田中昭一

たなかしょういち



当選回数回

田中昭一の1992年の発言一覧

開催日 会議名 発言
02月27日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
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○田中(昭)委員 私は、厚生委員会の質問は初めてでございますが、かねがね厚生大臣を頂点に、厚生行政、日本の福祉の充実などについて御努力をされておることに、まず冒頭、心から敬意を表したいと思います。  いろいろ厚生行政について申し上げたいこともございますが、きょうは私は、緊急な課...全文を見る
○田中(昭)委員 責任の問題が今大臣から言われたわけです。私もこういう問題の解決については、責任というものは非常に重要だと思っております。しかし、これだけ長期間、三十数年争われて、こじれにこじれた紛争問題をどう解決するか、そういう新しい発想の転換を図る時期だというふうに認識をする...全文を見る
○田中(昭)委員 私は、国が中に入って行司役をとれ、こう言っているんじゃないんです。そうじゃないんです。大臣もおっしゃるように、国と被害者の方々、原告、裁判に訴える方は原告ですが、国と被害者との間に意見の対立点があるわけです。責任論にしても病像論にしても、その具体的な中身について...全文を見る
○田中(昭)委員 環境庁が中公審の答申に基づいて総合対策を実施をされる、医療手当であるとか 医療費の支払いについて。そして、これは十億何ぼの予算、国費は半分、五億ちょっとですか、それはそれで結構だと思うのです。やってもらわなければいけないと思っているわけです。しかし、それだけで...全文を見る
○田中(昭)委員 さっきも申し上げたのですけれども、大臣、判決は東京地裁の判決だけじゃないのですよ、これは。そうでしょう。熊本地裁の判決も出ているわけです。これは国も県も国家賠償責任あるという判決が出ているのですよ。これは今控訴して上級審に行っているわけだ。東京地裁は正反対の判決...全文を見る
○田中(昭)委員 環境庁がやる総合施策というのは、先般の中公審答申に基づいてなされるあの施策でしょう、医療手当とか医療費。これだけで解決つかないんですよ、局長。解決つかないから言っておるわけですよ。だから総合対策というならば、それで解決がつかなければいけないわけですよ。解決つかな...全文を見る
○田中(昭)委員 難しいならどういう方法で解決を図ろうとしているのか。生きているうちに救済をして何とか解決を図ろうという気持ちがあるのかないのか、ここを聞いておきましょう。
○田中(昭)委員 世論はこの問題についてどういう見解に立っておられるのか、これは大臣、御承知ですか。二月七日に東京判決が出されました。二月八日の新聞は一斉に社説でこの問題を取り上げておるわけです。  ちょっと紹介しますと、「判決は国への免罪符ではない」、これは熊本日日新聞。「水...全文を見る
02月27日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第2号
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○田中(昭)委員 私は、午前中はほかの委員会がございまして逓信委員会の議論を聞いておりませんが、昨日も郵政大臣の所信表明について付言がございました。まあそういう意味では郵政大臣の決意などについて受けとめておるつもりでございますけれども、しかし、三、四日前、地元の郵政職員の集会、こ...全文を見る
○田中(昭)委員 郵政大臣の強い決意として受けとめておきたいと思います。  私は、以下、一昨日の郵政大臣の所信に対する幾つかの点について質問をさせていただきたいと思います。  まずその第一は、所信の中の電気通信行政の第一点で提起をされている「電波利用料制度の創設」について少し...全文を見る
○田中(昭)委員 よくわかりましたが、先ほど申し上げましたように、いろいろ問題提起がされている団体などとのコミュニケーションなどについて十分配慮をいただきたいと思います。私も代議士の端くれでありまして、地方六団体などというのは非常に弱い立場でございますから、その点も御理解をいただ...全文を見る
○田中(昭)委員 よくわかりましたが、この協会と郵政省との関係は一体どういう関係になっていますか、ここのところをもう少し。
○田中(昭)委員 わかりました。  では、次に参ります。  「電気通信市場の活性化」について、私は、大臣の所信表明について少しわからない点もございますから、まず三点お聞きをしたいと思います。  「電気通信制度の改革以降これはNTTの民営化などを指しておると思うのですが、「活...全文を見る
