですよ。司法の側が、この問題については、判決を求めるという国の姿勢、これではいつまでたっても解決はつかない、こう言っているわけなんですよ。これは矛盾じゃないですか。矛盾でしょう、これは。  部長は、私予算...全文を見る
○田中(昭)委員 これだけ世論がこの水俣病問題に関心を持ち、後ほど紹介したいと思いますけれども、一社を除いて日本の有数な各新聞社が社説でこの問題を取り上げたことはいまだかつてなかったのじゃないかと私は思うのですね。そういう意味では、今部長が言われるような答弁については、本当に私は...全文を見る
○田中(昭)委員 私たちと環境庁が違うのはどこかといいますと、私たちは何としてもこの水俣病問題をめぐる紛争状態、そしてこの悲惨な水俣病被害者の今日の状態を何としても解決をしなければならない、こういうスタンス、立場ですよ。これを世論すべてが、今挙げて支持をしている。国のスタンスとい...全文を見る
○田中(昭)委員 長官、私は、訴訟やら和解によるそういう解決でなくて解決ができればそれが一番いいと思います。率直に申しまして、先ほども言ったとおり、病像論についても責任論についても私たちは一定の見解を持っております。それは翻すつもりはないのです、心の中では。原告の方もそうだと思い...全文を見る