○田中(昭)委員 余り時間がないのですが、いろいろ議論したいこともございますが、二つ、それでは御意見をいただきたいと思います。  一つは、NTTとNCCの競合に関連をしまして、今も大臣若干お触れになったわけですが、結局NTTは会社法であまねく公平なサービスを提供する義務がござい...全文を見る
○田中(昭)委員 時間が参りましたから終わりますが、森本局長の意見、反論したいところも若干ございますけれども、大臣は政治家としてそつのない御答弁だったと思います。いずれにしても、目的は一致するだろうという立場で、今後機会がございましたら改めてまたコミュニケーションを図るようにした...全文を見る
03月05日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第3号
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○田中(昭)委員 きょうの議題であります通信・放送衛星機構の一部改正と有線テレビジョン放送に関連をする臨時措置法の二つの法案について、私どもは原則的におおむね賛成の立場でございます。したがって、この二つの法案の中身などについてより十分に理解をし、解釈の相違などがないように若干質問...全文を見る
○田中(昭)委員 関連してお聞きをしたいのですが、今回機構の追加業務としまして大綱三つ追加されているようであります。高度通信・放送研究開発の実施、特定研究開発基盤施設に対する出資、それから海外からの研究者の招聘、大きく分けましてこの三つを第二十八条の本業務として追加をする、こうい...全文を見る
○田中(昭)委員 考え方としてはわかりました。  これは第一問目の質問と関連があるわけですけれども、今回のこの機構法の改正によりまして機構の業務として追加されておるのは、通信・放送技術の水準の著しい向上に寄与する先導的な研究開発を実施をする、基礎研究から応用への橋渡しを図る、そ...全文を見る
○田中(昭)委員 そうしますと、今の答弁を整理をさせていただきますと、民間などでは、これは費用の関係などもありまして、実用化に結びつかないものの研究というのはなかなか進まない。それから、総合研究所など官のやる、国のやるといいますか、の場合にはむしろ逆で、これは基礎的な、余り実用化...全文を見る
○田中(昭)委員 機構の名称が、いわゆる衛星中心の業務、その衛星というのが名称から消えてしまう。で、新たに今後極めて重要な通信・放送技術開発などが入ってきた、こういう状況だと思うのですね。それで、冒頭の質問で申し上げましたように、質が少し変わってくるというふうに理解をしていいかと...全文を見る
○田中(昭)委員 それでは、これはまた別途いろいろお聞きをする機会があると思いますし、時間もございませんので、次にCATVに関する臨時措置法の関連について少しお聞きしたいと思います。  今日のCATVの現状でありますが、再放送は別にいたしまして、自主放送を行っているCATVです...全文を見る
○田中(昭)委員 わからないこともないのですが、こういう多メディア・多チャンネル時代におけるCATVのメリットといいますか、金をかけてもCATVがもっと積極的に発展するように努力する、こう言われるわけですが、その費用の面を含めまして、あるいは国民の皆さんのニーズを含めましてCAT...全文を見る
○田中(昭)委員 時間が参りましたので、最後に、今回提案の臨時措置法の第三条で、郵政大臣がいわゆる番組充実事業の内容などについても基本的な指針を定める、こういうふうに明記されているわけです。まず番組を作成する、この事業に対して指針を作成して提起をするということなんですが、指針作成...全文を見る
○田中(昭)委員 時間が来ましたからこれで終わります。ありがとうございました。
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第1号
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○田中(昭)分科員 大変困難な問題を抱える農政に懸命に努力をされている大臣を初め関係者の皆さんにまず敬意を表したいと思います。  私は、農政から若干外れる点もあると思いますけれども、しかし、農水省としても国家賠償責任を問われている水俣病の問題について農林大臣の御所見をぜひ伺いた...全文を見る
○田中(昭)分科員 漁業法であるとか水産資源保護法、これの規制権限の不行使だという国家賠償責任の問題、いわゆる責任論ですね。私は、責任論とか医学的にもなかなか解明が難しいと言われる病像論の問題について、ここで農林大臣と議論をするつもりは実は全くないわけです。今大臣は恐らく東京地裁...全文を見る
○田中(昭)分科員 今御答弁があったわけです。これは全く筋論なんですね。その筋論だけで解決がつくかつかないかという問題について私は考えてほしいと言っておるわけです。  それで、先ほど大臣も言われましたように、確かに二月七日の東京地裁の判決では、これは国に国家賠償責任ないと言われ...全文を見る
○田中(昭)分科員 全然答弁になってないじゃないですか。熊本地裁の判決には従わない、控訴する。東京地裁の判決が出た、それにも全く耳をかそうとしない。東京地裁の判決は自分たちの言っていることが認められたとみんな言っておるじゃないですか、環境庁も皆さん方も。さっきも言われたじゃないで...全文を見る
○田中(昭)分科員 今御答弁されたのは、結局裁判で結論が出なければどうにもならないということを言われているわけですね。そうでしょう。ということは、先ほどから言っているように、裁判所すらそれはもう困難だということを言っているわけです。ですから、国に国家賠償責任がないと言う東京地裁で...全文を見る
○田中(昭)分科員 もう時間も余りないのですが、大臣に最後に少しお聞きをしたいのです。  さっきも申し上げましたように、六月にブラジルで地球サミットがございます。富澤首相も出席されるとお聞きをいたしておりますし、それから竹下元総理大臣も行かれる。この会議の中では、先進国日本に対...全文を見る
○田中(昭)分科員 私は、ぜひ関係閣僚会議の中で、地球サミット、六月までの間に一定の方向性が出されますように、心から期待をいたしたいと思います。  終わります。ありがとうございました。
03月11日第123回国会 衆議院 予算委員会第六分科会 第1号
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○田中(昭)分科員 通産大臣を初め関係各位の皆さん方が通産行政に積極的に取り組まれていることに、まず冒頭敬意を表したいと思います。  私は熊本県の出身でございまして、熊本県といえば水俣病と言われております。水俣病が発生いたしまして三十数年間を経ておりまして、県において、あるいは...全文を見る
○田中(昭)分科員 御決意は本当にありがたく思っております。三十数年間の中で現地視察をされた大臣、長官もたくさんおられます。もう時間がありませんから一つ一つ申し上げませんけれども、三木武夫環境庁長官、石原慎太郎環境庁長官、北川環境庁長官、大石武一環境庁長官、その前は園田直厚生大臣...全文を見る
○田中(昭)分科員 ですからお聞きをしたいのですが、それではどういう解決の方法があるのかということなのです。法的にと言われますけれども、今審議官が言われることをきちんとしようとすれば、最終的に最高裁の判決を待つ以外にないわけですね。だから、最高裁まで行って国に国家賠償責任があるの...全文を見る
○田中(昭)分科員 よくわかっているのです。だから平成四年度で十億二千万の予算も提起されておりまして、そういう意味では国がいろいろな施策をやっておられることも承知をいたしておりますし、今までも県も国もいろいろ努力をされてきた。しかし、なおかつ三十数年紛争状態がずっと続いているわけ...全文を見る
○田中(昭)分科員 和解の打ち切りは間違いだと思いますけれども、控訴は、熊本地裁の場合も控訴して福岡高裁に行っていますし、東京地裁も今度は原告の方から控訴した、こういう状況です。だから、先ほどから言っているように、それは控訴する権利があるわけですからそれをやるなとは言わないわけだ...全文を見る
○田中(昭)分科員 時間が参りましたから終わりますが、大臣、もう一度今日的な水俣病の情勢を認識をしていただきまして、関係閣僚会議で、何とか早期解決を図らなければいけない、こういう議論を行っていただきたい。私は厚生大臣にもお願いをしたい、午後農水大臣にもお願いをしたい、環境庁長官に...全文を見る
03月12日第123回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
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○田中(昭)分科員 長官も私がここに立ては何を言うのか大体おわかりだと思いますけれども、三十数年を経ましてなお解決ができずに多量の訴訟が起こされて紛争の状態が続いております水俣病問題につきまして、環境庁がいろいろと御苦労されておる、総合対策などについても力を入れて、今平成四年度の...全文を見る
○田中(昭)分科員 総合対策は、もうこれは私が言うまでもなく、医療手当、医療費の全額負担などを含めまして、これは環境庁の御努力である、私は実はこう思っております。しかし東京地裁の判決でも、恐らく十一章の真ん中ごろに書いてあったと思いますけれども、この総合対策、行政施策だけではこの...全文を見る
○田中(昭)分科員 長官が言われることが全くわからぬということじゃないんですね。司法の判断を求める、これはもう私そのと、おりだと思うのです。その司法の判断の中身が、正規の判決以外は司法の判断といいますか司法の考え方として認められないか。私は司法の判断として判決を行うということにな...全文を見る
○田中(昭)分科員 環境保健部長と議論するときには、私はいつもやはりお役人的な発想だと思いますね。これだけやってやるんだからこれで我慢しろという発想では、紛争というのは解決しないんですよ。紛争というのは、相手との関係では同等同列の立場に立って紛争を解決するという立場に立たなければ...全文を見る
○田中(昭)分科員 それは長官、違うんじゃないですか。総合対策だけでは解決つかないという論理の追及の中で、最終的に、和解による解決を提起をした新盛委員の意見を真摯に受けとめる、私は、そういうふうに理解をしたからあの場は収拾された、こう思っております。まあしかし、時間がありませんか...全文を見る
○田中(昭)分科員 もう時間がありませんが、ほかの大臣の皆さんは、この問題について、いろいろ提起もある、それから代表質問での提起もある、予算委員会での提起もある、各分科会、委員会の提起もあるので、関係閣僚会議で改めて議論をすることについてやぶさかでない、こういう答弁をいただいてお...全文を見る
○田中(昭)分科員 終わります。ありがとうございました。
03月26日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
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○田中(昭)委員 私は、時間も少ないわけですが、二点について見解をお聞きをしたいと思います。  まず第一は、きょうもこのようにして平成四年度の事業計画、予算などについて議論をしているわけですが、事業計画策定のあり方などにつきましてやや疑問を持っておりますので、この点についてお聞...全文を見る
○田中(昭)委員 言われることは、私はよくわかるんです。そのとおりだと私も思っているわけです。しかし、そうなってないから聞いておるんです。例えばGNN構想などというのは大変私は世界的に大きな計画だと思いますよ。そうじゃないんですか。これくらいの大きな計画も、事業計画では出す必要も...全文を見る
○田中(昭)委員 よくわからないのですね。よくわからないのですよ。しかし、きょうは時間がありませんから、今後こういう疑惑を持たれるようなこと、先ほど言ったように、我々も事業計画、経営計画などの議論に参加をする立場、国民の皆さんとの関係では、やはり一定の責任があると思いますよ。ここ...全文を見る
○田中(昭)委員 今後の新会長のもとでの御努力を強く求めておきたいと思います。  時間もございませんが、二つ目は、私はNHKは公共放送でありまして、よりよい公共放送を充実するために一層の努力をしてほしい、こういうふうに強く申し上げたいわけですね。  NHKというのは我が国にお...全文を見る
○田中(昭)委員 NHKの今後の御努力を心から念願いたしまして、終わりたいと思います。ありがとうございました。
04月10日第123回国会 衆議院 厚生委員会 第6号
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○田中(昭)委員 私は、昨年議論になりました廃掃法の議論にも参加をいたしておりませんし、処理場の反対運動など笛を吹いた経験はたくさんございますけれども、ミクロのこれらの問題について、法的な問題などについてまだまだ勉強不足でございますから、そういう意味では少し素人っぽい質問になるか...全文を見る
○田中(昭)委員 今申し上げましたように、いわゆる廃棄物問題に取り組む大きな一つの柱である、廃棄物をなるべく出さない、抑える、減量化に努力をする、リサイクル、こういうものが私は廃掃法の改正の大きな一つの柱であった、こういうふうに思うわけですね。この点について政府として具体的な指導...全文を見る
○田中(昭)委員 二、三日前にテレビでも放映がありましたし、それから新聞でも幾つか取り上げられておりますし、それから私どもに業界からの陳情もあっているわけですが、鉄くずの暴落が非常に社会的に問題になっておるわけで、この点について現状認識なり今後の状況をどう見ておるのか、こういう点...全文を見る
○田中(昭)委員 望ましいということだけじゃなくて、積極的な対応を特にお願いをしてまいりたい思います。  それから三点目。もう一つ、廃棄物をなるべく出さないとか減量に努力するとかリサイクル等、こういうことを重視することは廃棄物問題解決の重要なかぎになる、こういう認識はそうだと思...全文を見る
○田中(昭)委員 今、廃棄物問題に取り組む二つの柱について、今後の基本的な取り組みの考え方などについてお聞きをしたわけです。今も申し上げましたように、廃棄物問題に取り組む基本的な柱は、廃棄物をなるべく出さない、少なくする、それからもう一つは適正な処理施設の確保を図る、この二つを調...全文を見る
○田中(昭)委員 そこで私は、次に責任の問題を少しお聞きをしたいと思っているわけです。  産業廃棄物の処理について、今部長が答えられましたように、公にも今後の努力が極めで必要だと思います。これは当然であります。しかし、産業廃棄物というのは、事業者責任によって適切に処理をするとい...全文を見る
○田中(昭)委員 言われることと現実が随分ギャップがあるというふうに私は受けとめておるわけですが、しかし、新しく廃掃法が改正になりまして、今回の新しい法案を含めまして今部長が言われるようなことで今後さらに努力をする、こういうことですから、この点については、そういう私が提起をしたよ...全文を見る
○田中(昭)委員 先ほど指摘を申し上げたとおりでございまして、したがって、廃掃法改正に基づく特別管理産業廃棄物のマニフェストシステムが、今後有効に機能するという立場で積極的な御努力をいただくと同時に、一般的な指導に基づくマニフェストのシステムについても徹底をし、その中で住民がこれ...全文を見る
○田中(昭)委員 今御答弁がございましたように、私、形式的な配置でなくて、これを実質的に強化をするということは極めて重要だろうと思いますから、御答弁のように、今後この制度をさらに強化、指導をされるように特にお願いを申し上げておきたいと思います。  時間がございませんので、あと法...全文を見る
○田中(昭)委員 特に三点目に申し上げました住民とのコミュニケーションの関係ですね。都道府県とか市町村の意見を聞くという場合に、都道府県なり市町村が住民とのコミュニケーションを十分図る、これはこの問題だけじゃなくて、いろいろ出てくるわけです。法律上は都道府県の意見を聞くとか市町村...全文を見る
04月14日第123回国会 衆議院 本会議 第18号
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○田中昭一君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま提案されました電波法の一部を改正する法律案につきまして、宮澤総理並びに渡辺郵政大臣に具体的な提案を申し上げながら、幾つかの問題について質問をいたしたいと思います。  総理、今、毎日放送されているテレビ、ラジオに...全文を見る
05月13日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第8号
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○田中(昭)委員 日本電信電話株式会社法等の一部を改正する法律案について、私どもは、この法改正についてはおおむね賛成の立場でございますけれども、なお改正の趣旨あるいはNTT、KDDを取り巻く当面の環境などについて若干の質問をさせていただきたいと思っております。  まず第一に、私...全文を見る
○田中(昭)委員 先ほども申し上げましたように、会社法制定の際、外資規制を行う理由として、いろいろお聞きしたわけですけれども、私の記憶では五つぐらいあったのじゃないかと思っております。  その一つは、NTTが電電公社の業務あるいは通信ネットワーク、設備、人員、そういうものすべて...全文を見る
○田中(昭)委員 NTTはいかがですか。
○田中(昭)委員 今回の外資規制の緩和では、株の保有限度は二〇%、五分の一、こういうことになっているわけです。電気通信事業法によりますと、NTTなどを除く第一種電気通信事業者の場合は、外資規制の比率は三分の一、こういうふうになっていると思います。この第一種電気通信事業者の外資規制...全文を見る
○田中(昭)委員 言われることはよくわかっておるつもりですが、三分の一と五分の一という場合にどこがどう違ってくるのですかね、これは。株の多い、少ないだけですか。何か法的に、例えば商法との関係などで何か問題点がある、こういうことになるのですか。理解をしてないわけではないのですけれど...全文を見る
○田中(昭)委員 よくわかるのですが、ではもう一つのサイドからお聞きをしたいのです。  NTT、KDDの外資規制のあり方について電気通信審議会から答申が出されているわけです。その中で、規制緩和については、今議論になっております外資の比率と外国人の役員就任の制限によってNTT、K...全文を見る
○田中(昭)委員 わかりました。  それでは、次の状況を少しお聞きしたいのですが、ガット・ウルグアイ・ラウンドに関連する問題です。  いろいろマスコミ情報などによりますと、アメリカが関税貿易一般協定、いわゆるガットの事務局に対して、日本、韓国、ECを含めた十二カ国を対象として...全文を見る
○田中(昭)委員 今アメリカからの要求の点について郵政大臣からの御見解をいただいたわけですが、逆の立場といいますか、電気通信事業の国際化ということの中で、今回「電気通信事業における国際化の進展にかんがみこということで、このことを主要な要因にして外資規制の緩和を行 う、こういう提...全文を見る
○田中(昭)委員 時間がありませんからこれでやめますが、郵政大臣とNTTの児島社長の意見はきっちり合ったというふうに理解をいたしますので、今後も積極的な御検討をお願いしておきたいと思います。  次に、エクイティーファイナンスの改正が二つ 目にございます。NTTが円滑にエクイテ...全文を見る
○田中(昭)委員 わかりました。  あと、株の点についてもう一つお聞きをしたいのですが、NTTの株式千五百六十万株については、NTT法第四条二項に基づいて三分の一以上に当たる五百二十万株は政府が保有することになっているわけですね。売却可能な株は千四十万株で、既に市中に五百四十万...全文を見る
○田中(昭)委員 もう少しお聞きしたいことがございますが、時間が参っておりますので、最後の質問を申し上げたいと思います。  株にかかわりまして、私は株は全く素人でございますが、半値八掛け二割引ということがあるそうで、バブルの崩壊でこういうのがほかにもたくさんありますけれども、N...全文を見る
○田中(昭)委員 法改正の趣旨に基づきまして、NTT並びにKDDの御健闘をお願い申し上げまして、終わります。ありがとうございました。
05月20日第123回国会 衆議院 逓信委員会 第9号
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○田中(昭)委員 この今回新設をされる電波利用料の問題については、相当何回もレクチャーなども行っておりまして大方理解をしたつもりですけれども、大切な問題ですからさらに考え方などについて幾つかお尋ねをしてまいりたい、こう思っております。  まず、この電波利用料が制定をされますと幾...全文を見る
○田中(昭)委員 そこで、今御回答がございました電波利用料の算定の方法で、今後徴収されて財源ができるわけですけれども、二番目にこの利用料収入金の使途、使い方について少しお聞きをしたいのですが、提案ではこの電波利用共益費用の財源として、一つは電波監視体制の整備、二つ目は総合的電波監...全文を見る
○田中(昭)委員 例えば、今回電波利用料を徴収をして行おうとしておる総合的な電波監理システムあるいは電波監視の体制を充実をする、こういうものも郵政省の電波行政予算、一般会計で賄ってもこれは全然おかしくないわけですね。今回この周波数逼迫の問題は、当初は利用料を徴収してそれからやろう...全文を見る
○田中(昭)委員 郵政省がそうおっしゃるわけですからぜひ頑張っていただきたいと思います。  そういう収入金によって今後監理システムなり監視システムが充実をしてくると思います。総合的な電波監理システムを整備する、これは相当金額が高いようです。それから電波監視システムを整備をする、...全文を見る
○田中(昭)委員 先ほどちょっと触れましたけれども、一般会計で今後は対応される周波数逼迫への対応は。これは、電波需要というのはますます増大をするわけで、周波数の移行であるとか周波数資源の開発というのは非常に重要な業務になってくるだろう、こう思うのですが、電波有効利用計画をつくって...全文を見る
○田中(昭)委員 次に、これもレクチャーの段階でおおむね解明をいただいたわけですが、再度、もう少しすきっとしたい立場でお聞きをしたいのですが、電波利用料の未徴収及び減免措置についてです。  一つは、今回の電波利用料について国の関係省庁からは徴収しないということになっているわけで...全文を見る
○田中(昭)委員 時間もありませんが、電波行政などに取り組む基本的な姿勢について本会議でも問題提起をいたしました。電波の利用のための電波行政というのは、今後の高度情報化社会を支える柱でもあって、極めて重要な役割を担っていると認識をしているわけです。しかし、先ほども少し皮肉めいて申...全文を見る
○田中(昭)委員 大臣の力強い御決意がございましたので、御健闘を期待をしたいと思います。  あと少し時間がございますが、今後の電波行政のあり方といいますか、検討課題といいますか、そういうものについて若干の御見解もいただきたいと思うのです。  今日、電波利用を含めまして電気通信...全文を見る
○田中(昭)委員 終わります。ありがとうございました。